JPH10502269A - 尿失禁防止装置及び失禁防止法 - Google Patents

尿失禁防止装置及び失禁防止法

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JPH10502269A
JPH10502269A JP8503423A JP50342396A JPH10502269A JP H10502269 A JPH10502269 A JP H10502269A JP 8503423 A JP8503423 A JP 8503423A JP 50342396 A JP50342396 A JP 50342396A JP H10502269 A JPH10502269 A JP H10502269A
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ジョン ジー. サイモン
ミッチェル マックスフィールド−バール
ポール ディー. マックローリン
レオー シー. フェリス
シャレード ジョシー
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ウロメッド コーポレーション
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    • A61F2/0004Closure means for urethra or rectum, i.e. anti-incontinence devices or support slings against pelvic prolapse
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Abstract

(57)【要約】 この発明は尿失禁を防止する為の装置に関するものであり、該装置は、アプリケーター(4)とエラストマーボディー(2)を含んでいる。アプリケーター(4)は、ヒトの尿道内にエラストマーボディー(2)を配置するために適用され、エラストマーボディー(2)を保持するための支持部(10)と、尿道内にエラストマーボディー(2)を配置させるための操縦部(12)を含んでいる。尿道プラグ装置(300)は、その上面に粘着層(311)が備えられ付属物(307)と定義したアンカー部材(307)を有し、該粘着層(311)はアンカー部材を尿道口の周縁組織に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】 尿失禁防止装置及び失禁防止法 発明の背景 (1)発明の属する分野 本発明は発泡製(foam)若しくはエラストマー製(elastomer)の閉塞装置(o cclusion devices)に関し、より詳細には、使い捨てタイプの発泡製若しくはエ ラストマー製本体、言い換えると、ヒト尿道内に装着するためのアプリケーター 、及び望まない排尿(尿失禁)を防止する方法に関するものである。 (2)従来技術の説明 尿失禁(urinary stress oncontinence)とは、膀胱内圧力が、尿道の閉塞状 態を維持するために必要な尿道閉塞圧(urinary closure pressure)の限界を越 え、無意識に排尿することと定義する。尿失禁に関する問題は、男性及び女性に 発生するが、妊娠可能期及びそれ以上の年齢のご婦人にとって、特に慢性的であ ると苦渋の種である。 不随意性を問題にして使用される失禁防止方法が数多く存在する。膀胱頸部懸 垂固定術(bladder neck suspending surgery)は、膀胱を懸垂固定することに より膀胱の頸部を整復(reduce)するものであり、特に若年患者に対する尿失禁 治療方法の一である。しかし、費用がかかるにも拘らず、かかる外科的治療に関 連した様々な危険性がある。外科的治療は、ある患者さんにとって医学的観点か らまたは他の理由で推奨されていないし、中程度の尿失禁患者さんにとって適切 な解決法ではない。 外科的に矯正する他の方法として、尿失禁を問題にして開発された装置類があ る。これら装置類の多くは埋め込みのために手術を必要とする。そして、これら 外科的に埋め込まれた装置には、2つの異なった種類がある。非操縦式装置と操 縦式装置である。 非操縦式装置のうちの一が、米国特許第4,019,499号に記載されてお り、この装置は不定量の液体を充填したカプセルである。このカプセルは、支持 組織と尿道との間に外科的に埋め込まれ、尿道の閉塞力に影響を及ぼす。 同様に、非操縦式装置の埋め込みが、米国特許第3,789,828号に記載 されている。この装置は、繊維の内方向の成長を保助すべく、前記装置から延び る紐を有しており、カプセルの機械的安定性を提供する。この装置に関連する問 題の一は、尿漏洩の危険性である。尿漏洩に関する問題に加えて、この装置は医 師による埋め込みが難しく、そして、回収期間と患者さんの患部における調整と を要求する。さらに、装置が尿失禁を調節するという不自然な方法であるため、 結果的には、様々な組織に障害が起きる。 他の外科的に埋め込みされる装置は、操縦式装置である。これらの装置は、装 着者に対して、尿道の周りの組織中に埋め込みされた用手介操作要素を介して当 該装置動作の選択的な制御能力を提供する。米国特許第4,428,365号及 び米国特許第4,846,748号のそれぞれに、付属チューブと鼓張バルブ( inflatation bulb)とを備えた膨張性(inflatable)のチェンバーをもつ留置装 置が開示されている。装着者は、膨張性要素(inflatable element)により、単 に前記バルブを包む組織を圧搾することにより、尿道上の圧力を用手介的に調節 できる。しかしながら、これらの装置は、しばしば、周辺組織の肥厚化と瘢痕化 を起こし、その有効性について疑問視されている。そして、非操縦式装置による と同様、外科的な埋め込みが厄介(cumbersome)である。留置装置の特性が非操 縦式であれ操縦式であれ、外科的に埋め込まれた留置装置に関連する更なる有害 反応は、痂皮形成、刺激性、及び感染性である。 外科的埋め込みを要求しないある種の留置装置が、先行技術として公知である 。 これらの装置は、医師により尿道口から挿入される。装着者は、この装置を介し て排尿できる。かかる装置の例は、米国特許第4,850,963号に開示され ており、医師が尿道を介して膀胱内に挿入する強磁性体の塊である。該強磁性体 の塊は、膀胱と尿道の連結部に留置され、そして、膀胱排尿をさせるべく、移動 される。この移動は、装着者の胴体(body)を横断する磁気力を発する磁石の相 対位置によって行われる。しかしながら、前記強磁性体の塊が磁石のもつ磁気が 到達する領域以外の領域に滞まると、当該装置は操作不能となる。このタイプの 留置装置の他の例は、米国特許第4,457,299号に、プレストレストカプ セル(pre-stressed capsule)として開示されている。該プレストレストカプセ ルは、医師により、尿道下部内側に挿入され、不随意的圧力よりも若干高圧のプ レストレス圧にセットされる。尿圧が前記カプセルのプレストレス圧を越えた時 、このカプセルは脱形(deform)し、尿は当該装置の周りから流れることができ る。しかし、この装置は、膀胱内に向く該装置の移動を防止するための態様を持 っていない。 米国特許第4,553,533号に、尿道内に配置され膀胱内に錨着固定され る人工尿道活約筋用バルブが記載されている。患者さんはバルサルバ操作(vals alva maneuver)の手段のよって自分の膀胱圧(bladder pressure)を増加し、 前記バルブが活性化するまでこの圧力を保持する。すると、尿は、前記バルブを 介してこのバルブがその閉止位置に回帰するまで、通過する(排泄される)。こ の装置は、極めて複雑であり、高価であり、製造が困難であり、そして、使用時 に不快感がある。 医師が挿入する他の装置が、米国特許第3,797,478号に開示されてい る。この装置は、挿入後、液体の注入によって膨張させる伸展自在の頸輪をもっ ているものである。この装置の脱着を望む時、膨張させた頸輪は破裂若しくは鋸 びきされる。したがって、装着者の体内に液体が放出される。この装置は使い勝 手が悪いにも拘らず、脱着する際、注入した液体に放出に関連した感染の危険性 がある。 類似するものとして、米国特許第3,841,304号に、医師により尿道内 に挿入され、ついで、尿流を妨害すべく膨張せしめるプラグが開示されている。 この装置は、長期間、体内に放置できる。 この装置は、挿入した後は、膀胱排尿をさせるべく、尿道内での再配置をする だけでよい。かかる装置によると、装着者は感染を起こし易い。その理由は、微 生物が、再配置している間又は留置している間に、尿道内に入るからである。さ らに、重大な事柄は、プラグを脱抜する時、すなわち、別体のワイヤーを尿道内 に挿入する時に起きる。尿道内に留置するこれらの装置は、しばしば装着者にと って煩わしく、そして、しばしば、痂皮形成、刺激、及び感染のごとき多数の合 併症の原因となる。 さらにまた、先行技術として、装着者によって尿道内に挿入できる装置がある 。かかる装置は排尿によって排除され、そして、その後、膀胱排尿が完了すると 、尿道内に備えられる。かかる装置の例は、ソリッドタイプの尿道プラグであり 、該尿道プラグは、”ジェイ. ウロロジー”、44巻、第1100頁(199 0年)に、「女性の完全尿失禁(Genuine Urinary Stress Incontinence)に対 する新規治療実施法」と題するニールセン カート ケイ.らの論文に記載され ている。 この装置は、軟質シャフトに添って配置された1又は2個の固形球と、この軟 質シャフトの端部に配置された軟質薄板を含んでいる。前記固形球のうち第一番 目の球は、尿道が最大閉塞圧を示す位置の上流部に配置される。この位置は、尿 管括約筋の位置に対応する。2個の固形球のうち第二番目の球は、膀胱頸部の中 心部に配置され、尿道の尿流量と圧力伝達を低減する補助として使用され、その 結果、尿管括約筋を操作できる。装着者が膀胱排尿を望む際、前記プラグが脱抜 され、排尿が起き、そして、新しいプラグが挿入される。このプラグに関係する 一問題は、着用者の装置を作製する前に、他の治療法と同様に処置する3つの尿 管閉塞圧力プロファイルを持たなければならないことである。この装置に関係す るさらなる問題は、装着の困難性、これに関係する固定能力の欠如、不十分な錨 着固定を含むことであり、不十分な錨着固定なるがゆえに、尿管で前記薄板によ る保持が不十分となり、装置が膀胱内に移動したり、対外に排出されることにな る。加えて、前記固形球の寸法形状及び硬さによる、挿入脱抜に関連した不快感 がある。そして、この固形球の寸法形状及び硬さは、挿入脱抜中には、一定の径 に保持されている。 他の「脱抜−排除(remove-to-void)」型の装置が、米国特許第5,090, 424号に開示されている。この装置は快適な尿道プラグを含んでいる。該プラ グの本体はくぼみ(cavity)を形成し、このくぼみはチェックバルブを介して他 のくぼみに連通している。それ故、液体(尿)は、尿道内のくぼみの中に向けて 汲み上げられ、装置の密着性(custom fit)を提供する。この装置は、液体若し くはゲルを拡散するものとして信頼の高い他の多くのものと同様、尿の保持を維 持するための液体が漏れないバルブとして信頼が極めて高い。バルブに故障が起 きると、直ちに排尿が起きる。また、クラグ破烈(rupture)が起き、装着者の 体内に向けた液体の溢流のチャンスがある。 先行技術として、尿道に挿入することを要求しないある種の外用装置がある。 体外に溢流した尿を集中及び吸収すべく、尿吸収パッド(pads)が開発されてい る。かかるパッドは一定の位置を保持することが難しく、そしてしばしば溢流を 阻止することに対してその有効性に欠ける。かかる問題を論じた外用装置の例は 、米国特許第5,074,855号にて開示された尿吸収パッドがある。この装 置は、前庭部にパッドを確保すべく、密着使用されるが、関連する多くの欠点が ある。尿道を尿で塞ぎ、装着者に不快感を起こさせることは、その中の一である 。加えて、かかる装置の構造と機能からみて、尿流に対する尿道抵抗に全く関与 していない。それ以上に、このようなパッドは外用の織成品としてのみデザイン されているから、例え密着して装着したとしてもこのパッドと密接する下着との 関係で摩擦が与えられるから、一日の運動及び活動の過程で移動するという問題 がある。かかる移動は、事故及び溢流の可能性を増加させる。尿道口をこのパッ ドで塞ぎ尿吸収させるという試みであるが、尿道口は生理的にはブロックされて いない。したがって、装着者は、不快感を感じ易く、溢流し易い。その構造と組 成を示したこの装置は、尿道内、膀胱頸部、若しくは膀胱内には温度勾配及び水 分 レベルのような内部環境条件があり、かかる場所で使用するとその生理条件が相 違することとなるため、有益に使用できない。 先行技術に関連した前述の問題を観点にすると、容易に操縦でき、脱抜−排除 でき、留置できる尿道プラグ部材(assembly)であって、高揚された保持及びシ ール能をもち、そしてさらにこの部材を配置すること及び挿入することを容易に する案内要素をもつ尿道プラグ部材が、尿失禁で悩むヒトに望まれていた。 発明の開示 本発明の目的は、従って、尿失禁を防止用部材であって、尿道を閉塞するため に膨張(expandable)できる防止部材を提供することである。 さらなる目的は、尿閉鎖を効果的にすべく適当に膨張するボディーを有すると ともに、該ボディーを尿道内に好適に配置するためのアプリケーターを有する部 材を提供することである。 本発明のさらなる目的は、上述した前記部材を使用して、望まない排尿(失禁 )を防止するための方法を提供することである。 叙上及び他の目的とともに後述されているように、本発明の態様は、尿失禁を 防止するための部材の提供であり、該部材は、男性尿道若しくは女性尿道内に発 泡体製又はエラストマー製ボディーを配置するためのアプリケーターを含んでい る。このアプリケーターは、発泡体製又はエラストマー製ボディーを保持する支 持部と、前記ボディーを少なくともアプリケーター部分から分離させる操縦部と を含んでいる。前記部材はさらにアプリケーター支持部をマウントする発泡体製 又はエラストマー製物質からなる別体のボディーを含む発泡体製又はエラストマ ー製のボディーを含んでいる。 本発明の他の態様に従えば、尿失禁を防止するための部材(assembly)が提供 されており、この部材は、男性尿道内若しくは女性尿道内に、発泡体製ボディー を配置するためのアプリケーターを含み、該アプリケーターは、発泡体製若しく はエラストマー製ボディーを保持する支持部と、第一末端内の殻体開口に配置し たプランジャーを含む操縦部と、を含んでいる。 前記支持部は、第一末端に筒状殻体の開口を含み、そして、第二末端はスリッ トを除く閉塞端を有しており、よって、前記殻体の内部圧に呼応してオープンす るように係合する。前記プランジャーは、このプランジャーの第一末端が発泡体 製のボディーに取付けされ、そして第二末端に頭をもっている。この部材は、殻 体内でマウントされた発泡体製若しくはエラストマー製の伸展する別体(materi al)を含む、発泡体製若しくはエラストマー製ボディーを、さらに含むものであ る。前記アプリケータープランジャーは殻体内で動かせるようになっており、前 記殻体第二末端を介して発泡体製若しくはエラストマー製のボディーが付勢され 、アプリケーター殻体より発泡体製若しくはエラストマー製ボディーを開放させ ることができる。 本発明の他の態様に従えば、尿失禁を防止するための部材が提供されており、 この部材は、男性尿道内若しくは女性尿道内に発泡体製のボディーを配置するた めのアプリケーターを含んでいる。該アプリケーターは、発泡体製若しくはエラ ストマー製ボディーを保持する支持部と、殻体の第一末端の開口に配置されたプ ランジャーを含む操縦部と、を含んでいる。 前記支持部は、第一末端に筒状殻体の開口を含み、バルーン状の形態に形成さ れた膨張可能な第二末端を有している。前記プランジャーは、このプランジャー 部の第一末端が発泡体製若しくはエラストマー製のボディーに取付けされ、そし てその第二末端には頭をもつ。この部材は、殻体内に配置され殻体の閉塞端(第 二末端)から移動する発泡体製若しくはエラストマー製の別体(material)を含 む、発泡体製若しくはエラストマー製ボディーを、さらに含むものである。 前記アプリケータープランジャーは殻体内で動かせるようになっており、前記 殻体の第二末端である閉塞端に向け発泡体製若しくはエラストマー製のボディー が殻体を介して付勢され、第二末端を後述するバルーン状の形態に膨張させるこ とができる。 本発明のさらなる他の態様に従えば、尿失禁を防止するための部材が提供され ており、この部材は、男性尿道内若しくは女性尿道内に発泡体製ボディーを配置 するためのアプリケーターを含んでいる。該アプリケーターは、発泡体製若しく はエラストマー製の別体を保持する支持部と、突起を固定したグリップ部を含む 操縦部と、を含んでおり、前記突起は支持部に設けられている。 この部材は、前記アプリケーターの支持部に設けられた突起を受け入れる穴( bore)を内部にもった発泡体製若しくはエラストマー製の別体(material)を含 む、発泡体製若しくはエラストマー製のボディーを、さらに含むものであり、該 発泡体製若しくはエラストマー製のボディーは、前記突起を実質的に覆うように 配置され広げられる。この突起は、発泡体製若しくはエラストマー製のボディー から取り外しでき、前記アプリケーターより、前記発泡体製若しくはエラストマ ー製のボディーが分離される。 本発明のさらなる他の態様に従えば、尿失禁を防止するための尿道プラグ部材 が提供されており、この部材は、隙間を定義しそしてその上に粘着手段若しくは 他のシーリング手段を有するアンカー部材(abchoring member)を含み、該粘着 性若しくは他のシーリング手段は、尿道口の周縁組織にアンカー部材を、しっか りと閉じシールする。アンカー部材の隙間は、尿道内に尿道プラグ(又はカテー テルのごとき他の部材)を収容し、保持することができ、これにより、尿道、膀 胱頸部若しくは膀胱壁とぴったりとシールが形成され、尿の流れがブロックされ る。 前記プラグ部材は、尿失禁を阻止すべく尿道を閉鎖するに充分な径をもつ発泡 体製若しくはエラストマー製のボディーを含んでいる。それはシャフト様部材を 含む。代わりに、プラグ部材は形状変化能を持つ部材を含むかもしれない。かか るプラグ部材に一は、外部シリンジから流体を受取りするための管腔(lumen) を定義し、そして液膨張性バルーンに流体を配送する部材を含むかも知れない。 この流体は、液状若しくはゲル状、又は気体であるかもしれない。このようなプ ラグは、前記バルーンが非膨張状態のまま挿入される。挿入されると、シリンジ を介して流体を前記管腔内に導き入れることができ、ここから、前記バルーンを 膨張させそして膨らませるべく、バルブを介して移送される。装着者の尿道、膀 胱頸部又は膀胱は、これにより、閉塞される。 プラグ部材の他のタイプのものは、同軸状に配置されそして尿道の開口を介し て挿入及び除去することを約束できる径を有するものであって、尿道、膀胱頸部 、又は膀胱内で尿の流れをブロックすべく、膨らんでより大径となる、機械的に 膨張するボディー及びこれと共に動作するインナー部材を含んでいる。前記より 大径は、前記インナー部材の機械的配置によって達成され、その結果、前記ボデ ィーの形態変化をもたらす。この形態変化は、外表面の膨張原因となり、これに より、尿道、膀胱頸部、又は膀胱の壁にプラグ部材をシールする。 一方、前記プラグ部材は、例えば体温、水分又はpHのような、生理状態にさ らされた時に膨張する条件をもった「条件反射式膨張部材(condition-responsi ve expandable member)」を含むかもしれない。この条件反射式膨張部材を膨張 条件下に適用すると、装着者自ら当該プラグを動すことなく自動的に動かせすこ とができる。 上述した各プラグ部材には、尿の流れをブロックすべく機能するプラグ部材の 部分は、当該プラグ自体であり、そして、尿道口に配置され固定すべく寄与する プラグ部材の部分はアンカー部材(ancjoring member)である。このアンカー部 材と当該プラグの遠位端(distal end)と関係するタブ(tab)のどちらかが尿 道口に配置され、その結果、当該プラグ部材が膀胱内に移動することを阻止でき る ようになっている。膀胱排尿するため、プラグ部材のみが除去され、アンカー部 材は尿道内に留置されたままである。プラグの除去は、紐を引張ることにより、 又は例えば当該プラグの遠位端から延びるタブのような他の引込め手段(withdr awal)を付勢することにより、達成される。 本発明の好適な実施例には、尿道口の周縁組織に対して前記アンカー部材をし っかりと閉じシールすべく、アンカー部材の近位表面(proximal surface)に粘 着層が設けられている。このアンカー部材は、尿道口の位置において上述した尿 道プラグのいずれか一を収容することができ、そしてしっかりと閉じることがで きる。この態様及びその利点は、つぎに述べる詳細な説明から、より認識される であろう。 本発明の更なる態様に従えば、尿失禁を防止するための方法が提供されており 、この方法は、膨張可能なボデイーを固着したアプリケーターを、非膨張条件下 で提供する工程と、尿道内に前記ボディーを挿入し当該ボディーからアプリケー ターを分離すべく、前記アプリケーターを操縦して、尿道内でボディーを膨張さ せる工程と、排尿したい時に、当該ボディーから延びる付属物を引張ることによ って、尿道から膨張状態のボディーを尿道の外に引出す工程と、を含む。 本発明の叙上の及び他の態様は、各パーツの組立及び組み合せについての様々 な新規性の詳細を含め、添付した図面を参照して、より特定して記載され、クレ ームにて指摘されるであろう。本発明に用いた特定の部材及び方法は、説明のた めにのみ示されたものであり、本発明を限定するものではないことが理解できる であろう。本発明の原理及び態様は、本発明の要旨から逸脱しない範囲で、様々 なそして多種類の実施例として使用できる。 図面の簡単な説明 本発明の実施例を図示した添付の図面を参照すると、その優れた特徴及び利点 が明らかになるであろう。 図面において、 図1は、本発明の実施例の部材の一形態を説明するための正面図である。 図2は、図1に示した部材の断面図である。 図3は、図1及び図2に示した部材の分解断面図であり、アプリケーション部 から分離された発泡体製若しくはエラストマー製ボディーが示されている。 図4は、女性の尿道内に図1〜3に示した部材を挿入するために装着している 様子を示す図解である。 図5は、女性の尿道内に図1〜3に示した部材を挿入している様子を示す図解 である。 図6は、女性の尿道から、図5に示した発泡体製若しくはエラストマー製ボデ ィーを脱抜している様子を示す図解である。 図7は図5と同様であるが、男性の尿道内に図1〜3に示した部材を挿入して いる様子を示す図解である。 図8は、図1と同様、本発明の他の実施例の部材の他の一形態を説明するため の正面図である。 図9は、図2と同様、図8に示した実施例の部材の断面図である。 図10は、本発明の他の実施例の部材の他の形態を示す正面図である。 図11は、図3に示したものと同様、エラストマー製ボディーの他の実施例を 示す断面図である。 図12は、本発明のまた他の実施例の部材の他の形態を説明するための正面図 である。 図13は、図12に示した部材の断面図である。 図14は、図12及び図13に示した部材の分解断面図であり、操作部から分 離した発泡体製若しくはエラストマー製ボディー部が示されている。 図15乃至17は、女性の尿道内に、図12および図13に示した部材の装着 、 尿道内における当該部材の留置、及び尿道内から当該部材の一部分を脱抜する様 子を夫々示す図解である。 図18は、男性の尿道内に図12乃至図14に示した実施例の部材の留置及び 操作を示している点を除けば、図16と同様の図解である。 図19は、図14に同様に分解断面図であるが、他の実施例の部材が示されて いる。 図20は、図14に示されたものと同様、アプリケーター支持部の他の実施例 が示されている。 図21は、図20に示されたものと同様、他の実施例の部材を示す正面図であ る。 図22は、図21に示した部材の一部を拡大した拡大断面図である。 図23は、本発明の他の異なる実施例を図示したものであり、他の形状を有す る部材が正面図で示されている。 図24は、図23に示した部材の断面図である。 図25は、図23及び24で示した部材の断面図であり、アプリケーター部か ら分離した発泡体製若しくはエラストマー製のボディー部は正面図で示されてい る。 図26乃至28は、女性の尿道内における当該部材の留置、及び尿道内から当 該部材の一部分を除去する様子を夫々示す図解である。 図29は、男性の尿道内に、図23乃至図25に示した実施例の発泡体製若し くはエラストマー製のボディーを挿入している様子を示す図解である。 図30は、本発明の他の異なる実施例を示す断面図である。 図31は、装着後の図31に示した部材のボディー部及びアンカー部の側面図 である。 図32は、図31に示した部材のアンカー部を示す断面図である。 図33は、図30に示した部材の留置を示す図解である。 図34は、本発明のしぼんだ状態のバルーン部が示されている他の異なる実施 例を示す断面図である。 図35は、図34と同様に断面図であるが、膨張した状態のバルーン部が示さ れている。 図36は、本発明の他の異なる実施例を示す断面図であり、収縮状態の膨張部 が示されている。 図37は、図36と同様であるが、膨張状態の膨張部が示されている点で相違 する。 図38は、本発明の他の異なる実施例を示す横から見た正面図であり、伸展状 態の膨張部が示されている。 図39は、図38と同様に正面図であるが、膨張状態の膨張部が示されている 。 図40は、それぞれの尿道プラグ部材のボディー部のA−Aラインに沿った横 断面図であり、 図41は、それぞれの尿道プラグ部材のボディー部のA−Aラインに沿った横 断面図であって、該ボディー部の他の実施例のものが示されている。 本発明の最良態様 図1及び2において、本発明の例示された実施例には、発泡体製若しくはエラ ストマー製ボディー2、及び尿道に発泡体製若しくはエラストマー製ボディー2 を留置しそして保持するためのアプリケーター4が含まれることがわかる。 発泡体製又はエラストマー製ボディー2は、クローズ若しくはオープン セル ポリウレタン、ポリエチレン、ラテックス、シリコン、クラトン(kraton)、発 泡クラトン、セルロース、及びこれらに類するものごとき、発泡体製若しくはエ ラストマー製の部材を含み、狭い領域から解放され膨張する特性がある。ボディ ー2はこうした部材であるが、以下では「エラストマーボディー」という。エラ ストマーボディー2は、膨張するベースポーション6を有している(図3)。紐 8のごとき付属物がエラストマーボディー ベースポーション6に固定され、延 びている。一方、この付属物はエラストマーボディー2の摘み若しくは延ばした 部分(図示しない)で代用されることもある。 前記アプリケーター4は、使用前においてエラストマーボディー2を支持する 支持部10と、支持部から尿道内の操作位置にエラストマーボディー2を移動さ せる操縦部12を含むものである。 前記支持部10は第一末端に開口を有する筒状の殻体14であり、その第二末 端は実質的には閉止しているが、前記殻体の内部の加圧されるに応答して、オー プンするようになっている。図1に示すように、殻体の第二末端18は閉止する 末端として形成され、そしてエラストマーボディー2に対して押圧された時、殻 体の第二末端18をオープンさせるスリット20が提供されている。このことは 、以下においてさらに記載される。殻体14は、図2に示すように、エラストマ ーボディー2を保持できるように形成されている。殻体14は、第二末端の近傍 、第二末端から離れていない位置に、外方向に向けて延びる環状の襟22が備え られている。 前記操縦部12は、前記殻体の第一末端16内に一部分が配置されたプランジ ャー24を含む。このプランジャー24は、その第一末端26が前記エラストマ ーボディー24とかみ合っている。プランジャー24の第二末端には頭部28が 形成されている。プランジャーの第一末端26はオープンであり、前記紐8をリ リース可能に保持するためのチェンバー32に連通している。 前記アプリケータープランジャー12は殻体14内を移動可能であり、オペレ ーターが用手介的にプランジャー頭部28を押圧して、殻体第二末端を介してエ ラストマボディーを付勢する(図5)と、図3に示すように、エラストマボディ ー2は殻体から解放される。 使用方法について説明すると(図4及び図7)、操作者は、アプリケーター殻 体14を把持して尿道内に殻体の第二末端18を挿入する。殻体14の襟22は 、尿道内に当該部材が必要以上に入り込むことを防止する。オペレターはプラン ジャー頭部28に指を置き、前記エラストマーボディーを移動させるべく、プラ ンジャー24を殻体14内に向けて押圧する(図5及び図7)。殻体の第二末端 18に対してエラストマーボディー2が押圧されると、第二末端18内のスリッ ト20がオープンすされるように付勢され、エラストマーボディーが自由に出て 行く権利が許容され、エラストマーボディーは尿道内を満たすように膨張する。 尿道からアプリケーターを取り除くと、前記エラストマーボディーは、尿道内の 操作部位に留置される(図6)。エラストマーボディー2の膨張したベースポー ション6は、道閉塞プレートとして機能するとともに、エラストマーボディーの 膀胱方向に向く移動を防止する。 尿道からエラストマーボディーを除去したい時は、操作者は紐8を把持し(図 6)、エラストマーボディーを引っ張る。アプリケーター4及びエラストマーボ ディーは、通常のゴミ処理手段を介して処分される。 図8及び9を参照すると、図1乃至図3の他の実施例の装置であって、オープ ン第二末端18’を含むものが示されている。その他の点では、図8乃至図9に 示された実施例の構造及び操作法は、図8乃至図9に示された実施例の構造及び 操作法と、実質的に同一である。 図10に、筒状殻体が、その小径末端部に開口端18’を持つ円錐台形状のノ ズル部14’を有する筒状殻体14である他の実施例のものが示されている。 図11に、エラストマーボディーが、肥大した遠心末端40を持つエラストマ ーボディー2’である他の実施例のものが示されている。その他の点では、エラ ストマーボディー2’構造及び操作法は、図3に示された実施例のボディー2の 構造及び操作法と、実質的に同一である。 図12乃至図13を参照すると、本発明の他の実施例が図示されていることが わかり、このものには、エラストマーボディー102と、尿道内にエラストマー ボディーを留置しそして保持するためのアプリケーター104が含まれる。 前記エラストマーボディー102は、加圧すると容易に圧縮でき、圧力を除去 すると膨張する若しくは狭い領域から解放されると膨張する特性を有する、発泡 体若しくはエラストマー物質の塊を含んでいる。好適な物質は、上述したポリウ レタン、ポリエチレン、ラテックス、シリコン、クラトン(kraton)、発泡クラ トン、セルロース、及びこれらに類するものである。前記エラストマーボディー 102がこれに備えられ、そこから紐108のごとき付属物が延びている(図1 3及び図14)。 前記アプリケーター104は、使用前及び使用中にエラストマーボディー10 2を支持するための支持部110と、操作位置に該ボディー102を移動させる ための操縦部1120とを含む。 前記支持部110は、その第一末端116に開口を有し、殻体内の加圧に応答 してバルーン形状に膨張する閉止された第2末端を持った筒状殻体114を含み 構成されている。該殻体114は、図13に示すように、使用前は、エラストマ ーボディー102を支持しそして留置せしめるために適用される。前記殻体11 4は、第一末端116に、殻体から外方向に向けて延びる襟122が備えられて いる。この殻体は好適には熱塑性プラスチック若しくはやや硬い(semi-rigid) 発泡体製の物質であり、この物質は、殻体114の胴部(barrel portion)12 0内に前記ボディー102を支持するに充分な固さを有するが、第二末端におい て要求される膨張に充分に対応できる膨張性を有する。膨張を容易とすべく、殻 体114の第二末端は殻体の内側に折り畳まれた折り畳み123(図13)が提 供されるかもしれない。一方、第二末端118は、筒状の殻体114に取付けさ れる第二物質であるところの分離式の末端要素150(図15)であるかもしれ ない。この第二物質は、要求される膨張を許容する物理的性質を提供する。 前記操縦部112は、前記殻体の第一開口末端116内に一部分が配置された プランジャー124を含む。このプランジャー124は、その第一末端126が 前記ボディー124とかみ合っている。プランジャー124は、その第二末端1 30に頭部128が形成されている。プランジャーの第一末端126はオープン であり、前記紐8を解放可能に保持するためのチェンバー132に連通している 。 前記アプリケータープランジャー124は、殻体14内を移動可能であり、操 作者の用手介的なプランジャー頭部128の押圧によって、殻体の膨張可能な第 二末端118内に向け殻体の胴部を介してボディー102を付勢する。このプラ ンジャー124をボディーの軸方向に連続して圧縮すると、ボディーの圧縮と共 同して、ボディーは胴体部120から分離し、ボディー102の放射状の膨張が 惹起され、図14に示すように、殻体の第二末端118がバルーン形状に膨張し 、その結果、尿道若しくは膀胱頸部が閉塞される。殻体114内のプランジャー 124の軸方向の移動は、殻体の襟122に取付けされたストップリング134 によって制限される。 使用方法について説明すると(図15及び図18)、操作者は、アプリケータ ープランジャー124を把持して、尿道内に殻体の第二末端118を挿入する。 殻体114の襟122は、尿道内に当該部材が必要以上に入り込むことを防止す る。オペレターはプランジャー頭部128に指を置き、プランジャーストップリ ング134が殻体襟122に係止するまで、前記プランジャー124を殻体11 4内へ押圧する(図16)。殻体114の第二末端118に対する発泡体ボディ ー102の押圧は、殻体の折り畳み123に満たされバルーン状の配向となるま で膨張せしめように付勢されて、尿道は閉塞される。プランジャー124は、つ いで、尿道内に殻体と発泡体ボデイー102を残すべく、殻体14から引き抜か れる。この時点において、殻体114のアプリケーターとしての機能が終わり、 発泡体ボディーと組合せされ、尿道内に留置される尿道プラグ136になる。殻 体の襟122は、道閉塞プレートとして機能するとともに、当該プラグ136の 膀胱内での移動を防止する。 尿道から尿道プラグ136を除去するため、操作者は、発泡体ボディーを殻体 第二末端118から殻体の胴体部120内に移動させる紐108を引っ張ると( 図17)、殻体の第二末端は、尿道から当該プラグ136を引き出し可能となる ように、折り畳まれる。全ての要素が、通常のゴミ処理手段を介して処分される 。 図20には、本願発明の他の実施例が示されている。図において、筒状の殻体 114の第二末端118’は開口しており、エラストマーボディー102は殻体 から不完全に追い出され、エラストマーボディー102の主たる部分160は殻 体114の開口末端118’からはみ出して尿道を閉塞する一方、ボディー10 2の残りの残部部162は殻体114内に残っている。図12乃至図14に例示 した実施例のように、ボディー102と殻体114は、一時は操縦部として機能 し、お互いに協同して尿道プラグとして機能する。紐8を引っ張ることにより、 前記プラグ102、114は尿道から除去される。 図21には、図20に示す実施例と類似する他の実施例が示されているが、プ ランジャー124’は殻体内で固定されており、殻体114’の第二末端118 ’に取付けされ、バルーン状に膨張したエラストマーボディー102の一部分は 、殻体の第二末端118’の開口部152を介して表に出ている。この実施例に おいて、図21に示すように、装置全体が尿道プラグとなる。殻体114’内に おけるプランジャー124’の固定を容易とするため、当該プランジャーと殻体 は、プランジャー124’と殻体をともに信頼できるものとすべく、パチンと締 める様式(snap-fit manner)で固定する、互いに協同する凸部(detents)17 0及び凹部(recesses)172ととして提供されるかもしれない。 図23乃至図24を参照すると、本発明のさらにまた他の実際例の図示されて おり、このものは、エラストマーボディー202と、尿道内にボディーを留置し そして保持するためのアプリケーター204が含まれる。 前記エラストマーボディー202は、膨張性でありそして延長支持部21上に 延長させることができる、ポリウレタン、ポリエチレン、ラテックス、シリコン 、クラトン(kraton)、発泡クラトン、セルロース、及びこれらに類するものご とき、発泡体若しくはエラストマー物質からなるボディーを含んでいる。該ボデ ィー202は、膨張性のベースポーション206を有する。紐208のような付 属物がボディーベースポーション206に固定され、そこから延びている。前記 ボディー202は、その内部に中央穴209を有する。 前記アプリケーター204は、エラストマーボディー202を使用前に支持す るための支持部210と、尿道内の操作位置内にボディー202を移動させるた めの操縦部212を含む。 前記210は、エラストマーボディーのセントラル穴209内に配置される長 い突起214を含み、前記操縦部212は該突起214に固定された把持部22 4を含む。この把持部224は、その第一末端226が開口しており、そして、 紐8を解放可能の状態で保持すべく、第一末端226の開口と連通するチェンバ ー232を提供する(図24)。 図24に示すように、前記突起214は、把持部224の閉じた第二末端23 0の近傍から、その中心に沿って、そして、突起部214の周りに巻き付けられ 若しくは把持部チェンバー232内に配置された紐208と共に、前記開口する 第一末端226を介して延びている。 使用方法について説明すると(図26)、操作者は、アプリケーターグリップ 224を握りしめて、その表面に延長するエラストマーボディー202を持つ突 起214を(図24)、尿道内に挿入する。ベースポーション206上に延長さ れたエラストマーボディーは、尿道内に当該部材が必要以上に入り込むことを防 止する(図26)。操作者は、アプリケーター204の把持部224を、発泡体 ボディー202からアプリケーターを外すように操作し、尿道内に膨張状態の発 泡体ボディーを留置する(図27及び図29)。かかる操作は、把持部224を 回転させ、絞り出す(squeezing)若しくは引っ張り出し(pulling)による。ボ ディー202からアプリケーターが切り離しされると、紐208がアプリケータ ーから切り離しされる。前記ボディー202の膨張したベースポーション206 は、道閉塞プレートとして機能するとともに、ボディーの膀胱方向に向く移動を 防止する。 ボディー202を尿道から除去したい時には、操作者は殆ど紐208に触れる ことなく、尿道から当該ボディーを引出せる。 他の実施例のように、本実施例の各要素は、通常のゴミ処理手段を介して処分 される。 プラグ装置300を示す図30を参照すると、この装置は、尿道内に挿入した 後に尿道を閉塞させることができる寸法の発泡体若しくはエラストマーボディー 302を持っている。このウラグ装置は、装着者の尿道内に、容易にそして不快 感なくボディー302を挿入できるアプリケーター304を含んでいる。拡大さ れたベースポーション306は、前記ボディー302の遠位末端に配置されてお り、フランジ型要素である。このベースポーション306は、ボディー302に 隣接して備えられるか、若しくはプラグ装置300のボディー302から分離し た付属物として含まれる。このプラグ装置300は、ベースポーション306に 近接して配置したアンカー部材(anchoring member)307とをさらに含んでお り、隙間(aperture)309を定義している。ベースポション306の如く、ア ンカー部材307は、図31に示すように、ボディー302と一体形成されるか 、若しくは、図30に示すように、尿道プラグ装置に結合される分離式の要素を 含む。前記アンカー部材307は尿道内でプラグ装置300のボディー302に 受け入れされるように適用されてこれを確実に保持する。これにより、当該ボデ ィーは尿道壁と完全なシールを形成し、尿の流れ止めを可能とする。 装着者によって尿道プラグ装置300を尿道内に挿入するとき、前記ボディー 302は、ベースポーションが尿道口の周縁組織に接触するまで尿道内に差し込 まれる。前記ボディー302は、好適には、クローズ若しくはオープンセル ポ リウレタン、ポリエチレン、ラテックス、シリコン、クラトン(kraton)、発泡 クラトン、セルロース、及びこれらに類するものごとき、発泡体製若しくはエラ ストマー製の物質から構成されており、これらの物質は、前記ボディー302が 尿道を通過するできるように際には、小径に圧縮できるものである。挿入される と、尿道壁はプラグ装置300のボディー302の形状に形成される。 前記アンカー部材307は、好適には、図32に示すようにサークル形状であ り、隙間309を定義するものである。この隙間は、前記ボディー302を収容 し確保するための適したサイズである。アンカー部材307は尿道口にプラグ装 置300をアンカーする。このアンカー機能を行うため、アンカー要素307の 表面に近接して可溶性の粘着剤の層311が形成されている。本発明において使 用に適する粘着剤は、天然物質及び合成物質の両方を含む。好適な粘着剤は、こ れを限定するものではないが、ヒドロゲル(hydrogel)系粘着剤、ポリビニルエ ーテル系をベースとする粘着剤、アクリク系をベースとする粘着剤、及び天然ゴ ム弾性体(gum rubber adhesives)系の粘着剤を含む。公知の他の生体親和性を 有する粘着剤もまた使用できる。 粘着層311は尿道口の位置でアンカー部材307をアンカーするものであり 、これにより、挿入後のプラグ装置300のしっかりとした固定と配置を確かな ものとしている。アンカー部材307は、装着者の尿道の中に尿道プラグ部材3 0 0が移動すること防止すべく、充分な厚さを持っており、その厚さは好適には約 0.03インチから約0.25インチの範囲内である。アンカー部材307の厚 さが好適な範囲内にあると、装着者が快適に装着できる。 図33は装着者が尿道内に挿入した後の前記プラグ装置300を示す。図に見 られるように、発泡体製若しくはエラストマー製のボディー302は、アンカー 部材307が尿道口に接触し粘着されるまで、尿道内に挿入される。そして、装 着者はアプリケーター304からプラグ部材300を分離させるために、アプリ ケーター304を絞り出しする(squeezes)。アンカー部材307と尿道口の周 縁組織との接触は、ボディー302が更に尿道内に入り込むことを防止する。 ボディー302はアンカー部材307中に配置され、ボディー302の小径ポ ーション313中にシールすることによって固定される(図30及び31)。こ のポーション313は、アンカー部材307の付属物309とパチンと締める様 式(snap-fit manner)を達成できるサイズである。ベースポーション306は 小径ポーション313から広がっており、好適にはサーク形状であり、そして、 アンカー部材307の側面に密着固定させるべく、前記付属物309の半径より も大径を有している。これにより、プラグ装置300を適当な位置に留置する手 段を提供し、その適当な位置を越えて近接する位置に移動することを防止する一 方において、ボディー302を尿道内の適用な深さにまで挿入することを保証す る。 ベースポーション306はアンカー部材307の厚さと略同一の厚さであり、 好適には約0.03インチから約0.25インチの範囲内である。ベースポーシ ョンを含む好適な物質は、これを限定するものではないが、発泡体、エラストマ ー、及びプラスチックである。更に好適な物質は、これを限定するものではない が、ポリウレタン、ポリエチレン及びシリコン(silicone)である。 プラグ装置の300のボディーポーション302に確保されている例えば紐3 08のような付属物は、ベースポーション306に形成されたスリットを介して 備えられ、膀胱排尿を望むときに、装着者の体内からプラグ装置300が除去で きるようになっている。一方、付属物309は、ボディー302に設けられたタ ブ若しくは延長部(extension)(図示しない)であるかもしれない。紐308 を簡単にそして連続して引くことで、ベースポション306がアンカー部材30 7内の付属物から脱落しないように寄与する。よって、ボディー302は尿道か ら簡単に取り外せる。 前記アンカー部材307は尿道口の周縁組織に粘着されたまま残り、プラグ装 置300のボディーポーション302の除去にたいして影響を及ぼさない。膀胱 排尿に続いて、新しいプラグ(若しくは断続性の尿カテーテルのごとき他の部材 )が、前記尿道口に簡単に配置できるアンカー部材307をガイドとして使用す ることによって、尿道内に挿入される。 この新しいプラグは、前記プラグ装置300のボデーポーション302のみか らなる。すなわち、新しいアンカー部材307は、原アンカー部材307が尿道 口の周縁組織に粘着された状態で残っているため、不必要である。 一方、装着者が排尿後に前記新しいプラグ(若しくは他の部材)の挿入をしな い場合を選択した場合には、例えば水のごとき適当な剥離剤でアンカー部材30 7を湿らせることにより、簡単にアンカー部材307を移動させることができる 。よって、尿道口の周縁組織とのシールは破壊され、そして、アンカー部材30 7が簡単に取り外せる。そして、装着者は、アンカー部材307を含め、尿道プ ラグ装置300の全てを、通常のゴミ処理手段を介して処分する。 叙上のごとく、尿道プラグ装置300の操作は、挿入によって尿道壁がボディ ー302の形状に変化し、これにより尿道内に尿道プラグ装置のボディーをアン カーすることである。尿道内でのボディー302の固定をさらに保証するため、 アンカー部材307は、尿道口の周縁組織とその表面上の粘着剤311を介して 強固なシールが形成される。従って、アンカー部材307は、プラグ装置300 が尿道口に強固保持されること、及びボディー302が尿道中の装着位置からス リップ移動しないことを保証する。尿は連続的にブロックされる結果となる。粘 着層311は、アンカー部材307の近接表面を連続して覆うように図示されて いるけれども、所望する粘着力の程度に基いて、不連続であるかも知れない。 本発明の他の実施例が図34乃至図35に示されており、図において、当該尿 道プラグ装置は、液体膨張性の部材を含んでいる。この尿道プラグ装置は米国特 許第5,090,424号、及び1991年8月16日出願の米国継続出願第0 7/746,364号と1993年8月6日再出願した米国特許出願第08/1 03,812号に完全記載されており、その要旨を引用令としてここに引用する 。図において、図34は膨張していない状態の尿道プラグ装置400が示されて いる。プラグ装置400は、遠位末端に拡大されたベースポーション406を有 し、近位末端に膨張性のバルーン416を有するボディー402を持っている。 このボディー402は好適には生体親和性をもつ熱塑性物質から形成されるも のであり、そして前記バルーン416もまた好適には、例えば商標名を「クラト ン(KRATON)」とする生体親和性をもつエラストマーのごとき固状物質から形成 されるものである。しかしながら、多くの生体親和性物質が後述する要素の各々 に使用でき、本発明は前記の名称を持つものに制限されるものではない。図30 に示す実施例には、付属物408と定義されるアンカー部材407がベーズポー ション406に隣接して配置され、該ボディー402を受領しそして支持するよ うに適用されている。このボディー402の壁体は、尿道内への挿入を容易とす る部材とすべく、ほぼ一定した外径を有している。ボディー402の内径は、ア ンカー部材407の付属物408内に挿入した前記ボディー402をパチンと締 める(snap-fit)ことができる寸法の相対的には小径の小径ポーション413を 持っている。これにより、ボディー402は、該ボディー402の小径ポーショ ン413のその中でシールすることによって、アンカー407内に配置され固定 されている。ベースポーション406は、図30と同様、小径ポーション413 から広がり、アンカー部材407の底に接した状態でかかる固定をより強固とす べく、付属物408の径よりも大きな径をもっている。 前記プラグ400のボディー内部402は、管腔(lumen)409と、第一洞 (first cavity)411と、バルブシート(valve seat)414とを定義する。 バルーン416を膨張させる液体は、第一洞411の中に挿入して適用されるシ リンジのごとき外部デリバリー部材418から導入される。前記液体は、バルブ シート414内でボール415を置き換え(displace)するために、適用な力を 有したままデリバリー部材418からポンピング操作できれば(be pumped)如 何なる液体でも構わない。 アンカー部材407は、叙上の実施例において記載したアンカー部材307と 同様、尿道口に尿道プラグ装置400を受領し保持するために適用され、装着者 が適宜挿入したプラグ装置400を尿道口に配置することを補佐する。正しく挿 入されると、ボディー402の小径ポーション413はアンカー部材407の付 属物408内にパチンと締めた状態(snap-fit)となり、これにより、尿道口に 尿道プラグ装置400を確保する。アンカー部材407の近接表面上の粘着層4 10は、尿道口の周縁組織にアンカー部材407を強固にシールさせることを許 容し、これにより、尿道内の尿道プラグ装置の安全性を高める。 図35において、バルーン416内に液体が汲み上げされたプラグ装置が示さ れており、該プラグ装置400は膨張した状態になっている。この膨張は、デリ バリー部材418をプラグ装置内に挿入することにより実施される。したがって 、それは第一洞411の中に存在する。液体は、第一洞411を介して、液体の 力によってボール415がプッシュされバルブシート414がオフの状態となる バルブシート411に移送するためにデリバー部材418から吐出され、これに より、前記第一洞411から管腔(lumen)409に至る連続流路が提供される 。液体は、管腔(lumen)409の開口420から排除し続け、その上のバルー ンを膨張させる。このバルーンが膨張した時、デリバリー部材418からの液体 注入が停止され、デルバリー部材418は取り外しされる。この時点で、ボール 415は、バルブシートの開口412を閉塞すべく、バルブ゛シート414に逆 戻りする。 よって、液体の流入若しくは流出しないように開口412を閉止する。 前記バルーン416内に含まれる液体は、従って、尿流をブロックするために 膨張した状態のプラグ装置を維持するように機能する。膀胱排尿を望む時には、 装着者は、ボール415に取付けされた紐(コード)417を単に引っ張ること により、前記バルーン416を収縮させる。すると、ボール415を外すととも に、バルブシートの開口412からプラグ装置400の遠位端に至る部分を開通 せしめる原因となる。かかる行為はバルーン416から液体を排出する結果とな るけれども、アンカー部材407を有するベースポーション406の関係によっ て、尿道口に固定されたままの状態で残る。したがって、尿道プラグ装置400 は、装着者が、まさに径の減少したボディーポーション402を移動させるまで 、尿の流れをブロックし続ける。プラグ装置の取り外しは、付属物408からベ ースポーション406を脱着するために作用する紐417を、連続して引っ張る ことにより行われる。ボディー402は、ベースポーション406を引っ張るこ とにより、尿道から引き出される。新しいプラグ(若しくは断続性の尿カテーテ ルのごとき他の部材)が、アンカー部材407を尿道内の配置を容易とするため のガイドとして使用することにより、装着者の尿道内に挿入される。 一方、アンカー部材407は、水又は他の適当な剥離剤でアンカー部材307 を湿らせることにより、除去させることができる。図30の実施例のように、仮 に新しいプラグ(若しくは他の部材)が挿入されない場合には、例えば水若しく は他の適当な剥離剤でアンカー部材307を湿らせることにより、簡単にアンカ ー部材307を除去させることができ、よって、尿道口の周縁組織から簡単に取 り外しできる。 図36乃至図37には、本発明の他の実施例である尿道プラグ装置が示されて おり、該尿道プラグ装置は機械的に膨張する膨張部材を有する。この尿道プラグ 装置は、1993年5月17日に出願した米国出願番号第08/062,592 号に完全記載されており、その内容をここに引用例として引用する。 図36には、尿道の口を介して簡単に挿入できるサイズに形成された中空円柱 状のチューブを有するボディー502が備えられた膨張性のプラグ装置500が 示されている。前記ボディー502は圧縮特性を有する生体親和性の物質から形 成されている。熱溶着、ラミネート加工若しくは他の手段によってその外周に取 り付けされたバルーン509は、ボディー502に支持されるように形成されて いる。前記チューブの遠位末端に、広がったベースポーション504がある。図 30、及び図34と図35の実施例に記載のように、付属物508と定義される アンカー部材506は上述したベースポーション504に配置され該ボディー5 02を受け入れ保持するように適用される。ボディー502は、前記アンカー部 材506の付属物508内にボディーを挿入した場合に、パチンと締めた状態( snap-fit)となるサイズに形成された小径ポーション503を持っている。これ により、このボディー502は、該ボディー502の小径ポーション503のそ の中にシールすることにより、アンカー部材506内に固定された状態で装着さ れる。前記ベースポーション504は、図34、及び図34と図35の実施例と 同様、小径ポーション503から広がり、アンカー部材506の底に接した状態 でかかるロックをより強固とすべく、付属物508の径よりも大きな径をもって いる。 アンカー部材506は、尿道口に尿道プラグ装置500を受領し保持するため に適用され、装着者が適宜挿入したプラグ装置500を尿道口に配置することを 補佐する。挿入されると、ボディー502の小径ポーション503はアンカー部 材506の付属物508内にパチンと締めた状態(snap-fit)となり、これによ り、尿道口に尿道プラグ装置500を確保する。アンカー部材506の近接表面 上の粘着層510は、尿道口の周縁組織にアンカー部材407を強固にシールさ せりことを許容し、これにより、尿道内の尿道プラグ装置の安全性を高める。 図36を再度参照すると、前記円柱状のチューブの中に支持ロッド511が封 入されている。この支持ロッド511は中空若しくは中空でない部材であるかも しれない。前記支持ロッド511は、その一端にバルブ512を有し、前記チュ ーブの近傍末端に密接している。このバルブ512は、チューブ内の支持ロッド 511を保持するように機能する。支持ロッド511は、バルブ512の他の一 端の裏側に取付けされた紐514をもっている。この紐は、ボディー502を介 しそしてベースポーション504を乗り越えて延びており、装着者は常に紐51 4に触れることができるようになっている。紐514には結び目516が形成さ れていることが好ましい。該結び目516は効果的に機能するものであるが、ベ ースポーション504内のボール保持ソケット518よりも大きい径をもつ付着 部材であれば足りる。前記支持ロッド511は、生体親和性の物質から形成され ており、前記ボディー502は好適には生体親和性熱可塑性の物質から形成され ており、そして、前記バルーン509は、好適には、例えば商標名を「クラトン (KRATON)」とする生体親和性をもつエラストマーのごとき固状物質から形成さ れている。しかしながら、後述する各要素(部材)の各々に生体親和性物質が使 用されているものの、本発明は、上述した名前のものに制限されるものではない 。 前記プラグ装置500の操作を、図37を参照して述べる。使用者は、収縮さ せたままのプラグ装置を挿入する。上述した実施例にて述べたように、プラグ装 置500は、アンカー部材506が尿道口に接するまで、尿道内に挿入され、そ して粘着層は510は尿道口の周縁組織とシールを形成する。プラグ装置500 は小径ポーション503が付属物508内でパチンと締めた状態(snap-fit)と なり、ベースポーション504がアンカー部材506に接触するまで差込みされ 、アンカー部材506をその中に着座させることにより、プラグ装置を所定位置 に固定する。 この時点において、プラグ装置は装着者によって配置され、膨らませた状態に される。膨らませるため、装着者は、支持ロッド511から延びる紐514を引 っ張る。この紐514を引っ張ることにより、紐514に垂直方向で下方に向け た力が加わり、前記支持ロッド511をボディー502内で下方に向け付勢され 、ボディー502の外側の近接末端部に圧縮力が加わる。このようにして、ボデ ィー502は水平方向外側に向けて膨張し、バルーン509を、バルーンと、尿 道、 膀胱頸部若しくは膀胱の壁とがシール状態を形成するまで膨張せしめる原動力と なる。その後、装着者は、ベースポーション504内に配置されたボール保持ソ ケット内に、スリットを介して紐514をスライドし、紐504を確保する。こ れは、前記結び目504がストッパーとして作用することを惹起し、結び目はソ ケット518内に保持され、これにより、ボディー502が収縮状態に逆戻りす ることを防止する。前記ボディーの膨張は、バルーン509が、尿道、膀胱頸部 若しくは膀胱にシールを形成するため、尿の流れをブロックするように寄与する 。さらに、尿道口の周縁組織にアンカー部材506を粘着することによって成し 遂げられる、尿道口に対するプラグ装置500の固定によって、プラグ装置50 0は、この位置を保持したまま配置される。 膨張した状態の前記プラグ装置500は、装着者の尿の流れをブロックするよ うに機能する。装着者がこのプラグ装置500の取り除きを望む時、ソケット5 18から遠ざかる方向に紐514を引っ張ると、結び目516がそこから解除さ れ、前記ボディーを縮めることができる。これにより、ボディー502は、挿入 前の元の半径に戻され、プラグ除去を不快感なく行える。よって、ボディー50 2とバルーン509は協力して膨張状態でのハウジングを提供するものであり、 そして、プラグ装置500は、ハウジングのために機械的に膨張するとともに、 ハウジングを膨張していない状態に選択的に戻す為の手段を含んでいる。前記紐 514を連続的に下方に向けて引っ張ることで、付属物508からベースポーシ ョンを取り外すことができる。ベースポーション504をただ引っ張るだけでボ ディー502は移動し、膀胱排尿を起こさせることができる。新しいプラグ(若 しくは断続性の尿カテーテルのごとき他の部材)が、アンカー部材506を尿道 内の配置を迅速かつ容易とするためのガイドとして使用することにより、装着者 の尿道内に挿入される。一方、アンカー部材506は、水又は他の適当な剥離剤 でアンカー部材307を湿らせることにより、除去させることができる。 図38乃至図39に、尿道プラグ装置が、ユーザーの作動なしに膨張させるこ とができる自動的膨張部材を有する、本発明の他の実施例が示されている。この 尿道プラグ装置は、1993年7月07日に出願した米国出願番号第08/08 8,469号に完全記載されており、その内容をここに引用例として引用する。 図38を参照すると、プラグ゛装置600が示されており、この装置は生体親 和性で熱塑性の物質から好適には形成されるものである。 好適な実施例によれば、前記プラグ装置は、該プラグ装置の形状を記憶する公 知のポリウレタンをベースとする重合体からなるボディー602を含んでいる。 プラスチック重合体のユニークな特性は、その自動的で制動的な形状記憶にあり 、形状記憶重合体から構成されたボディー602は、相対的に縮めて延ばした状 態で、尿道内に挿入することができ、そして、選択された遷移温度、特には体温 に応答して使用時の形状に回復することができる。しかしながら、形状記憶物質 は、一方において、水分若しくはpH値(gradation)に応答して膨張する能力 を有する親水性物質(図示されていない)を含んでいる。 叙上の各実施例と同様に、ボディー602はベースポーション604内で終了 する。付属物608を定義するアンカー部材606は、前記ベースポーション6 04に隣接して配置され、ボディー602を受領してこれを保持するために適用 されている。ボディー602は、アンカー部材606の付属物608内にボディ ー602を挿入してパチンと締めた状態(snap-fit)を達成できる寸法に形成さ れた小径ポーション603をもっている。これにより、ボディー602は、ボデ ィー602の小径ポーション603をその中に着座させることにより、アンカー 部材606内の所定位置に固定される。 ベースポーション604は、図30、図34及び図36の実施例と同様、小径 ポーション603から広がっており、アンカー部材606の底に密着してかかる ロックをさらに強固とすべく、付属物608の径よりも大きな径をもっている。 前記ベースポーション604は、上述したベースポーション306、406及 び604と同様に、アンカー部材606内の付属物の径より大なる径をもってい る。 アンカー部材606は、尿道口で尿道プラグ装置606を受け入れこれを保持 するために適用されるものであり、装着者が正しく挿入したプラグ装置600を 尿道口に配置することを補佐する。正しく挿入されると、ボディー602の小径 ポーション603は、アンカー部材606の付属物608内にパチンと締めた状 態(snap-fit)に形成され、これにより、尿道口に尿道プラグ装置600を確実 に確保する。アンカー部材606の近接表面上の粘着層610は、尿道口の周縁 組織にアンカー部材606を強固にシールさせることを許容し、これにより、尿 道内の尿道プラグ装置600の安全性を高めている。 図面は説明の目的のみのためであり、温度変化に応答して膨張するプラグ装置 600の能力を説明する。 図38に示す尿道プラグ装置600が遷位温度に曝された時、プラグ装置60 0の比較的硬いボディー602は柔軟で容易に脱形できる第二条件へと変化する 。このボディー602は柔軟であり、そして、その原形状を記憶し、装着者の尿 道の形に一致させるべく、その径を有意に拡張させることができる。膨張した結 果、ボディー602と尿道、膀胱頸部若しくは膀胱との間に密なるシールが形成 される。プラグ装置600は、尿道口にプラグ装置600を固定させる作用と、 尿道口の周縁組織にアンカー部材が粘着する作用が相まって、この位置において 保持される。よって、プラグ装置60は尿道内に留置され、尿の流れをブロック する。 叙上の説明に従い、図39を引用して前記プラグの操作を説明する。 使用者は、尿道プラグ装置600を、相対的に縮めて延ばした状態で尿道内に 挿入する。この尿道プラグ装置600は、アンカー部材606が尿道口に密接し 、そして、粘着層610が尿道口の周縁組織とシールを形成するまで、挿入され る。プラグ装置600は、小径ポーション603が、付属物608内でパチンと 締めた状態(snap-fit)となるとともに、ベースポーション604がアンカー部 材606と密接するまで、さらに挿入され、これにより、その位置にプラグ装置 を固定する。尿道内にあるプラグ装置600のボディー602は、人の体温より も高い温度に曝される。温度上昇は、ボディー602に含まれる形状記憶重合体 を、 装着者の尿道の大きさと形状に形成すべく、自動的に外方向に向けて膨張させる とともに突起を形成させる起因となる。この形状記憶重合体は、置かれた環境で 膨張するとともに適合するだけであるから、その環境、尿道に、自在に適用し、 適合させることができる。 尿が膀胱内に貯ると、膀胱頸部及び尿道内の尿を下方に移動させる力を起こさ せるべく、蓄積された尿から来る圧力は膀胱が充分に満たされるまで増加する。 この移動力は、ボディー602の近接部分の径方向の膨張を促進しながら、ボデ ィー602の近接部分を次々に圧迫する。膨張したボディー602は、尿道、膀 胱若しくは膀胱の壁と頑固なシール性を提供する。装着者がボディー602の、 例えば排除のような取り除きを望む時には、紐614の連続的な引っ張りは、弾 性で径方向に膨張したボディー602を延ばす原因となる。これにより、ボディ ー602は小径に戻される。紐614を連続して下方に向け引っ張ることにより 、尿道からボディー602を除去させ、そして、膀胱排尿が起きる。新しいプラ グが挿入されるか、逆に、アンカー部材606を水で湿らせることによって除去 させる。形状記憶重合体プラグの除去が容易であることは、プラグ除去に関連し た本質的な不快感を防止する。 図40は、上述した好適実施例の尿道プラグ装置のA−A線に沿った横断面図 である。ボディー702は、叙上のプラグ装置302、402、502及び60 2を代表するものであり、図に示したように、直径は一定である。図41は、尿 道プラグ装置の他の実施例の、A−A線に沿った横断面図であり、図に示したよ うに、直径は一定ではなく異なっており、ボデイーの半径に沿って軸線方向に延 びた湾曲溝(radiused grooves)804に示されているように、湾曲溝804は 、ボディー802と尿道との接触表面領域の増加を提供し、この増加接触は、ボ ディー802と尿道とのコアプティブな相互作用(coaptive interaction)を改 善する。このことは、プラグ装置のシーリング能を高め、装着者に対しては、よ り快適に適合することを意味する。 叙上の尿道プラグ装置を含むアンカー部材は、単独使用する要素として有効で ある。アンカー部材を単独使用するのは、装着者がアンカー部材自体を置換した いと望む時が望ましい。この部材は、水若しくは他の剥離材で湿らせるという方 法によって、尿道口の周縁組織から取り外され、新しい部材を当該周縁組織に取 付けするものである。図30、図34、図36及び図38において開示した尿道 プラグ装置を挿入するための案内路であるに加えて、アンカー部材はまた、断続 カテーテル、膀胱内注入及びドレナージ用の留置カテーテル及び診断用具のごと き、他の形式の尿道部材を簡単に挿入でき、正確に留置できる案内路として期待 できる。 アンカー部材は、それが単独使用される場合であっても、叙上の尿道、プラグ 装置の不可欠要素であっても、プラスチック、発泡体、エラストマー及び/又は 金属が含まれる。アンカー部材の好適素材は、ポリウレタン類及びポリエチレン 類を含む。好適実施例の一において、アンカー部材は磁性体、最も好適には、磁 石全体をプラスチックで被覆したもの、が含まれている。尿道口の周縁組織に粘 着固定すると、尿道プラグ、カテーテル及び診断用具のごとき、尿道内への挿入 を要求する医療用具の「ホーミング(homing)」部材として有益に作用する。挿 入された医療用具には、アンカー部材を配置するためのセンサー手段を備えるこ とができる。一方、挿入される医療用具にあっては、アンカー部材を磁力によっ て簡便に保持できる。 アンカー部材の他の実施例は、各種の色に着色したアンカー部材を含み、これ により、装着者若しくはヘルスケアーの専門家はその場所を迅速に同定すること ができ、そのため、装着者の尿道位置に医療用具を容易に挿入若しくは取り外し できる。加えて、このアンカー部材に限定した表面形像をもたせることができ、 これにより、装着者若しくはヘルスケアーの専門家は、アンカー部材を戦略的に (tractically)案内することができる。そして、医用部材は装着者の尿道内に 簡 単に挿入、若しくは尿道から簡単に取り外しできる。 「脱抜−排除(remove-to-void)」型の部材を有するものとして上述した閉塞 部材は、装着者の排尿と、尿道口の周りを取り囲むアンカー部材とを接触させる 可能性をもっている。このため、尿及び/又は尿道及び膀胱組織の表面において 、微生物感染を含む感染症を起こす可能性がある。かかる問題を避けるために、 又はかかる問題を処理するために、本発明は感染した尿路に各種の抗生物質若し くは治療薬を配送(delivering)できる方法を提供することが含まれている。こ の方法は、米国特許出願第07/636,285号及び米国出願第07/746 ,364号に完全開示されており、この内容を引用例としてここに引用する。 さらに、アンカー部材は、感染を防御する方法を提供する。各種の抗生物質及 び他の治療薬を前記粘着剤の混合物に含有させ、この混合物をアンカー部材の表 面に粘着層として備える。一方、各種抗生物質と他の治療薬をアンカー部材の粘 着層の表面に被覆する。 よって、本発明には、女性及び男性の尿失禁を防止するための2以上の実施例 が存在する。ここに示された装置は、肉体的に努力しても起きる尿失禁を、笑っ たり咳払いをしたりくしゃみをしたり若しくはこれに類する行為をすることなく 、防止する。各実施例のプラグ装置は、適用されるアプリケーターを含め、滅菌 され、そして個々に包装され、ボックス内にパッケージされる。 本発明はここで開示及び/又は解説されている特定の内容に制限されるもので はなく、クレームの範囲内で各種の修辞又は変更できることは、理解されること である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NO,N Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK ,TJ,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 マックローリン ポール ディー. アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 02066 シチュエイト ウイルシェアー ドライブ 30 (72)発明者 フェリス レオー シー. アメリカ合衆国 ルイジアナ州 02859 パスコエージ イーグル ピーク ロード 75 (72)発明者 ジョシー シャレード アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 02172 ウオータータウン ウエバリー アベニュー 165

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヒトの尿失禁を防止するための装置であって、 該装置は、ヒト尿道内にエラストマーボディーを留置すべく該エラストマーボ ディーを保持する支持部を含むアプリケーターと、該アプリケーターの少なくと も一部分から前記ボディーの少なくとも一部分を切り離しするための操縦部とを 含み、 前記ボディーが、前記アプリケーターの支持部にマウントされた発泡体製若し くはエラストマー製の物質を有することを特徴とする尿失禁を防止するための装 置。 2.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記アプリケーターから径方向で外側に向けて広がる襟手段をさら に有することを特徴とする請求項1記載の尿失禁を防止するための装置。 3.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記アプリケーターの前記操縦部が、前記操縦部から前記ボディー 及び前記アプリケーター支持部を取り外しするように操作可能であることを特徴 とする請求項1記載の尿失禁を防止するための装置。 4.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記アプリケーター支持部が、開口した第一末端とそして実質的に 閉止しているがしかし前記発泡体製のボディーを通過させ取り付けできる第二末 端とをもつ筒状殻体を有するとともに、 前記アプリケーターの操縦部が、前記発泡体ボディーと係合可能な殻体第一末 端に配置され、前記発泡体ボディーを前記第二末端を介して押し込んで取り付け されたプランジャーを有することを特徴とする請求項1記載の尿失禁を防止する ための装置。 5.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記アプリケーター支持部が、前記第二末端を前記ボディーを介す る通路として開口すべく前記第二末端にスリットを有していることを特徴とする 請求項4記載の尿失禁を防止するための装置。 6.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記アプリケーター支持部が、第一末端が開口するとともに、実質 的に閉止してバルーン状に膨張可能な第二末端をもつ筒状殻体を有するとともに 、 前記アプリケーターの操縦部が、前記発泡体ボディーと係合可能な殻体第一末 端に配置され、前記発泡体ボディーが、前記殻体第一末端をバルーン形状に膨張 させるべく、前記殻体第一末端の中に押し込んで取り付けされたプランジャーを 有することを特徴とする請求項1記載の尿失禁を防止するための装置。 7.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記アプリケーター支持部が、延びた突起(elongated projection )を有するとともに、前記アプリケーター操縦部が把持部を有する装置であって 、 該把持部は、前記支持部に固定され、前記エラストマー製のボディーの中央部 に穴をもってこの穴の中に前記延びた突起が配置され、前記ボディーが前記延び た突起を覆うように広がっていることを特徴とする請求項1記載の尿失禁を防止 するための装置。 8.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記ボディーの一端に拡大されたベースポーションが設けられてい ることを特徴とする請求項1記載の尿失禁を防止するための装置。 9.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記ボディーに固定され、そこから延びる紐が更に含まれているこ とを特徴とする請求項1記載の尿失禁を防止するための装置。 10.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記発泡体製のボディーベースポーションに固定され、そこから延 びる付属物が更に含まれていることを特徴とする請求項8記載の尿失禁を防止す るための装置。 11.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記アプリケーションプランジャーの第一末端が開口し、そして前 記プランジャーの中に、前記プランジャーの第一末端の開口に連通され前記紐を リリース可能に収容するためのチャンバーを有していることを特徴とする請求項 9記載の尿失禁を防止するための装置。 12.ヒトの尿失禁を防止するための装置であって、 該装置は、ヒト尿道内にエラストマーボディーを留置するため、該ボディーを 保持すべく、第一末端が開口するとともに実質的に閉止しているが前記殻体内部 の圧力に応答して開くように適用される第二末端を有する筒状殻体をもつ支持部 を含むアプリケーターと、前記殻体の開口する第一末端にその一部が配置され、 その第一末端で前記ボディと係合可能なプランジャーを有する操縦部とを含み、 前記ボディーは、前記殻体内でマウントされた発泡体製若しくはエラストマー 製物質の分離可能なボディーを有するとともに、 前記アプリケータープランジャーが、前記アプリケーターから前記ボディーを 取り外しすべく、前記殻体の第二末端を介して前記ボディを付勢されて前記殻体 内で移動可能であることを特徴とする尿失禁を防止するための装置。 13.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記殻体の第二末端に近接して移動する、前記殻体から径方向で外 側に向けて拡大する襟がさらに含まれていることを特徴とする請求項12記載の 尿失禁を防止するための装置。 14.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記殻体の第二末端にスリットが、前記殻体の内部の圧力に応答 して開口するように適用されていることを特徴とする請求項12記載の尿失禁を 防止するための装置。 15.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記ボディーに、拡大した遠位末端が提供されていることを特徴と する請求項12記載の尿失禁を防止するための装置。 16.ヒトの尿失禁を防止するための装置であって、 該装置は、ヒト尿道内にエラストマーボディーを留置するため、該ボディーを 保持すべく、第一末端と第二末端が開口する筒状殻体をもつ支持部を含むアプリ ケーターと、前記殻体の開口する第一末端にその一部が配置され、その第一末端 で前記ボディと係合可能なプランジャーを有する操縦部とを含み、 前記ボディーは、前記殻体内でマウントされた発泡体製若しくはエラストマー 製物質の分離可能なボディーを有するとともに、 前記アプリケータープランジャーが、前記アプリケーターから前記ボディーを 取り外しすべく、前記殻体の第二末端を介して前記ボディを付勢されて前記殻体 内で移動可能であることを特徴とする尿失禁を防止するための装置。 17.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記筒状殻体に、前記第二末端に近接しそして半径方向で外側に広 がる襟部材が提供されていることを特徴とする請求項16記載の尿失禁を防止す るための装置。 18.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記殻体部分が、前記第二末端で円錐台形状に形成されており、前 記襟が根円錐台部のベースに配置されていることを特徴とする請求項17記載の 尿失禁を防止するための装置。 19.ヒトの尿失禁を防止するための装置であって、 該装置は、ヒト尿道内にエラストマーボディーを留置するため、該ボディーを 保持すべく第一末端に開口を有しバルーン形状に膨張できる閉止した第二末端を もつ殻体を含む支持部を有するアプリケーターと、 前記殻体の開口する第一末端にその一部が配置され、その第一末端で前記ボデ ィと係合可能なプランジャーを有する操縦部とを含んでおり、 前記ボディーは、前記殻体内に配置され、この殻体の閉止した第二末端から移 動する発泡体製若しくはエラストマー製のボディーを含み、 前記アプリケータープランジャーが、前記殻体の第二末端を前記バルーン形状 に膨張させるべく、前記殻体の閉止する第二末端の中に向けて前記ボディーを前 記殻体を介して付勢されて、前記殻体内で移動することを特徴とする尿失禁を防 止するための装置。 20.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記ボディーに固定されそして前記ボディーから延びる付属物をさ らに含んでいることを特徴とする請求項19記載の尿失禁を防止するための装置 。 21.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記殻体の第一末端に該殻体から半径方向で外側に広がる襟がさら に含んでいることを特徴とする請求項19記載の尿失禁を防止するための装置。 22.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記プランジャーから半径方向で外側に広がり、前記殻体の襟に係 合するストップリングをさらに含んでいることを特徴とする請求項21記載の尿 失禁を防止するための装置。 23.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記付属体が紐を有しており、前記プランジャーの第一末端が開口 しており、前記紐がリリース可能に収容して前記プランジャーのチェンバーに連 通していることを特徴とする請求項20記載の尿失禁を防止するための装置。 24.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記ボディーが、前記殻体の胴体の中に配置された長いボディーで 、前記殻体の膨張可能な第二末端内において膨張して配向させることを保証すべ く、前記プランジャーの軸線方向に圧縮可能であるとともに、前記殻体の第二末 端に至るにつれて半径方向に膨張可能であることを特徴とする請求項19記載の 尿失禁を防止するための装置。 25.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記アプリケーター操縦部が、前記尿道内に前記アプリケーター支 持部を配置すべく操作でき、前記第二末端内に前記ボディーを移動させるため、 前記尿道内に前記アプリケーター支持部と前記ボディーを留置させるべく前記ボ ディーを膨張させるため、そして、前記アプリケーター支持部をその中に前記ボ ディーを有するまま前記尿道内に切り離し、前記アプリケーター支持部から前記 アプリケーター操縦部を退出させため、支持部内を移動可能であることを特徴と する請求項24記載の尿失禁を防止するための装置。 26.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記プランジャーが、該プランジャーの第二末端に頭部を有するこ とを特徴とする請求項19記載の尿失禁を防止するための装置。 27.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記膨張可能な第二末端が前記筒状殻体に係止された別体要素を含 み、該要素が前記殻体より内圧によって膨張し易い特性を具有することを特徴と する請求項19記載の尿失禁を防止するための装置。 28.ヒトの尿失禁を防止するための装置であって、 該装置は、ヒト尿道内にエラストマーボディーを留置するためのアプリケータ ーを有し、 このアプリケーターは、長い突起を(elomgated projection)を具有し前記ボ ディーを保持する保持部と、該支持部に固定された把持部を有する操縦部と、を 含んでおり、 前記ボディーは、前記アプリケーター支持部の突起を受領して適合する穴をも ち該突起上に配置される発泡体製若しくはエラストマー製のボディーを含んでお り、 前記アプリケーターが、このアプリケーターから前記ボディーを切り離すべく 前記ボディーから移動可能であることを特徴とする尿失禁を防止するための装置 。 29.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記ボディーに固定されそこから延びる付属物を更に含んでいるこ とを特徴とする請求項28記載の尿失禁を防止するための装置。 30.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記ボデイーの遠位末端に膨張したベースポーションをさらに含み 、 このベースポーションは前記ボデイーの遠位末端から半径方向で外側に向けて 広がっていることを特徴とする請求項28記載の尿失禁を防止するための装置。 31.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記ボデイーのベースポーションに固定され、このベースポーショ ンから延びる紐をさらに含んでいることを特徴とする請求項30記載の尿失禁を 防止するための装置。 32.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記アプリケーター把持部はその末端に開口を有し、ここから前記 突起が延びており、そして、前記ボデイーから延びる前記紐を受領してリリース 可能に保持させるべく前記開口と連通するチェンバーが提供されていることを特 徴とする請求項31記載の尿失禁を防止するための装置。 33.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記ボデイーが、前記アプリケーターの上に広がっていることを特 徴とする請求項28記載の尿失禁を防止するための装置。 34.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記ボデイーが、実質的に、前記アプリケーター突起の長さ以上で 広がっていることを特徴とする請求項33記載の尿失禁を防止するための装置。 35.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記アプリケーター把持部に閉止する末端が提供され、前記突起が 、前記チェンバー及び前記開口を介して前記閉止した末端の中央から広がってい ることを特徴とする請求項32記載の尿失禁を防止するための装置。 36.ヒトの尿失禁を防止するための装置であって、 該装置は、ヒト尿道内にエラストマーボディーを留置するためのアプリケータ ーを有し、 このアプリケーターは、第一末端及び第二末端が開口した筒状殻体を具備する 支持部と、前記殻体の第一末端にその一部が配置され、前記ボディーと係合可能 な第一末端を有するプランジャーを具備した操縦部とを含み、 前記ボディーは、前記殻体内に配置されるとともに前記殻体の第2末端から除 去される発泡体若しくはエラストマー製の物質であり、 前記アプリケータープランジャーが、前記第二末端を介して付勢することによ り前記第一末端を膨張させるべく、前記殻体を介しそして一部前記第二末端を介 して前記ボディーを付勢するために移動可能であり、 前記殻体の第二末端が前記アプリケーター支持部の内に前記ボディーの第二 末端を保持されていることを特徴とする尿失禁を防止するための装置。 37.前記尿失禁を防止するための装置において、 該装置は、前記支持部内に、前記プランジャーをロックするための手段が更に 含まれていることを特徴とする請求項36記載の尿失禁を防止するための装置。 38.ヒトの望まない排尿(尿失禁)を防止するための方法であって、 膨張するボディーを具備したアプリケーターに、該ボディーを収縮状態で固定 して純部する工程と、 前記ボディーを尿道内に挿入し、そして、前記ボデーイを前記尿道内で膨張さ せるべく、前記ボディーから前記アプリケーターを分離するため、前記アプリケ ーターを操縦する工程と、 排尿を望む時に、前記尿道から延びる付属物を尿道に外側に向けて引っ張るこ とにより、前記尿道から膨張した前記ボデイーを引き抜く工程と、 を含み構成されている尿失禁の防止方法。 39.前記尿失禁の防止方法において、 前記アプリケーターが前記ボディーを配置した殻体とプランジャーとを含み、 前記尿道内に前記ボディーを挿入せしめる前記アプリケーターの操縦が、前記 尿道内に前記殻体の一端を配置する操作を含み、 前記殻体から前記ボデイーを前記尿道内に向けて放出すべく前記殻体内の前記 プランジャーを動かす操作を含み、そして、前記アプリケーターを前記ボディー から分離するための前記アプリケーターの操縦が、前記アプリケーターを前記尿 道から引っ込める操作を含んでいることを特徴とする請求項38記載の尿失禁の 防止方法。 40.前記尿失禁の防止方法において、 前記アプリケーターがプランジャーを含み、前記尿道内に前記ボディーを挿入 するための前記アプリケーターの操縦が、前記尿道内に前記殻体の一端を配置す る操作を含み、 前記殻体から前記ボディーを前記尿道内に向けて放出すべく前記殻体内の前記 プランジャーを動かす操作を含み、そして、前記アプリケーターから前記ボディ ーを膨張可能な末端を移動させるべく、前記殻体内で前記プランジャーを移動さ せる操作とを含み、そして、前記アプリケーターを前記ボディーから分離するた めの前記アプリケーターの操縦が、前記殻体から前記プランジャーを引っ込める 操作を含んでいることを特徴とする請求項38記載の尿失禁の防止方法。 41.前記尿失禁の防止方法において、 前記アプリケーターがプランジャーを含み、前記ボディーが、開口する末端を もつ前記殻体内に膨張する塊を含んでおり、 前記尿道内に前記ボディーを挿入せしめる前記アプリケーターの前記操縦が、 前記殻体を前記尿道内に移動させるべく前記プランジャーを配置する操作と、前 記塊の一部を膨張させるべく、前記殻体の前記塊を一部を前記殻体開口末端を覆 うように備えられる位置に向けて前記塊を移動する工程とを含み、そして、前記 アプリケーターを前記ボディーから分離するための前記アプリケーターの操縦が 、前記殻体から前記プランジャーを引っ込める工程を含んでいることを特徴とす る請求項38記載の尿失禁の防止方法。 42.前記尿失禁の防止方法において、 前記アプリケーターが把持部と該把持部から延びる突起を含み、 この突起は、前記膨張可能であって前記延びる突起を覆うように広げられてお り、 前記尿道内に前記ボディーを挿入せしめる前記アプリケーターの前記操縦が、 前記アプリケーターの前記把持部を操縦することによって、前記尿道内に前記ボ ディーを配置する工程を含み、そして、前記アプリケーターを前記ボディーから 分離するための前記アプリケーターの操縦が、前記殻体から前記延長する突起を 引っ込める工程を含んでいることを特徴とする請求項38記載の尿失禁の防止方 法。 43.ヒトの尿道口にアンカー固定するように適用され付属物と定義される要素 (member)と、尿の流れを阻止すべく前記付属物内に受容される寸法に形成され た手段(means)とを含む、尿失禁を調節するための部材(device)であって、 前記手段は、脱着自在であり、尿道口から尿の流れを阻止べく前記付属物を介 して前記尿道口内に挿入され、 前記要素は、前記尿の流れを阻止する手段が取り除かれるまで、前記尿道口に 留置できるように適用され、そして、尿の流れを阻止する新しい手段が挿入され ることを特徴とする尿失禁を調節するための部材。 44.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記要素として固定するための手段を含み、該手段が粘着剤を有することを特 徴とする請求項43記載の尿失禁を調節するための部材。 45.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記粘着剤が、ヒドロゲル(hydrogel)系粘着剤、ポリビニルエーテル系をベ ースとする粘着剤、アクリク系をベースとする粘着剤、及び天然ゴム弾性体(gu m rubber adhesives)系の粘着剤からなる群より選択されていることを特徴とす る請求項43記載の尿失禁を調節するための部材。 46.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記要素が環状であることを特徴とする請求項43記載の尿失禁を調節するた めの部材。 47.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記要素が磁性体を含み、該磁性体が医療部材若しくは診断部材に備えられて 適用されることを特徴とする請求項43記載の尿失禁を調節するための部材。 48.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記磁性体が、プラスティクと金属とを含む群から選択されていることを特徴 とする請求項47記載の尿失禁を調節するための部材。 49.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記要素が、前記ヒトの尿道内に向けた移動を防止できる厚さであることを特 徴とする請求項43記載の尿失禁を調節するための部材。 を 50.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記厚さが、約0.03インチから約0.25インチの範囲内であることを特 徴とする請求項49記載の尿失禁を調節するための部材。 51.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記尿の流れを阻止するための手段が、そこから広がる拡張部分を含み、該拡 張部分が、除去する際に使用者によって把持できるように適用されることを特徴 とする請求項43記載の尿失禁を調節するための部材。 52.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記拡張部分が、タブと紐を含む群から選択されていることを特徴とする請求 項51記載の尿失禁を調節するための部材。 53.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記尿の流れを阻止するための手段が、発泡体、エラストマー、及び発泡体と エラストマーの組み合せからなる群より選択された生体親和性物質を含んでいる ことを特徴とする請求項43記載の尿失禁を調節するための部材。 54.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記尿の流れを阻止するための手段が、液体で膨張する要素を含むことを特徴 とする請求項43記載の尿失禁を調節するための部材。 55.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記尿の流れを阻止するための手段が、機械的に膨張する要素を含むことを特 徴とする請求項43記載の尿失禁を調節するための部材。 56.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記尿の流れを阻止するための手段が、自動的に膨張する要素を含むことを特 徴とする請求項43記載の尿失禁を調節するための部材。 57.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記尿の流れを阻止するための手段が、前記液体で膨張する要素に液体を送る 手段を含むことを特徴とする請求項54記載の尿失禁を調節するための部材。 58.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記尿の流れを阻止するための手段が、前記機械的に膨張する要素に機械的な 力を伝達するための手段を起動要素(actuating member)を含み、これにより、 前記要素が膨張させることを特徴とする請求項55記載の尿失禁を調節するため の部材。 59.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記自動的に膨張する要素が、形状記憶ポリマーを含むこと特徴とする請求項 56記載の尿失禁を調節するための部材。 60.前記尿失禁を調節するための部材において、 前記尿の流れを阻止するための手段が、前記ボディーの表面上の湾曲溝を有す るボデイーを含むこと特徴とする請求項43記載の尿失禁を調節するための部材 。 61.ヒトの尿道に器具を案内する部材であって、 該部材は、付属物と定義され前記ヒトの尿道口に固定するように適用される手 段を有する要素(member)を含み、 該要素は前記尿道口に留置されるように適用され、一方、前記器具は、前記付 属物を介してヒトの尿道内に挿入させることができ、そして当該尿道から除去す ることができることを特徴とする尿道に器具を案内する部材。 62.前記ヒトの尿道に器具を案内する部材において、 前記要素を固定するための手段が、粘着剤であることを特徴とする請求項61 記載の尿道に器具を案内する部材。 63.前記ヒトの尿道に器具を案内する部材において、 前記粘着剤が、ヒドロゲル(hydrogel)系粘着剤、ポリビニルエーテル系をベ ースとする粘着剤、アクリル系をベースとする粘着剤、及び天然ゴム弾性体(gu m rubber adhesive)系の粘着剤からなる群より選択されていることを特徴とす る請求項62記載の尿道に器具を案内する部材。 64.前記ヒトの尿道に器具を案内する部材において、 前記要素が環状であることを特徴とする請求項61記載の尿道に器具を案内す る部材。 65.前記ヒトの尿道に器具を案内する部材において、 前記要素が、前記ヒトの尿道内に向けた移動を防止できる厚さであることを特 徴とする請求項61記載の尿道に器具を案内する部材。 66.前記ヒトの尿道に器具を案内する部材において、 前記厚さが、約0.03インチから約0.25インチの範囲内であることを特 徴とする請求項65記載の尿道に器具を案内する部材。 67.前記ヒトの尿道に器具を案内する部材において、 前記要素が磁性体を含み、該磁性体が医療部材若しくは診断部材を装着若しく は案内するために適用されることを特徴とする請求項61記載の尿道に器具を案 内する部材 。 68.前記ヒトの尿道に器具を案内する部材において、 前記磁性体が、プラスチックと金属とを含む群から選択されていることを特徴 とする請求項67記載の尿道に器具を案内する部材。 69.前記ヒトの尿道に器具を案内する部材において、 前記要素が、使用者が見分けできる色をさらに含むことを特徴とする請求項6 1記載の尿道に器具を案内する部材。 70.前記ヒトの尿道に器具を案内する部材において、 前記要素が表面形像を有し、該表面形像が、使用者が使用者の体内に器具を挿 入する、若しくは体内から器具を取り除くための牽引案内を提供することを特徴 とする請求項61記載の尿道に器具を案内する部材。 71.尿失禁を調節するための尿道プラグ装置の使用方法であって、 該使用方法は、 前記プラグを受領しこれを保持するために適用される付属物と定義され、かつ 粘着剤を有するアンカー要素をもつ尿道プラグ装置を提供し; 前記アンカー要素をヒトの尿道口に接して備えるべく、前記ヒトの尿道内に前 記尿道プラグを挿入し; 前記尿道口に対して前記アンカー要素を保証し; そして、膀胱排尿を望むまで、前記尿道内に配置された前記尿道プラグを、前 記配置位置から前記プラグが移動したりずれたりしないように留置する; ことを特徴とする尿道プラグ装置の使用方法。 72.前記尿道プラグ装置の使用方法において、 尿道口に前記固定アンカー部材要素をシーリングすることをさらに含むことを 特徴とする請求項71記載の尿道プラグ装置の使用方法。 73.前記尿道プラグ装置の使用方法において、 前記尿道プラグ装置が、膨張可能な尿道プラグを含むことを特徴とする請求項 71記載の尿道プラグ装置の使用方法。 74.前記尿道プラグ装置の使用方法において、 当該尿道口を閉塞すべく、前記尿道プラグを膨張させることをさらに含むこと を特徴とする請求項73記載の尿道プラグ装置の使用方法。 75.前記尿道プラグ装置の使用方法において、 膀胱排尿をすべく、前記尿道プラグを取り除くをさらに含むことを特徴とする 請求項71記載の尿道プラグ装置の使用方法。 76.前記尿道プラグ装置の使用方法において、 前記尿道プラグの取り除いた後、ヒト尿道口の周縁組織に前記アンカー部材要 素を保持することをさらに含むことを特徴とする請求項75記載の尿道プラグ装 置の使用方法。 77.前記尿道プラグ装置の使用方法において、 新しい尿道プラグを挿入することをさらに含み、該新しい尿道プラグが、前記 ヒト体内の新しい尿道プラグ位置を更に保証すべく、前記アンカー固定要素に粘 着せしめることを特徴とする請求項76記載の尿道プラグ装置の使用方法。 78.前記尿道プラグ装置の使用方法において、 前記粘着剤に治療薬を配合することをさらに含むことを特徴とする請求項71 記載の尿道プラグ装置の使用方法。
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