JPH10501948A - それぞれエラー訂正符号のデータ構造を有するデータ伝送システム、データ記録再生装置及び記録媒体 - Google Patents

それぞれエラー訂正符号のデータ構造を有するデータ伝送システム、データ記録再生装置及び記録媒体

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Abstract

(57)【要約】 情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを有する情報データを伝送するデータ伝送システムにおいて、読み出しコントローラは、1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することによって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが、1つのセクタアドレスを有する各セクタの間隔で送信され、情報データとパリティを送信するように送信機を制御し、上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域として定義される。

Description

【発明の詳細な説明】 それぞれエラー訂正符号のデータ構造を有するデータ伝送システム、データ記 録再生装置及び記録媒体 技術分野 本発明は、それぞれエラー訂正符号のデータ構造を有するデータ伝送システム 、データ記録再生装置及び記録媒体、記録媒体に使用するためのデータ構造、エ ラー訂正符号のパリティを配列するための方法、情報データを送信するための方 法、情報データを受信するための受信方法、情報データを記録媒体に記録するた めの方法、及び記録媒体から情報データを再生するための方法に関する。 本発明は、特に、通信回線を介してデータを伝送するデータ伝送システム、記 録媒体にデータを記録しかつ記録媒体からデータを再生するデータ記録再生装置 、並びに、例えば光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク、コンパクトディ スク、磁気テープ、半導体メモリなどの記録媒体に関し、ここで、データ伝送シ ステム、データ記録再生装置及び記録媒体のそれぞれがエラー訂正符号のデータ 構造を有し、さらに、記録媒体に使用するためのデータ構造、エラー訂正符号の パリティを配列するための方法、情報データを送信するための方法、情報データ を受信するための方法、情報データを記録媒体に記録するための方法、及び記録 媒体から情報データを再生するための方法に関する。 背景技術 大量のディジタルデータを伝送し記録する際、エラー訂正符号(以下、ECC という。)がデータの信頼性を向上するために広く使用されている。 元のデータにパリティを付けて生成されたECCワードは、パリティを有する データの冗長度は増大するが、ECCは、伝送、記録、再生の処理の中で生じる エラーを検出し訂正する能力を有する。 一般に、ECCは、ECCワードの冗長度が上がると、すなわち、ECCワー ドがより多量のパリティシンボルを有すると、より高いエラー訂正能力を有する 。従って、ECCワードは複数のパリティシンボル又はバイトを含む。 従来、データの伝送又は記録の際に大量のデータをECC符号化するときは、 データは、それぞれ所定の長さを有する複数のブロックに予め分割され、各ブロ ックにパリティが付けられる。そして、パリティは、一般的には、ブロックの最 後尾に配列される。すなわち、通常のデータ伝送の処理においては、データは、 パリティを各データブロックの最後尾に付けて伝送されていた。一方、データ記 録処理においては、パリティは、各データブロックに隣接する位置に記録されて いた。 従来のデータ記録方法におけるデータとECCワードのパリティの配列は図1 に具体的に図示される。 図1は、従来のECCのパリティを配列するための方法によって、データとパ リティが記録された光ディスクの1つのブロックの論理データフォーマットを示 す。 ブロックは、記録すべき情報データのタイプに依存して、データ領域90と、 行パリティ領域54と、列パリティ領域53とに分割される。この場合、パリテ ィはECCワードの1部分となっている。図1から明らかなように、行パリティ 領域54と列パリティ領域53とは部分的に互いに重なりあっている。 1つのブロックは、156フレームのデータフレーム51と、12フレームの パリティフレームからなる。この場合、フレーム51は、各ブロックの1行に対 応したデータ又はパリティのグループであって、行方向にECCワードを構成す る。 各データフレーム51は、158バイトのデータと、それぞれデータのエラー 訂正のための1バイト(以下、C1パリティという。)からなる10個のシンボ ルとから構成される。そして、13データフレームで1セクタ52を構成する。 従って、この場合、1つのブロックは12個のセクタ52からなっている。各セ クタ52のヘッダに、各セクタ52の物理セクタアドレス(以下、セクタアドレ スという。)が書き込まれている。さらに、一般的には、同期(Sync)パタ ーン(図示せず。)が各フレームのヘッダに付加されている。 列パリティ53においては、列方向の12バイトが1パリティ(以下、C2パ リティという。)を構成しており、上記パリティは、同一の列の中のそれ以前に 位置する156バイトのデータ列のエラーを訂正するために使用される。上記1 56バイトのデータと12バイトのパリティで列方向のECCワードを構成する 。図1は、1つのブロックの論理フォーマットを示しており、上記ブロックは、 図2に示すような方法で、ブロックの最上の位置のフレームから光ディスクのト ラックの上に順次物理的に連続して書き込まれる。従って、列方向にデータ列に 着目すると、データが光ディスク上に離散的に配列されているが、上記配列をイ ンターリーブという。 このようにして、従来、(a)行方向のデータ配列、すなわち、インターリー ブされていないデータ列と、(b)列方向のデータ配列、すなわち、インターリ ーブされたデータ列との両方において、データが配列されたデータ領域90と、 パリティが配列されたパリティ領域91とは互いに明確に区別されてきた。 しかしながら、最近、光ディスクの記憶容量が増加し、アクセス時間が短縮し てくるに従って、データが従来技術の配列方法によって書き込まれた任意の光デ ィスクからデータを読み出すときに、以下の問題点があった。 トラックに沿って情報を連続して読み出すときのセクタアドレスを検出するタ イミングに着目する。図3は、上記動作のタイミングを示す。この場合、情報デ ータは、図1に示したブロックの最上の位置にあるフレームから順次読み出され 、従って、12個のセクタアドレスが所定の規則的な時間周期で検出される。し かしながら、列パリティ53の12フレームの列パリティフレームが順次読み出 されるので、セクタアドレスが全く検出されない時間が続くことになる。その後 、次のブロックが読み出され、同様の現象が繰り返し生じる。 このように、ECCのパリティを配列するための従来の方法によれば、セクタ アドレスを検出するタイミングは不規則になる。従って、所望のセクタアドレス を検索するときは、複雑な制御回路と複雑な演算回路が必要で、このことは読み 出し時間を遅らせる原因となっている。この場合、例えば、列パリティを加えな いで行パリティのみを与えるようにすれば、セクタアドレスを検出するタイミン グを規則的にするできる。しかしながら、行パリティのみの場合、データ訂正能 力は低下し、記録されたデータの信頼性を損なってしまう。 従って、本発明の第1の目的は、データ送信機とデータ受信機とを備えたデー タ伝送システムであって、上記システムがデータ領域中の情報データを規則的に 送信し、データ領域に規則的に配列された情報データを、送信されてきたデータ の信頼性を損なうことなく、規則的に受信することができるデータ伝送システム を提供することにある。 本発明の第2の目的は、データ記録器とデータ再生器とを備えたデータ記録再 生装置であって、上記装置がデータ領域に情報データを規則的に記録又は書き込 みを行い、データ領域に規則的に配列された情報データを、記録データの信頼性 を損なうことなく、規則的に再生又は読み出しをすることができるデータ記録再 生装置を提供することにある。 本発明の第3の目的は、記録媒体において、情報データをデータ領域に規則的 に記録又は書き込みすることができ、データ領域に規則的に配列された、規則的 に記録された情報データを、記録されたデータの信頼性を損なうことなく再生又 は読み出しすることができる記録媒体を提供することにある。 本発明の第4の目的は、記録媒体に使用するためのデータ構造であって、情報 データをデータ領域に規則的に記録又は書き込みすることができ、データ領域に 規則的に配列された、規則的に記録された情報データを、記録されたデータの信 頼性を損なうことなく再生又は読み出しすることができるデータ構造を提供する ことにある。 本発明の第5の目的は、ECCのパリティを配列するための方法であって、上 記方法によって情報データをデータ領域に規則的に記録又は書き込みすることが でき、データ領域に規則的に配列された、規則的に記録された情報データを、記 録されたデータの信頼性を損なうことなく再生又は読み出しすることができる方 法を提供することにある。 本発明の第6の目的は、データ領域にある情報データを規則的に送信すること ができる、情報データを送信するための方法を提供することにある。 本発明の第7の目的は、データ領域に規則的に配列された情報データを、送信 されてきたデータの信頼性を損なうことなく規則的に受信することができる、情 報データを受信するための方法を提供することにある。 本発明の第8の目的は、記録媒体のデータ領域に情報データを規則的に記録又 は書き込むことができる情報データを記録するための方法を提供することにある 。 本発明の第9の目的は、記録媒体のデータ領域に規則的に配列された情報デー タを、送信されてきたデータの信頼性を損なうことなく、規則的に再生又は読み 出しすることができる情報データを再生するための方法を提供することにある。 発明の開示 上記目的を達成するために、本発明の第1の態様によれば、データ伝送システ ムは、情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを 有する情報データを伝送するデータ伝送システムであって、上記データ伝送シス テムは、データ送信機とデータ受信機とを備え、 上記データ送信機は、 送信されるべき情報データを記憶する第1の記憶手段と、 エラー訂正符号のパリティを記憶する第2の記憶手段と、 送信されるべき入力情報データを上記第1の記憶手段に書き込む書き込み制御 手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データに応答して、所定のエラー訂正符 号化法を用いて、情報データのエラーを訂正するためのエラー訂正符号のエラー 訂正符号ワードを形成するためのパリティを生成し、上記パリティを上記第2の 記憶手段に書き込むパリティ生成手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データを、上記第2の記憶手段に記憶さ れたパリティとともに送信する送信手段と、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することに よって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを 複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが1つのセ クタアドレスを有する各セクタの間隔で送信され、上記第1の記憶手段に記憶さ れた情報データと上記第2の記憶手段に記憶されたパリティを送信するように上 記送信手段を制御する読み出し制御手段とを備え、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義され、 上記データ受信機は、 上記送信手段によって各セクタの間隔で送信された情報データの各データ部分 とパリティの各パリティ部分とを受信する受信手段と、 上記受信手段によって受信された複数のデータ部分を組み合わせることによっ て1つのブロック領域の情報データを抽出するデータ抽出手段と、 上記受信手段によって受信された複数のパリティ部分を組み合わせることによ って1つのブロック領域のパリティを抽出するパリティ抽出手段と、 上記パリティ抽出手段によって抽出された1つのブロック領域のパリティに基 づいて、所定のエラー訂正復号化法を用いて、上記データ抽出手段によって抽出 された1つのブロック領域の情報データにおけるエラーを訂正し、エラー訂正さ れた情報データを出力するエラー訂正手段とを備える。 上記データ伝送システムにおいて、上記パリティは、好ましくは、行パリティ と列パリティとを含み、各セクタは複数のフレームからなり、 上記読み出し制御手段は、各データ部分の後ろの各フレームの最後尾に行パリ ティを送信し、各セクタの最後のフレームに列パリティを送信するように、上記 送信手段を制御する。 本発明の第2の態様によれば、データ送信機は、情報データにおけるエラーを 訂正するためのエラー訂正符号のパリティを付けて情報データを送信するデータ 送信機であって、 送信されるべき情報データを記憶する第1の記憶手段と、 エラー訂正符号のパリティを記憶する第2の記憶手段と、 送信されるべき入力情報データを上記第1の記憶手段に書き込む書き込み制御 手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データに応答して、所定のエラー訂正符 号化法を用いて、情報データのエラーを訂正するためのエラー訂正符号のエラー 訂正符号ワードを形成するためのパリティを生成し、上記パリティを上記第2の 記憶手段に書き込むパリティ生成手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データを、上記第2の記憶手段に記憶さ れたパリティとともに送信する送信手段と、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することに よって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを 複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが1つのセ クタアドレスを有する各セクタの間隔で送信され、上記第1の記憶手段に記憶さ れた情報データと上記第2の記憶手段に記憶されたパリティを送信するように上 記送信手段を制御する読み出し制御手段とを備え、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義された。 上記データ送信機において、上記パリティは、好ましくは、行パリティと列パ リティとを含み、各セクタは複数のフレームからなり、 上記読み出し制御手段は、各データ部分の後ろの各フレームの最後尾に行パリ ティを送信し、各セクタの最後のフレームに列パリティを送信するように上記送 信手段を制御する。 本発明の第3の態様によれば、データ受信機は、情報データにおけるエラーを 訂正するためのエラー訂正符号のパリティの付いた情報データを受信するデータ 受信機であって、 各セクタの間隔で送信された情報データの各データ部分とパリティの各パリテ ィ部分とを受信する受信手段と、 上記受信手段によって受信された複数のデータ部分を組み合わせることによっ て1つのブロック領域の情報データを抽出するデータ抽出手段と、 上記受信手段によって受信された複数のパリティ部分を組み合わることによっ て1つのブロック領域のパリティを抽出するパリティ抽出手段と、 上記パリティ抽出手段によって抽出された1つのブロック領域のパリティに基 づいて、所定のエラー訂正復号化法を用いて、上記データ抽出手段によって抽出 された1つのブロック領域の情報データにおけるエラーを訂正し、エラー訂正さ れた情報データを出力するエラー訂正手段とを備える。 本発明の第4の態様によれば、データ記録再生装置は、情報データにおけるエ ラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを有する情報データを記録媒体 に記録し、上記記録媒体からのパリティの付いた情報データを再生するデータ記 録再生装置であって、上記データ記録再生装置はデータ記録器とデータ再生器と を備え、 上記データ記録器は、 記録されるべき情報データを記憶する第1の記憶手段と、 エラー訂正符号のパリティを記憶する第2の記憶手段と、 記録されるべき入力情報データを上記第1の記憶手段に書き込む書き込み制御 手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データに応答して、所定のエラー訂正符 号化法を用いて、情報データのエラーを訂正するためのエラー訂正符号のエラー 訂正符号ワードを形成するためのパリティを生成し、上記パリティを上記第2の 記憶手段に書き込むパリティ生成手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データを、上記第2の記憶手段に記憶さ れたパリティとともに上記記録媒体に記録する記録手段と、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することに よって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを 複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが1つのセ クタアドレスを有する各セクタの間隔で記録され、上記第1の記憶手段に記憶さ れた情報データと上記第2の記憶手段に記憶されたパリティを記録するように上 記記録手段を制御する読み出し制御手段とを備え、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義され、 上記データ再生器は、 各セクタの間隔で上記記録媒体に記録された情報データの各データ部分とパリ ティの各パリティ部分とを再生する再生手段と、 上記再生手段によって再生された複数のデータ部分を組み合わせることによっ て1つのブロック領域の情報データを抽出するデータ抽出手段と、 上記再生手段によって再生された複数のパリティ部分を組み合わせることによ って1つのブロック領域のパリティを抽出するパリティ抽出手段と、 上記パリティ抽出手段によって抽出された1つのブロック領域のパリティに基 づいて、所定のエラー訂正復号化法を用いて、上記データ抽出手段によって抽出 された1つのブロック領域の情報データにおけるエラーを訂正し、エラー訂正さ れた情報データを出力するエラー訂正手段とを備える。 上記装置において、上記パリティは、好ましくは、行パリティと列パリティと を含み、各セクタは複数のフレームからなり、 上記読み出し制御手段は、各データ部分の後ろの各フレームの最後尾に行パリ ティを記録し、各セクタの最後のフレームに列パリティを記録するように、上記 記録手段を制御する。 本発明の第5の態様によれば、データ記録器は、情報データにおけるエラーを 訂正するためのエラー訂正符号のパリティを有する情報データを記録媒体に記録 するデータ記録器であって、 記録されるべき情報データを記憶する第1の記憶手段と、 エラー訂正符号のパリティを記憶する第2の記憶手段と、 記録されるべき入力情報データを上記第1の記憶手段に書き込む書き込み制御 手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データに応答して、所定のエラー訂正符 号化法を用いて、情報データのエラーを訂正するためのエラー訂正符号のエラー 訂正ワードを形成するためのパリティを生成し、上記パリティを上記第2の記憶 手段に書き込むパリティ生成手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データを、上記第2の記憶手段に記憶さ れたパリティとともに上記記録媒体に記録する記録手段と、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することに よって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを 複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが1つのセ クタアドレスを有する各セクタの間隔で記録され、上記第1の記憶手段に記憶さ れた情報データと上記第2の記憶手段に記憶されたパリティを記録するように、 上記記録手段を制御する読み出し制御手段とを備え、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義される。 上記データ記録器において、上記パリティは、好ましくは、行パリティと列パ リティとを含み、各セクタは複数のフレームからなり、 上記読み出し制御手段は、各データ部分の後ろの各フレームの最後尾に行パリ ティを記録し、各セクタの最後のフレームに列パリティを記録するように、上記 記録手段を制御する。 本発明の第6の態様によれば、データ再生器は、エラー訂正符号のパリティを 有する情報データを記録媒体から再生するデータ再生器であって、 各セクタの間隔で上記記録媒体に記録された情報データの各データ部分とパリ ティの各パリティ部分とを再生する再生手段と、 上記再生手段によって再生された複数のデータ部分を組み合わせることによっ て1つのブロック領域の情報データを抽出するデータ抽出手段と、 上記再生手段によって再生された複数のパリティ部分を組み合わせることによ って1つのブロック領域のパリティを抽出するパリティ抽出手段と、 上記パリティ抽出手段によって抽出された1つのブロック領域のパリティに基 づいて、所定のエラー訂正復号化法を用いて、上記データ抽出手段によって抽出 された1つのブロック領域の情報データにおけるエラーを訂正し、エラー訂正さ れた情報データを出力するエラー訂正手段とを備える。 本発明の第7の態様によれば、記録媒体は、情報データと、上記情報データに おけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティのデータ構造を有する 記録媒体であって、上記記録媒体はデータ再生器によって使用することができ、 上記記録媒体は、 データ再生器によって読むことができる情報データと、 データ再生器によって読むことができるエラー訂正符号のパリティとを備え、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割して得られ る情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを複数のパリテ ィ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とがセクタアドレスを有す る各セクタの間隔で記録され、上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブ ロック領域を、それぞれ同一のデータ量を有する複数のセクタに分割することに よって得られるデータ領域として定義される。 上記記録媒体において、上記パリティは、好ましくは、行パリティと列パリテ ィとを含み、各セクタは複数のフレームからなり、 上記行パリティは各データ部分の後ろの各フレームの最後尾に記録され、上記 列パリティは各セクタの最後のフレームに記録される。 本発明の第8の態様によれば、データ構造は、情報データと、上記情報データ におけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを有する記録媒体に 使用するためのデータ構造であって、上記記録媒体はデータ再生器によって使用 することができ、 上記データ構造は、 データ再生器によって読むことができる情報データと、 データ再生器によって読むことができるエラー訂正符号のパリティとを備え、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割して得られ る情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを複数のパリテ ィ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とがセクタアドレスを有す る各セクタの間隔で記録され、上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブ ロック領域を、それぞれ同一のデータ量を有する複数のセクタに分割することに よって得られるデータ領域として定義される。 上記データ構造において、上記パリティは、好ましくは、行パリティと列パリ ティとを含み、各セクタは複数のフレームからなり、 上記行パリティは各データ部分の後ろの各フレームの最後尾に記録され、上記 列パリティは各セクタの最後のフレームに記録される。 本発明の第9の態様によれば、パリティを記録媒体に配列するための方法は、 情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを記録媒 体に配列するための方法であって、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割して得られ る情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを複数のパリテ ィ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とがセクタアドレスを有す る各セクタの間隔で記録されるように、情報データとパリティとを配列するステ ップを含み、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義される。 上記方法において、上記パリティは、好ましくは、行パリティと列パリティと を含み、各セクタは複数のフレームからなり、 上記配列するステップは、上記行パリティを各データ部分の後ろの各フレーム の最後尾に配列し、上記列パリティを各セクタの最後のフレームに配列するステ ップを含む。 本発明の第10の態様によれば、パリティを有する情報データを送信するため の方法は、情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリテ ィを有する情報データを送信するための方法であって、 送信されるべき入力情報データを第1の記憶手段に書き込むステップと、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データに応答して、所定のエラー訂正符 号化法を用いて、情報データのエラーを訂正するためのエラー訂正符号のエラー 訂正符号ワードを形成するためのパリティを生成し、上記パリティを上記第2の 記憶手段に書き込むステップと、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データを、上記第2の記憶手段に記憶さ れたパリティとともに送信するステップと、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することに よって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを 複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが1つのセ クタアドレスを有する各セクタの間隔で送信され、上記第1の記憶手段に記憶さ れた情報データと上記第2の記憶手段に記憶されたパリティを送信するように制 御するステップとを含み、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義される。 上記方法において、上記パリティは、好ましくは、行パリティと列パリティと を含み、各セクタは複数のフレームからなり、 上記制御するステップは、上記行パリティを各データ部分の後ろの各フレーム の最後尾で送信し、上記列パリティを各セクタの最後のフレームで送信するよう に制御するステップを含む。 本発明の第11の態様によれば、パリティを有する情報データを受信するため の方法は、情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリテ ィを有する情報データを受信するための方法であって、 各セクタの間隔で送信された情報データの各データ部分とパリティの各パリテ ィ部分とを受信するステップと、 受信した複数のデータ部分を組み合わせることによって1つのブロック領域の 情報データを抽出するステップと、 受信した複数のパリティ部分を組み合わせることによって1つのブロック領域 のパリティを抽出するステップと、 抽出された1つのブロック領域のパリティに基づいて、所定のエラー訂正復号 化法を用いて、抽出された1つのブロック領域の情報データにおけるエラーを訂 正し、エラー訂正された情報データを出力するステップとを含む。 本発明の第12の態様によれば、パリティを有する情報データを記録媒体に記 録するための方法は、情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符 号のパリティを有する情報データを記録媒体に記録するための方法であって、 記録されるべき情報データを第1の記憶手段に書き込むステップと、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データに応答して、所定のエラー訂正符 号化法を用いて、情報データのエラーを訂正するためのエラー訂正符号のエラー 訂正符号ワードを形成するためのパリティを生成し、上記パリティを第2の記憶 手段に書き込むステップと、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データを、上記第2の記憶手段に記憶さ れたパリティとともに上記記録媒体に記録するステップと、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することに よって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを 複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが1つのセ クタアドレスを有する各セクタの間隔で記録され、上記第1の記憶手段に記憶さ れた情報データと上記第2の記憶手段に記憶されたパリティを記録するように制 御するステップとを含み、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義される。 上記方法において、上記パリティは、好ましくは、行パリティと列パリティと を含み、各セクタは複数のフレームからなり、 上記制御するステップは、上記行パリティを各データ部分の後ろの各フレーム の最後尾に記録し、上記列パリティを各セクタの最後のフレームに記録するよう に制御するステップを含む。 本発明の第13の態様によれば、パリティを有する情報データを記録媒体から 再生するための方法は、エラー訂正符号のパリティを有する情報データを記録媒 体から再生するための方法であって、 各セクタの間隔で上記記録媒体に記録された情報データの各データ部分とパリ ティの各パリティ部分とを再生するステップと、 再生された複数のデータ部分を組み合わせることによって1つのブロック領域 の情報データを抽出するステップと、 再生された複数のパリティ部分を組み合わせることによって1つのブロック領 域のパリティを抽出するステップと、 抽出された1つのブロック領域のパリティに基づいて、所定のエラー訂正復号 化法を用いて、抽出された1つのブロック領域の情報データにおけるエラーを訂 正し、エラー訂正された情報データを出力するステップとを含む。 本発明によれば、パリティは、一団になった連続した領域に記録されるのでは なく、訂正されるべきデータが記録された領域の各セクタに分散して記録される 。従って、データ領域に規則的に配列された情報データは規則的に読み出され、 これによって、データ再生装置又は読み出し装置を簡単化することができ、動作 速度を向上させることができるという優れた効果を生成する。 さらに、本発明によれば、パリティは単独で連続的に送信されるのではなく、 訂正されるべきデータに分散されて混ぜ込まれる(混合される)という方法で送 信される。上記配列の方法は、データ領域に規則的に配列された情報データを所 定の一定時間周期で送信することができるという優れた効果を生成する。 またさらに、本発明によれば、インターリーブされたシンボルデータ又はEC Cブロックデータが受信されると、データ列とパリティがシンボルデータ又はE CCブロックデータから再生され、これによって、データ列の中で発生したエラ ーが訂正される。従って、パリティが分散して送信されると、データ列とパリテ ィが容易に認識され、依って、データ列において発生したエラーが訂正されると いう優れた効果を生成する。 本発明のこれらの及びその他の目的と特徴は、同様の部分は同一の参照番号で 指示する添付図面を参照して、その好ましい実施形態に関する以下の説明から明 確になるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、ECCのパリティがECCワードのパリティを配列するための従来技 術の方法によって記録された1つのブロックの光ディスクの論理データフォーマ ットを示す図式的な図、 図2は、従来技術の光ディスクのトラック上に書かれたフレームとセクタを示 す図式的な平面図、 図3は、図1及び2に示された従来技術の光ディスクを読み出すときのセクタ アドレスを検出するタイミングを示すタイミングチャート、 図4は、本発明に係る第1の好ましい実施形態の記録媒体である光ディスクの 1つのブロックの論理データフォーマットを示す図式的な図、 図5は、図4に図示された記録媒体である光ディスクに書かれたヘッダの論理 データフォーマットを示す図式的な図、 図6は、第1の好ましい実施形態におけるセクタアドレスを検出するタイミン グを示すタイミングチャート、 図7は、第1の好ましい実施形態のECCのパリティを配列するための方法に よってパリティが書かれた読み出し専用光ディスクを示す図式的な平面図、 図8は、第1の好ましい実施形態のECCのパリティを配列するための方法に よってパリティが書かれた書き換え可能な光ディスクを示す図式的な平面図、 図9は、本発明に係る第2の好ましい実施形態のデータ伝送システムの構成を 示すブロック図、 図10は、図9に図示されたデータ送信機の構成を示すブロック図、 図11は、図9に図示されたデータ受信機の構成を示すブロック図、 図12は、図10に図示されたメモリ書き込みコントローラの処理を示すフロ ーチャート、 図13は、図10に図示されたパリティ発生器の第1の部分の処理を示すフロ ーチャート、 図14は、図10に図示されたパリティ発生器の第2の部分の処理を示すフロ ーチャート、 図15は、図10に図示されたメモリ読み出しコントローラの処理を示すフロ ーチャート、 図16は、図11に図示されたデータ受信機の第1の部分の処理を示すフロー チャート、 図17は、図11に図示されたデータ受信機の第2の部分の処理を示すフロー チャート、 図18は、本発明に係る第3の好ましい実施形態の相変化型光ディスク記録再 生装置の構成を示すブロック図である。 発明を実施するための最良の形態 添付の図面を参照して、本発明に係る好ましい実施形態について以下に詳細に 説明する。 第1の好ましい実施形態 第1の好ましい実施形態として、ECCのパリティが分散して記録された例示 的な記録媒体が示される。 図4は、本発明に係る第1の好ましい実施形態のECCのパリティを配列する ための方法によって、ECCワードが記録された光ディスクの1つのブロックの 論理データフォーマットを示す。 図1と図4との比較から明らかなように、上記論理データフォーマットは、E CCのパリティが行パリティ24−1乃至24−13を含み、1対の列パリティ 23a及び23bは各セクタ22−1乃至22−16に記録され、各行パリティ 24−1乃至24−13は各行又はフレーム21−1乃至21−13の最後尾に 配列され、1対の列パリティ23−1a及び23−1bは各セクタ22−1乃至 22−16の最後のフレーム21−13に配列されたことを特徴とする。 図4に図示されたデータ構造の論理データフォーマットについて以下に詳細に 説明する。 図4を参照すれば、伝送される1つのブロックのデータは、16個のセクタ2 2−1乃至22−16からなり、各セクタ22−1乃至22−16は、13行又 は13個のフレーム21−1乃至21−13からなる。同期伝送の際は、2バイ トの第1の同期(Sync)パターン31は各フレーム21−1乃至21−13 のヘッダよりも前の部分に付け加えられ、また、2バイトの第2の同期(Syn c)パターン32は、互いに隣接する2つの情報データ1aと1b、2aと2b 、…、12aと12b、又は互いに隣接する列パリティ23aと23bの間に配 列されるように、各フレーム21−1乃至21−13の中間部分に挿入される。 好ましい実施形態では、各フレーム21−1乃至21−13中のECCのECC ワードは、第1及び第2の同期パターン31と32を除いて構成される。 第1のセクタ22−1は、13個のフレーム21−1乃至21−13からなり 、ここで、 (a)第1のフレーム21−1は、12バイトのヘッダ20と、79バイトの 情報データ1aと、81バイトの情報データ1bと、ヘッダ20と情報データ1 a及び1bに基づいて計算された10バイトの行パリティ24−1とを含み、 (b)第2のフレーム21−2は、91バイトの情報データ2aと、81バイ トの情報データ2bと、情報データ2a及び2bとに基づいて計算された10バ イトの行パリティ24−2とを含み、 (c)第iのフレーム21−iは、91バイトの情報データiaと、81バイ トの情報データibと、情報データia及びibとに基づいて計算された10バ イトの行パリティ24−iとを含み(i=3、4、…、11)、 (d)第12のフレーム21−12は、91バイトの情報データiaと、77 バイトの情報データ12bと、情報データ1a、1b、2a、2b、…、12a 、12bのための4バイトのエラー検出符号(EDC)25と、情報データ12 aと12bとに基づいて計算された10バイトの行パリティ24−12とを含み 、 (e)第13のフレーム21−13は、91バイトの列パリティと、81バイ トの列パリティ23bと、列パリティ23aと23bとに基づいて計算された1 0バイトの列パリティ24−13とを含む。 さらに、第2乃至第16のセクタ22−2乃至22−16のそれぞれは、第1 のセクタ22−1と同様に、13個のフレーム21−1乃至21−13からなる 。セクタ22−1乃至22−16からなるECCブロックデータにおいて、列パ リティ23aは、すべてのヘッダ20と、すべての情報データ1a、2a、3a 、…、及び12aとに基づいて計算され、また、列パリティ23bは、すべての 情 報データ1b、2b、3b、…、及び12bと、すべてのエラー検出符号(ED C)25に基づいて計算される。各列パリティ14−1乃至14−13は、各行 又はフレーム21−1乃至21−13の残りに基づいて計算される。さらに、す べてのセクタ22−1乃至22−16の行パリティ24−13はまた、すべての セクタ22−1乃至22−16の1組の行パリティ24−1乃至24−12に基 づいてまとめて計算される。 図5に、図4に示す光ディスクに書き込まれたヘッダの論理データフォーマッ トを示す。 図5を参照すれば、各セクタ22−1乃至22−16の先頭に配置されたヘッ ダ20は、4バイトのセクタアドレス61と、セクタアドレス61のための2バ イトのエラー訂正符号(IEC)と、セクタ22の属性(アトトリビュート)を 表す6バイトの属性データ63とを含む。従って、1つのセクタアドレス61は 、各セクタ22−1乃至22−16の先頭に配置される。 この場合、情報データと1つの列の1バイトのパリティに着目すると、1つの 列の(12×16)バイトのエラーを訂正するための16バイトの1個の列パリ ティは、それぞれが1バイトである16列のパリティに区分されるように、その 列に均一に配列される。すなわち、図4に図示されたフォーマットは、互いに比 較すると、16個のセクタの列パリティ23a及び23bの位置が図1のフォー マットと異なっており、図4に図示された第1の好ましい実施形態のデータフォ ーマットの各パリティと一連の訂正データは、図1に図示された従来技術のそれ と実質的に同一である。 いま、16個のセクタ22−1乃至22−16の列パリティ23a及び23b が上述のように分散されて記録された光ディスクのトラックに沿って情報データ が連続して読み出されるときのセクタアドレス61を検出するタイミングに着目 する。 図4は1つのブロックの論理フォーマットを示すが、当該ブロックは、最上の フレームからディスクのトラックに沿って順次連続して物理的に記録され、各デ ータは、最も左のバイトから最も右のバイトに向かって順次記録される。これは 、 図2に図示された従来技術の光ディスクのそれと同一である。 図6は、第1の好ましい実施形態のセクタアドレスを検出するためのタイミン グを示すタイミングチャートである。 図6に示すように、セクタアドレス61は、現在のブロックから次のブロック への境界でセクタアドレスを検出するときであっても、所定の時間周期Tc毎に 規則的に検出される。図4に図示されたデータフォーマットから明らかなように 、各セクタアドレス61は、13フレーム毎に1回検出され、これは、読み出し 処理が次のブロックヘ続くときと同様である。 図7は、ECCのパリティが第1の好ましい実施形態のECCのパリティを配 列するための方法によって書き込まれた読み出し専用光ディスク3001を示す 図式的な平面図である。 図7を参照すれば、記録領域は螺旋形状で配列されており、1つのセクタ22 は中心孔3001hを有する読み出し専用光ディスク3001の螺旋形状の記録 領域の1部分に配置される。すなわち、CLV(一定線速度)法が読み出し専用 光ディスク3001のための書き込み方法として使用される。さらに、図7から 明らかなように、ヘッダ20の各セクタアドレス61は、読み出し専用光ディス ク3001において所定の一定時間周期Tcで検出される。 図8は、第1の好ましい実施形態のECCのパリティを配列するための方法に よって、ECCのパリティが書かれた書き換え可能な光ディスクを示す図式的な 平面図である。 図8を参照すれば、記録領域は螺旋形状で配列され、1つのセクタ22は、中 心孔3002hを有する書き換え可能な光ディスク3002の1回転分の記録領 域の1部分に配置される。すなわち、ゾーンCAV(一定角速度)法が書き換え 可能な光ディスク3002のための書き込み方法として使用される。さらに、図 8から明らかなように、ヘッダ20の各セクタアドレス61は、書き換え可能な 光ディスク3002において所定の一定時間周期Tcで検出される。 第1の好ましい実施形態についての上記の説明から明らかなように、ヘッダ2 0の各セクタアドレス61は、この好ましい実施形態の記録媒体である光ディス ク3001又は3002においては、図1に図示された従来技術の場合と異なる 方法で所定の一定時間周期Tcで検出される。この場合において、規則的に検出 されるべきデータは、もちろん、セクタアドレスに限定されない。例えば、規則 的に検出されるデータはヘッダ20であってもよい。すなわち、各セクタ22の 同一の列又はフレーム21における対応する位置にインターリーブするように配 列されたデータは、所定の一定時間周期Tc毎に確実に検出される。 第2の好ましい実施形態 第2の好ましい実施形態として、ECCのパリティを分散するように伝送する 例示的なデータ伝送システムを示す。 図9は、本発明に係る第2の好ましい実施形態のデータ伝送システムの構成を 示すブロック図である。 図9を参照すれば、データ伝送システムは、データ送信機1000とデータ受 信機2000とを備える。入力データは、メモリ書き込みコントローラ(制御器 )101に入力され、そして、入力データは、詳細後述する方法でデータ送信機 1000において処理される。その後、入力データとECCのパリティとを含む 送信信号は、送信機106から電話回線4000を介してデータ受信機2000 の受信機201に送信される。送信された信号は、受信機201によって受信さ れ、そして、詳細後述する方法でデータ受信機2000において処理される。そ して、出力データはデータ受信機2000のエラー訂正プロセッサ205から出 力される。 図10は、図9に図示されたデータ送信機1000の構成を示すブロック図で ある。図10は、データメモリ102及びパリティメモリ104にそれぞれ記憶 されたデータ108及び109のみならず、より良い認識と理解のためにそれぞ れの経路を通るデータ107及び110の概念的な図を含むことに注意すべきで ある。 データ送信機1000は、メモリ書き込みコントローラ101と、データメモ リ102と、ECC符号器103aを備えるパリティ発生器103と、パリティ メモリ読み出しコントローラ105と、送信機106とを備える。データ送信機 1000において、メモリ書き込みコントローラ101は、ページカウンタ12 1とデータカウンタ122とを備え、パリティ発生器103は、ページカウンタ 123とデータカウンタ124とを備える。 メモリ書き込みコントローラ101は、ブロック番号に対応するページ番号を 計数するページカウンタ121と、行番号jをバイトで、列番号iをバイトで計 数するデータカウンタ122とを備え、外部装置から送られてくる入力データを ラッチし、すなわち、一時的に記憶し、そして、ページ及びデータのカウンタ1 21と122によって示されるi、j及びpの数に基づいて、2つのブロックに 対応する2ページ(ページ“0”と“1”)分のメモリ容量を有するデータメモ リ102に入力データを記憶する。データ伝送システムは、N行×M列のデータ を1つのブロックとして管理し、1つのブロックを単位にして、それに付加され たパリティとともに送信する。第2の好ましい実施形態において、Nは(12× 16)フレームで、Mは、図4から明らかなように、同期パターン31及び32 を除いて182バイトである。従って、メモリ書き込みコントローラ101は、 N行×M列の入力データを1つの単位又は1つのブロックとして外部装置から受 信してラッチする。 パリティ発生器103は、その内部にECC符号器103aを備えるとともに 、ブロック番号に対応するページ番号を計数するページカウンタ123と、行番 号jをバイトで計数し、列番号iをバイトで計数するデータカウンタ124とを 備える。パリティ発生器103は、例えば当業者には既に知られているリードソ ロモン符号化法を使ってデータメモリ102に記憶されたN行×M列の情報デー タ108のためのパリティを計算する。実際には、パリティ発生器103は、M バイトのデータとmバイトの行パリティからなる各行の行ECCワードのエラー を訂正するmバイトからなる行パリティを計算する。好ましい実施形態では、図 4から明らかなようにmは10バイトである。さらに、列方向で、パリティ発生 器103は同様に、Nバイトのデータとnバイトの列パリティ23a又は23b からなる各列の列ECCワードのエラーを訂正するnバイトからなる行パリティ 23a又は23bを計算する。好ましい実施形態では、図4から明らかなように nは16バイトである。 パリティ発生器103によって計算されたパリティデータ109は、パリティ メモリ104に記憶される。データメモリ102とパリティメモリ104は、メ モリ102及び103のそれぞれに記憶された情報データのタイプに従って異な るブロックに設けられるが、実際には、半導体メモリなどからなるRAMの異な るアドレスの領域に割り付けられる。 メモリ読み出しコントローラ105は、所定の手順に従って、データメモリ1 02に記憶されたN行×M列の情報データ108と、パリティメモリ104に記 憶されたパリティ109とを読み出し、1つのブロックの情報データとパリティ とが混合されている伝送データ又はECCブロックデータ110として、情報デ ータ108とパリティデータ109とを送信機106に送信する。伝送データ1 10は第1の好ましい実施形態で説明した図4のそれと同一のフォーマットであ ることに注意すべきである。 従って、シンボルデータ又はECCブロックデータは、行パリティ24と、列 パリティ23a及び23bとが各セクタ22の周期で送られるように、メモリ読 み出しコントローラ105によって送信され、ここで、セクタ22は、所定のデ ータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一のデータ量を有する複数の セクタ22に分割することによって得られるデータ領域として、又はEDC25 を含む所定量の情報データを伝送する伝送データの1部として定義される。以下 、情報データ108とパリティデータ109とを含むデータをECCブロックデ ータ110という。 送信機106は変調器と増幅器とを備える。送信機106は、例えばFSK、 PSK、QAMなどの所定のディジタル変調法を用いて、メモリ読み出しコント ローラ105から送られてきた情報データ108とパリティデータ109とを含 む伝送ECCブロックデータ110に従って搬送波信号を変調し、変調された送 信信号を増幅し、公衆電話交換網の電話回線4000を介して図9に図示された データ受信機2000の受信機201に対して上記送信信号を送信する。 好ましい実施形態では、読み出しコントローラ105は送信機106を制御す ることにより、1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分 割して得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域の行パリティ 24と列パリティ23a及び23bを複数のパリティ部分に分割して得られた行 パリティ24と列パリティ23a及び23bの各パリティ部分とが各セクタ22 の周期で送信されるように、データメモリ102に記憶された情報データと、パ リティメモリ104に記憶された行パリティ24と、列パリティ23a及び23 bとを送信する。 好ましい実施形態では、ECCのパリティは、行パリティ24と列パリティ2 3a及び23bとを含み、各セクタ22は複数のフレーム21からなる。読み出 しコントローラ105は、行パリティ24を各データ部分の後ろの各フレーム2 1の後尾に付けて、列パリティ23a及び23bを各セクタ22の最後のフレー ム21に入れて送信するように送信機106を制御する。 図11は、図9に図示されたデータ送信機2000の構成を示すブロック図で ある。図11は、より良く認識されかつ理解されるために、各経路を流れ、デー タメモリ203mとパリティメモリ204mにそれぞれ記憶されたデータ207 及び208と、データ206とを概念的に示す図であるということに注意しなけ ればならない。 データ受信機2000は、受信機201と、メモリ書き込みコントローラ20 1aと、ECCブロックデータメモリ202と、データ抽出器203と、パリテ ィデータ抽出器204と、データメモリ203mと、パリティメモリ204mと 、エラー訂正プロセッサ205とを備える。データ受信機2000において、メ モリ書き込みコントローラ201aは、ブロック番号に対応したページ番号を計 数するページカウンタ221と、行番号jをバイトで、列番号iをバイトで計数 するデータカウンタ222とを備え、パリティ抽出器204はその内部にECC 復号器204aを備える。 受信機201は、電話受信機と復調器とを備え、データ送信機1000から送 られてくる図10のECCブロックデータ110を含む受信信号を受信し、図1 0に図示された送信機で使用される変調方法に対応した所定の復調方法を使って 受信信号の変調された信号を復調して、ECCブロックデータ110を含む受信 データを生成し、上記受信データはメモリ書き込みコントローラ201aに送ら れる。メモリ書き込みコントローラ201aは、ページカウンタ221及びデー タカウンタ222によって示される番号p、i及びjに基づいて上記入力データ をECCブロックデータメモリ202に記憶する。この場合、受信されたデータ 206は、図4に示されたデータ構造を有する、(N+n)行×(M+m)列の データと、パリティとから構成されると仮定する。この好ましい実施形態におい て、情報データとパリティは、それぞれが1バイトであるシンボルによって表さ れる。ECCブロックデータメモリ202は、図10に図示されたデータメモリ 102の場合と同様の方法で、2つのブロックに対応する2ページ(ページ“0 ”と“1”)までの記憶容量を有することに注意すべきである。 データ抽出器203は、ECCブロックデータメモリ202に記憶された受信 されたECCブロックデータ206から情報データ207のみを抽出し、次いで 、上記抽出したデータ207を、データバッファメモリであるデータメモリ20 3mを介してエラー訂正プロセッサ205に送信する。言い換えると、データ抽 出器203は、図11の207に示すように、複数のデータ部分を組み合わせる ことによって、1つのブロック領域の情報データを抽出する。 一方、パリティデータ抽出器204は、ECCブロックデータメモリ202に 記憶された、上記受信されたECCブロックデータ206からパリティ208の みを抽出して読み出し、次いで、上記抽出したパリティ208を、パリティバッ ファメモリのパリティメモリ204mを介してエラー訂正プロセッサ205に送 信する。言い換えると、パリティ抽出器204は、図11の208に示すように 、複数のパリティ部分を組み合わせることによって、1つのブロック領域のパリ ティを抽出する。 エラー訂正プロセッサ205は、データ抽出器203から送信されてきた情報 データ207と、パリティデータ抽出器204から送信されてきたパリティ20 8とによって所定の計算処理を実行し、次いで、出力データとしてエラーが訂正 済みの結果データを出力する。言い換えると、エラー訂正プロセッサ205は、 パリティ抽出器204によって抽出されたECCのパリティに基づいて、データ 送信機1000のエラー訂正符号化法に対応する所定のエラー訂正復号化法を用 いて、データ抽出器203とパリティ抽出器204とによって抽出された1つの ブロック領域のECCワードの情報データにおけるエラーを訂正する。 上述のように構成されたデータ送信機1000とデータ受信機2000とを備 えるデータ伝送システムの動作について、図10乃至図17を参照して以下に説 明する。 図12は、N行×M列の入力データを得ることによりラッチするメモリ書き込 みコントローラ101の処理を示すフローチャートである。この場合、データメ モリ102は、N行×M列の情報データが1ページに対応する、全部で2ページ (ページ“0”と“1”)の記憶容量を有する。図10に図示されたページカウ ンタ121は、ステップS401及びS410乃至S412において、入力デー タを記憶するために2つのページの間をスイッチングしながらバッファ処理を行 うように動作する。各1バイトの入力データは、ステップS403乃至S407 において、データメモリ102に各行又は各フレームの左側から右側へ、そして ステップS408乃至S409において、上側の行又はフレームから下側の行又 はフレームへ順次記憶される。 図13と図14は、パリティを計算する図10のパリティ発生器103の処理 を示すフローチャートである。この場合、ECC符号器103aは、パリティ発 生器103の内部に設けられ、次の構造を有する:複数バイトのデータが1バイ トずつECC符号器103aに入力されるとき、ECC符号器103aは1バイ トずつ計算する。 データメモリ102に記憶された1行又は1フレームの情報データが1バイト のデータをデータメモリ102から繰り返し読み出することにより読み出され、 かつ1フレームのための10バイトの1つの行パリティ24がステップS501 乃至S505において計算されるとき、1フレームのための10バイトの1つの 行パリティは、ステップS506乃至S510において、パリティメモリ104 の行パリティ24の位置に記憶される。その後、同様の処理によって、列方向の データは、データメモリ102から1バイトのデータを繰り返し読み出すことに より読み出され、列パリティ23a又は23bのその列の16バイトのパリティ シンボル、又は各セクタ22の最後の行パリティ24−13は、ステップS51 1乃至S515において計算され、次いで、列パリティ23a又は23bのパリ ティシンボル、又は各セクタ22の最後の行パリティ24−13は、ステップS 516乃至S520において、パリティメモリ104の列パリティの位置に記憶 される。上記の処理は、ステップS521乃至S523において最右列まで繰り 返される。 図15は、図10のメモリ読み出しコントローラ105の処理を示すフローチ ャートである。読み出し出力の順序は、図10の伝送されるECCブロックデー タ110に図示され、ここで、行パリティ24を含む1行又は1フレームのデー タは、ステップS601乃至S607において、最上の行又はフレームから順次 読み出されて送信機106に送られる。ステップS608乃至S614において 、Q個のデータフレームが読み出される度に、列パリティ23a及び23bと行 パリティ24−13を含む1つの行パリティフレーム又は最後のフレームが読み 出されるということに注意しなければならない。上記の動作によって、列パリテ ィ23a及び23bのフレーム21−13は、送信機106から分散されて送信 される。ステップS606において情報データがデータメモリ102から読み出 される場合と、ステップS612においてパリティがパリティメモリ104から 読み出される場合とでは、図15のフローチャートでは、特に両者を区別する必 要はない。なぜなら、それらは、実際問題として、1つの記憶領域の異なるアド レスに位置しているからである。 上記の説明から明らかなように、メモリ書き込みコントローラ101によって 得られたN行×M列の入力データは、データ送信機1000によってパリティ1 09を情報データに付加されるように処理され、次いで、パリティ109は、列 方向にインターリーブされたデータの形式で分散されて送信機106から送信さ れる。 図16と図17は、(N+n)行×(M+m)列のシンボルからなる受信デー タ206を得ることによりエラー訂正処理を行うデータ受信機2000の処理を 示すフローチャートである。 この場合、ECC復号器204aは、パリティ抽出器204の内部に設けられ て、次のような構造を有する:複数バイトデータが1バイトずつECC復号器2 04aに入力されるときにECC復号器204aは1バイトずつ計算する。 1フレームのECCワードを受信したとき、ステップS801乃至S809に おいて、エラー訂正処理が行方向に実行される。上記処理は、ステップS810 乃至S811において、すべてのフレームに対して繰り返される。行方向のエラ ー訂正処理が完了すると、続いて、ステップS818乃至S825において、同 様の手順に従って行方向のエラー訂正処理が実行される。1ページに対応したE CCワード又はECCブロックデータのエラー訂正が上記処理を経て完了すると 、ステップS826乃至S828において、ECCブロックデータメモリ202 の別のページに記憶されたシンボルに対してエラー訂正処理が繰り返される。 上記の説明から明らかなように、受信機201によって得られた(N+n)行 ×(M+m)列のシンボルは、データ受信機2000においてエラー訂正処理に 掛けられ、(N+n)行×(M+m)列のエラー訂正されたデータは、エラー訂 正プロセッサ205から出力される。 第3の好ましい実施形態 図18は、本発明に係る第3の好ましい実施形態の相変化型光ディスク記録再 生装置の構成を示すブロック図である。 図9と図18とを比較すると明らかなように、第2と第3の好ましい実施形態 の間の相違点は次の通りである: (1)記録プロセッサ106aが送信機106の代わりに設けられ、 (2)再生プロセッサ201aが受信機201の代わりに設けられ、 (3)ディスク3000を回転させるディスク駆動機構と、レーザダイオード 111及び211と、光検出器212とが、図9に図示された第2の好ましい実 施形態に対してさらに設けられる。 メモリ読み出しコントローラ105から送られてきたパリティを有する入力デ ータに応じて、記録プロセッサ106aは、入力データを記録信号に変換し、記 録信号を増幅し、増幅した記録信号をレーザダイオード111に出力する。レー ザダイオード111は、記録するための記録信号に従って変調されたレーザ光を 発生し、記録されるべきディスク3000の部分にレーザ光を照射する。一方、 レーザダイオード211は、再生のための比較的弱い連続レーザ光を発生して、 再生されるべきディスク3000のある部分にレーザ光を照射し、ディスク30 00のその部分での反射光が光検出器212に入射し、光検出器212は反射光 を検出し、それを電気信号に変換し、上記電気信号を再生プロセッサ201aに 出力する。再生プロセッサ201aは、波形成形処理を実行して入力された電気 信号をパルス形状のディジタルデータに変換する。 光ディスク3000においては、光記録層が形成され、ここで第1の反射率が 情報データ“0”を表し、第2の反射率が情報データ“1”を表す。 情報データ“0”又は“1”を記録するときは、それぞれ第1の光強度又は第 2の光強度のレーザ光が、記録されるべきディスク3000のある部分にレーザ ダイオード111から照射される。そして、記録層の反射率は、レーザ光の強度 に従って第1の値又は第2の値になる。 一方、情報データを読み出すときは、弱いレーザ光が再生すべきディスク30 00のある部分にレーザ光211から連続して照射され、そして、例えば反射光 の強度の値が光検出器212で検出される。 第3の好ましい実施形態では、書き換え可能ディスク3000が使用されたが 、本発明はこれに限定されない。本発明は、読み出し専用光ディスク、追記可能 ディスクなど、他の種類のディスク記録再生装置にも適用できる。 他の実施形態 本発明のECCのパリティを配列するための方法をその好ましい実施形態に基 づいて説明してきたが、本発明は、勿論、それらの好ましい実施形態に限定され ない。次の他の実施形態を提供してもよい。 第1の好ましい実施形態においては、16バイトからなる列パリティは、1バ イトずつ分散されて配列される。しかしながら、本発明は、そのような特別な数 値の仕様に限定されない。例えば、48バイトからなる列パリティを3バイトず つ分散させて配列するための方法を採用してもよい。 第2の好ましい実施形態においては、パリティ発生器103とメモリ読み出し コントローラ105は、1つのブロックの情報データがメモリ書き込みコントロ ーラ101に総て入力された後動作していた。しかしながら、本発明は、そのよ うなシーケンス(順序)には限定されない。例えば、メモリ書き込みコントロー ラ101が1行の情報データを得たら直ちに、パリティ発生器103は情報デー タの行パリティを計算してもよい。 上記の好ましい実施形態においては、光ディスクを記録媒体として使用したが 、本発明は、これに限定されない。本発明は、光磁気ディスク、光ディスク、磁 気ディスク、コンパクトディスク、磁気テープ、半導体メモリなどの他の種類の 記録媒体にも適用できる。 上記の好ましい実施形態においては、電話回線4000が用いられたが、本発 明は、これに限定されない。ISDN(統合サービスディジタルネットワーク) 、パケット交換網回線、ATM(非同期転送モード)通信回線、フレームリレー 通信回線などを使ってもよい。 上記の好ましい実施形態において、順方向エラー訂正法のリードソロモン符号 のパリティをECCとして使用したが、本発明は、これに限定されない。例えば 、ハミング符号、拡張ハミング符号、BCH(Bose-Chau-dri-Hockengem)符号 、ファイア符号などのブロック符号をECCとして使用してもよい。 上記の好ましい実施形態においては、図4に図示されたデータ構造を使用した が、本発明は、これには限定されない。セクタアドレス50が所定の一定時間周 期で検出できるようにセクタアドレス50が各セクタに配列された、図4に図示 されたものと同様のデータを使用してもよい。 添付の図面を参照して好ましい実施形態に関連づけて本発明を十分に説明した が、当業者にとっては、様々な変更や修正があることは明かである。そのような 変更や修正は、これらが添付の請求範囲によって定義される本発明の範囲から逸 脱しない限り、本発明の範囲に含まれるものと理解されるべきである。 産業上の利用可能性 本発明によれば、パリティは、一団になった連続した領域に記録されるのでは なく、訂正されるべきデータが記録された領域の各セクタに分散して記録される 。従って、データ領域に規則的に配列された情報データは規則的に読み出され、 これによって、データ再生装置又はデータ読み出し装置を簡単化することができ 、動作速度を向上させることができるという優れた効果を生み出す。 さらに、本発明によれば、パリティは単独で連続的に送信されるのではなく、 訂正されるべきデータに分散されて混ぜ込まれるという方法で送信される。上記 配列の仕方によって、データ領域に規則的に配列された情報データを所定の一定 時間周期で送信することができるという優れた効果を生み出す。 またさらに、本発明によれば、インターリーブされたシンボルデータ又はEC Cブロックデータが受信されるとき、データ列とパリティがシンボルデータ又は ECCブロックデータから再生され、データ列の中で発生したエラーが訂正され る。従って、パリティが分散して送信されると、データ列とパリティが容易に認 識され、これによって、データ列中で発生したエラーが訂正されるという優れた 効果を生み出す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 正 神奈川県横浜市金沢区富岡西4丁目77番19 号 (72)発明者 平山 康一 神奈川県横浜市戸塚区汲沢1丁目7番10号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを有 する情報データを伝送するデータ伝送システムであって、上記データ伝送システ ムは、データ送信機とデータ受信機とを備え、 上記データ送信機は、 送信されるべき情報データを記憶する第1の記憶手段と、 エラー訂正符号のパリティを記憶する第2の記憶手段と、 送信されるべき入力情報データを上記第1の記憶手段に書き込む書き込み制御 手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データに応答して、所定のエラー訂正符 号化法を用いて、情報データのエラーを訂正するためのエラー訂正符号のエラー 訂正符号ワードを形成するためのパリティを生成し、上記パリティを上記第2の 記憶手段に書き込むパリティ生成手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データを、上記第2の記憶手段に記憶さ れたパリティとともに送信する送信手段と、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することに よって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを 複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが1つのセ クタアドレスを有する各セクタの間隔で送信され、上記第1の記憶手段に記憶さ れた情報データと上記第2の記憶手段に記憶されたパリティを送信するように上 記送信手段を制御する読み出し制御手段とを備え、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義され、 上記データ受信機は、 上記送信手段によって各セクタの間隔で送信された情報データの各データ部分 とパリティの各パリティ部分とを受信する受信手段と、 上記受信手段によって受信された複数のデータ部分を組み合わせることによっ て1つのブロック領域の情報データを抽出するデータ抽出手段と、 上記受信手段によって受信された複数のパリティ部分を組み合わせることによ って1つのブロック領域のパリティを抽出するパリティ抽出手段と、 上記パリティ抽出手段によって抽出された1つのブロック領域のパリティに基 づいて、所定のエラー訂正復号化法を用いて、上記データ抽出手段によって抽出 された1つのブロック領域の情報データにおけるエラーを訂正し、エラー訂正さ れた情報データを出力するエラー訂正手段とを備えたデータ伝送システム。 2.上記パリティは行パリティと列パリティとを含み、各セクタは複数のフレー ムからなり、 上記読み出し制御手段は、各データ部分の後ろの各フレームの最後尾に行パリ ティを送信し、各セクタの最後のフレームに列パリティを送信するように、上記 送信手段を制御する請求項1記載のデータ伝送システム。 3.情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを付 けて情報データを送信するデータ送信機であって、 送信されるべき情報データを記憶する第1の記憶手段と、 エラー訂正符号のパリティを記憶する第2の記憶手段と、 送信されるべき入力情報データを上記第1の記憶手段に書き込む書き込み制御 手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データに応答して、所定のエラー訂正符 号化法を用いて、情報データのエラーを訂正するためのエラー訂正符号のエラー 訂正符号ワードを形成するためのパリティを生成し、上記パリティを上記第2の 記憶手段に書き込むパリティ生成手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データを、上記第2の記憶手段に記憶さ れたパリティとともに送信する送信手段と、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することに よって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを 複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが1つのセ クタアドレスを有する各セクタの間隔で送信され、上記第1の記憶手段に記憶さ れた情報データと上記第2の記憶手段に記憶されたパリティを送信するように上 記送信手段を制御する読み出し制御手段とを備え、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義されたデータ送信機。 4.上記パリティは行パリティと列パリティとを含み、各セクタは複数のフレー ムからなり、 上記読み出し制御手段は、各データ部分の後ろの各フレームの最後尾に行パリ ティを送信し、各セクタの最後のフレームに列パリティを送信するように上記送 信手段を制御する請求項3記載のデータ送信機。 5.情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティの付 いた情報データを受信するデータ受信機であって、 各セクタの間隔で送信された情報データの各データ部分とパリティの各パリテ ィ部分とを受信する受信手段と、 上記受信手段によって受信された複数のデータ部分を組み合わせることによっ て1つのブロック領域の情報データを抽出するデータ抽出手段と、 上記受信手段によって受信された複数のパリティ部分を組み合わることによっ て1つのブロック領域のパリティを抽出するパリティ抽出手段と、 上記パリティ抽出手段によって抽出された1つのブロック領域のパリティに基 づいて、所定のエラー訂正復号化法を用いて、上記データ抽出手段によって抽出 された1つのブロック領域の情報データにおけるエラーを訂正し、エラー訂正さ れた情報データを出力するエラー訂正手段とを備えたデータ受信機。 6.情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを有 する情報データを記録媒体に記録し、上記記録媒体からのパリティの付いた情報 データを再生するデータ記録再生装置であって、上記データ記録再生装置はデー タ記録器とデータ再生器とを備え、 上記データ記録器は、 記録されるべき情報データを記憶する第1の記憶手段と、 エラー訂正符号のパリティを記憶する第2の記憶手段と、 記録されるべき入力情報データを上記第1の記憶手段に書き込む書き込み制御 手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データに応答して、所定のエラー訂正符 号化法を用いて、情報データのエラーを訂正するためのエラー訂正符号のエラー 訂正符号ワードを形成するためのパリティを生成し、上記パリティを上記第2の 記憶手段に書き込むパリティ生成手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データを、上記第2の記憶手段に記憶さ れたパリティとともに上記記録媒体に記録する記録手段と、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することに よって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを 複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが1つのセ クタアドレスを有する各セクタの間隔で記録され、上記第1の記憶手段に記憶さ れた情報データと上記第2の記憶手段に記憶されたパリティを記録するように上 記記録手段を制御する読み出し制御手段とを備え、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義され、 上記データ再生器は、 各セクタの間隔で上記記録媒体に記録された情報データの各データ部分とパリ ティの各パリティ部分とを再生する再生手段と、 上記再生手段によって再生された複数のデータ部分を組み合わせることによっ て1つのブロック領域の情報データを抽出するデータ抽出手段と、 上記再生手段によって再生された複数のパリティ部分を組み合わせることによ って1つのブロック領域のパリティを抽出するパリティ抽出手段と、 上記パリティ抽出手段によって抽出された1つのブロック領域のパリティに基 づいて、所定のエラー訂正復号化法を用いて、上記データ抽出手段によって抽出 された1つのブロック領域の情報データにおけるエラーを訂正し、エラー訂正さ れた情報データを出力するエラー訂正手段とを備えたデータ記録再生装置。 7.上記パリティは行パリティと列パリティとを含み、各セクタは複数のフレー ムからなり、 上記読み出し制御手段は、各データ部分の後ろの各フレームの最後尾に行パリ ティを記録し、各セクタの最後のフレームに列パリティを記録するように、上記 記録手段を制御する請求項6記載の装置。 8.情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを有 する情報データを記録媒体に記録するデータ記録器であって、 記録されるべき情報データを記憶する第1の記憶手段と、 エラー訂正符号のパリティを記憶する第2の記憶手段と、 記録されるべき入力情報データを上記第1の記憶手段に書き込む書き込み制御 手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データに応答して、所定のエラー訂正符 号化法を用いて、情報データのエラーを訂正するためのエラー訂正符号のエラー 訂正ワードを形成するためのパリティを生成し、上記パリティを上記第2の記憶 手段に書き込むパリティ生成手段と、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データを、上記第2の記憶手段に記憶さ れたパリティとともに上記記録媒体に記録する記録手段と、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することに よって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを 複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが1つのセ クタアドレスを有する各セクタの間隔で記録され、上記第1の記憶手段に記憶さ れた情報データと上記第2の記憶手段に記憶されたパリティを記録するように、 上記記録手段を制御する読み出し制御手段とを備え、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義されたデータ記録器。 9.上記パリティは行パリティと列パリティとを含み、各セクタは複数のフレー ムからなり、 上記読み出し制御手段は、各データ部分の後ろの各フレームの最後尾に行パリ ティを記録し、各セクタの最後のフレームに列パリティを記録するように、上記 記録手段を制御する請求項8記載のデータ記録器。 10.エラー訂正符号のパリティを有する情報データを記録媒体から再生するデ ータ再生器であって、 各セクタの間隔で上記記録媒体に記録された情報データの各データ部分とパリ ティの各パリティ部分とを再生する再生手段と、 上記再生手段によって再生された複数のデータ部分を組み合わせることによっ て1つのブロック領域の情報データを抽出するデータ抽出手段と、 上記再生手段によって再生された複数のパリティ部分を組み合わせることによ って1つのブロック領域のパリティを抽出するパリティ抽出手段と、 上記パリティ抽出手段によって抽出された1つのブロック領域のパリティに基 づいて、所定のエラー訂正復号化法を用いて、上記データ抽出手段によって抽出 された1つのブロック領域の情報データにおけるエラーを訂正し、エラー訂正さ れた情報データを出力するエラー訂正手段とを備えたデータ再生器。 11.情報データと、上記情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂 正符号のパリティのデータ構造を有する記録媒体であって、上記記録媒体はデー タ再生器によって使用することができ、 上記記録媒体は、 データ再生器によって読むことができる情報データと、 データ再生器によって読むことができるエラー訂正符号のパリティとを備え、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割して得られ る情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを複数のパリテ ィ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とがセクタアドレスを有す る各セクタの間隔で記録され、上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブ ロック領域を、それぞれ同一のデータ量を有する複数のセクタに分割することに よって得られるデータ領域として定義された記録媒体。 12.上記パリティは行パリティと列パリティとを含み、各セクタは複数のフレ ームからなり、 上記行パリティは各データ部分の後ろの各フレームの最後尾に記録され、上記 列パリティは各セクタの最後のフレームに記録された請求項11記載の記録媒体 。 13.情報データと、上記情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂 正符号のパリティを有する記録媒体に使用するためのデータ構造であって、上記 記録媒体はデータ再生器によって使用することができ、 上記データ構造は、 データ再生器によって読むことができる情報データと、 データ再生器によって読むことができるエラー訂正符号のパリティとを備え、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割して得られ る情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを複数のパリテ ィ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とがセクタアドレスを有す る各セクタの間隔で記録され、上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブ ロック領域を、それぞれ同一のデータ量を有する複数のセクタに分割することに よって得られるデータ領域として定義されたデータ構造。 14.上記パリティは行パリティと列パリティとを含み、各セクタは複数のフレ ームからなり、 上記行パリティは各データ部分の後ろの各フレームの最後尾に記録され、上記 列パリティは各セクタの最後のフレームに記録された請求項13記載のデータ構 造。 15.情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを 記録媒体に配列するための方法であって、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割して得られ る情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを複数のパリテ ィ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とがセクタアドレスを有す る各セクタの間隔で記録されるように、情報データとパリティとを配列するステ ップを含み、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義された方法。 16.上記パリティは行パリティと列パリティとを含み、各セクタは複数のフレ ームからなり、 上記配列するステップは、上記行パリティを各データ部分の後ろの各フレーム の最後尾に配列し、上記列パリティを各セクタの最後のフレームに配列するステ ップを含む請求項15記載の方法。 17.情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを 有する情報データを送信するための方法であって、 送信されるべき入力情報データを第1の記憶手段に書き込むステップと、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データに応答して、所定のエラー訂正符 号化法を用いて、情報データのエラーを訂正するためのエラー訂正符号のエラー 訂正符号ワードを形成するためのパリティを生成し、上記パリティを上記第2の 記憶手段に書き込むステップと、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データを、上記第2の記憶手段に記憶さ れたパリティとともに送信するステップと、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することに よって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを 複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが1つのセ クタアドレスを有する各セクタの間隔で送信され、上記第1の記憶手段に記憶さ れた情報データと上記第2の記憶手段に記憶されたパリティを送信するように制 御するステップとを含み、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義された方法。 18.上記パリティは行パリティと列パリティとを含み、各セクタは複数のフレ ームからなり、 上記制御するステップは、上記行パリティを各データ部分の後ろの各フレーム の最後尾で送信し、上記列パリティを各セクタの最後のフレームで送信するよう に制御するステップを含む請求項17記載の方法。 19.情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを 有する情報データを受信するための方法であって、 各セクタの間隔で送信された情報データの各データ部分とパリティの各パリテ ィ部分とを受信するステップと、 受信した複数のデータ部分を組み合わせることによって1つのブロック領域の 情報データを抽出するステップと、 受信した複数のパリティ部分を組み合わせることによって1つのブロック領域 のパリティを抽出するステップと、 抽出された1つのブロック領域のパリティに基づいて、所定のエラー訂正復号 化法を用いて、抽出された1つのブロック領域の情報データにおけるエラーを訂 正し、エラー訂正された情報データを出力するステップとを含む方法。 20.情報データにおけるエラーを訂正するためのエラー訂正符号のパリティを 有する情報データを記録媒体に記録するための方法であって、 記録されるべき情報データを第1の記憶手段に書き込むステップと、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データに応答して、所定のエラー訂正符 号化法を用いて、情報データのエラーを訂正するためのエラー訂正符号のエラー 訂正符号ワードを形成するためのパリティを生成し、上記パリティを第2の記憶 手段に書き込むステップと、 上記第1の記憶手段に記憶された情報データを、上記第2の記憶手段に記憶さ れたパリティとともに上記記録媒体に記録するステップと、 1つのデータブロック領域の情報データを複数のデータ部分に分割することに よって得られる情報データの各データ部分と、1つのブロック領域のパリティを 複数のパリティ部分に分割して得られるパリティの各パリティ部分とが1つのセ クタアドレスを有する各セクタの間隔で記録され、上記第1の記憶手段に記憶さ れた情報データと上記第2の記憶手段に記憶されたパリティを記録するように制 御するステップとを含み、 上記セクタは、所定のデータ量の1つのデータブロック領域を、それぞれ同一 のデータ量を有する複数のセクタに分割することによって得られるデータ領域と して定義された方法。 21.上記パリティは行パリティと列パリティとを含み、各セクタは複数のフレ ームからなり、 上記制御するステップは、上記行パリティを各データ部分の後ろの各フレーム の最後尾に記録し、上記列パリティを各セクタの最後のフレームに記録するよう に制御するステップを含む請求項20記載の方法。 22.エラー訂正符号のパリティを有する情報データを記録媒体から再生するた めの方法であって、 各セクタの間隔で上記記録媒体に記録された情報データの各データ部分とパリ ティの各パリティ部分とを再生するステップと、 再生された複数のデータ部分を組み合わせることによって1つのブロック領域 の情報データを抽出するステップと、 再生された複数のパリティ部分を組み合わせることによって1つのブロック領 域のパリティを抽出するステップと、 抽出された1つのブロック領域のパリティに基づいて、所定のエラー訂正復号 化法を用いて、抽出された1つのブロック領域の情報データにおけるエラーを訂 正し、エラー訂正された情報データを出力するステップとを含む方法。
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