JPH10501425A - 液体サンプル中のアナライトの計測装置 - Google Patents

液体サンプル中のアナライトの計測装置

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JPH10501425A
JPH10501425A JP8529593A JP52959396A JPH10501425A JP H10501425 A JPH10501425 A JP H10501425A JP 8529593 A JP8529593 A JP 8529593A JP 52959396 A JP52959396 A JP 52959396A JP H10501425 A JPH10501425 A JP H10501425A
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JP8529593A
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ルービック アザーニア
フューエンテス,スーザン
ルッセル,トーマス
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コールター インターナショナル コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 液体サンプル(12)中のアナライトの計測のための装置(10)は、半透膜(28)により分けられた一対のチャンバー(26,30)を定めるハウジング(H)を含んで成る。この膜は、それらのチャンバーの間を着目のアナライトが通ることを許容する。第2チャンバー(30)は、その第2チャンバー内に導入された、(a)着目のアナライトを直接的に検出するか、又は(b)物質(14)、例えば、酵素との反応の間にそのアナライトの生成物による反応を検出するかのいずれかに適したディテクターを含む。各々のアナライト計測後にその第2チャンバーを洗浄するための手段を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 液体サンプル中のアナライトの計測装置本発明の背景 本発明の分野 本発明は、計測可能な成分の存在について液体サンプルを分析するための装置 における改良に関する。より特に、より特別な態様においては、本発明は、酵素 との接触の間、より容易に検出されることができる物質が分析されているサンプ ル中のアナライトの濃度に比例して生成するところの酵素反応を作り出す、その アナライトの存在について液体サンプルを分析するための改良された“バイオセ ンサー”に向けられる。本装置は、例えば、全血サンプル中のグルコース量の計 測に、特に有用である。従来技術の説明 過去において、臨床的診断を含むバイオメディカル適用における使用並びに研 究及び産業適用のために分析技術を改良することにかなりの努力が払われてきた 。これらの技術の中には、ときどき“バイオセンサー(biosensors)”として知 られる、電気化学的、例えば電流計による感知デバイスにより行われるものがあ る。これらのデバイスが最初に開発されたとき、それらは、臨床化学的アッセイ の分析における、及び他のタイプの商業的適用におけるそれらの潜在的用途のた めに広く注目された。電気化学的感知デバイスは、さまざまな物質の計測のため の医療分野においてきわめて一般的なものとなっている。さらに、特に、計測さ れるべき未知の物質が検出されることができるために十分に電気化学的に活性で ない場合にお いて、酵素がこのようなデバイスと共に使用されているが、その未知の物質との 酵素反応により生成され又は消費される材料は、検出されることができる。 例えば、グルコース単独では、電気化学的デバイス内でテストされるとき、検 出可能な電気化学的シグナルを生成しないことが知られている。しかしながら、 グルコースは、本明細書中に記載する以下の条件下で電気化学的に検出されるこ とができる。特に、検出されることができるシグナルが酵素グルコース・オキシ ダーゼ(glucose oxidase(GO))の存在中で生じる以下の反応から生成されるこ とができることが、知られている: 得られた過酸化水素(H2O2)は、電気化学的に検出可能であり、そして生成し 、そして検出される過酸化水素の量は、存在するグルコース又は基質の量に正比 例する。生成した過酸化水素の量とグルコースの量の間の関係の観点から、その サンプル中のグルコースの量を、次に計算することができる。 この関係に留意すれば、グルコースが多種多様なタイプの分析における計測に 特に重要な物質であることが注目される。例えば、全血中のグルコースの計測は 、糖尿病の診断及び治療にとってしばしば不可欠である。 グルコースの計測の実施において、pH感知電極をグルコース・オキシダーゼと グルコースとの酵素反応により作り出されたグルコン酸(gluconic acid)を検出 するために使用することができることが示唆されている。それは、その酵素が一 対のキュプロファン(cuprophane)膜の間に捕獲されることができるようなシス テムから、知られている。グルコースがその膜を通って拡散し、そしてその酵素 によりグルコン酸に変換され、これが次にそれによる検出のために そのpH感知電極に向って拡散するために、これは、生じる。 あるいは、疎水性膜(透析膜)、グルコース・オキシダーゼ、及び酸素電極を 使用することにより、グルコースに感受性であるバイオセンサー・システムを構 築することができることが示唆されている。例えば、米国特許第4,985,125号に 開示を参照のこと。このようなシステムにおいては、上記反応において消費され る酸素の量は、そのグルコース溶液のグルコース含量に比例する。酸素の消費は 、上記酸素電極により検出され、そして存在するグルコースの量を示すシグナル が生成される。これらのタイプの酸素検出システムにおいては、この検出電極は 典型的には白金から作られ、そして参照電極に関して負の電位をもつことに留意 される。 あるいは、このような電極は、その検出電極(Pt)の電位が正に逆転するとき 、グルコースから生成された過酸化水素を検出するためにも使用される。これは 、pH変化又は消費された酸素の計測を提供する先に討議したシステムと対照をな す。この過酸化水素検出システムにおいては、酵素は、その検電極上に、すなわ ち、セロファン(cellophane)膜のアノード側上に置かれる。低分子量グルコー スは、この膜を通過し、そして酵素と反応するが、妨害性の高分子量物質、例え ばカタラーゼは通過しない。この酵素(単数又は複数)は、電極の白金表面と膜 の間に直接的に配置された薄いフィルムによりその場に保持(すなわち、固定) される;従って、その酵素は、サンドイッチされ、そしてそれにより一対の離れ て置かれた半透性膜の間に捕獲される。例えば、米国特許第5,429,726号中に開 示されたバイオセンサーを参照のこと。 上記タイプのシステムにおいては、そのセロファン(商標)膜は、低分子量の 妨害性物質、例えば、尿酸又はアスコルビン酸がそのアノードに到達することを 防がないであろう。2電極システム(du al electrode system)をこのような妨害性物質により引き起こされる効果につい てその計測値を調節するために使用することができることが、示唆されている。 この2電極システムは、存在する酵素なしで、その妨害性物質を表すシグナルを 提供する補償電極を含むであろうし、一方、その酵素の存在中の電極は、過酸化 水素と、その妨害性物質により引き起こされたシグナルの両方を検出する。その 酵素の存在中の電極の読みからその補償電極の読みを差し引くことにより、過酸 化水素生成の量、そしてこれ故、サンプル中のグルコース濃度を、測定すること ができる。 既に述べたように、このような電気化学的感知デバイスにおいては、一対の膜 の間に上記タイプのバイオセンサーの酵素成分を捕獲することが一般的である。 このような配置は、それらの酵素がその後再使用されるという利点を提供する 。しかしながら、それらの酵素を固定化し、そして多くのテストにおいてそれら を繰り返し使用することにより、定規的な変換を必要とする酵素活性の損失とい う結果が生じる。さらに、酵素の固定は、それらが使用されるところの機器の高 価でかつときどき複雑な更新を必要とする限定された酵素寿命をもたらす。他の 欠点は、その固定化された酵素の濃度が異なる反応及び反応速度に適合するよう に変化されることができないということである。最終的には、その酵素を固定す る膜は汚れ、またその電極の汚れをもたらし、そして生成されたシグナルの破壊 をもたらす。その膜と固定化酵素のアセンブリー全体は、次にしばしば複雑な操 作において交換されなければならない。発明の要約 本発明に従って、今日知られている方法及びデバイスに特徴的な 欠点を回避する装置を提供する。本発明は、高いサンプル処理量、すなわち、短 い回復時間を提供しなから、ほんの比較的少量の液体試薬、例えば酵素を必要と する。本発明の装置は、液体酵素系のフレキシビリティーを伴って、そして固定 化酵素系における個有な欠点を伴わずに、固定化酵素系の利点及び安定性をも提 供する。 1の態様において行われるように、本発明の装置は、計測又は検出チャンバー から検出される物質を除去するために、少容量の液体の流れ、すなわち、マイク ロフロー(microflow)を使用する。これは、その後のサンプル中の所望の成分の 迅速な回収及び正確な計測を許容する。なぜなら、その初期シグナルが素速く洗 浄され、そしてもはや検出されないからである。この全ては、サンプルからサン プルへの一貫して反復したやり方で行われる。この文脈において、用語“少容量 の液体”及び“マイクロフロー”は、互換可能であり、そして本発明のいくつか の態様の実施のために有利に使用される液体の容量を同定するために使用される 。本開示の目的のために、この用語は、典型的には、約1マイクロリッターから 約1,000マイクロリッターまでのいずれかの、より典型的には、約10〜約100マイ クロリッターの、オーダーのマイクロリッター上の液体の容量を意味する。 本発明の装置は、クリーンな条件において使用されるシグナルディテクターを 維持することをも容易にし、そして上述のように、固定化酵素系に反して、より 多量の分析フレキシビリティーを提供するために使用される酵素濃度の任意的再 使用及び変化を許容する。さらに、本発明に従って、例えば、固定化酵素を保持 する膜の汚れのために又はその固定化酵素システム内の他の物質の構築のために 固定化酵素システム内に必要とされることができるような、複雑かつ高価な部品 交換を必要とせずに、一定時間にわたり、高い酵素活 性を維持することができる。 本発明の1の態様に従って、サンプル中の計測可能な量、例えば全血サンプル 中のグルコースの量を計測するための装置を提供する。この装置は、計測される べき物質を通過又は透過させるのに適した半透膜により隔てられた第1チャンバ ーと第2チャンバーを含む。この第1チャンバーは、サンプルを導入し、そして それから取り出すための入口と出口をもつ。第2チャンバーは、計測されるべき 物質又は反応副生成物、例えば過酸化水素であってその計測される物質と液体試 薬との間の化学反応から生じるもののいずれかを懸濁液又は溶液中に担持するこ とができる液体試薬を第2チャンバーに供給し、そしてそれから取り出すための 入口と出口を含む。後者の場合、その液体試薬は、グルコース、すなわち計測さ れる物質と反応して、過酸化水素、すなわち電気化学的に検出されることができ る反応副生成物をもたらす、グルコース・オキシダーゼであることができる。デ ィテクターは、その膜を通過する計測される物質(例えば、グルコース)を直接 的に検出するか又はその反応副生成物(例えば、過酸化水素)を検出するかのい ずれかのための第2チャンバー内に配置される。その後の計測を行うためにその 装置を使用する前に、その液体試薬及び反応副生成物を除去するために、計測さ れるべき物質の検出後にその第2チャンバーを直ちに洗浄するための手段が提供 される。図面の簡単な説明 本発明は、同一の参照数字が同一の部分を示す添付図面を参照してより容易に 理解されるであろう。ここで: 図1は、本発明に係るアナライザーの詳細な態様の略図であり; 図2は、本発明のデバイスの1構造の部位側断面図であり、その マイクロフロー経路、及び第2チャンバーを定める膜をもつ第2計測チャンバー を示し; 図3は、本発明に係るアナライザーの第2の詳細な態様の略図であり; 図4は、化学的アッセイにおいて成分の分析を行うために配置された本発明の システムの1態様の略図であり; 図5は、本発明のアナライザーの別態様の、拡大された側断面図であり、本発 明を実施するために必要なサンプル及び酵素又は担体溶液の容量を最小化するよ うにデザインされた多数の小さなチャンバーを示し; 図6は、図5の中心ブロックの側面図であり、破線(phantom-broken lines) 内に示すその本体内に置かれた部分をもつ拡大された(図5中に示されない)本 デバイスのエンド・キャップを示し; 図7は、図5の中心ブロックの図面であり、図5の断面図中に示す形状のいく つかを破線で示し; 図8は、図5のエンド・キャップの正面図(その中心ブロックに対して接する 側)であり、参照電極として使用される電極を示し; 図9は、図5のサイド・キャップの側面図(同一であるサイドキャップの両方 )であり、そのシステムの中心ブロックに対して接する部分を示し;そして 図10は、図1のものと類似するが、電気化学的検出の代わりに光学的検出を使 用する、本発明のアナライザーの詳細な態様の略図である。本発明の詳細な説明 同一要素が、全図面を通して同一番号を付けられていることに留意のこと。 図面の図1を参照すると、マイクロフロー分析装置(10)の第1の態様が図示 されている。その最も単純な形態においては、このような装置は、単一の半透膜 (28)により分けられた一対のチャンバー(26)と(30)を定めるハウジング( H)を含んで成る。同様のサイズをもつように図示されるけれども、チャンバー (30)はチャンバー(26)よりもかなり小さい。計測されるべきアナライトを含 む液体サンプル(12)が、入口弁(22)、入口配管(24)及びチャンバー入口( 25)を通って、チャンバー(26)内にロードされる。チャンバー(26)に入る間 、特定のサイズをもつ、サンプル(12)の所定の成分(アナライト)が、膜(28 )を通って拡散し、そしてその中に含まれる液体試薬との相互作用のためにチャ ンバー(30)に入る。後者は、計測されるアナライトのための単純な担体、又は アナライトと反応して検出可能な副生成物を作り出す酵素溶液のいずれかを含ん で成ることができる。源(14)により提供される液体試薬は、第1入口配管(32 )、混合弁(36)、第2入口配管(38)及びチャンバー入口(40)を介してチャ ンバー(30)にロードされる。チャンバー(30)内に置かれたディテクター(D )は、担体溶液中のアナライトを直接的に検出するか、又は液体試薬中の酵素に より作り出された反応副生成物を検出するかのいずれかのために働く。 図1中に示すように、酵素溶液(14)は、弁(36)及び第2チャンバー入口配 管(38)を通り酵素入口配管(32)を通って、第2チャンバー入口(40)内にロ ードされて、第2チャンバー(30)内に受容されることができる。場合により、 1の特定の態様においては、計測されるべき特定の物質及び酵素溶液(14)が使 用される場合、チャンバー(26)と(30)内にロードされる酵素に依存して、そ れは、液体入口配管(line)(34)を通ってロードされ、そして酵 素溶液(14)と混合弁(36)により混合される液体と同時ロードされることがで きる。その後、その混合物は、第2チャンバー(30)内に入口(40)を通って第 2チャンバー入口配管(38)を通って導入される。 液体(17)が使用される場合、それは、いくつかの物質の中の1を含むことが できる。特に、液体(17)は、特定のレベルまでの酵素溶液(14)の希釈を許容 するバッファー溶液であることができる。従って、酵素溶液(14)が高く濃縮さ れている場合、それは、最適な反応時間及び生成物生成を達成するようにデザイ ンされたレベルまで希釈されることができる。あるいは、液体(17)は、1)よ り高い濃度の酵素溶液(14)中の酵素;又は2)酵素溶液(14)のものと異なる 酵素溶液、であることができる。 液体(17)が酵素溶液(14)のものと同様の酵素である場合、供給される量は 、最適な反応時間及び検出可能な生成物生成を達成するためにチャンバー内で酵 素濃度を高い方に選択的に調節するように混合弁(36)を通って変化されること ができる。 液体が酵素溶液(14)のものとは異なる酵素である場合、それは、例えば、酵 素溶液(14)が反応を触媒して中間体副生成物をもたらすような2段階反応を達 成するようにデザインされたタイプをもつことができる。従って、液体(17)が 第2酵素であるとき、それは、シグナル・ディテクター(44)によりチャンバー (30)内で検出される最終副生成物にその後に反応することを引き起こされる中 間体副生成物に対して作用する。 図1中、シグナル・ディテクター(44)は、例えば、第2チャンバー(30)を 定める膜(28)の直後に、第2チャンバー(30)内に位置し示されている。好ま しい態様においては、シグナル・ディテクター(44)は、例えば、所定の物質が 第2チャンバー(30)内の 液体中に存在するとき、参照電極(42)との完全回路内にあるシグナル検出電極 リード(52)を通ってディテクター(44)から電流が流れることを引き起こす、 好ましくは白金のシグナル検出電極である。参照電極(42)は、典型的には、第 1チャンバー(26)内に置かれ、そしてシグナル分析ユニット(54)に参照電極 リード(50)を通じて接続されている。 シグナル分析ユニット(54)は、提供されるシグナルを分析することに役立ち 、そしてサンプル中の計測された成分の量を表す出力デバイス(56)を通じて出 力を提供する。出力デバイス(56)は、慣用的なものであり、そして当業者によ く知られている。 例えば、シグナル分析ユニット(54)と出力デバイス(56)は、それぞれ、そ れに接続されたモニター及びプリンターを備えた慣用のパーソナル・コンピュー ターであることができる。コンピューターは、例えば、当業者によく知られたタ イプの慣用のグルコース分析ソフトウェアの操作を通じて、参照リード(50)と シグナル・リード(52)からの電流を分析して、チャンバー(30)内の液体中の 計測可能な成分、すなわち、グルコースの存在及び量を示す提示的出力を提供す る。参照電極(42)は第1チャンバー(26)内に置かれて示されるけれども、そ れは、第2チャンバー(30)内に置かれることもできる。上述のように、参照電 極(42)は、第2チャンバー(30)内の選択された材料の存在を検出するために シグナル検出電極(44)との回路を完全化させることに役立つ。 もちろん、シグナル・ディテクター(44)が、電極以外のものであり、そして 回路を完成する参照電極(42)を必要としない場合、その参照電極は省略される 。計測が行われた後、液体サンプル(12)は、次に、第1チャンバー出口(57) 、サンプル出口配管(59)、サンプル出口弁(61)を通って、そして廃液チャン バー(86)内 に排出されることができる。いくらかの検出可能な生成物が、その内に酵素を含 む第2チャンバー(30)内に未だ残存するので、検出可能な成分の全てを除去す るために、すなわち、出口(58)を通っての第2チャンバー(30)からの洗浄に より、そのチャンバー(30)を通って流される。 また、任意的に図1中に示すように、好ましい態様が電極であるとき、チャン バー(26)内の液体サンプル(12)中の物質を妨害することにより引き起こされ るシグナルを計測するのに役立つ、補償ディテクター(46)が提供される。電極 (46)は、場合により、図1中の点線において示されるようにその廻りに置かれ た、膜(28)の同様の膜(28′)をもつことができる。このような配置のための 理由は、次のサンプルのための調製において電極(46)の表面からの妨害性物質 の速い除去を許容することである。先に述べたように、このようなシグナルは、 サンプル中に存在する電気化学的に活性な物質、例えば尿酸、アスコルビン酸又 はアセトアミノフェノンにより引き起こされることができる。妨害性物質により 引き起こされるシグナルの計測は、計測されるべきアナライトの電気化学的に検 出可能な副生成物を未だ含まないサンプルを用いて行われる。必要ではないけれ ども、補償電極(46)が使用される場合、その妨害シグナルは、チャンバー(30 )内での計測可能な成分の存在の真の指標を提供するためにシグナル検出性電極 (44)により生成されたシグナルから差し引かれる。参照及びシグナル検出性電 極(42)と(44)を用いる場合におけるように、補償ディテクター(46)が電極 である場合、それは、この場合においては補償電極リード(48)を通してシグナ ル分析ユニット(54)にも接続され、そして妨害性物質の指標であるそれにより 検出されたシグナルは、シグナル分析ユニット(54)により慣用のやり方で処理 され、そして出力デバイス (56)において反映される。 他の態様においては、参照電極(42)及び/又は補償電極(46)は、約10,000 g/mの分子量カットオフをもつ膜(図示せず)によりカバーされることができ る。このタイプの膜は、当業者に自明であるように約10,000g/m±既知の偏差 よりも大きな分子量をもつ分子の通過を妨げる。従って、サンプルが血液又は血 漿であるとき、このような膜は、10,000よりも大きな分子量をもつ血清タンパク 質が、参照電極(42)及び補償電極(46)と接触することを防止し、これにより 、電極(42)と(46)の、汚れを、顕著に、そしていくつかの場合には、有意な 量程、減少させる。もちろん、より小さな分子量カットオフをもつ膜を、行われ るべき特定の分析に依存して、使用することができる。歓迎されることができる ように、シグナル検出電極(44)は、より大きな分子量の分子による汚れを受け ない。なぜなら、それは既に、検出されることができる物質が第2チャンバー( 30)内に通過することを許容する膜(28)により保護されているからである。 10,000g/m未満の分子量の分子が膜(28)を通ってチャンバー(30)内に通 過し、そして電極(44)の汚れを引き起こすことができる。それが生じる場合、 例えば、スイッチ(41)を閉じることにより、各計測が行われた後に、電極(44 )を短絡させることが有利である。これは、電極(44)の表面から汚れ成分を押 し出す効果をもつ。同様に、電極(44)上で行われる短絡と同様のやり方で、同 じく図1中に示すようにスイッチ(43)の使用を通じて汚れを減少させるために 電極(42)を短絡させることが望ましくあることができる。 本発明のシステム(10)の第2チャンバー(30)の1の形状の実際の例を図2 に示す。この態様においては、膜(28)は、突出(82 )の端における溝(90)内に収められたO−リング(88)により突出(82)の端 の上に保持されている。チャンバー(26)を部分的に定める壁(84)は、例えば 、プレス−フィット編成(press-fit arrangement)において、その端におけるカ ット−アウト(cut-out)領域(86)においてO−リング(88)にフィットし、そ してそれに対してシールする。このプレス−フィット編成の代替は、ネジ・スク リュー・フィット又は他の等価な結合構造のような一般的な変種を含むことがで きる。従って、見られるように、第1チャンバーは、膜(28)の片側上にあるで あろうし、そして第2チャンバー(30)は、その膜の他の側上にあるであろう。 この態様において、シグナル・ディテクター(44)は、すなわち、シグナル検出 電極は、第2チャンバー(30)内に置かれ、そして図1中に示されるように、シ グナル分析ユニット(54)に、シグナル検出電極リード(52)により接続される 。 図1に示すシグナル検出電極(44)、参照電極(40)及び補償電極(46)のた めに使用される電極は、好ましくは典型的な電気化学的シグナル電極、より特に 過酸化水素の検出に有用である電流計に感知性の電極である。このような電極は 、白金アノード(シグナル検出電極(44))及び銀又は銀/塩化銀カソード(参 照電極(42))であって、その白金電極上にプラス0.6ボルトが課されるものを 含むことができる。グルコースが白金電極表面上において検出される場合、過酸 化水素は、以下のように触媒されてその濃度に比例した電流を生成する: そうして計測された電流は、サンプル(12)中の所定のアナライト、すなわち 、グルコースの濃度を計算するために使用される。 図2の態様においては、担体液体又は酵素溶液のための第2チャ ンバー入口(40)と第2チャンバー出口(58)は、好ましくは、慣用構造の非多 孔性管である。チャンバー(30)は、サンプルのための第1チャンバー(26)に 比較するときサイズにおいて比較的小さいものとして示されている。 例えば、第1チャンバー(26)がそのカップ内への突出により定められる第2 チャンバー(30)とカップの形状においてあることができる1の態様においては (図2)、その第1チャンバー(26)の容量は、500−1000マイクロリッターの オーダー上にあることができ、その第2チャンバー(30)の容量は、その第1チ ャンバー(26)の容量の約1/10〜約1/100のオーダー上にある。他方におい て、図5−9の態様を通じて流れる全容量は、ほんの約90マイクロリッター以下 であろうし、第1チャンバー(26a)と(26c)を通って流れる容量は各々約25 マイクロリッターとなり、そして第2チャンバー(30)の容量は、全90マイクロ リッターの中の約7マイクロリッター以下となる。 再び図1に開示する態様に戻ると、チャンバー(30)の洗浄が行われる間、サ ンプル(12)、担体又は酵素溶液(14)及び液体(17)からの成分が、第2チャ ンバー出口(58)、第2チャンバー出口配管(60)及び第2チャンバー出口弁( 62a)を通って、いくつかの場合には、廃液容器(64)内に直接的に排出される 。あるいは、リサイクリングにより第2チャンバー(30)からの廃液を再使用す ることができる。なぜなら、今度は第2チャンバー(30)からの廃液中の汚染物 質であるものを検出できない量まで希釈することができる程、その第2チャンバ ー(30)が、そのチャンバー(26)に対して小さいからである。リサイクルする ために、弁(62a)は、好ましくは、廃液容器(64)に、又はリサイクリング・ ユニット(66)内に流れを向けることができる3方弁である。 リサイクリングにより、シグナル又は検出可能な成分は、例えば図1中に示す ように、第2チャンバー(30)から、排出弁(62a)を通って、場合により単独 で又はリサイクリング保持タンク(78)に平行して配置された除去ユニット(70 )に導びくバイパス配管(68)内にその排出物を通すことにより、検出できない 量まで洗浄され、そして希釈されることができる。除去ユニット(70)内では、 除去デバイス(72)は、第2チャンバー(30)から排出された担体又は酵素溶液 (14)から不所望の成分を除去するのに役立ち、そして弁(62a)及び入口弁( 36)へのリサイクル入口(80)、この場合、4方弁を通って、そして第2チャン バー(30)内に、その担体又は酵素溶液(14)を戻す。これは、配管(32)を通 っての新たな酵素を一定供給しなければならない要求を回避し、これによりコス トをかなり減少させる。いくつかの態様においては、このような除去ユニット( 70)は、必要ではない。なぜなら、不所望の成分が、第2チャンバー(30)内に リサイクリングされる前の一定時間にわたり、分解するからである。 除去デバイス(72)に関して、いずれかのユニットであってその不所望の成分 を濾別するものを使用することができる。例えば、過酸化水素を除去するために 、検出されることができる成分が全く存在しないこと、すなわち、第2チャンバ ー(30)に戻されたいずれかの過酸化水素がそのシステムにより計測されること ができない量にあることを保証するために、その過酸化水素の酵素的分解を引き 起こすために、固定化カタラーゼ・ユニットが、使用されることができるという ことが企図される。同様に、類似の結果が、検出不可量まで濃度において過酸化 水素が減少されることができるところのリサイクリング保持タンク(78)を用い て達成されることができる。次に、さまざまな流れが弁(62a)と(62c)によ り制御され、 そして方向を変えられ、その全てが、図1の態様の酵素リサイクリング・ユニッ ト(66)の一部をなす。 計測可能な成分を除去する代わりにリサイクリング保持タンク(78)を使用す る場合においては、タンク(78)は、計測可能な成分が十分に希釈され、それ故 、その濃度レベルが、第2チャンバー(30)内へのリサイクリングの間に、残る 残存の計測可能な成分の量がその第2チャンバー(30)内で行われる検出又は計 測に影響を及ぼすのに不十分であるように、十分に低いことを保証するために、 十分に大きく作られる。 同じく図1中に示すように、一旦、酵素溶液(14)がその有効性を失うのに十 分に使用された場合、廃液配管(76)は、廃液容器(64)内への弁(62e)を通 ってのリサイクルされた酵素の排出を許容する。次に、新たな酵素が入口配管( 32)を通ってシステム(10)に添加されることができる。 本発明に係るアナライザー(10)の他の物理的態様を、図3中にさらに説明す る。図中、同要素は、先の態様におけるものと同一の番号を付けられている。こ の態様においては、液体サンプル(12)は、入口弁(22)において液体(17)と 最初に混合され、そしてその後その混合物が、入口配管(24)及び第1チャンバ ー入口(25)を通ってチャンバー(26)内に入る。液体サンプル(12)と液体( 17)の相互作用は、化学的又は物理的結合の手段を通じて担体溶液により担持さ れ、又は中間体副生成物又は最終生成物形態における、液体サンプルの成分、す なわち、シグナルをもたらす。得られた生成物の中のいずれか1が、シグナル・ ディテクター(44)により検出されるべく、膜(28)を通って、第2チャンバー (30)内に入る。担体又は酵素(14)は、入口配管(32)を通り、弁(36)を通 り、入口配管(38)内に、そして入口(40)を通ってチャンバー( 30)内に入る。担体又は酵素(14)は、チャンバー(30)内に導入される副生成 物又はシグナルとの触媒反応体として又はそのための担体として、働く。 チャンバー(30)内では、いくつかの反応において、中間体生成物が膜(28) を通過し、そのチャンバー(30)に導入された反応体と反応し、又はそのチャン バー(30)内での酵素の存在中で反応して、シグナルとして検出される最終生成 物をもたらす。 あるいは、先に述べたように、最終生成物がチャンバー(26)内で既に生成さ れている場合、その後、第2チャンバー(30)内の液体は、単に第1チャンバー (26)からの生成物のための担体であることができる。 一旦、所望の最終生成物がシグナル・ディテクター(44)により検出されれば 、その第2チャンバー(30)は、より多量の担体又は酵素溶液(14)を添加し、 そして、第2チャンバー出口(58)、配管(60)を通って、そして第2チャンバ ー出口弁(62a)を通って廃液チャンバー(64)内にその初期内容物を排出する ことにより、洗浄される。もちろん、歓迎されることができるように、この態様 も、図1のリサイクリング・ユニット(66)に類似したリサイクリング・ユニッ トをもつことができる。 本発明に係る他の態様(10′)を、図4に示す。この態様においては、化学的 検定のためのサンプル(12)は、液体サンプル(12)として事前に保存される。 このようなサンプルは、血漿又は血清であることができ、これは次に液体サンプ ル(12)として保持される。この血漿又は血清は、基質としてグルコースを含む 反応を触媒することができる酵素と混合されて、過酸化水素を作り出す。所定の 、すなわち、換算された一定量の時間の後、入口弁(22)を開け、そして液体サ ンプル(12)を、入口配管(24)を通して、そして第 1チャンバー入口(25)を通して第1チャンバー(26)内に流す。次に、サンプ ル(12)内に先に生成された過酸化水素は、膜(28)を通過し、それに担持され るであろうチャンバー(30)内の液体中に流れ、そしてシグナル検出電極(44) により検出される。シグナル検出電極(44)及び参照電極(42)による検出の間 、先に説明したように、シグナルは、リード(50)と(52)を通って、シグナル 分析ユニット(本図中に示さず)に流れる。 上記態様において入口(40)を通って供給され、そして出口(58)を通って排 出される、チャンバー(30)内の液体は、酵素である必要はなく、そして単に液 体サンプル(12)の副生成物、すなわちサンプル(12)中で生成した過酸化水素 を担持することができる液体である必要がある。検出された過酸化水素は、血液 サンプル中のアナライトの量の指標であり、そしてサンプル(12)の性質に依存 する。液体サンプル(12)の酵素の濃度及びその保持時間を考慮に入れることが 必要であることができる。 他のサンプルを、当業者に自明であろうような他の成分を検出するために使用 することができる。 計測が行われた後、サンプル液体(12)を、サンプル出口弁(61)を開くこと により第1チャンバー出口(57)及びサンプル出口配管(59)を通って排出する ことができる。さらに、先に説明した態様における場合と同様に、補償電極(46 )を、妨害物質を計測し、そして電極(42)と(44)により作られる計測値につ いて調整するために、提供するもできる。 先に述べたように、チャンバー(30)内中の液体に関して、その液体は、好ま しくは、その全てが、最終の検出可能な生成物、例えば、液体サンプル(12)中 で生成されたいずれかの過酸化水素を、懸濁液又は溶液中に担持することができ るいくつかの担体液体の中 の1である。特に、一旦、サンプル(12)がチャンバー(26)内に導入されれば 、過酸化水素は、膜(28)を通ってチャンバー(30)内に流れ、シグナル・ディ テクター(44)により検出される。計測が行われた後、液体サンプル(12)は、 第1チャンバー出口(57)を通って排出され、そして新たなサンプル(12)が、 第1チャンバー入口(25)を通って導入される。同様に、その中に過酸化水素を もつチャンバー(30)内の液体は、検出可能な過酸化水素のいずれをも除去する ために第2チャンバー出口(58)を通って排出され、そして第2チャンバー(30 )は、第2チャンバー入口(40)を通って再充填される。 本態様は、グルコースのような血液中のアナライト・レベルの計測を参照しな がら説明してきたけれども、本システムが、血液の他の成分、例えばトリグリセ リドを計測するために使用されることができることが理解されるであろう。ある いは、図4において、チャンバー(30)内の液体は、サンプル(12)中の反応の 第1生成物であり、そしてその後チャンバー(30)内で検出される第3物質をも たらす、サンプル(12)中の物質の反応を引き起こすことができるものであるこ とができる。 本発明のデバイスの他の態様10″を、図5−9中に示す。図5−9のデバイス は、特定の成分の電気化学的検出が、ひじょうに少量の流体、すなわち液体だけ を必要とする事実を利用する。必要とされる液体の量は、電極の表面を単に“湿 らせる(wet)”ために十分な量である。“湿らせる”とは、電極の表面が、計 測されている物質の量を正確に示す電気化学的に計測可能な活性を達成するため に十分な量を意味する。このような“ウェッティング(wetting)”は、本発明の 全ての態様において必要とされるものである。従って、図5−9のデバイスの場 合、本発明の実施に必要とされる酵素又は 担体液体の量、並びにサンプルの量の両方を、実質的に減少させることができる 。なぜなら、図5−9のデバイスが、本明細書中に記載する他の態様よりも実質 的に小さいサイズから作られることができるからである。 図5は、側断面、拡大図における本発明の他の態様を示す。液体サンプルは、 第1チャンバー入口(25)を通って導入されて多数のミニチュア第1チャンバー (26a),(26b)(図6)、及び(26c)内に入る。第1の場合、液体サンプ ルの流れは、チャンバー(26a)内にあり、そして膜(28′)の他の側上の第3 チャンバー(26a′)内に置かれる補償電極(46)と接触して膜(28′)を通過 する。第3チャンバー(26a′)の内側では、典型的には、バッファー溶液であ って、その補償電極(46)により検出されるべき妨害物質を担持するのに役立つ ものが典型的に配置される。第1チャンバー(26a)と(26c)は、チャンバー (26a)と(26c)をシールするためにサイド・ブロック(102)の各々の内の対 応溝(104′)内にフィッティングするO−リング(29′)と、センター・ブロッ ク(100)と対向して接する2つのサイド・ブロック(102)により定められる。第1 チャンバー(26a)は、さらに、第3チャンバー(26a′)を定めるのにも役立 つ膜(28′)により定められる。チャンバー(26a)から、サンプルは、図7と 8中にさらに示すように、流路(27)を通って、図6中に示すようにセンター・ ブロック(100)に対して隣接するエンド・ブロック(116)により定められる第2の チャンバー(26b)内に、続く。サイド・ブロック(102)を用いる場合と同様に 、O−リング(この場合において示さず)は、第2チャンバー(26b)をシール するようにそのシステムをアセンブルするときに、溝(124)内にシールされる。 次に液体サンプルが、以下に討議する検出シグナル電極(44)との回路を完成す るために 参照電極(42)と接触してチャンバー(26b)を通過する。 チャンバー(26b)から、液体サンプルは、第2チャンバー(30)を定める膜 (28)と接触して、そしてチャンバー(26c)内への流路(27)を通って続く。 図5から理解することができるように、O−リング(29)は、O−リング(29′ )と一緒に、そのデバイスがアセンブルされるときそれらの対応の溝(104)と(10 4′)内にかみ合い、そして第2チャンバー(30)を定めるような位置に膜(28) を保持するのに役立つ。サンプル中の計測可能な成分は、膜(28)を通過して、 チャンバー(30)内の担体溶液により担持され、そしてシグナル検出電極(44) により検出され、又はチャンバー(30)内の酵素の存在中で反応して、シグナル 検出電極(44)により検出されることができる生成物をもたらす。図6と9中に 示すような開口(118),(120),(122)と(126)内に、そしてそれを通ってそれ ぞれフィットするスクリューにより、そのアセンブリー全体が一緒に保持される 。 検出段階が行われた後、検出可能な生成物をもつ酵素又は担体溶液を、次に、 入口(40)を通って第2チャンバー(30)内に担体又は酵素を添加し、それによ りその消費された担体又は酵素を出口(58)を通って排出することにより、その システムから洗浄することができる。同様に、このシステムを洗浄し、そしてバ ッファー溶液を入口(25)と出口(57)を通して流し、そしてまたバッファー溶 液を入口(112)を通して導入し、これを第3チャンバー(26a′)を通して排出( 114)に流して、第3チャンバー(26a′)から妨害物質を洗浄することにより、 補償電極(46)と参照電極(42)についてベースライン値を設定することができ る。 事前に選ばれた成分の計測のために引き起こされるいずれかの反応のより正確 な又はより精密さを要求する制御を提供するために、 温度制御を、熱い又は冷たい液体、例えば水を、環状リング、すなわち、そのウ ォーター・ジャケット内に導入することにより、図5−9のデバイスを用いて行 うことができる。図5と6中に示すように、水は、それから通路(110)により相 互連絡された環状リング(108)内にそれが通過するところの入口(106)を通って、 導入される。これらのリング(108)内では、水がチャンバー(26a)と(26c) の廻りを取り囲んで、加熱又は冷却を提供し、並びにそのアセンブリーの全体( 10)を加熱し又は冷却する。理解されることができるように、O−リング(29) と(29′)は、溝(104)と(104′)内にフィットしてそれからの液体の洩れを防止 することにより、環状リング(108)をシールするためにも役立つ。その液体が循 環するとき、それは、次々出口(128)を通って排出される。 本発明において使用されるさまざまな液体に関して、一般的な液体サンプルは 、1の液体、及び典型的には、その液体とは別であり、そしてその中に担持され る少なくとも1のアナライトからなる多成分混合物であることができることに留 意すべきである。液体サンプルの液体は、例えば、1相系、例えば、単一の液体 、又は2以上の相溶性の液体の溶液、多相系、例えば、エマルジョンであること ができる。サンプル中のアナライトは、例えば、化学物質、例えば、炭水化物、 脂質、又はタンパク質であることができる。液体サンプルは、典型的には、懸濁 細胞又は細胞材料、例えば、血液又は溶解物、固体粒子、例えば、食物パルプ、 又は溶解された固体、例えば、糖又は塩を含むこともできる。 先に述べた背景の討議から理解されることができるように、本発明に係るデバ イスの好ましい使用は、生物学的又は生理学的液体、例えば血液又は血液部分、 例えば血漿を用いたものである。本発明に係るデバイスを用いて計測されたその 成分の定量的計測値をもつ ことができる他の生理学的又は生物学的液体は、尿、唾液、細胞溶解物、組織培 養物及び培養基を含む。このような生物学的又は生理学的液体の代替物は、消費 できる液体、例えば、フルーツ・ジュース、ソフト・ドリンク、ミルク、並びに 消費できる液体、典型的には、液体製品流、例えば、処理された廃水を含む。 本発明の装置内で及び方法において使用される典型的な酵素及び他の溶液は、 慣用の、そして当業者によく知られた液体担体、例えば水、又は生理食塩水であ り、そしてその酵素系は、本発明のデバイス内で及び方法において検出される副 生成物を最終的に作り出すために事前に選ばれたアナライトを妨害することがで きる1以上の酵素を含む。本開示の目的のために、副生成物を、検出可能なシグ ナルとして以下に記載する。 その酵素系が単一酵素から作られる場合、その酵素は、検出可能なシグナルを 直接的に作り出すために事前に選ばれたアナライトと相互作用する。検出可能な シグナルの生成のために使用される特定の単一酵素に依存して、その酵素系は、 検出可能なシグナルの生成に必要な補因子及び/又は追加の基質を含むこともで きる。 あるいは、この酵素系は、検出可能なシグナルである副生成物を逐次的に又は 同時にもたらすカップルされた酵素反応を引き起こすことを特徴とする2以上の 酵素を含む。これは、液体(17)が酵素であり、そして担体又は酵素溶液(14) が異なる酵素である図1,2、及び3の態様の場合である。このような多−酵素 系においては、その第1酵素は、中間体副生成物を作り出すために事前に選ばれ たアナライトとの反応を通じて、その中間体副生成物を作り出す。次にこの副生 成物は、基質又は補因子としての第2酵素と相互作用して、次に、検出可能なシ グナルである副生成物を作り出す。当業者に理解されることができるように、本 発明は、この特定の例にお いて、2酵素系を参照しながら討議されるけれども、酵素系の数又はその系内で 使用される酵素の数は、限定されず、その限定は、本発明の装置及び方法におけ る反応時間及び最終的な使用のし易さだけである。 いくつかの場合、検出可能な生成物は、サンプル中に既に存在する。なぜなら 、それは元来存在していたからであり、又はそれはどこがで生成され、そして生 成される必要がなかったからである。これが生じるとき、計測チャンバー(30) のために酵素は必要なく、そして担体溶液、例えばバッファーだけが、その検出 可能な物質を担持するために提供される必要がある。 本発明の実施における検出可能なシグナルは、そのアナライト及び選定された 酵素系に依存する。例えば、そのシグナルは、電気化学的に検出可能な生成物、 例えば、過酸化水素であって例えば白金電極によって検出可能なものであること ができる。 あるいは、シグナルは、当業者に自明であろうような、光学シグナル、例えば 変色又は蛍光シグナル、すなわち、光子放出であることができる。過酸化水素を 生成するために使用される酵素系の場合においては、このような系が電気化学的 、光学的及び蛍光シグナル検出を許容することに留意すべきである。その光学及 び蛍光シグナル検出は、蛍光技術により検出されることができる発色団又は蛍光 団を生ずる追加の化合物と過酸化水素を反応させることにより行われることがで きる。 色の変化の例は、存在するアナライトの量が、以下のような色の変化の強度に 比例するような反応である: 光学検出システムを、図1と同様な、図10中に示すように実施す ることができる。この態様においては、電極(42)と(46)、及びそれらの関連 成分が省略されている。色、蛍光、又は発光ディテクター(44′)が電極(44) を代替し、そしてシグナル分析ユニット(54)にリード(52′)を通じて接続さ れている。ディテクター(44′)はチャンバー(30)内に示されるけれども、他 の等価な形状を使用することができることが理解されるであろう。代替の1例は 、チャンバー(30)の壁の外側に置かれたディテクター(44′)を用いたもので ある。このような構造においては、チャンバー(30)の壁は、検出が生じること を許容するために透明であることができる。 使用されるべき特定の酵素の選択において、その酵素系内の1以上の酵素の安 定性、存在、又はその液体サンプル中のそのための1以上の中間体基質を考慮す ることが重要である。他の要因は、pH、酵素速度特性及びコストを含む液体サン プル特性を含む。 単一酵素系の例は、グルコース・オキシダーゼである。先に討議したように、 グルコース・オキシダーゼは、膜を通って計測チャンバー内に入り、そして検出 可能なシグナルとして過酸化水素を生成するグルコース(事前に選ばれたアナラ イト)と相互作用する。このように生成された過酸化水素は次に、先に討議した ような、電気化学的シグナル・ディテクター、すなわち電極対により直接的に検 出されることができる。 有用な多酵素系の例は、リパーゼ/グリセロール・キナーゼ/グリセロール− 1−ホスフェート・オキシダーゼ系である。リパーゼは、トリグリセリド、すな わち、事前に選ばれたアナライトと相互作用してグリセロールを生成する。グリ セロールは今度は、グリセロール・キナーゼのための基質として役立つ。グリセ ロールとグリセロール・キナーゼの相互作用は、ATP分子と一緒になって、グリ セロール−1−ホスフェートを作り出し、そしてこれは次に、グリセロール−1 −ホスフェート・オキシダーゼのための基質として作用する。この最後の酵素反 応は、検出可能なシグナルとして過酸化水素を与える。 電流計により検出可能なシステムの代替は、光学的に検出可能なシグナルを生 成し、そしてグルコース・オキシダーゼ/西洋ワサビ・ペルオキシダーゼ系を含 む例示的な酵素系である。このシステムにおいては、上記のように、グルコース との相互作用の間にグルコース・オキシダーゼにより生成した過酸化水素が、西 洋ワサビ・ペルオキシダーゼによりその後に作用される。好適な追加のペルオキ シダーゼ基質との組合せにおいて、西洋ワサビ・ペルオキシダーゼは、検出可能 なシグナルとして色の変化を作り出す。好適な追加のペルオキシダーゼ基質は、 オルト−フェニレンジアミン(OPD)、2,2−アジノ−ジ−(3−エチルベンズ チアゾリン・スルホン酸−6)ジアンモニウム塩(ABTS)及び3,3′,5,5 ′−テトラメチルベンジジン(TMB)を含む。これらの及び他の好適なペルオキシ ダーゼ基質は、Voller et al., Manual of Clinical Laboratory Immunology, C hapter 17中に記載されている。 第2チャンバー及び第3チャンバーを定める膜(28)と(28′)としての使用 のために、テスト分子のスペクトルに対し透過性である透析膜が好ましい。選択 は、標準的な条件下、既知のサイズの溶質の実際の透析速度を試験することによ り行われることができる。この選択技術は、慣用であり、そして当業者によく知 られている。 本発明に伴い使用されることができる膜の特定の例は、商業的に入手可能であ り、そして商品名Spectra/Porの下、Spectrum Medical Industries,Inc.,of Los Angels,Californiaにより製造されるものを含む。このような膜は、典型的 には、天然セルロースか ら作られる。1,000〜50,000g/mのレシジにあるさまざまな分子量カットオフ をもち、そしていくつかの場合に、湿潤剤及び可塑剤として添加されるグリセリ ンを含む、多くの膜を、利用することができる。膜の選択は、慣用的には、本発 明の方法を実施するとき、拡散されることが望ましいサイズの分子に依存して行 われることができる。 本発明を一般的に説明してきたが、以下のものは、液体サンプル中の特定の物 質を検出するための本デバイスの使用の特定の例である。実施例 体液及び非体液の両方の中のグルコースを検出することが望まれた。以下は、 血漿、全血、オレンジ・ジュース、コカ−コーラ(Coca−cola商標)ソフト・ド リンク、グレープフルーツ・ジュース、ダイエット・コカ−コーラ(Coca−cola 商標)ソフト・ドリンク、ハワイアン・パンチ(Hawaiian Punch)フルーツ・ド リンク及びピーチ・スナップル(Peach Snapple)フルーツ・ドリンクについて行 われたテストの例である。これらの実験の全てにおいて、グルコースを検出する ことが望まれた。これに関して、グルコースが電流計により検出されないことに 留意すべきである。従って、全ての場合において、グルコース・オキシダーゼの 存在中での反応を通じてのグルコン酸とH2O2への変換が存在した。得られた過酸 化水素の検出は、そのグルコース量に比例したシグナルを作り出した。実施例1 本テストを、図5の態様を使用して、生物学的液体について行った。テストし た液体は、血漿と全血であった。また、同一の液体を、固定化/捕獲酵素系を使 用する、Yellow Springs Instruments,Inc.,of Yellow Springs,Ohioから商 業的に入手可能な、YSI 23 00 STATグルコース・アナライザーを用いてテストし、そしてそれらの結果を、 図5の態様を使用して達成したものと比較した。 グルコースの検出において、以下の反応が生じる: 上記検出システムは、本実施例において使用される本発明の態様の場合、それ らの電極を横切って課された0.6ボルをもつ、白金アノードと銀又は銀/塩化銀 カソードから成る。従って、白金電極(アノード)においてこの系を使用すると 、その後以下の反応が起こって、グルコースの濃度に比例した電流が流れる: 図5のシステムの使用において、第2チャンバー内の検出電極は、その膜の片 側上に、その前にマイクロフローされたグルコース・オキシダーゼ酵素をもつ。 血漿又は全血溶液は、各テストのそれぞれのために、第1チャンバー(26)内に 導入され、そして検出電極(44)は、以下の表I中に示すように、それぞれ、血 漿及び全血中のグルコースの量に比例したシグナルを検出した。また、同一サン プルの部分を、その使用のために概説された慣用の指示に従って上記参照YSI 23 00 STATグルコース・アナライザーを使用してテストした。このテストの全ての 結果を、以下の表I中に概説する。 本発明のシステムを使用して達成された結果は、YSI 2300デバイスを使用した 結果と有意に相違しなかったことが理解されるであろう。 理解されることができるように、本発明のシステムとYSIデバイスの両方が、 生物学的サンプル中のグルコースを計測するために有効に機能する。しかしなが ら、YSIデバイスの場合、15分毎にか又は5テスト毎にかであっていずれかが最 初に生じた場合に、換算が必要であった。本発明に従えば、この要求は、例えば 、図1中に説明するものと同様のやり方で、毎計測の後に電極を短絡させること により回避されることができた。 さらに、YSIデバイス中の酵素は固定されていたため、それは、たった約2週 間の寿命をもち、次にその系の換算、すなわち、時間のかかる工程を必要とする 交換操作を必要とした。さらに、換算の間、2%を上廻るベース・ラインのシフ トが生じる場合、この換算手順を再スタートすることが必要であった。理解され ることができるように、上記要因の全てが、本発明のシステム及び方法に比較し たとき、有意に減少されたYSIデバイスの処理量及びその操作にお ける複雑さをもたらしている。実施例2 本テストは、実施例1において行ったテストに類似したものであった。テスト した液体は、オレンジ・ジュース、コカ−コーラ(商標)ソフト・ドリンク、グ レープフルーツ・ジュース、ダイエット・コカ−コーラ・ソフト・ドリンク、ハ ワイアン・パンチ・フルーツ・ドリンク及びピーチ・スナップル・フルーツ・ド リンクであった。図5の態様において、第2チャンバー(30)内の検出電極は、 グルコース・オキシダーゼと共にマイクロフローされ、そしてその背景電極は、 希釈剤、すなわちPBSと共にマイクロフローされて、背景シグナル・レベルを確 立した。各サンプルの部分をそれぞれ、475μlのバッファー溶液により希釈し た25μlの溶体をもつ第1チャンバー(26)内に導入した。その補償電極は、背 景シグナルを全く検出しなかった。また、サンプルの一部を、そのために概説さ れた手順に従ってYSI 2300 STATグルコース・アナライザーを用いてテストした 。得られた結果を、以下の表II中に示す。 図5の態様及びYSIデバイスを用いて得られた結果は、グルコー ス値に関して比較されることができるけれども、YSIデバイスは、実施例1を参 照して同定される複雑さに苦んだ。 本発明を、電気化学的検出を参照して記載するけれども、他の手段、例えば光 学的、例えば、蛍光又は発光検出技術を所望の物質を検出するために使用するこ とができることにも留意すべきである。このようなシステムの1例は、検出され る物質からその後に反射される第2チャンバー内に光線をデリバリーするような やり方で配置された光ファイバーを含む。この反射された光は、光ディテクター において検出されるべき光ファイバー内に戻る。あるいは、光ディテクターは、 ルシフェラーゼを検出するために直接的に使用されることができる。 電気化学的検出の代替の他の例は、着色生成物の創出を通じてのものである。 すなわち、酵素は、それが色を変えることを引き起こすようにそのアナライト又 は副生成物を変換し、次にその色の変化を検出する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フューエンテス,スーザン アメリカ合衆国,フロリダ 33032,プリ ンストン,サウス ウエスト 249 スト リート 12249 (72)発明者 ルッセル,トーマス アメリカ合衆国,フロリダ 33186,マイ アミ,サウス ウエスト 111 ストリー ト 14000

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.液体サンプル中のアナライトの量の計測装置であって、その装置が、(a )半透膜により分けられた第1チャンバー及び第2チャンバーを定めるハウジン グであって、その第1チャンバーがその第1チャンバー内へその液体サンプルを 入れるための入口をもち、その膜がその第1チャンバーからその第2チャンバー へそのアナライトを移すのに適したものであり、その第2チャンバーが、そのア ナライトと反応して計測可能な副生成物を作り出す酵素を含むよう改作されてい るようなハウジング、及び(b)上記の計測可能な副生成物を検出するためのデ ィテクター、を含んで成り、その装置が: a)上記第2チャンバーが100マイクロリッター未満の容量をもち、そして上 記第2チャンバー内に上記酵素を選択的に入れるための入口をもち; b)上記ディテクターが、上記第2チャンバー内に置かれており;そして c)上記アナライト、酵素及び/又は副生成物をもつ上記第2チャンバーを洗 浄するための手段が提供される、であることを特徴とするような装置。 2.請求項1に記載の装置であって、その第2ディテクターが、その第1チャ ンバーと液体で連絡されて配置され、そしてその第2ディテクターの出力により その第2チャンバー内に置かれたディテクターの出力を補償するための回路手段 が、提供されることを、さらに特徴とする装置。 3.請求項1に記載の装置であって、その第2ディテクターが、第2半透膜に より取り囲まれることを、さらに特徴とする装置。 4.請求項1に記載の装置であって、加熱手段が、その第2チャンバー内での いずれかの化学反応の速度を制御するためにそのハウジング内に提供されること を、さらに特徴とする装置。
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