JPH10501321A - 増圧機 - Google Patents
増圧機Info
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- JPH10501321A JPH10501321A JP8500751A JP50075196A JPH10501321A JP H10501321 A JPH10501321 A JP H10501321A JP 8500751 A JP8500751 A JP 8500751A JP 50075196 A JP50075196 A JP 50075196A JP H10501321 A JPH10501321 A JP H10501321A
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- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B3/00—Intensifiers or fluid-pressure converters, e.g. pressure exchangers; Conveying pressure from one fluid system to another, without contact between the fluids
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- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
低圧ピストン(2)が軸線方向に移動可能な低圧シリンダ(1)と、2つの高圧室(3,4)とを有し、2つの高圧室(3,4)は、低圧シリンダ(1)の分かれた側に同軸に配置され、低圧ピストン(2)に固定された軸線方向に移動可能な高圧ピストン(9,10)を有する。ノンリターン弁(17)を備えた溝(16)は、2つの高圧室を接続する。1つの高圧ピストン(9)の面積は、他の高圧ピストン(10)の面積より大きい。
Description
【発明の詳細な説明】
増圧機
技術分野
本発明は、低圧ピストンが移動可能な低圧シリンダと、媒体を受ける第1及び
第2の高圧室と、高圧室の中で軸線方向に変位可能な第1及び第2の高圧ピスト
ンと、媒体用の少なくとも1つの入口及び1つの出口とを有し、第1及び第2の
高圧室は、低圧シリンダと同軸にその分かれた側に配置されており、前記第1及
び第2の高圧ピストンは、低圧ピストンに固定されている媒体の圧縮用の増圧機
に関する。
本発明の増圧機は、例えば外圧装置、例えば、増圧機の外側に配置され、液体
物質を高圧処理するプレス機に高圧を発生させるために使用するのに適している
。
背景技術
増圧機は、高圧を変化させる圧力媒体に使用されてきた。通常、増圧機は、低
圧室及び1つまたはそれ以上の高圧室を有する。低圧室において、低圧ピストン
が変位可能に配置されている。この低圧ピストンは、各高圧室の高圧ピストンに
固定されている。低圧ピストンは、高圧ピストンの面積より大きい面積を有する
。
媒体の圧縮時に、媒体は、高圧室への入口を通って供給される。この入口は閉
鎖され、その後、比較的に低圧が低圧室に適用される。これは、液圧的に行われ
る。適用された圧力が低圧ピストンに作用するとき、ピストンは、移動し、高圧
ピストンを高圧室の位置側で移動する。高圧ピストンは低圧ピストンより小さい
面積を有し、この移動は、高圧室内の媒体にある高圧を形成する。その後、加圧
された媒体は、高圧室に配置された出口及び高圧導管を介して外部装置、例えば
、
プレスに送られる。このタイプの増圧機において、約15000バーを達成する
。
増圧機の1つの公知のタイプは、2つの圧力室を有する。これらの高圧室は、
各側に1つづつ低圧室と同軸に配置される。各高圧室は、端部部材によってその
外端で制限され、低圧室の低圧ピストンに固定される軸線方向に変位可能な高圧
ピストンを有する。低圧が低圧ピストンの1方の側の低圧室に送られるとき、低
圧ピストンは反対方向に移動する。これによって高圧室に高圧を発生し、高圧室
は、低圧が供給される側と反対の低圧ピストンの側に配置されている。
低圧ピストンの各側に低圧を交互に供給することによって、このタイプの増圧
機は、複動ポンプとして作動される。ピストンがそれらの端部位置の一方にある
とき、第1の高圧室がからになり、第2の高圧室が加圧されていない媒体で満た
される。その後、ピストンが他端位置に向かって移動するとき、第1の高圧室は
、入口を介して加圧されていない媒体で満たされる。同時に、移動の第1の部分
の間に、第2の高圧室が加圧される。残りの移動の間に、高圧が達成されたとき
、加圧された媒体は、第2の高圧室及び高圧導管から出て、同じ高圧が優勢な外
圧装置に出る。ピストンは第1の端部位置まで後方に移動するとき、第2の高圧
室は加圧されない媒体で満たされ、同時に第1の高圧室の媒体は圧縮されており
、外部ユニットに押し出される。
課題
上述した増圧機を作動させるために、2つの高圧接続部及び2つの低圧接続部
が必要になる。第1及び第2の高圧室は、入口及び出口室を備えている。別の案
として、各高圧室は、組み合わせられた入口及び出口を有し、この出口は、高圧
導管に接続されている。この高圧導管は、加圧されない媒体の供給用の低圧導管
と外圧ユニットに加圧媒体を搬送する高圧導管の接続部のためのブランチを備え
ている。これらの入口及び出口及びブランチ及び接続部は、それぞれ、増圧機の
製造及び動作における問題を有する。
もし、各高圧室が入口及び出口を備えている場合には、これは、溝を有する2
つの開口部が圧力を受ける各高圧室の端部部材に配置されてなければならないこ
とを意味する。各このような開口部及び溝は、非常に高圧の脈圧の場合、材料に
疲労損傷を与える問題を生じる。これは、圧力を受ける部分が必要な安全境界を
達成するためにかなり大きな寸法を有しなければならない。別の例としてもし1
つのみの開口部及び溝が各高圧室の端部部材に配置されている場合には、必要と
される回数より少ない回数の圧力サイクルで部品を交換しなければならない。
高圧室が入口と、低圧及び高圧導管に分離している出口との組み合わせを備え
ている場合には、圧力を受ける部品、すなわち、分岐点にクロスボアが設けられ
なければならない。またクロスボアは、高圧と脈圧で疲労の問題を生じる欠点が
ある。
上述した増圧機の実施例は、高圧導管の少なくとも1つが直線ではないが傾斜
しているか曲がっていることを意味する。この理由は、2つの高圧室の出口が、
正反対方向を向いており、出口に接続されている高圧導管は、共通の外部高圧装
置に配置されていることによる。導管のこのような傾斜及び曲がりは、高圧の観
点から見て非常に困難性を生じる。なぜならば、それらは疲労に反応するクロス
ボアまたは他の弱点を有するからである。
上述した現在の技術による他の問題は、各供給排出導管に1つづつ4つのノン
リターン弁を設けなければならないことである。圧力が約15000バールまで
の導管のノンリターン弁は、コストが高く、精密で、それらは容易に作動上の乱
れを生じる。それ故、最も大きな可能性の範囲までノンリターンの数を減少する
ことが望ましい。
従って、本発明の目的は、従来技術の増圧機よりも製造においてさらに信頼性
があり、廉価な増圧機を提供することである。これは、高圧を受ける部品にクロ
スボアを設ける必要性を無くし、直線的な高圧導管を使用することができ、ノン
リターン弁の数を4つから2つに高圧及び低圧接続部の数を4つから1つにそれ
ぞれ低減し、管を低減することができる増圧機を提供することである。
解決方法
本発明の目的は、第1及び第2の高圧室の間で媒体を搬送するように第1及び
第2の高圧ピストンを通って伸びている溝と、媒体が第2の高圧室から第1の高
圧室に流れることを防止する装置とを有することを特徴とする媒体を圧縮する増
圧機によって達成される。
通路は、第1と第2の高圧室の間に配置されているので、第2の高圧室の出口
を介して正しい圧力が達成されたときに、圧縮の間に圧力媒体を導入するために
第2の高圧室に媒体を供給することができる。これは、第1の高圧室が低圧入口
のみを、第2の高圧室が高圧出口のみを備えていればよいことを示している。さ
らに、直線導管として出口から外圧装置に伸びている高圧導管を設計することが
可能である。
本発明による増圧機の1つの実施例によれば、第2の高圧室から第1の高圧室
に流れが流れることを防止する装置)は、溝に配置されたノンリターン弁から成
る。
従来技術と比較すると、この構成は、ノンリターン弁の数を入口近くに1つ及
び溝に1つの2つに低減することができる。
さらに、本発明の1つの実施例によれば、第1の高圧ピストンの面積は第2の
高圧ピストンの面積より大きい。このように第1の高圧室の容積は、第2の高圧
室の容積よりも大きい。これは、ピストンが両方向に移動するときに増圧機から
加圧媒体が流出することができるようにする。2つの高圧ピストンの間の面積差
の比を選択することによって、ピストンが各方向に移動するとき流出容積の間の
差の比を得ることが可能である。
本発明の実施例によって表される高圧ピストンの面積比の特別なケースにおい
て、第1の高圧ピストンは前記第2の高圧ピストンの面積の約2倍の大きさを有
する。
これは、ピストンが両方向に移動しているとき、第2の高圧室からの流れを大
きくすることができる。またこの実施例により、ピストンの各方向への移動の低
圧シリンダの両側に同じ低圧を供給することが可能になる。これは、低圧を供給
するために使用される液圧ユニットを最適に利用することができることを意味す
る。なぜならば、それはピストンの双方向の移動のために最大限の圧力で作動す
るからである。
本発明の1つの実施例は、入口が第1の圧力室内に配置され、供給導管は入口
に接続され、供給導管を通って第1の高圧室からの方向に媒体が通過しないよう
に、また媒体を通過させることができるようにすることができる装置は、供給導
管に配置され、排出導管は前記出口に接続され、第2の高圧室に向かう方向に媒
体が流れることを防止する装置は排出導管に配置されていることを特徴とする。
本発明による増圧機において、増圧機の2つの異なるギヤ比を得ることができ
る。調整可能な装置は、供給導管を通って第1の高圧室から媒体が逆流すること
を防止するとき、双方の高圧室は作動し、増圧機は、比較的に低圧で大きな流れ
を供給する。この場合において、低圧シリンダからの力は第1と第2の高圧ピス
トンの間の面積の差によって生じる力とほぼ同じである。その後、第1の高圧室
からの方向において媒体が通過できるように開放し、第2の高圧室が作動する。
増圧機は、最大限の圧力まで加圧される小さい流れを強化する。従って、2つの
ギヤ比の場合において、増圧機が作動可能なように1つまたは同じ液圧ユニット
を使用することができる。液圧ユニットは比較的に小さい。
上述したように変化される圧力媒体の流出は、例えば、食料品の高圧処理にお
いて望ましい。またこの実施例は増圧機の端部部材に作用する軸線方向の力を比
較的に小さくすることができる。
図面の簡単な説明
本発明の2つの実施例を図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本発明による増圧機の概略的な長手方向の断面図である。
発明を実施するための最良の形態
第1図に示す増圧機は、低圧ピストン2が軸線方向に移動可能な低圧シリンダ
1を有する。低圧シリンダ1は、2つの側に分割され、液圧媒体で2つの側に満
たされる。低圧シリンダ1の一方の側に、それと同軸の第1の高圧シリンダ5が
配置されている。さらに、低圧シリンダの他方の側に低圧シリンダと同軸に第2
の高圧シリンダ6が配置されている。2つの高圧シリンダ5,6は、各々がワイ
ヤ巻線5a,6aによって半径方向に予め予備圧縮されている。公知の方法にお
いて、さらに、端部部材7及び8が2つの高圧シリンダ5,6の外端に配置され
ている。これらの端部部材7,8は、軸線方向の力を吸収するために結合部(図
示せず)によって外側に支持されている。低圧ピストン2に固定されている第1
の高圧ピストン9は、第1の高圧シリンダ5で軸線方向に変位可能である。対応
する方法において、第2の高圧ピストン10は、低圧ピストン2に固定され、第
2の高圧シリンダ6内で軸線方向に移動可能である。この方法において、高圧シ
リンダ5,6、端部部材7,8及び高圧ピストン9,10は、媒体を受けるため
に第1と第2の高圧室3,4を画定する。2つの高圧ピストンの面積は、互いに
第1の高圧ピストン9の面積が第2のピストン10の面積の2倍になるように形
成されている。
第1の高圧室3の端部部材7において、媒体の入口11が配置されている。こ
の入口11に媒体を供給する導管が接続されている。他の端部において、導管1
2は貯蔵タンク(図示せず)から媒体を供給する低圧ポンプ(図示せず)に接続
されている。さらに、第1のノンリターン弁13が入口11の近傍に配置されて
いる。この第1のノンリターン弁13は、増圧機に向かう方向に媒体を通過させ
ることができるが、増圧機から流れる媒体をブロックすることができる。さらに
出口14は第2の圧力室4の端部部材8に配置されている。この出口14は、増
圧機から加圧媒体を搬送する高圧導管15に接続される。例えば、高圧導管15
は、プレス機または外側圧力室容器(図示せず)に接続されている。
第1及び第2の高圧ピストン9,10及び低圧ピストン2を通って溝16が伸
びている。この溝16は、第1の高圧室3を第2の高圧室4に接続し、媒体を第
1の高圧室3から第2の高圧室4に流すことができる。第2のノンリターン弁1
7が溝16に配置されており、媒体が第2の高圧室4から第1の高圧室3への流
れを遮断するようにブロックすることができる。
2つの高圧室3,4は、公知の方法で高圧密封18,19によって密封される
。さらに低圧シール(図示せず)が、低圧シリンダ1を密封するために公知の方
法で配置される。
増圧機の作動において、低圧シリンダは、液圧ユニット(図示せず)によって
供給される液圧媒体のために2つの液圧接続部20,21を備えている。
作動中に増圧機がどのように作用するかを説明する。サイクルの始めにおいて
、2つの高圧ピストン9,10及び低圧ピストン2は、図面の左手端部位置にあ
る。第1の高圧室3は、からであり、それに対し、第2の高圧室4は、圧力媒体
で満たされる。第2の高圧室4の圧力は、図面に示すように、約8000バール
である。低圧ピストン2は、図面で右側に移動されるようにされる。これは、液
圧接続部20を通って低圧シリンダ1の左手側に液圧媒体を供給すると同時に対
応する液圧媒体の量を液圧接続部21を通って低圧シリンダ1の右手側から供給
することによって行われる。供給された液圧媒体の圧力は、例として示せば約2
50バールである。
ピストン2,9,10が右側に移動するとき、第2の高圧室4の圧力媒体は、
高圧導管15を通って出口を通って外部のプレスまたは圧力容器に押し出される
。第2のノンリターン弁17は、第2の高圧室4から第1の高圧室2に媒体が流
れ
ることを防止する。同時に、加圧されていない媒体は、第1の高圧室3に供給導
管12、第1のノンリターン弁13及び入口11を通って吸引される。ピストン
2,9,10がそれらの右手位置にあるとき、第1の高圧室3は、非圧縮媒体で
満たされ、それに対して第2の高圧室4が空である。外側の圧力または圧力容器
からの高圧は、高圧導管15を介して第2の高圧ピストン10に作用する。この
位置において、低圧ピストン12の左手側に作用する液圧が遮断される。これは
、第1と第2の高圧室3,4の間の圧力バランスが達成されるまでピストン2,
9,10が、外部ユニットの高圧によって影響を受けながら、図面の左にわずか
に移動される。従って、第1の高圧室3の媒体は第2の高圧室4の圧力の半分の
圧力に対応する。第1のノンリターン弁13は、第1の高圧室3の媒体が入口1
1を通ってこの室から出ることを防止する。その後、低圧シリンダ1の右手側は
、液圧接続部21を介して液圧媒体を供給することによって前述したように同じ
圧力を左手側に加圧する。同時に液圧媒体は、液圧接続部20を通って低圧シリ
ンダの左手側から通過する。ピストン2,9,10は、図面の左手側に移動し、
それによって、第1の高圧室に存在する媒体が、完全な圧力まで、すなわち、第
2の高圧室4の圧力と同じ圧力まで加圧される。その後、媒体は第1の高圧室3
乃至第2の高圧室4まで溝9を通って流れる。また、この媒体の半分は、出口1
4を高圧導管15を介して出口ユニットに出る。この理由は、第2の高圧ピスト
ン9の面積が第1の高圧ピストン9の面積の半分であり、第2の高圧室4は第1
の高圧室3の容積の半分のみに適応するからである。
ピストン2,9,10が左手端部位置に達するとき、サイクルは完了し、次の
サイクルがスタートする。上述した増圧機は、2つのストロークポンプとして作
動する。各サイクルにおいて、ある量の媒体は、1つのピストン行程中に増圧機
に吸引される。加圧された媒体の同じ量が各サイクルで押し出され、2つのピス
トン行程に寄与する。上述した利点に加えて増圧機のこの実施例は、全体のサイ
クルの間に第2の高圧室4の端部部材8は、一定の圧力を受ける。このように、
材料の疲労損傷を容易に招く脈圧が避けられる。
本発明による増圧機の他の実施例を以下に説明する。また、この場合において
、部材9及び13は、上述した実施例とはいくぶん異なる構成を有する。この差
は以下に説明する。
この実施例は、上述した部品に加えて第3のノンリターン弁22を有し、この
弁22は、出口導管15に配置され、第2の高圧室4からの方向に媒体を通過さ
せることができるが、媒体が逆流することを防止する。さらに、この実施例にお
いて、第1の高圧ピストン9の領域は、第2の高圧ピストンの面積の5倍程大き
い。さらに、第1のノンリターン弁13は、それが第1の高圧室3からの方向に
通過することができるように構成されている。
もし、外圧ユニットが大きな容量の容積で充填され圧縮される場合には、本発
明による増圧機のこの実施例を使用することもできる。この実施例は、まず低圧
で大きな流れを有するポンプとして、次に高圧で小さい流れを有する高圧発生器
として増圧機を駆動する比較的小さい液圧ユニットの使用を可能にする。
この実施例において、増圧機は、次のように作動する。動作の始めにおいて、
外圧容器は空である。これを媒体で満たすために、増圧機は、複動ポンプとして
駆動される。図面の右側への各ピストン行程において、第2の高圧室の容量に対
応する媒体のある量は、出口14及び出口導管15を介して外圧容器に押し出さ
れる。同時に、第1の高圧室3は、5倍程の媒体の容量で充填される。各ピスト
ンが左に移動する場合、この大きな容量全体は、第1の高圧室3から第2の高圧
室に溝16を介して通過する。容量の4/5は、出口14及び出口導管15を出
て外側圧力容器を介して押し出される。外側の圧力容器が充填されない限り、出
口導管15には背圧は生じない。従って、大きな面積を有する第1の高圧シリン
ダ9の左側に移動可能なように比較的小さい液圧ユニットを使用することができ
る。
外圧容器が充填されるとき、出口導管15で背圧が生じる。第3のノンリター
ン弁22は、背圧が増圧機に作用することを防止する。他方、背圧が媒体に作用
し、媒体は、出口14と、出口導管15及び第3のノンリターン弁22を介して
第2の高圧室4から押し出される。外圧容器の圧力が蓄積されるとき、背圧はも
ちろんのこと大きくなる。背圧がある水準に到達するとき、小さい液圧ユニット
からのエネルギーは、第1の高圧ピストン9を左側に移動するときに出口14及
び出口導管15を介して媒体を押し出すためには十分ではない。この理由は、第
1の高圧ピストンに作用する対抗力がこの第1の高圧のピストン9の大きな面積
によって倍増された背圧に等しい。外側の高圧容器の圧縮を最大限の圧力にまで
完了するときに、第1の高圧室3は、逆方向への通路に関して第1のノンリター
ン弁13を開放することによって遮断される。各ピストンのストロークが右側に
移動するとき、第2の高圧室4の最大限に圧縮された媒体は、出口14と出口導
管15を介して外側圧力容器まで押し出される。低圧シリンダ2に関して第2の
高圧ピストン10は非常に小さいので、小さい液圧ユニットによって発生された
比較的に低圧は、背圧を克服するためには十分である。ピストン2,9,10が
移動する間、第1の高圧室3は媒体で充填される。
ピストンが左に移動する間、第1の高圧室3の媒体の1/5は、通路を第2の
高圧室に通過する。残りの4/5は、入口11,入口導管12,を通って開放さ
れた第1のノンリターン弁13を越えて後ろに押される。第1の制御されたノン
リターン弁13が逆方向に開放されるとき、増圧機は、非常に高圧を発生するこ
とができる1つのストロークのポンプとして作用する。圧力ギヤ比は、低圧ピス
トン2の面積と第2の高圧ピストン10の面積の比に依存するのみである。
またこの実施例は、増圧機に作用する軸線方向の力は比較的に低い。この理由
は、軸線方向の高圧が、ピストン10及び第2の高圧室4の端部部材8に作用す
るからである。
第1の高圧室3の媒体の1/5がピストン2,9,10が左に変位するときに
第2の高圧室に通過することを保証するために、入口11にリリーフ弁(図示せ
ず)が配置されている。この対抗弁は、ノンリターン弁17と溝16にわたる圧
力低下より大きい圧力低下を生じる。
もちろん本発明は上述した例示的な実施例によっては制限されないが、つぎの
請求の範囲内で変化することができる。
第1と第2の高圧ピストンの間で異なる面積を選択することによって、2つの
ピストンの行程の間に変化する量の間の比は変化する。例えば、面積比を3対1
に選択する場合には、1つのサイクルの間に供給される量の1/3は、第2の高
圧室に向かう方向のピストン行程によって配分され、2/3は、第1の高圧室に
向かう方向のピストン行程で配分される。
上述したように圧縮媒体は、外圧等の圧力を発生するために使用する圧力媒体
である。しかしながら、圧力媒体は、例えば食品の高圧処理を行うように直接使
用される。媒体は処理すべき物質から成る。それはカウンタ圧弁の通路を介して
正規の圧力に戻る。別の例として増圧機からの高圧を維持する間にある保持時間
を達成する外部圧力容器に直接送られる。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 低圧ピストン(2)が移動可能な低圧シリンダ(1)と、媒体を受ける 第1(3)及び第2(4)の高圧室と、高圧室(3,4)の中で軸線方向に変位 可能な第1及び第2の高圧ピストン(9)及び(10)と、媒体用の少なくとも 1つの入口(11)及び1つの出口(14)とを有し、前記第1及び第2の高圧 室(3,4)は、低圧シリンダと同軸にその分かれた側に配置されており、前記 第1及び第2の高圧ピストン(9,10)は、低圧ピストン(2)に固定されて いる媒体の圧縮用の増圧機において、第1(3)及び第2(4)の高圧室の間で 媒体を搬送するように第1(9)及び第2(10)の高圧ピストン(2)を通っ て伸びている溝(16)と、媒体が第2の高圧室(4)から第1の高圧室(3) に流れることを防止する装置(17)とを有することを特徴とする媒体を圧縮す る増圧機。 2. 前記装置(17)は、前記溝(16)に配置されたノンリターン弁から 成ることを特徴とする請求項1に記載の増圧機。 3. 前記第1の高圧ピストン(9)の面積は第2の高圧ピストン(10)の 面積より大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の増圧機。 4. 前記第1の高圧ピストン(9)は前記第2の高圧ピストン(10)の面 積の約2倍の大きさを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に 記載の増圧機。 5. 前記入口(11)は第1の圧力室内に配置され、供給導管(12)は入 口(11)に接続され、供給導管(12)を通って第1の高圧室(3)からの方 向に媒体が通過しないように、また媒体を通過させることができるようにする装 置(13)は、供給導管(12)に配置され、排出導管(15)は前記出口(1 4)に接続され、第2の高圧室(4)に向かう方向に媒体が流れることを防止す る装置(22)は排出導管(15)に配置されていることを特徴とする請求項1 乃至4のいずれか1項に記載の増圧機。
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