JPH10500651A - カセットテープ・パッケージ - Google Patents

カセットテープ・パッケージ

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JPH10500651A
JPH10500651A JP52287895A JP52287895A JPH10500651A JP H10500651 A JPH10500651 A JP H10500651A JP 52287895 A JP52287895 A JP 52287895A JP 52287895 A JP52287895 A JP 52287895A JP H10500651 A JPH10500651 A JP H10500651A
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ゴットリーブ,スティーヴン
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ゴットリーブ,スティーヴン
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Abstract

(57)【要約】 オーディオ・カセットテープ(CT)および歌詞の小冊子(B)のためのパッケージ。該パッケージは、フリップ・トップ12を有し、好適な実施の形態では、テープと小冊子のための2つの独立した区画を有する。このパッケージのカートンは、好ましくは1枚のカードストックにより形成される。分離パネル54から突き出た隔離脚112,114は、前面パネルを小冊子の裏や分離パネルから分離された状態とし、その小冊子を支持し、該小冊子のための区画を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 カセットテープ・パッケージ 発明の背景 本発明は、オーディオおよびもしくは視覚的記録材、好ましくはオーディオ・ カセットテープに関する。このパッケージは、製造するのに安価で、高度に美的 であり、機能的かつ環境に安全である。このパッケージは、好ましくは、塗被さ れたカード・ストック材(card-stock material)より製造し、その中に入れよう とするカセットテープよりもあまり大きくない。 本発明のパッケージは、現行のノレルコ型(Norelco-type)標準サイズのオーデ ィオ・カセットテープに使用可能であり、またその他にも、マイクロカセットテ ープ、コンパクトディスク、ミニディスク、デジタルオーディオテープあるいは ビデオカセットテープにも容易に適応させることができる。もちろん、他の視覚 的録画・音響的録音形式あるいは形態が商業的に重要になった場合、本発明から 外れることなく、同様にして本パッケージを適応させて形成し、使用に供するこ とができる。しかしながら、図を用いて説明する都合上、標準型オーディオ・カ セットテープについて、本発明を記述する。この標準型オーディオ・カセットテ ープのテープ形式は、現在、オランダのエヌ.ヴイ.フィリップス社が、ノレル コ(Norelco)という商標および商品名で製造しているものである。その ため、ここに用いられた型および寸法は、当業者に周知のものである。本発明の 実施の形態の型および寸法は、実質的にそれに対応している。なお、オーディオ ・カセットテープという語は、上記の全形式を含む意味で用いるものとする。 実質的に本発明は、外部保護カートン(carton)あるいはカセットテープパッケ ージを提供するものである。これにより、テープを最初に販売する時に格納して おくことができ、また、実際の使用時に格納しておくことができるようになる。 利用者は、再生装置やテープデッキにカセットテープを挿入する際に、このカセ ットテープを本パッケージから容易に取り出すことが可能である。その上、本パ ッケージは、物理的に隔てられた便利な区画があり、この区画に選択的に物を出 入可能に格納できる。カセットテープの販売者は、そのカセットテープのライナ ーノートすなわちジャッケットの内容や歌詞あるいは他の印刷物を、前記区画に 入れておくことができる。本発明の好適な実施の形態では、本パッケージは紙等 のカード・ストック材でできていて、これは、カセットテープのパッケージとし て販売されている現行のプラスチック格納器よりも、環境に対して安全である。 本発明の好適な実施の形態では、パッケージはオーディオ・カセットテープのサ イズよりもわずかに大きいだけで、このため、概してカセットテープよりもはる かに大きい従来のカセットテープパッケージに比べ、購入を検討する際等、本願 のカセットテープ・パッケージの魅力は増大することになる。 従来の技術 今日、ノレルコ標準型のオーディオ・カセットテープは、主として、出入可能 とするためのヒンジを有する硬質プラスチック格納器内に包装される。このノレ ルコ型の硬質プラスチック格納器は、破損したり亀裂が入ることがあり、割裂あ るいは粉砕されることもあり、しばしば外れて分解されてしまう。このノルレコ 型の硬質プラスチック・パッケージは、縁が鋭くなっているので、シャツやズボ ンのポケット内、パックパック内、車の座席その他、人間に近接する場所で用い ると不快である。さらに、その硬質プラスチック・パッケージは、割合に嵩張っ て扱い難く、車で移動する際にはカタカタと鳴ってうるさい。 特に、オーディオ・カセットテープを、前記ノレルコ型の硬質プラスチック格 納器に納めることは、コスト効率上負担となる。この硬質プラスチック格納器に より、カセットテープを運搬する際の重量がほぼ倍になってしまう。このことは 、消費者が多量のカセットテープを運搬する場合に不利益となるが、さらに経済 的に重要なのは、重量が増大すると輸送コストが増大するということである。 現行のプラスチック格納器には、折り畳んだ紙葉の挿入物(J−カード)を納 めてあり、このJ−カードには、例えば、作品の名称、アーチスト、出版社そし て場合によってその歌詞等の情報が入っている。折り畳んだ挿入物は、読むのに 比較的難しく(非常に小さな字体が用いられる。)、概して魅力がなく、すぐに 外れてパッケージからなくなってしまい、再び折り畳んでパッケージに再挿入す るのは、道路地図の場合と同じぐらい難しい。現行の挿入物は、繰り返し使用す ると、折り目やミシン目の所で切れてしまいやすい。 オーディオ・カセットテープのノレルコ型の硬質プラスチック・パッケージの 他の欠点は、前述のように、このパッケージが製品に対して不必要に重いという ことであり、そのために輸送料が高くなる。その上、相対的に重いプラスチック パッケージにより、カセットテープの国内での配付、再配置および製造者への返 品も、より複雑になる。 最近重要性を増しているのは、硬質プラスチック・パッケージが環境に安全で はないということである。プラスチックは長期に渡り環境中で腐敗・分解されな い。そのため、プラスチック・パッケージがすぐに壊れて廃棄され、環境に対し 、非常に有害である。 現在、消費者はオリジナルのパッケージを求める気持ちがなく、単にテープを 求めており、硬質プラスチック・カセット・パッケージは、「賢い」購入判断、 すなわち消費者が安い模造品を作ることに対して、注意を喚起することがない。 安価な録音機器により、容易に録音済カセットテープを複製可能で、現行のカセ ットテープのパッケージが消費者にとってほとんど魅力がなく、大多数の人の選 択は明らかに安価な模造品の方である。それゆえに、消費者に対して本当に魅力 的で注意を喚起できるパッケージは、安価な模造品を排除しようとする試みに、 一石を投じることになりうる。現行の硬質プラスチック・カセット・パッケージ に通常挿入される「J−カード」挿入物は、カラーコピーや安価な印刷により正 確に複製可能である。J−カードは模造品に対する障害にはならないようである 。もし、カートン自体に、カラフルなグラフィックを印刷するならば、模造を考 えている者は、オリジナルのパッケージの色分解コピーを作るのに必要な時間と 労力をつぎ込もうとしたくはないので、模造品をオリジナルおよび本物の商品と して通用させるのがより難しくなる。本発明では、図やグラフィック等を直接印 刷しておくことが可能となる。 ノレルコ型の硬質プラスチック・パッケージは、数多く流通して相対的に安価 であり、このことが、挿入物の印刷されたグラフィックの欠点を補うとともに、 オリジナル製品の正当性を示すことについての欠点を補っている。オリジナルの カセットテープの構成要素のうち、実質的にその品質を正確に模倣することがで きるのは、このノレルコ型の硬質プラスチック・パッケージの部分だけである。 このように、グラフィックを有する新しいパッケージを利用することは、模造品 の製造を削減させることに寄与し、通常の消費者が模造品に魅力をあまり感じな くなる。最終消費者に対するカセットのパッケージの訴求力が長らく乏しかった ので、高品質の自家製作テープのための、なにも入っていないカセットテープに 訴求力がある。 このように、消費者により多くの利益を提供するカセット・パッケージが普及 することが、模造を削減する一つの運動となる。消費者の手に渡るものに対して 、このパッケージが付加価値を与えれば、消費者は低コストの代用品としての模 造品を、そう簡単に受け入れなくなる可能性がある。その上、家庭での録音と模 造の増加は、音質が多少低下しても、消費者が得る背反するようにみえる原則と 調和させねばならないが、利益になり、デジタル・オーディオ・カセットおよび ミニディスクによって市場にもたらされた原本そのままに複製する技術の進歩に 見合う。もしカセットテープが、ユニークで、魅力的かつ安価で環境に安全な格 納器に納められていれば、コンパクトディスク固有の音響的利点、すなわち精細 な再現性に張り合おうとする代わりに、市場において独自のニッチを確立するこ とができる。 そのため本発明は、オーディオ・カセットテープ用に、厚紙の箱状の格納器を 適用するのである。これは、小売店、製造業者および消費者に、多大な利益を提 供する。一つの例として、厚紙の箱は完全にリサイクル可能であるということが 挙げられる。本発明により作られた箱は、通常の硬質プラスチック・カセットテ ープ・パッケージに比べて、約30%も軽くなっている。このことにより、輸送 コストが約25%低減し、100万ユニット当たり、約$11,000の輸送料 の節約となり、小売店にとっても同様の節約となる。 前記の厚紙の箱は、倉庫での体積をも約24%削減する。このことにより、立 法フィート当たりの在庫の回転が良くなる。また、貯蔵スペースに対する小売り スペースの割合を増大させることにもなる。小さくてあまり大きくないパッケー ジは、製造および配送センターの経費削減という結果にもつながるはずである。 厚紙の籍状コンテナは、空間効率も非常によいはずなので、小売り業者は売上増 大のために、在庫やタイトルの陳列をより充実させることができる。 パッケージそれ自体にグラフィックを直接印刷することができ、端面や小さな 部分にも印刷することが可能である。このことにより、同一容積の棚に、より多 くのタイトルやアーチストについて、効率よく陳列することができるようになる 。 厚紙の箱状格納器のためには、新型の梱包機器あるいは大規模な手作業が必要 となる。このことは製造業者にとってマイナスとなるものの、その導入コストが 模造業者の資金的能力を上回ることから、オリジナルに対する模造品の需要が落 ち込むことも考えられ、模造品を削減するのに寄与することになる。模造テープ およびパッケージは、一旦はグラフィックスとテープの音響上の欠点を覆い隠せ たものの、これからは、価値が低下し、視覚的に明らかに劣悪な品質となること から、容易に識別可能となり、安っぽい模造品は消費者にはっきりそれと知られ てしまう。コストが増大し、新規の設備が必要となり、法律執行のリスクがかか り、消費者の選択をめぐっての競争があることから、模造品製造はあまり魅力の ないものとなる。 消費者にとってのもう一つの利益として、カセットテープを箱に納めると軽く なって持ち運びが容易になるということがある。格納器の視覚的な魅力は増大し 、全ての面にグラフィックや重要な情報を記すことができるようになる。この箱 を用いることにより、カセットテープに入ったアーチストの音楽と同様、パッケ ージそれ自体を素晴らしくずるべく、アーチストの創造性はかきたてられ、そし てこれはアーチストにとってやりがいのある仕事となる。 本発明の箱状の格納器は、魅力的な歌詞の小冊子や、アーチストや作品に関す る記述あるいは印刷された情報を格納するためのものでもある。これにより、さ らなるマーケティングの機会が提供され、消費者対する情報をさらに付加できる ようになる。この厚紙の箱には、現行のカセットテープ挿入物に用いられる読み にくい小型の字体のようにではなく、パッケージ外面に読みやすくオーディオ・ カセットテープの内容のリストを乗せておくことができる。さらに、この厚紙の 箱状格納器は、高度に利用者とって使いやすい「ユーザー・フレンドリー」なも のである。これは触ると滑らかで、触感が良く、取扱が容易となる。その角の部 分は潰れやすいが、容易に元にもどる。このパッケージそれ自体を「着用」すな わち身につけてもよく、利用者が長らく親しんできたレコードとそのアルバムの カバーと同様に、優しい感触がある。このパッケージにより、テープは容易に取 り出せるようになる。その上、該パッケージがフリップ・トップの煙草容器に似 ていることから、市場の大多数の人々は直ぐにそれを理解することになり、開閉 が簡単である。これは、多くの人々にとって開けるのが困難な、現行の硬質プラ スチックパッケージとは異なるものである。 アメリカ合衆国特許第3,829,132号(U.S.Patent No.3,829,132 以下 ’132号特許と略記する。)は、オーディオ・カセットおよび冊子を被覆・支 持するカバー・サポート複合体に関する。その図面および明細書によってよくわ かるように、カセットテープのための複合体は、印刷物を保持する独立した区画 を有する。しかしながら、前記’132号特許の第1図によってわかるように、 この装置は、カセットテープ自体の大きさよりも不必要に大きい。これに対し、 本発明では、カセットテープと実質的に同一サイズの容器を提供している。その ’132号特許によると、テープカセットおよび本のカバー・サポートは、一端 をそれ自身の上に折り曲げて組み立てる。カセットと本は、相互に近接して納め られ、カバー部間の空間を占め、本の端または本の保持部の端により、そのカセ ットはカバー・アセンブリ内の位置に保持されることになる。それゆえ、’13 2号特許のテープカセットおよび本のカバー・サポートは、カセットテープの大 きさより実質的に大きくなる。これに対し、本発明は、カセットテープ自体の大 きさより若干大きいだけのカセットテープ・パッケージを提供する。本発明のパ ッケージに小冊子を格納しても、その厚さ分だけカセットテープよりも大きくな るだけである。このことにより、パッケージは小さくなり、小型で便利になるだ けでなく、小冊子を付してカセットテープをパッケージ内に納めることができる 。 アメリカ合衆国特許第3,675,763号(U.S.Patent No.3,675,763 以下 ’763号特許と略記する。)では、盗難を防止しながらも自由に中を見られる ように、カセットテープ・カートリッジを陳列して保持するカートンを示してい る。このカートンは、ベストのポケットに容易に挿入可能となる程度に幅が広く 、利用者がこわきに隠しておける程度に長い。このように、その格納器を用いる ことにより、プラスチック・カセット・キャリアの挿入物に印刷された情報を、 消費者が購入前に閲覧可能となるだけでなく、格納器のサイズに起因する窃盗や 万引きを最小限にとどめる。この格納器は、それを組み立てた時に、カセット・ カートリッジをカートン内の上端に配置するとともに、そのカセットと印刷物を 容易に閲覧可能とする表示開口部と一列に配置する「保持器」を有する。’76 3号特許では、カートンの側方保持器が示され、該側方保持器はそのカートン内 の側面に形成され、そこにおいてカートンを利用可能とし、カートリッジ自体よ りもはるかに幅があって長いものである。これに対し、本発明では、その内部に 格納するカセットテープの大きさと実質的に等しく、再利用可能なカセット・パ ッケージを意図している。’763号特許のカートンは、購入後にすぐ廃棄され ることを想定しており、購入後に格納器として使うことについては考慮されてい ない。本発明では、輸送および陳列の目的のカートンを提供するものであり、そ の上、購入後にも消費者がカセット・テープを格納可能とするものである。本発 明のパッケージは、外部の大きさがカセットテープ自体とほぼ同じであり、不必 要にかさばることなく、さらに、消費者が便利に携帯できるようにしたものであ る。 アメリカ合衆国特許第3,682,297号(U.S.Patent No.3,682,297 以下 ’297号特許と略記する。)も、カセットテープ・カートリッジ用の厚紙のカ ートンに関する。内部隔壁が上端から底部パネルまで伸びて、側面パネルの一つ となり、外部側面パネルに沿い、それらの間にテープ・カートリッジが位置する ようにしている。’297号特許のカートンは、前述の’763号特許に似て、 盗難防止のためにあえてカセットテープより大きなものとされている。他の装置 も、消費者が小売業者からカセット・テープを購入した後に、収納器として再利 用することを意図したものではなく、このことが、本発明と異なっている。 アメリカ合衆国特許第3,656,612号(U.S.Patent No.3,656,612)も 、カセットテープの厚紙のカートンに関し、カセットテープ自体よりも大きな寸 法の盗難防止カートンを提供するものである。このカートンは、購入後の二次的 な格納を意図したものではなく、万引きの可能性を低減させるために、カセット テープ自体よりも大きなサイズをとっている。このことは本発明と異なっており 、本発明では、カセットテープ自体とほぼ同じ寸法で、便利に再利用して格納す る目的を意図している。さらに、本発明は、歌詞、ライナーノートまたは関連す る他の情報の小冊子を納めるためのの独立した便利な区画を提供する。 アメリカ合衆国特許第4,828,105号(U.S.Patent No.4,828,105)は 、その図と記述内容によりよくわかるように、カセットテープ自体の大きさより もかなり大きい装置を提供している。実質的に、グリーティング・カードが備え られ、3つの隣接したパネルとなるように形成したカバーストックの単一シート からなる。第1パネルは上部フラップ、下部フラップおよび側部フラップ、さら に、実質的に長方形の表示パネルまたは開口部を備えている。それに適切に折り 目をつけて折り曲げると、表示パネルからカセットテープが見えて、印刷物等が パネルの内面に納まる。しかしながら、この装置は、カセットテープよりも大き な寸法に作られており、このことは、再利用の際にカセットテープを完全に保護 できるパッケージを提供することとした本発明とは異なる。本発明のパッケージ は、ポケットに入れることができて便利であり、不快感もない。 アメリカ合衆国特許第5,022,522号(U.S.Patent No.5,022,522)は 、本と音響録音テープの保持器に関し、U.S.Patent No.4,828,105に類似してい る。このパッケージもまた、カセットテープ自体よりも実質的に大きい。このパ ッケージは、カセットテープの音響録音に関連した本が示されている。この本は 、それ自体カセットテープよりもかなり大きなものである。しかしながら、本発 明は、カセットテープとほぼ同じ大きさであって、カセットテープと、歌詞の冊 子または他の情報が、テープと当該パッケージの境界に配置されたカセットテー プ格納のためのパッケージを提供する。 アメリカ合衆国特許第4,457,428号(U.S.Patent No.4,457,428)は 、マイクロカセットを格納するケースに関する。このケースは、現に存在する標 準的なノルレコカセットテープ用の硬質プラスチックに類似し、マイクロサイズ のカセットテープを格納するためのものである。ここには、硬質ケースのヒンジ 様構造が示されており、当該発明によれば、硬質プラスチック製とする必要があ る。これには、ノレルコ硬質プラスチック・パッケージと同様の欠点があり、本 発明ではその欠点を排除しようとしている。 アメリカ合衆国特許第2,580,141号(U.S.Patent No.2,580,141)は 、携帯型書籍・レコードホルダに関し、本発明の背景となるものにすぎない。 発明の概要 本発明は、カセットテープ収納のためのパッケージに関する。その好適な実施 の形態では、小冊子がパッケージ内に格納されている。この小冊子は、歌詞、ラ イナーノートあるいはそのカセットテープに関連する他の情報についてのもので ある。好適な形態としては、パッケージは、一葉のカードストックからなり、閉 鎖時には煙草用のフリップ・トップ・パッケージに類似して見える。本発明のパ ッケージは、小冊子を保持・格納するための独立した区画を内部に備え、好適な 実施の形態では、その区画は、カセットテープ用の区画から物理的に隔てられて いる。本発明のパッケージは環境に安全で、リサイクル可能な紙葉類でできてい る。該パッケージはそれゆえ、生物分解性でない従来の硬質プラスチック製ノル レコ型カセット・パッケージに対し、顕著な利点を有する。さらに、現に用いら れている硬質プラスチック・パッケージは、開閉が難しく、一般的に両手で行う 必要があるが、本発明によれば開閉は片手でできて、そう面倒でない。 上述のように、硬質プラスチック・ケース内によく納められる情報は、一般的 にはJ−カードに印刷される。該J−カードは、硬質カセット・パッケージ内に 配置可能となるように、折り目をつけて折り曲げる。そのJ−カードは読むのに 難しい非常に小さな字で印刷されており、そして、カートンからわりに早く離脱 して失われてしまい、何度も折り曲げられるので切れてしまう。これに対し本発 明は、折り畳んで留めた印刷物等の小冊子が、パッケージ内にしっかりと配置さ れるように考慮してある。この小冊子は前述したように小型である必要はなく、 より読みやすくなる。その上、例えばステイプル等により留めることで、J−カ ードの情報より丈夫になる。パッケージ内に小冊子を収納・保持する独立した区 画があるので、この小冊子を、丈夫にそして読みやすい形式に作ることが可能で ある。 本発明は、実質的に、一葉のカードストックからなり、それは4つの基本部分 に切り抜かれる。その4つとは、フリップ・トップ、背面パネル、分離パネル、 および前面パネルである。フリップ・トップおよび他のパネルには、容易に折り 曲げられるように、そして最終組み立てのために、折り目を入れておく。パッケ ージは組み立てられ、各部が正しく配置されるように、フラップや糊代を糊付け する。カセットテープ用の第1の区画と、該第1の区画に重なった小冊子用の第 2の区画とを有する平行した管状構造が形成される。小冊子の背面または分離パ ネルから突出した一対の隔離脚は、分離パネルから前面パネルを隔離する。前記 区画は、単一のフリップ・トップにより閉鎖される。カセット製品および小冊子 および/もしくは商品が、容易に底から引き上がるように、製品を形成する。こ のように、本発明のパッケージは、従来のパッケージに比べ、組み立てて装填を 行うことが、手作業と自動化機器のどちらによっても容易となっている。 図面と関連させた以下の記述を参照することにより、本発明とそのさらなる事 項についてよりよく理解することができる。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明により形成したパッケージを組み立て、その閉じた状態を示 す斜視図である。カセットテープおよび関連した情報の小冊子は、このパッケー ジ内に格納されている。 第2図は、第1図に示すものと似ているが、フリップトップが開いた状態で、 カセットテープと小冊子がそれぞれの区画に入った状態を示す斜視図である。 第3図は、図1の3−3断面図である。 第4図は、図1の4−4断面図である。 第5図は、カードストック材を型抜きして折り目をつけ、組み立てを行う前の 状態を示す平面図である。 本発明の好適な実施の形態および図面の詳細な説明 図に示すように、パッケージ10は、単一で元は平板なカードストック材から 作られる。折り目をつけ、折り曲げ、糊付けをして組み立てると、標準構成のカ セットテープCT、さらに、例えば当該カセットテープ中の歌の歌詞等の情報を 記述した小冊子Bを格納・封入するように設計してある。この小冊子Bは、カセ ットテープCTを格納する所から独立した区画に格納される。カセットテープC Tおよび小冊子Bを格納したパッケージ10は、消費者の購入のために、安全に 密閉される。購入後、シュリンク包装(収縮包装)は容易に剥ぎとられて廃棄さ れ、二次利用や再利用のためにパッケージは残しておく。フリップ・トップ12 は、折り目16でパッケージの格納部14にヒンジ様に接続する。その折り目1 6は、フリップ・トップ12と格納部14を連結するヒンジを形成する。このよ うに、フリップ・トップ12は、カセットテープCTおよび/もしくは小冊子B を、格納部14内から選択的に取り出したりそこに格納したりできるように、繰 り返し開閉可能である。 前面パネル18、上面パネル24および後面パネル26からなるフリップ・ト ップ12は、折り目38と折り目28によってそれぞれ分けられている。台形の 側面パネル20および22は、前面パネル18から外方に伸び、折り目45およ び47によりそれぞれ分けられている。フリップ・トップ12の背面パネル26 から延びた上面パネル24は、折り目28で分けられている。内部前面パネル3 0は、前面パネル18から伸び、そこで折り目32により分かれ、内部上面パネ ル34は、その内部前面パネル30から伸びて、折り目36で分かれている。内 部上面パネルおよび内部前面パネルは、フリップ・トップに剛性を与え、意図的 に開けないかぎり、フリップ・トップがよく閉鎖位置を保つようにしている。前 面パネル18は、折り目38で上面パネル24から分かれている。 糊代40および42は、側面パネル20から伸び(第5図参照)、折り目44 および46でそれぞれ分かれ、糊代48および50は、側面パネル22から伸び て折り目52および54で分かれている。 格納部は、実質的に3つのパネルからなる。その3つとは、背面パネル50、 前面パネル部52、および小冊子・背面パネルまたは分離パネル部54である。 背面パネル50は、ヒンジ16でフリップトップ12に蝶番的に連結している。 第1底面フラップ56は、バックパネル50から伸び、折り目58で分かれてい る。 前面パネル部52は、折り目60で背面パネル50から分かれている。前面パ ネル部52は、実質的に、前面カバーパネル62と、外部側面パネル64および 66からなっており、この外部側面パネルは、カバーパネル62から、折り目6 8および70でそれぞれ分けられたものである。前面カバーパネル62から下方 に伸びているのは、第2底面フラップ72であり、折り目74で前面カバーパネ ル62と分かれる。同様に、外部側面パネル64および66から下方に伸びてい るのは、底面糊代76および78であり、それぞれの外部側面パネル64および 66から折り目80と82で分かれる。底面糊代76および78は、外部側面パ ネルからテーパー状に出ており、後述するように、格納部14が折り曲げられた 時、格納部の底部に容易に適合し、どちらを先に折るにしても、第2底面フラッ プ72または第1底面フラップ56に容易に糊付けできるようになっている。外 部側面パネル64および66は、それらの上端が、前面カバーパネル62から上 方に傾斜している。これらの傾斜の角度は、台形の側面パネル20および22( エッジ84、86)による角度と適合するようになっており、フリップ・トップ 12の閉鎖時に、側面パネル20および22のエッジ84および86が、外部側 面パネル64および66のエッジ88および90に接するようになっている。、 前面パネル18のエッジは、折り目32に対応したものであり、前面カバーパネ ル62のエッジ148に接することになる。このことは、第1図によく示されて いる。 分離パネル部54は、格納部14の内部隔壁としてはたらき、格納部14を、 カセットテープCT保持用の第1区画すなわち後部区画と、小冊子B格納用の第 2区画すなわち前部区画とに分ける。分離パネル54は、背面パネル50から側 方へ伸び、折り目110により分かれている。分離パネル部54は、分離パネル 100と、該分離パネルから側方に伸びて折り目106および108でそれぞれ 分かれた2つの内部側面パネル102および104からなる。他の実施の形態と して、分離パネル100は、単に、小冊子の2つのエッジを保持または支持する 内方延長リッジからなるものとしてもよい。内部側面パネル104は、折り目1 10で背面パネル50に付いている。前方に突出した隔離脚112および114 は、分離パネル100により形成される。切れ目118および120と長い切れ 目122は、前方に突出した隔離脚112を規定する。切れ目124および12 6と長い切れ目128は、前方に突出した隔離脚114を規定する。隔離脚11 2および114は、それぞれ内部側面パネル102および104からの突出物と なり、折り目106および108でそれぞれ連結する。 後述するように、組み立を行った場合、隔離脚112および114は、分離パ ネル110の上に前面パネル部52を、間隔をおいて配置し、小冊子Bを容易に 挿入および取出可能となるようにする。前方に突出した隔離脚112および11 4は、前面カバーパネル62に残余の表面を提供する。切れ目130および13 2と小さな切れ目134は、内部側面パネル102および104に設けてある。 これらの切れ目は保持タブを規定し、該保持タブは、手で開けないかぎりフリッ プ・トップが閉まっているように、そのフリップ・トップの内面を摩擦力で留め ておくためのものである。保持タブ142および144は、折り目106および 108で分離パネル100に接続し、分離パネル100から外方に、横に突き出 す(第2図参照)。 曲線状の前面エッジ140は、カセットテープCTが適切な区画に挿入された 場合に、そのカセットテープを容易に取り出せるように、、分離パネル100に 設けてある。内部側面パネル102および104のそれぞれのエッジ150およ び152は、曲線状の前面エッジ140の最上部に沿い、手で開けない限り、フ リップ・トップが閉まっているように、摩擦力で留める。それらの表面エッジは 、内部上面パネル34および内部前面パネル30間に、それぞれ保持され、側面 パネル20および22にそれぞれ保持される。 切れ目124、126および長い切れ目128と同様にして、切れ目118、 120および長い切れ目122を設け、内部側面パネル102および104が分 離パネル100から折り目106および108に沿ってそれぞれ後方に折り曲げ られて、前方に突出した隔離脚112および114は、分離パネル100により 規定される平面から前方へ突出し、前面パネル62を分離パネル100から隔離 する。このように隔離することで、小冊子Bを前方に配置された区画に容易に挿 入可能となり、該区画よりその小冊子を選択的に取り出すことが可能となる。 同様にして、内部側面パネル102の切れ目130、132および小さい切れ 目134を設けると、保持タブ142および144は、フリップ・トップ12の 側面パネル20および22の内側に接して、摩擦力で保持することになる。 型抜きした1枚のカードストックから、パッケージ10を組み立てることにつ いて記述する。このパッケージ10は、まず1枚のカードストックから型抜きさ れ、余分なものは除去・廃棄される。そして、全ての折り目にすじを入れ、全て の切れ目118、120、122、124、126、128、130、132お よび134を切っておく。パッケージ10は、組み立て前の平坦な状態において 、第5図のようになっているはずである。そして、背面パネル50を作業台に平 坦に保ち、分離パネル100を折り目110で折り曲げ、内部側面パネル102 および104が、背面パネル50および分離パネル100との間に、適正な角度 をとって伸びるようにする。内部側面パネル102のエッジ146は、内側に入 り、実質的に折り目60に沿う。このように、第1区画は、内部側面パネル10 2および104、背面パネル50と分離パネル100から形成され、この区画が カセットテープCTを保持する。 上述のように、前方に突出した隔離脚112および114は、分離パネル10 0の平面から前方に伸び、同時に、横に突出した隔離脚状の保持タブ142およ び144は、それぞれ内部側面パネル102および104から側方に突出する。 当然、内部側面パネル102および104は、背面パネル50および分離パネル 100の双方に適正な角度で保持され、カバーパネル62がそこへ折り曲げられ るまで、適正な位置に保持される。内部側面パネル102は折り目106で折り 曲げられ、分離パネル100に対して適正な角度で保持され、同時に、内部側面 パネル104は折り目108および110でそれぞれ折り曲げられ、分離パネル 100および背面パネル50の双方に対して適正な角度で保持される。 そして、前面パネル部52を分離パネル100を覆うように折り曲げ、前面カ バーパネル62が重なって、前方へ突出した隔離脚112および114と分離パ ネル110上に配置される。外部側面パネル64は、内部側面パネル102に重 なり、共に堅固な構造を形成する。外部側面パネル66は、内部側面パネル10 4の外側に糊付けされ、剛性を与える。糊代76および78は、折り目80およ び82で折り曲げられる。第2底面フラップ72は、折り目74で折り曲げられ る。外部側面パネル64は、折り目60および68で折り曲げられ、前面パネル 部52および前面カバーパネル62を、背面パネル50および分離パネル100 の上に配置することになる。このように、外部側面パネル64および66の幅は 、内部側面パネル102および104の幅よりも、当然広くなっており、内部側 面パネル102のエッジ146と長い切れ目122の間の幅とほぼ同じである。 そのエッジ146と長い切れ目122の間の幅は、当然、折り目110および長 い切れ目128の間の幅と同じである。外部側面パネル64は、内部側面パネル 102に直に接し、同時に外部側面パネル66は内部側面パネル104の外側と 実質的に同一面に配置される。外部側面パネル66は、内部側面パネル104の 外側に糊付けされる。内部側面パネル102も、外部側面パネル64の内側に糊 付けしてもよい。糊代76および78は、内側に折り曲げられた時に、第1底面 フラップ56または第2底面フラップ72に糊付けし、分離パネル100に前面 カバーパネル62が重なって、第1底面フラップ56が折り目58で折り曲がり 、直接第2底面フラップ72に糊付けされるようにするためのものである。格納 部14を折り曲げ、前述のようにフラップを糊付けすると、格納部14が2つの 区画を有するようになることがわかる。この2つのうち、1つはカセットテープ CT保持用、もう1つは小冊子B保持用である。この構造は、フリップ・トップ 煙草パッケージに類似しており、これに加えて2つの区画を形成し、分離パネル によって第1の区画を第2の区画から分離してある。主に、前方に突出した隔離 脚112および114が、前記のような分離状態を維持する。 このように格納部を形成し、フリップ・トップ12を折り曲げ、糊付けして組 み立てる。はじめに、フリップ・トップ12を、折り目28、32、36、38 、44、45、46、47、52および54で折り曲げ、さらに、ヒンジ16で も折り曲げる。台形の側面パネル20および22を、前面パネル18に対して適 正な角度になるように、折り目45および47でそれぞれ折り曲げる。そして、 糊代40および42を、該糊代40が背面パネル26に接着し、前記糊代42が 上面パネル24に接着するように折り曲げる。同様に、糊代50を上面パネル2 4に接着し、糊代48を背面パネル26に保持されるようにする。内部前面パネ ル30を折り目32で折り曲げ、前面パネル18と実質的に同一面を共有するよ うに配置する。内部上面パネル34は、上面パネル24の内面に保持される。内 部前面パネル30および内部上面パネル34は、前面パネル18および上面パネ ル24に、それぞれ糊付けすることとしてもよい。 フリップ・トップ12を前述のように組み立て、格納部14も適正に組み立る と、パッケージ10は、1つがカセットテープCT用で他の1つが小冊子B用と なる2つの区画を備えることとなる。前記2つの区画は、フリップ・トップ12 により開閉する。フリップ・トップ12のエッジ84および86は、外部側面パ ネル64および66のエッジ88および90に合致して接し、フリップ・トップ 12の折り目あるいはエッジ32は、前面カバーパネル62のエッジ148に合 致して接する。さらに、外方に突出した保持タブ142および144は、フリッ プ・トップ12を、手で開けないかぎり、摩擦力で留めて閉鎖位置に保持する。 これは、保持タブが側面パネル20および22に接することによる。前述のよう に、フリップ・トップ12は、格納部14にヒンジ状に連結し、16として示す ヒンジあるいは折り目で回動することにより、開閉する。 本発明を、その好適な実施の形態により記述したが、本発明の他の種類の実施 態様についても、付属する特許請求の範囲に記載された発明の範囲から外れるこ となく、この分野における通常の知識を有する人々は、明白に理解することがで きるはずである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年9月29日 【補正内容】 特許請求の範囲 1.音響的または視覚的に記録された記録媒体用のパッケージにおいて、 a)フリップ・トップおよび格納部を有し、 b)該格納部は、相互に固定された格納部前面パネル、格納部背面パネル、格 納部底面パネルおよび格納部側面パネルを有し、 c)前記フリップ・トップは、前記格納部の方へ移動した場合、前記パッケー ジを閉鎖し、 d)前記フリップ・トップは、前記格納部背面パネルにヒンジ状に結合し、 e)前記フリップ・トップは、トップ部前面パネル、トップ部背面パネル、ト ップ部上面パネルおよびトップ部側面パネルを有し、 f)前記記録媒体を格納する前記格納部は後部区画を有し、この後部区画は、 該後部区画の前面に位置する分離パネル、背面パネルおよび側面パネルを有し、 これら分離パネル、背面パネルおよび側面パネルは、前記記録媒体を適正に収納 可能な寸法をとり、 g)記述済媒体を格納する独立した前部区画を有し、該前部区画は、閉鎖され た前面カバーパネル、前記格納部側面パネル間に伸びて前記前部区画の背面に位 置する分離パネルを有し、前記後部区画は前記前部区画から前記分離パネルで分 離され、前記の閉鎖された前面カバーパネルは、垂直に配置されて前記パッケー ジの一部として形成され、 h)前記フリップ・トップは、該フリップ・トップを摩擦力によって閉鎖位置 に保つ手段を有し、そのフリップ・トップは、開放位置に保つことも可能であり 、この開放位置をとった場合、前記パッケージは開放されるとともに前記後部区 画および前部区画の双方は、前記後部区画の前面パネルおよび前記前部区画の前 面カバーパネルから入出可能となり、 i)前記前部区画内に保持された記述済媒体は、前記記録媒体の内容に関連し 、前記前部区画の上部からのみアクセス可能であり、 j)前記フリップ・トップを閉鎖した場合、前記トップ部側面パネルは、前記 格納部側面パネルに連続することを特徴とする音響的または視覚的に記録された 記録媒体用のパッケージ。 2.請求項1において、前記前部区画および後部区画が1枚のカードストックに より形成されることを特徴とする音響的または視覚的に記録された記録媒体用の パッケージ。 3.請求項1において、前記分離パネルが、該分離パネルから前面カバーパネル を物理的に隔離して前部区画を確保する前方に突出した隔離脚を備えたことを特 徴とする音響的または視覚的に記録された記録媒体用のパッケージ。 4.請求項2において、前記分離パネルが側面を有し、この側面が、少なくとも 1つの前方に突出した隔離脚を備え、該隔離脚が前記隔離パネルと前記前面カバ ーパネルを隔離することを特徴とする音響的または視覚的に記録された記録媒体 用のパッケージ。 5.請求項1において、前記側面パネル間の前記分離パネルの上部にあるエッジ と、前記フリップ・トップの内面の位置により、摩擦力で、前記フリップ・トッ プを閉鎖位置に保つことを特徴とする音響的または視覚的に記録された記録媒体 用のパッケージ。 6.請求項1において、記述済媒体が、記述された小冊子であることを特徴とす る音響的または視覚的に記録された記録媒体用のパッケージ。 7.請求項1において、記録媒体が、標準カセットテープであることを特徴とす る音響的または視覚的に記録された記録媒体用のパッケージ。 8.請求項1において、記録媒体が、コンパクトディスクであることを特徴とす る音響的または視覚的に記録された記録媒体用のパッケージ。 9.請求項1において、記録媒体が、ミニディスクであることを特徴とする音響 的または視覚的に記録された記録媒体用のパッケージ。 10.請求項1において、記録媒体が、DAT型のオーディオ・カセットテープ であることを特徴とする音響的または視覚的に記録された記録媒体用のパッケー ジ。 11.請求項1において、記録媒体が、ビデオテープであることを特徴とする音 響的または視覚的に記録された記録媒体用のパッケージ。 12.請求項1において、前記前部区画が、前記後部区画よりも小さいことを特 徴とする音響的または視覚的に記録された記録媒体用のパッケージ。 13.請求項1において、前記パッケージに、底面パネルと、前記前部区画およ び後部区画の底部を密閉するための糊代を備えたことを特徴とする音響的または 視覚的に記録された記録媒体用のパッケージ。 14.請求項6において、前記パッケージを、該パッケージ上への直接印刷が可 能な表面仕上げとしたことを特徴とする音響的または視覚的に記録された記録媒 体用のパッケージ。 15.請求項6において、前記パッケージが、該パッケージを形成するための1 枚の材料からなることを特徴とする音響的または視覚的に記録された記録媒体用 のパッケージ。 16.データを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合わせにおいて、 前記記録媒体は前記厚紙パッケージ内に入り、 前記厚紙パッケージはフリップ・トップを有し、該フリップ・トップを片手で 開閉可能として前記記録媒体を容易に挿入および取出可能とし、 該フリップ・トップ付きの厚紙パッケージは、実質的にフリップ・トップ煙草 箱に類似するものの、前記記録媒体を適切に格納するために、その記録媒体より もやや大きい寸法を有し、 前記厚紙パッケージは、記録媒体が取り出された場合にも、形態を保持するの に充分な剛性を有し、 前記パッケージは、前記記録媒体を初めに包装して販売する際に格納するのと 同様に格納するために充分完全な構造を有し、 前記パッケージは、その内に納めた記録媒体に相関する図および表示データを 印刷可能な表面を有し、そして 17.請求項16において、前記フリップ・トップ付きパッケージが、長方形を 形成するようにその高さが幅より長く、前記前部区画が前記パッケージの幅に渡 って伸びて前記パッケージ内に形成され、前記前部区画が前記後部区画よりも薄 いことを特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合わせ。 18.請求項16において、前記記述済媒体である印刷物が前記前部区画に挿入 された場合に、前記記録媒体の上端が前記印刷物の上端の上方に位置して、その 記録媒体のアクセスを容易にしたことを特徴とするデータを記録した記録媒体と 厚紙パッケージの組み合わせ。 19.請求項16において、前記記録媒体が、標準カセットテープであることを 特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合わせ。 20.請求項16において、前記記録媒体が、コンパクトディスクであることを 特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合わせ。 21.請求項16において、前記記録媒体が、ミニディスクであることを特徴と するデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合わせ。 22.請求項16において、前記記録媒体が、DAT型のオーディオ・カセット テープであることを特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組 み合わせ。 23.請求項16において、前記組み合わせが、ポケット内に携帯するのに充分 快適であることを特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み 合わせ。 24.請求項19において、前記組み合わせが、ポケット内に携帯するのに充分 快適であることを特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み 合わせ。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年1月2日 【補正内容】 10.請求項1において、記録媒体が、DAT型のオーディオ・カセットテープ であることを特徴とする音響的または視覚的に記録された記録媒体用のパッケー ジ。 11.請求項1において、記録媒体が、ビデオテープであることを特徴とする音 響的または視覚的に記録された記録媒体用のパッケージ。 12.請求項1において、前記前部区画が、前記後部区画よりも小さいことを特 徴とする音響的または視覚的に記録された記録媒体用のパッケージ。 13.請求項1において、前記パッケージに、底面パネルと、前記前部区画およ び後部区画の底部を密閉するための糊代を備えたことを特徴とする音響的または 視覚的に記録された記録媒体用のパッケージ。 14.請求項6において、前記パッケージを、該パッケージ上への直接印刷が可 能な表面仕上げとしたことを特徴とする音響的または視覚的に記録された記録媒 体用のパッケージ。 15.請求項6において、前記パッケージが、該パッケージを形成するための1 枚の材料からなることを特徴とする音響的または視覚的に記録された記録媒体用 のパッケージ。 16.データを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合わせにおいて、 前記記録媒体は前記厚紙パッケージ内に入り、 前記厚紙パッケージはフリップ・トップを有し、該フリップ・トップを片手で 開閉可能として前記記録媒体を容易に挿入および取出可能とし、 該フリップ・トップ付きの厚紙パッケージは、実質的にフリップ・トップ煙草 箱に類似するものの、前記記録媒体を適切に格納するために、その記録媒体より もやや大きい寸法を有し、 前記厚紙パッケージは、記録媒体が取り出された場合にも、形態を保持するの に充分な剛性を有し、 前記パッケージは、前記記録媒体を初めに包装して販売する際に格納するのと 同様に格納するために充分完全な構造を有し、 前記パッケージは、その内に納めた記録媒体に相関する図および表示データを 印刷可能な表面を有することを特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッ ケージの組み合わせ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.オーディオ・カセット用のパッケージにおいて、 a)前記オーディオ・カセットと同程度の大きさを有し、そのオーディオ・カ セットを収納する第1の区画と、 b)該第1の区画から、共通の分離パネルによって独立し、他の物品を収納す る第2の区画と、 c)前記第1の区画および第2の区画を閉鎖するフリップ・トップを有するこ とを特徴とするオーディオ・カセット用のパッケージ。 2.請求項1において、前記分離パネルが、該分離パネルから前記前面カバーパ ネルを隔離する前方に突出した隔離脚を備えたことを特徴とするオーディオ・カ セット用のパッケージ。 3.請求項1において、カードストック様の材料により形成されたことを特徴と するオーディオ・カセット用のパッケージ。 4.請求項3において、1枚の前記材料から形成されたことを特徴とするオーデ ィオ・カセット用のパッケージ。 5.請求項1において、前記側面パネル間の前記分離パネルの上部にあるエッジ と、前記フリップ・トップの内面の位置により、摩擦力で、前記フリップ・トッ プを閉鎖位置に保つことを特徴とするオーディオ・カセット用のパッケージ。 6.請求項1において、前記カセットテープに関連する物品が、記述された小冊 子であることを特徴とするオーディオ・カセット用のパッケージ。 7.標準型のカセットテープ用のパッケージにおいて、 a)フリップ・トップおよび格納部を有し、 b)該格納部は、相互に固定された格納部前面パネル、格納部背面パネル、格 納部底面パネルおよび格納部側面パネルを有し、 c)前記フリップ・トップは、前記格納部の方へ移動した場合、前記パッケー ジを閉鎖し、 d)前記フリップ・トップは、前記格納部背面パネルにヒンジ状に結合し、 e)前記フリップ・トップは、トップ部前面パネル、トップ部背面パネル、ト ップ部上面パネルおよびトップ部側面パネルを有し、 f)前記カセットテープを格納する前記格納部の後部区画を有し、この後部区 画は、該区画の前面に位置する分離パネルと、前記カセットテープを適正に収納 可能な寸法を有する背面パネルおよび側面パネルを有し、 g)物品を格納する独立した前部区画を有し、該前部区画は、閉鎖された前面 カバーパネル、前記格納部側面パネル間に伸びて前記前部区画の背面に位置する 分離パネルを有し、前記後部区画は前記前部区画から前記分離パネルで分離され 、前記の閉鎖された前面カバーパネルは、垂直に配置されて前記パッケージの一 部として形成され、 h)前記フリップ・トップは、該フリップ・トップを摩擦力によって閉鎖位置 に保つ手段を有し、閉鎖可能であるとともに前記後部区画の前面パネルおよび前 記前部区画の前面カバーパネルの上部から、これら後部区画および前部区画への アクセスを可能とし、 i)前記前部区画内に保持された物品は、カセットテープの内容に関連し、前 記前部区画の上部からのみアクセス可能であり、 j)前記フリップ・トップを閉鎖した場合、前記トップ部側面パネルは、前記 格納部側面パネルに連続することを特徴とする標準型のカセットテープ用のパッ ケージ。 8.データを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合わせにおいて、 前記記録媒体は前記厚紙パッケージ内に入り、 前記厚紙パッケージはフリップ・トップを有し、該フリップ・トップを片手で 開閉可能として前記記録媒体を容易に挿入および取出可能とし、 該フリップ・トップ付きの厚紙パッケージは、実質的にフリップ・トップ煙草 箱に類似するものの、前記記録媒体を適切に格納するために、その記録媒体より もやや小さい寸法を有し、 前記厚紙パッケージは、記録媒体が取り出された場合にも、形態を保持するの に充分な剛性を有し、 前記パッケージは、前記記録媒体を初めに包装して販売する際に格納するのと 同様に格納するために充分完全な構造を有し、 前記パッケージは、その内に納めた記録媒体に相関する図および表示データを 印刷可能な表面を有し、 前記パッケージは、前部区画および後部区画を形成するように分割され、前記 前部区画は、前記記録媒体に相関する記述済媒体としての印刷物を格納すること を特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合わせ。 9.請求項8において、前記フリップ・トップ付きパッケージが、長方形を形成 するようにその高さが幅より長く、前記前部区画が前記パッケージの幅に渡って 伸びて前記パッケージ内に形成され、前記前部区画が前記後部区画よりも厚いこ とを特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合わせ。 10.請求項8において、前記記述済媒体である印刷物が前記前部区画に挿入さ れた場合に、前記記録媒体の上端が前記印刷物の上端の上方に位置して、その記 録媒体の入出を容易にしたことを特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パ ッケージの組み合わせ。 11.請求項8において、前記記録媒体が、標準カセットテープであることを特 徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合わせ。 12.請求項8において、前記記録媒体が、コンパクトディスクであることを特 徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合わせ。 13.請求項8において、前記記録媒体が、ミニディスクであることを特徴とす るデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合わせ。 14.請求項8において、前記記録媒体が、DAT型のオーディオ・カセットテ ープであることを特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み 合わせ。 15.請求項8において、前記組み合わせが、ポケット内に携帯するのに充分快 適であることを特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み合 わせ。 16.請求項11において、前記組み合わせが、ポケット内に携帯するのに充分 快適であることを特徴とするデータを記録した記録媒体と厚紙パッケージの組み 合わせ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012509228A (ja) * 2008-11-21 2012-04-19 ベーリンガー インゲルハイム ファルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 折り畳み箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012509228A (ja) * 2008-11-21 2012-04-19 ベーリンガー インゲルハイム ファルマ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 折り畳み箱

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