JPH1050017A - 磁気ヘッドキャリッジ装置 - Google Patents
磁気ヘッドキャリッジ装置Info
- Publication number
- JPH1050017A JPH1050017A JP8216783A JP21678396A JPH1050017A JP H1050017 A JPH1050017 A JP H1050017A JP 8216783 A JP8216783 A JP 8216783A JP 21678396 A JP21678396 A JP 21678396A JP H1050017 A JPH1050017 A JP H1050017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- gimbal
- head carriage
- pivots
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フロッピーディスク動作時におけるトラック
ズレ防止。 【解決手段】磁気ヘッド（２１）と、一方の面に磁気ヘ
ッド（２１）を取り付けて磁気ヘッド（２１）を弾性的
に支持するジンバル（２０）と、、ジンバル（２０）の
他方の面から、ジンバル（２０）を介して磁気ヘッド
（２１）をピボット支持するヘッドキャリッジ（２２）
を備えた磁気ヘッドキャリッジ装置において、ピボット
を複数（２２ａ、２２ｂ）にし、これら複数のピボット
（２２ａ、２２ｂ）で磁気ヘッド（２１）を支持する。
ズレ防止。 【解決手段】磁気ヘッド（２１）と、一方の面に磁気ヘ
ッド（２１）を取り付けて磁気ヘッド（２１）を弾性的
に支持するジンバル（２０）と、、ジンバル（２０）の
他方の面から、ジンバル（２０）を介して磁気ヘッド
（２１）をピボット支持するヘッドキャリッジ（２２）
を備えた磁気ヘッドキャリッジ装置において、ピボット
を複数（２２ａ、２２ｂ）にし、これら複数のピボット
（２２ａ、２２ｂ）で磁気ヘッド（２１）を支持する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッドキャリ
ッジ装置に係り、特にフロッピーディスクの記録再生を
行う磁気ヘッドキャリッジ装置に関する。
ッジ装置に係り、特にフロッピーディスクの記録再生を
行う磁気ヘッドキャリッジ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にフロッピーディスク装置等の磁気
ディスク装置では磁気ヘッドにより情報の記録再生を行
う構成とされている。磁気ヘッドはヘッドキャリッジに
保持されており、このヘッドキャリッジをフロッピーデ
ィスクの内周側と外周側との間で移動させることにより
磁気ヘッドをフロッピーディスク上の任意の位置に移動
させている。近年、高密度の記録再生がなされるように
なり、今までの１ＭＢ（バイト）又は２ＭＢから１００
ＭＢ以上の記録容量を有するフロッピーディスクが開発
されている。
ディスク装置では磁気ヘッドにより情報の記録再生を行
う構成とされている。磁気ヘッドはヘッドキャリッジに
保持されており、このヘッドキャリッジをフロッピーデ
ィスクの内周側と外周側との間で移動させることにより
磁気ヘッドをフロッピーディスク上の任意の位置に移動
させている。近年、高密度の記録再生がなされるように
なり、今までの１ＭＢ（バイト）又は２ＭＢから１００
ＭＢ以上の記録容量を有するフロッピーディスクが開発
されている。
【０００３】図２は従来の磁気ヘッドキャリッジ装置を
説明するものであり、図３はジンバルを説明する図であ
る。図２において、２０は金属製の弾性を有する薄板形
状のジンバルであり、ジンバル２０は図３の如く磁気ヘ
ッド取り付け面となる第１の可動部１と、第１の可動部
１と溝２、３を介して形成された第２の可動部４と、第
２の可動部４と溝５、６を介して形成された外枠７とで
構成され、更に第１の可動部１と第２の可動部４とはブ
リッジ（連結部）８、９、また第２の可動部４と外枠７
とはブリッジ１０、１１でそれぞれ連結されている。
説明するものであり、図３はジンバルを説明する図であ
る。図２において、２０は金属製の弾性を有する薄板形
状のジンバルであり、ジンバル２０は図３の如く磁気ヘ
ッド取り付け面となる第１の可動部１と、第１の可動部
１と溝２、３を介して形成された第２の可動部４と、第
２の可動部４と溝５、６を介して形成された外枠７とで
構成され、更に第１の可動部１と第２の可動部４とはブ
リッジ（連結部）８、９、また第２の可動部４と外枠７
とはブリッジ１０、１１でそれぞれ連結されている。
【０００４】２１は、ジンバル２０の第１の可動部１に
取り付けられた磁気ヘッド、２２はジンバル２０を介し
て磁気ヘッド２１を支持するピボット（突起）２２ａを
有するヘッドキャリッジである。また、ヘッドキャリッ
ジ２２はジンバル２０の外枠７を固定して、ジンバル２
０をヘッドキャリッジ２２に固定している。
取り付けられた磁気ヘッド、２２はジンバル２０を介し
て磁気ヘッド２１を支持するピボット（突起）２２ａを
有するヘッドキャリッジである。また、ヘッドキャリッ
ジ２２はジンバル２０の外枠７を固定して、ジンバル２
０をヘッドキャリッジ２２に固定している。
【０００５】上記構成の磁気ヘッドキャリッジは、フロ
ッピーディスク（図省略）と対向し、フロッピーディス
ク動作時において、図３に示す如く第１の可動部１がＡ
方向（ピッチ）、第２の可動部４がＢ方向（ロール）に
可動する。この時、ヘッドキャリッジ２２のピボット２
２ａは図２、図３の如く、第１の可動部１のほぼ中心で
磁気ヘッド２１を支持している。
ッピーディスク（図省略）と対向し、フロッピーディス
ク動作時において、図３に示す如く第１の可動部１がＡ
方向（ピッチ）、第２の可動部４がＢ方向（ロール）に
可動する。この時、ヘッドキャリッジ２２のピボット２
２ａは図２、図３の如く、第１の可動部１のほぼ中心で
磁気ヘッド２１を支持している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の磁
気ヘッドキャリッジ装置は、第２可動部４のＢ方向可動
の際に、第１の可動部１も同方向へ可動し、特に高密度
記憶容量のフロッピーディスクを使用した場合は、隣接
するトラック間距離が狭いため、トラックズレ（オフト
ラック）が生じる等の問題点がある。
気ヘッドキャリッジ装置は、第２可動部４のＢ方向可動
の際に、第１の可動部１も同方向へ可動し、特に高密度
記憶容量のフロッピーディスクを使用した場合は、隣接
するトラック間距離が狭いため、トラックズレ（オフト
ラック）が生じる等の問題点がある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題は、磁気ヘッド
と、一方の面に前記磁気ヘッドを取り付けて前記磁気ヘ
ッドを弾性的に支持するジンバルと、前記ジンバルの他
方の面から、前記ジンバルを介して前記磁気ヘッドをピ
ボット支持するヘッドキャリッジを備えた磁気ヘッドキ
ャリッジ装置において、前記ピボットを複数にし、これ
ら複数のピボットで前記磁気ヘッドを支持することによ
り解決される。
と、一方の面に前記磁気ヘッドを取り付けて前記磁気ヘ
ッドを弾性的に支持するジンバルと、前記ジンバルの他
方の面から、前記ジンバルを介して前記磁気ヘッドをピ
ボット支持するヘッドキャリッジを備えた磁気ヘッドキ
ャリッジ装置において、前記ピボットを複数にし、これ
ら複数のピボットで前記磁気ヘッドを支持することによ
り解決される。
【０００８】また、上記課題は、好ましくは、前記複数
のピボットは、前記磁気ヘッドを磁気ディスク面と対向
した際に、前記磁気ディスク面の半径方向に配されるよ
う設けることによって解決される。
のピボットは、前記磁気ヘッドを磁気ディスク面と対向
した際に、前記磁気ディスク面の半径方向に配されるよ
う設けることによって解決される。
【０００９】上記構成によれば、磁気ヘッドを支持する
ピボットを複数にしたため、トラックズレ（オフトラッ
ク）を防止する。
ピボットを複数にしたため、トラックズレ（オフトラッ
ク）を防止する。
【００１０】また、前記複数のピボットが、磁気ヘッド
を磁気ディスク面と対向した際に、前記磁気ディスク面
の半径方向に配されるよう設けた場合は、よりトラック
ズレ（オフトラック）を防止する。
を磁気ディスク面と対向した際に、前記磁気ディスク面
の半径方向に配されるよう設けた場合は、よりトラック
ズレ（オフトラック）を防止する。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１において、本発明に係る磁気
ヘッドキャリッジ装置の実施例を、図３と共に説明す
る。図１中、図２と対応する部分は同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略する。図１において、２０は金属製
の弾性を有する薄板形状のジンバルであり、そのジンバ
ル２０の構成は上記従来の技術で説明した通りである。
２１は、ジンバル２０の第１可動部１に取り付けられた
磁気ヘッド、２２はジンバル２０を介して磁気ヘッド２
１を支持するピボット２２ｂ、２２ｃを有する樹脂製の
ヘッドキャリッジである。また、ヘッドキャリッジ２２
はジンバル２０の外枠７を固定して、ジンバル２０をヘ
ッドキャリッジ２２に固定している。
ヘッドキャリッジ装置の実施例を、図３と共に説明す
る。図１中、図２と対応する部分は同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略する。図１において、２０は金属製
の弾性を有する薄板形状のジンバルであり、そのジンバ
ル２０の構成は上記従来の技術で説明した通りである。
２１は、ジンバル２０の第１可動部１に取り付けられた
磁気ヘッド、２２はジンバル２０を介して磁気ヘッド２
１を支持するピボット２２ｂ、２２ｃを有する樹脂製の
ヘッドキャリッジである。また、ヘッドキャリッジ２２
はジンバル２０の外枠７を固定して、ジンバル２０をヘ
ッドキャリッジ２２に固定している。
【００１２】上記構成の磁気ヘッドキャリッジは、フロ
ッピーディスク（図省略）と対向し、フロッピーディス
ク動作時において、図３に示す如く第１の可動部１がＡ
方向（ピッチ）、第２の可動部４がＢ方向（ロール）に
可動する。この時、ヘッドキャリッジ２２に一体成形さ
れた複数のピボット２２ｂ、２２ｃは図１、図３の如
く、Ａ方向軸上、すなわちフロッピーディスクの半径方
向に配され、ジンバル２０を介して磁気ヘッドを支持し
ている。
ッピーディスク（図省略）と対向し、フロッピーディス
ク動作時において、図３に示す如く第１の可動部１がＡ
方向（ピッチ）、第２の可動部４がＢ方向（ロール）に
可動する。この時、ヘッドキャリッジ２２に一体成形さ
れた複数のピボット２２ｂ、２２ｃは図１、図３の如
く、Ａ方向軸上、すなわちフロッピーディスクの半径方
向に配され、ジンバル２０を介して磁気ヘッドを支持し
ている。
【００１３】複数のピボット２２ｂ、２２ｃをフロッピ
ーディスクの半径方向に配することにより、第２可動部
４のＢ方向可動の際に、第１の可動部１の可動が抑制さ
れ、Ｂ方向の可動によるトラックズレ（オフトラック）
を防止している。特に隣接するトラック間距離が狭い高
密度記憶容量のフロッピーディスクを使用した場合に適
する。
ーディスクの半径方向に配することにより、第２可動部
４のＢ方向可動の際に、第１の可動部１の可動が抑制さ
れ、Ｂ方向の可動によるトラックズレ（オフトラック）
を防止している。特に隣接するトラック間距離が狭い高
密度記憶容量のフロッピーディスクを使用した場合に適
する。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る磁気ヘ
ッドキャリッジ装置は、磁気ヘッドと、一方の面に磁気
ヘッドを取り付けて前記磁気ヘッドを弾性的に支持する
ジンバルと、前記ジンバルの他方の面から、前記ジンバ
ルを介して前記磁気ヘッドをピボット支持するヘッドキ
ャリッジを備えた磁気ヘッドキャリッジ装置において、
前記ピボットを複数にし、これら複数のピボットで前記
磁気ヘッドを支持したため、動作時におけるトラックズ
レを防止する効果を生じる。
ッドキャリッジ装置は、磁気ヘッドと、一方の面に磁気
ヘッドを取り付けて前記磁気ヘッドを弾性的に支持する
ジンバルと、前記ジンバルの他方の面から、前記ジンバ
ルを介して前記磁気ヘッドをピボット支持するヘッドキ
ャリッジを備えた磁気ヘッドキャリッジ装置において、
前記ピボットを複数にし、これら複数のピボットで前記
磁気ヘッドを支持したため、動作時におけるトラックズ
レを防止する効果を生じる。
【００１５】また、前記複数のピボットが、磁気ヘッド
を磁気ディスク面と対向した際に、前記磁気ディスク面
の半径方向に配されるよう設けた場合は、更に動作時に
おけるトラックズレを防止する効果を生じる。
を磁気ディスク面と対向した際に、前記磁気ディスク面
の半径方向に配されるよう設けた場合は、更に動作時に
おけるトラックズレを防止する効果を生じる。
【図１】本発明に係る磁気ヘッドキャリッジ装置の実施
例の要部を示す図。
例の要部を示す図。
【図２】従来に係る磁気ヘッドキャリッジ装置の要部を
示す図
示す図
【図３】従来、及び本発明に係る磁気ヘッドキャリッジ
装置を示す図。
装置を示す図。
１ ジンバルの第１可動部（磁気ヘ
ッド取り付け部） ４ ジンバルの第２可動部 ７ ジンバルの外枠部 ２０ ジンバル ２１ 磁気ヘッド ２２ ヘッドキャリッジ ２２ｂ、２２ｃ ピボット
ッド取り付け部） ４ ジンバルの第２可動部 ７ ジンバルの外枠部 ２０ ジンバル ２１ 磁気ヘッド ２２ ヘッドキャリッジ ２２ｂ、２２ｃ ピボット
Claims (2)
- 【請求項１】磁気ヘッドと、一方の面に前記磁気ヘッド
を取り付けて前記磁気ヘッドを弾性的に支持するジンバ
ルと、前記ジンバルの他方の面から、前記ジンバルを介
して前記磁気ヘッドをピボット支持するヘッドキャリッ
ジを備えた磁気ヘッドキャリッジ装置において、前記ピ
ボットを複数にし、これら複数のピボットで前記磁気ヘ
ッドを支持したことを特徴とする磁気ヘッドキャリッジ
装置。 - 【請求項２】前記複数のピボットは、前記磁気ヘッドを
磁気ディスク面と対向した際に、前記磁気ディスク面の
半径方向に配されるよう設けたことを特徴とする請求項
１記載の磁気ヘッドキャリッジ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8216783A JPH1050017A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 磁気ヘッドキャリッジ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8216783A JPH1050017A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 磁気ヘッドキャリッジ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1050017A true JPH1050017A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16693828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8216783A Pending JPH1050017A (ja) | 1996-07-30 | 1996-07-30 | 磁気ヘッドキャリッジ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1050017A (ja) |
-
1996
- 1996-07-30 JP JP8216783A patent/JPH1050017A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6687092B2 (en) | Pivot bearing assembly for compensating for disk drive actuator tilt | |
| JPH0424552Y2 (ja) | ||
| KR100773739B1 (ko) | 헤드 짐벌 조립체 및 그를 구비한 하드디스크 드라이브 | |
| US20080186616A1 (en) | Hard disk drive | |
| JP2003132504A (ja) | リニアテープシステムにおける磁気ヘッド装置、リニアテープシステムにおける磁気再生方法及びリニアテープシステムにおける磁気再生装置 | |
| US7149053B2 (en) | Disc drive turbulent wind management | |
| JPH08124338A (ja) | 磁気ヘッド支持機構 | |
| US6108174A (en) | Tuning actuator arm displacement characteristics to reduce damage from mechanical shocks | |
| US6181519B1 (en) | Tri-pad air bearing head slider having leading edge and trailing edge of air bearing side pads tapered to minimize takeoff and landing velocity and time | |
| KR0136717B1 (ko) | 데이타 기록 재생 장치 | |
| JPH1050017A (ja) | 磁気ヘッドキャリッジ装置 | |
| US6125099A (en) | Disk drive system, process and components thereof for improved disk stiffness | |
| US6377424B1 (en) | Shock-tolerant head gimbaling assembly for a disc drive having reduced disc spacing | |
| US6667845B1 (en) | Method and system for compensating for actuator resonances | |
| US7012786B2 (en) | Magnetic head | |
| JPH09161250A (ja) | 情報記録媒体及びその情報記録／再生方法 | |
| KR100271615B1 (ko) | 디스크 클램프 홀 형상변경을 통한 고품질 서보정보 기록방법 및 그를 위한 디스크 구조 | |
| KR100278669B1 (ko) | 하드디스크드라이브 | |
| JPH03181007A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JP2546727B2 (ja) | 磁気ヘッド組立体 | |
| JPH10302251A (ja) | 円盤型磁気記録媒体及び磁気記録再生装置 | |
| JP2004164838A (ja) | 薄型アクチュエータ及びこれを備える薄型マイクロドライブ装置 | |
| JP3289307B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JP2645024B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JP2003030933A (ja) | ディスク装置 |