JPH1046775A - 階段用踏板 - Google Patents
階段用踏板Info
- Publication number
- JPH1046775A JPH1046775A JP8220716A JP22071696A JPH1046775A JP H1046775 A JPH1046775 A JP H1046775A JP 8220716 A JP8220716 A JP 8220716A JP 22071696 A JP22071696 A JP 22071696A JP H1046775 A JPH1046775 A JP H1046775A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stairs
- decorative material
- reinforcing member
- stepboard
- cork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 滑り難くて、仮に転倒しても怪我をし難い階
段用踏板を提供する。 【解決手段】 表面側踏面にコルク質の化粧材１２が貼
着された。
段用踏板を提供する。 【解決手段】 表面側踏面にコルク質の化粧材１２が貼
着された。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、滑りにくく、しか
も転倒しても怪我をし難い住宅等で使用する階段用踏板
に関する。
も転倒しても怪我をし難い住宅等で使用する階段用踏板
に関する。
【０００２】
【従来の技術】木製階段用の踏板は、積層合板やＬＶＬ
（単板積層板）の基板上に突板や塩化ビニル樹脂シート
を貼着したものや、集成材等によって構成したものが広
く使用されている。
（単板積層板）の基板上に突板や塩化ビニル樹脂シート
を貼着したものや、集成材等によって構成したものが広
く使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例に係る階段用踏板においては、表面が硬く転倒した
場合に怪我をする恐れがあり、更には表面が平滑である
ので歩行中に滑る恐れがあるという問題がある。本発明
はかかる事情に鑑みてなされたもので、滑り難くて、仮
に転倒しても怪我をし難い階段用踏板を提供することを
目的とする。
来例に係る階段用踏板においては、表面が硬く転倒した
場合に怪我をする恐れがあり、更には表面が平滑である
ので歩行中に滑る恐れがあるという問題がある。本発明
はかかる事情に鑑みてなされたもので、滑り難くて、仮
に転倒しても怪我をし難い階段用踏板を提供することを
目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項１
記載の階段用踏板は、表面側踏面にコルク質の化粧材が
貼着されている。請求項２記載の階段用踏板は、請求項
１記載の階段用踏板において、段鼻部には断面コ字状の
補強部材が設けられている。請求項３記載の階段用踏板
は、請求項１記載の階段用踏板において、段鼻部には無
垢材が接合されている。そして、請求項４記載の階段用
踏板は、請求項１〜３のいずれか１項に記載の階段用踏
板において、前記化粧材の表面にはノンスリップ塗料が
塗布されている。
記載の階段用踏板は、表面側踏面にコルク質の化粧材が
貼着されている。請求項２記載の階段用踏板は、請求項
１記載の階段用踏板において、段鼻部には断面コ字状の
補強部材が設けられている。請求項３記載の階段用踏板
は、請求項１記載の階段用踏板において、段鼻部には無
垢材が接合されている。そして、請求項４記載の階段用
踏板は、請求項１〜３のいずれか１項に記載の階段用踏
板において、前記化粧材の表面にはノンスリップ塗料が
塗布されている。
【０００５】請求項１〜４記載の階段用踏板は、表面側
踏面にコルク質の化粧材が貼着されているので、弾性を
有しこの部分に体をぶつけても怪我をし難い。また、靴
下等を履いて階段上に乗ってもコルクの部分が窪んで馴
染み、結果として摩擦係数が大きくなって滑り難い。請
求項２記載の階段用踏板においては、段鼻部には断面コ
字状の補強部材が設けられているので、摩耗し難い。請
求項３記載の階段用踏板においては、段鼻部には無垢材
が接合されているので、十分な強度を有し摩耗し難い。
そして、請求項４記載の階段用踏板においては、化粧材
の表面にノンスリップ塗料が塗布されているので、更に
滑り難く、安定して歩行することができる。
踏面にコルク質の化粧材が貼着されているので、弾性を
有しこの部分に体をぶつけても怪我をし難い。また、靴
下等を履いて階段上に乗ってもコルクの部分が窪んで馴
染み、結果として摩擦係数が大きくなって滑り難い。請
求項２記載の階段用踏板においては、段鼻部には断面コ
字状の補強部材が設けられているので、摩耗し難い。請
求項３記載の階段用踏板においては、段鼻部には無垢材
が接合されているので、十分な強度を有し摩耗し難い。
そして、請求項４記載の階段用踏板においては、化粧材
の表面にノンスリップ塗料が塗布されているので、更に
滑り難く、安定して歩行することができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図１は本発明の第１の実施
の形態に係る階段用踏板の断面図、図２は本発明の第２
の実施の形態に係る階段用踏板の断面図である。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図１は本発明の第１の実施
の形態に係る階段用踏板の断面図、図２は本発明の第２
の実施の形態に係る階段用踏板の断面図である。
【０００７】図１に示すように、本発明の第１の実施の
形態に係る階段用踏板１０は、基板１１とこの表面に貼
着された化粧材１２と、その段鼻部１３に設けられた補
強部材１４とを有している。以下、これらについて詳し
く説明する。前記基板１１は、その厚みが２０〜４０ｍ
ｍ程度であって、その素材としては積層合板、ＬＶＬ
（単板積層材）、パーティクルボードあるいはＭＤＦ
（中質繊維板）が使用されている。また、基板１１の下
部には蹴込み板の上端部が嵌入する溝１５が設けられて
いる。
形態に係る階段用踏板１０は、基板１１とこの表面に貼
着された化粧材１２と、その段鼻部１３に設けられた補
強部材１４とを有している。以下、これらについて詳し
く説明する。前記基板１１は、その厚みが２０〜４０ｍ
ｍ程度であって、その素材としては積層合板、ＬＶＬ
（単板積層材）、パーティクルボードあるいはＭＤＦ
（中質繊維板）が使用されている。また、基板１１の下
部には蹴込み板の上端部が嵌入する溝１５が設けられて
いる。
【０００８】前記化粧材１２としては、厚みが１〜１０
ｍｍ程度の圧搾コルクシートが使用され、通常の木工用
接着剤を用いて基板１１に貼着されている。表面には透
明塗料が塗布されて、耐久性が高められている。また、
前記透明塗料に代えて、摩擦性を高めるためにノンスリ
ップ塗料を塗装してもよい。
ｍｍ程度の圧搾コルクシートが使用され、通常の木工用
接着剤を用いて基板１１に貼着されている。表面には透
明塗料が塗布されて、耐久性が高められている。また、
前記透明塗料に代えて、摩擦性を高めるためにノンスリ
ップ塗料を塗装してもよい。
【０００９】階段の段鼻部１３には、断面コ字状の補強
部材１４が設けられているが、この補強部材１４は合成
樹脂によって形成され、コ字溝の内側上部には周囲に掛
止襞が設けられた固定ピン１６が複数設けられ、基板１
１にはこの固定ピン１６が密接嵌入する穴が設けられて
いる。
部材１４が設けられているが、この補強部材１４は合成
樹脂によって形成され、コ字溝の内側上部には周囲に掛
止襞が設けられた固定ピン１６が複数設けられ、基板１
１にはこの固定ピン１６が密接嵌入する穴が設けられて
いる。
【００１０】従って、この階段用踏板１０を用いて階段
を構成する場合には、化粧材１２の部分を踏むと窪んで
グリップを効かせることができ、更にこの部分に体をぶ
つけても怪我をしない。段鼻部１３の部分は合成樹脂製
の補強部材１４が取付けられているので、耐摩耗性を確
保することができる。
を構成する場合には、化粧材１２の部分を踏むと窪んで
グリップを効かせることができ、更にこの部分に体をぶ
つけても怪我をしない。段鼻部１３の部分は合成樹脂製
の補強部材１４が取付けられているので、耐摩耗性を確
保することができる。
【００１１】続いて、図２に示す第２の実施の形態に係
る階段用踏板１８について説明するが、階段用踏板１８
は基板１９と、表面に貼着されている圧搾コルクシート
からなる化粧材１２（第１の実施の形態に係る階段用踏
板１０の化粧材と同じ）と、段鼻部２０に設けられてい
る無垢材２１とを有している。
る階段用踏板１８について説明するが、階段用踏板１８
は基板１９と、表面に貼着されている圧搾コルクシート
からなる化粧材１２（第１の実施の形態に係る階段用踏
板１０の化粧材と同じ）と、段鼻部２０に設けられてい
る無垢材２１とを有している。
【００１２】前記基板１９は、前記基板１１と同一の材
料からなって、裏面には蹴込み板の上端部を装着する溝
１５が形成されている。基板１９の先端部に相当する段
鼻部２０には断面四角形の無垢材２１が接着剤を介して
接合されている。これによって、段鼻部２０の摩耗を防
止している。なお、この無垢材２１に突出片を設け、基
板１９の方にこの突出片が嵌入する凹部を設けて、より
強固に基板１９と無垢材２１を接合することも可能であ
る。以上の構成となっているので、この階段用踏板１８
は、前記階段用踏板１０と同様滑り難く、しかも怪我を
し難いという作用効果を有する。
料からなって、裏面には蹴込み板の上端部を装着する溝
１５が形成されている。基板１９の先端部に相当する段
鼻部２０には断面四角形の無垢材２１が接着剤を介して
接合されている。これによって、段鼻部２０の摩耗を防
止している。なお、この無垢材２１に突出片を設け、基
板１９の方にこの突出片が嵌入する凹部を設けて、より
強固に基板１９と無垢材２１を接合することも可能であ
る。以上の構成となっているので、この階段用踏板１８
は、前記階段用踏板１０と同様滑り難く、しかも怪我を
し難いという作用効果を有する。
【００１３】
【発明の効果】請求項１〜４記載の階段用踏板は以上の
説明からも明らかなように、表面側踏面にコルク質の化
粧材が貼着されているので、弾性を有しこの部分に体を
ぶつけても怪我をし難いという利点を有する。また、靴
下等を履いて階段上に乗ってもコルクの部分を窪ませて
グリップを効かせることができ、滑り難いという利点が
ある。特に、請求項２記載の階段用踏板においては、段
鼻部には断面コ字状の補強部材が設けられ、請求項３記
載の階段用踏板においては、段鼻部には無垢材が接合さ
れているので、それぞれ十分な強度を有し摩耗し難い。
そして、請求項４記載の階段用踏板においては、化粧材
の表面にノンスリップ塗料が塗布されているので、単に
コルクシートを貼着した場合よりも、更に滑り難くな
る。
説明からも明らかなように、表面側踏面にコルク質の化
粧材が貼着されているので、弾性を有しこの部分に体を
ぶつけても怪我をし難いという利点を有する。また、靴
下等を履いて階段上に乗ってもコルクの部分を窪ませて
グリップを効かせることができ、滑り難いという利点が
ある。特に、請求項２記載の階段用踏板においては、段
鼻部には断面コ字状の補強部材が設けられ、請求項３記
載の階段用踏板においては、段鼻部には無垢材が接合さ
れているので、それぞれ十分な強度を有し摩耗し難い。
そして、請求項４記載の階段用踏板においては、化粧材
の表面にノンスリップ塗料が塗布されているので、単に
コルクシートを貼着した場合よりも、更に滑り難くな
る。
【図１】本発明の第１の実施の形態に係る階段用踏板の
断面図である。
断面図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態に係る階段用踏板の
断面図である。
断面図である。
１０ 階段用踏板 １１ 基板 １２ 化粧材 １３ 段鼻部 １４ 補強部材 １５ 溝 １６ 固定ピン １８ 階段用踏
板 １９ 基板 ２０ 段鼻部 ２１ 無垢材
板 １９ 基板 ２０ 段鼻部 ２１ 無垢材
Claims (4)
- 【請求項１】 表面側踏面にコルク質の化粧材が貼着さ
れたことを特徴とする階段用踏板。 - 【請求項２】 段鼻部には断面コ字状の補強部材が設け
られている請求項１記載の階段用踏板。 - 【請求項３】 段鼻部には無垢材が接合されている請求
項１記載の階段用踏板。 - 【請求項４】 前記化粧材の表面にはノンスリップ塗料
が塗布されている請求項１〜３のいずれか１項に記載の
階段用踏板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8220716A JPH1046775A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 階段用踏板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8220716A JPH1046775A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 階段用踏板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1046775A true JPH1046775A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16755401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8220716A Pending JPH1046775A (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-01 | 階段用踏板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1046775A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012246699A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Asahi Woodtec Corp | 段板およびその製造方法 |
| JP2016203391A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | 河合製巧株式会社 | ノンスリップ塗膜を有する木質製品 |
-
1996
- 1996-08-01 JP JP8220716A patent/JPH1046775A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012246699A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Asahi Woodtec Corp | 段板およびその製造方法 |
| JP2016203391A (ja) * | 2015-04-15 | 2016-12-08 | 河合製巧株式会社 | ノンスリップ塗膜を有する木質製品 |
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