JPH104434A - 位相差吸収用メモリ装置及び該メモリ装置の故障検出方法 - Google Patents

位相差吸収用メモリ装置及び該メモリ装置の故障検出方法

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JPH104434A
JPH104434A JP8155225A JP15522596A JPH104434A JP H104434 A JPH104434 A JP H104434A JP 8155225 A JP8155225 A JP 8155225A JP 15522596 A JP15522596 A JP 15522596A JP H104434 A JPH104434 A JP H104434A
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JP8155225A
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Setsuo Abiru
節雄 阿比留
Masaki Hirota
正樹 廣田
Tomohiro Shinomiya
知宏 篠宮
Kazuyuki Tajima
一幸 田島
Masaaki Kawai
正昭 河合
Masatake Miyabe
正剛 宮部
Yasuyuki Okumura
康行 奥村
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相差吸収用メモリ装置とその故障検出方法
に関し、比較的簡単な構成及び方法により故障を検出す
る。 【解決手段】 セルデータ等の単位データを書込むデー
タメモリ1と、情報源対応の単位データを次回に読出す
為の次アドレスと、前回読出しを行った前アドレスとを
格納したアドレスメモリ2と、情報源対応のデータメモ
リ1に於ける先頭アドレス及び末尾アドレスと、データ
メモリ1の空き領域の先頭アドレス及び末尾アドレスと
を管理するアドレス管理メモリ3と、アドレスメモリ2
とアドレス管理メモリ3との内容を参照して、書込アド
レスWAと読出アドレスRAとを出力するアドレス管理
部4と、読出アドレスを保持する読出アドレス保持部6
と、この読出アドレス保持部6に保持された前回の読出
アドレスと、アドレスメモリ2から読出した前アドレス
とを比較して、一致の場合は正常、不一致の場合は異常
と判断する比較部5とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位相差吸収を共通
メモリによって行う位相差吸収用メモリ装置及びそのメ
モリ装置の故障検出方法に関する。二重化伝送システム
に於いて、現用系と予備系とのデータの受信位相の差を
メモリを用いて吸収し、位相を一致させて現用予備切替
えを行うことにより、無瞬断切替えを行う方式が知られ
ている。又大容量通信システムとして、パッシブダブル
スター(Passive Double Star )型伝送システムが
知られており、このようなシステムに於いても二重化構
成として信頼性の向上を図っており、その為に、現用予
備の無瞬断切替えを行うことが要望されている。
【0002】
【従来の技術】図6は従来例の無瞬断切替回路の説明図
であり、21,22は位相差吸収メモリ、23は位相同
期制御部、24は比較器、25はセレクタである。位相
差吸収メモリ21に0系ONU(従局)番号と0系入力
データとが加えられ、位相差吸収メモリ22に1系ON
U番号と1系入力データとが加えられる。
【0003】又位相差吸収メモリ21,22から順次読
出されたデータが比較器24に於いて位相比較され、こ
の位相が一致するように、位相同期制御部23により位
相差吸収メモリ21,22の読出アドレスの制御が行わ
れる。そして、セレクタ25に現用予備の切替信号が加
えられると、位相が一致された0系と1系との何れか一
方から他方へ切替えても、データの欠落を生じることな
く切替えることができる。即ち、無瞬断切替えを行うこ
とができる。
【0004】図7はパッシブダブルスター型伝送路の説
明図であり、31は主局、32−1〜32−nは従局
(ONU)、33a,33bは光カプラ、34a,34
bは現用系及び予備系の送受信部、35−1a〜35−
na,35−1b〜35−nbは現用系及び予備系の送
受信部、36a,36b,37−1a〜37−na,3
7−1b〜37−nbは光ファイバ伝送路である。主局
31は局側装置(SLT;Subscriber Line Termina
l )に相当し、又従局32−1〜32−nは加入者装置
(ONU;Optical Network Unit )に相当する。
【0005】主局31の現用系及び予備系の送受信部3
4a,34bから下り伝送方向の#1〜#n(順序はこ
れに限定されない)として示すように、各従局32−1
〜32−nに対する例えばセルデータが時分割多重化さ
れ、光信号として光ファイバ伝送路36a,36bに送
出され、光カプラ33a,33bにより各従局32−1
〜32−nに分配され、各従局32−1〜32−nは自
局宛のセルデータを現用系と予備系との送受信部35−
1a〜35−na,35−1b〜35−nbにより受信
処理する。又この受信タイミングを基に予め設定された
タイミングに主局31宛のバーストデータ(セルデー
タ)を送出する(上りデータも下りデータの順序に依存
しない。特に図の順序である必要はない)。
【0006】各従局32−1〜32−nの現用系と予備
系との送受信部35−1a〜35−na,35−1b〜
35−nbからの光信号によるバーストデータは、光フ
ァイバ伝送路37−1a〜37−na,37−1b〜3
7−nbを介して光カプラ33a,33bに伝送されて
合波されるから、上り伝送方向として示すように、ガー
ドタイムをおいて多重化された状態となり、光ファイバ
伝送路36a,36bを介して主局31の送受信部34
a,34bに伝送される。
【0007】この場合、各従局32−1〜32−nの現
用系の送受信部35−1a〜35−naと予備系の送受
信部35−1b〜35−nbと、光カプラ33a,33
bとの間の距離がそれぞれ相違することが多いものであ
るから、上り伝送方向として示すように、#1〜#nの
従局順番ではなく、現用系と予備系とに於いて順番が異
なる場合がある。例えば、#1,#3,#2,・・・の
ように順番が相違したり、又は空きタイムスロットが介
在する場合がある。
【0008】従って、主局31に於いて、図6に示すよ
うな無瞬断切替回路を適用すると、同一の従局からのセ
ルデータの位相を一致させた時に、他の従局からのセル
データの位相が一致しなくなるから、このような無瞬断
切替回路を適用できないことになる。
【0009】そこで、主局31に於いて、バースト多重
化された受信データを従局対応に分離し、再多重化する
ことにより、現用系と予備系とのセルデータの位相を一
致させる構成が提案された。例えば、図8に示すよう
に、現用系と予備系との従局#1,#2,#3対応のセ
ルデータD1,D2,D3,・・・が、図7の光カプラ
33a,33bにより合波されて多重化され、空きタイ
ムスロットが挿入されたり、又従局の順番通りでない配
列となって主局31に伝送されることがある。
【0010】そこで、下方に示すように(従局#3につ
いては図示を省略)、現用系と予備系とについて、従局
#1,#2,#3対応に多重分離する。それにより、従
局#1,#2,#3対応のセルデータD1,D2,D
3,・・・は所定の順序となるから、現用系及び予備系
についてそれぞれ再多重化する。従って、現用系と予備
系とのセルデータは同一の順序となるから、現用系と予
備系とのセルデータの位相を一致させることにより、無
瞬断切替えが可能となる。
【0011】図9は従来例の位相差吸収用メモリ装置の
説明図であり、図8に於ける多重分離と再多重化とを共
有メモリを用いて実現した場合を示し、41はデータメ
モリ、42はアドレスメモリ、43はアドレス管理メモ
リ、44はアドレス管理部である。データメモリ41に
は、受信したセルデータと、アドレス管理部44からの
書込アドレスWAとが入力され、又アドレス管理部44
からの読出アドレスRAに従ってセルデータが読出され
る。
【0012】又入力されたセルデータ対応のONU(従
局)番号がアドレス管理部44に入力され、アドレスメ
モリ42とアドレス管理メモリ43との内容を参照して
書込アドレスWA及び読出アドレスRAが出力され、又
アドレスメモリ42とアドレス管理メモリ43との内容
の更新が行われる。
【0013】図10は書込動作説明図であり、信号の流
れを示し、アドレス管理メモリ43は、ONU番号が入
力されると、そのONU番号の末尾アドレスと空き領域
先頭アドレスとを出力する。それにより、アドレス管理
メモリ43の空き領域先頭アドレスをONU末尾アドレ
スに更新する。又アドレスメモリ42は、ONU末尾ア
ドレスと空き領域先頭アドレスとにより、ONU末尾ア
ドレスにあるEND値を空き領域先頭アドレスに変更
し、又空き領域先頭アドレスにある2番目アドレスを出
力してEND値を入れる。この空き領域2番目アドレス
により、アドレス管理メモリ43は、空き領域先頭アド
レスをこの空き領域2番目アドレスに更新する。
【0014】又データメモリ41に於いては、入力され
たセルデータを、空き領域先頭アドレスに書込むことに
なる。即ち、データメモリ41は、アドレス管理メモリ
43からの空き領域先頭アドレスを書込アドレスWAと
して、セルデータを書込むことになる。このように、デ
ータメモリ41の空き領域はアドレス管理メモリ43に
より管理されて、入力されたセルデータは、データメモ
リ41の空き領域の先頭から順に書込まれる。
【0015】図11は読出動作説明図であり、信号の流
れを示し、アドレス管理メモリ43にONU番号が入力
されると、このONU番号対応の先頭アドレスと、空き
領域末尾アドレスとを出力する。アドレスメモリ42
は、空き領域末尾アドレスとONU番号対応の先頭アド
レスとを基に、空き領域末尾アドレスにあるEND値を
ONU先頭アドレスに変更し、又ONU先頭アドレスに
より、2番目アドレスを出力して、それにEND値を入
れる。又アドレス管理メモリ43は、アドレスメモリ4
2からの2番目アドレスを、ONU番号対応の先頭アド
レスとするように更新する。
【0016】データメモリ41は、アドレス管理メモリ
43からのONU番号対応の先頭アドレスを読出アドレ
スRAとしてセルデータを読出すものである。従って、
ONU番号が与えられると、このONU番号対応のセル
データが、書込時の順序に従って順次読出される。又セ
ルデータが読出されたアドレスは、空き領域の末尾アド
レスとなり、データメモリ41の空き領域は、入力され
た各ONU番号対応のセルデータに対して共有されるも
のとなる。
【0017】従って、図8の例えば現用系についてみる
と、データメモリ41にONU番号#1,#2,#3対
応の先頭アドレスにセルデータD1,D2,D3,・・
が、順次更新された空き領域先頭アドレスに書込まれ
る。そして、アドレス管理部等からのONU番号が与え
られることにより、ONU番号対応の先頭アドレスから
セルデータが読出され、その時の2番目アドレスが先頭
アドレスに更新されることにより、ONU番号対応に書
込まれた順序で読出される。従って、共有メモリ構成に
より、複数のONU番号対応のセルデータを、現用系と
予備系とに対してそれぞれ同一の順序となるように再多
重化することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す位相差吸収
メモリ装置に於いて、故障発生時の検出手段はなく、又
故障発生によりデータメモリの内容が破壊される可能性
が大きい問題がある。例えば、図12の(A)は正常時
の動作を示し、アドレス管理メモリ43は、ONU番号
としてONU#1,ONU#2と空き領域とについて、
それぞれ先頭アドレスと末尾アドレスとが、A→F,D
→G,B→Bとして示すように管理されている。この場
合の空き領域は、先頭アドレスと末尾アドレスとが同一
のBであり、1個の空き領域が存在する場合を示してい
る。
【0019】又データメモリ41にセルデータを書込む
ことにより、ONU番号対応の末尾アドレスが更新され
る。例えば、ONU#1のセルデータが空き領域のアド
レスBに書込まれると、ONU#1対応の先頭アドレス
と末尾アドレスとはA→Bとして示すものとなる。又ア
ドレスメモリ42は、次に読出すデータメモリ41のア
ドレスを格納しており、次に読出すセルデータが存在し
ない場合は、endが書込まれている。
【0020】又データメモリ41のアドレスA,B,
C,・・・にセルデータDT11,空き、DT12,D
T21,DT13,DT14,DT22の順序で書込ま
れているとすると、アドレス管理部からONU番号とし
てONU#1が指定された時、アドレス管理テーブル4
3のONU#1対応の先頭アドレスはAであるから、デ
ータメモリ41のアドレスAからセルデータDT11が
読出される。そして、アドレスメモリ42の次アドレス
がCであるから、アドレス管理メモリ43のONU#1
対応の先頭アドレスはCに更新される。又アドレスAは
空き領域の末尾アドレスとなり、セルデータの書込みが
行われない場合は、アドレス管理テーブル43の空き領
域はB(先頭アドレス)→A(末尾アドレス)となる。
【0021】従って、次にONU番号としてONU#1
が指定されると、データメモリ41のアドレスCからセ
ルデータDT12が読出され、その時のアドレスメモリ
42の次アドレスはEであるから、アドレス管理メモリ
43のONU#1対応の先頭アドレスはEに更新され、
空き領域はB→Cに更新される。なお、次アドレスがe
ndの場合は、そのONU番号対応のセルデータがデー
タメモリ41に格納されていないことを表す。
【0022】前述のようにして、ONU#1について
は、矢印で示すように、データメモリ41のアドレス
A,C,E,Fの順にセルデータDT11,DT12,
DT13,DT14が読出される。同様に、ONU#2
については、データメモリ41のアドレスD,Gの順に
セルデータDT21,DT22が読出される。
【0023】しかし、(B)に示すように、アドレスメ
モリ42の例えば次アドレスのEが異常として示すよう
にDに変化した場合、アドレス管理メモリ43及びデー
タメモリ41が正常であっても、ONU番号ONU#1
について、データメモリ41のアドレスA,C,D,G
の順序でセルデータDT11,DT12,DT21,D
T22が読出され、最悪事態では、末尾アドレスのFの
セルデータが読出されるまで、ONU#1のセルデータ
として読出される。即ち、他のONU番号のセルデータ
をONU#1のセルデータとして読出すことになり、こ
のセルデータを読出したアドレスは、空き領域につなが
ることになるから、ONU#2等の他の従局対応のセル
データは破壊されることになる。
【0024】前述のような故障発生時には、位相差吸収
用メモリ装置としては何らの検出手段も備えていないも
のであり、従って、アドレスメモリ42の次アドレスの
一部が一時的にエラーとなると、このエラーによる影響
が波及し、従局からの正常なデータの受信が行われなく
なり、一旦、一か所でエラーが発生すると、共有メモリ
の状態を総て初期化(メモリ内のデータを含む)しない
限り、この異常状態を回復することができない問題があ
る。本発明は、このような問題を解決し、且つ自動的に
復旧可能とすることを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の位相差吸収用メ
モリ装置は、図1を参照して説明すると、(1)複数の
情報源(ONU)からの単位データ(セルデータ)を順
次書込み、この複数の情報源対応の単位データを所定の
順序で読出すデータメモリ1と、情報源対応の単位デー
タを次回に読出す為の次アドレスと、前回読出しを行っ
た前アドレスとを格納したアドレスメモリ2と、情報源
対応に単位データをデータメモリ1に書込んだ先頭アド
レス及び末尾アドレスと、データメモリ1の空き領域の
先頭アドレス及び末尾アドレスとを管理するアドレス管
理メモリ3と、アドレスメモリ2及びアドレス管理メモ
リ3の内容を参照して、データメモリ1に書込アドレス
WA及び読出アドレスRAを加えるアドレス管理部4
と、アドレスメモリ2から読出す情報源対応の単位デー
タの読出アドレスを保持する読出アドレス保持部6と、
アドレスメモリ2に格納された情報源対応の前アドレス
と、読出アドレス保持部6に保持された情報源対応の前
回の読出アドレスとを比較し、一致の場合に正常、不一
致の場合に異常と判断する比較部5とを備えている。
【0026】又(2)複数の情報源からの単位データを
順次書込み、この複数の情報源対応の単位データを所定
の順序で読出すデータメモリと、情報源対応の単位デー
タを次回に読出す為の次アドレスと情報源番号(ONU
番号)とを対として格納したアドレスメモリと、情報源
対応に単位データを前記データメモリに書込んだ先頭ア
ドレス及び末尾アドレスと、データメモリの空き領域の
先頭アドレス及び末尾アドレスとを管理するアドレス管
理メモリと、アドレスメモリ及びアドレス管理メモリの
内容を参照して、データメモリに書込アドレス及び読出
アドレスを加えるアドレス管理部と、アドレスメモリに
格納された情報源番号と、データメモリから今回読出し
た単位データの情報源番号とを比較し、一致の場合に正
常、不一致の場合に異常と判断する比較部とを備えてい
る。
【0027】又(3)本発明の位相差吸収用メモリ装置
の故障検出方法は、アドレス管理メモリ3とアドレスメ
モリ2とを参照して、データメモリ1に書込アドレスW
A及び読出アドレスRAを加えるアドレス管理部4を有
し、データメモリ1に、情報源対応の次回に読出しを行
う為の次アドレスと、この情報源対応の前回読出しを行
った前アドレスとを格納し、データメモリ1から今回の
単位データの読出時に、今回の読出アドレスを情報源対
応に読出アドレス保持部6に保持し、前回の読出アドレ
スと、アドレスメモリ2に格納された前アドレスとを比
較し、一致の場合に正常、不一致の場合に異常と判断す
る過程を含むものである。
【0028】又(4)アドレス管理メモリとアドレスメ
モリとを参照して、データメモリに書込アドレス及び読
出アドレスを加えるアドレス管理部を有し、データメモ
リに、情報源対応の次回の読出しを行う次アドレスと、
この情報源番号とを格納し、データメモリから今回の単
位データの読出時に、今回の単位データの読出しを行っ
た情報源番号と、アドレスメモリに格納された情報源番
号とを比較し、一致の場合に正常、不一致の場合に異常
と判断する過程を含むものである。
【0029】又(5)データメモリから今回の単位デー
タの読出時に、今回の単位データの読出しを行った情報
源番号と、アドレスメモリに格納された情報源番号とを
比較し、不一致の場合に異常と判断して、この情報源番
号についてのアドレスメモリの次アドレスを総てクリア
する過程を含むことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
の説明図であり、1はデータメモリ、2はアドレスメモ
リ、3はアドレス管理メモリ、4はアドレス管理部、5
は比較部、6は読出アドレス保持部である。この実施の
形態に於いては、複数の情報源をONU(従局)とし、
又単位データをセルデータ(ATMセル又はそれにプリ
ンアンブルを付加したセル)とした場合を示し、又アド
レスメモリ2に、ONU番号対応の次回に読出しを行う
為の次アドレスと共に前回読出しを行った前アドレスを
格納する。又読出アドレス保持部6は、ONU番号対応
の読出アドレスRAを保持する。
【0031】又比較部5は、ONU番号対応のアドレス
メモリ2に格納された前アドレスと、読出アドレス保持
部6に保持された前回の読出アドレスとを比較し、一致
する場合は正常、不一致の場合は異常と判断し、異常と
判断した場合はアラーム信号等を送出することができ
る。又アドレス管理部4は、入力されたONU番号に従
って、アドレスメモリ2及びアドレス管理メモリ3を参
照して、書込アドレスWA又は読出アドレスRAをデー
タメモリ1に加え、入力セルデータを書込アドレスWA
に従ってデータメモリ1に書込み、又読出アドレスRA
に従ってセルデータを読出す。
【0032】図2は本発明の第1の実施の形態の動作説
明図であり、(A)は正常時、(B)は異常時の場合を
示し、データメモリ1とアドレス管理メモリ3とは、図
12と同様の場合を示す。又アドレスメモリ2は、次回
に読出しを行う為の次アドレスと共に、前回読出しを行
った前アドレスを格納する。例えば、下段に示す次アド
レスEに対応する前アドレスはAであり、又次アドレス
Fに対応する前アドレスはCとなる。
【0033】前述のように、ONU番号の例えばONU
#1が指定されると、アドレス管理メモリ3のONU#
1対応の先頭アドレスはAであるから、これを基に点線
矢印で示すように、読出アドレスRAはAとなって、デ
ータメモリ1のアドレスAからセルデータDT11が読
出される。そして、アドレスメモリ2の次アドレスCに
より、アドレス管理メモリ3のONU#1対応の先頭ア
ドレスはCに更新される。又この時の読出アドレスAは
読出アドレス保持部6にONU#1対応に保持される。
【0034】この場合、ONU#1対応の最初のセルデ
ータをアドレスAから読出す場合であるから、アドレス
メモリ2の次アドレスCと共に格納する前アドレスは
(−)で示すように無しとなる。従って、比較部5に於
いては、読出アドレス保持部6から読出されるONU#
1対応の前回の読出アドレスも無しであり、前アドレス
も無しであるから、この場合は比較一致と見做して正常
と判断する。そして、データメモリ1からセルデータD
T11を読出したアドレスAを空き領域の末尾アドレス
とする。
【0035】次に、ONU#1が指定された時、アドレ
ス管理メモリ3のONU#1対応の先頭アドレスはCに
更新されているから、読出アドレスRAはCとなって、
データメモリ1のアドレスCからセルデータDT12が
読出され、この読出アドレスC対応に格納されたアドレ
スメモリ2の次アドレスEと前アドレスAとが読出され
て、アドレス管理メモリ3のONU#1対応の先頭アド
レスはEに更新され、又この時の読出アドレスCが読出
アドレス保持部6にONU#1対応に保持される。又読
出アドレス保持部6に保持されたONU#1対応の前回
の読出アドレスAと、アドレスメモリ2から読出した前
アドレスAとが比較部5に於いて比較される。この場合
は、前回の読出アドレスA=前アドレスAとなり、比較
一致となるから正常と判断される。そして、セルデータ
DT12を読出したアドレスCを空き領域の末尾アドレ
スとする。
【0036】同様に、ONU#1が指定されると、アド
レス管理メモリ3のONU#1対応の先頭アドレスEに
より、読出アドレスRAはEとなり、データメモリ1の
アドレスEからセルデータDT13が読出され、アドレ
スメモリ2の次アドレスFと前アドレスCとが読出され
る。そして、アドレス管理メモリ3のONU#1対応の
先頭アドレスはFに更新される。又この時の読出アドレ
スEが読出アドレス保持部6にONU#1対応に保持さ
れる。又読出アドレス保持部6に保持されたONU#1
対応の前回の読出アドレスCと、アドレスメモリ2から
読出した前アドレスCとが比較部5に於いて比較され、
この場合も一致するから正常と判断される。そして、セ
ルデータDT13を読出したアドレスEを空き領域の末
尾アドレスとする。
【0037】同様に、ONU#1が指定されると、アド
レス管理メモリ3のONU#1対応の先頭アドレスFに
より、データメモリ1のアドレスFからセルデータDT
14が読出され、アドレスメモリ2の次アドレスend
と前アドレスEとが読出される。そして、アドレス管理
メモリ3のONU#1対応の末尾アドレスはFであるか
ら、データメモリ1のアドレスFからONU#1対応の
最後のセルデータDT14が読出されることになる。
【0038】又この場合に、読出アドレス保持部6に保
持されたONU#1対応の前回の読出アドレスEと、今
回アドレスメモリ2から読出された前アドレスEとが比
較部5に於いて比較され、比較一致となるから正常と判
断され、セルデータDT14を読出したアドレスFを空
き領域の末尾アドレスとする。この場合、アドレス管理
メモリ3のONU#1対応の先頭アドレスを、アドレス
メモリ2の次アドレスのendに更新して、データメモ
リ1に蓄積されているONU#1対応のセルデータが無
いことを示すことができる。
【0039】前述のようにして、前回の読出アドレス
と、今回のアドレスメモリ2から読出した前アドレスと
を比較部5に於いて比較することにより、アドレスメモ
リ2が正常であるか異常であるかを判別することができ
る。そして、前述の場合は、ONU#1対応のセルデー
タDT11,DT12,DT13,DT14が順次読出
されることになり、従って、他のONU番号を順次選択
指定することにより、ONU番号の順番に従った再多重
化データを出力することができる。
【0040】又図2の(B)に示す場合は、アドレスメ
モリ2に於いて、異常として示すように、何らかの原因
により次アドレスEがDに変化した場合であり、この場
合は、データメモリ1のアドレスCからセルデータDT
12を読出した時に、次アドレスがDとなるから、アド
レス管理メモリ3のONU#1対応の先頭アドレスはD
に更新される。又読出アドレス保持部6に保持された前
回の読出アドレスはA、アドレスメモリ2から読出した
前アドレスはAであるから、比較部5に於ける比較一致
により正常と判断される。そして、アドレスCは空き領
域の末尾アドレスとなる。
【0041】次にONU#1が指定されると、アドレス
管理メモリ3のONU#1対応の先頭アドレスはDに更
新されており、データメモリ1のアドレスDからセルデ
ータDT21が読出され、又アドレスメモリ2から次ア
ドレスGと前アドレス無しとが読出され、比較部5に於
いて読出アドレス保持部6に保持された前回の読出アド
レスCと、アドレスメモリ2から読出した前アドレス無
しとを比較すると、比較不一致となるから異常と判断
し、アラーム信号等を送出する。
【0042】この場合、例えば、アドレス管理部4は、
アラーム信号に基づいてデータメモリ1に対するアクセ
スを中止するか、或いは、ONU#1についての異常発
生と判断して、ONU#1についてのセルデータの読出
しを中止する。例えば、アドレス管理メモリ3のONU
#1対応の先頭アドレス及び末尾アドレスをendに強
制的に更新する。又空き領域の末尾アドレスは前の状態
を継続させる。
【0043】この場合、故障検出のONU#1について
のセルデータの読出しを中止し、他のONU番号のセル
データについては読出しを継続するように制御する場
合、次にONU#2が指定されると、アドレス管理メモ
リ3のONU#2対応の先頭アドレスは更新されないか
らDであり、データメモリ1のアドレスDからセルデー
タDT21が読出され、アドレスメモリ2から次アドレ
スGと前アドレス無しとが読出され、比較部5に於い
て、読出アドレス保持部6に保持されたONU#2対応
の前回のアドレスの無しと、今回のアドレスメモリ2か
ら読出した前アドレスの無しとを比較し、一致と見做し
て正常と判断する。そして、アドレス管理メモリ3のO
NU#2対応の先頭アドレスはGに更新され、アドレス
Gは空き領域の末尾アドレスとなり、又アドレスDが読
出アドレス保持部6にONU#2対応に保持される。
【0044】次にONU#2が指定されると、アドレス
管理メモリ3のONU#2対応の先頭アドレスはGであ
るから、データメモリ1のアドレスGからセルデータD
T22が読出され、アドレスメモリ2から次アドレスの
endと前アドレスのDとが読出され、比較部5に於い
てこの前アドレスDと、読出アドレス保持部6に保持さ
れた前回の読出アドレスDとが比較され、比較一致によ
り正常と判断され、アドレス管理メモリ3のONU#2
対応の末尾アドレスはGであるから、データメモリ1の
アドレスGからセルデータDT22を読出すことによ
り、ONU#2にいては、次のセルデータをデータメモ
リ1に書込むまで処理は終了となる。
【0045】図3は本発明の第2の実施の形態の説明図
であり、11はデータメモリ、12はアドレスメモリ、
13はアドレス管理メモリ、14はアドレス管理部、1
5は比較部である。この実施の形態は、アドレスメモリ
12に、次アドレスと対応したONU番号を格納し、比
較部15に於いて、データメモリ1からセルデータを読
出すOUN番号と、アドレスメモリ12から読出したO
NU番号とを比較し、一致の場合は正常と判断し、不一
致の場合は異常と判断する。
【0046】即ち、今回読出したセルデータのONU番
号については、次回の読出しを行う場合も同一のONU
番号でなければならいから、データメモリ11から今回
読出したセルデータのONU番号と、アドレスメモリ1
2に格納された次アドレスのONU番号とは同一となる
必要がある。従って、比較部15に於いてONU番号の
比較を行うことにより、故障検出が可能となる。
【0047】図4は本発明の第2の実施の形態の動作説
明図であり、(A)は正常時、(B)は異常時を示し、
データメモリ11とアドレス管理メモリ13とは、図2
に示すデータメモリ1とアドレス管理メモリ3と同様の
場合を示し、アドレスメモリ12には、次アドレスとO
NU番号とを格納する。例えば、ONU#1対応の次ア
ドレスはC,E,F,endであり、ONU#2対応の
次アドレスはG,endの場合を示している。
【0048】図4の(A)に於いて、例えば、最初にO
NU#1が指定されると、アドレス管理メモリ13のO
NU#1対応の先頭アドレスAによって、データメモリ
11のアドレスAからセルデータDT11が読出され、
又アドレスメモリ12から次アドレスCとONU#1と
が読出される。このアドレスメモリ12から読出された
次アドレスと対のONU#1を占有ONU番号とし、今
回データメモリ11からセルデータを読出したONU#
1を読出ONU番号とすると、図3に於ける比較部15
は、占有ONU番号と読出ONU番号とを比較するもの
である。
【0049】従って、前述の場合は、占有ONU#1と
読出ONU#1とを比較部15に於いて比較すると、O
NU番号は一致するから正常と判定される。そして、ア
ドレスメモリ12から読出した次アドレスCによりアド
レス管理メモリ13のONU#1対応の先頭アドレスが
更新され、又セルデータDT11が読出されたアドレス
Aは空き領域の末尾アドレスとなる。
【0050】以下同様にして、ONU#1が指定される
毎に、アドレスメモリ12から読出した占有ONU#1
と読出ONU#1とが比較部15に於いて比較され、又
ONU#2が指定される毎に、アドレスメモリ12から
読出した占有ONU#2と読出ONU#2とが比較部1
5に於いて比較され、一致する場合に正常と判断され
て、アドレス管理メモリ13の先頭アドレスの更新によ
り、データメモリ11からは、ONU#1については
A,C,E,F、又ONU#2についてはD,Gのそれ
ぞれのアドレスからセルデータが読出され、ONU番号
の指定順序を選択することにより、データメモリ11か
ら再多重化した状態でセルデータを読出すことができ
る。
【0051】又図4の(B)に於いて、アドレスメモリ
12の異常で示すように次アドレスがEからDに変化し
た異常状態の場合、ONU#1が指定され、その時のア
ドレス管理メモリ13の先頭アドレスがCに更新されて
いる場合、データメモリ11のアドレスCからセルデー
タDT12が読出され、又アドレスメモリ12から次ア
ドレスDと占有ONU#1とが読出される。そして、読
出ONU#1と占有ONU#1とが比較され、一致する
ことにより正常と判断される。その時の次アドレスDに
よりアドレス管理メモリ13のONU#1対応の先頭ア
ドレスはDに更新される。
【0052】そして、次にONU#1が指定されると、
アドレス管理メモリ13のONU#1対応の先頭アドレ
スはDであるから、データメモリ11のアドレスDから
セルデータDT21が読出されるが、アドレスメモリ1
2から次アドレスGと占有ONU#2とが読出されるこ
とになり、従って、占有ONU#2と読出ONU#1と
を比較すると不一致となるから、異常であると判断する
ことができる。
【0053】そこで、図3の比較部15からアラーム信
号を送出し、又アドレス管理部14はそれ以降のセルデ
ータの読出しを停止させるか、又はONU#1について
の異常と判断して、このONU#1についてのセルデー
タの読出しを中止させることができる。前述のように、
占有ONU番号と読出ONU番号とを比較し、正常であ
るか異常であるかを判断して、データメモリ11からの
セルデータの読出しにより再多重化を行うことができる
から、信頼性を向上することができる。
【0054】図5は本発明の第3の実施の形態の動作説
明図であり、(A)は正常時、(B)は異常時の場合を
示し、正常時は図4に示す場合と同様であり、重複した
説明は省略する。又図5の(B)に示す場合、図4の
(B)の場合と同様に、アドレスメモリ12の次アドレ
スのEがDに変化した異常時であり、次の先頭アドレス
がEからDに変更になることによって、データメモリ1
1のアドレスDからセルデータDT21を読出す時の読
出ONU#1と占有ONU#2とが不一致となり、異常
であると判断することができる。このような動作につい
ても、前述の図4の(B)の場合と同様である。
【0055】この実施の形態に於いては、異常であると
判断した場合に、アドレス管理メモリ13のONU#1
についての更新処理を中止し、且つアドレスメモリ12
のONU#1及びそれ対応の総ての次アドレスを点線矢
印で示すようにクリアする。従って、ONU#1につい
てのセルデータの読出しは中止されるが、他のONU番
号のセルデータの読出しは継続される。又その後にデー
タメモリ11にONU#1のセルデータが書込まれた場
合は、アドレス管理メモリ13にONU#1対応の先頭
アドレス及びアドレスメモリ12に次アドレスとONU
#1とが格納されるから、ONU#1が指定されると、
そのセルデータの読出しが可能となる。
【0056】本発明は、前述の各実施の形態に限定され
るものではなく、種々付加変更することが可能であり、
又図7に示すパッシブダブルスター型伝送路に於ける主
局側の現用予備の無瞬断切替えを行う為の位相差吸収用
のみでなく、位相差吸収用として、複数の従局(ON
U)等の情報源からのセルデータ等の単位データの書込
み及び読出しを行う場合にも適用することができる。又
セルデータは、パケットデータ等の単位データにも適用
することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
情報源からの単位データに対してデータメモリ1を共有
化し、アドレスメモリ2とアドレス管理メモリ3との内
容を参照してアドレス管理部4によりデータメモリ1の
書込アドレスWAと読出アドレスRAとを形成し、アド
レスメモリ2に、次回の読出しを行う為の次アドレスと
共に、前回読出しを行った前アドレスを格納し、データ
メモリ1から今回単位データを読出した読出アドレスを
読出アドレス保持部6に保持しておいて、今回データメ
モリ1から単位データを読出した時に、アドレスメモリ
2に格納された前アドレスと、読出アドレス保持部6に
保持された前回の読出アドレスとを比較部5に於いて比
較し、比較一致の場合に正常と判断し、比較不一致の場
合に異常と判断することにより、位相差吸収用メモリ装
置の故障を確実に検出し、故障発生による全般に及ぼす
影響を回避することができる。従って、各種の位相差吸
収用に適用して信頼性を向上できる利点がある。
【0058】又アドレスメモリに次回の読出しを行う為
の次アドレスと共に情報源番号(ONU番号)を格納
し、今回データメモリから単位データを読出した情報源
番号(ONU番号)とを比較部により比較し、比較一致
の場合に正常と判断し、比較不一致の場合に異常と判断
することにより、位相差吸収用メモリ装置の故障を確実
に検出し、故障発生による全般に及ぼす影響を回避する
ことができる。
【0059】又異常と判断した時に、異常発生の情報源
番号についての処理を中止することにより、正常な情報
源番号についての単位データの読出しを継続することが
でき、又その場合に、アドレスメモリの異常発生情報源
番号対応の内容のクリアして、他の情報源への影響を回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図6】従来例の無瞬断切替回路の説明図である。
【図7】パッシブダブルスター型伝送路の説明図であ
る。
【図8】伝送路の距離差による現用系と予備系との受信
セル列の説明図である。
【図9】従来例の位相差吸収用メモリ装置の説明図であ
る。
【図10】書込動作説明図である。
【図11】読出動作説明図である。
【図12】正常時と異常時との説明図である。
【符号の説明】
1 データメモリ 2 アドレスメモリ 3 アドレス管理メモリ 4 アドレス管理部 5 比較部 6 読出アドレス保持部
フロントページの続き (72)発明者 廣田 正樹 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 篠宮 知宏 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 田島 一幸 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 河合 正昭 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 宮部 正剛 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 奥村 康行 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報源からの単位データを順次書
    込み、該複数の情報源対応の単位データを所定の順序で
    読出すデータメモリと、 前記情報源対応の単位データを次回に読出す為の次アド
    レスと、前回読出しを行った前アドレスとを格納したア
    ドレスメモリと、 前記情報源対応に単位データを前記データメモリに書込
    んだ先頭アドレス及び末尾アドレスと、前記データメモ
    リの空き領域の先頭アドレス及び末尾アドレスとを管理
    するアドレス管理メモリと、 前記アドレスメモリ及び前記アドレス管理メモリの内容
    を参照して前記データメモリに書込アドレス及び読出ア
    ドレスを加えるアドレス管理部と、 前記アドレスメモリから読出す情報源対応の単位データ
    の読出アドレスを保持する読出アドレス保持部と、 前記アドレスメモリに格納された前記情報源対応の前ア
    ドレスと、前記読出アドレス保持部に保持された前記情
    報源対応の前回の読出アドレスとを比較し、一致の場合
    に正常、不一致の場合に異常と判断する比較部とを備え
    たことを特徴とする位相差吸収用メモリ装置。
  2. 【請求項2】 複数の情報源からの単位データを順次書
    込み、該複数の情報源対応の単位データを所定の順序で
    読出すデータメモリと、 前記情報源対応の単位データを次回に読出す為の次アド
    レスと情報源番号とを対として格納したアドレスメモリ
    と、 前記情報源対応に単位データを前記データメモリに書込
    んだ先頭アドレス及び末尾アドレスと、前記データメモ
    リの空き領域の先頭アドレス及び末尾アドレスとを管理
    するアドレス管理メモリと、 前記アドレスメモリ及び前記アドレス管理メモリの内容
    を参照して前記データメモリに書込アドレス及び読出ア
    ドレスを加えるアドレス管理部と、 前記アドレスメモリに格納された前記情報源番号と、前
    記データメモリから今回読出した単位データの情報源番
    号とを比較し、一致の場合に正常、不一致の場合に異常
    と判断する比較部とを備えたことを特徴とする位相差吸
    収用メモリ装置。
  3. 【請求項3】 アドレス管理メモリとアドレスメモリと
    を参照して、データメモリに書込アドレス及び読出アド
    レスを加えるアドレス管理部を有し、前記データメモリ
    に、情報源対応の次回に読出しを行う為の次アドレス
    と、該情報源対応の前回読出しを行った前アドレスとを
    格納し、前記データメモリから今回の単位データの読出
    時に、今回の読出アドレスを情報源対応に読出アドレス
    保持部に保持し、前回の読出アドレスと前記アドレスメ
    モリに格納された前アドレスとを比較し、一致の場合に
    正常、不一致の場合に異常と判断する過程を含むことを
    特徴とする位相差吸収用メモリ装置の故障検出方法。
  4. 【請求項4】 アドレス管理メモリとアドレスメモリと
    を参照して、データメモリに書込アドレス及び読出アド
    レスを加えるアドレス管理部を有し、前記データメモリ
    に、情報源対応の次回の読出しを行う次アドレスと、該
    情報源番号とを格納し、前記データメモリから今回の単
    位データの読出時に、今回の単位データの読出しを行っ
    た情報源番号と、前記アドレスメモリに格納された情報
    源番号とを比較し、一致の場合に正常、不一致の場合に
    異常と判断する過程を含むことを特徴とする位相差吸収
    用メモリ装置の故障検出方法。
  5. 【請求項5】 前記データメモリから今回の単位データ
    の読出時に、今回の単位データの読出しを行った情報源
    番号と、前記アドレスメモリに格納された情報源番号と
    を比較し、不一致の場合に異常と判断して、該情報源番
    号についての前記アドレスメモリの次アドレスを総てク
    リアする過程を含むことを特徴とする請求項4記載の位
    相差吸収用メモリ装置の故障検出方法。
JP8155225A 1996-06-17 1996-06-17 位相差吸収用メモリ装置及び該メモリ装置の故障検出方法 Withdrawn JPH104434A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001093489A1 (fr) * 2000-05-31 2001-12-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme de communication optique redondant a branches multiples

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