JPH1043488A - ドラム洗濯機のバランシング装置 - Google Patents
ドラム洗濯機のバランシング装置Info
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- JPH1043488A JPH1043488A JP9134133A JP13413397A JPH1043488A JP H1043488 A JPH1043488 A JP H1043488A JP 9134133 A JP9134133 A JP 9134133A JP 13413397 A JP13413397 A JP 13413397A JP H1043488 A JPH1043488 A JP H1043488A
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- oil
- washing machine
- drum washing
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- air outlet
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- D06F37/20—Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations
- D06F37/22—Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations in machines with a receptacle rotating or oscillating about a horizontal axis
- D06F37/225—Damping vibrations by displacing, supplying or ejecting a material, e.g. liquid, into or from counterbalancing pockets
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F37/00—Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
- D06F37/26—Casings; Tubs
- D06F37/267—Tubs specially adapted for mounting thereto components or devices not provided for in preceding subgroups
- D06F37/269—Tubs specially adapted for mounting thereto components or devices not provided for in preceding subgroups for the bearing of the rotary receptacle
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/32—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels
- F16F15/36—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels operating automatically, i.e. where, for a given amount of unbalance, there is movement of masses until balance is achieved
- F16F15/363—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels operating automatically, i.e. where, for a given amount of unbalance, there is movement of masses until balance is achieved using rolling bodies, e.g. balls free to move in a circumferential direction
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レース内にオイルを容易に注入できるよう構
成されたドラム洗濯機のバランシング装置を提供する。 【解決手段】 洗濯物の偏心方向と逆方向に移動自在に
回転槽３０の端部に多数の転動体が内蔵されたレース４
１ａ、４１ｂが構成し、レース４１ａ、４１ｂの内部に
転動体４２の転がり運動を円滑にするオイルを容易に注
入するためにオイル注入口４３ａ及び空気排出口４３ｂ
が転動体４２の外周面と接触しない位置に回転槽３０の
回転中心について互いに９０度をなすよう配置される。
これにより、ドラム洗濯機は洗濯や脱水行程中に発生す
る洗濯物の偏心量に応じて効率よくバランスが取れて作
動消音が低減され、オイルの注入を容易にできる利点が
ある。また、シールされたオイル注入口４３ａ及び空気
排出口４３ｂが転動体４２と接しなくして摩擦消音が発
生しなくて摩耗損傷が防がれる。
成されたドラム洗濯機のバランシング装置を提供する。 【解決手段】 洗濯物の偏心方向と逆方向に移動自在に
回転槽３０の端部に多数の転動体が内蔵されたレース４
１ａ、４１ｂが構成し、レース４１ａ、４１ｂの内部に
転動体４２の転がり運動を円滑にするオイルを容易に注
入するためにオイル注入口４３ａ及び空気排出口４３ｂ
が転動体４２の外周面と接触しない位置に回転槽３０の
回転中心について互いに９０度をなすよう配置される。
これにより、ドラム洗濯機は洗濯や脱水行程中に発生す
る洗濯物の偏心量に応じて効率よくバランスが取れて作
動消音が低減され、オイルの注入を容易にできる利点が
ある。また、シールされたオイル注入口４３ａ及び空気
排出口４３ｂが転動体４２と接しなくして摩擦消音が発
生しなくて摩耗損傷が防がれる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はドラム洗濯機に係
り、さらに詳しくは回転槽の両端部に多数の鋼球及びオ
イルの内装されたレースを設けて洗濯と脱水時バランシ
ングを行うドラム洗濯機のバランシング装置に関する。
り、さらに詳しくは回転槽の両端部に多数の鋼球及びオ
イルの内装されたレースを設けて洗濯と脱水時バランシ
ングを行うドラム洗濯機のバランシング装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ドラム洗濯機はドラムタイプの
回転槽が回転することにより発生する落差を用いて洗濯
を行う装置であって、所定のプログラムにより洗濯と濯
ぎ、そして脱水が自動になされる。このドラム洗濯機は
脱水行程中に洗濯物の偏心によりひどい振動と騒音が発
生するので、ドラム洗濯機においてバランシング装置は
必須である。
回転槽が回転することにより発生する落差を用いて洗濯
を行う装置であって、所定のプログラムにより洗濯と濯
ぎ、そして脱水が自動になされる。このドラム洗濯機は
脱水行程中に洗濯物の偏心によりひどい振動と騒音が発
生するので、ドラム洗濯機においてバランシング装置は
必須である。
【０００３】図４は従来のドラム洗濯機のバランシング
構造を概略的に示した斜視図である。 同図に示したよ
うに、従来のドラム洗濯機は、外観をなす本体ケース１
の内部に水の盛れる固定槽３が懸架バネ４により懸設さ
れており、該固定槽３にドラム状の回転槽２が内蔵され
ている。そして固定槽３の下部を緩衝支持する衝撃吸収
器５が備えられる。
構造を概略的に示した斜視図である。 同図に示したよ
うに、従来のドラム洗濯機は、外観をなす本体ケース１
の内部に水の盛れる固定槽３が懸架バネ４により懸設さ
れており、該固定槽３にドラム状の回転槽２が内蔵され
ている。そして固定槽３の下部を緩衝支持する衝撃吸収
器５が備えられる。
【０００４】回転槽３は本体ケース１の底部に設けられ
たモータ５により駆動されるが、このため、回転槽２の
後方にプーリ（図示せず）が構成され、駆動モータ６と
ベルト（図示せず）を介して連結されていて、駆動モー
タ６の回転力を伝達される。回転槽２の内部には多数の
小孔７が全面にかけて形成されており、内側にベンディ
ングされた複数のリフタ８が所定間隔にて離隔配置され
る。小孔３ａは洗濯中に水が固定槽３と回転槽２を流通
するよう案内し、脱水中に回転槽２内の洗濯物から遠心
分離された水が固定槽３に抜け出るよう案内する。リフ
タ８は洗濯物を引き上げて落下させる機能を果たす。
たモータ５により駆動されるが、このため、回転槽２の
後方にプーリ（図示せず）が構成され、駆動モータ６と
ベルト（図示せず）を介して連結されていて、駆動モー
タ６の回転力を伝達される。回転槽２の内部には多数の
小孔７が全面にかけて形成されており、内側にベンディ
ングされた複数のリフタ８が所定間隔にて離隔配置され
る。小孔３ａは洗濯中に水が固定槽３と回転槽２を流通
するよう案内し、脱水中に回転槽２内の洗濯物から遠心
分離された水が固定槽３に抜け出るよう案内する。リフ
タ８は洗濯物を引き上げて落下させる機能を果たす。
【０００５】一方、洗濯と脱水中に発生する振動を防止
するため、固定槽３にはウェート９ａ、９ｂが装着され
る。このウェート６ａ、６ｂは固定槽３の前方に取り付
けられた前方ウェート９ａと固定槽３の上側面に取り付
けられた上部ウェート９ｂよりなり、それぞれ１１．４
Ｋｇと１２．２Ｋｇほどの重さを有する。かかるウェー
ト９ａ、９ｂの材質は鋳鉄であり、ボルト９ｃを用いて
固定槽３に締結される。
するため、固定槽３にはウェート９ａ、９ｂが装着され
る。このウェート６ａ、６ｂは固定槽３の前方に取り付
けられた前方ウェート９ａと固定槽３の上側面に取り付
けられた上部ウェート９ｂよりなり、それぞれ１１．４
Ｋｇと１２．２Ｋｇほどの重さを有する。かかるウェー
ト９ａ、９ｂの材質は鋳鉄であり、ボルト９ｃを用いて
固定槽３に締結される。
【０００６】かかる従来のドラム洗濯機は次のような問
題点があった。まず、ドラム洗濯機は洗濯や脱水行程中
に洗濯物の偏心量及びこれによる振動が直接に固定槽３
に伝達されるが、振動は固定槽３に取り付けられたウェ
ート９ａ、９ｂにより相殺される。すなわち、不均一に
回転運動する回転槽２から振動が伝達されてもウェート
９ａ、９ｂの有している重さにより固定槽３の振動が防
止される。しかし、偏心量による振動は単なるウェート
９ａ、９ｂの重さによってのみ抑制され減衰されるの
で、ウェート９ａ、９ｂが軽い場合はバランシング効果
が遥かに劣化する問題点があった。
題点があった。まず、ドラム洗濯機は洗濯や脱水行程中
に洗濯物の偏心量及びこれによる振動が直接に固定槽３
に伝達されるが、振動は固定槽３に取り付けられたウェ
ート９ａ、９ｂにより相殺される。すなわち、不均一に
回転運動する回転槽２から振動が伝達されてもウェート
９ａ、９ｂの有している重さにより固定槽３の振動が防
止される。しかし、偏心量による振動は単なるウェート
９ａ、９ｂの重さによってのみ抑制され減衰されるの
で、ウェート９ａ、９ｂが軽い場合はバランシング効果
が遥かに劣化する問題点があった。
【０００７】また、固定槽３にボルト９ｃ締結されてい
るウェート９ａ、９ｂの重量が前述したように極めて重
たくて設置作業が困難であり、全体的な製品の重さが増
加され流通過程中に取り扱い難い短所があった。
るウェート９ａ、９ｂの重量が前述したように極めて重
たくて設置作業が困難であり、全体的な製品の重さが増
加され流通過程中に取り扱い難い短所があった。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は前述
した事情に鑑みて案出されたもので、その目的は洗濯物
の偏心方向と逆方向に移動自在にするよう回転槽の端部
に多数の鋼球、すなわち転動体の内蔵されたレースを構
成することにより、沈擢や脱水行程中に発生する洗濯物
の偏心量に応じて効率よくバランスが取れるドラム洗濯
機のバランシング装置を提供することである。
した事情に鑑みて案出されたもので、その目的は洗濯物
の偏心方向と逆方向に移動自在にするよう回転槽の端部
に多数の鋼球、すなわち転動体の内蔵されたレースを構
成することにより、沈擢や脱水行程中に発生する洗濯物
の偏心量に応じて効率よくバランスが取れるドラム洗濯
機のバランシング装置を提供することである。
【０００９】本発明の他の目的は、転動体の転がり運動
を案内するためにレースの内部にオイルが充填される
が、オイルを注入するためのオイル注入口と空気排出口
を所定角度内で配置することにより、オイルの注入を容
易にするドラム洗濯機のバランシング装置を提供するこ
とである。
を案内するためにレースの内部にオイルが充填される
が、オイルを注入するためのオイル注入口と空気排出口
を所定角度内で配置することにより、オイルの注入を容
易にするドラム洗濯機のバランシング装置を提供するこ
とである。
【００１０】本発明のさらに他の目的は、オイルの注入
が完了されてからオイル注入口と空気排出口のシール時
はバリ（ｂｕｒｒ）などが発生する恐れがあるが、これ
らの設置位置を転動体の半径より低く設置することによ
り、バリなどにより転動体の転がり運動が妨害されなく
するドラム洗濯機のバランシング装置を提供することで
ある。
が完了されてからオイル注入口と空気排出口のシール時
はバリ（ｂｕｒｒ）などが発生する恐れがあるが、これ
らの設置位置を転動体の半径より低く設置することによ
り、バリなどにより転動体の転がり運動が妨害されなく
するドラム洗濯機のバランシング装置を提供することで
ある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、ドラム洗濯機の回転槽に同心に備えら
れ内部にオイルの充填されたレースと、レースに備えら
れた多数の転動体と、レースに備えられ円滑にオイルを
注入するために互いに所定角度をなすよう配置されたオ
イル注入口と空気排出口を含むことを特徴とする。
ために本発明は、ドラム洗濯機の回転槽に同心に備えら
れ内部にオイルの充填されたレースと、レースに備えら
れた多数の転動体と、レースに備えられ円滑にオイルを
注入するために互いに所定角度をなすよう配置されたオ
イル注入口と空気排出口を含むことを特徴とする。
【００１２】また、ドラム洗濯機のバランシング装置に
おいて、所定角度は９０度以内になされ、オイル注入口
と空気排出口はレースの一面に備えられ、該オイル注入
口と空気排出口から一面にに最も近接した他面までの垂
直距離は前記転動体の半径より短くなされることを特徴
とする。
おいて、所定角度は９０度以内になされ、オイル注入口
と空気排出口はレースの一面に備えられ、該オイル注入
口と空気排出口から一面にに最も近接した他面までの垂
直距離は前記転動体の半径より短くなされることを特徴
とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明によるドラム洗濯機の一実施例を詳細に説明する。図
１に示したように、本発明によるドラム洗濯機は、外観
をなす本体ケース１０の内部にドラム状の回転槽３０が
内蔵された固定槽２０が懸架されている。固定槽の懸架
のために多数の懸架バネ１１が備えられるが、各懸架バ
ネ１１の一端は本体ケース１０の天井部に結合され、他
端は固定槽２０の外側部に結合される。また、固定槽２
０の下部には衝撃吸収器１２が設けられる。
明によるドラム洗濯機の一実施例を詳細に説明する。図
１に示したように、本発明によるドラム洗濯機は、外観
をなす本体ケース１０の内部にドラム状の回転槽３０が
内蔵された固定槽２０が懸架されている。固定槽の懸架
のために多数の懸架バネ１１が備えられるが、各懸架バ
ネ１１の一端は本体ケース１０の天井部に結合され、他
端は固定槽２０の外側部に結合される。また、固定槽２
０の下部には衝撃吸収器１２が設けられる。
【００１４】回転槽３０は固定槽２０の内部で回転自在
に設けられているが、これは前面板３１と背面板３２、
そしてこれらを連結する側面板３３より構成される。前
面板３１には洗濯物の投げ込み及び引き出しのための開
口部３１ａが形成される。側面板３３には多数の小孔３
３ａが全面にかけて形成されていて、洗濯中に水が固定
槽２０と回転槽３０を流通し、脱水中に回転槽３０で脱
水された水が固定槽２０に抜け出る。また、ここには
“Ｖ”形状にて内向き突出された複数のリフタ３３ｂが
一定間隔離隔されるよう備えられ回転槽３０の回転時洗
濯物が引き上げられ落下される。
に設けられているが、これは前面板３１と背面板３２、
そしてこれらを連結する側面板３３より構成される。前
面板３１には洗濯物の投げ込み及び引き出しのための開
口部３１ａが形成される。側面板３３には多数の小孔３
３ａが全面にかけて形成されていて、洗濯中に水が固定
槽２０と回転槽３０を流通し、脱水中に回転槽３０で脱
水された水が固定槽２０に抜け出る。また、ここには
“Ｖ”形状にて内向き突出された複数のリフタ３３ｂが
一定間隔離隔されるよう備えられ回転槽３０の回転時洗
濯物が引き上げられ落下される。
【００１５】回転槽３０を回転するための手段として回
転軸３４とプーリ３５、モータ３７などが構成される。
回転槽３０の背面板３２には中心部に回転軸３４が結合
されるが、これは固定槽２０と結合された軸受ハウジン
グ２１の軸受２３により回転自在に支持され、端部にプ
ーリ３５が設けられる。プーリ３５と駆動モータ３７は
ベルト３６にて連結されていて、駆動モータ３７の回転
力がベルト３６によりプーリ３５に伝達され、駆動モー
タ３７の回転力がベルト３６によりプーリ３５に伝達さ
れ、よって回転軸３４が回転する。
転軸３４とプーリ３５、モータ３７などが構成される。
回転槽３０の背面板３２には中心部に回転軸３４が結合
されるが、これは固定槽２０と結合された軸受ハウジン
グ２１の軸受２３により回転自在に支持され、端部にプ
ーリ３５が設けられる。プーリ３５と駆動モータ３７は
ベルト３６にて連結されていて、駆動モータ３７の回転
力がベルト３６によりプーリ３５に伝達され、駆動モー
タ３７の回転力がベルト３６によりプーリ３５に伝達さ
れ、よって回転軸３４が回転する。
【００１６】そして、洗濯や脱水過程中に洗濯物の偏心
により発生する不均衡を解消するためのバランシング手
段４０が円周方向に回転槽３０の前面板３１と背面板３
２にそれぞれ備えられる。このバランシング手段４０は
前面板３１と背面板３２に回転槽３０と同心であり、内
部に環状の空間部が形成されたレース４１ａ、４１ｂ、
レース４１ａ、４１ｂの内部で転がり運動するよう備え
られた転動体４２を含む。レース４１ａ、４１ｂは前面
板３１と背面板３２の縁部に二つが備えられ、所定間隔
に離隔されている。内側レース４１ｂは内向き突出さ
れ、外側レース４１ａは外向き突出されている。そし
て、転動体４２はボール状の金属材質の鋼球を使用する
のが望ましいが、鋼球の代わりにローラが使え、プラス
チック材で構成することもできる。
により発生する不均衡を解消するためのバランシング手
段４０が円周方向に回転槽３０の前面板３１と背面板３
２にそれぞれ備えられる。このバランシング手段４０は
前面板３１と背面板３２に回転槽３０と同心であり、内
部に環状の空間部が形成されたレース４１ａ、４１ｂ、
レース４１ａ、４１ｂの内部で転がり運動するよう備え
られた転動体４２を含む。レース４１ａ、４１ｂは前面
板３１と背面板３２の縁部に二つが備えられ、所定間隔
に離隔されている。内側レース４１ｂは内向き突出さ
れ、外側レース４１ａは外向き突出されている。そし
て、転動体４２はボール状の金属材質の鋼球を使用する
のが望ましいが、鋼球の代わりにローラが使え、プラス
チック材で構成することもできる。
【００１７】一方、各レース４１ａ、４１ｂの内部には
転動体４２の転がり運動が円滑になされ、摩擦による摩
耗損傷を防止するようオイルが充填される。このため、
レース４１ａ、４１ｂは図２に示したように、円滑にオ
イルを注入するためのオイル注入口４３ａと空気排出口
４３ｂが備えられる。空気排出口４３ｂはオイル注入口
４３ａにオイル注入する時、レース４１ａ、４１ｂの内
部に存する空気を排出させオイルを容易に注入させる機
能を果たす。かかる二つのオイル注入口４３ａと空気排
出口４３ｂはオイルが適当量充填されうるよう、すなわ
ちオイル注入口４３ａを通してオイルを注入する際充満
してない状態で空気排出口４３ｂを通してオイルが排出
されることを防止するために回転槽３０の回転中心につ
いて離隔された角度が所定角度をなすよう構成される
が、この所定角度は９０度が望ましい。すなわち、オイ
ル注入口４３ａと空気排出口４３ｂとの角度が９０度を
越えないようにするのが望ましい。
転動体４２の転がり運動が円滑になされ、摩擦による摩
耗損傷を防止するようオイルが充填される。このため、
レース４１ａ、４１ｂは図２に示したように、円滑にオ
イルを注入するためのオイル注入口４３ａと空気排出口
４３ｂが備えられる。空気排出口４３ｂはオイル注入口
４３ａにオイル注入する時、レース４１ａ、４１ｂの内
部に存する空気を排出させオイルを容易に注入させる機
能を果たす。かかる二つのオイル注入口４３ａと空気排
出口４３ｂはオイルが適当量充填されうるよう、すなわ
ちオイル注入口４３ａを通してオイルを注入する際充満
してない状態で空気排出口４３ｂを通してオイルが排出
されることを防止するために回転槽３０の回転中心につ
いて離隔された角度が所定角度をなすよう構成される
が、この所定角度は９０度が望ましい。すなわち、オイ
ル注入口４３ａと空気排出口４３ｂとの角度が９０度を
越えないようにするのが望ましい。
【００１８】また、オイル注入口４３ａ及び空気排出口
４３ｂはオイルの注入が完了されてから溶接などを通し
てシールされる。従って、前面板３１のレース４１ａ、
４１ｂに備えられたオイル注入口４３ａ及び空気排出口
４３ｂはレース４１ａ、４１ｂの前面側に構成し、背面
板３２のレース４１ａ，４１ｂに備えられたオイル注入
口４３ａ及び空気排出口４３ｂはレース４１ａ、４１ｂ
の背面側に構成するのが望ましい。このオイル注入口４
３ａ及び空気排出口４３ｂの位置は図３に示したよう
に、レース４１ａ、４１ｂの回転中心方向に偏って形成
される。すなわち転動体４２が遠心力によりレース４１
ａ、４１ｂの天井面と接しながら転がり運動するが、オ
イル注入口４３ａと空気排出口４３ｂのシール過程で発
生するバリなどが転がり運動する転動体４２と接するこ
とを防止するためである。さらに詳しく説明すれば、オ
イル注入口４３ａ及び空気排出口４３ｂは平面よりなさ
れるレース４１ａ、４１ｂの側面部に形成されるが、こ
のオイル注入口４３ａ及び空気排出口４３ｂと最も近接
した底面までの垂直距離ｄは転動体４２の半径Ｄより短
くなされる。これにより、転動体４２は転がり運動中に
外周面がオイル注入口４３ａ及び空気排出口と接するの
が防止される。
４３ｂはオイルの注入が完了されてから溶接などを通し
てシールされる。従って、前面板３１のレース４１ａ、
４１ｂに備えられたオイル注入口４３ａ及び空気排出口
４３ｂはレース４１ａ、４１ｂの前面側に構成し、背面
板３２のレース４１ａ，４１ｂに備えられたオイル注入
口４３ａ及び空気排出口４３ｂはレース４１ａ、４１ｂ
の背面側に構成するのが望ましい。このオイル注入口４
３ａ及び空気排出口４３ｂの位置は図３に示したよう
に、レース４１ａ、４１ｂの回転中心方向に偏って形成
される。すなわち転動体４２が遠心力によりレース４１
ａ、４１ｂの天井面と接しながら転がり運動するが、オ
イル注入口４３ａと空気排出口４３ｂのシール過程で発
生するバリなどが転がり運動する転動体４２と接するこ
とを防止するためである。さらに詳しく説明すれば、オ
イル注入口４３ａ及び空気排出口４３ｂは平面よりなさ
れるレース４１ａ、４１ｂの側面部に形成されるが、こ
のオイル注入口４３ａ及び空気排出口４３ｂと最も近接
した底面までの垂直距離ｄは転動体４２の半径Ｄより短
くなされる。これにより、転動体４２は転がり運動中に
外周面がオイル注入口４３ａ及び空気排出口と接するの
が防止される。
【００１９】次いで、以上のように構成された本発明に
よるドラム洗濯機のバランシング装置の作用を説明す
る。ドラム洗濯機は洗濯行程中に回転槽３０がモータ３
７の回転力をベルト３６を介して伝達され正逆転する。
回転槽３０の回転運度により内部に存する洗濯物は転ぶ
かリフタ３３ｂにより引き上げられ落下することにより
洗濯される。
よるドラム洗濯機のバランシング装置の作用を説明す
る。ドラム洗濯機は洗濯行程中に回転槽３０がモータ３
７の回転力をベルト３６を介して伝達され正逆転する。
回転槽３０の回転運度により内部に存する洗濯物は転ぶ
かリフタ３３ｂにより引き上げられ落下することにより
洗濯される。
【００２０】そして、脱水行程中には回転槽３０の高速
回転により洗濯物は脱水され、脱水された水は小孔３３
ａを通して固定槽２０に抜け出、引き続き排水装置（図
示せず）により外部に排水される。この際、転動体４２
は加えられる遠心力によりレース４１ａ、４１ｂの内部
の天井面と密着しながら偏心方向と逆方向に移動するこ
とにより、回転槽３０のバランスが取れる。従って、本
発明によるドラム洗濯機は多数個の鋼球より構成された
転動体４２が偏心を補償することにより、ほとんど完壁
なバランスが取れて作動中の振動と消音が低減される。
回転により洗濯物は脱水され、脱水された水は小孔３３
ａを通して固定槽２０に抜け出、引き続き排水装置（図
示せず）により外部に排水される。この際、転動体４２
は加えられる遠心力によりレース４１ａ、４１ｂの内部
の天井面と密着しながら偏心方向と逆方向に移動するこ
とにより、回転槽３０のバランスが取れる。従って、本
発明によるドラム洗濯機は多数個の鋼球より構成された
転動体４２が偏心を補償することにより、ほとんど完壁
なバランスが取れて作動中の振動と消音が低減される。
【００２１】一方、このバランシング装置には転動体４
２の円滑な転がり運動によりオイルが注入されるが、オ
イル注入口４３ａ及び空気排出口４３ｂが互いに９０度
ほどの角度をなさせるよう形成されている。したがっ
て、オイル注入口４３ａを通してオイルを注入すれば、
空気排出口４３ｂでは内部空気が排出されオイルが円滑
に注入される。そして、オイル注入口４３ａ及び空気排
出口４３ｂは転がり運動する転動体４２の外周面と接し
ない位置に形成されているので、オイル注入口４３ａ及
び空気排出口４３ｂのシール作業時発生するバリなどが
転動体４２と摩擦するのが防がれる。
２の円滑な転がり運動によりオイルが注入されるが、オ
イル注入口４３ａ及び空気排出口４３ｂが互いに９０度
ほどの角度をなさせるよう形成されている。したがっ
て、オイル注入口４３ａを通してオイルを注入すれば、
空気排出口４３ｂでは内部空気が排出されオイルが円滑
に注入される。そして、オイル注入口４３ａ及び空気排
出口４３ｂは転がり運動する転動体４２の外周面と接し
ない位置に形成されているので、オイル注入口４３ａ及
び空気排出口４３ｂのシール作業時発生するバリなどが
転動体４２と摩擦するのが防がれる。
【００２２】以上詳細に説明したように、本発明による
ドラム洗濯機のバランシング装置は、洗濯物の偏心方向
と逆方向に移動自在にするよう回転槽の端部に多数の転
動体が内蔵されたレースを構成し、レースの内部に転動
体の転がり運動を円滑にするオイルを注入するためにオ
イル注入口及び空気排出口を転動体の外周面と接触しな
い位置に回転槽の回転中心について互いに９０度をなす
よう構成した。
ドラム洗濯機のバランシング装置は、洗濯物の偏心方向
と逆方向に移動自在にするよう回転槽の端部に多数の転
動体が内蔵されたレースを構成し、レースの内部に転動
体の転がり運動を円滑にするオイルを注入するためにオ
イル注入口及び空気排出口を転動体の外周面と接触しな
い位置に回転槽の回転中心について互いに９０度をなす
よう構成した。
【００２３】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるドラム
洗濯機のバランシング装置は、洗濯や脱水行程中に発生
する洗濯物の偏心量に応じて効率よく均衡がとれて作動
消音が低減され、容易なオイル注入が可能である。ま
た、シールされたオイル注入口及び空気排出口が転動体
と接しなくて摩擦消音が発生せず摩耗損傷を防止でき
る。
洗濯機のバランシング装置は、洗濯や脱水行程中に発生
する洗濯物の偏心量に応じて効率よく均衡がとれて作動
消音が低減され、容易なオイル注入が可能である。ま
た、シールされたオイル注入口及び空気排出口が転動体
と接しなくて摩擦消音が発生せず摩耗損傷を防止でき
る。
【図１】 本発明によるドラム洗濯機の全体的な構造を
示した断面図である。
示した断面図である。
【図２】 図１に示した回転槽の右側面図であって、オ
イルを注入するための注入口を示す。
イルを注入するための注入口を示す。
【図３】 本発明によるバランシング装置の抜粋断面図
である。
である。
【図４】 従来のドラム洗濯機を概略的に示した斜視図
である。
である。
２０ 固定槽 ３０ 回転槽 ３１ 前面板 ３２ 背面板 ４１ａ、４１ｂ レース ４２ 転動体 ４３ａ オイル注入口 ４３ｂ 空気排出口
Claims (3)
- 【請求項１】 ドラム洗濯機の回転槽に同心に備えら
れ、内部にオイルが充填されたレースと、 前記レースに備えられた多数の転動体と、 前記レースに備えられ円滑にオイルを注入するために所
定角度をなすよう配置されたオイル注入口と空気排出口
を含むことを特徴とするドラム洗濯機のバランシング装
置。 - 【請求項２】 前記所定角度は９０度以内になされるこ
とを特徴とする請求項１に記載のドラム洗濯機のバラン
シング装置。 - 【請求項３】 前記レースは前記転動体が転動できるよ
う天井面と底面、側面よりなされ、前記オイル注入口と
空気排出口は前記レースの一面に備えられ、前記オイル
注入口と空気排出口から前記一面に最も近接した他面ま
での垂直距離は前記転動体の半径より短くなされること
を特徴とする請求項１に記載のドラム洗濯機のバランシ
ング装置。
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|---|---|---|---|
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| KR199617746 | 1996-05-30 | ||
| KR199613840 | 1996-05-30 | ||
| KR2019960013840U KR970062452U (ko) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 드럼세탁기의 밸런싱장치 |
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|---|---|
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| JP2971833B2 JP2971833B2 (ja) | 1999-11-08 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP9134133A Expired - Fee Related JP2971833B2 (ja) | 1996-05-23 | 1997-05-23 | ドラム洗濯機のバランシング装置 |
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| JP (1) | JP2971833B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR20120045887A (ko) * | 2010-11-01 | 2012-05-09 | 삼성전자주식회사 | 세탁기 |
| DE112013002158T5 (de) * | 2012-04-23 | 2015-01-08 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Waschmaschine vom Trommeltyp |
| US9169591B2 (en) * | 2012-09-14 | 2015-10-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Washing machine with balancing device having fluid accommodation portion |
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| GB2568937B (en) | 2017-12-01 | 2020-08-12 | Dyson Technology Ltd | A fan assembly |
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| GB2578617B (en) | 2018-11-01 | 2021-02-24 | Dyson Technology Ltd | A nozzle for a fan assembly |
| JP2020188995A (ja) * | 2019-05-23 | 2020-11-26 | 青島海爾洗衣机有限公司ＱｉｎｇＤａｏ Ｈａｉｅｒ Ｗａｓｈｉｎｇ Ｍａｃｈｉｎｅ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | ドラム式洗濯機 |
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| FR1213067A (fr) * | 1957-11-08 | 1960-03-29 | Frame | Machine à laver |
| DE1912481U (de) * | 1961-07-24 | 1965-03-18 | Siemens Elektrogeraete Gmbh | Einrichtung zum schleudern von wasche mit elastischer aufhaengung des trommelaggregats. |
| US3733923A (en) * | 1971-08-30 | 1973-05-22 | E Goodrich | Economical automatic balancer for rotating masses |
| CA1056736A (en) * | 1975-04-18 | 1979-06-19 | Gentaro Hayashi | Balancing construction for centrifugal extractor |
| GB1598399A (en) * | 1977-06-02 | 1981-09-16 | Hitachi Ltd | Drum type automatic electric washing machine |
| US4787132A (en) * | 1985-05-01 | 1988-11-29 | Kilgore Ronald B | Method of making dynamic rotational counterbalance structure |
| EP0781882B2 (en) * | 1995-12-28 | 2005-08-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Drum appliances with balancing devices |
-
1997
- 1997-05-02 KR KR1019970017076A patent/KR100224450B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1997-05-14 TW TW086106445A patent/TW336963B/zh active
- 1997-05-14 US US08/856,085 patent/US5799512A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-05-20 DE DE69714648T patent/DE69714648T2/de not_active Revoked
- 1997-05-20 EP EP97303440A patent/EP0808932B1/en not_active Revoked
- 1997-05-23 CN CN97113697A patent/CN1095896C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1997-05-23 TR TR97/00417A patent/TR199700417A2/xx unknown
- 1997-05-23 ID IDP971724A patent/ID16967A/id unknown
- 1997-05-23 JP JP9134133A patent/JP2971833B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2019535343A (ja) * | 2016-09-18 | 2019-12-12 | 青島海爾洗衣机有限公司ＱｉｎｇＤａｏ Ｈａｉｅｒ Ｗａｓｈｉｎｇ Ｍａｃｈｉｎｅ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | 洗濯機の油圧レベリング装置及びその注入方法 |
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