JPH1041846A - 高周波信号処理ユニット - Google Patents
高周波信号処理ユニットInfo
- Publication number
- JPH1041846A JPH1041846A JP8194270A JP19427096A JPH1041846A JP H1041846 A JPH1041846 A JP H1041846A JP 8194270 A JP8194270 A JP 8194270A JP 19427096 A JP19427096 A JP 19427096A JP H1041846 A JPH1041846 A JP H1041846A
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- Japan
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- circuit
- frequency
- output
- signal processing
- processing unit
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 VTRを初めとした映像機器分野に使用され
る高周波信号処理ユニットにおいて、低コスト、部品点
数削減および小型化を実現させる。 【解決手段】 第1のPLL回路82で制御される選局
回路部84と第2のPLL回路83で制御されるRF変
調回路85とを有した高周波信号処理ユニットにおい
て、前記第1のPLL回路82に、基準信号を生成する
発振回路60と、この発振回路60から出力される発振
信号を分周する第1の分周器41とを有し、この第1の
分周器41の出力信号のうち一方の出力信号は前記第1
のPLL回路82の位相比較器43に供給されるととも
に、他方の出力は第2のPLL回路83の位相比較器5
6に供給される構成とすることで、高価な発振素子61
が一つで複数のPLL回路を制御することができるの
で、コストダウンが実現できる。
る高周波信号処理ユニットにおいて、低コスト、部品点
数削減および小型化を実現させる。 【解決手段】 第1のPLL回路82で制御される選局
回路部84と第2のPLL回路83で制御されるRF変
調回路85とを有した高周波信号処理ユニットにおい
て、前記第1のPLL回路82に、基準信号を生成する
発振回路60と、この発振回路60から出力される発振
信号を分周する第1の分周器41とを有し、この第1の
分周器41の出力信号のうち一方の出力信号は前記第1
のPLL回路82の位相比較器43に供給されるととも
に、他方の出力は第2のPLL回路83の位相比較器5
6に供給される構成とすることで、高価な発振素子61
が一つで複数のPLL回路を制御することができるの
で、コストダウンが実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダ(以下、VTRという)等に使用される高周波信号
処理ユニットに関するものである。
ーダ(以下、VTRという)等に使用される高周波信号
処理ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の高周波信号処理ユニットに
ついて説明する。
ついて説明する。
【0003】従来の高周波信号処理ユニットの高周波回
路部としての選局回路部は、図2(a)に示すように筐
体80内に、RF信号が入力される入力端子1と、この
入力端子1に接続されたフィルタ回路2と、このフィル
タ回路2の出力に接続されたRF増幅器3と、このRF
増幅器3の出力に接続された段間回路4と、この段間回
路4の出力と局部発振回路5の一方の出力とが各々入力
された混合器6と、この混合器6の出力が接続されたI
F増幅器7と、このIF増幅器7の出力が接続されたI
F出力端子8と、基準発振信号を発生する発振素子9に
接続された基準発振回路10と、この基準発振回路10
に接続された分周器11と、この分周器11の出力と前
記局部発振回路5の他方の出力が接続された分周器12
の出力とがそれぞれ入力された位相比較器13と、この
位相比較器13の出力に接続されたループフィルタ14
とを備え、このループフィルタ14の出力は前記局部発
振回路5の入力に接続されて、第1のPLL回路を構成
しており、前記局部発振回路5の発振周波数の制御を行
っていた。
路部としての選局回路部は、図2(a)に示すように筐
体80内に、RF信号が入力される入力端子1と、この
入力端子1に接続されたフィルタ回路2と、このフィル
タ回路2の出力に接続されたRF増幅器3と、このRF
増幅器3の出力に接続された段間回路4と、この段間回
路4の出力と局部発振回路5の一方の出力とが各々入力
された混合器6と、この混合器6の出力が接続されたI
F増幅器7と、このIF増幅器7の出力が接続されたI
F出力端子8と、基準発振信号を発生する発振素子9に
接続された基準発振回路10と、この基準発振回路10
に接続された分周器11と、この分周器11の出力と前
記局部発振回路5の他方の出力が接続された分周器12
の出力とがそれぞれ入力された位相比較器13と、この
位相比較器13の出力に接続されたループフィルタ14
とを備え、このループフィルタ14の出力は前記局部発
振回路5の入力に接続されて、第1のPLL回路を構成
しており、前記局部発振回路5の発振周波数の制御を行
っていた。
【0004】一方、他の高周波回路部としてのRF変調
回路部は、図2(b)に示すように筐体81内に、映像
信号が入力される入力端子15と、この入力端子15に
接続された波形整形回路16と、前記入力端子15とは
別に音声信号が入力される入力端子17と、この入力端
子17が接続されたFM変調回路18と、このFM変調
回路18の出力と前記波形整形回路16の出力とキャリ
ア発振回路19の一方の出力とが各々入力されるミキサ
回路20と、このミキサ回路20の出力が接続されたR
F出力端子21と、基準発振信号を発生する発振素子2
2に接続された基準発振回路23と、この基準発振回路
23に接続された分周器24と、この分周器24の出力
と前記キャリア発振回路19の他方の出力に接続された
分周器25の出力とがそれぞれ入力される位相比較器2
6と、この位相比較器26の出力に接続されたループフ
ィルタ回路27とを備え、このループフィルタ回路27
の出力は前記キャリア発振回路19に接続されて、第2
のPLL回路を構成しており、前記キャリア発振回路1
9の発振周波数の制御を行っていた。
回路部は、図2(b)に示すように筐体81内に、映像
信号が入力される入力端子15と、この入力端子15に
接続された波形整形回路16と、前記入力端子15とは
別に音声信号が入力される入力端子17と、この入力端
子17が接続されたFM変調回路18と、このFM変調
回路18の出力と前記波形整形回路16の出力とキャリ
ア発振回路19の一方の出力とが各々入力されるミキサ
回路20と、このミキサ回路20の出力が接続されたR
F出力端子21と、基準発振信号を発生する発振素子2
2に接続された基準発振回路23と、この基準発振回路
23に接続された分周器24と、この分周器24の出力
と前記キャリア発振回路19の他方の出力に接続された
分周器25の出力とがそれぞれ入力される位相比較器2
6と、この位相比較器26の出力に接続されたループフ
ィルタ回路27とを備え、このループフィルタ回路27
の出力は前記キャリア発振回路19に接続されて、第2
のPLL回路を構成しており、前記キャリア発振回路1
9の発振周波数の制御を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年高
周波信号処理ユニットの複合化ニーズに伴い、高周波ユ
ニットの小型化及び低コスト化の要求に対して、従来の
ような筐体80内に選局回路部を内蔵し、筐体81内に
RF変調回路部を内蔵する構成では、それぞれの筐体8
0または81に発振素子9または22が必要となり、コ
スト及び形状に限界が生じ、低コスト化や小型化の要求
を満足できないという問題があった。
周波信号処理ユニットの複合化ニーズに伴い、高周波ユ
ニットの小型化及び低コスト化の要求に対して、従来の
ような筐体80内に選局回路部を内蔵し、筐体81内に
RF変調回路部を内蔵する構成では、それぞれの筐体8
0または81に発振素子9または22が必要となり、コ
スト及び形状に限界が生じ、低コスト化や小型化の要求
を満足できないという問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、従来の機能及び、特性を劣化させることなく、小
型及び低コストな高周波信号処理ユニットを提供するこ
とを目的としたものである。
ので、従来の機能及び、特性を劣化させることなく、小
型及び低コストな高周波信号処理ユニットを提供するこ
とを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の高周波信号処理ユニットは、各々PLL回路
で制御される複数個の独立した高周波回路部で構成さ
れ、前記PLL回路のいずれかの一つである第1のPL
L回路は、基準信号を生成する発振回路と、この発振回
路から出力される発振信号を分周する第1の分周器とを
有し、この第1の分周器の出力信号のうち一方の出力信
号は前記第1のPLL回路の位相比較器に供給されると
ともに、他方の出力信号は他のPLL回路の位相比較器
に供給される構成としたものである。
に本発明の高周波信号処理ユニットは、各々PLL回路
で制御される複数個の独立した高周波回路部で構成さ
れ、前記PLL回路のいずれかの一つである第1のPL
L回路は、基準信号を生成する発振回路と、この発振回
路から出力される発振信号を分周する第1の分周器とを
有し、この第1の分周器の出力信号のうち一方の出力信
号は前記第1のPLL回路の位相比較器に供給されると
ともに、他方の出力信号は他のPLL回路の位相比較器
に供給される構成としたものである。
【0008】これにより、コストダウン及び小型化が実
現できる。
現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、各々PLL回路で制御される複数個の独立した高周
波回路部で構成された高周波信号処理ユニットにおい
て、前記PLL回路のいずれかの一つである第1のPL
L回路は、基準信号を生成する発振回路と、この発振回
路から出力される発振信号を分周する第1の分周器とを
有し、この第1の分周器の出力信号のうち一方の出力信
号は前記第1のPLL回路の位相比較器に供給されると
ともに、他方の出力信号は他のPLL回路の位相比較器
に供給される高周波信号処理ユニットであり、高価な発
振素子が一つで複数のPLL回路を制御することができ
る。また、基準信号を生成する発振回路とこの発振回路
から出力される発振信号を分周する分周器とを共有でき
るので、部品点数が減り、コストダウン及び小型化が実
現できる。さらに、共用する信号は分周器にて分周され
て低周波数信号となるので各々の高周波回路部へ与える
高周波妨害が低減できる。
は、各々PLL回路で制御される複数個の独立した高周
波回路部で構成された高周波信号処理ユニットにおい
て、前記PLL回路のいずれかの一つである第1のPL
L回路は、基準信号を生成する発振回路と、この発振回
路から出力される発振信号を分周する第1の分周器とを
有し、この第1の分周器の出力信号のうち一方の出力信
号は前記第1のPLL回路の位相比較器に供給されると
ともに、他方の出力信号は他のPLL回路の位相比較器
に供給される高周波信号処理ユニットであり、高価な発
振素子が一つで複数のPLL回路を制御することができ
る。また、基準信号を生成する発振回路とこの発振回路
から出力される発振信号を分周する分周器とを共有でき
るので、部品点数が減り、コストダウン及び小型化が実
現できる。さらに、共用する信号は分周器にて分周され
て低周波数信号となるので各々の高周波回路部へ与える
高周波妨害が低減できる。
【0010】請求項2に記載の発明は、第1の分周器の
出力信号のうち一方の出力信号は直接第1のPLL回路
の位相比較器に接続されるとともに、他方の出力信号は
減衰器を介して出力され、他のPLL回路の位相比較器
に増幅器を介して接続された請求項1に記載の高周波信
号処理ユニットであり、減衰器によって基準信号のレベ
ルを小さくし各回路部への供給をするので、供給信号の
配線引き回しによる各回路部への高周波妨害が低減でき
る。また、他のPLL回路の位相比較器には増幅器を介
して供給されるので安定した動作ができる。
出力信号のうち一方の出力信号は直接第1のPLL回路
の位相比較器に接続されるとともに、他方の出力信号は
減衰器を介して出力され、他のPLL回路の位相比較器
に増幅器を介して接続された請求項1に記載の高周波信
号処理ユニットであり、減衰器によって基準信号のレベ
ルを小さくし各回路部への供給をするので、供給信号の
配線引き回しによる各回路部への高周波妨害が低減でき
る。また、他のPLL回路の位相比較器には増幅器を介
して供給されるので安定した動作ができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、独立した金属筐
体内に各々高周波回路部が実装された請求項2に記載の
高周波信号処理ユニットであり、各高周波回路部が金属
にてシールドされるので、それぞれの回路部間の干渉を
除去できる。
体内に各々高周波回路部が実装された請求項2に記載の
高周波信号処理ユニットであり、各高周波回路部が金属
にてシールドされるので、それぞれの回路部間の干渉を
除去できる。
【0012】請求項4に記載の発明は、第1の分周器の
出力信号のうち一方の出力信号は、第1のPLL回路の
位相比較器に接続されるとともに、他方の出力信号は他
のPLL回路の位相比較器に第2の分周器を介して接続
された請求項1に記載の高周波信号処理ユニットであ
り、第2の分周器を設けたことで、他のPLL回路では
第1のPLL回路で制御可能なステップ周波数より小さ
なステップ周波数の制御ができる。
出力信号のうち一方の出力信号は、第1のPLL回路の
位相比較器に接続されるとともに、他方の出力信号は他
のPLL回路の位相比較器に第2の分周器を介して接続
された請求項1に記載の高周波信号処理ユニットであ
り、第2の分周器を設けたことで、他のPLL回路では
第1のPLL回路で制御可能なステップ周波数より小さ
なステップ周波数の制御ができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、第1の分周器の
出力信号のうち一方の出力信号は第2の分周器を介して
第1のPLL回路の位相比較器に接続されるとともに、
他方の出力信号は他のPLL回路の位相比較器に直接接
続された請求項1に記載の高周波信号処理ユニットであ
り、第2の分周器を設けたことで、第1のPLL回路で
は他のPLL回路で制御可能なステップ周波数より小さ
なステップ周波数の制御ができる。
出力信号のうち一方の出力信号は第2の分周器を介して
第1のPLL回路の位相比較器に接続されるとともに、
他方の出力信号は他のPLL回路の位相比較器に直接接
続された請求項1に記載の高周波信号処理ユニットであ
り、第2の分周器を設けたことで、第1のPLL回路で
は他のPLL回路で制御可能なステップ周波数より小さ
なステップ周波数の制御ができる。
【0014】請求項6に記載の発明は、第1の分周器の
出力信号のうち一方の出力信号は第2の分周器を介して
第1のPLL回路の位相比較器に接続されるとともに、
他方の出力信号は他のPLL回路の位相比較器に第3の
分周器を介して接続された請求項1に記載の高周波信号
処理ユニットであり、第2の分周器及び第3の分周器を
設けたことで、第1のPLL回路及び、他のPLL回路
は、各々で制御可能なステップ周波数を任意に設定でき
る。
出力信号のうち一方の出力信号は第2の分周器を介して
第1のPLL回路の位相比較器に接続されるとともに、
他方の出力信号は他のPLL回路の位相比較器に第3の
分周器を介して接続された請求項1に記載の高周波信号
処理ユニットであり、第2の分周器及び第3の分周器を
設けたことで、第1のPLL回路及び、他のPLL回路
は、各々で制御可能なステップ周波数を任意に設定でき
る。
【0015】請求項7に記載の発明は、第1の分周器の
出力信号のうち一方の出力信号は直接第1のPLL回路
の位相比較器に接続されるとともに、他方の出力信号は
ローパスフィルタもしくはデジタル信号をアナログ信号
に変換する変換器(以降D/Aコンバータと呼ぶ)を介
して出力され、他のPLL回路の位相比較器にアナログ
信号をデジタル信号に変換する変換器(以降A/Dコン
バータと呼ぶ)を介して接続された請求項1に記載の高
周波信号処理ユニットであり、ローパスフィルタもしく
はD/Aコンバータによって基準信号は高調波成分が除
去されて各回路部へ供給されるので、供給信号の配線引
き回しによる各回路部への高周波妨害はさらに低減でき
る。また、他のPLL回路の位相比較器にはA/Dコン
バータを介して供給されるので安定した動作ができる。
出力信号のうち一方の出力信号は直接第1のPLL回路
の位相比較器に接続されるとともに、他方の出力信号は
ローパスフィルタもしくはデジタル信号をアナログ信号
に変換する変換器(以降D/Aコンバータと呼ぶ)を介
して出力され、他のPLL回路の位相比較器にアナログ
信号をデジタル信号に変換する変換器(以降A/Dコン
バータと呼ぶ)を介して接続された請求項1に記載の高
周波信号処理ユニットであり、ローパスフィルタもしく
はD/Aコンバータによって基準信号は高調波成分が除
去されて各回路部へ供給されるので、供給信号の配線引
き回しによる各回路部への高周波妨害はさらに低減でき
る。また、他のPLL回路の位相比較器にはA/Dコン
バータを介して供給されるので安定した動作ができる。
【0016】請求項8に記載の発明の高周波回路部は、
選局回路部とRF変調回路部とで構成されるとともに、
前記選局回路部に第1のPLL回路が設けられた請求項
1に記載の高周波信号処理ユニットであり、選局回路部
の局部発振周波数とRF変調回路部のキャリア発振周波
数との制御が一つの発振素子で構成できるとともに、基
準信号の配線引き回しを分周器で分周された分だけ低周
波数にできるので、低コストで高周波妨害が低減でき
る。また、選局回路部に第1のPLL回路を設けたの
で、VTR用だけでなく、RF変調回路部の不要な例え
ばテレビ用高周波ユニットとして独立した選局回路部ユ
ニットへの製品展開ができる。
選局回路部とRF変調回路部とで構成されるとともに、
前記選局回路部に第1のPLL回路が設けられた請求項
1に記載の高周波信号処理ユニットであり、選局回路部
の局部発振周波数とRF変調回路部のキャリア発振周波
数との制御が一つの発振素子で構成できるとともに、基
準信号の配線引き回しを分周器で分周された分だけ低周
波数にできるので、低コストで高周波妨害が低減でき
る。また、選局回路部に第1のPLL回路を設けたの
で、VTR用だけでなく、RF変調回路部の不要な例え
ばテレビ用高周波ユニットとして独立した選局回路部ユ
ニットへの製品展開ができる。
【0017】請求項9に記載の発明の高周波回路部は、
選局回路部とRF変調回路部とで構成されるとともに、
前記RF変調回路部に第1のPLL回路が設けられた請
求項1に記載の高周波信号処理ユニットであり、選局回
路部の局部発振周波数とRF変調回路部のキャリア発振
周波数との制御が一つの発振素子で構成できるととも
に、基準信号の引き回しを分周器で分周された分だけ低
周波数にできるので、低コストで高周波妨害が低減でき
る。また、RF変調回路部に第1のPLL回路を設けた
ことで、選局回路部がPLL回路による制御を行わない
場合の高周波信号処理ユニットへの展開ができる。
選局回路部とRF変調回路部とで構成されるとともに、
前記RF変調回路部に第1のPLL回路が設けられた請
求項1に記載の高周波信号処理ユニットであり、選局回
路部の局部発振周波数とRF変調回路部のキャリア発振
周波数との制御が一つの発振素子で構成できるととも
に、基準信号の引き回しを分周器で分周された分だけ低
周波数にできるので、低コストで高周波妨害が低減でき
る。また、RF変調回路部に第1のPLL回路を設けた
ことで、選局回路部がPLL回路による制御を行わない
場合の高周波信号処理ユニットへの展開ができる。
【0018】また、VTR用だけでなく、選局回路部の
構成が異なる例えば衛星放送受信機用高周波ユニットと
して独立したRF変調回路部ユニットへの製品展開がで
きる。
構成が異なる例えば衛星放送受信機用高周波ユニットと
して独立したRF変調回路部ユニットへの製品展開がで
きる。
【0019】請求項10に記載の発明の高周波回路部
は、選局回路部とRF変調回路部と復調回路部とで構成
されるとともに、前記選局回路部に第1のPLL回路が
設けられた請求項1に記載の高周波信号処理ユニットで
あり、選局回路部の局部発振周波数とRF変調回路部の
キャリア発振周波数と復調回路部のVCO回路発振周波
数との制御が一つの発振素子で構成できるとともに、基
準信号の引き回しを分周器で分周された分だけ低周波数
にできるので、低コストで高周波妨害が低減できる。ま
た、選局回路部に第1のPLL回路を設けたので、VT
R用だけでなく、RF変調器の不要なテレビ用高周波ユ
ニットとして独立した選局回路部ユニットや、選局回路
部と復調回路部とを有した製品展開ができる。
は、選局回路部とRF変調回路部と復調回路部とで構成
されるとともに、前記選局回路部に第1のPLL回路が
設けられた請求項1に記載の高周波信号処理ユニットで
あり、選局回路部の局部発振周波数とRF変調回路部の
キャリア発振周波数と復調回路部のVCO回路発振周波
数との制御が一つの発振素子で構成できるとともに、基
準信号の引き回しを分周器で分周された分だけ低周波数
にできるので、低コストで高周波妨害が低減できる。ま
た、選局回路部に第1のPLL回路を設けたので、VT
R用だけでなく、RF変調器の不要なテレビ用高周波ユ
ニットとして独立した選局回路部ユニットや、選局回路
部と復調回路部とを有した製品展開ができる。
【0020】請求項11に記載の発明の高周波回路部
は、選局回路部とRF変調回路部と復調回路部とで構成
されるとともに、前記RF変調回路部に第1のPLL回
路が設けられた請求項1に記載の高周波信号処理ユニッ
トであり、選局回路部の局部発振周波数とRF変調回路
部のキャリア発振周波数と復調回路部のVCO回路発振
周波数との制御が一つの発振素子で構成できるととも
に、基準信号の引き回しを分周器で分周された分だけ低
周波数にできるので、低コストで高周波妨害が低減でき
る。また、RF変調回路部に第1のPLL回路を設けた
ことで、選局回路部がPLL回路による制御を行わない
場合の高周波信号処理ユニットへの展開ができる。ま
た、VTR用だけでなく、選局回路部や復調回路部の構
成が異なる例えば衛星放送受信機用高周波ユニットとし
て独立したRF変調回路部ユニットへの製品展開ができ
る。
は、選局回路部とRF変調回路部と復調回路部とで構成
されるとともに、前記RF変調回路部に第1のPLL回
路が設けられた請求項1に記載の高周波信号処理ユニッ
トであり、選局回路部の局部発振周波数とRF変調回路
部のキャリア発振周波数と復調回路部のVCO回路発振
周波数との制御が一つの発振素子で構成できるととも
に、基準信号の引き回しを分周器で分周された分だけ低
周波数にできるので、低コストで高周波妨害が低減でき
る。また、RF変調回路部に第1のPLL回路を設けた
ことで、選局回路部がPLL回路による制御を行わない
場合の高周波信号処理ユニットへの展開ができる。ま
た、VTR用だけでなく、選局回路部や復調回路部の構
成が異なる例えば衛星放送受信機用高周波ユニットとし
て独立したRF変調回路部ユニットへの製品展開ができ
る。
【0021】請求項12に記載の発明の高周波回路部
は、選局回路部とRF変調回路部と復調回路部とで構成
されるとともに、前記復調回路部に第1のPLL回路が
設けられた請求項1に記載の高周波信号処理ユニットで
あり、選局回路部の局部発振周波数とRF変調回路部の
キャリア発振周波数と復調回路部のVCO回路発振周波
数との制御が一つの発振素子で構成できるとともに、基
準信号の引き回しを分周器で分周された分だけ低周波数
にできるので、低コストで高周波妨害が低減できる。ま
た、復調回路部に第1のPLL回路を設けたことで、復
調回路部では帯域外となる基準発振素子の選定をするこ
とで、発振素子の高調波が、選局回路部及びRF変調回
路部へ与える妨害を低減できる。
は、選局回路部とRF変調回路部と復調回路部とで構成
されるとともに、前記復調回路部に第1のPLL回路が
設けられた請求項1に記載の高周波信号処理ユニットで
あり、選局回路部の局部発振周波数とRF変調回路部の
キャリア発振周波数と復調回路部のVCO回路発振周波
数との制御が一つの発振素子で構成できるとともに、基
準信号の引き回しを分周器で分周された分だけ低周波数
にできるので、低コストで高周波妨害が低減できる。ま
た、復調回路部に第1のPLL回路を設けたことで、復
調回路部では帯域外となる基準発振素子の選定をするこ
とで、発振素子の高調波が、選局回路部及びRF変調回
路部へ与える妨害を低減できる。
【0022】以下、本発明の一実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の高周波信号処理ユニ
ットは、図1に示すように、選局回路部(高周波回路部
の一例として用いた)84と、RF変調回路部(高周波
回路部の一例として用いた)85とで構成されている。
そして選局回路部84は、RF信号が入力される入力端
子31と、この入力端子31に接続されたフィルタ回路
32と、このフィルタ回路32の出力に接続されたRF
増幅器33と、このRF増幅器33の出力に接続された
段間回路34と、この段間回路34の出力と局部発振回
路35の一方の出力とが各々入力された混合器36と、
この混合器36の出力が接続されたIF増幅器37と、
このIF増幅器37の出力が接続されたIF出力端子3
8とを備えたものである。また、第1のPLL回路82
は、基準発振素子61が接続された基準発振回路60の
出力信号を分周する分周器41と、この分周器41の出
力と前記局部発振回路35の他方の出力が接続された分
周器42の出力とがそれぞれ入力される位相比較器43
と、この位相比較器43の出力に接続されたループフィ
ルタ44とで構成され、このループフィルタ44の出力
は前記局部発振回路35の入力に接続されている。この
第1のPLL回路82で前記局部発振回路35の発振周
波数の制御を行っている。
を参照しながら説明する。本発明の高周波信号処理ユニ
ットは、図1に示すように、選局回路部(高周波回路部
の一例として用いた)84と、RF変調回路部(高周波
回路部の一例として用いた)85とで構成されている。
そして選局回路部84は、RF信号が入力される入力端
子31と、この入力端子31に接続されたフィルタ回路
32と、このフィルタ回路32の出力に接続されたRF
増幅器33と、このRF増幅器33の出力に接続された
段間回路34と、この段間回路34の出力と局部発振回
路35の一方の出力とが各々入力された混合器36と、
この混合器36の出力が接続されたIF増幅器37と、
このIF増幅器37の出力が接続されたIF出力端子3
8とを備えたものである。また、第1のPLL回路82
は、基準発振素子61が接続された基準発振回路60の
出力信号を分周する分周器41と、この分周器41の出
力と前記局部発振回路35の他方の出力が接続された分
周器42の出力とがそれぞれ入力される位相比較器43
と、この位相比較器43の出力に接続されたループフィ
ルタ44とで構成され、このループフィルタ44の出力
は前記局部発振回路35の入力に接続されている。この
第1のPLL回路82で前記局部発振回路35の発振周
波数の制御を行っている。
【0023】一方、RF変調回路部85は、映像信号が
入力される入力端子45と、この入力端子45に接続さ
れた波形整形回路46と、前記入力端子45とは別に音
声信号が入力される入力端子47と、この入力端子47
に接続されたFM変調回路48と、このFM変調回路4
8の出力と前記波形整形回路46の出力とキャリア発振
回路49の一方の出力とが各々入力されるミキサ回路5
0と、このミキサ回路50の出力が接続されたRF出力
端子51とを備えたものである。また、前記キャリア発
振回路49に接続される第2のPLL回路83は、前記
第1のPLL回路82内の分周器41の出力と前記キャ
リア発振回路49の他方の出力に接続された分周器55
の出力とがそれぞれ入力される位相比較器56と、この
位相比較器56の出力に接続されたループフィルタ57
とで構成され、このループフィルタ57の出力は前記キ
ャリア発振回路49に接続されている。そしてこの第2
のPLL回路83で前記キャリア発振回路49の発振周
波数の制御を行っている。
入力される入力端子45と、この入力端子45に接続さ
れた波形整形回路46と、前記入力端子45とは別に音
声信号が入力される入力端子47と、この入力端子47
に接続されたFM変調回路48と、このFM変調回路4
8の出力と前記波形整形回路46の出力とキャリア発振
回路49の一方の出力とが各々入力されるミキサ回路5
0と、このミキサ回路50の出力が接続されたRF出力
端子51とを備えたものである。また、前記キャリア発
振回路49に接続される第2のPLL回路83は、前記
第1のPLL回路82内の分周器41の出力と前記キャ
リア発振回路49の他方の出力に接続された分周器55
の出力とがそれぞれ入力される位相比較器56と、この
位相比較器56の出力に接続されたループフィルタ57
とで構成され、このループフィルタ57の出力は前記キ
ャリア発振回路49に接続されている。そしてこの第2
のPLL回路83で前記キャリア発振回路49の発振周
波数の制御を行っている。
【0024】以上のように構成された高周波信号処理ユ
ニットについて、以下にその動作を説明する。
ニットについて、以下にその動作を説明する。
【0025】図1において、入力端子31より入力され
たRF信号(テレビ放送波)から設定された希望チャン
ネル周波数をフィルタ回路32(なお、このフィルタ回
路32の通過周波数はセットマイコンのチャンネル設定
により可変)で抜き取り、RF増幅器33でこのRF信
号を増幅し、さらに段間回路34で不要信号成分を除去
し、混合器36に入力される。ここで局部発振回路35
の出力信号周波数は、第1のPLL回路82により設定
された希望チャンネル周波数より中間周波数(IF)分
高い周波数を発生させ、前記混合器36で前記RF信号
をIF周波数に変換し、IF増幅器37で増幅されてI
F出力端子38より出力される。
たRF信号(テレビ放送波)から設定された希望チャン
ネル周波数をフィルタ回路32(なお、このフィルタ回
路32の通過周波数はセットマイコンのチャンネル設定
により可変)で抜き取り、RF増幅器33でこのRF信
号を増幅し、さらに段間回路34で不要信号成分を除去
し、混合器36に入力される。ここで局部発振回路35
の出力信号周波数は、第1のPLL回路82により設定
された希望チャンネル周波数より中間周波数(IF)分
高い周波数を発生させ、前記混合器36で前記RF信号
をIF周波数に変換し、IF増幅器37で増幅されてI
F出力端子38より出力される。
【0026】一方、RF変調回路部85は、入力端子4
5より入力された映像信号は、波形整形回路46により
波形整形され、ミキサ回路50に入力される。ここで、
キャリア発振回路49から出力される映像波は、第2の
PLL回路83により設定チャンネル周波数で発振し、
前記ミキサ回路50で前記波形整形した映像信号をAM
変調し、映像搬送波となる。また、入力端子47より入
力された音声信号は、FM変調回路48によりFM変調
されるとともに、音声搬送波として出力され、前記ミキ
サ回路50により前記AM変調した映像搬送波の副搬送
波となり、RF出力端子51より出力される。
5より入力された映像信号は、波形整形回路46により
波形整形され、ミキサ回路50に入力される。ここで、
キャリア発振回路49から出力される映像波は、第2の
PLL回路83により設定チャンネル周波数で発振し、
前記ミキサ回路50で前記波形整形した映像信号をAM
変調し、映像搬送波となる。また、入力端子47より入
力された音声信号は、FM変調回路48によりFM変調
されるとともに、音声搬送波として出力され、前記ミキ
サ回路50により前記AM変調した映像搬送波の副搬送
波となり、RF出力端子51より出力される。
【0027】このとき、第1のPLL回路82の基準発
振信号は、発振素子61と基準発振回路60で発生され
る。その後、第1のPLL回路82の分周器41で分周
されて基準信号を得ている。そして、この基準信号を第
1のPLL回路82の位相比較器43及び、第2のPL
L回路83の位相比較器56にそれぞれ供給している。
振信号は、発振素子61と基準発振回路60で発生され
る。その後、第1のPLL回路82の分周器41で分周
されて基準信号を得ている。そして、この基準信号を第
1のPLL回路82の位相比較器43及び、第2のPL
L回路83の位相比較器56にそれぞれ供給している。
【0028】また、これらの高周波信号処理ユニット
は、一つの筐体86内に選局回路部84とRF変調回路
部85とを金属製の仕切板87で分離して実装してい
る。そして発振素子61と基準発振回路60と分周器4
1を選局回路部84内に構成し、この分周器41の一方
の出力を選局回路部84の位相比較器43に接続すると
ともに、他方の出力をRF変調回路部85の位相比較器
56に接続した構成としている。このように、基準発振
回路60の出力を分周器41で分周して基準信号を低周
波数にすることにより、基準信号の引き回しによる高周
波信号処理回路への種々の妨害を低減できる。
は、一つの筐体86内に選局回路部84とRF変調回路
部85とを金属製の仕切板87で分離して実装してい
る。そして発振素子61と基準発振回路60と分周器4
1を選局回路部84内に構成し、この分周器41の一方
の出力を選局回路部84の位相比較器43に接続すると
ともに、他方の出力をRF変調回路部85の位相比較器
56に接続した構成としている。このように、基準発振
回路60の出力を分周器41で分周して基準信号を低周
波数にすることにより、基準信号の引き回しによる高周
波信号処理回路への種々の妨害を低減できる。
【0029】なお、選局回路部84内の分周器41の出
力のうち一方は、第1のPLL回路82の位相比較器4
3に直接接続するとともに、他方の出力は減衰器(図示
せず)を介して選局回路部84外へ出力され、RF変調
回路部85内で第2のPLL回路83の位相比較器56
に増幅器(図示せず)を介して接続する構成とすれば、
選局回路部84からRF変調回路部85への基準信号引
き回しがたとえ長くなったとしても引き回し部分の基準
信号レベルは小さくなるので高周波妨害を低減でき、し
かも、第2のPLL回路83には増幅器を設けているの
で第2のPLL回路83も安定した動作ができる。
力のうち一方は、第1のPLL回路82の位相比較器4
3に直接接続するとともに、他方の出力は減衰器(図示
せず)を介して選局回路部84外へ出力され、RF変調
回路部85内で第2のPLL回路83の位相比較器56
に増幅器(図示せず)を介して接続する構成とすれば、
選局回路部84からRF変調回路部85への基準信号引
き回しがたとえ長くなったとしても引き回し部分の基準
信号レベルは小さくなるので高周波妨害を低減でき、し
かも、第2のPLL回路83には増幅器を設けているの
で第2のPLL回路83も安定した動作ができる。
【0030】また、選局回路部84内の分周器41と位
相比較器43の間に分周器(図示せず)を設けたり、R
F変調回路部85内の位相比較器56の前段に分周器
(図示せず)を設けたりすることで、選局回路部84の
局部発振回路35の出力周波数ステップ及び、RF変調
回路部85内のキャリア発振回路49の出力周波数ステ
ップを各々任意に変えることができる。
相比較器43の間に分周器(図示せず)を設けたり、R
F変調回路部85内の位相比較器56の前段に分周器
(図示せず)を設けたりすることで、選局回路部84の
局部発振回路35の出力周波数ステップ及び、RF変調
回路部85内のキャリア発振回路49の出力周波数ステ
ップを各々任意に変えることができる。
【0031】また、選局回路部84内の分周器41の出
力のうち一方は、第1のPLL回路82の位相比較器4
3に直接接続するとともに、他方の出力はローパスフィ
ルタもしくはD/Aコンバータ(図示せず)を介して選
局回路部84外へ出力され、RF変調回路部85内で第
2のPLL回路83の位相比較器56にA/Dコンバー
タ(図示せず)を介して接続する構成とすれば、選局回
路部84からRF変調回路部85への基準信号引き回し
がたとえ長くなったとしても引き回し部分の基準信号は
D/Aコンバータ等で高調波成分を除去されているの
で、高周波妨害はさらに低減でき、しかも、第2のPL
L回路83にはA/Dコンバータを設けているので第2
のPLL回路83も安定した動作ができる。
力のうち一方は、第1のPLL回路82の位相比較器4
3に直接接続するとともに、他方の出力はローパスフィ
ルタもしくはD/Aコンバータ(図示せず)を介して選
局回路部84外へ出力され、RF変調回路部85内で第
2のPLL回路83の位相比較器56にA/Dコンバー
タ(図示せず)を介して接続する構成とすれば、選局回
路部84からRF変調回路部85への基準信号引き回し
がたとえ長くなったとしても引き回し部分の基準信号は
D/Aコンバータ等で高調波成分を除去されているの
で、高周波妨害はさらに低減でき、しかも、第2のPL
L回路83にはA/Dコンバータを設けているので第2
のPLL回路83も安定した動作ができる。
【0032】また、第1のPLL回路82の位相比較器
43の前段に前記分周器を設けたり、分周器41の後段
に前記減衰器、ローパスフィルタ、D/Aコンバータ等
を組み合わせた構成や、第2のPLL回路83の位相比
較器56の前段に分周器、増幅器及びA/Dコンバータ
等を組み合わせた構成としても前記の各効果は同様に得
る事ができる。
43の前段に前記分周器を設けたり、分周器41の後段
に前記減衰器、ローパスフィルタ、D/Aコンバータ等
を組み合わせた構成や、第2のPLL回路83の位相比
較器56の前段に分周器、増幅器及びA/Dコンバータ
等を組み合わせた構成としても前記の各効果は同様に得
る事ができる。
【0033】また、選局回路部84内の分周器41の出
力は、RF変調回路部85の位相比較器にのみ接続され
るだけでなく、例えば選局回路部84から出力されるI
F信号を映像/音声信号に復調する復調回路(高周波回
路部の一例である)のPLL回路の基準信号へ供給して
も、同様な効果が得られる事になる。
力は、RF変調回路部85の位相比較器にのみ接続され
るだけでなく、例えば選局回路部84から出力されるI
F信号を映像/音声信号に復調する復調回路(高周波回
路部の一例である)のPLL回路の基準信号へ供給して
も、同様な効果が得られる事になる。
【0034】さらに、発振素子61と基準発振回路60
と分周器41をRF変調回路部85内もしくは、復調回
路部内に実装しても同様の効果が得られる。
と分周器41をRF変調回路部85内もしくは、復調回
路部内に実装しても同様の効果が得られる。
【0035】さらに、また、これらの選局回路部84、
RF変調回路部85、復調回路部を金属製の同一筐体内
に実装すれば、小型化を図ることができるし、別々の金
属製筐体に実装すれば、それぞれ仕向地の変わった高周
波信号処理ユニットに組み立てるとき、合理的である。
RF変調回路部85、復調回路部を金属製の同一筐体内
に実装すれば、小型化を図ることができるし、別々の金
属製筐体に実装すれば、それぞれ仕向地の変わった高周
波信号処理ユニットに組み立てるとき、合理的である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の高周波信号処理ユ
ニットによれば、第1のPLL回路の基準発振回路で発
生する発振信号を分周し、この分周信号を他のPLL回
路の基準信号として供給される構成としているので、発
振素子が一つでよく、且つ基準発振回路及び分周器が共
用できるので、部品点数が減り、小型化が実現できると
ともに、基準信号の配線引き回しが低周波数ででき、高
周波信号処理回路への種々妨害が低減される。
ニットによれば、第1のPLL回路の基準発振回路で発
生する発振信号を分周し、この分周信号を他のPLL回
路の基準信号として供給される構成としているので、発
振素子が一つでよく、且つ基準発振回路及び分周器が共
用できるので、部品点数が減り、小型化が実現できると
ともに、基準信号の配線引き回しが低周波数ででき、高
周波信号処理回路への種々妨害が低減される。
【0037】また、発振素子は高価であるため低コスト
化に寄与する。さらに、発振素子及び、基準発振回路で
発生した信号を分周器で分周した分周信号を他のPLL
回路へ引き回す構成としたことで、複数のPLL回路に
接続しても、基準発振回路の安定度が確保できる。
化に寄与する。さらに、発振素子及び、基準発振回路で
発生した信号を分周器で分周した分周信号を他のPLL
回路へ引き回す構成としたことで、複数のPLL回路に
接続しても、基準発振回路の安定度が確保できる。
【図1】本発明の一実施の形態による高周波信号処理ユ
ニットのブロック図
ニットのブロック図
【図2】(a)は、従来の高周波信号処理ユニットの選
局回路部のブロック図 (b)は、同、RF変調回路部のブロック図
局回路部のブロック図 (b)は、同、RF変調回路部のブロック図
41 第1のPLL回路の分周器 43 第1のPLL回路の位相比較器 56 第2のPLL回路の位相比較器 60 基準発振回路 61 発振素子 82 第1のPLL回路 83 第2のPLL回路 84 選局回路部 85 RF変調回路部
Claims (12)
- 【請求項1】 各々PLL回路で制御される複数個の独
立した高周波回路部で構成された高周波信号処理ユニッ
トにおいて、前記PLL回路のいずれかの一つである第
1のPLL回路は、基準信号を生成する発振回路と、こ
の発振回路から出力される発振信号を分周する第1の分
周器とを有し、この第1の分周器の出力信号のうち一方
の出力信号は前記第1のPLL回路の位相比較器に供給
されるとともに、他方の出力信号は他のPLL回路の位
相比較器に供給される高周波信号処理ユニット。 - 【請求項2】 第1の分周器の出力信号のうち一方の出
力信号は直接第1のPLL回路の位相比較器に接続され
るとともに、他方の出力信号は減衰器を介して出力さ
れ、他のPLL回路の位相比較器に増幅器を介して接続
された請求項1に記載の高周波信号処理ユニット。 - 【請求項3】 独立した金属筐体内に各々高周波回路部
が実装された請求項2に記載の高周波信号処理ユニッ
ト。 - 【請求項4】 第1の分周器の出力信号のうち一方の出
力信号は、第1のPLL回路の位相比較器に接続される
とともに、他方の出力信号は他のPLL回路の位相比較
器に第2の分周器を介して接続された請求項1に記載の
高周波信号処理ユニット。 - 【請求項5】 第1の分周器の出力信号のうち一方の出
力信号は第2の分周器を介して第1のPLL回路の位相
比較器に接続されるとともに、他方の出力信号は他のP
LL回路の位相比較器に直接接続された請求項1に記載
の高周波信号処理ユニット。 - 【請求項6】 第1の分周器の出力信号のうち一方の出
力信号は第2の分周器を介して第1のPLL回路の位相
比較器に接続されるとともに、他方の出力信号は他のP
LL回路の位相比較器に第3の分周器を介して接続され
た請求項1に記載の高周波信号処理ユニット。 - 【請求項7】 第1の分周器の出力信号のうち一方の出
力信号は直接第1のPLL回路の位相比較器に接続され
るとともに、他方の出力信号はローパスフィルタもしく
はデジタル信号をアナログ信号に変換する変換器(以降
D/Aコンバータと呼ぶ)を介して出力され、他のPL
L回路の位相比較器にアナログ信号をデジタル信号に変
換する変換器(以降A/Dコンバータと呼ぶ)を介して
接続された請求項1に記載の高周波信号処理ユニット。 - 【請求項8】 高周波回路部は、選局回路部とRF変調
回路部とで構成されるとともに、前記選局回路部に第1
のPLL回路が設けられた請求項1に記載の高周波信号
処理ユニット。 - 【請求項9】 高周波回路部は、選局回路部とRF変調
回路部とで構成されるとともに、前記RF変調回路部に
第1のPLL回路が設けられた請求項1に記載の高周波
信号処理ユニット。 - 【請求項10】 高周波回路部は、選局回路部とRF変
調回路部と復調回路部とで構成されるとともに、前記選
局回路部に第1のPLL回路が設けられた請求項1に記
載の高周波信号処理ユニット。 - 【請求項11】 高周波回路部は、選局回路部とRF変
調回路部と復調回路部とで構成されるとともに、前記R
F変調回路部に第1のPLL回路が設けられた請求項1
に記載の高周波信号処理ユニット。 - 【請求項12】 高周波回路部は、選局回路部とRF変
調回路部と復調回路部とで構成されるとともに、前記復
調回路部に第1のPLL回路が設けられた請求項1に記
載の高周波信号処理ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8194270A JPH1041846A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 高周波信号処理ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8194270A JPH1041846A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 高周波信号処理ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1041846A true JPH1041846A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16321836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8194270A Pending JPH1041846A (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 高周波信号処理ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1041846A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001052530A2 (en) | 2000-01-10 | 2001-07-19 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Recording/reproducing apparatus having writing means for recording and/or reading means and detector means for reproducing an information signal in resp. from at least one track on a record carrier |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP8194270A patent/JPH1041846A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001052530A2 (en) | 2000-01-10 | 2001-07-19 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Recording/reproducing apparatus having writing means for recording and/or reading means and detector means for reproducing an information signal in resp. from at least one track on a record carrier |
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