JPH1040348A - 可視画像表示装置を有するスマート・カード・リーダ - Google Patents
可視画像表示装置を有するスマート・カード・リーダInfo
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- JPH1040348A JPH1040348A JP9094565A JP9456597A JPH1040348A JP H1040348 A JPH1040348 A JP H1040348A JP 9094565 A JP9094565 A JP 9094565A JP 9456597 A JP9456597 A JP 9456597A JP H1040348 A JPH1040348 A JP H1040348A
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- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
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- G06K7/0013—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
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Abstract
を供給するように配置された仮想画像表示装置(14)
とを有する携帯可能なハウジング(11)を含むスマー
ト・カード・リーダ(10)を提供する。 【解決手段】 ハウジング(11)内にデータが記憶さ
れたスマート・カード(13)がそれに隣接したデータ
検出並列位置にくるようにセンサ(15)が構成され、
電子装置群(16)がハウジング(11)内に取り付け
られ、データを受け取るようにセンサ(15)に接続さ
れ、さらに仮想画像表示装置(14)に接続されてこれ
に画像データを供給する。
Description
読み取る携帯型装置に関する。
普及してきている。一般に、スマート・カードはなんら
かの電子部品を有する半導体チップと情報を記憶するた
めのメモリを含むカード(大きさは通常のクレジットカ
ードと同じ)と定義される。スマート・カードは医療情
報から資産データにわたる個人情報の記憶に用いられ
る。スマート・カードに記憶される大量の情報すなわち
データは通常は所有者にさえアクセス不可能である。ま
た、現在、さまざまな異なる電圧で動作するものや電気
的接点、無接点カード、光学的に読み取り可能なカー
ド、磁気的に読み取り可能なカードその他を含むさまざ
まなスマート・カードが用いられている。したがって、
所有者がカード上の記憶された情報を見てその状態を判
断することのできる手段を提供することが必要とされて
いる。
ト・カード上に記憶された情報を見るための新しい改良
された装置を提供することである。
記憶された情報を見るための新しい改良された装置であ
って、多くの種類のスマート・カードのうちほとんどあ
らゆるものを受けるように標準化することのできる装置
を提供することである。
記憶された情報を見るための新しい改良された装置であ
って、情報が不正に見られることを防止する安全保安機
能を有する装置を提供することである。
記憶された情報を見るための新しい改良された装置であ
って、携帯可能で操作の簡単な装置を提供することであ
る。
可能なハウジングとこのハウジング内に配置されその目
視開口部から見る画像を供給する仮想画像表示装置とを
有するスマート・カード・リーダにおいて上記の問題お
よその他の問題が部分的に解決され、また上記の目的及
びその他の目的が達成される。また、この仮想画像表示
装置は画像データを受け取るように設計されたデータ入
力端子を有する。ハウジング内にはセンサ構造が取りつ
けられ、データが記憶されたスマート・カードがそれに
隣接したデータ検出並列位置に配置されるように構成さ
れる。このセンサ構造は検出データを有する出力端子を
含む。
び図2には本発明によるスマート・カード・リーダ10
の具体的実施例を示す。スマート・カード・リーダ10
は手で保持するように人間工学的に設計された携帯可能
なハウジング11を有する。すなわち、ハウジング11
は手になじみ、制御スイッチ類を快適に使用し、装置を
操作することができるように形成される。また、ハウジ
ング11はスマート・カード13を受けスマート・カー
ド13に記憶された情報を検出することを可能にするス
ロット12を有する。スロット12はスマート・カード
13をハウジング10内に取りつけられたセンサ構造1
5に隣接したデータ検出並列位置に配するように設計さ
れている。スロット12は好適にはスマート・カード1
3を正しく位置決めするためのものであるが、スマート
・カード13を単に外部から接近することのできるセン
サ構造に隣接して配置するような他の構造を使用するこ
とも可能であることはもちろんである。
カード13に記憶された情報の可視画像を供給するため
の可視表示装置14が取り付けられている。ハウジング
10内には、センサ構造15と電気的に連通して電子装
置群16が取り付けられており、これらは本実施例では
電子装置群16とセンサ構造15を含みそれらを相互接
続する回路基板に直接取り付けられたものとして示す。
また、電子装置群16を含む回路基板は可視表示装置1
4内に非常にリアルな画像を供給するように接続された
発光素子の二次元アレーを含むエレクトロニクス装置2
0に電気的に接続されている。一般に、電子装置群16
には中央処理装置(CPU)とこのCPUおよび可視表
示装置14と連動し得るメモリ(RAMまたはROM)
が含まれる。一好適実施例において、センサ構造15は
スマート・カード13が電子装置群16内のCPUに直
接接続されるようにスマート・カード13上の外部電気
接点と物理的係合するように構成される。CPUはメモ
リおよびスマート・カード13上の回路にインターフェ
ースし、スマート・カード13に記憶された情報を画像
データの形態で可視表示装置14に供給するようにプロ
グラムされる。可視表示装置14はスマート・カード1
3から検出されたデータの画像を生成する。センサ構造
15には物理的係合を行う電気的接点に加えてあるいは
そのの代わりに光センサ、磁気センサおよび/または電
子的センサを設けることができることは明らかであろ
う。また、場合によってはスマート・カード上の電子装
置群との間にある一定量の通信を行うことが望ましいこ
とがある、あるいはそれが必要であることもあり(ここ
で述べる安全上の問題)、このような場合、センサ構造
15はスマート・カード13からCPUへの情報の通信
だけでなく、CPUからスマート・カード13への情報
通信を行うように構成される。
路図を示す。表示装置14は面23上に画像を供給する
ための装置20を含む。レンズ24によって示す光学系
が装置20の面23に対して間隔をおいて配置され、レ
ンズ24の画成する開口部25から間隔をおいて目視す
ることのできる仮想画像を生成する。
り、たとえばデータ処理回路27によって駆動される発
光素子(LED)アレー26等の半導体電子装置を含
む。データ処理回路27は例えばLEDアレー26内の
各LEDを制御する論理およびスイッチング回路アレー
を含む。データ処理回路27はたとえば論理およびスイ
ッチングアレーに加えてあるいはそれに代わってソフト
ウエア命令の入力信号を処理してLEDアレー26等の
装置上に所望の画像を生成するマイクロプロセッサまた
は同様の回路を含む。データ処理回路27とLEDアレ
ー26はこの説明の目的上別々に図示されているが用途
によっては同じ半導体チップ上に形成することができ
る。
非常に小さくできること、また構造と動作が簡単である
ことから発光ダイオードからなる。また、他の画像生成
装置の使用が可能であり、それにはレーザ(垂直空洞面
発光レーザ等)、LCD、有機発光ダイオードその他が
含まれ、またそれらに限定されないことは言うまでもな
い。具体的には、図5にLEDが1つの基板29上に規
則的な行とコラムのパターンに形成されたLEDアレー
26の平面図を示す。基板29は本実施例では半導体チ
ップである。図を簡略化するために基板29を部分的に
破断しているが同じ基板上に他の回路の多く、特にドラ
イバを設けることができることは明らかである。周知の
方法で特定のLEDを行およびコラムでアドレス指定す
ることによって、かかる特定のLEDが通電され画像が
生成される。デジタルまたはアナログデータが入力端子
28で受け取られ、選択されたLEDに通電して所定の
画像を生成することのできる信号にデ−タ処理回路27
によって変換される。
9は図面では大幅に拡大されていることは明らかであろ
う。基板29の実際のサイズは各辺が数ミリメートル程
度であり、発光領域すなわちアレーはおおよそ2ないし
50ミリメートルの範囲内であり、好適には5ないし1
0ミリメートルの範囲内であり、各LEDは各辺が20
ミクロン未満、好適には1辺が1ミクロン程度の小さい
ものである。ボンディングパッドその他によって各辺に
数ミリメートルの領域が加わるため実際の発光素子アレ
ーははるかに小さいものと考えねばならない。一般に、
基板あるいはチップが大きければ、これはそのアレー内
に使用される発光素子が多く、精細度、色その他が向上
することを意味する。半導体技術によってチップサイズ
が縮小されるため、倍率の増大とレンズシステムの縮小
が必要となる。レンズのサイズの縮小と倍率の増大を行
うと、視野が大きく制限され、瞳距離が大幅に短くな
り、レンズシステムの作動距離‘d’が短くなる。
システムは面23から画像を受け、それを所定の量だけ
拡大し、仮想画像を見る開口部を形成するように装置2
0の面23に対して間隔をおいて取り付けられる。本実
施例では、レンズ24は画像を15倍に拡大し(15
x)、その結果LEDアレー26からの画像はそのもと
の角サイズの15倍に拡大される。一般に、実際の画像
を人間の目で十分に知覚し得るようにするには最低でも
10倍の拡大が必要である。このレンズシステムは必要
であれば合焦およびさらに拡大を行うために調整可能で
あり、あるいは簡約化のためにハウジング11内に固定
することもできることは明らかである。
画像表示装置30の平面図、正面図および側面図を示
し、小型仮想画像表示装置30は一実施例においてはス
マート・カード・リーダ10内の可視画像表示装置14
として用いられる。小型仮想画像表示装置30はシング
ルフォールド光拡大鏡32を内蔵している。図6、図7
および図8は小型仮想画像表示装置30をほぼ実際の大
きさで示し、この装置によって達成されるサイズの縮小
の程度がわかるようになっている。表示装置30は有機
あるいは無機発光ダイオード、電界放出素子、垂直空洞
面発光レーザ、LCDその他の発光素子のアレーを有す
る実画像生成装置35を含む。この実施例では、装置3
5は144×240の発光素子を有する。各発光素子は
1辺が約20ミクロン、隣接する素子の心間距離が20
ミクロン以下に製作されている。各発光素子は約1.8
ボルトでターンオンされ、ターンオンされるとき約50
μAの電流を使用する。装置35は15fL未満の輝度
を発生させる。
けられ、ドライバボード38が基板36にバンプボンデ
ィングされる。ドライバボードと基板のドライバボード
へのボンディングについては1995年7月11日に発
給され、同一譲受人に譲渡された“Integrated Electro
-optical Package”と題する米国特許5,432,358 号にさ
らに詳しい情報が開示されており、ここではその情報を
参考としている。
板36に取り付けられ、図7に最も分かりやすく示す装
置35から目視開口部39への光路を画成する複数の光
学要素を有する。かかる複数の光学要素は装置35によ
って生成される画像の角度を第1の光学要素の光入射部
で10倍以上拡大するように構成される。この光路の長
さと装置35(画像源)のサイズによって、この光学系
の水平視野は倍率10xにおける約11°から倍率20
xにおける22°までの範囲であり、本実施例では水平
視野は約16°、倍率は15xである。
の各部を4xの拡大側面図で明らかにしている。同図か
ら、複数の光学要素には光入射部42、光出射部43と
して機能し、光入射部42にある角度をなして向けられ
た球面、および光入射部42と光出射部43の間に光入
射部42から光出射部43に光を方向付けるように光学
的に配置された反射面45を有する第1の光学要素40
が含まれる。本実施例では、要素40はプリズムとして
形成され、光学樹脂から成形されている。一般に、光学
樹脂は約1.5から1.6の間の高い屈折率を有する材
料であると理解されている。反射面45は要素40内に
単純に成形された別途の銀被覆ミラーとすることがで
き、あるいは面45はコーティングせず、内部全反射モ
ードで使用することもできる。
に直接成形され、それと一体に形成された非球面の視野
を平坦化する凹面の形態を取る。しかしながら、光入射
部42を別途のレンズとして形成し、その後これを要素
40の下面に光学的に位置合わせして配置することも可
能であることは理解されよう。別途の部品とすれば、部
品と組み立て工程の追加が生じ、最終的な構造のコスト
とサイズの増大につながり得ることはいうまでもない。
43に対して第1の要素40を通過する光を約80°な
いし100°の角度で折り曲げるすなわち屈折させるよ
うに配設される。より詳細には、図示する実施例では光
は約95°の角度で反射される。例えば、角度を95°
とすることによって光拡大鏡32の出口における画像の
下部の口径食を防止し得ることがわかっている。
状の出射面を有する中実のシングルフォールドプリズム
を用いることによって空中に浮いた単純な反射鏡を使用
する場合に比べて同じスペース量でより大きな角度の拡
大(より小さい有効焦点距離)を得ることができること
である。
光学要素40の光出射部43に隣接して配置された光入
射部と光出射部とを有する光学レンズ47が含まれる。
図示する具体的実施例では、光学レンズ47は光入射部
を画成する非球面と光出射部を画する非球面とを有する
複非球面光学レンズである。光学レンズ47は第1の要
素40に対して外ハウジング(図6−図8に簡単に示
す)、取り付けフレーム、あるいは他の任意の簡便な構
造を含む任意の簡便な手段を用いて固定的に取り付けら
れる。光学レンズ47の光入射部および出射部と要素4
0の光出射部43および視野平坦化光入射部42とを含
む非球面は波面が光学レンズ47の光入射部42から光
出射部に通過する際の収差のおよび/または除去を行う
ように設計されている。
む複数の光学要素は第1の要素40の光入射部42から
光学レンズ47の光出射部までの光路を画成する。スマ
ート・カード・リーダにおいて有効なシングルフォール
ド光拡大鏡を製作するには、この光路の総平均光路長は
約15ないし35ミリメートルの範囲内でなければなら
ない。本実施例では、光入射部42から光学レンズ47
の光出射部を画成する非球面までの光路は約20ミリメ
ートルである。
7を含む複数の光学要素はさらに(本実施例では)基本
的に色収差の補正を行うように光路内に配置される少な
くとも1つの回折光学要素を含む構造とすることができ
る。図示する実施例では、光学レンズ47の光入射部を
画成する非球面に回折光学要素49が内蔵される。これ
に替えて、あるいはこれに加えて、光学要素は表示装置
30の複数の要素の他の面の内部に設けることもでき
る。回折光学要素を、光が面に対してある角度をなして
当たるのではなく、光路にほぼ直角な面の内部に設ける
場合、この回折光学要素は回転対称性から製作がいくぶ
ん容易であり、光がある角度をなして当たる面は非回転
対称性を有する。非球面と回折光学要素49とによって
レンズ47は比較的複雑になるため、光学レンズ47の
製作は射出成形によって最も良好に行われることがわか
っている。
大鏡を形成するように構成することができるが、この具
体的実施例では、この拡大鏡の可能な改造の例として低
パワー光学レンズ48が設けられる。光学レンズ48は
光入力部を画成する球面と光出力部を画成する球面とを
有する。レンズ48の入射面には回折光学要素50が形
成され、追加的な収差補正を行う。光学レンズ48は光
学レンズ47に隣接して取り付けられ、角度を拡大した
画像を見ることのできる開口部を画成する出射光学要素
を形成する。光学要素48を追加すると表示装置30の
サイズと複雑性がいくぶん増すかも知れないが、ある程
度の角度の拡大と収差補正が行われ、これが他のさまざ
まな構成要素の複雑性を低減し、これは多くの用途にお
いて表示装置30の全体的コストを低減する。レンズ4
8はパワーが低いため、パッケージの窓あるいは目視開
口部として用いることができる。第1の要素40と光学
レンズ47のみを用いる用途では、ガラスまたはプラス
ティックの窓(透明とすることができる)、光フィルタ
ーその他を有する目視開口部を画成すると好適である。
装置を設けることが望ましい場合がある。このために、
要素40(また、必要であれば他の要素47および4
8)をねじ調整器具52を用いて基板36に取り付け、
この調整器具をつまみねじ、ねじ廻しその他で回転させ
て要素40、47および48の固定されたアッセンブリ
ーを基板36および装置35に向かってまたそれから離
れるように垂直方向に移動させることができる。合焦は
単に光入射部42と装置35上に生成される画像の距離
を変えるだけで行うことができる。
用いることのできる直接網膜走査表示装置のブロック図
である。レーザ60(垂直空洞面発光レーザ、ダイオー
ドレーザ、ダイオードポンプレーザ等の固体レーザを含
む周知のレーザのうちの任意のものとすることができ
る)が変調器62にコヒーレント光線を供給する。変調
器62は一般に例えばレーザ60のパワーレベルを変化
させてこの光線の輝度を変調することによってこの光線
にビデオ情報を印加する。用途に応じて、この変調はレ
ーザ60のオン/オフのような簡単なものとすることが
でき、この場合デジタルシステムとなる。音響光学変調
器はほとんどの用途に好適な変調器の1つであるが、電
気光学技術や機械技術などの他の技術にも使用も十分可
能である。変調器62からの変調光線は偏光システム6
3に方向付けられる。レンズシステム64を用いて偏光
システム63からの光線が目に合焦される。レンズシス
テム64の焦点距離は走査システムの焦点が目の瞳孔内
に入り、コヒーレント光の焦点が目の網膜に来るように
選択される。
ミングと制御は電子装置群65によって行われる。電子
装置群65は掃引および変調を適切な時期に発生させる
タイミング信号を供給する基本発振器すなわちタイマを
含む。また、電子装置群65は変調器62にビデオ信号
を供給して必要な時に光線を適正な輝度に変調する。更
に、電子装置群65は水平および垂直(直交)偏光信号
を供給して偏光システム63に光線を周期的にラスタ走
査させる。用途および所望の画像解像度に応じて、水平
偏光周波数は15ないし30kHz程度、垂直偏光は6
0Hz以上、変調周波数は12MHz程度とすることが
できる。
を目の網膜上で走査する、すなわち網膜上に画像を“書
く”ことである。偏光システム63およびレンズシステ
ム64には、表示装置の用途および目の中で画像をどの
ように形成したいかに応じて多くの構成が可能である。
この種類の表示装置の詳細については、同一譲受人に譲
渡された1994年8月18日出願の“DIRECT RETINAL
SCAN DISPLAY ”と題する同時係属中の米国特許出願08
/292,193号に見ることができる。同出願は1992年3
月24日出願の“DIRECT RETINAL SCAN DISPLAY ”と題
する米国特許出願07/857,193号のファイルラッパー継続
である。直接網膜走査表示装置は技術的には仮想画像を
生成するものではないが、直接網膜走査表示装置はその
類似性からこの開示の目的のための仮想表示装置の定義
に該当する。
取り付けたスマート・カード・リーダ10の目視開口部
39のみを見えるようにした斜視図を示す。図11はさ
らにオペレータがスマート・カード・リーダ10の目視
開口部39をのぞき込んだ時見えるスマート・カード・
リーダ13に記憶された情報の典型的なビュー70すな
わち仮想画像を示し、このビュー70(仮想画像)はス
マート・カード・リーダ10の向こう側にあるように見
える。ビュー70は8.5×11の紙片のように見え、
たとえば完全な収支報告、クレジットカードの記録と残
高、医療記録その他を示す。
の概略ブロック図を示す。このスマート・カード・リー
ダ10の具体的実施例では、ランダム・アクセス・メモ
リ(RAM)76とリード・オンリ・メモリ(ROM)
77を用いる中央処理装置(CPU)75を示す。本実
施例では、CPU75としてMOTOROLA、INC.の販売する
MC68HC05SC21が用いられる。RAM76およびROM7
7はCPU75の内部とすることもでき、更に/または
外部のメモリを設けて追加または特殊な機能を得ること
もできる。異なる電力および/または異なる電圧条件
(たとえば1ないし12ボルトの範囲の電圧)を有する
異なるスマート・カードに対応するように電力管理回路
80が設けられる。
・カードをCPU75に接続するのに用いられ、前述し
たように、直接物理的接続を行うための電気的接点、光
学的読み取り装置用、磁気的センサ用、電子的センサ
(例えば、無接点カード用の赤外線センサ、RFセンサ
その他)のいずれかまたはそのすべてを含むものとする
ことができる。本実施例では、カード・インターフェー
ス82はセンサ構造15(図2)を含む。
ト・カードと通信を行うことを可能にするためにユーザ
・インターフェース85が設けられている。ユーザ・イ
ンターフェース85は(本実施例では)可視表示装置1
4を動作させるための各種のボタンおよび制御スイッチ
類を含む。一般に、ユーザ・インターフェース85は少
なくともオン/オフ制御および可視表示装置14によっ
て生成されるビューを制御するためのプルダウンメニュ
ー用のカーソル、画像送りおよび逆転、その他の手段を
含む。ユーザ・インターフェース85には、一般的にい
ってスマート・カード・リーダ10をスマート・カード
の所有者だけが知っているなんらかの秘密情報(たとえ
ばピン番号)、スマート・カードの内部回路に整合する
なんらかの内部回路、その他にのみ応答して動作させる
ための安全回路86が付随している。このため、ユーザ
・インターフェース85にはスマート・カード・リーダ
10を起動するためにユーザが適正に操作すべき1つあ
るいはそれ以上のボタンが設けられる場合がある。
給される画像データの記憶および/または適正な方向付
けを行うためのドライバ回路92およびRAM93に接
続された発光素子のアレーを含む。一般に、可視表示装
置90は上述した表示装置のうちの任意のものとするこ
とができ、好適には小型仮想画像表示装置30(図6−
図9)である。上述したように、可視表示装置90は1
996年1月23日に特許され同一譲受人に譲渡された
“Integrated Electro-optic Package for Reflective
Spatial Light Modulators”と題する米国特許5,486,94
6 号に説明するもののようなLCDアレーを有するもの
とすることができる。また、発光素子アレー上に画像を
生成するための典型的な電子装置群が1995年7月1
1日に特許され同一譲受人に譲渡された“Integrated E
lectro-optic Package”と題する米国特許5,432,358 号
に説明されている。
を見るための新たな改善された装置を開示した。この新
たな改善された装置は実質的に多種のスマート・カード
のあらゆるものを受けるように標準化することができ、
情報が不正に見られることを防止する安全機能を有す
る。また、スマート・カードに記憶された情報を見るた
めのこの新たな改善された装置は、スマート・カードの
各所有者が必要に応じて装置を容易に持ち運びができる
ように携帯可能で操作が容易である。あるいは必要に応
じて家または会社に1つ持っておいてスマート・カード
に記憶された情報を即時に知ることもできる。
説明したが、当業者には他の変更や改良が考案されよ
う。したがって、本発明は図示した特定の形態には限定
されないものと理解されたい。また、特許請求の範囲に
は本発明の精神と範囲を逸脱しないあらゆる変更が包含
されることを意図するものである。
の等角図。
一部の概略図。
一部の概略ブロック図。
平面図。
正面図。
側面図。
の他の可視生じ装置のブロック図。
の動作を示す等角図。
のブロック図である。
Claims (4)
- 【請求項1】スマート・カード(13)に記憶された情
報を読み出すセンサ構造(15)と前記情報の可視表示
を供給するための前記センサ構造(15)に接続された
可視表示装置(14)とからなることを特徴とする携帯
可能なスマート・カード・リーダ。 - 【請求項2】目視開口部(25)を含む携帯可能なハウ
ジング(11);前記ハウジング(11)内に取り付け
られ、前記の目視開口部(25)で見える画像を供給す
るように配置された仮想画像表示装置(14)であっ
て、前記仮想画像表示装置(14)は画像データを受け
るように設計されたデータ入力端子(28)を含む仮想
画像表示装置(14);前記ハウジング(11)内に取
り付けられ、データを記憶したスマート・カード(1
3)がそれに隣接したデータ検出並列位置に配置される
ように構成されたセンサ構造(15)であって、前記セ
ンサ構造(15)は検出されたデータを有する出力端子
を含むセンサ構造(15);および前記ハウジング(1
1)内に取り付けられ、前記検出されたデータを受け取
るように前記センサ構造(15)の出力端子に接続さ
れ、更に、前記仮想画像表示装置(14)の入力端子
(28)に接続され、前記検出されたデータに応じてこ
れに画像データを供給する電子装置群(16);とから
なることを特徴とするスマート・カード・リーダ。 - 【請求項3】目視開口部(25)を含む携帯可能なハウ
ジング(11);前記ハウジング(11)内に取り付け
られ、前記目視開口部(25)で見える画像を供給する
ように配置された仮想画像表示装置(14)であって、
前記仮想画像表示装置(14)は画像データを受けるよ
うに設計されたデータ入力端子(28)を含み、前記仮
想画像表示装置(14)はさらに完全な実画像を供給す
るように接続された発光素子の二次元アレー(26)を
含み、前記二次元アレー(26)は前記仮想画像表示装
置(14)の入力端子(28)に接続され、前記画像デ
ータを受け取り、それに応じて前記実画像を生成する仮
想画像表示装置(14);前記ハウジング(11)内に
取り付けられ、データを記憶したスマート・カード(1
3)がそれに隣接したデータ検出並列位置に配置される
ように構成されたセンサ構造(15)であって、前記セ
ンサ構造(15)は検出されたデータを有する出力端子
を含むセンサ構造(15);および前記ハウジング(1
1)内に取り付けられ、前記検出されたデータを受け取
るように前記センサ構造(15)の出力端子に接続さ
れ、更に、前記仮想画像表示装置(14)の入力端子
(28)に接続され、これに画像データを供給する電子
装置群(16);とからなることを特徴とするスマート
・カード・リーダ。 - 【請求項4】目視開口部(25)を含む携帯可能なハウ
ジング(11);前記ハウジング(11)内に取り付け
られ、前記目視開口部(25)で見える画像を供給する
ように配置された仮想画像表示装置(14)であって、
前記仮想画像表示装置(14)は画像データを受けるよ
うに設計されたデータ入力端子(28)を含み、前記仮
想画像表示装置(14)はさらに光入射部(42)と前
記入射部(42)に対してある角度をなして方向付けら
れた光出射部(47)とを有する複数の光学要素(3
2)含み、前記入射部(42)と前記出射部(47)の
間には前記入射部(42)から前記出射部(47)に光
を方向付けるように反射面(45)が光学的に配置さ
れ、前記光学要素(32)は収差を補正するための少な
くとも1つの非球面(42、43、47)を含み、前記
複数の光学要素(42)は前記光入射部(42)から前
記光出射部(47)までの総平均光路長が約20ないし
35ミリメートルの範囲内である光路を画成し、前記光
路内にはさらに収差の補正を行うための少なくとも1つ
の回折光学要素(49)が配置され、前記複数の光学要
素(32)は前記第1の光学要素の光入射部(42)に
おける画像源(35)の角度を10以上拡大するように
構成される仮想画像表示装置(14);前記ハウジング
(11)内に取り付けられ、データを記憶したスマート
・カード(13)がそれに隣接したデータ検出並列位置
に配置されるように構成されたセンサ構造(15)であ
って、前記センサ構造(15)は検出されたデータを有
する出力端子を含むセンサ構造(15);および前記ハ
ウジング(11)内に取り付けられ、前記検出されたデ
ータを受け取るように前記センサ構造(15)の出力端
子に接続され、更に、前記仮想画像表示装置(14)の
入力端子(28)に接続され、これに画像データを供給
する電子装置群(16);とからなることを特徴とする
スマート・カード・リーダ。
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