JPH1040021A - 外部記憶装置、データ書込方法、フロッピーディスク及びデータ読出方法並びに通信方法 - Google Patents

外部記憶装置、データ書込方法、フロッピーディスク及びデータ読出方法並びに通信方法

Info

Publication number
JPH1040021A
JPH1040021A JP19626896A JP19626896A JPH1040021A JP H1040021 A JPH1040021 A JP H1040021A JP 19626896 A JP19626896 A JP 19626896A JP 19626896 A JP19626896 A JP 19626896A JP H1040021 A JPH1040021 A JP H1040021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
host
storage device
external storage
fdd
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19626896A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Koizumi
昌弘 小泉
Kouji Ajita
幸二 味田
Kazunori Masuda
和典 益田
Masaki Kawahori
昌樹 川堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sega Enterprises Ltd filed Critical Sega Enterprises Ltd
Priority to JP19626896A priority Critical patent/JPH1040021A/ja
Publication of JPH1040021A publication Critical patent/JPH1040021A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム機等の専用用途に適し、取り扱い容易
で、低コスト、簡単、かつ、確実な周辺機器(FDD)
を提供する。 【解決手段】 ホスト1側との間でコマンド及びデータ
の通信を共通のクロック信号CLKに同期して直列で行
うCPU301と、通信速度に応じて通信用データを一
時的に記憶するRAM302と、FDに対してデータの
読み出し及び書き込みを行うFDDメカ304と、CP
U301からコマンドを受けてFDDメカ304を制御
する制御部(ゲートアレー)303とを備える。同期直
列伝送のため信号ケーブルの取り扱いが容易になり、R
AM302を持つためホストとFDDとで通信速度が異
なっても効率的な伝送が可能であり、専用のゲートアレ
ーにより専用フォーマットの書き込みが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ等
の外部記憶装置、この装置によるデータ書込方法、この
方法によりデータが書き込まれたフロッピーディスク及
びこのフロッピーディスクのデータ読出方法並びに前記
外部記憶装置の通信方法に関するものであり、特に、ビ
デオゲーム機の周辺機器としての外部記憶装置、データ
書込方法、フロッピーディスク及びデータ読出方法並び
に通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ技術の進歩に伴い、コンピ
ュータグラフィックス技術を用いたビデオゲーム機(画
像処理装置)が広く利用されるようになってきた。この
種のビデオゲーム機はユーザーに広く受け入れられてい
て、多種多様なゲーム機が数多く案出されるとともに、
様々なゲームソフトが供給されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ゲーム機の
処理能力の向上とともにゲームソフトの内容は膨大とな
り、短時間で終わらないものもある。また、途中でゲー
ムを中断しなければならないこともある。この後、再開
するときに中断したところから再開できれば便利である
ため、ゲーム機はバックアップメモリとして不揮発性の
メモリをもち、この種の要求に応えている。
【0004】しかし、バックアップメモリの容量は比較
的小さく、多数の情報を記憶できないし、バックアップ
情報はそのゲーム機でのみ有効であるから、他のゲーム
機では最初からゲームをプレイしなければならない。そ
こで、バックアップ情報をゲーム機内部の不揮発性メモ
リばかりでなく、フロッピーディスク等の外部記憶に記
憶できれば非常に便利である。
【0005】ところで、このためのフロッピーディスク
ドライブ(FDD)に、パーソナルコンピュータ用とし
て一般に市販されているものを使用することが考えられ
る。しかし、このFDDはゲーム機本体専用の周辺機器
(ペリフェラル)であって、一般パーソナルコンピュー
タ用の汎用のペリフェラルである必要はない。むしろ、
パーソナルコンピュータのFDに誤ってデータを書き込
み、大切なプログラムやデータを破壊することのないよ
うに異なる専用のフォーマットを採用することが望まし
い。FDのラベルにデータの内容が正しく表示されてい
ないことが多い現状を考えると、このような措置はユー
ザーにとって利益になると考えられる。なお、上記問題
を解決するために専用の規格のFDを使用することも考
えられるが、コストの点で不利である。
【0006】また、ゲーム機とFDDとの間の信号が多
く、ケーブルが太くなると取り扱いに不便である。特
に、ゲーム機という性格上、子供が取り扱っても問題な
く容易に取り扱えるように配慮する必要がある。また、
ケーブルのコストを削減する必要もある。
【0007】また、ゲーム機とFDDとの間の信号のや
りとりは、ゲーム機という性格上、丈夫で簡単、かつ、
確実な手順であることが望ましい。
【0008】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたもので、ゲーム機等の専用用途に適し、取り扱
い容易で、低コスト、簡単、かつ、確実な外部記憶装
置、データ書込方法、フロッピーディスク及びデータ読
出方法並びに通信方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る外部記憶
装置は、ホスト側との間でコマンド及びデータの通信を
クロック信号に同期して直列で行う処理部と、通信速度
に応じて通信用データを一時的に記憶する記憶手段と、
媒体に対してデータの読み出し及び書き込みを行うデー
タ蓄積手段と、前記処理部からコマンドを受けて前記デ
ータ蓄積手段を制御する制御部とを備えるものである。
【0010】この外部記憶装置はシリアルインタフェー
スを備える。通信速度は、一定、あるいは自分自身又は
相手側の能力に応じて可変である。自分自身と相手側の
通信速度が不一致である、あるいは処理能力の制約など
の理由で処理のネックが生じるときに、記憶手段を利用
して処理の待ち時間等を解消する。また、制御部はシリ
アルインタフェースに対応したものである。
【0011】この発明に係る外部記憶装置は、前記デー
タ蓄積手段が、フロッピーディスクドライブ装置である
ものである。
【0012】この発明に係る外部記憶装置は、前記外部
記憶装置と前記ホスト側との間の信号線に、送信データ
線、受信データ線及び共通クロック線を含み、前記処理
部は、ホスト側にデータを送信するときに、前記共通ク
ロック線にクロックを出力し、ホスト側からデータを受
信するときに、前記共通クロック線からクロックを受け
るものである。
【0013】通常、同期式直列データ伝送を行うとき
は、データ線に対応してそれぞれクロック線を設ける
が、この場合はクロック線を共用している。この共用ク
ロック線のインタフェースは、ホスト及び外部記憶装置
どちら側からも送信及び受信が可能なように、例えば、
3ステートバッファを用いて構成される。
【0014】この発明に係る外部記憶装置は、前記外部
記憶装置と前記ホスト側との間の信号線に、ホスト側の
電源監視線を含み、前記処理部は、前記電源監視線の状
態を監視するとともに、この監視結果に基づき処理を行
うものである。
【0015】これにより外部記憶装置はホスト側を監視
できて、不正なコマンド、例えば、ホストの電源投入時
における信号による誤動作を防止することができる。
【0016】この発明に係るデータ書込方法は、IDフ
ィールド及びデータフィールドを含むフロッピーディス
クのセクタごとにデータを書き込むデータ書込方法にお
いて、前記IDフィールドは、第1のアドレスマーク、
IDデータ、第1のCRCを含み、前記データフィール
ドは、第2のアドレスマーク、データ、第2のCRCを
含み、前記第1及び第2のアドレスマークのコードを、
通常のフロッピーディスクのアドレスマークのコードと
異ならせるものである。
【0017】通常の第1のアドレスマークのコードは1
6進で「FE」であり、第2のアドレスマークのコード
は16進で「FB」又は「F8」である。
【0018】この発明に係るデータ書き込み方法は、前
記IDフィールドの第1のアドレスマークを16進で
「F7」とし、前記データフィールドの第2のアドレス
マークを16進で「F9」とするものである。
【0019】この発明に係るデータ書込方法は、IDフ
ィールド及びデータフィールドを含むフロッピーディス
クのセクタごとにデータを書き込むデータ書込方法にお
いて、前記IDフィールドは、第1のアドレスマーク、
IDデータ、第1のCRCを含み、前記データフィール
ドは、第2のアドレスマーク、データ、第2のCRCを
含み、前記第1及び第2のCRCの計算対象を、通常の
フロッピーディスクの場合と異ならせるものである。
【0020】通常の第1のCRCの計算対象は、第1の
アドレスマーク及びIDデータの全体であり、第2のC
RCの計算対象は、第2のアドレスマーク及びデータの
全体である。
【0021】この発明に係るデータ書込方法は、前記I
Dフィールドの第1のアドレスマークの先頭及び前記デ
ータフィールドの第2のアドレスマークの先頭にそれぞ
れ含まれるミッシングクロックの部分をCRCの計算対
象から除くものである。
【0022】この発明に係るフロッピーディスクは、上
記データ書込方法によってデータが書き込まれたもので
ある。
【0023】この発明に係るデータ読出方法は、上記い
ずれかに記載のデータ書込方法によって書き込まれたフ
ロッピーディスクのデータ読出方法であって、前記ID
フィールドの第1のアドレスマークが予め定められた条
件を満たすかどうか判定する第1の判定ステップと、前
記IDフィールドの第1のCRCが正しいかどうか判定
する第2の判定ステップと、前記データフィールドの第
2のアドレスマークが予め定められた条件を満たすかど
うか判定する第3の判定ステップと、前記データフィー
ルドの第2のCRCが正しいかどうか判定する第4の判
定ステップとを備え、前記第1乃至第4の判定ステップ
すべてにおいて適正と判断されたときにデータの読み出
しを行うものである。
【0024】この発明に係る通信方法は、ホスト側と外
部記憶装置との間でコマンド及びデータの通信をクロッ
ク信号に同期して直列で行う通信方法において、通信開
始前に確認コマンドを前記ホスト側から前記外部記憶装
置へ送信するコマンド送信ステップと、前記確認コマン
ドを受けて、通信条件に関するステータスを前記ホスト
側に返す返信ステップと、前記ステータスの情報に基づ
き通信速度の決定する通信速度決定ステップとを備える
ものである。
【0025】この発明に係る通信手段は、ホスト側と外
部記憶装置との間でコマンド及びデータの通信を共通の
クロック線を用いて直列で行う通信方法において、前記
ホスト側からデータを送信したときに、送信が終了した
時点で前記クロック線を前記ホスト側のバッファから切
り離し、前記外部記憶装置側からデータを送信したとき
に、送信が終了した時点で前記クロック線を前記外部記
憶装置側のバッファから切り離すものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1に係
る画像処理装置を用いたビデオゲーム機の外観図であ
る。この図において、ビデオゲーム機本体1は略箱型を
なし、その内部にはゲーム処理用の基板等が設けられて
いる。また、ビデオゲーム機本体1の前面には、2つの
コネクタ2aが設けられており、これらのコネクタ2a
にはゲーム操作用のPAD2bがケーブル2cを介して
接続されている。2人の遊戯者が野球ゲーム等を楽しむ
場合には、2つのPAD2bが使用される。
【0027】ビデオゲーム機本体1の上部には、ROM
カートリッジ接続用のカートリッジI/F1a、CD−
ROM読み取り用のCD−ROMドライブ1bが設けら
れている。ビデオゲーム機本体1の背面には、図示され
ていないが、ビデオ出力端子およびオーディオ出力端子
が設けられている。このビデオ出力端子はケーブル4a
を介してTV受像機5のビデオ入力端子に接続されると
ともに、オーディオ出力端子はケーブル4bを介してT
V受像機5のオーディオ入力端子に接続されている。こ
のようなビデオゲーム機において、ユーザがPAD2b
を操作することにより、TV受像機5に映し出された画
面を見ながらゲームを行うことができる。
【0028】また、ビデオゲーム機本体1の背面には、
図示されていないが、周辺機器との接続用のコネクタが
設けられている。この周辺機器用のコネクタはケーブル
3cを介して周辺機器(ペリフェラル)であるフロッピ
ーディスクドライブ(FDD)3bと接続される。FD
D3bの詳細は後述する。
【0029】図2は本実施の形態に係るTVゲーム機の
概要を表すブロック図である。この画像処理装置は、装
置全体の制御を行うCPUブロック10、ゲーム画面の
表示制御を行うビデオブロック11、効果音等を生成す
るサウンドブロック12、CD−ROMの読み出しを行
うサブシステム13等により構成されている。
【0030】CPUブロック10は、SCU(System C
ontrol Unit)100、メインCPU101、RAM1
02、ROM103、カートリッジI/F1a、サブC
PU104、CPUバス103等により構成されてい
る。メインCPU101は、装置全体の制御を行うもの
である。このメインCPU101は、内部にDSP(Di
gital Signal Processor)と同様の演算機能を備え、ア
プリケーションソフトを高速に実行可能である。また、
メインCPU101は、コネクタ3a(本体側背面)に
接続されたペリフェラレル(図2においてFDD3b)
の種類を自動的に認識するとともに、このペリフェラル
とデータ通信を行う。詳しく言えば、ペリフェラルはメ
インCPU101内蔵のSCIに接続されている。ま
た、シリアルコネクタ3aには、マスタSHとスレーブ
SHのSCI信号各3本と、SCSP(サウンドDS
P)からのMIDIin/outが接続される。なお、
FDD3bは、例えば、図示しないバックアップメモリ
(ゲームの各種データ、パラメータが記憶される)のデ
ータをフロッピーディスクに記憶したり、フロッピーデ
ィスクのデータをバックアップメモリにコピーしたりす
るために用いられる。
【0031】RAM102は、メインCPU101のワ
ークエリアとして使用されるものである。ROM103
には、初期化処理用のイニシャルプログラム等が書き込
まれている。SCU100は、バス105、106、1
07を制御することにより、メインCPU101、VD
P120、130、DSP140、CPU141等の間
におけるデータ入出力を円滑に行うものである。また、
SCU100は、内部にDMAコントローラを備え、ゲ
ーム中のスプライトデータをビデオブロック11内のV
RAMに転送することができる。これにより、ゲーム等
のアプリケーションソフトを高速に実行することが可能
である。カートリッジI/F1aは、ROMカートリッ
ジの形態で供給されるアプリケーションソフトを入力す
るためのものである。
【0032】サブCPU104は、SMPC(System M
anager & Peripheral Control)と呼ばれるもので、メ
インCPU101からの要求に応じて、PAD2bから
ペリフェラルデータをコネクタ2aを介して収集する機
能等を備えている。メインCPU101はサブCPU1
04から受け取ったペリフェラルデータに基づき、例え
ばゲーム画面中の野手を移動させる等の処理を行うもの
である。コネクタ2aには、PAD、ジョイスティッ
ク、キーボード等のうちの任意のペリフェラルが接続可
能である。サブCPU104は、コネクタ2a(本体側
端子)に接続されたペリフェラルの種類を自動的に認識
し、ペリフェラルの種類に応じた通信方式に従いペリフ
ェラルデータ等を収集する機能を備えている。
【0033】ビデオブロック11は、ビデオゲームのポ
リゴンデータから成るキャラクタ等の描画を行うVDP
(Video Display Processor)120、背景画面の描
画、ポリゴン画像データおよび背景画像の合成、クリッ
ピング処理等を行うVDP130とを備えている。VD
P120はVRAM121およびフレームバッファ12
2、123に接続されている。ビデオゲーム機のキャラ
クタを表すポリゴンの描画データはメインCPU101
からSCU100を介してVDP120に送られ、VR
AM121に書き込まれる。VRAM121に書き込ま
れた描画データは、例えば、16または8ビット/pixe
lの形式で描画用のフレームバッファ122または12
3に描画される。描画されたフレームバッファ122ま
たは123のデータはVDP130に送られる。描画を
制御する情報は、メインCPU101からSCU100
を介してVDP120に与えられる。そして、VDP1
20は、この指示に従い描画処理を実行する。
【0034】VDP130はVRAM131に接続さ
れ、VDP130から出力された画像データはメモリ1
32を介してエンコーダ160に出力される構成となっ
ている。エンコーダ160は、この画像データに同期信
号等を付加することにより映像信号を生成し、TV受像
機5に出力する。これにより、TV受像機5に各種ゲー
ムの画面が表示される。
【0035】サウンドブロック12は、PCM方式ある
いはFM方式に従い音声合成を行うDSP140と、こ
のDSP140の制御等を行うCPU141とにより構
成されている。DSP140により生成された音声デー
タは、D/Aコンバータ170により2チャンネルの信
号に変換された後にスピーカ5bに出力される。
【0036】サブシステム13は、CD−ROMドライ
ブ1b、CD I/F180、CPU181、MPEG
AUDIO182、MPEG VIDEO183等に
より構成されている。このサブシステム13は、CD−
ROMの形態で供給されるアプリケーションソフトの読
み込み、動画の再生等を行う機能を備えている。CD−
ROMドライブ1bはCD−ROMからデータを読み取
るものである。CPU181は、CD−ROMドライブ
1bの制御、読み取られたデータの誤り訂正等の処理を
行うものである。CD−ROMから読み取られたデータ
は、CD I/F180、バス106、SCU100を
介してメインCPU101に供給され、アプリケーショ
ンソフトとして利用される。また、MPEG AUDI
O182、MPEG VIDEO183は、MPEG規
格(Motion Picture Expert Groug)により圧縮された
データを復元するデバイスである。これらのMPEG
AUDIO182、MPEG VIDEO183を用い
てCD−ROMに書き込まれたMPEG圧縮データの復
元を行うことにより、動画の再生を行うことが可能とな
る。
【0037】図3は、この発明の実施の形態1のペリフ
ェラルであるフロッピーディスクドライブ(FDD)3
bの機能ブロック図である。FDD3bは、CPU30
1、RAM302、ゲートアレー(GA)303、FD
D機構部(メカ)304を備える。CPU301は予め
定められたプログラムに基づき、FDDメカ304を制
御してデータの読み書きを行う。GA303はCPU3
01の制御に基づきFDDメカ304を操作する。GA
303は、いわゆる汎用のフロッピーディスクドライブ
コントローラー(FDC)に相当する。後述するよう
に、このFDD3bは特殊な仕様であるためにFDCと
してゲートアレーが用いられる。本体(ホスト)1側と
ペリフェラル(FDD)3b側との間において、データ
は同期信号によりシリアル伝送される。図3のTXDは
本体1からFDD3bへの送信データ線であり、RXD
はFDD3bから本体1への受信データ線であり、CL
Kはシリアル伝送を行うための同期クロックである。C
LKは送信クロックと受信クロックとの共用のラインで
ある。例えば、図4のように、本体1とFDD3bそれ
ぞれにトライステートバッファ305〜308が設けら
れている。TXDによりデータを送るときには、バッフ
ァ305、307がアクティブになる。このときバッフ
ァ308は高インピーダンス状態になりCLKとは切り
離される。一方、RXDによりデータを送るときは、バ
ッファ306、308がアクティブになる。このときバ
ッファ305は高インピーダンス状態になる。
【0038】また、VCCはFDD3bが本体1側の状
態(電源は入っているかどうか)を判定するための信号
であり、本体側の電源オンのときその電源電圧がモニタ
される。このモニタにより、FDD3bは本体1の準備
ができていないときに不用意に動作することはなくな
る。GNDは接地線(グランドライン)である。
【0039】上述のように、このFDD3bはシリアル
伝送を行う点に特徴がある。詳しくは後述するが、ゲー
ム機用のペリフェラルとして適している。そのために特
殊な構成及び処理を採用している。なお、一般のFDD
のインタフェースはパラレルであり、この発明の実施の
形態1のようにシリアルインタフェースを採用していな
い。
【0040】図5及び図6はFDD3bのフロッピーデ
ィスクのデータフォーマットの説明図である。
【0041】図7及び図8はFDD3bによるデータ書
き込み動作のフローチャートである。
【0042】図9はFDD3bによるデータ読み出し動
作のフローチャートである。
【0043】次に、この発明の実施の形態1による装置
及び方法の動作について説明する。説明の前に、理解を
助けるために標準フロッピーディスク(FD)のフォー
マットについて説明する。
【0044】FDは専らパーソナルコンピュータのプロ
グラム及びデータの外部記憶として用いられている。F
Dの両面にはそれぞれ多数の同心円状のトラックが設け
られている。これらトラックは一定の角度で円弧状のセ
クタに区切られている。セクタの詳細構成を図5に示
す。ひとつのセクタは、「IDフィールド」と「DAT
Aフィールド」からなる。SYNCは同期データであ
る。IDフィールドは、アドレスマークAM、識別デー
タID、エラーチェックのCRC(Cyclic Redundancy
Check)データからなる。DATAフィールドは、アドレ
スマークAM、データDATA、CRCデータからなる
(これらの点は各種解説書に詳しい)。これらの規格
は、各種ベンダーの装置における互換性の面から標準パ
ターンフォーマットが定められている。この標準パター
ン中のAM(アドレスマーク)は、データが保存されて
いる番地に入るためのキー(ID AM)であり、ま
た、その番地のデータを取り出すためのキー(DAM)
であり、これらキーが一致しなければデータの読み出し
はできない。
【0045】ところで、このFDD3bはシリアル伝送
を基本としていることからもわかるように、ゲーム機本
体1専用のペリフェラルであって、一般パーソナルコン
ピュータ用の汎用のペリフェラルではない。したがっ
て、一般的なフォーマットを採用する必要はない。むし
ろ、パーソナルコンピュータのFDに誤ってデータを書
き込み、大切なプログラムやデータを破壊することのな
いように異なる専用のフォーマットを採用する方がよ
い。専用フォーマットを採用すれば、このゲーム機本体
1用のFDであるかどうか予め判定することが可能で、
他のFDに対してデータの書き込み及び読み出しを行う
ことを防止できる。FDのラベルにデータの内容が正し
く表示されていないことが多い現状を考えると、このよ
うな措置はユーザーにとって利益になる。なお、専用の
規格のFDを使用することも考えられるが、コストの点
で不利である。この方法は、汎用の安価なFD及びFD
Dメカを利用できる点で有利である。
【0046】次に、この発明の実施の形態1のFDDフ
ォーマットについて図6に基づき説明する。図6は、F
Dのインデックス位置の直後のセクタ01の詳細構造を
示す(他のセクタも同様である)。図5でも示したよう
に、一つのセクタはIDフィールドとDATAフィール
ドからなる。
【0047】IDフィールド及びDATAフィールドの
詳細構造を図6に示す。ここで、「H」は16進数を意
味する。A1H(16進)=161(10進)である
(以下同じ)。IDフィールドは、ミッシングクロック
(パターン:A1H、バイト数:3)、アドレスマーク
(パターン:F7H、バイト数:1)、トラック番号
(パターン:00H〜4FH、バイト数:1)、ヘッド
番号(パターン:00H又は01H、バイト数:1)、
論理セクタ番号(パターン:01H〜12H、バイト
数:1)、物理セクタ番号(パターン:01H〜12
H、バイト数:1)からなる。また、IDフィールドの
CRCは、アドレスマークから物理セクタ番号にかけて
(A部)をCRC計算の対象としている。
【0048】DATAフィールドは、ミッシングクロッ
ク(パターン:A1H、バイト数:3)、アドレスマー
ク(パターン:F9H、バイト数:1)、データ(バイ
ト数:512)からなる。また、DATAフィールドの
CRCは、アドレスマークとデータと(B部)をCRC
計算の対象としている。
【0049】図6の専用フォーマットと汎用フォーマッ
トとの相違点は次の2点である。
【0050】(1)AMコードが相違する。
【0051】図6の専用フォーマットのAMコードは
「F7H」と「F9H」であるのに対し、汎用フォーマ
ットのAMコードは「FEH」と「FBH又はF8H」
である。AMコードはデータを読み出すための必須のキ
ーであるから、AMコードを変えることにより専用FD
と汎用FDを区別できる。なお、このAMコードの識別
処理はゲートアレイ303で行われる。
【0052】このAMコードによる識別には、比較的簡
単な処理ですむという利点がある。AMコードは固定パ
ターンであるが、1バイトパターンの他のデータは全て
複数のパターンをとリ得るからである。また、AMコー
ドとして上記のようなパターンを採用すると、汎用FD
のパターンとのビットパターンの相違がわずか(1、2
ビット)であるから、汎用FDのメカや信号処理をほと
んどそのまま適用できるという利点がある。
【0053】(2)CRC計算の対象が相違する。
【0054】図6の専用フォーマットのCRC計算の対
象はA部及びB部であるのに対し、汎用フォーマットの
CRC計算の対象はミッシングクロックを含むA’部及
びB‘部である。このように計算の対象が異なれば当然
に計算結果が異なるから、CRC計算の対象を変えるこ
とにより専用FDと汎用FDを区別できる。なお、CR
C計算の対象を変えればよいのであるから、図6のケー
スは一例である。例えば、アドレスマーク等を計算対象
から外してもよい。
【0055】このCRC計算の対象を変えることによる
識別には、処理負荷を増やすことなく、確実に識別でき
るという利点がある。対象を変えてもCRC演算自体の
演算量はほとんど変わらないし、一方、対象を変えれば
結果はほぼ確実に変わるからである。
【0056】なお、以上の2つの方法(AMコード、C
RC計算の対象)の両方を採用するようにしてもよい
し、どちらか一方を採用することもできる。
【0057】次にこの専用フォーマットのための書き込
み処理について図7を用いて説明する。
【0058】固定パターン(例えば「F7H」)のAM
コードを書き込む(ST1)。
【0059】FDの複数の同心円のうちのひとつを選択
するためのトラック番号、FDの面を選択するためのヘ
ッド番号、セクタを指定するための論理セクタ番号、物
理セクタ番号からなるIDコードを書き込む(ST
2)。
【0060】AMコード、IDコードを対象にCRCを
計算するとともに、IDフィールドのCRC部に書き込
む(ST3)。
【0061】以上のST1〜ST3がIDフィールドの
書き込みである。
【0062】固定パターン(例えば「F9H」)のAM
コードを書き込む(ST4)。
【0063】各種データを書き込む(ST5)。最大5
12バイトまでのデータを書き込むことができる。
【0064】AMコード、データを対象にCRCを計算
するとともに、DATAフィールドのCRC部に書き込
む(ST6)。
【0065】以上のST4〜ST6がDATAフィール
ドの書き込みである。
【0066】なお、図8のような順序で書き込み処理す
るようにしてもよい。FDが予めフォーマットされてい
るとき、IDフィールド、DATAフィールドのAMコ
ードをまず最初に書き込み(ST11、12)、次にI
Dフィールドを書き込み(ST13、14)、最後にD
ATAフィールドを書き込む(ST15、16)。な
お、IDフィールドとDATAフィールドとの書き込み
順序を逆にしてもよい。
【0067】次にこの専用フォーマットのための読み出
し処理について図9を用いて説明する。
【0068】同期信号(SYNC)を検出する(ST2
1)。検出できないときは(N)、この処理を繰り返
す。
【0069】IDフィールドのAMコードを検出する
(ST22)。一定時間経過しても検出できないとき、
及び、検出されたAMコードが適正でない(例えば、
「FEH」)ときは(N)、ステップST30「異常終
了」に進みエラーを出力する。
【0070】IDフィールドにより特定される番地が目
的の番地と一致するかどうか判定する(ST23)。不
一致のときは(N)、ステップST30「異常終了」に
進みエラーを出力する。
【0071】IDフィールドのCRCをチェックする
(ST24)。CRCが不一致のときは(N)、ステッ
プST30「異常終了」に進みエラーを出力する。
【0072】次にDATAフィールドの読み出しに進
み、同期信号(SYNC)を検出する(ST25)。検
出できないときは(N)、この処理を繰り返す。
【0073】DATAフィールドのAMコードを検出す
る(ST26)。一定時間経過しても検出できないと
き、及び、検出されたAMコードが適正でない(例え
ば、「FBH」)ときは(N)、ステップST30「異
常終了」に進みエラーを出力する。
【0074】ステップST26で正常と判定されたら、
データを読み出してCPU301へ転送する(ST2
7)。CPU301はRAM302にデータを一旦記憶
する。
【0075】DATAフィールドのCRCをチェックす
る(ST28)。CRCが不一致のときは(N)、ステ
ップST30「異常終了」に進みエラーを出力する。
【0076】ステップST28で正常と判定されたら、
以上の処理は全て正常に行われたから、正常終了のステ
ータスをCPU301に返す(ST29)。
【0077】図9のフローチャートによれば、AMコー
ドの判定はST22、26で行われ、CRCの判定はS
T24、28で行われる。これらすべての処理において
正しいと判定されない限り、FDに対して正常に読み書
きできない。このように4つの判定処理に基づき、専用
フォーマットか汎用フォーマットかを識別することによ
り、信頼性が高いFDの識別処理を行うことができる。
【0078】以上のように、この発明の実施の形態1の
装置及び方法によれば、非常に簡単、かつ、確実な方法
で、専用FDと汎用FDとを識別することができる。
【0079】発明の実施の形態2.次にこの発明の実施
の形態2について説明する。先に説明したように、ゲー
ム機本体1とこの周辺機器であるFDD3bとの間のイ
ンタフェースはシリアル伝送であって、通常のFDDの
パラレルインタフェースと異なる。さらに、このシリア
ル伝送インタフェースは同期式であるし、このクロック
線が共通であるという特徴をもつ。このような特徴は、
ゲーム機の周辺機器として用いることを考えると、コネ
クタ及びケーブルの構造が簡単になり、信頼性が高くな
ることにつながるが、他方、通信の手順(プロトコル)
に配慮を必要とする。以下、このFDDに採用されたプ
ロトコルについて、図10〜図14に基づき説明する。
【0080】1.ネゴシエーション(図10) 電源オン後、ゲーム機1(ホスト)は比較的低速(10
0kbps)で外部ストレージデバイス(FDD)3b
にアクセスする(図10のCOM)。これに対し、FD
Dはホストに対してステータス情報(図10のSTAT
US)を返す。ステータス情報にはこのFDDによる最
大転送能力に関する情報が含まれる。このように、ホス
トは最初にFDDに対してハードウエア情報を求めるコ
マンドを送信し、ステータス情報を得ることで、該外部
ストレージデバイスの最大転送能力を認識することがで
きる。
【0081】最大転送能力を取得した後、ホストは、最
大転送能力にてFDDと通信を行うことで効率を最大に
できる。
【0082】本ネゴシエーションは、各種外部デバイス
により転送能力が異なるときでも、最大転送能力に合わ
せて各種外部デバイスを最大効率でアクセスすることが
可能になる。
【0083】以上のように、送信する側の動作クロック
によってビットレートが異なるクロック同期式である。
この実際の転送時の確認により、データ受信中のCRC
計算が可能な転送レートが決まる。なお、ここでいうC
RCは、発明の実施の形態1で説明した、FDメカ30
4−FDC(GA303)との間のCRCとは異なり、
ホスト−FDD間のものである。
【0084】 ホスト から FDD への転送・・・s1[kbps] FDD から ホスト への転送・・・s2[kbps] ただし、s1<s2 2.プロトコル プロトコルは大きく分けて3種類存在する。
【0085】(1)ホストコマンド発行後、FDDが規
定サイズのパラメータを返すもの(図11)。例えば、
ホストがFDDのステータスを得るときのプロトコル。
【0086】(2)ホストコマンド発行後、ホストが規
定サイズのデータ送信をともなうもの(図12)。例え
ば、ホストがFDDにファイルを削除させるときのプロ
トコル。
【0087】(3)ホストからのコマンド発行後、FD
Dが任意サイズのデータを送信するもの(図13、1
4)。例えば、ホストがFDにデータを書き込んだり、
FDからデータを読み出したりするときのプロトコル。
【0088】以下、順に説明する。
【0089】FDDが規定サイズのパラメータを返すプ
ロトコルを図11に示す。
【0090】図11において、ホストはコマンドCOM
を送信する。コマンドCOMは一定長さの固定データで
ある。コマンドCOMはホストからFDDに対してのみ
発行される。これに対して、FDDはレスポンスRES
を返す。レスポンスRESも一定長さの固定データであ
る。レスポンスRESはFDDからホストに対してのみ
発行される。引き続きFDDはデータDATAを送信す
る。このデータ長の最大長は予め決められている。そし
てFDDは結果ステータスSTATUSを発行する。ス
テータスSTATUSは固定長データである。
【0091】ここで、1本のクロック線をホストとFD
Dとで共用するためのクロック衝突制御の方法について
説明する。図10において、クロック線CLKの初期状
態は、FDD側は受信、ホスト側は送信である。ホスト
が図4のバッファ305によりクロックを送信して8バ
イト構成のコマンドを送信する。これが終了すると、ホ
ストはクロック線CLKを受信状態(バッファ305を
高インピーダンス状態)にする。FDDは、バッファ3
08によりクロックを送信して8バイト構成の応答レス
ポンス、もしくは結果ステータスを返してくる。図11
において、コマンドCOM発行時はホスト側のバッファ
305が有効であり、レスポンスRES、データDAT
A、ステータスSTATUS発行時はFDD側のバッフ
ァ308が有効である。このように、ホスト側もFDD
側も送信が終了したらクロック線に対する信号出力を停
止し、フローティング状態におく。必要なときのみ信号
を出力する。この発明の実施の形態1では予め手順が明
確であるため、このようなことが可能である。このクロ
ック衝突制御の方法は、以下の例でも同じである。
【0092】外部ストレージデバイスであるFDDはコ
マンドCOMを受け取ると、まず、コマンドの正当性チ
ェックを行う。FDDは、コマンド解析後に、応答レス
ポンス若しくは結果ステータスをホストに送信するが、
コマンド解析後に、以下のチェックを行っている。
【0093】1)受信した情報の形式に異常はなかった
か? 2)受信した情報のデータ長が不足あるいは過多ではな
かったか? 3)受信した情報のCRCチェックの結果に異常がなか
ったのか? 4)通信タイムアウトが発生しなかったか? 以上の4項目についてチェックし、問題がなかった場
合、コマンドに応じたレスポンスをホストに送信する。
このチェックは以下の例でも同じである。
【0094】一方、ホストは、応答レスポンスRES/
結果ステータスSTATUS/データDATAを受け取
ると、以下のようにその正当性チェックを行う。
【0095】1)受信した情報の形式に異常はなかった
か? 2)受信した情報のデータ長が不足/過多ではなかった
か? 3)受信した情報のCRCチェックの結果に異常がなか
ったか? 4)通信タイムアウトが発生しなかったか? このチェックは以下の例でも同じである。
【0096】応答レスポンス/結果ステータスが正当で
あった場合、ホスト側は次のようなアクションをとる。
【0097】1)コマンドによる結果ステータスが正常
であり、該コマンドによる一連の動作を完了したとみな
し、次のコマンドを送信できるとホストが判断する。
【0098】2)コマンドによる応答レスポンスが正常
であり、該コマンドが外部ストレージデバイスからパラ
メータを受信する場合には、クロックを受信状態に継続
保持する。
【0099】3)コマンドによる応答レスポンスが正常
であり、該コマンドが外部ストレージデバイスへパラメ
ータを送信する場合には、クロックを送信状態にして、
パラメータを送信する。
【0100】ホストコマンド発行後、ホストが規定サイ
ズのデータ送信をともなうプロトコルを図12に示す。
【0101】ホストがコマンドCOMをFDDに出力す
る。これに対して、FDDはレスポンスRESを出力す
る。ホストは、レスポンスを確認してからデータ(ファ
イル転送パラメータのような固定長のデータ)を出力す
る。FDDはホストにレスポンスRESを返す。そし
て、最後にFDDがホストにステータスSTATUSを
出力する。
【0102】ホストからのコマンド発行後、FDDが任
意サイズのデータを送信するプロトコルを図13及び図
14に示す。図13は、例えばFDにデータを書き込む
ときのプロトコルであり、図14は、例えばFDからデ
ータを読み出すときのプロトコルである。
【0103】図13において、ホストがコマンドCOM
をFDDに出力する。これに対して、FDDはレスポン
スRESを出力する。ホストは、レスポンスを確認して
からデータ(ファイル転送パラメータのような固定長の
データ)を出力する。FDDはホストにレスポンスRE
Sを返す。ホストは、レスポンスを確認してからデータ
を出力し、FDDにデータの書き込みを行わせる。デー
タを書き込んだら、FDDはホストにレスポンスRES
を返す。そして、最後にFDDがホストにステータスS
TATUSを出力する。
【0104】図14において、ホストがコマンドCOM
をFDDに出力する。これに対して、FDDはレスポン
スRESを出力する。ホストは、レスポンスを確認して
からデータ(ファイル転送パラメータのような固定長の
データ)を出力する。FDDはホストにレスポンスRE
Sを返す。それとともに、FDDはデータをホストに出
力する。データ出力を終了したら、ホストはFDDにコ
マンドCOMを出力する。そして、FDDがホストにス
テータスSTATUSを出力する。
【0105】また、エラーについては次のようなものが
ある。
【0106】(1)タイムアウト ある一定速度受信状態としていたが、相手側が規定数の
データを返し終わっていないときにタイムアウトエラー
としている。送信タイムアウトと受信タイムアウトとが
ある。
【0107】(2)データ受信オーバーラン 規定数以上にデータを送信してきた場合のエラーであ
る。
【0108】(3)受信データのCRCエラー 受信したデータに異常があったときのエラーである。
【0109】(4)その他 データフレームは正常だが、未定義の値を受信した、つ
まり、ホストからのコマンドエラーやFDD側の暴走、
データフレーム作成エラー等である。
【0110】以上のように、この発明の実施の形態2に
よれば、次のような効果が得られる。
【0111】1)3線シリアルインタフェース(送信、
受信、クロック)を使用することで、システムバスイン
タフェースによる場合と比べて、配線本数を削減し、コ
スト低減が可能になる。
【0112】2)クロック同期シリアルを採用すること
で、システムバスインタフェースでコントロールした場
合と同程度の転送速度を実現することができる。これに
対し、調歩同期シリアル転送では、ビットレート最大値
が低くシステムバスインタフェースに比べ低速になって
しまう。
【0113】3)電源オン時等、ホストから外部ストレ
ージデバイスに対し低速(100kbps)でアクセス
し、外部ストレージデバイスの最大送信可能速度を取得
する。したがって、ホストから最適な(最大の)送信速
度を設定できる。これにより、将来、送信速度の速いデ
バイス開発時にも最大転送能力にて通信が実現できる。
【0114】4)クロック同期シリアルに使用した場
合、送信側がクロックを出力し、受信側はそのクロック
に同期してデータを受信すればよい。受信側は、送信側
のデータ速度(ビットレート)を知らなくても受信でき
る。また、ホスト側で、システムクロックが変更される
ときでも受信可能である。
【0115】5)本システムで使用しているシリアルイ
ンタフェースアダプタではクロック信号が1本しかない
が、上述のプロトコルにより電気的な衝突を回避でき
る。
【0116】6)上述のプロトコルにおいて、エラー訂
正が可能である。
【0117】7)外部ストレージデバイスの機械的な書
き込み速度は、ホスト−外部ストレージデバイス間のデ
ータ転送速度に比べ低速である。外部ストレージデバイ
スにバッファメモリ302を用意し、時間調整を行う。
これによりホストからのデータ転送をバースト送信する
ことができ、総転送時間を最少に抑えることができる。
また、外部ストレージデバイスからデータを受信する際
にもデータを用意できた段階でバースト受信することが
できて、総転送時間を最小にすることができる。
【0118】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ホス
ト側との間でコマンド及びデータの通信をクロック信号
に同期して直列で行うので、扱いやすい通信ケーブルを
使用することができて、取り扱い上で便利であるととも
に費用を削減できる。また、同期式伝送を行うので調歩
式の場合に比べ高速な伝送が可能である。また、通信速
度に応じて通信用データを一時的に記憶する記憶手段を
備えるので、ホスト側と外部記憶装置側とで通信速度が
一致しないときでも効率的なデータ伝送が可能である。
【0119】また、この発明によれば、外部記憶装置の
媒体として、一般的な記録媒体であるフロッピーディス
クを用いることができて、費用及び供給について有利で
ある。
【0120】また、この発明によれば、前記外部記憶装
置と前記ホスト側との間の信号線に、送信データ線、受
信データ線及び共通クロック線を含むので、クロック線
を必要最小限にできる。
【0121】また、この発明によれば、前記外部記憶装
置と前記ホスト側との間の信号線に、ホスト側の電源監
視線を含み、前記処理部は、前記電源監視線の状態を監
視するとともに、この監視結果に基づき処理を行うの
で、ホスト側の誤ったコマンドによる誤動作を防止でき
る。
【0122】また、この発明によれば、IDフィールド
及びデータフィールドを含むフロッピーディスクのセク
タごとにデータを書き込むデータ書込方法において、前
記IDフィールドは、第1のアドレスマーク、IDデー
タ、第1のCRCを含み、前記データフィールドは、第
2のアドレスマーク、データ、第2のCRCを含み、前
記第1及び第2のアドレスマークのコードを、通常のフ
ロッピーディスクのアドレスマークのコードと異ならせ
るので、一般的なフロッピーディスクを利用しつつ簡単
な処理で専用用途に適用できる。
【0123】また、この発明によれば、前記IDフィー
ルドの第1のアドレスマークを16進で「F7」とし、
前記データフィールドの第2のアドレスマークを16進
で「F9」とするので、一般的な装置及び処理を利用し
つつ専用用途への適用が可能になる。
【0124】また、この発明によれば、IDフィールド
及びデータフィールドを含むフロッピーディスクのセク
タごとにデータを書き込むデータ書込方法において、前
記IDフィールドは、第1のアドレスマーク、IDデー
タ、第1のCRCを含み、前記データフィールドは、第
2のアドレスマーク、データ、第2のCRCを含み、前
記第1及び第2のCRCの計算対象を、通常のフロッピ
ーディスクの場合と異ならせるので、一般的なフロッピ
ーディスクを利用しつつ簡単な処理で専用用途に適用で
きる。
【0125】また、この発明によれば、前記IDフィー
ルドの第1のアドレスマークの先頭及び前記データフィ
ールドの第2のアドレスマークの先頭にそれぞれ含まれ
るミッシングクロックの部分をCRCの計算対象から除
くので、確実に処理を行うことができる。
【0126】また、この発明によれば、ホスト側と外部
記憶装置との間でコマンド及びデータの通信をクロック
信号に同期して直列で行う通信方法において、通信開始
前に確認コマンドを前記ホスト側から前記外部記憶装置
へ送信するコマンド送信ステップと、前記確認コマンド
を受けて、通信条件に関するステータスを前記ホスト側
に返す返信ステップと、前記ステータスの情報に基づき
通信速度の決定する通信速度決定ステップとを備えるの
で、外部記憶装置が変更されたときでも最適なデータ伝
送が可能になる。
【0127】また、この発明によれば、ホスト側と外部
記憶装置との間でコマンド及びデータの通信を共通のク
ロック線を用いて直列で行う通信方法において、前記ホ
スト側からデータを送信したときに、送信が終了した時
点で前記クロック線を前記ホスト側のバッファから切り
離し、前記外部記憶装置側からデータを送信したとき
に、送信が終了した時点で前記クロック線を前記外部記
憶装置側のバッファから切り離すので、共通のクロック
線における信号の衝突を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のゲーム機(ホスト)
とフロッピーディスクドライブ装置(FDD:周辺機
器)の外観図である。
【図2】この発明の実施の形態1のゲーム機の機能ブロ
ック図である。
【図3】この発明の実施の形態1のFDDの機能ブロッ
ク図である。
【図4】この発明の実施の形態1の共通クロック線CL
Kにおけるインタフェースの概略である。
【図5】この発明の実施の形態1のフロッピーディスク
のセクタの概略構成である。
【図6】この発明の実施の形態1のフロッピーディスク
のセクタの詳細構成である。
【図7】この発明の実施の形態1のFDDによるデータ
書き込みの概略フローチャートである。
【図8】この発明の実施の形態1のFDDによるデータ
書き込みの他の概略フローチャートである。
【図9】この発明の実施の形態1のFDDによるデータ
読み出しの概略フローチャートである。
【図10】この発明の実施の形態2のホストとFDDと
の間の通信プロトコルの一例である(ネゴシエーショ
ン)。
【図11】この発明の実施の形態2のホストとFDDと
の間の通信プロトコルの他の例である。
【図12】この発明の実施の形態2のホストとFDDと
の間の通信プロトコルの他の例である。
【図13】この発明の実施の形態2のホストとFDDと
の間の通信プロトコルの他の例である。
【図14】この発明の実施の形態2のホストとFDDと
の間の通信プロトコルの他の例である。
【符号の説明】
1 ビデオゲーム機本体 1a カートリッジI/F 1b CD−ROMドライブ 2a コネクタ 2b ゲーム操作用のパッド 2c ケーブル 3a コネクタ 3b フロッピーディスクドライブ(FDD) 3c ケーブル 4a、4b ケーブル 5 TV受像機 10 CPUブロック 11 ビデオブロック 12 サウンドブロック 13 サブシステム 100 SCU(System Control Unit) 101 メインCPU 102 RAM 103 ROM 104 サブCPU 105 CPUバス 106、107 バス 120、130 VDP 121 VRAM 122、123 フレームバッファ 131 VRAM 132 メモリ 140 DSP 141 CPU 160 エンコーダ 180 CD I/F 181 CPU 182 MPEG AUDIO 183 MPEG VIDEO 301 CPU 302 RAM 303 ゲートアレー(GA) 304 FDD機構部(メカ) 305〜308 バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 益田 和典 東京都多摩市諏訪2丁目5番1号 株式会 社CRI総合研究所内 (72)発明者 川堀 昌樹 東京都大田区羽田1丁目2番12号 株式会 社セガ・エンタープライゼス内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト側との間でコマンド及びデータの
    通信をクロック信号に同期して直列で行う処理部と、通
    信速度に応じて通信用データを一時的に記憶する記憶手
    段と、媒体に対してデータの読み出し及び書き込みを行
    うデータ蓄積手段と、前記処理部からコマンドを受けて
    前記データ蓄積手段を制御する制御部とを備える外部記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 前記データ蓄積手段が、フロッピーディ
    スクドライブ装置であることを特徴とする請求項1記載
    の外部記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記外部記憶装置と前記ホスト側との間
    の信号線に、送信データ線、受信データ線及び共通クロ
    ック線を含み、前記処理部は、ホスト側にデータを送信
    するときに、前記共通クロック線にクロックを出力し、
    ホスト側からデータを受信するときに、前記共通クロッ
    ク線からクロックを受けることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の外部記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記外部記憶装置と前記ホスト側との間
    の信号線に、ホスト側の電源監視線を含み、前記処理部
    は、前記電源監視線の状態を監視するとともに、この監
    視結果に基づき処理を行うことを特徴とする請求項3記
    載の外部記憶装置。
  5. 【請求項5】 IDフィールド及びデータフィールドを
    含むフロッピーディスクのセクタごとにデータを書き込
    むデータ書込方法において、 前記IDフィールドは、第1のアドレスマーク、IDデ
    ータ、第1のCRCを含み、 前記データフィールドは、第2のアドレスマーク、デー
    タ、第2のCRCを含み、 前記第1のアドレスマークのコードを16進で「F7」
    とし、前記第2のアドレスマークのコードを16進で
    「F9」とすることを特徴とするデータ書込方法。
  6. 【請求項6】 IDフィールド及びデータフィールドを
    含むフロッピーディスクのセクタごとにデータを書き込
    むデータ書込方法において、 前記IDフィールドは、第1のアドレスマーク、IDデ
    ータ、第1のCRCを含み、 前記データフィールドは、第2のアドレスマーク、デー
    タ、第2のCRCを含み、 前記第1及び第2のCRCの計算対象から、前記IDフ
    ィールドの第1のアドレスマークの先頭及び前記データ
    フィールドの第2のアドレスマークの先頭にそれぞれ含
    まれるミッシングクロックの部分を除くことを特徴とす
    るデータ書込方法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6記載のデータ書込
    方法によって書き込まれたフロッピーディスク。
  8. 【請求項8】 請求項5又は請求項6記載のデータ書込
    方法によって書き込まれたフロッピーディスクのデータ
    読出方法であって、 前記IDフィールドの第1のアドレスマークが予め定め
    られた条件を満たすかどうか判定する第1の判定ステッ
    プと、 前記IDフィールドの第1のCRCが正しいかどうか判
    定する第2の判定ステップと、 前記データフィールドの第2のアドレスマークが予め定
    められた条件を満たすかどうか判定する第3の判定ステ
    ップと、 前記データフィールドの第2のCRCが正しいかどうか
    判定する第4の判定ステップとを備え、 前記第1乃至第4の判定ステップすべてにおいて適正と
    判断されたときにデータの読み出しを行うことを特徴と
    するデータ読出方法。
  9. 【請求項9】 ホスト側と外部記憶装置との間でコマン
    ド及びデータの通信をクロック信号に同期して直列で行
    う通信方法において、 通信開始前に確認コマンドを前記ホスト側から前記外部
    記憶装置へ送信するコマンド送信ステップと、 前記確認コマンドを受けて、通信条件に関するステータ
    スを前記ホスト側に返す返信ステップと、 前記ステータスの情報に基づき通信速度の決定する通信
    速度決定ステップとを備えることを特徴とする通信方
    法。
  10. 【請求項10】 ホスト側と外部記憶装置との間でコマ
    ンド及びデータの通信を共通のクロック線を用いて直列
    で行う通信方法において、 前記ホスト側からデータを送信したときに、送信が終了
    した時点で前記クロック線を前記ホスト側のバッファか
    ら切り離し、 前記外部記憶装置側からデータを送信したときに、送信
    が終了した時点で前記クロック線を前記外部記憶装置側
    のバッファから切り離すことを特徴とする通信方法。
JP19626896A 1996-07-25 1996-07-25 外部記憶装置、データ書込方法、フロッピーディスク及びデータ読出方法並びに通信方法 Pending JPH1040021A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19626896A JPH1040021A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 外部記憶装置、データ書込方法、フロッピーディスク及びデータ読出方法並びに通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19626896A JPH1040021A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 外部記憶装置、データ書込方法、フロッピーディスク及びデータ読出方法並びに通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1040021A true JPH1040021A (ja) 1998-02-13

Family

ID=16354985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19626896A Pending JPH1040021A (ja) 1996-07-25 1996-07-25 外部記憶装置、データ書込方法、フロッピーディスク及びデータ読出方法並びに通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1040021A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006113826A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Hitachi Ltd 外部の装置に接続される制御装置
JP2009181071A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Casio Comput Co Ltd 符号列検査装置、符号列検査方法及びプログラム
US8964361B2 (en) 2010-07-21 2015-02-24 Teradyne, Inc. Bulk transfer of storage devices using manual loading
US9001456B2 (en) 2010-08-31 2015-04-07 Teradyne, Inc. Engaging test slots
US9459312B2 (en) 2013-04-10 2016-10-04 Teradyne, Inc. Electronic assembly test system
US9779780B2 (en) 2010-06-17 2017-10-03 Teradyne, Inc. Damping vibrations within storage device testing systems
US10725091B2 (en) 2017-08-28 2020-07-28 Teradyne, Inc. Automated test system having multiple stages
US10775408B2 (en) 2018-08-20 2020-09-15 Teradyne, Inc. System for testing devices inside of carriers
US10845410B2 (en) 2017-08-28 2020-11-24 Teradyne, Inc. Automated test system having orthogonal robots
US10948534B2 (en) 2017-08-28 2021-03-16 Teradyne, Inc. Automated test system employing robotics
US10983145B2 (en) 2018-04-24 2021-04-20 Teradyne, Inc. System for testing devices inside of carriers
US11226390B2 (en) 2017-08-28 2022-01-18 Teradyne, Inc. Calibration process for an automated test system
US11754596B2 (en) 2020-10-22 2023-09-12 Teradyne, Inc. Test site configuration in an automated test system
US11754622B2 (en) 2020-10-22 2023-09-12 Teradyne, Inc. Thermal control system for an automated test system
US11867749B2 (en) 2020-10-22 2024-01-09 Teradyne, Inc. Vision system for an automated test system
US11899042B2 (en) 2020-10-22 2024-02-13 Teradyne, Inc. Automated test system
US11953519B2 (en) 2020-10-22 2024-04-09 Teradyne, Inc. Modular automated test system
US12007411B2 (en) 2021-06-22 2024-06-11 Teradyne, Inc. Test socket having an automated lid

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006113826A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Hitachi Ltd 外部の装置に接続される制御装置
JP2009181071A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Casio Comput Co Ltd 符号列検査装置、符号列検査方法及びプログラム
US9779780B2 (en) 2010-06-17 2017-10-03 Teradyne, Inc. Damping vibrations within storage device testing systems
US8964361B2 (en) 2010-07-21 2015-02-24 Teradyne, Inc. Bulk transfer of storage devices using manual loading
US9001456B2 (en) 2010-08-31 2015-04-07 Teradyne, Inc. Engaging test slots
US9459312B2 (en) 2013-04-10 2016-10-04 Teradyne, Inc. Electronic assembly test system
US10845410B2 (en) 2017-08-28 2020-11-24 Teradyne, Inc. Automated test system having orthogonal robots
US10725091B2 (en) 2017-08-28 2020-07-28 Teradyne, Inc. Automated test system having multiple stages
US10948534B2 (en) 2017-08-28 2021-03-16 Teradyne, Inc. Automated test system employing robotics
US11226390B2 (en) 2017-08-28 2022-01-18 Teradyne, Inc. Calibration process for an automated test system
US10983145B2 (en) 2018-04-24 2021-04-20 Teradyne, Inc. System for testing devices inside of carriers
US10775408B2 (en) 2018-08-20 2020-09-15 Teradyne, Inc. System for testing devices inside of carriers
US11754596B2 (en) 2020-10-22 2023-09-12 Teradyne, Inc. Test site configuration in an automated test system
US11754622B2 (en) 2020-10-22 2023-09-12 Teradyne, Inc. Thermal control system for an automated test system
US11867749B2 (en) 2020-10-22 2024-01-09 Teradyne, Inc. Vision system for an automated test system
US11899042B2 (en) 2020-10-22 2024-02-13 Teradyne, Inc. Automated test system
US11953519B2 (en) 2020-10-22 2024-04-09 Teradyne, Inc. Modular automated test system
US12007411B2 (en) 2021-06-22 2024-06-11 Teradyne, Inc. Test socket having an automated lid

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1040021A (ja) 外部記憶装置、データ書込方法、フロッピーディスク及びデータ読出方法並びに通信方法
US7703688B2 (en) Method of communication between a smart card and a host station
US5473765A (en) Apparatus for using flash memory as a floppy disk emulator in a computer system
US20060285559A1 (en) Method for controlling host from device coupled thereto using universal serial bus and system thereof
US6895500B1 (en) Disk drive for receiving setup data in a self monitoring analysis and reporting technology (SMART) command
US7664902B1 (en) Extended SD and microSD hosts and devices with USB-like high performance packetized interface and protocol
US6763402B2 (en) Data storage subsystem
US7102671B1 (en) Enhanced compact flash memory card
JP4178809B2 (ja) 外部接続機器及びホスト機器
US7124235B2 (en) USB apparatus with switchable host/hub functions and control method thereof
TW200923668A (en) Storage emulator and method thereof
US6289402B1 (en) Bidirectional data transfer protocol primarily controlled by a peripheral device
TWM606415U (zh) 記憶體儲存裝置的讀寫控制系統
US7334066B2 (en) Computer system providing endian information and method of data transmission thereof
US20040186949A1 (en) XIP system and method for serial memory
CN112346665A (zh) 一种固态硬盘的通信方法、装置、设备、系统及存储介质
JP2003186582A (ja) メモリカードコントローラ及びメモリカードコントロール方法
JP2007011659A (ja) インターフェース装置、ディスクドライブ及びインターフェース制御方法
KR20010000941A (ko) 스마트미디어 카드 독출/기입 장치 및 그 방법
TWI816046B (zh) 記憶體儲存裝置的讀寫控制系統及方法
EP1758253A1 (en) Data integrity management for data storage systems
TWI763054B (zh) 顯示卡組件、其監控裝置及其畫面輸出方法
JP2002055887A (ja) 伝送制御装置及び伝送制御方法、情報処理装置並びに情報記録媒体
JPH03276383A (ja) Icカードの通信システム
JP3241034B2 (ja) 外部記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20050428

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050506

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050905