JPH1039910A - 負荷表示機能を有する数値制御装置 - Google Patents
負荷表示機能を有する数値制御装置Info
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- JPH1039910A JPH1039910A JP19324696A JP19324696A JPH1039910A JP H1039910 A JPH1039910 A JP H1039910A JP 19324696 A JP19324696 A JP 19324696A JP 19324696 A JP19324696 A JP 19324696A JP H1039910 A JPH1039910 A JP H1039910A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 工作機械を制御する数値制御装置において、
加工工程ごとの送り軸と主軸の負荷グラフが表示でき
ず、切削条件の修正による負荷調整が面倒。 【解決手段】 数値制御情報実行部15は数値制御情報
記憶部1から数値制御情報BLKを1ブロックずつ読み
込みながら解釈し、ブロック情報PDを出力する。加工
工程検出部13はブロック情報PDに基づいて加工工程
の切替えを判定し、切替えがあった場合には切替え信号
EVNTを出力する。切替え信号作成部14は切替え信
号EVNTが出力された時の時刻情報TMに基づいて加
工工程の切替えを示す記号MRKを作成する。表示制御
部16は加工工程の切替えを示す記号MRKと負荷グラ
フFIGを合成し、表示装置12に表示する。
加工工程ごとの送り軸と主軸の負荷グラフが表示でき
ず、切削条件の修正による負荷調整が面倒。 【解決手段】 数値制御情報実行部15は数値制御情報
記憶部1から数値制御情報BLKを1ブロックずつ読み
込みながら解釈し、ブロック情報PDを出力する。加工
工程検出部13はブロック情報PDに基づいて加工工程
の切替えを判定し、切替えがあった場合には切替え信号
EVNTを出力する。切替え信号作成部14は切替え信
号EVNTが出力された時の時刻情報TMに基づいて加
工工程の切替えを示す記号MRKを作成する。表示制御
部16は加工工程の切替えを示す記号MRKと負荷グラ
フFIGを合成し、表示装置12に表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負荷表示機能を有する数
値制御装置に関し、特に、送り軸と主軸の負荷グラフを
加工工程ごとに表示できる数値制御装置に関する。
値制御装置に関し、特に、送り軸と主軸の負荷グラフを
加工工程ごとに表示できる数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送り軸と主軸の負荷量をモニタリング
し、その結果に基づいて横軸を時間、縦軸を負荷量とす
る負荷グラフを表示する機能が知られている。
し、その結果に基づいて横軸を時間、縦軸を負荷量とす
る負荷グラフを表示する機能が知られている。
【0003】図3は従来の負荷表示機能を有する数値制
御装置の一例を示すブロック図である。数値制御情報記
憶部1には、フロッピーディスク、紙テープ、通信回線
等の外部機器を介して入力された数値制御情報BLKが
記憶されている。数値制御情報実行部2は数値制御情報
記憶部1から数値制御情報BLKを1ブロックずつ読み
込みながら解釈し、単位時間当たりの送り軸移動量AM
Cと主軸回転数指令SMCとを出力する。送り軸制御部
3は単位時間当たりの送り軸移動量AMCに基づいて送
り軸電流指令ACCを出力し、送り軸駆動部4は送り軸
電流指令ACCに基づいて送り軸モータ5にモータ電流
AMCを供給する。同様に、主軸制御部6は主軸回転数
指令SMCに基づいて主軸電流指令SCCを出力し、主
軸駆動部7は主軸電流指令SCCに基づいて主軸モータ
8にモータ電流SMCを供給する。
御装置の一例を示すブロック図である。数値制御情報記
憶部1には、フロッピーディスク、紙テープ、通信回線
等の外部機器を介して入力された数値制御情報BLKが
記憶されている。数値制御情報実行部2は数値制御情報
記憶部1から数値制御情報BLKを1ブロックずつ読み
込みながら解釈し、単位時間当たりの送り軸移動量AM
Cと主軸回転数指令SMCとを出力する。送り軸制御部
3は単位時間当たりの送り軸移動量AMCに基づいて送
り軸電流指令ACCを出力し、送り軸駆動部4は送り軸
電流指令ACCに基づいて送り軸モータ5にモータ電流
AMCを供給する。同様に、主軸制御部6は主軸回転数
指令SMCに基づいて主軸電流指令SCCを出力し、主
軸駆動部7は主軸電流指令SCCに基づいて主軸モータ
8にモータ電流SMCを供給する。
【0004】一方、負荷グラフ作成部10は、送り軸電
流指令ACCと主軸電流指令SCCとをモニタリングし
て送り軸と主軸の負荷量を算出する。一般的に負荷量
は、連続定格電流に対する電流指令の割合として定義さ
れるため、連続定格電流を予め設定しておけば容易に送
り軸と主軸の負荷量を算出することができる。続いて負
荷グラフ作成部10は、タイマー9から出力される数値
制御情報の実行開始時刻を0とする時刻情報TMに基づ
いて、横軸を時間、縦軸を負荷量とする負荷グラフFI
Gを作成する。作成された負荷グラフFIGは表示制御
部11によって表示DSPとして表示装置12に表示さ
れる。
流指令ACCと主軸電流指令SCCとをモニタリングし
て送り軸と主軸の負荷量を算出する。一般的に負荷量
は、連続定格電流に対する電流指令の割合として定義さ
れるため、連続定格電流を予め設定しておけば容易に送
り軸と主軸の負荷量を算出することができる。続いて負
荷グラフ作成部10は、タイマー9から出力される数値
制御情報の実行開始時刻を0とする時刻情報TMに基づ
いて、横軸を時間、縦軸を負荷量とする負荷グラフFI
Gを作成する。作成された負荷グラフFIGは表示制御
部11によって表示DSPとして表示装置12に表示さ
れる。
【0005】図4は従来の負荷表示機能を有する数値制
御装置において表示装置12に表示される負荷グラフの
一例を示すものである。縦軸20は負荷量を示し、横軸
21は数値制御情報の実行開始時刻を0とする時刻を示
す。なお、負荷量は連続定格電流に対する割合であるた
め、縦軸20の単位は%である。数値制御情報の実行が
開始されると、タイマー9から出力される時刻情報TM
がカウントアップされていくため、縦軸20と横軸21
の交点を開始点として、時刻情報TMと負荷量とから定
義される点を結ぶことにより、負荷量の変化が負荷曲線
22となって表示される。なお、図4には負荷曲線が1
本のみ表示されているが、m個の送り軸とn個の主軸を
有する数値制御装置においては(m+n)本の負荷曲線
が各々異なる表示属性(表示色、線種など)にて表示さ
れる。
御装置において表示装置12に表示される負荷グラフの
一例を示すものである。縦軸20は負荷量を示し、横軸
21は数値制御情報の実行開始時刻を0とする時刻を示
す。なお、負荷量は連続定格電流に対する割合であるた
め、縦軸20の単位は%である。数値制御情報の実行が
開始されると、タイマー9から出力される時刻情報TM
がカウントアップされていくため、縦軸20と横軸21
の交点を開始点として、時刻情報TMと負荷量とから定
義される点を結ぶことにより、負荷量の変化が負荷曲線
22となって表示される。なお、図4には負荷曲線が1
本のみ表示されているが、m個の送り軸とn個の主軸を
有する数値制御装置においては(m+n)本の負荷曲線
が各々異なる表示属性(表示色、線種など)にて表示さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の負荷表
示機能を有する数値制御装置においては、以下のような
問題がある。
示機能を有する数値制御装置においては、以下のような
問題がある。
【0007】ワークに対する工具の相対運動を工具単位
に分割したものを加工工程と称すると、通常の加工は加
工工程の集合体として定義することができる。通常の数
値制御情報作成装置においては加工工程ごとに工具経
路、切削条件、工具番号等を定義して数値制御情報を作
成する。加工工程の例として、荒引き外←、仕上げ外
←、仕上げ内←、ミゾ、ネジなどがある。なお、←はワ
ークに対する工具の相対的な移動方向を示している。
に分割したものを加工工程と称すると、通常の加工は加
工工程の集合体として定義することができる。通常の数
値制御情報作成装置においては加工工程ごとに工具経
路、切削条件、工具番号等を定義して数値制御情報を作
成する。加工工程の例として、荒引き外←、仕上げ外
←、仕上げ内←、ミゾ、ネジなどがある。なお、←はワ
ークに対する工具の相対的な移動方向を示している。
【0008】しかし、従来の負荷表示機能を有する数値
制御装置では、負荷グラフから得られる異常情報は負荷
量が異常を示す時間帯情報だけである。従って、従来装
置では異常な負荷量がどの加工工程で発生しているか判
別できないため、数値制御情報を修正して負荷量を適切
な値とすることは非常に困難である。例えば、制限値を
越える負荷量が発生している場合は、切込み量や切削速
度を減少させる必要があり、負荷量が小さい場合は、切
込み量や切削速度を増加して加工時間を短縮させること
ができる。しかし、加工開始してからの経過時間だけで
は、該当する切込み量や切削速度の指令値を数値制御情
報の中から捜し出すのに多大の時間と労力を要してしま
う。さらに、複雑なワークを加工する場合は数値制御情
報の情報量も膨大となるため、該当する切込み量や切削
速度の指令値を捜し出すのは事実上不可能である。
制御装置では、負荷グラフから得られる異常情報は負荷
量が異常を示す時間帯情報だけである。従って、従来装
置では異常な負荷量がどの加工工程で発生しているか判
別できないため、数値制御情報を修正して負荷量を適切
な値とすることは非常に困難である。例えば、制限値を
越える負荷量が発生している場合は、切込み量や切削速
度を減少させる必要があり、負荷量が小さい場合は、切
込み量や切削速度を増加して加工時間を短縮させること
ができる。しかし、加工開始してからの経過時間だけで
は、該当する切込み量や切削速度の指令値を数値制御情
報の中から捜し出すのに多大の時間と労力を要してしま
う。さらに、複雑なワークを加工する場合は数値制御情
報の情報量も膨大となるため、該当する切込み量や切削
速度の指令値を捜し出すのは事実上不可能である。
【0009】本発明は、上述のような事情からなされた
ものであり、本発明の目的は、加工工程ごとに送り軸と
主軸の負荷グラフを表示することにより、切削条件の修
正による負荷調整を短時間におこなうことができる負荷
表示機能を有する数値制御装置を提供することにある。
ものであり、本発明の目的は、加工工程ごとに送り軸と
主軸の負荷グラフを表示することにより、切削条件の修
正による負荷調整を短時間におこなうことができる負荷
表示機能を有する数値制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、送
り軸と主軸の負荷量をモニタリングする手段と、前記モ
ニタリング結果に基づいて時間−負荷量を示す負荷グラ
フを表示する手段と、数値制御情報に基づいて加工工程
の切替えを検出する手段と、前記負荷グラフに加工工程
の切替えを示す記号を表示する手段とを設けることによ
って達成される。
り軸と主軸の負荷量をモニタリングする手段と、前記モ
ニタリング結果に基づいて時間−負荷量を示す負荷グラ
フを表示する手段と、数値制御情報に基づいて加工工程
の切替えを検出する手段と、前記負荷グラフに加工工程
の切替えを示す記号を表示する手段とを設けることによ
って達成される。
【0011】本発明の数値制御装置では、加工工程の切
替えを示す記号が負荷グラフ上に表示される。よって、
第(n−1)個めの記号と第n個めの記号との間で負荷
グラフに異常がある場合は、第n個めの加工工程の切削
条件を修正すれば送り軸及び主軸の負荷量を適切な値に
することができる。また、負荷グラフと共に各加工工程
の工具番号を表示すれば、負荷グラフに異常がある加工
工程の工具が即座に特定できるため、その工具を観察す
れば工具の破損等が原因であるか否かを瞬時に知ること
ができる。さらに、加工工程の切替えを記号で示すた
め、モータ種類や負荷の大きさに応じて多数の表示属性
を使用している負荷グラフにおいても、容易に加工工程
の切替えを明示することができる。
替えを示す記号が負荷グラフ上に表示される。よって、
第(n−1)個めの記号と第n個めの記号との間で負荷
グラフに異常がある場合は、第n個めの加工工程の切削
条件を修正すれば送り軸及び主軸の負荷量を適切な値に
することができる。また、負荷グラフと共に各加工工程
の工具番号を表示すれば、負荷グラフに異常がある加工
工程の工具が即座に特定できるため、その工具を観察す
れば工具の破損等が原因であるか否かを瞬時に知ること
ができる。さらに、加工工程の切替えを記号で示すた
め、モータ種類や負荷の大きさに応じて多数の表示属性
を使用している負荷グラフにおいても、容易に加工工程
の切替えを明示することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の負荷表示機能を有
する数値制御装置の一実施形態を示すブロック図であ
る。従来の数値制御装置に対し、加工工程検出部13と
切替え記号作成部14とが追加されている。また、数値
制御情報実行部15と表示制御部16は従来の数値制御
装置と処理内容が異なっているため、図3と異なる番号
が付されている。本実施形態において、表示制御部16
は表示データ記憶部を含む。なお、従来の数値制御装置
と同一処理を行なう手段に関しては、図3と同じ番号を
付してその説明を省略する。以降、図1に基づいて本発
明の実施形態を説明する。
する数値制御装置の一実施形態を示すブロック図であ
る。従来の数値制御装置に対し、加工工程検出部13と
切替え記号作成部14とが追加されている。また、数値
制御情報実行部15と表示制御部16は従来の数値制御
装置と処理内容が異なっているため、図3と異なる番号
が付されている。本実施形態において、表示制御部16
は表示データ記憶部を含む。なお、従来の数値制御装置
と同一処理を行なう手段に関しては、図3と同じ番号を
付してその説明を省略する。以降、図1に基づいて本発
明の実施形態を説明する。
【0013】数値制御情報実行部15は数値制御情報記
憶部1から数値制御情報BLKを1ブロックずつ読み込
みながら解釈し、単位時間当たりの送り軸移動量AMC
と主軸回転数指令SMCとブロック情報PDとを出力す
る。ブロック情報PDは、実行しているブロックに関す
る各種指令データの集まりであり、数値制御情報記憶部
1からブロックを読み込むごとにその内容が更新され
る。
憶部1から数値制御情報BLKを1ブロックずつ読み込
みながら解釈し、単位時間当たりの送り軸移動量AMC
と主軸回転数指令SMCとブロック情報PDとを出力す
る。ブロック情報PDは、実行しているブロックに関す
る各種指令データの集まりであり、数値制御情報記憶部
1からブロックを読み込むごとにその内容が更新され
る。
【0014】加工工程検出部13は、ブロック情報PD
に基づいて加工工程の切替えを判定し、切替えがあった
場合には切替え信号EVNTを出力する。加工工程検出
部13は以下のようにして加工工程の切り替わりを検出
する。
に基づいて加工工程の切替えを判定し、切替えがあった
場合には切替え信号EVNTを出力する。加工工程検出
部13は以下のようにして加工工程の切り替わりを検出
する。
【0015】1)ブロック情報PDに含まれる工具番号
をチェックし、工具番号の値が変わった時を加工工程の
切替えとする。
をチェックし、工具番号の値が変わった時を加工工程の
切替えとする。
【0016】2)ブロック情報PDに含まれるシーケン
ス番号(各ブロックの先頭に記述されたNに続く番号)
の上位桁が変わった時を加工工程の切替えとする。
ス番号(各ブロックの先頭に記述されたNに続く番号)
の上位桁が変わった時を加工工程の切替えとする。
【0017】3)ブロック情報PDに含まれる加工工程
の名称又は番号が変わった時を加工工程の切替えとす
る。
の名称又は番号が変わった時を加工工程の切替えとす
る。
【0018】なお、数値制御情報BLKがISO/EI
Aデータである場合、加工工程の名称又は番号はコメン
トとして数値制御情報BLKに記述される。また、数値
制御情報BLKが自動プログラミング装置固有のフォー
マットを有するデータである場合は、そのフォーマット
に合わせて加工工程の名称又は番号が数値制御情報BL
Kに記述される。
Aデータである場合、加工工程の名称又は番号はコメン
トとして数値制御情報BLKに記述される。また、数値
制御情報BLKが自動プログラミング装置固有のフォー
マットを有するデータである場合は、そのフォーマット
に合わせて加工工程の名称又は番号が数値制御情報BL
Kに記述される。
【0019】切替え信号EVNTが出力されると、切替
え信号作成部14は切替え信号EVNTを入力した時の
時刻情報TMに基づいて、加工工程の切替えを示す記号
MRKを作成する。表示制御部16は負荷グラフFIG
と加工工程が切替えを示す記号MRKとを合成し、それ
を表示装置12に表示する。
え信号作成部14は切替え信号EVNTを入力した時の
時刻情報TMに基づいて、加工工程の切替えを示す記号
MRKを作成する。表示制御部16は負荷グラフFIG
と加工工程が切替えを示す記号MRKとを合成し、それ
を表示装置12に表示する。
【0020】図2は本発明の負荷表示機能を有する数値
制御装置において表示装置12に表示される負荷グラフ
の一例を示すもので、時刻T1、T2、T3において加
工工程が切り替わった場合の例である。負荷グラフFI
Gは縦軸20と横軸21と負荷曲線22とから構成さ
れ、縦軸20は負荷量を示し、横軸21は数値制御情報
の実行開始時刻を0とする時刻を示し、負荷曲線22は
1つのモータに関する負荷量の時間的変化を示す。一点
鎖線で示される線分23は加工工程の切替えを示す記号
MRKである。加工工程検出部13から切替え信号EV
NTが出力された時の時刻情報TMをTnとすると、切
替え信号EVNTが出力されるごとに切替え信号作成部
14は、(Tn、最小負荷量)と(Tn、最大負荷量)
とを結び、加工工程の切替えを示す記号MRKを作成す
る。なお、加工工程の切替えを示す記号MRKは上記の
他に、加工工程が切り替わった時刻を頂点とする3角形
であったり、加工工程が切り替わった時刻と時刻の間の
塗りつぶしパターンや表示色を替えたりすることも考え
られる。
制御装置において表示装置12に表示される負荷グラフ
の一例を示すもので、時刻T1、T2、T3において加
工工程が切り替わった場合の例である。負荷グラフFI
Gは縦軸20と横軸21と負荷曲線22とから構成さ
れ、縦軸20は負荷量を示し、横軸21は数値制御情報
の実行開始時刻を0とする時刻を示し、負荷曲線22は
1つのモータに関する負荷量の時間的変化を示す。一点
鎖線で示される線分23は加工工程の切替えを示す記号
MRKである。加工工程検出部13から切替え信号EV
NTが出力された時の時刻情報TMをTnとすると、切
替え信号EVNTが出力されるごとに切替え信号作成部
14は、(Tn、最小負荷量)と(Tn、最大負荷量)
とを結び、加工工程の切替えを示す記号MRKを作成す
る。なお、加工工程の切替えを示す記号MRKは上記の
他に、加工工程が切り替わった時刻を頂点とする3角形
であったり、加工工程が切り替わった時刻と時刻の間の
塗りつぶしパターンや表示色を替えたりすることも考え
られる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明の負荷表示機能を有
する数値制御装置によれば、送り軸と主軸に関する負荷
量の時間的推移が加工工程ごとに見ることができるた
め、どの加工工程の切削条件を修正すれば負荷量を調整
できるかが即座に判断でき、切削条件の修正作業に必要
な時間を大幅に短縮することができる。更に、このよう
な負荷表示機能を有する数値制御装置が、廉価でかつコ
ンパクトに構築できる優れた効果を奏する。
する数値制御装置によれば、送り軸と主軸に関する負荷
量の時間的推移が加工工程ごとに見ることができるた
め、どの加工工程の切削条件を修正すれば負荷量を調整
できるかが即座に判断でき、切削条件の修正作業に必要
な時間を大幅に短縮することができる。更に、このよう
な負荷表示機能を有する数値制御装置が、廉価でかつコ
ンパクトに構築できる優れた効果を奏する。
【図1】 本発明の負荷表示機能を有する数値制御装置
の一実施形態を示すブロック図である。
の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】 本発明の負荷表示機能を有する数値制御装置
において表示される負荷グラフの一実施形態を示す図で
ある。
において表示される負荷グラフの一実施形態を示す図で
ある。
【図3】 従来の負荷表示機能を有する数値制御装置の
一実施形態を示すブロック図である。
一実施形態を示すブロック図である。
【図4】 従来の負荷表示機能を有する数値制御装置に
おいて表示される負荷グラフの一例を示す図である。
おいて表示される負荷グラフの一例を示す図である。
1 数値制御情報記憶部、3 送り軸制御部、4 送り
軸駆動部、5 送り軸モータ、6 主軸制御部、7 主
軸駆動部、8 主軸モータ、9 タイマー、10 負荷
グラフ作成部、12 表示装置、13 加工工程検出
部、14 切替え記号作成部、15 数値制御情報実行
部、16 表示制御部。
軸駆動部、5 送り軸モータ、6 主軸制御部、7 主
軸駆動部、8 主軸モータ、9 タイマー、10 負荷
グラフ作成部、12 表示装置、13 加工工程検出
部、14 切替え記号作成部、15 数値制御情報実行
部、16 表示制御部。
Claims (2)
- 【請求項1】 送り軸と主軸の負荷量をモニタリングす
る手段と、前記モニタリング結果に基づいて時間−負荷
量を示す負荷グラフを表示する手段と、数値制御情報に
基づいて加工工程の切替えを検出する手段と、加工工程
の切替えを示す記号を前記負荷グラフ上に表示する手段
とを備えたことを特徴とする負荷表示機能を有する数値
制御装置。 - 【請求項2】 前記記号は加工工程の切替え時刻を通る
垂線とする請求項1に記載の負荷表示機能を有する数値
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19324696A JPH1039910A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 負荷表示機能を有する数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19324696A JPH1039910A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 負荷表示機能を有する数値制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1039910A true JPH1039910A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=16304771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19324696A Pending JPH1039910A (ja) | 1996-07-23 | 1996-07-23 | 負荷表示機能を有する数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1039910A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112605713A (zh) * | 2019-10-04 | 2021-04-06 | 大隈株式会社 | 机床的主轴监视装置及主轴监视方法 |
-
1996
- 1996-07-23 JP JP19324696A patent/JPH1039910A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112605713A (zh) * | 2019-10-04 | 2021-04-06 | 大隈株式会社 | 机床的主轴监视装置及主轴监视方法 |
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