JPH1039249A - 積分画像体の作製装置および方法 - Google Patents
積分画像体の作製装置および方法Info
- Publication number
- JPH1039249A JPH1039249A JP9076229A JP7622997A JPH1039249A JP H1039249 A JPH1039249 A JP H1039249A JP 9076229 A JP9076229 A JP 9076229A JP 7622997 A JP7622997 A JP 7622997A JP H1039249 A JPH1039249 A JP H1039249A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- magnification
- web
- processor
- alignment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B35/00—Stereoscopic photography
- G03B35/18—Stereoscopic photography by simultaneous viewing
- G03B35/24—Stereoscopic photography by simultaneous viewing using apertured or refractive resolving means on screens or between screen and eye
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B30/00—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images
- G02B30/20—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes
- G02B30/26—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type
- G02B30/27—Optical systems or apparatus for producing three-dimensional [3D] effects, e.g. stereoscopic images by providing first and second parallax images to an observer's left and right eyes of the autostereoscopic type involving lenticular arrays
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レンチキュールのピッチが変化する場合でも
不良を発生することなく積分画像体のコピーを作製でき
る方法と装置を提供する。 【解決手段】 積分画像体の形成装置が、プロセッサ
と、担体上に積分複合画像を印刷するプリンタと、前記
プロセッサに接続した位置合わせユニットと、前記プロ
セッサに接続したセンサユニット、および前記プロセッ
サに接続した倍率調整装置からなる。また前記画像体の
形成方法が、プロセッサの制御による担体上への積分複
合画像の印刷と同画像の位置合わせ、該画像の積分レン
ズシートに対する倍率情報のセンサユニットからの受
信、および前記情報に応じて調整された倍率でのプロセ
ッサの制御による担体上への積分複合画像の印刷からな
る。
不良を発生することなく積分画像体のコピーを作製でき
る方法と装置を提供する。 【解決手段】 積分画像体の形成装置が、プロセッサ
と、担体上に積分複合画像を印刷するプリンタと、前記
プロセッサに接続した位置合わせユニットと、前記プロ
セッサに接続したセンサユニット、および前記プロセッ
サに接続した倍率調整装置からなる。また前記画像体の
形成方法が、プロセッサの制御による担体上への積分複
合画像の印刷と同画像の位置合わせ、該画像の積分レン
ズシートに対する倍率情報のセンサユニットからの受
信、および前記情報に応じて調整された倍率でのプロセ
ッサの制御による担体上への積分複合画像の印刷からな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積分画像体(インテ
グラルイメージエレメント)とその作製方法に関する。
積分画像体は奥行き、動きおよびその他の画像表示を可
能にするものである。
グラルイメージエレメント)とその作製方法に関する。
積分画像体は奥行き、動きおよびその他の画像表示を可
能にするものである。
【0002】
【従来の技術】従来公知の積分画像体として、レンチキ
ュラーレンズシートあるいは蝿目(フライアイ)レンズ
シートおよびこれらのシート上に配列した三次元積分画
像を用いて特殊装置等の装置を用いることなく三次元画
像を観察し得るものがある。このような画像の形成体お
よびその構成については、オオコシタカノリ著「三次元
画像技術」(ニューヨーク、アカデミックプレス社刊、
1976年版)に記載されている。またレンチキュラー
レンズシート(隣接した多数の平行で細長くかつ一部が
筒状のレンズをもったシート)をもつ積分画像体につい
て以下の米国特許に記載がある。すなわち米国特許第
5,391,254、5,424,533、5,24
1,608、5,455,689、5,276,47
8、5,391,254および5,424,533号等
である。また米国特許出願番号07/931,744で
も言及されている。レンチキュラーレンズシートを備え
た積分画像体では、縦割りされた画像片を組み合わせて
使用する。三次元積分画像の場合は前記画像片がレンチ
キュールに沿って配列し、これによりレンチキュールが
視線に対して垂直方向に位置した時三次元画像が見える
ようになっている。同様の積分画像体が米国特許第3,
268,238および3,538,632号に記載され
ている。これらは主に多数の二次元シーン(関連性のな
い複数シーンや動きを表す一連の場面群など)を個別に
表示するためのものであり、ひとつ以上の三次元画像用
ではない。
ュラーレンズシートあるいは蝿目(フライアイ)レンズ
シートおよびこれらのシート上に配列した三次元積分画
像を用いて特殊装置等の装置を用いることなく三次元画
像を観察し得るものがある。このような画像の形成体お
よびその構成については、オオコシタカノリ著「三次元
画像技術」(ニューヨーク、アカデミックプレス社刊、
1976年版)に記載されている。またレンチキュラー
レンズシート(隣接した多数の平行で細長くかつ一部が
筒状のレンズをもったシート)をもつ積分画像体につい
て以下の米国特許に記載がある。すなわち米国特許第
5,391,254、5,424,533、5,24
1,608、5,455,689、5,276,47
8、5,391,254および5,424,533号等
である。また米国特許出願番号07/931,744で
も言及されている。レンチキュラーレンズシートを備え
た積分画像体では、縦割りされた画像片を組み合わせて
使用する。三次元積分画像の場合は前記画像片がレンチ
キュールに沿って配列し、これによりレンチキュールが
視線に対して垂直方向に位置した時三次元画像が見える
ようになっている。同様の積分画像体が米国特許第3,
268,238および3,538,632号に記載され
ている。これらは主に多数の二次元シーン(関連性のな
い複数シーンや動きを表す一連の場面群など)を個別に
表示するためのものであり、ひとつ以上の三次元画像用
ではない。
【0003】また積分画像の後方に反射層を設けて反射
光により積分画像の視認性を高めた積分画像体が米国特
許第3,751,258、2,500,511、2,0
39,648、1,918,705号および英国特許第
492,186号に記載されている。
光により積分画像の視認性を高めた積分画像体が米国特
許第3,751,258、2,500,511、2,0
39,648、1,918,705号および英国特許第
492,186号に記載されている。
【0004】レンチキュラー型の積分画像体の一般的な
形成方法においては、デジタル記録された複合レンチキ
ュラー画像のデータに基づき原画ネガがフィルムライタ
ーで露光される。適当なフィルムライターとして、シン
ボリックサイエンスズインターナショナルのファイア1
000およびイーストマンコダック社系列のライトバル
ブテクノロジー(ニューヨーク、ロチェスター)提供の
LVTモデル1620Bがある。適当なネガの露光技術
として米国特許第5,276,478号に開示のものが
ある。感光処理後一般に投影引き伸ばし機を用いてフィ
ルムまたは紙系の適当な印刷基材上にネガが印刷され
る。印刷後、レンチキュラー複合印刷像は接着剤を塗布
され、レンチキュラーレンズと位置合わせされた後レン
ズシートに押し付けられる。この結果印刷後のレンチキ
ュラー複合画像は同シートと適正に面合わせされた状態
で強固に接着される。
形成方法においては、デジタル記録された複合レンチキ
ュラー画像のデータに基づき原画ネガがフィルムライタ
ーで露光される。適当なフィルムライターとして、シン
ボリックサイエンスズインターナショナルのファイア1
000およびイーストマンコダック社系列のライトバル
ブテクノロジー(ニューヨーク、ロチェスター)提供の
LVTモデル1620Bがある。適当なネガの露光技術
として米国特許第5,276,478号に開示のものが
ある。感光処理後一般に投影引き伸ばし機を用いてフィ
ルムまたは紙系の適当な印刷基材上にネガが印刷され
る。印刷後、レンチキュラー複合印刷像は接着剤を塗布
され、レンチキュラーレンズと位置合わせされた後レン
ズシートに押し付けられる。この結果印刷後のレンチキ
ュラー複合画像は同シートと適正に面合わせされた状態
で強固に接着される。
【0005】レンチキュラーレンズシートの各レンズは
インターリーブされた画像ラインからなるひとつひとつ
の画像セットに対応している。したがって、レンチキュ
ールを画像ラインセットに対して順に並べて配置し、そ
れによって各画像セットが対応するレンチキュールに沿
って平行に配列するようにすることが重要である。被覆
された印刷像を順に並べて配置する方式が米国特許第
5,479,270号に開示されている。
インターリーブされた画像ラインからなるひとつひとつ
の画像セットに対応している。したがって、レンチキュ
ールを画像ラインセットに対して順に並べて配置し、そ
れによって各画像セットが対応するレンチキュールに沿
って平行に配列するようにすることが重要である。被覆
された印刷像を順に並べて配置する方式が米国特許第
5,479,270号に開示されている。
【0006】各画像ラインのセットの幅をレンチキュー
ルの幅以下とし、かつ同各セットを対応するレンチキュ
ールの中心部に位置させてもよい。ただしこれらの構成
条件は本質的なものではない。例えば米国特許第5,2
78,608および5,276,478号に記載されて
いる方法では、画像セットが積分画像体の中心から端部
に向けて移動し、対応するレンチキュールの中心から徐
々に離れていく。一般に必要なことは、唯一つの像から
得られるラインが全てレンチキュラーレンズシート前面
の所定の(すなわちあらかじめ選定された)観察位置か
ら明瞭に観察できることである。積分画像体単体または
短時間操業(すなわちごく少数のコピー製造)での積分
画像体製造の場合は、この必要事項は最初に使用するレ
ンチキュラーレンズシートのピッチを正確に測定するこ
とにより従来技術の範囲で達成されてきた。同ピッチは
レンチキュラーレンズ体の寸法を測定して求まり、これ
によってある距離におけるレンズ体の数がわかる。積分
複合画像印刷物中の画像ラインのセット間の間隔の選択
は原画ネガを適当な倍率で拡大して行なう。
ルの幅以下とし、かつ同各セットを対応するレンチキュ
ールの中心部に位置させてもよい。ただしこれらの構成
条件は本質的なものではない。例えば米国特許第5,2
78,608および5,276,478号に記載されて
いる方法では、画像セットが積分画像体の中心から端部
に向けて移動し、対応するレンチキュールの中心から徐
々に離れていく。一般に必要なことは、唯一つの像から
得られるラインが全てレンチキュラーレンズシート前面
の所定の(すなわちあらかじめ選定された)観察位置か
ら明瞭に観察できることである。積分画像体単体または
短時間操業(すなわちごく少数のコピー製造)での積分
画像体製造の場合は、この必要事項は最初に使用するレ
ンチキュラーレンズシートのピッチを正確に測定するこ
とにより従来技術の範囲で達成されてきた。同ピッチは
レンチキュラーレンズ体の寸法を測定して求まり、これ
によってある距離におけるレンズ体の数がわかる。積分
複合画像印刷物中の画像ラインのセット間の間隔の選択
は原画ネガを適当な倍率で拡大して行なう。
【0007】倍率の選択に続いて前記印刷像の印刷が行
われ、積分画像型複合印刷像の形成用に供される。同形
成においてレンチキュラーレンズシートとの位置合わせ
は手作業で行われる。次にこの方法で作製した最初の積
分画像体におけるレンチキュラーレンズシートに対する
印刷像の相対倍率が測定される。同相対倍率は、レンチ
キュールに対する画像ラインセットの相対間隔の理想値
に対する実際値の比率を表す。この測定結果に基づいて
相対倍率が手動で調整され、同じ積分画像体のコピーが
再度作製される。この処理は必要に応じて繰り返され
る。
われ、積分画像型複合印刷像の形成用に供される。同形
成においてレンチキュラーレンズシートとの位置合わせ
は手作業で行われる。次にこの方法で作製した最初の積
分画像体におけるレンチキュラーレンズシートに対する
印刷像の相対倍率が測定される。同相対倍率は、レンチ
キュールに対する画像ラインセットの相対間隔の理想値
に対する実際値の比率を表す。この測定結果に基づいて
相対倍率が手動で調整され、同じ積分画像体のコピーが
再度作製される。この処理は必要に応じて繰り返され
る。
【0008】しかし、同一レンチキュールレンズ体シー
ト材内であるいは異なる同シート材間でレンチキュール
のピッチが変化する時には重大な問題が発生する。この
問題が特に重大であるのは、同じレンチキュラー画像体
のコピーを多数作製する比較的長時間の操業時である。
操業開始時点で原画ネガの倍率をレンチキュラーレンズ
材に整合させて固定した場合、レンチキュラーレンズの
ピッチが操業中に変化すると、操業の進行に伴いピッチ
の整合エラーが発生して印刷後の積分複合画像の位置合
わせ不良の原因になる。この問題が検出されて倍率の調
整によりレンチキュラー積層画像中のピッチの変化が修
正される前に、相当数の不良かつ使用不能の積分画像体
の発生をもたらす。当然のことながらレンチキュラーレ
ンズのピッチの変化は警告なしに発生し続け、その間に
材料の浪費と工程の中断を招く。
ト材内であるいは異なる同シート材間でレンチキュール
のピッチが変化する時には重大な問題が発生する。この
問題が特に重大であるのは、同じレンチキュラー画像体
のコピーを多数作製する比較的長時間の操業時である。
操業開始時点で原画ネガの倍率をレンチキュラーレンズ
材に整合させて固定した場合、レンチキュラーレンズの
ピッチが操業中に変化すると、操業の進行に伴いピッチ
の整合エラーが発生して印刷後の積分複合画像の位置合
わせ不良の原因になる。この問題が検出されて倍率の調
整によりレンチキュラー積層画像中のピッチの変化が修
正される前に、相当数の不良かつ使用不能の積分画像体
の発生をもたらす。当然のことながらレンチキュラーレ
ンズのピッチの変化は警告なしに発生し続け、その間に
材料の浪費と工程の中断を招く。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで(特にレンチキ
ュラー式の)積分画像体のコピーを多数製造するため
の、自動化に適した簡便な方法と装置の提供が望まれ
る。同方法と装置によりレンチキュールのピッチが変化
する場合においても多数の不良を発生することなく前記
画像体が製造できる。該不良は積分複合画像のレンチキ
ュラーレンズシートに対する倍率の誤差にもとづくもの
である。
ュラー式の)積分画像体のコピーを多数製造するため
の、自動化に適した簡便な方法と装置の提供が望まれ
る。同方法と装置によりレンチキュールのピッチが変化
する場合においても多数の不良を発生することなく前記
画像体が製造できる。該不良は積分複合画像のレンチキ
ュラーレンズシートに対する倍率の誤差にもとづくもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下の事項を認識の上で
本発明を行った。つまり連続したレンチキュラーレンズ
ウェブを用いてレンチキュラーレンズ体を便利かつ迅速
に作製できるものの、同レンズウェブの性質上、ウェブ
長に沿ってレンチキュールのピッチが変化することであ
る。同レンズウェブは積分画像のコピーを多数搭載した
担体ウェブと合体されるものであり、前記レンズウェブ
の性質は多数の積分レンズ体のコピー不良発生の原因に
なる。この不良発生は何らかの方法で積分複合画像の倍
率を迅速かつ自動的に調整し、レンチキュールのピッチ
の変化を補正しない限り生じる。
本発明を行った。つまり連続したレンチキュラーレンズ
ウェブを用いてレンチキュラーレンズ体を便利かつ迅速
に作製できるものの、同レンズウェブの性質上、ウェブ
長に沿ってレンチキュールのピッチが変化することであ
る。同レンズウェブは積分画像のコピーを多数搭載した
担体ウェブと合体されるものであり、前記レンズウェブ
の性質は多数の積分レンズ体のコピー不良発生の原因に
なる。この不良発生は何らかの方法で積分複合画像の倍
率を迅速かつ自動的に調整し、レンチキュールのピッチ
の変化を補正しない限り生じる。
【0011】そこで本発明の一形態として積分画像の形
成装置を提供する。同装置の構成は、(a)プロセッ
サ、(b)前記プロセッサで制御された倍率で画像の印
刷が可能な、担体上に積分複合画像を印刷するプリン
タ、(c)前記プロセッサの制御により印刷後の画像の
位置合せを行いそれによって積分レンズシートを介した
画像観察を可能にする、前記プロセッサに接続した位置
合せユニット、(d)印刷後の積分複合画像の積分レン
ズシートに対する倍率情報をもたらす、前記プロセッサ
に接続したセンサユニット、および(e)前記情報に応
じて倍率を変化し得る、前記プロセッサに接続した倍率
調整装置、を含む。
成装置を提供する。同装置の構成は、(a)プロセッ
サ、(b)前記プロセッサで制御された倍率で画像の印
刷が可能な、担体上に積分複合画像を印刷するプリン
タ、(c)前記プロセッサの制御により印刷後の画像の
位置合せを行いそれによって積分レンズシートを介した
画像観察を可能にする、前記プロセッサに接続した位置
合せユニット、(d)印刷後の積分複合画像の積分レン
ズシートに対する倍率情報をもたらす、前記プロセッサ
に接続したセンサユニット、および(e)前記情報に応
じて倍率を変化し得る、前記プロセッサに接続した倍率
調整装置、を含む。
【0012】本発明の装置の第二の形態は一枚の積分画
像体からの多数のコピー作製に適したもので、担体が担
体ウェブの形で担体ウェブフィーダから送給される。ま
たプロセッサも備わっている。同プロセッサは一般にマ
イクロプロセッサであり、適当なプログラムをされたマ
イクロプロセッサなどが用いられる。プリンタの配置
は、担体ウェブフィーダからのウェブの送給時に一枚の
積分複合画像から複数のコピーが担体ウェブの対応する
位置に印刷されるように位置決めされる。積分画像ウェ
ブフィーダが設置され、これにより積分レンズウェブが
送給されて印刷後の担体と合流していく。位置合わせユ
ニットが印刷後の画像を位置決めし、これにより積分レ
ンズウェブを通して画像が観察できる。後続の積分複合
画像のコピーの印刷時に倍率調整装置が前記倍率情報に
応じて倍率を調整する。
像体からの多数のコピー作製に適したもので、担体が担
体ウェブの形で担体ウェブフィーダから送給される。ま
たプロセッサも備わっている。同プロセッサは一般にマ
イクロプロセッサであり、適当なプログラムをされたマ
イクロプロセッサなどが用いられる。プリンタの配置
は、担体ウェブフィーダからのウェブの送給時に一枚の
積分複合画像から複数のコピーが担体ウェブの対応する
位置に印刷されるように位置決めされる。積分画像ウェ
ブフィーダが設置され、これにより積分レンズウェブが
送給されて印刷後の担体と合流していく。位置合わせユ
ニットが印刷後の画像を位置決めし、これにより積分レ
ンズウェブを通して画像が観察できる。後続の積分複合
画像のコピーの印刷時に倍率調整装置が前記倍率情報に
応じて倍率を調整する。
【0013】本発明の方法の一形態において、該方法
は、(a)プロセッサの制御による担体上への積分複合
画像の印刷、(b)積分レンズシートを介した画像観察
を可能にするための、前記プロセッサの制御による印刷
後の画像の位置合せ、(c)プロセッサに転送された、
印刷された積分複合画像の積分レンズシートに対する倍
率情報のセンサユニットからの受信、(d)前記情報に
応じて調整された倍率でのプロセッサの制御による担体
上への積分複合画像の印刷、を含む。
は、(a)プロセッサの制御による担体上への積分複合
画像の印刷、(b)積分レンズシートを介した画像観察
を可能にするための、前記プロセッサの制御による印刷
後の画像の位置合せ、(c)プロセッサに転送された、
印刷された積分複合画像の積分レンズシートに対する倍
率情報のセンサユニットからの受信、(d)前記情報に
応じて調整された倍率でのプロセッサの制御による担体
上への積分複合画像の印刷、を含む。
【0014】本発明の方法の第二の形態は、(a)レン
チキュラー複合画像の最初のコピーおよび多数の合わせ
マークの担体上への印刷、(b)印刷後のレンチキュラ
ー複合画像と合わせマークをレンチキュラーレンズシー
トを通して観察できるようにするための、同画像等の位
置決め、(c)レンチキュラーレンズシートに対する印
刷後のレンキュラー複合画像の倍率情報を得るための、
レンチキュラーレンズシートを通しての観察による合わ
せマーク中群の1マークの検出、および(d)前記情報
に応じての倍率の調整、を含む。
チキュラー複合画像の最初のコピーおよび多数の合わせ
マークの担体上への印刷、(b)印刷後のレンチキュラ
ー複合画像と合わせマークをレンチキュラーレンズシー
トを通して観察できるようにするための、同画像等の位
置決め、(c)レンチキュラーレンズシートに対する印
刷後のレンキュラー複合画像の倍率情報を得るための、
レンチキュラーレンズシートを通しての観察による合わ
せマーク中群の1マークの検出、および(d)前記情報
に応じての倍率の調整、を含む。
【0015】本発明のいずれかの形態の方法は、特に上
述の第二の形態に係る装置を用いて達成される。
述の第二の形態に係る装置を用いて達成される。
【0016】さらに本発明はコンピュータプログラム製
品を提供する。第一の形態では、このコンピュータプロ
グラム製品はコンピュータで読み出し可能な記録媒体か
らなる。同記録媒体はコンピュータで読み出し可能なプ
ログラムコード手段を含み、同手段は、(a)プリンタ
で印刷された積分複合画像の積分レンズシートに対する
倍率の情報を受信する手段、(b)前記情報に応じてプ
リンタの倍率を調整する手段、および(c)許容公差以
上の倍率の情報に応じて後続の複合画像のコピーの印刷
を中止あるいは警報を発生させる手段、を含む。
品を提供する。第一の形態では、このコンピュータプロ
グラム製品はコンピュータで読み出し可能な記録媒体か
らなる。同記録媒体はコンピュータで読み出し可能なプ
ログラムコード手段を含み、同手段は、(a)プリンタ
で印刷された積分複合画像の積分レンズシートに対する
倍率の情報を受信する手段、(b)前記情報に応じてプ
リンタの倍率を調整する手段、および(c)許容公差以
上の倍率の情報に応じて後続の複合画像のコピーの印刷
を中止あるいは警報を発生させる手段、を含む。
【0017】第二の形態では、コンピュータで読み出し
可能な記録媒体におけるコンピュータで読み出し可能な
プログラムコード手段が、(a)コンピュータメモリに
記憶された積分複合画像の印刷をプリンタに実行させる
手段、(b)プリンタで印刷された積分複合画像の積分
レンズシートに対する倍率の情報を受信する手段、
(c)メモリに記憶された積分複合画像の倍率を調整す
る手段、および(d)積分複合画像の後続のコピーを調
整された倍率でプリンタに印刷させる手段、を含む。
可能な記録媒体におけるコンピュータで読み出し可能な
プログラムコード手段が、(a)コンピュータメモリに
記憶された積分複合画像の印刷をプリンタに実行させる
手段、(b)プリンタで印刷された積分複合画像の積分
レンズシートに対する倍率の情報を受信する手段、
(c)メモリに記憶された積分複合画像の倍率を調整す
る手段、および(d)積分複合画像の後続のコピーを調
整された倍率でプリンタに印刷させる手段、を含む。
【0018】
【発明の実施の形態】積分レンズシートが蝿目(フライ
アイ)レンズシートであるならば前面にレンチキュール
を備えたレンチキュラーレンズシートが特に好適であ
る。あるいは積分レンズシートに厚み方向の屈折率の変
化領域をもたせて、従来形の蝿目またはレンチキュラー
レンズシートと同一の光線偏向を得るような構造にして
もよい。同構造はシートの表面形状との関連の上で設計
され、表面形状として湾曲した外面や平坦な外面および
その他の形状等がある。また、レンズシートの後面を湾
曲させてレンズ効果の強化や湾曲した焦平面の補正を行
なうようにすることもできる。焦平面はレンズ構造上固
有のものである。結論として、シート後側の湾曲がレン
ズ焦平面の湾曲に整合するような形状であればよい。ま
た「積分(インテグラル)」複合画像とは、最低ひとつ
(多くの場合ふたつ以上)のの完成像にもとづくセグメ
ント群(レンチキュラー複合画像の場合は線群の組合
せ)からなる画像を指すものとする。各セグメントは個
々のレンズに沿って配列しており、これによって視線が
画像形成体に対して適正な角度に位置した時ひとつ以上
の画像を各々観察し得る。積分レンズウェブは積分レン
ズ体シート型の連続ウェブである。
アイ)レンズシートであるならば前面にレンチキュール
を備えたレンチキュラーレンズシートが特に好適であ
る。あるいは積分レンズシートに厚み方向の屈折率の変
化領域をもたせて、従来形の蝿目またはレンチキュラー
レンズシートと同一の光線偏向を得るような構造にして
もよい。同構造はシートの表面形状との関連の上で設計
され、表面形状として湾曲した外面や平坦な外面および
その他の形状等がある。また、レンズシートの後面を湾
曲させてレンズ効果の強化や湾曲した焦平面の補正を行
なうようにすることもできる。焦平面はレンズ構造上固
有のものである。結論として、シート後側の湾曲がレン
ズ焦平面の湾曲に整合するような形状であればよい。ま
た「積分(インテグラル)」複合画像とは、最低ひとつ
(多くの場合ふたつ以上)のの完成像にもとづくセグメ
ント群(レンチキュラー複合画像の場合は線群の組合
せ)からなる画像を指すものとする。各セグメントは個
々のレンズに沿って配列しており、これによって視線が
画像形成体に対して適正な角度に位置した時ひとつ以上
の画像を各々観察し得る。積分レンズウェブは積分レン
ズ体シート型の連続ウェブである。
【0019】本実施形態ではセンサユニットが様々な箇
所に位置して積分複合画像の倍率情報を得る。本明細書
では多くの場合該倍率情報を積分複合画像の「相対倍
率」あるいは単に「倍率」とする。しかしながら好適に
は同ユニットは積分レンズシートを通して多数のマーク
を観察しかつ観察したマークに基づいて倍率情報が得ら
れる箇所に位置する。該マークとしては例えば印刷後の
複合画像自体もマークとなり、この場合センサユニット
で観察される線群の特徴はあらかじめプロセッサで評価
され利用可能にされている。より好適には、該マークと
してプリンタで印刷可能な合わせマークが付加される。
該合わせマークは印刷像とは区別されるものであり、同
一の積分複合画像についての複数のコピー間および異な
る積分複合画像間で共通でよい。
所に位置して積分複合画像の倍率情報を得る。本明細書
では多くの場合該倍率情報を積分複合画像の「相対倍
率」あるいは単に「倍率」とする。しかしながら好適に
は同ユニットは積分レンズシートを通して多数のマーク
を観察しかつ観察したマークに基づいて倍率情報が得ら
れる箇所に位置する。該マークとしては例えば印刷後の
複合画像自体もマークとなり、この場合センサユニット
で観察される線群の特徴はあらかじめプロセッサで評価
され利用可能にされている。より好適には、該マークと
してプリンタで印刷可能な合わせマークが付加される。
該合わせマークは印刷像とは区別されるものであり、同
一の積分複合画像についての複数のコピー間および異な
る積分複合画像間で共通でよい。
【0020】センサユニットは前記マークにより積分複
合画像と積分レンズシートとの位置合わせ情報をも得る
ことが好ましい。この場合位置合わせユニットは前記プ
ロセッサに好適に接続し、それによって同ユニットはプ
ロセッサの制御による位置の指示に応じて合わせ位置を
変化させる。明らかに、位置合わせユニットは必ずしも
前記画像とレンズシートとの合わせ位置を自動調整でき
るものでなくともよい。例えば位置合わせユニットはフ
レームとフィーダ機構のプリセットだけであってもよ
い。同プリセットはレンチキュラーレンズシートと印刷
後の積分画像を想定された特徴にもとづいて正しい合わ
せ位置に送給する。しかし好ましくは前述のように位置
合わせユニットはプロセッサに接続され、それにより自
動的に合わせ位置の調整を行う。
合画像と積分レンズシートとの位置合わせ情報をも得る
ことが好ましい。この場合位置合わせユニットは前記プ
ロセッサに好適に接続し、それによって同ユニットはプ
ロセッサの制御による位置の指示に応じて合わせ位置を
変化させる。明らかに、位置合わせユニットは必ずしも
前記画像とレンズシートとの合わせ位置を自動調整でき
るものでなくともよい。例えば位置合わせユニットはフ
レームとフィーダ機構のプリセットだけであってもよ
い。同プリセットはレンチキュラーレンズシートと印刷
後の積分画像を想定された特徴にもとづいて正しい合わ
せ位置に送給する。しかし好ましくは前述のように位置
合わせユニットはプロセッサに接続され、それにより自
動的に合わせ位置の調整を行う。
【0021】さらに、プリンタは積分画像の印刷が可能
なあらゆる種類のものが使用できる。例えば光学式プリ
ンタは(原画ネガなどの)ひとつの原文書から複数のコ
ピーを作製するものであり、電子的に記録された(例え
ばコンピュータメモリにデジタル記録された)画像の印
刷を行うことができる。同プリンタとして投影レンズプ
リンタや接触式プリンタ、あるいはLVTプリンタやL
EDプリンタおよびその他のタイプのマイクロプロセッ
サ制御式のプリンタがある。このことから明らかに、プ
リンタに関連したなんらかの手段によって可変式の倍率
が得られる。また同手段により画像セグメントのセット
間の間隔の調整を行うことができる。同セットはレンチ
キュラー複合画像の場合好適には画像ラインのセットで
ある。例えば投影レンズプリンタでは投影レンズの倍率
が可変である。例えば発光表示器の画素を用いて感光性
フィルム上に印刷を行なうプリンタでは、画素間の相対
間隔を調整することで簡単に可変式の倍率が得られる。
画像の印刷がコンピュータメモリにデジタル記録された
画像をもとにして行われる場合は、マイクロプロセッサ
を用いて公知の方法でデジタル画像を処理することによ
り可変式の倍率が得られる。
なあらゆる種類のものが使用できる。例えば光学式プリ
ンタは(原画ネガなどの)ひとつの原文書から複数のコ
ピーを作製するものであり、電子的に記録された(例え
ばコンピュータメモリにデジタル記録された)画像の印
刷を行うことができる。同プリンタとして投影レンズプ
リンタや接触式プリンタ、あるいはLVTプリンタやL
EDプリンタおよびその他のタイプのマイクロプロセッ
サ制御式のプリンタがある。このことから明らかに、プ
リンタに関連したなんらかの手段によって可変式の倍率
が得られる。また同手段により画像セグメントのセット
間の間隔の調整を行うことができる。同セットはレンチ
キュラー複合画像の場合好適には画像ラインのセットで
ある。例えば投影レンズプリンタでは投影レンズの倍率
が可変である。例えば発光表示器の画素を用いて感光性
フィルム上に印刷を行なうプリンタでは、画素間の相対
間隔を調整することで簡単に可変式の倍率が得られる。
画像の印刷がコンピュータメモリにデジタル記録された
画像をもとにして行われる場合は、マイクロプロセッサ
を用いて公知の方法でデジタル画像を処理することによ
り可変式の倍率が得られる。
【0022】図面を参照する。図1に実施形態に係る装
置の全体的なブロック図を示す。プリンタ200(図2
参照)を収容する写真仕上げユニット101が連続的な
レンチキュラー複合画像が印刷された担体ウェブ204
を作製する。同画像は一般にある操業における同一画像
についての複数のコピーである。ウェブ204は元来は
写真感光フィルムであるが、写真感光ユニット101中
で印刷および処理を受けた後は感光性を失っている。ウ
ェブ204は写真仕上げユニット101から位置合わせ
およびラミネーションユニット102に移送される。ユ
ニット102でレンズウェブスプール104から送給さ
れるレンチキュラーレンズウェブ105が担体ウェブ2
04にラミネートされ、レンチキュラー画像体のウェブ
が形成される。このラミネート材は次に切断およびトリ
ミングユニット103に送られ、完成した画像は製品容
器108に収納される。不良のレンチキュラー画像体は
ユニット103中で不良品容器106に向けられる、こ
れについて詳細は後述する。
置の全体的なブロック図を示す。プリンタ200(図2
参照)を収容する写真仕上げユニット101が連続的な
レンチキュラー複合画像が印刷された担体ウェブ204
を作製する。同画像は一般にある操業における同一画像
についての複数のコピーである。ウェブ204は元来は
写真感光フィルムであるが、写真感光ユニット101中
で印刷および処理を受けた後は感光性を失っている。ウ
ェブ204は写真仕上げユニット101から位置合わせ
およびラミネーションユニット102に移送される。ユ
ニット102でレンズウェブスプール104から送給さ
れるレンチキュラーレンズウェブ105が担体ウェブ2
04にラミネートされ、レンチキュラー画像体のウェブ
が形成される。このラミネート材は次に切断およびトリ
ミングユニット103に送られ、完成した画像は製品容
器108に収納される。不良のレンチキュラー画像体は
ユニット103中で不良品容器106に向けられる、こ
れについて詳細は後述する。
【0023】図2に写真仕上げユニット101に内蔵さ
れたプリンタの構成を詳細に示す。レンチキュラー複合
画像の媒体となる原画マスターネガ201が露光技術を
用いて作製される。露光技術として例えば米国特許第
5,276,478号に記載のものがある。マスターネ
ガ201の像は光源203により投影レンズ系202を
通してウェブ204上に露光される。ウェブ204はこ
の時点では感光性である。このプリンタユニットの倍率
と焦点は可変式であり、同倍率等はレンズ系202の位
置調整を行なうモータ205とフィルムウェブ204の
位置制御を行なうモータ206を通じて制御される。こ
の方式において、マスターネガ201を用いてフィルム
ウェブ204に投影される画像の焦点と倍率はモータ2
05、206で調整される。モータ205、206は適
当なプログラムをされたデジタルコンピュータ中のマイ
クロプロセッサの制御を受ける。これについて詳細は後
述する。
れたプリンタの構成を詳細に示す。レンチキュラー複合
画像の媒体となる原画マスターネガ201が露光技術を
用いて作製される。露光技術として例えば米国特許第
5,276,478号に記載のものがある。マスターネ
ガ201の像は光源203により投影レンズ系202を
通してウェブ204上に露光される。ウェブ204はこ
の時点では感光性である。このプリンタユニットの倍率
と焦点は可変式であり、同倍率等はレンズ系202の位
置調整を行なうモータ205とフィルムウェブ204の
位置制御を行なうモータ206を通じて制御される。こ
の方式において、マスターネガ201を用いてフィルム
ウェブ204に投影される画像の焦点と倍率はモータ2
05、206で調整される。モータ205、206は適
当なプログラムをされたデジタルコンピュータ中のマイ
クロプロセッサの制御を受ける。これについて詳細は後
述する。
【0024】図2に示すプリンタの代替となるプリンタ
のひとつに接触式プリンタがある。接触式印刷方法を図
4に示す。マスターネガ201は感光性担体ウェブ20
4に接して供給される。倍率の調整はモータドライブ
(図示せず)により行われる。モータドライブはネガ2
01を反対方向に引き伸ばす。すなわち矢印401と4
02で示す方向および矢印403と404で示す方向で
ある。この反対方向への可変式の引き伸ばしにより担体
ウェブ204に印刷されるレンチキュラー複合画像の倍
率に微小な変化がもたらされる。
のひとつに接触式プリンタがある。接触式印刷方法を図
4に示す。マスターネガ201は感光性担体ウェブ20
4に接して供給される。倍率の調整はモータドライブ
(図示せず)により行われる。モータドライブはネガ2
01を反対方向に引き伸ばす。すなわち矢印401と4
02で示す方向および矢印403と404で示す方向で
ある。この反対方向への可変式の引き伸ばしにより担体
ウェブ204に印刷されるレンチキュラー複合画像の倍
率に微小な変化がもたらされる。
【0025】またプリンタを用いて多数の合わせマーク
を印刷することもできる。合わせマークは一般に間隔を
置いた平行な直線群220、222(図5、図7参照)
からなり、印刷後のレンチキュラー像の外縁に位置す
る。この直線群は一様な濃度と色合いとを好適にもつ。
図3の投影プリンタあるいは図4の接触式プリンタの場
合は、この合わせマークを原画マスターネガ201上に
設置することもできる。
を印刷することもできる。合わせマークは一般に間隔を
置いた平行な直線群220、222(図5、図7参照)
からなり、印刷後のレンチキュラー像の外縁に位置す
る。この直線群は一様な濃度と色合いとを好適にもつ。
図3の投影プリンタあるいは図4の接触式プリンタの場
合は、この合わせマークを原画マスターネガ201上に
設置することもできる。
【0026】露光後ウェブ204は写真仕上げユニット
101内の現像部(図示せず)に送られ、さらにラミネ
ータユニット102に送られる。ユニット102でスプ
ール104から送給されたレンチキュラー材がフィルム
ウェブ204にラミネートされる。担体ウェブ204と
レンチキュラーレンズウェブ105の貼付用接着剤とし
て二種類の内のいずれかが使用される。ひとつは合体し
たふたつのウェブを完璧に固定するものであり、もうひ
とつは固定前に反応時間がありそのため両ウェブを合体
後相互に位置調整することができる。第二のタイプが好
ましい。切断およびトリミングユニット103で出来上
がる積分画像体は図3のレンチキュラー画像体300の
ような外観形状をもつ。画像体300は、現像後のフィ
ルム302(ウェブ204の部分)からなる担体をラミ
ネートした(すなわち接着した)レンチキュラーレンズ
シート301(ウェブ105の部分)およびシート30
1とフィルム302間の接着層303を含む。
101内の現像部(図示せず)に送られ、さらにラミネ
ータユニット102に送られる。ユニット102でスプ
ール104から送給されたレンチキュラー材がフィルム
ウェブ204にラミネートされる。担体ウェブ204と
レンチキュラーレンズウェブ105の貼付用接着剤とし
て二種類の内のいずれかが使用される。ひとつは合体し
たふたつのウェブを完璧に固定するものであり、もうひ
とつは固定前に反応時間がありそのため両ウェブを合体
後相互に位置調整することができる。第二のタイプが好
ましい。切断およびトリミングユニット103で出来上
がる積分画像体は図3のレンチキュラー画像体300の
ような外観形状をもつ。画像体300は、現像後のフィ
ルム302(ウェブ204の部分)からなる担体をラミ
ネートした(すなわち接着した)レンチキュラーレンズ
シート301(ウェブ105の部分)およびシート30
1とフィルム302間の接着層303を含む。
【0027】印刷後のレンチキュラー複合画像と積分レ
ンズウェブ105との倍率の整合性を検知する装置と方
法を図5に示す。担体ウェブ204の縁に露出した合わ
せライン220、222が対応するレンチキュールを通
して観察される。特にライン220はレンチキュール5
01とレンズ502を介してCCDラインセンサ50
3、および同じくレンチキュール501とレンズ532
を介してCCDラインセンサ533で観察される。もう
ひとつの合わせライン222はレンチキュール506と
レンズ507を介してCCDラインセンサ505で観察
される。センサ533は両ウェブの合流地点(すなわち
一体化する箇所)に好便に配置される。センサ503、
505はセンサ533の下流で、かつ接着剤で固定する
前のいずれか好便な箇所に設置してもよい。
ンズウェブ105との倍率の整合性を検知する装置と方
法を図5に示す。担体ウェブ204の縁に露出した合わ
せライン220、222が対応するレンチキュールを通
して観察される。特にライン220はレンチキュール5
01とレンズ502を介してCCDラインセンサ50
3、および同じくレンチキュール501とレンズ532
を介してCCDラインセンサ533で観察される。もう
ひとつの合わせライン222はレンチキュール506と
レンズ507を介してCCDラインセンサ505で観察
される。センサ533は両ウェブの合流地点(すなわち
一体化する箇所)に好便に配置される。センサ503、
505はセンサ533の下流で、かつ接着剤で固定する
前のいずれか好便な箇所に設置してもよい。
【0028】レンズ502、507、532およびCC
Dラインセンサ503、505、533は共に検知ユニ
ットとして機能し、同ユニットは図5に示す適当なプロ
グラムをされたマイクロプロセッサ504に接続され
る。センサ503と505の結合した出力信号が倍率情
報になり、センサ503と533の結合した出力信号が
位置合わせ情報になる。特にマイクロプロセッサ504
がレンチキュール501、506直下の対応するライン
220、222の相対位置を決定し、各相対位置をあら
かじめ決められた基準位置と比較する。同基準位置は良
品の積分画像体のコピー中のライン220、222の位
置にもとづいて前もって規定される。
Dラインセンサ503、505、533は共に検知ユニ
ットとして機能し、同ユニットは図5に示す適当なプロ
グラムをされたマイクロプロセッサ504に接続され
る。センサ503と505の結合した出力信号が倍率情
報になり、センサ503と533の結合した出力信号が
位置合わせ情報になる。特にマイクロプロセッサ504
がレンチキュール501、506直下の対応するライン
220、222の相対位置を決定し、各相対位置をあら
かじめ決められた基準位置と比較する。同基準位置は良
品の積分画像体のコピー中のライン220、222の位
置にもとづいて前もって規定される。
【0029】プログラムされたマイクロプロセッサ50
4によって、センサ533、503で観察された2本の
ライン220、222があらかじめ決められた基準位置
に対して同方向にあるか否かが判定される。この判定は
二つのウェブ間に相互のスキュー(長さ方向に沿った角
度)があるか否かを示すものである。図7でセンサ50
3、505および533がプラス方向(図中の「+」)
のエラーを表示するのは、画像220aが基準位置50
3b、533bの右方にはみ出したとき、および画像2
22aが基準位置505bの右方にはみ出した時であ
る。該エラー(誤差)を503e、533eおよび50
5eで示す。矢印512はウェブ105とウェブ204
の移動方向を示す。
4によって、センサ533、503で観察された2本の
ライン220、222があらかじめ決められた基準位置
に対して同方向にあるか否かが判定される。この判定は
二つのウェブ間に相互のスキュー(長さ方向に沿った角
度)があるか否かを示すものである。図7でセンサ50
3、505および533がプラス方向(図中の「+」)
のエラーを表示するのは、画像220aが基準位置50
3b、533bの右方にはみ出したとき、および画像2
22aが基準位置505bの右方にはみ出した時であ
る。該エラー(誤差)を503e、533eおよび50
5eで示す。矢印512はウェブ105とウェブ204
の移動方向を示す。
【0030】位置合わせにはスキューと位置とのふたつ
の測定結果を要する。センサ503と533は共にスキ
ュー情報をもたらし、センサ503と505が位置情報
をもたらす。倍率調整にはセンサ503、505から得
られるひとつの測定結果が必要である。スキューエラー
は次式で求まる。
の測定結果を要する。センサ503と533は共にスキ
ュー情報をもたらし、センサ503と505が位置情報
をもたらす。倍率調整にはセンサ503、505から得
られるひとつの測定結果が必要である。スキューエラー
は次式で求まる。
【0031】Ep−Er=スキューエラー エラーEpを533eで、またエラーErを503eで示
す。スキューエラー信号はスキューを解消する時のウェ
ブの捻り方向を表す。位置エラーは次式で求まる。
す。スキューエラー信号はスキューを解消する時のウェ
ブの捻り方向を表す。位置エラーは次式で求まる。
【0032】El+Er=位置エラー エラーElを505eで示す。位置エラー信号は幅方向の
位置を修正する時のウェブのずらし方向を表す。倍率エ
ラーは次式で求まる。
位置を修正する時のウェブのずらし方向を表す。倍率エ
ラーは次式で求まる。
【0033】(−El+Er)/2=倍率エラー このエラー信号は原画像を拡大または縮小する必要があ
るかどうかを表す。
るかどうかを表す。
【0034】位置エラーとスキューエラーは共に位置合
わせエラーである。これらのエラーを修正するためにマ
イクロプロセッサ504が位置合わせユニットに対して
指示を出す。この指示によりスプール104から送給さ
れるレンチキュラーレンズウェブ105に対するフィル
ムウェブ204の位置が改められると共に(スキューを
直すために)同ウェブの向きが修正される。
わせエラーである。これらのエラーを修正するためにマ
イクロプロセッサ504が位置合わせユニットに対して
指示を出す。この指示によりスプール104から送給さ
れるレンチキュラーレンズウェブ105に対するフィル
ムウェブ204の位置が改められると共に(スキューを
直すために)同ウェブの向きが修正される。
【0035】周知のように相応のウェブ位置合わせユニ
ットには種々のモータ、エッヂガイドおよびローラが必
要である。図6に同装置を簡略化して示す。前述のよう
に他の構成部品が必要なことは認識の上である。この位
置合わせユニットはモータ603を含み、同モータによ
りナット605と606(図示せず)を保持するネジ山
604が制御される。ナット605はエッジガイド60
7の位置をガイドする。またナット606はエッジガイ
ド608の位置をガイドし、これによってウェブ204
がレンチキュラーレンズウェブ105と一体化する前に
同ウェブの幅方向の位置決めが行われる。エッジガイド
610、611によって、レンチキュラーレンズウェブ
105の幅方向の正確な位置での保持が確実に行われ
る。モータ603はモータサーボ系612で制御され
る。またサーボ系612はライン613を通じてマイク
ロプロセッサ504の制御を受ける。この構成によりレ
ンズウェブ105に対するウェブ204の幅方向の位置
を変化させることができる。ただし従来技術にある通り
スキューの調整には追加のモータおよびローラ(図示せ
ず)があるほうがよい。
ットには種々のモータ、エッヂガイドおよびローラが必
要である。図6に同装置を簡略化して示す。前述のよう
に他の構成部品が必要なことは認識の上である。この位
置合わせユニットはモータ603を含み、同モータによ
りナット605と606(図示せず)を保持するネジ山
604が制御される。ナット605はエッジガイド60
7の位置をガイドする。またナット606はエッジガイ
ド608の位置をガイドし、これによってウェブ204
がレンチキュラーレンズウェブ105と一体化する前に
同ウェブの幅方向の位置決めが行われる。エッジガイド
610、611によって、レンチキュラーレンズウェブ
105の幅方向の正確な位置での保持が確実に行われ
る。モータ603はモータサーボ系612で制御され
る。またサーボ系612はライン613を通じてマイク
ロプロセッサ504の制御を受ける。この構成によりレ
ンズウェブ105に対するウェブ204の幅方向の位置
を変化させることができる。ただし従来技術にある通り
スキューの調整には追加のモータおよびローラ(図示せ
ず)があるほうがよい。
【0036】倍率の変動を修正してレンチキュラー材の
寸法を印刷後の基材寸法に常に整合させるために、プロ
セッサ504からライン510上に信号が発信される。
この信号発信については先に述べた通りである。
寸法を印刷後の基材寸法に常に整合させるために、プロ
セッサ504からライン510上に信号が発信される。
この信号発信については先に述べた通りである。
【0037】ライン510上の信号はサーボ増幅器21
0に伝送され、同増幅器がライン211を介してモータ
205、206を制御する。これらモータの位置はサー
ボ増幅器210で調整される。この調整はレンズ系20
2からなる光学系の倍率を(焦点を保ちながら)変化さ
せて行われる。この調整結果による倍率の変化はウェブ
204上に印刷されるレンチキュラー複合画像に伝達し
直されレンチキュラーレンズウェブ105との寸法合わ
せに用いられる。例えば倍率エラー信号が正であれば、
ウェブ204上の画像の倍率を下げる必要があることを
示しており、これに対応してライン510上の信号にも
とづきモータ206、205が焦点を保ちながら倍率を
下げる。
0に伝送され、同増幅器がライン211を介してモータ
205、206を制御する。これらモータの位置はサー
ボ増幅器210で調整される。この調整はレンズ系20
2からなる光学系の倍率を(焦点を保ちながら)変化さ
せて行われる。この調整結果による倍率の変化はウェブ
204上に印刷されるレンチキュラー複合画像に伝達し
直されレンチキュラーレンズウェブ105との寸法合わ
せに用いられる。例えば倍率エラー信号が正であれば、
ウェブ204上の画像の倍率を下げる必要があることを
示しており、これに対応してライン510上の信号にも
とづきモータ206、205が焦点を保ちながら倍率を
下げる。
【0038】要約する。CCD505とCCD503上
で基準像が同時に矢印508、509方向あるいは両矢
印と反対方向に動くときは前述のように位置エラーの検
出処理が行われ、同処理にもとづいてエラー修正信号が
ライン613上に発信される。さらに同信号にもとづ
き、ウェブ204がレンチキュラー材601と一体化す
る前にモータ603により同ウェブの位置が修正され
る。(CCD505とCCD503からの信号にもとづ
き)プロセッサ504が倍率エラーとの決定を下すと、
ライン510上にエラー信号が発信される。明白なこと
であるが、ウェブ204上のレンチキュラー複合画像が
レンチキュラーウェブ105と一体化する段階では上記
の各修正信号によって倍率が即時に修正されることはな
い。位置合わせについても同様のことが言える。この理
由は、センサ503、505がレンチキュラーレンズウ
ェブ105とウェブ204との合流点を若干越えた箇所
でライン220、222を観察する配置にあるためであ
る。ただし該修正信号により、後続のウェブ204上の
画像については正しい合わせ位置と正しい倍率の両方が
確保されるという効果が得られる。さらに明白なこと
に、エラー検出は図5のセンサ機構を用いて相対的な合
わせ位置と倍率について行われるので当該製品が規格外
とは限らない。とはいえ、プロセッサ504により倍率
あるいは位置合わせエラーとの決定が行われた場合は、
(ユニット103に接続した)ライン520上に制御信
号が発信される。同信号により前記組合せ部材中の該当
部分が不良であり、切断およびトリミングユニット10
3で断裁する必要があることが指示される。
で基準像が同時に矢印508、509方向あるいは両矢
印と反対方向に動くときは前述のように位置エラーの検
出処理が行われ、同処理にもとづいてエラー修正信号が
ライン613上に発信される。さらに同信号にもとづ
き、ウェブ204がレンチキュラー材601と一体化す
る前にモータ603により同ウェブの位置が修正され
る。(CCD505とCCD503からの信号にもとづ
き)プロセッサ504が倍率エラーとの決定を下すと、
ライン510上にエラー信号が発信される。明白なこと
であるが、ウェブ204上のレンチキュラー複合画像が
レンチキュラーウェブ105と一体化する段階では上記
の各修正信号によって倍率が即時に修正されることはな
い。位置合わせについても同様のことが言える。この理
由は、センサ503、505がレンチキュラーレンズウ
ェブ105とウェブ204との合流点を若干越えた箇所
でライン220、222を観察する配置にあるためであ
る。ただし該修正信号により、後続のウェブ204上の
画像については正しい合わせ位置と正しい倍率の両方が
確保されるという効果が得られる。さらに明白なこと
に、エラー検出は図5のセンサ機構を用いて相対的な合
わせ位置と倍率について行われるので当該製品が規格外
とは限らない。とはいえ、プロセッサ504により倍率
あるいは位置合わせエラーとの決定が行われた場合は、
(ユニット103に接続した)ライン520上に制御信
号が発信される。同信号により前記組合せ部材中の該当
部分が不良であり、切断およびトリミングユニット10
3で断裁する必要があることが指示される。
【0039】完成像の合わせ位置と倍率を検知する他の
方法を図8〜図11に示す。この場合はプリンタが合わ
せマークをウェブ204上の領域701、702に印刷
する。同マークは領域701、702内にあり、間隔を
置いた多数の平行な直線からなる。同直線は一定の色合
いまたは濃度を(好適には両方を)もつことが好まし
い。また同直線間の間隔はレンチキュールの後方での同
一視野の画像ライン間の間隔からわずかにずれており、
また各レンチキュール間の間隔とのずれがある。レンチ
キュラーレンズウェブ105を通して見た時これらの直
線はモアレパターンを形成する。二次元CCDアレーセ
ンサ703がレンズウェブ105と印刷後の担体204
の合流地点またはその後方に位置し、これによってセン
サ703によるレンズ704を通しての領域701、7
02の観察が可能になる。センサ703とレンズ704
は共にセンサユニットとして機能する。領域701、7
02内の合わせラインにより形成された種々の縞がレン
ズウェブ105を通して観察される。適切なプログラム
をされたプロセッサ504がこの縞を解析し、印刷後の
レンチキュラー複合画像の合わせ位置と倍率に修正が必
要かどうかを判定する。合わせ位置は縞パターン706
などの縞パターンの解析により判定される。ウェブ10
5の両端に対する中心部での縞パターンからウェブ10
5に対するレンチキュラー像の位置情報が得られる。ス
キューエラーはウェブ105の端に対する個々の縞の角
度から求まる。例えばパターン707内の縞707a、
707bおよび707cの角度がスキューエラーを表
す。倍率はあるパターン内での縞間の間隔、例えばパタ
ーン706内の縞706a、706bおよび706c間
の間隔、から求まる。縞パターンの解析による合わせ位
置と倍率の情報に応じて、プロセッサ504から合わせ
位置と倍率の修正信号がライン613とライン510上
にそれぞれ発信される。これらの信号により前述の図5
のセンサユニットの場合と同様の方法で後続のレンチキ
ュラ−複合画像の合わせ位置と倍率の修正が行われる。
プロセッサ504が縞パターンの示す内容について同パ
ターンの範囲のウェブが規格外であると判定した時に
は、前述の図5のセンサユニットの例と同様の方法で信
号がライン521上に発信される。
方法を図8〜図11に示す。この場合はプリンタが合わ
せマークをウェブ204上の領域701、702に印刷
する。同マークは領域701、702内にあり、間隔を
置いた多数の平行な直線からなる。同直線は一定の色合
いまたは濃度を(好適には両方を)もつことが好まし
い。また同直線間の間隔はレンチキュールの後方での同
一視野の画像ライン間の間隔からわずかにずれており、
また各レンチキュール間の間隔とのずれがある。レンチ
キュラーレンズウェブ105を通して見た時これらの直
線はモアレパターンを形成する。二次元CCDアレーセ
ンサ703がレンズウェブ105と印刷後の担体204
の合流地点またはその後方に位置し、これによってセン
サ703によるレンズ704を通しての領域701、7
02の観察が可能になる。センサ703とレンズ704
は共にセンサユニットとして機能する。領域701、7
02内の合わせラインにより形成された種々の縞がレン
ズウェブ105を通して観察される。適切なプログラム
をされたプロセッサ504がこの縞を解析し、印刷後の
レンチキュラー複合画像の合わせ位置と倍率に修正が必
要かどうかを判定する。合わせ位置は縞パターン706
などの縞パターンの解析により判定される。ウェブ10
5の両端に対する中心部での縞パターンからウェブ10
5に対するレンチキュラー像の位置情報が得られる。ス
キューエラーはウェブ105の端に対する個々の縞の角
度から求まる。例えばパターン707内の縞707a、
707bおよび707cの角度がスキューエラーを表
す。倍率はあるパターン内での縞間の間隔、例えばパタ
ーン706内の縞706a、706bおよび706c間
の間隔、から求まる。縞パターンの解析による合わせ位
置と倍率の情報に応じて、プロセッサ504から合わせ
位置と倍率の修正信号がライン613とライン510上
にそれぞれ発信される。これらの信号により前述の図5
のセンサユニットの場合と同様の方法で後続のレンチキ
ュラ−複合画像の合わせ位置と倍率の修正が行われる。
プロセッサ504が縞パターンの示す内容について同パ
ターンの範囲のウェブが規格外であると判定した時に
は、前述の図5のセンサユニットの例と同様の方法で信
号がライン521上に発信される。
【0040】正しく位置合わせされたウェブ105とウ
ェブ204は、位置合わせおよびラミネーションユニッ
ト102でラミネーションされた後、図6に示す完成し
た積分画像ウェブ620になる。ウェブ620は位置合
わせおよびラミネーションユニット102からトリミン
グユニット103に移送される。トリミングユニット1
03においてスリット加工、せん断およびレーザ切断が
適宜併用され、合わせライン220、222あるいは7
01、702、706、707等の領域が積分画像ウェ
ブ620からトリミングされる。またユニット103は
個々の積分画像体を要求された寸法にトリミングする。
ユニット103は信号520に応じて不良品を容器10
6中に排出する手段をも含む。信号520は該不良品が
合わせ位置あるいは倍率の面で規格公差外であったこと
を示すものである。
ェブ204は、位置合わせおよびラミネーションユニッ
ト102でラミネーションされた後、図6に示す完成し
た積分画像ウェブ620になる。ウェブ620は位置合
わせおよびラミネーションユニット102からトリミン
グユニット103に移送される。トリミングユニット1
03においてスリット加工、せん断およびレーザ切断が
適宜併用され、合わせライン220、222あるいは7
01、702、706、707等の領域が積分画像ウェ
ブ620からトリミングされる。またユニット103は
個々の積分画像体を要求された寸法にトリミングする。
ユニット103は信号520に応じて不良品を容器10
6中に排出する手段をも含む。信号520は該不良品が
合わせ位置あるいは倍率の面で規格公差外であったこと
を示すものである。
【0041】本実施形態の方法全体を図12のフローチ
ャートにまとめて示す。図12に示すように、工程の開
始時にデータ802が適当にプログラムされたマイクロ
プロセッサ504に入力される。データ802は図2の
ネガ201などのマスター原画のレンチキュラー複合画
像を描くものである。さらにデータ804がマイクロプ
ロセッサ504に入力される。データ804はスプール
104上のレンチキュラーレンズウェブ105の先端で
のレンチキュールのピッチ並びにその他の関連情報を表
す。関連情報としてレンチキュラーレンズウェブの幅、
長さ等がある。次にマイクロプロセッサ504が原画ネ
ガ201についての適当な初期倍率の規定806を行
い、相応の信号をライン510を通してサーボ増幅器2
10に伝送する。同増幅器でレンチキュラー複合画像の
倍率(すなわち原画ネガの倍率)が前述した方法で調整
808される。次にレンチキュラー複合画像の最初のコ
ピーが印刷並びに処理810される。この印刷等は先に
述べたように原画ネガ201を用いて(812)、かつ
未露光の担体ウェブ204を用いて(814)行われ
る。
ャートにまとめて示す。図12に示すように、工程の開
始時にデータ802が適当にプログラムされたマイクロ
プロセッサ504に入力される。データ802は図2の
ネガ201などのマスター原画のレンチキュラー複合画
像を描くものである。さらにデータ804がマイクロプ
ロセッサ504に入力される。データ804はスプール
104上のレンチキュラーレンズウェブ105の先端で
のレンチキュールのピッチ並びにその他の関連情報を表
す。関連情報としてレンチキュラーレンズウェブの幅、
長さ等がある。次にマイクロプロセッサ504が原画ネ
ガ201についての適当な初期倍率の規定806を行
い、相応の信号をライン510を通してサーボ増幅器2
10に伝送する。同増幅器でレンチキュラー複合画像の
倍率(すなわち原画ネガの倍率)が前述した方法で調整
808される。次にレンチキュラー複合画像の最初のコ
ピーが印刷並びに処理810される。この印刷等は先に
述べたように原画ネガ201を用いて(812)、かつ
未露光の担体ウェブ204を用いて(814)行われ
る。
【0042】この後レンチキュラーウェブ105が工程
に入れられ(818)、位置合わせおよびラミネーショ
ンユニット102内で印刷後の担体ウェブ204とレン
チキュラーレンズウェブ105とが一体化される(81
6)。一体化とは両ウェブが合流または面合わせされ、
それによって印刷後のレンチキュラー複合画像がレンチ
キュラーレンズウェブ105を通して観察できるように
することである。マイクロプロセッサ105によってウ
ェブ204と105との初期の位置決めが行われ(82
0)、良好な初期設定と見なされる位置に配置される。
前述したようにマイクロプロセッサ504は位置合わせ
ユニット内のモータ603の調整を行う。次にこの合わ
せ位置が先に述べたいずれかのセンサユニットによる評
価を受ける(822)。この評価はレンチキュラーレン
ズウェブ105を介した合わせラインの観察によるもの
であり、ウェブ204と105とがラミネーションまた
は接着硬化のいずれかによって一体接着される前に行わ
れる。(センサユニットとマイクロプロセサでのモニタ
の結果)合わせ位置が正しくない場合は再度位置合わせ
が行われる(820)。このループはステップ824で
正しい合わせ位置が得られるまで繰り返される。この後
ウェブ204とウェブ105がラミネーションまたは接
着硬化により一体接着される(826)。センサユニッ
トが合わせラインの位置を再測定すると共にマイクロプ
ロセッサがレンチキュラーレンズシートに対するレンチ
キュラー複合画像の最初のコピーの倍率を評価する(8
28)。その後完成したレンチキュラー印刷像が配送さ
れる(830)。マイクロプロセッサによって相対倍率
の変化が検出されると(832)、倍率はマイクロプロ
セッサ504の決定にしたがって再調整され、それによ
り後続のレンチキュラー複合画像のコピーのウェブ10
5に対する倍率が修正される。該相対倍率の変化はレン
チキュラーウェブ105におけるレンチキュラーピッチ
の変化に起因する。またマイクロプロセッサ504をプ
ログラムすることによって相対倍率の変化速度が好適に
評価され、これにより制御ループのヒステリシスの最適
化が行われる。
に入れられ(818)、位置合わせおよびラミネーショ
ンユニット102内で印刷後の担体ウェブ204とレン
チキュラーレンズウェブ105とが一体化される(81
6)。一体化とは両ウェブが合流または面合わせされ、
それによって印刷後のレンチキュラー複合画像がレンチ
キュラーレンズウェブ105を通して観察できるように
することである。マイクロプロセッサ105によってウ
ェブ204と105との初期の位置決めが行われ(82
0)、良好な初期設定と見なされる位置に配置される。
前述したようにマイクロプロセッサ504は位置合わせ
ユニット内のモータ603の調整を行う。次にこの合わ
せ位置が先に述べたいずれかのセンサユニットによる評
価を受ける(822)。この評価はレンチキュラーレン
ズウェブ105を介した合わせラインの観察によるもの
であり、ウェブ204と105とがラミネーションまた
は接着硬化のいずれかによって一体接着される前に行わ
れる。(センサユニットとマイクロプロセサでのモニタ
の結果)合わせ位置が正しくない場合は再度位置合わせ
が行われる(820)。このループはステップ824で
正しい合わせ位置が得られるまで繰り返される。この後
ウェブ204とウェブ105がラミネーションまたは接
着硬化により一体接着される(826)。センサユニッ
トが合わせラインの位置を再測定すると共にマイクロプ
ロセッサがレンチキュラーレンズシートに対するレンチ
キュラー複合画像の最初のコピーの倍率を評価する(8
28)。その後完成したレンチキュラー印刷像が配送さ
れる(830)。マイクロプロセッサによって相対倍率
の変化が検出されると(832)、倍率はマイクロプロ
セッサ504の決定にしたがって再調整され、それによ
り後続のレンチキュラー複合画像のコピーのウェブ10
5に対する倍率が修正される。該相対倍率の変化はレン
チキュラーウェブ105におけるレンチキュラーピッチ
の変化に起因する。またマイクロプロセッサ504をプ
ログラムすることによって相対倍率の変化速度が好適に
評価され、これにより制御ループのヒステリシスの最適
化が行われる。
【0043】プロセッサ504のプログラムにより関連
の他の仕事を行なうこともできる。例えばプロセッサ5
04をプログラムして、倍率と合わせ位置のいずれかま
たは両方のエラーが検出されたときプロセッサ504か
ら警報あるいは積分画像体の生産中止命令を発生させる
ようコーディングすることもできる。警報として音響ア
ラームや視覚アラームがある。視覚アラームとしてCR
T等のモニタ上の警告メッセージなどがある。前記エラ
ー検出はユーザが設定した公差を越えたものについて行
われる。
の他の仕事を行なうこともできる。例えばプロセッサ5
04をプログラムして、倍率と合わせ位置のいずれかま
たは両方のエラーが検出されたときプロセッサ504か
ら警報あるいは積分画像体の生産中止命令を発生させる
ようコーディングすることもできる。警報として音響ア
ラームや視覚アラームがある。視覚アラームとしてCR
T等のモニタ上の警告メッセージなどがある。前記エラ
ー検出はユーザが設定した公差を越えたものについて行
われる。
【0044】例示したコンピュータ読み出し可能な記憶
媒体の例として、フロッピーディスクなどの磁気ディス
クや磁気テープ等の磁気記録媒体、光ディスク、光テー
プまたは機械読み出し式のバーコードなどの光記録媒
体、ランダムアクセスメモリ(RAM)や読み出し専用
メモリ(ROM)などの固体電子記憶素子、およびその
他のコンピュータプログラム格納用の物理素子または媒
体がある。
媒体の例として、フロッピーディスクなどの磁気ディス
クや磁気テープ等の磁気記録媒体、光ディスク、光テー
プまたは機械読み出し式のバーコードなどの光記録媒
体、ランダムアクセスメモリ(RAM)や読み出し専用
メモリ(ROM)などの固体電子記憶素子、およびその
他のコンピュータプログラム格納用の物理素子または媒
体がある。
【0045】種々のシーンにもとづく線群の組合せによ
る相応のレンチキュラー複合画像の形成、および同画像
の露光あるいは積分画像形成体の後側への書き込みにつ
いては米国特許第5,278,608号、5,276,
478号および5,455,689号に記載例がある。
同積分画像は例えば一光景について別々の透視図法で撮
影された二つ以上の像から作製することができる。「別
々の透視図法で」とは、ある光景に対して別々の角度位
置で、ということである。該積分画像によりひとつ以上
の三次元画像が得られる。この時感光層には記録が行わ
れており、視線の位置はレンチキュラーレンズシートの
前側前方にある。「三次元画像」とは、レンズシートの
前方から(つまりレンズ部品を通して)像を観察した時
視感上の奥行き成分をもつ積分画像のことである。前記
奥行き成分は様々の像を関連性のある構成にすることで
得られる。つまり前記様々な像が実際に三次元対象物を
観察するときの異なる位置からの観察像として見えるよ
うにした構成である。奥行き成分とは光景中の対象物の
少なくとも一部を見廻すことができる性質のことであ
る。この性質は同一シーンについて種々の透視図にもと
づく線群の組合せにより得られる。この手法は公知のも
のである。したがって三次元画像は必然的に一シーンに
ついて最低ふたつ以上の像を含む。この他にまたはこれ
に加えて、前記積分画像がひとつ以上の二次元画像を含
むこともある。同二次元画像はレンズシート沿いに配列
して記録されレンチキュールが視線に対して水平または
垂直に位置したとき見えるようになっている。
る相応のレンチキュラー複合画像の形成、および同画像
の露光あるいは積分画像形成体の後側への書き込みにつ
いては米国特許第5,278,608号、5,276,
478号および5,455,689号に記載例がある。
同積分画像は例えば一光景について別々の透視図法で撮
影された二つ以上の像から作製することができる。「別
々の透視図法で」とは、ある光景に対して別々の角度位
置で、ということである。該積分画像によりひとつ以上
の三次元画像が得られる。この時感光層には記録が行わ
れており、視線の位置はレンチキュラーレンズシートの
前側前方にある。「三次元画像」とは、レンズシートの
前方から(つまりレンズ部品を通して)像を観察した時
視感上の奥行き成分をもつ積分画像のことである。前記
奥行き成分は様々の像を関連性のある構成にすることで
得られる。つまり前記様々な像が実際に三次元対象物を
観察するときの異なる位置からの観察像として見えるよ
うにした構成である。奥行き成分とは光景中の対象物の
少なくとも一部を見廻すことができる性質のことであ
る。この性質は同一シーンについて種々の透視図にもと
づく線群の組合せにより得られる。この手法は公知のも
のである。したがって三次元画像は必然的に一シーンに
ついて最低ふたつ以上の像を含む。この他にまたはこれ
に加えて、前記積分画像がひとつ以上の二次元画像を含
むこともある。同二次元画像はレンズシート沿いに配列
して記録されレンチキュールが視線に対して水平または
垂直に位置したとき見えるようになっている。
【0046】好適な一実施形態にもとづいて本発明の説
明を行った。しかしながら本発明の範囲内で従来技術に
より種々の変形や修正が可能なことは明白である。
明を行った。しかしながら本発明の範囲内で従来技術に
より種々の変形や修正が可能なことは明白である。
【0047】
【発明の効果】本発明の方法と装置により高度に自動化
された手法で(特にレンチキュラー式の)積分レンズ体
の多数のコピーが得られる。この方法と装置により多数
の不良品を発生することなく前記コピーが作製できる。
該不良はレンチキュラーレンズシートに対する積分画像
体の倍率の誤差に起因して発生するものである。本効果
は操業中にレンチキュールのピッチが変化する場合でも
得られる。
された手法で(特にレンチキュラー式の)積分レンズ体
の多数のコピーが得られる。この方法と装置により多数
の不良品を発生することなく前記コピーが作製できる。
該不良はレンチキュラーレンズシートに対する積分画像
体の倍率の誤差に起因して発生するものである。本効果
は操業中にレンチキュールのピッチが変化する場合でも
得られる。
【図1】 実施形態の装置のブロック図である。
【図2】 投影レンズ系を用いた、図1の装置の光学式
プリンタユニットの構成部品を表す概略図である。
プリンタユニットの構成部品を表す概略図である。
【図3】 実施形態の方法と装置により作製されたレン
チキュラーレンズ体の端面図である。
チキュラーレンズ体の端面図である。
【図4】 図3のプリンタを用いて行われる方法とは別
の光学式印刷方法である接触式印刷方法を示す概略図で
ある。
の光学式印刷方法である接触式印刷方法を示す概略図で
ある。
【図5】 図1の装置のセンサユニットおよび積分複合
画像のレンチキュラーレンズウェブに対する倍率と合わ
せ位置の情報を得る方法を示す構成図である。
画像のレンチキュラーレンズウェブに対する倍率と合わ
せ位置の情報を得る方法を示す構成図である。
【図6】 図1の装置の位置合わせユニット、特にその
設置箇所を表す透視図である。
設置箇所を表す透視図である。
【図7】 図1の装置のセンサユニットおよび積分複合
画像のレンチキュラーレンズウェブに対する倍率と合わ
せ位置の情報を得る方法を示す構成図である。
画像のレンチキュラーレンズウェブに対する倍率と合わ
せ位置の情報を得る方法を示す構成図である。
【図8】 倍率と合わせ位置の情報を得る方法と装置を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図9】 倍率と合わせ位置の情報を得る方法と装置を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図10】 倍率と合わせ位置の情報を得る方法と装置
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図11】 倍率と合わせ位置の情報を得る方法と装置
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図12】 実施形態の方法を示すフローチャートであ
る。
る。
101 写真仕上げユニット、102 位置合わせおよ
びラミネーションユニット、103 トリミングユニッ
ト、105,204 ウェブ、108 収納容器、20
0 プリンタ、201 マスターネガ、202 投影レ
ンズ系、300画像体、301 レンチキュラーレンズ
シート、501,506 レンチキュール、504 マ
イクロプロセッサ、706,707 縞パターン。
びラミネーションユニット、103 トリミングユニッ
ト、105,204 ウェブ、108 収納容器、20
0 プリンタ、201 マスターネガ、202 投影レ
ンズ系、300画像体、301 レンチキュラーレンズ
シート、501,506 レンチキュール、504 マ
イクロプロセッサ、706,707 縞パターン。
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)プロセッサと、 (b)担体上に積分複合画像を印刷するプリンタであっ
て、前記プロセッサで制御された倍率で画像を印刷し得
るプリンタと、 (c)前記プロセッサに接続した位置合せユニットであ
って、前記プロセッサの制御により印刷後の画像の位置
合せを行い、それによって画像が積分レンズシートを通
して観察できるようにする位置合せユニットと、 (d)前記プロセッサに接続したセンサユニットであっ
て、印刷された積分複合画像の積分レンズシートに対す
る倍率情報をもたらすセンサユニットと、 (e)前記プロセッサに接続した倍率調整装置であっ
て、前記表示に応じて倍率を変化させることの可能な倍
率調整装置と、 を含むことを特徴とする積分画像体の形成装置。 - 【請求項2】 (a)プロセッサの制御による担体上へ
の積分複合画像の印刷、 (b)積分レンズシートを介した画像観察を可能にする
ための前記プロセッサの制御による印刷後の画像の位置
合せ、 (c)プロセッサに転送された、印刷された積分複合画
像の積分レンズシートに対する倍率情報のセンサユニッ
トからの受信、 (d)前記情報に応じて調整された倍率でのプロセッサ
の制御による担体上への積分複合画像の印刷、 の各工程を含むことを特徴とする積分画像体の形成方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/629,816 US5731883A (en) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | Apparatus and method for producing integral image elements |
US08/629,816 | 1996-04-10 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1039249A true JPH1039249A (ja) | 1998-02-13 |
Family
ID=24524616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9076229A Pending JPH1039249A (ja) | 1996-04-10 | 1997-03-27 | 積分画像体の作製装置および方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5731883A (ja) |
EP (1) | EP0801324A1 (ja) |
JP (1) | JPH1039249A (ja) |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5956083A (en) * | 1996-10-29 | 1999-09-21 | Eastman Kodak Company | Camera and method for capturing motion sequences useful for integral image element formation |
US6366727B1 (en) | 1996-11-07 | 2002-04-02 | 3M Innovative Properties Company | Light-illuminating rods |
US5867322A (en) * | 1997-08-12 | 1999-02-02 | Eastman Kodak Company | Remote approval of lenticular images |
GB9723591D0 (en) * | 1997-11-08 | 1998-01-07 | Street Graham S B | Method and apparatus for lenticular imaging |
US6280374B1 (en) * | 1998-03-04 | 2001-08-28 | Eastman Kodak Company | Multi-view print cutting apparatus using lenticular material as an alignment guide |
US6087054A (en) * | 1998-12-21 | 2000-07-11 | Eastman Kodak Company | Detection and correction of skew between a reference and lenticules in lenticular material |
US6247650B1 (en) * | 1998-12-21 | 2001-06-19 | Eastman Kodak Company | Integral image element with display control parameters |
US6154247A (en) * | 1998-12-30 | 2000-11-28 | Eastman Kodak Company | Skew correction in lenticular material printing |
US6606439B2 (en) | 1999-04-08 | 2003-08-12 | 3M Innovative Properties Company | Light-illuminating rods |
US6249384B1 (en) * | 1999-06-29 | 2001-06-19 | Eastman Kodak Company | Detection and correction of skew between a writing laser beam and lenticules in lenticular material |
US7079279B2 (en) * | 2001-06-20 | 2006-07-18 | Paul Peterson | Methods and apparatus for producing a lenticular novelty item at a point of purchase |
US7079706B2 (en) * | 2001-06-20 | 2006-07-18 | Paul Peterson | Methods and apparatus for generating a multiple composite image |
WO2003001436A1 (en) * | 2001-06-20 | 2003-01-03 | Paul Peterson | Methods and apparatus for generating a multiple composite image |
US6974080B1 (en) | 2002-03-01 | 2005-12-13 | National Graphics, Inc. | Lenticular bar code image |
US20060126106A1 (en) * | 2004-12-10 | 2006-06-15 | Xerox Corporation | System and method for remote proof printing and verification |
WO2008008635A2 (en) | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Visual Physics, Llc | Micro-optic security and image presentation system |
US7359120B1 (en) * | 2006-11-10 | 2008-04-15 | Genie Lens Technologies, Llc | Manufacture of display devices with ultrathin lens arrays for viewing interlaced images |
US7480100B1 (en) | 2007-10-15 | 2009-01-20 | Genie Lens Technologies, Llc | Lenticular devices using sets of lenses to display paired sets of interlaces of images |
JP5332366B2 (ja) * | 2008-07-15 | 2013-11-06 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置および記録方法 |
US8366003B2 (en) * | 2009-07-23 | 2013-02-05 | Massachusetts Institute Of Technology | Methods and apparatus for bokeh codes |
CN104024921B (zh) | 2011-08-19 | 2018-09-21 | 光学物理有限责任公司 | 具有减小的厚度的任选地可转移光学系统 |
EP4282665A1 (en) | 2012-08-17 | 2023-11-29 | Visual Physics, LLC | A process for transferring microstructures to a final substrate |
USD735400S1 (en) * | 2013-02-09 | 2015-07-28 | SVV Technology Innovations, Inc | Optical lens array lightguide plate |
CN105339180B (zh) | 2013-03-15 | 2018-05-11 | 光学物理有限责任公司 | 光学安全性设备 |
US9873281B2 (en) | 2013-06-13 | 2018-01-23 | Visual Physics, Llc | Single layer image projection film |
US10766292B2 (en) | 2014-03-27 | 2020-09-08 | Crane & Co., Inc. | Optical device that provides flicker-like optical effects |
JP2017522602A (ja) | 2014-03-27 | 2017-08-10 | ビジュアル フィジクス エルエルシー | フリッカー状の光学効果を生成する光学デバイス |
BR112017000914B1 (pt) | 2014-07-17 | 2022-03-03 | Visual Physics, Llc. | Material de lâmina polimérica aprimorada para uso na produção de documentos de segurança poliméricos, tais como notas bancárias |
JP6478605B2 (ja) * | 2014-12-10 | 2019-03-06 | キヤノン株式会社 | 顕微鏡システムおよびその制御方法 |
EP3256642A1 (en) | 2015-02-11 | 2017-12-20 | Crane & Co., Inc. | Method for the surface application of a security device to a substrate |
CN110582412B (zh) | 2017-02-10 | 2022-08-30 | 克瑞尼股份有限公司 | 机器可读光学安全器件 |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4158501A (en) * | 1977-12-27 | 1979-06-19 | The Three Dimensional Photography Corporation | Projection printing method and apparatus |
HU177686B (en) * | 1978-04-11 | 1981-12-28 | Medicor Muevek | Shifting construction for sheet film,in particular,to diagnostical x-ray apparatuses |
GB8326387D0 (en) * | 1983-10-03 | 1983-11-02 | Brightad Ltd | Production of autostereoscopic images |
US4668080A (en) * | 1985-11-29 | 1987-05-26 | Rca Corporation | Method and apparatus for forming large area high resolution patterns |
US5036385A (en) * | 1986-03-07 | 1991-07-30 | Dimension Technologies, Inc. | Autostereoscopic display with multiple sets of blinking illuminating lines and light valve |
ES2000293A6 (es) * | 1986-12-29 | 1988-02-01 | Dominguez Montes Juan | Instalacion y procedimiento para obtener imagenes tridimensionales en movimiento esto es tetradimimensionales tanto en color como en blanco y negro |
US5034982A (en) * | 1989-01-03 | 1991-07-23 | Dittler Brothers, Inc. | Lenticular security screen production method |
DE3921061A1 (de) * | 1989-06-23 | 1991-01-03 | Hertz Inst Heinrich | Wiedergabeeinrichtung fuer dreidimensionale wahrnehmung von bildern |
US5270751A (en) * | 1989-09-13 | 1993-12-14 | Christian John A | Steroscopic optical apparatus for use with television and video recording equipment |
US5028950A (en) * | 1990-02-20 | 1991-07-02 | Lentec Corporation | Dual stage 3D printer |
US5142357A (en) * | 1990-10-11 | 1992-08-25 | Stereographics Corp. | Stereoscopic video camera with image sensors having variable effective position |
US5311329A (en) * | 1991-08-28 | 1994-05-10 | Silicon Graphics, Inc. | Digital filtering for lenticular printing |
JP2746790B2 (ja) * | 1992-03-02 | 1998-05-06 | 富士写真フイルム株式会社 | 立体画像記録方法および立体画像記録装置 |
US5279912A (en) * | 1992-05-11 | 1994-01-18 | Polaroid Corporation | Three-dimensional image, and methods for the production thereof |
US5276478A (en) * | 1992-05-19 | 1994-01-04 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for optimizing depth images by adjusting print spacing |
US5479270A (en) * | 1992-05-19 | 1995-12-26 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for aligning depth images |
US5330799A (en) * | 1992-09-15 | 1994-07-19 | The Phscologram Venture, Inc. | Press polymerization of lenticular images |
US5365294A (en) * | 1993-01-11 | 1994-11-15 | Pinnacle Brands, Inc. | Method and apparatus for creating cylindrical three dimensional picture |
JPH06278318A (ja) * | 1993-03-29 | 1994-10-04 | Sony Corp | プリント装置 |
US5391254A (en) * | 1993-04-08 | 1995-02-21 | Eastman Kodak Company | Alignment apparatus and associated methods for depth images |
JP3477838B2 (ja) * | 1993-11-11 | 2003-12-10 | 株式会社ニコン | 走査型露光装置及び露光方法 |
-
1996
- 1996-04-10 US US08/629,816 patent/US5731883A/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-03-27 JP JP9076229A patent/JPH1039249A/ja active Pending
- 1997-03-29 EP EP97200934A patent/EP0801324A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0801324A1 (en) | 1997-10-15 |
US5731883A (en) | 1998-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1039249A (ja) | 積分画像体の作製装置および方法 | |
US5192969A (en) | Stereographic projecting and recording method and apparatus therefor | |
US5959718A (en) | Alignment and printing of integral images | |
US4158501A (en) | Projection printing method and apparatus | |
US5424553A (en) | Method for aligning a lenticular material for printing | |
US5302989A (en) | Method of projecting stereoscopic image and apparatus for printing stereoscopic photograph | |
US4101210A (en) | Projection apparatus for stereoscopic pictures | |
US3462226A (en) | Preregistration and layout of three-dimensional prints | |
US6091479A (en) | System for aligning lenticular images using line sets with different line colors | |
US4600297A (en) | Apparatus and method of projection printing of three-dimensional photographs | |
JPS5853325B2 (ja) | 自動補正機能を備える焼付装置用縁取りマスク装置 | |
US5729332A (en) | Depth image printing method on precoated lenticular material | |
US5850278A (en) | Optical 3D printer with extended angular coverage | |
EP0509170B1 (en) | 3-D camera, preloaded and integrated high-speed printing system | |
US6253031B1 (en) | Stereo photographic system | |
AU690739B2 (en) | A method for enlarging images for lenticular prints | |
US5818495A (en) | CRT printer for lenticular photographs | |
JPS60225134A (ja) | 写真ローラー複写装置 | |
US5760882A (en) | Contact printer and method of making a filter for a contact printer | |
CN205374975U (zh) | 一种数码立体影像冲印机的曝光装置 | |
US5856864A (en) | Photographic printer and method of making a filter for a photographic printer | |
US3420663A (en) | Sizing and layout of autostereographic prints for graphic arts reproduction | |
JP2672410B2 (ja) | 二次元原板のプリントにおいて三次元カメラのレンズの位置のずれを補償する方法 | |
US3379530A (en) | Process for providing size adjustment in viewing azimuth defining means | |
JP3286253B2 (ja) | ステレオ写真システム |