JPH1038164A - 蛇腹管と円筒管の接合構造 - Google Patents

蛇腹管と円筒管の接合構造

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JPH1038164A
JPH1038164A JP8197333A JP19733396A JPH1038164A JP H1038164 A JPH1038164 A JP H1038164A JP 8197333 A JP8197333 A JP 8197333A JP 19733396 A JP19733396 A JP 19733396A JP H1038164 A JPH1038164 A JP H1038164A
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JP
Japan
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bellows
cylindrical
tube
bent portion
bellows tube
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Application number
JP8197333A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hashioka
仁 橋岡
Makoto Yokota
誠 横田
Yuji Kono
祐司 河野
Hisashi Miwa
壽 三輪
Hidekazu Higuchi
英一 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Takaoka Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin Takaoka Co Ltd
Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/12Adjustable joints, Joints allowing movement allowing substantial longitudinal adjustment or movement

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛇腹管の円筒部外周に設けたリング部材の疲
労損傷を防止できる蛇腹管と円筒管の接合構造の提供。 【解決手段】 蛇腹部1aと蛇腹部1aの軸方向両端部
に接続された円筒部1bからなる蛇腹管1と、蛇腹管1
の両端の円筒部に接続された円筒管2、3と、蛇腹管1
の円筒部1b外周に装着され、蛇腹部1aの円筒管2、
3に対する相対変形を規制する略L字屈曲部4bを有す
るリング部材4と、から成る蛇腹管1aと円筒管2、3
の接合構造において、リング部材4の屈曲部4bの剛性
が屈曲部4b以外の部分に比べて高くされている、蛇腹
管1aと円筒管2、3の接合構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛇腹管と円筒管の
接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】蛇腹管と円筒管の接合構造として、内燃
機関のエキゾストマニホルドの熱応力を緩和するため、
軸方向に2分割されたエキゾストマニホルド(円筒管)
を蛇腹管であるフレキシブルパイプで連結した合成エキ
ゾストマニホルドのフレキシブルパイプと各エキゾスト
マニホルドとの接合構造がある。フレキシブルパイプ
は、フレキシブルパイプ両端部内周に挿入されたエキゾ
ストマニホルドと、フレキシブルパイプ両端部外周に装
着されたリング部材と、フレキシブルパイプ端部にて溶
接治具を用いて半径方向内側に抑えた状態で一体にかつ
周方向に連続的に溶接接合される。フレキシブルパイプ
(オーステナイトステンレス)とエキゾストマニホルド
(鋳鉄)とでは、熱膨張率がフレキシブルパイプの方が
大きいため、フレキシブルパイプの熱膨張力が治具によ
る押さえ力にうち勝って、フレキシブルパイプはエキゾ
ストマニホルドに対し周方向に多く膨張する。従って、
溶接始点から終点にいたる間、溶接入熱により両者の間
には径方向に図5に示すような隙間Sが形成される。エ
ンジンの冷熱サイクルに伴うエキゾストマニホルドの軸
方向の伸縮は、フレキシブルパイプの軸方向の伸縮によ
り吸収される。その際フレキシブルパイプの蛇腹部の山
部分はエキゾストマニホルドに相対的に軸方向に移動す
るが、谷部分の軸方向の移動は小さいことから、フレキ
シブルパイプには軸方向曲げ力が生じ、フレキシブルパ
イプの円筒部は溶接時に形成された径方向隙間内で曲げ
変形しようとし、その結果フレキシブルパイプ端部溶接
部には軸方向曲げ応力が発生し、フレキシブルパイプの
溶接部に亀裂が発生するおそれがある。フレキシブルパ
イプの円筒部とエキゾストマニホルド間の径方向隙間を
容認したままフレキシブルパイプの端部溶接部の疲労破
壊を防ぐ構造として、図4(たとえば、実開昭63−9
3415号)に示すように、フレキシブルパイプ21の
蛇腹部21aの軸方向端部の谷部分の円弧状(R部)外
面に沿った立ち上がり部24aを有し断面がほぼL字状
の形状とされたL字状リング24を、エキゾストマニホ
ルド22、23およびフレキシブルパイプ21の両端円
筒部外周に装着させる構造がある。これは、L字状リン
グ24の立ち上がり部24aによって、フレキシブルパ
イプ21の蛇腹部21aの軸方向端部側面のエキゾスト
マニホルド22、23に対する相対軸方向変形を抑え、
フレキシブルパイプ21の円筒部21bにかかる軸方向
曲げ変形を抑え、溶接部26に加わる応力を緩和する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のL字状
リング24を用いた対策にはつぎの問題がある。 L字状リング24の曲げR部の曲率半径が小の場
合、エキゾストマニホルド22、23の熱膨張時におけ
るフレキシブルパイプ21の蛇腹部21aの軸方向端部
側面が立ち上がり部24aを押す力がモーメントアーム
大のため大となり、L字状リング24の円弧状部分Rの
曲率半径が小さいために曲げR部に応力が集中し、高温
によるヤング率低下により容易に塑性変形を起こす。そ
して、冷熱サイクルの繰り返しによって疲労破壊を起こ
すおそれがある。 それを防ぐために、L字状リング24の曲げR部の
曲率半径を大にすると、L字状リング24による、フレ
キシブルパイプ21の円筒部21bの軸方向曲げ変位挙
動を規制する効果が小となり、フレキシブルパイプ21
の端部溶接部26に軸方向曲げ応力が生じやすくなって
溶接部26に亀裂が発生するおそれがある。本発明の目
的は、円筒管伸縮時に、リング部材の立ち上がり部がフ
レキシブルパイプの蛇腹部の軸方向端部側面によって押
されても、塑性変形を生じにくいリング部材を有する蛇
腹管と円筒管の接合構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は次の通りである。 (1) 蛇腹部と蛇腹部の軸方向両端部に接続された円
筒部からなる蛇腹管と、蛇腹管の両端の円筒部に接続さ
れた円筒管と、蛇腹管の円筒部外周に装着され、蛇腹部
の円筒管に対する相対変形を規制する略L字屈曲部を有
するリング部材と、から成る蛇腹管と円筒管の接合構造
において、リング部材の屈曲部の剛性が屈曲部以外の部
分に比べて高くされている、ことを特徴とする蛇腹管と
円筒管の接合構造。 (2) 蛇腹部と蛇腹部の軸方向両端部に接続された円
筒部からなる蛇腹管と、蛇腹管の両端の円筒部に接続さ
れた円筒管と、蛇腹管の円筒部外周に装着され、蛇腹部
の円筒管に対する相対変形を規制する略L字屈曲部を有
するリング部材と、から成る蛇腹管と円筒管の接合構造
において、リング部材の屈曲部の背部に、屈曲部と同じ
曲率の外面形状部分を有する部材が設けられている、こ
とを特徴とする蛇腹管と円筒管の接合構造。
【0005】上記(1)の構造では、リング部材は屈曲
部の剛性が屈曲部以外の部分に比べて高いため、円筒管
伸縮時、リング部材の略L字屈曲部の立ち上がり部が蛇
腹管の蛇腹部の軸方向端部側面によって一定力で押され
てもリング部材の屈曲部は塑性変形を生じにくい。上記
(2)の構造では、リング部材は屈曲部の背部に屈曲部
と同じ曲率の外面部分を有する部材を設けているため、
リング部材の略L字屈曲部の立ち上がり部が蛇腹管の蛇
腹部の軸方向端部側面によって一定力で押されても、屈
曲部と同じ曲率の外面形状部分を有する部材に沿って屈
曲部にかかる応力が分散されるため、屈曲部は塑性変形
を生じにくい。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の実施例の蛇
腹管と円筒管の接合構造を示している。そのうち、図
1、図2は本発明の第1実施例を示しており、図3は本
発明の第2実施例を示している。本発明の全実施例にわ
たって共通な部分には、本発明の全実施例にわたって同
じ符号を付してある。以下の説明では、本発明の蛇腹管
と円筒管の接合構造を内燃機関の、2分割タイプのエキ
ゾストマニホルド(円筒管)を蛇腹管によって接合する
場合を例にとる。ただし、本発明はエキゾストマニホル
ドに限るものではない。
【0007】まず、本発明の全実施例に共通な構成を、
たとえば図1、図2を参照して、説明する。図1、図2
に示すように、4気筒エンジンのエキゾストマニホルド
/蛇腹管合成エキゾストマニホルドが2気筒づつに分け
られて内燃機関のシリンダヘッドに固定される。その分
けられたエキゾストマニホルド2、3はそれぞれ円筒管
を構成する。エキゾストマニホルド2、3は、蛇腹管1
を介して連結されており、エキゾストマニホルドとシリ
ンダヘッドの熱膨張差を蛇腹管1の伸縮によって吸収す
るようになっている。蛇腹管1は、蛇腹部1aと蛇腹部
1aの軸方向両端に接続された円筒部1bからなってい
る。蛇腹管1の両端の円筒部の外周には、断面がL字状
のリング4が装着されている。蛇腹管1の内周には、エ
キゾストマニホルド2、3が好ましくは蛇腹部1aの内
周側の部位まで挿入されている。エキゾストマニホルド
2、3の端部は、エキゾストマニホルド2、3の熱膨張
伸縮を自由に逃すことができるように、所定の間隔をも
って対向している。エキゾストマニホルド2、3のうち
蛇腹部1aの内周側部位にある部分は、エキゾストマニ
ホルド2、3の他の部分に比べ薄肉になっており、薄肉
部分の外周には、排気ガスの流れから蛇腹管1を保護す
るための円筒状のカラー5がエキゾストマニホルドとの
間に半径方向隙間をもたせて嵌合されている。蛇腹管1
の両端にて、蛇腹管1と、蛇腹管1の円筒部1b外周に
装着されたL字状リング4と、エキゾストマニホルド
2、3とが、一体にかつ周方向に連続して溶接接合され
ている。6は溶接ビードを示す。この溶接は蛇腹管1の
円筒部1bをL字状リング4により半径方向内側にエキ
ゾストマニホルド2、3に向かって拘束した状態で行わ
れる。材質は、たとえば蛇腹管1がオーステナイト系ス
テンレス、エキゾストマニホルド2、3が鋳鉄、L字状
リング4がフェライト系ステンレスである。そのため、
周方向溶接部において、蛇腹管円筒部1bとエキゾスト
マニホルド2、3との間には溶接時熱膨張差による径方
向隙間が存在する。また、蛇腹管円筒部1bとL字状リ
ング4との間にも径方向隙間ができるかもしれない。L
字状リング4は、蛇腹管1の蛇腹部1aと円筒部1bと
の接続部に対向できる断面R部(屈曲部)4bを有し、
断面はほぼL字状(L字の2辺がR部(屈曲部)によっ
て連結された断面)であり、蛇腹管1の蛇腹部1aと円
筒部1bの接続部の外周面とL字状リング4のR部(屈
曲部)4bの内周面とが対向または接触するように蛇腹
管1の外周側に配置される。L字状リング4のL字の1
辺の蛇腹部1a側に延びる立ち上がり部4aは、蛇腹部
1aの軸方向最突出部より半径方向外側に延びる。
【0008】つぎに、本発明の各実施例に特有な構成を
説明する。本発明の第1実施例においては、図1に示す
ように、L字状リング4のR部4bの背部に溶接肉盛り
などによって増厚部7が形成され、R部(屈曲部)4b
の肉厚がL字状リング4の他の部分より厚くされ、L字
状リング4のR部(屈曲部)4bの剛性が高められてい
る。また、L字状リングのR部(屈曲部)の剛性をL字
状リングのR部(屈曲部)以外の部分に比べて高くする
方法として、R部(屈曲部)の材料を変える方法、R部
(屈曲部)に熱処理を施し金属組織を部分的に変える方
法などがあげられる。
【0009】本発明の第2実施例においては、図3に示
すように、L字状リング4のR部(屈曲部)4bの背部
にR部(屈曲部)4bと同じ曲率の外面形状を有するリ
ング8(たとえば、ワイヤリング)が設けられている。
リング8とL字状リングのR部(屈曲部)4bとの対向
面は互いに接触されている。L字状リング4の外周には
リング8の配置部位の軸方向外側にリング8と係合して
リング8が軸方向外側にずれることを防止するための突
起9が形成されている。
【0010】つぎに、本発明の全実施例に共通の作用を
説明する。エキゾストマニホルド2、3はエンジンの稼
動時には熱膨張により膨張し、エンジの停止時は収縮す
る。エキゾストマニホルド2、3のシリンダヘッドに対
する伸縮は、蛇腹管1によって吸収される。エキゾスト
マニホルド2、3が軸方向に膨張した時は、蛇腹管1は
軸方向に収縮し、エキゾストマニホルド2、3が軸方向
に収縮した時は蛇腹管1が軸方向に伸びる。蛇腹管1の
収縮時にはL字状リング4の立ち上がり部4aは蛇腹管
1の蛇腹部1aの軸方向端部側面によって押され、軸方
向(溶接部側)の力を受ける。蛇腹管1の伸び時にはL
字状リング4の立ち上がり片4aは反溶接部方向に変位
する挙動(弾性による復元)を示す。本発明において
は、L字状リング4のR部(屈曲部)4bの肉厚増また
はリング8により、L字状リング4のR部(屈曲部)4
bに生じる曲げ応力が小さくなり高温領域でもL字状リ
ング4に生じる応力はほぼ弾性域内にある。これによっ
てL字状リング4の塑性変形が抑制されるため、冷熱サ
イクルの繰り返しによって繰り返し応力を受けてL字状
リング4のR部(屈曲部)4bが疲労破壊することはな
い。また、蛇腹管1とエキゾストマニホルド2、3の熱
膨張率の相違により、溶接時の熱で蛇腹管1とエキゾス
トマニホルド2、3の間に径方向の隙間ができていたと
しても、L字状リング4が蛇腹管1の径方向外方への変
位を規制するため、蛇腹管1がエンジンの冷熱サイクル
にともなう伸縮により隙間内で溶接部6を支点として径
方向に変位することが抑制され、溶接部6の亀裂発生も
抑制される。蛇腹部1aの内周のエキゾストマニホルド
2、3の薄肉部分の外周に設けられたカラー5は、エキ
ゾストマニホルド2、3対向部間から排気ガス中の火炎
が漏れ出て蛇腹管1が異常酸化、局所加熱することを防
止する効果がある。
【0011】本発明の第1実施例においては、L字状リ
ング4のR部(屈曲部)4bが他の部分より増厚され、
R部(屈曲部)が高剛性になっているため、エキゾスト
マニホルド2、3の熱膨張時、即ち蛇腹管1の収縮時、
蛇腹管1の蛇腹部1aの軸方向端部側面からの軸方向力
を受けても、その力に屈することなく、L字状リング立
ち上がり部4aおよびR部(屈曲部)4bは、塑性変形
を生じにくく、高温かつ塑性域で容易に生じるR部(屈
曲部)4bの疲労破壊は抑制される。また、溶接部の亀
裂発生も抑えられる。
【0012】本発明の第2実施例においては、L字状リ
ング4のR部(屈曲部)4bの背部にR部(屈曲部)4
bと同じ曲率の外面形状を有するリング8が設けられて
いるので、R部(屈曲部)4bおよび立ち上がり部4a
の剛性が高められ、エキゾストマニホルド2、3の熱膨
張時、即ち蛇腹管1の収縮時、蛇腹管1の蛇腹部1aの
軸方向端部側面からの軸方向力がL字状リング4にかか
っても、L字状リング4のR部(屈曲部)4bおよび立
ち上がり部4aの変形が抑制される。また、蛇腹部1a
の軸方向端部側面からの軸方向力は、L字状リング4の
R部(屈曲部)4bの円弧状にリング8に沿って応力が
分散されるため、L字状リング4のR部(屈曲部)4b
および立ち上がり部4aに生じる応力も小さくなり、高
温域でもL字状リング4は、塑性変形を生じにくく、R
部(屈曲部)4bに亀裂が生じることが防止される。ま
た、L字状リング4が弾性域にあって蛇腹管1の変位が
抑えられるので溶接部6の曲げ応力も小であり、溶接部
6からの亀裂発生も抑えられる。L字状リング4の外周
に形成された突起9により、L字状リング4は蛇腹管1
に押されても、位置ずれをおこすことなく安定した状態
で保持される。
【0013】
【発明の効果】本発明の請求項1の蛇腹管と円筒管の接
合構造によれば、リング部材の屈曲部の剛性がリング部
材の屈曲部以外の部分より高くされているため、蛇腹管
の蛇腹部の軸方向端部側面から軸方向力を受けてもリン
グ部材の屈曲部の応力はほぼ弾性域内にあり、リング部
材は塑性変形を生じにくい。よって、リング部材の屈曲
部に亀裂が発生しにくく、かつ、蛇腹管の曲げ変位もリ
ング部材によって抑えられ接合部に亀裂が発生しにく
い、蛇腹管と円筒管の接合構造となる。本発明の請求項
2の蛇腹管と円筒管の接合構造によれば、リング部材の
屈曲部の背部に、屈曲部と同じ曲率の外面形状部分を有
する部材が設けられているため、リング部材の屈曲部の
剛性が高まり請求項1による効果と同様の効果が得られ
る。また、リング部材の屈曲部に生じる応力がR部と同
じ曲率の外面形状部分を有する部材に沿って分散され、
リング部材の屈曲部にかかる応力が小さくなり、高温域
にあっても塑性変形を生じにくい。よって、リング部材
および接合部に亀裂が発生しにくい蛇腹管と円筒管の接
合構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例に係わる蛇腹管とエキゾスト
マニホルドの接合構造の断面図である。
【図2】本発明に係わるエキゾストマニホルドの全体正
面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係わる蛇腹管とエキゾス
トマニホルドの接合構造の断面図である。
【図4】従来例に係わる蛇腹管とエキゾストマニホルド
の接合構造の断面図である。
【図5】図4の5−5線断面図である。
【符号の説明】
1 蛇腹管 2 エキゾストマニホルド 3 エキゾストマニホルド 4 リング部材 8 屈曲部と同じ曲率の外面形状部分を有する部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 祐司 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 三輪 壽 愛知県豊田市高丘新町天王1 アイシン高 丘株式会社内 (72)発明者 樋口 英一 愛知県豊田市高丘新町天王1 アイシン高 丘株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛇腹部と蛇腹部の軸方向両端部に接続さ
    れた円筒部からなる蛇腹管と、蛇腹管の両端の円筒部に
    接続された円筒管と、蛇腹管の円筒部外周に装着され、
    蛇腹部の円筒管に対する相対変形を規制する略L字屈曲
    部を有するリング部材と、から成る蛇腹管と円筒管の接
    合構造において、 リング部材の屈曲部の剛性が屈曲部以外の部分に比べて
    高くされている、ことを特徴とする蛇腹管と円筒管の接
    合構造。
  2. 【請求項2】 蛇腹部と蛇腹部の軸方向両端部に接続さ
    れた円筒部からなる蛇腹管と、蛇腹管の両端の円筒部に
    接続された円筒管と、蛇腹管の円筒部外周に装着され、
    蛇腹部の円筒管に対する相対変形を規制する略L字屈曲
    部を有するリング部材と、から成る蛇腹管と円筒管の接
    合構造において、 リング部材の屈曲部の背部に、屈曲部と同じ曲率の外面
    形状部分を有する部材が設けられている、ことを特徴と
    する蛇腹管と円筒管の接合構造。
JP8197333A 1996-07-26 1996-07-26 蛇腹管と円筒管の接合構造 Pending JPH1038164A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542640A (ja) * 2005-05-27 2008-11-27 エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 関節をもつチューブ用接続部材
KR101031248B1 (ko) 2008-09-02 2011-04-29 삼성중공업 주식회사 엔진의 조정 연결관

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