JPH1038145A - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JPH1038145A
JPH1038145A JP21052596A JP21052596A JPH1038145A JP H1038145 A JPH1038145 A JP H1038145A JP 21052596 A JP21052596 A JP 21052596A JP 21052596 A JP21052596 A JP 21052596A JP H1038145 A JPH1038145 A JP H1038145A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】油圧機器の配管を複数のニップルとカプラ−を
手作業で取り付けたり、取り外したりすることなく、し
かも配管を接続するためのシリンダ等のアクチュエ−タ
を必要としないワンタッチで接続できるクランプ装置を
提供する。 【解決手段】ブラケットに締結されるブロックと、ブラ
ケットに係止され横方向の位置を規制する手段と、ブロ
ックに設けられ上下方向を規制する手段と、ブロックに
軸支されるクランプ手段とを備え、ブロックに成形した
拡径部と小径部と、拡径部に嵌挿される中空ブッシュ
と、小径部にシ−ルされ摺動可能に嵌挿される貫通穴を
有するスリ−ブと、中空ブッシュとスリ−ブ間に介装さ
れるばね部材と、スリ−ブの端部に装着されるシ−ル部
材とからなり、スリ−ブに作動油が作用するときスリ−
ブはその端部に作用する作動油による押力及びばね力を
受けて規制手段により位置付けされる油圧機器のポ−ト
と係合、密封し、連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧機器の試験
時における油圧配管に関し、特に、油圧継手の使用に適
するクランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧機器、例えば、バルブ、ポン
プ、モ−タ等は、試験するときに、油圧源からパイプや
ホ−スを介してニップルと呼ばれる油圧継手とカプラ−
を手作業で機器の各ポ−トに取り付けて配管接続を行っ
ている。また、クランプ装置とよばれるものであって
も、配管と配管とをシリンダ等のアクチュエ−タの外力
で突き合わせて接続するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ニップ
ルとカプラ−を用いて、油圧機器の各ポ トに手作業で
取り付け、取り外しする場合では、油圧機器のポ−トが
小スペ スに複数設けてあり、この小スペ−スに設けた
ポ−トに複数のニップルとカプラ−を取り付けたり、取
り外したりする手作業には、大変時間が掛かり、試験す
る油圧機器の個数にも限度があり、試験の処理効率をア
ップすることがなかなかできない。また、ニップルとカ
プラ−を取り付けたり、取り外したりする手作業によ
り、作業者が油に汚れて、作業性が悪い。さらに、配管
と配管とをシリンダ等の外力を用いて接続するようにし
たクランプ装置では、配管と配管とを突き合わせて接続
するためのシリンダ等のアクチュエ−タが必要であり、
それを取り付けるスペ−スが必要となり、また、他の油
圧機器や配管との配置関係を考慮しなければならないと
いう問題があった。
【0004】そこで、この発明は、油圧機器の配管を複
数のニップルとカプラ−を手作業で取り付けたり、取り
外したりすることなく、しかも、配管を接続するための
シリンダ等のアクチュエ−タを必要とせず、ワンタッチ
で接続できるクランプ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、ブラッ
ケトに締結されるブロックAと、ブロックAに締結され
るブロックBと、前記ブラッケットに係止され横方向の
位置を規制する規制手段と、前記ブロックBに設けられ
上下方向の位置を規制する手段と、前記ブラケットに設
けたブロックCに軸支され前記位置をクランプする手段
とを備え、前記ブロックAに設けたポ−トに連通する拡
径穴Aと、前記拡径穴Aに連通するブロックBに形成し
た拡径穴Bおよび小径穴と、前記拡径穴AとBとにシ−
ルされ嵌挿する中空のブッシュと、前記小径穴にシ−ル
されて摺動可能に嵌挿される貫通穴を有するスリ−ブ
と、前記ブッシュとスリ−ブ間に介装されてスリ−ブを
付勢するばね部材と、前記スリ−ブの端部に装着される
シ−ル部材とからなり、前記スリ−ブに作動油が作用す
るとき前記スリ−ブはその端面に作用する作動油による
押力及び前記ばね部材のばね力を受けて前記規制手段に
より位置付けされた被対象機器のポ−トと係合して密封
し、連通する。
【0006】第2の発明では、前記スリ−ブに前記ブッ
シュの一端に係止して前記スリ−ブの貫通穴に挿入され
てロッドに係合するポペット弁を介装して、前記スリ−
ブの貫通穴を前記ポペット弁で開閉する。
【0007】第3の発明では、前記スリ−ブの端部に小
段部を成形する。
【0008】第4の発明では、前記スリ−ブの端部を平
坦面に成形する。
【0009】第5の発明では、前記シ−ル部材はOリン
グあるいはリング状の部材からなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。この実施の形態に関わるク
ランプ装置は、図1、2に示すように、ブラケット1に
図示しないボルトで取り付けられたブロックA2と更に
そのブロックA2にボルト19でブロックB3が締結さ
れている。
【0011】ブロックA2には、ポ−ト11が設けら
れ、ポ−ト11より通路12を介して連通する拡径穴A
13が形成されている。
【0012】ブロックB3には、前記ブロックA2の拡
径穴A13に対応した位置に同径の拡径穴B14と小径
穴15とが同芯的に形成されている。
【0013】前記拡径穴A13、B14に股がって、外
径段部23と貫通穴25を有してOリング28でシ−ル
されたブッシュA20が嵌挿されるとともに外径段部2
3はブロックB3の小径穴15に係合される。
【0014】ブッシュA20には内径段部27が成形さ
れている。
【0015】前記ブロックB3の小径穴15の端に段径
部16を成形し、この段径部16にシ−ル部材17を設
ける。
【0016】そして、この小径穴15にOリング35を
設けた大径部32と段径部16に設けたOリング17で
シ−ルされ摺動する小径部31からなるスリ−ブ30が
嵌挿され、そのスリ−ブ30には貫通穴33が設けら
れ、その一端には内径段部34と、他端には、小段部3
6が成形されている。
【0017】前記ブッシュA20の内径段部27とスリ
−ブ30の内径段部34との間にばね部材38が嵌入さ
れ、スリ−ブ30をブロックB3の段径部16に係止す
るようにスリ−ブ30を一方向に付勢する。
【0018】スリ−ブ30の小段部36には、シ−ル部
材として、図3に示すように、Oリング39あるいは、
図4に示すように、リング状の部材40が装着される。
【0019】ポ−ト11は、ブロックA2の通路12、
ブッシュB20の貫通穴25、ブロックB3の小径穴1
5、スリ−ブ30の内径段部34、貫通穴33に連通し
ている。
【0020】ブラケット1には、ブロックA2に平行に
一定間隔を保って位置決め手段であるピンA5が螺止し
てあり、治具41のガイド穴43に嵌挿するようになっ
ていて、本装置の横方向の位置を規制している。
【0021】また、ブラケット1には、ブロックC4が
設けられ、ブロックC4に設けたピン4aを軸にクラン
プレバ−6が回動自在に装着され、その一端側は治具4
1に設けた係止44に係合するようなっている。
【0022】そして、ブロックB3には、ハンドル7に
連携したア−ム8に設けられた位置決め手段であるピン
B9が出没自在に設けられており、治具41の位置決め
穴42に係合して、本装置の上下方向の位置を規制す
る。
【0023】次にその作用について説明する。ブロック
A2のポ−ト11にニップル45、カプラ−46を介し
て図示しない油圧源よりパイプやホ−スが接続された本
装置を治具41のガイド穴43に位置決めピンA5を挿
入し、クランクレバ−6を治具41に設けた係止43に
係合させ、更にハンドル7を介して横方向の位置決めピ
ンB9を治具の穴42に挿入し、上下方向の位置を規制
する。
【0024】この時、スリ−ブ30の小段部36は、油
圧機器65の各ポ−ト穴66に係合し、シ−ル部材39
により係合部Kをシ−ルするとともに、スリ−ブ30
は、ばね38の力に抗してブロックB3内に戻された位
置で保持され、油圧機器65のポ−ト66へ作動油が給
排出される。
【0025】油圧機器65のポ−ト66へ作動油が給排
出されるとき、スリ−ブ30の小段部36と油圧機器6
5の各ポ−ト66との係合部Kとの間に作用する力Fに
ついて見てみると、図3に示すように、スリ−ブ30の
油圧機器65のポ−ト66側に嵌挿した部分の受圧面積
をA1 、圧力をP1 、スリ−ブ30のブロックB3側の
受圧面積をA2 、圧力をP2 、スリ−ブ30に作用する
ばね力をfとすると、作用する力Fは、 F=(P2 A2 +f)−P1 A1 ここで、P1 =P2 とするとF=(A2 −A1 )P1 +
fとなりA2 >A1 より (A2 −A1 )>0、 f
>0 からF>0となり、作用する力Fは、常に係合部
Kを押し付ける方向に作用して、スリ−ブ30を油圧機
器65のポ−ト66側へ押圧して、スリ−ブ30と油圧
機器65との係合部Kとのシ−ル性を確実に保つことが
できる。
【0026】このように、本装置を、治具41のガイド
穴42に位置決めピン5を挿入するとともに、クランク
レバ−6を治具41に設けた係止43に係合させ、上下
位置のピン9で規制することにより、スリ−ブ30の小
段部36と油圧機器65のポ−ト66とが係合し、前記
スリ−ブに作動油が作用すると、前記スリ−ブはその端
面に作用する作動油による押力及び前記ばね部材のばね
力を受けて前記規制手段により位置付けされた油圧機器
のポ−トを密封し、連通することができ、本装置を外す
時は、クランプレバ−6を解き、上下の位置決めピン9
と横方向規制の位置決めピン5を治具41の穴43、4
2より外すだけでよく、接続、取り外しのためのシリン
ダ等のアクチュエ−タを何等必要とせず、ワンタッチで
接続、取り外しができ、従来のような手作業に要する時
間に比べると約1/4の時間ででき、油圧機器の試験工
数を大幅に低減でき、コストダウンを図ることができ
る。そして、配管、接続するためのシリンダ等を必要と
しないので、それを取り付けるスペ−スや、さらに、他
の機器や配管との配置関係を心配することがなくなる。
【0027】次に、油圧機器65のポ−ト66の口径が
スリ−ブ30の貫通穴33の径より小さい場合に対応で
きるような他のスリ−ブ30に装着するシ−ル部材の実
施の形態例として、図5に示すように、前記スリ−ブ3
0の端部37を平坦に成形し、この端部37にOリング
溝38を設けて、溝38にOリング39を装着する。
【0028】あるいは、図6に示すように、前記スリ−
ブ30の端部37にリング状の弾性材からなるシ−ル部
材40を取り付ける。
【0029】これにより機器65のポ−ト66の口径が
スリ−ブ30の貫通穴33の径より小さい場合でも接合
部Kでのシ−ルが確実に対応することができる。
【0030】さらに、他のクランプ装置の実施の形態例
としては、前記実施の形態例のクランプ装置におけるブ
ロックB3およびスリ−ブ30の形状の一部を変更し
て、図7に示すように、スリ−ブ30にポペット弁55
を装着した点が相違するだけなので、共通の構成要素に
付いてはその説明を省略する。
【0031】そこで、図8の(8a)に示す要部拡大断
面図に基づいて説明すると、ブッシュB20の一端側で
ナット51で螺子止めされ、ブッシュB20の貫通穴2
5とスリ−ブ30の貫通穴33に挿入されたロッド50
の他端に小径段部56にシ−ル部材であるOリング57
を装着したポペット弁55が螺止58される。
【0032】ポペット弁55の小径段部56は、前記ブ
ッシュA20の内径段部27とスリ−ブ30の内径段部
34との間に介装した前記ばね38に付勢されてスリ−
ブ30に設けたシ−ト部59と係合し、スリ−ブ30の
貫通穴33をOリング57で閉塞する。
【0033】また、ポペット弁55は、図8の(8b)
示すように、テ−パ−部69を有し、ロッド50と一体
に成形することもできる。
【0034】次にその作用について説明するに、前記実
施に形態例の場合と同様に、ブロックA2のポ−ト11
にニップル45、カプラ−46を介して図示しない油圧
源よりパイプやホ−スが接続された本装置を治具41の
ガイド穴43に位置決めピンA5を挿入し、クランクレ
バ−6を治具41に設けた係止43に係合させ、更にハ
ンドル7を介して横方向の位置決めピンB9を治具41
の穴42に挿入し、上下方向の位置を規制する。
【0035】この時、スリ−ブ30の小段部36は、油
圧機器65の各ポ−ト66に係合し、スリ−ブ30は、
ばね力fに抗してブロックB3内に戻された位置で保持
され、通路に作動油が供給されると、スリ−ブはその端
面に作用する作動油による押力及び前記ばね部材のばね
力を受けてシ−ル部材であるOリング39により係合部
Kを密封するとともに、ロッド50に螺止58したポペ
ット弁55の小径段部56とスリ−ブ30のシ−ト部5
9とに生じた開口により油圧機器65のポ−ト66へ作
動油が給排出される。
【0036】さらに、本装置を治具41より外す時は、
クランプレバ−6を解き、上下の位置決めピン9と横方
向規制の位置決めピン5を治具41の穴43、42より
外すだけでよく、スリ−ブ30はその端面に作用する作
動油による押力及び前記ばね部材のばね力を受けてブロ
ックB3の外側へ伸びて、ポペット55の小径段部56
とシ−ト部59との間の開口が閉塞されるので、作動油
がスリ−ブ30より漏れ出すこともなく、作業場の作業
環境を保つことができる。
【0037】スリ−ブ30に装着するシ−ル部材の他の
実施例の形態として、図9に示すように、スリ−ブ30
の小段部36に嵌合する大径穴61を有するリング状の
部材60を嵌着することにより、油圧機器65のポ−ト
66の口径がスリ−ブ30の貫通穴33の径より小さい
場合には、その口径に対応して、同様に、連通、シ−ル
することが確実にできる。
【0038】
【発明の効果】第1の発明によれば、ブラケットに締結
されるブロックAと、ブロックAに締結されるブロック
Bと、ブラケットに係止され横方向の位置を規制する規
制手段と、ブロックBに設けられ上下方向の位置を規制
する手段と、ブラケットに設けたブロックCに軸支され
前記位置をクランプする手段とを備え、ブロックAに設
けたポ−トに連通する拡径穴Aと、拡径穴Aに連通する
ブロックBに形成した拡径穴Bおよび小径穴と、拡径穴
AとBとにシ−ルされ嵌挿する中空のブッシュと、小径
穴にシ−ルされて摺動可能に嵌挿される貫通穴を有する
スリ−ブと、ブッシュとスリ−ブ間に介装されてスリ−
ブを付勢するばね部材と、スリ−ブの端部に装着される
シ−ル部材とからなり、スリ−ブに作動油が作用すると
きスリ−ブはその端面に作用する作動油による押力及び
前記ばね部材のばね力を受けて規制手段により位置付け
される油圧機器のポ−トと係合して密封し、連通するよ
うにしたので、治具のガイド穴に位置決めピンを挿入す
るとともに、クランクレバ−を治具に設けた係止に係合
させ、上下位置のピンで規制することにより、スリ−ブ
の小段部と油圧機器のポ−トとが係合するとともにシ−
ルされ、連通することができ、本装置を外す時は、クラ
ンプレバ−を解き、上下の位置決めピンと横方向規制の
位置決めピンを治具の穴より引き抜くだけでよく、接
続、取り外しのためのシリンダ等のアクチュエ−タを何
等必要とせず、ワンタッチで接続、取り外しができ、従
来のように手作業で配管接続する時間に比べると約1/
4の時間になり、試験の処理効率をアップすることがで
きるとともに、油圧機器の試験工数が大幅に低減され、
コストダウンを図ることができる。そして、配管、接続
するためのシリンダ等を必要としないので、それを取り
付けるスペ−スや、さらに、他の油圧機器や配管との配
置関係等を心配することがなくなる。
【0039】第2の発明によれば、スリ−ブにブッシュ
の一端に係止してスリ−ブの貫通穴に挿入されてロッド
に係合するポペット弁を介装して、スリ−ブの貫通穴を
ポペット弁で開閉するようにしたので、本装置を治具に
装着する前、あるいは、治具より取り外す場合、スリ−
ブがその端面に作用する作動油による押力及びばね部材
のばね力を受けて外側へ突き出て、ポペット弁とスリ−
ブのシ−ト部との間の開口が閉塞されるので、作動油が
スリ−ブより漏れ出すこともなく、配管の接続、取り外
しに伴う作業で、油に汚れることがなくなり、しかも、
作業する場所の環境を保つことができる。
【0040】第3の発明によれば、スリ−ブの端部に小
段部を成形したので、対象とする油圧機器のポ−トの口
径がスリ−ブの貫通穴より大きい場合に、そのポ−トの
口径に合わせて対応することができる。
【0041】第4の発明によれば、スリ−ブの端部を平
坦面に成形したので、対象とする油圧機器のポ−トの口
径がスリ−ブの貫通穴より小さい場合にも、そのポ−ト
の口径に合わせて容易に対応することができる。
【0042】第5の発明によれば、シ−ル部材はOリン
グあるいはリング状の部材にしたので、対象とする油圧
機器のポ−トの形状、口径に合わせて対応することが
で、しかも、入手が容易にでき、安価にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示すクランプ装置の正面
要部断面図である。
【図2】同じくその側面図である。
【図3】同じくスリ−ブにシ−ル部材を装着した実施例
を示す拡大断面図である。
【図4】同じくスリ−ブに他のシ−ル部材を装着した実
施例を示す拡大断面図である。
【図5】同じく他のスリ−ブにシ−ル部材を装着した実
施例を示す拡大断面図である。
【図6】同じくスリ−ブに他のシ−ル部材を装着した実
施例を示す拡大断面図である。
【図7】他の実施の形態例を示すクランプ装置の要部断
面図である。
【図8】(8a) 同じくスリ−ブにシ−ル部材を装着
した実施例を示す拡大断面図である。 (8b) 同じくポペット弁の他の実施例を示す側面図
である。
【図9】同じくスリ−ブに他のシ−ル部材を装着した実
施例を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ブラケット 2 ブロックA 3 ブロックB 4 ブロックC 5 ピンA 6 クランプレバ− 7 レバ− 9 ピンB 11 ポ−ト 12 通路 13 拡径穴A 14 拡径穴B 15 小径穴 16 段径部 17 Oリング 20 ブッシュA 23 段部 25 穴 27 内径段部 28 Oリング 30 スリ−ブ 31 小径部 32 拡大部 33 貫通穴 34 内径段部 35 Oリング 36 小段部 37 端部 38 ばね 39 シ−ル部材 40 シ−ル部材 41 治具 42 穴 43 ガイド穴 44 係止 45 ニップル 46 カプラ− 50 ロッド 51 ナット 55 ポペット弁 56 小径段部 57 Oリング 58 螺子 59 シ−ト部 60 シ−ル部材 61 穴 65 油圧機器 66 ポ−ト 69 テ−パ−部 K 係合部 A1 、A2 受圧面積 P1 、P2 圧力 F 力 f ばね力

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラケットに締結されるブロックAと、ブ
    ロックAに締結されるブロックBと、前記ブラケットに
    係止され横方向の位置を規制する規制手段と、前記ブロ
    ックBに設けられ上下方向の位置を規制する手段と、前
    記ブラケットに設けたブロックCに軸支され前記位置に
    クランプする手段とを備え、前記ブロックAに設けたポ
    −トに連通する拡径穴Aと、前記拡径穴Aに連通するブ
    ロックBに成形した拡径穴Bおよび小径穴と、前記拡径
    穴AとBとにシ−ルされ嵌挿する中空のブッシュと、前
    記小径穴にシ−ルされて摺動可能に嵌挿される貫通穴を
    有するスリ−ブと、前記ブッシュとスリ−ブ間に介装さ
    れてスリ−ブを付勢するばね部材と、前記スリ−ブの端
    部に装着されるシ−ル部材とからなり、前記スリ−ブに
    作動油が作用するとき前記スリ−ブはその端面に作用す
    る作動油による押力及び前記ばね部材のばね力を受けて
    前記規制手段により位置付けされる油圧機器のポ−トと
    係合して密封し、連通するようにしたことを特徴とする
    クランプ装置。
  2. 【請求項2】前記スリ−ブに前記ブッシュの一端に係止
    して前記スリ−ブの貫通穴に挿入されてロッドに係合す
    るポペット弁を介装して、前記スリ−ブの貫通穴を前記
    ポペット弁で開閉するようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載のクランプ装置。
  3. 【請求項3】前記スリ−ブの端部に小段部を成形したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  4. 【請求項4】前記スリ−ブの端部を平坦面に成形したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のクランプ装置。
  5. 【請求項5】前記シ−ル部材はOリングあるいはリング
    状の部材からなることを特徴とする請求項1に記載のク
    ランプ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111900692A (zh) * 2020-08-06 2020-11-06 苏秀丽 一种特殊环境压力传感器用的电缆组件

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CN111900692A (zh) * 2020-08-06 2020-11-06 苏秀丽 一种特殊环境压力传感器用的电缆组件
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