JPH1037337A - システムバス断熱カバー材の取付構造 - Google Patents

システムバス断熱カバー材の取付構造

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JPH1037337A
JPH1037337A JP19768296A JP19768296A JPH1037337A JP H1037337 A JPH1037337 A JP H1037337A JP 19768296 A JP19768296 A JP 19768296A JP 19768296 A JP19768296 A JP 19768296A JP H1037337 A JPH1037337 A JP H1037337A
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JP
Japan
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heat insulating
insulating cover
cover material
system bus
ceiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP19768296A
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English (en)
Inventor
Akihiko Inuzuka
明彦 犬塚
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Yamaha Living Tech Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Living Tech Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1037337A publication Critical patent/JPH1037337A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムバスのコーナージョイント部をも充
分断熱できると共に、取付作業が簡単で施工性に優れて
おり、現場でのシステムバスの据付後にも簡単に取付作
業ができるようにした、システムバス断熱カバー材の取
付構造を提供する。 【解決手段】 シート状カバー本体の上下端部に紐等の
結束材を挿通して断熱カバー材を形成し、この断熱カバ
ー材をシステムバスの外周部に巻き付けると共に、前記
結束材をそれぞれ結束して締め付け固定する。断熱材を
中に収容した短冊状の袋体を複数個連結すると共に、両
端の袋体の上下端部に紐等の結束材をそれぞれ取り付け
て断熱カバー材を形成し、この断熱カバー材をシステム
バスの外周部に巻き付け、前記結束材をそれぞれ結束し
て締め付け固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムバスの外
周部を被覆する断熱カバー材の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】寒冷地等においては、システムバスの外
周部からの放熱によって内部の温度が低下しないよう
に、従来例えば図5に示すようにシステムバスaの外周
部に断熱材bを取り付けて断熱する手段が採られてい
る。この断熱材bは、予め工場にてシステムバスを構成
する壁パネルcの外面に貼着するか、或は現地での施工
時に壁パネルcの外面に貼着するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例によるとシステムバスaのコーナー部即ち壁パネル
cが直角に交わるジョイント部dには断熱材bが存在し
ないため、そのジョイント部dから熱が逃げて充分な断
熱効果が得られず、このジョイント部dも断熱材bで被
覆するには現場での作業が煩雑となって施工能率を低下
させるという問題がある。又、現場でシステムバスaを
据え付けした後に、施主の要望或は設計変更等によって
急遽断熱材bを取り付けねばならないような事態が生じ
ることがあるが、躯体の柱eや壁fとの間隙が狭いため
断熱材bの取付作業ができないという問題もある。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解消す
るためになされ、システムバスのコーナージョイント部
をも充分断熱できると共に取付作業が簡単で施工性に優
れており、現場でのシステムバスの据付後にも簡単に取
付作業ができるようにした断熱カバー材の取付構造を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、シート状カバー本体
の上下端部に紐等の結束材を挿通して断熱カバー材を形
成し、この断熱カバー材をシステムバスの外周部に巻き
付けると共に、前記結束材をそれぞれ結束して締め付け
固定することを要旨とする。又、断熱材を中に収容した
短冊状の袋体を複数個連結すると共に、両端の袋体の上
下端部に紐等の結束材をそれぞれ取り付けて断熱カバー
材を形成し、この断熱カバー材をシステムバスの外周部
に巻き付け、前記結束材をそれぞれ結束して締め付け固
定することを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳説する。図1(イ) 、(ロ) は本発明に係
る断熱カバー材1の一例を示すもので、発泡樹脂シート
等からなるカバー本体1aの上下端部に挿通部1b、1
cをそれぞれ形成し、これらの挿通部1b、1cに紐等
の結束材2、3を挿通しその両側の端部2a、3aは挿
通部1b、1cから外部にそれぞれ必要な長さ分露出さ
せてある。
【0007】この断熱カバー材1は、システムバスの大
きさに応じて前記カバー本体1aのサイズが設定されて
おり、図2(ハ) に示すように現場等で組み立てられたシ
ステムバス4のドア部4aを除く外周部に巻き付けると
共に、上下端部の結束材2、3の端部2a、3a同士を
それぞれ結束して締め付け固定する。
【0008】上部の結束材2の結び目2bはシステムバ
ス4の天井部4bの上面(天井裏)に位置し、断熱カバ
ー材1の上端部は窄まった状態となるためその開口部は
天井部4bの上面に引っ掛かっているため断熱カバー材
1が自重によりずり落ちることはない。この際、天井部
4aに設けられている天井点検口4cは塞がないように
する。下部の結束材3の結び目3bは、前記ドア部4a
の下方に位置しているが、システムバス4の底面側に位
置させてすっぽり被せた状態にしても良い。尚、システ
ムバス4の壁パネルに窓部(図略)が存在する場合に
は、その窓部に臨む断熱カバー材1の箇所に、図2(ニ)
に示すように開口部1dを形成するか又は×形の切り込
み1eを形成して押し開くようにする。
【0009】このようにして、通常はシステムバス4の
外周部に断熱カバー材1を取り付けた後に所定の箇所に
据え付けられるが、場合によってはシステムバス4が所
定の箇所に据え付けられた後に、施主の要望或は設計変
更等によって急遽断熱カバー材1を取り付けることもあ
る。
【0010】即ち、図2(イ) のようにロール状に丸めた
断熱カバー材1を前記天井点検口4cを利用してシステ
ムバス4の内部から天井裏に出し、断熱カバー材1を巻
き戻しながら広げて図2(ロ) のように躯体の壁や柱(図
略)との間隙に差し込み、システムバス4の外周部(ド
ア部4aを除く)を覆った後、上下端部の結束材2、3
をそれぞれ結束して締め付け固定する。
【0011】図3(イ) 、(ロ) は本発明に係る断熱カバー
材11の他例を示すもので、グラスウール等の断熱材1
1aを中に収容した短冊状の袋体11bを形成し、この
袋体11bを複数個横に連結すると共に、両端部の袋体
11bの上下端部に紐等の結束材12、13をそれぞれ
取り付けた構成のものである。この袋体11bの連結手
段は、例えば縫合又は面接合テープによる接合等により
なされ、この際袋体11b中に収容されている断熱材1
1aの片寄りを防止するために所謂キルティングのよう
な縫い目を施しておくと好ましい。
【0012】このようにして形成された断熱カバー材1
1は、図4のように前記断熱カバー材1と同様にシステ
ムバス14の外周部に巻き付けると共に、上下端部の結
束材12、13を結束し締め付け固定する。又、図示は
省略したが前記断熱カバー材1と同じ要領でシステムバ
ス14の据付後に断熱カバー材14を後付けすることが
可能である。
【0013】尚、システムバス14のドア部14aや窓
部(図略)に対する処置も前記断熱カバー材1と同様に
する。前記短冊状袋体11bは直立維持性がかなり高い
ため、断熱カバー材11の上端部をシステムバス14の
天井部14bの上面周縁部に被せてずり落ち防止を図ら
なくても済む。断熱効果の点から言えば天井部14bも
天井点検口14c以外は断熱カバー材で被覆するのが望
ましいが、天井裏には付属の関連機器15等が取り付け
られるので困難である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート状断熱カバー材をシステムバスの外周部に巻き付
けると共に、上下端部の結束材を結束して締め付け固定
するようにしたので、システムバスのコーナージョイン
ト部をも充分断熱することができ、取付作業が簡単で施
工性に優れている等の効果を奏する。又、断熱カバー材
をシステムバスの内部から天井点検口を利用して天井裏
に出し、躯体の壁や柱との間隙に差し込んで取り付ける
ことも可能なので、現場でのシステムバスの据付後にも
容易に後付けすることができる効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る断熱カバー材の一例を示すもの
で、(イ) は一部省略の正面図、(ロ) は側面図である。
【図2】 断熱カバー材の後付け要領を示すもので、
(イ) はロール状に巻いた断熱カバー材をシステムバスの
天井点検口から天井裏に出す状態、(ロ) は断熱カバー材
を広げて躯体との間隙に差し込む状態、(ハ) は上下の結
束材を結束した状態、(ニ) は窓部に臨む箇所の処置例、
をそれぞれ示す説明図である。
【図3】 本発明に係る断熱カバー材の他例を示すもの
で、(イ) は一部省略の正面図、(ロ) は一部の破断斜視図
である。
【図4】 同、断熱カバー材の取付状態を示す概略斜視
図である。
【図5】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
1…断熱カバー材 1a…カバー本体 1b、1c…挿通部 1d…開
口部 1e…切り込み 2、3…結束材 2a、3a…端部 2b、3b…結び目 4…システムバス 4a…ドア部 4b…天井部 4c…天井点検口 11…断熱カバー材 11a…断熱材 11b…袋体 12、13…結束材 14…システムバス 14a…ドア部 14b…天井部 14c…天井点
検口 15…関連機器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状カバー本体の上下端部に紐等の
    結束材を挿通して断熱カバー材を形成し、この断熱カバ
    ー材をシステムバスの外周部に巻き付けると共に、前記
    結束材をそれぞれ結束して締め付け固定することを特徴
    とするシステムバス断熱カバー材の取付構造。
  2. 【請求項2】 断熱材を中に収容した短冊状の袋体を複
    数個連結すると共に、両端の袋体の上下端部に紐等の結
    束材をそれぞれ取り付けて断熱カバー材を形成し、この
    断熱カバー材をシステムバスの外周部に巻き付け、前記
    結束材をそれぞれ結束して締め付け固定することを特徴
    とするシステムバス断熱カバー材の取付構造。
JP19768296A 1996-07-26 1996-07-26 システムバス断熱カバー材の取付構造 Pending JPH1037337A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006225916A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Sekisui Plastics Co Ltd 蓄熱槽内湾曲面用断熱パネルおよびそれを用いた蓄熱槽の湾曲面への断熱材の貼り付け方法
JP2014034824A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Toyota Home Kk 浴室構造及びユニットバス本体の固定方法
CN111629545A (zh) * 2020-06-01 2020-09-04 李克胜 一种通信工程设备用散热固定装置

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