JPH1036869A - 自動車用ブレーキ液組成物 - Google Patents

自動車用ブレーキ液組成物

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JPH1036869A
JPH1036869A JP18752896A JP18752896A JPH1036869A JP H1036869 A JPH1036869 A JP H1036869A JP 18752896 A JP18752896 A JP 18752896A JP 18752896 A JP18752896 A JP 18752896A JP H1036869 A JPH1036869 A JP H1036869A
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JP
Japan
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brake fluid
weight
glycol
fluid composition
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JP18752896A
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English (en)
Inventor
Hisao Seki
久雄 関
Osamu Nakabayashi
修 中林
Saburo Abe
三郎 安部
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Ethylene Chemical Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Ethylene Chemical Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブレーキシステムの潤滑作用に優れている潤
滑性向上剤成分を少なくとも1種類(リン酸エステル
類、ジチオプロピオネート、ヒドラジン類)を有
し、グリコール組成物と少なくとも1種類の防錆剤、酸
化防止剤およびpH調整剤とから成る自動車用ブレーキ
液組成物を提供すること。 【解決手段】 成分(1)0.005〜0.5重量%の
モノおよびジから成るリン酸エステル類〔一般式(R
O)2 P(O)OHおよび(RO)P(O)(OH)2
で表される混合物であり、式中、Rは(R′O)(CH
2 4 O)n − n=4〜10であり式中、R′は
炭素数4〜20のアルキル基、またはアルキルフェニル
基である〕と、成分(2)主成分として少なくとも1種
類のグリコール組成物と、成分(3)ブレーキ液組成物
に対して少なくとも1種類の防錆剤、酸化防止剤および
pH調整剤とから成ることを特徴とする自動車用ブレー
キ液組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ブレーキ
液組成物に関し、特にブレーキシステムの潤滑作用に優
れている潤滑性向上剤成分を少なくとも1種類(リン
酸エステル類、ジチオプロピオネート、ヒドラジン
類)を有し、グリコール組成物と少なくとも1種類の防
錆剤、酸化防止剤およびpH調整剤とから成る自動車用
ブレーキ液組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車用ブレーキ液として
は、ホウ酸エステル、グリコールまたはアルキレングリ
コールモノアルキルエーテル、ポリエーテルポリオール
から成るグリコール組成物を主成分とし、この組成物に
防錆剤、酸化防止剤およびpH調整剤を含有したものが
広く知られている。
【0003】また、ブレーキ系統に使用されるブレーキ
部品は、シリンダー、ピストン、ゴムカップなどから構
成され、その材質は、アルミニウム、鋳鉄、鋼などの金
属とゴム類であった。液圧式自動車用ブレーキシステム
は、マスターシリンダのピストンの摺動によりホイルシ
リンダへ液圧を伝達する機構となっている。
【0004】ブレーキの不良原因の中で、ブレーキ液に
よるものとしては、防食性が不足するためシリンダお
よびピストンの腐食によるピストンの作動不良、鋳鉄
−鋳鉄、鋳鉄−アルミニウムなどの金属間の潤滑性不良
による、シリンダ、ピストンやゴムカップに傷が発生す
ることによる液圧の伝達不良およびブレーキ液の漏れな
どがある。防食性が不足するための対策には、防錆
剤、酸化防止剤およびpH調整剤により対応し、また
金属間の潤滑性については、リン酸トリクレジン(TC
P)などがその改善対策のために、従来より用いられて
きた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在、ブレーキ液の試
験方法としては、JIS K2233「自動車用非鉱油
系ブレーキ液」に規定された方法によっている。その中
のストローキング試験は、潤滑性を評価するものであ
り、実用試験の代わりに採用されている。ストローキン
グ試験では、シリンダーやピストンについては作動状
態、腐食や直径変化、またゴムカップについては、ベー
ス直径変化、締め代変化、亀裂、ふくれ、かじり等の評
価を行っている。
【0006】また、近年、安全性を向上させるための標
準装備に等しい状態となったABS(アンチロックブレ
ーキシステム)や一部の車種に採用されているHBB
(ハイドロリックブレーキブースター)等が装備され、
ブレーキ系統も複雑となってきている。これらの装置に
は、プラスチック製のピストン、Oリング、シールなど
が採用されていることからストーキング試験の評価だけ
で、潤滑性の良否の判断はできなくなってきている。
【0007】車両の軽量化等のために最近は、ナイロン
などのプラスチック材がピストン部品その他に多く使用
されるようになってきた。前述のTCPは、金属間の潤
滑に有効であるが、プラスチックと金属材との間の潤滑
性には十分な効果は得られない。また、ブレーキ液に関
してのプラスチックと金属材との間の潤滑性の評価方法
として適当な試験方法がなく、ブレーキ液の評価ができ
なかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、プラスチ
ック材の評価にストローキング試験の潤滑性評価と摩擦
試験機のピンオンディスク型摩擦摩耗試験機による摩擦
係数に相関を認め、摩擦係数の評価から潤滑性の良いブ
レーキ液成分を見出し、本発明に到達した。
【0009】本発明は、上記したような従来の問題点を
解決するために、その構成を成分(1)0.005〜
0.5重量%のモノおよびジから成るリン酸エステル類
〔一般式(RO)2 P(O)OHおよび(RO)P
(O)(OH)2 で表される混合物であり、式中、Rは
(R′O)(CH2 4 O)n − n=4〜10で
あり式中、R′は炭素数4〜20のアルキル基、または
アルキルフェニル基である〕と、成分(2)主成分とし
て少なくとも1種類のグリコール組成物と、成分(3)
ブレーキ液組成物に対して少なくとも1種類の防錆剤、
酸化防止剤およびpH調整剤とから成ることを特徴とす
る自動車用ブレーキ液組成物としたものである。
【0010】また、本発明は、成分(1)0.005〜
0.5重量%のモノおよびジから成るリン酸エステル類
〔一般式(RO)2 P(O)OHおよび(RO)P
(O)(OH)2 で表される混合物であり、式中、Rは
(R′O)(CH2 4 O)n − n=4〜10 式中、R′は炭素数4〜20のアルキル基、またはアル
キルフェニル基である〕と、0.005〜0.5重量%
ジチオプロピオネートの合計0.5重量%以下の混合物
と、成分(2)主成分として少なくとも1種類のグリコ
ール組成物と、成分(3)ブレーキ液組成物に対して少
なくとも1種類の防錆剤、酸化防止剤およびpH調整剤
とから成ることを特徴とする自動車用ブレーキ液組成物
である。
【0011】さらに、本発明は、成分(1)0.005
〜0.5重量%のモノおよびジから成るリン酸エステル
類〔一般式(RO)2 P(O)OHおよび(RO)P
(O)(OH)2 で表される混合物であり、式中、Rは
(R′O)(CH2 4 O)n − n=4〜10 式中、R′は炭素数4〜20のアルキル基、またはアル
キルフェニル基である〕と、0.005〜0.5重量%
ヒドラジン類の合計0.5重量%以下の混合物と、成分
(2)主成分として少なくとも1種類のグリコール組成
物と、成分(3)ブレーキ液組成物に対して少なくとも
1種類の防錆剤、酸化防止剤およびpH調整剤とから成
ることを特徴とする自動車用ブレーキ液組成物である。
【0012】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。本発明は、下記成分(1)、(2)および(3)の
構成とすることにより、摩擦試験機による摩擦係数の低
下を認め、ストローキング試験においても潤滑性が向上
したことが認められたものである。
【0013】すなわち、その成分は、 成分(1)リン酸エステル類、チオプロピオネート
(ジチオプロピオン酸又はそのアルキルエステル)、
ヒドラジン類、よりなる少なくとも1種類の潤滑性向上
剤と、 成分(2)ポリアルキレングリコールモノアルキルエ
ーテルのホウ酸エステル、グリコール又はアルキレン
グリコールモノアルキルエーテル、ポリエーテルポリ
オール、よりなり、主成分として少なくとも1種類のグ
リコール組成物と、 成分(3)ブレーキ液組成物に対して少なくとも1種類
の防錆剤、酸化防止剤およびpH調整剤である。
【0014】本発明における少なくとも1種類の潤滑性
向上剤は、 リン酸エステル類としては、一般式(RO)2
(O)OHおよび(RO)P(O)(OH)2 で表され
る混合物であり、式中、Rは(R′O)(CH2
4 O)n − n=4〜10 式中、R′は炭素数4〜20のアルキル基、またはアル
キルフェニル基であり、例えば、 (C8 17(C6 3 OH)O(C2 4 O)5 −など
が挙げられる。ジチオプロピオネートとしては、一般
式S(CH2 CH2 COOR)2 で表される化合物であ
り、式中、Rは炭素数8〜18のアルキル基であり、例
えばC1327などが挙げられる。 ヒドラジン類としては、次の一般式
【化1】 式中、R1 、R2 は水素原子又はフェノール基、nは0
〜3の整数または、 R3 −CH=N−Cm 2m−N=CH−R3 式中、R3 は、フェノール基、mは0〜4の整数などが
挙げられる。
【0015】各請求項の使用範囲を0.005〜0.5
重量%としたのは、0.005重量%未満になると、そ
の効果が十分ではなく、逆に0.5重量%を超えるとブ
レーキ液のその他の性状への影響が大きくなるため好ま
しくない。また、上記のリン酸エステル類とジチオ
プロピオネートまたはヒドラジン類との混合は、リン
酸エステル類が酸化性が強いため潤滑性に効果がある
が、添加することにより金属腐食性の低下や沈殿の発生
が多い場合にも効果がある。
【0016】本発明におけるグリコール組成物は、下記
の(a) 、(b) および(c)からなる混合物である。
【0017】(a) ポリアルキレングリコールモノアルキ
ルエーテルのホウ酸エステルとしては、トリエチレング
リコールモノメチルホウ酸エステル、トリエチレングリ
コールモノブチルホウ酸エステル、テトラエチレングリ
コールモノメチルホウ酸エステルなどが挙げられる。
【0018】(b) グリコールまたはアルキレングリコー
ルモノアルキルエーテルとしては、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、テト
ラエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレ
ングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリ
コールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコール
モノメチルエーテル、テトラプロピレングリコールモノ
メチルエーテルなど、および対応するプロピレングリコ
ール類、エチレングリコールとプロピレングリコールの
混合類などが挙げられる。
【0019】(c) ポリエーテルポリオールは、分子量1
000〜4000、好ましくは分子量2000〜300
0の下記化2で表される成分である。
【化2】 分子量を上記の範囲としたのは、分子量が1000未満
になると、100℃の動粘度が不足し、逆に4000を
超えると、−40℃の動粘度が高くブレーキ液の性能規
格に適合しなくなるからである。
【0020】本発明における少なくとも1種類の防錆
剤、酸化防止剤およびpH調整剤は、ブレーキ液に金属
防錆や酸化防止のために使用するものである。pH調整
剤としては、例えばトリエタノールアミン、イソプロパ
ノールアミンなどのアルカノールアミン、ジブチルアミ
ン、トリブチルアミンなどのアルキルアミン、ジシクロ
ヘキサアミンなどのシクロアルキルアミンなどを用いる
ことができる。また、防錆剤としては、ラウリル酸やオ
レイン酸などのモノカルボン酸、ベゾトリアゾールやト
リルトリアゾールなどのトリアゾール類が好ましく用い
ることができる。さらに、酸化防止剤としては、ビスフ
ェノール類、BHTなどのフェノール類などが挙げられ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例によって更に詳細に説
明するが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。尚、特に断らない限り、以下に記載する%は全て重
量%である。但し、特許請求の範囲の請求項1〜3に記
載された成分(2)および(3)の合計を100%と
し、成分(1)を追加したため、総合計は100%以上
となっている。
【0022】実施例1〜6および比較例1〜3 成分(1),(2)および(3)の各成分について、そ
れぞれ表1に示す重量%を混合し、実施例1〜6および
比較例1〜3のブレーキ液組成物を得た。実施例1〜6
および比較例1〜3で得られたブレーキ液組成物を、各
評価試験により評価を行った。
【0023】試験評価 摩擦係数 ピニオンディスク型摩擦摩耗試験機を用いて摩擦係数を
測定した。この方法では、ディスク(直径80mm、厚
さ5mmの鋳鉄またはアルミニウム板)にピン(直径5
mm、長さ10mmのナイロンの円柱3本)を用い、デ
ィスクおよびピンをブレーキ液に浸漬させ、回転するデ
ィスクに一定過重のピンを接触させ、その時の摩擦力に
より摩擦係数を求めた。
【0024】ストローキング試験 JIS K2233に基づき行った。試験後の部品の外
観(摺動による傷の程度)を評価した。
【0025】金属腐食試験 JIS K2233に基づき行った。1cm2 当りの金
属腐食試験の試験片の質量変化(銅板の質量変化)を比
較した。
【0026】沈殿発生試験 沈殿発生評価試験は、沈殿物がCu化合物であることを
考慮し、JIS K2233の金属腐食試験を参考にし
て実施した。銅板50cm2 と10重量%含水させたブ
レーキ液100mlを任意のガラス容器に入れ、これを
100±2℃で、672±2時間保持した後、JIS
K2233に基づく金属腐食試験の7,6,5(6)の
操作により、沈殿量を評価した。各評価試験の結果を表
1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】評価試験の結果、実施例1〜6の各ブレー
キ液は、ディスク/ピンがそれぞれアルミニウム/ナイ
ロン、および鋳鉄/アルミニウム、ともに摩擦係数は
0.15以下となり、摩擦係数の低減効果が認められ、
またストローキング試験においても金属部品の摺動面の
傷の発生が少ないことが認められた。これは成分(1)
を添加することによる効果である。金属腐食試験におい
ては、実施例1〜6の各ブレーキ液は比較例に比べて銅
板の重量変化において効果が認められた。
【0029】実施例1〜6および比較例1〜3で用いた
各成分を下記に示す。 潤滑剤(成分1) A ((C6 4 OH)O(C2 4 O)6 2 P(O)O
Hと((C6 4 OH)O(C2 4 O)6 )P(O)
OH2 で表される混合物 B ((C8 17(C6 3 OH)O(C2 4 O)6 2
P(O)OHと((C8 17(C6 3 OH)O(C2
4 O)6 )P(O)(OH)で表される混合物 C ((C1835)O(C2 4 O)4 2 P(O)OHと
((C1835)O(C2 4 O)4 )P(O)(OH)
2 で表される混合物 D S(CH2 CH2 COOC13272
【化3】
【0030】基剤(成分2) A トリエチレングリコールモノメチルホウ酸エステル 10.0% トリエチレングリコールモノメチルエーテル 34.4% テトラエチレングリコールモノメチルエーテル 20.0% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 24.3% 平均分子量3000の下記化4成分 10.0%
【化4】 B トリエチレングリコールモノメチルホウ酸エステル 30.0% トリエチレングリコールモノメチルエーテル 29.0% テトラエチレングリコールモノメチルエーテル 14.6% トリエチレングリコールモノブチルエーテル 10.0% ジエチレングリコール 5.3% 平均分子量2000の下記化5成分 10.0%
【化5】
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の自動
車用ブレーキ液組成物によれば、有機材料(プラスチッ
ク、ゴム)と金属材料(アルミニウム、鋳鉄)の高面圧
環境における摩擦係数を低下させることが可能となり、
ブレーキ部品の耐久性が向上できるという優れた効果を
得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 30:12 40:08 (72)発明者 安部 三郎 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成分(1)0.005〜0.5重量%の
    モノおよびジから成るリン酸エステル類〔一般式(R
    O)2 P(O)OHおよび(RO)P(O)(OH)2
    で表される混合物であり、式中、Rは(R′O)(CH
    2 4 O)n − n=4〜10であり式中、R′は
    炭素数4〜20のアルキル基、またはアルキルフェニル
    基である〕と、成分(2)主成分として少なくとも1種
    類のグリコール組成物と、成分(3)ブレーキ液組成物
    に対して少なくとも1種類の防錆剤、酸化防止剤および
    pH調整剤とから成ることを特徴とする自動車用ブレー
    キ液組成物。
  2. 【請求項2】 成分(1)0.005〜0.5重量%の
    モノおよびジから成るリン酸エステル類〔一般式(R
    O)2 P(O)OHおよび(RO)P(O)(OH)2
    で表される混合物であり、式中、Rは(R′O)(CH
    2 4 O)n − n=4〜10 式中、R′は炭素数4〜20のアルキル基、またはアル
    キルフェニル基である〕と、0.005〜0.5重量%
    ジチオプロピオネートの合計0.5重量%以下の混合物
    と、成分(2)主成分として少なくとも1種類のグリコ
    ール組成物と、成分(3)ブレーキ液組成物に対して少
    なくとも1種類の防錆剤、酸化防止剤およびpH調整剤
    とから成ることを特徴とする自動車用ブレーキ液組成
    物。
  3. 【請求項3】 成分(1)0.005〜0.5重量%の
    モノおよびジから成るリン酸エステル類〔一般式(R
    O)2 P(O)OHおよび(RO)P(O)(OH)2
    で表される混合物であり、式中、Rは(R′O)(CH
    2 4 O)n − n=4〜10 式中、R′は炭素数4〜20のアルキル基、またはアル
    キルフェニル基である〕と、0.005〜0.5重量%
    ヒドラジン類の合計0.5重量%以下の混合物と、成分
    (2)主成分として少なくとも1種類のグリコール組成
    物と、成分(3)ブレーキ液組成物に対して少なくとも
    1種類の防錆剤、酸化防止剤およびpH調整剤とから成
    ることを特徴とする自動車用ブレーキ液組成物。
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