JPH1036222A - 粘性の脂肪物質及び揮発性の化合物を含有する化粧品組成物 - Google Patents

粘性の脂肪物質及び揮発性の化合物を含有する化粧品組成物

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JPH1036222A
JPH1036222A JP9101917A JP10191797A JPH1036222A JP H1036222 A JPH1036222 A JP H1036222A JP 9101917 A JP9101917 A JP 9101917A JP 10191797 A JP10191797 A JP 10191797A JP H1036222 A JPH1036222 A JP H1036222A
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LOreal SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転移及び移動の問題が無く、長時間つけてい
ても快適な、皮膚、半粘膜及び/または粘膜の手入れ及
び/またはメイクアップに適合させた組成物を提供す
る。 【解決手段】 脂肪相中に、(i)少なくとも一のペー
スト状もしくは粘性の脂肪酸化合物と、少なくとも一の
揮発性化合物及び(ii)20重量%未満の不揮発性炭化
水素オイルを含有する組成物を調製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に化粧品組成物
等の、固形物もしくは可撓性のペーストとして製造する
ことができ、皮膚、半粘膜及び/または粘膜、及び特に
唇の処理及び/またはメイクアップに使用することが可
能な組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】唇に適用するための組成物は、通常、オ
イル及びワックスなどの脂肪物質並びに充填剤及び顔料
からなる粒子相を含有する固形物として製造される。こ
れらの化合物には、唇、半粘膜もしくは粘膜に適用した
際に、転移するという欠点があった。このことは、該組
成物が、例えばグラス、カップ、衣類、もしくは皮膚等
の、接触する物体に、少なくとも部分的に付着し得るこ
とを意味する。付着した場合、該組成物はこの物質上に
跡を残す。したがって、唇もしくは粘膜に残ったフィル
ムは減少し、定期的な再適用が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの組成物の別の
短所は、移動の問題である。実際、いくつかの組成物、
すなわちメイクアップファンデーション等は、皮膚の皺
の中に入りやすく、アイシャドウが瞼の皺の中に広がり
やすい一方で、口紅の中には唇の回りの細かい皺に入っ
ていくものがあることが観察されている。アイシャドウ
の場合には、瞼の動きによってメイクアップした状態で
の皺の出現もまた認識されている。これら全ての現象
が、明らかに消費者が避けたいと望んでいる審美的に好
ましからぬ効果を生んでいる。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明は、非常に優れた保持力もしくは維持力を有し、転
移することなく、また接触する物体にシミをつけること
が無く、経時的に移動することのないフィルムを生成す
る組成物の提供を目的とする。
【0005】特に、本発明は、脂肪相ペースト状もしく
は粘性の脂肪化合物、揮発性化合物、及び20重量%未
満の不揮発性炭化水素オイルを含む組成物に関する。
【0006】本発明はまた、前記組成物の転移及び/ま
たは移動を減少させる、及び/またはその保持力もしく
は維持力を向上させるために、揮発性オイルとペースト
状もしくは粘性の脂肪化合物とを組み合わせた使用にも
関し、特に、脂肪相を含む組成物におけるフェニル化シ
リコーンオイルの使用に関する。
【0007】本発明の組成物により、粘性脂肪物質中で
顔料を効果的に湿潤化(wetted)することによって生じ
る、均一な比色をもつフィルムが得られることは発見さ
れている。さらにまた、このフィルムは、基質上に容易
に適用でき、滑らかに伸ばすことが可能である。さら
に、該フィルムは軽い肌触りを有し、一日中つけていて
も非常に快適なものである。
【0008】本発明の組成物は、特に、炭化水素オイル
及び環状もしくは直鎖状のシリコーンオイル等から、単
独でも混合物としても選択することのできる、少なくと
も一の不揮発性化合物を含有する。本願における“揮発
性化合物”という用語は、皮膚と接触した際に蒸発し得
るあらゆる化合物を包含する。製剤中での使用が可能な
ように、引火点が充分高く、望ましい消失効果を得るた
めに引火点が充分に低いオイルを使用することが望まし
い。引火点が約40から100℃であるオイルを使用す
ることが望ましい。
【0009】使用可能な揮発性シリコーンオイルには、
シクロテトラジメチルシロキサン、シクロペンタジメチ
ルシロキサン、シクロヘキシルジメチルシロキサン、メ
チルヘキシルジメチルシロキサンが含まれる。揮発性炭
化水素オイルとしては、イソパラフィンを挙げることが
できる。
【0010】本発明の組成物は、組成物全重量に対して
8から70重量%、好ましくは15から55重量%の揮
発性化合物を含有することができる。
【0011】本発明の組成物はまた、少なくとも一の粘
性脂肪化合物を含有する。該化合物は、炭化水素化合物
であることが望ましい。これはポリマーでもよく、シリ
コーンを含有しても、フッ化したものでもよい。さらに
また、異なる炭化水素化合物及び/またはシリコーン含
有化合物及び/またはフッ化化合物の混合物として存在
してもよい。混合物の場合、粘性炭化水素化合物が混合
物の最大部分を成すことが好ましい。
【0012】本発明のペースト状もしくは粘性の脂肪化
合物は、少なくとも一の下記の物理化学特性によって特
定することができる。 ・粘度0.1から40Pa.s.(1から400ポアズ)、
好ましくは0.5から25Pa.s.(60Hzの回転数の
“MS-r3”もしくは“MS-r4”回転装置を装備し
た CONTRAVES TV回転粘度計を使用し、
40℃にて測定) ・融点25から70℃、好ましくは25から55℃
【0013】通常の当業者であれば、当該技術に関する
一般知識によって、特に粘性の脂肪化合物の粘度を測定
するために、粘度測定に適した装置、すなわち、MS-
r3もしくはMS-r4を容易に選択することができ
る。
【0014】本発明の範囲内で用いることのできるペー
スト状もしくは粘性の化合物には、18.0から21.
0Pa.s.、好ましくは19.0から20.5Pa.s.の粘度
及び/または30から60℃の融点を有するラノリンも
しくはラノリン誘導体が含まれる。
【0015】脂肪エステル、特に20から45の炭素原
子を有するもの(融点は25から75℃)並びに水素化
植物オイル等のトリグリセリドも挙げることができる。
こうしたエステルには、プロピオン酸アラキジル、ポリ
ラウリン酸ビニル、及びコレステロールエステルが含ま
れる。ジメチコーンアルキル等の、25から60℃の融
点をもつシリコーン含有粘性脂肪物質、特に、Dow Corn
ing社製の商品名、DC2503(ジメチコーンステア
リル)及びDC25514、abilワックス及び、
(Me3SiO)(Me2SiO)x(RMeSiO)
y(SiMe3)のメチルシロキサンアルキルも挙げるこ
とができ、上記の構成において、Me=メチル、x=6
0、R=ステアリル(C1837)及びy=40である。
【0016】さらに、増粘剤で増粘させたあらゆる通常
のオイルを用いることができる。増粘させることの可能
なオイルとして、鉱物オイル、植物オイル、動物オイ
ル、及び/または合成オイルを用いることができ、例え
ばシリコーン含有オイル及びフェニル化オイルであって
もよい。増粘剤は、ベントン、ヘクトライト等の粘土よ
り選択することができ、例えば、ジステアリル=クロラ
イド=ジメチル=アンモニウムもしくはステアリル=クロ
ライド=ジメチル=ベンジル=アンモニウム、もしくはア
ルミニウムもしくはケイ酸マグネシウム、あるいはオイ
ルを増粘できることが知られている従来のポリマーによ
って変性されたものでもよい。例えば、Rheox社製の
“THIXINR”等の水素化ヒマシ油の誘導体を使用
することもできる。
【0017】ペースト状もしくは粘性の化合物は、組成
物中、1から40重量%、好ましくは8から35重量
%、さらに好ましくは15から30重量%の割合で存在
するとよい。
【0018】脂肪相は、これまでに挙げた化合物に加
え、本願の意図する範囲で通常使用される脂肪物質、例
えば、植物オイル、鉱物オイル、動物オイル、及び/ま
たは合成オイル、特に、シリコーンワックスを含むこと
ができる。
【0019】本発明の特別な実施態様によれば、該組成
物は、炭化水素脂肪物質及び特に、粘性脂肪物質、例え
ばラノリンタイプの粘性脂肪物質、揮発性イソパラフィ
ンタイプの化合物、及び炭化水素ワックスのみを含むも
のでもよい。実際、顔料の湿潤化は、脂肪物質が炭化水
素である場合に増幅され、これによってより均一な着色
を与える皮膚のメイクアップ生成を与えることが見出さ
れている。さらにまた、シリコーン含有物質の全てが全
ての炭化水素脂肪物質と適合するわけではなく、製剤に
ついては、原材料に厳しい限定が加えられる。
【0020】従来のあらゆる既知のワックスを、単独で
も混合物としても使用することができ、動物オイル、植
物オイル、鉱物オイル、及び合成オイル、例えば、微晶
質ワックス、パラフィン、ワセリン、オゾケライト、モ
ンタンワックス、ミツロウ、ラノリン及びラノリン誘導
体、カンデリラ、オーリカリー、カルナウバ、及び木ロ
ウ、ココアバター、コルクもしくはサトウキビファイバ
ーワックス、25℃で固体の水素化オイル、オゾケライ
ト、25℃で固体の脂肪エステル及びグリセリド、ポリ
エチレンワックス及びフィッシャー・トロプシュ合成に
よって生成するワックス、及びシリコーンワックスを挙
げることができる。
【0021】組成物が、該組成物の重量に対して、10
から30重量%、特に、15から20重量%のワックス
を含有することが望ましい。
【0022】本発明の組成物は、さらに、他の脂肪物質
を含有してもよく、中でも、ポリジメチルシロキサン
(PDMS)及びアルキルジメチコーン、並びに脂肪族
及び/または芳香族基に修飾されたシリコーンでフッ化
したものでもよいシリコーン、もしくはヒドロキシル
基、チオール及び/またはアミン等の官能基で修飾され
たシリコーンを挙げることができる。
【0023】オイルの中でも、特に、パラフィンオイ
ル、ワセリン、ペルヒドロスクアレン、ピーナッツオイ
ル、スウィートアーモンドオイル、カロフィラムオイ
ル、パーム油、ヒマシ油、アボカドオイル、ホホバオイ
ル、オリーブオイル、及びセリアルジャームオイル;脂
肪酸エステル;アルコール、アセチルグリセリド;アル
コールもしくはポリアルコールのオクタン酸塩、デカン
酸塩、もしくはリシノール酸塩;脂肪酸のトリグリセリ
ド;及びグリセリドを挙げることができる。
【0024】シリコーン含有オイルとしては、特に、ポ
リフェニルメチルシロキサンもしくはフェニルトリメチ
コーン等のフェニル化オイル、もしくは異なるフェニル
化シリコーンオイルの混合物を挙げることができる。こ
れらのオイルは、下記の化学式(I)に相当する。
【0025】
【化2】
【0026】式中、Rは1から30の炭素原子を有する
アルキル基、アリール基、もしくはアリールアルキル
基、nは0から100の整数、mは0から100の整数
であって、m+nが1から100であるものとする。
【0027】これらの脂肪物質は、例えば軟度、肌触
り、及び転移等の望ましい特性を有する組成物を調製す
るために、通常の当業者が様々に選択することができ
る。
【0028】特に、本発明の組成物は、該組成物が固形
状に製造された際の機械的強度を保証するために、少な
くとも一のワックスを含有するとよい。好ましくは、該
組成物に使用されるワックスが、45℃より高い、特に
55℃より高い融点及び/または、好ましくは25℃で
3から40の針貫通指数(needle-penetration index)
を有するとよい。
【0029】本発明の組成物が可撓性のペーストもしく
は成型された製品である場合、該組成物が含有するワッ
クスはより少量、例えば2から15重量%である。
【0030】一般的に、炭化水素オイル及び/またはシ
リコーンオイルは、少量で使用することが好ましく、組
成物全重量の5重量%未満であるとより好ましい。
【0031】しかしながら、本発明の組成物に含まれる
不揮発性の炭化水素オイルが20重量%未満、好ましく
は15重量%未満、さらに好ましくは5重量%未満であ
ること、実際には、任意に不揮発性の炭化水素オイルを
全く含まないが、この欠損を多量の粘性脂肪物質によっ
て保証することのできる、転移及び/または移動の無
い、維持力が向上した組成物が有利に得られることが判
明している。
【0032】本発明の組成物はまた、通常は組成物の0
から30重量%、好ましくは0から20重量%を占める
粒子相を含有することができ、この相は化粧品組成物に
通常使用される顔料及び/または真珠層及び/または充
填剤を含むことができる。
【0033】“顔料”という用語は、ワックス及び揮発
性シリコーンに不溶性である白色もしくは着色された鉱
物粒子もしくは有機粒子を示すものであり、これは組成
物に着色する及び/または組成物に真珠光沢を与えるた
めのものである。
【0034】顔料は、最終組成物の0から15重量%、
好ましくは0から10重量%を占めることができる。こ
の顔料は白色もしくは着色されたもの、鉱物及び/また
は有機物であってよい。鉱物顔料の中では、特に、二酸
化チタン、二酸化ジルコニウム、もしくは二酸化セリウ
ム並びに酸化亜鉛、酸化鉄、もしくは酸化クロム及び鉄
(III)青を挙げることができる。有機顔料には、カー
ボンブラック、およびバリウム、ストロンチウム、カル
シウム、及びアルミニウムラッカーが含まれる。
【0035】“真珠層”という用語は、石灰中に豊富で
あり、ある種の軟体動物がその殻の中に生成する真珠光
沢をもつ粒子を示す。これらの真珠光沢をもつ、光を反
射する粒子は、組成物の0から20重量%を占めること
ができ、好ましくは約4から15重量%の割合を占め
る。使用可能な真珠層には、例えば、酸化チタン、酸化
鉄、天然顔料もしくはビスマス=オキシクロライドによ
り被覆されたマイカ、並びに着色されたマイカチタンが
含まれる。
【0036】“充填剤”という用語は無色もしくは白色
の鉱物粒子もしくは合成粒子を示し、ラメラであるか非
ラメラであるかに関わらず、該組成物に体質(body)及
び堅さを与えるためのものである。
【0037】充填剤は、該組成物の0から15重量%、
好ましくは3から10重量%を占めるとよく、鉱物もし
くは合成のもので、ラメラ状でも非ラメラ状でもよい。
特に、タルク、マイカ、シリカ、カオリン、ナイロン及
びポリエチレンパウダー、テフロン、デンプン、マイカ
チタン、天然真珠層、硝酸ホウ素、微小球、例えば、E
xpancel(Nobel Industries社製)、ポリトラッ
プ(Dow Corning社製)微小球、及びシリコーン樹脂微
小球(例えば、Toshiba社製のTospearls)等を挙げるこ
とができる。
【0038】該組成物は、化粧品分野において通常使用
されるあらゆる添加剤、例えば酸化防止剤、香料、精
油、保存料、化粧品活性成分、ビタミン、必須脂肪酸、
スフィンゴリピド、DHA等の自己日焼け化合物、サン
スクリーン、界面活性剤、脂溶性ポリマー、特にポリブ
テン、ポリアルキレン、ポリアクリラート等の炭化水素
ポリマー及び脂肪物質と適合するポリマーもしくはシリ
コーン誘導体をさらに含有することができる。これらの
添加剤は該組成物中で、0から10重量%の割合を占め
ることができる。
【0039】当業者であればもちろん、本発明の組成物
の有利な特性が、その付加によって損なわれることのな
いように、もしくは本質的に損なわれることのないよう
に、あらゆる付加的な化合物及び/またはその量を選択
するであろう。
【0040】本発明の組成物の製法は、当業者によく知
られた、化粧品分野で通常用いられる製法と何ら異なる
ものではない。一般的にこれらの製法は、組成物の異な
る成分を、好ましくは加熱後に混合し、この構成物を例
えば型に注入し、望ましい形状にすることからなる。
【0041】本発明の組成物は、固形物の形状、ゲル化
されたものでもよい、油性、液状、もしくは可撓性のペ
ーストで、その粘度が測定可能な形態をとることができ
る。前記の25℃における動粘度は、60Hzの回転数の
MS-r4回転装置を装備したCONTRAVES TV
回転粘度計を使用して測定し、3から35Pa.s.であ
る。
【0042】可撓性のペーストの形態の組成物は、通
常、混合、加熱及び混練により、もしくは押出しにより
製造される。押出し法を利用することにより、他の方法
によるよりも、該組成物に、特により多量のワックスを
混入することが可能である。押出しによれば、また、該
組成物にワックスもしくは融点の高いプラスティック及
びポリマー等の他の化合物を添加することが可能にな
る。さらに、押出しによれば、該組成物を過剰に高温に
加熱することを回避しつつ揮発性化合物を添加すること
が可能である。
【0043】本発明の組成物は、皮膚及び/または半粘
膜及び/または粘膜のメイクアップの分野での使用が最
も顕著であり、ファンデーション、ブラッシャーもしく
はアイシャドウ、口紅、マスカラ、及びアイライナーの
形態をとることができる。この組成物はまた、リップケ
アベースとしてもしくは通常の口紅の上に適用される固
定ベースとして使用することができる。この固定ベース
は、口紅のフィルムの上に保護フィルムを形成し、その
転移及び移動を制限することでその維持力を増大させる
ものである。
【0044】該組成物はまた、スキンケア製品もしくは
粘膜及び/または半粘膜の手入れ用製品、衛生用もしく
は製薬用製品として、もしくは日光日焼けもしくは自己
日焼け用組成物として製造することができる。
【0045】該組成物は特に、化粧品及び/または製薬
用活性剤を含有することができる。製薬用活性剤には、
微生物と闘う活性成分、特に抗ウィルス、抗細菌、抗菌
作用を有するもの;抗炎症もしくは免疫変調作用を有す
る薬剤;神経媒介物抑制剤もしくは神経媒介物の放出を
変調する薬剤;細胞の分化及び/または増殖及び/また
は色素沈着を変調する薬剤及び/または角質化を制御す
るもの;口唇炎の処理及び/または予防における活性成
分;抗ヒスタミン剤;及び治癒剤が含まれる。
【0046】処理を要する病理学によって、数種の活性
成分を混合すること、もしくは障害の処理もしくは予防
を促進する第二の活性成分を添加すること、及び/また
はこれら障害の症状を処理することが望ましい場合があ
る。第二の活性成分には、局所麻酔薬、防腐物質、及び
サンスクリーン、特に、化学製品及び鉱物製品が含まれ
る。該組成物は、さらに、該組成物の賦形剤に対する、
活性成分の溶解性及び適合性を増大させる、及び/また
は前記活性成分の皮膚もしくは粘膜への浸透性を増大さ
せる薬剤を含むことができる。本発明を、以下の実施例
によりより詳細に説明する。
【0047】
【実施例】
(実施例1)下記の組成をもつ口紅を調製した。 オキシプロピレン化ラノリン (PPG5ラノリンワックス、粘度190Pa.s.) 18g トリグリセリド (水素化ココグリセリド) 6g 炭化水素含有ワックス (特にポリエチレン) 17g 植物オイル 1.5g 顔料、真珠層、充填剤 10g シクロテトラジメチルシロキサン 全体を100gにする量
【0048】組成物を、揮発性オイルを除く脂肪物質を
95℃に加熱し、混合することによって従来通り調製し
た。次に、顔料及び充填剤を添加し、60℃にて揮発性
オイルを添加した。この混合物を、回転速度3,000
回/分のMoritzタービンを使用して混合した。こ
の後、該混合物は、適切な型に注入することができる。
【0049】こうして、快適な肌触りを有し、よく伸び
て均一に適用することのできる口紅を調製した。このフ
ィルムは、経時的にもつけていて快適であり、移動しな
いものであった。
【0050】揮発性化合物が蒸発した後、均一な比色を
もつ炭化水素フィルムが唇の上に残った。
【0051】この組成物を、数名の人の唇の左側に適用
した。比較のため、ラノリンとトリグリセリドとを植物
オイル(ホホバオイル)で置き換えた同様の組成物(コ
ントロール組成物)を唇の右側部分に適用した。口紅を
5分間外界温度で乾燥させ、唇をそのままの状態で紙に
触れるようにした。
【0052】全ての紙において、従来の組成物による口
紅の跡がより多く残されていた。本発明の組成物は、紙
の上に、非常に薄い、ほとんど目立たない跡を残した。
【0053】(実施例2)下記の組成をもつ口紅を調製
した。 アセチルラノリン (粘度:20.5Pa.s.) 18g トリグリセリド (水素化ココグリセリド) 6g 植物オイル 1.5g 炭化水素含有ワックス (特にポリエチレン) 2.5g 顔料、真珠層、充填剤 10g シクロペンタテトラジメチルシロキサン 全体を100gにする量
【0054】揮発性オイル以外のこれら様々な原料を、
入り口温度75から95℃にて双スクリュ押出し成型器
に供給した。揮発性オイルを、約20から25℃にて、
押出し操作の最後に押出し成型機に供給した。
【0055】最終生成物は、単一で安定、均一な相から
なる可撓性のペーストであった。このペーストは、適用
の際にブラシで取り出すことができる。この組成物は、
適用すると均等によく伸びる均一なフィルムをを与え
た。このフィルムは軽い肌触りを有し、一日中快適に保
たれていた。揮発性化合物が蒸発した後、均一な比色を
もつ炭化水素フィルムが唇の上に残った。
【0056】この組成物を、数名の人の唇の左側に適用
した。比較のため、ラノリンとトリグリセリドとを植物
オイル(ホホバオイル)で置き換えた同様の組成物(コ
ントロール組成物)を、可撓性のペーストの形態で唇の
右側部分に適用した。口紅を5分間外界温度で乾燥さ
せ、全ての唇を紙に触れるようにして跡を採取した。
【0057】全ての紙の上に、コントロール組成物によ
る口紅の跡が、より明白に残されていた。本発明の組成
物は、紙の上に、非常に薄い、ほとんど目立たない跡を
残した。
【0058】(実施例3)下記の組成をもつ、固形状口
紅の固定ベースを調製した。 アセチルラノリン (粘度:20.5Pa.s.) 18g トリグリセリド 6g 植物オイル 1.5g 炭化水素含有ワックス (特にポリエチレン) 17g 充填剤 8g イソパラフィン 全体を100gにする量
【0059】該組成物の適用により生成するフィルム
は、通常の口紅の上に容易に均一に伸びた。

Claims (59)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪相中に、(i)少なくとも一のペー
    スト状もしくは粘性の脂肪酸化合物と、少なくとも一の
    揮発性化合物及び(ii)20重量%未満の不揮発性炭化
    水素オイルを含有する皮膚、半粘膜及び/または粘膜の
    手入れ及び/またはメイクアップに適合させた組成物。
  2. 【請求項2】 皮膚、半粘膜もしくは粘膜に適用した際
    に、優れた保持力もしくは維持力を有し、接触する基質
    に著しく転移したりシミをつけたりすることがなく、本
    質的に、経時的に転移することのないフィルムを形成す
    る請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 少なくとも一の前記揮発性化合物が、環
    状もしくは直鎖状の炭化水素もしくはシリコーンオイル
    もしくはこれらの混合物を含む請求項1に記載の組成
    物。
  4. 【請求項4】 揮発性化合物が、シクロテトラジメチル
    シロキサン、シクロペンタジメチルシロキサン、シクロ
    ヘキサジメチルシロキサン、メチルヘキシルジメチルシ
    ロキサン、イソパラフィン及びこれらの混合物を含む請
    求項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 少なくとも一の前記揮発性化合物を、組
    成物全重量に対して8から70重量%含む請求項1に記
    載の組成物。
  6. 【請求項6】 少なくとも一の前記揮発性化合物を、組
    成物全重量に対して15から55重量%含む請求項5に
    記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ペースト状もしくは粘性の脂肪化合物が
    炭化水素化合物を含む請求項1に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 少なくとも一の前記ペースト状もしくは
    粘性の脂肪化合物が、異なる炭化水素及び/またはシリ
    コーン及び/またはフッ化化合物の混合物を含み、粘性
    の炭化水素化合物が混合物の最大部分を成す請求項1に
    記載の組成物。
  9. 【請求項9】 ペースト状もしくは粘性の脂肪化合物
    が、ラノリン及びラノリン誘導体;脂肪エステル、トリ
    グリセリド、プロピオン酸アラキジル、ポリラウリン酸
    ビニル、コレステロール=エステル、シリコーン含有粘
    性脂肪物質、増粘オイル、水素化ヒマシ油の誘導体、及
    びこれらの混合物を含む請求項1に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 脂肪エステルが、20から45の炭素
    原子を含む請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 トリグリセリドが水素化植物オイルを
    含む請求項9に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 シリコーン含有粘性脂肪物質が、アル
    キルジメチコーンを含む請求項9に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 シリコーン含有粘性脂肪物質が、シリ
    コーン含有フェニル化オイルを含む請求項9に記載の組
    成物。
  14. 【請求項14】 前記オイルが、ポリフェニルメチルシ
    ロキサンもしくはフェニルトリメチルコーンを含む請求
    項13に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 オイルが、下記の化学式(I) 【化1】 [Rが1から30の炭素原子を有するアルキル基、アリ
    ール基もしくはアリールアルキル基であり、 nが0から100の整数、 mが0から100の整数であって、m+nが1から10
    0となるものとする]を含む請求項14に記載の組成
    物。
  16. 【請求項16】 増粘オイルが、任意に変性されたベン
    トナイト及びヘクトライト粘土、ケイ酸アルミニウム及
    びケイ酸マグネシウム、及びオイル増粘ポリマーから選
    択される増粘剤を含む請求項9に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 ベントナイトもしくはヘクトライト粘
    土がジステアリル=クロライド=ジメチル=アンモニウム
    もしくはステアリル=ジメチル=ベンジル=アンモニウム
    により変性されている請求項6に記載の組成物。
  18. 【請求項18】 少なくとも一の前記のペースト状もし
    くは粘性の脂肪酸化合物が、組成物全重量に対して1か
    ら40重量%を占める請求項1に記載の組成物。
  19. 【請求項19】 ペースト状もしくは粘性の脂肪酸化合
    物が、組成物全重量に対して8から35重量%を占める
    請求項8に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 少なくとも一の前記のペースト状もし
    くは粘性の脂肪酸化合物が、組成物全重量に対して15
    から30重量%を占める請求項19に記載の組成物。
  21. 【請求項21】 脂肪相が少なくとも一のワックスを更
    に含む請求項1に記載の組成物。
  22. 【請求項22】 ワックスが、微晶質水、パラフィン、
    ワセリン、オゾケライト、モンタンロウ;ミツロウ、ラ
    ノリン及びその誘導体;カンデリラワックス、オウリカ
    リーワックス、カルナウバワックス及び木ロウ、ココア
    バター、コルクファイバーもしくはサトウキビロウ;2
    5℃で固体の水素化オイル、オゾケライト、25℃で
    (密な)固体の脂肪エステル及びグリセリド、ポリエチ
    レンワックス、フィッシャー・トロプシュ合成により得
    られるワックス;及びシリコーンワックスを含む請求項
    21に記載の組成物。
  23. 【請求項23】 10から30重量%のワックスを含む
    請求項21に記載の組成物。
  24. 【請求項24】 10から30重量%のワックスを含む
    請求項22に記載の組成物。
  25. 【請求項25】 15から20重量%のワックスを含む
    請求項23に記載の組成物。
  26. 【請求項26】 15から20重量%のワックスを含む
    請求項24に記載の組成物。
  27. 【請求項27】 15重量%未満の不揮発性炭化水素オ
    イルを含む請求項1に記載の組成物。
  28. 【請求項28】 5重量%未満の不揮発性炭化水素オイ
    ルを含む請求項27に記載の組成物。
  29. 【請求項29】 不揮発性炭化水素オイルを含まない請
    求項27に記載の組成物。
  30. 【請求項30】 脂肪相が、炭化水素含有脂肪物質のみ
    からなる請求項1に記載の組成物。
  31. 【請求項31】 脂肪相が、ラノリンタイプの粘性脂肪
    化合物、イソパラフィンタイプの揮発性化合物及び炭化
    水素含有ワックスを含む請求項30に記載の組成物。
  32. 【請求項32】 固体、油性でゲル化していてもよい液
    体、もしくは3から35Pa.sの動粘度を有する可撓性の
    ペーストの形態である請求項1に記載の組成物。
  33. 【請求項33】 メイクアップファンデーション、ブラ
    ッシャーもしくはアイシャドウ、口紅、マスカラ、アイ
    ライナー、リップケアベースもしくは口紅の上から適用
    される固定ベースを含む請求項2に記載の組成物。
  34. 【請求項34】 衛生用もしくは製薬用製品、サンスク
    リーンもしくは自己日焼け(self-tanning)製品を含む
    請求項1に記載の組成物。
  35. 【請求項35】 化粧品及び/または製薬用活性成分を
    さらに含む請求項1に記載の組成物。
  36. 【請求項36】 前記活性剤が抗ウィルス剤、抗細菌
    剤、抗菌剤、抗炎症剤もしくは免疫変調剤、神経伝達物
    質拮抗剤、神経伝達物質の放出を変調する薬剤、細胞分
    化及び/または増殖及び/または色素沈着を変調する及
    び/または角質化を制御する薬剤、口唇炎の処理及び/
    または予防のための薬剤、抗ヒスタミン剤、治癒剤、及
    びこれらの混合物を含む請求項35に記載の組成物。
  37. 【請求項37】 少なくとも一の粘性脂肪化合物、少な
    くとも一の揮発性化合物、及び20重量%未満の不揮発
    性炭化水素オイルを含有する、皮膚、半粘膜及び/また
    は粘膜の手入れ及び/またはメイクアップに適合させた
    組成物。
  38. 【請求項38】 皮膚、半粘膜及び/または粘膜の手入
    れ及び/またはメイクアップに適合させた組成物に少な
    くとも一の揮発性化合物及び少なくとも一の粘性脂肪化
    合物を添加することからなる該組成物の転移及び/また
    は移動及び/または維持力を改善する方法。
  39. 【請求項39】 前記の添加により、不揮発性炭化水素
    オイルを20重量%未満含有する組成物を生成する請求
    項38に記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記の添加により、不揮発性炭化水素
    オイルを15重量%未満含有する組成物を生成する請求
    項39に記載の方法。
  41. 【請求項41】 前記の添加により、不揮発性炭化水素
    オイルを5重量%未満含有する組成物を生成する請求項
    39に記載の方法。
  42. 【請求項42】 前記の添加により、不揮発性炭化水素
    オイルを含まない組成物を生成する請求項39に記載の
    方法。
  43. 【請求項43】 添加後の粘性脂肪化合物が0.1から
    40Pa.s.の粘度を有する請求項38に記載の方法。
  44. 【請求項44】 前記粘度が0.5から25Pa.s.であ
    る請求項43に記載の方法。
  45. 【請求項45】 添加後の粘性脂肪化合物が25から7
    0℃の融点を有する請求項38に記載の方法。
  46. 【請求項46】 融点が25から55℃である請求項4
    5に記載の方法。
  47. 【請求項47】 添加後の粘性化合物が25から70℃
    の融点をもつ請求項43に記載の方法。
  48. 【請求項48】 融点が25から55℃である請求項4
    4に記載の方法。
  49. 【請求項49】 粘性脂肪化合物が、ラノリン、ラノリ
    ン誘導体、脂肪エステル、トリグリセリド、プロピオン
    酸アラキジル、ポリラウリン酸ビニル、コレステロール
    エステル、粘性シリコーン含有脂肪物質;増粘オイル;
    水素化ヒマシ油、これらの混合物からなる群より選択さ
    れる請求項38に記載の方法。
  50. 【請求項50】 脂肪エステルが20から45の炭素原
    子を有する請求項49に記載の方法。
  51. 【請求項51】 トリグリセリドが水素化植物オイルで
    ある請求項49に記載の方法。
  52. 【請求項52】 粘性のシリコーン含有脂肪物質がアル
    キルジメチコーンである請求項49に記載の方法。
  53. 【請求項53】 少なくとも一の前記粘性化合物が、1
    から40重量%の量で存在している請求項38に記載の
    方法。
  54. 【請求項54】 前記の量が8から35重量%である請
    求項53に記載の方法。
  55. 【請求項55】 前記の量が15から30重量%である
    請求項53に記載の方法。
  56. 【請求項56】 脂肪物質を含有する炭化水素のみを含
    む脂肪相を有する組成物を生成する請求項38に記載の
    方法。
  57. 【請求項57】 脂肪相が、粘性ラノリンタイプのペー
    スト状もしくは粘性の脂肪化合物、イソパラフィン揮発
    性化合物及び炭化水素ワックスを含む請求項56に記載
    の方法。
  58. 【請求項58】 組成物が、ファンデーション、ブラッ
    シャー、アイシャドウ、口紅、リップカラー、マスカ
    ラ、アイライナー、リップケアベース、口紅の上に適用
    するための固定ベース、衛生用もしくは製薬用製品、サ
    ンスクリーンもしくは自己日焼け製品から選択される請
    求項38に記載の方法。
  59. 【請求項59】 組成物に少なくとも一の粘性脂肪化合
    物を混入することを含有する、皮膚、粘膜、半粘膜及び
    /または外骨格の処理に適合させた該組成物の転移を減
    少及び/または予防する方法。
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