JPH1036130A - 光学部品成形機の上型挿脱装置 - Google Patents

光学部品成形機の上型挿脱装置

Info

Publication number
JPH1036130A
JPH1036130A JP21404096A JP21404096A JPH1036130A JP H1036130 A JPH1036130 A JP H1036130A JP 21404096 A JP21404096 A JP 21404096A JP 21404096 A JP21404096 A JP 21404096A JP H1036130 A JPH1036130 A JP H1036130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
upper mold
die
base plate
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21404096A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Mukasa
克紀 武笠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP21404096A priority Critical patent/JPH1036130A/ja
Publication of JPH1036130A publication Critical patent/JPH1036130A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/16Gearing or controlling mechanisms specially adapted for glass presses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形後において、上型が胴型に固着していて
も、その固着が無理なく解除できる程度であれば、確実
に固着の解除を行うことができ、上型や胴型等に損傷や
変形等を来すおそれがある程度にまで強固に固着してい
る場合には、上型と胴型との間に無理な力を加えずに、
それらを保護する。 【構成】 昇降駆動される昇降台板31に成形型22の
上型23をクランプするクランプ手段32を設ける。ホ
ルダプレート21に装着した成形型22の胴型25は、
位置決めリング26に対して摺動しながら、所定の高さ
位置まで上下動できる。昇降台板31は上型23をクラ
ンプして、胴型25の上下動ストローク範囲以下の高さ
位置まで上昇させて、胴型25が位置決めリング26と
摺動することにより上型23は胴型25から引き離され
る。上型23と胴型25とが強固に固着されていると、
一度昇降台板31を下降させた後に、真空吸着で引き上
げることにより、引き上げ途中で上型23が昇降台板3
1から脱落するから、その間に無理な力が加わらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の形状をした
ガラス素材を加熱下でプレス成形することによって、レ
ンズその他の精密光学部品を成形する装置において、そ
の成形を自動化するに当って、成形品の取り出し及びガ
ラス素材の装着を可能にするために、上型を胴型に挿脱
するための光学部品成形機の上型挿脱装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】光学部品として、例えばレンズの製造
は、近年においては、研磨方式の他に、ガラス素材をプ
レス成形する方式が用いられる。このための成形装置と
しては、図11に示したように、成形型1と上部加圧部
材2aと下部加圧部材2bとからなるプレス手段とを備
える構成とする。成形型1は、それぞれ相対向する面が
所定の曲面形状乃至平面形状となった成形面3a,4a
を有する上型3及び下型4と、胴型5とから大略構成さ
れる。通常は、胴型5に下型4を組み付けた状態とな
し、上型3は胴型5にガイドされて、下型4に対して近
接・離間する方向に変位させるように構成している。
【0003】レンズ成形を行うに当っては、上型3を下
型4から離間させた状態で、下型の成形面上にガラス素
材6を載置し、加熱機構7によりガラス素材を加熱して
軟化させて、上型3及び下型4を胴型5にガイドさせ
て、両成形面3a,4aでガラス素材を挾持させ、これ
ら上型3及び下型4をプレス手段の上部加圧部材2aと
下部加圧部材2bで上下から加圧することによりプレス
成形が行われて、ガラス素材6は上型3及び下型4の成
形面3a,4aに沿った形状に成形される。
【0004】レンズ成形機は以上のように構成される
が、このレンズ成形を行うシステム全体を自動化するに
当っては、例えば図12に模式的に示したように、加熱
機構7とプレス手段を設けた成形室10と、この成形室
10に成形型1を搬入し、またレンズ成形後の成形型1
を搬出したりする搬入・搬出部11と、胴型5に対して
上型3を挿脱する上型挿脱部12と、ガラス素材6を下
型4上に載置したり、レンズ成形品を取り出すロード・
アンロード部13とから構成される。そして、上型3、
下型4及び胴型5からなる成形型1を搬送治具14に装
着して、前述した各部に水平方向に往復搬送する。ま
ず、ロード・アンロード部13においては、上型3を取
り除いて下型4と胴型5とが組み合わせた下型アセンブ
リとなし、下型4の成形面4aを開放状態にする。これ
によって、ガラス素材6を下型4の成形面4a上に装着
される。ガラス素材6が装着されると、搬送治具14を
上型挿脱部12に移行させて、胴型5内に上型3が挿入
される。そして、搬入・搬出部11を経て成形型1が成
形室10内に送り込まれると、加熱機構7でガラス素材
6を加熱・軟化すると共にプレス手段を作動させて、ガ
ラス素材6の成形加工が行われて、レンズ成形品8が得
られる。
【0005】成形室10内でレンズの成形加工が終了す
ると、搬入・搬出部11に移行した後に、上型挿脱部1
2に移行して、上型3を下型4及び胴型5から取り外し
て、この下型4の成形面4aにレンズ成形品8を保持さ
せた状態で、ロード・アンロード部13に移行させて、
ロボット等のハンドリング手段でレンズ成形品8の取り
出しを行う。そして、レンズ成形品8が取り出された下
型4には、新たなガラス素材6が供給される。以下、こ
れを順次繰り返すことによって、レンズの成形加工が自
動的に、しかも連続的に行われる。
【0006】上型挿脱部12には上型挿脱機構が設けら
れており、この上型挿脱機構により上型3を胴型5から
取り外したり、挿入したりする作業を行う。この上型挿
脱機構は、従来においては、昇降部材に真空吸着手段を
装着する構成としたものが用いられる。この真空吸着手
段を上型3の上面に当接させて吸着して、昇降手段によ
り真空吸着手段を上昇させることによって、上型3を分
離して胴型5から分離する。また、ロード・アンロード
部13において、レンズ成形品が取り出されて、新たな
ガラス素材が装着された後に、再び上型挿脱部12の位
置に搬送治具14が搬入されて、真空吸着手段に保持さ
れた上型3を下降させて、胴型5内に挿入される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガラス素材
は加熱下でプレス成形を行うことから、加熱によるガラ
ス素材の軟化の度合いが均一であれば、上型及び下型か
らの荷重が均等に及ぶことになり、ガラス素材は正確に
成形される。しかしながら、何らかの理由によって、ガ
ラス素材における軟化の度合いにばらつきが生じると、
加圧時における抵抗が変化する。胴型と下型とは成形時
には所定の位置関係に保持されているが、上型は胴型の
内面に沿って摺動することから、ガラス素材のより軟化
した部位は上型の下降時に、この上型の外周面と胴型の
内周面との間に食い込む。この状態で成形後に冷却を行
うと、上型が胴型に固着してしまう。しかも、加熱時に
おけるガラス素材の軟化度合い等の影響により、上型の
胴型に対する固着力は必ずしも一定ではない。上型を単
純に引き上げれば、固着が解除する場合もあるし、また
ある程度の力を加えなければ、固着の解除を行えないこ
ともある。さらに、甚だしい場合には、極めて強力な力
を加えなければ、固着を解除できないこともある。そし
て、完全に固着しているにも拘らず、あまり強い力で分
離させると、上型の外面や胴型の内面を損傷させてしま
うおそれもある。
【0008】上型を胴型に対して着脱する機構として
は、上型を真空吸着手段により吸着させて引き上げる方
式と、上型を機械的にクランプして引き上げる機構とが
考えられる。真空吸着手段の場合には、ある程度強い固
着力が働いていると、上型を円滑に取り出せなくなると
いう問題点がある。一方、上型をクランプして引き上げ
るように構成すると、極めて強力に固着している場合に
も、上型を無理に引き上げることにより上型や胴型、さ
らにはクランプ手段等に損傷を来すおそれがあるという
欠点がある。
【0009】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、上型を胴型から分離する際に、上型や胴型等に
損傷を来すおそれがない程度において、上型を円滑に胴
型から分離できるようにするために適正な荷重を与える
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、上型、下型及び胴型からなる成形型
を搬送治具に装着して、ガラス素材を加熱雰囲気下でプ
レスして光学部品を成形するに当って、上型を胴型に対
して挿脱して、成形品の取り出し及び新たなガラス素材
の装着するためのものであって、前記上型と胴型とを相
互に離間させる昇降手段と、この昇降手段による上型と
胴型との離間時に、上型が胴型に固着していることを検
出する固着検出手段とを備え、この固着検出手段で上型
の胴型への固着を検出した時に、上型と胴型との分離動
作を停止する構成としたことをその特徴とするものであ
る。
【0011】ここで、上型を胴型から分離するための昇
降手段としては、胴型をこの胴型に組み込んだ下型と共
に引き下げるように構成することも可能であるが、構成
の簡略化の観点から上型を引き上げる構成とするのが好
ましい。上型を引き上げる手段としては、真空吸着手段
またはクランプ手段がある。真空吸着手段で上型を引き
上げるように構成した場合には、真空吸着力を上型が胴
型に固着している時には、上型から脱着する程度に調整
しておく。この場合には、固着検出手段はこの真空吸着
手段の圧力を検出する圧力検出器で構成する。真空吸着
手段と上型とが分離すると、真空吸着手段の吸着通路に
おける圧力が上昇するから、この圧力を圧力検出器で検
出して、上型の引き上げ動作を停止すれば良い。また、
クランプ手段を用いる場合には、昇降台板にクランプ手
段をばね等の弾性部材を介して連結する。そして、上型
の引き上げ時における抵抗が生じて、弾性部材が所定量
撓んだ時に、それをセンサで検出することによって、上
型が胴型に固着していることが検出される。そこで、こ
のセンサを固着検出手段として機能させて、このセンサ
からの信号によりクランプ手段による上型の引き上げ動
作を停止する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の
形態では、成形型は4個のレンズを同時に成形加工を行
うように構成したものを示すが、本発明による成形装置
は4個のレンズを形成するものに限定されるのではな
く、1回で成形加工されるレンズの数は任意のものであ
り、またレンズ以外の精密光学部品の成形を行う場合に
も適用できる。
【0013】図1乃至図3において、20は成形型ユニ
ットを示し、この成形型ユニット20は、搬送治具とし
てのホルダプレート21を有し、このホルダプレート2
1には、4個の成形型22が装着される。成形型22
は、上型23と、下型24及び胴型25から構成され、
ホルダプレート21には、下型24と胴型25とは常時
組み付けられた状態に保持されており、これらにより下
型アセンブリを構成している。これに対して、上型23
は胴型25に対して挿脱可能となっている。このように
3部材で構成される成形型22は、ホルダプレート21
に設けた2列で4箇の装着用開口21aに挿嵌・固定し
て設けた位置決めリング26により位置決めした状態に
配置される。
【0014】位置決めリング26は、上部側が円筒状内
面26aとなり、胴型25の外周面がほぼ密嵌状態に挿
嵌され、これによって胴型25及びこの胴型25内に設
けた下型24がホルダプレート21の所定の位置に位置
決めされる。また、位置決めリング26の下部側は拡開
するテーパ面26bとなっている。そして、胴型25は
ホルダプレート21に対して所定の高さ位置まで上昇可
能となっている。このために、胴型25の下端部におけ
る外周面に、この胴型25がホルダプレート21内で引
き上げ可能なストロークを規制するストッパとしての機
能を発揮する円環状突条25aが形成されている。従っ
て、胴型25は、この円環状突条25aが位置決めリン
グ26のテーパ面26bと当接する高さ位置まで上昇さ
せることができる。テーパ面26bは、またホルダプレ
ート21に成形型22を組み込む際の呼び込み機能を発
揮する。
【0015】上型23及び下型24の相対向する面は成
形面23a,24aとなっており、図4には、これら両
成形面23a,24aのうち、成形面24aは凸面等の
曲面形状で、上型23の成形面23aは平面乃至平面に
近い形状となっている。ただし、両成形面23a,24
aを共に曲面形状にすることもできる。また、上型23
の上部には、後述のクランプ手段32が係脱する係合部
として機能する円周方向に張り出したフランジ部23b
が形成されている。なお、フランジ部は必ずしも全周に
設ける必要はない。そして、ガラス素材を上型23及び
下型24間に配置して、加熱下で、上下から加圧するこ
とによりレンズ成形が行われるが、成形が完了した時に
おいても、上型23のフランジ部23bは、胴型25の
上面とは所定の間隔aだけ離間した状態に保持される。
さらに、上型23は胴型25に挿脱可能となっており、
この上型23の胴型25への挿脱操作を容易に行えるよ
うにするために、上型23の下端部における外周縁部
と、胴型25の上端内周縁部とには、それぞれ呼び込み
テーパ部23c,25bが形成されている。
【0016】成形型ユニット20を構成する4個の成形
型22により4個のレンズが同時に成形されるが、この
レンズ成形を全工程を自動化するために、図12に示し
たと同様の作業部が設けられ、これら各作業部に成形型
ユニット20を水平往復搬送させる。即ち、図12の符
号を用いて説明すると、成形型ユニット20において、
上型23を取り外し、下型ユニットのみを装着したホル
ダプレート21をロード・アンロード部13で各下型2
4にガラス素材27を装着して、上型挿脱部12に移行
させて、上型23を胴型25内に挿入し、搬入・搬出部
11を経て成形室10に送り込まれ、この成形室10内
でガラス素材27を加熱状態にして、上型23と下型2
4との加圧によって、図4に仮想線で示したようなレン
ズ成形品28が形成される。そして、レンズ成形が完了
すると、搬入・搬出部11から上型挿脱部12に移行し
て、上型23を脱着させて、ロード・アンロード部13
に移行させて、レンズ成形品28を取り出すと共に、新
たなガラス素材27が供給される。以上の成形型ユニッ
ト20の各部への移行は、水平搬送路に沿って移動する
ホルダプレート21により行われる。
【0017】このように、上型挿脱部では、上型23を
引き上げて、胴型25から分離し、また上型23を引き
下げて、胴型25内に挿入するために、上型挿脱装置3
0が設けられる。この上型挿脱装置30は昇降台板31
と、この昇降台板31に対して近接・離間する方向に変
位可能なクランプ手段32L,32C,32R(これら
クランプ手段を総称する場合には、符号32を用いる)
とを備えている。
【0018】クランプ手段32は、所定の厚み寸法を有
する角型ロッド32aの下端部に薄板からなるクランプ
板32bを延在させてなるものである。クランプ手段3
2は昇降台板31の下部において、成形型ユニット20
の搬送方向に向けて平行に3本設けられており、左側の
クランプ手段32Lは右方向にクランプ板32bが張り
出され、また右側のクランプ手段32Rは左方向にクラ
ンプ板32bが張り出され、中央のクランプ手段32C
は左右両方向にクランプ板32bが張り出されている。
これらクランプ板32bの厚み寸法は、フランジ部23
bと胴型25の上面との間隔aより小さくなっている。
また、相隣接するクランプ手段32の角形ロッド32a
の間隔は、上型23のフランジ部23bの直径より大き
く、かつ相隣接するクランプ板32bの先端面の間隔は
上型23の直径とフランジ部23bの直径との間の寸法
となっている。さらに、クランプ板32bの上面から角
形ロッド32aの上面までの高さ寸法は、少なくともフ
ランジ部23bの厚み寸法より小さくなっている。
【0019】昇降台板31には、スライドガイド33が
6箇所に設けられており、これら各スライドガイド33
にはそれぞれ駆動ロッド34が挿通されている。駆動ロ
ッド34は、上型23をクランプ及びクランプ解除する
ためのクランプ駆動手段を構成するものであり、これら
駆動ロッド34の下端部は、3箇所設けられているクラ
ンプ手段32のそれぞれの両端近傍部に固定されてい
る。また、駆動ロッド34の上端部は駆動板35に連結
・固定されており、かつ昇降台板31にはこの駆動板3
5を上下動するためのエアシリンダ36が設けられてい
る。従って、エアシリンダ36により6本の駆動ロッド
34は同時に昇降駆動されて、これらの駆動ロッド34
に連結した3箇所のクランプ手段32は同時に作動す
る。
【0020】昇降台板31には、2本の連結ロッド37
が立設されている。これら連結ロッド37は軸受部材3
8に挿通されており、この軸受部材38は上下方向に設
けたスライドガイド39に沿って昇降する昇降ブロック
40に連結されている。そして、昇降ブロック40に
は、モータ41aとねじ軸41bとからなるボールねじ
送り手段41が連結されており、これら昇降ブロック4
0及びボールねじ送り手段41により昇降台板31を昇
降駆動させる昇降駆動手段が構成される。また、連結ロ
ッド37の先端には、この連結ロッド37の外径より大
径のストッパ42が固定して設けられており、常時にお
いては、昇降台板31及びそれに搭載されている部材の
自重の作用により、軸受部材38はストッパ42に当接
して、昇降ブロック40に対して所定の位置関係に保持
されている。ただし、昇降台板31に押し上げる方向の
力が加わると、連結ロッド37が軸受部材38に対して
摺動して、昇降ブロック40を所定の位置に保持した状
態で、昇降台板31が上昇するようになっている。
【0021】昇降台板31には、さらに4箇所の真空吸
着通路43が設けられている。これら真空吸着通路43
は昇降台板31の下面に開口しており、この昇降台板3
1に上型23を当接させた状態で、真空吸着通路43を
負圧状態にすると、上型23が昇降台板31に吸着され
る。従って、真空吸着通路43には、図2から明らかな
ように、配管44が接続されており、この配管44の他
端は負圧源45に接続されている。そして、この配管4
4には、負圧源45側に圧力調整弁46が設けられてお
り、これによって真空吸着通路43内の圧力を所望の値
に設定できるようになっている。また、圧力調整弁46
の下流側には、圧力検出器47が設けられており、この
圧力検出器47は、後述するように、上型23が胴型2
5に固着しているか否かの検出を行う固着検出手段を構
成する。
【0022】上型挿脱装置30は以上のように構成され
るが、この上型挿脱装置30は、ホルダプレート21の
搬送方向と平行な方向に3本のクランプ手段32が向く
ようにして配置される。そして、ホルダプレート21で
は、4個の成形型22が左右に2個ずつ並んだ状態にし
て搬送されるようになっており、左側の2個の成形型2
2は、クランプ手段32L,32C間の部位を、また右
側の2個の成形型22はクランプ手段32C,32R間
の部位をそれぞれ通るようになっている。これによっ
て、成形型ユニット20を構成するホルダプレート21
を所定の搬送経路に沿って搬送する間に、各成形型22
における4個の上型23を同時に胴型25に対して挿脱
できる。
【0023】ここで、上型23を胴型25から取り外さ
れるのは、レンズ成形が完了した後である。また、上型
23が胴型25に挿入されるのは、新たなガラス素材が
下型24上に載置された後である。そして、レンズ成形
が完了した状態では、上型23のフランジ部23bの下
面は胴型25の上面から間隔aだけ離間した状態となっ
ている。なお、図5乃至図9においては、対をなすクラ
ンプ手段32は、それぞれ相対向する方向にのみクラン
プ板32bが突設されているが、これは図示を簡略化す
るためにそうしたものであり、実際においては、一方の
クランプ手段は両側にクランプ板が突出している。
【0024】上型挿脱装置30を構成する昇降ブロック
40を下降させると共に、駆動板35を引き下げてお
く。これによって、駆動ロッド34の下端部に連結した
クランプ手段32におけるクランプ板32bは胴型25
と上型23のフランジ部23bとの間の隙間に相当する
高さ位置で、上型23をクランプできる下降位置に保持
される。この状態で、成形型ユニット20を搬送経路に
沿って搬送して、この成形型ユニット20に装着させた
4個の成形型22のそれぞれ2個の成形型22をクラン
プ手段32,32間の位置に入り込ませるようになし、
所定の位置で停止させる。この結果、図5に示したよう
に、各クランプ板32bは胴型25と上型23との間に
差し込まれた状態になる。
【0025】この状態で、まずエアシリンダ36を作動
させて、駆動板35を押し上げる。これによって、図5
に矢印で示したように、クランプ手段32が持ち上げら
れて、上型23のフランジ部23bをクランプ手段32
のクランプ板32bと昇降台板31との間でクランプさ
れる。そして、ボールねじ送り手段41を作動させて、
昇降ブロック40を上昇させて、昇降台板31を上方に
変位させることによって、図6に示したように、上型2
3が引き上げられて、胴型25及び下型24からなる下
型アセンブリから分離される。
【0026】ところで、上型23と下型24との間でプ
レス成形する際には、ガラス素材27を熱により軟化さ
せる。熱によるガラス素材27の軟化度合いが全体にわ
たって均一であれば、プレスを行うに当って格別問題と
なることはないが、僅かでも熱に偏在等があり、軟化度
合いに差が生じると、ガラス素材27に対する加圧力が
不均等になる。上型23は、成形時に胴型25に沿って
下降することから、この上型23の外周縁部と胴型25
の内周面との間の隙間にガラス素材が食い込むおそれが
ある。そして、成形後には冷却が行われることから、隙
間に食い込んだガラス素材はそのまま硬化してしまう。
この結果、上型23が隙間に食い込んだガラス素材によ
り胴型25を含む下型ユニットに固着した状態になる。
そして、上型23の胴型25に対する固着の度合いは、
ガラス素材の食い込み量に応じて変化する。上型23を
単純に引き上げただけでも胴型25から分離することも
あるし、また上型23にある程度の力を加えなければ、
胴型25から分離しない場合もある。さらに、極めて強
固に固着している場合には、無理に力を加えると、上型
23の外面または胴型25の内面に損傷を与えたり、薄
板からなるクランプ板32bが変形したりするおそれが
ある。
【0027】以上のことから、上型23を格別の支障な
く胴型25に対する固着を解除できる場合には確実に分
離させ、上型23,胴型25またはクランプ板32bに
損傷乃至変形のおそれがある程度にまで固着力が働いて
いる場合には、それらを保護するために、無理に分離さ
せないようにする。このために、上型23を引き上げる
際に、上型23と胴型25との間を完全に分離させる際
には、真空吸着力の作用により行わせる。従って、昇降
台板31と、この昇降台板31に設けた真空吸着通路4
3に作用する真空吸着力が、上型23を胴型25から分
離させる昇降手段として機能する。そして、上型23と
胴型25との間に無理な力が作用しないようにするため
に、真空吸着通路43に通じる配管44には、圧力調整
弁46が設けられており、この圧力調整弁46によっ
て、上型23を保持する力が調整される。
【0028】ただし、上型23を直ちに真空吸着して持
ち上げるようにすると上型23と胴型25とが分離可能
であるにも拘らず、何らかの理由で、上型23の引き上
げ時に過大な荷重が作用して、脱落してしまうおそれが
ある。このために、図7に示したように、胴型25は上
型23と共に所定高さまで引き上げ可能となっている。
そこで、一度クランプ手段32により上型23をクラン
プした状態での引き上げる。このクランプ手段32によ
る引き上げは、胴型25の上下動可能なストローク範囲
を越えないようにする。それ以上引き上げようとする
と、上型23と胴型25とが固着している場合に、過大
な力が作用するからである。なお、この時には下型24
は胴型25と共に引き上げられても良いが、下型24を
固定しておく方が、上型23と胴型25とが固着してい
るか否かの検出をより確実に行えるので、例えば下型2
4の下面を真空吸着等により固定するように構成するの
が好ましい。
【0029】クランプによる引き上げを行った後に、一
度昇降ブロック40を下降させる。ここで、昇降台板3
1は、連結ロッド37を軸受部材38に挿通させるよう
にして昇降ブロック40に連動可能に連結されているか
ら、この昇降台板31が上型23の上面と当接した状態
で、上型23が所定の位置まで下降する。ただし、昇降
台板31はそれ以上は下降することはなく、昇降ブロッ
ク40をそれ以下の位置まで下降させたても、連結ロッ
ド37が軸受部材38に対して摺動して、この軸受部材
38はストッパ42から離間することになり、レンズ成
形品28に対して過大な力が作用することはない。
【0030】そこで、真空吸着通路43を負圧にするこ
とにより、上型23を昇降台板31の下面に吸着・保持
させる。これと共に、クランプ手段32による上型23
のクランプを解除する。次いで、昇降ブロック40を上
昇させて、昇降台板31を上昇させることによって、真
空吸着力で上型23を引き上げる。ここで、真空吸着に
よる上型23の引き上げは、胴型25の上下動ストロー
ク範囲を越えて、上型23の成形面23aが、少なくと
も胴型25の上面より高い位置まで行う。上型23と胴
型25との間が分離できない程度にまで強力に固着して
いると、上型23の引き上げの途中において、図8に示
したように、胴型25の上下動ストローク端の部位で極
めて強力な抵抗が発生して、上型23が昇降台板31の
真空吸着通路43から離脱することになる。
【0031】この結果、真空吸着通路43が大気と連通
して、その圧力が変動するから、配管44に接続した圧
力検出器47によりこの圧力を検出することによって、
上型23と胴型25とが分離不能な状態に固着している
ことが検出できる。そこで、この検出信号に基づいて、
ボールねじ送り手段41を停止させた後に、昇降ブロッ
ク40と共に昇降台板31を下降させる。そして、この
ように上型23が分離不能になっている成形型22を、
これを系外に排出する。ただし、4本の配管45は共通
の負圧源に接続されているから、ホルダプレート31に
4個装着した成形型22のうち1個の成形型が上型分離
不能な状態になっていると、全ての成形型が昇降台板3
1から脱着されることになる。従って、4個の成形型2
2のうち、1個でも上型23の分離を行えない場合に
は、この成形型ユニット20全体を排出することにな
る。そして、必要に応じて、新たな成形型ユニット20
を補給する。また、上型23が分離不能となった成形型
22は、加熱して、ガラス素材を再度軟化乃至溶融状態
にすれば、無理なく上型23の分離を行える。
【0032】以上のように、上型23を機械的にクラン
プして、所定の高さまで引き上げ、次いで2度目に上型
23を引き上げる際には、上型23を真空吸着させた状
態で行うことから、無理に分離させようとすると、上型
23及び胴型25、さらにクランプ板32bが損傷乃至
変形するおそれのある程度にまで強力に固着している場
合には、それを上型23の脱着ということから検出し、
上型23が分離不能として、系外に排除できる。
【0033】ところで、成形後に上型23を引き上げた
時に、レンズ成形品28は下型24の成形面24a側に
位置させる必要があり、上型23側にレンズ成形品28
が固着していると、次回のレンズ成形を行えなくなる。
従って、上型23を取り外す際には、上型23からのレ
ンズ成形品28の型離れを行わせる。この型離れは、例
えば空気圧を成形面23とレンズ成形品28との間に作
用させるか、機械的にレンズ成形品28を押動する等の
手段があるが、擦り切りにより型離れを行わせることも
できる。この場合には、図9に示されているように、上
型23を胴型25から僅かに高い位置に配置し、その間
の隙間がレンズ成形品28の厚み寸法以下に調整してお
き、この状態で、クランプ手段32を作動させて、上型
23をクランプ状態となし、ホルダプレート21を水平
方向に移動させる。これによって、レンズ成形品28は
水平方向に剪断する力が働いて、上型23の成形面23
aから確実に剥離されて、下型24の成形面24a上に
落下する。
【0034】次に、図10は本発明の第2の実施の形態
を示すものであって、この図において、第1の実施の形
態と同一または均等な部材については、同一の符号を付
して、その説明は省略する。
【0035】而して、この実施の形態においては、成形
型ユニット20におけるホルダプレート21に装着され
ている成形型22は、上下方向に移動不能となってい
る。即ち、ホルダプレート21の装着用開口21aに挿
嵌・固定して設けた位置決めリング50は、テーパ面形
状とはなっておらず、胴型25を位置決めする円環状内
面50aの下部には、胴型25の円環状突条25aと当
接する段差を有する大径部50bが連設されている。従
って、胴型25は、この段差に規制されて、上方に変位
できない。
【0036】上型23を引き上げる昇降手段としては、
昇降台板31と、この昇降台板31に設けたクランプ手
段32で構成される。そして、この昇降台板31に連結
した連結ロッド51は、昇降ブロック41に固定して設
けた軸受部材38を貫通して上方に延び、その先端にば
ね受け52が連結されて、軸受部材38とばね受け52
との間には弾性部材としてのばね53が弾装されてい
る。そして、ばね受け52には被検出体54が設けられ
ており、また昇降ブロック41の所定の高さ位置には、
ばね受け52がばね53を撓めるようにして、昇降ブロ
ック41に対して相対的に下降したことを検出すること
によって、上型23と胴型25との固着を検出する固着
検出手段としての光学センサ55が取り付けられてい
る。
【0037】以上のように構成することによって、昇降
台板31に設けたクランプ手段32で上型23をクラン
プした状態で、昇降台板31を引き上げると、上型23
がホルダプレート21に固定されている胴型25から分
離するまでは、昇降ブロック41のみが上昇する。そし
て、この時には、連結ロッド51に装着したばね53が
撓むことになり、このばね53の撓みにより、昇降台板
31が上方に向けて付勢力が作用する。従って、このば
ね53による付勢力が上型23を胴型25から引き離そ
うとするように作用して、引き上げ荷重が与えられる。
そして、この付勢力の増大に伴って、ホルダプレート2
5に固定されている胴型25から上型23が引き離され
て、その間の固着が解除される、この固着が解除される
と、上型23をクランプした昇降ブロック41が昇降ブ
ロック41に連動して上昇することになり、上型23が
所定の高さ位置まで持ち上げられる。
【0038】一方、上型23が分離不能な状態に固着し
ていると、胴型25はホルダプレート21に固定されて
いるから、昇降ブロック41は上昇するが、昇降台板3
1は固定的に保持され、この昇降台板31に立設した連
結ロッド53は動かずに、ばね53が撓むことになる。
この結果、ばね53が所定量撓められると、連結ロッド
53と昇降ブロック41との相対高さ位置が変化して、
ばね受け52に設けた被検出体54が光学センサ55に
より検出されることになる。この光学センサ55が被検
出体54を検出すると、上型23が分離不能状態になっ
ていることが検出でき、この検出信号に基づいてボール
ねじ送り手段41におけるモータ41aを逆転させて、
昇降ブロック41を下降させる。そして、クランプ手段
32による上型23のクランプを解除して、成形型ユニ
ット20を系外に排出する。
【0039】以上の構成においては、連結ロッド51に
設けたばね53の撓み量が大きくなるに応じて、上型2
3を胴型25に対して引き離そうとする力が増大し、光
学センサ55により被検出体54が検出される状態にな
ると、それ以上無理に上型23を引き離そうとすると、
無理な力が加わって、上型23及び胴型25、さらにク
ランプ板32bが損傷したり、変形したりするおそれが
ある。従って、光学センサ55で被検出体54を検出し
た位置で、それ以上昇降台板31を上昇させるのを停止
することによって、上型23の分離が不能な状態になっ
て場合には、無理な力が加わるようなことがなく、上型
23,胴型25,クランプ板32b等が損傷したり、変
形したりしないように保護される。
【0040】なお、上型23の引き上げ時には、真空吸
着は行わないことから、昇降台板31には、必ずしも真
空吸着通路43を設ける必要はないが、上型23を胴型
25に再装着する際において、上型23がクランプされ
ていると、この上型23を胴型25に倣わせることがで
きなくなるので、上型23の再装着の円滑性を考慮すれ
ば、真空吸着通路43を設けておくのが好ましい。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、成
形後において、上型と胴型とを分離する際に、この上型
と胴型とが固着していても、その固着が無理なく解除で
きる程度であれば、確実に固着の解除を行うことがで
き、上型や胴型等に損傷や変形等を来すおそれがある程
度にまで強固に固着している場合には、分離動作を停止
することによって、上型と胴型との間に無理な力を加え
ずに、それらを保護できる等といった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す上型挿脱装置の全
体構成図である。
【図2】上型挿脱装置の正面図である。
【図3】図2のX−X断面図である。
【図4】成形型の構成を示す断面図である。
【図5】上型挿脱装置による上型をクランプする状態を
示す作用説明図である。
【図6】上型と胴型との固着を解除する状態を示す作用
説明図である。
【図7】上型と下型ユニットとが固着して、成形型全体
が昇降台板によるクランプで引き上げられた状態を示す
作用説明図である。
【図8】上型と下型ユニットとが固着して、成形型全体
が昇降台板による真空吸着で引き上げられた時に、成形
型が脱着状態になることを示す作用説明図である。
【図9】上型を擦り切り位置に配置した状態を示す作用
説明図である。
【図10】本発明の他の実施の形態を示す図3と同様の
断面図である。
【図11】従来技術によるレンズ成形装置の断面図であ
る。
【図12】レンズの自動成形装置構の構成を示す模式図
である。
【符号の説明】
20 成形ユニット 21 ホルダプレート 22 成形型 23 上型 24 下型 23a,24a 成形面 25 胴型 25a 円環状突条 26,50 位置決めリング 27 ガラス素材 28 レンズ成形品 30 上型挿脱装置 31 昇降台板 32,32L,32C,32R クランプ手段 34 駆動ロッド 35 駆動板 36 エアシリンダ 37,51 連結ロッド 40 昇降ブロック 41 ボールねじ送り手段 43 真空吸着通路 44 配管 45 負圧源 46 圧力調整弁 47 圧力検出器 52 ばね受け 53 ばね 54 被検出体 55 光学センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型、下型及び胴型からなる成形型を搬
    送治具に装着して、ガラス素材を加熱雰囲気下でプレス
    して光学部品を成形するに当って、上型を胴型に対して
    挿脱して、成形品の取り出し及び新たなガラス素材の装
    着するためのものにおいて、前記上型と胴型とを相互に
    離間させる昇降手段と、この昇降手段による上型と胴型
    との離間時に、上型が胴型に固着していることを検出す
    る固着検出手段とを備え、この固着検出手段で上型の胴
    型への固着を検出した時に、上型と胴型との分離動作を
    停止する構成としたことを特徴とする光学部品成形機の
    上型挿脱装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降手段は、昇降台板と、この昇降
    台板に設けられ、上型に対して所定の吸着力で吸着する
    真空吸着手段とで構成し、また前記固着検出手段は、真
    空吸着手段から上型が脱着した時の圧力を検出する圧力
    検出器で構成したことを特徴とする請求項1記載の光学
    部品成形機の上型挿脱装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降手段は、昇降台板と、この昇降
    台板に弾性部材を介して設けられ、上型をクランプする
    クランプ手段とで構成し、また固着検出手段は、この弾
    性部材が所定の値にまで撓んだことを検出するセンサで
    構成したことを特徴とする請求項1記載の光学部品成形
    機の上型挿脱装置。
JP21404096A 1996-07-26 1996-07-26 光学部品成形機の上型挿脱装置 Pending JPH1036130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21404096A JPH1036130A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 光学部品成形機の上型挿脱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21404096A JPH1036130A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 光学部品成形機の上型挿脱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1036130A true JPH1036130A (ja) 1998-02-10

Family

ID=16649290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21404096A Pending JPH1036130A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 光学部品成形機の上型挿脱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1036130A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004662A1 (fr) * 2006-07-06 2008-01-10 Asahi Glass Co., Ltd. Appareil de moulage d'un élément optique et procédé de moulage d'un élément optique

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008004662A1 (fr) * 2006-07-06 2008-01-10 Asahi Glass Co., Ltd. Appareil de moulage d'un élément optique et procédé de moulage d'un élément optique

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2022121168A1 (zh) 一种撕膜及保压一体式组装流水线
JP2790262B2 (ja) 光学素子のプレス成形方法
EP1268172B1 (en) Apparatus and method for separating contact lens molds
AU709042B2 (en) Mold separation method and apparatus
JP4192300B2 (ja) 光学ガラス素材の移載装置
US7238593B2 (en) Method for detaching a semiconductor chip from a foil and device for mounting semiconductor chips
CN112366331B (zh) 燃料电池石墨双极板生产系统
JP3190892B2 (ja) Icリード成形金型
JPH1036130A (ja) 光学部品成形機の上型挿脱装置
JPH1036126A (ja) 光学部品の成形装置
CA2376821C (en) Device and method for producing a data carrier
JPH1036129A (ja) 光学部品成形機の上型挿脱装置
CN113675133A (zh) 管芯排出器的高度调节
JP2002521825A (ja) 平らな加工物、特に半導体ウェーハを加工するための方法及び装置
KR102410119B1 (ko) 금형 분리 장치
CN219017604U (zh) 晶圆键合装置
CN116190284B (zh) 一种晶粒的全自动倒膜镭射一体设备及使用方法
KR102169007B1 (ko) 콘택트 렌즈 제조 장치
CN213622181U (zh) 一种下料夹持装置及下料装置
JP2009029683A (ja) 成形品の離型方法及び装置
CN110439895B (zh) 一种自动贴辅料生产线
JP2612068B2 (ja) 光学素子のプレス成形装置
US20070113969A1 (en) Optical disk laminating method and optical disk laminating device
KR100520412B1 (ko) 반도체 패키지 제조용 커버리드 봉합장치
KR200173164Y1 (ko) 평판소자의 기판 분리시스템