JPH1035070A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH1035070A
JPH1035070A JP19887496A JP19887496A JPH1035070A JP H1035070 A JPH1035070 A JP H1035070A JP 19887496 A JP19887496 A JP 19887496A JP 19887496 A JP19887496 A JP 19887496A JP H1035070 A JPH1035070 A JP H1035070A
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JP
Japan
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printing
roller body
sheet
plate sheet
outer peripheral
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Application number
JP19887496A
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English (en)
Inventor
Shinji Kobayashi
慎治 小林
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚さの異なる印版シート34をローラ体42
に巻き付けて印刷する場合に、ハガキ49の始端との印
刷位置ずれを発生させないようにする。 【解決手段】 左右一対のガイドリブ体46,46の外
周面とローラ体42の外周面との高さ寸法H1と、印版
シート34の厚さ寸法H2とが等しくなる位置に印版シ
ート34の前端縁をセットするようにして印版シート3
4の裏面をローラ体42の外周面に貼着すると共に、印
刷開始時点でローラ体における突条45が補助台48の
上面に当接させた位置で停止させ、且つその突条45に
ハガキ49の始端が当接するように配置する。ローラ体
42の回動につれて、前記H1とH2とが等しくなった
箇所がハガキ49の始端に到達して初めて印版シート3
4の印面とハガキ49とが当接して印刷開始できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続気泡を有し、
スタンプインキが含浸可能な発泡樹脂の多孔性シートの
表面に所望の画線部に対するインキ滲出部と非画線部に
対するインキ非滲出部とが形成された印版シートを使っ
て葉書などの用紙(被印字媒体)にスタンプ印刷するた
めの印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ハガキ等の被印字媒体に絵、
文字等の所望の画線部を印刷するために、例えば、実公
昭62−22381号公報では、所定の画線部の鏡像を
エンドレス状のゴム板等に刻印したものをローラ体の周
面に貼着し、把手にこのローラ体を回転自在に軸支し、
ローラ体を被印字媒体の表面に沿って転がし移動させて
印刷する装置が開示されている。
【0003】他方、特開平7−251558号公報等に
開示されているように、連続気泡を有し、スタンプイン
キが含浸可能な発泡樹脂の多孔性シートからなる印版シ
ートでは、その表面に印面部所定の文字や絵柄の鏡像を
形成することが至極簡単であるので、この利点を利用し
て、本出願人は先に、特願平8−125687号等の出
願において、前記の印版シートをローラ体の周面に着脱
自在に装着し、把手に前記ローラ体を装着した状態で被
印字媒体の表面に沿って転がし移動させて印刷する装置
を種々提案した。
【0004】その場合、前記先行技術では、印版シート
がローラ体周面の側方にずれないように、当該ローラ体
の円周面の左右両側にリブを突設させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用す
る印版シートの厚さ寸法は種々あり、当該印版シートの
厚さがリブの高さ寸法より低い場合には、印刷台上等に
載置した被印字媒体の表面に印版シートの表面が当接せ
ず、印刷不可能となるという問題があった。また、前記
把手付きローラ体を被印字媒体の表面に沿って転がすと
き、その移動方向が被印字媒体の縁に対してずれ易いか
ら、年賀葉書の印刷作業等、多数枚の被印字媒体に同じ
画線部を綺麗に印刷する場合には、相当の労力と注意力
とを必要とするという問題があった。
【0006】特に、多色刷りのために、前記ローラ体に
異なる色のインキ用の印版シートを交換して装着したと
きには、被印字媒体に対する印刷開始位置がずれると、
画線部及びその色彩の位置もずれたり、重なり過ぎる
等、印刷結果の見栄えが極端に悪化するという問題もあ
った。本発明は、これらの問題を解決すべくなされたも
のであって、印版シートの厚みが異なる場合にも、確実
に印刷でき、また、印刷位置ずれのない綺麗な印刷結果
が得られるようにした印刷装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の印刷装置は、連続気泡を有
し、インキが含浸可能な多孔性シートの表面に、画線部
に対応するインキ滲出部と前記画線部以外の箇所に対応
するインキ非滲出部とを形成した印版シートと、該印版
シートを外周面に貼着するためのローラ体と、該ローラ
体を回転自在に支持し、且つ被印字媒体を載置するため
の印刷台とを備え、前記ローラ体の外周面には、印刷開
始位置決め用の突部を設け、ローラ体の周面の左右両側
には、前記突部に近い側で高く、円周方向に沿って前記
突部から離れるに従って高さが低くなるように形成した
左右一対のガイドリブ体を設けた構成にしたものであ
る。
【0008】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の印刷装置において、前記印刷台には、ローラ
体の下方位置にて、前記一対のガイドリブ体にわたって
延び、且つローラ体の外周面方向に付勢された補助台を
配置したものである。そして、請求項3に記載の発明
は、請求項1または請求項2に記載の印刷装置におい
て、前記ローラ体を手動もしくはアクチュエータにより
回転駆動するように構成したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明を具体化した実施形態
について説明する。図1は可動蓋を開いた状態のスタン
プユニットの概略側断面図、図2は可動蓋を閉じた状態
のスタンプユニットを示す概略側断面図である。図1及
び図2において、スタンプユニットは、基本的に装置本
体1の上部側における製版部2と装置本体1の下部側に
おける印刷部3とからなり、製版部2と印刷部3とは分
離可能に構成されている。即ち、製版部2のケース4に
おける両側面下部に設けた付勢ばね6付きロック爪5に
て印刷部3の有底ケース7の側面上側縁部に係脱するこ
とにより、有底ケース7上にケース4を積み重ねて一体
的としたり、ケース4から有底ケース7を分離して有底
ケース7内の物品を取り出し、後述するように印刷作業
させたりすることができるものである。
【0010】まず、製版部2の構成について説明する
と、ケース4の上部には平面視四周の段差部12を介し
て平面視ほぼ矩形状の凹所13が4方の側壁13bと底
壁13aとにより形成され、その底壁13aには、光照
射部としてのフラッシュバルブ15を着脱自在に装着で
きるソケット穴部14を備え、ソケット穴部14の下面
側に接点部材16が配置されている。前記凹所13の表
面にはアルミホイル等の光反射特性の優れたシート(図
示せず)が貼着されている。そして、前記段差部12に
は、後述するスタンプ用基板21及び光透過性の原稿シ
ート26を重ねて支持するための製版部支持体としての
透明アクリル板等の透明板17が取り外し自在に載置さ
れている。
【0011】前記ケース4の上部左右両側には、可動蓋
である外蓋8、中間蓋9、中蓋10が枢着ピン18,1
9,20を介してそれぞれ開閉自在に枢着されており、
中蓋10の下面には、連続気泡を有し、スタンプインキ
が含浸可能な多孔性シートからなるスタンプ用基板21
及び光透過性の原稿シート26を重ねて透明板17上面
に均等の圧力で押圧するためのスポンジ、ゴム等の平板
状の押圧部材27が貼着されている。中間蓋9を前記中
蓋10の上面に配置するときの下面側には、中蓋10の
上面を複数箇所で均等に押圧するための押圧膨出部28
が一体的に形成されている。
【0012】また、外蓋8の外面には把手29を備える
と共に、外蓋8の外面の自由端側には、ケース4の穴状
等の係合部30に係脱するためのフック部31がねじり
ばね32を介して係合方向に付勢するように装着されて
いる。さらに、外蓋8を前記中間蓋9の上面に重ねると
き、当該中間蓋9をほぼ均等に押圧するための少なくと
も2か所の押圧膨出部33が形成されている。
【0013】なお、前記係合部30には、図示しないス
イッチ部を備えており、新しいフラッシュバルブ15を
ソケット穴部14に装着し、透明板17を段差部12に
嵌め入れ、当該透明板17上に透明の原稿シート26
を、その上にスタンプ用基板21を重ね、次いで中蓋1
0、中間蓋9及び外蓋8を順次重ねて作業者が所定の押
圧力を加えてフック部31を係合部30に係合させると
き、前記スイッチ部がONして、図示しない電気回路を
介してフラッシュバルブ15を閃光させることができ
る。
【0014】なお、前記光照射部は、フラッシュバルブ
15に代えて、キセノンランプなどのフラッシュラン
プ、ストロボランプを発光させる構成であっても良い。
また、電気回路が前記凹所13の裏面側に配線されてい
ることにより、作業者は感電することがない。なお、多
孔性シートの表面に予めインキ非透過性被膜を形成した
スタンプ用基板21を使用するときには、PPC用紙
(トレーシング用原稿紙)等の光透過性の原稿シート2
6の上面にカーボンブラック、黒色インキ、水性マーカ
等で、黒色の画線部を描き、その原稿シート26を画線
部を上にして透明板17の上に載置し、さらに、前記イ
ンキ非透過性被膜を下向きにしてスタンプ用基板21を
重ねて載置し、このスタンプ用基板21を前記中蓋1
0、中間蓋9及び外蓋8にて押圧してフラッシュバルブ
15を閃光させ、赤外線を含む光を透明板17側から照
射するのである。
【0015】このようにすると、前記黒色の画線部では
前記照射された光の熱エネルギーにて加熱(蓄熱)され
ることになり、画線部と密着する箇所のインキ非透過性
被膜は当該画線部に溶着される。そこで、原稿シート2
6とスタンプ用基板21とを引き剥がすと、前記画線部
の表面箇所のみにインキ非透過性被膜が密着して、スタ
ンプ用基板21の表面から剥がされて、画線部の通りの
形状でインキ非透過性被膜が穿孔され、その箇所はイン
キ滲出部となり、画線部の鏡像形状通りにインキ透過部
が形成されて製版することができるのである。
【0016】従って、図3に示すように、製版された印
版シート34の片面には前記画線部の鏡像形状通りのイ
ンキ滲出部35と、画線部以外の箇所のインキ非滲出部
36とが形成されるのである。次に、印刷部3の構成に
つて説明する。図4〜図7に示すような平面視矩形状の
印刷台40と該印刷台40の一側に偏位した位置に突設
した一対のブラケット41,41間に回転自在に装着さ
れたローラ体42とからなる本発明の印刷装置が、有底
ケース7に対して固定的もしくは取り外し可能に設けら
れている。
【0017】中空円筒状のローラ体42の支持軸43の
両端は前記一対のブラケット41,41に回転自在に軸
支され、支持軸43の一端に装着したハンドル44にて
ローラ体42を回転駆動させるものである。ローラ体4
2の外周面には、印刷開始位置決め用の突部として、前
記支持軸43と平行状に1本の突条45が一体的に設け
られており、また、ローラ体42の外周面の左右両側に
は、前記突条45に近い側で寸法H1が大きく(高
く)、円周方向に沿って突条45から離れるに従って高
さが順次低くなるように形成した左右一対のガイドリブ
体46,46が一体的に設けられている。
【0018】なお、前記ローラ体42の軸線に沿って長
い突条45に代えて、ローラ体42の外周面に複数個の
突起部(突部)を当該ローラ体42の軸線に沿って一列
状に適宜間隔にて形成させても良い。さらに、前記印刷
台40に隣接して、ローラ体42の下方位置には、前記
一対のガイドリブ体46,46にわたって延び、且つ付
勢手段としてのコイルバネ47を介してローラ体42の
周面方向に付勢された補助台48を配置するものであ
る。
【0019】次にこの構成による印刷作業について説明
する。前記印版シート34の画線部に所定の色のインキ
を吸入させ、非滲出部に付着したインキを拭き取った
後、前記ローラ体42の円周面に前記印版シート34の
裏面を図示しない両面接着テープを介して貼着する。こ
のとき、印版シート34の厚さが図7に示すように、寸
法H2であるときには、前記ガイドリブ体46の外周縁
からローラ体43の外周面迄の高さ寸法H1と前記寸法
は2とが等しい箇所に印版シート34の前端縁34aを
配置する。
【0020】この場合、ローラ体43の外周面には、予
め、印版シート34の厚さ寸法H2に応じて、当該印版
シート34の前端縁34aを位置させるためのマーク
(図示せず)を刻印等して付しておくと、使用者は貼着
すべき印版シート34の厚さ寸法H2を確認して、対応
するマークの箇所に印版シート34の前端縁34aを位
置させるようにして貼着作業を実行すれば、誤った位置
に印版シート34をセットすることが防止される。
【0021】なお、前記ローラ体42の円周方向に沿っ
ての各ガイドリブ体46の長さLはそれぞれ、ローラ体
42の全周長さの略5分の1乃至6分の1程度であるこ
とが好ましい。ローラ体42の外周面に対して各ガイド
リブ体46の外周縁が接近する傾斜角度が大き過ぎる
と、ローラの円周方向に少しずれただけで、ガイドリブ
体46の高さ寸法H1が大きく変化するので、厚さ寸法
H2の異なる印版シート34の前端縁34aを配置する
位置決め操作が困難になると共に、印刷開始時にハンド
ル44にてローラ体42を回転駆動するときの始動が円
滑で無くなるという問題がある一方、前記傾斜角度が小
さすぎると、ローラの円周方向に大きくずらしても、ガ
イドリブ体46の高さ寸法H1が少ししか変化しないの
で、厚さ寸法H2の異なる印版シート34の前端縁34
aを配置する位置決め操作が容易になる一方、使用可能
な薄い厚さの印版シートの長さ寸法が短くなる。
【0022】次いで、前記補助台48の上面にローラ体
42における突条45が当接状態にセットし、さらに、
印刷台48の上面48aに載置した被印字媒体としての
ハガキ49の前端を前記突条45の前面に突き当てるよ
うにセットし、ハンドル44を図4、図5及び図7に示
す矢印A方向に回転させる。このようにすると、ローラ
体42の回動の初期ではガイドリブ体46,46の外周
面が補助台48の上面に当接するが、ハガキ49の上面
にはなにも当接しない。そして、ガイドリブ体46の高
さ寸法H1と印版シート34の厚さ寸法H2が等しくな
った箇所がハガキ49の前端に到達してからは、印版シ
ート34の印面と前記ハガキ49とが当接するので、そ
の後のローラ体42の回転につれて印版シート34の印
面と前記ハガキ49上面との摩擦にて両者がずれず、且
つ補助台48側からの押圧力にて、印版シート34の画
線部に対応するインキ滲出部35から出るインキにて画
線部の通りの形状のものが印刷されつつ、図5の矢印B
方向にハガキ49が放出されるのである。
【0023】このように、ローラ体42の外周面に一方
の傾斜状のガイドリブ体46,46を設けることによ
り、厚さ寸法H2が異なる印版シート34を使用して
も、ハガキ49等の被印字媒体の前端(始端)と印版シ
ート34の前端縁とが一致するように位置合わせして印
刷することが至極簡単にできるのである。なお、前記実
施形態では、ローラ体42の下方に補助台をバネ付勢し
て配置して被印字媒体と印版シートとの押圧状態を実現
させているが、印刷台40を位置固定的となし、ローラ
体42を印刷台40の上面40aに向かって下降して押
圧力を付与できる構成(一対のブラケット41,41の
上下長手溝(図示せず)に支持軸43を上下動可能に配
置し、且つ各ブラケット41と支持軸43との間に下向
き付勢のばね手段を配置する構成)としても良いのであ
る。さらに、前記ローラ体42を回動させる手段とし
て、前記ハンドル44に代えて、伝動モータ等のアクチ
ュエータの回転駆動力を前記支持軸43に伝達するよう
にした構成としても良いのである。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明の印刷装置は、連続気泡を有し、インキが含浸可
能な多孔性シートの表面に、画線部に対応するインキ滲
出部と前記画線部以外の箇所に対応するインキ非滲出部
とを形成した印版シートと、該印版シートを外周面に貼
着するためのローラ体と、該ローラ体を回転自在に支持
し、且つ被印字媒体を載置するための印刷台とを備え、
前記ローラ体の外周面には、印刷開始位置決め用の突部
を設け、ローラ体の周面の左右両側には、前記突部に近
い側で高く、円周方向に沿って前記突部から離れるに従
って高さが低くなるように形成した左右一対のガイドリ
ブ体を設けた構成にしたものである。
【0025】この構成により、左右一対のガイドリブ体
の外周面とローラ体外周面との高さ寸法と、印版シート
の厚さ寸法とが等しくなる位置に印版シートの前端縁を
セットするようにして印版シートの裏面をローラ体の外
周面に貼着すると共に、印刷開始時点でローラ体におけ
る突部が印刷台の上面に当接させた位置で停止させ、且
つその突部に被印字媒体の始端が当接するように配置し
ておけば、ローラ体の回動につれて、ガイドリブ体の高
さ寸法と印版シートの厚さ寸法とが等しくなった箇所が
被印字媒体の始端に到達して初めて印版シートの印面と
被印字媒体とが当接するので、その後のローラ体の回転
につれて印版シートの印面と被印字媒体上面との摩擦に
て両者がずれず、印版シートの画線部に対応するインキ
滲出部から出るインキにて画線部の通りの形状のものが
至極簡単に印刷できるのである。
【0026】そして、前記ガイドリブ体が前記突部に近
い側で高く、円周方向に沿って前記突部から離れるに従
って高さが低くなるように傾斜状に形成されているか
ら、印版シートの厚さを変更した場合、その印版シート
の前端縁の設置位置を、ガイドリブ体の高さ寸法と印版
シートの厚さ寸法とが等しくなった箇所に変更するだけ
で、いずれの場合にも被印字媒体の始端と印版シートの
前端縁の位置とが一致した位置から印刷開始でき、印刷
作業での印版における画線部の位置を被印字媒体の所定
の位置に簡単に合わせるようにして印刷できるという効
果を奏する。
【0027】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の印刷装置において、前記印刷台には、ローラ
体の下方位置にて、前記一対のガイドリブ体にわたって
延び、且つローラ体の外周面方向に付勢された補助台を
配置したものである。このように、補助台にて被印字媒
体をローラ体の外周面方向に付勢するのであるから、ロ
ーラ体を回動するための支持軸の装着構造が簡単となる
と共に、ローラ体に対する被印字媒体の押圧圧力を均一
に付与し易くなり、印刷結果が綺麗にできるという効果
を奏する。
【0028】そして、請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の印刷装置において、前記ロー
ラ体を手動もしくはアクチュエータにより回転駆動する
ように構成したものである。このように、手動またはア
クチュエータを介してローラ体を一定位置にて回転駆動
すれば、被印字媒体と印版シートの位置ずれが発生し難
くなり、印刷時の位置精度が狂わないから、印刷結果が
綺麗になると共に、多数枚の印刷作業も至極簡単にでき
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】可動蓋を開いた状態のスタンプユニットの概略
側断面図である。
【図2】可動蓋を閉じた状態のスタンプユニットを示す
概略側断面図である。
【図3】印版シートの斜視図である。
【図4】印刷装置の一部切欠き斜視図である。
【図5】図4のV−V線矢視断面図である。
【図6】印刷装置の正面図である。
【図7】作用説明図である。
【符号の説明】
3 印刷部 7 有底ケース 34 印版シート 40 印刷台 41,41 ブラケット 42 ローラ体 43 支持軸 44 ハンドル 45 突条 46,46 ガイドリブ体 47 付勢手段 48 補助台 49 ハガキ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続気泡を有し、インキが含浸可能な多
    孔性シートの表面に、画線部に対応するインキ滲出部と
    前記画線部以外の箇所に対応するインキ非滲出部とを形
    成した印版シートと、 該印版シートを外周面に貼着するためのローラ体と、 該ローラ体を回転自在に支持し、且つ被印字媒体を載置
    するための印刷台とを備え、 前記ローラ体の外周面には、印刷開始位置決め用の突部
    を設け、ローラ体の周面の左右両側には、前記突部に近
    い側で高く、円周方向に沿って前記突部から離れるに従
    って高さが低くなるように形成した左右一対のガイドリ
    ブ体を設けたことを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷台には、ローラ体の下方位置に
    て、前記一対のガイドリブ体にわたって延び、且つロー
    ラ体の外周面方向に付勢された補助台を配置したことを
    特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラ体を手動もしくはアクチュエ
    ータにより回転駆動するように構成したことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の印刷装置。
JP19887496A 1996-07-29 1996-07-29 印刷装置 Pending JPH1035070A (ja)

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