JPH1034170A - ミネラル水生成装置 - Google Patents
ミネラル水生成装置Info
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- JPH1034170A JPH1034170A JP21522896A JP21522896A JPH1034170A JP H1034170 A JPH1034170 A JP H1034170A JP 21522896 A JP21522896 A JP 21522896A JP 21522896 A JP21522896 A JP 21522896A JP H1034170 A JPH1034170 A JP H1034170A
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- water
- mineral
- container
- mineral water
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ミネラル水の生成を高速化し、常時大量のミ
ネラル水の生成ができ、1つの装置で生成と濾過を行な
うこと。 【解決手段】 またマサ土又は麦飯石を粉末状にしたも
のをミネラル溶出素材71として活水器26のカセット
61内に入れる。水道水Wが活水器26内に入水される
と内部でミネラル溶出素材71が攪拌される。ミネラル
溶出素材71は粉末状なので同一の重量の礫状等の麦飯
石と比べて表面積が飛躍的に増大する。したがって、投
入された水Wに対するミネラル溶出素材71からのミネ
ラル成分の溶出及び溶融有機物質の吸着処理が極めて短
時間に行える。また混濁しているミネラル溶出素材71
は濾過膜67により流出が阻止され、濁りのない澄んだ
綺麗なミネラル水Mを高速に生成することができる。し
たがって、1つの活水器26でミネラル水Mの生成と濾
過を同時に行なうことができる。
ネラル水の生成ができ、1つの装置で生成と濾過を行な
うこと。 【解決手段】 またマサ土又は麦飯石を粉末状にしたも
のをミネラル溶出素材71として活水器26のカセット
61内に入れる。水道水Wが活水器26内に入水される
と内部でミネラル溶出素材71が攪拌される。ミネラル
溶出素材71は粉末状なので同一の重量の礫状等の麦飯
石と比べて表面積が飛躍的に増大する。したがって、投
入された水Wに対するミネラル溶出素材71からのミネ
ラル成分の溶出及び溶融有機物質の吸着処理が極めて短
時間に行える。また混濁しているミネラル溶出素材71
は濾過膜67により流出が阻止され、濁りのない澄んだ
綺麗なミネラル水Mを高速に生成することができる。し
たがって、1つの活水器26でミネラル水Mの生成と濾
過を同時に行なうことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般の水からミネ
ラル水を高速に生成できるようにしたミネラル水生成装
置に関するものである。
ラル水を高速に生成できるようにしたミネラル水生成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、公営水道水のまずさや、おいしい
飲み水への一般消費者の自然な要求から、名水といわれ
るミネラルウォーターの消費量が急増してきている。特
に、家庭用のミネラルウォーターの消費の伸びが著し
い。これは、水道水の悪化に対して、おいしさ、健康
感、安全性による豊さが求められていることを反映して
いるものである。したがって、最近ではスーパーマーケ
ットやデパートで「水コーナー」が設けられ、一般消費
者は容易にミネラルウォーターを手に入れることができ
るようになっている。また、日本国内の各地では「名
水」といわれる水が出水する場所が有名になり、そうい
った場所へわざわざ自動車で名水を汲み取りに行くとい
う状況も日常茶飯事となっている。
飲み水への一般消費者の自然な要求から、名水といわれ
るミネラルウォーターの消費量が急増してきている。特
に、家庭用のミネラルウォーターの消費の伸びが著し
い。これは、水道水の悪化に対して、おいしさ、健康
感、安全性による豊さが求められていることを反映して
いるものである。したがって、最近ではスーパーマーケ
ットやデパートで「水コーナー」が設けられ、一般消費
者は容易にミネラルウォーターを手に入れることができ
るようになっている。また、日本国内の各地では「名
水」といわれる水が出水する場所が有名になり、そうい
った場所へわざわざ自動車で名水を汲み取りに行くとい
う状況も日常茶飯事となっている。
【0003】また、一般家庭内においても、公営水道水
をおいしくするための浄水器も市販されており、この浄
水器の分野での競争も激しくなっている。
をおいしくするための浄水器も市販されており、この浄
水器の分野での競争も激しくなっている。
【0004】そこで、本発明者はこれらの問題を解決す
べく「公営水道オンライン式ミネラル水自動販売装置」
を出願した(特開平8−77457号公報参照)。これ
により、原水を公営水道水として、この公営水道水から
ミネラル水を生成し、不特定多数の需要者に近くの場所
で安価で安全なミネラル水を供給するようにしている。
べく「公営水道オンライン式ミネラル水自動販売装置」
を出願した(特開平8−77457号公報参照)。これ
により、原水を公営水道水として、この公営水道水から
ミネラル水を生成し、不特定多数の需要者に近くの場所
で安価で安全なミネラル水を供給するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平8−774
57号公報においては、原水を公営水道水としているの
で、原水は予め塩素等で殺菌されており、また装置内部
で滅菌、除菌等の処理がなされており、そのため、本ミ
ネラル水自動販売装置で生成して出水したミネラル水自
体については安全性の点で何ら問題はない。ところが、
ミネラル水を高速に生成するという点で少し問題があっ
た。つまり、ミネラル水を生成するのに、麦飯石などを
用いているものの、麦飯石を小石状にしたものを使用し
ていたため、水道水と麦飯石とは接触する面積が大きく
なく、ミネラル成分の溶出に時間がかかるという問題が
あった。
57号公報においては、原水を公営水道水としているの
で、原水は予め塩素等で殺菌されており、また装置内部
で滅菌、除菌等の処理がなされており、そのため、本ミ
ネラル水自動販売装置で生成して出水したミネラル水自
体については安全性の点で何ら問題はない。ところが、
ミネラル水を高速に生成するという点で少し問題があっ
た。つまり、ミネラル水を生成するのに、麦飯石などを
用いているものの、麦飯石を小石状にしたものを使用し
ていたため、水道水と麦飯石とは接触する面積が大きく
なく、ミネラル成分の溶出に時間がかかるという問題が
あった。
【0006】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、ミネラル水の生成を高速化し、常時大量のミネ
ラル水が生成でき、しかも、1つの装置でミネラル水が
生成できるようにしたミネラル水生成装置を提供するこ
とを目的したものである。
あって、ミネラル水の生成を高速化し、常時大量のミネ
ラル水が生成でき、しかも、1つの装置でミネラル水が
生成できるようにしたミネラル水生成装置を提供するこ
とを目的したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載のミネラル生成装置では、容器本体61と、この
容器本体61内に所定量が納入され、該容器本体61内
に入れられた水Wと浮遊・混濁状態を生成させる麦飯石
などのミネラル成分がバランスよく溶出し易い粉末状の
ミネラル溶出素材71と、浮遊・混濁している上記ミネ
ラル溶出素材71の流出を阻止してミネラル水Mのみを
濾過させる濾過手段67とを備えていることを特徴とし
ている。
1記載のミネラル生成装置では、容器本体61と、この
容器本体61内に所定量が納入され、該容器本体61内
に入れられた水Wと浮遊・混濁状態を生成させる麦飯石
などのミネラル成分がバランスよく溶出し易い粉末状の
ミネラル溶出素材71と、浮遊・混濁している上記ミネ
ラル溶出素材71の流出を阻止してミネラル水Mのみを
濾過させる濾過手段67とを備えていることを特徴とし
ている。
【0008】また、請求項2記載のミネラル水生成装置
では、上記ミネラル溶出素材71を最大約1000℃ま
での所定の温度で焼成し、この焼成後のミネラル溶出素
材71を容器本体61内に納入していることを特徴とし
ている。
では、上記ミネラル溶出素材71を最大約1000℃ま
での所定の温度で焼成し、この焼成後のミネラル溶出素
材71を容器本体61内に納入していることを特徴とし
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明にかかるミネラル水
生成装置としての活水器26の断面図を示している。こ
の図1は活水器26の上部のヘッドを外した状態の断面
図を示し、この活水器26の本体部分のカセット61は
円筒状に形成されている。このカセット61の上部には
隔壁62が設けられており、この隔壁62により給水口
63と吐水口64を形成している。カセット61の中央
部分の給水口63から下方にパイプ65が垂設されてい
て、このパイプ65の下部に逆止弁66が設けてある。
図2は図1のA−A断面図を示しており、上記パイプ6
5を中心にして袋状の濾過膜67をジグザク状に折り畳
むような形で配設している。この濾過膜67の吐出部6
8が吐水口64側に開口している。また、図3に示すよ
うに、濾過膜67の内部には該内部の間隔を保持するた
めのグリッド69が配設してある。
を参照して説明する。図1は本発明にかかるミネラル水
生成装置としての活水器26の断面図を示している。こ
の図1は活水器26の上部のヘッドを外した状態の断面
図を示し、この活水器26の本体部分のカセット61は
円筒状に形成されている。このカセット61の上部には
隔壁62が設けられており、この隔壁62により給水口
63と吐水口64を形成している。カセット61の中央
部分の給水口63から下方にパイプ65が垂設されてい
て、このパイプ65の下部に逆止弁66が設けてある。
図2は図1のA−A断面図を示しており、上記パイプ6
5を中心にして袋状の濾過膜67をジグザク状に折り畳
むような形で配設している。この濾過膜67の吐出部6
8が吐水口64側に開口している。また、図3に示すよ
うに、濾過膜67の内部には該内部の間隔を保持するた
めのグリッド69が配設してある。
【0010】本発明における濾過膜67での濾過方法
は、いわゆる「プリコートタイプ」と呼ばれるものであ
り、濾過膜67にマイクロフィルターを装着することに
よって、0.5ミクロンまで濾過することができるよう
になっている。また、濾過膜67として、織布(ウォー
ブン、1〜3ミクロン)と不織布(ノンウォーブン、
0.5ミクロン)がある。
は、いわゆる「プリコートタイプ」と呼ばれるものであ
り、濾過膜67にマイクロフィルターを装着することに
よって、0.5ミクロンまで濾過することができるよう
になっている。また、濾過膜67として、織布(ウォー
ブン、1〜3ミクロン)と不織布(ノンウォーブン、
0.5ミクロン)がある。
【0011】活水器26内には麦飯石を微粉末状あるい
は粉末状にしたミネラル溶出素材71が所定量入れてあ
る。このミネラル溶出素材71は、活水器26内(カセ
ット61内)の給水口63から供給された水道水Wに浮
遊・混濁状態を生成させるものであり、カセット61内
の水道水Wにミネラル溶出素材71を接触させて、ミネ
ラル成分をバランスよく溶出させるものである。ここ
で、麦飯石は水と接触することで、麦飯石からミネラル
成分が溶出したり、水内の汚染物質を吸着したり、また
水を弱アルカリ性に調整したり、さらには、水に酸素を
付与したりするという種々の特徴を備えているものであ
る。なお、図1では活水器26内の下部にのみミネラル
溶出素材71が記載されているが、実際はカセット61
内の全体にわたってミネラル溶出素材71が水道水Wを
浮遊・混濁状態となっており、ミネラル溶出素材71は
全体にわたって図示していない。
は粉末状にしたミネラル溶出素材71が所定量入れてあ
る。このミネラル溶出素材71は、活水器26内(カセ
ット61内)の給水口63から供給された水道水Wに浮
遊・混濁状態を生成させるものであり、カセット61内
の水道水Wにミネラル溶出素材71を接触させて、ミネ
ラル成分をバランスよく溶出させるものである。ここ
で、麦飯石は水と接触することで、麦飯石からミネラル
成分が溶出したり、水内の汚染物質を吸着したり、また
水を弱アルカリ性に調整したり、さらには、水に酸素を
付与したりするという種々の特徴を備えているものであ
る。なお、図1では活水器26内の下部にのみミネラル
溶出素材71が記載されているが、実際はカセット61
内の全体にわたってミネラル溶出素材71が水道水Wを
浮遊・混濁状態となっており、ミネラル溶出素材71は
全体にわたって図示していない。
【0012】上記の麦飯石からのミネラル成分の溶出等
の度合いは、麦飯石(ミネラル溶出素材71)の表面積
の大小に応じて変わる。すなわち、一般に固体は体積の
大きい礫状のものを砂粒状に砕くことによって同重量で
あっても、その表面積が飛躍的に増大する。そこで、本
発明では、麦飯石の小片(例えば、砂礫状など)を更に
細かくした粉末状の麦飯石をミネラル溶出素材71とし
て用いるようにしたものである。これにより、粉末状と
したミネラル溶出素材71をカセット61内で水道水W
に浮遊・混濁状態にさせることで、水道水Wと接触する
面積を飛躍的に増大させて、ミネラル溶出素材71から
のミネラル成分の溶出を大量に行なうと共に、有機物質
の吸着作用を行なってミネラル水Mを連続且つ高速に生
成するようにしている。
の度合いは、麦飯石(ミネラル溶出素材71)の表面積
の大小に応じて変わる。すなわち、一般に固体は体積の
大きい礫状のものを砂粒状に砕くことによって同重量で
あっても、その表面積が飛躍的に増大する。そこで、本
発明では、麦飯石の小片(例えば、砂礫状など)を更に
細かくした粉末状の麦飯石をミネラル溶出素材71とし
て用いるようにしたものである。これにより、粉末状と
したミネラル溶出素材71をカセット61内で水道水W
に浮遊・混濁状態にさせることで、水道水Wと接触する
面積を飛躍的に増大させて、ミネラル溶出素材71から
のミネラル成分の溶出を大量に行なうと共に、有機物質
の吸着作用を行なってミネラル水Mを連続且つ高速に生
成するようにしている。
【0013】したがって、水道水Wが活水器26内に流
入すると、活水器26内のミネラル溶出素材71が水道
水Wにて攪拌されて、浮遊・混濁状態となる。麦飯石の
粉末状のミネラル溶出素材71からのミネラル成分の溶
出ないし融出や水中の溶融有機物質の吸着効果は、ミネ
ラル溶出素材71が粉末状となってその表面積が増大し
ているので、非常に大きくなっている。したがって、水
道水Wに対する麦飯石等の微粉末状あるいは粉末状のミ
ネラル溶出素材71の浮遊・混濁状態での初期水に対す
るミネラル成分の溶出や溶融有機物質の吸着処理が、従
来の方式と比べて短時間に行なうことが可能となる。こ
れによりミネラル水Mの生成が、高速に連続して可能と
なる。
入すると、活水器26内のミネラル溶出素材71が水道
水Wにて攪拌されて、浮遊・混濁状態となる。麦飯石の
粉末状のミネラル溶出素材71からのミネラル成分の溶
出ないし融出や水中の溶融有機物質の吸着効果は、ミネ
ラル溶出素材71が粉末状となってその表面積が増大し
ているので、非常に大きくなっている。したがって、水
道水Wに対する麦飯石等の微粉末状あるいは粉末状のミ
ネラル溶出素材71の浮遊・混濁状態での初期水に対す
るミネラル成分の溶出や溶融有機物質の吸着処理が、従
来の方式と比べて短時間に行なうことが可能となる。こ
れによりミネラル水Mの生成が、高速に連続して可能と
なる。
【0014】このようにして、水道水Wとミネラル溶出
素材71とが浮遊・混濁状態となり、ミネラル水Mが生
成されるが、濾過膜67によってミネラル溶出素材71
が阻止され、ミネラル水Mのみが濾過膜67の内部を通
って吐水口64へ送られることになる。したがって、活
水器26からミネラル溶出素材71が流出することはな
く、活水器26からは濁りのない澄んだ綺麗なミネラル
水Mを高速に生成することができる。これにより、1つ
の活水器26によりミネラル水Mの生成と濾過を同時に
行なうことができ、小型化など生成装置の簡素化を図る
ことができる。
素材71とが浮遊・混濁状態となり、ミネラル水Mが生
成されるが、濾過膜67によってミネラル溶出素材71
が阻止され、ミネラル水Mのみが濾過膜67の内部を通
って吐水口64へ送られることになる。したがって、活
水器26からミネラル溶出素材71が流出することはな
く、活水器26からは濁りのない澄んだ綺麗なミネラル
水Mを高速に生成することができる。これにより、1つ
の活水器26によりミネラル水Mの生成と濾過を同時に
行なうことができ、小型化など生成装置の簡素化を図る
ことができる。
【0015】ここで、上記活水器26内に浮遊・混濁状
態にさせるミネラル溶出素材71の材料として、麦飯石
の粉末状を用いた場合について説明したが、麦飯石に限
定されるものではない。例えば、マサ土やサンゴ石を粉
末状にしてミネラル溶出素材71として使用することも
可能である。ここで、上記「マサ土」とは、花崗岩が風
雨にさらされ、自然風化してボロボロになり、風化花崗
岩や砂、土状になったものをいう。このマサ土を粉末状
にして活水器26内に納入しても麦飯石の場合と同様の
効果を有している。また、麦飯石、マサ土、サンゴ石等
を適宜の割合で混ぜ合わせてミネラル溶出素材71とし
て用いても良い。
態にさせるミネラル溶出素材71の材料として、麦飯石
の粉末状を用いた場合について説明したが、麦飯石に限
定されるものではない。例えば、マサ土やサンゴ石を粉
末状にしてミネラル溶出素材71として使用することも
可能である。ここで、上記「マサ土」とは、花崗岩が風
雨にさらされ、自然風化してボロボロになり、風化花崗
岩や砂、土状になったものをいう。このマサ土を粉末状
にして活水器26内に納入しても麦飯石の場合と同様の
効果を有している。また、麦飯石、マサ土、サンゴ石等
を適宜の割合で混ぜ合わせてミネラル溶出素材71とし
て用いても良い。
【0016】ところで、これらのミネラル溶出素材71
は焼成しない場合でも、ミネラル成分の溶出が高速であ
るが、本発明者がミネラル溶出素材71を焼成した場合
について実験した結果、以下のことが判明した。すなわ
ち、ミネラル溶出素材71を1000℃まで焼成し、そ
の冷却後に水道水Wに浮遊・混濁状態にさせてミネラル
水Mを生成した場合、ミネラル成分の溶出時間が非常に
高速になることが分かった。特に、公営水道水Wのカル
シウムイオン(Ca++)が濃度13.056PPM であったが、
1000℃に焼成後のミネラル水Mのカルシウムイオン
(Ca++)が濃度626.95PPM であった。
は焼成しない場合でも、ミネラル成分の溶出が高速であ
るが、本発明者がミネラル溶出素材71を焼成した場合
について実験した結果、以下のことが判明した。すなわ
ち、ミネラル溶出素材71を1000℃まで焼成し、そ
の冷却後に水道水Wに浮遊・混濁状態にさせてミネラル
水Mを生成した場合、ミネラル成分の溶出時間が非常に
高速になることが分かった。特に、公営水道水Wのカル
シウムイオン(Ca++)が濃度13.056PPM であったが、
1000℃に焼成後のミネラル水Mのカルシウムイオン
(Ca++)が濃度626.95PPM であった。
【0017】したがって、ミネラル溶出素材71を未焼
成のままでも良いが、ミネラル溶出素材71を加熱する
ことで、ミネラル成分の溶出がより高速となり、連続し
て高速にミネラル水Mを生成することが可能となる。な
お、ミネラル溶出素材71の焼成温度は上記の1000
℃に限られるものではなく、例えば800℃でも良い。
また、1000℃までならば、これより低い焼成温度で
も良く、焼成温度は特に限定されるものではない。
成のままでも良いが、ミネラル溶出素材71を加熱する
ことで、ミネラル成分の溶出がより高速となり、連続し
て高速にミネラル水Mを生成することが可能となる。な
お、ミネラル溶出素材71の焼成温度は上記の1000
℃に限られるものではなく、例えば800℃でも良い。
また、1000℃までならば、これより低い焼成温度で
も良く、焼成温度は特に限定されるものではない。
【0018】上記のようにして構成される活水器26
は、一般家庭の台所などに設置できるものであり、いわ
ゆる浄水器として使用できるものである。特に、ミネラ
ル水の生成と、ミネラル水を高速に生成するための粉末
状のミネラル溶出素材の除去が同時にできるので、一般
需要者は手軽に濁りのない澄んだ綺麗なミネラル水を容
易かつ連続して得ることができる。
は、一般家庭の台所などに設置できるものであり、いわ
ゆる浄水器として使用できるものである。特に、ミネラ
ル水の生成と、ミネラル水を高速に生成するための粉末
状のミネラル溶出素材の除去が同時にできるので、一般
需要者は手軽に濁りのない澄んだ綺麗なミネラル水を容
易かつ連続して得ることができる。
【0019】次に、上述のようにしてミネラル水を高速
に生成することを可能にしたミネラル水生成装置として
の活水器26を用いたミネラル水自動販売装置1につい
て説明する。つまり、単に家庭用の浄水器としてではな
く、業務用に応用した一例である。
に生成することを可能にしたミネラル水生成装置として
の活水器26を用いたミネラル水自動販売装置1につい
て説明する。つまり、単に家庭用の浄水器としてではな
く、業務用に応用した一例である。
【0020】図4は上記ミネラル水自動販売装置1の破
断正面図を示し、図5はミネラル水自動販売装置1の破
断側面図を、図6は平面図をそれぞれ示している。ま
た、図8はミネラル水自動販売装置1のフロー図を兼ね
た全体のブロック図を示している。
断正面図を示し、図5はミネラル水自動販売装置1の破
断側面図を、図6は平面図をそれぞれ示している。ま
た、図8はミネラル水自動販売装置1のフロー図を兼ね
た全体のブロック図を示している。
【0021】このミネラル水自動販売装置1は公営水道
水Wを原水として該公営水道水Wからミネラル水を生成
するようにしたものであり、一般の自動販売機のように
不特定多数の需要者にミネラル水を供給するものであ
る。このミネラル水自動販売装置1は、建物の中や屋外
に設置されるようになっており、お金を投入することで
ミネラル水を計り売りしたり、特定の需要者にお金は非
投入で操作ボタンの操作のみで計り売りするようになっ
ている。
水Wを原水として該公営水道水Wからミネラル水を生成
するようにしたものであり、一般の自動販売機のように
不特定多数の需要者にミネラル水を供給するものであ
る。このミネラル水自動販売装置1は、建物の中や屋外
に設置されるようになっており、お金を投入することで
ミネラル水を計り売りしたり、特定の需要者にお金は非
投入で操作ボタンの操作のみで計り売りするようになっ
ている。
【0022】ミネラル水自動販売装置1の各部の詳細は
後述し、まず全体の構成について説明する。大人の背丈
ほどある本体ケース2の前面には前面パネル6が設けて
あり、この前面パネル6の略中央部の右側には開閉自在
な扉3が設けられていて、この扉3の内方の本体ケース
2内にペットボトル状の容器4を出し入れするための収
納部5が凹設されている。また、図7に示すように、前
面パネル6には需要者が操作するための前面操作部7が
配設してある。本体ケース2の下面には、床面や地面等
に固定するための固定脚8が垂設されている。
後述し、まず全体の構成について説明する。大人の背丈
ほどある本体ケース2の前面には前面パネル6が設けて
あり、この前面パネル6の略中央部の右側には開閉自在
な扉3が設けられていて、この扉3の内方の本体ケース
2内にペットボトル状の容器4を出し入れするための収
納部5が凹設されている。また、図7に示すように、前
面パネル6には需要者が操作するための前面操作部7が
配設してある。本体ケース2の下面には、床面や地面等
に固定するための固定脚8が垂設されている。
【0023】図4及び図5に示すように、公営水道水W
の配管(図示せず)と接続される接続部11が設けられ
ており、この接続部11の先部には公営水道水Wの全使
用量を計測するメーター12、例えば、3K圧の減圧弁
13(図8参照)が介設されている。この減圧弁13に
より、該減圧弁13より先端側の本装置1内の各部には
3K圧以上の水圧をかけないようにして保護を図ってい
る。また、上記減圧弁13の先部には図4に示すよう
に、後述する逆洗浄用の逆洗水取り入れバルブ14、メ
インバルブ15が介設されている。
の配管(図示せず)と接続される接続部11が設けられ
ており、この接続部11の先部には公営水道水Wの全使
用量を計測するメーター12、例えば、3K圧の減圧弁
13(図8参照)が介設されている。この減圧弁13に
より、該減圧弁13より先端側の本装置1内の各部には
3K圧以上の水圧をかけないようにして保護を図ってい
る。また、上記減圧弁13の先部には図4に示すよう
に、後述する逆洗浄用の逆洗水取り入れバルブ14、メ
インバルブ15が介設されている。
【0024】本体ケース2内の上部にはミネラル水を生
成するための1つの要素である浄水器18が配設されて
いて、上記メインバルブ15と浄水器18のヘッド19
の取水口20との間には可撓性で配管用のホース22が
接続されている。この浄水器18の先部には2本並列状
態にした上述の活水器26(26a,26b)が接続さ
れている。上記浄水器18の吐出口21から活水器26
のヘッドの取水口27に並列に接続され、さらに活水器
26の吐出口28からホース29を介して流量計30に
接続されている。この流量計30は、上記の浄水器18
及び活水器26の交換用であり、予め設定している流量
を計測した場合には信号を出力して交換の旨の報知を行
なうようにしている。
成するための1つの要素である浄水器18が配設されて
いて、上記メインバルブ15と浄水器18のヘッド19
の取水口20との間には可撓性で配管用のホース22が
接続されている。この浄水器18の先部には2本並列状
態にした上述の活水器26(26a,26b)が接続さ
れている。上記浄水器18の吐出口21から活水器26
のヘッドの取水口27に並列に接続され、さらに活水器
26の吐出口28からホース29を介して流量計30に
接続されている。この流量計30は、上記の浄水器18
及び活水器26の交換用であり、予め設定している流量
を計測した場合には信号を出力して交換の旨の報知を行
なうようにしている。
【0025】上記流量計30と第2の活水器34とは三
方弁33を介して接続されており、通常は流量計30か
らのミネラル水は三方弁33を介して第2の活水器34
内に流入されるようになっている。そして、第2の活水
器34内の上部から吐出されたミネラル水は内部に浸透
していき、上下方向に配設しているパイプ(図示せず)
の下端から上端へとミネラル水が流れていき、上記パイ
プの上端から三方弁33、ホース35を介して第2の浄
水器36へと導かれる。上記三方弁33からのホース3
5は第2の浄水器36の取水口37に接続され、さらに
第2の浄水器36の吐出口38からホース39を介し
て、図5に示すように流量計41、電磁弁42及び蛇口
部43へと接続されている。上記流量計41は、吐出
(販売)するミネラル水の測定用である。
方弁33を介して接続されており、通常は流量計30か
らのミネラル水は三方弁33を介して第2の活水器34
内に流入されるようになっている。そして、第2の活水
器34内の上部から吐出されたミネラル水は内部に浸透
していき、上下方向に配設しているパイプ(図示せず)
の下端から上端へとミネラル水が流れていき、上記パイ
プの上端から三方弁33、ホース35を介して第2の浄
水器36へと導かれる。上記三方弁33からのホース3
5は第2の浄水器36の取水口37に接続され、さらに
第2の浄水器36の吐出口38からホース39を介し
て、図5に示すように流量計41、電磁弁42及び蛇口
部43へと接続されている。上記流量計41は、吐出
(販売)するミネラル水の測定用である。
【0026】一方、第2の浄水器36の吐出口38には
電磁弁45が設けられていて、この電磁弁45からホー
ス46を介して後述する塩素滴下装置47へ第2の浄水
器36からのミネラル水(生成水)を供給するようにな
っている。
電磁弁45が設けられていて、この電磁弁45からホー
ス46を介して後述する塩素滴下装置47へ第2の浄水
器36からのミネラル水(生成水)を供給するようにな
っている。
【0027】また、収納部5内に装着したペットボトル
状の容器4を把持して該容器4を回転させることで容器
4の内部を洗浄するボトル反転装置49が図5に示すよ
うに、収納部5の奥方に配設されている。上記三方弁3
3と逆洗水取り入れバルブ14との間、及び三方弁33
と排水用蛇口51との間には、それぞれホース52、5
3が接続されている。上記排水用蛇口51の下方には排
水用のシンク54が設けてあり、このシンク54からホ
ース55を介して外部へ排水するようになっている。ま
た、ミネラル水を吐出する収納部5の底部にはシンク5
8が配設されており、容器4を洗浄した塩素水を上記シ
ンク58により排水するようになっている。このシンク
58の下面の排水口からホース59が下方のシンク54
へと配管されていて、洗浄した塩素水はシンク58、ホ
ース59、シンク54及びホース55を介して外部へ排
水される。
状の容器4を把持して該容器4を回転させることで容器
4の内部を洗浄するボトル反転装置49が図5に示すよ
うに、収納部5の奥方に配設されている。上記三方弁3
3と逆洗水取り入れバルブ14との間、及び三方弁33
と排水用蛇口51との間には、それぞれホース52、5
3が接続されている。上記排水用蛇口51の下方には排
水用のシンク54が設けてあり、このシンク54からホ
ース55を介して外部へ排水するようになっている。ま
た、ミネラル水を吐出する収納部5の底部にはシンク5
8が配設されており、容器4を洗浄した塩素水を上記シ
ンク58により排水するようになっている。このシンク
58の下面の排水口からホース59が下方のシンク54
へと配管されていて、洗浄した塩素水はシンク58、ホ
ース59、シンク54及びホース55を介して外部へ排
水される。
【0028】次に、上記浄水器18の構成ないし機能に
ついて説明する。この浄水器18では、公営水道水Wに
含まれている塩素、濁り、カルキ臭やカビ臭などの臭い
をとるものであり、例えば、活性炭、あるいは活性炭及
び麦飯石等で構成されている。
ついて説明する。この浄水器18では、公営水道水Wに
含まれている塩素、濁り、カルキ臭やカビ臭などの臭い
をとるものであり、例えば、活性炭、あるいは活性炭及
び麦飯石等で構成されている。
【0029】また、図4に示す第2の活水器34内には
小石状の麦飯石が内部の容量的には7〜8割程度納装さ
れており、また粉末状の麦飯石(ミネラル溶出素材7
1)も納装してある。この第2の活水器34の機能は、
水質を安定させると共に、上記活水器26から流入した
粉末状のミネラル溶出素材71を除去するものである。
したがって、この第2の活水器34によりミネラル溶出
素材71に対するフィルターの役目と、ミネラル成分の
溶出の役目とを併せもたせて、水質の安定化を図ってい
る。ここで、上記活水器26内ではほとんどのミネラル
溶出素材71が濾過膜67により流出が阻止されるもの
の、ミネラル水Mにミネラル溶出素材71ができるだけ
混入しないように二重のフィルターの機能を持たせてい
るものである。さらに、図4に示す第2の浄水器36の
内部には、ミクロ活性炭などが納装されており、滅菌作
用などを行なって、水質調整を行なっている。
小石状の麦飯石が内部の容量的には7〜8割程度納装さ
れており、また粉末状の麦飯石(ミネラル溶出素材7
1)も納装してある。この第2の活水器34の機能は、
水質を安定させると共に、上記活水器26から流入した
粉末状のミネラル溶出素材71を除去するものである。
したがって、この第2の活水器34によりミネラル溶出
素材71に対するフィルターの役目と、ミネラル成分の
溶出の役目とを併せもたせて、水質の安定化を図ってい
る。ここで、上記活水器26内ではほとんどのミネラル
溶出素材71が濾過膜67により流出が阻止されるもの
の、ミネラル水Mにミネラル溶出素材71ができるだけ
混入しないように二重のフィルターの機能を持たせてい
るものである。さらに、図4に示す第2の浄水器36の
内部には、ミクロ活性炭などが納装されており、滅菌作
用などを行なって、水質調整を行なっている。
【0030】前面操作部7を示す図7において、この前
面操作部7の右方には3つの操作ボタン72、73、7
4が並設されており、操作ボタン72が500ccのミ
ネラル水Mの販売量に対応し、操作ボタン73が同様に
1000cc、操作ボタン74が1500ccにそれぞ
れ対応している。また、表示部75は後述するように塩
素の補給を知らせるものであり、表示部76は活水器2
6の交換を知らせるものである。さらに、複数の表示素
子からなる表示部77は、生成水(ミネラル水M)が容
器4に吐出中であることをスキャンさせながら知らせる
ものである。なお、上記表示部75〜77は例えば発光
ダイオードで構成されている。
面操作部7の右方には3つの操作ボタン72、73、7
4が並設されており、操作ボタン72が500ccのミ
ネラル水Mの販売量に対応し、操作ボタン73が同様に
1000cc、操作ボタン74が1500ccにそれぞ
れ対応している。また、表示部75は後述するように塩
素の補給を知らせるものであり、表示部76は活水器2
6の交換を知らせるものである。さらに、複数の表示素
子からなる表示部77は、生成水(ミネラル水M)が容
器4に吐出中であることをスキャンさせながら知らせる
ものである。なお、上記表示部75〜77は例えば発光
ダイオードで構成されている。
【0031】次に、容器4の内部を殺菌洗浄するための
塩素滴下装置47について説明する。塩素滴下装置47
は図9に示すように、基本的に2つのタンク80、8
1、塩素水を送るための注射器状のシリンダー84、8
5等で構成されている。一方のタンク80には塩素高濃
度液81が入れられ、他方のタンク82には塩素希釈液
83が入れられる。タンク80から塩素高濃度液81が
シリンダー84のピストン87の往復動作により切換弁
86を介してタンク82内に注入されるようになってい
る。また、タンク82内には第2の浄水器36から電磁
弁45を介してミネラル水Mが供給され、このタンク8
2内で塩素高濃度液81が希釈化されて塩素希釈液83
となる。なお、図9において、40は電導度計である。
塩素滴下装置47について説明する。塩素滴下装置47
は図9に示すように、基本的に2つのタンク80、8
1、塩素水を送るための注射器状のシリンダー84、8
5等で構成されている。一方のタンク80には塩素高濃
度液81が入れられ、他方のタンク82には塩素希釈液
83が入れられる。タンク80から塩素高濃度液81が
シリンダー84のピストン87の往復動作により切換弁
86を介してタンク82内に注入されるようになってい
る。また、タンク82内には第2の浄水器36から電磁
弁45を介してミネラル水Mが供給され、このタンク8
2内で塩素高濃度液81が希釈化されて塩素希釈液83
となる。なお、図9において、40は電導度計である。
【0032】上記塩素滴下装置47により希釈した塩素
をミネラル水Mを供給した容器4内に注入して、容器4
内の塩素濃度を約1PPM程度にし、殺菌洗浄した後に
排水するようにしている。したがって、殺菌洗浄後の容
器4に入れたミネラル水Mを家庭に持ち帰ってしばらく
置いておいても雑菌が繁殖しないようにしているもので
ある。この容器4を殺菌洗浄するための装置であるボト
ル反転装置49の構成、作用については後述する。
をミネラル水Mを供給した容器4内に注入して、容器4
内の塩素濃度を約1PPM程度にし、殺菌洗浄した後に
排水するようにしている。したがって、殺菌洗浄後の容
器4に入れたミネラル水Mを家庭に持ち帰ってしばらく
置いておいても雑菌が繁殖しないようにしているもので
ある。この容器4を殺菌洗浄するための装置であるボト
ル反転装置49の構成、作用については後述する。
【0033】図9において、塩素高濃度液81を納装し
ているタンク80の側壁の下部には上下方向に2つの水
位センサー92、93が設けられており、この水位セン
サー92、93により塩素高濃度液81の量を常時監視
している。タンク80内の塩素高濃度液81の水位が下
がってきて、水位センサー92がそれを検知する(例え
ば、オン)と、図7に示す表示部75が点滅し、塩素高
濃度液81の補給を知らせるようになっている。また、
塩素高濃度液81を補給して水位が上昇して水位センサ
ー92がオフになると、表示部75の点滅は停止して、
消灯することになる。
ているタンク80の側壁の下部には上下方向に2つの水
位センサー92、93が設けられており、この水位セン
サー92、93により塩素高濃度液81の量を常時監視
している。タンク80内の塩素高濃度液81の水位が下
がってきて、水位センサー92がそれを検知する(例え
ば、オン)と、図7に示す表示部75が点滅し、塩素高
濃度液81の補給を知らせるようになっている。また、
塩素高濃度液81を補給して水位が上昇して水位センサ
ー92がオフになると、表示部75の点滅は停止して、
消灯することになる。
【0034】また、水位センサー92がオンして表示部
75が点滅していても、塩素高濃度液81を補給しない
場合には、塩素高濃度液81の水位はさらに低下してい
く。そして、水位センサー92より下方の水位センサー
93がオンすると、表示部75が点滅から点灯へとな
り、電磁弁45を閉状態にし、塩素滴下装置47全体の
動作を停止させる。また、塩素高濃度液81が補給され
て表示部75が消灯すると、電磁弁45及び塩素滴下装
置47が使用可能状態となる。なお、水位センサー93
がオンした場合には、安全性の観点からミネラル水自動
販売装置1のすべての制御動作を停止するようにしても
良い。
75が点滅していても、塩素高濃度液81を補給しない
場合には、塩素高濃度液81の水位はさらに低下してい
く。そして、水位センサー92より下方の水位センサー
93がオンすると、表示部75が点滅から点灯へとな
り、電磁弁45を閉状態にし、塩素滴下装置47全体の
動作を停止させる。また、塩素高濃度液81が補給され
て表示部75が消灯すると、電磁弁45及び塩素滴下装
置47が使用可能状態となる。なお、水位センサー93
がオンした場合には、安全性の観点からミネラル水自動
販売装置1のすべての制御動作を停止するようにしても
良い。
【0035】図10は塩素滴下装置47を制御するため
のブロック図を示し、マイクロコンピュータからなる制
御部100は、各部との信号の授受を行なうI/Oイン
ターフェース101、102、103、データやプログ
ラムを格納するメモリ104、全体の制御を司るCPU
105等で構成されている。上記のタンク80の水位セ
ンサー92、93の出力を検出して、表示部75等の報
知を行なう動作を上記制御部100にて行なっている。
のブロック図を示し、マイクロコンピュータからなる制
御部100は、各部との信号の授受を行なうI/Oイン
ターフェース101、102、103、データやプログ
ラムを格納するメモリ104、全体の制御を司るCPU
105等で構成されている。上記のタンク80の水位セ
ンサー92、93の出力を検出して、表示部75等の報
知を行なう動作を上記制御部100にて行なっている。
【0036】図9において、切換弁86とシリンダー8
4の内部とは連通しており、また同様に容器4側の切換
弁90とシリンダー85の内部も連通し、両シリンダー
84、85のピストン87、88はモータ89により同
時に往復駆動されるようになっている。そして、タンク
80の塩素高濃度液81をタンク82に注入する場合
は、ピストン87が図中右方に移動した時に切換弁86
を介してシリンダー84内に塩素高濃度液81が吸い込
まれ、次にピストン87が図中左方に移動する場合は切
換弁86の弁を切り換えてシリンダー84内の塩素高濃
度液81を切換弁86を介してタンク82に注入する。
これによりタンク82内に塩素高濃度液81が注入さ
れ、ミネラル水Mにより希釈化される。
4の内部とは連通しており、また同様に容器4側の切換
弁90とシリンダー85の内部も連通し、両シリンダー
84、85のピストン87、88はモータ89により同
時に往復駆動されるようになっている。そして、タンク
80の塩素高濃度液81をタンク82に注入する場合
は、ピストン87が図中右方に移動した時に切換弁86
を介してシリンダー84内に塩素高濃度液81が吸い込
まれ、次にピストン87が図中左方に移動する場合は切
換弁86の弁を切り換えてシリンダー84内の塩素高濃
度液81を切換弁86を介してタンク82に注入する。
これによりタンク82内に塩素高濃度液81が注入さ
れ、ミネラル水Mにより希釈化される。
【0037】また、タンク82内の塩素希釈液83を容
器4に注入する場合には、シリンダー85のピストン8
8が図中右方に移動した時に塩素希釈液83がシリンダ
ー85内に吸い込まれ、次に、ピストン88が図中左方
に移動する時に切換弁90の弁を切り換えてシリンダー
85内の塩素希釈液83を切換弁90を介して容器4に
注入されることになる。これにより洗浄時に容器4内の
ミネラル水Mに塩素希釈液83が滴下されて容器4の内
部の殺菌を行なうことになる。
器4に注入する場合には、シリンダー85のピストン8
8が図中右方に移動した時に塩素希釈液83がシリンダ
ー85内に吸い込まれ、次に、ピストン88が図中左方
に移動する時に切換弁90の弁を切り換えてシリンダー
85内の塩素希釈液83を切換弁90を介して容器4に
注入されることになる。これにより洗浄時に容器4内の
ミネラル水Mに塩素希釈液83が滴下されて容器4の内
部の殺菌を行なうことになる。
【0038】ここで、シリンダー84、85のピストン
87、88の1回の往復動作により約2ccの塩素高濃
度液81、または塩素希釈液83がタンク82、または
容器4に注入されるようになっている。そして、ピスト
ン87、88の往復動作により常時注入されるのではな
く、必要な時だけ塩素高濃度液81、塩素希釈液83が
注入されるものである。この場合、制御部100により
切換弁86、90の弁の切り換えの制御を行ない、不必
要な時は、切換弁86、90は閉状態となっている。最
終的に洗浄時における容器4内のミネラル水Mの塩素の
濃度は、約1PPMとしているが、必要に応じて加減で
きるのはいうまでもない。この容器4のミネラル水Mの
濃度の設定は、ミネラル水Mが何リットルにつきシリン
ダー85より1回滴下させるかということや、タンク8
0内の塩素高濃度液81の濃度、シリンダー84にてど
の程度タンク82に塩素高濃度液81を滴下させるかと
いうこと、更にはタンク82内に供給するミネラル水M
の量を適宜に設定(あるいは可変)させることで、容易
に洗浄時における容器4のミネラル水Mの濃度を設定す
ることができる。
87、88の1回の往復動作により約2ccの塩素高濃
度液81、または塩素希釈液83がタンク82、または
容器4に注入されるようになっている。そして、ピスト
ン87、88の往復動作により常時注入されるのではな
く、必要な時だけ塩素高濃度液81、塩素希釈液83が
注入されるものである。この場合、制御部100により
切換弁86、90の弁の切り換えの制御を行ない、不必
要な時は、切換弁86、90は閉状態となっている。最
終的に洗浄時における容器4内のミネラル水Mの塩素の
濃度は、約1PPMとしているが、必要に応じて加減で
きるのはいうまでもない。この容器4のミネラル水Mの
濃度の設定は、ミネラル水Mが何リットルにつきシリン
ダー85より1回滴下させるかということや、タンク8
0内の塩素高濃度液81の濃度、シリンダー84にてど
の程度タンク82に塩素高濃度液81を滴下させるかと
いうこと、更にはタンク82内に供給するミネラル水M
の量を適宜に設定(あるいは可変)させることで、容易
に洗浄時における容器4のミネラル水Mの濃度を設定す
ることができる。
【0039】図9において、タンク82の側壁の上下に
は水位センサー94、95が設けられており、タンク8
2内の塩素希釈液83の水位が低下して、下部の水位セ
ンサー95がオンすると、制御部100が電磁弁45を
開として第2の浄水器36からミネラル水Mをタンク8
2に供給する。そしてタンク82内の水位が上昇して上
部の水位センサー94がオンするまで第2の浄水器36
からミネラル水Mを供給し続ける。このミネラル水Mの
供給動作と同時に、切換弁86を制御してシリンダー8
4のピストン87の往復動作によりタンク80から塩素
高濃度液81をタンク82に注入する。タンク82の塩
素希釈液83の濃度が設定濃度になるように、上記シリ
ンダー84のピストン87の往復動作に応じた切換弁8
6の開状態の回数で決定される。
は水位センサー94、95が設けられており、タンク8
2内の塩素希釈液83の水位が低下して、下部の水位セ
ンサー95がオンすると、制御部100が電磁弁45を
開として第2の浄水器36からミネラル水Mをタンク8
2に供給する。そしてタンク82内の水位が上昇して上
部の水位センサー94がオンするまで第2の浄水器36
からミネラル水Mを供給し続ける。このミネラル水Mの
供給動作と同時に、切換弁86を制御してシリンダー8
4のピストン87の往復動作によりタンク80から塩素
高濃度液81をタンク82に注入する。タンク82の塩
素希釈液83の濃度が設定濃度になるように、上記シリ
ンダー84のピストン87の往復動作に応じた切換弁8
6の開状態の回数で決定される。
【0040】通常のミネラル水Mの販売時では、第2の
浄水器36から流量計41、電磁弁42、蛇口部43を
介して容器4にミネラル水Mが供給される。そして、こ
のミネラル水Mが注水される前に、洗浄用としてのミネ
ラル水Mが100cc容器4に注水される。すなわち、
容器4の容量が、0.5リットル、1リットル、1.5
リットルの場合には、シリンダー85の往復動作の1回
分の塩素希釈液83を容器4内のミネラル水Mに滴下
し、容器4内の洗浄用のミネラル水Mとしての塩素濃度
を約1PPM前後としている。また、容器4の容量が、
10リットルや20リットルといった大きい場合にも、
上記と同様にして容器4の内部を殺菌洗浄するようにし
ている。そして、洗浄後に10リットルあるいは、20
リットルミネラル水Mを注水する場合、注水後に微量の
塩素希釈液83を滴下するようにしても良い。この場
合、2.5リットルあるいは5リットルのミネラル水M
につき、1回(約2cc)塩素希釈液83を滴下する。
尚。これらの制御は図10に示す制御部100で行なっ
ている。
浄水器36から流量計41、電磁弁42、蛇口部43を
介して容器4にミネラル水Mが供給される。そして、こ
のミネラル水Mが注水される前に、洗浄用としてのミネ
ラル水Mが100cc容器4に注水される。すなわち、
容器4の容量が、0.5リットル、1リットル、1.5
リットルの場合には、シリンダー85の往復動作の1回
分の塩素希釈液83を容器4内のミネラル水Mに滴下
し、容器4内の洗浄用のミネラル水Mとしての塩素濃度
を約1PPM前後としている。また、容器4の容量が、
10リットルや20リットルといった大きい場合にも、
上記と同様にして容器4の内部を殺菌洗浄するようにし
ている。そして、洗浄後に10リットルあるいは、20
リットルミネラル水Mを注水する場合、注水後に微量の
塩素希釈液83を滴下するようにしても良い。この場
合、2.5リットルあるいは5リットルのミネラル水M
につき、1回(約2cc)塩素希釈液83を滴下する。
尚。これらの制御は図10に示す制御部100で行なっ
ている。
【0041】図11は蛇口部43の破断拡大断面図を示
している。この蛇口部43では生成されたミネラル水M
自体を殺菌するのではなく、蛇口部43の内面を殺菌し
て容器4に供給されるミネラル水Mに雑菌が混入するの
を防止しているものである。すなわち、ミネラル水Mの
最終出口である注水口に紫外線ランプを装着し、蛇口か
ら空中雑菌の進入を防ぎ、且つ蛇口内部を無菌に保持す
るものであり、ミネラル水自動販売装置1の電源のオン
と同時に蛇口部43に電源が入り、常時殺菌を行なって
いる。
している。この蛇口部43では生成されたミネラル水M
自体を殺菌するのではなく、蛇口部43の内面を殺菌し
て容器4に供給されるミネラル水Mに雑菌が混入するの
を防止しているものである。すなわち、ミネラル水Mの
最終出口である注水口に紫外線ランプを装着し、蛇口か
ら空中雑菌の進入を防ぎ、且つ蛇口内部を無菌に保持す
るものであり、ミネラル水自動販売装置1の電源のオン
と同時に蛇口部43に電源が入り、常時殺菌を行なって
いる。
【0042】蛇口部43の筐体108の上部内には電装
部品が納装されており、下部の外側管109の内側には
内部に紫外線ランプ110を備えた内側管111が配設
されている。筐体108の略中央部の側部には流入口1
12が穿孔されていて、筐体108の下面の開口部を流
出口113としている。上記内側管111は石英ガラス
で形成されており、この内側管111の表面と外側管1
09の内面との間の空間に流入口112からのミネラル
水Mが通過し、流出口113から容器4へと供給される
構造となっている。上記空間は、電磁弁42が閉じてい
る時は空気で満たされているが、紫外線ランプ110か
らの発光光線により空気中に存在する細菌を殺すもので
ある。したがって、上述したようにこの蛇口部43で
は、ミネラル水M中の汚染細菌を殺すものではなく、蛇
口部43自体の細菌を殺すために使用しているものであ
る。なお、内側管111の周囲の外側管109は、内側
管111(石英ガラス)の保護と目に対する保護の目的
でステンレス製としている。また、石英ガラスである内
側管111は紫外線を透過させるので、この外側管10
9の内面も殺菌することができる。したがって、ミネラ
ル水Mの最終的な出口である蛇口部43は無菌状態とな
っている。
部品が納装されており、下部の外側管109の内側には
内部に紫外線ランプ110を備えた内側管111が配設
されている。筐体108の略中央部の側部には流入口1
12が穿孔されていて、筐体108の下面の開口部を流
出口113としている。上記内側管111は石英ガラス
で形成されており、この内側管111の表面と外側管1
09の内面との間の空間に流入口112からのミネラル
水Mが通過し、流出口113から容器4へと供給される
構造となっている。上記空間は、電磁弁42が閉じてい
る時は空気で満たされているが、紫外線ランプ110か
らの発光光線により空気中に存在する細菌を殺すもので
ある。したがって、上述したようにこの蛇口部43で
は、ミネラル水M中の汚染細菌を殺すものではなく、蛇
口部43自体の細菌を殺すために使用しているものであ
る。なお、内側管111の周囲の外側管109は、内側
管111(石英ガラス)の保護と目に対する保護の目的
でステンレス製としている。また、石英ガラスである内
側管111は紫外線を透過させるので、この外側管10
9の内面も殺菌することができる。したがって、ミネラ
ル水Mの最終的な出口である蛇口部43は無菌状態とな
っている。
【0043】次に、ボトル反転装置49の構成及び機能
について説明する。図12はボトル反転装置49の側面
図を示し、図13はボトル反転装置49の分解斜視図を
示している。このボトル反転装置49は、本体ケース2
の隔壁板116を境に前面側にペットボトル状の容器4
を把持する把持部117と、隔壁板116より後方に配
設され上記把持部117を回転させる回転機構部118
とで構成されている。上記隔壁板116の背面に矩形状
の支持体120がボルトなどで固定され、該支持体12
0の略中央部には前後方向に貫通した挿通孔121が形
成されている。この支持体120の上面及び両側面には
それぞれ回転角度を検出するリミットスイッチ122、
123、124がそれぞれ配設されている。
について説明する。図12はボトル反転装置49の側面
図を示し、図13はボトル反転装置49の分解斜視図を
示している。このボトル反転装置49は、本体ケース2
の隔壁板116を境に前面側にペットボトル状の容器4
を把持する把持部117と、隔壁板116より後方に配
設され上記把持部117を回転させる回転機構部118
とで構成されている。上記隔壁板116の背面に矩形状
の支持体120がボルトなどで固定され、該支持体12
0の略中央部には前後方向に貫通した挿通孔121が形
成されている。この支持体120の上面及び両側面には
それぞれ回転角度を検出するリミットスイッチ122、
123、124がそれぞれ配設されている。
【0044】回転ギア126は、外周縁に歯127を形
成した円板状の歯車部128と、この歯車部128の略
中央部より前方に突設した円筒状の中央胴部133とで
構成されている。中央胴部133の貫通孔134は前後
に貫通しており、また、貫通孔134の内面には軸方向
の略全長にわたって溝135が凹設してある。回転ギア
126の歯車部128の内面には3個のピン129、1
30、131が突設されており、回転ギア126が回転
することで、いずれかのピン129、130、131が
リミットスイッチ122、123、124のアクチュエ
ーターに接触し、これにより容器4の回転角度を検出す
るようにしている。
成した円板状の歯車部128と、この歯車部128の略
中央部より前方に突設した円筒状の中央胴部133とで
構成されている。中央胴部133の貫通孔134は前後
に貫通しており、また、貫通孔134の内面には軸方向
の略全長にわたって溝135が凹設してある。回転ギア
126の歯車部128の内面には3個のピン129、1
30、131が突設されており、回転ギア126が回転
することで、いずれかのピン129、130、131が
リミットスイッチ122、123、124のアクチュエ
ーターに接触し、これにより容器4の回転角度を検出す
るようにしている。
【0045】回転ギア126の中央胴部133を支持体
120の挿通孔121に挿通し、中央胴部133の先端
部は隔壁板116の穴(図示せず)を介して隔壁板11
6の前面に配置される把持部117の保持板171にね
じ止めされるようになっている。すなわち、中央胴部1
33の前端面には複数のネジ穴136が螺刻されてい
て、このネジ穴136に保持板171の前面からねじ止
めすることで回転ギア126が支持体120を挿通して
把持部117に連結されることになる。
120の挿通孔121に挿通し、中央胴部133の先端
部は隔壁板116の穴(図示せず)を介して隔壁板11
6の前面に配置される把持部117の保持板171にね
じ止めされるようになっている。すなわち、中央胴部1
33の前端面には複数のネジ穴136が螺刻されてい
て、このネジ穴136に保持板171の前面からねじ止
めすることで回転ギア126が支持体120を挿通して
把持部117に連結されることになる。
【0046】上記回転ギア126の背面から円柱状のプ
ルバー138が中央胴部133の貫通孔134に挿入さ
れるようになっており、該プルバー138の下側の面に
は貫通孔134の溝135に嵌まる突条141が軸方向
に一体に突設されている。この突条141が溝135に
嵌まっている状態で、プルバー138が回転ギア126
の貫通孔134に軸方向にスライド自在となっている。
また、プルバー138の先端面にはネジ穴142が螺刻
されており、プルバー138を把持部117の保持板1
71の穴(図示せず)を貫通して駆動板172の背面に
位置し、該駆動板172の穴173を介してねじ止めさ
れ、これによりプルバー138と把持部117の駆動板
172とが連結されることになる。
ルバー138が中央胴部133の貫通孔134に挿入さ
れるようになっており、該プルバー138の下側の面に
は貫通孔134の溝135に嵌まる突条141が軸方向
に一体に突設されている。この突条141が溝135に
嵌まっている状態で、プルバー138が回転ギア126
の貫通孔134に軸方向にスライド自在となっている。
また、プルバー138の先端面にはネジ穴142が螺刻
されており、プルバー138を把持部117の保持板1
71の穴(図示せず)を貫通して駆動板172の背面に
位置し、該駆動板172の穴173を介してねじ止めさ
れ、これによりプルバー138と把持部117の駆動板
172とが連結されることになる。
【0047】また、プルバー138の後部には一対の鍔
部139、140が一体的に形成されており、この鍔部
139、140の間の軸部148にプルレバー143の
一端が挿入係止されるようになっている。すなわち、図
12及び図13に示すように、プルレバー143は略L
型に形成されており、プルレバー143の他端は隔壁板
116に固定されている支持板144の下部と軸145
を介して回動自在に連結されている。そして、プルレバ
ー143の一端はリング状の係止部146が一体的に形
成され、この係止部146の穴147に上記プルバー1
38の軸部148が挿入される。ここで、鍔部139は
例えば、ナット状に形成しておき、プルバー138の軸
部148をプルレバー143の穴147に挿入した後に
鍔部139を軸部148の端部のネジ部に螺着して固定
するようになっている。
部139、140が一体的に形成されており、この鍔部
139、140の間の軸部148にプルレバー143の
一端が挿入係止されるようになっている。すなわち、図
12及び図13に示すように、プルレバー143は略L
型に形成されており、プルレバー143の他端は隔壁板
116に固定されている支持板144の下部と軸145
を介して回動自在に連結されている。そして、プルレバ
ー143の一端はリング状の係止部146が一体的に形
成され、この係止部146の穴147に上記プルバー1
38の軸部148が挿入される。ここで、鍔部139は
例えば、ナット状に形成しておき、プルバー138の軸
部148をプルレバー143の穴147に挿入した後に
鍔部139を軸部148の端部のネジ部に螺着して固定
するようになっている。
【0048】ここで、プルバー138の軸部148の外
径寸法よりプルレバー143の穴147の内径寸法を大
きくしておき、軸145を支点としてプルレバー143
を回転させた場合に、プルバー138を回転ギア126
の貫通孔134の軸方向に沿ってスライド可能としてい
る。
径寸法よりプルレバー143の穴147の内径寸法を大
きくしておき、軸145を支点としてプルレバー143
を回転させた場合に、プルバー138を回転ギア126
の貫通孔134の軸方向に沿ってスライド可能としてい
る。
【0049】また、上記プルレバー143の略中央部分
と支持板144との間には戻しバネ151が懸架されて
いて、常時プルバー138を把持部117側に復帰させ
る方向に付勢している。本体ケース2の下部には2台の
ギアードモータ152、153が配設されており、一方
のギアードモータ152の出力軸には歯車154が設け
られ、この歯車154に引っ張りチェーン155の一端
が懸架してある。この引っ張りチェーン155の他端は
定圧シリンダー156と連結されている。この定圧シリ
ンダー156のロッド157の先端に断面が略コ字型の
連結片158が形成されており、この連結片158とプ
ルバー138の角部とが軸159により回動自在に連結
されている。
と支持板144との間には戻しバネ151が懸架されて
いて、常時プルバー138を把持部117側に復帰させ
る方向に付勢している。本体ケース2の下部には2台の
ギアードモータ152、153が配設されており、一方
のギアードモータ152の出力軸には歯車154が設け
られ、この歯車154に引っ張りチェーン155の一端
が懸架してある。この引っ張りチェーン155の他端は
定圧シリンダー156と連結されている。この定圧シリ
ンダー156のロッド157の先端に断面が略コ字型の
連結片158が形成されており、この連結片158とプ
ルバー138の角部とが軸159により回動自在に連結
されている。
【0050】他方のギアードモータ153の出力軸には
歯車162が設けられていて、この歯車162と上記回
転ギア126の歯127との間にチェーン163が懸架
されている。そして、このギアードモータ153が回転
すると、チェーン163を介して回転ギア126を回転
させるようになっている。
歯車162が設けられていて、この歯車162と上記回
転ギア126の歯127との間にチェーン163が懸架
されている。そして、このギアードモータ153が回転
すると、チェーン163を介して回転ギア126を回転
させるようになっている。
【0051】次に、把持部117について説明すると、
上記回転ギア126と連結している保持板171は断面
が略コ字型に形成されており、上側を上片175とし、
下側を下片176としている。保持板171の上片17
5の略中央の前面側には容器4の上部のくびれ部4aが
挿入される略半円形の切欠部177が形成されている。
この切欠部177の両側に位置するように保持板171
の上片175の上面に容器4のくびれ部4aを挟持して
該容器4を保持する容器装着部184が設けられてい
る。すなわち、図14に示すように、一対の開閉自在な
ネックホルダー178、179の基部は回転軸180に
より上片175に回動自在に軸支されていて、基部側の
両ネックホルダー178、179間にはコイル状の圧縮
スプリング181が架橋されている。この圧縮スプリン
グ181により両ネックホルダー178、179は常時
内側に閉じる方向に付勢されている。
上記回転ギア126と連結している保持板171は断面
が略コ字型に形成されており、上側を上片175とし、
下側を下片176としている。保持板171の上片17
5の略中央の前面側には容器4の上部のくびれ部4aが
挿入される略半円形の切欠部177が形成されている。
この切欠部177の両側に位置するように保持板171
の上片175の上面に容器4のくびれ部4aを挟持して
該容器4を保持する容器装着部184が設けられてい
る。すなわち、図14に示すように、一対の開閉自在な
ネックホルダー178、179の基部は回転軸180に
より上片175に回動自在に軸支されていて、基部側の
両ネックホルダー178、179間にはコイル状の圧縮
スプリング181が架橋されている。この圧縮スプリン
グ181により両ネックホルダー178、179は常時
内側に閉じる方向に付勢されている。
【0052】また、ネックホルダー178、179の内
側には略く字型に切欠した位置決め部182が対向して
形成されている。さらに、ネックホルダー178、17
9の内側の先端部分には拡開したガイド部183がそれ
ぞれ形成されていて、容器4のくびれ部4aの挿入時に
おけるガイドを容易にしている。図14(a)は、容器
4のくびれ部4aをネックホルダー178、179のガ
イド部183に沿わせて挿入しようしている状態を示
し、図14(b)はくびれ部4aを奥まで押し込んだ状
態を示している。容器4のくびれ部4aを押し込んでい
くと、最初はガイド部183に沿ってネックホルダー1
78、179が拡がり、くびれ部4aが位置決め部18
2にきた時に圧縮スプリング181の圧縮作用によりネ
ックホルダー178、179の両側の位置決め部182
にてくびれ部4aを保持する。これにより容器4はネッ
クホルダー178、179により確実に保持されること
になる。また、容器4をそのまま圧縮スプリング181
の復帰力に抗して前方に引き出すことで、容器4をネッ
クホルダー178、179から容易に外すことができ
る。
側には略く字型に切欠した位置決め部182が対向して
形成されている。さらに、ネックホルダー178、17
9の内側の先端部分には拡開したガイド部183がそれ
ぞれ形成されていて、容器4のくびれ部4aの挿入時に
おけるガイドを容易にしている。図14(a)は、容器
4のくびれ部4aをネックホルダー178、179のガ
イド部183に沿わせて挿入しようしている状態を示
し、図14(b)はくびれ部4aを奥まで押し込んだ状
態を示している。容器4のくびれ部4aを押し込んでい
くと、最初はガイド部183に沿ってネックホルダー1
78、179が拡がり、くびれ部4aが位置決め部18
2にきた時に圧縮スプリング181の圧縮作用によりネ
ックホルダー178、179の両側の位置決め部182
にてくびれ部4aを保持する。これにより容器4はネッ
クホルダー178、179により確実に保持されること
になる。また、容器4をそのまま圧縮スプリング181
の復帰力に抗して前方に引き出すことで、容器4をネッ
クホルダー178、179から容易に外すことができ
る。
【0053】図14の場合、容器4の大きさを例えば
1.5リットルの場合を示しており、図15は、容器4
の大きさが0.5リットルの場合を示している。この場
合、容器4のくびれ部4aの外径寸法も小さくなるが、
ネックホルダー178、179の位置決め部182は常
に中心に向かって閉じるために、ネックホルダー17
8、179にて把持された容器4は大きさが異なっても
略同じ位置にくることになる。したがって、容器4の注
入口は蛇口部43の流出口113と常に対向した状態と
なり、ミネラル水Mを供給してもこぼれることなくスム
ーズに容器4内に吐出することができる。
1.5リットルの場合を示しており、図15は、容器4
の大きさが0.5リットルの場合を示している。この場
合、容器4のくびれ部4aの外径寸法も小さくなるが、
ネックホルダー178、179の位置決め部182は常
に中心に向かって閉じるために、ネックホルダー17
8、179にて把持された容器4は大きさが異なっても
略同じ位置にくることになる。したがって、容器4の注
入口は蛇口部43の流出口113と常に対向した状態と
なり、ミネラル水Mを供給してもこぼれることなくスム
ーズに容器4内に吐出することができる。
【0054】把持部117の保持板171の両側には上
片175及び下片176を貫通する形で固定軸185が
固定されており、この固定軸185の上下部にそれぞれ
円弧状のリンク186が回動自在に配置してある。容器
4の両側面を面接触して挟持する押さえ板187、18
7の外側面の上下にはそれぞれ接続片188が固着され
ていて、この接続片188と左右上下のリンク186の
一端とがそれぞれ回動自在に連結されている。上記プル
バー138と固定される断面がコ字型の駆動板172の
両側には軸190が固定されており、この両側の軸19
0と左右上下のリンク186の他端とが回動自在にそれ
ぞれ連結されている。
片175及び下片176を貫通する形で固定軸185が
固定されており、この固定軸185の上下部にそれぞれ
円弧状のリンク186が回動自在に配置してある。容器
4の両側面を面接触して挟持する押さえ板187、18
7の外側面の上下にはそれぞれ接続片188が固着され
ていて、この接続片188と左右上下のリンク186の
一端とがそれぞれ回動自在に連結されている。上記プル
バー138と固定される断面がコ字型の駆動板172の
両側には軸190が固定されており、この両側の軸19
0と左右上下のリンク186の他端とが回動自在にそれ
ぞれ連結されている。
【0055】図16はボトル反転装置49を制御するた
めのブロック図を示し、制御部100は図10の場合と
同じである。上記定圧シリンダー156には所定の圧力
になったことを検出する圧力センサー195が設けてあ
る。また、制御部100内には、ギアードモータ152
を正転、逆転に駆動制御するモータ駆動部196、他方
のギアードモータ153を正転、逆転に駆動制御するモ
ータ駆動部197、I/Oインターフェース198等が
設けられている。
めのブロック図を示し、制御部100は図10の場合と
同じである。上記定圧シリンダー156には所定の圧力
になったことを検出する圧力センサー195が設けてあ
る。また、制御部100内には、ギアードモータ152
を正転、逆転に駆動制御するモータ駆動部196、他方
のギアードモータ153を正転、逆転に駆動制御するモ
ータ駆動部197、I/Oインターフェース198等が
設けられている。
【0056】次に、このボトル反転装置49の動作につ
いて説明する。まず、需要者が持参したペットボトル状
の容器4を図14に示すように、その容器4のくびれ部
4aを介してネックホルダー178、179の間に装着
する。そして、図16に示す前面操作部7の操作ボタン
74(この場合、1.5リットル(図7参照))を押操
作すると、ネックホルダー178、179にて装着され
ている容器4の両側から把持部117の押さえ板187
にて挟持する動作が行なわれる。前面操作部7からの信
号を受けた制御部100では、モータ駆動部196を介
してギアードモータ152を駆動する。ギアードモータ
152が回転すると引っ張りチェーン155が引っ張ら
れて定圧シリンダー156を引っ張る。この定圧シリン
ダー156によりロッド157が引っ張られてプルレバ
ー143を戻しバネ151の引っ張り力に抗して軸14
5を支点として回動させる。
いて説明する。まず、需要者が持参したペットボトル状
の容器4を図14に示すように、その容器4のくびれ部
4aを介してネックホルダー178、179の間に装着
する。そして、図16に示す前面操作部7の操作ボタン
74(この場合、1.5リットル(図7参照))を押操
作すると、ネックホルダー178、179にて装着され
ている容器4の両側から把持部117の押さえ板187
にて挟持する動作が行なわれる。前面操作部7からの信
号を受けた制御部100では、モータ駆動部196を介
してギアードモータ152を駆動する。ギアードモータ
152が回転すると引っ張りチェーン155が引っ張ら
れて定圧シリンダー156を引っ張る。この定圧シリン
ダー156によりロッド157が引っ張られてプルレバ
ー143を戻しバネ151の引っ張り力に抗して軸14
5を支点として回動させる。
【0057】プルレバー143が図12において時計方
向に回転すると、プルレバー143の係止部146によ
りプルバー138が引っ張られる。この時、プルレバー
143の穴147と軸部148とは遊嵌しているので、
プルバー138は回転ギア126の貫通孔134の軸方
向に沿って図12の右方にスライドすることになる。プ
ルバー138が引っ張られると、プルバー138と連結
している駆動板172が引っ張られる。駆動板172が
引っ張られると、両側のリンク186が固定軸185を
軸として両リンク186が狭まる方向に回転する。これ
によりリンク186を回動自在に連結している両側の押
さえ板187が容器4の両側面に近づいていき、押さえ
板187が容器4の側面に接触する。この時、押さえ板
187とリンク186とは回動自在に連結しているの
で、押さえ板187は容器4の側面に対して常に平行と
なって、面接触している。
向に回転すると、プルレバー143の係止部146によ
りプルバー138が引っ張られる。この時、プルレバー
143の穴147と軸部148とは遊嵌しているので、
プルバー138は回転ギア126の貫通孔134の軸方
向に沿って図12の右方にスライドすることになる。プ
ルバー138が引っ張られると、プルバー138と連結
している駆動板172が引っ張られる。駆動板172が
引っ張られると、両側のリンク186が固定軸185を
軸として両リンク186が狭まる方向に回転する。これ
によりリンク186を回動自在に連結している両側の押
さえ板187が容器4の両側面に近づいていき、押さえ
板187が容器4の側面に接触する。この時、押さえ板
187とリンク186とは回動自在に連結しているの
で、押さえ板187は容器4の側面に対して常に平行と
なって、面接触している。
【0058】プルバー138が引っ張られていき、押さ
え板187がさらに容器4を挟持していくと、予め設定
していた圧力になった時に、圧力センサー195(図1
6参照)から信号が制御部100に入力され、これによ
りモータ駆動部196はギアードモータ152を停止さ
せる。したがって、容器4は両側の押さえ板187にて
常に一定の圧力にて挟持されている。ここで、図17は
押さえ板187が容器4を把持する前の状態を示し、図
18は両側の押さえ板187にて容器4を把持している
状態を示している。また、図19は図18の場合よりも
容器4が小さい場合を示し、容器4の大小に関係なく、
圧力センサー195により容器4を常に一定の圧力によ
り把持することができるようになっている。
え板187がさらに容器4を挟持していくと、予め設定
していた圧力になった時に、圧力センサー195(図1
6参照)から信号が制御部100に入力され、これによ
りモータ駆動部196はギアードモータ152を停止さ
せる。したがって、容器4は両側の押さえ板187にて
常に一定の圧力にて挟持されている。ここで、図17は
押さえ板187が容器4を把持する前の状態を示し、図
18は両側の押さえ板187にて容器4を把持している
状態を示している。また、図19は図18の場合よりも
容器4が小さい場合を示し、容器4の大小に関係なく、
圧力センサー195により容器4を常に一定の圧力によ
り把持することができるようになっている。
【0059】次に、容器4をネックホルダー178、1
79に装着し、押さえ板187にて容器4を把持してか
ら該容器4の内部を洗浄する動作について説明する。図
20は上述したネックホルダー178、179に容器4
を装着した状態を示している。また、図中の一点鎖線は
0.5リットルのボトルを示している。なお、押さえ板
187の形状は図13の場合と異なっているが、押さえ
板187自体の機能は同じである。また、図21は上述
したように容器4を押さえ板187にて挟持した状態を
示している(いわゆるボトルチャックが作動した状
態)。
79に装着し、押さえ板187にて容器4を把持してか
ら該容器4の内部を洗浄する動作について説明する。図
20は上述したネックホルダー178、179に容器4
を装着した状態を示している。また、図中の一点鎖線は
0.5リットルのボトルを示している。なお、押さえ板
187の形状は図13の場合と異なっているが、押さえ
板187自体の機能は同じである。また、図21は上述
したように容器4を押さえ板187にて挟持した状態を
示している(いわゆるボトルチャックが作動した状
態)。
【0060】上記の動作を終えた後に制御部100は、
図9及び図10に示すように、電磁弁42をオンして第
2の浄水器36からミネラル水Mを100cc注水す
る。この100ccを流量計41で検出し、100cc
を注水した時点で制御部100が電磁弁42をオフさせ
る。また、同時に切換弁90を制御してシリンダー85
の往復動作により塩素希釈液83を容器4内に注入す
る。ここで、切換弁90を制御して塩素希釈液83を注
入するためのシリンダー85の往復動作の回数である
が、上述したようにこのシリンダー85の1回の往復動
作にて塩素希釈液83を約2cc注入できるので、ミネ
ラル水Mが100ccに対しては塩素濃度を約1PPM
としている。容器4の洗浄の場合には、シリンダー85
の往復動作が1回でも良く、また、2回以上の往復動作
にて切換弁90を介して洗浄液としての塩素濃度を上げ
て、容器4内の殺菌能力を上げるようにしても良い。な
お、シリンダー85、84はモータ89により常時往復
動作の駆動がなされており、塩素希釈液83あるいは塩
素高濃度液81を注入する場合には、制御部100によ
り切換弁90、86を開閉制御して行なうようになって
いる。
図9及び図10に示すように、電磁弁42をオンして第
2の浄水器36からミネラル水Mを100cc注水す
る。この100ccを流量計41で検出し、100cc
を注水した時点で制御部100が電磁弁42をオフさせ
る。また、同時に切換弁90を制御してシリンダー85
の往復動作により塩素希釈液83を容器4内に注入す
る。ここで、切換弁90を制御して塩素希釈液83を注
入するためのシリンダー85の往復動作の回数である
が、上述したようにこのシリンダー85の1回の往復動
作にて塩素希釈液83を約2cc注入できるので、ミネ
ラル水Mが100ccに対しては塩素濃度を約1PPM
としている。容器4の洗浄の場合には、シリンダー85
の往復動作が1回でも良く、また、2回以上の往復動作
にて切換弁90を介して洗浄液としての塩素濃度を上げ
て、容器4内の殺菌能力を上げるようにしても良い。な
お、シリンダー85、84はモータ89により常時往復
動作の駆動がなされており、塩素希釈液83あるいは塩
素高濃度液81を注入する場合には、制御部100によ
り切換弁90、86を開閉制御して行なうようになって
いる。
【0061】図22は、100ccのミネラル水Mに塩
素希釈液83を加えた洗浄液として容器4内に注水した
状態を示している。次に、制御部100により容器4を
回転させて容器4内の洗浄を行なうが、ここで、図22
の状態で支持体120の外側面に配置したリミットスイ
ッチ122、123、124が、回転ギア126のピン
129、130、131と接触してリミットスイッチ1
22〜124からHレベル又はLレベルの信号を制御部
100へ出力しているとする。容器4に洗浄液を注水
後、制御部100はモータ駆動部197を駆動してモー
タ153を回転駆動させる。モータ153が回転すると
チェーン163により回転ギア126が回転する。プル
バー138と回転ギア126とは、プルバー138の突
条141と回転ギア126の溝135とが係合している
ので、回転ギア126の回転によりプルバー138も同
時に回転する。
素希釈液83を加えた洗浄液として容器4内に注水した
状態を示している。次に、制御部100により容器4を
回転させて容器4内の洗浄を行なうが、ここで、図22
の状態で支持体120の外側面に配置したリミットスイ
ッチ122、123、124が、回転ギア126のピン
129、130、131と接触してリミットスイッチ1
22〜124からHレベル又はLレベルの信号を制御部
100へ出力しているとする。容器4に洗浄液を注水
後、制御部100はモータ駆動部197を駆動してモー
タ153を回転駆動させる。モータ153が回転すると
チェーン163により回転ギア126が回転する。プル
バー138と回転ギア126とは、プルバー138の突
条141と回転ギア126の溝135とが係合している
ので、回転ギア126の回転によりプルバー138も同
時に回転する。
【0062】プルバー138と駆動板172、回転ギア
126と保持板171とはそれぞれねじ止めで固定され
ているので、回転ギア126の回転により把持部117
全体が回転する。なお、プルバー138が回転しても、
軸部148に対して穴147は遊嵌しているので、プル
レバー143自体は回転せず、その状態を維持してい
る。
126と保持板171とはそれぞれねじ止めで固定され
ているので、回転ギア126の回転により把持部117
全体が回転する。なお、プルバー138が回転しても、
軸部148に対して穴147は遊嵌しているので、プル
レバー143自体は回転せず、その状態を維持してい
る。
【0063】次に、リミットスイッチ123と124か
らの信号が制御部100に入力されるまでモータ153
は回転を続ける。このリミットスイッチ123と124
からの信号が入力される位置、つまり図23に示すよう
に、回転ギア126が90度反時計方向に回転した時点
で、つまり容器4が90度反時計方向に回転した時点
で、回転ギア126のピン129と130とが上記リミ
ットスイッチ123と124に接触して信号を出力す
る。この信号を受けた制御部100は、モータ駆動部1
97を制御してモータ153を逆転させる。次に、リミ
ットスイッチ122と124からの信号が制御部100
に入力されるまで、モータ153は逆転し、容器4は時
計方向に回転する。図23の状態から図24に示すよう
に容器4が180度回転し、さらにリミットスイッチ1
22と124からの信号が制御部100に入力されるま
で回転し続ける。
らの信号が制御部100に入力されるまでモータ153
は回転を続ける。このリミットスイッチ123と124
からの信号が入力される位置、つまり図23に示すよう
に、回転ギア126が90度反時計方向に回転した時点
で、つまり容器4が90度反時計方向に回転した時点
で、回転ギア126のピン129と130とが上記リミ
ットスイッチ123と124に接触して信号を出力す
る。この信号を受けた制御部100は、モータ駆動部1
97を制御してモータ153を逆転させる。次に、リミ
ットスイッチ122と124からの信号が制御部100
に入力されるまで、モータ153は逆転し、容器4は時
計方向に回転する。図23の状態から図24に示すよう
に容器4が180度回転し、さらにリミットスイッチ1
22と124からの信号が制御部100に入力されるま
で回転し続ける。
【0064】そして、図25に示すように、容器4の開
口部が下面にくる位置、つまり、回転ギア126のピン
129と131とがリミットスイッチ122と124に
接触して、信号を出力すると、この信号を受けた制御部
100はモータ駆動部197を制御してモータ153を
停止させる。ここで、容器4の洗浄液(100ccのミ
ネラル水M)を排水する必要があるので、排水に要する
所定の時間、図25の状態を保つようにモータ153を
停止させている。
口部が下面にくる位置、つまり、回転ギア126のピン
129と131とがリミットスイッチ122と124に
接触して、信号を出力すると、この信号を受けた制御部
100はモータ駆動部197を制御してモータ153を
停止させる。ここで、容器4の洗浄液(100ccのミ
ネラル水M)を排水する必要があるので、排水に要する
所定の時間、図25の状態を保つようにモータ153を
停止させている。
【0065】所定の時間経過後、元の状態、つまり、リ
ミットスイッチ122〜124からの信号が入力される
位置になるまで、モータ153が逆転駆動される。回転
ギア126が逆転して、3つのピン129〜131がリ
ミットスイッチ122〜124にそれぞれ接触する位置
にきた時に、リミットスイッチ122〜124からの信
号を受けた制御部100はモータ153を停止させて、
図26に示すように、容器4を立設させた状態にする。
そして、前面操作部7で操作した量だけのミネラル水M
を容器4に注入するために、電磁弁42がオンする。需
要者が操作した量だけ容器4に注入されると、その流量
は流量計41にて計測されているので、流量計41から
の信号を受けた制御部100は電磁弁42をオフし、ミ
ネラル水Mの注入を停止する。
ミットスイッチ122〜124からの信号が入力される
位置になるまで、モータ153が逆転駆動される。回転
ギア126が逆転して、3つのピン129〜131がリ
ミットスイッチ122〜124にそれぞれ接触する位置
にきた時に、リミットスイッチ122〜124からの信
号を受けた制御部100はモータ153を停止させて、
図26に示すように、容器4を立設させた状態にする。
そして、前面操作部7で操作した量だけのミネラル水M
を容器4に注入するために、電磁弁42がオンする。需
要者が操作した量だけ容器4に注入されると、その流量
は流量計41にて計測されているので、流量計41から
の信号を受けた制御部100は電磁弁42をオフし、ミ
ネラル水Mの注入を停止する。
【0066】次に、所定量のミネラル水Mの注入が終わ
ると、制御部100はモータ152を逆転し、定圧シリ
ンダー156に対する引っ張りチェーン155の引っ張
り力を解除する。これによりプルレバー143は戻しバ
ネ151の復帰力により復帰し、プルバー138もスラ
イドしながら元の位置に復帰する。プルバー138が前
方へとスライド復帰すると、駆動板172も前に押され
る。駆動板172が前に押されると、左右のリンク18
6は固定軸185を軸として開く方向に回転する。この
リンク186の回転により両側の押さえ板187が容器
4から離れることになる(図27参照)。
ると、制御部100はモータ152を逆転し、定圧シリ
ンダー156に対する引っ張りチェーン155の引っ張
り力を解除する。これによりプルレバー143は戻しバ
ネ151の復帰力により復帰し、プルバー138もスラ
イドしながら元の位置に復帰する。プルバー138が前
方へとスライド復帰すると、駆動板172も前に押され
る。駆動板172が前に押されると、左右のリンク18
6は固定軸185を軸として開く方向に回転する。この
リンク186の回転により両側の押さえ板187が容器
4から離れることになる(図27参照)。
【0067】そして、需要者がミネラル水自動販売装置
1の扉3をあけて容器4をそのまま引き出すことで、ネ
ックホルダー178、179から容器4を容易に取り出
すことができる。
1の扉3をあけて容器4をそのまま引き出すことで、ネ
ックホルダー178、179から容器4を容易に取り出
すことができる。
【0068】ここで、容器4の回転による洗浄を行なう
場合、把持部117の回転制御は上記の方法に限られる
ものではない。例えば、ギアードモータ152、153
の変わりに、パルスモータを使用し、所定の回転角度に
対応したパルス数を印加して、正転、逆転の制御を行な
うようにしても良い。
場合、把持部117の回転制御は上記の方法に限られる
ものではない。例えば、ギアードモータ152、153
の変わりに、パルスモータを使用し、所定の回転角度に
対応したパルス数を印加して、正転、逆転の制御を行な
うようにしても良い。
【0069】次に、ボトル反転装置49の他の実施の形
態を図28〜図30により説明する。隔壁板116の前
面に軸受201が固定され、この軸受201の内部に同
心円状に回転体202とロッド203とが装着されてい
る。ロッド203の基部はモータ204の出力と連結さ
れ、ロッド203の先端部は把持部117の保持板21
2にねじ止め等で連結固定されている。回転体202の
基部側の歯車205は、モータ206の出力軸と連結し
ているギア207と噛合している。また、回転体202
の先端の周囲にはピニオン210が螺刻されている。
態を図28〜図30により説明する。隔壁板116の前
面に軸受201が固定され、この軸受201の内部に同
心円状に回転体202とロッド203とが装着されてい
る。ロッド203の基部はモータ204の出力と連結さ
れ、ロッド203の先端部は把持部117の保持板21
2にねじ止め等で連結固定されている。回転体202の
基部側の歯車205は、モータ206の出力軸と連結し
ているギア207と噛合している。また、回転体202
の先端の周囲にはピニオン210が螺刻されている。
【0070】保持板212は略L型に形成されており、
保持板212の上面には先の実施の形態と同様のネック
ホルダー178、179が設けられている。保持板21
2の背面の両側には一対の支持体213が配設されてお
り、この支持体213の上下方向に該支持体213を横
方向に貫通自在に一対のスライド軸214と、支持棒2
15とが設けられている。なお、保持板212は略L型
に形成しているが、先の実施の形態の場合と同様に断面
を略コ字型に形成しても良い。保持板212の両側には
平板状の側板216がそれぞれ配置され、この側板21
6の後部にスライド軸214及び支持棒215がそれぞ
れ固着され、これらスライド軸214及び支持棒215
の先端は自由端となっている。したがって保持板212
の両側からスライド軸214及び支持棒215が支持体
213に対して挿通自在となっているので、保持板21
2は横方向にスライド自在となっている。
保持板212の上面には先の実施の形態と同様のネック
ホルダー178、179が設けられている。保持板21
2の背面の両側には一対の支持体213が配設されてお
り、この支持体213の上下方向に該支持体213を横
方向に貫通自在に一対のスライド軸214と、支持棒2
15とが設けられている。なお、保持板212は略L型
に形成しているが、先の実施の形態の場合と同様に断面
を略コ字型に形成しても良い。保持板212の両側には
平板状の側板216がそれぞれ配置され、この側板21
6の後部にスライド軸214及び支持棒215がそれぞ
れ固着され、これらスライド軸214及び支持棒215
の先端は自由端となっている。したがって保持板212
の両側からスライド軸214及び支持棒215が支持体
213に対して挿通自在となっているので、保持板21
2は横方向にスライド自在となっている。
【0071】図28に示すように、保持板212の内側
にはスプリング等の弾接材220を介して押さえ板21
7が設けられている。そして、保持板212と押さえ板
217との間には感圧素子221がそれぞれ介設されて
いる。上記上下のスライド軸214の対向面にはラック
222が軸方向に沿って螺刻されており、この上下のラ
ック222に回転体202のピニオン210が噛合する
ようになっている。
にはスプリング等の弾接材220を介して押さえ板21
7が設けられている。そして、保持板212と押さえ板
217との間には感圧素子221がそれぞれ介設されて
いる。上記上下のスライド軸214の対向面にはラック
222が軸方向に沿って螺刻されており、この上下のラ
ック222に回転体202のピニオン210が噛合する
ようになっている。
【0072】今、モータ206を回転させると、ギア2
07が回転し、このギア207の回転により回転体20
2が回転する。回転体202の回転によりピニオン21
0が回転し、このピニオン210の回転が図28に示す
矢印方向に回転するとすれば、ピニオン210と噛合し
ているラック222はスライドする。すなわち、図28
の左側の側板216は右方にスライドし、右側の側板2
16は左方にスライドすることで、互いに狭まる両側の
押さえ板217が容器4(図示せず)を把持することに
なる。さらにモータ206を回転させて押さえ板217
にて容器4を挟持していくと、押さえ板217の容器4
への挟持する圧力を感圧素子221が検出する。
07が回転し、このギア207の回転により回転体20
2が回転する。回転体202の回転によりピニオン21
0が回転し、このピニオン210の回転が図28に示す
矢印方向に回転するとすれば、ピニオン210と噛合し
ているラック222はスライドする。すなわち、図28
の左側の側板216は右方にスライドし、右側の側板2
16は左方にスライドすることで、互いに狭まる両側の
押さえ板217が容器4(図示せず)を把持することに
なる。さらにモータ206を回転させて押さえ板217
にて容器4を挟持していくと、押さえ板217の容器4
への挟持する圧力を感圧素子221が検出する。
【0073】感圧素子221からの信号が予め設定して
いる圧力値になった場合には、モータ206の駆動を停
止し、押さえ板217にて容器4の挟持を維持する。そ
して、この状態のままで、把持部117を先の実施の形
態の場合と同様に回転させて、容器4の内部を殺菌洗浄
するようにしている。把持部117の回転角度の検出
や、該検出によるモータ制御は先の実施の形態と同様に
行なうことができるので、詳細な説明は省略する。
いる圧力値になった場合には、モータ206の駆動を停
止し、押さえ板217にて容器4の挟持を維持する。そ
して、この状態のままで、把持部117を先の実施の形
態の場合と同様に回転させて、容器4の内部を殺菌洗浄
するようにしている。把持部117の回転角度の検出
や、該検出によるモータ制御は先の実施の形態と同様に
行なうことができるので、詳細な説明は省略する。
【0074】ここで、把持部117を回転駆動するの
は、ロッド203と連結されているモータ204であ
り、モータ204を回転させると、ロッド203が保持
板212と固定されているので、保持板212はモータ
204の回転に応じて回転することになる。この時、モ
ータ204のみを回転させると、図28のAの部分に示
すラック222とピニオン210の噛み合いにおいて、
ピニオン210側は回転せずにラック222側が回転す
るので、ラック222とピニオン210の噛み合いがず
れてくる。この場合、押さえ板217の押圧力が弱まる
方向にずれると、押さえ板217から容器4が脱落した
り、あるいは押さえ板217の押圧力が強まる方向にず
れると、容器4を変形させたりする恐れがある。
は、ロッド203と連結されているモータ204であ
り、モータ204を回転させると、ロッド203が保持
板212と固定されているので、保持板212はモータ
204の回転に応じて回転することになる。この時、モ
ータ204のみを回転させると、図28のAの部分に示
すラック222とピニオン210の噛み合いにおいて、
ピニオン210側は回転せずにラック222側が回転す
るので、ラック222とピニオン210の噛み合いがず
れてくる。この場合、押さえ板217の押圧力が弱まる
方向にずれると、押さえ板217から容器4が脱落した
り、あるいは押さえ板217の押圧力が強まる方向にず
れると、容器4を変形させたりする恐れがある。
【0075】そこで、この実施の形態では、モータ20
4を回転させる場合には、これに同期してモータ206
をモータ204とは1対1の割合で逆回転させて、ラッ
ク222とピニオン210との噛み合いを変えないよう
にしている。したがって、把持部117を回転させて、
容器4の内部を洗浄する場合にも、容器4が押さえ板2
17から脱落したり、あるいは変形するということもな
いものである。
4を回転させる場合には、これに同期してモータ206
をモータ204とは1対1の割合で逆回転させて、ラッ
ク222とピニオン210との噛み合いを変えないよう
にしている。したがって、把持部117を回転させて、
容器4の内部を洗浄する場合にも、容器4が押さえ板2
17から脱落したり、あるいは変形するということもな
いものである。
【0076】上述のようにして構成されるミネラル水自
動販売装置1において、需要者は任意の大きさの容器4
を持参し、まず、扉3をあけて容器4のくびれ部4aの
部分をネックホルダー178、179の間に挿入して、
容器4をネックホルダー178、179に装着する。容
器4の装着後、所望量が例えば容器4の大きさに応じた
1.5リットルであれば、前面操作部7の操作ボタン7
4を押操作する。すると、ミネラル水自動販売装置1は
容器4の殺菌洗浄動作に入り、先ず第2の浄水器36か
ら100ccのミネラル水Mを容器4に注水するととも
に、タンク82から切換弁90を介して適度な量の塩素
希釈液83が容器4に注入される。
動販売装置1において、需要者は任意の大きさの容器4
を持参し、まず、扉3をあけて容器4のくびれ部4aの
部分をネックホルダー178、179の間に挿入して、
容器4をネックホルダー178、179に装着する。容
器4の装着後、所望量が例えば容器4の大きさに応じた
1.5リットルであれば、前面操作部7の操作ボタン7
4を押操作する。すると、ミネラル水自動販売装置1は
容器4の殺菌洗浄動作に入り、先ず第2の浄水器36か
ら100ccのミネラル水Mを容器4に注水するととも
に、タンク82から切換弁90を介して適度な量の塩素
希釈液83が容器4に注入される。
【0077】そして、ボトル反転装置49が駆動して、
容器4をまず右回転、そして左回転させ、さらに容器4
の注水口を下方にして、ミネラル水Mと少量の塩素希釈
液83からなる洗浄液を排水する。これにより自宅で水
道水で洗浄した容器4であっても、ミネラル水自動販売
装置1により再度容器4の内部が洗浄されて、容器4の
内部は殺菌されることになる。したがって、ミネラル水
Mが注水される前に容器4は完全に殺菌処理されること
になる。洗浄液を排水後、容器4は元の状態に復帰し、
操作ボタン74の注水量に応じたミネラル水Mが第2の
浄水器36から電磁弁42を介して注水される。これに
より、容器4内のミネラル水Mは無菌状態となってい
る。したがって、このまま家庭に持ち帰ってしばらく放
置しておいても、容器4内において雑菌の繁殖を防止す
ることができる。
容器4をまず右回転、そして左回転させ、さらに容器4
の注水口を下方にして、ミネラル水Mと少量の塩素希釈
液83からなる洗浄液を排水する。これにより自宅で水
道水で洗浄した容器4であっても、ミネラル水自動販売
装置1により再度容器4の内部が洗浄されて、容器4の
内部は殺菌されることになる。したがって、ミネラル水
Mが注水される前に容器4は完全に殺菌処理されること
になる。洗浄液を排水後、容器4は元の状態に復帰し、
操作ボタン74の注水量に応じたミネラル水Mが第2の
浄水器36から電磁弁42を介して注水される。これに
より、容器4内のミネラル水Mは無菌状態となってい
る。したがって、このまま家庭に持ち帰ってしばらく放
置しておいても、容器4内において雑菌の繁殖を防止す
ることができる。
【0078】なお、容器4にミネラル水Mを注水後は、
容器4を手前に引き出すことで、ネックホルダー17
8、179から容器4を簡単に取り外すことができる。
容器4を手前に引き出すことで、ネックホルダー17
8、179から容器4を簡単に取り外すことができる。
【0079】ところで、上記ミネラル水自動販売装置1
は、その内部にボトル反転装置49による容器4の洗浄
装置を備えていることにより、上記とは別の以下に示す
ような効果を発揮するものである。すなわち、ミネラル
水自動販売装置1を設置している近傍(例えば、近くの
ガソリンスタンド、コンビニアンスストアーなどの販売
店、あるいは病院に設置している場合には近くの売店な
ど)に容器4を販売している場合、需要者は販売店から
購入した容器4を洗ってミネラル水Mを所望したい場合
がある。もちろん、販売されている容器4は出荷前に殺
菌処理が施されているものの、人間の心理としては、使
用する前に一度は容器4の内部を洗浄したいものであ
る。そこで、販売店で容器4を購入して直ぐにミネラル
水自動販売装置1でミネラル水Mを注水する場合であっ
ても、本来のミネラル水Mの注水の前に容器4を殺菌洗
浄するために、需要者の心理的な満足感を満たすことが
できるとともに、新しい容器4であっても完全に殺菌処
理を施すことができるようになっている。
は、その内部にボトル反転装置49による容器4の洗浄
装置を備えていることにより、上記とは別の以下に示す
ような効果を発揮するものである。すなわち、ミネラル
水自動販売装置1を設置している近傍(例えば、近くの
ガソリンスタンド、コンビニアンスストアーなどの販売
店、あるいは病院に設置している場合には近くの売店な
ど)に容器4を販売している場合、需要者は販売店から
購入した容器4を洗ってミネラル水Mを所望したい場合
がある。もちろん、販売されている容器4は出荷前に殺
菌処理が施されているものの、人間の心理としては、使
用する前に一度は容器4の内部を洗浄したいものであ
る。そこで、販売店で容器4を購入して直ぐにミネラル
水自動販売装置1でミネラル水Mを注水する場合であっ
ても、本来のミネラル水Mの注水の前に容器4を殺菌洗
浄するために、需要者の心理的な満足感を満たすことが
できるとともに、新しい容器4であっても完全に殺菌処
理を施すことができるようになっている。
【0080】また、先の実施の形態においては、容器4
をネックホルダー178、179にて装着していたが、
図示するように保持板171(図13参照)を断面をコ
字型にしておくことで、保持板171の下片176の上
に容器4を載置し、その状態で押さえ板187にて容器
4を把持ないし挟持することで、ネックホルダー17
8、179を不要にして、構成を簡素化することもでき
る。また、保持板171を断面をL型にした場合には、
ネックホルダー178、179は必要な構成部材とな
る。なお、図13に示す分解斜視図の場合と、他の図に
おいては、厳密には同じように記載されていないが、各
構成部材の機能は同じである。
をネックホルダー178、179にて装着していたが、
図示するように保持板171(図13参照)を断面をコ
字型にしておくことで、保持板171の下片176の上
に容器4を載置し、その状態で押さえ板187にて容器
4を把持ないし挟持することで、ネックホルダー17
8、179を不要にして、構成を簡素化することもでき
る。また、保持板171を断面をL型にした場合には、
ネックホルダー178、179は必要な構成部材とな
る。なお、図13に示す分解斜視図の場合と、他の図に
おいては、厳密には同じように記載されていないが、各
構成部材の機能は同じである。
【0081】上記の保持板171をコ字型とした場合に
は、以下に示すような他の利点もある。容器4をネック
ホルダー178、179にて保持する場合、容器4の大
きさが図示例のように1.5リットルまでの場合にはネ
ックホルダー178、179の強度はそれほど必要では
ないが、容器4の容量が20リットルといった大型の場
合には、ネックホルダー178、179で保持するには
少し難が生じる恐れがある。そこで、保持板171を単
にコ字型にしておくことで、その下片176に大型の容
器4をも載置することができ、そのまま押さえ板187
にて把持してボトル反転装置49に回転洗浄するように
しても良い。
は、以下に示すような他の利点もある。容器4をネック
ホルダー178、179にて保持する場合、容器4の大
きさが図示例のように1.5リットルまでの場合にはネ
ックホルダー178、179の強度はそれほど必要では
ないが、容器4の容量が20リットルといった大型の場
合には、ネックホルダー178、179で保持するには
少し難が生じる恐れがある。そこで、保持板171を単
にコ字型にしておくことで、その下片176に大型の容
器4をも載置することができ、そのまま押さえ板187
にて把持してボトル反転装置49に回転洗浄するように
しても良い。
【0082】ところで、ミネラル水自動販売装置1は、
自動販売機であるので、お金の投入口(含む釣銭口な
ど)は前面パネル6側に配設されているが、この構成は
本発明の要旨ではないので、説明は省略する。また、1
つの需要者が使用する場合、所定の期間の使用量の総計
に応じた料金を払うようにした場合には、お金の投入口
の構成は省くこともできるようになっている。
自動販売機であるので、お金の投入口(含む釣銭口な
ど)は前面パネル6側に配設されているが、この構成は
本発明の要旨ではないので、説明は省略する。また、1
つの需要者が使用する場合、所定の期間の使用量の総計
に応じた料金を払うようにした場合には、お金の投入口
の構成は省くこともできるようになっている。
【0083】次に、通常は使用されないが、長く使用し
た場合には、第2の活水器34内には麦飯石の粉末状の
ミネラル溶出素材71が貯留しすぎるので、第2の活水
器34の内部を洗浄する必要がある。そこで、三方弁3
3を切り換え、図4に示す逆洗水取り入れバルブ14を
開放して、この逆洗水取り入れバルブ14から三方弁3
3を介して水道水Wを第2の活水器34に流し込む。こ
の場合、水道水Wは第2の活水器34のパイプ(図示せ
ず)内の上部から注水されてパイプの下部から噴出され
るので、その噴出した水道水Wが麦飯石の小石などの堆
積している粉末状のミネラル溶出素材71を洗浄する。
そして麦飯石を洗い流した水道水Wは、三方弁33、ホ
ース53を介して排水用蛇口51から排水される。そし
て、排水用蛇口51からは、シンク54、ホース55を
介して外部へ排水されることになる。第2の活水器34
の洗浄後は、三方弁33を元の状態に切り換えるととも
に、逆洗水取り入れバルブ14、排水用蛇口51を閉め
る。
た場合には、第2の活水器34内には麦飯石の粉末状の
ミネラル溶出素材71が貯留しすぎるので、第2の活水
器34の内部を洗浄する必要がある。そこで、三方弁3
3を切り換え、図4に示す逆洗水取り入れバルブ14を
開放して、この逆洗水取り入れバルブ14から三方弁3
3を介して水道水Wを第2の活水器34に流し込む。こ
の場合、水道水Wは第2の活水器34のパイプ(図示せ
ず)内の上部から注水されてパイプの下部から噴出され
るので、その噴出した水道水Wが麦飯石の小石などの堆
積している粉末状のミネラル溶出素材71を洗浄する。
そして麦飯石を洗い流した水道水Wは、三方弁33、ホ
ース53を介して排水用蛇口51から排水される。そし
て、排水用蛇口51からは、シンク54、ホース55を
介して外部へ排水されることになる。第2の活水器34
の洗浄後は、三方弁33を元の状態に切り換えるととも
に、逆洗水取り入れバルブ14、排水用蛇口51を閉め
る。
【0084】ここで、本ミネラル水自動販売装置1にお
けるミネラル水Mを生成する場合の原水を公営水道水W
としているので、ミネラル水自動販売装置1内に送り込
まれる水は、すでに殺菌処理されているものである。し
たがって、ミネラル水自動販売装置1に流入される前の
水に対しては塩素滴下装置47による殺菌処理を施す必
要はない。しかしながら、井戸水や湧き水をポンプで汲
み上げて、これをミネラル水Mの原水とした場合には、
雑菌などで汚染されている可能性がある。そこで、原水
を井戸水や湧き水等とする場合には、本発明の塩素滴下
装置47をミネラル水自動販売装置1に流入する前に付
加して、原水を塩素殺菌するという前処理の段階で塩素
滴下装置47を適用するようにしても良い。特に、熱
帯、亜熱帯地方の国において本ミネラル水自動販売装置
1を設置する場合には、非常に有効な手段となる。
けるミネラル水Mを生成する場合の原水を公営水道水W
としているので、ミネラル水自動販売装置1内に送り込
まれる水は、すでに殺菌処理されているものである。し
たがって、ミネラル水自動販売装置1に流入される前の
水に対しては塩素滴下装置47による殺菌処理を施す必
要はない。しかしながら、井戸水や湧き水をポンプで汲
み上げて、これをミネラル水Mの原水とした場合には、
雑菌などで汚染されている可能性がある。そこで、原水
を井戸水や湧き水等とする場合には、本発明の塩素滴下
装置47をミネラル水自動販売装置1に流入する前に付
加して、原水を塩素殺菌するという前処理の段階で塩素
滴下装置47を適用するようにしても良い。特に、熱
帯、亜熱帯地方の国において本ミネラル水自動販売装置
1を設置する場合には、非常に有効な手段となる。
【0085】なお、上記の自動販売装置ではミネラル水
を販売する場合について説明しているが、ミネラル水だ
けに本発明が適用できるものではない。例えば、ジュー
ス、コーヒーなどの飲料水、また、ビールやワインなど
のお酒を自動販売装置にて計り売りをする場合に、本発
明の塩素滴下装置47、ボトル反転装置49等を適用す
ることができるものである。
を販売する場合について説明しているが、ミネラル水だ
けに本発明が適用できるものではない。例えば、ジュー
ス、コーヒーなどの飲料水、また、ビールやワインなど
のお酒を自動販売装置にて計り売りをする場合に、本発
明の塩素滴下装置47、ボトル反転装置49等を適用す
ることができるものである。
【0086】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のミネラル水生成
装置によれば、容器本体内に入れられた水により容器本
体内の粉末状のミネラル溶出素材が攪拌されて浮遊・混
濁状態となる。ミネラル溶出素材は粉末状のものを用い
ているために、同一の重量の礫状等の麦飯石と比べて表
面積が飛躍的に増大する。したがって、水と触れるミネ
ラル溶出素材全体の表面積は大となり、投入された水に
対するミネラル溶出素材からのミネラル成分の溶出及び
溶融有機物質の吸着処理が極めて短時間に行なうことが
できる。これによりミネラル水を連続して高速に生成す
ることができる。また、ミネラル溶出素材を容器本体内
に納装しているだけなので、ミネラル水の生成装置の構
成を簡素化できて、低コスト化が可能となる。また、濾
過手段により粉末状のミネラル溶出素材の流出を阻止す
ることができ、したがって、濁りのない澄んだ綺麗なミ
ネラル水を高速に生成することができる。これにより1
つの容器本体(活水器)によりミネラル水の生成と濾過
とを同時に行なうことができ、小型化などのミネラル水
生成装置の簡素化を図ることができる。特に、本発明の
ミネラル水生成装置を簡素化できるので、一般の家庭用
の浄水器として用いることができる。
装置によれば、容器本体内に入れられた水により容器本
体内の粉末状のミネラル溶出素材が攪拌されて浮遊・混
濁状態となる。ミネラル溶出素材は粉末状のものを用い
ているために、同一の重量の礫状等の麦飯石と比べて表
面積が飛躍的に増大する。したがって、水と触れるミネ
ラル溶出素材全体の表面積は大となり、投入された水に
対するミネラル溶出素材からのミネラル成分の溶出及び
溶融有機物質の吸着処理が極めて短時間に行なうことが
できる。これによりミネラル水を連続して高速に生成す
ることができる。また、ミネラル溶出素材を容器本体内
に納装しているだけなので、ミネラル水の生成装置の構
成を簡素化できて、低コスト化が可能となる。また、濾
過手段により粉末状のミネラル溶出素材の流出を阻止す
ることができ、したがって、濁りのない澄んだ綺麗なミ
ネラル水を高速に生成することができる。これにより1
つの容器本体(活水器)によりミネラル水の生成と濾過
とを同時に行なうことができ、小型化などのミネラル水
生成装置の簡素化を図ることができる。特に、本発明の
ミネラル水生成装置を簡素化できるので、一般の家庭用
の浄水器として用いることができる。
【0087】また、請求項2記載のミネラル水生成装置
によれば、焼成したミネラル溶出素材を用いることで、
ミネラル成分の溶出時間を極めて高速にすることがで
き、特にカルシウムイオンの濃度を飛躍的に高めること
ができる。
によれば、焼成したミネラル溶出素材を用いることで、
ミネラル成分の溶出時間を極めて高速にすることがで
き、特にカルシウムイオンの濃度を飛躍的に高めること
ができる。
【図1】本発明の実施の形態の活水器の拡大断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施の形態の図1のA−A断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の実施の形態の活水器内における稼働時
の濾過膜周辺の拡大断面図である。
の濾過膜周辺の拡大断面図である。
【図4】本発明の実施の形態のミネラル水生成装置を適
用したミネラル水自動販売装置の破断正面図である。
用したミネラル水自動販売装置の破断正面図である。
【図5】本発明の実施の形態のミネラル水自動販売装置
の破断側面図である。
の破断側面図である。
【図6】本発明の実施の形態のミネラル水自動販売装置
の平面図である。
の平面図である。
【図7】本発明の実施の形態のミネラル水自動販売装置
の前面操作部の拡大正面図である。
の前面操作部の拡大正面図である。
【図8】本発明の実施の形態のミネラル水自動販売装置
のフロー図を兼ねたブロック図である。
のフロー図を兼ねたブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態の容器に塩素を滴下する場
合のブロック構成図である。
合のブロック構成図である。
【図10】本発明の実施の形態の容器に塩素を滴下する
場合の制御ブロックである。
場合の制御ブロックである。
【図11】本発明の実施の形態の蛇口部の破断拡大断面
図である。
図である。
【図12】本発明の実施の形態のボトル反転装置を側面
から見た図である。
から見た図である。
【図13】本発明の実施の形態のボトル反転装置の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図14】(a)は本発明の実施の形態のネックホルダ
ーに容器のくびれ部を挿入する状態を示す図である。
(b)は本発明の実施の形態のネックホルダーに容器を
装着した状態を示す図である。
ーに容器のくびれ部を挿入する状態を示す図である。
(b)は本発明の実施の形態のネックホルダーに容器を
装着した状態を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態のネックホルダーに小形
の容器を装着した状態を示す図である。
の容器を装着した状態を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態のボトル反転装置の動作
の制御部分を示すブロック図である。
の制御部分を示すブロック図である。
【図17】本発明の実施の形態の容器を両側から挟持す
る前の状態を示す図である。
る前の状態を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態の容器を両側から挟持し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態の小形の容器を両側から
挟持した状態を示す図である。
挟持した状態を示す図である。
【図20】本発明の実施の形態の容器をネックホルダー
に装着した状態を示す図である。
に装着した状態を示す図である。
【図21】本発明の実施の形態の容器を両側から挟持し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図22】本発明の実施の形態の容器に洗浄液を注水し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図23】本発明の実施の形態の容器を右回転させた状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図24】本発明の実施の形態の容器を左回転させた状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図25】本発明の実施の形態の容器から洗浄液を排水
させている状態を示す図である。
させている状態を示す図である。
【図26】本発明の実施の形態の容器にミネラル水を注
水している状態を示す図である。
水している状態を示す図である。
【図27】本発明の実施の形態のミネラル水の注水後に
容器を挟持するのを解除した状態を示す図である。
容器を挟持するのを解除した状態を示す図である。
【図28】本発明のボトル反転装置の他の実施の形態の
要部正面図である。
要部正面図である。
【図29】本発明のボトル反転装置の他の実施の形態の
断面図である。
断面図である。
【図30】本発明のボトル反転装置の他の実施の形態の
分解斜視図である。
分解斜視図である。
M ミネラル水 W 公営水道水 26 活水器 61 カセット 67 濾過膜(濾過手段) 71 ミネラル溶出素材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/68 540 C02F 1/68 540Z B01D 61/18 B01D 61/18 C02F 1/28 C02F 1/28 R 1/44 1/44 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 容器本体(61)と、この容器本体(6
1)内に所定量が納入され、該容器本体(61)内に入
れられた水(W)と浮遊・混濁状態を生成させる麦飯石
などのミネラル成分がバランスよく溶出し易い粉末状の
ミネラル溶出素材(71)と、浮遊・混濁している上記
ミネラル溶出素材(71)の流出を阻止してミネラル水
(M)のみを濾過させる濾過手段(67)とを備えてい
ることを特徴とするミネラル水生成装置。 - 【請求項2】 上記ミネラル溶出素材(71)を最大約
1000℃までの所定の温度で焼成し、この焼成後のミ
ネラル溶出素材(71)を容器本体(61)内に納入し
ていることを特徴とする請求項1記載のミネラル水生成
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21522896A JPH1034170A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | ミネラル水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21522896A JPH1034170A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | ミネラル水生成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1034170A true JPH1034170A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16668837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21522896A Pending JPH1034170A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | ミネラル水生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1034170A (ja) |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP21522896A patent/JPH1034170A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991102 |