JPH10341351A - データ処理方法および装置 - Google Patents

データ処理方法および装置

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JPH10341351A
JPH10341351A JP9149435A JP14943597A JPH10341351A JP H10341351 A JPH10341351 A JP H10341351A JP 9149435 A JP9149435 A JP 9149435A JP 14943597 A JP14943597 A JP 14943597A JP H10341351 A JPH10341351 A JP H10341351A
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JP9149435A
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Hideyuki Rengakuji
秀行 蓮覚寺
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少ないメモリ容量によってリアルタイムにデー
タの出力順序を変換することを可能とする。 【解決手段】アドレス発生器106は、画像データを記
憶するバッファメモリ105に対するアクセスアドレス
を生成する。生成されたアクセスアドレスによってバッ
ファメモリ105がアクセスされ、そこに格納された1
ピクセル分の画像データが読み出される。また、このア
クセスアドレスが指示する場所よりデータの読み取りを
行った直後に、ラスタ順序で順次入力される画像データ
の1ピクセル分のデータが保持される。アドレス発生器
106は、バッファメモリ105に記憶されたデータを
ブロック順次で読み出すべくアクセスアドレスを生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ処理方法およ
び装置に関し、特にデジタル画像データの圧縮、伸長処
理等に好適なデータ処理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像信号の圧縮には、DCT(D
iscrete Cosine Transform)が利用されている。図9は
DCTを行うに際しての画像データのブロック化を示す
図である。図9に示されるように、DCTを行うには画
像データをラスタ順からブロック順へ変換する必要があ
る。JPEGにおいては、このブロックの大きさが8×
8画素である。このため、JPEGなどにおいてラスタ
/ブロック変換を行うには、ラスタデータの8ライン分
の画像データを格納することが可能なバッファメモリを
必要とする。
【0003】しかしながら、リアルタイムに発生する画
像データを圧縮する場合には、ラスタ/ブロック変換を
行いながら発生する画像データを処理する必要がある。
そこで、一般には、図10に示す構成によってリアルタ
イムに発生する画像データの圧縮を行っている。
【0004】図10は一般的なラスタ/ブロック変換処
理の構成を示すブロック図である。以下、一般的なラス
タ/ブロック変換の動作を図10を参照して説明する。
【0005】図10において、1001はレンズ、シャ
ッタ、絞りなどから構成される光学ユニットである。1
002はCCDなどの撮像素子であり、1003は撮像
素子1002から出力される信号を処理してディジタル
画像データを出力する信号処理回路である。1004は
デジタル画像の8×H(ピクセル)の画像データを保持
することが可能な第1バッファメモリ、1005はデジ
タル画像の8×H(ピクセル)の画像データを保持する
ことが可能な第2バッファメモリである。ここで、Hは
1画面の水平方向1ライン分のピクセル数であり、第1
及び第2バッファメモリ1004、1005はそれぞれ
8ライン分の容量を有している。
【0006】1007は信号処理回路1003の出力先
を第1バッファメモリ1004または第2バッファメモ
リ1005のいずれかに選択するスイッチであり、10
08は第1バッファメモリ1004と第2バッファメモ
リ1005のいずれかの出力をDCT変換器1009へ
出力する選択するスイッチである。1006はスイッチ
1007とスイッチ1008の切り替えをコントロール
する切り替えコントローラである。
【0007】1009は2次元DCT変換を行い変換デ
ータを出力するDCT変換器であり、1010はDCT
変換器1009から出力される変換データを量子化する
量子化回路であり、1011は量子化された変換データ
の可変長符号化を行う符号化回路であり、1012は符
号化された情報を記憶するための記憶媒体である。
【0008】以上の構成において、ラスタ/ブロック変
換は、第1バッファメモリ1004及び第2バッファメ
モリ1005に対して画像データの書き込みアドレスと
読み出しアドレスをそれぞれ別に作成することによって
行う。
【0009】すなわち、第1バッファメモリ1004と
第2バッファメモリ1005に対する書き込みアドレス
は、 0,1,2,…,H−1,H,H+1,…,8H−1 という順序で作成する。つまり、N番目に作成される書
き込みアドレスAwrite(N)は、 Awrite(N)=NただしNは0≦N<8Hの自然
数 である。
【0010】これにたいして,第1バッファメモリ10
04と第2バッファメモリ1005に対する読み出しア
ドレスは、 0,1,2,…,7,H,H+1,H+2,…,H+
7,2H,2H+1,……,8H−1 という順序で作成する。つまり、N番目に作成される読
み出しアドレスAread(N)は、 Aread(N)=(Nmod8)+H×INT(N/
8) ただしNは0≦N<8Hの自然数である。
【0011】以上のAwrite(N)とAread
(N)の関係からラスタ/ブロック変換が行われること
になる。
【0012】第1バッファメモリ1004からDCT変
換器1009に画像データを読み出しているときは、切
り替えコントローラ1006によって信号処理回路10
03の出力が第2バッファメモリ1005に対して行わ
れるようにスイッチ1007が切替る。逆に、第2バッ
ファメモリ1005からDCT変換器1009に画像デ
ータを読み出しているときは、切り替えコントローラ1
006によって信号処理回路1003の出力がバッファ
メモリI1004に対して行われるようにスイッチ10
07がセットされる。
【0013】以上の動作によって、リアルタイムの圧縮
においてラスタ/ブロック変換を行っている。また、同
様の方法によってリアルタイムの伸長におけるブロック
/ラスタ変換を行っていた。
【0014】或いは,別の手法として、8Hのバッファ
メモリを1つのみで構成し、画像データの書き込みと読
み出しを8H周期で時分割に行っていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、ラスタ/ブロック変換を伴う圧縮/伸
長処理を用いてリアルタイムに画像を圧縮/伸長するた
めには、8Hの容量を持つバッファメモリが2つ必要と
なる。また、8H周期の時分割でデータの書き込みと読
み出しを行うように構成すれば、圧縮/伸長処理のリア
ルタイム性が犠牲となる。従って、リアルタイムに画像
を圧縮/伸長することは、コスト、消費電力、小型化の
観点から困難であった。
【0016】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、より少ないメモリ容量によってリアルタイムに
データの出力順序を変換することを可能とするデータ処
理装置および方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のデータ処理装置は以下の構成を備える。す
なわち、輝度データと色度データからなるデータを記憶
する記憶手段に対するアクセスアドレスを生成する生成
手段と、前記生成手段で生成されたアクセスアドレスで
前記記憶手段をアクセスし、そこに格納されたデータを
読み出す読出手段と、前記記憶手段の前記アクセスアド
レスで指定される領域において、前記読出手段によるデ
ータの読み出し後に、第1の順序で入力されるデータを
書き込む書込手段と、前記読出手段で読み出したデータ
を輝度データと色度データとに分離して出力する出力手
段とを備える。そして、前記生成手段は、前記書き込み
手段によって前記記憶手段に記憶されたデータを前記第
1の順序とは異なる第2の順序で読み出すべく前記アク
セスアドレスを生成する。
【0018】また、上記の目的を達成する本発明のデー
タ処理方法は、輝度データと色度データからなるデータ
を記憶する記憶手段に対するアクセスアドレスを生成す
る生成工程と、前記生成工程で生成されたアクセスアド
レスで前記記憶手段をアクセスし、そこに格納されたデ
ータを読み出す読出工程と、前記記憶手段の前記アクセ
スアドレスで指定される領域において、前記読出工程に
よるデータの読み出し後に、第1の順序で入力されるデ
ータを書き込む書込工程と、前記読出工程で読み出した
データを輝度データと色度データとに分離して出力する
出力工程とを備える。そして、前記生成工程では、前記
書き込み工程によって前記記憶手段に記憶されたデータ
を前記第1の順序とは異なる第2の順序で読み出すべく
前記アクセスアドレスを生成する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0020】図1は本実施形態による画像データ処理装
置の構成を示すブロック図である。図1中、101はレ
ンズ、シャッタ、絞りなどから構成される光学ユニット
であり、102はCCDなどの撮像素子である。103
は撮像素子102から出力される信号を処理して輝度信
号(Y)と色差信号(U/V)がそれぞれ8bitから
構成されるデジタル画像データを出力する信号処理回路
である。104は信号処理回路103の出力を一時的に
保持するFIFO(First In First Out)メモリである。
105はデジタル画像の水平8ライン分の画像データを
保持することが可能なバッファメモリである。なお、本
実施形態では、1画面の水平方向におけるピクセル数を
Hとし、バッファメモリ105は8H分のピクセルデー
タを記憶できるものとする。106はバッファメモリ1
05への書き込み及び読み出しを行うアドレスを生成す
るアドレス発生器である。107はバッファメモリ10
5の出力16bit中の下位8bit(色差信号)のデ
ータを出力する下位バイトバッファメモリである。
【0021】109は2次元DCT変換を行い変換デー
タを出力するDCT変換器である。また、108はDC
T変換器109への入力データを選択するためのスイッ
チである。110はDCT変換器109から出力される
変換データを量子化する量子化回路であり、111は量
子化回路110によって量子化された変換データの可変
長符号化を行う符号化回路であり、112は符号化され
た情報を記憶するための記憶媒体である。
【0022】信号処理回路103から出力される画像デ
ータは、偶数ピクセルと奇数ピクセルにおいて、それぞ
れ P(x,y)=上位8bitはY、下位8bitはU:
xが0以上の偶数 P(x,y)=上位8bitはY、下位8bitはV:
xが奇数 ただし、xはピクセルの水平位置、yはピクセルの垂直
位置である。この結果、信号処理回路103から出力さ
れる画像データは、時系列に(Y0,U0)、(Y1,
V0)、(Y2,U1)、(Y3,V1)、…となる。
つまり、輝度信号Yに対して色差信号U/Vは1/2に
間引きされている。
【0023】この画像データは、FIFOメモリ104
を経由してバッファメモリ105のアドレス発生器10
6が出力するアドレスに従って保持される。また、バッ
ファメモリ105に保持された画像データは、アドレス
発生器106が出力するアドレスに従って、当該アドレ
スに新たな画像データが書き込まれる前に読み出され
る。本実施形態においては、バッファメモリ105への
書き込みと読み出しのアドレスの作成方法、すなわちア
ドレス発生器106におけるアドレスの作成方法によっ
てラスタ/ブロック変換を行う。なお、本実施形態で
は、1ブロックは8×8ピクセルで構成されるものとし
て説明を行う。
【0024】バッファメモリ105から出力される画像
データをDCT変換器109に渡すには、まずスイッチ
108でY側(輝度信号側、すなわち上位8bit)を
選択する。この状態で、バッファメモリ108から画像
データを読み出すと、画像データの上位8bitにある
Y信号データがラスタ/ブロック変換されてDCT変換
器109に読み込まれる。また、これと同時に、画像デ
ータの下位8bitにあるU/V信号データ(下位8b
it)は、下位バイトバッファメモリ107に格納され
る。
【0025】図2は下位バイトバッファメモリ107の
構造を示すブロック図である。図2に示されるように、
下位バイトバッファメモり107において、U/V信号
データは、スイッチ201の切り替えによってそれぞれ
FIFO(U)202、FIFO(V)203に格納さ
れる。また、スイッチ204の切り替えによってFIF
O(U)202もしくはFIFO(V)203のいずれ
かよりのデータを選択的に読み出すことができる。
【0026】バッファメモリ105から画像データの読
み出しが1MCU(Minimum Coded Unit)分終了した時点
で、バッファメモリ105からの読み出しを中断する。
なお、MCUとはDCT変換を行う最小処理単位であ
り、本例においては、Y,Y,U,Vで処理を行うの
で、1MCUは4ブロックのデータである。1ブロック
は8×8ピクセル(pixel)であり、各ピクセルが8b
itの深さを有する(Y,U,V信号データの各々は8
bitである)から、1MCUの容量は、 8(pixel)×8(pixel)×8(bit)×4=128word×16bit =256byte×8bit である。
【0027】つまり、1MCU分のデータをバッファメ
モリ105から読み出した時点で、2ブロック(1/2
MCU)のY信号データがDCT変換器109に渡さ
れ、下位バイトバッファ107にはU信号/V信号デー
タがそれぞれ1ブロック(1/4MCU)ずつ書き込ま
れていることになる。
【0028】次にスイッチ108によってU/V側を選
択することにより、下位バイトバッファメモリ107か
らU/V信号データがそれぞれDCT変換器109へ読
み出される。バッファメモリ107から1/2MCU分
の画像データの読み出しが終了した時点では、U/Vの
それぞれ1ブロック分の画像データがDCT変換器10
9に送られている。この結果、Y,Y,U,Vの順に4
ブロック(=1MCU)がDCT変換器109に渡され
たことになる。
【0029】一方、上記の動作と併行して、バッファメ
モリ105から1ピクセルの画像データを読み出した
後、画像データを読み出したアドレスにFIFO104
から次の1ピクセルの画像データを書き込む(リード・
モディファイ・ライト動作)。この動作によって、8H
分の画像データのラスタ/ブロック変換を終了したとき
には、バッファメモリ105には次の8H分の画像デー
タが格納されていることになる。
【0030】図3は本実施形態におけるバッファメモリ
105と下位バイトバッファメモリ107における読み
出しおよび書き込みのタイミングを示すタイミングチャ
ートである。同図に示されるように、バッファメモリ1
05に対して1MCU分の画像データの読み出しと、1
MCU分の画像データの書き込みが併行して行われる。
また、上述のように、バッファメモリ105から読み出
されたデータの下位バイトは下位バイトバッファメモリ
107に格納されるので、バッファメモリ105からの
画像データの読み出しに併行して下位バイトバッファメ
モリ107への書き込みが行われる。
【0031】下位バイトバッファメモリ107から画像
データを読み出している間は、バッファメモリ105へ
の書き込みは行なわれない。この間に信号処理回路10
3から出力される画像データは、FIFO104に蓄積
されることになる。このため、FIFO104の容量は
最低1/2MCUが必要となる。
【0032】以上の動作を1MCU毎に繰り返すことに
よって、Y、U、Vそれぞれの画像データがリアルタイ
ムにラスタ/ブロック変換される。
【0033】次に、アドレス発生器106におけるアド
レスの生成方法の説明を行う。本実施形態では、1アド
レスによって1ピクセルの画像データが指定される。ア
ドレス発生器106が作成するアドレスの下位3bit
は、単純に、 0,1,2,3,4,5,6,7,0,1,2,… とリニアなカウントアップを行う。
【0034】次に、アドレスの4bitから上位の作成
方法を説明する。
【0035】図4は、8Hのらスター画像データに対応
するセグメントの番号を示す図である。本実施形態にお
いて、ラスタの順序で並んでいる8ピクセルの画像デー
タを1セグメントと呼ぶことにする。すなわち、図4の
(b)で示されるように、1つのセグメントは水平方向
に並ぶ8ピクセル分のデータを含む。すると、水平8ラ
イン分の画像データは、図4の(a)に示すように、H
個のセグメントから構成されることになる。ここで、H
が1画面の水平ピクセル数を示すことは上述のとおりで
ある。
【0036】図5はラスタ/ブロック変換におけるセグ
メントの読み書き順序を示す図である。上述のようなセ
グメントに対してラスタ/ブロック変換を行うには、図
5に示す順序でセグメントの読み書きを行う。ただし、
1画面の水平ピクセル数Hは8の倍数とする。また、1
画面の最初の8H分のセグメントをバッファメモリ10
5に書き込むときはアドレスをリニアに作成する。
【0037】これによって、例えば1画面の水平ピクセ
ル数が、12×8=96ピクセルの場合はバッファメモ
リ105に格納されているセグメントは図6に示すよう
に変化する。図6は、水平方向ピクセル数H=96の場
合のセグメントの格納場所の移動を示す図である。図6
の(a)において、括弧で囲まれた数字はその枠のアド
レスを示し、アドレス発生器106が作成するアドレス
の4bit目から上位のビットで表されるアドレスであ
る。
【0038】上述したように、1画面の最初の8H分の
セグメントは、リニアに書き込まれるので、図6の
(b)に示されるように、セグメント番号とアドレスが
一致している。図6の(b)の状態からブロック順次で
データを読み出すので、セグメント0、12、24、36、48、60、7
2、84の順にデータが読み出され、この順に次のラインの
セグメント0〜7が格納される。この結果、図6の(b)
の状態から8H分のデータの読み書きが実行されると、
図6(c)のようになる。
【0039】次に、図6(c)の状態から、セグメント
0、12、24、36、48、60、72、84の順にデータを読み出すので、
アドレスは0,49,3,52,6,55,9,58という順序で発生する
ことになる。そして、このアドレス順に従って、次のラ
インのセグメント0〜7が格納される。この結果、図6の
(c)の状態から8H分のデータの読み書きが実行され
ると、図6(d)のようになる。
【0040】同様にして図6(d)の格納状態からブロ
ック順次でセグメントを獲得するべくアドレスが生成さ
れ、その順に従って次のラインのセグメントが書き込ま
れる。この結果、図6(e)のようにデータが書き込ま
れることになる。
【0041】いま、An(X)をセグメントXのn回目の
読み出しまたは書き込みを行うアドレスを示すとする
と、例えばセグメント31では、 A1(31)=31 (図6の(b)) A2(31)=87 (図6の(c)) A3(31)=94 (図6の(d)) A4(31)=83 (図6の(e)) と変化していく。
【0042】1画面の水平ピクセル数H=8hと表現さ
れる場合(すなわちHが8の倍数である場合)は、セグ
メントXのn回目の読み出しまたは書き込みを行うアド
レスAn(X)は、 An(X)=((Xh^n) mod 8h)+INT(Xh^n/(8h)) …式(1) と示される。なお、h^nはhのn乗を表す。
【0043】式(1)より、 An(X)=a+8bのときAn+1(X)=ha+b …式(2) X=0では、 An(0)=0 …式(3) X≧1においては、 An(X+1)=((An(X)+An(1)) mod 8h) +INT((An(X)+An(1))/8h) …式(4) である。
【0044】この結果、アドレス発生器106は図7に
示すように構成される。図7はアドレス発生器の詳細な
構成を示すブロック図である。また、図8は画像の水平
ピクセル数が96(=12×8)の場合におけるアドレ
ス発生器の動作を説明する図である。以下、図7と図8
に基づいてアドレス発生器106の構成および動作を説
明する。
【0045】図7において、701は外部から定数Hが
設定可能なリニアカウンタであり、0から8×H−1ま
でのカウントアップを繰り返し行う8Hカウンタであ
る。8Hカウンタ701は、外部より設定された定数
H、信号C0、信号C1およびカウンタのbit2〜b
it0を出力する。信号C0は8Hカウンタ701が8
Hをカウントする毎にHiレベルになる信号であり、デ
ータラッチ702とデータラッチ705へ接続されてい
る。信号C1は8n(ここでnは0以上の整数)をカウ
ントする毎にHiレベルになる信号であり、データラッ
チ705へ接続されている。8Hカウンタ701のbi
t2〜bit0の出力はアドレス発生器106が出力す
るアドレスの下位3ビット(bit2〜bit0)とし
て出力される。
【0046】データラッチ702は、信号C0がHiレ
ベルの時にラッチ動作を行う。データラッチ702が保
持している情報は式(4)におけるAn(1)である。こ
のため、信号C0がHiレベル、つまり、図8に示すよ
うに8H毎にAn(1)が更新される。すなわち、An
(1)からAn+1(1)の処理が行われることになり、
データラッチ702に入力されるAn(1)の計算は式
(2)に基づいて行われる。従って、データラッチ70
2の出力の下位3bit(=式(2)の“a”)と8H
カウンタの出力Hのbit3から上位のデータ(=H/
8、すなわち“h”)を乗算器703で乗算した結果
と、データラッチ702の出力のbit3から上位のデ
ータ(=式(2)の“b”)とを加算器704で加算し
た値をデータラッチ702の入力値とする。ただし、デ
ータラッチ702は初期値として1を設定する。
【0047】一方、データラッチ705は、アドレス発
生器106の出力するアドレスのbit3から上位のア
ドレスを保持するデータラッチである。つまり、式
(4)におけるAn(X)を保持している。データラッチ
705は、8Hカウンタ701の出力する信号C0によ
って8H毎にクリアされる。また、8Hカウンタ701
の出力する信号C1がHiレベルとなる毎にラッチ動作
を行う。つまり、図8に示すようにbit2からbit
0のカウントが1周する毎にAn(X)の値が更新され
る。すなわち、データラッチ705がラッチするデータ
は、信号C1が入力される毎に、An(X)からAn(X
+1)に更新される。従って、An(X)の計算は式
(3)と式(4)に基づいて行う。
【0048】まず、信号C0のHiレベルに同期してデ
ータラッチ705のクリアを行う動作が式(3)に対応
する。そして、式(4)に対応する動作は、加算器70
6と加算器707と比較器708と加算器709とスイ
ッチ710によって行う。まず、加算器706によって
An(X)+An(1)が行われる。
【0049】次に加算器706の出力を比較器708で
Hと比較を行い、 An(X)+An(1)<H=8h の場合は、比較器708の出力はLoレベルとなる。こ
の場合、 (An(X)+An(1)) mod 8h=An(X)+An(1) かつ INT((An(X)+An(1))/8)=0 であり、上述の式(4)は、 An(X+1)=An(X)+An(1) となる。従って、比較器708の出力がLoレベルの時
に、スイッチ710が加算器706の出力(An(X)+
An(1))を選択することによって式(4)の計算結果
がデータラッチ705にラッチされることになる。
【0050】一方、 An(X)+An(1)≧8h の場合は、比較器708の出力はHiレベルとなる。ま
た、0≦An(1)≦Hであるから、 (An(X)+An(1)) mod 8h=An(X)+An(1)
−H かつ INT((An(X)+An(1))/8h)=1 であり、上述の(4)式は、 An(X+1)=An(X)+An(1)−H+1 となる。この計算結果は、加算器706の出力と加算器
709の出力を加算器707で加算することによって得
られる。従って、比較器708の出力がHiレベルの時
に、スイッチ710が加算器707の出力を選択するこ
とによって式(4)の計算結果がデータラッチ705に
ラッチされることになる。
【0051】例えば、An(1)=1の状態では、a=
1、b=0、h=H/8=12であり、図8に示すよう
に、最初のC0によって、An(1)=12(a×h+
b=1×12+0)となる。同様に、An(1)=12
の場合、a=4、b=1であるから、An(1)=49
となる。また、8カウント毎にセットされる信号C1に
よって、“An(X)+An(1)”または、“An(X)+An
(1)−H+1”のいずれかが上記規則によって選択さ
れ、データラッチ705によってラッチされる。そし
て、信号C1とC1との間で、bit0〜bit2によ
ってカウント値が0〜7へ変化し、各アドレスが特定さ
れる、以上のようにして、ラスタ/ブロック変換を行う
アドレスを作成できる。なお、上記と同様にして、伸長
処理におけるブロック/ラスタ変換を行うことが可能と
なることは、当業者には明らかである。
【0052】以上のように、本実施形態によれば、リア
ルタイムにラスタ/ブロック変換を行うのに8H分のバ
ッファメモリ105が1つですむ。また、カラーデータ
を扱う場合に、FIFO104や下位バイトバッファメ
モリ107が必要となるが、これらに要求される容量は
それぞれ1/2MCU程度ですむ。
【0053】なお、上述の実施形態においてハードウエ
ア回路にて実現される機能の一部をソフトウエア的に実
現しても良い。例えば、バッファメモリ105とアドレ
ス発生器106を含むメモリアクセス制御を不図示のC
PUによる制御で行うようにしても良い。この場合、C
PUによって実現される制御手順は頭11および図12
で示すようになる。なお、CPUによって実行される制
御プログラムは、ROM或いはRAM等の記憶媒体に格
納される。
【0054】図11は本実施形態のメモリアクセス制御
の手順を説明するフローチャートである。また、図12
は、本実施形態のアドレス発生制御の手順を説明するフ
ローチャートである。
【0055】まずステップS11において、アクセスタ
イミングであるか否かを判定する。ここで、アクセスタ
イミングとは、バッファメモリ105からの読み出しと
書き込みを行うタイミングであり、8Hカウンタ701
へカウントパルスが入力されるタイミングである。な
お、アクセスタイミングのパルス信号によってCPUに
割り込みをかけ、ステップS12以降の処理を実行する
ようにしても良い。
【0056】ステップS12では、図12に示す手順に
よってアクセスアドレスを生成する。そして、ステップ
S13において、ステップS12で生成したアクセスア
ドレスによってバッファメモリ105をアクセスし画像
データの読み出しを行う。続くステップ14において、
バッファメモり105の当該アクセスアドレスに、ラス
タ順次で入力されてくる画像データを格納する。
【0057】以上の処理を繰り返すことにより、ラスタ
順次のデータがブロック順次に変換される。
【0058】次にステップS12におけるアクセスアド
レス発生処理を説明する。
【0059】ステップS21では、1画面の画像データ
の開始であるか否かを判定し、1画面の開始であれば、
ステップS22において、加算値Aを1に、アドレス上
位ビットA(X)を0に、カウンタ値Xを0に初期設定
する。また、1画面の開始でなければ、ステップS23
に進み、Xを1インクリメントする。
【0060】次に、ステップS24において、カウンタ
値Xが8Hに達したか否かを判定する。カウンタ値Xが
8Hに達していれば、ステップS25に進み、加算値A
を更新し、ステップS26においてA(X)およびカウ
ンタ値Xに0を格納する。そして、ステップS31に進
む。なお、ステップS25における加算値Aの更新は、
上述の式(2)に基づいて行われる。すなわち、加算値
Aの下位3ビットで表される数値と定数Hとの積を求
め、これを加算値Aを8で除した整数部分の値に加える
ことで更新後の加算値Aを求める。ステップS31で
は、アドレス上位ビットA(X)に、Xの下位3ビット
を下位側に連結してアクセスアドレスを得、これを出力
する。
【0061】ステップS24においてカウンタ値X=8
Hでない場合には、ステップS27へ進む。ステップS
27では、カウンタ値Xが8の倍数であるか否かを判定
し、8の倍数であればステップS28へ進む。ステップ
S28では、上位ビットアドレスA(X)に加算値Aを
加えて、A(X)を更新する。そして、ステップS29
において、ステップS28で得られたA(X)が定数H
よりも小さいか否かを判定し、小さければそのままステ
ップS31へ進んでアクセスアドレスを生成する。ま
た、ステップS29において、A(X)がH以上であれ
ば、ステップS30において、A(X)から(H−1)
を減算したものをアドレス上位ビットとする。
【0062】以上の手順により、アドレス発生回路10
6をソフトウエアで実現することが可能となる。
【0063】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0064】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0065】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0066】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0067】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0068】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
より少ないメモリ容量によってリアルタイムにデータの
出力順序を変換することができる。このため、例えば画
像データの圧縮/伸長処理をリアルタイムに行う場合で
も、少ないメモリ容量で実現することが可能となる。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による画像データ処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】下位バイトバッファメモリ107の構造を示す
ブロック図である。
【図3】本実施形態におけるバッファメモリ105と下
位バイトバッファメモリ107における読み出しおよび
書き込みのタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図4】8Hのらスター画像データに対応するセグメン
トの番号を示す図である。
【図5】ラスタ/ブロック変換におけるセグメントの読
み書き順序を示す図である。
【図6】水平方向ピクセル数H=96の場合のセグメン
トの格納場所の移動を示す図である。
【図7】アドレス発生器の詳細な構成を示すブロック図
である。
【図8】画像の水平ピクセル数が96(=12×8)の
場合におけるアドレス発生器の動作を説明する図であ
る。
【図9】DCTを行うに際しての画像データのブロック
化を示す図である。
【図10】一般的なラスタ/ブロック変換処理の構成を
示すブロック図である。
【図11】本実施形態のメモリアクセス制御の手順を説
明するフローチャートである。
【図12】本実施形態のアドレス発生制御の手順を説明
するフローチャートである。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度データと色度データからなるデータ
    を記憶する記憶手段に対するアクセスアドレスを生成す
    る生成手段と、 前記生成手段で生成されたアクセスアドレスで前記記憶
    手段をアクセスし、そこに格納されたデータを読み出す
    読出手段と、 前記記憶手段の前記アクセスアドレスで指定される領域
    において、前記読出手段によるデータの読み出し後に、
    第1の順序で入力されるデータを書き込む書込手段と、 前記読出手段で読み出したデータを輝度データと色度デ
    ータとに分離して出力する出力手段とを備え、 前記生成手段は、前記書き込み手段によって前記記憶手
    段に記憶されたデータを前記第1の順序とは異なる第2
    の順序で読み出すべく前記アクセスアドレスを生成する
    ことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の順序はラスタ順序であり、前
    記第2の順序はブロック順序であることを特徴とする請
    求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記読出手段で読み出されたデータを圧
    縮する圧縮手段を更に備えることを特徴とする請求項2
    に記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の順序はブロック順序であり、
    前記第2の順序はラスタ順序であることを特徴とする請
    求項1に記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ブロック順序のデータに対して伸長
    処理を施す伸長手段を更に備え、 前記書込手段は、前記伸長手段より前記ブロック順序で
    出力されるデータを前記生成手段で生成されるアクセス
    アドレスに従って前記記憶手段に書き込むことを特徴と
    する請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段の1アクセスアドレスには
    輝度データと色差データとからなる画像データが格納さ
    れ、 前記出力手段は、前記読出手段で読み出したデータから
    輝度データと色差データを分離して順次出力することを
    と特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記データは、水平方向にH個のピクセ
    ルを有し、ラスタ順次で入力される画像データであり、 前記生成手段は、前記読出手段が2^n×2^nピクセルか
    らなるブロック順次で前記記憶手段からの読み出しを行
    うべくアクセスアドレスを生成するために、 2^n×2^n×H個のアクセスタイミングパルスを計数す
    る毎に更新される加算値を出力する加算値出力手段と、 2^n×2^n×H個の前記アクセスタイミングパルスを計
    数する毎にゼロを出力し、該アクセスタイミングパルス
    を2^n個計数する毎に前記加算値出力手段によって出力
    されている加算値を、自身の直前の出力値に加算して出
    力する上位ビット生成手段と、 前記アクセスタイミングパルスに同期してリニアにカウ
    ントアップし、下位nビットを出力する下位ビット生成
    手段と、 前記上位ビット生成手段と前記下位ビット生成手段で生
    成されたビット列を合成し、アクセスアドレスとして出
    力する合成手段とを備え、 前記加算値出力手段における加算値の更新が、その直前
    の加算値をAとした場合に、Aの下位nビットによって
    表される値と(H÷2^n)の積に、A÷2^nを加算する
    ことによってなされることを特徴とする請求項1に記載
    のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記上位ビット生成手段は、自身の直前
    の出力値と前記加算値出力手段によって出力されている
    加算値との加算結果がH以上となった場合は、該加算結
    果からH−1を減算することを特徴とする請求項7に記
    載のデータ処理装置。
  9. 【請求項9】 輝度データと色度データかからなるデー
    タを記憶する記憶手段に対するアクセスアドレスを生成
    する生成工程と、 前記生成工程で生成されたアクセスアドレスで前記記憶
    手段をアクセスし、そこに格納されたデータを読み出す
    読出工程と、 前記記憶手段の前記アクセスアドレスで指定される領域
    において、前記読出工程によるデータの読み出し後に、
    第1の順序で入力されるデータを書き込む書込工程と、 前記読出工程で読み出したデータを輝度データと色度デ
    ータとに分離して出力する出力工程とを備え、 前記生成工程は、前記書き込み工程によって前記記憶手
    段に記憶されたデータを前記第1の順序とは異なる第2
    の順序で読み出すべく前記アクセスアドレスを生成する
    ことを特徴とするデータ処理方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の順序はラスタ順序であり、
    前記第2の順序はブロック順序であることを特徴とする
    請求項9に記載のデータ処理方法。
  11. 【請求項11】 前記読出工程で読み出されたデータを
    圧縮する圧縮工程を更に備えることを特徴とする請求項
    10に記載のデータ処理方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の順序はブロック順序であ
    り、前記第2の順序はラスタ順序であることを特徴とす
    る請求項9に記載のデータ処理方法。
  13. 【請求項13】 前記ブロック順序のデータに対して伸
    長処理を施す伸長工程を更に備え、 前記書込工程は、前記伸長工程より前記ブロック順序で
    出力されるデータを前記生成工程で生成されるアクセス
    アドレスに従って前記記憶手段に書き込むことを特徴と
    する請求項12に記載のデータ処理方法。
  14. 【請求項14】 前記記憶手段の1アクセスアドレスに
    は輝度データと色差データとからなる画像データが格納
    され、 前記出力工程は、前記読出工程で読み出したデータから
    輝度データと色差データを分離して順次出力することを
    と特徴とする請求項9に記載のデータ処理方法。
  15. 【請求項15】 前記データは、水平方向にH個のピク
    セルを有し、ラスタ順次で入力される画像データであ
    り、 前記生成工程は、前記読出工程が2^n×2^nピクセルか
    らなるブロック順次で前記記憶手段からの読み出しを行
    うべくアクセスアドレスを生成するために、 2^n×2^n×H個のアクセスタイミングパルスを計数す
    る毎に更新される加算値を出力する加算値出力工程と、 2^n×2^n×H個の前記アクセスタイミングパルスを計
    数する毎にゼロを出力し、該アクセスタイミングパルス
    を2^n個計数する毎に前記加算値出力工程によって出力
    されている加算値を、自身の直前の出力値に加算して出
    力する上位ビット生成工程と、 前記アクセスタイミングパルスに同期してリニアにカウ
    ントアップし、下位nビットを出力する下位ビット生成
    工程と、 前記上位ビット生成工程と前記下位ビット生成工程で生
    成されたビット列を合成し、アクセスアドレスとして出
    力する合成工程とを備え、 前記加算値出力工程における加算値の更新が、その直前
    の加算値をAとした場合に、Aの下位nビットによって
    表される値と(H÷2^n)との積に、A÷2^nを加算す
    ることによってなされることを特徴とする請求項9に記
    載のデータ処理方法。
  16. 【請求項16】 前記上位ビット生成工程は、自身の直
    前の出力値と前記加算値出力工程によって出力されてい
    る加算値との加算結果がH以上となった場合は、該加算
    結果からH−1を減算することを特徴とする請求項15
    に記載のデータ処理方法。
  17. 【請求項17】 水平方向にH個のピクセルを有し、ラ
    スタ順次で入力される画像データを2^n×H個格納する
    記憶手段に対して、2^n×2^nピクセルからなるブロッ
    ク順次での読み出しを行うべくアクセスアドレスを生成
    するための制御プログラムを格納する記憶媒体であっ
    て、該制御プログラムが、 2^n×2^n×H個のアクセスタイミングパルスを計数す
    る毎に更新される加算値を出力する加算値出力工程のコ
    ードと、 2^n×2^n×H個の前記アクセスタイミングパルスを計
    数する毎にゼロを出力し、該アクセスタイミングパルス
    を2^n個計数する毎に前記加算値出力工程によって出力
    されている加算値を、自身の直前の出力値に加算して出
    力する上位ビット生成工程のコードと、 前記アクセスタイミングパルスに同期してリニアにカウ
    ントアップし、下位nビットを出力する下位ビット生成
    工程のコードと、 前記上位ビット生成工程と前記下位ビット生成工程で生
    成されたビット列を合成し、アクセスアドレスとして出
    力する合成工程のコードとを備え、 前記加算値出力工程における加算値の更新が、その直前
    の加算値をAとした場合に、Aの下位nビットによって
    表される値と(H÷2^n)との積に、A÷2^nを加算す
    ることによってなされることを特徴とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記上位ビット生成工程は、自身の直
    前の出力値と前記加算値出力工程によって出力されてい
    る加算値との加算結果がH以上となった場合は、該加算
    結果からH−1を減算することを特徴とする請求項17
    に記載の記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7352494B2 (en) 2002-06-28 2008-04-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Pixel block data generating device and pixel block data generating method
WO2008136319A1 (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Nec Soft, Ltd. エンコーダシステム

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JPWO2008136319A1 (ja) * 2007-04-27 2010-07-29 Necソフト株式会社 エンコーダシステム

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