JPH10340758A - コネクタおよびセンサ装置 - Google Patents

コネクタおよびセンサ装置

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JPH10340758A
JPH10340758A JP9147625A JP14762597A JPH10340758A JP H10340758 A JPH10340758 A JP H10340758A JP 9147625 A JP9147625 A JP 9147625A JP 14762597 A JP14762597 A JP 14762597A JP H10340758 A JPH10340758 A JP H10340758A
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JP9147625A
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Inventor
Hiroshi Shirakawa
洋 白川
Toshiaki Endo
利明 遠藤
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S II R KK
Nok Corp
Original Assignee
S II R KK
Nok Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 信頼性の高い測定結果を安定して得られるセ
ンサ装置を提供する。 【解決手段】 センサモジュール100を本体モジュー
ルのコネクタ部200に装着するときに、例えば、ユー
ザが、挿入ボタン203を押圧した後に、開口部200
bを介して、コネクタ挿入部を中空部内に挿入する。こ
のとき、コネクタ挿入部の挿入経路には測定電流供給電
極201,202は位置せず、センサモジュールの端子
と測定電流供給電極201,202とは接触しない。そ
のため、センサモジュール装着時に、測定電流供給電極
201,202が磨耗することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタおよびバ
イオセンサなどのセンサ装置に関し、特に、センサモジ
ュールと本体モジュールとの接続構造に特徴を有するセ
ンサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、血液などの生体試料中の特定成
分を、試料液の希釈などの操作を行うことなく、高精度
に定量するバイオセンサが知られている。このバイオセ
ンサは、センサモージュルのコネクタ挿入部を、本体モ
ジュールのコネクタ内に着脱可能に装着する構成をして
いる。
【0003】センサモジュールは、電極および反応層を
備え、この反応層に試料液を滴下すると、試料液に反応
層中の酵素および電子受容体が溶解して試料液中の基質
との間で酵素反応が進行し、電子受容体が還元される。
ここで、反応層とは、酸化還元酵素と電子受容体の混合
物層をいう。そして、還元された電子受容体が電極上で
電気化学的に酸化され、このとき得られた酸化電流が電
極を介して本体モジュールに出力される。本体モジュー
ルでは、この酸化電流値から、試料液中の基質濃度を求
める。
【0004】図7は、従来のバイオセンサにおいてセン
サモジュールのコネクタ挿入部を、本体モジュールのコ
ネクタ内に装着したときの断面構成図である。図7に示
すように、このバイオセンサでは、センサモジュール1
0の基板3のコネクタ挿入部8を、開口部21から本体
モジュール30のコネクタ部20内に挿入する。このと
き、コネクタ挿入部8は、コネクタ部20内に設けられ
たコネクタピン5を弾性力に抗して押し上げ、装着状態
で、コネクタ挿入部8に設けられたカーボン電極とコネ
クタピン5とを当接させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のバイオセンサでは、コネクタ挿入部8をコネク
タ部20内に装着する過程で、コネクタ挿入部8のカー
ボン電極とコネクタピン5とが擦れることから、摩擦に
よってカーボン電極が剥がれることがある。また、カー
ボン電極の屑がコネクタピン5に付着したり、コネクタ
部20内に堆積したりすることがある。このようなカー
ボン電極の屑や堆積は、カーボン電極とコネクタピン5
との接触不良を引き起こす。さらには、コネクタ部20
へのコネクタ挿入部8の装着を繰り返した結果、コネク
タピン5の接触部分が磨耗し、電気的な接触状態が不安
定になる。
【0006】このように、コネクタ挿入部8のカーボン
電極とコネクタピン5との接触状態が悪化すると、所望
の接触抵抗を安定して得られなくなり、バイオセンサの
測定値の信頼性が低下するという問題もある。図8は、
コネクタ挿入部8のコネクタ部20への着脱回数と、カ
ーボン電極からの一定の出力電流を本体モジュール30
において検出したときの検出電流との関係を示す図であ
る。図8に示すように、従来のセンサ装置では、コネク
タ挿入部8のコネクタ部20への着脱回数が増えると、
カーボン電極からの出力電流が一定であるにも係わら
ず、本体モジュール30における検出電流は低下してし
まう。
【0007】本発明は、上述した従来技術に鑑みてなさ
れ、信頼性の高い測定結果を安定して得られるコネクタ
およびセンサ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
コネクタは、第1の端子(107a,107b)を備え
た第1のモジュール(100)と、第2の端子(20
1,202)を備えた第2のモジュール(199)とを
着脱自在に電気的に接続するコネクタであって、前記第
2のモジュールは、中空部(200a)に通じる開口部
(200b)と、前記中空部内に設けられた前記第2の
端子(201,202)と、前記開口部を介して挿入さ
れた前記第1のモジュールを、前記第1の端子が前記2
の端子に接触するように、押圧する押圧手段(304)
と、前記押圧手段の押圧力を発生する弾性部材(20
5)とを有する。
【0009】また、本発明のセンサ装置は、本体モジュ
ール(199)と前記本体モジュールに着脱自在なセン
サモジュール(100)とを備えたセンサ装置であっ
て、前記センサモジュールは、第1の測定電流供給電極
(101)と、第2の測定電流供給電極(104)と、
前記第1の測定電流供給電極および前記第2の測定電流
供給電極の双方と接触する反応層(106)と、前記第
1の測定電流供給電極と電気的に接続された第1の端子
(107a)と、前記第2の測定電流供給電極と電気的
に接続された第2の端子(107b)とを備えたコネク
タ挿入部(108)とを有し、前記本体モジュールは、
中空部(200a)に通じる開口部(200b)と、前
記中空部内に設けられた第1の端子(201)および第
2の端子(202)と、前記開口部を介して挿入された
前記コネクタ挿入部を、前記第1の端子および前記第2
の端子が、それぞれ前記第1の測定電流供給電極および
前記第2の測定電流供給電極に接触するように、押圧す
る押圧手段(304)と、前記押圧手段の押圧力を発生
する弾性部材(205)と、前記第1の端子からの前記
測定電流に応じた測定結果を生成する測定結果生成手段
(206)とを有する。
【0010】本発明のセンサ装置では、センサモジュー
ルを本体モジュールに装着するときに、例えば、ユーザ
が、押圧手段を押圧力に抗して移動した後に、開口部を
介して、センサモジュールのコネクタ挿入部を中空部内
に挿入する。このとき、コネクタ挿入部の挿入経路には
第1の端子および第2の端子は位置せず、第1の端子お
よび第2の端子と、第1の測定電流供給電極および第2
の測定電流供給電極とは接触しない。そのため、センサ
モジュール装着時に、第1の測定電流供給電極および第
2の測定電流供給電極が磨耗することはない。次に、ユ
ーザは、押圧手段を解除し、押圧手段によって、コネク
タ挿入部が押圧され、第1の端子および第2の端子と第
1の測定電流供給電極および第2の測定電流供給電極と
がそれぞれ接触する。そして、第1の端子を介して、第
1の測定電流供給電極から測定電流が測定結果生成手段
に出力され、測定結果が生成される。
【0011】また、本発明のセンサ装置は、好ましく
は、前記中空部内には、前記開口部と対向する位置に、
前記コネクタ挿入部を位置決する位置決め手段(200
c)が設けられている。
【0012】さらに、本発明のセンサ装置は、好ましく
は、前記押圧手段における前記コネクタ挿入部を押圧す
る押圧面は、粘着性部材を用いて構成されている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
バイオセンサについて説明する。図1は、本実施形態の
バイオセンサ1のシステム構成図である。先ず、バイオ
センサ1の全体構成について説明する。図1に示すよう
に、バイオセンサ1は、センサモジュール100と本体
モジュール199とで構成される。
【0014】センサモジュール センサモジュール100は、基板103上の所定領域に
絶縁膜105が形成してある。基板103の上には、端
子部分107a,107bがコネクタ挿入部108内に
位置するように、所定のパターンでカーボン電極10
1,104が形成してある。また、絶縁膜105が形成
された領域において、カーボン電極101,104のい
ずれか一方あるいは双方に跨がるように反応層106が
塗布してある。
【0015】反応層106は、例えば、酸化還元酵素と
してグルコースオキシダーゼ100mgと、電子受容体
としてフェリシアン化カリウム150mgをイオン交換
水1mリットルに溶解した液を所定量電極上に滴下し、
乾燥して作製される。測定時に、反応層106に試料液
を滴下すると、試料液に酵素および電子受容体が溶解し
て試料液中の基質との間で酵素反応が進行し、電子受容
体が還元される。還元された電子受容体はカーボン電極
で電気化学的に酸化され、このとき得られた酸化電流
が、端子部分107aを介してコネクタピン201に出
力される。
【0016】コネクタ挿入部108内には、基板103
上に端子部分107a,107bが印刷してある。尚、
センサモジュール100は、例えば、使い捨てであり、
一度の測定でのみ使用される。
【0017】本体モジュール 本体モジュール199は、コネクタ部200、本体回路
部206および電源回路(図示せず)を有する。コネク
タ部200は、コネクタピン201および202を有す
る。コネクタピン201の一端は、センサモジュール1
00のコネクタ挿入部108がコネクタ部200に装着
された状態で、センサモジュール100の端子部分10
7aと電気的に接続される。コネクタピン201の他端
は、本体回路部206と電気的に接続してある。
【0018】コネクタピン202は、センサモジュール
100のコネクタ挿入部108がコネクタ部200に装
着された状態で、センサモジュール100の端子部分1
07bと電気的に接続される。また、コネクタピン20
2の他端は、接地してある。
【0019】本体回路部206は、電流電圧変換回路2
08、増幅回路209、演算部210および表示部21
1を有し、測定時に、センサモジュール100のコネク
タ挿入部108がコネクタ部200に装着された状態
で、コネクタピン201を介して酸化電流CURを入力
する。本体回路部206では、酸化電流CURを、電流
電圧変換回路208において電流/電圧変換し、この電
圧を増幅した後に、演算部210に出力する。演算部2
10では、この電圧を基に所定の演算を行い、測定結果
を生成する。測定結果は、表示部211に表示される。
【0020】図1に示すバイオセンサ1を全体的な動作
について説明する。先ず、ユーザが手などでコネクタ挿
入部108をコネクタ部200に挿入し、センサモジュ
ール100を本体モジュール199に装着する。次に、
センサモジュール100の反応層106に試料液を落と
す。これによって、前述したように、電子受容体がカー
ボン電極上で酸化され、酸化電流が発生する。そして、
カーボン電極において発生した酸化電流CURが、端子
部分107aおよびコネクタピン201を介して、本体
回路部206に供給され、測定処理が行われる。そし
て、測定結果が、表示部211に表示される。
【0021】以下、コネクタ挿入部108およびコネク
タ部200の構造について説明する。図2はコネクタ挿
入部108をコネクタ部200に装着した状態での概略
断面図、図3は図2に示す矢印Aから見た正面図、図4
は図3に示す断面線B−Bにおける断面図である。図2
および図4に示すように、コネクタ部200の内部に
は、中空部200aが形成され、この中空部200aの
図中下方に、一端が中空部200aの下面に固定された
バネ205が設けられている。コネクタ部200は、例
えば、POM(Polyoxymethylene)樹脂などを用いて構成
されている。
【0022】バネ205の他端には、ステージ304が
固定されている。ステージ304の図中上面の基板10
3の挿入側には、摩擦部材252が貼着されている。摩
擦部材252は、例えば、粘着性のあるシリコンゴムな
どを用いて構成され、コネクタ挿入部108をコネクタ
部200に装着した状態で、コネクタ挿入部108が簡
単に引き抜かれたり、あるいは、基板103に外力が加
わって、コネクタ挿入部108が動くことを抑制してい
る。その結果、コネクタ挿入部108をコネクタ部20
0に装着した状態で、コネクタピン201,202が動
いて端子部分107a,107bとの間に摩擦が発生す
ることを抑制でき、コネクタピン201,202の磨耗
を抑えることができる。
【0023】ステージ304の図中上方には、コネクタ
ピン201,202が固定して配設されている。摩擦部
材252の上方に位置するコネクタピン201,202
の先端部付近は、ステージ304側に突き出た突出部を
持つように「く」の字型に曲げられている。コネクタピ
ン201,202は、リン青銅などで金メッキされてい
る。コネクタピン201,202の図中上方には、ステ
ージ304と一体化された挿入ボタン203が設けられ
ている。ここで、ステージ304および挿入ボタン20
3は、慴動抵抗を小さくするために、ABS(Acrylonit
rile Butadiene Styrene) 樹脂などを用いて構成されて
いる。
【0024】コネクタ部200には、ステージ304付
近に、開口部200bが形成されており、ユーザによっ
て挿入ボタン203が押下されたときに、開口部200
bの図中下方に摩擦部材252が位置し、開口部200
bが中空部200aに通じるようになっている。この状
態で、摩擦部材252とコネクタピン201,202と
の間にスペースが生じ、開口部200bを介して、当該
スペースに、センサモジュール100の基板103のコ
ネクタ挿入部108が挿入可能になっている。中空部2
00a内の開口部200bに対向する位置には、挿入さ
れた基板103のコネクタ挿入部108を位置決めする
位置決め部材200cが設けられている。ここで、摩擦
部材252と位置決め部材200cとは、図中上下方向
に重なり合わないように配置されている。さらに、開口
部200bの外側下方には、ガイド250が設けられて
いる。ガイド250は、基板103が開口部200bに
斜めに挿入されることを防止するためのもので、センサ
モジュール100と同じ幅を有している。
【0025】以下、センサモジュール100のコネクタ
挿入部108を、本体モジュール199のコネクタ部2
00に装着するときの動作を説明する。先ず、センサモ
ジュール100を装着前は、図5(A)に示すように、
ステージ304は、バネ205の弾性力によって上方に
位置し、摩擦部材252によって開口部200bが閉ざ
されている。このとき、コネクタピン201,202の
突出部と摩擦部材252との間には所定の隙間がある。
この状態では、ユーザは、基板103のコネクタ挿入部
108を、コネクタ部200内に装着することはできな
い。
【0026】ユーザは、コネクタ挿入部108をコネク
タ部200に装着するとき、指などで挿入ボタン203
を押下する。これによって、図5(B)に示すように、
ステージ304が図中下方に移動し、摩擦部材252が
開口部200bの図中下方に位置し、開口部200bが
中空部200aに通じる。その結果、中空部200a内
の開口部200bに対向する位置で、摩擦部材252と
コネクタピン201,202との間にスペースができ
る。ユーザは、基板103を手などで持ち、基板103
のコネクタ挿入部108を、開口部200bを介して、
上記スペースに、コネクタ挿入部108の先端が位置決
め部材200cに当接する位置まで挿入する。このと
き、コネクタピン201,202と端子部分107a,
107bとは、これらは接触しない程度に離れて対向し
て位置する。
【0027】コネクタ挿入部108をコネクタ部200
内に挿入すると、次に、ユーザは、挿入ボタン203の
押下を解除する。これによって、バネ205に付勢され
てステージ304が上昇し、コネクタ挿入部108が摩
擦部材252によって図中上方に押圧される。コネクタ
挿入部108は摩擦部材252によって押圧されると、
図中上方に僅かに移動し、コネクタピン201の突出部
201aと端子部分107a、および、コネクタピン2
02の突出部と端子部分107bとがそれぞれ一点で接
触する。当該接触時の接触荷重は、例えば、100〜2
00g/ピンになるように調整されている。これは、接
触荷重が200g/ピンを超えるとセンサモジュール1
00が変形する恐れがあり、接触荷重が100g/ピン
より小さいと電流がばらつくためである。上述した過程
で、コネクタピン201,202と端子部分107a,
107bとの間には摩擦は殆ど発生せず、コネクタピン
201,202が磨耗して屑が出たり、削れて変形する
ことは殆どない。
【0028】以上説明したように、バイオセンサ1によ
れば、センサモジュール100が本体モジュール199
に挿着されるときに、コネクタピン201,202と端
子部分107a,107bとの間に摩擦が発生すること
を効果的に回避できる。そのため、コネクタピン20
1,202の磨耗が殆ど無くなり、屑の発生が少なくな
り、コネクタピン201,202の形状も略一定に保た
れる。その結果、コネクタピン201,202と端子部
分107a,107bとの間の接触抵抗が安定し、コネ
クタピン201,202からの酸化電流が、本体モジュ
ール199において安定して高精度に測定される。従っ
て、バイオセンサ1の信頼性が向上する。
【0029】図6は、バイオセンサ1における、コネク
タ挿入部のコネクタ部への着脱回数と、カーボン電極か
らの一定の出力電流を本体モジュールにおいて検出した
ときの検出電流との関係を示す図である。図6に示すよ
うに、バイオセンサ1では、コネクタ挿入部108のコ
ネクタ部200への着脱回数が増えても、本体モジュー
ル199における、センサモジュール100からの酸化
電流の測定結果は安定している。具体的には、従来のバ
イオセンサにおいて1000回の着脱動作によって生じ
ていた測定出力の低下が、バイオセンサ1では、2万回
の着脱動作を行っても現れなかった。
【0030】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。本発明は、例えば、上述した図2に示すコネクタ部
200に、コネクタピン201,202をステージ30
4に向かって押圧するバネを設けてもよい。このとき、
開口部200bを介してコネクタ部200を中空部20
0a内に挿入したときに、コネクタ挿入部108の端子
部分107a,107bとコネクタピン201,202
とが接触しない位置に、コネクタピン201,202を
位置させることが好ましい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコネクタ
およびセンサ装置によれば、信頼性の高い測定結果を安
定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態のバイオセンサのシ
ステム構成図である。
【図2】図2は、コネクタ挿入部をコネクタ部に装着し
たときの概略断面図である。
【図3】図3は、図2に示す矢印Aから見たときのコネ
クタ部の正面図である。
【図4】図4は、図3に示す断面線B−Bにおける断面
図である。
【図5】図5(A)は挿入ボタンを押下していない状態
のコネクタ部の断面図、図5(B)は挿入ボタンを押下
した状態のコネクタ部の断面図である。
【図6】図6は、本実施形態のバイオセンサにおける、
コネクタ挿入部のコネクタ部への着脱回数と、カーボン
電極からの一定の出力電流を本体モジュールにおいて検
出したときの検出電流との関係を示す図である。
【図7】図7は、従来のバイオセンサにおけるコネクタ
挿入部をコネクタ部に装着したときの概略断面図であ
る。
【図8】図8は、従来のバイオセンサにおける、コネク
タ挿入部のコネクタ部への着脱回数と、カーボン電極か
らの一定の出力電流を本体モジュールにおいて検出した
ときの検出電流との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…バイオセンサ、100…センサモジュール、106
…反応層、107a,107b…端子部分、199…本
体モジュール、200…コネクタ部、200a…中空
部、200b…開口部、200c…位置決め部材、20
1,202…コネクタピン、201a…コネクタピンの
突出部、205…バネ、206…本体回路部、207…
電源、208…電流電圧変換回路、209…増幅回路、
210…演算部、211…表示部、250…ガイド、2
52…摩擦部材、304…ステージ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の端子(107a,107b)を備え
    た第1のモジュール(100)と、第2の端子(20
    1,202)を備えた第2のモジュール(199)とを
    着脱自在に電気的に接続するコネクタにおいて、 前記第2のモジュールは、 中空部(200a)に通じる開口部(200b)と、 前記中空部内に設けられた前記第2の端子(201,2
    02)と、 前記開口部を介して挿入された前記第1のモジュール
    を、前記第1の端子が前記2の端子に接触するように、
    押圧する押圧手段(304)と、 前記押圧手段の押圧力を発生する弾性部材(205)と
    を有するコネクタ。
  2. 【請求項2】前記中空部内には、前記開口部と対向する
    位置に、前記第1のモジュールを位置決する位置決め手
    段(200c)が設けられている請求項1に記載のコネ
    クタ。
  3. 【請求項3】前記押圧手段における前記コネクタ挿入部
    を押圧する押圧面は、粘着性部材を用いて構成されてい
    る請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】本体モジュール(199)と前記本体モジ
    ュールに着脱自在なセンサモジュール(100)とを備
    えたセンサ装置において、 前記センサモジュールは、 第1の測定電流供給電極(101)と、 第2の測定電流供給電極(104)と、 前記第1の測定電流供給電極および前記第2の測定電流
    供給電極の双方と接触する反応層(106)と、 前記第1の測定電流供給電極と電気的に接続された第1
    の端子(107a)と、前記第2の測定電流供給電極と
    電気的に接続された第2の端子(107b)とを備えた
    コネクタ挿入部(108)とを有し、 前記本体モジュールは、 中空部(200a)に通じる開口部(200b)と、 前記中空部内に設けられた第1の端子(201)および
    第2の端子(202)と、 前記開口部を介して挿入された前記コネクタ挿入部を、
    前記第1の端子および前記第2の端子が、それぞれ前記
    第1の測定電流供給電極および前記第2の測定電流供給
    電極に接触するように、押圧する押圧手段(304)
    と、 前記押圧手段の押圧力を発生する弾性部材(205)
    と、 前記第1の端子からの前記測定電流に応じた測定結果を
    生成する測定結果生成手段(206)とを有するセンサ
    装置。
  5. 【請求項5】前記中空部内には、前記開口部と対向する
    位置に、前記コネクタ挿入部を位置決する位置決め手段
    (200c)が設けられている請求項4に記載のセンサ
    装置。
  6. 【請求項6】前記押圧手段における前記コネクタ挿入部
    を押圧する押圧面は、粘着性部材を用いて構成されてい
    る請求項4または請求項5に記載のセンサ装置。
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