JPH10340545A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH10340545A
JPH10340545A JP14784397A JP14784397A JPH10340545A JP H10340545 A JPH10340545 A JP H10340545A JP 14784397 A JP14784397 A JP 14784397A JP 14784397 A JP14784397 A JP 14784397A JP H10340545 A JPH10340545 A JP H10340545A
Authority
JP
Japan
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detecting
clock
pulse train
rising edge
binarizing
Prior art date
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Pending
Application number
JP14784397A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Hirai
重利 平井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パルス幅変調信号の2値化スライスレベルが不
適切な場合でも正確に立ち上がり、立ち下がりエッジに
同期した再生クロックを得てデータの正読率の向上を図
る。 【解決手段】PLL回路50において、データ入力端子
51に入力された2値化済みPWM信号の立ち下がりエ
ッジをFエッジ検出回路52にて検出し、このパルス列
を用いてロックイン位相比較器54、チャージポンブ5
6、VCO(FVO)57からなるデータPLL回路に
てデータクロックを生成し、PWM信号の立ち上がりエ
ッジをRエッジ検出回路62にて検知し、このパルス列
をロックイン位相比較器64にて先のデータクロックと
位相比較し、チャージポンブ66を通して電圧可変遅延
ブロック67にフィードバックし、データクロックの位
相を立ち上がりエッジパルス列にロックしてクロック出
力端子91に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば光ディ
スクに記録された情報の再生を行う光ディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学ヘッドに搭載された半導体レ
ーザにより出力されるレーザ光により、記録トラックを
有する光ディスク(情報記録媒体)に情報を記録した
り、あるいは光ディスクに記録されている情報を再生す
る光ディスク装置が実用化されている。
【0003】パルス幅変調方式を用いた光ディスク装置
の復調動作においては、再生波形を適宜情報マークのエ
ッジ位置に応じ0/1の2値に変換する機能が必須であ
る。この変換回路(以下、2値化回路と記述する)に
は、単純に特定基準電圧で再生信号をスライスして2値
化する方式が一般的であった。
【0004】また、変調信号のDCフリー特性を利用
し、2値化後のデータの積分値がDCフリーとなるよう
先のスライスレベルにフィードバックする手法も用いら
れている。これらの手段により検出したマークエッジか
ら再生基準クロックを再生し、再生データの時間基準と
して用いている。
【0005】しかしながら、従来の単純に再生信号を特
定電圧と比較する2値化方式では通常再生状態では問題
無いが、再生信号平均レベルが大きく変動した場合には
正確に2値化することができなかった。
【0006】また、DCフリーフィードバック方式で
は、振幅変動が起こってもおおむね正確にDCフリーに
2値化できるが、変調符号がいかなる場合でもDCフリ
ーを保証できるほど完全でないため、2値化レベルが適
切でない場合が有った。
【0007】2値化レベルが不適切な場合、パルス幅変
調故に次のような不具合が発生する。すなわち、立ち上
がりエッジか、立ち下がりエッジのみに注目した場合に
はおおむね正確な信号間隔でエッジ位置を検出できる
が、立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの相互間隔は
スライスレベルの変動により相対的に誤差が生じる。こ
の誤差が発生した状態で再生クロック生成のPLL回路
に2値化信号を入力して再生クロックを生成すると、立
ち上がり、立ち下がり両エッジ共に再生クロックから位
相ずれを発生しており、データの正読率が低下する。
【0008】この問題の解決手段として、立ち上がり、
立ち下がり各々に別々のPLL回路を設け、各エッジ列
に対して再生クロックを生成することが行われるが、高
価なPLL回路が2倍に増え、かつ2系統の再生クロッ
クの同期をとるロジックも必要となり、コスト的に不利
である。
【0009】また、周波数が非常に近いクロック発生が
物理的にも近い場所で起こるため、ビートを発生しやす
く、ノイズ対策が必要である。さらに、消費電力もPL
L回路1個の場合に比べ2倍近くになり不利である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、2値
化スライスレベルが不適切な場合、立ち上がりエッジ
か、立ち下がりエッジのみに注目した場合にはおおむね
正確な信号間隔でエッジ位置を検出できるが、立ち上が
りエッジと立ち下がりエッジの相互間隔はスライスレベ
ルの変動により相対的に誤差が生じ、この状態で再生ク
ロック生成のPLL回路に2値化信号を入力して再生ク
ロックを生成すると、立ち上がり、立ち下がり両エッジ
共に再生クロックから位相ずれを発生し、データの正読
率が低下するという問題があった。
【0011】また、立ち上がり、立ち下がり各々に別々
のPLL回路を設け、各エッジ列に対して再生クロック
を生成することが行われるが、高価なPLL回路が2倍
に増え、かつ2系統の再生クロックの同期をとるロジッ
クも必要となり、さらに周波数が非常に近いクロック発
生が物理的にも近い場所で起こるためビートを発生しや
すく、ノイズ対策が必要であり、消費電力もPLL回路
1個の場合に比べ2倍近くになりコスト的に不利である
という問題があった。
【0012】そこで、この発明は、パルス幅変調信号の
2値化スライスレベルが不適切な場合でも正確に立ち上
がり、立ち下がりエッジに同期した再生クロックを得て
データの正読率の向上とコストアップの抑制を図ること
のできる光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置は、光ディスクから読取った再生波形を2値化する2
値化手段と、この2値化手段で2値化されたデータの立
ち下がりエッジと立ち上がりエッジを検出する検出手段
と、この検出手段で検出された立ち下がりエッジ、また
は立ち上がりエッジのみから再生クロックを生成する生
成手段と、この生成手段から生成した再生クロックに対
して上記検出手段で検出された立ち下がりエッジのパル
ス列と立ち上がりエッジのパルス列との同期をとる同期
手段とから構成されている。
【0014】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
から読取った再生波形を2値化する2値化手段と、この
2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッジと
立ち上がりエッジを検出する検出手段と、この検出手段
で検出された立ち下がりエッジと立ち上がりエッジとか
ら再生クロックを生成する生成手段と、この生成手段か
ら生成した再生クロックに対して上記検出手段で検出さ
れた立ち下がりエッジのパルス列と立ち上がりエッジの
パルス列との同期をとる同期手段とから構成されてい
る。
【0015】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
から読取った再生波形を2値化する2値化手段と、この
2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッジを
検出する第1の検出手段と、この第1の検出手段で検出
された立ち下がりエッジのパルス列を用いてクロックを
生成する生成手段と、上記2値化手段で2値化されたデ
ータの立ち上がりエッジを検出する第2の検出手段と、
この第2の検出手段で検出された立ち上がりエッジのパ
ルス列に上記生成手段で生成されたクロックを同期させ
る遅延制御を行う制御手段と、この制御手段で制御され
る遅延特性で上記第1の検出手段で検出された立ち下が
りエッジのパルス列を遅延する遅延手段と、この遅延手
段で遅延された立ち下がりエッジのパルス列と上記第2
の検出手段で検出された立ち上がりエッジのパルス列と
を合成して上記制御手段で遅延制御されたクロックに同
期させる同期手段とから構成されている。
【0016】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
から読取った再生波形を2値化する2値化手段と、この
2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッジを
検出する第1の検出手段と、この第1の検出手段で検出
された立ち下がりエッジのパルス列を用いてクロックを
生成する生成手段と、この生成手段で生成されたクロッ
クを所定時間遅延する第1の遅延手段と、上記第1の検
出手段で検出された立ち下がりエッジのパルス列を上記
第1の遅延手段と同じ所定時間遅延する第2の遅延手段
と、上記2値化手段で2値化されたデータの立ち上がり
エッジを検出する第2の検出手段と、この第2の検出手
段で検出された立ち上がりエッジのパルス列を上記第1
の遅延手段で遅延されたクロックに同期させる遅延を行
う可変遅延手段と、この可変遅延手段で遅延された立ち
上がりエッジのパルス列と上記第2の遅延手段で遅延さ
れた立ち下がりエッジのパルス列とを合成する合成手段
と、この合成手段で合成されたデータを上記第1の遅延
手段から出力されたクロックに同期させる同期手段とか
ら構成されている。
【0017】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
から読取った再生波形を2値化する2値化手段と、この
2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッジを
検出する第1の検出手段と、上記2値化手段で2値化さ
れたデータの立ち上がりエッジを検出する第2の検出手
段と、上記第1の検出手段で検出された立ち下がりエッ
ジのパルス列と上記第2の検出手段で検出された立ち上
がりエッジのパルス列とからクロックを生成する生成手
段と、上記第1の検出手段で検出された立ち下がりエッ
ジのパルス列を上記生成手段で生成されたクロックに同
期させる遅延を行う第1の可変遅延手段と、上記第2の
検出手段で検出された立ち上がりエッジのパルス列を上
記生成手段で生成されたクロックに同期させる遅延を行
う第2の可変遅延手段と、この第2の可変遅延手段で遅
延された立ち上がりエッジのパルス列と上記第1の可変
遅延手段で遅延された立ち下がりエッジのパルス列とを
合成する合成手段と、この合成手段で合成されたデータ
を上記生成手段で生成されたクロックに同期させる同期
手段とから構成されている。
【0018】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
から読取った再生波形を2値化する2値化手段と、この
2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッジを
検出する第1の検出手段と、この第1の検出手段で立ち
下がりエッジを検出した際、この立ち下がりエッジ検出
信号に応じてクロックを生成する生成手段と、上記2値
化手段で2値化されたデータの立ち上がりエッジを検出
する第2の検出手段と、この第2の検出手段で立ち上が
りエッジを検出した際、この立ち上がりエッジ検出信号
に上記生成手段で生成されたクロックを同期させる遅延
を行う第1の可変遅延手段と、この第1の可変遅延手段
の遅延特性で上記第1の検出手段で検出された立ち下が
りエッジ検出信号を遅延させる第2の可変遅延手段と、
この第2の可変遅延手段で遅延された立ち下がりエッジ
検出信号と上記第2の検出手段で検出された立ち上がり
エッジ検出信号とを合成する合成手段と、この合成手段
で合成されたデータを上記第1の可変遅延手段で遅延さ
れたクロックに同期させる同期手段とから構成されてい
る。
【0019】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
から読取った再生波形を2値化する2値化手段と、この
2値化手段で2値化されたデータの立ち上がりエッジを
検出する第1の検出手段と、この第1の検出手段で検出
された立ち上がりエッジのパルス列を用いてクロックを
生成する生成手段と、上記2値化手段で2値化されたデ
ータの立ち下がりエッジを検出する第2の検出手段と、
この第2の検出手段で検出された立ち下がりエッジのパ
ルス列に上記生成手段で生成されたクロックを同期させ
る遅延制御を行う制御手段と、この制御手段で制御され
る遅延特性で上記第1の検出手段で検出された立ち上が
りエッジのパルス列を遅延する遅延手段と、この遅延手
段で遅延された立ち上がりエッジのパルス列と上記第2
の検出手段で検出された立ち下がりエッジのパルス列と
を合成して上記制御手段で遅延制御されたクロックに同
期させる同期手段とから構成されている。
【0020】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
から読取った再生波形を2値化する2値化手段と、この
2値化手段で2値化されたデータの立ち上がりエッジを
検出する第1の検出手段と、この第1の検出手段で検出
された立ち上がりエッジのパルス列を用いてクロックを
生成する生成手段と、この生成手段で生成されたクロッ
クを所定時間遅延する第1の遅延手段と、上記第1の検
出手段で検出された立ち上がりエッジのパルス列を上記
第1の遅延手段と同じ所定時間遅延する第2の遅延手段
と、上記2値化手段で2値化されたデータの立ち下がり
エッジを検出する第2の検出手段と、この第2の検出手
段で検出された立ち下がりエッジのパルス列を上記第1
の遅延手段で遅延されたクロックに同期させる遅延を行
う可変遅延手段と、この可変遅延手段で遅延された立ち
下がりエッジのパルス列と上記第2の遅延手段で遅延さ
れた立ち上がりエッジのパルス列とを合成する合成手段
と、この合成手段で合成されたデータを上記第1の遅延
手段から出力されたクロックに同期させる同期手段とか
ら構成されている。
【0021】この発明の光ディスク装置は、光ディスク
から読取った再生波形を2値化する2値化手段と、この
2値化手段で2値化されたデータの立ち上がりエッジを
検出する第1の検出手段と、この第1の検出手段で立ち
上がりエッジを検出した際、この立ち上がりエッジ検出
信号に応じてクロックを生成する生成手段と、上記2値
化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッジを検出
する第2の検出手段と、この第2の検出手段で立ち下が
りエッジを検出した際、この立ち下がりエッジ検出信号
に上記生成手段で生成されたクロックを同期させる遅延
を行う第1の可変遅延手段と、この第1の可変遅延手段
の遅延特性で上記第1の検出手段で検出された立ち上が
りエッジ検出信号を遅延させる第2の可変遅延手段と、
この第2の可変遅延手段で遅延された立ち上がりエッジ
検出信号と上記第2の検出手段で検出された立ち下がり
エッジ検出信号とを合成する合成手段と、この合成手段
で合成されたデータを上記第1の可変遅延手段で遅延さ
れたクロックに同期させる同期手段とから構成されてい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、この発明に係
る光ディスク装置を示すものである。この光ディスク装
置は光ディスク(情報記録媒体)1に対し集束光を用い
て情報の記録、再生を行うものである。
【0023】光ディスク1の表面には、スパイラル状に
溝(記録トラック)が形成されており、この光ディスク
1は、モータ(回転駆動手段)2によって例えば一定の
速度で回転される。このモータ2は、モータ制御回路1
8によって制御されている。
【0024】光ディスク1は、たとえばガラスあるいは
プラスチックスなどで円形に形成された基板の表面に記
録膜がドーナツ型にコーティングされており、その金属
被膜層の中心部近傍には切欠部つまり基準位置マークが
設けられている。
【0025】光ディスク1に対する情報の記録、再生
は、光学ヘッド(読取手段)3によって行われるように
なっている。この光学ヘッド3は、リニアモータ31の
可動部を構成する駆動コイル13に固定されており、こ
の駆動コイル13はリニアモータ制御回路17に接続さ
れている。
【0026】このリニアモータ制御回路17には、リニ
アモータ位置検出器26が接続されており、このリニア
モータ位置検出器26は、光学ヘッド3に設けられた光
学スケール25を検出することにより、位置信号を出力
するようになっている。
【0027】また、リニアモータ31の固定部には、図
示せぬ永久磁石が設けられており、駆動コイル13がリ
ニアモータ制御回路17によって励磁されることによ
り、光学ヘッド3は、光ディスク1の半径方向に移動さ
れるようになっている。
【0028】光学ヘッド3には、対物レンズ6が図示し
ないワイヤあるいは板ばねによって保持されており、こ
の対物レンズ6は、駆動コイル5によってフォーカシン
グ方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コイル4
によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交方向)
に移動可能とされている。
【0029】また、レーザ制御回路14によって駆動さ
れる半導体レーザ発振器(あるいはアルゴンネオンレー
ザ発振器)9より発生されたレーザ光は、コリメータレ
ンズ11a、ハーフプリズム11b、対物レンズ6を介
して光ディスク1上に照射され、この光ディスク1から
の反射光は、対物レンズ6、ハーフプリズム11b、集
光レンズ10a、およびシリンドリカルレンズ10bを
介して光検出器8に導かれる。
【0030】光検出器8は、4分割の光検出セル8a、
8b、8c、8dによって構成されている。上記光検出
器8の光検出セル8aの出力信号は、増幅器12aを介
して加算器30aの一端に供給され、光検出セル8bの
出力信号は、増幅器12bを介して加算器30bの一端
に供給され、光検出セル8cの出力信号は、増幅器12
cを介して加算器30aの他端に供給され、光検出セル
8dの出力信号は、増幅器12dを介して加算器30b
の他端に供給されるようになっている。
【0031】光検出器8の光検出セル8aの出力信号
は、増幅器12aを介して加算器30cの一端に供給さ
れ、光検出セル8bの出力信号は、増幅器12bを介し
て加算器30dの一端に供給され、光検出セル8cの出
力信号は、増幅器12cを介して加算器30dの他端に
供給され、光検出セル8dの出力信号は、増幅器12d
を介して加算器30cの他端に供給されるようになって
いる。
【0032】加算器30aの出力信号は差動増幅器OP
2の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP2の非
反転入力端には加算器30bの出力信号が供給される。
これにより、差動増幅器OP2は、加算器30a、30
bの差に応じてフォーカス点に関する信号をフォーカシ
ング制御回路15に供給するようになっている。このフ
ォーカシング制御回路15の出力信号は、フォーカシン
グ駆動コイル5に供給され、レーザ光が光ディスク1上
で常時ジャストフォーカスとなるように制御される。
【0033】加算器30cの出力信号は差動増幅器OP
1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1の非
反転入力端には加算器30dの出力信号が供給される。
これにより、差動増幅器OP1は、加算器30c、30
dの差に応じてトラック差信号をトラッキング制御回路
16に供給するようになっている。このトラッキング制
御回路16は、OP1から供給されるトラック差信号に
応じてトラック駆動信号を作成するものである。
【0034】トラッキング制御回路16から出力される
トラック駆動信号は、前記トラッキング方向の駆動コイ
ル4に供給される。また、上記トラッキング制御回路1
6で用いられたトラック差信号は、リニアモータ制御回
路17に供給されるようになっている。
【0035】上記のようにフォーカシング、トラッキン
グを行なった状態での光検出器8の各光検出セル8a、
〜8dの出力の和信号、つまり加算器30cの出力信号
と加算器30dの出力信号とが供給される加算器30e
の出力信号は、トラック上に形成されたピット(記憶情
報)からの反射率の変化が反映されている。この信号
は、記録信号再生回路19に供給され、この記録信号再
生回路19においてプリフォーマットデータとしてのア
ドレス情報(トラック番号、セクタ番号等)等や記憶情
報が再生される。
【0036】また、トラッキング制御回路16で対物レ
ンズ6が移動されている際、リニアモータ制御回路17
は、対物レンズ6が光学ヘッド3内の中心位置近傍に位
置するようにリニアモータ31つまり光学ヘッド3を移
動するようになっている。
【0037】また、この光ディスク装置にはそれぞれフ
ォーカシング制御回路15、トラッキング制御回路1
6、リニアモータ制御回路17とCPU23との間で情
報の授受を行うために用いられるD/A変換器22が設
けられている。さらに、再生データや記録データの一時
保管、あるいは所定の動作を行うプログラムを記憶する
ためのメモリ24も設けられている。
【0038】レーザ制御回路14、フォーカシング制御
回路15、トラッキング制御回路16、リニアモータ制
御回路17、モータ制御回路18、記録信号再生回路1
9等は、バスライン20を介してCPU23によって制
御されるようになっている。
【0039】また、記録信号再生回路19は、内部に光
ディスク1から読出された信号を再生する基準クロック
としてのデータクロックを生成するPLL回路50を有
している。
【0040】図2は、第1実施例に係るPLL回路50
の回路構成例を示すものである。すなわち、PLL回路
50は、データ入力(DATAIN)端子51、Fエッ
ジ検出回路(FDD)52、セレクタ(SLA)53、
ロックイン位相比較器(FPC)54、セレクタ(SL
B)55、チャージポンプ(FCP)56、VCO(F
VO)57、PLLコントローラ60、Rエッジ検出回
路(RDD)62、セレクタ(SLC)63、ロックイ
ン位相比較器(RPC)64、チャージポンプ(RC
P)66、電圧可変遅延ブロック(DLB)67、合成
打ち抜きブロック68、電圧可変遅延ブロック(DL
A)69、データ無し検知回路(NDD)70、DVA
71、DVB72、プルイン位相比較器(PPC)7
3、DVC(1/8)74、プルイン周波数比較器(P
FC)75、周波数誤差検知回路(FED)76、積分
回路77,78,79、VCO(MVO)80、8ビッ
ト(bit)カウンタ(DVC)81、8ビット(bi
t)カウンタ(DVD)82、プルイン位相比較器(M
PC)83、チャージポンプ(MCP)86、データ
(RDATA)出力端子90、クロック(RDCLK)
出力端子91、及びマスタクロック(MCLK)出力端
子92とから構成されている。なお、本発明と関係のな
い端子には符号を付けずに説明を省略する。
【0041】次に、このような構成において第1実施例
におけるPLL回路50の動作を図3の信号波形を用い
て説明する。図3の(a)は、点線で示す理想的なスラ
イスレベルに対して、不適切なスライスレベルを実線で
示している。図3の(b)は理想的な2値化済みの入力
データ(DATAIN)を示している。そして、図3の
(c)は、図3の(a)において実線で示した不適切な
スライスレベルで2値化した入力データを示し、以下、
この2値化済みPWM信号が入力されたものとする。
【0042】まず、データ入力端子51に入力された図
3の(c)に示す2値化済みPWM信号の立ち下がりエ
ッジ(Fエッジ)をFエッジ検出回路52にて検出す
る。Fエッジ検出回路52からの出力信号(FDDou
t)を図3の(d)に示す。このパルス列を用い、ロッ
クイン位相比較器54、チャージポンブ56、VCO
(FVO)57からなるデータPLL回路(生成手段)
にてデータクロック(DCLK)を生成する。
【0043】一方、先のPWM信号の立ち上がりエッジ
(Rエッジ)をRエッジ検出回路62にて検知し、この
パルス列をロックイン位相比較器(RPC)64にて先
の(立ち下がりエッジパルス列と同期した)データクロ
ックと位相比較し、チャージポンブ66を通して電圧可
変遅延ブロック(DLB)67にフィードバックする。
【0044】一般に、図3の(b)に示すように立ち上
がりエッジパルス列と立ち下がりエッジパルス列は位相
関係がずれているが、この遅延制御フィードバックルー
プによりデータクロックの位相を立ち上がりエッジパル
ス列(Rエッジ検出回路62の出力パルス列)にロック
でき、RDクロック(RDCLK)としてクロック出力
端子91に出力される。
【0045】電圧可変遅延ブロック67と遅延特性にお
いてペア性が確保された電圧可変遅延ブロック69に先
の立ち下がりエッジパルス列(Fエッジ検出回路52の
出力パルス列)を通すことで、立ち下がり立ち上がりエ
ッジパルス列の位相関係がRDクロック(RDCLK)
基準で同期する。合成打ち抜きブロック68にてこの同
期処理を行い、データ(RDATA)としてデータ出力
端子90に出力される。
【0046】上記PLL動作の補助回路として、引き込
みの第1段階として起動するプルイン周波数比較回路
(DVC74,プルイン周波数比較器75)と、入力信
号(DATAIN)が無くなった場合に立ち下がりエッ
ジパルス列の異常を検知するデータ無し検知回路70
と、基準となるマスタクロック(MCLK)とデータク
ロック(DCLK)の誤差を検知する周波数誤差検知回
路76と、周波数誤差検知時にマスタクロック(MCL
K)に引き込みを行うプルイン位相比較回路(DVA7
1,DVB72,プルイン位相比較器73)とがある。
【0047】上記一連のPLL引き込み動作は、PLL
コントローラ60によりシーケンシャルに行われる。次
に、第2実施例について説明する。
【0048】図4は、第2実施例におけるPLL回路1
50の回路構成例を示すものである。すなわち、PLL
回路150は、データ入力端子121、Fエッジ検出回
路122、位相比較器123,130、チャージポンプ
124,131、VCO125、固定遅延回路126,
127、Rエッジ検出回路128、可変遅延回路12
9、OR回路132、打ち抜き遅延回路133、クロッ
ク出力端子134、及びデータ出力端子135とから構
成されている。
【0049】第2実施例のPLL回路150は、可変遅
延ブロックを1つで構成する例を示すものである。すな
わち、データ入力端子121に入力された2値化済みP
WM信号の立ち下がりエッジ(Fエッジ)をFエッジ検
出回路122にて検出する。検出したFエッジ信号によ
り位相比較器123、チャージポンプ124、VCO1
25からなるPLL回路を動作させる。このPLL回路
出力を固定遅延回路126を通して一定時間遅延させ
る。また、同時にFエッジ検出回路122からのFエッ
ジ信号も同量固定遅延回路127で遅延させる。
【0050】一方、2値化済みPWM信号の立ち上がり
エッジ(Rエッジ)はRエッジ検出回路128にて検出
し、可変遅延手段としての可変遅延ブロック(可変遅延
回路129、位相比較器130、チャージポンプ13
1)からなるフィードバック系により遅延後のクロック
(固定遅延回路126の出力)に位相をロックする。
【0051】この時点でFエッジ検出回路122からの
出力信号の遅延後パルス(固定遅延回路127の出力)
とRエッジ検出出力は同一のクロック(固定遅延回路1
26の出力)に同期することになり、OR回路132で
合成された後、打ち抜き回路133にてクロックで打ち
抜かれ、クロックとデータとして各々クロック出力端子
134、データ出力端子135より出力される。
【0052】この第2実施例の特徴は、第1実施例にく
らべて比較的安定性が悪い可変遅延ブロックを1つに滅
らすことで安定性を向上させている点にある。またクロ
ック出力は、可変遅延ブロックを通過しないためジッタ
が少ないことである。
【0053】次に、第3実施例について説明する。図5
は、第3実施例におけるPLL回路250の回路構成例
を示すものである。すなわち、PLL回路250は、デ
ータ入力端子141、Fエッジ検出回路142、Rエッ
ジ検出回路143、OR回路144、固定遅延回路14
5、位相比較器146、チャージポンプ147、VCO
148、クロック出力端子149、可変遅延回路15
1、位相比較器152、チャージポンプ153、可変遅
延回路154、位相比較器155、チャージポンプ15
6、OR回路157、打ち抜き回路158、及びデータ
出力端子159とから構成されている。
【0054】第3実施例のPLL回路250は、クロッ
ク生成PLLをRエッジ、Fエッジ両方から作成する構
成例である。すなわち、データ入力端子141に入力さ
れた2値化済みPWM信号の立ち下がりエッジ(Fエッ
ジ)をFエッジ検出回路142にて検出し、データ入力
端子121に入力された2値化済みPWM信号の立ち上
がりエッジ(Rエッジ)をRエッジ検出回路143にて
検出し、これらの出力信号がOR回路144に入力され
る。そして、OR回路144、固定遅延回路145、位
相比較器146、チャージポンプ147、VCO148
で構成されるブロックからなるPLLループにてクロッ
クを得るようにしている。このクロックに同期させるべ
く可変遅延ルーブ(可変遅延回路151と位相比較器1
52とチャージポンプ153、または可変遅延回路15
4と位相比較器155とチャージポンプ156)が動作
する。
【0055】可変遅延回路151、152からの各出力
信号がOR回路157で合成された後、打ち抜き回路1
58にてクロックで打ち抜かれ、データとしてデータ出
力端子159より出力される。
【0056】第3実施例の特徴は、クロック生成をRエ
ッジ、Fエッジ両方から行うことから上記第1、第2実
施例に比べ比較パルスが倍になり、万一入力信号が乱れ
PLLが誤動作しても復帰が比較的安定かつ高速に行え
る点にある。また、可変遅延ブロックがRエッジ系とF
エッジ系で相補的に動作する(クロックはRエッジとF
エッジの位相ずれの中間にあり、遅延による位相修正は
常に逆方向でほぼ同量となる)ため、各遅延ブロックの
遅延可変範囲を第1、第2実施例に比べ半分にすること
ができ、安定性を向上できる。
【0057】次に、第4実施例について説明する。図6
は、第4実施例におけるPLL回路350の回路構成例
を示すものである。すなわち、PLL回路350は、デ
ータ入力端子161、Fエッジ検出回路162、Rエッ
ジ検出回路163、固定遅延回路164、スイッチ16
5,167,170、位相比較器166、チャージポン
プ168,171、VCO169、可変遅延回路17
2,173、OR回路174、打ち抜き回路175、デ
ータ出力端子177、及びクロック出力端子178とか
ら構成されている。
【0058】第4実施例のPLL回路350は、位相比
較器を1つにした構成例である。スイッチ165,16
7,170をA側にするとFエッジ検出回路162で検
出されたFエッジに基づくPLL回路を構成してクロッ
クを発生する。スイッチ165,167,170をB側
にするとRエッジ検出回路163で検出されたRエッジ
とクロックの位相差を補正する遅延ループを構成する。
全スイッチ(165,167,170)はフリップフロ
ップ176の出力で切り替わり、フリップフロップ17
6はRエッジの出力信号、Fエッジの出力信号が入力さ
れるたびにモードが変わる。
【0059】すなわち、データ入力端子161に入力さ
れた2値化済みPWM信号の立ち下がりエッジ(Fエッ
ジ)をFエッジ検出回路162にて検出し、データ入力
端子121に入力された2値化済みPWM信号の立ち上
がりエッジ(Rエッジ)をRエッジ検出回路143にて
検出する。
【0060】立ち下がりエッジが入力された場合、Fエ
ッジ検出回路162からのFエッジ信号がフリップフロ
ップ176のR端子に入力され、フリップフロップ17
6によりスイッチ165,167,170がA側に切り
替わる。Fエッジ検出回路162からのFエッジ信号
は、固定遅延回路164で一定時間遅延された後、スイ
ッチ165を介した位相比較器166、スイッチ167
を介したチャージポンプ168、VCO169からなる
PLL回路を動作させる。
【0061】続いて立ち上がりエッジが入力された場
合、Rエッジ検出回路163からのRエッジ信号がフリ
ップフロップ176のS端子に入力され、フリップフロ
ップ176によりスイッチ165,167,170がB
側に切り替わる。Rエッジ検出回路163からのRエッ
ジ信号は、スイッチ165を介した位相比較器166、
スイッチ167を介したチャージポンプ171、可変遅
延回路172,173からなるフィードバック系を動作
させる。
【0062】これで、Fエッジ検出回路162からのF
エッジ信号の遅延後パルス(可変遅延回路173の出
力)とRエッジ検出回路163からのRエッジ信号は同
一のクロック(可変遅延回路172の出力)に同期する
ことになり、OR回路174で合成された後、打ち抜き
回路175にてクロックで打ち抜かれ、クロックとデー
タとして各々クロック出力端子178、データ出力端子
177より出力される。
【0063】第4実施例における構成では、比較的高速
な回路である位相比較器が1つになるため回路規模を小
さくすることに加え、消費電力およびノイズの低減を図
ることができる。
【0064】なお、上記第3実施例を除く各実施例にお
いてFエッジを基準に動作する構成を示したが、実際に
はFエッジ、Rエッジのジッタを測定し、より安定な方
を基準クロック生成用とする構成をとることも可能であ
る。
【0065】以上説明したように上記発明の実施の形態
によれば、パルス幅変調信号の2値化スライスレベルが
不適切な状況においても正しく、立ち上がり、立ち下が
りエッジに同期した再生クロックを得ることができ、な
おかつ、立ち上がり、立ち下がりエッジ信号を一本の信
号線に統合することができる。
【0066】また、回路規模では最も電力を要してノイ
ズ発生も激しいVCO回路が1回路で済むため、従来の
2個のPLLを用いる方式に比べて安価であり、実装技
術的にも望ましい構成とすることができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
パルス幅変調信号の2値化スライスレベルが不適切な場
合でも正確に立ち上がり、立ち下がりエッジに同期した
再生クロックを得てデータの正読率の向上とコストアッ
プの抑制を図ることのできる光ディスク装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光ディスク装置の概略構成を示
す図。
【図2】第1実施例に係るPLL回路の回路構成例を示
すブロックず。
【図3】第1実施例におけるPLL回路による信号波形
を示す図。
【図4】第2実施例におけるPLL回路の回路構成例を
示す図。
【図5】第3実施例におけるPLL回路の回路構成例を
示す図。
【図6】第4実施例におけるPLL回路の回路構成例を
示す図。
【符号の説明】
1…光ディスク 19…記録信号再生回路 23…CPU 50、150、250、350…PLL回路 52…Fエッジ検出回路(検出手段) 54、64…ロックイン位相比較器 56、66…チャージポンプ 57…VCO 60…PLLコントローラ 62…Rエッジ検出回路(検出手段) 67、69…電圧可変遅延ブロック(遅延手段) 68…合成打ち抜きブロック(同期手段) 71…DVA 72…DVB 132、157、174…OR回路(合成手段) 133、158、175…打ち抜き回路(同期手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクから読取った再生波形を2値
    化する2値化手段と、 この2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッ
    ジと立ち上がりエッジを検出する検出手段と、 この検出手段で検出された立ち下がりエッジ、または立
    ち上がりエッジのみから再生クロックを生成する生成手
    段と、 この生成手段から生成した再生クロックに対して上記検
    出手段で検出された立ち下がりエッジのパルス列と立ち
    上がりエッジのパルス列との同期をとる同期手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクから読取った再生波形を2値
    化する2値化手段と、 この2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッ
    ジと立ち上がりエッジを検出する検出手段と、 この検出手段で検出された立ち下がりエッジと立ち上が
    りエッジとから再生クロックを生成する生成手段と、 この生成手段から生成した再生クロックに対して上記検
    出手段で検出された立ち下がりエッジのパルス列と立ち
    上がりエッジのパルス列との同期をとる同期手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクから読取った再生波形を2値
    化する2値化手段と、 この2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッ
    ジを検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段で検出された立ち下がりエッジのパ
    ルス列を用いてクロックを生成する生成手段と、 上記2値化手段で2値化されたデータの立ち上がりエッ
    ジを検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段で検出された立ち上がりエッジのパ
    ルス列に上記生成手段で生成されたクロックを同期させ
    る遅延制御を行う制御手段と、 この制御手段で制御される遅延特性で上記第1の検出手
    段で検出された立ち下がりエッジのパルス列を遅延する
    遅延手段と、 この遅延手段で遅延された立ち下がりエッジのパルス列
    と上記第2の検出手段で検出された立ち上がりエッジの
    パルス列とを合成して上記制御手段で遅延制御されたク
    ロックに同期させる同期手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 光ディスクから読取った再生波形を2値
    化する2値化手段と、 この2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッ
    ジを検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段で検出された立ち下がりエッジのパ
    ルス列を用いてクロックを生成する生成手段と、 この生成手段で生成されたクロックを所定時間遅延する
    第1の遅延手段と、 上記第1の検出手段で検出された立ち下がりエッジのパ
    ルス列を上記第1の遅延手段と同じ所定時間遅延する第
    2の遅延手段と、 上記2値化手段で2値化されたデータの立ち上がりエッ
    ジを検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段で検出された立ち上がりエッジのパ
    ルス列を上記第1の遅延手段で遅延されたクロックに同
    期させる遅延を行う可変遅延手段と、 この可変遅延手段で遅延された立ち上がりエッジのパル
    ス列と上記第2の遅延手段で遅延された立ち下がりエッ
    ジのパルス列とを合成する合成手段と、 この合成手段で合成されたデータを上記第1の遅延手段
    から出力されたクロックに同期させる同期手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクから読取った再生波形を2値
    化する2値化手段と、 この2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッ
    ジを検出する第1の検出手段と、 上記2値化手段で2値化されたデータの立ち上がりエッ
    ジを検出する第2の検出手段と、 上記第1の検出手段で検出された立ち下がりエッジのパ
    ルス列と上記第2の検出手段で検出された立ち上がりエ
    ッジのパルス列とからクロックを生成する生成手段と、 上記第1の検出手段で検出された立ち下がりエッジのパ
    ルス列を上記生成手段で生成されたクロックに同期させ
    る遅延を行う第1の可変遅延手段と、 上記第2の検出手段で検出された立ち上がりエッジのパ
    ルス列を上記生成手段で生成されたクロックに同期させ
    る遅延を行う第2の可変遅延手段と、 この第2の可変遅延手段で遅延された立ち上がりエッジ
    のパルス列と上記第1の可変遅延手段で遅延された立ち
    下がりエッジのパルス列とを合成する合成手段と、 この合成手段で合成されたデータを上記生成手段で生成
    されたクロックに同期させる同期手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 光ディスクから読取った再生波形を2値
    化する2値化手段と、 この2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッ
    ジを検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段で立ち下がりエッジを検出した際、
    この立ち下がりエッジ検出信号に応じてクロックを生成
    する生成手段と、 上記2値化手段で2値化されたデータの立ち上がりエッ
    ジを検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段で立ち上がりエッジを検出した際、
    この立ち上がりエッジ検出信号に上記生成手段で生成さ
    れたクロックを同期させる遅延を行う第1の可変遅延手
    段と、 この第1の可変遅延手段の遅延特性で上記第1の検出手
    段で検出された立ち下がりエッジ検出信号を遅延させる
    第2の可変遅延手段と、 この第2の可変遅延手段で遅延された立ち下がりエッジ
    検出信号と上記第2の検出手段で検出された立ち上がり
    エッジ検出信号とを合成する合成手段と、 この合成手段で合成されたデータを上記第1の可変遅延
    手段で遅延されたクロックに同期させる同期手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 光ディスクから読取った再生波形を2値
    化する2値化手段と、 この2値化手段で2値化されたデータの立ち上がりエッ
    ジを検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段で検出された立ち上がりエッジのパ
    ルス列を用いてクロックを生成する生成手段と、 上記2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッ
    ジを検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段で検出された立ち下がりエッジのパ
    ルス列に上記生成手段で生成されたクロックを同期させ
    る遅延制御を行う制御手段と、 この制御手段で制御される遅延特性で上記第1の検出手
    段で検出された立ち上がりエッジのパルス列を遅延する
    遅延手段と、 この遅延手段で遅延された立ち上がりエッジのパルス列
    と上記第2の検出手段で検出された立ち下がりエッジの
    パルス列とを合成して上記制御手段で遅延制御されたク
    ロックに同期させる同期手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 光ディスクから読取った再生波形を2値
    化する2値化手段と、 この2値化手段で2値化されたデータの立ち上がりエッ
    ジを検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段で検出された立ち上がりエッジのパ
    ルス列を用いてクロックを生成する生成手段と、 この生成手段で生成されたクロックを所定時間遅延する
    第1の遅延手段と、 上記第1の検出手段で検出された立ち上がりエッジのパ
    ルス列を上記第1の遅延手段と同じ所定時間遅延する第
    2の遅延手段と、 上記2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッ
    ジを検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段で検出された立ち下がりエッジのパ
    ルス列を上記第1の遅延手段で遅延されたクロックに同
    期させる遅延を行う可変遅延手段と、 この可変遅延手段で遅延された立ち下がりエッジのパル
    ス列と上記第2の遅延手段で遅延された立ち上がりエッ
    ジのパルス列とを合成する合成手段と、 この合成手段で合成されたデータを上記第1の遅延手段
    から出力されたクロックに同期させる同期手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 光ディスクから読取った再生波形を2値
    化する2値化手段と、 この2値化手段で2値化されたデータの立ち上がりエッ
    ジを検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段で立ち上がりエッジを検出した際、
    この立ち上がりエッジ検出信号に応じてクロックを生成
    する生成手段と、 上記2値化手段で2値化されたデータの立ち下がりエッ
    ジを検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段で立ち下がりエッジを検出した際、
    この立ち下がりエッジ検出信号に上記生成手段で生成さ
    れたクロックを同期させる遅延を行う第1の可変遅延手
    段と、 この第1の可変遅延手段の遅延特性で上記第1の検出手
    段で検出された立ち上がりエッジ検出信号を遅延させる
    第2の可変遅延手段と、 この第2の可変遅延手段で遅延された立ち上がりエッジ
    検出信号と上記第2の検出手段で検出された立ち下がり
    エッジ検出信号とを合成する合成手段と、 この合成手段で合成されたデータを上記第1の可変遅延
    手段で遅延されたクロックに同期させる同期手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
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