JPH10340090A - より少ない必要記憶空間で音楽伴奏信号を発生する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、より多くの音楽プログラムを少な
い記憶空間に記憶しうる音楽伴奏信号を発生する方法及
び装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明による方法及び装置では、互いに
分離したオーディオ記憶ユニット及び歌詞記憶ユニット
を含む記録媒体が提供される。これらのユニットは夫
々、複数の音楽プログラムに対応する複数のオーディオ
音楽データ及び複数の歌詞データを有する。歌詞データ
は符号化されたテキストデータ及びタイミング情報を含
む。作動時、選択された音楽プログラムの１つに対応す
るオーディオ音楽データ及び歌詞データが記録媒体から
検索される。記録媒体から検索された符号化されたテキ
ストデータ及びタイミング情報は復号化される。復号化
されたデータからビットマップデータが発生され、タイ
ミング情報に従い記録媒体から検索されたオーディオ音
楽データと同期される。記録媒体から検索されたオーデ
ィオ音楽データは、オーディオ出力を獲得するようサウ
ンドカードに与えられ、ビットマップデータはビデオ信
号を獲得するようＶＧＡカードに与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、音楽プログラムに
対応する音楽伴奏信号を発生する方法及び装置に関し、
更に特定的にはより少ない必要記憶空間で音楽伴奏信号
を発生する方法及び装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】記録媒体に記録されたオーディオ・ビジ
ュアル信号を再生することが可能な装置は従来の技術に
よって知られている。そのような装置の１つの例は、歌
を歌う人に合わせて特に準備されたオーディオ・ビジュ
アル音楽伴奏信号を再生するカラオケ装置である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来のカラオケ再生装
置では、音楽プログラムの音楽伴奏信号は、オーディオ
音楽データ、ビデオデータ及びビデオデータに重ねられ
た歌詞データを含む。現在、音楽プログラムに対応する
音楽伴奏信号は、Moving Picture Expert Group （ＭＰ
ＥＧ）規格形式で符号化された単一のファイルに記憶さ
れる。従って、夫々の音楽プログラムは比較的多量の記
憶空間を使用し、それにより、単一の記録媒体に記録さ
れうる音楽プログラムの数は比較的少なくなる。

【０００４】ＭＰＥＧ第３層規格圧縮形式といった異な
る圧縮技術がオーディオ音楽データの必要記憶空間を減
少させるために使用されうる一方で、対応する１つの音
楽プログラムの音楽伴奏信号は単一のファイルに記憶さ
れるという点から、そのような圧縮技術は従来のカラオ
ケ再生装置では使用され得ない。更に、オーディオ音楽
データが圧縮されていれば、歌詞データとオーディオ音
楽データとの同期は、従来の技術では可能ではない。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術と比
較して単一の記録媒体に記録されうる音楽プログラムの
数がより多くなるよう、音楽プログラムがより少ない記
憶空間を使用することを可能にする音楽伴奏信号を発生
する方法及び装置を提供することを目的とする。

【０００６】本発明は特に、オーディオ音楽データは、
符号化されたテキストデータ及びタイミング情報を含む
歌詞データと別々に記憶され、そのため従来技術と比較
して単一の記録媒体に記録されうる音楽プログラムの数
がより多くなるオーディオ音楽データの圧縮が可能であ
り、一方オーディオ音楽データと歌詞データとの同期が
可能である、音楽伴奏信号を発生する方法及び装置を提
供することを主な目的とする。

【０００７】本発明は、ビデオデータはオーディオ音楽
データ及び歌詞データとは別々に記憶され、従来技術と
比較して単一の記録媒体に記録されうる音楽プログラム
の数が更に増加するよう、複数の音楽プログラムによっ
て共有されるオーディオ・ビジュアル音楽伴奏信号を発
生する方法及び装置を提供することを他の目的とする。

【０００８】本発明の１つの面によれば、音楽プログラ
ムに対応する音楽伴奏信号を発生する方法は、（ａ）オ
ーディオ記憶ユニット及び該ーディオ記憶ユニットから
分離した歌詞記憶ユニットを有し、オーディオ記憶ユニ
ット及び歌詞記憶ユニットは夫々、その中に記憶された
複数の音楽プログラムに対応する複数のオーディオ音楽
データ及び複数の歌詞データを有し、歌詞データは符号
化されたテキストデータ及びタイミング情報を含む記録
媒体を提供する段階と、（ｂ）選択された１つの音楽プ
ログラムに対応するオーディオ音楽データ及び歌詞デー
タを記録媒体から検索する段階と、（ｃ）復号化された
データを獲得するよう記録媒体から検索された符号化さ
れたテキストデータ及びタイミング情報を復号化する段
階と、（ｄ）復号化されたデータからビットマップデー
タを発生する段階と、（ｅ）タイミング情報に従って、
ビットマップデータと、記録媒体から検索されたオーデ
ィオ音楽データとを同期させる段階と、（ｆ）オーディ
オ出力を獲得するよう記録媒体から検索されたオーディ
オ音楽データをオーディオ変換手段へ与える段階と、
（ｇ）ビデオ信号を獲得するようビットマップデータを
ビットマップ変換手段へ与える段階とからなる。

【０００９】本発明の他の面によれば、音楽プログラム
に対応する音楽伴奏信号を発生する装置は、オーディオ
記憶ユニット及びオーディオ記憶ユニットから分離した
歌詞記憶ユニットを有し、オーディオ記憶ユニット及び
歌詞記憶ユニットは夫々、その中に記憶された複数の音
楽プログラムに対応する複数のオーディオ音楽データ及
び複数の歌詞データを有し、歌詞データは符号化された
テキストデータ及びタイミング情報を含む記録媒体と、
記録媒体に接続され、選択された１つの音楽プログラム
に対応するオーディオ音楽データ及び歌詞データを記録
媒体から検索するよう作動し、復号化されたデータを獲
得するよう記録媒体から検索された符号化されたテキス
トデータ及びタイミング情報を復号化し、復号化された
データからビットマップデータを発生し、更にタイミン
グ情報に従って、ビットマップデータと、記録媒体から
検索されたオーディオ音楽データとを同期させるプロセ
ッサ手段と、上記プロセッサ手段に接続され、上記プロ
セッサ手段によってオーディオ出力を獲得するよう、記
録媒体から検索されたオーディオ音楽データが与えられ
るオーディオ変換手段と、上記プロセッサ手段に接続さ
れ、上記プロセッサ手段によってビデオ信号を獲得する
よう、ビットマップデータが与えられるビットマップ変
換手段とからなる。

【００１０】

【発明の実施の形態】本発明の他の特徴及び利点は、添
付の図面を参照して望ましい実施例を詳述することによ
って明らかとなろう。図１を参照するに、本発明による
音楽伴奏装置の望ましい実施例は、記録媒体１０と、プ
ロセッサユニット２０と、サウンドカード３０と、ＭＰ
ＥＧカード４０と、ビデオグラフィックスアダプタ（Ｖ
ＧＡ）カード５０とを含む。

【００１１】ハードディスク又はＣＤ−ＲＯＭの形式で
あり得る記録媒体１０は、オーディオ記憶ユニット１１
と、歌詞記憶ユニット１２と、ビデオ記憶ユニット１３
とを含む。オーディオ記憶ユニット１１及び歌詞記憶ユ
ニット１２は夫々その中に、複数の音楽プログラムに対
応する複数のオーディオ音楽データ及び複数の歌詞デー
タを有する。従来の技術とは異なり、オーディオ記憶ユ
ニット１１と、歌詞記憶ユニット１２と、ビデオ記憶ユ
ニット１３とは、互いに分離している。ビデオ記憶ユニ
ット１３はその中に、全ての音楽プログラムによって共
有されるべき複数のビデオセグメントを有する。

【００１２】図２を参照するに、オーディオ記憶ユニッ
ト１１に記憶されたオーディオ音楽データは以下の方法
で準備される。初めに、音楽プログラムのためのオーデ
ィオ音楽データはＷＡＶＥファイル形式で記録される。
その次に、ＷＡＶＥファイルはＭＰＥＧ第３層規格圧縮
形式で符号化され、ＭＰＥＧ第３層ファイルはオーディ
オ記憶ユニット１１での記憶の前の権限のない複製から
保護するよう、更に符号化される。ＭＰＥＧ第３層規格
圧縮形式で記憶されたオーディオ音楽データを使用し
て、ＭＩＤＩ形式で符号化されたオーディオ音楽データ
を使用する従来の技術と比較して、より高い品質のオー
ディオ出力が、より少ない必要記憶空間で獲得されう
る。

【００１３】歌詞記憶ユニット１２に記憶された歌詞デ
ータは、選択された音楽プログラムを出力するときに、
テキストデータ及びオーディオ音楽データが記録媒体１
０から検索されると同時にテキストデータ及びオーディ
オ音楽データを同期させるための符号化されたテキスト
データ及びタイミング情報を含む。図３を参照するに、
歌詞記憶ユニット１２に記憶された歌詞データは以下の
方法で準備される。初めに、対応する音楽プログラムの
プログラム記述情報及び詩を含むテキストデータは、文
字入力装置（図示せず）を使用して従来の方法で獲得さ
れ、スクリプトファイルとして記憶される。次に、コン
ピュータ（図示せず）により、ＷＡＶＥ形式の対応する
オーディオ音楽データを基準として使用し、タイミング
情報が獲得される。テキストデータ及びタイミング情報
は次に、歌詞記憶ユニット１２での記憶の前の権限のな
い複製から保護するよう、符号化される。タイミング情
報は以下の段落において詳述される。

【００１４】ビデオセグメントは、カメラといった画像
獲得装置を使用して準備され、人物、動物、植物又は名
所に関連しうる。ビデオセグメントはＭＰＥＧ規格符号
化形式で、ビデオ記憶ユニット１３に記憶される。ビデ
オセグメントは、選択された音楽プログラムのムードに
合うよう、ビデオセグメントが見る人に伝える、例えば
楽しい、悲しい、ロマンチック等といったムードによっ
て異なる部類に分類されることが望ましい。

【００１５】プロセッサユニット２０は、記録媒体１０
と、サウンドカード３０と、ＭＰＥＧカード４０と、Ｖ
ＧＡカード５０とに接続され、選択された１つの音楽プ
ログラムを出力するよう作動しうる。音楽プログラムの
選択は、リモートコントロール装置（図示せず）を使用
するといった既知の方法で実行される。図４は、プロセ
ッサユニット２０の動作を示すフローチャートを示す図
である。図示されるように、音楽プログラムを選択する
よう制御装置が作動されると、プロセッサユニット２０
は、選択された音楽プログラムに対応するオーディオ音
楽データ及び歌詞データを、記録媒体１０から検索す
る。プロセッサユニット２０は、オーディオ音楽データ
を復号化し、次に復号化されたオーディオ音楽データを
サウンドカード３０へ出力し、このサウンドカード３０
は次にスピーカといったオーディオ出力装置（図示せ
ず）に接続され、図１に示されるようなオーディオ再生
のためのオーディオ出力装置に与えられるアナログオー
ディオ出力を発生する。プロセッサユニット２０は、テ
キストデータ及びタイミング情報を復元するよう歌詞デ
ータを復号化する。プロセッサユニット２０は次に、テ
キストデータに対応するビットマップデータを発生さ
せ、タイミング情報に従ってＶＧＡカード５０のビット
マップデータの供給をサウンドカード３０のオーディオ
音楽データの供給と同期させる。ＶＧＡカード５０はそ
れによって受信されたビットマップデータを、図１に示
されるようにＭＰＥＧカード４０に供給されるＶＧＡ信
号へ変換する。

【００１６】オーディオ音楽データ及び歌詞データの、
記録媒体１０からの検索と同時に、プロセッサユニット
２０は、選択された音楽プログラムのムードに合う適当
な部類に属するビデオセグメントの少なくとも１つのセ
クションを、ランダム又は順次に記録媒体１０から検索
する。ビデオセグメントの検索されたセクションはオー
ディオ音楽データのセクションよりも短いため、夫々の
音楽プログラムに対して多数のビデオセグメントのセク
ションが必要とされる。連続するビデオセグメントの間
のはっきりした移行を避けるため、プロセッシングユニ
ット２０は、先行する１つのビデオセグメントのセクシ
ョンの終端においてフェードアウト効果を発生するよう
記録媒体１０から検索された先行する１つのビデオセグ
メントのセクションを処理し、更に後続する１つのビデ
オセグメントのセクションの開始においてフェードイン
効果を発生するよう記録媒体１０から検索された後続す
る１つのビデオセグメントのセクションを処理するよう
プログラムされうる。もちろん、ビデオセグメントが完
全な形で記録媒体１０から検索されれば、ビデオセグメ
ントの開始においてフェードイン効果を発生し、ビデオ
セグメントの終端においてフェードアウト効果を発生す
るよう、記録媒体１０への記憶の前に、ビデオセグメン
トのセクションの代わりにビデオセグメントが処理され
うる。プロセッサユニット２０は、それによって検索さ
れたビデオセグメントをＭＰＥＧカード４０に与える。

【００１７】再び図１を参照するに、ＭＰＥＧカード４
０は、ＶＧＡカード５０からのＶＧＡ信号をプロセッサ
ユニット２０からのビデオセグメントに重ねることによ
って、ＶＧＡ信号をビデオセグメントと結合する。ＭＰ
ＥＧカード４０は、ＮＴＳＣテレビジョンビデオ出力信
号を、モニタといったビデオ出力装置（図示せず）に与
える。

【００１８】本発明では、プロセッサユニット２０は、
タイミング情報に従ってハイライト命令信号を発生し、
ハイライト命令信号をビットマップデータと同時にＶＧ
Ａカード５０に与える。ハイライト命令信号は、対応す
る音楽プログラムの詩の単語がビデオ出力装置に表示さ
れると、その単語をハイライトするために使用される。
ハイライトは、下線付け、太字の表示、色反転又はバウ
ンドボール表示を含む既知の方法を使用して達成され
る。

【００１９】上述のように、テキストデータは対応する
音楽プログラムのプログラム記述情報及び詩を含む。夫
々の音楽プログラムの詩は、デュエットの異なる声楽パ
ート又は２カ国語形式に存在する異なる詩といったセク
ションに分類されることが望ましい。タイミング情報
は、対応する音楽プログラムの異なるセクションの詩の
ための、表示時間と、開始時間と、ティック情報とを含
む。表示時間情報は、音楽プログラムの異なるセクショ
ンの詩のためのビットマップデータが、サウンドカード
３０への音楽プログラムに対応するオーディオ音楽デー
タの供給に関して、いつＶＧＡカード５０へ与えられる
べきかを決定するよう、プロセッサユニット２０を制御
するために使用される。開始時間情報は、詩のためのビ
ットマップデータがＶＧＡカード５０に与えられた後
に、音楽プログラムの異なるセクションの詩のためのハ
イライト命令信号の発生を開始するために使用される。
ティック情報は、詩のためのビットマップデータがプロ
セッサユニット２０によってＶＧＡカード５０に与えら
れた後に、音楽プログラムの詩の単語のためのハイライ
ト命令信号を発生する頻度を制御するために使用され
る。

【００２０】上記において、タイミング情報は、コンピ
ュータ（図示せず）により、ＷＡＶＥ形式の対応するオ
ーディオ音楽データを基準として使用して獲得されるこ
とが説明されている。望ましい実施例では、音楽プログ
ラムの夫々のセクションの詩は、対応するオーディオ音
楽データが再生されると同時に、コンピュータのモニタ
に連続して表示される。その後、キーボードといった入
力装置を使用して、コンピュータの操作者は、詩がいつ
表示されるべきか、夫々の詩のハイライトがいつ開始さ
れるべきか、及び夫々の詩の単語のためのハイライトの
頻度を制御する。コンピュータは、操作者による入力装
置の動作に基づいて所望のタイミング情報を得る。

【００２１】ビデオセグメントがランダムな方法で記録
媒体１０から検索されるときは、音楽プログラムが２回
目に選択されたときに検索されるビデオセグメントは、
同じ音楽プログラムが１回目に選択されたときに検索さ
れるビデオセグメントとは異なりえ、それにより、特定
の音楽プログラムに対しては固定の画像の組に依存する
従来の技術と比較してより生き生きとした環境を作る。

【００２２】本発明の音楽伴奏装置は更に、プロセッサ
ユニット２０によって検索された現在のビデオセグメン
トから、ユーザが所望する他のビデオセグメントへスキ
ップすることが可能である。この機能を達成するプロセ
ッサユニット２０の制御は、リモートコントロール装置
（図示せず）を使用して実行されうる。本発明は最も実
際的であり、望ましい実施例であると考慮される例に関
連して説明されたが、本発明は開示された実施例に制限
されるものではなく、最も広い解釈の精神及び範囲の中
に含まれる様々な装置を含み、そのような修正及び同等
の装置を含むとされる。

【００２３】従って、本発明の装置では、記録媒体１０
に記憶されるビデオセグメントの総数は、音楽プログラ
ムの総数よりも少なく、必要記憶空間を更に減少させる
ためにオーディオ音楽データは圧縮されえ、それによ
り、従来の技術と比較して、音楽プログラム当たりの費
用の１０％に上る減少と、それに対応した単一の記録媒
体に記録されうる音楽プログラムの数の増加をもたら
す。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による音楽伴奏装置の望ましい実施例の
系統的回路ブロック図を示す図である。

【図２】望ましい実施例において、いかにしてオーディ
オ音楽データが準備されるかを示すフローチャートを示
す図である。

【図３】望ましい実施例において、いかにして歌詞デー
タが準備されるかを示すフローチャートを示す図であ
る。

【図４】望ましい実施例のプロセッサユニットの動作を
示すフローチャートを示す図である。

【符号の説明】

１０ 記録媒体 １１ オーディオ記憶ユニット １２ 歌詞記憶ユニット １３ ビデオ記憶ユニット ２０ プロセッサユニット ３０ サウンドカード ４０ ＭＰＥＧカード ５０ ビデオグラフィックスアダプタ（ＶＧＡ）カード

Claims (22)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 （ａ）オーディオ記憶ユニット及び該オ
   ーディオ記憶ユニットから分離した歌詞記憶ユニットを
   有し、オーディオ記憶ユニット及び歌詞記憶ユニットは
   夫々、その中に記憶された複数の音楽プログラムに対応
   する複数のオーディオ音楽データ及び複数の歌詞データ
   を有し、歌詞データは符号化されたテキストデータ及び
   タイミング情報を含む記録媒体を提供する段階と、 （ｂ）選択された１つの音楽プログラムに対応する該オ
   ーディオ音楽データ及び歌詞データを記録媒体から検索
   する段階と、 （ｃ）復号化されたデータを獲得するよう、記録媒体か
   ら検索された該符号化されたテキストデータ及び該タイ
   ミング情報を復号化する段階と、 （ｄ）復号化されたデータからビットマップデータを発
   生する段階と、 （ｅ）タイミング情報に従って、ビットマップデータ
   と、記録媒体から検索されたオーディオ音楽データとを
   同期させる段階と、 （ｆ）オーディオ出力を獲得するよう、記録媒体から検
   索されたオーディオ音楽データをオーディオ変換手段へ
   与える段階と、 （ｇ）ビデオ信号を獲得するよう、ビットマップデータ
   をビットマップ変換手段へ与える段階とからなる、音楽
   プログラムに対応する音楽伴奏信号を発生する方法。
2. 【請求項２】 オーディオ記憶ユニットに記憶されたオ
   ーディオ音楽データは圧縮データであり、上記の段階
   （ｅ）の前に、選択された１つの音楽プログラムに対応
   するオーディオ音楽データを復号化する段階を更に有す
   る請求項１記載の方法。
3. 【請求項３】 オーディオ記憶ユニットに記憶されたオ
   ーディオ音楽データはＭＰＥＧ第３層規格圧縮データで
   ある請求項２記載の方法。
4. 【請求項４】 タイミング情報に従ってハイライト命令
   信号を発生する段階と、 ハイライト命令信号を、ビットマップデータと同時にビ
   ットマップ変換手段へ与える段階とを更に有する請求項
   １記載の方法。
5. 【請求項５】 テキストデータは対応する１つの音楽プ
   ログラムのプログラム記述情報及び詩を含み、 タイミング情報は、対応する１つの音楽プログラムの詩
   のためのビットマップデータが、対応する１つの音楽プ
   ログラムのオーディオ音楽データのオーディオ変換器手
   段への供給に関して、いつビットマップ変換手段に与え
   られるべきかを制御する表示時間情報と、詩のビットマ
   ップデータがビットマップ変換手段へ与えられた後に、
   対応する１つの音楽プログラムの詩のためのハイライト
   命令信号の発生の開始を制御する開始時間制御情報と、
   詩のビットマップデータがビットマップ変換手段へ与え
   られた後に、対応する１つの音楽プログラムの詩の中の
   単語のためのハイライト命令信号の発生の頻度を制御す
   るティック情報とを含む請求項４記載の方法。
6. 【請求項６】 記録媒体はオーディオ記憶ユニット及び
   歌詞記憶ユニットから分離したビデオ記憶ユニットを更
   に有し、ビデオ記憶ユニットはその中に記憶された複数
   の音楽プログラムによって共有される複数のビデオセグ
   メントを有する請求項１記載の方法。
7. 【請求項７】 （ｈ）ビデオセグメントのうちの少なく
   とも１つのセクションを、記録媒体から順に検索する段
   階と、 （ｉ）ビデオ出力を獲得するよう、ビデオ信号と、記録
   媒体から検索されたビデオセグメントのセクションとを
   結合する段階とを更に有する請求項６記載の方法。
8. 【請求項８】 ビデオセグメントのセクションは記録媒
   体からランダムに検索される請求項７記載の方法。
9. 【請求項９】 ビデオセグメントのセクションは記録媒
   体から順次に検索される請求項７記載の方法。
10. 【請求項１０】 上記の段階（ｉ）の前に、先行する１
    つのビデオセグメントのセクションの終端においてフェ
    ードアウト効果を発生するよう記録媒体から検索された
    先行する１つのビデオセグメントのセクションを処理す
    る段階と、 後続する１つのビデオセグメントのセクションの開始に
    おいてフェードイン効果を発生するよう記録媒体から検
    索された後続する１つのビデオセグメントのセクション
    を処理する段階とを更に有する請求項７記載の方法。
11. 【請求項１１】 オーディオ記憶ユニット及び該オーデ
    ィオ記憶ユニットから分離した歌詞記憶ユニットを有
    し、該オーディオ記憶ユニット及び該歌詞記憶ユニット
    は夫々、その中に記憶された複数の音楽プログラムに対
    応する複数のオーディオ音楽データ及び複数の歌詞デー
    タを有し、歌詞データは符号化されたテキストデータ及
    びタイミング情報を含む記録媒体と、 該記録媒体に接続され、選択された１つの音楽プログラ
    ムに対応するオーディオ音楽データ及び歌詞データを記
    録媒体から検索するよう作動し、復号化されたデータを
    獲得するよう記録媒体から検索された符号化されたテキ
    ストデータ及びタイミング情報を復号化し、復号化され
    たデータからビットマップデータを発生し、更にタイミ
    ング情報に従って、ビットマップデータと、記録媒体か
    ら検索されたオーディオ音楽データとを同期させるプロ
    セッサ手段と、 該プロセッサ手段に接続され、オーディオ出力を獲得す
    るよう、記録媒体から検索されたオーディオ音楽データ
    が該プロセッサ手段によって与えられているオーディオ
    変換手段と、 該プロセッサ手段に接続され、ビデオ信号を獲得するよ
    う、ビットマップデータが該プロセッサ手段によって与
    えられているビットマップ変換手段とからなる、音楽プ
    ログラムに対応する音楽伴奏信号を発生する装置。
12. 【請求項１２】 該オーディオ記憶ユニットに記憶され
    たオーディオ音楽データは圧縮データであり、該プロセ
    ッサ手段は、ビットマップデータをオーディオ音楽デー
    タと同期させる前に、選択された１つの音楽プログラム
    に対応するオーディオ音楽データを復号化する請求項１
    １記載の装置。
13. 【請求項１３】 該オーディオ記憶ユニットに記憶され
    たオーディオ音楽データは、ＭＰＥＧ第３層規格圧縮デ
    ータである請求項１２記載の装置。
14. 【請求項１４】 該プロセッサ手段はタイミング情報に
    従ってハイライト命令信号を発生し、ハイライト命令信
    号をビットマップデータと同時に該ビットマップ変換手
    段に与える請求項１１記載の装置。
15. 【請求項１５】 テキストデータは対応する１つの音楽
    プログラムのプログラム記述情報及び詩を含み、 タイミング情報は、対応する１つの音楽プログラムの詩
    のためのビットマップデータが、対応する１つの音楽プ
    ログラムのオーディオ音楽データのオーディオ変換器手
    段への供給に関して、いつビットマップ変換手段に与え
    られるべきかを制御する表示時間情報と、詩のビットマ
    ップデータがビットマップ変換手段へ与えられた後に、
    対応する１つの音楽プログラムの詩のためのハイライト
    命令信号の発生の開始を制御する開始時間制御情報と、
    詩のビットマップデータがビットマップ変換手段へ与え
    られた後に、対応する１つの音楽プログラムの詩の中の
    単語のためのハイライト命令信号の発生の頻度を制御す
    るティック情報とを含む請求項１４記載の装置。
16. 【請求項１６】 記録媒体はオーディオ記憶ユニット及
    び歌詞記憶ユニットから分離したビデオ記憶ユニットを
    更に有し、該ビデオ記憶ユニットはその中に記憶された
    複数の音楽プログラムによって共有される複数のビデオ
    セグメントを有する請求項１１記載の装置。
17. 【請求項１７】 該プロセッサ手段は更に、ビデオセグ
    メントの少なくとも１つのセクションを記録媒体から順
    に検索し、 該プロセッサ手段及び該ビットマップ変換手段に接続さ
    れ、ビデオ出力を獲得するよう、ビデオ信号と、記録媒
    体から検索されたビデオセグメントのセクションとを結
    合する結合手段とを更に有する請求項１６記載の装置。
18. 【請求項１８】 該プロセッサ手段はビデオセグメント
    のセクションを記録媒体からランダムに検索する請求項
    １７記載の装置。
19. 【請求項１９】 該プロセッサ手段はビデオセグメント
    のセクションを記録媒体から順次に検索する請求項１７
    記載の方法。
20. 【請求項２０】 該プロセッサ手段は、先行する１つの
    ビデオセグメントのセクションの終端においてフェード
    アウト効果を発生するよう該記録媒体から検索された先
    行する１つのビデオセグメントのセクションを処理し、
    後続する１つのビデオセグメントのセクションの開始に
    おいてフェードイン効果を発生するよう記録媒体から検
    索された後続する１つのビデオセグメントのセクション
    を処理する請求項１７記載の装置。
21. 【請求項２１】 該ビットマップ変換手段はＶＧＡカー
    ドからなり、該ビデオ信号はＶＧＡ信号である請求項１
    ７記載の装置。
22. 【請求項２２】 ビデオセグメントはＭＰＥＧ規格符号
    化信号であり、該結合手段は該ビットマップ変換手段か
    らのＶＧＡ信号を、該記録媒体から検索されたビデオセ
    グメントのセクションの上に重ねるＭＰＥＧカードから
    なる請求項２１記載の装置。