JPH10339439A - 燃焼器、その冷却方法及び同燃焼器を備えたガスタービン装置 - Google Patents

燃焼器、その冷却方法及び同燃焼器を備えたガスタービン装置

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JPH10339439A
JPH10339439A JP12107698A JP12107698A JPH10339439A JP H10339439 A JPH10339439 A JP H10339439A JP 12107698 A JP12107698 A JP 12107698A JP 12107698 A JP12107698 A JP 12107698A JP H10339439 A JPH10339439 A JP H10339439A
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cooling
cooling air
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substantially cylindrical
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JP12107698A
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English (en)
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Mehran Sharifi
メーラン・シャリフィ
Graydon Lane Whidden
グレイドン・レイン・ウィッドン
Wendel Zolyomi
ヴェンデル・ゾリオミ
David Marchant Parker
デイビッド・マーチャント・パーカー
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
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    • F05B2260/201Heat transfer, e.g. cooling by impingement of a fluid
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    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R2900/00Special features of, or arrangements for continuous combustion chambers; Combustion processes therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却のために必要な圧縮空気量を最小とする
燃焼タービン装置のための燃焼器、及びそのような冷却
のための方法を提供すること。 【解決手段】 燃焼器は、燃焼域36の内部で高温ガス
と直接接触する第1ライナー44を有する。冷却空気通
路70は第1ライナー44を囲み、三つの仕方で第1ラ
イナーから熱を除去する。第一には、冷却空気流66の
一部が第1ライナーの一部におけるしみ出し冷却孔を通
って流れる。第二には、冷却空気流の別の部分が第1ラ
イナーの外側面に配置された冷却フィン上に流れる。第
三には、冷却空気流の更に別の部分が第1ライナーに対
して衝突するようにバッフルアセンブリ134により導
かれる。バッフルアセンブリは冷却空気通路内に配設さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料を圧縮空気に
より燃焼するための燃焼器に関するものである。更に詳
細には、本発明は、ガスタービン用燃焼器の冷却に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】燃焼タービン装置における通常の燃焼器
は、高温を受ける諸部品を冷却するために圧縮空気を使
用する。例えば、冷却に圧縮空気を使用する通常の燃焼
器は、パーカー(Parker)等の米国特許第5,3
94,688号明細書に開示されており、その全体は参
照によって本明細書の一部に組み込まれる。図3に示さ
れるように、パーカーの通常の燃焼器は、二つの調整可
能な二重反転の一次混合通路90及び92、二重燃料ノ
ズル18、二次混合通路68、外側ライナー40、中間
ライナー42及び第1ライナー44を有する。
【0003】第1ライナー44は一次燃焼域36を囲
み、燃焼域36内では燃料及び空気の希薄混合気が燃焼
される。第1ライナー44は円筒状の中間ライナー42
によって囲まれており、中間ライナー42は円筒状の外
側ライナー40によって囲まれている。ライナー40,
42及び44は同心状に配置されており、第1ライナー
44と中間ライナー42との間に環状の冷却空気通路7
0を形成し、且つ中間ライナー42と外側ライナー40
との間に環状の二次混合通路68を形成する。
【0004】第1ライナー44は一次燃焼域36内の高
温の燃焼ガスに直接さらされているので、冷却されるの
が典型的である。第1ライナー44を冷却するために、
圧縮機からの圧縮空気流8の冷却部分66は冷却空気通
路70を通って流れる。通常の燃焼器においては、第1
ライナー44の冷却を高めるために、ほぼ円筒状のバッ
フル80が冷却空気通路70の出口に配置されて、図4
に示されるように、第1ライナー44と中間ライナー4
2との間に延長する。バッフル80は、その下流の端部
108において、中間ライナー42の下流の端部に溶接
104により取り付けられる。バッフル80の前端部1
06は、第1ライナー44の外側面に当接するようにば
ね荷重がかけられている。ばね部分は一連の鋸歯状切れ
目(sawcuts)により前端部106のところに形成され
ており、これが不都合にも、冷却にとって無益な空気漏
れを引き起こす。
【0005】図3及び図4は、バッフル80の前端部1
06が第1ライナー44の長さの約3分の1だけ上流側
に延長していることを示すが、パーカーの特許は、バッ
フル80が第1ライナー44の大径部分の全体を囲んで
もよいことを教示している。図4にさらに示されるよう
に、多数の孔100はバッフル80の周囲に亙って分布
され、冷却空気66を第1ライナー44の外側面に衝突
する多数の噴出流102に分けるようになっている。
【0006】通常、冷却空気66は圧縮機2によって供
給される。燃焼器4を冷却するために圧縮機2からの圧
縮空気を分流することは、二つの欠点を持っている。第
一に、冷却空気は燃焼を維持するために利用できないの
で、そのような空気を使用することはタービン効率を低
下させることである。第二に、そのような空気を使用す
ることは火炎温度を上昇させ、大気汚染物質である窒素
酸化物の生成の増大を引き起こすことである。
【0007】したがって、燃焼器に対しては、燃焼器を
冷却するために必要な冷却空気量を最小にする必要性が
存在する。特に、第1ライナー44は一次燃焼域36内
の高温ガスに直接接触するので、第1ライナー44を冷
却するために必要な空気量を最小にする必要がある。
【0008】
【発明の概要】冷却のために必要な圧縮空気量を最小と
する燃焼器が提供される。燃焼器は、二つの同心状の一
次混合通路、外側の二次混合通路、燃料ノズル及び中間
ライナーを有し、該中間ライナーは第1ライナーを囲ん
で該第1ライナーとの間に環状の冷却空気通路を形成す
る。冷却空気通路を通って流れる冷却空気流は、第1ラ
イナーから熱を除去する。第1ライナーは多数のしみ出
し冷却孔を有し、そこを冷却空気流の一部が通り抜け
る。第1ライナーはまた、その外側面上に配設された冷
却フィンを有し、該外側面上を冷却空気流の別の一部が
流れる。バッフルアセンブリは冷却空気通路の内部に配
設され、冷却空気流の更に別の一部を第1ライナーの外
側面に対して衝突させる。バッフルアセンブリは円錐部
材及び円筒状の板状フィン部材を備える。
【0009】本発明は燃焼器の第1ライナーを冷却する
ための冷却方法も包含する。その方法は冷却空気流の一
部が第1ライナーのしみ出し冷却孔を通り抜け、冷却空
気流の別の一部が冷却フィン中を通り、そして、冷却空
気流の更に別の部分が第1ライナーに対して衝突するス
テップを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】図面について説明する。図中、類
似参照符号は全図にわたって対応構造を示すもので、図
1には本発明を用いた燃焼器4を有する型式のガスター
ビン装置1の略図が示される。ガスタービン装置1は、
軸26を介してタービン6により駆動される圧縮機2を
有する。周囲の空気12は圧縮機2内に吸引され圧縮さ
れる。圧縮機2によって産出された圧縮空気8は、一つ
あるいはそれ以上の燃焼器4を含んだ燃焼装置に導か
れ、これら燃焼器4の各々は気体燃料16、燃料油1
4、あるいは気体燃料16と燃料油14との両方を燃焼
器内に導入する燃料ノズル18を含んでいる。燃焼器4
の内部で、燃料は圧縮空気8により燃焼され、それによ
ってタービン6を駆動するための高温圧縮ガス20が作
られる。図2には本発明を使用する、ガスタービン装置
1の燃焼部30が示される。燃焼部30から出た高温圧
縮ガス20はダクト5によりタービン部6に導かれる。
【0011】次に、図5及び図6について説明すると、
本発明を使用する燃焼器4が示されている。燃焼器4は
燃料ノズル18、同心状の二つの混合通路90,92、
外側ライナー40、中間ライナー42及び第1ライナー
44を含む。第1ライナー44の内側面130は一次燃
焼域36を形成する。第1ライナー44は三つの部分、
すなわち、切頭円錐部分124、円筒状部分126及び
先細部分128を含んでいる。切頭円錐部分124は湾
曲して円筒状部分126になり、その円筒状部分126
は先細部分128で終端する。中間ライナー42は実質
的に円筒状であり、第1ライナー44を同心状に囲む。
冷却空気通路70は中間ライナー42と第1ライナー4
4との間の空間に形成される。
【0012】本発明に従って、切頭円錐部分124は多
数の小径のしみ出し孔144を有する。しみ出し孔14
4は、冷却空気流66のしみ出し部分66’が冷却空気
通路70から燃焼域36内に流れることを可能とする。
円筒状部分126の外側面132は、軸方向に向けられ
且つ等角度隔てられた多数の冷却フィン135を有す
る。冷却フィン135は例えば鋳造や切削といった通常
の方法により形成される。冷却フィン135は冷却空気
流66の板状フィン用部分66''と接触する。当業者に
は分かるように、しみ出し孔(冷却孔)144と冷却フ
ィン135の数量、寸法及び間隔は、燃焼器のサイズ、
材質及び作動条件に従って異なる。
【0013】また、本発明に従って、バッフルアセンブ
リ134は冷却空気通路70内部に収容されている。環
状の衝突空気通路152は中間ライナー42とバッフル
アセンブリ134との間に形成されている。バッフルア
センブリ134は、円筒状の板状フィン部材136、円
錐部材138並びに同数の内側ブロック140及び外側
ブロック142を含む。板状フィン部材136は冷却フ
ィン135を同心状に囲む。好適な実施の形態において
は、板状フィン部材136は熱膨張差を吸収するために
冷却フィン135から半径方向に離間するように設置さ
れる。板状フィン部材136及び円筒状部分126が普
通の作動温度にあるときは、半径方向のクリアランスは
好適にはゼロである。円筒状部分126は板状フィン部
材136よりも熱くなるので、円筒状部分126はより
大きな熱膨張を有し、それにより半径方向の隙間は閉じ
る。
【0014】好適には内側ブロック140は板状フィン
部材136の外周の回りに溶接される。外側ブロック1
42は中間ライナー42の内側表面に溶接される。外側
ブロック142の各々の接触面143は各内側ブロック
140の接触面141を受ける。バッフルアセンブリ1
34が中間ライナー42に関して熱膨張及び熱収縮する
とき、内側ブロックの接触面141は外側ブロックの接
触面143上をスライドする。当業者には分かるよう
に、好適には接触面141,143は耐摩耗コーティン
グで被覆される。あるいはまた、ブロック140,14
2が耐摩耗合金から形成されていてもよい。好適にはブ
ロック140,142は、図7に示されるように、ほぼ
等間隔で離間される。当業者には分かるように、ブロッ
ク140,142の弧の長さ及び間隔は、燃焼器の直
径、ブロック高さ並びに冷却空気流量及び作動温度のよ
うな作動条件に従って異なる。
【0015】円錐部材138は先細部分128を実質的
に囲む。円錐部材138の下流の端部は中間ライナー4
2に固着される。円錐部材138の上流側の端部は板状
フィン部材136の下流側の端部に取着される。円錐部
材138を中間ライナー42及び板状フィン部材136
のそれぞれに取着するためには、すみ肉溶接150及び
151が好適に使用されるが、すみ肉溶接151にはス
ポット溶接が使用されてもよい。円錐部材138の下流
側の端部は、すみ肉溶接150による溶接部の応力を安
全値まで減少するために高温の燃焼ガスから隔てられ
る。円錐部材138は、冷却空気流66の衝突部分6
6''' を先細部分128上に向ける多数の衝突冷却孔1
46を有する。バッフルアセンブリ134は鋸歯状切れ
目によって形成されていないので、従前の設計の空気漏
れを無くす。
【0016】本発明はまた、冷却空気流66により第1
ライナー44から熱を除去することによる燃焼器4の冷
却方法をも含む。本発明の実施に従って、冷却空気流は
三つの部分、すなわちしみ出し空気66’、板状フィン
用空気66''及び衝突空気66''' に分割されている。
まず、しみ出し空気流66’は、しみ出し冷却孔144
を貫流することによってライナーの切頭円錐部分124
を冷却する。
【0017】次に、板状フィン用空気流66''は、ライ
ナーの外側面132及び冷却フィン135上を流れるこ
とにより、第1ライナー44の特に円筒状部分126を
冷却する。冷却フィン135は、第1ライナー44から
の熱を伝えることにより、且つ板状フィン用空気流6
6''への対流熱伝達を増すための比較的広い(真っすぐ
な円筒と比較して)表面を提供することによって、第1
ライナー44から板状フィン用空気流66''への熱伝達
を促進する。
【0018】最後に、衝突空気流66''' は、直接衝突
することによってライナーの先細部分128を冷却す
る。衝突空気66''' は衝突空気通路152を通って板
状フィン部材136の外側を流れる。衝突空気66'''
は、衝突冷却孔146により円錐部材138を貫通して
先細部分128の表面に導かれる。したがって、全冷却
空気流66が冷却のために使用され、漏れに起因した
“無駄な”空気がない。
【0019】本発明は、その本質的な特徴及び精神から
逸脱することなく他の特定の形態で実施可能であり、本
発明の範囲を示すものとしては、前述した明細書という
よりむしろ特許請求の範囲を参照されたい。
【0020】尚、本発明は、特許請求の範囲の欄の請求
項に記載されたもの以外に、種々の形態で実際可能であ
り、そのような形態について以下に項分けして列挙す
る。 (イ) 第1ライナーの外側面上に形成され且つ該第1
ライナーから冷却空気流の板状フィン用部分への熱伝達
を高めるため冷却空気通路の内部に配設された複数の冷
却フィンを更に備えた請求項1に記載の燃焼器。 (ロ) 前記冷却フィンはほぼ軸方向に向けられ且つ第
1ライナーの外側面の周りに等間隔で隔てられる上記
(イ)項に記載の燃焼器。 (ハ) 前記中間ライナーは前記板状フィン部材を同心
状に支持可能に受ける請求項1に記載の燃焼器。 (ニ) 前記バッフルアセンブリは、前記中間ライナー
に堅く連結された少なくとも一つの内側ブロックと、前
記中間ライナーに堅く連結された少なくとも一つの外側
ブロックとを備え、該少なくとも一つの外側ブロックが
前記少なくとも一つの内側ブロックを摺動可能に支持
し、それにより、前記中間ライナーは前記板状フィン部
材を同心状に支持可能に受ける請求項1に記載の燃焼
器。 (ホ) 前記少なくとも一つの内側ブロックは、ほぼ等
間隔で離間した複数の内側ブロックからなり、前記少な
くとも一つの外側ブロックはほぼ等間隔で離間した複数
の外側ブロックからなる上記(ニ)項に記載の燃焼器。 (へ) 前記少なくとも一つの外側ブロックは前記少な
くとも一つの内側ブロックの接触面を摺動可能に受ける
接触面を有し、該少なくとも一つの外側ブロックの接触
面及び該少なくとも一つの内側ブロックの接触面の各々
は、該接触面の各々の摩耗を減らすために耐摩耗コーテ
ィングを有する上記(ニ)項に記載の燃焼器。 (ト) 前記円錐部材の前記一端は前記中間ライナーに
溶接されており、該円錐部材の前記他端は前記板状フィ
ン部材に溶接されている請求項1に記載の燃焼器。 (チ) 前記第1ライナーは、該第1ライナーを冷却す
べく、前記冷却空気通路と前記燃焼室との間でしみ出し
冷却空気の連絡を可能とするため、該ライナーを貫通し
て延びる複数のしみ出し孔を有する請求項1に記載の燃
焼器。 (リ) 前記第1ライナーは、少なくとも一つの混合通
路に剛につなげられた小径の端部を有する円錐部分であ
って、前記冷却空気通路と前記燃焼室との間でしみ出し
冷却空気の連絡を可能とするための、該円錐部分を貫通
して延びる複数のしみ出し孔を有する該円錐部分と、該
円錐部分の大径の端部に剛につなげられた端部を有する
実質的に円筒状部分であって、前記第1ライナーから冷
却空気流の板状フィン用部分への熱伝達を高めるため冷
却空気通路の内部で該第1ライナーの外側面上に配設さ
れた複数の軸方向の冷却フィンを有する該実質的に円筒
状部分と、該円筒状部分の他端につなげられている先細
部分であって、バッフルアセンブリにより冷却空気流の
衝突部分を前記先細部分の端部上に導くことができるよ
うに該バッフルアセンブリに隣接して配設された該先細
部分とを備えた請求項1に記載の燃焼器。 (ヌ) 円筒状の板状フィン部材及び貫通した複数の孔
を備えた円錐部材を有するバッフルアセンブリを設ける
ステップと、前記板状フィン部材の内側の前記冷却空気
流の板状フィン用部分を前記冷却フィンを通るように導
くステップと、前記複数の孔を通る前記冷却空気流の衝
突部分を前記第1ライナーの外側面の少なくとも一部分
に導くステップとを更に有する請求項2に記載の方法。 (ル) 前記第1ライナーとして、冷却のために貫通し
て延びた複数のしみ出し冷却孔を備えた円錐部分と、第
1ライナーから前記冷却空気流の前記板状フィン用部分
への熱伝達を高めるための複数の冷却フィンを備えた実
質的に円筒状部分と、バッフルアセンブリに隣接して配
設された先細部分であって該バッフルアセンブリにより
冷却空気流の前記衝突部分を該先細部分の端部に導くこ
とができる該先細部分とを有する、該第1ライナーを用
意するステップを更に有する請求項2に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を使用する例示的な燃焼器を備えたガ
スタービン装置の略図である。
【図2】 図1に示したガスタービン装置の燃焼器部分
を通る縦断面図である。
【図3】 従来技術の在来型燃焼器を通る縦断面図であ
る。
【図4】 図3の従来技術の燃焼器の一部の詳細図であ
る。
【図5】 本発明を図示する、図2に示された例示的な
燃焼器を通る縦断面図である。
【図6】 本発明を図示する、図5の例示的な燃焼器の
一部の詳細図である。
【図7】 本発明を図示する、図6の7−7線に沿った
例示的な燃焼器の部分断面図である。
【符号の説明】
1…ガスタービン装置、2…圧縮機(圧縮機部分)、4
…燃焼器、18…燃料ノズル、36…燃焼域(燃焼
室)、40…外側ライナー、42…中間ライナー、44
…第1ライナー、66…冷却空気流、66’…しみ出し
空気(しみ出し部分)、66''…板状フィン用空気(板
状フィン用部分)、66''' …衝突空気(衝突部分)、
68…二次混合通路、70…冷却空気通路(一次冷却空
気通路)、90,92…混合通路(一次混合通路)、1
34…バッフルアセンブリ、135…冷却フィン、13
6…板状フィン部材、138…円錐部材、144…しみ
出し孔(しみ出し冷却孔)、146…衝突冷却孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレイドン・レイン・ウィッドン アメリカ合衆国、フロリダ州、オーラン ド、グレイト・ブルー・コート 631 (72)発明者 ヴェンデル・ゾリオミ アメリカ合衆国、フロリダ州、オビエド、 ハンターズ・スタンド・ラン 1592 (72)発明者 デイビッド・マーチャント・パーカー アメリカ合衆国、フロリダ州、オビエド、 エコー・ホロー・ウェイ 206

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービン装置において圧縮空気を加
    熱する燃焼器であって、 内部に燃焼室を形成する内側面を備えた実質的に円筒状
    の第1ライナーと、 前記燃焼室と燃料流の連通状態で中央に配設された燃料
    ノズルと、 燃料及び圧縮空気を前記燃焼室内に導入するために前記
    第1ライナー及び前記燃料ノズルの間に形成された少な
    くとも一つの環状の一次混合通路と、 前記第1ライナーを同心状に囲み該第1ライナーとの間
    に環状の一次冷却空気通路を形成する実質的に円筒状の
    中間ライナーと、 前記一次冷却空気通路内に冷却空気流を導入するための
    手段と、 前記中間ライナーを同心状に囲み該中間ライナーとの間
    に環状の二次混合通路を形成する実質的に円筒状の外側
    ライナーと、 前記一次冷却空気通路の内部に配設され円周方向に延長
    したバッフルアセンブリであって、(i)前記中間ライ
    ナーに連結する一端を備えると共に、前記第1ライナー
    の外側面に衝突する冷却空気流の衝突部分を導くため、
    前記バッフルアセンブリを貫通して延びる複数の孔を備
    えた円錐部材と、(ii)前記円錐部材の他端に連結す
    る端部を備えた実質的に円筒状の板状フィン部材とを備
    え、該板状フィン部材が前記冷却空気流の板状フィン用
    部分を前記第1ライナーの外側面上に流すように導く前
    記バッフルアセンブリとを有する燃焼器。
  2. 【請求項2】 燃焼器の冷却方法であって、 冷却空気流のしみ出し部分を、前記燃焼器の第1ライナ
    ーを貫通して延びた複数のしみ出し冷却孔を通るように
    導くステップと、 冷却空気流の板状フィン用部分を、前記第1ライナーの
    外側面上に形成された複数の冷却フィンを通るように導
    くステップと、 前記第1ライナーの外側面の少なくとも一部分に衝突す
    るように前記冷却空気流の衝突部分を導くステップと、 を有する燃焼器の冷却方法。
  3. 【請求項3】 圧縮空気を生産するための圧縮機部分、
    及び該圧縮空気を加熱するための燃焼器を備えたガスタ
    ービン装置であって、該燃焼器は、 内部に燃焼室を形成する内側面を備えた実質的に円筒状
    の第1ライナーと、 前記燃焼室と燃料流の連通状態で中央に配設された燃料
    ノズルと、 前記第1ライナーを同心状に囲み該第1ライナーとの間
    に環状の冷却空気通路を形成する実質的に円筒状の中間
    ライナーと、 前記冷却空気通路に冷却空気流を導入するための手段
    と、 前記冷却空気通路内に配設され円周方向に延長したバッ
    フルアセンブリであって、(i)前記中間ライナーに連
    結する一端を備えると共に、前記第1ライナーの外側面
    に衝突する冷却空気流の衝突部分を導くため、前記バッ
    フルアセンブリを貫通して延びる複数の孔を備えた円錐
    部材と、(ii)前記円錐部材の対峙する他端に連結す
    る端部を備えた実質的に円筒状の板状フィン部材とを備
    え、該板状フィン部材が前記冷却空気流の板状フィン用
    部分を前記第1ライナーの外側面上に流すように導く前
    記バッフルアセンブリとを有する、燃焼器を備えたガス
    タービン装置。
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