JPH10339075A - 複層ガラス構造 - Google Patents

複層ガラス構造

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JPH10339075A
JPH10339075A JP9151132A JP15113297A JPH10339075A JP H10339075 A JPH10339075 A JP H10339075A JP 9151132 A JP9151132 A JP 9151132A JP 15113297 A JP15113297 A JP 15113297A JP H10339075 A JPH10339075 A JP H10339075A
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Takaaki Shiyudou
崇聡 首藤
Shozo Hashizume
省三 橋詰
Masamichi Hoshino
昌道 星野
Haruo Shinozaki
晴雄 篠崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】強度的に十分強くかつ長期間に亘り使用するこ
とができ、しかも構造がシンプルで見栄えのよい安価な
複層ガラス構造を提供する。 【解決手段】複層ガラス1の周縁部端面全周を包囲する
よう枠材15に設けた補強部材15e、15fを接着封
止材6に差し込むことにより、枠材15を複層ガラス1
に対し一体的に固着した複層ガラス構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複層ガラス構造に
関し、詳しくは強度的に強くたとえば、保冷用ショーケ
ースのドアとして長期間に亘り使用することが可能で、
しかも安価で見栄えのよい複層ガラス構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】マーケットやコンビニエンスストア、あ
るいは酒屋などの食品販売店によく見られる保冷用ショ
ーケースは、その冷蔵性能を維持できるように優れた断
熱性が要求されるとともに、食品の展示を目的としてい
るため、より一層見やすくまた見栄えがよくなるよう
に、そのショーケースのドアは大面積のガラス板によっ
て形成されている。
【0003】ショーケースの断熱性は、ケース自身の材
質によって得られるものもあるが、近年ではガラス板を
少なくとも枚間隔を置いて対向するよう配置し、ガラス
板間に中間層を形成してなる複層ガラスをドアに用いて
断熱性を高め、外気温に対してショーケース内を保温す
ることが行われている。
【0004】一方、複層ガラスをドアに用いる場合に
は、複層ガラスの周縁部をサッシ等の枠材に嵌め込み、
一体のドア体とする必要がある。
【0005】図5は、従来の保冷ショーケースのドアに
用いられ複層ガラス構造を示す要部断面図である。
【0006】複層ガラス1は、庫外側Oのガラス板2と
庫内側Iのガラス板3を所定の間隔を置いて対向、配置
するとともに2枚のガラス板2、3間の周縁部近傍にガ
ラス板2、3の全周に亘りスペーサ4を介在させてガラ
ス板2、3間にスペーサ4により包囲された中間層5を
形成し、ガラス板2、3間の周縁部側に、スペーサ4が
外気から遮断されるよう、シリコーンやチオコールのよ
うな接着封止材6をガラス板2、3の周縁部全周に亘り
充填し、接着封止材6によりスペーサ4とガラス板2、
3を一体的に固着したものである。
【0007】複層ガラス1の周縁部には、軟質樹脂製の
グレージングチャンネル7が嵌め込まれている。
【0008】グレージングチャンネル7は、庫外側Oに
置いてガラス板2の庫外側O周縁部に位置しかつガラス
板2に対し平行なチャンネル形成部材7aと、庫内側I
においてガラス板3の庫内側I周縁部に位置しかつガラ
ス板3に対し平行なチャンネル形成部材7bと、ガラス
板2、3および接着封止材6の周縁部端面外側に位置し
両部材7a、7bを接続するよう設けられたチャンネル
形成部材7cとを有し、チャンネル形成部材7a、7
b、7cにより断面形状が略凹字状の嵌合部が形成され
ている。
【0009】しかして、グレージングチャンネル7を複
層ガラス1の周縁部に嵌め込むと、チャンネル形成部材
7aの内側面はガラス板2の庫外側Oの面に当接し、チ
ャンネル形成部材7bの内側面はガラス板3の庫外側O
の面に当接し、チャンネル形成部材7cの内面はガラス
板2、3および接着封止材6の周縁部端面に当接し得る
ようになっている。
【0010】グレージングチャンネル7の周縁部には、
アルミ製あるいはスチール製のサッシ枠のごとき枠材8
が嵌め込まれている。
【0011】枠材8は、グレージングチャンネル7にお
けるチャンネル形成部材7aの庫外側Oにチャンネル形
成部材7aと平行になるよう配置されて複層ガラス1の
周縁部端面よりも外方へ向け突出する枠形成部材8a
と、グレージングチャンネル7におけるチャンネル形成
部材7bの庫内側Iにチャンネル形成部材7bと平行に
なるよう配置された枠形成部材8bと、枠形成部材8a
のガラス板2と平行な方向の中間部および枠形成部材8
bの複層ガラス1周縁部端面側先端をグレージングチャ
ンネルにおけるチャンネル形成部材7cの周縁部外側で
接続するよう配置された枠形成部材8cを有し、枠形成
部材8aの一部および枠形成部材8b、8cにより断面
形状が略凹字状の嵌合部が形成されている。
【0012】また枠材8における枠形成部材8aの複層
ガラス1端面から離れた先端には、枠形成部材8cに対
し平行となって庫内側Iへ向け延在する枠形成部材8d
が一体的に固着されている。
【0013】しかして、枠材8をグレージングチャンネ
ル7に嵌め込むと、枠形成部材8aの内側面の一部は、
グレージングチャンネル7におけるチャンネル形成部材
7aの庫外側Oの面に当接し、枠形成部材8bの内側面
は、グレージングチャンネル7におけるチャンネル形成
部材7bの庫内側Iの面に当接し、枠形成部材8cの内
面はグレージングチャンネル7におけるチャンネル形成
部材7cの周縁部外面に当接するようになっている。
【0014】なお、図5中、9は枠材8における枠形成
部材8dの庫内側I先端に形成した繋止部材8eと枠形
成部材8bの庫内側Iに突出させた繋止部材8fに繋止
されるようにしたカバーである。カバー9は比較的熱伝
導率の高い材料により形成されている。
【0015】また10は突起状の繋止部材10aを介し
てカバー9に繋止され、ドアを閉止した際に保冷用ショ
ーケース側の枠材11の表面に吸着するようにしたマグ
ネットガスケットである。
【0016】さらに12は枠形成部材8dの枠形成部材
8cに対向した側に配置され、枠材8の温度を庫外の雰
囲気の露点以上に加熱するためのコードヒータのごとき
加熱手段である。
【0017】また、従来の複層ガラス構造の他の例とし
ては、ガラス板やスペーサとともにサッシ等の枠材をも
その辺の中央部において部分的に接着封止材により固着
したものもある。
【0018】さらに、従来の複層ガラス構造としては、
特開平4−254685号公報に示すごとく、ガラス
板、スペーサ、枠材であるドア外枠、ドア開閉用の蝶番
を取付けるための部材を封止材により一体的に固着する
ようにしたものもある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す複層ガラス
構造の場合は、ガラス板2、3およびスペーサ4は接着
封止材6によって一体的に固着されているが、枠材8は
グレージングチャンネル7の外側に嵌め込んでいるだけ
であり、複層ガラス1に強固に固着されてはいない。
【0020】このため斯かる複層ガラス構造を保冷用シ
ョーケースのドアとして使用した場合に、顧客によるド
アの頻繁な開閉あるいは乱暴な開閉により、過大な力が
ドアに付加され、使用している間に枠材8が複層ガラス
1から脱落したり、あるいは枠材8に変形や破損が生
じ、長期間の使用に耐え得ない虞れがある。
【0021】また枠材8はグレージングチャンネル7の
外側に嵌め込まれているだけであるため、ドアを長期に
亘り使用できるようにするためには、枠材8自体の対曲
げ強度、戻り強度を高める必要が生じ、したがって枠材
8肉厚が厚くなり、重量が嵩むとともにコストアップを
招来する虞れがある。
【0022】さらに、図5の複層ガラス構造の場合に
は、枠材8の枠形成部材8bの一部は庫内側Iに向け露
出しているため、加熱手段12を設けない場合には枠形
成部材8bは保冷用ショーケース内部の冷気により直接
的、間接的に冷却され、その結果枠材8全体の温度が低
下して枠材8の表面に結露が発生する虞れがある。
【0023】そこで上述のごとく枠材8に結露が発生す
るのを防止すべくコードヒータ等の加熱手段12を設け
ているためドア部品、ドア組立費のコストアップを招来
し、さらにまた余分な電力を消費することになって、省
エネルギーを図ることができない。
【0024】また、図5に示す複層ガラス構造はグレー
ジングチャンネル7を必要とするため、この点からも部
品点数が多くなって組立に時間が掛かり、コストアップ
を招来することになる。
【0025】従来の複層ガラス構造のうちガラス板やス
ペーサとともに枠材を部分的に接着封止材により固着し
たものの場合には、枠材は全周に亘り接着封止材で固着
されていないため、図5に示す複層ガラス構造の場合と
同様十分な強度が得られず、使用している間に枠材が複
層ガラスから脱落したり、あるいは変形や破損が生じ、
長期間の使用に耐えることができない虞れがある。
【0026】また、枠材は十分な強度を得るためには、
枠材の肉厚を厚くする必要があり、重量が嵩んでコスト
アップを招来する虞れがある。
【0027】さらに枠材の固着は、まず各ガラス板とス
ペーサをさきに接着封止材で固着し、その後改めて接着
封止材を用い各ガラス板とスペーサに枠材を固着すると
いう手順で行われるため、複層ガラス構造の製作に手間
が掛かり、コストアップの要因となっていた。
【0028】特開平4−254685号公報に示す複層
ガラス構造では、封止材により一体的に固着する部品は
ガラス板、スペーサ、ドア外枠、ドア開閉用の蝶番を取
付ける部材の4種であり、このため封止材により固着す
る部分の構造が複雑となってコストアップを招来すると
ともに固着する部品点数が多い分、固着に対する信頼性
が低下する。
【0029】また、ドア外枠は庫外側のガラス板の外周
縁部で覆っていないため従来スーパーマーケットやコン
ビニエンスストアで使用されている複層ガラス構造と外
観がまったく異なってしまい、見栄えが悪いという問題
もある。
【0030】本発明は上述の実情に鑑み強度的に十分強
くかつ長期間に亘り使用することができ、しかも構造が
シンプルで見栄えのよい複層ガラス構造を安価な価格で
提供することを目的としてなしたものである。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明の複層ガラス構造
は、対向配置した複数枚のガラス板をその周縁部にスペ
ーサを介在させて接着封止材により封止し、対向するガ
ラス板間に中間層を形成した複層ガラスと、該複層ガラ
スの周縁部を保持する枠材とからなる複層ガラス構造に
おいて、前記ガラス板およびスペーサならびに枠材を接
着封止材により一体的に固着したものである。
【0032】また本発明の複層ガラス構造は、対向配置
した複数枚のガラス板をその周縁部にスペーサを介在さ
せて接着封止材により封止し、対向するガラス板間に中
間層を形成した複層ガラスと、該複層ガラスの周縁部を
保持する枠材とからなる複層ガラス構造において、複層
ガラスの周縁部端面全周を包囲するよう枠材に設けた補
強部材を全周に亘り接着封止材に差しこみ、前記ガラス
板およびスペーサならびに枠材を接着封止材により一体
的に固着したものである。
【0033】さらに、本発明の複層ガラス構造において
は、ショーケースに取付けた際に庫外側となるガラス板
の庫外側側面周縁部を枠材により覆うようにするとよ
い。
【0034】本発明の複層ガラス構造によれば、強度が
強くなり、製品寿命が長くなって長期間に亘り使用する
ことが可能となる。
【0035】またグレージングチャンネルが不要でかつ
枠材の加熱装置を設けずともよく、しかも枠材の板厚を
薄くすることができ、さらに一体的に固着する部材の部
品点数が少なく製作や組立を容易かつ迅速に行うことが
できるためコストダウンを図ることができる。
【0036】さらに、一体的に固着する部品点数が少な
いため各部品が接着封止材から脱落する虞れが減少し、
固着に対する信頼性が向上する。
【0037】さらにまた、ショーケースに取付けた際に
庫外側となるガラス板の庫外側側面周縁部を枠材により
覆った場合には、外観が良好で見栄えがよくなり、デザ
イン的にも優れた複層ガラス構造となる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しつつ説明する。
【0039】図1は本発明の実施の形態の一例の複層ガ
ラス構造を示す要部断面図である。しかして、複層ガラ
ス1およびマグネットガスケット10などの構成は図5
に示す従来のものと同一であるため、同一部分には同一
の符号を付し説明を省略する。
【0040】庫外側Oのガラス板2の外側面周縁部近傍
には、ガラス板2の周縁に沿ってガラス板2の面に接触
するようにした軟質樹脂製のモール13がガラス板2の
周縁部全周に亘り設けられている。
【0041】またガラス板2の周縁部端面には、該端面
および接着封止材6の端面の一部と接触するようにし
た、軟質樹脂製の緩衝材14がガラス板2の周縁部端面
全周に亘り設けられている。
【0042】複層ガラス1の周縁部には、アルミ製ある
いはスチール製のサッシ枠のごとき枠材15が嵌め込ま
れている。
【0043】枠材15は、複層ガラス1の周縁部に沿い
全周に亘り延在しており、主として3種類の枠形成部材
15a、15b、15cを一体的に組合わせ接合したも
のである。
【0044】しかして、枠形成部材15aはガラス板2
の庫外側Oに位置するとともにガラス板2における庫外
側O周縁部を覆い、しかもガラス板2の面と平行に複層
ガラス1の周縁部端面外方まで延在している。
【0045】枠形成部材15bは、枠形成部材15a内
側面におけるガラス板2の面と平行な方向の中途部に枠
形成部材15aに対し略直角になるよう接合され、複層
ガラス1の周縁部端面に沿い庫内側Iへ向って延在し、
その端面は接着封止材6の庫内側Iへ向った中途部に位
置しており、ガラス板3の庫内側Iの周縁部を覆っては
いない。
【0046】枠形成部材15cは、枠形成部材15aの
複層ガラス1周縁部端面から外方へ突出している先端に
枠形成部材15bとほぼ平行となるよう接合されて庫内
側Iへ延在し、その先端は複層ガラス1における庫内側
Iのガラス板3の庫内側Iの面よりも若干庫内側Iに位
置している。
【0047】枠材15を複層ガラス1の周縁部に嵌め込
むと、枠形成部材15aは庫外側Oのガラス板2の庫外
側Oの周縁部を覆うとともに枠形成部材15aの内側面
はモール13における庫外側Oの面に接触し、枠形成部
材15aのガラス板2周縁部端面かつガラス板2中心方
向へ向いた先端部に形成された繋止部材15dはモール
13の繋止溝に繋止している。また枠形成部材15a内
側面とガラス板2外側面との間には、モール13の厚さ
に相当する隙間16が形成されている。
【0048】枠形成部材15bのガラス板2側の部分
は、緩衝材14のガラス板2の端面とは接触していない
面に接触している。
【0049】また枠形成部材15bの庫外側Oから庫内
側Iへ向う中途部およびその先端には、枠形成部材15
bと一体となるよう形成された、高さ2〜10mm程度
の補強部材15e、15fが枠形成部材15bの全周に
亘り接着封止材6に向けて突出するよう設けられ、補強
部材15e、15fが従来の場合と同様の材料から成る
接着封止材6内に全周に亘り深く差し込まれることによ
り、枠材15は接着封止材6に強固に固着されている。
【0050】枠形成部材15bと接着封止材6との間に
は、ほぼ緩衝材14の厚さに相当する隙間17が形成さ
れている。
【0051】複層ガラス1の庫内側Iには、樹脂、ゴム
など熱伝達率の小さい材料からなり、場合によっては表
面を輻射率の小さな物質でコーティングした断熱板18
が設けられている。
【0052】断熱板18は、ガラス板3の庫内側Iの面
をガラス板3の周縁部全周に亘り覆うよう断熱板形成部
材18a、18b、18cを一体的に組合わせ接合した
ものである。
【0053】しかして、断熱板形成部材18aは、枠材
15の枠形成部材15cよりも庫内側Iに位置するとと
もに枠形成部材15aとほぼ平行に配設され、枠形成部
材15aから複層ガラス1の周縁部端面近傍まで延在し
ている。
【0054】断熱板形成部材18aの枠形成部材15c
に近接した部分には、枠形成部材15cに向けてフック
状の繋止部材18dが一体的に固設され、該繋止部材1
8dは枠形成部材15cの庫内側Iの端部に形成した被
繋止部材15iに繋止している。
【0055】断熱板形成部材18aの複層ガラス1端面
側における端部には、枠材15の枠形成部材15b、1
5cと平行な部分を有するとともに中途部に段状部を有
し庫外側Oへ向けて複層ガラス1の接着封止材6中途部
までその端面に沿って延在する断熱板形成部材18bが
一体的に固着されている。
【0056】断熱板形成部材18bの庫外側O端部に
は、枠材15の枠形成部材15b側へ向けて突出する繋
止部材18eが一体的に固着され、該繋止部材18e
は、枠材15の枠形成部材15bに枠形成部材15cへ
向けて突出させた被繋止部材15gに繋止している。
【0057】断熱板形成部材18bには、庫内側Iのガ
ラス板3の庫内側Iの面に沿って複層ガラス1の周縁部
端面側からスペーサ4側へ向けて延在する断熱板形成部
材18cが一体的に固着され、断熱板形成部材18cの
スペーサ4側端部には、ガラス板3の庫内側I側面に当
接する当接面18fが形成されている。
【0058】マグネットガスケット10は断熱板18の
庫内側Iの面に繋止部材10aを介し取付けられ、コー
ドヒータなどの加熱手段12は枠形成部材15cの断熱
板形成部材18bと対向する側に取付けられている。
【0059】なお、図中15hは枠材15における枠形
成部材15bに枠形成部材15c方向へ向けて一体的に
固着した高さ2〜10mm程度の補強部材、19は庫内
側Iのガラス板3と断熱板形成部材18cおよび複層ガ
ラス1の周縁部端部と断熱板形成部材18bとの間に形
成される隙間である。
【0060】本実施の形態例においては、枠材15にお
ける枠形成部材15bに固着した補強部材15e、15
fが複層ガラス1の端面全周に亘り接着封止材6に深く
差し込まれているため、枠材15は複層ガラス1に強固
に固着される。したがって過大な力が複層ガラス構造に
付加された場合にも、枠材15が複層ガラス1から脱落
したりあるいは枠材15に変形や破損が生じることがな
く、保冷用ショーケースのドアとして長期間に亘り使用
することが可能となる。
【0061】また、グレージングチャンネル7を撤去す
ることにより枠材15は複層ガラス1全周に強固に固着
されるため、曲げ強度、捩り強度が向上し、その結果枠
材15の肉厚を製造可能な極限値まで薄くして重量の軽
減やコストダウンを図ることができる。
【0062】さらに、本実施の形態例においては、庫内
側Iと枠材15とは断熱板18により完全に遮断され、
庫内側Iの冷気が枠材15に直接接触しないため、例え
加熱手段12を用いなくとも枠材15が冷却されてその
表面に結露が生じることがなく、したがって電力消費量
が減少して省エネルギーを図ることができる。
【0063】ちなみに、図1に示す複層ガラス1を試作
し、試作した複層ガラス1をドアとして保冷用ショーケ
ースに取付け、庫内温度3℃、庫外温度27℃、庫外湿
度75%RHの条件で運転したところ、加熱手段12を
用いなくとも枠材15の表面に結露が発生しないことを
確認できた。
【0064】枠材15を複層ガラス1に取付ける際に
は、接着封止材6以外にさらなる接着封止材を必要とし
ないため、複層ガラス構造の製作を迅速に行うことがで
き、したがってこの点からも本実施の形態においてはコ
ストダウンを図ることができる。
【0065】本実施の形態例においては、接着封止材6
により一体的に固着するのは、ガラス板2、3、スペー
サ4、枠材15のみであるため接着封止材6により固着
する部分の構造が簡単になってコストダウンを図ること
ができ、固着する部分点数が少ない分、固着に対する信
頼性が向上する。
【0066】枠材15は庫外側Oのガラス板2の周縁部
を庫外側Oから覆っているため従来の複層ガラス構造と
外観が共通して見栄えがよく、保冷用ショーケースのド
アとして使用した場合に顧客に違和感を与えることがな
い。
【0067】図2は本発明の実施の形態の他の例の複層
ガラス構造を示す要部断面図である。
【0068】本実施の形態例における複層ガラス1は、
庫外側Oのガラス板2と中間部のガラス板20と庫内側
Iのガラス板3を所定の間隔を置いて対向、配置すると
ともにガラス板2、20間の周縁部近傍およびガラス板
20、3間の周縁部近傍にガラス板2、20、3の全周
に亘りそれぞれスペーサ4a、4bを介在させてガラス
板2、20間にスペーサ4aにより包囲された中間層5
aを、またガラス板20、3間にスペーサ4bにより包
囲された中間層5bを、それぞれ形成し、ガラス板2、
20間の周縁部側にスペーサ4aを外気から遮断し、ま
たガラス板20、3間の周縁部側に、スペーサ4bを外
気から遮断するよう、シリコーンやチオコールのような
接着封止材6a、6bを充填し、接着封止材6a、6b
によりスペーサ4a、4bとガラス板2、20、3を一
体的に固着したものである。
【0069】また、本実施の形態例においては、モール
13、緩衝材14、枠材15、断熱板18は図1に示す
ものと同じ構成であり、複層ガラス1の周縁部に対して
図1の場合と同様に取付けられている。
【0070】この場合、枠材15における枠形成部材1
5bの補強部材15eは接着封止材6aに深く入り込
み、また補強部材15fは接着封止材6bに深く入り込
み、しかして枠材15は複層ガラス1の全周に対し一体
的に強固に固着されている。
【0071】かかる構成としても、前述の実施の形態例
の場合と同様、強度が向上して長期間に亘る使用が可能
であり、加熱手段12がなくとも枠材15に結露が生じ
ず、したがって省エネルギーを図ることができる。
【0072】また構造が簡単で製作を容易かつ迅速に行
うことができしかも枠材15の肉厚を極限まで薄くでき
るためコストダウンを図ることができ、固着する部品点
数が少ないため、固着に対する信頼性も向上する。
【0073】さらに従来の複層ガラス構造と外観が共通
して見栄えがよく、顧客に違和感を与えることもない。
【0074】図3は本発明の複層ガラス構造が適用され
るドアの概要を表わす正面図、図4は図3のIV部拡大
図である。
【0075】しかして、本実施の形態例においては、枠
材15における角部の締結構造の例を示している。
【0076】枠材15はコーナ部において45°に切断
され、たとえば上辺の枠形成部材15cには、コーナ部
の切断線に対して直交するよう右辺の枠形成部材15c
に向けて突出する接合部材21が取付けられている。ま
た右辺の枠形成部材15cには、コーナ部の切断線に対
して直交するよう上辺の枠形成部材15cに向けて突出
する接合部材22が取付けられている。
【0077】接合部材21には、ねじ23の頭23aが
挿通し得るようにした中空孔が形成されるとともに接合
部材21のコーナ部切断線側には、ねじ23が挿通し得
る中空孔が穿設されかつねじ23の頭23aが当接し得
るようにした底部21aが設けられている。
【0078】接合部材22には、接合部材21における
底部21aの中空孔を挿通したねじ23が螺合し得るよ
う、雌ねじ22aが刻設されている。
【0079】接合部材21、22をねじ23により締結
すると、枠材15の直交する二辺はコーナ部の切断線の
部分で互に隙間のない状態に密着し、複層ガラス構造の
見栄えが良好になる。
【0080】なお、本発明の実施の形態例は上述の形態
例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内で種々の変更を加えることが可能である。
【0081】たとえば、複層ガラスに用いられるガラス
板は複数枚なら何枚でもよく、十分な断熱性を得るため
には中間層には各種の特殊な気体を充填してもよい。
【0082】ガラス板としては、通常の単板のガラス板
のほか、表面にフィルムが積層された板や各種の機能コ
ーティングの施されたガラス板、強化処理の施されたガ
ラス板、複数枚のガラス板がフィルムなどの中間膜を介
して接合された合わせガラス板など種々のものが使用で
きる。さらに、ガラス板としてはいわゆる有機ガラスと
呼ばれる透明樹脂板やこの透明樹脂板と通常のガラス板
との積層体を用いることもできる。
【0083】スペーサとしては、複合ガラスのスペーサ
として用いられるアルミニウムなどの金属製のスペーサ
を用いることもできる。
【0084】
【発明の効果】本発明の複層ガラス構造によれば、 I)強度が強く、頑丈となるため、製品寿命が長くなっ
て長期間に亘り使用することが可能となる、 II)グレージングチャンネルが不要でかつ枠材の加熱
装置を設けずともよく、しかも枠材の板厚を薄くするこ
とができ、さらに一体的に固着する部材の部品点数が少
なく製作および組立を容易かつ迅速に行うことができる
ため、コストダウンを図ることができる、 III)一体的に固着する部品点数が少ないため各部品
が接着封止材から脱落する虞れが減少し、固着に対する
信頼性が向上する、 IV)外観が良好で見栄えがよいためデザイン的に優れ
ている、など、種々の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複層ガラス構造の実施の形態の一例を
示す要部断面図。
【図2】本発明の複層ガラス構造の実施の形態の他の例
を示す要部断面図。
【図3】本発明の複層ガラス構造が適用されるドアの概
要を表わす正面図。
【図4】図3のIV部拡大断面図。
【図5】従来の複層ガラス構造の一例を示す要部断面
図。
【符号の説明】
1:複層ガラス 2、3、20:ガラス板 4、4a、4b:スペーサ 5、5a、5b:中間層 6:接着封止材 15:枠材 15e、15f:補強部材 O:庫外側
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠崎 晴雄 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目1番地 旭硝子株式会社京浜工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向配置した複数枚のガラス板をその周縁
    部にスペーサを介在させて接着封止材により封止し、対
    向するガラス板間に中間層を形成した複層ガラスと、該
    複層ガラスの周縁部を保持する枠材とからなる複層ガラ
    ス構造において、前記ガラス板およびスペーサならびに
    枠材を接着封止材により一体的に固着したことを特徴と
    する複層ガラス構造。
  2. 【請求項2】対向配置した複数枚のガラス板をその周縁
    部にスペーサを介在させて接着封止材により封止し、対
    向するガラス板間に中間層を形成した複層ガラスと、該
    複層ガラスの周縁部を保持する枠材とからなる複層ガラ
    ス構造において、複層ガラスの周縁部端面全周を包囲す
    るよう枠材に設けた補強部材を全周に亘り接着封止材に
    差しこみ、前記ガラス板およびスペーサならびに枠材を
    接着封止材により一体的に固着したことを特徴とする複
    層ガラス構造。
  3. 【請求項3】ショーケースに取付けた際に庫外側となる
    ガラス板の庫外側側面周縁部が枠材により覆われている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の複層ガラス構
    造。
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