JPH10338927A - 埋設管の免震工法及び免震埋設管 - Google Patents
埋設管の免震工法及び免震埋設管Info
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- JPH10338927A JPH10338927A JP9165239A JP16523997A JPH10338927A JP H10338927 A JPH10338927 A JP H10338927A JP 9165239 A JP9165239 A JP 9165239A JP 16523997 A JP16523997 A JP 16523997A JP H10338927 A JPH10338927 A JP H10338927A
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- Japan
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- buried pipe
- elasticity
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地震の際の振動波を吸収緩和するように
した埋設管を提供する。 【解決手段】 埋設管１５の周りを弾力性を有する破砕
物１４により包み込んで、振動波を破砕物によって吸収
緩和する。
した埋設管を提供する。 【解決手段】 埋設管１５の周りを弾力性を有する破砕
物１４により包み込んで、振動波を破砕物によって吸収
緩和する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、地中に埋設した
ガスや水道などの埋設管に地震などの振動波の影響を受
けないようにした埋設管の免震工法及び免震埋設管に関
する。
ガスや水道などの埋設管に地震などの振動波の影響を受
けないようにした埋設管の免震工法及び免震埋設管に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、地中にガス管や水道管を埋設する
には、地面の埋設線上に掘削機を用いて溝を掘削したの
ち、この溝の底部にまずまさ土を投入して転圧機で転圧
し、次いで転圧まさ土に埋設管を敷いたのち、埋設管が
埋没するようにまさ土を投入して、転圧機でまさ土を転
圧しながら地中に埋設管を安定させ、然るのち掘削土壌
を埋め戻すと共に、土壌を転圧機で転圧する。
には、地面の埋設線上に掘削機を用いて溝を掘削したの
ち、この溝の底部にまずまさ土を投入して転圧機で転圧
し、次いで転圧まさ土に埋設管を敷いたのち、埋設管が
埋没するようにまさ土を投入して、転圧機でまさ土を転
圧しながら地中に埋設管を安定させ、然るのち掘削土壌
を埋め戻すと共に、土壌を転圧機で転圧する。
【０００３】なお、転圧終了後に舗装材により舗装す
る。
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような埋設工法
によると、地震にともなう振動波が転圧された（圧密に
よる）固いまさ土から埋設管に直接伝わるので、埋設管
が破損する問題があった。
によると、地震にともなう振動波が転圧された（圧密に
よる）固いまさ土から埋設管に直接伝わるので、埋設管
が破損する問題があった。
【０００５】上記の破損は、地震にかぎらず重量の大き
い、すなわち大型車輛の走行時にも起生する。
い、すなわち大型車輛の走行時にも起生する。
【０００６】そこで、この発明の課題は、地震の振動波
の影響を吸収緩和して埋設管の破損を回避する免震工法
及び免震埋設管を提供することにある。
の影響を吸収緩和して埋設管の破損を回避する免震工法
及び免震埋設管を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、地面の配管線上に溝を掘削したの
ち、この溝の底部分に床底用の土を投入すると共に、必
要に応じて転圧し、次いで床底用の土の上に所定の厚み
になるように弾力性を有する破砕物を投入してその上に
埋設管を置き、その後に投入する弾力性を有する破砕物
により上記埋設管を包み込み、然るのち、溝に土を投入
して上記埋設管を埋設することを特徴とする埋設管の免
震工法を採用する。
めに、この発明は、地面の配管線上に溝を掘削したの
ち、この溝の底部分に床底用の土を投入すると共に、必
要に応じて転圧し、次いで床底用の土の上に所定の厚み
になるように弾力性を有する破砕物を投入してその上に
埋設管を置き、その後に投入する弾力性を有する破砕物
により上記埋設管を包み込み、然るのち、溝に土を投入
して上記埋設管を埋設することを特徴とする埋設管の免
震工法を採用する。
【０００８】また、埋設管の周りに適宜の手段により弾
力性を有する破砕物の緩衝層を設けた構成を採用するこ
ともある。
力性を有する破砕物の緩衝層を設けた構成を採用するこ
ともある。
【０００９】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【００１０】この発明の第１の実施形態では、図１に示
すように、地面１の配管線上に掘削機などを用いて溝２
を掘削したのち、この溝２の底の部分に床底用の土３を
投入する。
すように、地面１の配管線上に掘削機などを用いて溝２
を掘削したのち、この溝２の底の部分に床底用の土３を
投入する。
【００１１】この底床用の土３には、まさ土などが用い
られ、溝２の底の凹凸を均すと共に、必要に応じ転圧機
により転圧して安定した（圧密によって）床底を形成す
る。
られ、溝２の底の凹凸を均すと共に、必要に応じ転圧機
により転圧して安定した（圧密によって）床底を形成す
る。
【００１２】次に、床底用土３の上に所定の厚みになる
ように弾力性を有する破砕物４を投入する。
ように弾力性を有する破砕物４を投入する。
【００１３】この破砕物４には、天然ゴム、ウレタンな
どの各種製品の廃材、例えばゴムタイヤ、ゴムベルトを
１〜２インチ程度に破砕したチップが用いられ、破砕時
に発生する或いは別途工程により製造した粉状又は粒状
のものを上記のチップに適宜の割合で混合して目詰めや
間隙埋めにすることもある。
どの各種製品の廃材、例えばゴムタイヤ、ゴムベルトを
１〜２インチ程度に破砕したチップが用いられ、破砕時
に発生する或いは別途工程により製造した粉状又は粒状
のものを上記のチップに適宜の割合で混合して目詰めや
間隙埋めにすることもある。
【００１４】その後に図２に示すように、まず破砕物４
の上にガスや水道などの埋設管５を置き、次いで投入す
る破砕物４により埋設管５の周りを（埋設管５の接続部
分も同様に）包み込む。
の上にガスや水道などの埋設管５を置き、次いで投入す
る破砕物４により埋設管５の周りを（埋設管５の接続部
分も同様に）包み込む。
【００１５】然るのち、図３に示すように溝２に土３を
投入して（この土３には、まずまさ土が、次に掘削土壌
が用いられる）埋設管５を埋める。なお、最終に転圧機
により転圧し、そして舗装材によって舗装する。
投入して（この土３には、まずまさ土が、次に掘削土壌
が用いられる）埋設管５を埋める。なお、最終に転圧機
により転圧し、そして舗装材によって舗装する。
【００１６】上記の工法によって埋設した埋設管５の周
りには、弾力性を有する破砕物４が存在するので、地震
の際の振動波の影響を破砕物４により吸収緩和する。勿
論、大型な走行車輛の振動や衝撃も吸収緩和する。
りには、弾力性を有する破砕物４が存在するので、地震
の際の振動波の影響を破砕物４により吸収緩和する。勿
論、大型な走行車輛の振動や衝撃も吸収緩和する。
【００１７】この発明の第２の実施形態では、図４に示
すように、埋設管１５の周りを前もって第１実施形態と
同様の破砕物１４により包み込んでおく。
すように、埋設管１５の周りを前もって第１実施形態と
同様の破砕物１４により包み込んでおく。
【００１８】上記の破砕物１４による包み込みは、図４
に示すように破れにくい（糸の織り込）紙、布織布、軟
質な合成樹脂フィルムなどの包み込み部材１１により包
み込んで、包み込み部材１１の両側縁部の重なり部分を
接着（図示のように）するか、軟粘性の接着剤に破砕物
１４を混入混練して、所定の厚みに付着せさる（図示省
略）方法などを採用すればよい。
に示すように破れにくい（糸の織り込）紙、布織布、軟
質な合成樹脂フィルムなどの包み込み部材１１により包
み込んで、包み込み部材１１の両側縁部の重なり部分を
接着（図示のように）するか、軟粘性の接着剤に破砕物
１４を混入混練して、所定の厚みに付着せさる（図示省
略）方法などを採用すればよい。
【００１９】上記のように構成した埋設管１５は、既知
の方法、図５に示すように溝２に土３を投入して埋設す
る。
の方法、図５に示すように溝２に土３を投入して埋設す
る。
【００２０】すると、第１の実施形態と同様に振動波の
影響を破砕物１４により吸収緩和する。勿論、大型な走
行車輛の振動や衝撃も吸収緩和する。
影響を破砕物１４により吸収緩和する。勿論、大型な走
行車輛の振動や衝撃も吸収緩和する。
【００２１】なお、埋設管１４の接続部分の吸収緩和
は、第１の実施形態の工法を採用すればよい。
は、第１の実施形態の工法を採用すればよい。
【００２２】
【発明の効果】この発明の埋設管の免震工法及び埋設管
によれば、埋設管の周りの弾力性を有する破砕物により
地震の際や重量の大きい大型車輛の振動波の影響を吸収
緩和することができる。
によれば、埋設管の周りの弾力性を有する破砕物により
地震の際や重量の大きい大型車輛の振動波の影響を吸収
緩和することができる。
【００２３】このため、埋設管の亀裂などの破損や破損
にともなう事故の発生などをなくすることができ、上記
以外に温度変化の影響もなくすことができる。
にともなう事故の発生などをなくすることができ、上記
以外に温度変化の影響もなくすことができる。
【００２４】また、埋設管の周りを前もって吸収緩和用
の破砕物により包み込んであるので、埋設作業時に狭い
場所で破砕物により埋設管を包み込む作業が不要にな
る。
の破砕物により包み込んであるので、埋設作業時に狭い
場所で破砕物により埋設管を包み込む作業が不要にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係る第１実施形態の工法の手順を示
す縦断正面図
す縦断正面図
【図２】破砕物により埋設管を包み込んだ縦断正面図
【図３】埋設状態を示す縦断正面図
【図４】第２実施形態の縦断正面図
【図５】埋設状態を示す縦断正面図
１ 地面 ２ 溝 ３ 土 ４、１４ 破砕物 ５、１５ 埋設管 １１ 包み込み部材
Claims (2)
- 【請求項１】 地面の配管線上に溝を掘削したのち、こ
の溝の底部分に床底用の土を投入すると共に、必要に応
じて転圧し、次いで床底用の土の上に所定の厚みになる
ように弾力性を有する破砕物を投入してその上に埋設管
を置き、その後に投入する弾力性を有する破砕物により
上記埋設管を包み込み、然るのち、溝に土を投入して上
記埋設管を埋設することを特徴とする埋設管の免震工
法。 - 【請求項２】 埋設管の周りに適宜の手段により弾力性
を有する破砕物の緩衝層を設けたことを特徴とする埋設
管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165239A JPH10338927A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 埋設管の免震工法及び免震埋設管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165239A JPH10338927A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 埋設管の免震工法及び免震埋設管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10338927A true JPH10338927A (ja) | 1998-12-22 |
Family
ID=15808521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9165239A Pending JPH10338927A (ja) | 1997-06-06 | 1997-06-06 | 埋設管の免震工法及び免震埋設管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10338927A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002201635A (ja) * | 2001-01-05 | 2002-07-19 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 置換工法 |
| KR100418277B1 (ko) * | 2001-03-23 | 2004-02-11 | 박인구 | 다층건물의 바닥구조물 및 그 시공방법 |
| CN1325829C (zh) * | 2002-07-30 | 2007-07-11 | 王书理 | 用软体气囊连续浇制输送管道的方法 |
-
1997
- 1997-06-06 JP JP9165239A patent/JPH10338927A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002201635A (ja) * | 2001-01-05 | 2002-07-19 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 置換工法 |
| KR100418277B1 (ko) * | 2001-03-23 | 2004-02-11 | 박인구 | 다층건물의 바닥구조물 및 그 시공방법 |
| CN1325829C (zh) * | 2002-07-30 | 2007-07-11 | 王书理 | 用软体气囊连续浇制输送管道的方法 |
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