JPH1033828A - ビデオゲーム装置 - Google Patents

ビデオゲーム装置

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JPH1033828A
JPH1033828A JP8198639A JP19863996A JPH1033828A JP H1033828 A JPH1033828 A JP H1033828A JP 8198639 A JP8198639 A JP 8198639A JP 19863996 A JP19863996 A JP 19863996A JP H1033828 A JPH1033828 A JP H1033828A
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JP
Japan
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power supply
supply circuit
display means
game
control means
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JP8198639A
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English (en)
Inventor
Koji Katsumoto
厚司 勝本
Hitoshi Suzuki
均 鈴木
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Capcom Co Ltd
Original Assignee
Capcom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビデオゲーム装置のゲーム内容を変更するとい
った作業を行う場合に、作業者の手が高電圧の電源回路
や配線コードなどに触れるといったことを簡易な手段に
よって適切に防止できるようにする。 【解決手段】画像表示用の表示手段2と、この表示手段
2に画像を表示させてビデオゲームを進行させるゲーム
制御手段40と、上記表示手段2に第1の駆動電圧を供
給するとともに上記ゲーム制御手段40に上記第1の駆
動電圧よりも低電圧の第2の駆動電圧を供給する電源回
路5A,5Bと、これら電源回路5A,5B、ゲーム制
御手段40、および表示手段2を収容する筐体1と、を
具備しているビデオゲーム装置であって、上記筐体1内
には、この筐体1内の空間部を、上記表示手段2が配置
されている第1空間部19aと上記ゲーム制御手段40
が配置されている第2空間部19bとに仕切る仕切部材
6が設けられており、かつ上記電源回路5A,5Bは、
上記第1空間部19aに設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、ビデオゲーム装置を構成する
陰極線管などの表示手段やその他の所定の部分に対し
て、それら各部の駆動に必要な駆動電圧を適切に供給す
るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲームセンターなどの遊戯場に設
置されるいわゆるアーケード型と称されるタイプのビデ
オゲーム装置の一例として、たとえば図3に示すような
構成のものがある。この従来のビデオゲーム装置は、筐
体1e内の上部に陰極線管2を設けるとともに、上記筐
体1e内の下部に1または複数枚の基板4eを装着する
ためのスロット部3eを設けたものである。上記基板4
eは、ゲーム実行用のプログラムを記憶したメモリや、
このメモリに記憶されているプログラムに基づいたゲー
ム実行用のデータ制御を実行するCPUなどの電子回路
部品を実装したものであり、その電子回路によって作成
処理されたビデオ信号が上記陰極線管2に送信されて表
示出力されるようになっている。また、上記基板4eの
電子回路によって作成処理されたサウンド信号は、陰極
線管2の近傍などに設けられているスピーカ(図示略)
に送信されて出力されるようになっている。
【0003】このようなビデオゲーム装置は、その駆動
電源として、交流100Vなどの商用電源Wを用いるよ
うに構成されているのが通例である。ただし、陰極線管
2を駆動させるには、それよりも高電圧の駆動電圧を発
生させなければならないのが一般的である。また、基板
4eの電子回路については、一般的には、たとえば5V
または12Vの低電圧の直流の駆動電圧によって駆動さ
れるように構成されている。そこで、従来では、商用電
源Wから陰極線管2の駆動に必要な高圧の駆動電圧を作
成するための第1電源回路5Cと、商用電源Wから直流
低電圧の駆動電圧を作成するための第2電源回路5Dと
を、筐体1e内の下部に設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のビデオゲーム装置では、次のような不具合を生じて
いた。
【0005】すなわち、この種のビデオゲーム装置で
は、ビデオゲーム装置で実行されるゲームの内容を変更
したり、あるいはゲームの難易度を調整するといったこ
とを行いたい場合があるが、このような場合には、スロ
ット部3eに装着されている基板4eを筐体1eの外部
へ取り出すことにより、この基板4eを他の新たな基板
と交換したり、あるいは上記基板4eの電子回路を調整
するといった作業を行う必要がある。このような作業を
行うには、作業者が筐体1eの扉15eを開けてから、
この筐体1e内の下部に手を差し入れる必要がある。ま
た、上記以外にも、たとえばビデオゲーム装置のテスト
スイッチ操作を行う場合や、ゲーム料金としてのコイン
が詰まったときの取り出し処理を行う場合などの日常の
メンテナンス時においても、筐体1e内に手を差し入れ
る場合がある。
【0006】ところが、従来では、商用電源Wと接続さ
れた第1電源回路5Cや第2電源回路5Dが、筐体1e
内の下部に設けられており、基板4eの装着箇所の近傍
に位置している。また、第1電源回路5Cと陰極線管2
とを接続する比較的高電圧の配線ケーブルC3について
も、基板4eの装着箇所の近傍に配されている。
【0007】したがって、従来では、作業者がたとえば
基板4eの交換作業などを行う際に筐体1e内に差し入
れた作業者の手が上記配線ケーブルC3や2つの電源回
路5C,5Dなどに触れることを回避し、作業者の感電
防止を図るためには、上記配線ケーブルC3や電源回路
5C,5Dなどの各部に大掛かりな絶縁処理を施し、そ
の絶縁処理に細心の注意を払う必要があった。その結
果、従来では、このような絶縁処理を図るためのコスト
が非常に高価となり、ビデオゲーム装置全体の製造コス
トが高価となっていた。また、従来では、十分な絶縁処
理を施した場合であっても、高電圧部品が配置されてい
る筐体1e内に作業者が手を差し入れる際には、やはり
作業者に不安感を抱かせることとなり、このような点を
も解消する必要があった。
【0008】なお、従来では、筐体1eの扉15eに鍵
を取付けたり、あるいは特殊なネジを用いて容易に上記
扉15eを開けられないようにするなどの対策を施すこ
とによって、遊戯者などの部外者が筐体1e内へ勝手に
手を差し入れることができないようにしていた。ところ
が、このような手段では、上記したような不具合を根本
的に解消することはできない。
【0009】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、ビデオゲーム装置のゲーム内容
を変更するといった作業を行う場合に、作業者の手が高
電圧の電源回路や配線コードなどに触れるといったこと
を簡易な手段によって適切に防止できるようにすること
をその課題としている。
【0010】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0011】すなわち、本願発明は、画像表示用の表示
手段と、この表示手段に画像を表示させてビデオゲーム
を進行させるゲーム制御手段と、上記表示手段に第1の
駆動電圧を供給するとともに上記ゲーム制御手段に上記
第1の駆動電圧よりも低電圧の第2の駆動電圧を供給す
る電源回路と、これら電源回路、ゲーム制御手段、およ
び表示手段を収容する筐体と、を具備しているビデオゲ
ーム装置であって、上記筐体内には、この筐体内の空間
部を、上記表示手段が配置されている第1空間部と上記
ゲーム制御手段が配置されている第2空間部とに仕切る
仕切部材が設けられており、かつ、上記電源回路は、上
記第1空間部に設けられていることを特徴としている。
【0012】本願発明では、上記第2空間部には、基板
を着脱可能に装着するためのスロット部が設けられてお
り、かつ上記ゲーム制御手段は、上記スロット部に装着
される基板に実装されたビデオゲーム実行用のプログラ
ムを記憶したメモリと、このメモリに記憶されているプ
ログラムに基づいてゲーム進行のデータ処理を行うCP
Uとを具備して構成された電子回路である構成とするこ
とができる。
【0013】また、本願発明では、上記表示手段は、陰
極線管であるとともに、上記電源回路は、上記陰極線管
を駆動するための第1の駆動電圧を商用電源から作成す
る第1電源回路と、上記第2の駆動電圧を商用電源から
作成する第2電源回路とから構成されているものとする
ことができる。
【0014】本願発明においては、筐体内に仕切部材を
設けることによって、筐体内を第1空間部と第2空間部
に仕切った上で、表示手段と電源回路とを第1空間部に
配置し、かつゲーム制御手段を第2空間部に配置させて
いるために、ゲーム制御手段の交換や調整などを行おう
として作業者が筐体内の第2空間部に手を差し入れた際
に、この作業者の手が第1空間部に設けられている電源
回路に安易に触れてしまう虞れを無くすことが可能とな
る。また、表示手段と電源回路との電気配線接続は、高
電圧の電気配線となる場合が多いが、この電気配線は第
1空間部内において行うことができる。このため、やは
り作業者が第2空間部に手を差し込んだ際に、その手が
上記高電圧の電気配線に安易に触れるようなことも防止
することが可能となる。一方、ゲーム制御手段と電源回
路との電気配線は、第1空間部から第2空間部へ延びる
ように施されることとなるが、ゲーム制御手段を駆動す
るための第2の駆動電圧は、表示手段を駆動するための
第1の駆動電圧よりも低電圧であるから、上記第2空間
部に施される電気配線は低電圧(たとえば5Vや12V
程度)の電気配線であり、結局、第2空間部には高電圧
となる部材が設けられていない構成とすることができ
る。
【0015】したがって、本願発明によれば、従来とは
異なり、ゲーム制御手段が装着されている位置の周辺部
に大掛かりな絶縁処理を施す必要が無くなり、ビデオゲ
ーム装置全体の製造コストの低減化を図ることができ
る。また、本願発明は、筐体内の第2空間部から高電圧
の部材を撤去した構成にできるため、作業者が第2空間
部に手を差し入れる際に抱く不安感を解消するのにも役
立つ。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0017】図1は、本願発明に係るビデオゲーム装置
の一例を示す外観斜視図である。図2は、図1のX−X
線概略断面図である。
【0018】このビデオゲーム装置は、いわゆるアーケ
ード型と称されるタイプのビデオゲーム装置である。こ
のビデオゲーム装置は、筐体1、この筐体1内の上部に
設けられた陰極線管2、上記筐体1内の下部に配された
基板4を装着するためのスロット部3、上記筐体1内に
設けられた仕切部材6、商用電源Wと接続される第1電
源回路5A、および第2電源回路5Bを具備して構成さ
れている。
【0019】上記筐体1は、たとえば立体的に組み合わ
されたフレーム部材(図示略)の外周囲を板金加工され
たパネル材で覆うなどして構成されたものである。ただ
し、この筐体1の全体または略全体を合成樹脂によって
成形するようなことも勿論可能である。この筐体1の上
部前面には、陰極線管2の画像表示面を露出させるため
の開口窓10が形成されており、この開口窓10の下縁
部の手前前方部分には、操作スイッチ12を複数備えた
操作パネル部13が設けられている。また、この筐体1
の下部前面には、たとえば計三箇所の開口部14a〜1
4cと、これら開口部14a〜14cを閉塞する扉体1
5a〜15cとが設けられている。開口部14aは、筐
体1の外部からスロット部3への基板4の着脱を行わせ
るための部位である。開口部14bは、硬化投入口16
から投入される硬化の選別装置(図示略)の点検や修理
を行うための部位である。開口部14cは、硬化投入口
16から投入された硬化の収容容器(図示略)を筐体1
の外部へ取り出すための部位である。上記扉体15a〜
15cは、好ましくは部外者が容易に開けることができ
ないように、鍵が取付けられたり、あるいは特殊なネジ
を用いて筐体1に対して強固に取付けられている。
【0020】上記陰極線管2は、筐体1の内部に設けら
れた複数のブラケット部材17a〜17cによって支持
されている。この陰極線管2は、一般の商用電源から供
給される100Vの交流電流よりも高電圧の駆動電圧に
よって駆動される。
【0021】上記スロット部3は、複数枚の基板4を着
脱可能に装着するための部位であり、従来既知のものを
適宜採用することができる。このスロット部3は、たと
えば図2の仮想線に示すように、基板4を縦向きにした
かたちで筐体1の開口部14aから筐体1内へ挿入する
ことによってこの基板4を筐体1内において適切に保持
できるようになっている。このスロット部3と基板4と
の適所には、電気接続用のコネクタ(図示略)が設けら
れており、スロット部3に基板4を装着した状態におい
て、これら基板4とスロット部3との電気導通が図れる
ようになっている。
【0022】上記基板4は、ビデオゲーム実行用のプロ
グラムデータを記憶したメモリや、このメモリに記憶さ
れたデータに基づいてゲーム進行を実行するCPUなど
の電子部品(いずれも図示略)を実装したものであり、
これら複数の電子部品によってビデオゲームの進行状況
を制御する電子回路40が構成されている。この電子回
路40は、陰極線管2に送信するビデオ信号や、スピー
カ(図示略)に送信するサウンド信号の作成処理を実行
するものである。この電子回路40は、たとえば直流の
5Vまたは12Vの駆動電圧によって駆動される。
【0023】上記仕切部材6は、上記筐体1内を上下2
つの空間部19a,19b(第1空間部と第2空間部)
に仕切る部材である。第1空間部19aには、陰極線管
2が配されており、また第2空間部19bには、基板4
を装着したスロット部3が配されている。上記仕切部材
6としては、たとえば平板状の部材を適用することがで
きるが、本願発明では、上記第1空間部19aと第2空
間部19bとを、完全に遮断する必要はない。したがっ
て、上記仕切部材6の具体的な形状やサイズなどは限定
されない。
【0024】上記第1電源回路5Aは、たとえば交流1
00Vの商用電源Wから供給される電流をそれよも高電
圧に変圧し、陰極線管2の駆動に必要な第1の駆動電圧
を作成する電源回路である。この第1電源回路5Aは、
たとえば上記仕切部材6上に載設されており、陰極線管
2と同様に第1空間部19a内に配置されている。この
第1電源回路5Aの入力側(1次側)は、適当な電気配
線コードを介して商用電源Wと接続されており、またそ
の出力側(2次側)は配線コードC1を介して陰極線管
2と接続されている。
【0025】上記第2電源回路5Bは、たとえば交流1
00Vの商用電源Wから供給される電流を5Vまたは1
2Vに変圧して整流することにより、基板4の電子回路
40の駆動に必要な直流低電圧の第2の駆動電圧を作成
する電源回路である。この第2電源回路5Bも上記第1
電源回路5Aと同様に第1空間部19a内に配置されて
いる。この第2電源回路5Bの出力側に接続された配線
コードC2は、仕切部材6に設けられた孔部60を通過
して第2空間部19b内に延びており、スロット部3を
介して基板4の電子回路40と導通接続するように配さ
れている。上記孔部60は、好ましくは、作業者の手を
容易に挿入することができないサイズに形成される。ま
た、上記第2電源回路5Bから供給される5Vまたは1
2Vの駆動電圧は、電子回路40以外の他の必要な電子
回路または電気回路の駆動にも適宜利用される。
【0026】上記構成のビデオゲーム装置においては、
陰極線管2については第1電源回路5Aから供給される
第1の駆動電圧によって駆動させることができるととも
に、基板4の電子回路40については第2電源回路5B
から供給される第2の駆動電圧によって駆動させること
ができ、所定のビデオゲームを適切に実行させることが
できる。このようなビデオゲーム装置では、基板4を他
の基板と交換することによりゲーム内容を変更したり、
あるいは基板4の所定部位を調整することによりボリュ
ームの増減調整やゲームの難易度の変更を行うような場
合がある。このような作業を行うには、作業者が筐体1
の扉体15aを開けてから筐体1内の第2空間部19b
内に手を差し入れて、基板4をスロット部3から抜き取
る必要がある。また、基板4をスロット部3に再度装着
する必要もある。
【0027】一方、上記第2空間部19b内には、10
0Vの商用電源Wと接続された第1電源回路5Aや第2
電源回路5Bは存在せず、また陰極線管2と第1電源回
路5Aとを繋ぐ高電圧側の配線コードC1も存在しな
い。第2空間部19b内には、5Vまたは12Vの低電
圧の電気配線がなされているに過ぎない。したがって、
この第2空間部19b内においては、作業者の感電防止
策として、大掛かりな絶縁処理を施す必要はなくなる。
さらに、上記第1電源回路5Aや第2電源回路5Bなど
が設けられている第1空間部19aと、スロット部3が
設けられている第2空間部19bとは、仕切部材6によ
って仕切られているために、作業者が誤って第1電源回
路5Aや第2電源回路5Bなどに触れる虞れも少なくす
ることができ、一層好ましいものとなる。本実施形態で
は、ビデオゲーム装置を上下2分割構造とした上で、そ
の上部側にビデオゲーム装置駆動用の1次側高圧電源を
配しているから、遊戯者がジュースなどをビデオゲーム
装置内へ流し込むといった悪戯を行ったときに、高圧電
気配線が容易にショートすることも適切に回避可能とな
り、火災や発煙を防止する上でも有利となる。
【0028】なお、上記実施形態では、第1電源回路5
Aと第2電源回路5Bとのいずれもが商用電源Wから所
望の必要な電圧を作成するように構成されているが、本
願発明はこれに限定されない。本願発明では、たとえば
陰極線管2の駆動に必要な高電圧の第1の駆動電圧を発
生させる電源トランスまたはフライバックトランスなど
の高圧発生トランスを第1電源回路とするとともに、こ
の高圧発生トランスの2次巻線の電圧から基板4の電子
回路40を駆動するのに必要な第2の駆動電圧を作成す
る電源回路を第2電源回路とする構成にしてもかまわな
い。むろん、本発明では、第1電源回路と第2電源回路
とを常に別体で構成する必要もなく、これらを一体化さ
せて1つの電源回路として構成してもかまわない。
【0029】また、上記実施形態では、表示手段の一例
として陰極線管を用いているが、本願発明はやはりこれ
に限定されない。本願発明では、表示手段として、たと
えば陰極線管以外の液晶表示装置やその他の表示手段を
用いてもよい。したがって、本願発明では、表示手段を
駆動するための駆動電圧の具体的な電圧値などは表示手
段の種類に対応して決定されることとなる。
【0030】さらに、本願発明では、ゲーム制御手段の
具体的な構成も、必ずしも基板に実装された電子部品に
よって構成された電子回路に限定されない。基板とは相
違する形態の媒体に電子回路を組み込んだものであって
もよい。本願発明では、ゲーム制御手段の全部が筐体の
外部へ取り出し可能な場合のみならず、たとえばゲーム
制御手段の一部分のみを筐体の外部へ取り出し可能に設
けているような場合にも適用することができる。
【0031】その他、本願発明に係るビデオゲーム装置
の各部の具体的な構成は上記実施形態に限定されず、種
々に設計変更自在である。上記実施形態では、表示手段
とゲーム制御手段とを上下に配置させているが、これに
代えて、たとえば表示手段とゲーム制御手段とを左右横
並びに設けた上で、これら両者の相互間に仕切部材を設
けるといった構成にしてもよいことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るビデオゲーム装置の一例を示す
外観斜視図。
【図2】図1のX−X線概略断面図。
【図3】従来のビデオゲーム装置の一例を示す概略側面
端面図。
【符号の説明】
1 筐体 2 陰極線管(表示手段) 3 スロット部 4 基板 5A 第1電源回路 5B 第2電源回路 6 仕切部材 19a 第1空間部 19b 第2空間部 40 電子回路(ゲーム制御手段) W 商用電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示用の表示手段と、この表示手段
    に画像を表示させてビデオゲームを進行させるゲーム制
    御手段と、上記表示手段に第1の駆動電圧を供給すると
    ともに上記ゲーム制御手段に上記第1の駆動電圧よりも
    低電圧の第2の駆動電圧を供給する電源回路と、これら
    電源回路、ゲーム制御手段、および表示手段を収容する
    筐体と、を具備しているビデオゲーム装置であって、 上記筐体内には、この筐体内の空間部を、上記表示手段
    が配置されている第1空間部と上記ゲーム制御手段が配
    置されている第2空間部とに仕切る仕切部材が設けられ
    ており、かつ、 上記電源回路は、上記第1空間部に設けられていること
    を特徴とする、ビデオゲーム装置。
  2. 【請求項2】 上記第2空間部には、基板を着脱可能に
    装着するためのスロット部が設けられており、かつ上記
    ゲーム制御手段は、上記スロット部に装着される基板に
    実装されたビデオゲーム実行用のプログラムを記憶した
    メモリと、このメモリに記憶されているプログラムに基
    づいてゲーム進行のデータ処理を行うCPUとを具備し
    て構成された電子回路である、請求項1に記載のビデオ
    ゲーム装置。
  3. 【請求項3】 上記表示手段は、陰極線管であるととも
    に、上記電源回路は、上記陰極線管を駆動するための第
    1の駆動電圧を商用電源から作成する第1電源回路と、
    上記第2の駆動電圧を商用電源から作成する第2電源回
    路とから構成されている、請求項1または2に記載のビ
    デオゲーム装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002336407A (ja) * 2001-05-17 2002-11-26 Aruze Corp ゲーム機用フレーム
US6514145B1 (en) 1998-09-16 2003-02-04 Kabushiki Kaisha Sega Height adjustable game machine

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