JPH10337842A - 印刷機械の見当合わせ調整装置 - Google Patents

印刷機械の見当合わせ調整装置

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JPH10337842A
JPH10337842A JP9152393A JP15239397A JPH10337842A JP H10337842 A JPH10337842 A JP H10337842A JP 9152393 A JP9152393 A JP 9152393A JP 15239397 A JP15239397 A JP 15239397A JP H10337842 A JPH10337842 A JP H10337842A
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JP
Japan
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plate cylinder
axle box
cylinder
printing machine
moving
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JP9152393A
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Hikari Ueda
光 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で調整作業が容易な印刷機械の見
当合わせ調整装置を提供する。 【解決手段】 版胴1の両端軸部5を枢支する左右一対
の軸箱7と、各軸箱7ごとに設けられ且つそれぞれガイ
ド部材10に沿って軸箱7を移動させる軸箱移動機構1
1とを備え、各軸箱7を適宜移動させて、ゴム胴に対す
る版胴1の相対位置を調整し、印刷用紙の天地方向ある
いは斜め方向の見当のずれを修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷機械の見当合わ
せ調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷機械、特に多色刷りの印刷機械にお
いては、複数の印刷ユニットで印刷用紙に印刷された図
柄を正確に合わせることが印刷物の品質上最も重要な事
項である。
【0003】印刷用紙に印刷された各色の見当(印刷位
置)がずれる主たる要因としては、刷版に図柄を焼き付
ける際の寸法誤差、予め、刷版に設ける刷版取付用の溝
や穴などの加工精度の誤差、刷版を版胴に装着する際の
位置のずれや刷版の曲がり(傾斜)及び歪み、印刷機械
自体が有する機械精度の誤差、印刷中に生じる用紙の伸
縮、用紙の蛇行や位置ずれなどが考えられる。
【0004】すなわち、各色の見当がずれないようにす
るためには、上記の種々の誤差の発生を抑制すること
や、刷版及び用紙の状態を把握することが肝要である
が、それだけで、複数の印刷ユニットで印刷用紙に印刷
される図柄を正確に合わせることは難しい。
【0005】そこで、印刷機械には、従来から種々の調
整装置が設けられており、該調整装置により、各印刷ユ
ニットにおいて図11に示す如く印刷用紙Sの所定位置
に図柄を刷り込む際に余白に同時に刷り込む十字形の見
当検出用のマーク(通称トンボ)M1,M2が重なるよう
に、版胴の位置調整を行っている。
【0006】現在、一般に使用されている印刷機械で
は、左右見当調整装置、天地見当調整装置、シリンダコ
ッキング装置またはプレートコッキング装置が併用され
ている。
【0007】左右見当調整装置は、印刷用紙Sの左右方
向への見当のずれを、版胴を軸方向に微細に変位させて
修正するものであり、ねじ方式の位置調整手段などによ
って版胴を軸線方向へ変位させることは、確立された技
術であるので、比較的廉価で、信頼性のある装置が提供
されている。
【0008】天地見当調整装置は、印刷用紙Sの天地方
向への見当の平行ずれを、版胴を周方向に微細に変位さ
せて修正するものであり、枚葉式印刷機械では、例えば
版胴の軸部に軸方向へは移動可能で且つ軸部の回転が伝
えられるように取り付けられた駆動側はすば歯車を、軸
方向に微小量近接離反させる機構を設け、はすば歯車の
機械的特性を利用して版胴を周方向に微細に変位させる
方式のものが多い。
【0009】また、各印刷ユニットの版胴が同一のライ
ンシャフトを介して駆動される巻取紙式の多色印刷機械
では、例えば、各印刷ユニットにおける版胴と原動軸と
を差動歯車機構を介して連結し、該作動歯車機構によっ
て版胴を周方向に微細に変位させる。
【0010】シリンダコッキング装置は、図9に示すよ
うに、版胴1の一端枢支部分を位置固定にした状態で、
版胴1の他端枢支部分を微小量変位させることにより、
版胴1をひねって、該版胴1とゴム胴2との軸線の相対
位置を調整し、印刷用紙Sの斜め方向への見当のずれを
修正するものである。
【0011】また、プレートコッキング装置は、図10
に示すように、版胴1に取り付けられた刷版1aを把持
するクランプ(版万力)を、版胴1の軸線に対して傾斜
させるか、または複数のクランプの位置を版胴1の軸線
方向と周方向とに適宜に移動させることにより、版胴1
及びゴム胴2に対して刷版1aをひねり、印刷用紙Sの
斜め方向への見当のずれを修正するものである。
【0012】現在、一般に使用されている枚葉式多色刷
印刷機械の殆どは、左右見当調整装置と天地見当調整装
置、及びコッキング装置をそれぞれ具備しており、この
3種類の調整装置を適宜併用して見当合わせを行なって
いる。
【0013】また、従来の枚葉式多色刷印刷機械では、
版胴1、ゴム胴2、圧胴、中間胴等の各軸端部に嵌着し
たギヤに、モータにより回転するギヤを噛合させて、モ
ータの回転力を各胴に伝達する駆動方式のものが多い。
【0014】以下、見当のずれを修正するに際して行な
う各調整装置の作用について説明する。
【0015】所定の印刷ユニットとその前段の印刷ユニ
ットとによる印刷において、例えば、図11(A)に示
すようなマークM1,M2の印刷ずれが生じた場合には、
先ず最初に、左右見当調整装置により、版胴を軸線方向
へ微細変位させて、印刷用紙Sの左右方向へのマークM
1,M2のずれを図11(B)に示すように修正する。
【0016】次に、天地見当調整装置により、版胴を周
方向へ微細変位させて、印刷用紙Sの天地方向へのマー
クM1,M2のずれを図11(C)に示すように修正す
る。
【0017】最後に、コッキング装置によって版胴をひ
ねるか、あるいは版胴に対する刷版の位置を調整して、
図11(D)に示すように、印刷用紙Sの斜め方向への
マークM1,M2のずれを修正し、マークM1,M2の刷り
込み位置を一致させる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
天地見当調整装置は、相当多くの部品を必要とする複雑
で高価な装置となっており、しかも、各構成部品の遊隙
やギヤの精度などが見当調整精度に影響を及ぼすので、
製作上も機械操作上も熟達を要する。
【0019】シリンダコッキング装置は、図9に示す如
く、版胴1の一端枢支部分を位置固定にした状態で版胴
1の他端枢支部分を変位させて版胴1をひねるので、版
胴1の一端枢支部分などに応力が作用し、刷版1aに接
するインキ着けロールや給水ロールに影響を及ぼした
り、版胴1とゴム胴2との位置関係によっては、ゴム胴
2へのインキの正確な転写にも影響し、印刷物の品質の
低下も招きかねない。
【0020】更に、このシリンダコッキング装置は、機
構上、コッキング調整量が大きくとれず(0.1〜0.
2mm程度が調整限度)、コッキング調整量が少ないた
め、刷版1aを版胴1に正確に装着するための高価なレ
ジスターパンチャーが必要となり、パンチング加工時及
び版取付け時の作業の熟練などが要求され、構造が複雑
で、高価な装置になる。
【0021】プレートコッキング装置は、機構上、運転
中に刷版1aのひねり調整ができないものが多く、運転
を中止して見当調整を行なわざるを得ないので、生産性
が極めて悪く、しかも再現性に乏しい。
【0022】このプレートコッキング装置も構造がかな
り複雑で、細かい部品が数多く使用されており、決して
廉価な装置ではない。
【0023】更に、版胴1の軸端部に嵌装したギヤに、
モータにより回転するギヤを噛合させた駆動方式を採用
している印刷機械では、前述のシリンダコッキング装置
による見当調整のように版胴1をひねると、該版胴1の
軸端に嵌装されているギヤの噛み合いに支障をきたすこ
とがあった。
【0024】本発明は上述した実情に鑑みてなしたもの
で、構造が簡単で、調整作業に熟練を要しない印刷機械
の見当合わせ調整装置、を提供することを目的としてい
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の印刷機械の見当合わせ調
整装置では、ゴム胴、インキ着けロール及び給水ロール
に外接する版胴の両端を枢支する左右一対の軸箱と、各
軸箱ごとに設けられ且つ版胴とゴム胴との間を通る両胴
の共通接線に対して平行な方向へ各軸箱を案内するガイ
ド部材と、各軸箱ごとに設けられ且つガイド部材に沿っ
て軸箱を移動させる軸箱移動機構とを備えている。
【0026】本発明の請求項2に記載の印刷機械の見当
合わせ調整装置では、本発明の請求項1に記載の印刷機
械の見当合わせ調整装置の構成に加え、先端部が軸箱の
移動方向一側寄り部分に当接し且つ軸箱の移動方向へ前
進後退可能な位置調整部材と、該位置調整部材の移動量
を検出する移動量検出手段とを有する軸箱移動機構を備
えている。
【0027】本発明の請求項3に記載の印刷機械の見当
合わせ調整装置では、本発明の請求項1に記載の印刷機
械の見当合わせ調整装置の構成に加え、版胴の軸線方向
に延びる傾斜面が軸箱の移動方向一側寄り部分に対峙し
且つ版胴の軸線方向へ移動可能な楔状のスライドカム
と、該スライドカムの傾斜面を転動するように軸箱に枢
支されたローラフォロアとを有する軸箱移動機構を備え
ている。
【0028】本発明の請求項4に記載の印刷機械の見当
合わせ調整装置では、本発明の請求項2もしくは請求項
3に記載の印刷機械の見当合わせ調整装置の構成に加
え、軸箱の移動方向他側寄り部分を軸箱移動機構に向っ
て付勢する付勢手段を設けている。
【0029】本発明の請求項5に記載の印刷機械の見当
合わせ調整装置では、ゴム胴に外接する版胴、該版胴に
外接するインキ着けロール及び給水ロールの両端を枢支
する左右一対の共通基台と、各共通基台ごとに設けられ
且つ版胴とゴム胴との間を通る両胴の共通接線に対して
平行な方向へ各共通基台を案内するガイド部材と、各共
通基台ごとに設けられ且つガイド部材に沿って共通基台
を移動させる基台移動機構とを備えている。
【0030】本発明の請求項6に記載の印刷機械の見当
合わせ調整装置では、本発明の請求項1乃至請求項5の
いずれかに記載の印刷機械の見当合わせ調整装置の構成
に加え、版胴及びゴム胴の軸部に対峙する出力軸を有す
る複合減速機と、該複合減速機の出力軸と版胴及びゴム
胴の軸部とを連結する自在継手付軸とを備えている。
【0031】本発明の請求項7に記載の印刷機械の見当
合わせ調整装置では、本発明の請求項1乃至請求項6の
いずれかに記載の印刷機械の見当合わせ調整装置の構成
に加え、版胴を軸線方向へ移動させる左右見当調整機構
を備えている。
【0032】本発明の請求項1乃至請求項4に記載の印
刷機械の見当合わせ調整装置のいずれにおいても、版胴
を枢支する左右の軸箱のそれぞれを、各軸箱移動機構に
よりガイド部材に沿って同方向へ同距離移動させ、ゴム
胴に対する版胴の相対位置を調整し、印刷用紙の天地方
向への見当のずれを修正する。
【0033】また、版胴を枢支する左右の軸箱のそれぞ
れを、各軸箱移動機構によりガイド部材に沿って適宜移
動させ、ゴム胴に対する版胴の相対位置を調整し、印刷
用紙の斜め方向への見当のずれを修正する。
【0034】本発明の請求項2に記載の印刷機械の見当
合わせ調整装置においては、各軸箱移動機構の位置調整
部材を、軸箱の移動方向へ同距離前進あるいは後退さ
せ、ゴム胴に対する版胴の相対位置を調整し、印刷用紙
の天地方向への見当のずれを修正する。
【0035】また、各軸箱移動機構の位置調整部材を、
軸箱の移動方向へ適宜前進あるいは後退させ、ゴム胴に
対する版胴の相対位置を調整し、印刷用紙の斜め方向へ
の見当のずれを修正する。
【0036】更に、移動量検出手段によって軸箱の移動
量を検出し、ゴム胴に対する版胴の相対位置や各軸箱の
移動距離を確認する。
【0037】本発明の請求項3に記載の印刷機械の見当
合わせ調整装置においては、各軸箱移動機構のスライド
カムを、版胴の軸線方向に沿って互いに近接する方向あ
るいは離反する方向へ同距離移動させ、ゴム胴に対する
版胴の相対位置を調整し、印刷用紙の天地方向への見当
のずれを修正する。
【0038】また、各軸箱移動機構のスライドカムを、
版胴の軸線方向に沿って適宜移動させ、ゴム胴に対する
版胴の相対位置を調整し、印刷用紙の斜め方向への見当
のずれを修正する。
【0039】本発明の請求項4に記載の印刷機械の見当
合わせ調整装置においては、付勢手段によって軸箱を軸
箱移動機構に向って付勢し、機械構成要素の間隙に起因
する軸箱の位置のずれを抑制する。
【0040】本発明の請求項5に記載の印刷機械の見当
合わせ調整装置においては、版胴、インキ着けロール及
び給水ロールを枢支する左右の共通基台のそれぞれを、
各基台移動機構によりガイド部材に沿って同方向へ同距
離移動させ、インキ着けロール及び給水ロールに対する
版胴の相対位置を変化させずに、ゴム胴に対する版胴の
相対位置を調整し、印刷用紙の天地方向への見当のずれ
を修正する。
【0041】また、版胴、インキ着けロール及び給水ロ
ールを枢支する左右の共通基台のそれぞれを、各基台移
動機構によりガイド部材に沿って適宜移動させ、インキ
着けロール及び給水ロールに対する版胴の相対位置を変
化させることなく、ゴム胴に対する版胴の相対位置を調
整し、印刷用紙の斜め方向への見当のずれを修正する。
【0042】本発明の請求項6に記載の印刷機械の見当
合わせ調整装置においては、版胴を枢支する左右の軸
箱、あるいは版胴、インキ着けロール及び給水ロールを
枢支する左右の共通基台の移動に伴う版胴の軸部と複合
減速機の出力軸との相対変位を、自在継手付軸によって
許容しながら、複合減速機の出力軸の回転力を版胴の軸
端部へ伝達する。
【0043】本発明の請求項7に記載の印刷機械の見当
合わせ調整装置においては、左右見当調整機構によって
版胴を軸線方向へ移動させ、印刷用紙の左右方向への見
当のずれを修正する。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0045】図1から図4は本発明の印刷機械の見当合
わせ調整装置の実施の形態の第1の例であり、この調整
装置の適用対象となる印刷機械は、図4及び図5に示す
ように、版胴1と、ゴム胴2と、インキ着けロール3
と、給水ロール4と、圧胴28と、中間胴29と、イン
キング装置30とを備えている。
【0046】版胴1の両端軸部5は、左右の軸箱7にそ
れぞれ内装された軸受6に枢支されている。
【0047】それぞれの軸箱7は、版胴1とゴム胴2と
の間を通る両胴1,2の共通接線8(図5参照)に平行
に延び且つ各軸箱7ごとに印刷機械のフレーム9に固着
されたガイド部材10に沿って移動できるようになって
いる。
【0048】フレーム9のガイド部材10の一側(図1
のA側)寄り部分には、軸箱7をガイド部材10に沿っ
て移動させる軸箱移動機構11が各ガイド部材10ごと
に設けられ、フレーム9のガイド部材10の他側(図1
のB側)寄り部分には、軸箱7を軸箱移動機構11へ向
って付勢するコイルバネ12が設けられている。
【0049】軸箱移動機構11は、先端部が軸箱7の側
面に当接し且つ後端部にねじが螺設された調整用ねじ棒
13と、該調整用ねじ棒13の後端部に螺合するウォー
ムギヤ14と、該ウォームギヤ14に噛合し且つ軸線方
向への変位を拘束されたウォーム15と、該ウォーム1
5の端部にカップリング16を介して連結されたモータ
17とによって構成されており、該モータ17には、パ
ルス発信機18が付設されている。
【0050】モータ17を作動させると、ウォーム15
を介してウォームギヤ14が回転し、該ウォームギヤ1
4の回転に伴い、調整用ねじ棒13が軸線方向に進退す
る。
【0051】このとき、パルス発信機18からの信号に
基づきモータ17の回転角度を制御して、調整用ねじ棒
13の進退量を適宜設定する。
【0052】また、版胴1、ゴム胴2等を有する印刷機
械本体19の一側には、印刷機械本体19に対して所定
の間隔を隔て且つ印刷機械本体19に平行に位置するよ
うに複合減速機21が配置されている。
【0053】この複合減速機21は、モータ20によっ
て駆動され且つ印刷機械本体19の版胴1の軸部5に対
峙する出力軸21aと、ゴム胴2、圧胴28、中間胴2
9の軸部に対峙する出力軸(図示せず)とを有し、出力
軸21aを版胴1の軸部5に自在継手付軸22を介して
連結し、また、他の出力軸をゴム胴2、圧胴28、中間
胴29の軸部に上記の自在継手付軸22と同等のものを
介して連結している。
【0054】なお、23は左右見当調整機構であり、該
左右見当調整機構23は、従来から一般に使用されてい
る左右見当調整と同様に、ねじ方式の位置調整手段など
によって版胴1を軸線方向へ変位させるように構成され
ている。
【0055】以下、図1から図4に示す印刷機械の見当
合わせ調整装置の作動について説明する。
【0056】主モータ20をスタートさせ複合減速機2
1を駆動すると、該複合減速機21の出力軸21aに連
結した自在継手付軸22を介して版胴1、ゴム胴2等を
有する印刷機械本体19が作動する。
【0057】軸箱7をコイルバネ12側へ移動させる場
合には、軸箱7に付設した軸箱移動機構11のモータ1
7を、調整用ねじ棒13が突出する方向へウォームギヤ
14が回転するように作動させると、調整用ねじ棒13
がコイルバネ12の反発力に抗して軸箱7を押圧し、該
軸箱7がコイルバネ12側へ移動する。
【0058】また、軸箱7を調整用ねじ棒13側へ移動
させる場合には、該軸箱7に付設した軸箱移動機構11
のモータ17を、調整用ねじ棒13が引き込む方向へウ
ォームギヤ14が回転するように作動させると、調整用
ねじ棒13の先端が軸箱7から離隔する方向へ変位し、
コイルバネ12が軸箱7を押圧して、該軸箱7が調整用
ねじ棒13側へ移動する。
【0059】何れの場合にも、パルス発信機18からの
信号に基づきモータ17の回転角度を制御して、調整用
ねじ棒13の進退量、即ち軸箱7の移動量を適宜設定す
る。
【0060】所定の印刷ユニットとその前段の印刷ユニ
ットとによる印刷において、例えば、図6(A)に示す
ようなマークM1,M2の印刷ずれが生じた場合には、左
右見当調整機構23により、版胴1を軸線方向に微細変
位させて、印刷用紙Sの左右方向へのマークM1,M2
ずれを図6(B)に示すように修正したのち、一方の軸
箱移動機構11によって軸箱7を、図6(B)の左側の
マークM1,M2のずれaに合うように変位させ、他方の
軸箱移動機構11によって軸箱7を、図6(B)の右側
のマークM1,M2のずれbに合うように変位させて、図
6(C)に示すように、マークM1,M2の刷り込み位置
を一致させ、見当のずれを修正する。
【0061】このように、図1から図4に示す印刷機械
の見当合わせ調整装置では、版胴1の左右の軸箱7,7
を別個に移動させて、ゴム胴2に対する版胴1の相対位
置を微調整するので、従来のコッキング装置に比べて構
成が単純化され且つ印刷機械の稼働時においても印刷用
紙Sの天地方向及び斜め方向の見当修正作業を行なうこ
とが可能になり、見当修正による印刷機械の停止や見当
修正の再現性を憂慮することなく、損紙等のロスや生産
性の低下を防止してコストの低減を図ることができ、マ
ークM1,M2のずれを瞬間的に検知する手段及び見当の
ずれや量を解析する手段とを組み合わせることにより、
見当調整作業を自動化することが可能になる。
【0062】また、左右の軸箱7を移動させるのにあた
って、複雑で経験を要する操作を必要としないので、熟
練者でなくとも調整作業を担当することが可能となり、
しかも、印刷物の品質の向上が期待できる。
【0063】更に、複合減速機21の出力軸21aと版
胴1などの各胴の軸部5とを自在継手付軸22によって
連結し、軸箱7の移動に伴う版胴1の軸部5と複合減速
機21の出力軸21aの相対変位を許容しながら、出力
軸21aの回転力を軸部5に伝達するので、従来例にみ
られない大きな見当合わせ調整量を装置に具備させるこ
とが可能となり、高価なレジスターパンチャーは不要
で、しかも、パンチング加工や版取付け作業の熟練など
を殆ど必要としない。
【0064】そして、コイルバネ12の反発力によって
軸箱7を軸箱移動機構11へ向って付勢し、該軸箱移動
機構11の各構成部材の遊隙等を吸収・消去するので、
見当合わせ調整装置の精度の向上を図ることができ、微
細な補正量の指示や信頼性を確保できる。
【0065】更にまた、複数の印刷ユニットを有する印
刷機械で、特定の印刷ユニットだけを使用する場合に
は、使用されない印刷ユニットにおける自在継手付軸2
2を取り外すことにより、版胴1に外接するインキ着け
ロール3及び給水ロール4の空転に起因した摩耗の防止
と、モータの消費電力の低減とを図ることができる。
【0066】図7は、本発明の印刷機械の見当合わせ調
整装置の実施の形態の第2の例であり、図中、図1から
図4と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0067】図7に示す印刷機械の見当合わせ調整装置
では、各軸箱7をそれぞれ別箇に移動させるために、各
軸箱7の一側(図7のA側)側面にローラフォロア24
を枢支し、フレーム9のガイド部材10の一側(図7の
A側)寄り部分に、前記のローラフォロア24が転動可
能に当接する傾斜面を有し且つ版胴1の軸線方向に平行
に移動し得る楔形状のスライドカム25を設け、該スラ
イドカム25を移動させるねじ方式の位置調整手段を具
備したアクチュエータ(図示せず)を版胴1の軸端近傍
に配置し、軸箱移動機構31を構成している。
【0068】また、フレーム9のガイド部材10の他側
(図7のB側)寄り部分に、軸箱7をスライドカム25
へ向って付勢するコイルバネ12を設けている。
【0069】前記のスライドカム25は、フレーム9と
軸箱7との間に、該軸箱7の外側から版胴1側へ小幅側
を先にして挿入されている。
【0070】上記の他の構成は、図1から図4に示すも
のと変わるところはないので、説明を省略する。
【0071】以下、図7に示す印刷機械の見当合わせ調
整装置の作動について説明する。
【0072】軸箱7をコイルバネ12側へ移動させる場
合には、図示しないアクチュエータを作動させ、スライ
ドカム25を版胴1側へ押し込むと、スライドカム25
がローラフォロア24を介して軸箱7を押圧し、該軸箱
7がコイルバネ12側へ移動する。
【0073】また、軸箱7をスライドカム25側へ移動
させる場合には、図示しないアクチュエータを作動さ
せ、スライドカム25を軸箱7の外側へ引き戻すと、ス
ライドカム25の傾斜面がローラフォロア24から離隔
する方向に変位し、コイルバネ12が軸箱7を押圧し
て、該軸箱7がスライドカム25側へ移動する。
【0074】何れの場合にも、図示していないパルス発
信機等からの信号に基づき、スライドカム25の進退
量、即ち軸箱7の移動量を適宜設定することは、前述の
図1から図4に示す印刷機械の見当合わせ調整装置と同
様である。
【0075】このように、図7に示す印刷機械の見当合
わせ調整装置では、版胴1の左右の軸箱7,7を別箇に
移動させるので、先に述べた図1から図4に示す印刷機
械の見当合わせ調整装置と同様な作用効果を奏し得る。
【0076】図8は、本発明の印刷機械の見当合わせ調
整装置の実施の形態の第3の例を示すものであり、図
中、図1から図4、あるいは図7と同一の符号を付した
部分は同一物を表している。
【0077】図8に示す印刷機械の見当合わせ調整装置
では、版胴1、該版胴1に外接するインキ着けロール3
及び給水ロール4のそれぞれの両端軸部に嵌装された各
軸受、更には、インキング装置30を一体的に支持する
左右一対の共通基台26と、ゴム胴2が枢支されるフレ
ーム42に固着され且つ各共通基台26を版胴1とゴム
胴2との間を通る共通接線8に平行な方向へ案内する左
右一対のガイド部材27と、各ガイド部材27の一側
(図8のA側)寄りに設けた基台移動機構41とを備え
ている。
【0078】基台移動機構41は、共通基台26の一側
下部側面に枢支したローラフォロア24と、該ローラフ
ォロア24が転動可能に当接する傾斜面を有し且つ版胴
1の軸線方向に平行に移動し得る楔形状のスライドカム
25と、ガイド部材27の端部近傍に配置され且つスラ
イドカム25を移動させるねじ式の位置調整手段を具備
したアクチュエータ(図示せず)とによって構成されて
いる。
【0079】また、ガイド部材27の他側(図8のB
側)寄り部分には、共通基台26をスライドカム25へ
向って付勢するコイルバネ12が設けられている。
【0080】前記のスライドカム25は、フレーム42
と共通基台26との間に、該共通基台26の外側から版
胴1側へ小幅側を先にして挿入されている。
【0081】上記の他の構成は、図1から図4に示すも
のと変わるところはないので、以下の説明を省略する。
【0082】以下、図8に示す印刷機械の見当合わせ調
整装置の作動について説明する。
【0083】共通基台26をコイルバネ12側へ移動さ
せる場合には、図示しないアクチュエータを作動させ、
スライドカム25を版胴1側へ押し込むと、該スライド
カム25がローラフォロア24を介して共通基台26を
押圧し、該共通基台26がコイルバネ12側へ移動す
る。
【0084】また、共通基台26をスライドカム25側
へ移動させる場合には、図示しないアクチュエータを作
動させ、スライドカム25を共通基台26の外側へ引き
戻すと、スライドカム25の傾斜面がローラフォロア2
4から離隔する方向に変位し、コイルバネ12が共通基
台26を押圧して、該共通基台26がスライドカム25
側へ移動する。
【0085】何れの場合にも、図示していないパルス発
信機等からの信号に基づき、スライドカム25の進退
量、即ち共通基台26の移動量を適宜設定することは、
前述の図1から図5に示す印刷機械の見当合わせ調整装
置と同様である。
【0086】このように、図8に示す印刷機械の見当合
わせ調整装置では、版胴1の左右の共通基台26,26
を別箇に移動させるので、先に述べた図1から図4に示
す印刷機械の見当合わせ調整装置と同様な作用効果を奏
し得る。
【0087】そして更に、版胴1とインキ着けロール3
及び給水ロール4、更には、インキング装置30が共通
基台26に枢支されているので、版胴1とゴム胴2との
相対位置を調整しても、版胴1とインキ着けロール3及
び給水ロール4、インキング装置30の相対位置が変化
せず、よって、インキ着け不良等を防止することがで
き、印刷物の品質の向上を図ることができる。
【0088】なお、本発明の印刷機械の見当合わせ調整
装置は上述した実施の形態のみに限定されるものではな
く、軸箱を軸箱移動機構に向って付勢する手段に、コイ
ルバネに替えて板バネや流体圧により作動するシリンダ
を用いるようにすること、中間部が固定構造物に枢支さ
れ且つ先端部が軸箱に当接あるいは係合するレバー、及
び該レバーの基端部を変位させるアクチュエータを備え
た軸箱移動機構を適用すること、その他、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは
勿論である。
【0089】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の印刷機械の
見当合わせ調整装置によれば、下記のような種々の優れ
た効果を奏し得る。
【0090】(1)本発明の請求項1乃至請求項4に記
載の印刷機械の見当合わせ調整装置のいずれにおいて
も、版胴の両端を枢支する左右の軸箱を各軸箱移動機構
により別箇に移動させて、ゴム胴に対する版胴の相対位
置を微調整するので、装置の構成が単純化され且つ印刷
機械の稼働時においても印刷用紙の天地方向、あるいは
斜め方向の見当のずれを熟練を要することなく修正する
ことが可能になり、見当修正による印刷機械の停止や見
当修正の再現性を憂慮することなく、損紙等のロスや生
産性の低下を防止してコストの低減を図ることができ
る。
【0091】(2)本発明の請求項2に記載の印刷機械
の見当合わせ調整装置においては、移動量検出手段で検
出される軸箱の移動量に基づき、ゴム胴に対する版胴の
相対位置や各軸箱の移動距離を確認することができる。
【0092】(3)本発明の請求項4に記載の印刷機械
の見当合わせ調整装置においては、付勢手段によって軸
箱を軸箱移動機構に向って付勢するので、機械構成要素
の間隙に起因する軸箱の位置のずれを抑制することがで
きる。
【0093】(4)本発明の請求項5に記載の印刷機械
の見当合わせ調整装置においては、版胴の両端を枢支す
る左右の共通基台を各基台移動機構により別箇に移動さ
せて、ゴム胴に対する版胴の相対位置を微調整するの
で、装置の構成が単純化され且つ印刷機械の稼働時にお
いても印刷用紙の天地方向、あるいは斜め方向の見当の
ずれを熟練を要することなく修正することが可能にな
り、見当修正による印刷機械の停止や見当修正の再現性
を憂慮することなく、損紙等のロスや生産性の低下を防
止してコストの低減を図ることができる。
【0094】(5)本発明の請求項5に記載の印刷機械
の見当合わせ調整装置においては、版胴、該版胴に外嵌
するインキ着けロール及び給水ロールの両端を左右の共
通基台に枢支しているので、ゴム胴に対する版胴の相対
位置を調整しても、版胴とインキ着けロール及び給水ロ
ールの相対位置が変化せず、よって、インキ着け不良等
を防止することができ、印刷物の品質の向上を図ること
ができる。
【0095】(6)本発明の請求項6に記載の印刷機械
の見当合わせ調整装置においては、自在継手付軸によっ
て、軸箱、あるいは共通基台の移動に伴う版胴の軸部と
複合減速機の出力軸との相対変位を許容しながら、出力
軸の回転力を版胴に伝達するので、従来例にみられない
大きな見当合わせ調整量を装置に具備させることが可能
となり、高価なレジスターパンチャーは不要で、しか
も、パンチング加工や版取付け作業の熟練などを殆ど必
要としない。
【0096】(7)本発明の請求項6に記載の印刷機械
の見当合わせ調整装置においては、複数の印刷ユニット
を有する印刷機械で、特定の印刷ユニットだけを使用す
る場合には、使用されない印刷ユニットにおける自在継
手付軸を取り外すことにより、版胴に外接するインキ着
けロール及び給水ロールの空転に起因した摩耗の防止
と、モータの消費電力の低減とを図ることができる。
【0097】(8)本発明の請求項7に記載の印刷機械
の見当合わせ調整装置においては、左右見当調整機構に
よって版胴を軸線方向へ移動させるので、印刷用紙の左
右方向への見当のずれを印刷機械の移動時においても容
易に修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷機械の見当合わせ調整装置の実施
の形態の第1の例を示す部分切断平面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1に示す見当合わせ調整装置を適用した印刷
機械の概略平面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】図3及び図4に示す印刷機械における版胴、ゴ
ム胴、インキ着けロール及び給水ロールの配置図であ
る。
【図6】本発明の印刷機械の見当合わせ調整装置の実施
の形態の第1の例による見当ずれの調整過程を示す平面
図である。
【図7】本発明の印刷機械の見当合わせ調整装置の実施
の形態の第2の例を示す部分切断平面図である。
【図8】本発明の印刷機械の見当合わせ調整装置の実施
の形態の第3の例を示す側面図である。
【図9】従来の印刷機械の見当合わせ調整装置に関連す
るシリンダコッキング方式の一例を示す斜視図である。
【図10】従来の印刷機械の見当合わせ調整装置に関連
するプレートコッキング方式の一例を示す斜視図であ
る。
【図11】従来の見当ずれの調整過程を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 版胴 2 ゴム胴 3 インキ着けロール 4 給水ロール 5 軸部 7 軸箱 8 共通接線 10 ガイド部材 11 軸箱移動機構 12 コイネバネ(付勢手段) 13 調整用ねじ棒(位置調整部材) 18 パルス発振器(移動量検出手段) 21 複合減速機 21a 出力軸 22 自在継手付軸 23 左右見当調整機構 24 ローラフォロア 25 スライドカム 26 共通基台 27 ガイド部材 31 軸箱移動機構 41 基台移動機構

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム胴、インキ着けロール及び給水ロー
    ルに外接する版胴の両端を枢支する左右一対の軸箱と、
    各軸箱ごとに設けられ且つ版胴とゴム胴との間を通る両
    胴の共通接線に対して平行な方向へ各軸箱を案内するガ
    イド部材と、各軸箱ごとに設けられ且つガイド部材に沿
    って軸箱を移動させる軸箱移動機構とを備えてなること
    を特徴とする印刷機械の見当合わせ調整装置。
  2. 【請求項2】 先端部が軸箱の移動方向一側寄り部分に
    当接し且つ軸箱の移動方向へ前進後退可能な位置調整部
    材と、該位置調整部材の移動量を検出する移動量検出手
    段とを有する軸箱移動機構を備えた請求項1に記載の印
    刷機械の見当合わせ調整装置。
  3. 【請求項3】 版胴の軸線方向に延びる傾斜面が軸箱の
    移動方向一側寄り部分に対峙し且つ版胴の軸線方向へ移
    動可能な楔状のスライドカムと、該スライドカムの傾斜
    面を転動するように軸箱に枢支されたローラフォロアと
    を有する軸箱移動機構を備えた請求項1に記載の印刷機
    械の見当合わせ調整装置。
  4. 【請求項4】 軸箱の移動方向他側寄り部分を軸箱移動
    機構に向って付勢する付勢手段を設けた請求項2もしく
    は請求項3のいずれかに記載の印刷機械の見当合わせ調
    整装置。
  5. 【請求項5】 ゴム胴に外接する版胴、該版胴に外接す
    るインキ着けロール及び給水ロールの両端を枢支する左
    右一対の共通基台と、各共通基台ごとに設けられ且つ版
    胴とゴム胴との間を通る両胴の共通接線に対して平行な
    方向へ各共通基台を案内するガイド部材と、各共通基台
    ごとに設けられ且つガイド部材に沿って共通基台を移動
    させる基台移動機構とを備えてなることを特徴とする印
    刷機械の見当合わせ調整装置。
  6. 【請求項6】 版胴及びゴム胴の軸部に対峙する出力軸
    を有する複合減速機と、該複合減速機の出力軸と版胴及
    びゴム胴の軸部とを連結する自在継手付軸とを備えた請
    求項1乃至請求項5のいずれかに記載の印刷機械の見当
    合わせ調整装置。
  7. 【請求項7】 版胴を軸線方向へ移動させる左右見当調
    整機構を備えた請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の印刷機械の見当合わせ調整装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105172334A (zh) * 2015-08-26 2015-12-23 浙江炜冈机械有限公司 印刷机的印版辊多方位调节机构
CN105172335A (zh) * 2015-08-26 2015-12-23 浙江炜冈机械有限公司 印刷机的印版辊快速调节机构
CN106739477A (zh) * 2016-12-12 2017-05-31 泉州市西格玛智能工业机械有限公司 一种布匹印刷机构

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