JPH10337348A - ゴルフクラブシャフト - Google Patents

ゴルフクラブシャフト

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Publication number
JPH10337348A
JPH10337348A JP9165072A JP16507297A JPH10337348A JP H10337348 A JPH10337348 A JP H10337348A JP 9165072 A JP9165072 A JP 9165072A JP 16507297 A JP16507297 A JP 16507297A JP H10337348 A JPH10337348 A JP H10337348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
rear end
away
golf club
tip end
Prior art date
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Pending
Application number
JP9165072A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Murakami
信裕 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Sports Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Sports Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Sports Co Ltd filed Critical Bridgestone Sports Co Ltd
Priority to JP9165072A priority Critical patent/JPH10337348A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャフトの先方部分の剛性を高く設定しなが
らも、非力な一般プレーヤーにとって振り易く、飛距離
の増大と打球の正確な方向性を得られるようにする。 【解決手段】 シャフト後端1Bからシャフト全長の3
0%〜40%に相当するシャフト後方部分の曲げ剛性を
シャフト後端1Bに向って漸減する分布とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴルフクラブシ
ャフトに関し、特に非力な一般プレーヤー向けのゴルフ
クラブシャフトの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフクラブのシャフトは、ヘッ
ドスピードが速く又腕力のある上級者向けから非力な一
般プレーヤー向け等プレーヤーの特性に応じてX,S,
R,A等所謂フレックスと呼称されるシャフト硬さの等
級が設けられて数段階の硬さのものが準備されている。
また、これらのシャフトのその長手方向の曲げ剛性の分
布は、図2に示すように、シャフトの先方部分は、剛性
の低いほぼ一定の値とされ、この先方部分からグリップ
側の部分は、放物線状に曲げ剛性が増加する形態とされ
ている。しかも、前記フレックスの等級に準じて、この
形態の剛性分布が図中上下に平行移動した形式で各等級
のシャフト剛性が設定されている。
【0003】一方、最近クラブの長尺化、軽量化が進め
られる中で、一般のプレーヤーが常に願望とする飛距離
の増大と正確な方向性を叶えるために、シャフトの先方
部分の曲げ剛性を上級者用のシャフトに近いレベルの高
い曲げ剛性として、スウィング時その最下点付近でのシ
ャフトの垂れ下りによるフェース面の捩れやインパクト
時のシャフトの振動を極力抑制して、インパクト時に強
い打球を発生させることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、非力な一般
プレーヤーがシャフト先方部分の剛性を増加しようとし
て、そのようなプレーヤー向けとして一般的な前記フレ
ックスRのシャフトからフレックスX又はSのシャフト
に変更した場合には、シャフト全体の剛性が高くしかも
実質的に長いクラブをスムースにスウィングすることが
困難であって、必要なヘッドスピードをもってタイミン
グ良く振り抜くことができなくなる。その結果、所望の
強い打球が得られず、また打球も上り難くなって、飛距
離の増大と正確な打球の方向性を得ることができないと
いう問題があった。
【0005】そこで、この発明は、シャフトの先方部分
の剛性を高く設定しながらも、非力な一般プレーヤーに
とって振り易く、飛距離の増大と打球の正確な方向性が
得られるゴルフクラブシャフトを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、シャフト後端からシャフト全長の30
%〜40%に相当するシャフト後方部分の曲げ剛性をシ
ャフト後端に向って漸減する分布としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る実施形態の
ドライバーウッドクラブに用いられるシャフト1の長手
方向の半裁断面図である。シャフト1の先端1Aから4
0mmまでは、図示しないヘッドのヒール部に設けられた
ホーゼルに挿入されて固着される部分であり、外径が
8.5mmの一定値とされている。シャフト1の後端1B
から中央側に260mmの部分はグリップが取付けられ
る。シャフト全長は1125mmとされている。シャフト
1の内径は、先端1Aでの3.5mmから後端1Bの13
mmまで単純な直線状に増加されている。シャフト1の後
方部分とされる後端1Bから中央側に400mmの範囲
は、該400mm位置での14.3mmから後端1Bの15
mm迄直径が単純増加されている。シャフト1の肉厚は、
シャフト1の外径方向に測定して、先端1Aで2.5mm
とされ、ホーゼルに挿入される部分の終端となる先端1
Aから40mmの位置での2.3mmまで単純に減少されて
この部分の外径が一定に維持され、また、後方部分では
シャフト後端1Bから400mmの中央側の位置での2.
3mmから後端1Bの1.0mm厚さまで単純に減少され、
さらにシャフト1の中央部分は、前記先端1Aから60
mm位置の2.3mm厚さから前記後端1Bから400mmの
中央側の位置での2.3mm厚さまで一定の厚さとされて
いる。
【0008】上述したようなシャフト1の長手方向の肉
厚分布を得るには、前記の単純な直線状に増加されるシ
ャフト内径と同一形状の外径を持つ金属製の棒状マンド
レル上に、カーボン繊維をエポキシ樹脂で固定したシー
ト状のプリプレグを複数層積層して加熱硬化して、マン
ドレルの先端部から末端部までを直径方向の厚さが一様
な2.5mmとなるように成型した後、マンドレルを引抜
き図1に示す網かけ部をセンターレスストレート加工で
切削除去して製造される。
【0009】上記のように製造された構成のカーボンシ
ャフトを用いたドライバーウッドクラブでは、シャフト
1の曲げ剛性が、図2に示す如く、その後方部分でシャ
フト後端1Bに向って漸減する分布となり後述する作用
・効果を得ることが出来る。
【0010】なお、上記実施形態では、シャフト1の材
質をカーボングラファイトとしたが、材質はこれに限定
されることなく、カーボン繊維のプリプレグのシートに
ボロン、チタニウム等の金属線シートを組合せたり、ま
たシャフト全体をステンレススチールやチタニウム等の
金属とすることができる。
【0011】なおまた、この発明ではシャフト1の後方
部分を、シャフト全長の30%〜40%の長さをシャフ
ト1の後端1Bからシャフト1の中央方向に取った範囲
としている。また、この範囲の最も好ましい値は33〜
38%である。また、シャフト1の曲げ剛性は、シャフ
ト1の長手方向各位置に於ける断面二次モーメント
(I)と材料の弾性率(E)の積(E×I)である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、シャフトの後方部分の曲げ剛性が、シャフトの後端
に向って漸減する分布とされるために、手元側での曲げ
剛性が最も高い従来のシャフトのクラブに比べて、スウ
ィング時に手元側でのシャフトの撓りが著しく大きく、
また実質的なシャフトの長さ(即ち、シャフトの撓りの
少ない剛な部分の長さ)が減少して、非力な一般プレー
ヤーであっても楽に振り抜き易いクラブとなる。また、
シャフトの撓りに基づいてヘッドスピードが増加すると
共に、スウィング速度の比較的遅い一般プレーヤーに合
ったタイミングで打球することが出来る。しかも、シャ
フトの先方部分の剛性が上級者用のシャフトに近く設定
されるので、スウィング時スウィング最下点の位置での
シャフト先端の垂れ下りに原因するフェース面(即ち、
打球面)の捩れや、インパクト時のシャフトの振動が抑
制される。この結果、インパクト時に強い打球が得られ
ボールを高く上げることが可能となって飛距離が増大す
ると共に、インパクト時、フェース面を目標方向にスク
ウェアに維持し易く打球の正確な方向を得る。また、シ
ャフトの先端から後方にいくにつれて漸増される剛性分
布が後方部分では漸減される分布に変化されるので、剛
性の最大となる位置がシャフト長さのほぼ中央部に発生
する。この結果、スウィング時にスウィングのトップ位
置からの振り降しによって撓ったシャフトのインパクト
付近での前方(即ち、飛行方向)への戻りが速くなっ
て、インパクト時点でのフェース面のロフトが増加して
球が上り易くなり、飛距離の増大に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャフト断面図。
【図2】シャフト長手方向位置と曲げ剛性の関係を示す
グラフ。
【符号の説明】
1 シャフト 1A 先端 1B 後端

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフト後端からシャフト全長の30%
    〜40%に相当するシャフト後方部分の曲げ剛性をシャ
    フト後端に向って漸減する分布としたゴルフクラブシャ
    フト。
  2. 【請求項2】 前記シャフトの後方部分の外径がほぼ一
    定とされると共に、該部分の肉厚がシャフトの後端に向
    って逓減されていることを特徴とする請求項1に記載の
    ゴルフクラブシャフト。
JP9165072A 1997-06-06 1997-06-06 ゴルフクラブシャフト Pending JPH10337348A (ja)

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JP9165072A JPH10337348A (ja) 1997-06-06 1997-06-06 ゴルフクラブシャフト

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JPH10337348A true JPH10337348A (ja) 1998-12-22

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