JPH10336856A - 貫通孔の閉鎖構造 - Google Patents

貫通孔の閉鎖構造

Info

Publication number
JPH10336856A
JPH10336856A JP9154558A JP15455897A JPH10336856A JP H10336856 A JPH10336856 A JP H10336856A JP 9154558 A JP9154558 A JP 9154558A JP 15455897 A JP15455897 A JP 15455897A JP H10336856 A JPH10336856 A JP H10336856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
plug
cover member
housing
seal ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9154558A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Urano
正治 浦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP9154558A priority Critical patent/JPH10336856A/ja
Publication of JPH10336856A publication Critical patent/JPH10336856A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】組立性を悪化させることなく確実にカバー部材
の貫通孔をプラグにより閉鎖できる構造を提供する。 【解決手段】 カバー部材70を貫通する貫通孔75を
閉鎖する弾性変形可能なプラグ76の剛性よりも、その
カバー部材70の剛性は大きくされている。そのプラグ
76は、その貫通孔75の周囲部が嵌め合わされる周溝
76aと、少なくとも一端側に形成される凹部76bと
を有する。その凹部76b内で硬化されるプラグ76よ
りも剛性の大きな合成樹脂材77は、その貫通孔75の
周囲部が上記周溝76aに嵌め合わされた状態で凹部7
6bに注入できるように、硬化前は流動性を有する。そ
の硬化された合成樹脂材77の寸法は、その貫通孔75
を通過できないように設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貫通孔を弾性変形
可能なプラグにより閉鎖する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電動パワーステアリング装置に
おいては、操舵トルクの検知用トルクセンサの信号処理
回路が形成されているプリント基板をハウジング内に取
り付け、その信号処理回路をリード線を介してハウジン
グ外の制御装置に接続している。
【0003】そのリード線は、そのハウジングの開口を
覆うカバー部材の貫通孔を介してハウジングの外部側に
導出される。そのカバー部材の貫通孔から塵埃等がハウ
ジング内に侵入するのを防止するため、その貫通孔を弾
性変形可能なゴム製プラグにより閉鎖している。また、
そのプラグに形成された切り込みにリード線を通すこと
で、そのリード線を傷付けることなく保持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラグは、弾性
変形したプラグの外周と貫通孔の内周との間の摩擦によ
ってのみ、貫通孔からの抜け止めがなされていた。その
ため、容易に貫通孔から抜けるという問題があった。そ
のプラグの締め代を大きくし、その摩擦を大きくする
と、抜け難くなるが、貫通孔に嵌め合わせるのが困難に
なって組立性が悪くなるという問題がある。
【0005】本発明は、上記問題を解決することのでき
る貫通孔の閉鎖構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、カバー部材
と、そのカバー部材の貫通孔を閉鎖する弾性変形可能な
プラグとを備え、そのカバー部材の剛性はプラグの剛性
よりも大きくされている貫通孔の閉鎖構造への適用にお
いて、そのプラグは、その貫通孔の周囲部が嵌め合わさ
れる周溝と、少なくとも一端側に形成される凹部とを有
し、その凹部内で、そのプラグよりも剛性の大きな合成
樹脂材が硬化され、その合成樹脂材は、その貫通孔の周
囲部が前記周溝に嵌め合わされた状態で凹部に注入でき
るように、硬化前は流動性を有し、その硬化された合成
樹脂材の寸法は、その貫通孔を通過できないように設定
されていることを特徴とする。本発明の構成によれば、
プラグの少なくとも一端側に形成される凹部内で硬化さ
れる合成樹脂材は、そのプラグよりも剛性が大きく、そ
の貫通孔を通過できない寸法であるので、そのプラグが
貫通孔から少なくとも他端側に抜けるのを阻止できる。
また、その合成樹脂材を凹部に注入する前にプラグを弾
性変形させることで、その貫通孔の周囲部を周溝に嵌め
合わせ、しかる後に、その凹部に合成樹脂材を注入して
硬化させることで、そのプラグの貫通孔からの抜けを阻
止できる。すなわち、そのプラグの外周と貫通孔の内周
との間の摩擦を大きくすることなくプラグの抜けを阻止
できるので、容易にプラグを貫通孔に嵌め合わさせるこ
とができる。さらに、その凹部の形成によりプラグの剛
性を低減できるので、より組立性を向上できる。
【0007】その凹部の内周に、その合成樹脂材の入り
込み部が形成されているのが好ましい。これにより、硬
化した合成樹脂材が凹部から抜けるのを防止できる。
【0008】そのプラグに配線が挿通され、その配線が
前記カバー部材に囲まれる空間内に収納可能とされ、そ
の配線に接続される基板が、そのカバー部材により覆わ
れる開口を有するハウジング内に取り付けられるのが好
ましい。これにより、その配線は、そのカバー部材に囲
まれる空間内に収納される分だけ長くできるので、その
基板のハウジング内での取り付け時の作業性を向上でき
る。
【0009】そのカバー部材は、そのハウジングの開口
にシールリングを介して嵌め合わされ、そのハウジング
の内周面は、そのハウジングの開口から内方に向かうに
従い径が小さくなるテーパー面と、そのテーパー面に連
なるシールリング保持面とを有し、そのテーパー面とシ
ールリング保持面との境界は、面取りされることで曲面
とされ、そのシールリングの圧縮前の外径は、そのハウ
ジングの開口の内径よりも小さく、そのシールリング保
持面の内径よりも大きくされているのが好ましい。これ
により、そのカバー部材をハウジングの開口に嵌め合わ
せる際に、シールリングをテーパー面により徐々に圧縮
した後に、シールリング保持面に押し付けることができ
るので、円滑に嵌め合わせ作業を行える。しかも、その
テーパー面とシールリング保持面との境界は曲面なの
で、シールリングを破損させることはない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0011】図2に示す電動パワーステアリング装置1
は、ステアリングホイール(図示省略)の操舵により発
生する操舵トルクを、ステアリングシャフト3によりピ
ニオン4に伝達することで、そのピニオン4に噛み合う
ラック5を移動させ、そのラック5にタイロッドやナッ
クルアーム等(図示省略)を介し連結される車輪の舵角
を変化させる。
【0012】そのステアリングシャフト3により伝達さ
れる操舵トルクに応じた操舵補助力を付与するため、そ
の操舵トルクを検出するトルクセンサ7と、その検出さ
れた操舵トルクに応じ駆動される操舵補助用モータ(図
示省略)と、そのモータの出力軸8aに取り付けられた
駆動ベベルギア9と、この駆動ベベルギア9に噛み合う
従動ベベルギア10とが設けられている。
【0013】そのトルクセンサ7のセンサハウジング2
1は、ラック5を覆うラックハウジング6に一体化され
る。そのラックハウジング6に上記モータが取り付けら
れる。
【0014】そのセンサハウジング21内において、そ
のステアリングシャフト3は、ステアリングホイールに
連結される筒状の第1シャフト3aと、この第1シャフ
ト3aの外周にブッシュ25を介して相対回転可能に嵌
め合わされる第2シャフト3bとに分割される。その第
1シャフト3aは、そのセンサハウジング21に軸受3
1を介して支持される。その第2シャフト3bは、トル
クセンサ7のセンサハウジング21とラックハウジング
6に軸受26、27、28を介して支持され、その外周
に上記ピニオン4が一体的に設けられている。上記従動
ベベルギア10は、その第2シャフト3bの外周に嵌め
合わされ、その第2シャフト3bの外周にねじ合わされ
たナット51と上記軸受26とにより挟み込まれる。
【0015】各シャフト3a、3bの中心に沿ってトー
ションバー23が挿入されている。そのトーションバー
23の一端は第1シャフト3aにピン22により連結さ
れ、他端はピン24により第2シャフト3bに連結され
ている。これにより、その第1シャフト3aと第2シャ
フト3bとは操舵トルクに応じて弾性的に相対回転す
る。
【0016】そのトルクセンサ7は、センサハウジング
21により保持される第1、第2検出コイル33、34
と、その第1シャフト3aの外周に固定される磁性材製
の第1検出リング36および磁性材製の第3検出リング
38と、その第2シャフト3bの外周に固定される磁性
材製の第2検出リング37を有する。その第1検出リン
グ36の一端面と第2検出リング37の一端面とは互い
に対向するように配置され、各検出リング36、37の
一端面に、それぞれ歯36a、37aが周方向に沿って
複数設けられている。その第1検出リング36の他端面
と第3検出リング38の一端面とは互いに対向するよう
に配置される。その第3検出リング38の一端面に歯3
8aが周方向に沿って複数設けられている。その第1検
出リング36の他端面には歯は設けられない。その第1
検出コイル33は第1検出リング36と第2検出リング
37の対向間を覆うように配置され、第2検出コイル3
4は第1検出リング36と第3検出リング38の対向間
を覆うように配置される。各検出コイル33、34は、
プリント基板41に配線60を介して接続される。
【0017】その基板41に、図3に示す信号処理回路
が形成されている。すなわち、第1検出コイル33は抵
抗45を介して発振器46に接続され、第2検出コイル
34は抵抗47を介して発振器46に接続され、各検出
コイル33、34は差動増幅回路48に接続される。こ
れにより、操舵トルクによりトーションバー23が捩
れ、第1検出リング36と第2検出リング37とが相対
的に回転すると、各検出リング36、37の歯36a、
37aの対向面積が変化する。その面積変化により、そ
の歯36a、37aの対向間における第1検出コイル3
3の発生磁束に対する磁気抵抗が変化することから、そ
の変化に応じ第1検出コイル33の出力が変化し、その
出力に対応した操舵トルクが検出される。また、温度変
動による第1検出コイル33の出力変動は、温度変動に
よる第2検出コイル34の出力変動に等しくされてい
る。これにより、温度変動による第1検出コイル33の
出力変動は差動増幅回路48により打ち消され、操舵ト
ルクの検出値の温度による変動が補償される。
【0018】その差動増幅回路48から出力される操舵
トルクに対応した信号が、配線61を介して制御装置
(図示省略)に送られる。その制御装置は、その検出さ
れた操舵トルクに応じて上記操舵補助用モータを駆動す
る。そのモータの回転が、上記出力軸8a、駆動ベベル
ギア9、従動ベベルギア10を介してステアリングシャ
フト3に伝達されることで、操舵補助力が付与される。
【0019】上記基板41は、固定プレート62にネジ
63を介して取り付けられる。その基板41と固定プレ
ート62は、センサハウジング21に一体化された基板
ハウジング65の内部に配置される。図4に示すよう
に、その固定プレート62はネジ64を介して基板ハウ
ジング65に取り付けられる。
【0020】図1、図4、図5に示すように、その基板
ハウジング65の一側は開口65aとされ、その開口6
5aはカバー部材70により覆われる。そのカバー部材
70は、その基板ハウジング65にボルト71により取
り付けられている。そのカバー部材70は、円板部70
aと、この円板部70aの周縁から円錐に沿うように延
びる側壁部70bと、この側壁部70bの端部から張り
出すフランジ部70cと、このフランジ部70cから円
筒に沿うように延びる取り付け部70dとを有する。そ
の取り付け部70dが基板ハウジング65の開口65a
に嵌め合わされる。その取り付け部70dの外周に形成
された周溝に保持される弾性変形可能な合成樹脂材製シ
ールリング72により、その取り付け部70dの外周と
基板ハウジング65の内周との間がシールされる。
【0021】その基板41上に形成された上記信号処理
回路と制御装置とを接続する配線61は、そのカバー部
材70の円板部70aに形成された貫通孔75を介し
て、そのカバー部材70の外部側に導出される。
【0022】そのカバー部材70の貫通孔75は、弾性
変形可能なゴム製プラグ76により閉鎖される。そのカ
バー部材70は、そのプラグ76よりも剛性の大きな金
属製とされている。
【0023】図1の(1)、(2)に示すように、その
プラグ76は、外周が円に沿い、そのカバー部材70の
貫通孔75の周囲部が嵌め合わされる周溝76aと、一
端側に形成される凹部76bとを有する。本実施形態で
は、その凹部76bはカバー部材70の内部側に位置す
る。また、信号処理回路と制御装置とを接続する配線6
1を挿通するための切り込み部76cが形成されてい
る。
【0024】その凹部76b内で、そのプラグ76より
も剛性の大きな合成樹脂材77が硬化されている。その
合成樹脂材77は、そのカバー部材70の貫通孔75の
周囲部がプラグ76の周溝76aに嵌め合わされた状態
で、その凹部76bに注入できるように、硬化前は流動
性を有する。その合成樹脂材77として、本実施形態で
はエポキシ樹脂が用いられているが、樹脂の種類は特に
限定されない。
【0025】その硬化された合成樹脂材77の寸法は、
そのカバー部材70の貫通孔75を通過できないように
設定されている。本実施形態では、その硬化された合成
樹脂材77は円板形状とされ、その外径Daは貫通孔7
5の内径d1よりも大きくされている。そのプラグ76
の凹部76bの内周に、その合成樹脂材77の入り込み
部76dが周溝状に形成されている。
【0026】そのカバー部材70の組立に際しては、先
ず図5(1)に示すように、カバー部材70の貫通孔7
5をプラグ76により閉鎖し、信号処理回路と制御装置
とを接続する配線61を切り込み部76cを介してプラ
グ76に挿通する。次に、硬化前の合成樹脂材77をプ
ラグ76の凹部76bに注入し、その凹部76b内で合
成樹脂材77を硬化させる。しかる後に、カバー部材7
0の取り付け部70dを、基板ハウジング65の開口6
5aに、シールリング72を介して嵌め合わせる。
【0027】図5の(2)に示すように、その基板ハウ
ジング65の内周面は、開口65aから内方に向かうに
従い径が小さくなるテーパー面65bとされ、そのテー
パー面65bに径が一定のシールリング保持面65cが
連なる。そのテーパー面65bとシールリング保持面6
5cとの境界は、面取りされることで曲面65dとされ
ている。そのシールリング72の圧縮前の外径Dbは、
その開口65aの内径d2よりも小さく、そのシールリ
ング保持面65cの内径d3よりも大きくされている。
これにより、そのカバー部材70の取り付け部70d
を、基板ハウジング65の開口65aに嵌め合わせる際
に、シールリング72をテーパー面65bにより徐々に
圧縮した後に、シールリング保持面65cに押し付ける
ことができるので、円滑に嵌め合わせ作業を行える。し
かも、そのテーパー面65bとシールリング保持面65
cとの境界は曲面65dなので、シールリング72を破
損させることはない。
【0028】上記構成によれば、プラグ76に形成され
る凹部76b内で硬化される合成樹脂材77は、そのプ
ラグ76よりも剛性が大きく、カバー部材70の貫通孔
75を通過できない寸法であるので、配線61を介して
プラグ76を貫通孔75から引き抜く引っ張り力が作用
しても、そのプラグ76が貫通孔75から抜けるのを阻
止できる。また、その合成樹脂材77を凹部76bに注
入する前にプラグ76を弾性変形させることで、その貫
通孔75の周囲部を周溝76aに嵌め合わせ、しかる後
に、その凹部76bに合成樹脂材77を注入して硬化さ
せることで、そのプラグ76の貫通孔75からの抜けを
阻止できる。すなわち、そのプラグ76の外周と貫通孔
75の内周との間の摩擦を大きくすることなくプラグ7
6の抜けを阻止できるので、容易にプラグ76を貫通孔
75に嵌め合わさせることができる。さらに、その凹部
76bの形成によりプラグ76の剛性を低減できるの
で、その貫通孔75の周囲部を周溝76aに嵌め合わせ
る際に、より組立性を向上できる。また、その凹部76
bの内周に合成樹脂材77の入り込み部76dが形成さ
れているので、その凹部76bから硬化した合成樹脂材
77が抜けるのを防止できる。また、上記構成では、カ
バー部材70の円板部70aと側壁部70bとで囲まれ
る空間に配線61を収納できるので、その配線61は、
その収納される分だけ長くできる。これにより、基板4
1の基板ハウジング65内での取り付け時の作業性を向
上できる。
【0029】図6の(1)、(2)は本発明の変形例を
示す。上記実施形態との相違は、合成樹脂材77′の形
状が直方体形状とされ、その貫通孔75を通過できない
ように、合成樹脂材77′の長手方向寸法が貫通孔75
の直径よりも大きくされている。他は上記実施形態と同
様で、同一部分は同一符号で示す。
【0030】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば、合成樹脂材の形状は特に限定さ
れない。また、合成樹脂材の入り込み部を、周溝状でな
く、複数の凹部状にしてもよい。また、プラグの両端側
に凹部を形成し、各凹部内で合成樹脂材を硬化させても
よい。また、上記実施形態ではパワーステアリング装置
において本発明を適用したが、本発明の適用箇所は特に
限定されない。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、組立性を悪化させるこ
となく確実にカバー部材の貫通孔をプラグにより閉鎖で
きる構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の貫通孔の閉鎖構造の(1)
は要部の断面図、(2)は要部の側面図
【図2】本発明の実施形態の電動パワーステアリング装
置の断面図
【図3】本発明の実施形態のトルクセンサの信号処理回
路図
【図4】本発明の実施形態の基板ハウジングの側面図
【図5】(1)は本発明の実施形態の電動パワーステア
リング装置の要部の組立手順を示す断面図、(2)は
(1)のA部の拡大図
【図6】本発明の変形例の貫通孔の閉鎖構造の(1)は
要部の断面図、(2)は要部の側面図
【符号の説明】
41 基板 61 配線 65 基板ハウジング 65a 開口 65b テーパー面 65c シールリング保持面 65d 曲面 70 カバー部材 72 シールリング 75 貫通孔 76 プラグ 76a 周溝 76b 凹部 76d 入り込み部 77 合成樹脂材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバー部材と、そのカバー部材の貫通孔
    を閉鎖する弾性変形可能なプラグとを備え、そのカバー
    部材の剛性はプラグの剛性よりも大きくされている貫通
    孔の閉鎖構造において、 そのプラグは、その貫通孔の周囲部が嵌め合わされる周
    溝と、少なくとも一端側に形成される凹部とを有し、 その凹部内で、そのプラグよりも剛性の大きな合成樹脂
    材が硬化され、 その合成樹脂材は、その貫通孔の周囲部が前記周溝に嵌
    め合わされた状態で凹部に注入できるように、硬化前は
    流動性を有し、 その硬化された合成樹脂材の寸法は、その貫通孔を通過
    できないように設定されていることを特徴とする貫通孔
    の閉鎖構造。
  2. 【請求項2】 その凹部の内周に、その合成樹脂材の入
    り込み部が形成されている請求項1に記載の貫通孔の閉
    鎖構造。
  3. 【請求項3】 そのプラグに配線が挿通され、その配線
    が前記カバー部材に囲まれる空間内に収納可能とされ、
    その配線に接続される基板が、そのカバー部材により覆
    われる開口を有するハウジング内に取り付けられる請求
    項1に記載の貫通孔の閉鎖構造。
  4. 【請求項4】 そのカバー部材は、そのハウジングの開
    口にシールリングを介して嵌め合わされ、 そのハウジングの内周面は、そのハウジングの開口から
    内方に向かうに従い径が小さくなるテーパー面と、その
    テーパー面に連なるシールリング保持面とを有し、 そのテーパー面とシールリング保持面との境界は、面取
    りされることで曲面とされ、 そのシールリングの圧縮前の外径は、そのハウジングの
    開口の内径よりも小さく、そのシールリング保持面の内
    径よりも大きくされている請求項3に記載の貫通孔の閉
    鎖構造。
JP9154558A 1997-05-27 1997-05-27 貫通孔の閉鎖構造 Pending JPH10336856A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9154558A JPH10336856A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 貫通孔の閉鎖構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9154558A JPH10336856A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 貫通孔の閉鎖構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10336856A true JPH10336856A (ja) 1998-12-18

Family

ID=15586880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9154558A Pending JPH10336856A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 貫通孔の閉鎖構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10336856A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012230013A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Showa Corp 相対角度検出装置および電動パワーステアリング装置
CN109412092A (zh) * 2016-07-04 2019-03-01 珠海格力电器股份有限公司 过线圈

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012230013A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Showa Corp 相対角度検出装置および電動パワーステアリング装置
CN109412092A (zh) * 2016-07-04 2019-03-01 珠海格力电器股份有限公司 过线圈
CN109412092B (zh) * 2016-07-04 2020-12-01 珠海格力电器股份有限公司 过线圈

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1231701B1 (en) Electric Motor
US8418570B2 (en) Torque sensor
US8932166B2 (en) Drive device for electric vehicle
US20180266530A1 (en) Electro-mechanical linear actuator
US8193668B2 (en) Motor with speed reduction mechanism capable of absorbing axial deviation between armature shaft and worm shaft
WO2019202643A1 (ja) エンコーダ及びモータ
JP2001296193A (ja) 操舵力検出用磁歪式トルクセンサ
KR0114294Y1 (ko) 모터장치의 단판 취부구조
CA2708517A1 (en) Torque sensor
US11496021B2 (en) Electric motor having a rotor shaft and a first and a second bearing
KR20050052389A (ko) 전동 파워 스티어링장치 및 그 제조방법
JP2005138670A (ja) 電動パワーステアリング装置および電動モータの組立方法
WO2012120649A1 (ja) 電気自動車用駆動装置
JP4144364B2 (ja) トルク検出装置
JPH06300046A (ja) 軸あるいは車軸を支持部内に支持するための軸受装置
US6774622B2 (en) Vehicle wheel bearing, wheel-speed sensor mechanism assembly, and wheel speed sensor
JPH10336856A (ja) 貫通孔の閉鎖構造
JP2010151567A (ja) インダクタンス式回転角度検出装置とその製造方法、及びそれを備えたモータ駆動式の絞り弁制御装置
JP2003315147A (ja) 検出器及びセンサ付転動装置
KR20180009581A (ko) 센서 장치
US10641623B2 (en) Onboard detector including cable and sensor module including sensor, housing member and molded article
JP3889362B2 (ja) 動力車用のステアリングシステム
JP5956552B2 (ja) 電気自動車用駆動装置
US20070289807A1 (en) Motor and electric power steering system
JP2001313480A (ja) 貫通孔の閉鎖構造およびその組み立て方法