JPH10336645A - 映像信号の伝送装置 - Google Patents

映像信号の伝送装置

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JPH10336645A
JPH10336645A JP14360297A JP14360297A JPH10336645A JP H10336645 A JPH10336645 A JP H10336645A JP 14360297 A JP14360297 A JP 14360297A JP 14360297 A JP14360297 A JP 14360297A JP H10336645 A JPH10336645 A JP H10336645A
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JP
Japan
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signal
video signal
encoded
encoding
video
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Application number
JP14360297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Fujiwara
裕士 藤原
Shoichi Nishino
正一 西野
Kazuhiro Wake
一博 和気
Seiichi Takeuchi
誠一 竹内
Akifumi Ide
章文 井手
Toyohiko Matsuda
豊彦 松田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to CN97192120A priority patent/CN1113537C/zh
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Priority to EP97946088A priority patent/EP0884904A1/en
Priority to PCT/JP1997/004426 priority patent/WO1998025407A1/ja
Priority to US09/117,793 priority patent/US6614846B1/en
Priority to TW086118341A priority patent/TW423257B/zh
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の高解像度信号対応の映像信号の伝送装置
では、高能率符号化した低解像度および高解像度のそれ
ぞれのストリームを多重して同一チャンネルで伝送を行
っているため、低解像度の信号対応のデコーダを持って
いる人が、放送を見ることが出来なくなる。 【解決手段】入力映像信号を、低解像度の第1映像信号
と、第1映像信号と組み合わせることにより入力映像信
号と同一の解像度を得ることが可能となる第2映像信号
に分割する分割手段102と、第1映像信号を高能率符
号化して第1符号化信号を得る第1符号化手段103
と、第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
得る第2符号化手段104と、第1符号化信号と第2符
号化信号とを異なるチャンネルで伝送する伝送手段10
5、106とを備え、従来のデコーダのみを持つ人にも
放送受信が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像信号を高能率符
号化して伝送する映像信号の伝送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在TV信号の標準高能率圧縮方式とし
てMPEG2が規格化されている。このMPEG2は比
較的低いデータレートで高画質の記録または伝送が可能
であることや、様々なデータレートに圧縮可能であるこ
とから映像信号の伝送の標準フォーマットとして使用す
ることも検討されている。MPEG2の中には、高解像
度の信号と低解像度の信号を両方伝送する方法がある。
以下、図面を用いて前記方法を説明する。
【0003】図13は従来の技術を説明するための図
で、1301と1304は映像信号を入力する第1入力
端子および第2入力端子、1302と1306は入力信
号を高能率符号化する第1符号化器および第2符号化
器、1303は低解像度の信号を高解像度信号に変換す
る変換器、1305は入力された2信号間で動き補償を
行う動き補償器、1307は入力した2信号を多重する
多重化器である。以上のように構成される従来の伝送方
法において以下その動作を説明する。
【0004】第1入力端子1301から入力された信号
は、第1符号化器1302と変換器1303に入力され
る。第1符号化器1302では入力信号を符号化して、
多重化器1307へ出力する。変換器1303へ入力さ
れた信号は、高解像度の信号に画素数を変換して、動き
補償器1305に入力される。動き補償器1305で
は、変換器1303の出力と第2入力端子1304の間
で動き補償を行って第2符号化器1306に出力する。
第2符号化器1306は、入力された信号を高能率符号
化して、多重化器1307へ出力する。多重化器130
7は、第1符号化器および第2符号化器の出力を多重し
て伝送路に送出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、高解像度の信号の放送を始めた場合に、従来
の低解像度の信号対応のデコーダを持っている人には、
放送を見ることが出来なくなるという問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来の課題を考慮
し、低解像度の信号対応のデコーダを持っている人に
も、放送を見ることが出来る映像信号の伝送装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかるに、本発明の第1
の映像信号の伝送装置は、入力映像信号を、低解像度の
第1映像信号と、第1映像信号と組み合わせることによ
り入力映像信号と同一の解像度を得ることが可能となる
第2映像信号に分割する分割手段と、第1映像信号を高
能率符号化して第1符号化信号を得る第1符号化手段
と、第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
得る第2符号化手段と、第1符号化信号と第2符号化信
号とを異なるチャンネルで伝送する伝送手段とを備え、
従来のデコーダのみを持つ人にも放送受信が可能とな
る。
【0008】また本発明の第2の映像信号の伝送装置
は、入力映像信号を、低解像度の第1映像信号と、第1
映像信号と組み合わせることにより、入力映像信号と同
一の解像度を得ることが可能となる第2映像信号に分割
する分割手段と、第1映像信号を高能率符号化して第1
符号化信号を得る第1符号化手段と、第2映像信号を高
能率符号化して第2符号化信号を得る第2符号化手段
と、第1符号化信号および第2符号化信号に第1符号化
信号と第2符号化信号のフレーム同期をとるための同期
信号を付加し、第1同期付加信号と第2同期付加信号を
得る同期信号付加手段と、第1同期付加信号と第2同期
付加信号とを異なるチャンネルで伝送する伝送手段とを
備えることにより、第1の発明の効果に加えて、両信号
間の同期も簡単に取れることが可能となる。
【0009】また本発明の第3の映像信号の伝送装置
は、入力映像信号を、低解像度の第1映像信号と、第1
映像信号と組み合わせることにより、入力映像信号と同
一の解像度を得ることが可能となる第2映像信号に分割
する分割手段と、第1映像信号を高能率符号化して第1
符号化信号を得る第1符号化手段と、第2映像信号を高
能率符号化して第2符号化信号を得る第2符号化手段
と、第2符号化信号に課金情報を付加し課金付加信号を
得る課金情報付加手段と、第1符号化信号と課金付加信
号とを異なるチャンネルで伝送する伝送手段とを備える
ことにより、第1の発明の効果に加えて、高解像度の信
号を受信する人にのみ料金を課すことが可能となること
を特徴とする。
【0010】また本発明の第4の映像信号の伝送装置
は、入力映像信号を、低解像度の第1映像信号と、第1
映像信号と組み合わせることにより、入力映像信号と同
一の解像度を得ることが可能となる第2映像信号に分割
する分割手段と、第1映像信号を高能率符号化して第1
符号化信号を得る第1符号化手段と、第2映像信号を高
能率符号化して第2符号化信号を得る第2符号化手段
と、第2符号化信号を暗号化して暗号化信号を作成する
暗号化手段と、第1符号化信号と暗号化信号とを異なる
チャンネルで伝送すること伝送手段とを備えることによ
り、第1の発明の効果に加えて、第2符号化信号をさら
に効率よく圧縮することが可能となることを特徴とす
る。
【0011】また本発明の第5の映像信号の伝送装置
は、入力映像信号を、低解像度の第1映像信号と、第1
映像信号と組み合わせることにより入力映像信号と同一
の解像度を得ることが可能となる第2映像信号に分割す
る分割手段と、第1映像信号を高能率符号化して第1符
号化信号を得る第1符号化手段と、第2映像信号を高能
率符号化して第2符号化信号を得る第2符号化手段と、
第1符号化信号と第2符号化信号とを異なるチャンネル
を用いて伝送するにあたり、入力信号の同一フレームに
対応する第1符号化信号と第2符号化信号の伝送を、第
1符号化信号より第2符号化信号を時刻的に先行して伝
送する伝送手段とを備えることにより、第1の発明の効
果に加えて、高解像度信号の復号化による時間のロスを
なくして放送することが可能となる。
【0012】また本発明の第6の映像信号の伝送装置
は、入力映像信号を、低解像度の第1映像信号と、第1
映像信号と組み合わせることにより入力映像信号と同一
の解像度を得ることが可能となる第2映像信号に分割す
る分割手段と、第1映像信号を高能率符号化して第1符
号化信号を得る第1符号化手段と、第2映像信号を高能
率符号化して第2符号化信号を得る第2符号化手段と、
第1符号化信号を第1のチャンネルで、第2符号化信号
をデータ伝送用チャンネルで伝送する伝送手段を備える
映像信号の伝送装置において、第2符号化信号に付加す
るエラー訂正付加情報を、データ伝送用チャンネルで伝
送する他のデータよりも少なくすることにより、第1の
発明の効果に加えて、第2符号化信号の符号化効率を良
くすることが可能となる。
【0013】また本発明の第7の映像信号の伝送装置
は、入力映像信号を、低解像度の第1映像信号と、第1
映像信号と組み合わせることにより入力映像信号と同一
の解像度を得ることが可能となる第2映像信号に分割す
る分割手段と、第1映像信号を高能率符号化して第1符
号化信号を得る第1符号化手段と、第2映像信号を高能
率符号化して第2符号化信号を得る第2符号化手段と、
第1符号化信号を第1のチャンネルで、第2符号化信号
を第2のチャンネルで伝送するとともに、入力信号と同
期した音声信号を第1のチャンネルおよび第2のチャン
ネルで伝送する伝送手段とを備えることにより、第1の
発明の効果に加えて、第1のチャンネルのデータを復号
することが出来なくても、音声のみを放送することが可
能となる。
【0014】また本発明の第8の映像信号の伝送装置
は、入力映像信号を、低解像度の第1映像信号と、第1
映像信号と組み合わせることにより入力映像信号と同一
の解像度を得ることが可能となる第2映像信号に分割す
る分割手段と、第1映像信号を高能率符号化して第1符
号化信号を得る第1符号化手段と、第2映像信号を高能
率符号化して第2符号化信号を得る第2符号化手段と、
第1符号化信号を第1のチャンネルで、第2符号化信号
を第2のチャンネルで伝送するにあたり、入力信号と同
期した音声信号を第1のチャンネルのみで伝送する伝送
手段を備えることにより、第7の発明よりも第2符号化
信号の符号化効率を良くすることが可能となる。
【0015】また本発明の第9の映像信号の伝送装置
は、入力映像信号を、低解像度の第1映像信号と、第1
映像信号と組み合わせることにより入力映像信号と同一
の解像度を得ることが可能となる第2映像信号に分割す
る分割手段と、第1映像信号を高能率符号化して第1符
号化信号を得る第1符号化手段と、第2映像信号を高能
率符号化して第2符号化信号を得る第2符号化手段と、
第1符号化信号を第1のチャンネルで、第2符号化信号
を第2のチャンネルで伝送するにあたり、入力信号と同
期した音声信号を第1のチャンネルで、付加音声信号を
第2のチャンネルで伝送する伝送手段とを備えることに
より、第1の発明の効果に加えて、高解像度のモードで
見る人のみが、サラウンド等の音響効果を得ることが可
能となる。
【0016】また本発明の第10の映像信号の伝送装置
は、入力映像信号を入力し、その入力信号の解像度が、
高解像度か低解像度かを判定する判定手段と、判定結果
が高解像度の場合に、前記入力映像信号を低解像度の第
1映像信号と、前記第1映像信号と組み合わせることに
より前記入力映像信号と同一の解像度を得ることが可能
となる第2映像信号に分割する第1分割手段と、前記第
1映像信号を高能率符号化して第1符号化信号を得る第
1符号化手段と、前記第2映像信号を高能率符号化して
第2符号化信号を得る第2符号化手段と、判定結果が低
解像度の場合に、前記入力映像信号を第3映像信号と、
前記入力映像信号と第3映像信号との差分である、ある
いは前記入力映像信号と第3映像信号の符号/復号化信
号との差分である、第4映像信号に分割する第2分割手
段と、前記第4映像信号を高能率符号化して第3符号化
信号を得る第3符号化手段とを備え、前記第2符号化手
段は、前記第3映像信号も高能率符号化して前記第1符
号化信号を得るものであり、伝送手段が、前記第1符号
化信号に対して、第2符号化信号及び第3符号化信号を
異なるチャンネルで伝送することにより、第1の発明の
効果に加えて、高解像度信号対応のデコーダを持ってい
る人は、放送のソースが低解像度のみであっても、低解
像度の信号をより高画質で見ることが可能となる。
【0017】また本発明の第11の映像信号の伝送装置
は、入力映像信号を、低解像度の第1映像信号に変換
し、高能率符号化して第1符号化信号を得る第1符号化
手段と、前記第1符号化信号を復号化および逆変換して
入力映像信号と同解像度の復号化信号を得る逆変換復号
化手段と、前記復号化信号と前記入力映像信号との差分
を求めて第2映像信号を作成する差分画像作成手段と、
前記第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
得る第2符号化手段と、前記第1符号化信号と前記第2
符号化信号とを異なるチャンネルで伝送する伝送手段と
を備えることにより、第1の発明の効果に加えて、高解
像度モードの画質を良くすることが可能となる。
【0018】また本発明の第12の映像信号の伝送装置
は、入力映像信号を、低解像度の第1映像信号と、前記
第1映像信号と組み合わせることにより前記入力映像信
号と同一の解像度を得ることが可能となる第2映像信号
に分割する分割手段と、前記第1映像信号を高能率符号
化して第1符号化信号を得る第1符号化手段と、前記第
1符号化信号を復号化して前記第1映像信号との差分を
求めて差分映像信号を求める差分作成手段と、前記差分
映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を作成する
第2符号化手段と、前記第2映像信号を高能率符号化し
て第3符号化信号を得る第3符号化手段と、前記第1符
号化信号を第1のチャンネルで、第2符号化信号と前記
第3符号化信号を第2のチャンネルで伝送する伝送手段
とを備えることにより、第1の発明の効果に加えて、高
解像度信号対応のデコーダを持っている人は、放送のソ
ースが低解像度のみであっても、低解像度の信号をより
高画質で見ることが可能となるし、また低解像度信号自
体を高画質化することにより、高解像度信号の画質を向
上させることも可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下、本発明の第1の実施の形態を図
面を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態
を説明するための図であり、101は映像信号を入力す
る入力端子、102は入力信号を2種類の信号に分割す
る分割器、103および104は入力信号を高能率符号
化する第1および第2符号化器、105および106は
入力信号を伝送する伝送路である第1チャンネルおよび
第2チャンネルである。
【0020】以上の構成における動作を以下に説明す
る。
【0021】入力端子101より入力された映像信号
(例えば水平1280画素、垂直720ライン、フレー
ム周波数60の信号)は、分割器102に出力される。
分割器102では入力信号を、本実施の形態では、例え
ば、入力映像信号を帯域制限フィルタによりダウンコン
バートした低解像度の信号である第1映像信号(例えば
水平720画素、垂直480ラインフレーム周波数60
の信号)と、第1映像信号をアップコンバートして入力
映像信号よりひいて得られる第2映像信号に分割する。
このようにして得られた2つの信号は、第1映像信号は
第1符号化器103で高能率符号化されて伝送路である
第1チャンネル105より出力され、第2映像信号は第
2符号化器104で高能率符号化されて伝送路である第
2チャンネル106より出力される。
【0022】以上のように本実施の形態によると、第1
符号化信号と第2符号化信号とを異なるチャンネルで伝
送するので、従来のデコーダのみを持つ人にも従来どお
りの放送受信が可能となる高解像度信号に対応した放送
を行える。 (実施の形態2)以下、本発明の第2の実施の形態を図
面を用いて説明する。図2は本発明の第2の実施の形態
を説明するための図であり、201は映像信号を入力す
る入力端子、202は入力信号を2種類の信号に分割す
る分割器、203および204は入力信号を高能率符号
化する第1および第2符号化器、205は入力信号間の
フレーム同期を取るための同期信号を付加するた同期信
号付加器、206および207は入力信号を伝送する伝
送路である第1チャンネルおよび第2チャンネルであ
る。
【0023】以上の構成における動作を以下に説明す
る。
【0024】入力端子201より入力された映像信号
は、実施の形態1の場合同様、分割器202で分割さ
れ、第1符号化器203および第2符号化器204で高
能率符号化され、同期信号付加器205に出力される。
同期信号付加器205では、2つの符号化器203,2
04の出力がデコーダでフレーム間の同期を取ることが
可能になるような同期信号を付加して、伝送路である第
1チャンネル206および第2チャンネル207に出力
する。
【0025】以上のように本実施の形態によると、第1
の実施の形態の効果に加え、同期信号を付加しているの
で、簡単に両信号間の互換を取ることが可能となる。 (実施の形態3)以下、本発明の第3の実施の形態を図
面を用いて説明する。図3は本発明の第3の実施の形態
を説明するための図であり、301は映像信号を入力す
る入力端子、302は入力信号を2種類の信号に分割す
る分割器、303および304は入力信号を高能率符号
化する第1および第2符号化器、305は入力信号に課
金情報を付加する課金情報付加器、306および307
は入力信号を伝送する伝送路である第1チャンネルおよ
び第2チャンネルである。
【0026】以上の構成における動作を以下に説明す
る。
【0027】入力端子301より入力された映像信号
は、実施の形態1の場合同様、分割器302で分割さ
れ、第1符号化器303および第2符号化器304で高
能率符号化され、第1符号化器303の出力は第1チャ
ンネル306に、第2符号化器304の出力は課金情報
付加器305に出力される。課金情報付加器305で
は、課金情報を付加して第2チャンネル307に出力す
る。
【0028】以上のように本実施の形態によると、第1
の実施の形態の効果に加え、第2符号化器の出力に課金
情報を付加しているので、従来の放送を見る人には課金
無しで、また高解像度の放送を見る人は課金ありで、放
送することが可能となる。 (実施の形態4)以下、本発明の第4の実施の形態を図
面を用いて説明する。図4は本発明の第4の実施の形態
を説明するための図であり、401は映像信号を入力す
る入力端子、402は入力信号を2種類の信号に分割す
る分割器、403および404は入力信号を高能率符号
化する第1および第2符号化器、405は入力信号を暗
号化する暗号化器、406および407は入力信号を伝
送する伝送路である第1チャンネルおよび第2チャンネ
ルである。
【0029】以上の構成における動作を以下に説明す
る。
【0030】入力端子401より入力された映像信号
は、実施の形態1の場合同様、分割器402で分割さ
れ、第1符号化器403および第2符号化器404で高
能率符号化され、第1符号化器403の出力は第1チャ
ンネル406に、第2符号化器404の出力は暗号化器
405に出力される。暗号化器405では、入力信号を
暗号化して第2チャンネル406に出力する。この暗号
化が、圧縮を伴う場合でも問題は無くその場合はさらに
圧縮率が向上して、第2符号化信号の第2符号化器での
圧縮率を低く出来る。
【0031】以上のように本実施の形態によると、第1
の実施の形態の効果に加え、第2符号化器で暗号化して
データを伝送できるので、第2符号化信号の圧縮効率を
上げることが可能となる。 (実施の形態5)以下、本発明の第5の実施の形態を図
面を用いて説明する。図5は本発明の第5の実施の形態
を説明するための図であり、501は映像信号を入力す
る入力端子、502は入力信号を2種類の信号に分割す
る分割器、503および504は入力信号を高能率符号
化する第1および第2符号化器、505は入力信号を遅
延させる遅延器、506および507は入力信号を伝送
する伝送路である第1チャンネルおよび第2チャンネル
である。
【0032】以上の構成における動作を以下に説明す
る。
【0033】入力端子501より入力された映像信号
は、実施の形態1の場合同様、分割器502で分割さ
れ、第1符号化器503および第2符号化器504で高
能率符号化され、第1符号化器503の出力は遅延器5
05に、第2符号化器504の出力は第2チャンネル5
07に出力される。遅延器505では、入力信号を予め
決められた時刻だけ遅延して第1チャンネル506に出
力する。
【0034】以上のように本実施の形態によると、第1
の実施の形態の効果に加え、復号化に時間のかかる第2
符号化器のデータを先に伝送することが可能となるた
め、高解像度モードの信号を復号した場合にも、低解像
度モードの信号を復号した場合に対して遅延量を少なく
することが可能となる。 (実施の形態6)以下、本発明の第6の実施の形態を図
面を用いて説明する。図6は本発明の第6の実施の形態
を説明するための図であり、601は映像信号を入力す
る入力端子、602は入力信号を2種類の信号に分割す
る分割器、603および604は入力信号を高能率符号
化する第1および第2符号化器、605および606は
入力信号にエラー訂正用情報を付加する第1および第2
エラー訂正用情報付加器、607は映像信号を伝送する
映像伝送用チャンネル、608はデータを伝送するデー
タ伝送用チャンネルである。
【0035】以上の構成における動作を以下に説明す
る。
【0036】入力端子601より入力された映像信号
は、実施の形態1の場合同様、分割器602で分割さ
れ、第1符号化器603および第2符号化器604で高
能率符号化され、第1符号化器603の出力は第1エラ
ー訂正用情報付加器605に、第2符号化器604の出
力は第2エラー訂正用情報付加器に出力される。第1エ
ラー訂正用情報付加器605では、映像伝送用にエラー
訂正用情報を付加して映像伝送用チャンネルに出力し、
第2エラー訂正用情報付加器606では、通常のデータ
伝送用のデータにエラー訂正用情報を付加する場合よ
り、付加するエラー訂正用情報を少なくして出力する。
これは、第2符号化器のデータは、エラーが発生して復
号できない場合でも、第1符号化器のデータのみでも画
面表示が可能となるからあるという点と、通常データに
対してのエラー訂正用情報は、映像信号に対するそれよ
りも多いからである。
【0037】以上のように本実施の形態によると、第1
の実施の形態の効果に加え、第2符号化信号の伝送にデ
ータ伝送用のチャンネルを使用した場合にも、エラー訂
正用情報を減らすことが可能となり、第2映像信号の符
号化効率をよく出来る。 (実施の形態7)以下、本発明の第7の実施の形態を図
面を用いて説明する。図7は本発明の第7の実施の形態
を説明するための図であり、701は映像信号を入力す
る映像入力端子、702は入力信号を2種類の信号に分
割する分割器、703および704は入力信号を高能率
符号化する第1および第2符号化器、705および70
6は2つの入力信号を多重化する多重化器、707およ
び708は入力信号を伝送する第1チャンネルおよび第
2チャンネル、709は音声信号を入力する音声入力端
子である。
【0038】以上の構成における本実施の形態を以下に
説明する。
【0039】映像入力端子701より入力された映像信
号は、実施の形態1の場合同様、分割器702で分割さ
れ、第1符号化器703および第2符号化器704で高
能率符号化され、多重化器705および多重化器706
に出力される。多重化器705および706では、第1
符号化器お703よび第2符号化器704の高能率符号
化された映像信号出力と、音声入力端子709より入力
される、前記高能率符号化された映像信号にフレーム同
期の取れた音声信号とを多重して、伝送路である第1チ
ャンネル707および第2チャンネル708に出力す
る。
【0040】以上のように本実施の形態によると、第1
の実施の形態の効果に加え、両チャンネルで音声を伝送
しているので、第1符号化信号にエラーが発生して画像
を復元することが出来なくても、音声のみを放送するこ
とが可能となる。 (実施の形態8)以下、本発明の第8の実施の形態を図
面を用いて説明する。
【0041】図8は本発明の第8の実施の形態を説明す
るための図であり、801は映像信号を入力する映像入
力端子、802は入力信号を2種類の信号に分割する分
割器、803および804は入力信号を高能率符号化す
る第1および第2符号化器、805は2つの入力信号を
多重化する多重化器、806および807は入力信号を
伝送する第1チャンネルおよび第2チャンネル、808
は音声信号を入力する音声入力端子である。
【0042】以上の構成における動作を以下に説明す
る。
【0043】映像入力端子801より入力された映像信
号は、実施の形態1の場合同様、分割器802で分割さ
れ、第1符号化器803および第2符号化器804で高
能率符号化され、多重化器805と伝送路である第2チ
ャンネル807に出力される。多重化器805では、第
1符号化器803の高能率符号化された映像信号出力
と、音声入力端子808より入力される、前記高能率符
号化された映像信号にフレーム同期の取れた音声信号と
を多重して、伝送路である第1チャンネル806に出力
する。
【0044】以上のように本実施の形態によると、第7
の実施の形態の効果に加え、音声信号を第1チャンネル
のみで伝送するので、第2チャンネルで伝送する第2符
号化信号の符号化効率を良くすることが可能となる。 (実施の形態9)以下、本発明の第9の実施の形態を図
面を用いて説明する。
【0045】図9は本発明の第9の実施の形態を説明す
るための図であり、901は映像信号を入力する映像入
力端子、902は入力信号を2種類の信号に分割する分
割器、903および904は入力信号を高能率符号化す
る第1および第2符号化器、905および906は2つ
の入力信号を多重化する多重化器、907および908
は入力信号を伝送する第1チャンネルおよび第2チャン
ネル、909は音声信号を入力する音声入力端子、91
0は付加音声信号を入力する付加音声入力端子である。
【0046】以上の構成における動作を以下に説明す
る。
【0047】映像入力端子901より入力された映像信
号は、実施の形態1の場合同様、分割器902で分割さ
れ、第1符号化器903および第2符号化器904で高
能率符号化され、多重化器905および906に出力さ
れる。多重化器905では、第1符号化器903の出力
と、音声入力端子909から入力される、前記高能率符
号化された映像信号とフレーム同期のとれた音声信号と
を多重し、また、多重化器906では、第2符号化器9
04の出力と、付加音声入力端子910より入力され
る、前記高能率符号化された映像信号とフレーム同期の
とれた付加音声信号とを多重して、それぞれを伝送路で
ある第1チャンネル907と第2チャンネル908に出
力する。
【0048】以上のように本実施の形態によると、第1
の実施の形態の効果に加え、付加音声信号を第2チャン
ネルで伝送するので、第2チャンネルを受信可能な高解
像度モードの視聴者のみがサラウンド等の付加音声情報
による音響効果を得ることが可能となる。 (実施の形態10)以下、本発明の第10の実施の形態
を図面を用いて説明する。図10は本発明の第10の実
施の形態を説明するための図であり、1001は映像信
号を入力する入力端子、1002は入力信号の解像度を
判定する判定器、1003および1004は入力信号を
2種類の信号に分割する分割器1および分割器2、10
05、1006、1007は入力信号を高能率符号化す
る第1および第2および第3符号化器、1008および
1009は入力信号を伝送する第1チャンネルおよび第
2チャンネルである。
【0049】以上の構成における動作を以下に説明す
る。
【0050】入力端子1001より入力された映像信号
は、判定器1002に入力される。判定器1002では
入力信号の解像度が、高解像度か低解像度かを判定し、
高解像度の場合には、第1分割器1003に、低解像度
の場合には第2分割器1004に入力信号を伝送する。
入力信号が高解像度の場合には、実施の形態1の場合同
様の手順で第1分割器1003で、第1符号化器100
5および第2符号化器1006にデータを分割して送
り、それぞれのデータを前記符号化器1005,100
6で高能率符号化し、第1チャンネル1008と第2チ
ャンネル1009に出力する。他方、入力信号が低解像
度の場合には、入力信号を第2分割器1004で、例え
ばある帯域幅を持つ第1映像信号と、入力映像信号と第
1映像信号の差分である第2映像信号に分割し、第1映
像信号を第1符号化器1005に、第2映像信号を第3
符号化器1007に出力し、それぞれのデータを前記符
号化器1005,1007で高能率符号化し、第1チャ
ンネル1008と第2チャンネル1009に出力する。
あるいは、入力信号を第2分割器1004で、ある帯域
幅を持つ第1映像信号と、入力映像信号と第1映像信号
を符号/復号化したものとの差分である第2映像信号に
分割してもよい。
【0051】以上のように本実施の形態によると、第1
の実施の形態の効果に加え、高解像度信号対応のデコー
ダを持っている人には、放送ソースが低解像度の場合に
は高画質のサービスを提供することが可能となる。
【0052】なお、本発明の実施の形態では、第2符号
化器と第3符号化器を共有する構成も可能である。 (実施の形態11)以下、本発明の第11の実施の形態
を図面を用いて説明する。図11は本発明の第11の実
施の形態を説明するための図であり、1101は映像信
号を入力する入力端子、1102は入力信号に帯域制限
をして解像度および画素数を変換する変換器、1103
および1107は入力信号を高能率符号化する第1およ
び第2符号化器、1104は第1符号化器1103の出
力を復号化する第1復号化器、1105は変換器110
2と逆の作用を行う逆変換器、1106は2つの入力信
号との差分を求める差分器、1108および1109は
入力信号を伝送する第1チャンネルおよび第2チャンネ
ルである。
【0053】以上の構成における動作を以下に説明す
る。
【0054】入力端子1101より入力された映像信号
は、変換器1102へ入力される。変換器1102で
は、入力映像信号に帯域制限をして解像度および画素数
を変換して、第1符号化器1103へ出力する。第1変
換符号化器1103では、入力信号を高能率符号化し
て、第1チャンネル1108と第1復号化器1104へ
出力する。第1復号化器1104では入力信号を復号化
して逆変換器1105へ出力し、逆変換器1105では
変換器1102と逆の変換を行って差分器1106へ出
力する。差分器1106では、同一フレームの入力信号
と前記逆変換を行った信号との差分を求めて第2符号化
器1107へ出力する。第2符号化器1107は入力信
号を高能率符号化して、第2チャンネル1109へ出力
する。
【0055】以上のように本実施の形態によると、第1
の実施の形態の効果に加え、第1の実施の形態よりも高
解像度信号に対応する成分の高能率符号化を効率よく行
えるので、高解像度時の画質を良くすることが可能とな
る。 (実施の形態12)以下、本発明の第12の実施の形態
を図面を用いて説明する。図12は本発明の第12の実
施の形態を説明するための図であり、1201は映像信
号を入力する入力端子、1202は入力信号を分割する
分割器、1203、1206、1207は入力信号を高
能率符号化する第1および第2および第3符号化器、1
204は入力信号を復号化する第1復号化器、1205
は入力された2個の信号間の差分を求める差分器、12
08は入力された2個の信号を多重する多重化器、12
09および1210は入力信号を伝送する第1チャンネ
ルおよび第2チャンネルである。
【0056】以上の構成における動作を以下に説明す
る。
【0057】入力端子1201より入力された映像信号
は、分割器1202へ出力され、第1の実施の形態同様
に分割されて、第1符号化器1203と差分器1205
と第3符号化器1207へ出力される。第1符号化器1
203へ入力されたデータは、高能率符号化されて、伝
送路である第1チャンネル1209と第1復号化器12
04へ出力される。第1復号化器1204では入力デー
タを復号化して、差分器1205へ出力し、差分器12
05では同一フレームに対応する分割後のデータと復号
化されたデータの差分を求めて第2符号化器1206へ
出力する。第2符号化器1206では入力データに高能
率符号化を行い多重化器1208へ出力する。第3符号
化器1207は入力データを高能率符号化して、多重化
器1208へ出力する。多重化器1208では入力され
た2信号の同一フレームに対応するデータを多重化して
第2チャンネル1210へ出力する。
【0058】以上のように本実施の形態によると、第2
チャンネルで、低解像度信号を高画質化可能にする信号
もしくは第1の実施の形態同様に高解像度化するための
信号もしくはその両者を伝送することが可能となるの
で、第1の実施の形態の効果に加え、高解像度信号対応
のデコーダーを持っている人は、放送のソースが低解像
度のみであっても、低解像度の信号をより高画質で見る
ことが可能となるし、また低解像度信号自体を高画質化
することにより、高解像度信号の画質を向上させること
も可能である。
【0059】なお、以上の第1から第12の実施の形態
において、入力映像信号および低解像度の信号は任意で
あるし、各分割器での入力映像信号分割の分割方法も任
意であるし、各符号化器における高能率符号化方式も任
意であるし、各符号化器間での高能率符号化のしかたが
全く異なってもよいし、伝送路についても特に規定はな
い。
【0060】また、伝送路として、第1チャンネルに
は、従来の放送で使用している映像または音声またはそ
の両者を伝送しているチャンネルを、第2チャンネルに
は現在データの伝送に使用しているチャンネルを使用す
ることも可能である。また、上記に示した構成以外で実
現することももちろん可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明は、低解像度の信号対応のデコー
ダを持っている人にも、放送を見ることが出来る映像信
号の伝送装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の説明図
【図2】本発明の第2の実施の形態の説明図
【図3】本発明の第3の実施の形態の説明図
【図4】本発明の第4の実施の形態の説明図
【図5】本発明の第5の実施の形態の説明図
【図6】本発明の第6の実施の形態の説明図
【図7】本発明の第7の実施の形態の説明図
【図8】本発明の第8の実施の形態の説明図
【図9】本発明の第9の実施の形態の説明図
【図10】本発明の第10の実施の形態の説明図
【図11】本発明の第11の実施の形態の説明図
【図12】本発明の第12の実施の形態の説明図
【図13】本発明に対する従来例の説明図
【符号の説明】
101、201、301、401、501、601、1
001、1101、1201 入力端子 102、202、302、402、502、602、7
02、802、902、1202 分割器 103、203、303、403、503、603、7
03、803、903、1005、1103、120
3、1302 第1符号化器 104、204、304、404、504、604、7
04、804、904、1006、 1107、120
6、1306 第2符号化器 105、206、306、406、506、707、8
06、907、1008、1108、1209 第1チ
ャンネル 106、207、307、407、507、708、8
07、908、1009、1109、1210 第2チ
ャンネル 205 同期信号付加器 305 課金情報付加器 405 暗号化器 505 遅延器 605 第1エラー訂正用情報付加器 606 第2エラー訂正用情報付加器 607 映像伝送用チャンネル 608 データ伝送用チャンネル 701、801、901 映像入力端子 705、706、805、905、906、1208、
1307 多重化器 709、 808、909 音声入力端子 910 付加音声入力端子 1002 判定器 1003 第1分割器 1004 第2分割器 1007、1207 第3符号化器 1104、 1204 第1復号化器 1102、1303 変換器 1105 逆変換器 1106、 1205 差分器 1301 第1入力端子 1302 第2入力端子 1305 動き補償器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/16 H04N 7/16 C 7/167 7/167 (72)発明者 竹内 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井手 章文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松田 豊彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号を、低解像度の第1映像信号
    と、前記第1映像信号と組み合わせることにより前記入
    力映像信号と同一の解像度を得ることが可能となる第2
    映像信号に分割する分割手段と、 前記第1映像信号を高能率符号化して第1符号化信号を
    得る第1符号化手段と、 前記第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
    得る第2符号化手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号とを異なるチ
    ャンネルで伝送する伝送手段とを備えることを特徴とす
    る映像信号の伝送装置。
  2. 【請求項2】前記伝送手段は、前記第1符号化信号を映
    像伝送用チャンネルで、前記第2符号化信号をデータ伝
    送用チャンネルで伝送することを特徴とする請求項1記
    載の映像信号の伝送装置。
  3. 【請求項3】入力映像信号を、低解像度の第1映像信号
    と、前記第1映像信号と組み合わせることにより、前記
    入力映像信号と同一の解像度を得ることが可能となる第
    2映像信号に分割する分割手段と、 前記第1映像信号を高能率符号化して第1符号化信号を
    得る第1符号化手段と、 前記第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
    得る第2符号化手段と、 前記第1符号化信号および前記第2符号化信号に前記第
    1符号化信号と前記第2符号化信号のフレーム同期をと
    るための同期信号を付加し、第1同期付加信号と第2同
    期付加信号を得る同期信号付加手段と、 前記第1同期付加信号と第2同期付加信号とを異なるチ
    ャンネルで伝送する伝送手段とを備えることを特徴とす
    る映像信号の伝送装置。
  4. 【請求項4】前記伝送手段は、前記第1同期付加信号を
    映像伝送用チャンネルで、前記第2同期付加信号をデー
    タ伝送用チャンネルで伝送することを特徴とする請求項
    3記載の映像信号の伝送装置。
  5. 【請求項5】入力映像信号を、低解像度の第1映像信号
    と、前記第1映像信号と組み合わせることにより、前記
    入力映像信号と同一の解像度を得ることが可能となる第
    2映像信号に分割する分割手段と、 前記第1映像信号を高能率符号化して第1符号化信号を
    得る第1符号化手段と、 前記第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
    得る第2符号化手段と、 前記第2符号化信号に課金情報を付加し課金付加信号を
    得る課金情報付加手段と、 前記第1符号化信号と前記課金付加信号とを異なるチャ
    ンネルで伝送する伝送手段とを備えることを特徴とする
    映像信号の伝送装置。
  6. 【請求項6】前記伝送手段は、前記第1符号化信号を映
    像伝送用チャンネルで、前記課金付加信号をデータ伝送
    用チャンネルで伝送することを特徴とする請求項5記載
    の映像信号の伝送装置。
  7. 【請求項7】入力映像信号を、低解像度の第1映像信号
    と、前記第1映像信号と組み合わせることにより、前記
    入力映像信号と同一の解像度を得ることが可能となる第
    2映像信号に分割する分割手段と、 前記第1映像信号を高能率符号化して第1符号化信号を
    得る第1符号化手段と、 前記第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
    得る第2符号化手段と、 前記第2符号化信号を暗号化して暗号化信号を作成する
    暗号化手段と、 前記第1符号化信号と暗号化信号とを異なるチャンネル
    で伝送する伝送手段とを備えることを特徴とする伝送装
    置。
  8. 【請求項8】前記伝送手段は、前記第1符号化信号を映
    像伝送用チャンネルで、前記暗号化信号をデータ伝送用
    チャンネルで伝送することを特徴とする請求項7記載の
    映像信号の伝送装置。
  9. 【請求項9】入力映像信号を、低解像度の第1映像信号
    と、前記第1映像信号と組み合わせることにより前記入
    力映像信号と同一の解像度を得ることが可能となる第2
    映像信号に分割する分割手段と、 前記第1映像信号を高能率符号化して第1符号化信号を
    得る第1符号化手段と、 前記第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
    得る第2符号化手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号とを異なるチ
    ャンネルを用いて伝送するにあたり、前記入力信号の同
    一フレームに対応する前記第1符号化信号と前記第2符
    号化信号の伝送を、前記第1符号化信号より前記第2符
    号化信号を時刻的に先行して伝送する伝送手段とを備え
    ることを特徴とする映像信号の伝送装置。
  10. 【請求項10】前記伝送手段は、前記第1符号化信号を
    映像伝送用チャンネルで、前記第2符号化信号をデータ
    伝送用チャンネルで伝送することを特徴とする請求項9
    記載の映像信号の伝送装置。
  11. 【請求項11】入力映像信号を、低解像度の第1映像信
    号と、前記第1映像信号と組み合わせることにより前記
    入力映像信号と同一の解像度を得ることが可能となる第
    2映像信号に分割する分割手段と、 前記第1映像信号を高能率符号化して第1符号化信号を
    得る第1符号化手段と、 前記第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
    得る第2符号化手段と、 前記第1符号化信号を第1のチャンネルで、前記第2符
    号化信号をデータ伝送用チャンネルで伝送する伝送手段
    とを備え、前記第2符号化信号に付加するエラー訂正付
    加情報は、前記データ伝送用チャンネルで伝送する他の
    データよりも少ないことを特徴とする映像信号の伝送装
    置。
  12. 【請求項12】入力映像信号を、低解像度の第1映像信
    号と、前記第1映像信号と組み合わせることにより前記
    入力映像信号と同一の解像度を得ることが可能となる第
    2映像信号に分割する分割手段と、 前記第1映像信号を高能率符号化して第1符号化信号を
    得る第1符号化手段と、 前記第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
    得る第2符号化手段と、 前記第1符号化信号を第1のチャンネルで、前記第2符
    号化信号を第2のチャンネルで伝送するとともに、前記
    入力信号と同期した音声信号を前記第1のチャンネルお
    よび前記第2のチャンネルで伝送する伝送手段とを備え
    ることを特徴とする映像信号の伝送装置。
  13. 【請求項13】前記伝送手段は、前記第1符号化信号を
    映像および音声伝送用チャンネルで、前記第2符号化信
    号をデータ伝送用チャンネルで伝送することを特徴とす
    る請求項12記載の映像信号の伝送装置。
  14. 【請求項14】入力映像信号を、低解像度の第1映像信
    号と、前記第1映像信号と組み合わせることにより前記
    入力映像信号と同一の解像度を得ることが可能となる第
    2映像信号に分割する分割手段と、 前記第1映像信号を高能率符号化して第1符号化信号を
    得る第1符号化手段と、 前記第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
    得る第2符号化手段と、 前記第1符号化信号を第1のチャンネルで、前記第2符
    号化信号を第2のチャンネルで伝送するにあたり、前記
    入力信号と同期した音声信号を前記第1のチャンネルの
    みで伝送する伝送手段とを備えることを特徴とする映像
    信号の伝送装置。
  15. 【請求項15】前記伝送手段は、前記第1符号化信号を
    映像および音声伝送用チャンネルで、前記第2符号化信
    号をデータ伝送用チャンネルで伝送することを特徴とす
    る請求項14記載の映像信号の伝送装置。
  16. 【請求項16】入力映像信号を、低解像度の第1映像信
    号と、前記第1映像信号と組み合わせることにより前記
    入力映像信号と同一の解像度を得ることが可能となる第
    2映像信号に分割する分割手段と、 前記第1映像信号を高能率符号化して第1符号化信号を
    得る第1符号化手段と、 前記第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
    得る第2符号化手段と、 前記第1符号化信号を第1のチャンネルで、前記第2符
    号化信号を第2のチャンネルで伝送するにあたり、前記
    入力信号と同期した音声信号を前記第1のチャンネル
    で、付加音声信号を第2のチャンネルで伝送する伝送手
    段とを備えることを特徴とする映像信号の伝送装置。
  17. 【請求項17】前記伝送手段は、前記第1符号化信号を
    映像および音声伝送用チャンネルで、前記第2符号化信
    号をデータ伝送用チャンネルで伝送することを特徴とす
    る請求項16記載の映像信号の伝送装置。
  18. 【請求項18】入力映像信号を入力し、その入力信号の
    解像度が、高解像度か低解像度かを判定する判定手段
    と、 判定結果が高解像度の場合に、前記入力映像信号を低解
    像度の第1映像信号と、前記第1映像信号と組み合わせ
    ることにより前記入力映像信号と同一の解像度を得るこ
    とが可能となる第2映像信号に分割する第1分割手段
    と、 前記第1映像信号を高能率符号化して第1符号化信号を
    得る第1符号化手段と、 前記第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
    得る第2符号化手段と、 判定結果が低解像度の場合に、前記入力映像信号を第3
    映像信号と、前記入力映像信号と第3映像信号との差分
    である、あるいは前記入力映像信号と第3映像信号の符
    号/復号化信号との差分である、第4映像信号に分割す
    る第2分割手段と、 前記第4映像信号を高能率符号化して第3符号化信号を
    得る第3符号化手段とを備え、前記第1符号化手段は、
    前記第3映像信号も高能率符号化して前記第1符号化信
    号を得るものであり、 伝送手段が、前記第1符号化信号に対して、第2符号化
    信号及び第3符号化信号を異なるチャンネルで伝送する
    ことを特徴とする映像信号の伝送装置。
  19. 【請求項19】前記伝送手段は、前記第1符号化信号を
    映像伝送用チャンネルで、前記第2符号化信号及び第3
    符号化信号をデータ伝送用チャンネルで伝送することを
    特徴とする請求項18記載の映像信号の伝送装置。
  20. 【請求項20】入力映像信号を、低解像度の第1映像信
    号に変換し、高能率符号化して第1符号化信号を得る第
    1符号化手段と、 前記第1符号化信号を復号化および逆変換して入力映像
    信号と同解像度の復号化信号を得る逆変換復号化手段
    と、 前記復号化信号と前記入力映像信号との差分を求めて第
    2映像信号を作成する差分画像作成手段と、 前記第2映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
    得る第2符号化手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号とを異なるチ
    ャンネルで伝送する伝送手段とを備えることを特徴とす
    る映像信号の伝送装置。
  21. 【請求項21】前記伝送手段は、前記第1符号化信号を
    映像伝送用チャンネルで、前記第2符号化信号をデータ
    伝送用チャンネルで伝送することを特徴とする請求項2
    0記載の映像信号の伝送装置。
  22. 【請求項22】入力映像信号を、低解像度の第1映像信
    号と、前記第1映像信号と組み合わせることにより前記
    入力映像信号と同一の解像度を得ることが可能となる第
    2映像信号に分割する分割手段と、 前記第1映像信号を高能率符号化して第1符号化信号を
    得る第1符号化手段と、 前記第1符号化信号を復号化して前記第1映像信号との
    差分を求めて差分映像信号を求める差分作成手段と、 前記差分映像信号を高能率符号化して第2符号化信号を
    作成する第2符号化手段と、 前記第2映像信号を高能率符号化して第3符号化信号を
    得る第3符号化手段と、 前記第1符号化信号を第1のチャンネルで、第2符号化
    信号と前記第3符号化信号を第2のチャンネルで伝送す
    る伝送手段とを備えることを特徴とする映像信号の伝送
    装置。
  23. 【請求項23】前記伝送手段は、前記第1符号化信号を
    映像伝送用チャンネルで、前記第2符号化信号と第3符
    号化信号をデータ伝送用チャンネルで伝送する伝送手段
    とを特徴とする請求項22記載の映像信号の伝送装置。
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