JPH10335620A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH10335620A
JPH10335620A JP9136774A JP13677497A JPH10335620A JP H10335620 A JPH10335620 A JP H10335620A JP 9136774 A JP9136774 A JP 9136774A JP 13677497 A JP13677497 A JP 13677497A JP H10335620 A JPH10335620 A JP H10335620A
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JP
Japan
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lens
lenses
mounting
image pickup
image pick
Prior art date
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Pending
Application number
JP9136774A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Kanazawa
雅義 金沢
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH10335620A publication Critical patent/JPH10335620A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像装置を徒に大きくすることなく且つ
組立の困難性を高めることなく撮像素子の撮像面上に結
像するレンズの数を増やして光学的な特性を高める。 【解決手段】 基板1に撮像素子2を取り付け、レンズ
として、取付脚部7a、8aを有するものを複数7、8
用い、該各レンズ7、8を、基板1の撮像素子2の撮像
面と平行で所定の位置関係を有する基準面9a、10a
に該取付脚部7a、8aにて取り付けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子と、それ
に被写体像を結像するレンズとを備えた撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CCD型或いはMOS型等の固体撮像素
子を用いたカメラは、一般に、固体撮像素子を例えばセ
ラミック或いは樹脂からなるパッケージに収納し、それ
を例えばガラスなどからなるシール板で封止し、一方、
その固体撮像素子の撮像面に被写体を結像するレンズを
鏡筒内部に組み込んで鏡筒レンズを構成し、この鏡筒レ
ンズと上記固体撮像素子を収納したパッケージを組み付
け、更に上記固体撮像素子を駆動し該素子から映像信号
を取り出して処理する信号処理ICを組み合わせること
よりつくられていた。
【0003】より具体的には、プリント基板回路を構成
し、該回路に各種IC及び各種回路素子を組み付けると
共に、固体撮像素子を内蔵したパッケージをその上側に
鏡筒レンズを組み付け、その状態で底部にてプリント基
板回路に取り付けていた。
【0004】しかし、固体撮像素子をパッケージに収納
した上で、そのパッケージをプリント基板回路に用いて
組み付けるのでは小型化に限界がある。そこで、ベアチ
ップ撮像素子、ベアチップIC群を直接プリント基板回
路に取り付け、更にレンズも直接プリント基板回路に取
り付けてこれ等を集積一体化したカメラ機能を有する撮
像ユニットが提案された。これは従来の撮像ユニットに
比較して顕著に小型化でき、小型化という点では確かに
優れているとはいえる。
【0005】この種の撮像ユニットは、小型化を優先さ
せるため、レンズを一個(単玉)しか用いないことを基
本としていたのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の、ベ
アチップ撮像素子、ベアチップIC群を直接プリント基
板回路に取り付け、更にレンズも直接プリント基板回路
に取り付けてこれ等を集積一体化したカメラ機能を有す
る撮像ユニットには、レンズが単玉(1枚)なので、光
学的な特性を必要な高さに高めることは難しいという問
題があった。というのは、単玉レンズでは球面収差が生
じる等し、光学的な限界があり、特に監視用カメラ等広
角度の視野を必要とする場合にその問題が強くなる。
【0007】従って、例えば監視用カメラ等小型であり
ながら広い視野を要し一つのレンズでは所要の光学的特
性を得ることができないものでは例えば二つというよう
に複数のレンズを用いざるを得ない。ところで、このよ
うに、複数のレンズを必要とする撮像ユニットにおい
て、二つ目のレンズをどのように取り付けるかに関して
模索の段階である。というのは、二つ目のレンズを旧来
の鏡筒を用いて取り付けるというのであれば、大型化
し、小型化の要望に応えることが出来ないからである。
【0008】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、撮像装置を徒に大きくすることなく
且つ組立の困難性を高めることなく撮像素子の撮像面上
に結像するレンズの数を増やして光学的な特性を高める
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の撮像装置は、
基板に撮像素子を取り付け、レンズとして、取付脚部を
有するものを複数用い、該各レンズを、上記基板の上記
撮像素子の撮像面と平行で所定の位置関係を有する基準
面に該取付脚部にて取り付けてなることを特徴とする。
【0010】従って、請求項1の撮像装置によれば、複
数のレンズのすべてが鏡筒を用いず、レンズに設けられ
た取付脚部にて基板(撮像素子を取り付けた基板)に取
り付けるので、レンズの数が増えても撮像装置が徒に大
型化するおそれはない。
【0011】そして、上記基板のレンズが取付脚部にて
取り付けられるところは、該基板のそれに取り付けられ
た撮像素子の表面と所定の位置関係にある基準面なの
で、そこに取付脚部をおいたとき各レンズが撮像素子に
対して所望の位置関係になるようにその大きさ形状を設
定しておくことによりレンズ取付に際しての位置決めが
容易になり、取付作業が徒に面倒になるおそれはない。
【0012】しかして、サイズを徒に大きくすることな
く且つ組立の困難性を高めることなく撮像素子の撮像面
上に結像するレンズの数を増やして光学的な特性を高め
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、レンズとして、取付脚
部を有するものを複数用い、該各レンズを、上記基板の
上記撮像素子の撮像面と平行で所定の位置関係を有する
基準面に該取付脚部にて取り付けてなる。
【0014】上記各レンズは、透明で所定の集光機能を
持つものであれば形状の如何を問わず、材料の如何も問
わない。従って、ガラスを用いても良いし、樹脂で形成
しても良い。レンズが取付脚部を有することは必須であ
るが、例えば射出成形により取付脚部を含めレンズを一
体に形成しても良いし、レンズと脚部とを別々に形成
し、後で接着して一体化するようにしても良い。その場
合、光学的なノイズ、例えばフレアの防止の点から脚部
を、遮光性を有する樹脂、具体的には黒等濃い色の樹脂
で形成すると良い。また、二色成形によりレンズ部分を
透明樹脂で、取付脚部を黒色等有色部材で形成するよう
にしても良い。レンズの数は2個の場合もあれば、3個
或いはそれより多くても良い。また、撮像素子としては
CCD型或いはMOS型等の固体撮像素子が好適であ
る。撮像素子及びレンズが取り付けられる基板は例えば
多層配線基板である。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図示実施の形態に従って詳細
に説明する。図1(A)、(B)は本発明撮像装置の第
1の実施例を示すもので、(A)は平面図、(B)は断
面図であり、(A)は(B)のA−A′線で示した面を
示している。
【0016】図面において、1は多層配線基板(特許請
求の範囲でいう基板に該当)で、上面の略中央部にはキ
ャビティ5が形成されている。2は該基板1上面の該キ
ャビティ5の略中央部にボンディングされた固体撮像素
子である。3、3は該多層配線基板1の下面にボンディ
ングされたICで、固体撮像素子2を駆動したり、該固
体撮像素子2の出力信号を処理する映像信号処理回路を
構成する。4、4、・・・はボンディングワイヤ、6は
上記固体撮像素子2が収納されたキャビティ5内部を閉
塞するカバーガラスである。
【0017】7は第1のレンズで、その端部には一対の
取付脚部7a、7aが取り付けられている。該取付脚部
7a、7aは上記多層配線基板1の上面に形成された取
付凹部9、9に挿入固定されている。該取付凹部9、9
の底面9a、9aは上記固体撮像素子2の取り付けられ
たキャビティ5の底面と同じ高さに形成されている。即
ち、レンズ7aの高さ(Z軸方向における位置)を規定
する基準面にされている。また、取付凹部9、9の形成
位置は、そこに第1のレンズ7の取付脚部7a、7aを
挿入したときレンズ7の中心軸が固体撮像素子2の中心
軸と正確に合致するように設定されている。
【0018】8は第2のレンズで、その端部には一対の
取付脚部8a、8a(尚、図面にはその内の一方8aの
みが現れる。)が取り付けられている。該取付脚部8
a、8aは上記多層配線基板1の上面に形成された取付
凹部10、10に挿入固定されている。該取付凹部1
0、10の底面10a、10aは上記固体撮像素子2が
取り付けられたキャビティ5の底面と同じ高さ(その高
さの面はB−B′面)に形成されている。即ち、レンズ
7の高さ(Z軸方向における位置)を規定する基準面に
されている。また、取付凹部10、10の形成位置は、
そこに第2のレンズ8の取付脚部8a、8aを挿入した
ときレンズ8の中心軸が固体撮像素子2の中心軸と正確
に合致するように設定されている。そして、第1と第2
のレンズ7及び8は上から視て直角を成すようにその間
の平面的位置関係が設定されている。また、レンズ7、
8は、取付脚部7a、7a、8a、8aの底面からの高
さが固体撮像素子2の撮像面からのあるべき高さから該
固体撮像素子2の厚み分を差し引いた値に設定されてい
る。しかして、取付脚部7a、7a及び8a、8aを取
付凹部9、9、10、10に挿入固定したときレンズ
7、8は固体撮像素子2の撮像面に対してあるべきとこ
ろに位置した状態になり、その状態で接着されている。
即ち、レンズ7、8の取付脚部7a、7a、8a、8a
を透明配線基板1の取付凹部9、9、10、10に挿入
固定したときそれの固体撮像素子2に対する平面的位置
関係(X軸及びY軸方向の位置関係)及びZ軸上の位置
関係が所望通りになるように、レンズ7、8の取付脚部
7a、7a、8a、8aを含めた形状及び寸法と、取付
凹部9、9、10の位置、底面の高さが設定されている
のである。実際には、誤差がある現在の技術でも精度は
Z軸の合わせ精度は20〜30μm程度にすることは充
分に可能である。
【0019】11は固体撮像素子2、レンズ7、8等を
封止するカバーケースで、接着剤12により上記多層配
線基板1の上面に接着されている。13はカバーケース
11の上部中央に形成された絞り孔、14は該絞り孔1
3を内側から閉塞する赤外線カットフィルタである。1
6はIC3、3を封止する樹脂である。
【0020】この撮像装置においては、レンズが複数
(レンズ7、8)あるので、1個しかない場合よりも光
学特性を良くすることができる。そして、レンズ7、8
の取付脚部7a、7a、8a、8aを透明配線基板1の
取付凹部9、9、10、10に挿入固定したときそれの
固体撮像素子2に対する平面的位置関係(X軸及びY軸
方向の位置関係)及びZ軸上の位置関係が所望通りにな
るように、レンズ7、8の取付脚部7a、7a、8a、
8aを含めた形状及び寸法と、取付凹部9、9、10の
位置、底面の高さが設定されている。
【0021】従って、レンズ7、8の該取付脚部7a、
7a、8a、8aを多層配線基板1の取付凹部9、9、
10、10に挿入固定するだけで、レンズ7、8の固体
撮像素子2に対する位置関係(高さ及び平面的位置関
係)を設定通りにすることが出来るので、取付がきわめ
て容易となる。
【0022】そして、レンズ7、8を鏡筒を用いること
なく基板1に取り付けるので、撮像装置の大型化を伴う
ことなくレンズの個数を複数に出来る。また、従来にお
けるように、鏡筒を用いると半導体製造工程で撮像装置
を完成させることは出来ないが、本発明におけるよう
に、鏡筒を用いないと半導体装置の製造工程で撮像装置
を完成させることが出来る。これは量産性に優れ、品質
管理も極めて高度のものとなる。
【0023】尚、本実施例によれば、レンズの数は2個
であったが、レンズの数が3個以上に増えた場合でも各
レンズ取付脚部の相互の角度を適宜にすることにより対
応することが出来る。その場合でも複数のレンズは皆同
じ高さにある基準面に取付脚部を取り付けることとする
ことにより、少なくとも高精度でZ軸の位置合わせが簡
単に出来る。
【0024】
【発明の効果】請求項1の撮像装置によれば、複数のレ
ンズのすべてが鏡筒を用いず、レンズに設けられた取付
脚部にて基板(撮像素子を取り付けた基板)に取り付け
るので、レンズの数が増えても撮像装置が徒に大型化す
るおそれはない。
【0025】そして、上記基板のレンズが取付脚部にて
取り付けられるところは、該基板のそれに取り付けられ
た撮像素子の表面と所定の位置関係にある基準面なの
で、そこに取付脚部をおいたとき各レンズが撮像素子に
対して所望の位置関係になるようにその大きさ形状を設
定しておくことによりレンズ取付に際しての位置決めが
できるようになり、取付作業が徒に面倒になるおそれは
ない。
【0026】しかして、サイズを徒に大きくすることな
く且つ組立の困難性を高めることなく撮像素子の撮像面
上に結像するレンズの数を増やして光学的な特性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)は本発明撮像装置の第1の実施
例を示すもので、(A)は平面図、(B)は断面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・基板、2・・・撮像素子、7、8・・・レン
ズ、7a、8a・・・取付脚部、9、10・・・取付凹
部、9a、10a・・・基準面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に取り付けられた撮像素子と、 取付脚部を有し、上記基板の上記撮像素子の撮像面と平
    行で所定の位置関係を有する基準面に該取付脚部にて取
    り付けられたところの上記撮像素子の撮像面に被写体像
    を結像する複数のレンズと、 を有することを特徴とする撮像装置。
JP9136774A 1997-05-27 1997-05-27 撮像装置 Pending JPH10335620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9136774A JPH10335620A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9136774A JPH10335620A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 撮像装置

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JPH10335620A true JPH10335620A (ja) 1998-12-18

Family

ID=15183211

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JP9136774A Pending JPH10335620A (ja) 1997-05-27 1997-05-27 撮像装置

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JP (1) JPH10335620A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020071475A (ko) * 2001-03-05 2002-09-12 캐논 가부시끼가이샤 촬상모델 및 촬상장치
JP2002341218A (ja) * 2001-05-18 2002-11-27 Konica Corp 撮像装置
KR100385590B1 (ko) * 2000-11-20 2003-05-27 삼성전기주식회사 고체 촬상 장치의 패키지 모듈
KR100464965B1 (ko) * 2002-06-28 2005-01-06 삼성전기주식회사 이미지 센서 모듈 하우징

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