JPH10335287A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JPH10335287A
JPH10335287A JP14784097A JP14784097A JPH10335287A JP H10335287 A JPH10335287 A JP H10335287A JP 14784097 A JP14784097 A JP 14784097A JP 14784097 A JP14784097 A JP 14784097A JP H10335287 A JPH10335287 A JP H10335287A
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JP
Japan
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substrate
spin head
magnet
processing apparatus
driving
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Application number
JP14784097A
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English (en)
Inventor
Takao Ino
隆生 猪野
Hidetoshi Kinoshita
秀俊 木下
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の保持を確実に行え、かつこの基板を一
定の力で保持することが可能な基板処理装置を提供する
こと。 【解決手段】 基板22を処理する基板処理装置20に
おいて、回転駆動されるとともに上記基板22が載置さ
れるスピンヘッド26と、上記基板22の外周部を保持
するクランプ機構30と、上記クランプ機構30の上記
基板22の保持状態を解除する解除手段35と、を具備
することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハなどの
基板を処理する基板処理装置に係わり、特に基板を保持
するスピンチャック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウエハなどの基板に洗浄や
乾燥などの処理を行う基板処理装置において、基板を保
持するチャック機構には、例えば遠心力を利用して基板
を保持する構成がある。
【0003】図6に従来の一例としての基板処理装置に
おけるスピンチャック機構を示す。基板処理装置1は上
方に基板2を載置するためのスピンヘッド部3を具備し
ている。このスピンヘッド部3は、略水平面内に設けら
れた例えば4本の支持体4から構成されており、この支
持体4の端部には基板2を載置するための、上方に向か
う立上がり部5が形成されている。
【0004】上記立上がり部5の外方側には、基板2を
係止するためのチャック爪6が、この立上がり部5の所
定位置に支持ピン7aを介して回動自在となるように取
り付けられている。このチャック爪6は略L字状に形成
されており、上記支持ピン7aはこの略L字状の折れ曲
がり部分近傍で貫通するように設けられている。そし
て、略L字状に形成されたチャック爪6の一端には、上
記基板2を上方から係止するための係止爪8が設けられ
ており、このチャック爪6が回動すれば、この係止爪8
によって基板2を係止することができるようになってい
る。
【0005】上記チャック爪6の他端には、所定の重量
を有するウェイト9が揺動ピン7bを支点として回動自
在に取り付けられている。このウェイト9が取り付けら
れているため、上記スピンヘッド部3が回転せず停止し
ている場合には、チャック爪6がウェイト9により垂れ
下がり、上記基板2の保持を開放するようになってい
る。そして上記スピンヘッド部3の回転駆動により、こ
のウェイト9には回転中心から外方へ向かう遠心力が生
じ、そのためこのウェイト9が上記揺動ピン7bを支点
として回動するとともに、このウェイト9に生じる遠心
力によって支持ピン7aを支点として回動し、その結果
上記係止爪8が下方へ向かうように回動し、上記基板2
に対し上方から押圧力を与えて保持するようになってい
る。
【0006】またこのような構成の基板処理装置1以外
でも、上記スピンヘッド部3に基板2の回転方向のずれ
を防止する係止ピンが設けられた構成や、この係止ピン
が上記スピンヘッド部3の回転駆動により生ずる遠心力
によって上記基板2の側部を係止する構成がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
基板処理装置1においては、上記基板2の保持を上記ウ
ェイト9の回転駆動により行うものであるため、例えば
100rpmから3000rpmで回転させる処理にお
いては上記係止爪8に作用する力は900倍の違いが生
じている。そのため全ての回転数にわたって安定して基
板2を保持することは困難であった。
【0008】このような場合、上記基板2に生じる力に
よっては基板2を損傷する虞があり、また基板2を保持
する部分が例えば耐薬品性があるが剛性の低いテフロン
などの樹脂で構成することが困難となっている。そのた
めこの基板2を保持する部分を構成する材質が限られて
しまうといった不具合を生じている。
【0009】また基板2を両面同時に処理するタイプの
基板処理装置では、基板2の裏面側からの処理液の噴射
により基板2が浮き上がってしまう場合があり、基板2
が浮き上がってしまうと破損の原因となる。このため上
記基板2を確実に保持する必要がある。そのため基板2
外周部を半径方向および上下方向の3方向を拘束すれば
よいが、ここでそのうちの一つの方向は、基板2を搬送
するために開閉する必要がある。
【0010】しかしながら、これらの機構を上記スピン
ヘッド部3に組み込んでも、このスピンヘッド部3を高
速回転させる必要があり、そのため開閉機構に供される
駆動源および量産される基板処理装置に適した比較的簡
単な構成を実現することが困難であった。
【0011】本発明は上記の事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、基板の保持を確実に行
え、かつこの基板を一定の力で保持することが可能な基
板処理装置のスピンチャック機構を提供しようとするも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基板を処理する基板処理装置において、回転駆動される
とともに上記基板が載置されるスピンヘッドと、上記基
板の外周部を保持するクランプ機構と、上記クランプ機
構の上記基板の保持状態を解除する解除手段と、を具備
することを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明は、基板を処理する基
板処理装置において、上記基板を載置して回転するスピ
ンヘッドと、上記スピンヘッドに回動自在に支持され、
一端部に上記スピンヘッドとで上記基板の外周部を保持
する爪部が設けられ、他端部に磁石を有するクランプ手
段と、上記スピンヘッドに設けられ、上記磁石と磁力結
合する磁性体と、上記磁石と磁性体との磁気結合に抗し
て上記クランプ手段を回動させて上記基板の保持状態を
解除する解除手段と、を具備したことを特徴としてい
る。
【0014】請求項3記載の発明は、上記解除手段は、
上記磁性体の前記磁石の反対側に設けられ、かつ上記磁
石と上記磁性体の間の結合力よりも大きな磁力を有して
上記磁性体に対して接離駆動する駆動磁石であることを
特徴とする請求項2記載の基板処理装置である。
【0015】請求項4記載の発明は、回転駆動されると
共に基板を載置するスピンヘッドを有する基板処理装置
において、上記スピンヘッドに設けられ、上記基板を載
置すると共に基板の径方向の動きを規制するガイド部材
と、上記スピンヘッドに対して上下方向に駆動可能に設
けられた上下駆動体と、上記上下駆動体を上下方向へ駆
動させる駆動手段と、上記上下駆動体に設けられ、上端
部が上記スピンヘッドの上面側に位置し、上下駆動体に
より下方へ駆動されることで上記上端部と上記ガイド部
材とで上記基板を保持するクランプ部材と、を具備する
ことを特徴としている。
【0016】請求項5記載の発明は、上記ガイド部材は
少なくとも3つ以上設けられ、かつ上記クランプ部材は
上記スピンヘッドの回転中心を中心に対向して2つ設け
られていることを特徴とする請求項4記載の基板処理装
置である。
【0017】請求項1の発明によると、回転駆動される
とともに上記基板が載置されるスピンヘッド、および上
記基板の外周部を保持するクランプ機構が設けられてい
るため、基板の浮き上がりを良好に防止することができ
るとともに、スピンヘッドが回転している場合でも、こ
の基板の保持力が変化することがない。そのため、基板
の破損を招くことがなくなる。
【0018】また、上記クランプ機構の上記基板の保持
状態を解除する解除手段が設けられているため、上記基
板のスピンヘッドへの搬送も良好に行うことが可能とな
るとともに、スピンヘッドの回転駆動時には上記基板を
安定的に保持させることが可能となる。
【0019】請求項2の発明によると、基板を載置して
回転するスピンヘッドが設けられ、一端部に上記スピン
ヘッドとで上記基板の外周部を保持する爪部が設けら
れ、他端部に磁石を有するクランプ手段が上記スピンヘ
ッドに回動自在に支持され、上記磁石と磁力結合する磁
性体が上記スピンヘッドに設けられ、上記磁石と磁性体
との磁気結合に抗して上記クランプ手段を回動させて上
記基板の保持状態を解除する解除手段が設けられたた
め、上記解除手段を作動させれば、上記磁性体の磁力の
向きが変化して上記スピンヘッドに載置されている基板
の保持が解除され、上記基板の搬送を行うことができ
る。
【0020】請求項3の発明によると、上記解除手段
は、上記磁性体の前記磁石の反対側に設けられ、かつ上
記磁性体に対して接離駆動する駆動磁石であるため、上
記駆動磁石を下方へ駆動させて上記磁性体に近接させる
だけで、上記磁性体の磁力の向きが変化して上記スピン
ヘッドに載置されている基板の保持が解除され、上記基
板の搬送を行うことができる。
【0021】またこの解除状態から再び上記駆動磁石を
作動させて上記磁性体から離間させるだけで上記磁性体
と磁石とが結合し、上記基板の保持を磁力を用いた一定
の保持力で行うことができ、そのため上記スピンヘッド
の回転によって保持力が変化することがなく、基板の浮
き上がりを防止することができる。
【0022】請求項4の発明によると、上記基板を載置
すると共に基板の径方向の動きを規制するガイド部材が
上記スピンヘッドに設けられ、上記スピンヘッドに対し
て上下方向に駆動可能に上下駆動体が設けられ、この上
下駆動体を駆動させる駆動手段が設けられ、上端部が上
記スピンヘッドの上面側に位置し、上下駆動体の下方へ
の駆動により上記上端部と上記ガイド部材とで上記基板
を保持するクランプ部材が上記上下駆動体に設けられた
ため、上記駆動手段の上方への駆動によって上記基板の
保持の解除が可能となる。また、この状態で上記基板の
搬送を行った後に、上記上下駆動体を下方へ駆動させる
ことによって、上記基板の保持をクランプ部材により再
び良好に行うことができる。
【0023】請求項5の発明によると、上記ガイド部材
は少なくとも3つ以上設けられ、かつ上記クランプ部材
は上記スピンヘッドの回転中心を中心に対向して2つ設
けられているため、基板を安定的に載置することが可能
となるとともに、上記基板の上下方向への浮き上がりを
防止して確実に保持することができ、さらにクランプピ
ンが径方向に対向して2つ設けられているため、上記基
板の搬送を容易に行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)以下、本発明の第一の実施の形態
について、図1または図2に基づいて説明する。
【0025】基板処理装置20は処理チャンバ21を備
えており、この処理チャンバ21内部で処理液を基板2
2に噴射して処理を行うようになっている。処理チャン
バ21はフレーム23に固定され、基板処理装置20の
上部側を覆うように設けられている。
【0026】本実施の形態では、基板処理装置20の下
方側も下方チャンバ24によって覆われている。下方チ
ャンバ24は内部に気体や処理液を吸引して蓄えたり、
あるいは気体の導通路を有しているものである。
【0027】処理チャンバ21内部のほぼ中央位置に
は、基板22を保持して回転駆動させるスピンヘッド2
6を収納している。スピンヘッド26の上部には、基板
22に噴射して処理を行うカップ体25が、所定距離だ
け離間して設けられており、またこのカップ体25の内
壁部分25aは所定の傾斜角度に形成され、スピンヘッ
ド26を回転駆動させた場合に飛散する処理液を、内壁
部分25aから再び基板22に向かって飛散させないよ
うになっている。
【0028】スピンヘッド26の下部には、リング状の
液受部27が、その中心孔27aにスピンヘッド26を
突没可能に設けられていると共にカップ体25の下端部
と連結されている。また液受部27の外周側には、処理
液を蓄えて排出するための環状溝27bが設けられ、環
状溝27aに連通して設けられた排気管44を介して処
理液は排出される。
【0029】ここで、スピンヘッド26と液受部27と
は近接対向したラビリンス構造を形成するように、スピ
ンヘッド26には径方向外方へ向かってフランジ部26
aが形成され、さらにこのフランジ部26aの外周側端
部が上記環状溝27bと近接対向するように、所定長さ
だけ下方に向かい折れ曲がって形成され、処理液が一層
侵入し難い構成としている。
【0030】上記スピンヘッド26は、筒状に形成さ
れ、フレーム23から所定寸法だけ上方に向かって突出
している。このスピンヘッド26の上面には、基板22
を載置するための基板ホルダ部28が形成されている。
この基板ホルダ部28は、例えばフッ素樹脂などの非磁
性体を材質として形成されている。
【0031】図2に示すように、このスピンヘッド26
には、上記上面に形成された基板ホルダ部28に近接す
るように内部に横穴29が複数箇所形成されている。こ
の横穴29は、図2に示すように上記基板22の浮き上
がりを防止するチャック爪30が内部に設けられるよう
に、横穴29上端面が上記スピンヘッド26の上面と平
行に形成されている。
【0032】上記横穴29に設けられるチャック爪30
は、上記基板ホルダ部28と同様に、その材質を例えば
フッ素樹脂などの非磁性系材料としている。このチャッ
ク爪30は水平部30aと傾斜部30bとから形成さ
れ、この回転中心軸O側が傾斜部30bとなって斜め上
方へ向かって傾斜した形状であり、上方へ向かうにつれ
細径となるように形成されている。そして傾斜部30b
の上端には、基板22の保持を行うための係止爪31
が、上記水平部30aと平行になるように形成されてい
る。
【0033】このチャック爪30は、水平部30aの所
定位置で支持ピン32に回動自在に取り付けられてい
る。上記チャック爪30の径方向外方側の他端には、例
えば上端にN極、下端にS極というように、上下方向に
磁極を有する磁石33が取り付けられている。この磁石
33の上方の横穴29の上面側には、例えば鉄系材料よ
り構成される磁性体34が対向して配置され、磁石33
との間で磁力が生じ、上記磁石33は支持ピン32を中
心として回動され、磁石33と磁性体34とが磁力結合
するように設けられている。ここで、上記磁石33が磁
性体34と結合している場合、上記水平部30aは基板
ホルダ部28と略平行となっており、そのため上記係止
爪31が基板22を係止して保持する場合、この係止爪
31と基板22上面とが略平行に設けられている。
【0034】なお本実施の形態では、上記チャック爪3
0の重心は、上記支持ピン32よりも磁石33側に偏る
ように設けられており、上記磁性体34の磁力の向き
が、他の磁石などの影響で変化した場合には、このチャ
ック爪30が下方へ移動して基板22の保持を解除しや
すい構成となっている。
【0035】上記基板ホルダ部28の上方側で、かつ磁
性体34の上方側に対応する位置には、上下方向に駆動
することが可能な駆動磁石35が設けられている。この
駆動磁石35は、上記磁石33と同様に上下方向に磁極
を有しているが、上記磁石33とは磁力線の向きが反対
となっている。すなわち、上記の例に対応させると、上
端にS極、下端にN極が配置されるようになっている。
【0036】またこの駆動磁石35は、上方側が図示し
ない駆動手段に連結されて上下駆動可能に構成されてい
る。この駆動磁石35は、上記磁石33と磁性体34の
結合力よりも強力な磁力を有しており、駆動磁石35を
上記磁性体34に近接させると、磁性体34に駆動磁石
35による磁力の影響が生じる。つまり上記磁石33に
よる磁力とは異なる向きの磁力、すなわち上記の例に対
応させた場合、上端にS極、下端にN極が生じる。
【0037】このため、上記磁石33と磁性体34とで
は反発力が生じ、よって上記チャック爪30は支持ピン
32を中心として回転運動を行う。そのため基板22を
係止していた上記係止爪31が基板22上方へと移動し
て、この基板22の保持が解除されるようになってい
る。
【0038】上記スピンヘッド26の下方には、このス
ピンヘッド26を回転駆動させるための駆動源であるモ
ータ36が設けられている。このモータ36には、フレ
ーム23に固定された本体部37と、上記スピンヘッド
26の下方に固定された軸受部38が設けられている。
【0039】上記本体部37は、内部に電気角で90度
の位置のずれを持つコイルを有している。そしてこの本
体部37に近接して軸受部38が設けられている。軸受
部38には、この外周側に向かって交互にN極およびS
極の磁極となっている磁石が、スピンヘッド26の最下
端の外方側にそれぞれ所定間隔ごとに複数配置されてい
る。この軸受部38に設けられた磁石に対し、外部から
磁界の変化を与えて回転駆動させ、そして上記スピンヘ
ッド26の回転駆動が行われるようになっている。
【0040】上記基板22を処理する処理液を上記基板
22に噴射させるために、このスピンヘッド26の円筒
内部には下部ロックノズル39が固定的に設けられてい
る。この下部ロックノズル39は、外部の処理液供給手
段に接続されており、基板22に対して所望の処理液を
噴射するようになっている。
【0041】さらに本実施の形態では、スピンヘッド2
6の円筒内部に下部伸縮ノズル40が基板22の下面に
対向するように設けられている。下部伸縮ノズル40
は、例えば駆動力が伝達されて伸縮を自在とするパイプ
状に形成されている。
【0042】上記下部伸縮ノズル40は、基板22に対
して処理液を噴射するものであるが、この処理液の噴射
とともに超音波も付与することが可能に設けられてい
る。そのため、上記基板22に対する洗浄効果を向上さ
せることが可能となっている。
【0043】上記基板22の下面には、下方より例えば
2 などの不活性な気体が付与される。そのため、上記
下部ロックノズル39および下部伸縮ノズル40より供
給される処理液は、この気体の流れとともに排出配管4
1より排出される。排出配管41は、例えば上記スピン
ヘッド26の内壁面26aと同等の外径を有しており、
またこの管路部分の断面がドーナツ状となって形成され
ている。
【0044】スピンヘッド26の上方には、基板22の
上面に対して処理液を噴射させる上部ロックノズル42
が、上記下部ロックノズル39と同様に固定的に設けら
れている。さらに、スピンヘッド26の上方には、基板
22の上面に処理液および超音波を付与する上部伸縮ノ
ズル43が、上記下部伸縮ノズル40と同様に移動可能
に設けられている。
【0045】この基板22の上面にも基板22の下面側
と同様に、例えばN2 などの不活性な気体が付与され、
上記上部ロックノズル42と上記上部伸縮ノズル43に
より供給された処理液がこの気体の流れとともに排出さ
れる。ここで、基板22の上面側の処理液および気体の
排出のために、上記環状溝27aには複数の排気管44
が連通して設けられている。
【0046】以上のような構成を有する基板処理装置2
0のスピンチャック機構について、以下に説明する。ま
ず、基板22を外部の搬送手段により、上記基板ホルダ
部28に載置させるが、この場合、基板22を基板ホル
ダ部28に載置可能とするために、上記チャック爪30
を開状態とする必要がある。そのために、磁石33と磁
性体34との間に生じる磁気結合力よりも強力な磁力を
上記磁性体34に生じさせる上記駆動磁石35を下方へ
駆動させて上記磁性体34に近接させる。
【0047】するとこの磁性体34の磁力の向きが変化
するが、これを上述の例に対応させると、駆動磁石35
の下端のN極の影響により、上記磁性体34の上端はS
極、下端はN極となる。そのため、この磁性体の下端と
上記磁石33の上端のN極とが反発して上記磁石33は
下方へ回動され、これによって上記チャック爪30の係
止爪31は上方へ向かい回動されて基板ホルダ部28が
開放され、基板22の載置が可能となる。
【0048】基板22が載置されると、上記駆動磁石3
5を上方に駆動させる。すると、駆動磁石35が上方へ
向かって離間するにつれて磁性体34に生じる駆動磁石
35による磁力の影響がなくなるが、それにつれて磁石
33による磁力の影響がこの磁性体34に生じるように
なる。そのためこの磁石33と磁性体34が磁力により
徐々に引き合い、そして磁石33が上方へ回動され、こ
れによってチャック爪30の係止爪31が下方へ回動さ
れて基板22の上面を係止するようになる。
【0049】このように基板22を基板ホルダ部28で
保持した後に、モータ36を作動させてスピンヘッド2
6を回転駆動させ、この後に処理液を上記種々のノズル
39,40、42、43より基板22の上下両面に噴射
させたり、あるいはこの基板22の乾燥処理を行わせ
る。
【0050】このような構成を有する基板処理装置20
のスピンチャック機構によると、上記基板ホルダ部28
での基板22の保持を磁力で確実に行うために、基板2
2の下面に処理液を下部ロックノズル39および下部伸
縮ノズル40から噴射しても、基板22が浮き上がるこ
とがなく、基板22の破損を招くことがなくなる。
【0051】また、上記基板ホルダ部28での基板22
の保持を磁力により行うため、基板22の保持を一定の
力で行うことが可能となる。さらに、上記基板22の保
持および保持の解除も、上記駆動磁石35の上下動によ
り磁性体34の磁力を変化させて行うことが可能となっ
ているため、上記基板ホルダ部28に対して非接触な外
部側から基板22の保持および保持の解除を行うことが
可能となる。そのため、上記基板ホルダ部28に基板2
2を保持するチャック爪30を駆動させるための駆動手
段を設ける必要がなく、この基板ホルダ部28の機構が
複雑なものとはならない。
【0052】以上、本発明の第一の実施の形態について
述べたが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となって
おり、以下それについて述べる。上記実施の形態では、
磁性体34、駆動磁石35を磁石33の上方に配置して
設けているが、磁石33の下方に設ける構成でも構わな
い。この場合は、上記磁石33の磁極と、上記駆動磁石
35の磁極の関係は同一であるが、保持する際に駆動磁
石35を磁性体34に近付け、解除する際には離すよう
にする。
【0053】また、上記実施の形態では、基板ホルダ部
28に基板22を載置する構成となっているが、これ以
外にも、この基板ホルダ部28に基板22の下面に当接
し、かつ基板22の外周を係止するガイド部材を、3つ
以上配置する構成としてもよい。この場合には、上記チ
ャック爪30は、基板22の上方への浮き上がりを防止
するためのものとなる。
【0054】その他、種々変形可能となっている。 (第二の実施の形態)以下、本発明の第二の実施の形態
について、図3ないし図5に基づいて説明する。
【0055】なお本実施の形態においては、上記第一の
実施の形態と同一の構成を有するものについては同一符
号を付して説明する。図3、図4に示す基板処理装置5
0は、上方に基板22を載置するスピンヘッド51を有
している。スピンヘッド51は円板形状に形成されてお
り、このスピンヘッド51の下面側中央部には駆動軸5
2の上端が連結されている。この駆動軸52は、下端が
駆動源であるモータ53に接続されており、このモータ
53を作動させると上記スピンヘッド51が回転駆動さ
れるようになっている。このスピンヘッド51は、図示
しないカップ体に覆われており、基板22を回転させる
ことにより飛散する処理液を再び基板22にもどさない
ように受け止めるようになっている。
【0056】図5に示すように、上記スピンヘッド51
上面の外周側には、基板22を載置した場合にこの基板
22の下面に当接し、かつこの基板22の外周を係止す
るガイド部材54が例えば等間隔に6ヶ所設けられてい
る。このガイド部材54には、上記スピンヘッド51の
上面から離間させて隙間を有するように載置させる基台
部55が設けられており、またこの基台部55の径方向
外方には斜め上方に傾斜して突出するように形成された
傾斜部56が設けられている。
【0057】このガイド部材54は、基板22を確実に
保持するために少なくとも3つ以上設けられる必要があ
る。上記スピンヘッド51の下方側には、上記基板22
の上面側から基板22を係止するクランプピン57、お
よび上記基板22の下面側から基板22を上方へ向かい
押し上げる上下駆動ピン58が取り付けられる上下プレ
ート59が設けられている。クランプピン57は、上下
方向に垂設されたピン状部57aと、このピン状部57
aの上端から回転中心側に向かい所定長さだけ折れ曲が
った爪部57bとより構成されていて、このクランプピ
ン57が下降すると、爪部57bで基板22の上面を係
止するようになる。
【0058】上記クランプピン57および上下駆動ピン
58が、上記ガイド部材54の下方側より上方に向かっ
て挿通可能とするために、基台部55および傾斜部56
には上方へ向かう挿通孔54aが複数形成されている。
【0059】この上下プレート59は、上記スピンヘッ
ド51の下面に設けられた複数のガイドスライダ60に
より、上下方向への摺動がガイドされるようになってい
る。このガイドスライダ60の下端部には、他のガイド
スライダ60の部分よりも大径な受け部60aが形成さ
れており、上記上下プレート59からの抜けを防止する
ようになっている。
【0060】なお、上記ガイドスライダ60には押しバ
ネ61が挿通されており、この押しバネ61が上記上下
プレート59と上記スピンヘッド51の間で所定の付勢
力を生じさせている。そして、通常はこの付勢力により
上下プレート59を下方へ向かって押し下げて、上記受
け部60aが上下プレート59と当接するようになって
いる。
【0061】この上下プレート59の上面には、基板2
2の下面に当接して上下駆動によりこの基板22を上方
へ持ち上げる上下駆動ピン58、および基板22の上面
側に連通してこの基板22の上面側から下降することに
より基板22を係止するクランプピン57が設けられて
いる。
【0062】なお、本実施の形態では、基板22を上記
ガイド部材54に載置させるためには、上記クランプピ
ン57の配置により基板22の搬送が妨げられない必要
がある。そのため、上記スピンヘッド51に水平となる
所定方向から基板22を上記ガイド部材54の上方に搬
送可能とする必要がある。
【0063】このため、クランプピン57は上記スピン
ヘッド51の径方向に対向して一対設けられている。こ
れにより、この一対のクランプピン57の対向している
径方向の線に垂直な方向に沿って、基板22を搬送する
ことが可能となっている。
【0064】また、上記基板22を上下駆動ピン58で
安定的に載置して上下駆動可能とするためには、上記上
下駆動ピン58は3本以上設けられる必要があるが、本
実施の形態では、この上下駆動ピン58は4本設けられ
ている。
【0065】上記上下プレート59の下方側には、外観
がリング状に形成された押上げプレート62が設けられ
ており、上記上下プレート59との接触によって上方へ
持ち上げることが可能となっている。この押上げプレー
ト62は、上記受け部60aと接触して上方への駆動を
妨げられないように、上記受け部60aと対応する径方
向中心側が通孔に形成されている。また、押上げプレー
ト62の端部には、この押上げプレート62を上下駆動
させる駆動手段としてのエアシリンダ63のピストンロ
ッド64が連結されている。
【0066】このエアシリンダ63は、空気の圧力によ
り内部に設けられたシリンダを上下駆動させるように設
けられており、またこのシリンダの上下駆動により内部
のピストンも上下駆動可能となっている。
【0067】以上のような構成を有する基板処理装置5
0の作用について、以下に説明する。基板処理装置50
に基板22を載置させるためには、外部の搬送装置を駆
動して上記一対のクランプピン57の対向している方向
と垂直な向きに基板22を搬入する。この場合、上記ク
ランプピン57は上方へ駆動され、爪部57bが基板2
2の搬入経路よりも上方となるようにする。すなわち外
部の搬送装置により、基板22が上記クランプピン57
と上下駆動ピン58の間を通過可能とする。
【0068】この状態で、基板22を上下駆動ピン58
上に載置させ、そしてエアシリンダ63を駆動させて上
記上下駆動ピン58を下方へ移動させる。すると上記上
下プレート59は、この上面とスピンヘッド51の下面
との間の押しバネ61によって生じる付勢力によって下
方へと押し下げられ、そのため上記上下駆動ピン58も
下方へと移動する。
【0069】この下方への移動により、上記クランプピ
ン57も下方へと移動され、そして上記基板22の上面
を係止するようになる。そしてさらに押上げプレート6
2を下方へ移動させて上記上下駆動プレート58と当接
しない状態、すなわち上記モータ53によりスピンヘッ
ド51を回転駆動可能な状態とする。これにより基板2
2を処理可能となる。
【0070】このような構成の基板処理装置50による
と、ガイド部材54により基板22の下面と当接させる
とともに外周も係止させ、また基板22の上面からクラ
ンプピン57を駆動させて爪部57bでこの上面を係止
させるため、基板22が浮き上がり、基板22が破損す
ることがなくなる。
【0071】また、上記スピンヘッド51が回転駆動さ
れている場合であっても、基板22を押しバネ61によ
る一定の付勢力で係止しているため、スピンヘッド51
の回転により生じる遠心力の影響が、上記基板22の係
止力として生じることがなく、そのため常に一定の付勢
力で基板22を係止することが可能となる。
【0072】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となってい
る。以下それについて述べる。上記実施の形態では、基
板22の上面および下面を処理する処理液を噴射する各
種ノズルが設けられていない構成となっているが、これ
らのノズルが設けられていてもよい。
【0073】また、上下駆動ピン58は、搬送装置によ
っては設けない構成であっても構わない。その他、本発
明の要旨を変更しない限りにおいて、種々変更可能とな
っている。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によると、回転駆動されるとともに上記基板が載置さ
れるスピンヘッド、および上記基板の外周部を保持する
クランプ機構が設けられているため、基板の浮き上がり
を良好に防止することができるとともに、スピンヘッド
が回転している場合でも、この基板の保持力が変化する
ことがない。そのため、基板の破損を招くことがなくな
る。
【0075】また、上記クランプ機構の上記基板の保持
状態を解除する解除手段が設けられているため、上記基
板のスピンヘッドへの搬送も良好に行うことが可能とな
るとともに、スピンヘッドの回転駆動時には上記基板を
安定的に保持させることができる。
【0076】請求項2記載の発明によると、基板を載置
して回転するスピンヘッドが設けられ、一端部に上記ス
ピンヘッドとで上記基板の外周部を保持する爪部が設け
られ、他端部に磁石を有するクランプ手段が上記スピン
ヘッドに回動自在に支持され、上記磁石と磁力結合する
磁性体が上記スピンヘッドに設けられ、上記磁石と磁性
体との磁気結合に抗して上記クランプ手段を回動させて
上記基板の保持状態を解除する解除手段が設けられたた
め、上記解除手段を作動させれば、上記磁性体の磁力の
向きが変化して上記スピンヘッドに載置されている基板
の保持が解除され、上記基板の搬送を行うことができ
る。
【0077】請求項3記載の発明によると、上記解除手
段は、上記磁性体の前記磁石の反対側に設けられ、かつ
上記磁性体に対して接離駆動する駆動磁石であるため、
上記駆動磁石を下方へ駆動させて上記磁性体に近接させ
るだけで、上記磁性体の磁力の向きが変化して上記スピ
ンヘッドに載置されている基板の保持が解除され、上記
基板の搬送を行うことができる。
【0078】またこの解除状態から再び上記駆動磁石を
作動させて上記磁性体から離間させるだけで上記磁性体
と磁石とが結合し、上記基板の保持を磁力を用いた一定
の保持力で行うことができ、そのため上記スピンヘッド
の回転によって保持力が変化することがなく、基板の浮
き上がりを防止することができる。
【0079】請求項4記載の発明によると、上記基板を
載置すると共に基板の径方向の動きを規制するガイド部
材が上記スピンヘッドに設けられ、上記スピンヘッドに
対して上下方向に駆動可能に上下駆動体が設けられ、こ
の上下駆動体を駆動させる駆動手段が設けられ、上端部
が上記スピンヘッドの上面側に位置し、上下駆動体の下
方への駆動により上記上端部と上記ガイド部材とで上記
基板を保持するクランプ部材が上記上下駆動体に設けら
れたため、上記駆動手段の上方への駆動によって上記基
板の保持の解除が可能となる。また、この状態で上記基
板の搬送を行った後に、上記上下駆動体を下方へ駆動さ
せることによって、上記基板の保持をクランプ部材によ
り再び良好に行うことができる。
【0080】請求項5記載の発明によると、上記ガイド
部材は少なくとも3つ以上設けられ、かつ上記クランプ
部材は上記スピンヘッドの回転中心を中心に対向して2
つ設けられているため、基板を安定的に載置することが
可能となるとともに、上記基板の上下方向への浮き上が
りを防止して確実に保持することができ、さらにクラン
プピンが径方向に対向して2つ設けられているため、上
記基板の搬送を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係わる基板処理装
置の構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係わる基板処理装置のスピンヘ
ッドの一部を示す拡大断面図。
【図3】本発明の第二の実施の形態に係わる基板処理装
置の構成を示す斜視図であり、(a)は基板を保持して
いる状態を示す図、(b)は基板を搬送可能な状態とし
ている状態を示す図。
【図4】同実施の形態に係わる基板処理装置の構成を示
す断面図。
【図5】同実施の形態に係わる基板処理装置のスピンヘ
ッドの一部を示す拡大断面図。
【図6】従来の基板処理装置の構成を示す図。
【符号の説明】
20…基板処理装置 22…基板 26…スピンヘッド 28…基板ホルダ部 29…横穴 30…チャック爪 32…支持ピン 33…磁石 34…磁性体 35…駆動磁石 36…DDモータ 50…基板処理装置 51…スピンヘッド 54…ガイド部材 57…クランプピン 58…上下駆動ピン 59…上下プレート 62…押上げプレート 63…エアシリンダ 64…ピストンロッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を処理する基板処理装置において、 回転駆動されるとともに上記基板が載置されるスピンヘ
    ッドと、 上記基板の外周部を保持するクランプ機構と、 上記クランプ機構の上記基板の保持状態を解除する解除
    手段と、 を具備することを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 基板を処理する基板処理装置において、 上記基板を載置して回転するスピンヘッドと、 上記スピンヘッドに回動自在に支持され、一端部に上記
    スピンヘッドとで上記基板の外周部を保持する爪部が設
    けられ、他端部に磁石を有するクランプ手段と、 上記スピンヘッドに設けられ、上記磁石と磁力結合する
    磁性体と、 上記磁石と磁性体との磁気結合に抗して上記クランプ手
    段を回動させて上記基板の保持状態を解除する解除手段
    と、 を具備したことを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 上記解除手段は、上記磁性体の前記磁石
    の反対側に設けられ、かつ上記磁石と上記磁性体の間の
    結合力よりも大きな磁力を有して上記磁性体に対して接
    離駆動する駆動磁石であることを特徴とする請求項2記
    載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 回転駆動されると共に基板を載置するス
    ピンヘッドを有する基板処理装置において、 上記スピンヘッドに設けられ、上記基板を載置すると共
    に基板の径方向の動きを規制するガイド部材と、 上記スピンヘッドに対して上下方向に駆動可能に設けら
    れた上下駆動体と、 上記上下駆動体を上下方向へ駆動させる駆動手段と、 上記上下駆動体に設けられ、上端部が上記スピンヘッド
    の上面側に位置し、上下駆動体により下方へ駆動される
    ことで上記上端部と上記ガイド部材とで上記基板を保持
    するクランプ部材と、 を具備することを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 上記ガイド部材は少なくとも3つ以上設
    けられ、かつ上記クランプ部材は上記スピンヘッドの回
    転中心を中心に対向して2つ設けられていることを特徴
    とする請求項4記載の基板処理装置。
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