JPH1033400A - 浴槽湯水循環装置 - Google Patents

浴槽湯水循環装置

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JPH1033400A
JPH1033400A JP8199489A JP19948996A JPH1033400A JP H1033400 A JPH1033400 A JP H1033400A JP 8199489 A JP8199489 A JP 8199489A JP 19948996 A JP19948996 A JP 19948996A JP H1033400 A JPH1033400 A JP H1033400A
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JP
Japan
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water
bathtub
water level
circulation pump
circulation
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JP8199489A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Yasuda
秀和 安田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽内の湯水が排出除去された際に循環ポン
プ内の残水が除去されることによって、浴槽内の湯水に
濁りを生じたり、悪臭が発生したりすることもなく、同
循環ポンプを作動させた当初から浴槽内の温かい湯水が
循環されて快適な入浴を行うことができる浴槽湯水循環
装置を提供する。 【解決手段】 浴槽1の外部に循環ポンプ2を配設し、
浴槽1の壁部3に形成される吸込口4及び吐水口5と循
環ポンプ2とを吸水管6、給水管7で各々接続してなる
浴槽湯水循環装置であって、浴槽1内の湯水が排出除去
された状態で、循環ポンプ2内の残水8を除去する排水
手段9を同循環ポンプ2に付設してなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽内の湯水を循
環させる浴槽湯水循環装置において、循環ポンプ内の残
水を排水除去することができる浴槽湯水循環装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から図9に示す如く、浴槽(イ)の
外部に循環ポンプ(ロ)を配設し、浴槽(イ)の壁部に
形成される吸込口(ハ)及び吐水口(ニ)と循環ポンプ
(ロ)とを吸水管(ホ)、給水管(ヘ)で各々接続して
なる浴槽湯水循環装置は知られている。
【0003】この場合、循環ポンプ(ロ)が作動される
ことによって、浴槽(イ)内の湯水が吸込口(ハ)から
吸引され、吸水管(ホ)、循環ポンプ(ロ)、給水管
(ヘ)を介して、吐出口(ニ)から浴槽(イ)内へと吐
出され、同浴槽(イ)内の湯水は循環される。又、浴槽
(イ)を使用しない場合には、該浴槽(イ)の底部に設
けられる排水口(ト)から、同浴槽(イ)内の湯水が排
出除去される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、本来、水平に施工されるべき吸水
管(ホ)や給水管(ヘ)が、循環ポンプ(ロ)へ向かっ
て下り傾斜に施工されてしまう場合、或いは、寒冷地等
で循環ポンプ(ロ)を凍結深度以下に埋設する必要があ
って該循環ポンプ(ロ)が浴槽(イ)より低く段落ちし
て施工される場合があり、このような場合に、浴槽
(イ)内の湯水が排出除去された際、同循環ポンプ
(ロ)内に浴槽(イ)の排水口(ト)から排出除去され
なかった湯水が残存することがあった。
【0005】この場合、循環ポンプ(ロ)内の残水によ
って、浴槽(イ)から浴室内へと悪臭が発散したり、或
いは、浴槽(イ)内の湯水に濁りを生じたり、又、次回
最初に同循環ポンプ(ロ)を作動させた際に、冷たい水
が吐水口(ニ)から吐出されて入浴時に不快を感じると
いう問題が発生するものであった。
【0006】本発明は、上記従来の技術における問題を
解決するために発明されたもので、すなわち、その課題
は、浴槽内の湯水が排出除去された際に循環ポンプ内の
残水が除去されて、浴槽内の湯水に濁りを生じたり、悪
臭が発生したりすることもなく、同循環ポンプを作動さ
せた当初から浴槽内の温かい湯水が循環されて快適な入
浴を行うことができる浴槽湯水循環装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
浴槽湯水循環装置は、浴槽の外部に循環ポンプを配設
し、浴槽の壁部に形成される吸込口及び吐水口と循環ポ
ンプとを吸水管、給水管で各々接続してなる浴槽湯水循
環装置であって、浴槽内の湯水が排出除去された状態
で、循環ポンプ内の残水を除去する排水手段を同循環ポ
ンプに付設してなるものである。
【0008】したがって、この場合、浴槽の外部に配設
される循環ポンプが作動されることによって、浴槽内の
湯水が吸込口から吸引され、吸水管、循環ポンプ、給水
管を介して、吐出口から浴槽内へと吐出され、同浴槽内
の湯水は循環される。又、浴槽を使用しない場合に、該
浴槽内の湯水が排出除去された際、循環ポンプに付設さ
れた排水手段によって該循環ポンプ内の残水が除去さ
れ、浴槽内の湯水に濁りを生じたり、悪臭が発生したり
することもなく、同循環ポンプを作動させた当初から浴
槽内の温かい湯水が循環されて快適な入浴を行うことが
できる。
【0009】本発明の請求項2記載の浴槽湯水循環装置
は、上記請求項1記載の浴槽湯水循環装置において、循
環ポンプ内の貯水部に水位センサを設け、該水位センサ
によって同貯水部内の水位が規定水位以下になったこと
が検知された状態で、排水手段が自動的に作動されるよ
うになしたことを特徴とするものである。
【0010】したがって、この場合は特に、循環ポンプ
内の貯水部に設けられる水位センサによって同貯水部内
の水位が規定水位以下になったことが検知された際、排
水手段が自動的に作動されて同循環ポンプ内の残水が除
去されるので、該残水除去作業が自動的で容易且つ確実
に行われる。
【0011】本発明の請求項3記載の浴槽湯水循環装置
は、上記請求項1記載の浴槽湯水循環装置において、浴
槽の壁部に水位センサを設け、該水位センサによって同
浴槽内の水位が規定水位以下になったことが検知された
状態で、排水手段が自動的に作動されるようになしたこ
とを特徴とするものである。
【0012】したがって、この場合は特に、浴槽の壁部
に設けられる水位センサによって同浴槽内の水位が規定
水位以下になったことが検知された際、排水手段が自動
的に作動されて循環ポンプ内の残水が除去されるので、
該残水除去作業が自動的で容易且つ確実に行われる。
【0013】本発明の請求項4記載の浴槽湯水循環装置
は、上記請求項2又は3記載の浴槽湯水循環装置におい
て、水位センサによって規定水位以下になったことが検
知された状態で、循環ポンプの駆動モータが自動的に停
止されるようになしたことを特徴とするものである。
【0014】したがって、この場合は特に、水位センサ
によって規定水位以下になったことが検知された際、循
環ポンプの駆動モータが自動的に停止されるので、該循
環ポンプの空運転が防止されてその損傷を防止すること
ができ、その駆動電力も削減されて経済的なものとな
る。
【0015】本発明の請求項5記載の浴槽湯水循環装置
は、上記請求項1記載の浴槽湯水循環装置において、浴
室内に設けられる操作部が手動で操作されることによっ
て、排水手段が作動されるようになしたことを特徴とす
るものである。
【0016】したがって、この場合は特に、浴室内に設
けられる操作部が手動で操作されることにより排水手段
が作動されて循環ポンプ内の残水が除去されるので、該
残水除去作業を必要に応じ手動操作によって適宜行うこ
とができる。
【0017】本発明の請求項6記載の浴槽湯水循環装置
は、上記請求項5記載の浴槽湯水循環装置において、操
作部が操作されることによって、循環ポンプの駆動モー
タが停止されるようになしたことを特徴とするものであ
る。
【0018】したがって、この場合は特に、操作部が操
作されることによって、循環ポンプの駆動モータが停止
されるので、該循環ポンプの空運転が防止されてその損
傷を防止することができ、その駆動電力も削減されて経
済的なものとなる。
【0019】本発明の請求項7記載の浴槽湯水循環装置
は、上記請求項5又は6記載の浴槽湯水循環装置におい
て、浴槽の壁部に水位センサを設け、該水位センサによ
って同浴槽内の水位が規定水位以下になったことが検知
された状態で、これを報知する報知手段を浴室内に設け
たことを特徴とするものである。
【0020】したがって、この場合は特に、浴槽の壁部
に設けられる水位センサによって同浴槽内の水位が規定
水位以下になったことが検知された際、このことが浴室
内に設けられる報知手段によって報知されるので、該報
知に基づいて操作部を手動で操作することにより、循環
ポンプ内の残水除去作業を忘れることなく確実に行うこ
とができる。
【0021】本発明の請求項8記載の浴槽湯水循環装置
は、上記請求項1〜7のいずれか一つの請求項記載の浴
槽湯水循環装置において、排水手段が電動弁であって開
弁作動されるものであることを特徴とするものである。
【0022】したがって、この場合は特に、浴槽内の湯
水が排出除去された際、循環ポンプに付設された排水手
段となる電動弁が開弁作動されて、該循環ポンプ内の残
水が確実に除去される。
【0023】本発明の請求項9記載の浴槽湯水循環装置
は、上記請求項1〜7のいずれか一つの請求項記載の浴
槽湯水循環装置において、排水手段が自給式ポンプであ
って排水作動されるものであることを特徴とするもので
ある。
【0024】したがって、この場合は特に、浴槽内の湯
水が排出除去された際、循環ポンプに付設された排水手
段となる自給式ポンプが排水作動されて、該循環ポンプ
内の残水が確実に除去される。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の請求項1、2、
4、8に対応する第一の実施形態を示しており、該第一
の実施形態の浴槽湯水循環装置は、浴槽1の外部に循環
ポンプ2を配設し、浴槽1の壁部3に形成される吸込口
4及び吐水口5と循環ポンプ2とを吸水管6、給水管7
で各々接続してなる浴槽湯水循環装置であって、浴槽1
内の湯水が排出除去された状態で、循環ポンプ2内の残
水8を除去する排水手段9を同循環ポンプ2に付設して
なるものである。
【0026】該第一の実施形態の浴槽湯水循環装置にお
いては、循環ポンプ2内の貯水部10に水位センサ11が設
けられ、該水位センサ11によって同貯水部10内の水位が
規定水位以下になったことが検知された状態で、排水手
段9が自動的に作動されるものである。この場合、水位
センサ11によって規定水位以下になったことが検知され
た状態で、循環ポンプ2の駆動モータ12も自動的に停止
される。又、排水手段9は電動弁13であって開弁作動さ
れるものである。
【0027】又、該第一の実施形態の浴槽湯水循環装置
においては、循環ポンプ2が作動されることによって、
浴槽1内の湯水が吸込口4から吸引され、吸水管6、循
環ポンプ2の貯水部10、給水管7を介して、吐出口5か
ら浴槽1内へと吐出され、同浴槽1内の湯水は循環され
る。この場合、吐水口5に接続される給水管7は吸込口
4に接続される吸水管6よりも上位に配管されており、
同給水管7の吐水口5近傍にはエアー導入管14が上方へ
分岐接続され、該エアー導入管14の上端部は浴槽1のフ
ランジ部15に開口接続されている。それ故に、循環ポン
プ2の貯水部10から給水管7を介して吐水口5より吐出
される湯水に、同エアー導入管14より導入されたエアー
が混入されて、気泡を含んだジェット噴流として同吐出
口5から湯水が噴出される。
【0028】又、浴槽1を使用しない場合には、該浴槽
1の底部16に設けられる排水口17から、同浴槽1内の湯
水が排出除去される。しかしながら、該第一の実施形態
の浴槽湯水循環装置においては、本来、水平に施工され
るべき吸水管6及び給水管7が、循環ポンプ2へ向かっ
て下り傾斜に施工されてしまっているので、浴槽1内の
湯水が排出除去された際、同循環ポンプ2の貯水部10内
に浴槽1の排水口17から排出除去されなかった湯水が残
存することになる。このままでは、同残水によって、浴
槽1から浴室内へと悪臭が発散したり、或いは、浴槽1
内の湯水に濁りを生じたり、又、次回最初に同循環ポン
プ2を作動させた際に、冷たい水が吐水口5から吐出さ
れて入浴時に不快を感じるという問題が発生する。そこ
で、該第一の実施形態の浴槽湯水循環装置においては、
循環ポンプ2の貯水部10から排水管18が垂下延設配管さ
れ、該排水管18の途中に設けられた排水手段9となる電
動弁13が開弁作動されて、同排水管18から前記残水が排
水除去される。
【0029】したがって、該第一の実施形態の浴槽湯水
循環装置においては、浴槽1を使用しない場合に、該浴
槽1内の湯水が排出除去された際、循環ポンプ2に付設
された排水手段9によって該循環ポンプ2内の残水が除
去され、浴槽1内の湯水に濁りを生じたり、悪臭が発生
したりすることもなく、同循環ポンプ2を作動させた当
初から浴槽1内の温かい湯水が循環されて快適な入浴を
行うことができる。
【0030】又、該第一の実施形態の浴槽湯水循環装置
においては、循環ポンプ2内の貯水部10に設けられる水
位センサ11によって同貯水部10内の水位が規定水位以下
になったことが検知された際、排水手段9が自動的に作
動されて同循環ポンプ2内の残水が除去されるので、該
残水除去作業が自動的で容易且つ確実に行われる。しか
も、同水位センサ11によって規定水位以下になったこと
が検知された際、循環ポンプ2の駆動モータ12が自動的
に停止されるので、該循環ポンプ2の空運転が防止され
てその損傷を防止することができ、その駆動電力も削減
されて経済的なものとなる。又、浴槽1内の湯水が排出
除去された際、循環ポンプ2に付設された排水手段9と
なる電動弁13が開弁作動されて、該循環ポンプ2内の残
水が確実に除去される。
【0031】図2は、本発明の請求項1、2、4、9に
対応する第二の実施形態を示しており、該第二の実施形
態の浴槽湯水循環装置においては、排水手段9が自給式
ポンプ19であって排水作動されるものであり、この場合
は、浴槽1内の湯水が排出除去された際、循環ポンプ2
に付設された排水手段9となる自給式ポンプ19が排水作
動されて、該循環ポンプ2内の残水が確実に除去され
る。それ以外は上記第一の実施形態におけると同様に構
成されており、上記第一の実施形態におけると同様の作
用効果が奏される。
【0032】図3は、本発明の請求項1、3、4、8に
対応する第三の実施形態を示しており、該第三の実施形
態の浴槽湯水循環装置においては、浴槽1の壁部3に水
位センサ11が設けられ、該水位センサ11によって同浴槽
1内の水位が規定水位以下になったことが検知された状
態で、排水手段9が自動的に作動されるようになってい
る。この場合は、浴槽1の壁部3に設けられる水位セン
サ11によって同浴槽1内の水位が規定水位以下になった
ことが検知された際、排水手段9が自動的に作動されて
循環ポンプ2内の残水が除去されるので、該残水除去作
業が自動的で容易且つ確実に行われる。それ以外は上記
第一の実施形態におけると同様に構成されており、上記
第一の実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0033】図4は、本発明の請求項1、3、4、9に
対応する第四の実施形態を示しており、該第四の実施形
態の浴槽湯水循環装置においては、排水手段9が自給式
ポンプ19であって排水作動されるものであり、この場合
は、浴槽1内の湯水が排出除去された際、循環ポンプ2
に付設された排水手段9となる自給式ポンプ19が排水作
動されて、該循環ポンプ2内の残水が確実に除去され
る。それ以外は上記第三の実施形態におけると同様に構
成されており、上記第三の実施形態におけると同様の作
用効果が奏される。
【0034】図5は、本発明の請求項1、5、6、8に
対応する第五の実施形態を示しており、該第五の実施形
態の浴槽湯水循環装置においては、浴室1内に設けられ
る操作部20が手動で操作されることによって、排水手段
9が作動されるようになっている。この場合は、浴室1
内に設けられる操作部20が手動で操作されることにより
排水手段9が作動されて循環ポンプ2内の残水が除去さ
れるので、該残水除去作業を必要に応じ手動操作によっ
て適宜行うことができる。
【0035】しかも、該第五の実施形態の浴槽湯水循環
装置においては、操作部20が操作されることによって、
循環ポンプ2の駆動モータ12が停止されるようになって
いるので、該循環ポンプ2の空運転が防止されてその損
傷を防止することができ、その駆動電力も削減されて経
済的なものとなる。又、上記操作部20は、浴槽1のフラ
ンジ部15に付設されている。それ以外は上記第一の実施
形態におけると同様に構成されており、上記第一の実施
形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0036】図6は、本発明の請求項1、5、6、9に
対応する第六の実施形態を示しており、該第六の実施形
態の浴槽湯水循環装置においては、排水手段9が自給式
ポンプ19であって排水作動されるものであり、この場合
は、浴槽1内の湯水が排出除去された際、循環ポンプ2
に付設された排水手段9となる自給式ポンプ19が排水作
動されて、該循環ポンプ2内の残水が確実に除去され
る。又、操作部20が浴槽1のフランジ部15以外の浴室内
の適所に配設されている。それ以外は上記第五の実施形
態におけると同様に構成されており、上記第五の実施形
態におけると同様の作用効果が奏される。
【0037】図7は、本発明の請求項1、5、6、7、
8に対応する第七の実施形態を示しており、該第七の実
施形態の浴槽湯水循環装置においては、浴槽1の壁部3
に水位センサ11が設けられ、該水位センサ11によって同
浴槽1内の水位が規定水位以下になったことが検知され
た状態で、これを報知する報知手段21が浴室内に設けら
れている。この場合は、浴槽1の壁部3に設けられる水
位センサ11によって同浴槽1内の水位が規定水位以下に
なったことが検知された際、このことが浴室内に設けら
れる報知手段21によって報知されるので、該報知に基づ
いて操作部20を手動で操作することにより、循環ポンプ
2内の残水除去作業を忘れることなく確実に行うことが
できる。又、この場合の報知手段21は、アラーム音を発
するスピーカである。それ以外は上記第五の実施形態に
おけると同様に構成されており、上記第五の実施形態に
おけると同様の作用効果が奏される。
【0038】図8は、本発明の請求項1、5、6、7、
9に対応する第八の実施形態を示しており、該第八の実
施形態の浴槽湯水循環装置においては、排水手段9が自
給式ポンプ19であって排水作動されるものであり、この
場合は、浴槽1内の湯水が排出除去された際、循環ポン
プ2に付設された排水手段9となる自給式ポンプ19が排
水作動されて、該循環ポンプ2内の残水が確実に除去さ
れる。又、操作部20が浴槽1のフランジ部15以外の浴室
内の適所に配設されており、又、この場合の報知手段21
は、LED等の照明が点灯するインジケータである。そ
れ以外は上記第七の実施形態におけると同様に構成され
ており、上記第七の実施形態におけると同様の作用効果
が奏される。
【0039】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の浴
槽湯水循環装置においては、浴槽内の湯水が排出除去さ
れた際、循環ポンプに付設された排水手段によって該循
環ポンプ内の残水が除去され、浴槽内の湯水に濁りを生
じたり、悪臭が発生したりすることもなく、同循環ポン
プを作動させた当初から浴槽内の温かい湯水が循環され
て快適な入浴を行うことができる。
【0040】又、本発明の請求項2記載の浴槽湯水循環
装置においては、特に、循環ポンプ内の貯水部に設けら
れる水位センサによって同貯水部内の水位が規定水位以
下になったことが検知された際、排水手段が自動的に作
動されて同循環ポンプ内の残水が除去され、該残水除去
作業が自動的で容易且つ確実に行われる。
【0041】又、本発明の請求項3記載の浴槽湯水循環
装置においては、特に、浴槽の壁部に設けられる水位セ
ンサによって同浴槽内の水位が規定水位以下になったこ
とが検知された際、排水手段が自動的に作動されて循環
ポンプ内の残水が除去され、該残水除去作業が自動的で
容易且つ確実に行われる。
【0042】又、本発明の請求項4記載の浴槽湯水循環
装置においては、特に、水位センサによって規定水位以
下になったことが検知された際、循環ポンプの駆動モー
タが自動的に停止され、該循環ポンプの空運転が防止さ
れてその損傷を防止することができ、その駆動電力も削
減されて経済的なものとなる。
【0043】又、本発明の請求項5記載の浴槽湯水循環
装置においては、特に、浴室内に設けられる操作部が手
動で操作されることにより排水手段が作動されて循環ポ
ンプ内の残水が除去され、該残水除去作業を必要に応じ
手動操作によって適宜行うことができる。
【0044】又、本発明の請求項6記載の浴槽湯水循環
装置においては、特に、操作部が操作されることによっ
て、循環ポンプの駆動モータが停止され、該循環ポンプ
の空運転が防止されてその損傷を防止することができ、
その駆動電力も削減されて経済的なものとなる。
【0045】又、本発明の請求項7記載の浴槽湯水循環
装置においては、特に、浴槽の壁部に設けられる水位セ
ンサによって同浴槽内の水位が規定水位以下になったこ
とが検知された際、このことが浴室内に設けられる報知
手段によって報知され、該報知に基づいて操作部を手動
で操作することにより、循環ポンプ内の残水除去作業を
忘れることなく確実に行うことができる。
【0046】又、本発明の請求項8記載の浴槽湯水循環
装置においては、特に、浴槽内の湯水が排出除去された
際、循環ポンプに付設された排水手段となる電動弁が開
弁作動されて、該循環ポンプ内の残水が確実に除去され
る。
【0047】又、本発明の請求項9記載の浴槽湯水循環
装置においては、特に、浴槽内の湯水が排出除去された
際、循環ポンプに付設された排水手段となる自給式ポン
プが排水作動されて、該循環ポンプ内の残水が確実に除
去される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態である浴槽湯水循環装
置を示す断面図。
【図2】本発明の第二の実施形態である浴槽湯水循環装
置を示す断面図。
【図3】本発明の第三の実施形態である浴槽湯水循環装
置を示す断面図。
【図4】本発明の第四の実施形態である浴槽湯水循環装
置を示す断面図。
【図5】本発明の第五の実施形態である浴槽湯水循環装
置を示す断面図。
【図6】本発明の第六の実施形態である浴槽湯水循環装
置を示す断面図。
【図7】本発明の第七の実施形態である浴槽湯水循環装
置を示す断面図。
【図8】本発明の第八の実施形態である浴槽湯水循環装
置を示す断面図。
【図9】従来例である浴槽湯水循環装置を示す断面図。
【符号の説明】
1 浴槽 2 循環ポンプ 3 壁部 4 吸込口 5 吐出口 6 吸水管 7 給水管 8 残水 9 排水手段 10 貯水部 11 水位センサ 12 駆動モータ 13 電磁弁 19 自給式ポンプ 20 操作部 21 報知手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の外部に循環ポンプを配設し、浴槽
    の壁部に形成される吸込口及び吐水口と循環ポンプとを
    吸水管、給水管で各々接続してなる浴槽湯水循環装置で
    あって、浴槽内の湯水が排出除去された状態で、循環ポ
    ンプ内の残水を除去する排水手段を同循環ポンプに付設
    してなる浴槽湯水循環装置。
  2. 【請求項2】 循環ポンプ内の貯水部に水位センサを設
    け、該水位センサによって同貯水部内の水位が規定水位
    以下になったことが検知された状態で、排水手段が自動
    的に作動されるようになしたことを特徴とする請求項1
    記載の浴槽湯水循環装置。
  3. 【請求項3】 浴槽の壁部に水位センサを設け、該水位
    センサによって同浴槽内の水位が規定水位以下になった
    ことが検知された状態で、排水手段が自動的に作動され
    るようになしたことを特徴とする請求項1記載の浴槽湯
    水循環装置。
  4. 【請求項4】 水位センサによって規定水位以下になっ
    たことが検知された状態で、循環ポンプの駆動モータが
    自動的に停止されるようになしたことを特徴とする請求
    項2又は3記載の浴槽湯水循環装置。
  5. 【請求項5】 浴室内に設けられる操作部が手動で操作
    されることによって、排水手段が作動されるようになし
    たことを特徴とする請求項1記載の浴槽湯水循環装置。
  6. 【請求項6】 操作部が操作されることによって、循環
    ポンプの駆動モータが停止されるようになしたことを特
    徴とする請求項5記載の浴槽湯水循環装置。
  7. 【請求項7】 浴槽の壁部に水位センサを設け、該水位
    センサによって同浴槽内の水位が規定水位以下になった
    ことが検知された状態で、これを報知する報知手段を浴
    室内に設けたことを特徴とする請求項5又は6記載の浴
    槽湯水循環装置。
  8. 【請求項8】 排水手段が電動弁であって開弁作動され
    るものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    一つの請求項記載の浴槽湯水循環装置。
  9. 【請求項9】 排水手段が自給ポンプであって排水作動
    されるものであることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れか一つの請求項記載の浴槽湯水循環装置。
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