JPH10333949A - データ格納制御方式 - Google Patents

データ格納制御方式

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JPH10333949A
JPH10333949A JP9154347A JP15434797A JPH10333949A JP H10333949 A JPH10333949 A JP H10333949A JP 9154347 A JP9154347 A JP 9154347A JP 15434797 A JP15434797 A JP 15434797A JP H10333949 A JPH10333949 A JP H10333949A
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    • Y10S707/99956File allocation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レコード単位やデータ項目単位で任意の記憶
領域にデータを格納できるようにして、アクセス時間の
短縮を図ることができる。 【解決手段】 格納制御手段12は、外部記憶装置20
に新規にレコードを格納する場合、レコード格納基準表
11で指定された外部記憶装置20内の記憶領域21に
レコードを格納する。その際、格納場所を示すレコード
格納アドレス情報を取得し、格納論理レコード18にし
て、位置決め論理に従い、前記レコードを格納すべきと
プログラム10が認識している記憶領域に書き込む。読
み込み制御手段13は、外部記憶装置20から格納論理
レコード18を読み出し、格納論理レコード18中のア
ドレス情報に従ってレコードを取得する。この結果、レ
コード単位で任意の記憶領域にデータを格納することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子計算機システ
ムの記憶装置にデータを格納するためのデータ格納制御
方式に係り、特に、プログラムによってデータの格納、
読み出しが行われるデータ格納制御方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ファイル(File)やデータベース
(database)を記憶装置、例えば、磁気ディス
クのような不揮発性の特性を備えた記憶装置に蓄積保持
する場合、ファイルやデータベースはレコード(rec
ord)の集合として構成され、レコードはデータ項目
の集合として構成されている。プログラムはレコードの
単位で入出力要求を出し、磁気ディスクと主記憶装置の
間は、ページ又はブロック(以下、両者を「ページ」と
称する)の単位で入出力処理が行われる。
【0003】図19は従来のネットワーク型データベー
スを示している。図19において、データベース(ND
BA)はレコードA1,A2,B1,B2,C1の集合
として構成されている。そして、レコードA1はデータ
項目A11,A12,A13,A14の集合、レコード
B1はデータ項目B11,B12,B13,B14の集
合、レコードC1はデータ項目C11,C12,C1
3,C14の集合として構成されている。これらデータ
の内、レコードA1,B1,C1が索引順編成のオーナ
レコードであり、また、レコードA2,B2が夫々レコ
ードA1,B1のバイアセット(例えば、日本電気情報
処理教育部編、日本能率協会マネジメントセンタ発行
「データベースシステム入門」のP85に記載がある)
の指定があり、格納領域を前記磁気ディスク上の記憶領
域21bとすれば、レコードA1,A2,B1,B2,
C1は図20の様に格納される。プログラムはレコード
A1,A2,B1,B2,C1の単位で入出力要求を出
すが、記憶領域21bと主記憶装置間では「ページ
1」、「ページ2」、「ページ3」の単位で入出力が行
われる。
【0004】プログラムがファイルやデータベース中の
所望のレコードを入手するためには、該レコードが格納
されている先頭アドレス情報が必要である。プログラム
は、レコード数に増減があっても全てのレコードを正し
く読み出しできる必要があり、ファイルやデータベース
中の各レコードに共通的に適用できる格納位置を決定す
る考え方、すなわち、位置決め論理を用いてレコードの
格納位置を決定している。例えば、順編成ファイルにお
いては、現在使用しているレコードの先頭アドレスに該
レコードの長さを加えて求められるアドレスが、次に入
手すべきレコードの先頭位置であるという位置決め論理
を使用している。
【0005】別の位置決め論理として、乱編成ファイル
における例があり、入手すべきレコードを特定するキー
情報に或る変換を行って求められるページに、該レコー
ドが格納されているという位置決め論理を使用してい
る。この際、変換によって定まるページに複数のレコー
ドが格納される場合には、これらの中から所望のレコー
ドを特定するために、更にページ内を前記キー情報を用
いて検索する処理が追加される。なお、本例のキー情報
の様に、複数のレコードが位置決め論理で決定される同
一の格納位置を保有する場合に、これらの中から所望の
レコードを特定するための情報を以下においてはレコー
ド特定情報と称する。
【0006】プログラムがレコード中のデータ項目を使
用する場合、まず、レコードを主記憶装置上の決められ
た場所、例えば、入力バッファやレコード作業領域に読
み込む。レコードは、データ項目が物理的連続性の基に
一定の順序に並んだ固定的な構造を持ったものであり、
各データ項目のレコード先頭からの相対番地は決まって
おり、読み込んだレコードに関し、このレコード先頭か
らの相対番地を用いてデータ項目の先頭位置を決定して
いる。
【0007】ところで、電子計算機システムにおいて、
上記したような記憶装置に格納されているデータに対
し、、そのアクセス時間の短縮は、処理時間の短縮につ
ながり、処理が短時間で終了することは、処理能率の向
上、生産性の向上等の面で産業上に重要な価値がある。
【0008】ここで、従来より用いられているアクセス
時間短縮方法の第1の例を説明する。今、或るプログラ
ム上で必要とするデータが、図19に示される論理構造
のデータベース(NDBA)におけるレコードA1,B
1,C1であったとする。このデータベース(NDB
A)の格納構造が図20である場合、記憶領域21bの
「ページ1」、「ページ2」、「ページ3」の3枚のペ
ージを読み込む必要がある。
【0009】ここで、図21に示すように、2つの記憶
領域21bと21cがあり、記憶領域21bの「ページ
1」にレコードA1,B1が格納され、「ページ2」に
レコードC1が、残りのレコードが記憶領域21cに格
納されているとする。データを使用するプログラムはレ
コード単位で入出力要求を出すが、所望のレコードを含
んだページが既に主記憶装置上に読み込み済みであれ
ば、データを格納してある記憶装置から当該ページを再
度読み込む必要は無い(この動作に関しては、例えば、
特公平7−89334号公報に記載がある)。よって、
記憶領域21bからの読み込みは「ページ1」と「ペー
ジ2」の2枚になり、この3つのレコードA1,B1,
C1に関する平均アクセス時間は2/3に短縮される。
【0010】次に、図19に示される論理構造を持った
データベース(NDBA)において、或るプログラムで
必要とするデータが、レコードA1中のA11、レコー
ドB1中のB11、及びレコードC1中のC11の3つ
であったとする。このデータベース(NDBA)の格納
構造が図20に示す場合、記憶領域21bの「ページ
1」(データ項目A11を含む)、「ページ2」(デー
タ項目B11を含む)、「ページ3」(データ項目C1
1を含む)の3枚のページを入力する必要がある。ここ
で、図22に示すように、2つの記憶領域21bと21
cがあり、記憶領域21bの「ページ1」にデータ項目
A11,B11,C11が格納され、記憶領域21cに
残りのデータ項目が格納されているとすれば、前記レコ
ードの例で述べたと同様の理由により、記憶領域21b
からの読み込みは「ページ1」のみになり、データ項目
A11,B11,C11に関する平均アクセス時間は1
/3に短縮される。
【0011】上記の2つの例の様に、物理的に互いに近
くに格納配置されていることが平均アクセス時間の短縮
に貢献する度合いを、ここでは近傍配置効果度と称す
る。この例では、レコードA1とB1の組み合わせは、
レコードA1とA2の組み合わせよりも近傍配置効果度
が高いことを意味する。データ項目A11とB11の組
み合わせは、データ項目B11とB12の組み合わせよ
りも近傍配置効果度が高い。近傍配置効果度の高いデー
タを互いに物理的により近くに集約することを、以下で
は近傍集約と称する。なお、レコード単位で近傍集約を
利用する例として、ネットワーク型データベースのメン
バーレコードに対するバイアセット指定がある。スキー
マ(schema)への指定よって近傍集約効果を得る
ことができる(ただし、データ項目単位で近傍集約を可
能とする技術はない。)。また、近傍集約により、同一
ページに集約されるところの使用を所望するレコードや
データ項目の件数を、以下においては近傍集約係数と称
する。
【0012】アクセス時間を短縮させる第2の方法とし
て、ディスクキャッシュがある。磁気ディスク上のレコ
ードを使用する場合、該レコードを含むページのコピー
を上位の記憶階層であるディスクキャッシュに配置する
ものである。配置された後は、ディスクキャッシュのア
クセス時間で利用が可能となる。
【0013】アクセス時間を短縮させる第3の方法とし
て、ファイルやデータベースの単位で、このファイルや
データベースを使用する時、より高速の記憶階層上に移
動させる方法がある。例えば、通常は磁気ディスク上に
配置されているファイルを使用時に電子ディスク上に移
動するものである。この考え方を応用した例として、例
えば、特開平6−44108号公報がある。
【0014】上記した第2、第3のアクセス時間短縮方
法は、記憶階層を利用している。記憶階層の利用におい
ては、使用確率の高いデータをより上位の記憶階層に配
置することでアクセス時間の短縮が図られる。但し、通
常は上位の記憶階層ほど容量が小さいので、データの使
用確率に応じた記憶階層への配置がアクセス時間の短縮
には重要である。
【0015】なお、レコード単位やデータ項目単位での
近傍配置効果度や使用確率については、データを使用す
るプログラムの内部構造の分析や、データの過去の挙動
履歴の統計的分析により把握が可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の第1のアクセス時間短縮方法によると、近傍集約があ
らゆるレコードとデータ項目に関してアクセス時間短縮
の効果を持つにもかかわらず、ネットワーク型データベ
ースのメンバーレコードと一部に限定されており、か
つ、設計階段においてスキーマに指定するため、全ての
クラスタに関して同一パターンの近傍集約しか実現でき
ない固定的なものである。すなわち、任意のレコード単
位やデータ項目単位でデータの近傍集約を実現できない
という問題がある。
【0017】また、従来の第2のアクセス時間短縮方法
によると、ディスクキャッシュにおいて、使用の判明し
たレコードを含むページの初回のアクセスは磁気ディス
クに対して行う必要があり、アクセス時間短縮効果は同
一ページへの2回目以降のアクセスになり、使用される
データを含むページを事前に上位の記憶階層に配置する
ことができず、記憶階層が十分に有効利用できていな
い。
【0018】また、従来の第3のアクセス時間短縮方法
によると、データを事前に上位の記憶階層に配置するこ
とが可能であるが、配置単位がファイルやデータベース
であるため、プログラムが使用するデータがそれらの一
部分、例えば、或るファイルの20%であっても、10
0%を配置できる容量を持たなければ上位の記憶階層を
利用できない。また、配置できる容量があった場合で
も、使用しない80%のデータのために上位の記憶階層
が無駄に占有されることになる。
【0019】上記従来の第2、第3のアクセス時間短縮
方法に共通する問題は、ファイルやデータベースを“事
前に、かつ、部分的に”上位の記憶階層に配置できない
ので、より一層のアクセス時間短縮を実現できないこと
にある。
【0020】上記2つの問題に共通する要因は、レコー
ド単位やデータ項目単位で任意の記憶領域にデータを格
納できないことにある。レコード単位で任意の記憶領域
への格納ができない理由は、レコードの格納される位置
が、位置決め論理によって決定されているためである。
また、データ項目単位で任意の記憶領域への格納ができ
ない理由は、位置決めのためにレコード中のデータ項目
間の物理的連続性を前提にしているためである。
【0021】本発明は、上記従来技術の実状に鑑みてな
されたものであり、レコード単位やデータ項目単位で任
意の記憶領域に格納できるようにして、アクセス時間の
短縮が図れるようにしたデータ格納制御方式を提供する
ことを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、不揮発性の記憶装置にデータを作成し、
或いは使用するためのプログラムを用いて前記データを
格納するデータ格納制御方式において、前記記憶装置に
レコードを新規に格納する際の前記記憶装置上の記憶領
域を指定するレコード格納基準表及びレコード格納アド
レス情報を保有する格納論理レコードと、レコードを新
規に格納するとき、該レコードを前記レコード格納基準
表に指定された記憶領域に格納すると共に、その格納場
所を表わすレコード格納アドレス情報を取得し、これを
前記格納論理レコードにして前記レコードを格納すべき
と前記プログラムが認識している記憶領域に前記プログ
ラムが使用する位置決め論理に従って書き込む格納制御
手段と、データの読み出し時に、前記位置決め論理に基
づいて前記格納論理レコードを読み出し、前記格納論理
レコード中のレコード格納アドレス情報に基づいてレコ
ードを前記記憶領域から読み出す読み込み制御手段とを
備えたデータ格納制御方式にしている。
【0023】このデータ格納制御方式によれば、レコー
ドの格納に際し、位置決め論理で決定される位置とレコ
ードの格納される位置とが分離され、両者はレコードの
格納アドレス情報によって関連付けられる。この結果、
任意の記憶領域への格納がレコード単位で行えるように
なり、データの近傍集約と使用確率に応じた記憶階層へ
の配置が可能になるので、データのアクセス時間を短縮
することができる。
【0024】また、上記の目的は、不揮発性の記憶装置
にデータを作成し、或いは使用するためのプログラムを
用いて前記データを格納するデータ格納制御方式におい
て、レコード先頭からの相対番地、データ項目長、デー
タ項目を記憶領域上で識別するための格納用項目識別
子、及び前記データ項目を新規に格納する場合の記憶領
域の各々をレコードのデータ項目単位で管理する項目格
納管理表、前記記憶領域と使用時のアクセス順序の関係
を管理する記憶領域アクセス順序表、及び同一の記憶領
域に属するデータ項目からなる集合を構成要素とする項
目群レコードと、レコードの新規格納時には前記項目格
納管理表によって指定された記憶領域にレコードを格納
する項目群レコード格納制御手段と、レコード読み込み
命令の発生時に最上位の項目群レコードを読み込み、或
いは項目読み込み命令が発生し且つ指定のデータ項目が
未読み込みであるときに読み込み未済の中の最上位の項
目群レコードを読み込み、前記各最上位の項目群レコー
ドの読み込み後に項目群レコード制御情報を保存し、読
み込んだデータ項目を所定の記憶領域へ移送し、前記デ
ータ項目に対応する項目読み込み表示手段を読み込み済
みにする項目群レコード読み込み制御手段とを備えたデ
ータ格納制御方式によっても達成される。
【0025】このデータ格納制御方式によれば、データ
項目による格納に際し、データ項目間の物理的連続性が
不要となり、データ項目とそのレコード先頭からの相対
番地は結合要素である格納用項目識別子により関連付け
られる。これにより、任意の記憶領域への格納がデータ
項目単位で行えるようになり、データの近傍集約と使用
確率に応じた記憶階層への配置が可能となるので、デー
タのアクセス時間を短縮することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明によるデ
ータ格納制御方式の第1の実施の形態を示すブロック図
であり、1つの計算機システム上に構築されている。図
1の計算機システムは、データを作成・使用するプログ
ラム10、レコードを外部記憶装置20に新規に格納す
る際の記憶領域を指定するレコード格納基準表11、プ
ログラム及びレコード格納基準表11を基に格納を制御
する格納制御手段12、外部記憶装置20からのデータ
を読み込む読み込み制御手段13、レコードを格納する
記憶領域を変更(レコードを再配置)して外部記憶装置
20に格納するレコード再配置手段14、レコード使用
履歴を更新するレコード使用履歴更新手段15、レコー
ドの再配置の基準を保有するレコード再配置基準表1
6、レコード使用履歴更新手段15及びレコード再配置
基準表16の各出力を基にレコードの再配置の要否を判
定するレコード再配置判定手段17、外部記憶装置20
に格納されてレコード格納アドレス情報を構成要件とす
る格納論理レコード18、レコードやデータが格納され
る外部記憶装置20の各々を備えている。上記の各基準
表は、電子計算機の内部メモリにテーブルの形で記憶さ
れている。レコード使用履歴は、格納論理レコード中に
あって該格納論理レコードの使用履歴を表わすものであ
る。
【0027】磁気ディスク等を用いた外部記憶装置20
は複数の記憶領域を有し、図1においては、3つの記憶
領域21a,21b,21cが存在する。この記憶領域
21a,21b,21cは、データを作成・使用するプ
ログラム(以下、「プログラム」という)10がレコー
ドを格納すべきと認識している記憶領域を含み、ここで
は記憶領域21aがそれに該当するものとする。
【0028】図2はレコード格納基準表11の構成例を
示している。レコード格納基準表11には、レコードを
特定するレコード識別子11aと、該レコードを新規に
格納する場合の外部記憶装置20上の記憶領域11bと
が管理されている。
【0029】図3は格納論理レコード18の構成例を示
している。格納論理レコード18は、レコード格納アド
レス情報181、レコード特定情報182、及びレコー
ド使用履歴183の各々を備えている。
【0030】次に、図2及び図3を用いて本発明のデー
タ格納制御方式の動作を説明する。プログラム10から
レコードA1の新規格納指示があった場合、格納制御手
段12は、図2に示すレコード格納基準表11を参照し
て、レコード識別子11aよりレコードを格納すべき記
憶領域21bを決定し、該記憶領域21bへレコードを
書き込むと共に、書き込まれた場所を表わすレコード格
納アドレス情報181を取得する。この際の書き込み方
法としては、記憶領域単位にファイル定義を行い、順編
成方式で書き込めばよい。格納制御手段12は、更に、
レコード格納アドレス情報181を格納論理レコードと
して、プログラム10がレコードを格納すべきと認識し
ている記憶領域21aにプログラム10が使用する位置
決め論理によって書き込む。この際、位置決め論理にレ
コードの長さを使用する必要がある場合は、格納論理レ
コードの長さを使用する。また、記憶領域21aの容量
は、レコードの長さとして、格納論理レコードの長さを
前提として確保しておけばよい。レコード特定情報が存
在する場合、該レコード特定情報を格納論理レコード1
8に含ませて書き込む。なお、レコードを格納する記憶
領域として格納論理レコード18と同じ記憶領域が指定
されている場合、格納論理レコード18とレコードを結
合して書き込んでも差し支えない。既存レコードの書き
戻しの場合、レコードと格納論理レコード18が読み出
し前のアドレスに書き戻される。また、データの読み出
しの場合、読み込み制御手段13がプログラム10が使
用する位置決め論理に基づいて記憶領域21aより格納
論理レコード18を読み出し、更に、格納論理レコード
18中のレコード格納アドレス情報181によりレコー
ドが読み出される。
【0031】図4は図19のネットワーク型データベー
ス(NDBA)を図2に示すレコード格納基準表11に
基づいて記憶領域21a,21b,21cに格納したと
きの格納状況を示している。
【0032】また、例えば、図4における記憶領域21
bに格納されているレコードA1,B1,C1をすべて
必要とする場合は、記憶領域21bから、レコードを直
接順次に読み込んでもよい。この場合は、格納論理レコ
ードを読み込む時間が不要となり、アクセス時間は早く
なる。
【0033】次に、レコードを新規格納時とは異なる記
憶領域へ再配置する場合の動作について説明する。図4
において、レコードB1を記憶領域21bから記憶領域
21cへ変更する場合、図1のレコード再配置手段14
は記憶領域21bからレコードB1を読み出し、記憶領
域21cへ該レコードを書き込むと共に書き込まれた場
所を表わすレコード格納アドレス情報181を取得し、
該情報をレコードB1の格納論理レコードのレコード格
納アドレス情報181にセットする。再配置後の格納状
態を示したのが図5であり、記憶領域21b,21cに
格納されていたレコードA1,A2,B1,C1が、記
憶領域21bと記憶領域21cに分けて再配置されてい
る。つまり、記憶領域21bにはレコードA1,C1が
配置され、記憶領域21cにはレコードA2,B1が配
置される。
【0034】次に、再配置の必要が生じた場合、直ちに
当該再配置を行う場合の動作例について説明する。図6
はレコード再配置基準表16の構成の一例を示してい
る。レコード再配置基準表16は各行にレコードを特定
するレコード識別子16aのほか、再配置を決定すべき
条件として、本例では1日のアクセス回数上限値16b
と、再配置をすべき先の記憶領域16cが管理されてい
る。また、本例では格納論理レコードのレコード使用履
歴183には当該レコードの1日のアクセス回数が保有
される。レコード使用履歴更新手段15は、格納論理レ
コード18が使用される度にこの格納論理レコード18
のレコード使用履歴183の1日のアクセス回数に1を
加えて格納論理レコード18を書き戻すと共に、レコー
ド再配置判定手段17にその内容を知らせる。レコード
再配置判定手段17は、レコード使用履歴183の1日
のアクセス回数とレコード再配置基準表16の1日のア
クセス回数上限値16bを比較し、前者が後者を上回っ
た時点で、当該レコードを記憶領域21bへ再配置すべ
くレコード再配置手段14へ通知を行い、再配置を実現
する。この様に、レコード再配置基準表16の再配置を
決定すべき条件と、レコード使用履歴183の内容と、
レコード使用履歴更新手段15の処理内容と、レコード
再配置判定手段17の内容とを整合性のあるものとして
処理を実行する。
【0035】以上の様に、本発明の実施の形態によれ
ば、任意の記憶領域への格納がレコード単位で可能にな
り、データの近傍集約と使用確率に応じた記憶階層への
配置が可能になる。
【0036】格納対象のデータを格納する条件を満たす
外部記憶装置20として、例えば、「MEMOREX
TELEX 6990」半導体ディスク装置(電子ディ
スク装置)や「IBM03390−1」磁気ディスク装
置があり、そのアクセス時間は夫々、0.1mS、1
6.6mSとされている。上記磁気ディスク装置に全レ
コードが格納されているファイルに関し、本発明を用い
て格納論理レコード18を上記半導体ディスク装置に格
納し、かつレコードを上記磁気ディスクに格納し、ファ
イル中の2件のレコードを近傍集約したときの1レコー
ド当たりのアクセス時間を比較したところ、下記の結果
が得られた。 従来方式 ・・・(16.6×2)/2=16.6mS 本発明方式・・・(0.1×2+16.6)/2=8.4mS
【0037】この様に、本発明によれば、アクセス時間
が約1/2に短縮される。また、レコード長を500バ
イト、格納論理レコード長を20バイトとすると、上記
2種類のディスク記憶装置の容量における加重平均アク
セス時間は、(0.1×20+16.6×500)/
(20+500)=16.0mSになり、本発明には単
純なハードウェアによる構成の高速化以上の効果が存在
する。なお、本発明における近傍集約は格納する記憶領
域を指定するものであってページを指定するものではな
いため、近傍集約係数が常に2以上になるとは限らな
い。しかし、上記の例でいえば、近傍集約係数をαとす
ると、(0.1×α+16.6)/α<16.0の関係
により、α>1.05でアクセス時間短縮の効果が見ら
れ、本発明は十分に有効であることがわかる。また、同
じく上記磁気ディスクに全レコードが格納されていたフ
ァイルに関し、上記手段を用いて格納論理レコード18
を上記電子ディスク装置に、容量で10%、使用確率で
20%のレコードを格納論理レコードに付加して上記電
子ディスク装置に格納し、残りの容量で90%、使用確
率で80%のレコードを上記磁気ディスクに格納したと
ころ、1レコード当たりの従来方式と本発明方式のアク
セス時間は次の様になり、アクセス時間が短縮される。 従来方式・・・16.6mS 本発明方式・・・0.1×0.2+(0.1+16.6)×0.8=13.4 mS
【0038】また上記2種類の記憶装置の容量による加
重平均アクセス時間は、 (0.1×(20+500×0.1)+16.6×(5
00×0.9))/(20+500)=14.4mS であり、記憶階層の利用の面においても、本発明は単純
なハードウェアの高速化以上の効果が生じている。
【0039】次に、本発明によるデータ格納制御方式の
第2の実施の形態について説明する。図7は本発明によ
るデータ格納制御方式の第2の実施の形態を示すブロッ
ク図である。図7に示すデータ格納制御方式は、項目読
み込み命令24を持ち、データを作成・使用するプログ
ラム10、該プログラム10用のソースプログラム2
3、項目読み込み命令生成手段26を持つ翻訳プログラ
ム25、図8の構成によりデータ項目を新規に格納する
ときの記憶領域を管理する項目格納管理表27、図9の
構成により記憶領域の使用時のアクセス順序を管理する
記憶領域アクセス順序表28、図11に示す構成による
項目読み込み表示手段29、制御情報保存領域部30、
外部記憶装置20に接続された項目群レコード格納制御
手段31、プログラム10から見て格納や読み出し時に
レコードが存在する主記憶装置(図示省略)上の作業領
域であるレコード作業領域部33、データ項目が記憶領
域よりレコード作業領域部33に読み込み済みである旨
を項目読み込み表示手段29に表示させ、項目群レコー
ド制御情報を制御情報保存領域部30へ保存し、読み込
んだデータ項目をレコード作業領域部33へ移送するな
どの機能を有する項目群レコード読み込み制御手段3
2、外部記憶装置20に接続されて項目群レコードを格
納する記憶領域を変更する項目群再配置手段34、外部
記憶装置20に接続されて項目群使用履歴を更新する項
目群使用履歴更新手段35、項目群レコードの再配置の
基準を保有する項目群再配置基準表36、該項目群再配
置基準表36と項目群使用履歴を基に項目群レコードの
再配置の要否を判定する項目群再配置判定手段37の各
々を備えて構成されている。項目群使用履歴は、項目群
レコード制御情報の構成要素の1つであって最上位の項
目群レコード中でレコードを構成する各項目群レコード
の使用履歴を表わしている。
【0040】項目読み込み命令24は、項目群レコード
読み込み制御手段32に対して、使用を所望するデータ
項目の外部記憶装置20から主記憶装置上への読み込み
を格納用項目識別子をパラメータに用いて指令する役割
を持つ。外部記憶装置20は、上記第1の実施の形態と
同様に複数の記憶領域に分割されている。本例では、記
憶領域21a,21b,21cの3つの記憶領域が存在
する。この記憶領域の中には、プログラム10がファイ
ルやデータベースを格納すべきと認識している記憶領域
を含むものとし、本例の場合、記憶領域21aがそれに
該当するものとする。
【0041】図8は図7における項目格納管理表27の
構成例を示している。項目格納管理表27は、レコード
のデータ項目単位に1行を形成しており、各行にはデー
タ項目名と、レコード先頭からの相対番地と、データ項
目長と、データ項目を記憶領域21上で識別するための
格納用項目識別子と、前記データ項目を新規に格納する
場合の記憶領域との関係が管理されている。格納用項目
識別子としては、レコード内で一意に特定可能なもので
あればよく、本実施例では1,2,・・・の自然数を用
いている。
【0042】図9は図7における記憶領域アクセス順序
表28の構成例を示している。記憶領域アクセス順序表
28は、記憶領域単位で1行を形成しており、各行には
記憶領域21と、データ読み出し時のアクセス順序との
関係が管理されている。アクセス順序については、使用
する場合の先順位のものを上位、後順位のものを下位と
称している。また、最も上位のものを最上位、最も下位
のものを最下位と称し、更に、上位の中で最下位のもの
を直上位、下位の中で最上位のものを直下位と称してい
る。記憶領域において、プログラム10がレコードを格
納すべきとして認識している記憶領域21aは格納対象
のデータ項目が無くとも必ず含むものとし、且つ、該領
域21aのアクセス順位は最上位とする。なお、ファイ
ルやデータベース中にレイアウトの異なるレコードが複
数種類存在する場合は、項目格納管理表27と記憶領域
アクセス順序表28はレコード種類分が作成される。
【0043】図10は項目群レコード38の構成例を示
している。項目群レコード38は、レコード内のデータ
項目を個別に任意の記憶領域に格納する場合、同一の記
憶領域に属するデータ項目からなる集合をアクセスする
ための単位である。項目群レコード38は、直下位項目
群レコードアドレス情報381、格納用項目識別子38
2、項目群使用履歴383、データ項目384の各々を
備えて構成されている。ここでは、直下位項目群レコー
ドアドレス情報381、格納用項目識別子382、項目
群使用履歴383の3つを合わせて項目群レコード制御
情報と称する。直下位項目群アドレス情報381は直下
位項目群レコードが格納されている場所を表わすアドレ
ス情報であり、最下位の項目群レコードには存在しな
い。格納用項目識別子382は当該項目群レコードに含
まれるデータ項目を表わし、その並ぶ順序は対応するデ
ータ項目の並ぶ順序と同じとする。項目群使用履歴38
3は、本例の場合、最上位にのみ保有し、レコードを構
成する各項目群レコードの使用履歴を表わす。すなわ
ち、本例では3つの区分に分けられ、夫々記憶領域21
a,21b,21cに格納されている項目群レコードの
使用履歴を表わす。なお、最上位の項目群レコードにつ
いては、格納用項目識別子とデータ項目を含まない項目
群レコードも存在し得る。
【0044】図7における項目読み込み表示手段29は
レコードの各データ項目に関し、データ項目がレコード
作業領域部33に読み込み済みである旨を表わすために
用いられる。
【0045】図11は項目読み込み表示手段29の構成
例を示している。項目読み込み表示手段29は、本例の
場合、主記憶装置上のビット列に対して端から順に格納
用項目識別子1,2,・・・を割り当て、1(=ON)
のとき読み込み済み、0(=OFF)のときは未読み込
みであることを表わしている。
【0046】プログラム実行時の動作について、以下に
おいてはデータ項目A11,A12,A13,A14か
ら構成されるレコードを例に説明する。プログラム10
から新規にレコードの格納命令があった場合、項目群レ
コード格納制御手段31は図9における記憶領域アクセ
ス順序表28を参照して、アクセス順序が最下位の記憶
領域21cを認識する。次に、項目格納管理表27によ
り記憶領域21cに格納すべきデータ項目A14を判断
し、レコード作業領域部33からデータ項目A14を取
得し、更に項目格納管理表27から格納用項目識別子
“4”を所得して項目群レコード38を組み立て、指定
された記憶領域21cに項目群レコード38を書き込
む。その書き込みと共に、書き込まれた場所を表わすア
ドレス情報を取得する。この際の書き込み方法として
は、最上位以外は、記憶領域単位にファイル定義を行
い、順編成方式で書き込めばよい。
【0047】次に、項目群レコード格納制御手段31
は、直上位の項目群レコード38に関し、同様に含まれ
るべきデータ項目A11,A13と格納用項目識別子
“1”,“3”と直下位項目群レコードのアドレス情報
とより項目群レコード38を組み立て、指定された記憶
領域21bに書き込みを行う。最後に、最上位の項目群
レコード38について、同様に含まれるべきデータ項目
A12と格納用項目識別子“2”と直下位項目群レコー
ドアドレス情報とより項目群レコード38を組み立て、
プログラム10で指定された位置決め論理によって記憶
領域21aに書き込みを行う。以上の動作により、格納
された状態を示したのが図15である。
【0048】次に、データの読み込み時の処理について
説明する。項目群レコード読み込み制御手段32は、プ
ログラム10からレコード読み込み命令があった時に最
上位の項目群レコード38を記憶領域から読み込み、項
目読み込み命令24があった時には、項目読み込み表示
手段29により読み込み指示のあったデータ項目の読み
込み済みか否かを調べる。そして、読み込みが否の場
合、未読み込みの最上位の項目群レコードから要求のあ
ったデータ項目を含む項目群レコードまでを記憶領域か
ら読み込み、読み込んだ項目群レコード38毎にそれに
含まれるデータ項目を項目格納管理表27に基づきデー
タを使用するプログラム10が前提とするレコード作業
領域部33のレコード先頭からの相対番地に移送し、該
データ項目に対応する項目読み込み表示手段29をON
にし、項目群レコード制御情報を制御情報保存領域部3
0に保存する。
【0049】図12は読み込み時の処理例を示してい
る。プログラム10からの命令が、レコード読み込み命
令であるか、項目読み込み命令であるかの判定が行われ
る(ステップ101)。項目読み込み命令であった場
合、指定の項目が読み込み済みか否かを判定し(ステッ
プ102)、読み込み済みであれば処理をリターンする
(ステップ103)。更に、未読み込みの場合、読み込
み未済の中の最上位の項目群レコードを読み込み(ステ
ップ104)、処理をステップ107へ移行する。
【0050】一方、ステップ101でレコード読み込み
命令が判定された場合、レコード作業領域部33のクリ
ア、制御情報保存領域部30のクリア、項目読み込み表
示手段29の表示クリアを実行(ステップ105)した
後、最上位の項目群レコードを読み出し(ステップ10
6)、処理をステップ107へ移行する。ステップ10
7では、項目群レコード制御情報を制御情報保存領域部
30へ保存する。読み込んだデータ項目をレコード作業
領域部33へ移送し(ステップ108)、ついで、読み
込んだデータ項目に対応する読み込み表示手段29をO
Nにする(ステップ109)。この後、レコード読み込
み命令の有無を判定する(ステップ110)。ステップ
110でレコード読み込み命令であったことが判定され
た場合、処理をリターンし(ステップ111)、一方、
レコード読み込み命令でない場合には処理をステップ1
02へ移行し、以後の処理を繰り返し実行する。
【0051】図13(a),(b),(c)、及び図1
4(a),(b),(c)は、図15の状態で格納され
た項目群レコードに対し、レコード読み込み命令があっ
た場合と、その後に格納用項目識別子“3”で表わされ
るデータ項目の項目読み込み命令があった場合における
レコード作業領域部33の内容(a)、項目読み込み表
示手段29による表示(b)、制御情報保存領域部30
の内容(c)を夫々表わしている。
【0052】プログラム10からレコードの書き戻し命
令があった場合、項目群レコード格納制御手段31は項
目格納管理表27及び制御情報保存領域部30に保存さ
れている項目群レコード制御情報に基づいて、レコード
作業領域部33より必要データ項目を抽出して項目群レ
コード38を組み立て、読み出し前のアドレスに書き戻
す処理を実行する。
【0053】以上説明したデータ格納制御方式では、図
15に示すデータ項目A14を取得する場合、記憶領域
21a,21b,21cの各々に対する3回のアクセス
が必要である。これに対し、図16に示す様に、記憶領
域21b,21cの項目群レコードの項目群レコード制
御情報を上位の記憶領域21aの項目群レコードに付加
して格納する方式も考えられる。この場合、記憶領域2
1aの必要所要量は増加するが、記憶領域21bへのア
クセスが不要になるので、データ項目A14を取得する
アクセス時間は早くなる。
【0054】また、例えば、図15における記憶領域2
1bに格納されている項目群レコードが複数個あり、そ
れらをすべて必要とする場合は、記憶領域21bから、
項目群レコードを直接順次に読み込んでもよい。この場
合は、最上位の記憶領域21aの項目群レコードを読み
込む時間が不要となり、アクセス時間は早くなる。
【0055】プログラム10が、レコード中のデータ項
目単位での使用があるにもかかわらず項目読み込み命令
24を保有していない場合、図7における翻訳プログラ
ム25中の項目読み込み命令生成手段26は、ソースプ
ログラム23中のレコード中のデータ項目(本例では、
データ項目A11,A12,A13,A14)を使用し
ているソースプログラム命令に関し、項目格納管理表2
7に定義されているデータ項目名に対応する格納用項目
識別子“1”,“2”,“3”,“4”をパラメータに
用いた項目読み込み命令24を生成する。この項目読み
込み命令24は、プログラム10内の前記ソースプログ
ラム命令に対応するオブジェクト命令の直前に生成す
る。
【0056】次に、項目群レコードを初回格納時とは異
なる記憶領域へ再配置する場合の動作について説明す
る。図15において、記憶領域21bの項目群レコード
38を記憶領域21aへ変更する場合、項目群再配置手
段34は記憶領域21bから項目群レコード38を読み
出す。ついで、該項目群レコード38中の各構成要素に
関係する記憶領域21aの項目群レコード38に対し、
直下位項目群レコードアドレス情報が上書きされ、格納
用項目識別子とデータ項目が追加される。図15に対し
て再配置を行った状態を示したのが図17である。
【0057】次に、再配置の必要が生じた場合、これを
直ちに実行する動作例について説明する。図18は項目
群再配置基準表36の構成の一例を示す説明図である。
項目群再配置基準表36の各行には、再配置の対象とな
る項目群レコードが格納されている記憶領域36aと、
再配置を決定すべき条件としての1日のアクセス回数上
限値36bと、再配置すべき先の記憶領域36cを管理
する。また、本例では、項目群レコードの項目群使用履
歴383の記憶領域21bに格納されている項目群レコ
ードの使用履歴を表わす区分には、当該項目群レコード
の1日のアクセス回数を保有する。項目群使用履歴更新
手段35は、最上位の項目群レコード経由で記憶領域2
1bの項目群レコード38が使用される都度、前記区分
の1日のアクセス回数に1を加えて最上位の項目群レコ
ード38を書き戻すと共に、項目群再配置判定手段37
にその内容を知らせる。項目群再配置判定手段37は項
目群使用履歴383の前記区分内の1日のアクセス回数
と、項目群再配置基準表36内の1日のアクセス回数上
限値36bとを比較し、前者が後者を上回った時点で、
記憶領域21bの項目群レコードを記憶領域21aへ再
配置すべく項目群再配置手段34へ通知し、再配置を実
行する。
【0058】本例においても、データ格納制御に際して
は、項目群再配置基準表36の再配置を決定すべき条件
と、項目群使用履歴383の内容と、項目群使用履歴更
新手段35の処理内容と、項目群再配置判定手段37の
内容とが整合性のあるものとして実行される。
【0059】上記した第2の実施の形態によれば、項目
群レコード格納制御手段31は、プログラム10から新
規にレコードを格納する命令があった場合、そのレコー
ドを構成する項目群レコード38毎に、直下位項目群レ
コードアドレス情報381と、項目群レコード38に含
まれるデータ項目A11〜A14及び該データ項目に対
応する格納用項目識別子“1”〜“4”により項目群レ
コード38を組み立て、項目格納管理表27に指定され
た記憶領域21a〜21cに格納する。また、項目群レ
コード格納制御手段31は、レコードの書き戻し命令が
あった場合、項目格納管理表27と前記制御情報保存領
域部30に保存されている項目群レコード制御情報に基
づいて項目群レコード38を組み立て、書き戻しを実行
する。更に、項目群レコード読み込み制御手段32は、
図12に示した様に、プログラム10からレコード読み
込み命令があれば最上位の項目群レコードを記憶領域よ
り読み出し(ステップ101〜106)、項目読み込み
命令があれば項目読み込み表示手段29により読み込み
指示のあったデータ項目が読み込み済みか否かを調べ
(ステップ102)、否の場合は読み込み未済の中の最
上位の項目群レコードから要求のあったデータ項目を含
む項目群レコードまでを記憶領域より読み込み(ステッ
プ104)、読み込んだ項目群レコード毎に項目群レコ
ード制御情報を制御情報保存領域部30に保存し(ステ
ップ107)、データ項目を項目格納管理表27に基づ
いてデータを使用するプログラムが前提とするレコード
作業領域部33へ移送し(ステップ108)、前記デー
タ項目に対応する項目読み込み表示を項目読み込み表示
手段29で読み込み済みにする(ステップ109)。以
上の処理により、任意の記憶領域へのデータ項目単位で
の格納が可能となり、データのアクセス時間を短縮する
ことができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において、
レコードを新規に格納する場合には、格納制御手段によ
りレコード格納基準表に指定された記憶領域にレコード
を格納すると共に、その格納場所を表わすレコード格納
アドレス情報を取得し、これを格納論理レコードにして
所定の記憶領域に書き込み、読み込み制御手段により格
納論理レコード及びレコードを記憶領域から読み出すよ
うにした請求項1のデータ格納制御方式によれば、レコ
ード単位で任意の記憶領域にデータを格納できるように
なり、データのアクセス時間を短縮することができる。
【0061】更に、項目群レコード格納制御手段によ
り、データ項目とこれに対応する格納用項目識別子によ
り項目群レコードを組み立てて項目格納管理表で指定の
記憶領域に格納し、レコードの書き戻し命令の発生時に
項目群レコードを組み立てて書き戻しを行い、更に、項
目群レコード読み込み制御手段により、レコード読み込
み命令の発生時や項目読み込み命令の発生時に最上位の
項目群レコードを読み出し(又は読み込み)を行い、項
目群レコード制御情報の保存、読み込んだデータ項目の
記憶領域への移送等を行うようにした請求項7のデータ
格納制御方式によれば、データ項目単位で任意の記憶領
域にデータを格納できるようになり、データのアクセス
時間を短縮することができる。
【0062】請求項2、8の各データ格納制御方式によ
れば、書き戻しがあるファイルやデータベースに対して
も、アクセス時間を短縮することができる。
【0063】請求項3、9、10の各データ格納制御方
式によれば、データのアクセス時間の一層の短縮に寄与
する。
【0064】請求項4のデータ格納制御方式によれば、
複数のレコードが位置決め論理で決定される同一の格納
位置を保有する場合も、アクセス時間を短縮することが
できる。
【0065】請求項11のデータ格納制御方式によれ
ば、項目読み込み命令を保有しないプログラムに対し、
項目読み込み命令を生成し、アクセス時間を短縮するこ
とができる。
【0066】請求項5、12の各データ格納制御方式に
よれば、レコード単位や項目群レコード単位で異なる記
憶領域への再配置が可能になる結果、アクセス時間短縮
のための要件の変更への対応が可能となる。
【0067】請求項6、13の各データ格納制御方式に
よれば、再配置の必要が生じた場合でも、直ちに実行す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ格納制御方式の第1の実施の形
態を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るレコード格納基準表の構成例を示
す説明図である。
【図3】本発明に係る格納論理レコードの構成例を示す
説明図である。
【図4】図19のネットワーク型データベースを図2に
示すレコード格納基準表に基づいて各記憶領域に格納し
た状況を示す説明図である。
【図5】レコードを別の記憶領域へ変更して再配置した
後の格納状態を示す説明図である。
【図6】本発明に係るレコード再配置基準表の構成例を
示す説明図である。
【図7】本発明のデータ格納制御方式の第2の実施の形
態を示すブロック図である。
【図8】本発明に係る項目格納管理表の構成例を示す説
明図である。
【図9】本発明に係る記憶領域アクセス順序表の構成例
を示す説明図である。
【図10】本発明に係る項目群レコードの構成例を示す
説明図である。
【図11】図7に示す項目読み込み表示手段の構成例を
示す説明図である。
【図12】項目群レコード読み込み制御手段による読み
込み時の処理を示す流れ図である。
【図13】レコード読み込み命令があった場合のレコー
ド作業領域部、項目読み込み表示手段、制御情報保存領
域部を示す説明図である。
【図14】格納用項目識別子“3”で表わされるデータ
項目の項目読み込み命令があった場合のレコード作業領
域部、項目読み込み表示手段、制御情報保存領域部を示
す説明図である。
【図15】図8に示す項目格納管理表、及び図9に示す
記憶領域アクセス順序表に基づき、データ項目を各記憶
領域に格納した状況を示す説明図である。
【図16】最上位以外の項目群レコードの項目群レコー
ド制御情報を最上位の項目群レコードに付加して格納す
る場合のデータ格納説明図である。
【図17】図15の状態に対して再配置を行った後の格
納状態を示す説明図である。
【図18】本発明に係る項目群再配置基準表の構成の一
例を示す説明図である。
【図19】従来のネットワーク型データベースの構成例
を示す説明図である。
【図20】図19の構成のデータベースを1つの記憶領
域に格納した様子を示す説明図である。
【図21】2つの記憶領域の一方の1ページに2つのレ
コード、2ページに1つのレコードを格納し、他方の記
憶領域の1ページに残りのレコードを格納し、平均アク
セス時間を短縮した格納例を示す説明図である。
【図22】一方の記憶領域のページ1に3つのデータ項
目、他方の記憶領域の2つのページに残りのデータ項目
を格納し、平均アクセス時間を短縮した格納例を示す説
明図である。
【符号の説明】
10 データを作成・使用するプログラム 11 レコード格納基準表 12 格納制御手段 13 読み込み制御手段 14 レコード再配置手段 15 レコード使用履歴更新手段 16 レコード再配置基準表 17 レコード再配置判定手段 18 格納論理レコード 20 外部記憶装置 21a、21b、21c 記憶領域 23 ソースプログラム 24 項目読み込み命令 25 翻訳プログラム 26 項目読み込み命令生成手段 27 項目格納管理表 28 記憶領域アクセス順序表 29 項目読み込み表示手段 30 制御情報保存領域部 31 項目群レコード格納制御手段 32 項目群レコード読み込み制御手段 33 レコード作業領域部 34 項目群再配置手段 35 項目群使用履歴更新手段 36 項目群再配置基準表 37 項目群再配置判定手段 38 項目群レコード 181 レコード格納アドレス情報 182 レコード特定情報 183 レコード使用履歴 381 直下位項目群レコードアドレス情報 382 格納用項目識別子 383 項目群使用履歴 384 データ項目

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不揮発性の記憶装置にデータを作成し、
    或いは使用するためのプログラムを用いて前記データを
    格納するデータ格納制御方式において、 前記記憶装置にレコードを新規に格納する際の前記記憶
    装置上の記憶領域を指定するレコード格納基準表及びレ
    コード格納アドレス情報を保有する格納論理レコード
    と、 レコードを新規に格納するとき、該レコードを前記レコ
    ード格納基準表に指定された記憶領域に格納すると共
    に、その格納場所を表わすレコード格納アドレス情報を
    取得し、これを前記格納論理レコードにして前記レコー
    ドを格納すべきと前記プログラムが認識している記憶領
    域に前記プログラムが使用する位置決め論理に従って書
    き込む格納制御手段と、 データの読み出し時に、前記位置決め論理に基づいて前
    記格納論理レコードを読み出し、前記格納論理レコード
    中のレコード格納アドレス情報に基づいてレコードを前
    記記憶領域から読み出す読み込み制御手段とを備えるこ
    とを特徴するデータ格納制御方式。
  2. 【請求項2】 前記格納制御手段は、既存のレコードを
    書き戻すとき、該レコードと前記格納論理レコードを読
    み出し前のアドレスに書き戻す手段を含むことを特徴す
    る請求項1記載のデータ格納制御方式。
  3. 【請求項3】 前記読み込み制御手段は、前記格納論理
    レコードを読み出すことなく、前記記憶領域から直接に
    レコードを読み出す手段を含むことを特徴とする請求項
    1又は2記載のデータ格納制御方式。
  4. 【請求項4】 前記格納論理レコードは、複数のレコー
    ドが前記位置決め論理で決定される同一の格納位置を保
    有する場合、それらの中から所望のレコードを特定する
    ためのレコード特定情報を保有することを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載のデータ格納制御方
    式。
  5. 【請求項5】 レコードを格納する記憶領域を変更する
    レコード再配置手段が設けられたことを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載のデータ格納制御方式。
  6. 【請求項6】 レコードの再配置の基準を保有するレコ
    ード再配置基準表と、格納論理レコードの使用履歴を表
    わすレコード使用履歴を更新するレコード使用履歴更新
    手段と、前記レコード使用履歴及びレコード再配置基準
    表に基づいてレコードの再配置の要否を判定するレコー
    ド再配置判定手段とを設けたことを特徴とする請求項5
    記載のデータ格納制御方式。
  7. 【請求項7】 不揮発性の記憶装置にデータを作成し、
    或いは使用するためのプログラムを用いて前記データを
    格納するデータ格納制御方式において、 レコード先頭からの相対番地、データ項目長、データ項
    目を記憶領域上で識別するための格納用項目識別子、及
    び前記データ項目を新規に格納する場合の記憶領域の各
    々をレコードのデータ項目単位で管理する項目格納管理
    表、前記記憶領域と使用時のアクセス順序の関係を管理
    する記憶領域アクセス順序表、及び同一の記憶領域に属
    するデータ項目からなる集合を構成要素とする項目群レ
    コードと、 レコードの新規格納時には前記項目格納管理表によって
    指定された記憶領域にレコードを格納する項目群レコー
    ド格納制御手段と、 レコード読み込み命令の発生時に最上位の項目群レコー
    ドを読み込み、或いは項目読み込み命令が発生し且つ指
    定のデータ項目が未読み込みであるときに読み込み未済
    の中の最上位の項目群レコードを読み込み、前記各最上
    位の項目群レコードの読み込み後に項目群レコード制御
    情報を保存し、読み込んだデータ項目を所定の記憶領域
    へ移送し、前記データ項目に対応する項目読み込み表示
    手段を読み込み済みにする項目群レコード読み込み制御
    手段とを備えたことを特徴とするデータ格納制御方式。
  8. 【請求項8】 前記項目群レコード格納制御手段は、既
    存のレコードを書き戻す時、読み込み済みの項目群レコ
    ードを読み出し前のアドレスに書き戻す手段を含むこと
    を特徴とする請求項7記載のデータ格納制御方式。
  9. 【請求項9】 前記項目群レコード制御情報は、上位の
    項目群レコードに付加して格納されることを特徴とする
    請求項7又は8記載のデータ格納制御方式。
  10. 【請求項10】 前記項目群レコード読み込み制御手段
    は、前記各最上位の項目群レコードを読み込むことな
    く、前記項目群レコードを格納する記憶領域から直接に
    項目群レコードを読み出す手段を含むことを特徴とする
    請求項7ないし9のいずれかに記載のデータ格納制御方
    式。
  11. 【請求項11】 前記項目格納管理表は、その構成要素
    としてデータ項目名を含み、前記項目読み込み命令を生
    成する項目読み込み命令生成手段が翻訳プログラム中に
    設定されていることを特徴とする請求項7ないし10の
    いずれかに記載のデータ格納制御方式。
  12. 【請求項12】 前記項目群レコードを格納する記憶領
    域を変更するための項目群再配置手段が設けられたこと
    を特徴とする請求項7ないし11のいずれかに記載のデ
    ータ格納制御方式。
  13. 【請求項13】 レコードを構成する各項目群レコード
    の使用履歴を表わす項目群使用履歴を更新する項目群使
    用履歴更新手段と、項目群レコードの再配置の基準を保
    有する項目群再配置基準表及び前記項目群使用履歴に基
    づいて項目群レコードの再配置の要否を判定する項目群
    再配置判定手段とを設けたことを特徴とする請求項12
    記載のデータ格納制御方式。
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