JPH10333901A - 情報処理装置及びソフトウェア管理方法 - Google Patents

情報処理装置及びソフトウェア管理方法

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JPH10333901A
JPH10333901A JP14423297A JP14423297A JPH10333901A JP H10333901 A JPH10333901 A JP H10333901A JP 14423297 A JP14423297 A JP 14423297A JP 14423297 A JP14423297 A JP 14423297A JP H10333901 A JPH10333901 A JP H10333901A
Authority
JP
Japan
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software
information processing
user
processing apparatus
time
Prior art date
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Withdrawn
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JP14423297A
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Tetsuo Tanaka
哲郎 田中
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが希望する時間だけソフトウェアをライ
センスする。 【解決手段】ユーザが使用しようとするアプリケーシ
ョンプログラムを特定するアプリケーション識別情報、
当該アプリケーションプログラムの使用時間、ユー
ザを識別するためのユーザ識別情報を含むライセンス情
報が入力されると(S210,S220)、それをチケ
ット発行プログラムに引き渡す(S230)。チケット
発行プログラムは、当該アプリケーションプログラムを
使用可能であるか否かを判断し、使用可能であれば、そ
の使用時間に基づいて課金額を計算し(S240〜S2
70)、チケット及び課金情報を発行する(S28
0)。チケット及び課金情報が発行されると、当該アプ
リケーションプログラムが実行されると共に課金が行わ
れる(S290〜S310)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置及び
ソフトウェア管理方法に係り、特に、使用者からの要求
に基づいてソフトウェアの使用を許可する情報処理装置
及びソフトウェア管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ソフトウェアの使用のライセンス
の形態としては、当該ソフトウェアを起動してからの使
用時間を制限するものや、登録された認証情報(例え
ば、ユーザのID番号等)を使用する限り使用時間を制
限せずに半永久的な使用を可能にするものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例においては、ソフトウェアの使用時間をユーザが
任意に指定することができなかったために次のような問
題点を有していた。
【0004】(1)ソフトウェアを使用可能な時間が一
定の時間に固定的に設定されていたため、ユーザが所望
する時間のみのライセンスを受けることができず、結果
として高額のライセンス料が必要となる。
【0005】(2)半永久的なライセンスしか認めない
場合において、一時的なライセンスのみを受ければ十分
な場合にライセンス料が高額になる。
【0006】(3)ライセンスが半永久的に発行された
ソフトウェアプログラムが不正にコピーされた場合に、
その不正使用が半永久的になされることを防止すること
ができない。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、ソフトウェアを使用する上での自由度を向上
させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の情報
処理装置は、使用者からの要求に基づいてソフトウェア
の使用を許可する情報処理装置であって、情報の入力手
段と、使用者からの入力情報に基づいて使用を許可する
ソフトウェアを特定する特定手段と、使用者からの入力
情報に基づいてソフトウェアの使用を許可する時間を決
定する決定手段と、前記決定手段により決定された時間
だけ前記特定手段によって特定されたソフトウェアの使
用を使用者に許可する使用許可手段とを備えることを特
徴とする。
【0009】本発明に係る第1の情報処理装置におい
て、ソフトウェアの使用を許可する時間に応じて使用者
に対する課金額を決定する課金手段を更に備えることが
好ましい。
【0010】本発明に係る第1の情報処理装置におい
て、使用を許可するソフトウェア及び当該ソフトウェア
の使用を許可する時間に応じて使用者に対する課金額を
決定する課金手段を更に備えることが好ましい。
【0011】本発明に係る第1の情報処理装置におい
て、前記課金手段は、ソフトウェアの使用の都度、使用
者が所持している金額から課金額を差し引いて、その残
り額を記憶する記憶手段を有することが好ましい。
【0012】本発明に係る第1の情報処理装置におい
て、前記記憶手段は、複数の使用者が夫々所持している
金額を記憶することが好ましい。
【0013】本発明に係る第1の情報処理装置におい
て、前記決定手段は、使用者が所持している金額を課金
額が超えないように、ソフトウェアの使用を許可する時
間を決定することが好ましい。
【0014】本発明に係る第1の情報処理装置におい
て、前記特定手段は、使用者からの入力情報に対応する
ソフトウェアが使用可能な状態で存在する場合に、当該
ソフトウェアを、使用を許可するソフトウェアとして決
定することが好ましい。
【0015】本発明に係る第2の情報処理装置は、使用
者からの要求に基づいてソフトウェアの使用を許可する
情報処理装置であって、情報の入力手段と、使用者から
の入力情報に基づいて、使用者が使用を要求するソフト
ウェア及びその使用を要求する時間を認識し、その内容
を含む使用の許可要求を他の情報処理装置に対して発す
る要求手段と、前記許可要求に応答して前記他の情報処
理装置から通知される許可通知に基づいて、該許可通知
により指定された時間に限り当該ソフトウェアの使用を
使用者に許可する許可手段とを備えることを特徴とす
る。
【0016】本発明に係る第3の情報処理装置は、使用
者からの要求に基づいてソフトウェアの使用を許可する
情報処理装置であって、他の情報処理装置より、使用者
が使用の許可を要求するソフトウェア及びその使用を要
求する時間を示す情報を含む許可要求を受信する受信手
段と、前記受信手段により受信した許可要求に基づい
て、前記他の情報処理装置に対して、時間を限定して当
該ソフトウェアの使用を許可する許可通知を送信する送
信手段とを備えることを特徴とする。
【0017】本発明に係る第3の情報処理装置におい
て、ソフトウェアの使用を許可する時間に応じて前記他
の情報処理装置の使用者に対する課金額を決定する課金
手段を更に備えることが好ましい。
【0018】本発明に係る第3の情報処理装置におい
て、使用を許可するソフトウェア及び当該ソフトウェア
の使用を許可する時間に応じて前記他の情報処理装置の
使用者に対する課金額を決定する課金手段を更に備える
ことが好ましい。
【0019】本発明に係る第3の情報処理装置におい
て、前記課金手段は、ソフトウェアの使用を許可する都
度、使用者が所持している金額から課金額を差し引い
て、その残り額を記憶する記憶手段を有することが好ま
しい。
【0020】本発明に係る第3の情報処理装置におい
て、前記記憶手段は、複数の使用者が夫々所持している
金額を記憶することが好ましい。
【0021】本発明に係る第3の情報処理装置におい
て、前記送信手段は、使用者が所持している金額を課金
額が超えないように、ソフトウェアの使用を許可する時
間を決定し、その時間に限定して当該ソフトウェアの使
用を許可する許可通知を前記他の情報処理装置に送信す
ることが好ましい。
【0022】本発明に係る第3の情報処理装置におい
て、前記他の情報処理装置に対してソフトウェアを転送
する転送手段を更に備えることが好ましい。
【0023】本発明に係る第3の情報処理装置におい
て、前記転送手段は、前記受信手段により受信される許
可要求に係るソフトウェアを前記他の情報処理装置に対
して転送することが好ましい。
【0024】本発明に係るソフトウェア管理方法は、使
用者からの要求に基づいてソフトウェアの使用を許可す
るソフトウェア管理方法であって、使用者からの指示に
基づいて、使用を許可するソフトウェアを特定すると共
に当該ソフトウェアの使用を許可する時間を決定し、決
定した時間だけ当該ソフトウェアの使用を使用者に許可
することを特徴とする。
【0025】本発明に係るソフトウェア管理方法におい
て、更に、ソフトウェアの使用を許可する時間に応じて
使用者に対する課金額を決定することが好ましい。
【0026】本発明に係るメモリ媒体は、使用者からの
要求に基づいてソフトウェアの使用を許可するソフトウ
ェア管理プログラムを収めたメモリ媒体であって、情報
処理装置を、使用者からの指示に基づいて、使用を許可
するソフトウェアを特定すると共に当該ソフトウェアの
使用を許可する時間を決定し、決定した時間だけ当該ソ
フトウェアの使用を使用者に許可する装置として動作さ
せることを特徴とする。
【0027】本発明に係るメモリ媒体において、前記情
報処理装置を、更に、ソフトウェアの使用を許可する時
間に応じて使用者に対する課金額を決定するよう動作さ
せることが好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態を説明する。
【0029】[第1の実施の形態]図1は、本発明の好
適な実施の形態に係る情報処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。この情報処理装置100は、プログラム等
を格納するROM110と、ネットワークと接続するた
めのネットワークインターフェース(I/F)120
と、キーボードやマウス等の入力部130と、ディスプ
レイやプリンタ等の出力部140と、CPU150と、
主記憶部160と、二次記憶部170とを含む。
【0030】ROM110には、1又は複数のアプリケ
ーションプログラム(図示の例においては、111及び
112の2つ)と、アプリケーションプログラムの実行
を制御するアプリケーション制御プログラム113と、
アプリケーションプログラムのライセンスを要求するラ
イセンス要求プログラム114と、ライセンス要求プロ
グラム114からの要求に応じてアプリケーションプロ
グラムの使用をライセンス(チケットを発行)するチケ
ット発行プログラム115と、二次記憶部170に設け
られた課金データベース171を管理するデータベース
管理プログラム116と、プログラム111〜116の
実行を統括して制御する統括プログラム117を含む。
【0031】上記のプログラム111〜117は、例え
ば、フロッピーディスクやCD−ROM等のメモリ媒体
に格納された形態で情報処理装置100に提供されても
良く、この場合、当該メモリ媒体自体が法上の発明を構
成する。
【0032】以下、この実施の形態に係る情報処理装置
100の動作を説明する。図2は、アプリケーションプ
ログラムの使用に関しての情報処理装置100の動作を
示すフローチャートである。なお、このフローチャート
に示す処理は、統括プログラム117に基づいてCPU
150により制御される。
【0033】このフローチャートに示す処理は、ユーザ
が入力部130を介してアプリケーションプログラムの
使用を要求した際に起動される。先ず、ステップS21
0では、ライセンス要求プログラム114を起動し、出
力部140のディスプレイの画面に、ユーザが使用し
ようとするアプリケーションプログラム(この情報処理
装置においては111又は112)を特定するアプリケ
ーション識別情報(例えば、当該アプリケーションプロ
グラムの名称、バージョン番号等)、当該アプリケー
ションプログラムの使用時間、ユーザを識別するため
のユーザ識別情報を入力するよう促すメッセージを表示
する。以下では、〜の情報をライセンス情報とい
う。
【0034】なお、アプリケーションプログラムを情報
処理装置100に対してインストールする際に、当該ア
プリケーションプログラムの識別情報やライセンスの単
価(例えば時間当りのライセンス料金)を取得し、それ
らをチケット発行プログラム115に通知し、チケット
発行プログラム115に登録する他、統括プログラム1
17を介してのみ当該アプリケーションプログラムの使
用を可能にすることにより、アプリケーションプログラ
ムを不正にコピーした場合においても、その使用に対し
て課金を行うことができる。
【0035】ステップS220では、入力部130を介
して所定時間内にライセンス情報が入力されたか否かを
判断し、該ライセンス情報が所定時間内に入力された場
合にはステップS230に進み、そうでない場合には処
理を終了する(当該アプリケーションの使用の要求を受
け付けない)。
【0036】ステップS230では、ライセンス要求プ
ログラム114は、ステップS220において取得した
ライセンス情報をチケット発行プログラム115に引き
渡す。ステップS240では、引き渡されたライセンス
情報のうちアプリケーション識別情報()が、使用可
能なアプリケーションプログラム(すなわち、アプリケ
ーションプログラム111又は112)を指定するもの
であるか否かを判断する。そして、アプリケーション識
別情報()が、アプリケーションプログラム111又
は112を指定するものであればステップS260に進
み、他のアプリケーションプログラムを指定(この場
合、指定されたアプリケーションの使用はできない)す
るものであれば処理を終了する。
【0037】ステップS250では、ライセンス情報の
うちアプリケーション識別情報()及び使用時間
()に基づいて課金額を計算する。ステップS260
では、ライセンス情報のうちユーザ識別情報()に基
づいて、二次記憶部170に設けられた課金データベー
ス171のうち当該ユーザに関する項目を参照し、ユー
ザが要求する使用時間()に相当する金額をユーザが
所持しているか否かを判断し、所持している場合にはス
テップS280に進み、所持していない場合にはステッ
プS270に進む。
【0038】具体的には、課金データベース171に
は、ユーザ毎に予め決められた金額(例えば、予め支払
われた金額或いは使用後に支払う額の限度額)の残り額
が登録されており、ユーザが要求する使用時間()に
相当する課金が可能であるか否かを判断することにな
る。
【0039】ステップS270では、当該ユーザの所有
する残り額により、当該アプリケーションプログラムを
使用可能な時間を算出し、ユーザが要求する使用時間
()をこの算出時間に変更する。なお、課金データベ
ース171に当該ユーザが登録されていない場合には、
当該ユーザの所有する金額は”0”であるから、結果と
して、当該ユーザに対するライセンスは行われないこと
になる。
【0040】ステップS280では、チケット発行プロ
グラム115は、ライセンス情報のアプリケーション識
別情報()により特定されるアプリケーションプログ
ラムの使用のライセンスであるチケットと課金情報を発
行する。なお、このチケットには、アプリケーション識
別情報と使用時間(ライセンスする時間)が含まれる。
また、チケットは、ライセンス要求プログラム114に
対して引き渡され、課金情報は、データベース管理プロ
グラム115に引き渡される。
【0041】ステップS290では、アプリケーション
要求プログラム114は、発行されたチケットをアプリ
ケーション制御プログラム113に通知し、これにより
アプリケーション制御プログラム113を起動する。こ
の起動により、アプリケーション制御プログラム113
は、ライセンス情報のアプリケーション識別情報により
特定されるアプリケーションプログラムを起動すると共
に計時を開始する。
【0042】ステップS300では、データベース管理
プログラム116は、ステップS280において発行さ
れた課金情報に基づいて、当該ユーザの所有する残り額
から課金額を差し引き、その差引後の残り額により課金
データベース171を更新する。
【0043】ステップS310では、アプリケーション
制御プログラム113は、計時時間がチケットにより指
定された使用時間(ライセンスする時間)に達するのを
待ち、その後、当該アプリケーションプログラムの実行
を終了する。
【0044】なお、ステップS210において、複数の
アプリケーションプログラムの使用を要求することも可
能であり、この場合、複数のアプリケーションプログラ
ムに関してステップS210〜S310の処理が実行さ
れ、複数のアプリケーションプログラムの使用がライセ
ンスされ、複数のアプリケーションプログラムが課金の
対象となる。
【0045】以上のように、この実施の形態に拠れば、
ユーザの要求に応じて、ソフトウェアの使用をライセン
スする時間を任意に設定することができる。
【0046】また、ユーザがソフトウェアを使用する時
間についてのみ課金の対象とすることができ、ユーザ側
からみた経済性を向上させることができる。
【0047】また、課金データベースに登録されたユー
ザのみがアプリケーションプログラムの使用のライセン
スを受けることができるため、不正にソフトウェアをコ
ピーした場合においても、当該ソフトウェアを使用する
限りその使用に対して課金を行うことができる。
【0048】[第2の実施の形態]この実施の形態は、
第1の実施の形態に係る情報処理装置100の機能をネ
ットワーク上で実現したシステムに関する。図3は、こ
の実施の形態に係るシステムの構成を概念的に示す図で
ある。この実施の形態は、1又は複数のクライアント3
00をネットワーク350を介してサーバ400に接続
したものである。
【0049】なお、クライアント300は、例えば、上
記の情報処理装置100より、チケット発行プログラム
115、データベース管理プログラム116及び課金デ
ータベース171を削除したものとして構成することが
できる。また、サーバ400は、上記の情報処理装置1
00より、アプリケーション制御プログラム113、ラ
イセンス要求プログラム114を削除したものとして構
成することができる。
【0050】このシステムにおいては、アプリケーショ
ンプログラム(例えば、111,112)をサーバ40
0からクライアント300に対してネットワーク350
を介して転送することができる。したがって、随時、最
新のアプリケーションプログラムをクライアント300
において使用することができる。
【0051】このシステムにおいては、クライアント3
00においてライセンス要求プログラム114が取得し
たライセンス情報をネットワーク350を介してサーバ
400のチケット発行プログラム115に対して通知す
る。この処理は、図2のフローチャートに示すステップ
S210〜S230の処理に相当する。
【0052】ライセンス情報を受け取ったサーバ400
のチケット発行プログラム115は、該ライセンス情報
に基づいて、図2のフローチャートに示すステップS2
40〜S280を実行し、これによりクライアント30
0に対してチケットを発行する。なお、クライアント3
00内に該当するアプリケーションプログラムが存在し
ない場合には、当該アプリケーションプログラムをサー
バ400側からクライアント300に転送することが好
ましい。
【0053】チケットを受け取ったクライアント300
のライセンス要求プログラム114は、ライセンスの要
求が受け付けられたことを認識し、そのチケットをアプ
リケーション制御プログラム113に通知する。これに
より、アプリケーション制御プログラム113は、チケ
ットに含まれるアプリケーション識別情報及び使用時間
(ライセンスされる時間)に基づいて、アプリケーショ
ンプログラムを特定して起動し、またその実行の終了を
制御する。この処理は、図2に示すフローチャートのス
テップS290及びS310の処理に相当する。
【0054】また、サーバ400のデータベース管理プ
ログラム116は、チケット発行プログラム115が発
行する課金情報に基づいて、該当するユーザの所有する
金額から課金額を差し引くように、課金データベース1
71を更新する。この処理は、図2に示すフローチャー
トのステップS300に相当する。
【0055】以上のように、ネットワークを介してチケ
ットを発行して、ソフトウェアの使用のライセンスを行
うことにより、ライセンスの管理をサーバ300側で一
元的に管理することができる。
【0056】なお、クライアント300側の動作を制御
するアプリケーション制御プログラム113及びライセ
ンス要求プログラム114は、例えばフロッピーディス
クやCD−ROM等のメモリ媒体に格納してクライアン
ト300に供給することができる。また、チケット発行
プログラム115及びデータベース管理プログラム11
6に関しても、例えばフロッピーディスクやCD−RO
M等のメモリ媒体に格納してサーバ400に供給するこ
とができる。この場合において、プログラムを格納した
メモリ媒体自体が法上の発明を構成する。 [他の実施の形態]本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0057】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0058】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0059】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0060】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0061】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】本発明に拠れば、ソフトウェアを使用す
る上での自由度が向上する。
【0063】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】アプリケーションプログラムの使用に関しての
情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るシステムの構
成を概念的に示す図である。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者からの要求に基づいてソフトウェ
    アの使用を許可する情報処理装置であって、 情報の入力手段と、 使用者からの入力情報に基づいて使用を許可するソフト
    ウェアを特定する特定手段と、 使用者からの入力情報に基づいてソフトウェアの使用を
    許可する時間を決定する決定手段と、 前記決定手段により決定された時間だけ前記特定手段に
    よって特定されたソフトウェアの使用を使用者に許可す
    る使用許可手段と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 ソフトウェアの使用を許可する時間に応
    じて使用者に対する課金額を決定する課金手段を更に備
    えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 使用を許可するソフトウェア及び当該ソ
    フトウェアの使用を許可する時間に応じて使用者に対す
    る課金額を決定する課金手段を更に備えることを特徴と
    する情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記課金手段は、ソフトウェアの使用の
    都度、使用者が所持している金額から課金額を差し引い
    て、その残り額を記憶する記憶手段を有することを特徴
    とする請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段は、複数の使用者が夫々所
    持している金額を記憶することを特徴とする請求項4に
    記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記決定手段は、使用者が所持している
    金額を課金額が超えないように、ソフトウェアの使用を
    許可する時間を決定することを特徴とする請求項3乃至
    請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記特定手段は、使用者からの入力情報
    に対応するソフトウェアが使用可能な状態で存在する場
    合に、当該ソフトウェアを、使用を許可するソフトウェ
    アとして決定することを特徴とする請求項1乃至請求項
    6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 使用者からの要求に基づいてソフトウェ
    アの使用を許可する情報処理装置であって、 情報の入力手段と、 使用者からの入力情報に基づいて、使用者が使用を要求
    するソフトウェア及びその使用を要求する時間を認識
    し、その内容を含む使用の許可要求を他の情報処理装置
    に対して発する要求手段と、 前記許可要求に応答して前記他の情報処理装置から通知
    される許可通知に基づいて、該許可通知により指定され
    た時間に限り当該ソフトウェアの使用を使用者に許可す
    る許可手段と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 使用者からの要求に基づいてソフトウェ
    アの使用を許可する情報処理装置であって、 他の情報処理装置より、使用者が使用の許可を要求する
    ソフトウェア及びその使用を要求する時間を示す情報を
    含む許可要求を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した許可要求に基づいて、前記
    他の情報処理装置に対して、時間を限定して当該ソフト
    ウェアの使用を許可する許可通知を送信する送信手段
    と、 を備えることを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 ソフトウェアの使用を許可する時間に
    応じて前記他の情報処理装置の使用者に対する課金額を
    決定する課金手段を更に備えることを特徴とする請求項
    9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 使用を許可するソフトウェア及び当該
    ソフトウェアの使用を許可する時間に応じて前記他の情
    報処理装置の使用者に対する課金額を決定する課金手段
    を更に備えることを特徴とする請求項9に記載の情報処
    理装置。
  12. 【請求項12】 前記課金手段は、ソフトウェアの使用
    を許可する都度、使用者が所持している金額から課金額
    を差し引いて、その残り額を記憶する記憶手段を有する
    ことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の情
    報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段は、複数の使用者が夫々
    所持している金額を記憶することを特徴とする請求項1
    2に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記送信手段は、使用者が所持してい
    る金額を課金額が超えないように、ソフトウェアの使用
    を許可する時間を決定し、その時間に限定して当該ソフ
    トウェアの使用を許可する許可通知を前記他の情報処理
    装置に送信することを特徴とする請求項10乃至請求項
    13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記他の情報処理装置に対してソフト
    ウェアを転送する転送手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項9乃至請求項14のいずれか1項に記載の情報
    処理装置。
  16. 【請求項16】 前記転送手段は、前記受信手段により
    受信される許可要求に係るソフトウェアを前記他の情報
    処理装置に対して転送することを特徴とする請求項15
    に記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 使用者からの要求に基づいてソフトウ
    ェアの使用を許可するソフトウェア管理方法であって、 使用者からの指示に基づいて、使用を許可するソフトウ
    ェアを特定すると共に当該ソフトウェアの使用を許可す
    る時間を決定し、決定した時間だけ当該ソフトウェアの
    使用を使用者に許可することを特徴とするソフトウェア
    管理方法。
  18. 【請求項18】 更に、ソフトウェアの使用を許可する
    時間に応じて使用者に対する課金額を決定することを特
    徴とする請求項17に記載のソフトウェア管理方法。
  19. 【請求項19】 使用者からの要求に基づいてソフトウ
    ェアの使用を許可するソフトウェア管理プログラムを収
    めたメモリ媒体であって、情報処理装置を、 使用者からの指示に基づいて、使用を許可するソフトウ
    ェアを特定すると共に当該ソフトウェアの使用を許可す
    る時間を決定し、決定した時間だけ当該ソフトウェアの
    使用を使用者に許可する装置として動作させることを特
    徴とするメモリ媒体。
  20. 【請求項20】 前記情報処理装置を、更に、ソフトウ
    ェアの使用を許可する時間に応じて使用者に対する課金
    額を決定するよう動作させることを特徴とする請求項1
    9に記載のメモリ媒体。
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