JP2002055726A - ソフトウェア管理システム及び課金方法 - Google Patents

ソフトウェア管理システム及び課金方法

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JP2002055726A JP2000239919A JP2000239919A JP2002055726A JP 2002055726 A JP2002055726 A JP 2002055726A JP 2000239919 A JP2000239919 A JP 2000239919A JP 2000239919 A JP2000239919 A JP 2000239919A JP 2002055726 A JP2002055726 A JP 2002055726A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントにおけるソフトウェアの使用実
態を適切に把握し、ソフトウェアの不正使用を確実に防
止し、システムリソースの負担を最小限に抑えつつソフ
トウェアの使用目的や状況に応じたクライアント毎の課
金を実現する。 【解決手段】 ソフトウェアを使用するクライアント
と、該クライアントにおける前記ソフトウェアの使用の
管理を行うサーバとがネットワークで接続されたソフト
ウェア管理システムにおいて、前記サーバに、前記クラ
イアント宛に前記ソフトウェアの使用を許可するの許可
信号を生成し配信するアプリケーションと、前記クライ
アントに関連づけて前記許可信号の配信状況を蓄積する
データベースとを設けるとともに、前記クライアント
が、前記サーバから前記許可信号を受信した場合に前記
ソフトウェアを所定期間だけ使用可能とする管理エージ
ェントを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークを通じ
たソフトウェア管理システム及び課金方法に関し、特
に、個別のクライアントにおけるソフトウェア使用の管
理及びその課金方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、有料販売されるソフトウェア
(オペレーティングシステム、アプリケーションソフト
を含む)においては、不正使用防止のため、ユーザが営
業契約書やライセンス(使用許諾契約書)等の認証によ
りはじめて使用可能とすることが行われている。一般的
な例では、販売されるパッケージ内にソフトウェアを納
めた記録媒体と共にライセンス番号を記載した許可証を
同梱しておき、購入したユーザがソフトウェアのインス
トール手順においてそのライセンス番号を入力すること
により認証を行うようにしている。ここで入力されたラ
イセンス番号がソフトウェア供給業者の用意したもので
なければ、当該ソフトウェアはロックされ使用が拒否さ
れる。また、近年ではインターネット等のネットワーク
を通じてソフトウェアをダウンロードすることが行われ
ているが、その場合でもダウンロード後にソフトウェア
の供給元とファクシミリや電子メール等で連絡をとり、
ライセンス番号の提供を受けてソフトウェアの使用許諾
を得るようにしている。
【0003】このような場合、ソフトウェアの供給と同
時にその料金を一括で支払い、ライセンス番号の提供を
受ける売切り制の売買契約が一般的である。そのため、
以下のような問題があった。第1の問題として、ユーザ
はパッケージの説明や周囲の評判等から当該ソフトウェ
アの購入を決意するが、その機能や使用勝手は実際に購
入し使用してはじめて判明するものであるため、ソフト
ウェアの購入後にその機能が足りない、使用勝手が悪い
等の事実が判明する可能性が残るということである。こ
の場合、不正な返金要求のチェックが非常に困難である
ことから、返品が認められない場合が多く、認められる
場合でもその手続が非常に面倒なものであった。第2の
問題として、近年では発売されるソフトウェアがいずれ
も多機能となっているため、一部の機能しか使用しない
ユーザでもソフトウェア製品全体として購入しなければ
ならないことがある。ソフトウェア供給業者によっては
機能毎の供給を行っている場合もあるが、全てのユーザ
の希望に合致した販売形態を行うのは不可能であり、個
々のユーザの希望に対応しているとは言い難い現状であ
る。従って、一部の機能しか使用しないユーザにとって
は割高な出費を強いられるものであった。第3の問題と
して、ソフトウェアの購入と共にそのライセンス番号が
付与されるため、正規購入者から派生する不正使用の阻
止が困難であることがある。すなわち、正規購入者から
ソフトウェア本体とともにそのライセンス情報を得るこ
とにより第三者が使用可能となるが、ソフトウェア供給
業者側ではその把握やそれに対する措置を講じることが
非常に困難であるという問題である。また、前記第1及
び第2の問題も要因となり、ソフトウェアの不正な複製
使用が頻繁に行われているという実態がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような問題に直接
的に対峙するものとして、近年ではソフトウェアを使用
するクライアントと、その使用を管理するサーバとをネ
ットワークで接続して、クライアント側におけるソフト
ウェアの使用実態に応じた課金方法を提供する試みがな
されている。例えば特開平10−78867号公報「ソ
フトウェア流通システム」では、賃貸ソフトの稼働状況
を監視し、燃料タンクを有する課金管理エージェントを
クライアント側に組込むとともに、この課金管理エージ
ェントからの情報を格納するデータベースを有し、燃料
タンクへの補給や課金データの回収を行う顧客管理エー
ジェントをサーバに組込み、クライアント側での賃貸ソ
フトの使用実態に応じて使用料の請求を行う技術が開示
されている。これによりユーザは自己の使用した分だけ
ソフトウェアの料金を支払えば良くなり、ソフト導入時
の高額の代金負担が避けられることとなった。また、ソ
フトウェア導入後に機能に不満がある等の事情により当
該ソフトウェアの使用を中止した場合は以降の使用料が
かからないため、別のソフトウェアの導入をすぐにでも
検討できるようになるという利点がある。
【0005】しかしながら、この公報記載の技術におい
ては、クライアント側のシステムリソースの負担が大き
いという問題を有する。すなわち、このシステムにおい
てクライアントに組込まれる課金管理エージェントは、
ネットワークを介したサーバとの情報交換や賃貸ソフト
の使用許可/不許可の切替の他に、賃貸ソフトの稼働状
況を監視してソフト使用可能時間等の残り使用可能量を
示す燃料タンクテーブルの残り使用可能量を更新し、使
用可能時間が僅かになった場合にサーバへ燃料タンクの
補給を要求し、使用料に基づき課金データを作成する等
の処理を負うことになる。これらの処理は設計変更によ
りサーバ側の負担とすることも可能であると思われる
が、その場合でも個々のクライアント毎にサーバ側にて
これらの処理を行うことは望ましくない負担となる。
【0006】また、特開平10−20956号公報、特
開平10−161864号公報には、クライアント側に
おいて実際に使用した機能や回数分だけを課金すること
を実現できるネットワークシステムが開示されている。
【0007】一方、会計処理ソフト等の特定のソフトウ
ェアの場合、ある業務(例えば、ある月の月末処理)を
行っている間は頻繁に当該ソフトウェアを使用するが、
一旦その業務が終了すると、次の業務(翌月の月末処
理)を開始するまではソフトウェアを全く使用しない場
合がある。このようなソフトウェアの場合、どれだけソ
フトウェアを使用したかの判断を業務単位で判断し業務
数により課金できるようにすれば、よりユーザの使用実
状に沿った課金が行える場合がある。また、一つの業務
を処理するのに必要な時間は個人の経験や能力により異
なるため、業務単位での課金が実現すればこのような個
人差を考える必要がなくなり、ソフトウェア使用時間に
よる課金等よりユーザにとって便宜となる。
【0008】ところで、ソフトウェア製品の販売促進の
ため、ソフトウェア製品の試用版を制限付で無償配布す
ることが行われている。これはソフトウェア製品を試用
版として、インストールから所定日数経過すると使用不
能とする技術(タイムボム)や、所定回数だけ使用可能
とする技術を付加したうえで、任意のユーザに無償配布
することにより行われる。これによりユーザはソフトウ
ェア製品の購入に先立ち実際にその機能や使用勝手を確
認することができるようになり、上述した第1の問題を
間接的に解消しうることとなった。また、所定日数や所
定回数を経るとソフトウェアが使用不能となるため、こ
の製品の不正使用という問題は生じない。しかしなが
ら、この技術はインストール後の設定期間経過後や所定
回数使用後にソフトウェアを使用不能とするものであ
り、ソフトウェア供給業者側の販売促進のため付加され
るに過ぎなかった。
【0009】本願発明はこのタイムボムの技術をソフト
ウェア管理および課金方法に応用することにより、クラ
イアントにおけるソフトウェアの使用実態を適切に把握
し、ソフトウェアの不正使用を確実に防止し、システム
リソースの負担を最小限に抑えつつソフトウェアの使用
目的や状況に応じたクライアント毎の課金を可能とした
ソフトウェア管理システム及び課金方法を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、ソフトウェアを使用するクライアント
と、該クライアントにおける前記ソフトウェアの使用の
管理を行うサーバとがネットワークで接続されたソフト
ウェア管理システムにおいて、前記サーバが、前記クラ
イアント宛に前記ソフトウェアの使用を許可する許可信
号を生成し配信するアプリケーションと、前記クライア
ントに関連づけて前記許可信号の配信状況を蓄積するデ
ータベースとを具えるとともに、前記クライアントが、
前記サーバから前記許可信号を受信した場合に前記ソフ
トウェアを所定期間(以下、「応答タイム」と称す。)
だけ使用可能とする管理エージェントを具えることを特
徴とする。
【0011】このようにシステムを構成すると、クライ
アントはソフトウェア使用の際にサーバから許可信号の
配信を受けなくてはならないため、サーバ側にてソフト
ウェアの使用実態を容易に把握すること可能となり、不
正な複製等によるソフトウェアの不正使用を防止するこ
とができる。また、ソフトウェアの使用実態がサーバの
データベースに登録されるため、クライアント毎の使用
実態に応じた課金が可能となる。さらに、管理エージェ
ントはサーバから許可信号の受信があった場合に応答タ
イムだけソフトウェアを使用可能とすれば良く、燃料タ
ンクテーブルの管理やソフト使用許可の判断を行う必要
がないため、特開平10−78867号公報のシステム
に比してエージェントの負担を少なくすることができ
る。
【0012】本発明のシステムでは、前記アプリケーシ
ョンが、前記応答タイムが満了する前に、必要に応じて
前記クライアント宛に新たな許可信号を生成・配信する
とともに、前記管理エージェントが、この新たな許可信
号を受信した場合に前記応答タイム経過後次の応答タイ
ムが満了するまで前記ソフトウェアを使用可能とするこ
とを特徴とする。また、前記サーバが配信する許可信号
は、前記クライアントに対し毎回生成され暗号化された
唯一のものであることを特徴とする。このようにシステ
ムを構成すると、クライアントは応答タイム経過時まで
に新たな許可信号を受信しなければソフトウェアを継続
して使用することができない。このようにソフトウェア
の使用許諾について動的にサーバとの認証を行うように
すれば、ある時点での許可信号を入手してソフトウェア
の不正使用が行われた場合でも応答タイム経過後には使
用できなくなるため、より強力にソフトウェアの不正使
用を防止することができる。
【0013】また、前記管理エージェントは、前記応答
タイム終了後にも所定期間だけ超過して前記ソフトウェ
アを使用可能とする超過の許可手段を具えるようにして
も良い。例えば本システムに料金前払い式の課金方法を
適用する場合、予め支払った分の使用期間が満了する前
に緊急等の理由により追加の支払いができない場合等
に、特例措置として所定期間だけ超過使用を認めるよう
にすれば、よりユーザの実情に則したソフトウェア提供
サービスを実現することができる。
【0014】この場合、前記管理エージェントが、前記
ソフトウェアの超過使用を許可した場合に、前記クライ
アントが実際に前記ソフトウェアを使用した時間を記憶
し、前記サーバに通知する手段を具えるようにするのが
望ましい。このように超過使用を記憶しサーバに通知す
る手段を設けることにより、超過使用分の料金を後に請
求することが可能となる。
【0015】また、本発明の実施例においては、前記管
理エージェントが更に、前記ソフトウェアが有する複数
の機能のうち使用された機能を記憶して前記サーバに通
知する手段を具えるとともに、前記データベースが、こ
こで通知された情報を蓄積する領域を具えるようにして
も良い。このようにシステムを構成すると、ソフトウェ
アが有する複数の機能のうち、実際に使用された機能に
応じた課金を実現することができる。従って、前述した
第2の問題が解消され、使用しない機能に対するユーザ
の余計な出費を抑えることができる。
【0016】さらに、本発明の別の実施例は、ソフトウ
ェアを使用するクライアントと、該クライアントにおけ
る前記ソフトウェアの使用の管理を行うサーバとがネッ
トワークで接続されたソフトウェア管理システムにおい
て、前記クライアントが、前記ソフトウェアの動作を監
視して特定のコマンドあるいはコマンドの組合せを検知
した場合に前記サーバに通知する管理エージェントを具
えるとともに、前記サーバが、ここで通知された情報を
蓄積するデータベースとを具えることを特徴とする。例
えば会計処理ソフト等のソフトウェアの場合、特定のコ
マンドあるいはコマンドの組み合わせにより業務の終了
を判断することができることに着目したものである。こ
のように業務の終了を判断しサーバに通知する手段を設
けるとともに、この情報を蓄積するデータベースをサー
バに設けることにより、サーバ側にて業務単位での課金
が可能となり、よりユーザの実情に則した課金を可能と
することができる。
【0017】また、当該システムは、前記サーバのデー
タベースに蓄積された情報を読み出し、この情報に応じ
て前記クライアントのソフトウェア使用料を算出し請求
する手段を具えることを特徴とする。
【0018】一方、本発明に係る方法は、ソフトウェア
を使用するクライアントと、該クライアントにおける前
記ソフトウェアの使用の管理を行うサーバとがネットワ
ークで接続され、前記サーバが、前記クライアント宛に
前記ソフトウェアの使用を許可する許可信号を生成し配
信するアプリケーションと、前記クライアントに関連づ
けて前記許可信号の配信状況を蓄積するデータベースと
を具えるとともに、前記クライアントが、前記サーバか
ら前記許可信号を受信した場合に前記ソフトウェアを所
定期間(以下、「応答タイム」と称す。)だけ使用可能
とする管理エージェントを具えるシステムにおけるソフ
トウェア課金方法において、前記クライアントの応答タ
イムおよび前記許可信号の配信回数を前記データベース
に登録しておき、所定期間毎に前記データベースの情報
を読出して前記ソフトウェアの使用料金を算出すること
を特徴とする。
【0019】この場合、予め前記クライアントのユーザ
の申告あるいは審査により前記クライアントにおける前
記ソフトウェアの所定期間毎の使用量の上限を設定して
前記データベースに登録しておき、この使用量の上限を
越える場合には前記クライアント宛の許可信号の生成・
配信を停止するようにしても良い。
【0020】また、本願発明に係る別のソフトウェア課
金方法は、ソフトウェアを使用するクライアントと、該
クライアントにおける前記ソフトウェアの使用の管理を
行うサーバとがネットワークで接続され、前記サーバ
が、前記クライアント宛の許可信号を生成し配信するア
プリケーションと、前記クライアントに関連づけて前記
許可信号の配信状況を蓄積するデータベースとを具える
とともに、前記クライアントが、前記サーバから前記許
可信号を受信した場合に前記ソフトウェアを所定期間
(以下、「応答タイム」と称す。)だけ使用可能とする
管理エージェントを具えるシステムにおけるソフトウェ
ア課金方法であって、予めユーザにソフトウェア使用量
の前払いを促し、ユーザにより前払いされた金額に応じ
て前記クライアントのソフトウェア使用可能量を算出
し、ここで算出した使用可能量に応じて、応答タイムあ
るいは許可信号の配信回数を設定し前記クライアントに
許可信号を生成・配信するようにしたことを特徴とす
る。
【0021】この課金方法の場合、予め前記クライアン
トのソフトウェア超過使用可能量を設定しておき、前記
使用可能量を超過した場合でも、前記ソフトウェア超過
使用可能量だけソフトウェアの使用を可能とするよう前
記管理エージェントを制御するようにしても良い。この
場合、前記使用可能量を超過してソフトウェアを使用し
た場合の超過使用時間を記録しておき、この超過使用時
間から前記ソフトウェアの超過使用料金を算出し前記ソ
フトウェアのユーザに課金するようにし、前記超過使用
料金は、以降に前記クライアントのユーザがソフトウェ
ア使用量が支払われた場合にそこから差引くようにする
のが望ましい。
【0022】さらに、前記ソフトウェアが有する複数の
機能のうち実際に使用された機能を記憶しておき、使用
された機能毎の課金を行うようにしても良い。
【0023】本願発明に係る更なる別のソフトウェア課
金方法は、ソフトウェアを使用するクライアントと、該
クライアントにおける前記ソフトウェアの使用の管理を
行うサーバとがネットワークで接続されたシステムにお
けるソフトウェア課金方法において、前記ソフトウェア
の動作を監視して、特定のコマンドあるいは特定のコマ
ンドの組合わせを検出した場合に1つの業務が終了した
ものと判断し、前記ソフトウェアが処理した業務の数に
応じて課金するようにしたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付の図
面を参照しながら以下に詳細に説明する。図1は本願発
明に係るネットワークシステムの全体図である。図1に
示すように、Webサーバ10と、ソフトウェアを使用す
る複数のクライアント20とが、インターネット、LA
N、WAN等のネットワーク30により接続されてい
る。複数のクライアント20の細かい機能は異なっても
良いが、概略同じ構成である。
【0025】クライアント20は、独自のシステム環境
(必要な記憶媒体、CPU等を含む)を有し、そこにソ
フトウェア21がインストールされる。このソフトウェ
ア21はCD−ROM等の媒体に保存されたものをユー
ザが販売店等より入手するか、インターネット等のネッ
トワーク30を介してダウンロードされる。ソフトウェ
ア21自身は自らの使用許可に関する権限が与えられて
おらず、後述するエージェント22による使用許可を受
けることにより初めて使用可能となる。すなわち、ソフ
トウェア21をインストールしただけの状態ではロック
されており、クライアント20はソフトウェア21の実
質的な機能を使用することができない。
【0026】ソフトウェア21は、初回起動時にWebサ
ーバ10にアクセスしてエージェント22をダウンロー
ドするようプログラムされている。このエージェント2
2は、ソフトウェア21の使用時には常に動作し、サー
バ10とクライアント20間の通信を処理するととも
に、ソフトウェア21のロック/アンロックを司るアプ
リケーションソフトである。エージェント22は、Web
サーバ10から所定のスクランブルコード(すなわち、
許可信号)を受信した場合に、ソフトウェア21のロッ
クを所定期間(以下、「応答タイム」と称す。)だけ解
除し、この応答タイム経過時までに新たなスクランブル
コードを受信しない場合には、当該応答タイム経過時に
ソフトウェア21を再びロックし使用不能とするようプ
ログラミングされている。
【0027】一方、Webサーバ10は、クライアント毎
の情報を蓄積するデータベース11と、クライアントI
Dや応答タイムに関連づけて毎回異なるスクランブルコ
ードを自動生成するアプリケーション13を具えてい
る。ここで、データベース11に登録されるクライアン
ト毎の情報には、各クライアントのID、Webサーバ1
0との認証や接続管理の他、スクランブルコード供給回
数、設定された応答タイム、該クライアントの信用情報
等が含まれる。また、アプリケーション13が生成する
スクランブルコードは常に異なり、かつ唯一のものであ
る。
【0028】クライアント20にインストールされたエ
ージェント22は、その後Webサーバ10からIDを取
得するとともにWebサーバ10にソフトウェアの使用に
関する設定情報の登録要求を行う。これによりサーバ1
0のデータベース11にクライアント20の領域が作成
され、クライアント20にてソフトウェア21の使用を
可能とするための設定情報の登録が行われる。この設定
情報には、応答タイムの長さや、後述する課金形態のタ
イプなどが含まれる。
【0029】この登録完了後、クライアント20のユー
ザへのソフトウェア使用意志の確認を経て、ソフトウェ
ア21の使用許諾処理が行われる。すなわち、アプリケ
ーション13により初回スクランブルコードが生成さ
れ、これらの情報がエージェント22に供給される。ス
クランブルコードを受信したエージェント22は、ソフ
トウェア21のロックを解除し、これによりクライアン
ト20にてソフトウェア21が応答タイム経過時まで使
用可能となる。
【0030】ソフトウェア21の使用開始後、応答タイ
ム経過時までにエージェント22がWebサーバ10から
新たなスクランブルコードを受信すると、エージェント
22はソフトウェア21に再び使用許可を出す。これに
よりソフトウェア21が次の応答タイム経過時まで継続
して使用可能となる。クライアント20ではソフトウェ
ア21を継続使用するためには応答タイム経過時までに
新たなスクランブルコードを入手する必要があり、応答
タイム経過時にネットワーク接続されていない場合には
自動的にネットワーク30への接続処理が行われる。こ
こで、Webサーバ10による新たなスクランブルコード
配信時にクライアント20がネットワーク接続されてい
ない、あるいは何らかの原因によりスクランブルコード
を受信できなかった場合は、当該応答タイムの満了時に
ソフトウェア21の使用許可が取り消され、使用不能と
なる。
【0031】エージェント22はスクランブルコードを
受信した際にWebサーバ10に受信完了通知を返信する
ようにしても良い。この場合、クライアント20からの
受信完了通知を受けたWebサーバ10は、データベース
11の当該クライアントのスクランブルコード配信回数
に1を加算する。このように構成すると、ユーザの意志
によりソフトウェア21の使用が中止あるいは中断され
た場合、Webサーバ10から配信されたスクランブルコ
ードの受信完了通知が返信されないため、Webサーバ1
0側で当該クライアント20によるソフトウェア21の
使用が停止したことを検知することができる。
【0032】このようにシステムを構成すると、クライ
アントのソフトウェア利用形態に応じて以下に示す課金
方法を実現することができる。これらの課金方法は単一
の方法を採用しても良いし、ユーザの選択に応じて任意
の方法を利用できるようにしたり、2つ以上組み合わせ
た方法を適用することも可能である。
【0033】(1)使用時間従量制 クライアント20がソフトウェア21を使用した時間に
比例した課金を行う方法である。この方法では、基本的
にクライアント20は必要なだけソフトウェア21を使
用することができ、所定期間毎にそれまでのソフトウェ
ア使用時間に応じた料金を支払うようにする。以下に、
この課金方法について説明する。クライアント20によ
るソフトウェア21の使用開始時点から、Webサーバ1
0のデータベース11にはスクランブルコードの配信回
数が蓄積される。所定期間毎(例えば月に一度)に、デ
ータベース11に蓄積されたスクランブルコードの配信
回数が引き出され、この回数と応答タイムを乗じた時間
がソフトウェア21の使用時間とされ、これに応じた料
金がクライアント20のユーザに課金される。ユーザに
請求された料金が所定期間内に支払われない場合は、デ
ータベース11にその事実を登録するとともに、当該ク
ライアントへのスクランブルコードの配信を停止する。
この課金方法によれば、ユーザはソフトウェア21を使
用した分だけの料金を支払えば良く、従来のようにソフ
トウェア購入時に高額の代金を支払う必要がない。
【0034】この課金情報(すなわち、ソフトウェア使
用状況)とその支払実績は、Webサーバ10のデータベ
ース11に登録するようにする。また、ここでデータベ
ース11の情報を引き出し、実際にユーザに請求を行う
業務はWebサーバ10が負担しても良いし、Webサーバ1
0にネットワーク30を介して接続された請求・信用調
査部門40が執り行うようにしても良い。
【0035】また、エージェント22がスクランブルコ
ードを受信した際に受信確認通知をWebサーバ10に返
信するシステムの場合は、この受信確認通知の返信回数
を課金対象としても良い。受信確認通知はクライアント
20がソフトウェア21を実際に使用している間だけ返
信されるので、応答タイムが比較的短い場合(例えば、
10分、30分、1時間等)には、よりユーザの使用実
態に対応した課金を行うことが可能となる。
【0036】さらに、ユーザが自己の支払能力以上にソ
フトウェアを使用するのを防止するため、過去の支払実
績等に基づいてソフトウェアの使用を制限するようにし
ても良い。例えば、対象となるソフトウェア自体の価
格、ユーザが使用した期間(時間)やその回数、支払い
の実績等の評価に応じて月ごとの使用可能量の上限を設
定し、クライアントに関連づけてデータベース11に登
録しておき、月の使用料が所定量を超えたらクライアン
ト10のユーザに警告を発したり、ソフトウェアをロッ
クする等の処理を行うようにしても良い。
【0037】(2)料金前払い制 ソフトウェアの使用に先立ちユーザが予め使用する分だ
けの使用権を購入する方法であり、いわばプリペイドカ
ード方式である。例えば、クライアント20はソフトウ
ェア21のインストール後、Webサーバ10への初回接
続時に使用権を購入する。実際には、予めソフトウェア
供給業者の窓口やネットワークを介した電子決済等の方
法によりソフトウェアを使用したい分だけの対価を納
め、これと引替えに得たアクセス番号を入力する等の処
理を行う。これにより、納めた金額に応じた応答タイム
及び/又はスクランブルコード配信回数が設定され、デ
ータベース11に登録される。その後クライアント20
でソフトウェア21を使用する際には、設定された応答
タイムの情報を含むスクランブルコードが生成・配信さ
れ、あるいは設定された回数だけスクランブルコードが
配信され、クライアント20は納めた金額の分だけソフ
トウェア21を継続して使用することができる。
【0038】この方法では、ソフトウェア21の使用中
に応答タイムが経過するかスクランブルコード配信回数
に到達する前に、管理エージェント22はユーザにその
旨を通知するようにする。ユーザがソフトウェア21の
継続使用を望む場合には、その時点で新たに必要な分の
使用権を購入する。これによりデータベース11の情報
が更新され、アプリケーション13が更新された情報に
基づいてスクランブルコードを生成・配信され、クライ
アント20でソフトウェア21を継続して使用すること
ができる。このように、予め必要な分だけソフトウェア
使用料を前払いして使用権を購入することにより、ユー
ザは自己の支払能力を超えてソフトウェアを使いすぎる
ことがなく、予算に応じた利用計画が立てられるように
なる。
【0039】さらに、設定された応答タイムあるいはス
クランブルコード配信回数を超えた場合でも、緊急等の
理由により使用権の購入手続を後回しにして継続使用を
可能とすべく、ソフトウェアの超過使用を容認するよう
にしても良い。すなわち、ユーザの信用度や過去のソフ
トウェア使用実績、その支払実績等に基づいてクライア
ント毎の超過可能時間を設定しデータベース11に登録
しておく。この情報はクライアント20からの初回接続
時にエージェント22に通知され、その分だけソフトウ
ェア21を継続使用可能とする。この場合ユーザは超過
使用可能時間内に新たに使用権を購入するようにする。
【0040】図2を用いて、クライアント毎の超過使用
可能時間の設定方法の一例を説明する。図2のグラフに
示すように、クライアント20の過去のソフトウェア使
用時間が300分を超えるまでは所定の曲線を描くよう
に超過使用可能時間を増やしていき、過去の使用時間合
計が300分となった時点で最大30分の超過使用を認
めるようにする。最大認められる超過使用可能時間は3
0分とし、クライアント20にそれ以上の使用実績があ
っても30分以上は認めないようにする。
【0041】ソフトウェア21の超過使用が行われた場
合、クライアント20のエージェント22は、購入され
た使用権の範囲を超えてソフトウェア21が使用された
時間を記録しておき、次回ソフトウェア使用開始時にク
ライアント20がWebサーバ10へ接続する際にその情
報を送信する。Webサーバ10はデータベース11を参
照し、新たに使用権が購入されている場合にはそこから
超過使用分を差引き、新たに使用権が購入されていない
場合には今回のソフトウェア使用を認めないようにす
る。
【0042】(3)使用機能制 ソフトウェア21が多種の機能が統合されたソフトウェ
アである場合に、クライアント20が実際に使用した機
能の種類や量に応じた請求を実現する課金方法である。
前記(1)の使用時間従量制や(2)の料金前払い制と
併せて利用される。この方法では、エージェント22に
クライアント20が実際に使用した機能を記憶する手段
を設けておき、Webサーバ10からスクランブルコード
を受信する際に蓄積した情報をWebサーバ10へ送信す
るようにする。Webサーバ10は予め用意された課金マ
ップにこの結果を当てはめ、これにより算出される機能
使用料と、応答タイムやスクランブルコード配信回数よ
り算出される使用量(時間)とに応じた課金を行う。
【0043】図3に、この方法で使用する課金マップの
一例を示す。本例ではソフトウェア21が文書作成ソフ
トである場合について説明する。この課金マップは、X
Y平面上にソフトウェア21の機能1つを1単位として
配置したものであり、ソフトウェア21が有する全機能
がXY全平面に相当し、XY平面は機能単位毎に細分化
される。各機能単位は関連する機能毎に関連づけて配置
し、ある機能単位(A)の周辺に配置された機能はすべ
て機能(A)に関連した機能(A’)とみなされる。図
3に示すように、簡易表計算は文書作成機能(機能A)
に含まれ、グラフ作成は他ソフト連携機能(機能C)に
含まれる。例えばクライアント20が機能A,B,Cを
使用した場合、これを課金マップに当てはめ、これらの
3座標に囲まれる機能はすべて関連した機能とみなされ
課金対象とする。
【0044】(4)業務単位制 クライアント20で使用されるソフトウェア21が、例
えば月末処理が可能な経理管理ソフトや営業支援ソフト
等の特定業務を行うソフトウェアの場合に、その業務の
開始から完了までを1つの単位とし、業務単位毎の課金
を実現する方法である。この種のソフトウェアの場合、
特定のコマンドあるいはコマンドの組み合わせにより、
業務の終了を判断することが可能な場合がある。例えば
営業支援ソフトの場合は、営業担当者が終了報告書を作
成し、その上司に当該報告書をメール送信した時点で業
務の終了を判断することができる。また、経理管理ソフ
トの場合、翌月の月末処理を始めた時点で前月の月末処
理の終了を判断することができる。本願発明者はこの点
に着目し、ソフトウェアに応じて特定のコマンドあるい
はコマンドの組み合わせを監視することによりクライア
ント10で行った業務による課金を実現するに至ったも
のである。
【0045】この方法では、エージェント22がソフト
ウェア21の動作を監視し、特定のコマンドあるいはコ
マンドの組み合わせがあった場合にそれをWebサーバ1
0に通知するようにする。ここで監視するコマンドある
いはその組み合わせはソフトウェア21の種類により変
化させるものとし、上述のように営業支援ソフトの場合
は終了報告書のメール送信であり、経理管理ソフトの場
合は月末処理の開始があった場合に1業務が終了したも
のと判断する。
【0046】Webサーバ10は、クライアント20の業
務が終了するまで、すなわちエージェント22から業務
終了通知を受信するまで応答タイム毎にスクランブルコ
ードを送信し、業務が終了するまでは何回/何時間でも
ソフトウェア21を使用可能とする。業務終了通知を受
信したWebサーバ10は、データベース11にその情報
を登録するようにする。この課金方法においては、請求
・調査部門40が一定期間毎(例えば月に一度)にクラ
イアント20で行った業務数に応じてユーザに請求する
ようにしても良いし、予めユーザに前払いされた使用量
に応じた業務数だけソフトウェア21を使用可能とする
ようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】以上、本願発明の実施の形態について詳
細に説明したように、クライアントはソフトウェア使用
の際にサーバから許可信号の配信を受けなくてはならな
いため、サーバ側にてソフトウェアの使用実態を容易に
把握すること可能となり、不正な複製等によるソフトウ
ェアの不正使用を防止することができる。また、ソフト
ウェアの使用許諾について動的にサーバとの認証を行う
ようにすれば、ある時点での許可信号を入手してソフト
ウェアの不正使用が行われた場合でも応答タイム経過後
には使用できなくなるため、より強力にソフトウェアの
不正使用を防止することができる。
【0048】一方で、サーバ側にてソフトウェアの使用
実態が的確に把握できるため、クライアント毎の使用実
態に応じた課金が可能となる。すなわち、本発明によれ
ば(1)使用時間に応じた課金方法、(2)前払い式の
課金方法、(3)使用した機能に応じた課金方法、
(4)行った業務数による課金方法、とが可能であるた
め、ユーザによるソフトウェアの使用形態の幅を広げる
とともに、ユーザの予算に応じたソフトウェア使用計画
を立てられるようになる。
【0049】さらに、本願発明によれば管理エージェン
トはサーバから許可信号の受信があった場合に応答タイ
ムだけソフトウェアを使用可能とすれば良く、燃料タン
クテーブルの管理やソフト使用許可の判断を行う必要が
ないため、特開平10−78867号公報のシステムに
比してエージェントの負担を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るソフトウェア管理システムを説明
するための全体図である。
【図2】本発明に係る料金前払い式の課金方法におい
て、超過使用可能時間の設定方法の一例を説明するグラ
フである。
【図3】本発明に係る使用機能による課金方法において
使用する課金マップの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 Webサーバ 11 データベース 13 アプリケーション 20 クライアント 21 ソフトウェア 22 管理エージェント 30 ネットワーク 40 請求・信用調査部門

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアを使用するクライアント
    と、該クライアントにおける前記ソフトウェアの使用の
    管理を行うサーバとがネットワークで接続されたソフト
    ウェア管理システムにおいて、 前記サーバが、前記クライアント宛に前記ソフトウェア
    の使用を許可する許可信号を生成し配信するアプリケー
    ションと、前記クライアントに関連づけて前記許可信号
    の配信状況を蓄積するデータベースとを具えるととも
    に、 前記クライアントが、前記サーバから前記許可信号を受
    信した場合に前記ソフトウェアを所定期間(以下、「応
    答タイム」と称す。)だけ使用可能とする管理エージェ
    ントを具えることを特徴とするソフトウェア管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のソフトウェア管理シス
    テムにおいて、 前記アプリケーションが、前記応答タイムが満了する前
    に、必要に応じて前記クライアント宛に新たな許可信号
    を生成・配信するとともに、 前記管理エージェントが、この新たな許可信号を受信し
    た場合に前記応答タイム経過後次の応答タイムが満了す
    るまで前記ソフトウェアを使用可能とすることを特徴と
    するソフトウェア管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のソフトウェア管理シス
    テムにおいて、前記サーバが配信する許可信号は、前記
    クライアントに対し毎回生成され暗号化された唯一のも
    のであることを特徴とするソフトウェア管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のソフトウェア管
    理システムにおいて、前記管理エージェントが、前記応
    答タイム終了後にも所定期間だけ超過して前記ソフトウ
    ェアを使用可能とする超過の許可手段を具えることを特
    徴とするソフトウェア管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のソフトウェア管理シス
    テムにおいて、前記管理エージェントが、前記ソフトウ
    ェアの超過使用を許可した場合に、前記クライアントが
    実際に前記ソフトウェアを使用した時間を記憶し、前記
    サーバに通知する手段を具えることを特徴とするソフト
    ウェア管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載のソフ
    トウェア管理システムにおいて、 前記管理エージェントが更に、前記ソフトウェアが有す
    る複数の機能のうち使用された機能を記憶して前記サー
    バに通知する手段を具えるとともに、 前記データベースが、ここで通知された情報を蓄積する
    領域を具えることを特徴とするソフトウェア管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 ソフトウェアを使用するクライアント
    と、該クライアントにおける前記ソフトウェアの使用の
    管理を行うサーバとがネットワークで接続されたソフト
    ウェア管理システムにおいて、 前記クライアントが、前記ソフトウェアの動作を監視し
    て特定のコマンドあるいはコマンドの組合せを検知した
    場合に1つの業務が終了したと判断して前記サーバに通
    知する管理エージェントを具えるとともに、 前記サーバが、ここで通知された情報を蓄積するデータ
    ベースとを具えることを特徴とするソフトウェア管理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載のソフ
    トウェア管理システムにおいて、当該システムがさら
    に、前記サーバのデータベースに蓄積された情報を読み
    出し、これに応じて前記クライアントのソフトウェア使
    用料を算出し請求する手段を具えることを特徴とするソ
    フトウェア管理システム。
  9. 【請求項9】 ソフトウェアを使用するクライアント
    と、該クライアントにおける前記ソフトウェアの使用の
    管理を行うサーバとがネットワークで接続され、 前記サーバが、前記クライアント宛の許可信号を生成し
    配信するアプリケーションと、前記クライアントに関連
    づけて前記許可信号の配信状況を蓄積するデータベース
    とを具えるとともに、 前記クライアントが、前記サーバから前記許可信号を受
    信した場合に前記ソフトウェアを所定期間(以下、「応
    答タイム」と称す。)だけ使用可能とする管理エージェ
    ントを具えるシステムにおけるソフトウェア課金方法に
    おいて、 前記クライアントの応答タイムおよび前記許可信号の配
    信回数を前記データベースに登録しておき、所定期間毎
    に前記データベースの情報を読出して前記ソフトウェア
    の使用料金を算出することを特徴とするソフトウェア課
    金方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のソフトウェア課金方
    法において、更に、 予め前記クライアントのユーザの申告あるいは審査によ
    り前記クライアントにおける前記ソフトウェアの所定期
    間毎の使用量の上限を設定して前記データベースに登録
    しておき、 この使用量の上限を越える場合には前記クライアント宛
    の許可信号の生成・配信を停止することを特徴とするソ
    フトウェア課金方法。
  11. 【請求項11】 ソフトウェアを使用するクライアント
    と、該クライアントにおける前記ソフトウェアの使用の
    管理を行うサーバとがネットワークで接続され、 前記サーバが、前記クライアント宛の許可信号を生成し
    配信するアプリケーションと、前記クライアントに関連
    づけて前記許可信号の配信状況を蓄積するデータベース
    とを具えるとともに、 前記クライアントが、前記サーバから前記許可信号を受
    信した場合に前記ソフトウェアを所定期間(以下、「応
    答タイム」と称す。)だけ使用可能とする管理エージェ
    ントを具えるシステムにおけるソフトウェア課金方法で
    あって、 予めユーザにソフトウェア使用量の前払いを促し、 ユーザにより前払いされた金額に応じて前記クライアン
    トのソフトウェア使用可能量を算出し、 ここで算出した使用可能量に応じて、応答タイムあるい
    は許可信号の配信回数を設定し前記クライアントに許可
    信号を生成・配信するようにしたことを特徴とするソフ
    トウェア課金方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のソフトウェア課金
    方法において、更に、 予め前記クライアントのソフトウェア超過使用可能量を
    設定しておき、 前記使用可能量を超過した場合でも、前記ソフトウェア
    超過使用可能量だけソフトウェアの使用を可能とするよ
    う前記管理エージェントを制御することを特徴とするソ
    フトウェア課金方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のソフトウェア課金
    方法において、 前記使用可能量を超過してソフトウェアを使用した場合
    の超過使用時間を記録しておき、 この超過使用時間から前記ソフトウェアの超過使用料金
    を算出し前記ソフトウェアのユーザに課金することを特
    徴とするソフトウェア課金方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のソフトウェア課金
    方法において、 前記超過使用料金は、前記超過使用の後に前記クライア
    ントのユーザによりソフトウェア使用量が支払われた場
    合にそこから差引くようにしたことを特徴とするソフト
    ウェア課金方法。
  15. 【請求項15】 請求項9乃至14のいずれかに記載の
    ソフトウェア課金方法において、さらに、 前記ソフトウェアが有する複数の機能のうち実際に使用
    された機能を記憶しておき、 使用された機能毎の課金を行うようにしたことを特徴と
    するソフトウェア課金方法。
  16. 【請求項16】 ソフトウェアを使用するクライアント
    と、該クライアントにおける前記ソフトウェアの使用の
    管理を行うサーバとがネットワークで接続されたシステ
    ムにおけるソフトウェア課金方法において、 前記ソフトウェアの動作を監視して、特定のコマンドあ
    るいは特定のコマンドの組合わせを検出した場合に1つ
    の業務が終了したものと判断し、 前記ソフトウェアが処理した業務の数に応じて課金する
    ようにしたことを特徴とするソフトウェア課金方法。
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