JPH10333723A - 多自由度マニピュレータの位置決め装置及び位置決め方法並びにそれを実行するためのプログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

多自由度マニピュレータの位置決め装置及び位置決め方法並びにそれを実行するためのプログラムを格納した記録媒体

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JPH10333723A
JPH10333723A JP13734897A JP13734897A JPH10333723A JP H10333723 A JPH10333723 A JP H10333723A JP 13734897 A JP13734897 A JP 13734897A JP 13734897 A JP13734897 A JP 13734897A JP H10333723 A JPH10333723 A JP H10333723A
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hand
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JP13734897A
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Toshihiro Nishizawa
俊広 西沢
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演算量削減により計算時間を高速化し、冗長
多自由度マニピュレータにも適用でき、また人間により
簡単に変換式を導出できる多自由度マニピュレータの位
置決めを行う。 【解決手段】 手先位置姿勢情報1とマニピュレータの
全体形状の指定値2とから、全体形状を指定するための
解曲線を求め(3)、全リンクの端点が当該解曲線上に
配置される様にリンク端点位置を算出し(4)、隣接す
る2リンクのリンク端点と根元側リンクの姿勢とから2
リンク間の関節角を算出する(5)。そして、この関節
角から手先側リンクの姿勢を求め(6)、リンク毎に根
元から手先まで逐次的に上記関節角とリンク姿勢を繰返
し算出して全関節角を求める(8)。こうすることによ
り、6自由度を越える超多自由度に対応でき、また位置
決めの算出が高速化可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多自由度マニピュレ
ータの位置決め装置及び位置決め方法並びにそれを実行
するためのプログラムを格納した記録媒体に関し、特に
産業用ロボット、原子力ロボッ卜、宇宙ロボット等で1
関節に2以上の自由度を持つリンクを複数接続した多自
由度マニピュレータの位置決め装置及び位置決め方法並
びにそれを実行するためのプログラムを格納した記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】マニピュレータは駆動関節角情報を与え
ることにより制御されるものである。オペレータによる
マニピュレータの動作指示容易化のためには、手先の位
置姿勢を用いた指示方式が必要である。そのために手先
位置姿勢情報を駆動関節角情報に変換する(以下逆変換
と呼ぶ)ことが必要となる。位置決め装置においては、
この逆変換の計算手段の簡単化、高速化が要求される。
【0003】近年、多自由度マニピュレータの位置決め
装置の逆変換の計算手段の構成として「ロボット・マニ
ピュレータ、昭和59年、コロナ社発行、62〜81
頁」が知られている。当該文献記載の構成を図9に示
す。
【0004】すなわち、マニピュレータの手先の位置姿
勢情報1を用いて、各駆動関節角計算手段21〜2nに
て全駆動関節角の解7が出力される。各駆動関節角を求
める変換式は人間によって個別に導出する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べた構成では
6以下の自由度を持つマニピュレータに対して解析的に
駆動関節角を求めることができるが、自由度の増加に伴
い計算量が増加するという課題があった。また、関節駆
動角を求める変換式は人間により導出する必要があり変
換式を導出するために幾何学的な直感が要求されるた
め、変換式の導出には工数がかかるという課題があっ
た。
【0006】従来の構成では、7以上の冗長自由度を有
するマニピュレータに適用する場合、解析的に駆動関節
角を求めることができず、駆動関節角の解を繰り返し演
算により求める必要があり、さらに計算量が増加すると
いう課題があった。
【0007】本発明の目的は、演算量削減により計算時
間を高速化し、冗長多自由度マニピュレータにも適用で
き、また人間により簡単に変換式を導出できる多自由度
マニピュレータの位置決め装置及び位置決め方法並びに
それを実行するためのプログラムを格納した記録媒体を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、1間接
に2以上の自由度を持つリンクを複数接続した多自由度
マニピュレータの位置決め装置であって、前記マニピュ
レータの手先位置姿勢情報及び全体形状の指定値から解
曲線を求める解曲線計算手段と、前記リンクの全リンク
端点が前記解曲線上に配置されるよう前記リンク端点の
位置を定めるリンク端点位置計算手段と、隣接する2リ
ンクのリンク端点位置と根元側リンクの姿勢とから前記
2リンク間の駆動関節角を求める駆動関節角計算手段
と、前記2リンク間の駆動関節角より手先側リンクの姿
勢を求めるリンク姿勢計算手段と、前記リンク毎に根元
から手先まで逐次的に上記関節角計算手段と上記リンク
姿勢計算手段とを動作制御せしめて全関節角を求める演
算制御手段とを含むことを特徴とする多自由度マニピュ
レータの位置決め装置が得られる。
【0009】そして、前記マニピュレータの全体形状
を、前記手先リンクの根元側端点とロボット本体が設置
されたリンクの手先側端点を通る直線と、この直線と直
交し予め定められた基準方向に対して指定した角度で交
わるベクトルとにより張られる平面上に、全リンクの端
点を配置するように指定することを特徴とする。
【0010】また、前記マニピュレータの全体形状を、
前記手先リンクの根元側端点と、手先側端点と、ロボッ
ト本体が設置されたリンクの手先側端点とを通る平面上
に、全リンクの端点を配置するように指定することを特
徴とする。
【0011】更に、前記マニピュレータの全体形状を、
手先位置姿勢とロボット本体が設置されたリンクの姿勢
とから求まるマニピュレータの全リンク長と同じ長さの
3次元曲線上に、全リンク端点を配置するように指定す
ることを特徴とする。
【0012】また本発明によれば、1間接に2以上の自
由度を持つリンクを複数接続した多自由度マニピュレー
タの位置決め方法であって、前記マニピュレータの手先
位置姿勢情報及び全体形状の指定値から解曲線を求める
解曲線計算ステップと、前記リンクの全リンク端点が前
記解曲線上に配置されるよう前記リンク端点の位置を定
めるリンク端点位置計算ステップと、隣接する2リンク
のリンク端点位置と根元側リンクの姿勢とから前記2リ
ンク間の駆動関節角を求める駆動関節角計算ステップ
と、前記2リンク間の駆動関節角より手先側リンクの姿
勢を求めるリンク姿勢計算ステップと、前記リンク毎に
根元から手先まで逐次的に上記関節角計算ステップと前
記リンク姿勢計算ステップとを動作制御せしめて全関節
角を求める演算制御ステップとを含むことを特徴とする
多自由度マニピュレータの位置決め方法が得られる。
【0013】更に本発明によれば、1間接に2以上の自
由度を持つリンクを複数接続した多自由度マニピュレー
タの位置決め方法を動作制御するためのプログラムを格
納した記録媒体であって、前記マニピュレータの手先位
置姿勢情報及び全体形状の指定値から解曲線を求める解
曲線計算ステップと、前記リンクの全リンク端点が前記
解曲線上に配置されるよう前記リンク端点の位置を定め
るリンク端点位置計算ステップと、隣接する2リンクの
リンク端点位置と根元側リンクの姿勢とから前記2リン
ク間の駆動関節角を求める駆動関節角計算ステップと、
前記2リンク間の駆動関節角より手先側リンクの姿勢を
求めるリンク姿勢計算ステップと、前記リンク毎に根元
から手先まで逐次的に上記関節角計算ステップと前記リ
ンク姿勢計算ステップとを動作制御せしめて全関節角を
求める演算制御ステップとを実行させるためのプログラ
ムを格納した記録媒体が得られる。
【0014】本発明の作用を述べる。手先位置姿勢情報
とマニピュレータの全体形状の指定値とから、全体形状
を指定するための解曲線を求め、全リンクの端点が当該
解曲線上に配置される様にリンク端点位置を算出し、隣
接する2リンクのリンク端点と根元側リンクの姿勢とか
ら2リンク間の関節角を算出する。そして、この関節角
から手先側リンクの姿勢を求め、リンク毎に根元から手
先まで逐次的に上記関節角とリンク姿勢を繰返し算出し
て全関節角を求める。
【0015】こうすることにより、6自由度を越える超
多自由度に対応でき、また位置決めの算出が高速化可能
となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施形態について説明する。
【0017】図1は本発明の実施形態を、機能及び手順
として模式的に示したブロック図である。図1を参照す
ると、オペレータの希望するマニピュレータの動作目標
値として、マニピュレータの手先位置姿勢情報1とマニ
ピュレータの全体形状を指定するための指定値2を入力
する。
【0018】解曲線計算手段3は、マニピュレータの手
先位置情報1と全体の形状の指定値2とを用いて、手先
を除く全リンクの各端点が曲線上に配置できるように解
曲線を求める。
【0019】リンク端点位置計算手段4は手先を除く全
リンクの各端点が当該解曲線上に配置するように拘束条
件を用いて各リンク端点の位置を計算をする。
【0020】駆動関節計算手段5は、互いに隣接する2
リンクのリンク端点位置と2リンクの内の根元側リンク
の姿勢とから、2リンク間の駆動関節角を計算する。こ
の場合、隣接する2リンク間の情報のみを用いることに
より計算量を削減できる。
【0021】リンク姿勢計算手段6は、駆動関節計算手
段5により得られた互いに隣接する2リンク間の駆動関
節角より、手先側リンクの姿勢を求める。
【0022】演算制御手段8により、リンク毎に、根元
から手先まで逐次的に上記関節角計算手段5と上記リン
ク姿勢計算手段6とを実行することにより全駆動関節角
の解7を求める。
【0023】リンク端点位置計算手段4は任意の数の点
を解曲線上に配置可能である。また根元から逐次的に駆
動関節角の解を求める駆動関節角計算手段5は任意の数
のリンクの結合に適用可能である。このことから、本発
明の多自由度マニピュレータの位置決め装置は6自由度
を超えた冗長自由度のマニピュレータにも適用が可能と
なる。
【0024】以上の構成により、オペレータがマニピュ
レータの手先を動作させたい位置姿勢を決めると、マニ
ピュレータの各駆動関節角が決定し、駆動関節角に基い
て多自由度マニピュレータが制御される。すなわち、マ
ニピュレータの手先の位置をオペレータの希望の位置に
動作させることができる。
【0025】尚、上記各要素3〜6,8はコンピュータ
(情報処理装置)により実行制御可能であり、この場合
は予め実行制御手順のプログラムを格納した記録媒体1
0をコンピュータが読み取って実行する様になっている
ものとする。
【0026】次に、本発明の実施例に使用されるマニピ
ュレータの例を、図2から図5を用いて説明するが、1
関節に2自由度を有するリンクを複数接続する多自由度
マニピュレータに適用できるものである。
【0027】図2は1関節に2以上の自由度をもつ多自
由度マニピュレータの第1の関節構造を示す斜視図であ
る。屈曲部31にリンクに対して垂直に交わる平面上に
第1回転軸32と第2回転軸33とを配置した例であ
る。この構造はユニバーサルジョイントと呼ばれる構造
のものである。
【0028】図3はリンクの1関節に2以上の自由度を
もつ多自由度マニピュレータの第2の関節構造を示す斜
視図である。リンクの方向の軸に第1回転軸32を配置
し、屈曲部31にリンク方向に垂直に第2回転軸33を
配置した例である。
【0029】図4は1関節に2以上の自由度をもつ多自
由度マニピュレータの第3の関節構造を示す斜視図であ
る。屈曲部31にリンクに対して垂直に交わる平面上に
第1回転軸32と第2回転軸33とを配置し、またリン
クが伸縮する直動部34を有する例である。
【0030】図5は1関節に2以上の自由度をもつ多自
由度マニピュレータの第4の関節構造を示す斜視図であ
る。リンクの方向の軸に第1回転軸32を配置し、屈曲
部31にリンク方向に垂直に第2回転軸33を配置し、
またリンクが伸縮する直動部34を持つ例である。
【0031】これ等の1関節に2自由度以上を持つリン
クを複数接続した多自由度マニピュレータは屈曲部、す
なわちリンク端点の位置を、予め定めるマニピュレータ
の全体形状によって求められる解曲線上に配置すること
ができる。よって、本発明はこれらの1関節に2自由度
以上を持つリンクを複数接続した多自由度マニピュレー
タに適用が可能となる。
【0032】
【実施例】以下に、本発明の実施例の動作について詳述
する。図6は第1の実施例を示すベクトル図であり、オ
ペレータが希望するマニピュレータの動作目標として手
先位置姿勢情報1が入力される。
【0033】手先の位置姿勢情報1によれば、手先リン
ク101の根元側端点61とロボット本体が設置された
リンク102の手先側端点62とを通る直線が一意に決
定される。この直線上に解平面67を決定する。解平面
67はロボット本体が設置されたリンク102の手先側
端点62から手先リンク101の根元側端点61へのベ
クトルV↓B63と、基準ベクトルV↓R64に対して
ある指定した角度θ65をなすベクトルV↓θ66よっ
て張られる平面とする。角度θ65をマニピュレータの
全体形状の指定値2とする。
【0034】解曲線計算手段3は手先の位置姿勢情報1
とマニピュレータの全体形状の指定値2とを用いて前述
の手順で解平面67を計算する。リンク端点位置計算手
段4はこの解平面67上に、手先と根元を除く全リンク
が均一な角度で配置できるように全リンク端点(二重丸
で示す)の位置を求める。
【0035】駆動関節計算手段5は隣接する2リンクの
リンク端点位置と根元側リンクの姿勢とから当該2リン
ク間の駆動関節角を計算する。リンク姿勢計算手段6で
は、隣接する2リンク間の駆動関節角より手先側リンク
の姿勢を求める。
【0036】演算制御手段8により、リンク毎に根元か
ら手先まで逐次的に上記関節角計算手段と上記リンク姿
勢計算手段とを実行制御することにより全駆動関節角の
解7が求まる。
【0037】マニピュレータの各関節を全駆動関節角の
解7を用いて制御することによリ、オペレータの希望す
る動作目標にマニピュレータの手先位置姿勢を決めるこ
とができる。
【0038】図7は第2の実施例を示すベクトル図であ
り、オペレータが希望するマニピュレータの動作目標と
して手先位置姿勢情報1が入力される。
【0039】手先の位置姿勢情報1によれば、設置リン
ク102の手先側端点62から手先リンク101の根元
側端点61へのべクトルV↓B63と、手先姿勢ベクト
ルV↓E69とによって張られる平面が決まる。この平
面を解平面67とする。本実施例では、マニピュレータ
の全体形状は手先の位置姿勢情報1により一意に決ま
る。
【0040】解曲線計算手段3は手先の位置姿勢情報1
を用いて前述の手順で解平面67を計算する。これ以降
は実施例1と同様の構成とし、全駆動関節角の解7が求
まる。
【0041】マニピュレータの各関節を全駆動関節角の
解7を用いて制御することにより、オペレータの希望す
る動作目標にマニピュレータの手先位置姿勢を決めるこ
とができる。
【0042】図8は第3の実施例を示すベクトル図であ
り、オペレータが希望するマニピュレータの動作目標と
して手先位置姿勢情報1が入力される。
【0043】手先の位置姿勢情報1によれば、手先姿勢
ぺクトルV↓E69とロボット本体が設置されているリ
ンク方向ベクトルV↓O70とロボットの全リンク長L
により3次元曲線が決まる。この3次元曲線を解曲線7
1とする。この解曲線71は3次元曲線の空間分布に対
する制御条件を設けることにより一意に決める。3次元
曲線の空間分布に対する制御条件をマニピュレータの全
体形状の指定値2とする。
【0044】解曲線計算手段3は手先の位置姿勢情報1
とマニピュレータの全体形状の指定値2とを用いて前述
の手順で解曲線71を計算する。リンク端点位置計算手
段4は解曲線上に、根元からリンク端点をリンクごとに
リンク長に応じて配置できるように全リンク端点の位置
を求める。
【0045】これ以降は実施例1と同様の構成とし、全
駆動関節角の解7が求まる。マニピュレータの各関節を
全駆動関節角の解7を用いて制御することにより、オペ
レータが希望する動作目標にマニピュレータの手先位置
姿勢を決めることができる。
【0046】先の実施例1において、マニピュレータの
手先を除く各リンクは、ロボット本体が設置されたリン
ク102の手先側端点62から手先リンク101の根元
側端点61へのベクトルV↓B63と、基準ベクトルV↓
R64に対してある指定した角度θ65をなすべクトル
V↓θ66によって張られる解平面67上に配置され
る。角度θ65を障害物68を回避するように設定する
ことにより、マニピュレータの障害物の回避が実現す
る。
【0047】先の実施例3において、マニピュレータの
手先101を除く各リンクは、手先姿勢ベクトルV↓E
69とロボット本体が設置されているリンク102の方
向ベクトルV↓O70とロボットの全リンク長Lとによ
り決まる解曲線71上に配置される。解曲線71は3次
元曲線の空間分布に対する制御条件を設けることにより
一意に決める。3次元曲線の空間分布に対する制御条件
に複数の障害物68の位置情報を用いることにより、マ
ニピュレータの障害物の回避が実現する。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、1関節2自由度のリン
クが複数接続される多自由度マニピュレータにおいて6
自由度以上の冗長多自由度に対応できるという効果があ
る。また、従来、全リンクの情報を用いて1つの手続き
で関節角を求めていたため演算が複雑化していたが、本
発明の構成では、第1としてマニピュレータの全体形状
を指定すること、第2として計算処理には隣接する2リ
ンク間の情報のみを用いることにより、駆動関節角の演
算量を削減し計算時間を高速化できる。
【0049】隣接する2リンク間の根元側リンクの姿勢
と手先側リンクの端点位置との情報のみで、駆動関節角
を求める変換式を人間により簡易に導出することがで
き、容易に駆動関節角計算手段を設計することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】1関節に2以上の自由度をもつ多自由度マニピ
ュレータの第1の関節構造を示す斜視図である。
【図3】1関節に2以上の自由度をもつ多自由度マニピ
ュレータの第2の関節構造を示す斜視図である。
【図4】1関節に2以上の自由度をもつ多自由度マニビ
ュレータの第3の関節構造を示す斜視図である。
【図5】1関節に2以上の自由度をもつ多自由度マニピ
ュレータの第4の関節構造を示す斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施例を示すベクトル図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施例を示すベクトル図であ
る。
【図8】本発明の第3の実施例を示すベクトル図であ
る。
【図9】従来の多自由度マニピュレータの位置決め装置
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 手先位置姿勢情報 2 マニピュレータの全体形状の指定値情報 3 解曲線計算手段 4 リンク端点位置計算手段 5 駆動関節角計算手段 6 リンク姿勢計算手段 7 全駆動関節角の解 8 演算制御手段 10 記録媒体 21 第1駆動関節角計算手段 22 第2駆動関節角計算手段 31 屈曲部 32 第1回転軸 33 第2回転軸 34 直動部 61 手先リンク根元側端点 62 設置リンク手先側端点 63 ベクトルV↓B 64 ベクトルV↓R 65 角度θ 66 ベクトルV↓θ 67 解平面 68 障害物 69 ベクトルV↓E 70 ベクトルV↓O 71 解曲線 101 手先リンク 102 設置リンク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1間接に2以上の自由度を持つリンクを
    複数接続した多自由度マニピュレータの位置決め装置で
    あって、 前記マニピュレータの手先位置姿勢情報及び全体形状の
    指定値から解曲線を求める解曲線計算手段と、 前記リンクの全リンク端点が前記解曲線上に配置される
    よう前記リンク端点の位置を定めるリンク端点位置計算
    手段と、 隣接する2リンクのリンク端点位置と根元側リンクの姿
    勢とから前記2リンク間の駆動関節角を求める駆動関節
    角計算手段と、 前記2リンク間の駆動関節角より手先側リンクの姿勢を
    求めるリンク姿勢計算手段と、 前記リンク毎に根元から手先まで逐次的に上記関節角計
    算手段と上記リンク姿勢計算手段とを動作制御せしめて
    全関節角を求める演算制御手段と、を含むことを特徴と
    する多自由度マニピュレータの位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記マニピュレータの全体形状を、前記
    手先リンクの根元側端点とロボット本体が設置されたリ
    ンクの手先側端点を通る直線と、この直線と直交し予め
    定められた基準方向に対して指定した角度で交わるベク
    トルとにより張られる平面上に、全リンクの端点を配置
    するように指定することを特徴とする請求項1記載の多
    自由度マニピュレータの位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記マニピュレータの全体形状を、前記
    手先リンクの根元側端点と、手先側端点と、ロボット本
    体が設置されたリンクの手先側端点とを通る平面上に、
    全リンクの端点を配置するように指定することを特徴と
    する請求項1記載の多自由度マニピュレータの位置決め
    装置。
  4. 【請求項4】 前記マニピュレータの全体形状を、手先
    位置姿勢とロボット本体が設置されたリンクの姿勢とか
    ら求まるマニピュレータの全リンク長と同じ長さの3次
    元曲線上に、全リンク端点を配置するように指定するこ
    とを特徴とする多自由度マニピュレータの位置決め装
    置。
  5. 【請求項5】 1間接に2以上の自由度を持つリンクを
    複数接続した多自由度マニピュレータの位置決め方法で
    あって、 前記マニピュレータの手先位置姿勢情報及び全体形状の
    指定値から解曲線を求める解曲線計算ステップと、 前記リンクの全リンク端点が前記解曲線上に配置される
    よう前記リンク端点の位置を定めるリンク端点位置計算
    ステップと、 隣接する2リンクのリンク端点位置と根元側リンクの姿
    勢とから前記2リンク間の駆動関節角を求める駆動関節
    角計算ステップと、 前記2リンク間の駆動関節角より手先側リンクの姿勢を
    求めるリンク姿勢計算ステップと、 前記リンク毎に根元から手先まで逐次的に上記関節角計
    算ステップと前記リンク姿勢計算ステップとを動作制御
    せしめて全関節角を求める演算制御ステップと、 を含むことを特徴とする多自由度マニピュレータの位置
    決め方法。
  6. 【請求項6】 1間接に2以上の自由度を持つリンクを
    複数接続した多自由度マニピュレータの位置決め方法を
    動作制御するためのプログラムを格納した記録媒体であ
    って、 前記マニピュレータの手先位置姿勢情報及び全体形状の
    指定値から解曲線を求める解曲線計算ステップと、 前記リンクの全リンク端点が前記解曲線上に配置される
    よう前記リンク端点の位置を定めるリンク端点位置計算
    ステップと、 隣接する2リンクのリンク端点位置と根元側リンクの姿
    勢とから前記2リンク間の駆動関節角を求める駆動関節
    角計算ステップと、 前記2リンク間の駆動関節角より手先側リンクの姿勢を
    求めるリンク姿勢計算ステップと、 前記リンク毎に根元から手先まで逐次的に上記関節角計
    算ステップと前記リンク姿勢計算ステップとを動作制御
    せしめて全関節角を求める演算制御ステップと、を実行
    させるためのプログラムを格納した記録媒体。
JP13734897A 1997-05-28 1997-05-28 多自由度マニピュレータの位置決め装置及び位置決め方法並びにそれを実行するためのプログラムを格納した記録媒体 Pending JPH10333723A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016513021A (ja) * 2013-02-08 2016-05-12 インリア・インスティテュート・ナショナル・ドゥ・ルシェルチェ・アン・インフォマティック・エ・アン・アートマティックInria Institut National De Recherche En Informatique Et En Automatique 変形可能ロボットの制御方法、関連モジュール、およびコンピュータプログラム
WO2023228857A1 (ja) * 2022-05-26 2023-11-30 ローレルバンクマシン株式会社 多関節ロボット、多関節ロボットの制御方法、ロボットシステム、及び、物品の製造方法

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