JPH10332342A - チェーン伸長度の検出方法及び検出装置 - Google Patents
チェーン伸長度の検出方法及び検出装置Info
- Publication number
- JPH10332342A JPH10332342A JP14279297A JP14279297A JPH10332342A JP H10332342 A JPH10332342 A JP H10332342A JP 14279297 A JP14279297 A JP 14279297A JP 14279297 A JP14279297 A JP 14279297A JP H10332342 A JPH10332342 A JP H10332342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- image
- pin
- elongation
- center positions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Conveyors (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 チェーンへの負荷変動及びチェーンの多角形
運動に拘らずチェーンの伸長度を正確に検出し得るチェ
ーン伸長度の検出方法、及びその実施に使用する検出装
置を提供する。 【解決手段】 ローラ85,85の周面上に照射されたレー
ザ光は、周面の僅かな凹凸によって散乱し、その散乱光
が撮像装置1,2に入射し、撮像装置1,2のCCD
に、散乱光による円弧状の像を含む画像が形成される。
コンピュータ5は、撮像装置1,2から与えられた画像
について、中心位置C1 ,C2 を算定し、当該画像の中
心位置C1 ,C2 から他の画像側の端までの距離l1 ,
l2 を算出し、実績中心位置間距離Mを求める。コンピ
ュータ5は、実績中心位置間距離Mと基準中心位置間距
離との差分を求め、求めた差分の基準中心位置間距離に
対する割合と閾値とを比較し、前者が後者以上であった
場合、出力装置6にチェーン交換の警報を出力させる。
運動に拘らずチェーンの伸長度を正確に検出し得るチェ
ーン伸長度の検出方法、及びその実施に使用する検出装
置を提供する。 【解決手段】 ローラ85,85の周面上に照射されたレー
ザ光は、周面の僅かな凹凸によって散乱し、その散乱光
が撮像装置1,2に入射し、撮像装置1,2のCCD
に、散乱光による円弧状の像を含む画像が形成される。
コンピュータ5は、撮像装置1,2から与えられた画像
について、中心位置C1 ,C2 を算定し、当該画像の中
心位置C1 ,C2 から他の画像側の端までの距離l1 ,
l2 を算出し、実績中心位置間距離Mを求める。コンピ
ュータ5は、実績中心位置間距離Mと基準中心位置間距
離との差分を求め、求めた差分の基準中心位置間距離に
対する割合と閾値とを比較し、前者が後者以上であった
場合、出力装置6にチェーン交換の警報を出力させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の内リンクと
外リンクとを交互に連結したチェーンの伸長度を検出す
る方法、及びその実施に使用する検出装置に関する。
外リンクとを交互に連結したチェーンの伸長度を検出す
る方法、及びその実施に使用する検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の内リンクと外リンクとを交互につ
ないでスプロケットに掛け廻し、両端を継手リンクで連
結して物品の搬送又は動力の伝達を行うチェーンにあっ
ては、定期的なメンテナンスの際に、継手リンクを取り
除いてスプロケットからチェーンを外した後、チェーン
の長さを測定して初期の長さと使用後の長さとの差分が
基準値に達した場合、チェーンを交換して事故の発生を
防止していた。しかし、このような方法ではチェーンの
取り外し・取り付けの作業に多くの時間と労力とを要
し、またチェーンが配設された設備の操業を長時間停止
しなければならないという問題があった。
ないでスプロケットに掛け廻し、両端を継手リンクで連
結して物品の搬送又は動力の伝達を行うチェーンにあっ
ては、定期的なメンテナンスの際に、継手リンクを取り
除いてスプロケットからチェーンを外した後、チェーン
の長さを測定して初期の長さと使用後の長さとの差分が
基準値に達した場合、チェーンを交換して事故の発生を
防止していた。しかし、このような方法ではチェーンの
取り外し・取り付けの作業に多くの時間と労力とを要
し、またチェーンが配設された設備の操業を長時間停止
しなければならないという問題があった。
【0003】そのため、特開平 7−137976号公報には次
のような方法が開示されている。チェーンの側部に複数
の光反射板を所定間隔を隔てて予め設けておく。このチ
ェーンを定速回転するスプロケットに取り付け、該スプ
ロケットの駆動によって回転移動しているチェーンに設
けた各光反射板を、それに光を照射してその反射光を受
光することによって検出し、光反射板を検出した時間間
隔から光反射板の間の距離を求め、チェーンの取り付け
初期の時間間隔から求めた光反射板の間の距離と検査時
に求めた距離との差分が基準値に達した場合、チェーン
を交換する。
のような方法が開示されている。チェーンの側部に複数
の光反射板を所定間隔を隔てて予め設けておく。このチ
ェーンを定速回転するスプロケットに取り付け、該スプ
ロケットの駆動によって回転移動しているチェーンに設
けた各光反射板を、それに光を照射してその反射光を受
光することによって検出し、光反射板を検出した時間間
隔から光反射板の間の距離を求め、チェーンの取り付け
初期の時間間隔から求めた光反射板の間の距離と検査時
に求めた距離との差分が基準値に達した場合、チェーン
を交換する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の方法にあっては、チェーンへの負荷変動によって
スプロケットが定速回転しない場合があり、また、スプ
ロケットに歯合したチェーンは多角形運動しながら移動
するため、スプロケットが定速回転している場合であっ
てもチェーンの移動速度は変動しており、前述した如く
求めた距離の誤差要因になる。
従来の方法にあっては、チェーンへの負荷変動によって
スプロケットが定速回転しない場合があり、また、スプ
ロケットに歯合したチェーンは多角形運動しながら移動
するため、スプロケットが定速回転している場合であっ
てもチェーンの移動速度は変動しており、前述した如く
求めた距離の誤差要因になる。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところはチェーンに備えられ
た複数のローラ,ブシュ又はピンの内の2つのローラ,
ブシュ又はピンの周面へ、ビーム光源又は直線光源か
ら、チェーンの長手方向へ長い光ビーム又は直線光を照
射し、光ビーム又は直線光を照射した部分を撮像して、
両者の輪郭部分を示す円弧状の2つの像を得、チェーン
の長手方向に平行であり、前記像と2箇所で交わる直線
とそれぞれの像との交点を特定し、特定した交点に基づ
いてローラ,ブシュ又はピンの中心位置を算定し、算出
した両中心位置の間の距離に基づいて部分的な伸長度を
検出することによって、チェーンへの負荷変動及びチェ
ーンの多角形運動に拘らずチェーンの伸長度を正確に検
出し得るチェーン伸長度の検出方法、及びその実施に使
用する検出装置を提供することにある。
であって、その目的とするところはチェーンに備えられ
た複数のローラ,ブシュ又はピンの内の2つのローラ,
ブシュ又はピンの周面へ、ビーム光源又は直線光源か
ら、チェーンの長手方向へ長い光ビーム又は直線光を照
射し、光ビーム又は直線光を照射した部分を撮像して、
両者の輪郭部分を示す円弧状の2つの像を得、チェーン
の長手方向に平行であり、前記像と2箇所で交わる直線
とそれぞれの像との交点を特定し、特定した交点に基づ
いてローラ,ブシュ又はピンの中心位置を算定し、算出
した両中心位置の間の距離に基づいて部分的な伸長度を
検出することによって、チェーンへの負荷変動及びチェ
ーンの多角形運動に拘らずチェーンの伸長度を正確に検
出し得るチェーン伸長度の検出方法、及びその実施に使
用する検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るチェーン
伸長度の検出方法は、内リンクの円筒状のブシュに外リ
ンクのピンを内嵌させて複数の内リンク及び外リンクが
交互に連結してあり、各ブシュに環状のローラがそれぞ
れ外嵌してあるチェーン、又は、更に各ピンの端部を外
プレートから突出させてあるチェーンを撮像して得られ
た画像に基づいて、チェーンの伸長度を検出する方法に
おいて、前記チェーンに臨ませて配したビーム光源か
ら、2つのローラ又は2つのピンの突出部の周面へ、チ
ェーンの長手方向へ長い光ビームを照射し、両ローラ又
は両突出部の光ビームを照射した部分を含む所定領域を
撮像して、散乱による円弧状の像を含む画像を得、チェ
ーンの長手方向に平行であり、前記像と2箇所で交わる
直線と、それぞれの像との交点を特定し、特定した交点
に基づいて両ローラ又は両突出部の中心位置を算定し、
両中心位置の間の距離を算出し、算出した両中心位置の
間の距離に基づいて部分的な伸長度を検出することを特
徴とする。
伸長度の検出方法は、内リンクの円筒状のブシュに外リ
ンクのピンを内嵌させて複数の内リンク及び外リンクが
交互に連結してあり、各ブシュに環状のローラがそれぞ
れ外嵌してあるチェーン、又は、更に各ピンの端部を外
プレートから突出させてあるチェーンを撮像して得られ
た画像に基づいて、チェーンの伸長度を検出する方法に
おいて、前記チェーンに臨ませて配したビーム光源か
ら、2つのローラ又は2つのピンの突出部の周面へ、チ
ェーンの長手方向へ長い光ビームを照射し、両ローラ又
は両突出部の光ビームを照射した部分を含む所定領域を
撮像して、散乱による円弧状の像を含む画像を得、チェ
ーンの長手方向に平行であり、前記像と2箇所で交わる
直線と、それぞれの像との交点を特定し、特定した交点
に基づいて両ローラ又は両突出部の中心位置を算定し、
両中心位置の間の距離を算出し、算出した両中心位置の
間の距離に基づいて部分的な伸長度を検出することを特
徴とする。
【0007】第2発明に係るチェーン伸長度の検出方法
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
るチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから
突出させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づ
いて、チェーンの伸長度を検出する方法において、前記
チェーンに臨ませて配したビーム光源から、2つのブシ
ュ又は2つのピンの突出部の周面へ、チェーンの長手方
向へ長い可干渉性の光ビームを照射し、両ローラ又は両
突出部の光ビームを照射した部分を含む所定領域を撮像
して、散乱による円弧状の像を含む画像を得、チェーン
の長手方向に平行であり、前記像と2箇所で交わる直線
と、それぞれの像との交点を特定し、特定した交点に基
づいて両ブシュ又は両突出部の中心位置を算定し、両中
心位置の間の距離を算出し、算出した両中心位置の間の
距離に基づいて部分的な伸長度を検出することを特徴と
する。
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
るチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから
突出させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づ
いて、チェーンの伸長度を検出する方法において、前記
チェーンに臨ませて配したビーム光源から、2つのブシ
ュ又は2つのピンの突出部の周面へ、チェーンの長手方
向へ長い可干渉性の光ビームを照射し、両ローラ又は両
突出部の光ビームを照射した部分を含む所定領域を撮像
して、散乱による円弧状の像を含む画像を得、チェーン
の長手方向に平行であり、前記像と2箇所で交わる直線
と、それぞれの像との交点を特定し、特定した交点に基
づいて両ブシュ又は両突出部の中心位置を算定し、両中
心位置の間の距離を算出し、算出した両中心位置の間の
距離に基づいて部分的な伸長度を検出することを特徴と
する。
【0008】第3発明に係るチェーン伸長度の検出方法
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
り、各ブシュに環状のローラがそれぞれ外嵌してあるチ
ェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから突出
させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づい
て、チェーンの伸長度を検出する方法において、各ロー
ラの周面が鏡面になしてあるチェーン、又は各ピンの突
出部の周面が鏡面になしてあるチェーンを用い、該チェ
ーンに臨ませて配した直線光源から、2つのローラ又は
2つの突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ長い直線
光を照射し、両ローラ又は両突出部の直線光を照射した
部分を含む所定領域を撮像して、反射による円弧状の像
を含む画像を得、チェーンの長手方向に平行であり、前
記像と2箇所で交わる直線と、それぞれの像との交点を
特定し、特定した交点に基づいて両ローラ又は両突出部
の中心位置を算定し、両中心位置の間の距離を算出し、
算出した両中心位置の間の距離に基づいて部分的な伸長
度を検出することを特徴とする。
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
り、各ブシュに環状のローラがそれぞれ外嵌してあるチ
ェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから突出
させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づい
て、チェーンの伸長度を検出する方法において、各ロー
ラの周面が鏡面になしてあるチェーン、又は各ピンの突
出部の周面が鏡面になしてあるチェーンを用い、該チェ
ーンに臨ませて配した直線光源から、2つのローラ又は
2つの突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ長い直線
光を照射し、両ローラ又は両突出部の直線光を照射した
部分を含む所定領域を撮像して、反射による円弧状の像
を含む画像を得、チェーンの長手方向に平行であり、前
記像と2箇所で交わる直線と、それぞれの像との交点を
特定し、特定した交点に基づいて両ローラ又は両突出部
の中心位置を算定し、両中心位置の間の距離を算出し、
算出した両中心位置の間の距離に基づいて部分的な伸長
度を検出することを特徴とする。
【0009】第4発明に係るチェーン伸長度の検出方法
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
るチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから
突出させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づ
いて、チェーンの伸長度を検出する方法において、各ブ
シュの周面が鏡面になしてあるチェーン、又は各ピンの
突出部の周面が鏡面になしてあるチェーンを用い、該チ
ェーンに臨ませて配した直線光源から、2つのブシュ又
は2つの突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ長い直
線光を照射し、両ブシュ又は両突出部の直線光を照射し
た部分を含む所定領域を撮像して、反射による円弧状の
像を含む画像を得、チェーンの長手方向に平行であり、
前記像と2箇所で交わる直線と、それぞれの像との交点
を特定し、特定した交点に基づいて両ブシュ又は両突出
部の中心位置を算定し、両中心位置の間の距離を算出
し、算出した両中心位置の間の距離に基づいて部分的な
伸長度を検出することを特徴とする。
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
るチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから
突出させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づ
いて、チェーンの伸長度を検出する方法において、各ブ
シュの周面が鏡面になしてあるチェーン、又は各ピンの
突出部の周面が鏡面になしてあるチェーンを用い、該チ
ェーンに臨ませて配した直線光源から、2つのブシュ又
は2つの突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ長い直
線光を照射し、両ブシュ又は両突出部の直線光を照射し
た部分を含む所定領域を撮像して、反射による円弧状の
像を含む画像を得、チェーンの長手方向に平行であり、
前記像と2箇所で交わる直線と、それぞれの像との交点
を特定し、特定した交点に基づいて両ブシュ又は両突出
部の中心位置を算定し、両中心位置の間の距離を算出
し、算出した両中心位置の間の距離に基づいて部分的な
伸長度を検出することを特徴とする。
【0010】第5発明に係るチェーン伸長度の検出装置
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
り、各ブシュに環状のローラがそれぞれ外嵌してあるチ
ェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから突出
させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づい
て、チェーンの伸長度を検出する装置において、前記チ
ェーンに臨ませて配してあり、2つのローラ又は2つの
ピンの突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ長い光ビ
ームを照射するビーム光源と、両ローラ又は両突出部の
光ビームを照射した部分を含む所定領域を撮像して、散
乱による円弧状の像を含む画像を形成する撮像装置と、
チェーンの長手方向に平行であり、前記像と2箇所で交
わる直線と、それぞれの像との交点を特定する手段と、
特定した交点に基づいて両ローラ又は両突出部の中心位
置を算定する手段と、両中心位置の間の距離を算出する
手段と、算出した両中心位置の間の距離に基づいて部分
的な伸長度を検出する手段とを備えることを特徴とす
る。
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
り、各ブシュに環状のローラがそれぞれ外嵌してあるチ
ェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから突出
させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づい
て、チェーンの伸長度を検出する装置において、前記チ
ェーンに臨ませて配してあり、2つのローラ又は2つの
ピンの突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ長い光ビ
ームを照射するビーム光源と、両ローラ又は両突出部の
光ビームを照射した部分を含む所定領域を撮像して、散
乱による円弧状の像を含む画像を形成する撮像装置と、
チェーンの長手方向に平行であり、前記像と2箇所で交
わる直線と、それぞれの像との交点を特定する手段と、
特定した交点に基づいて両ローラ又は両突出部の中心位
置を算定する手段と、両中心位置の間の距離を算出する
手段と、算出した両中心位置の間の距離に基づいて部分
的な伸長度を検出する手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】第6発明に係るチェーン伸長度の検出装置
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
るチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから
突出させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づ
いて、チェーンの伸長度を検出する装置において、前記
チェーンに臨ませて配してあり、2つのブシュ又は2つ
の突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ長い光ビーム
を照射するビーム光源と、両ブシュ又は両突出部の光ビ
ームを照射した部分を含む所定領域を撮像して、散乱に
よる円弧状の像を含む画像を形成する撮像装置と、チェ
ーンの長手方向に平行であり、前記像と2箇所で交わる
直線と、それぞれの像との交点を特定する手段と、特定
した交点に基づいて両ブシュ又は両突出部の中心位置を
算定する手段と、両中心位置の間の距離を算出する手段
と、算出した両中心位置の間の距離に基づいて部分的な
伸長度を検出する手段とを備えることを特徴とする。
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
るチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから
突出させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づ
いて、チェーンの伸長度を検出する装置において、前記
チェーンに臨ませて配してあり、2つのブシュ又は2つ
の突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ長い光ビーム
を照射するビーム光源と、両ブシュ又は両突出部の光ビ
ームを照射した部分を含む所定領域を撮像して、散乱に
よる円弧状の像を含む画像を形成する撮像装置と、チェ
ーンの長手方向に平行であり、前記像と2箇所で交わる
直線と、それぞれの像との交点を特定する手段と、特定
した交点に基づいて両ブシュ又は両突出部の中心位置を
算定する手段と、両中心位置の間の距離を算出する手段
と、算出した両中心位置の間の距離に基づいて部分的な
伸長度を検出する手段とを備えることを特徴とする。
【0012】第7発明に係るチェーン伸長度の検出装置
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
り、各ブシュに環状のローラがそれぞれ外嵌してあるチ
ェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから突出
させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づい
て、チェーンの伸長度を検出する装置において、各ロー
ラの周面が鏡面になしてあるチェーン、又は各ピンの突
出部の周面が鏡面になしてあるチェーンに臨ませて配し
てあり、2つのローラ又は2つの突出部の周面へ、チェ
ーンの長手方向へ長い直線光を照射する直線光源と、両
ローラ又は両突出部の直線光を照射した部分を含む所定
領域を撮像して、反射による円弧状の像を含む画像を形
成する撮像装置と、チェーンの長手方向に平行であり、
前記像と2箇所で交わる直線と、それぞれの像との交点
を特定する手段と、特定した交点に基づいて両ローラ又
は両突出部の中心位置を算定する手段と、両中心位置の
間の距離を算出する手段と、算出した両中心位置の間の
距離に基づいて部分的な伸長度を検出する手段とを備え
ることを特徴とする。
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
り、各ブシュに環状のローラがそれぞれ外嵌してあるチ
ェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから突出
させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づい
て、チェーンの伸長度を検出する装置において、各ロー
ラの周面が鏡面になしてあるチェーン、又は各ピンの突
出部の周面が鏡面になしてあるチェーンに臨ませて配し
てあり、2つのローラ又は2つの突出部の周面へ、チェ
ーンの長手方向へ長い直線光を照射する直線光源と、両
ローラ又は両突出部の直線光を照射した部分を含む所定
領域を撮像して、反射による円弧状の像を含む画像を形
成する撮像装置と、チェーンの長手方向に平行であり、
前記像と2箇所で交わる直線と、それぞれの像との交点
を特定する手段と、特定した交点に基づいて両ローラ又
は両突出部の中心位置を算定する手段と、両中心位置の
間の距離を算出する手段と、算出した両中心位置の間の
距離に基づいて部分的な伸長度を検出する手段とを備え
ることを特徴とする。
【0013】第8発明に係るチェーン伸長度の検出装置
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
るチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから
突出させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づ
いて、チェーンの伸長度を検出する装置において、各ブ
シュの周面が鏡面になしてあるチェーン、又は各ピンの
突出部の周面が鏡面になしてあるチェーンに臨ませて配
してあり、2つのブシュ又は2つの突出部の周面へ、チ
ェーンの長手方向へ長い直線光を照射する直線光源と、
両ブシュ又は両突出部の直線光を照射した部分を含む所
定領域を撮像して、反射による円弧状の像を含む画像を
形成する撮像装置と、チェーンの長手方向に平行であ
り、前記像と2箇所で交わる直線と、それぞれの像との
交点を特定する手段と、特定した交点に基づいて両ブシ
ュ又は両突出部の中心位置を算定する手段と、両中心位
置の間の距離を算出する手段と、算出した両中心位置の
間の距離に基づいて部分的な伸長度を検出する手段とを
備えることを特徴とする。
は、内リンクの円筒状のブシュに外リンクのピンを内嵌
させて複数の内リンク及び外リンクが交互に連結してあ
るチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレートから
突出させてあるチェーンを撮像して得られた画像に基づ
いて、チェーンの伸長度を検出する装置において、各ブ
シュの周面が鏡面になしてあるチェーン、又は各ピンの
突出部の周面が鏡面になしてあるチェーンに臨ませて配
してあり、2つのブシュ又は2つの突出部の周面へ、チ
ェーンの長手方向へ長い直線光を照射する直線光源と、
両ブシュ又は両突出部の直線光を照射した部分を含む所
定領域を撮像して、反射による円弧状の像を含む画像を
形成する撮像装置と、チェーンの長手方向に平行であ
り、前記像と2箇所で交わる直線と、それぞれの像との
交点を特定する手段と、特定した交点に基づいて両ブシ
ュ又は両突出部の中心位置を算定する手段と、両中心位
置の間の距離を算出する手段と、算出した両中心位置の
間の距離に基づいて部分的な伸長度を検出する手段とを
備えることを特徴とする。
【0014】図8はチェーンの組み立て図であり、両図
中、71は外プレート、81は内プレートである。外プレー
ト71及び内プレート81は、同じ寸法の長円形の平板部材
の両極近傍に2つの穴をそれぞれ開設してあり、開設し
た穴の直径は外プレート71より内プレート81の方が大き
い。内プレート81の2つの穴には、円筒状の2つのブシ
ュ82,82の一端がそれぞれしまりばめしてあり、両ブシ
ュ82,82には環状のローラ85,85が回転自在に外嵌して
ある。そして、両ブシュ82,82の他端と別の内プレート
81とをしまりばめすることによって内リンク80が形成し
てある。
中、71は外プレート、81は内プレートである。外プレー
ト71及び内プレート81は、同じ寸法の長円形の平板部材
の両極近傍に2つの穴をそれぞれ開設してあり、開設し
た穴の直径は外プレート71より内プレート81の方が大き
い。内プレート81の2つの穴には、円筒状の2つのブシ
ュ82,82の一端がそれぞれしまりばめしてあり、両ブシ
ュ82,82には環状のローラ85,85が回転自在に外嵌して
ある。そして、両ブシュ82,82の他端と別の内プレート
81とをしまりばめすることによって内リンク80が形成し
てある。
【0015】外プレート71の2つの穴には、円柱状のピ
ン72,72の一端がそれぞれしまりばめしてあり、ピン7
2,72の他端と別の外プレート71とをしまりばめして外
リンク70が形成してある。そして、前述したように内リ
ンク80を形成し、外プレート71にはめこんだピン72,72
の一方を内リンク80の一方のブシュ82に挿通し、前述し
た如く外リンク70を形成することによって、外リンク70
と内リンク80とを連結する操作を繰り返してチェーンが
環状に組み立ててある。
ン72,72の一端がそれぞれしまりばめしてあり、ピン7
2,72の他端と別の外プレート71とをしまりばめして外
リンク70が形成してある。そして、前述したように内リ
ンク80を形成し、外プレート71にはめこんだピン72,72
の一方を内リンク80の一方のブシュ82に挿通し、前述し
た如く外リンク70を形成することによって、外リンク70
と内リンク80とを連結する操作を繰り返してチェーンが
環状に組み立ててある。
【0016】一方、加えられる負荷が小さい環境で使用
するチェーンでは、ブシュ82,82にローラ85,85を外嵌
せずに内リンク80を形成しているものがあり、そのよう
なチェーンではブシュ82,82の周面が露出している。ま
た、ピン73,73の一端又は両端が外プレート71から突出
しているチェーンもある。
するチェーンでは、ブシュ82,82にローラ85,85を外嵌
せずに内リンク80を形成しているものがあり、そのよう
なチェーンではブシュ82,82の周面が露出している。ま
た、ピン73,73の一端又は両端が外プレート71から突出
しているチェーンもある。
【0017】第1,第2,第5及び第6発明にあって
は、例えばチェーンの真上に配してあり、レーザビーム
といった光ビームを出射するビーム光源から、2つのロ
ーラ、2つのブシュ又は2つのピンの突出部の周面へ、
チェーンの長手方向へ適宜の長さを有するようになした
光ビームを照射し、光ビームを照射した部分を含む所定
領域を斜め方向から撮像して、各周面に照射された光ビ
ームの散乱による2つの円弧状の像を含む画像を得る。
この画像に対して、チェーンの移動方向と平行で円弧状
の像と交わる基準線を設定しておく。そのような基準線
は各円弧状の像とそれぞれ2箇所で交わるため、その交
点の位置をそれぞれ特定し、特定した2交点の位置の間
の中央位置を算出して、両ローラ,両ブシュ又は両突出
部の中心位置をそれぞれ定め、得られた2つの中心位置
の間の距離を算出する。相隣るローラ,ブシュ又は突出
部を距離測定対象にした場合は、チェーンの1ピッチの
距離を求めることができる。
は、例えばチェーンの真上に配してあり、レーザビーム
といった光ビームを出射するビーム光源から、2つのロ
ーラ、2つのブシュ又は2つのピンの突出部の周面へ、
チェーンの長手方向へ適宜の長さを有するようになした
光ビームを照射し、光ビームを照射した部分を含む所定
領域を斜め方向から撮像して、各周面に照射された光ビ
ームの散乱による2つの円弧状の像を含む画像を得る。
この画像に対して、チェーンの移動方向と平行で円弧状
の像と交わる基準線を設定しておく。そのような基準線
は各円弧状の像とそれぞれ2箇所で交わるため、その交
点の位置をそれぞれ特定し、特定した2交点の位置の間
の中央位置を算出して、両ローラ,両ブシュ又は両突出
部の中心位置をそれぞれ定め、得られた2つの中心位置
の間の距離を算出する。相隣るローラ,ブシュ又は突出
部を距離測定対象にした場合は、チェーンの1ピッチの
距離を求めることができる。
【0018】そして、算出した中心位置の間の距離とチ
ェーンに応じて予め設定した基準距離との差分、又は該
差分の基準距離に対する割合を演算して伸長度とする。
これによって、チェーンへの負荷変動及びチェーンの多
角形運動に拘らずチェーンの伸長度を正確に検出するこ
とができる。なお、ローラはブシュにすきまばめしてあ
るため、ローラを距離測定の対象にした場合、チェーン
の移動速度の変動によって、2つのローラの中心位置が
ずれて、両中心位置の間の距離が変動するのではないか
という危惧が生じるが、チェーンの移動速度の変動によ
って、2つのローラの中心位置は同じ方向へ同じずれ量
だけずれるので、両中心位置の間の距離は変動しない。
ェーンに応じて予め設定した基準距離との差分、又は該
差分の基準距離に対する割合を演算して伸長度とする。
これによって、チェーンへの負荷変動及びチェーンの多
角形運動に拘らずチェーンの伸長度を正確に検出するこ
とができる。なお、ローラはブシュにすきまばめしてあ
るため、ローラを距離測定の対象にした場合、チェーン
の移動速度の変動によって、2つのローラの中心位置が
ずれて、両中心位置の間の距離が変動するのではないか
という危惧が生じるが、チェーンの移動速度の変動によ
って、2つのローラの中心位置は同じ方向へ同じずれ量
だけずれるので、両中心位置の間の距離は変動しない。
【0019】第3,第4,第7及び第8発明にあって
は、ローラ,ブシュ又はピンの突出部の周面が鏡面にな
してあるチェーンを用い、光を反射し得るようになして
おく。また、チェーンに臨ませて、例えば棒状の蛍光灯
及び直線状のスリットを備える直線光源を、チェーンの
長手方向に配しておく。この直線光源からローラ,ブシ
ュ又はピンの突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ適
宜の長さを有する直線光を斜めに照射し、その反射光を
撮像することによって円弧状の像を含む画像を形成す
る。そして、この画像を用いて前同様の操作を行うこと
によって、チェーンの伸長度を検出する。これによっ
て、前述した輝線を予め設けることなく、チェーンの伸
長度を正確に検出することができる。
は、ローラ,ブシュ又はピンの突出部の周面が鏡面にな
してあるチェーンを用い、光を反射し得るようになして
おく。また、チェーンに臨ませて、例えば棒状の蛍光灯
及び直線状のスリットを備える直線光源を、チェーンの
長手方向に配しておく。この直線光源からローラ,ブシ
ュ又はピンの突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ適
宜の長さを有する直線光を斜めに照射し、その反射光を
撮像することによって円弧状の像を含む画像を形成す
る。そして、この画像を用いて前同様の操作を行うこと
によって、チェーンの伸長度を検出する。これによっ
て、前述した輝線を予め設けることなく、チェーンの伸
長度を正確に検出することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係る伸長度検出装置
の構成を示すブロック図であり、図中80は内リンク、70
は外リンクである。内リンク80は、長円状の2枚の内プ
レート81,81を対向配置し、両内プレート81,81間に2
本のブシュ82,82を架設し、両ブシュ82,82にローラ8
5,85を回転自在に外嵌してなり、外リンク70は、内プ
レート81と同じ寸法の2枚の外プレート71,71を対向配
置し、両外プレート71,71間に2本のピン73,73を架設
してなる。そして、外リンク70の一方のピン73を内リン
ク80の一方のブシュ82に内嵌して外リンク70と内リンク
80とを連結する操作を繰り返して形成された環状のチェ
ーン10が、レール11上をローラ85,85,…が転動しつつ
矢符方向へ移動されている。
に基づいて具体的に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係る伸長度検出装置
の構成を示すブロック図であり、図中80は内リンク、70
は外リンクである。内リンク80は、長円状の2枚の内プ
レート81,81を対向配置し、両内プレート81,81間に2
本のブシュ82,82を架設し、両ブシュ82,82にローラ8
5,85を回転自在に外嵌してなり、外リンク70は、内プ
レート81と同じ寸法の2枚の外プレート71,71を対向配
置し、両外プレート71,71間に2本のピン73,73を架設
してなる。そして、外リンク70の一方のピン73を内リン
ク80の一方のブシュ82に内嵌して外リンク70と内リンク
80とを連結する操作を繰り返して形成された環状のチェ
ーン10が、レール11上をローラ85,85,…が転動しつつ
矢符方向へ移動されている。
【0021】ローラ85,85,…の移動領域の上方には、
所定の発散角度でレーザ光を発散するレーザ光源3,3
が相隣る2つのローラ85,85間の距離と略同じ距離を隔
てて配置してあり、レーザ光源3,3はローラ85,85,
…の周面上に、チェーン10の長手方向へ適宜の長さを有
するレーザ光を照射するようになっている。チェーン10
の一側上方であって前記レーザ光源3,3に対応する位
置には、CCDを備える撮像装置1,2が配置してあ
り、撮像装置1,2は相隣る2つのローラ85,85上のレ
ーザ光が照射された部分を含む所定の領域を撮像するよ
うになしてある。ローラ85,85の周面上に照射されたレ
ーザ光は、周面の僅かな凹凸によって散乱し、その散乱
光が撮像装置1,2に入射し、撮像装置1,2のCCD
に、散乱光による円弧状の像を含む画像が形成される。
所定の発散角度でレーザ光を発散するレーザ光源3,3
が相隣る2つのローラ85,85間の距離と略同じ距離を隔
てて配置してあり、レーザ光源3,3はローラ85,85,
…の周面上に、チェーン10の長手方向へ適宜の長さを有
するレーザ光を照射するようになっている。チェーン10
の一側上方であって前記レーザ光源3,3に対応する位
置には、CCDを備える撮像装置1,2が配置してあ
り、撮像装置1,2は相隣る2つのローラ85,85上のレ
ーザ光が照射された部分を含む所定の領域を撮像するよ
うになしてある。ローラ85,85の周面上に照射されたレ
ーザ光は、周面の僅かな凹凸によって散乱し、その散乱
光が撮像装置1,2に入射し、撮像装置1,2のCCD
に、散乱光による円弧状の像を含む画像が形成される。
【0022】撮像装置1,2が撮像して得られたアナロ
グ画像はアナログ/ディジタル(A/D)変換器4,4
にそれぞれ与えられ、A/D変換器4,4はアナログ画
像をディジタル画像に変換し、それをコンピュータ5に
与える。そして、コンピュータ5は次のようにしてロー
ラ85,85の中心位置を算定する。なお、A/D変換器
4,4は、チェーン10の移動速度に比べて十分速い時間
間隔でディジタル画像に変換するようになしてある。
グ画像はアナログ/ディジタル(A/D)変換器4,4
にそれぞれ与えられ、A/D変換器4,4はアナログ画
像をディジタル画像に変換し、それをコンピュータ5に
与える。そして、コンピュータ5は次のようにしてロー
ラ85,85の中心位置を算定する。なお、A/D変換器
4,4は、チェーン10の移動速度に比べて十分速い時間
間隔でディジタル画像に変換するようになしてある。
【0023】図2は、図1に示したコンピュータ5によ
るローラ85,85の中心位置の算定方法を説明する説明図
であり、(a)は撮像装置1から与えられた画像を処理
するための画面を、(b)は撮像装置2から与えられた
画像を処理する画面をそれぞれ示している。図2
(a),(b)に示したように、コンピュータ5内の画
面には、相隣るローラの周面に照射されたレーザ光によ
る円弧状の像P1 ,P2 が形成されている。また、、コ
ンピュータ5内の画面には、図1に示したチェーン10の
長手方向と平行な基準ラインL1 ,L2 が予め設定して
あり、各基準ラインL 1 ,L2 と円弧状の像P1 ,P2
との交点FL (fl ,h),FR (fr ,h),B
L (bl ,h),BR (br ,h)をそれぞれ特定す
る。そして、コンピュータ5は、次の(1)式及び
(2)式に各交点を代入して、ローラ85,85の中心位置
C1 ,C2 をそれぞれ算定する。 C1 =(fl +fr )/2 …(1) C2 =(bl +br )/2 …(2)
るローラ85,85の中心位置の算定方法を説明する説明図
であり、(a)は撮像装置1から与えられた画像を処理
するための画面を、(b)は撮像装置2から与えられた
画像を処理する画面をそれぞれ示している。図2
(a),(b)に示したように、コンピュータ5内の画
面には、相隣るローラの周面に照射されたレーザ光によ
る円弧状の像P1 ,P2 が形成されている。また、、コ
ンピュータ5内の画面には、図1に示したチェーン10の
長手方向と平行な基準ラインL1 ,L2 が予め設定して
あり、各基準ラインL 1 ,L2 と円弧状の像P1 ,P2
との交点FL (fl ,h),FR (fr ,h),B
L (bl ,h),BR (br ,h)をそれぞれ特定す
る。そして、コンピュータ5は、次の(1)式及び
(2)式に各交点を代入して、ローラ85,85の中心位置
C1 ,C2 をそれぞれ算定する。 C1 =(fl +fr )/2 …(1) C2 =(bl +br )/2 …(2)
【0024】コンピュータ5は、基準ラインL1 ,L2
と円弧状の像P1 ,P2 とがそれぞれ2箇所で交叉して
いるか否かを判断し、2箇所で交叉していると判断する
と、前述した中心位置C1 ,C2 をそれぞれ算出した
後、当該画像の中心位置C1 ,C2 から他の画像側の端
までの距離l1 ,l2 の画素数をそれぞれ算出し、それ
らに基づいて後述するように中心位置C1 ,C2 間の距
離を算出する。一方、基準ラインL1 ,L2 上に円弧状
の像P1 ,P2 がない場合、不検出データ生成する。
と円弧状の像P1 ,P2 とがそれぞれ2箇所で交叉して
いるか否かを判断し、2箇所で交叉していると判断する
と、前述した中心位置C1 ,C2 をそれぞれ算出した
後、当該画像の中心位置C1 ,C2 から他の画像側の端
までの距離l1 ,l2 の画素数をそれぞれ算出し、それ
らに基づいて後述するように中心位置C1 ,C2 間の距
離を算出する。一方、基準ラインL1 ,L2 上に円弧状
の像P1 ,P2 がない場合、不検出データ生成する。
【0025】コンピュータ5には、両撮像装置1,2の
視野間の距離LE 、前述した画像を構成する複数の画素
の内の相隣る2つの画素間の距離を、チェーン10の実在
平面における距離に変換するための係数k1 ,k2 が予
め設定してある。また、コンピュータ5には、チェーン
10の設計に基づいて、相隣るローラ85,85の基準中心位
置間距離が予め設定してある。
視野間の距離LE 、前述した画像を構成する複数の画素
の内の相隣る2つの画素間の距離を、チェーン10の実在
平面における距離に変換するための係数k1 ,k2 が予
め設定してある。また、コンピュータ5には、チェーン
10の設計に基づいて、相隣るローラ85,85の基準中心位
置間距離が予め設定してある。
【0026】コンピュータ5は、前述したように算出し
た距離l1 ,l2 を次の(3)式に代入して、相隣るロ
ーラ85,85の実績中心位置間距離Mを算出し、実績中心
位置間距離Mと基準中心位置間距離との差分を求め、求
めた差分が基準中心位置間距離の2〜3%を越えた場
合、出力装置6にチェーン交換の警報を出力させる。 M=l1 ・k1 +l2 ・k2 +LE …(3)
た距離l1 ,l2 を次の(3)式に代入して、相隣るロ
ーラ85,85の実績中心位置間距離Mを算出し、実績中心
位置間距離Mと基準中心位置間距離との差分を求め、求
めた差分が基準中心位置間距離の2〜3%を越えた場
合、出力装置6にチェーン交換の警報を出力させる。 M=l1 ・k1 +l2 ・k2 +LE …(3)
【0027】図3は、図1に示したコンピュータ5によ
るチェーン伸長度の検出手順を示すフローチャートであ
る。コンピュータ5は、不検出データを生成するまで待
機し(ステップS1)、それを生成すると、基準ライン
L1 ,L2 と円弧状の像P1,P2 とがそれぞれ2箇所
で交叉しているか否かを判断する(ステップS2)。コ
ンピュータ5は、2箇所で交叉していると判断すると、
中心位置C1 ,C2 をそれぞれ算定し(ステップS
3)、当該画像の中心位置C1 ,C2 から他の画像側の
端までの距離l1 ,l2 の画素数をそれぞれ算出し、そ
れらを(3)式に代入して、実績中心位置間距離Mを算
出する(ステップS4,S5)。コンピュータ5は、実
績中心位置間距離Mと基準中心位置間距離との差分を求
め(ステップS6)、求めた差分の基準中心位置間距離
に対する割合と閾値とを比較し(ステップS7)、前者
が後者以上であった場合、出力装置6にチェーン交換の
警報を出力させる(ステップS8)。
るチェーン伸長度の検出手順を示すフローチャートであ
る。コンピュータ5は、不検出データを生成するまで待
機し(ステップS1)、それを生成すると、基準ライン
L1 ,L2 と円弧状の像P1,P2 とがそれぞれ2箇所
で交叉しているか否かを判断する(ステップS2)。コ
ンピュータ5は、2箇所で交叉していると判断すると、
中心位置C1 ,C2 をそれぞれ算定し(ステップS
3)、当該画像の中心位置C1 ,C2 から他の画像側の
端までの距離l1 ,l2 の画素数をそれぞれ算出し、そ
れらを(3)式に代入して、実績中心位置間距離Mを算
出する(ステップS4,S5)。コンピュータ5は、実
績中心位置間距離Mと基準中心位置間距離との差分を求
め(ステップS6)、求めた差分の基準中心位置間距離
に対する割合と閾値とを比較し(ステップS7)、前者
が後者以上であった場合、出力装置6にチェーン交換の
警報を出力させる(ステップS8)。
【0028】なお、2台の撮像装置でローラ85,85に設
けた輝線86,86をそれぞれ撮像するようになしてある
が、本発明はこれに限らず、1台の撮像装置の視野を2
分割する光学系を用い、分割した視野によってローラ8
5,85に設けた輝線86,86を撮像するようになしてもよ
い。これによって、設備コストを更に低減することがで
きる。
けた輝線86,86をそれぞれ撮像するようになしてある
が、本発明はこれに限らず、1台の撮像装置の視野を2
分割する光学系を用い、分割した視野によってローラ8
5,85に設けた輝線86,86を撮像するようになしてもよ
い。これによって、設備コストを更に低減することがで
きる。
【0029】(実施の形態2)図4は実施の形態2を示
す斜視図であり、ブシュにローラを外嵌させていないチ
ェーンを示している。外プレート71及び内プレート81
は、長円形の平板な部材の中央部両側縁に内側に向かう
円弧状の窪みを形成し、長円の両極近傍に穴をそれぞれ
開設した略8の字型をしており、プレート幅及び開設し
てある穴の直径は外プレート71より内プレート81の方が
大きい。内プレート81の2つの穴には、円筒状のブシュ
82,82の一端がそれぞれしまりばめしてあり、ブシュ8
2,82の他端と別の内プレート81とをしまりばめするこ
とによって内リンク80が形成してある。
す斜視図であり、ブシュにローラを外嵌させていないチ
ェーンを示している。外プレート71及び内プレート81
は、長円形の平板な部材の中央部両側縁に内側に向かう
円弧状の窪みを形成し、長円の両極近傍に穴をそれぞれ
開設した略8の字型をしており、プレート幅及び開設し
てある穴の直径は外プレート71より内プレート81の方が
大きい。内プレート81の2つの穴には、円筒状のブシュ
82,82の一端がそれぞれしまりばめしてあり、ブシュ8
2,82の他端と別の内プレート81とをしまりばめするこ
とによって内リンク80が形成してある。
【0030】外プレート71の2つの穴には、円柱状のピ
ン73,73の一端がそれぞれしまりばめしてあり、ピン7
3,73の他端と別の外プレート71とをしまりばめして外
リンク70が形成してある。そして、前述したように内リ
ンク80を形成し、外プレート71にはめこんだピン73,73
の一方を内リンク80の一方のブシュ82に挿通し、前述し
た如く外リンク70を形成することによって、外リンク70
と内リンク80とを連結する操作を繰り返してチェーン10
が組み立ててある。そして、前同様、ブシュ82,82の周
面に照射されたレーザ光による円弧状の像に基づいて、
ブシュ82,82の実績中心位置間距離Mを算出し、算出し
た実績中心位置間距離Mを用いてチェーン10の部分的な
伸長度を検出する。
ン73,73の一端がそれぞれしまりばめしてあり、ピン7
3,73の他端と別の外プレート71とをしまりばめして外
リンク70が形成してある。そして、前述したように内リ
ンク80を形成し、外プレート71にはめこんだピン73,73
の一方を内リンク80の一方のブシュ82に挿通し、前述し
た如く外リンク70を形成することによって、外リンク70
と内リンク80とを連結する操作を繰り返してチェーン10
が組み立ててある。そして、前同様、ブシュ82,82の周
面に照射されたレーザ光による円弧状の像に基づいて、
ブシュ82,82の実績中心位置間距離Mを算出し、算出し
た実績中心位置間距離Mを用いてチェーン10の部分的な
伸長度を検出する。
【0031】(実施の形態3)図5は実施の形態3を示
す斜視図であり、ピンの一端を外リンクから突出させた
チェーンを示している。なお、図中、図4に対応する部
分には同じ番号を付してその説明を省略する。各ブシュ
82,82,…にはローラ85,85,…が回転自在に外嵌して
あり、外リンク70のピン73,73,…の一端は、外プレー
ト71から突出させてある。そして、前同様、ピン73,73
の突出部の周面に照射されたレーザ光による円弧状の像
に基づいて、ピン73,73の突出部の実績中心位置間距離
Mを算出し、算出した実績中心位置間距離Mを用いてチ
ェーン10の部分的な伸長度を検出する。
す斜視図であり、ピンの一端を外リンクから突出させた
チェーンを示している。なお、図中、図4に対応する部
分には同じ番号を付してその説明を省略する。各ブシュ
82,82,…にはローラ85,85,…が回転自在に外嵌して
あり、外リンク70のピン73,73,…の一端は、外プレー
ト71から突出させてある。そして、前同様、ピン73,73
の突出部の周面に照射されたレーザ光による円弧状の像
に基づいて、ピン73,73の突出部の実績中心位置間距離
Mを算出し、算出した実績中心位置間距離Mを用いてチ
ェーン10の部分的な伸長度を検出する。
【0032】(実施の形態4)図6は実施の形態4を示
すブロック図であり、ローラ85,85,…の周面が鏡面加
工してある場合を示している。なお、図中、図1に対応
する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。図
6に示したように、チェーン10の一側上方には、ローラ
85,85,…の直径より長い2つの直線光源30,30がチェ
ーン10の長手方向に所定距離を隔てて配してある。直線
光源30,30は、棒状の蛍光灯といった光源31,31と、該
光源31,31のローラ85,85に対向する位置に配置してあ
り、チェーン10の長手方向に長い直線状の開口を設けた
スリット32,32とを備えている。また、チェーン10の他
側上方には、撮像装置1,2が直線光源30,30に対応す
る位置になるように配置してある。
すブロック図であり、ローラ85,85,…の周面が鏡面加
工してある場合を示している。なお、図中、図1に対応
する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。図
6に示したように、チェーン10の一側上方には、ローラ
85,85,…の直径より長い2つの直線光源30,30がチェ
ーン10の長手方向に所定距離を隔てて配してある。直線
光源30,30は、棒状の蛍光灯といった光源31,31と、該
光源31,31のローラ85,85に対向する位置に配置してあ
り、チェーン10の長手方向に長い直線状の開口を設けた
スリット32,32とを備えている。また、チェーン10の他
側上方には、撮像装置1,2が直線光源30,30に対応す
る位置になるように配置してある。
【0033】光源31,31から出射された光は、スリット
32,32によってチェーン10の長手方向に平行な直線光に
なり、この直線光がローラ85,85の鏡面加工された周面
に照射され、その反射が撮像装置1,2によって斜め上
方から撮像される。これによって、撮像装置1,2には
ローラ85,85の周面の反射による円弧状の像を含む画像
が形成される。この画像がA/D変換器4,4を介して
コンピュータ5に与えられ、コンピュータ5は、前同様
ローラ85,85の実績中心位置間距離Mを算出し、算出し
た実績中心位置間距離Mに基づいてチェーン10の部分的
な伸長度を検出する。
32,32によってチェーン10の長手方向に平行な直線光に
なり、この直線光がローラ85,85の鏡面加工された周面
に照射され、その反射が撮像装置1,2によって斜め上
方から撮像される。これによって、撮像装置1,2には
ローラ85,85の周面の反射による円弧状の像を含む画像
が形成される。この画像がA/D変換器4,4を介して
コンピュータ5に与えられ、コンピュータ5は、前同様
ローラ85,85の実績中心位置間距離Mを算出し、算出し
た実績中心位置間距離Mに基づいてチェーン10の部分的
な伸長度を検出する。
【0034】なお、本実施の形態にあっては、ローラの
周面が鏡面加工してあるチェーンを用いているが、本発
明はこれに限らず、ローラを外嵌していないブシュの周
面が鏡面加工してあるチェーンを用いてもよく、また、
ピンの一端又は両端が外プレートから突出しており、そ
の突出部の周面が鏡面加工してあるチェーンを用いても
よいことはいうまでもない。また、摩耗によって、ロー
ラの周面又はブシュの周面が鏡面になったチェーンを用
いてもよい。
周面が鏡面加工してあるチェーンを用いているが、本発
明はこれに限らず、ローラを外嵌していないブシュの周
面が鏡面加工してあるチェーンを用いてもよく、また、
ピンの一端又は両端が外プレートから突出しており、そ
の突出部の周面が鏡面加工してあるチェーンを用いても
よいことはいうまでもない。また、摩耗によって、ロー
ラの周面又はブシュの周面が鏡面になったチェーンを用
いてもよい。
【0035】(実施の形態5)図7は実施の形態5を示
すブロック図であり、ローラ85,85,…の周面に輝線8
6,86,…を予め設けてある場合を示している。なお、
図中、図1に対応する部分には同じ番号を付してその説
明を省略する。
すブロック図であり、ローラ85,85,…の周面に輝線8
6,86,…を予め設けてある場合を示している。なお、
図中、図1に対応する部分には同じ番号を付してその説
明を省略する。
【0036】ローラ85,85,…の周面には、光を反射す
る輝線86,86,…がローラ85,85,…の全周に形成して
ある。輝線86,86,…は、光を反射する成分が混合して
ある塗料をローラ85,85,…の周面に塗布し、又はロー
ラ85,85,…の周面に予め設けた細溝内に前記塗料を注
入することによって形成されている。また、光を反射す
るテープを前述した細溝に嵌合させてもよい。更に、ロ
ーラ85,85,…の一部のみを鏡面加工することによって
輝線86,86,…を形成してもよい。
る輝線86,86,…がローラ85,85,…の全周に形成して
ある。輝線86,86,…は、光を反射する成分が混合して
ある塗料をローラ85,85,…の周面に塗布し、又はロー
ラ85,85,…の周面に予め設けた細溝内に前記塗料を注
入することによって形成されている。また、光を反射す
るテープを前述した細溝に嵌合させてもよい。更に、ロ
ーラ85,85,…の一部のみを鏡面加工することによって
輝線86,86,…を形成してもよい。
【0037】ローラ85,85,…の移動領域の上方には、
散乱光を出射する光源13,13が相隣る2つのローラ85,
85間の距離と略同じ距離を隔てて配置してあり、光源1
3,13はローラ85,85,…に設けた輝線86,86,…上へ
光を照射するようになっている。チェーン10の一側上方
であって前記光源3,3に対応する位置には、CCDを
備える撮像装置1,2が配置してあり、撮像装置1,2
は相隣る2つのローラ85,85に設けた輝線86,86を撮像
するようになしてある。これによって、撮像装置1,2
には、輝線86,86を示す円弧状の像を含む画像が形成さ
れる。
散乱光を出射する光源13,13が相隣る2つのローラ85,
85間の距離と略同じ距離を隔てて配置してあり、光源1
3,13はローラ85,85,…に設けた輝線86,86,…上へ
光を照射するようになっている。チェーン10の一側上方
であって前記光源3,3に対応する位置には、CCDを
備える撮像装置1,2が配置してあり、撮像装置1,2
は相隣る2つのローラ85,85に設けた輝線86,86を撮像
するようになしてある。これによって、撮像装置1,2
には、輝線86,86を示す円弧状の像を含む画像が形成さ
れる。
【0038】この画像がA/D変換器4,4を介してコ
ンピュータ5に与えられ、コンピュータ5は、前同様ロ
ーラ85,85の実績中心位置間距離Mを算出し、算出した
実績中心位置間距離Mに基づいてチェーン10の部分的な
伸長度を検出する。
ンピュータ5に与えられ、コンピュータ5は、前同様ロ
ーラ85,85の実績中心位置間距離Mを算出し、算出した
実績中心位置間距離Mに基づいてチェーン10の部分的な
伸長度を検出する。
【0039】なお、本実施の形態にあっては、ローラの
周面に輝線が設けてあるチェーンを用いているが、本発
明はこれに限らず、ローラを外嵌していないブシュの周
面に輝線が設けてあるチェーンを用いてもよく、また、
ピンの一端又は両端が外プレートから突出しており、そ
の突出部の周面に輝線が設けてあるチェーンを用いても
よいことはいうまでもない。一方、各ローラ85,85,…
の周面に光を反射する輝線86,86,…を設けてあるが、
本発明はこれに限らず、チェーンが暗所で使用される場
合、各ローラ85,85,…の周面に、照射された光によっ
て蛍光を発する輝線を設けてもよい。この場合、光源
は、撮像装置1,2の上流側であって、ローラ85の上方
に1台配置しておけばよく、設備コストが低減される。
周面に輝線が設けてあるチェーンを用いているが、本発
明はこれに限らず、ローラを外嵌していないブシュの周
面に輝線が設けてあるチェーンを用いてもよく、また、
ピンの一端又は両端が外プレートから突出しており、そ
の突出部の周面に輝線が設けてあるチェーンを用いても
よいことはいうまでもない。一方、各ローラ85,85,…
の周面に光を反射する輝線86,86,…を設けてあるが、
本発明はこれに限らず、チェーンが暗所で使用される場
合、各ローラ85,85,…の周面に、照射された光によっ
て蛍光を発する輝線を設けてもよい。この場合、光源
は、撮像装置1,2の上流側であって、ローラ85の上方
に1台配置しておけばよく、設備コストが低減される。
【0040】
【発明の効果】第1,第2,第5及び第6発明にあって
は、チェーンへの負荷変動及びチェーンの多角形運動に
拘らずチェーンの伸長度を正確に検出することができ
る。
は、チェーンへの負荷変動及びチェーンの多角形運動に
拘らずチェーンの伸長度を正確に検出することができ
る。
【0041】第3,第4,第7及び第8発明にあって
は、チェーンに輝線を設けることなく、チェーンへの負
荷変動及びチェーンの多角形運動に拘らずチェーンの伸
長度を正確に検出することができる等、本発明は優れた
効果を奏する。
は、チェーンに輝線を設けることなく、チェーンへの負
荷変動及びチェーンの多角形運動に拘らずチェーンの伸
長度を正確に検出することができる等、本発明は優れた
効果を奏する。
【図1】本発明に係る伸長度検出装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1に示したコンピュータによるローラの中心
位置の算定方法を説明する説明図である。
位置の算定方法を説明する説明図である。
【図3】図1に示したコンピュータによるチェーン伸長
度の検出手順を示すフローチャートである。
度の検出手順を示すフローチャートである。
【図4】実施の形態2を示す斜視図である。
【図5】実施の形態3を示す斜視図である。
【図6】実施の形態4を示すブロック図である。
【図7】実施の形態5を示すブロック図である。
【図8】チェーンの組み立て図である。
1 撮像装置 2 撮像装置 3 レーザ光源 5 コンピュータ 10 チェーン 70 外リンク 80 内リンク 85 ローラ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01B 11/14 G01B 11/14 H
Claims (8)
- 【請求項1】 内リンクの円筒状のブシュに外リンクの
ピンを内嵌させて複数の内リンク及び外リンクが交互に
連結してあり、各ブシュに環状のローラがそれぞれ外嵌
してあるチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレー
トから突出させてあるチェーンを撮像して得られた画像
に基づいて、チェーンの伸長度を検出する方法におい
て、 前記チェーンに臨ませて配したビーム光源から、2つの
ローラ又は2つのピンの突出部の周面へ、チェーンの長
手方向へ長い光ビームを照射し、両ローラ又は両突出部
の光ビームを照射した部分を含む所定領域を撮像して、
散乱による円弧状の像を含む画像を得、チェーンの長手
方向に平行であり、前記像と2箇所で交わる直線と、そ
れぞれの像との交点を特定し、特定した交点に基づいて
両ローラ又は両突出部の中心位置を算定し、両中心位置
の間の距離を算出し、算出した両中心位置の間の距離に
基づいて部分的な伸長度を検出することを特徴とするチ
ェーン伸長度の検出方法。 - 【請求項2】 内リンクの円筒状のブシュに外リンクの
ピンを内嵌させて複数の内リンク及び外リンクが交互に
連結してあるチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プ
レートから突出させてあるチェーンを撮像して得られた
画像に基づいて、チェーンの伸長度を検出する方法にお
いて、 前記チェーンに臨ませて配したビーム光源から、2つの
ブシュ又は2つのピンの突出部の周面へ、チェーンの長
手方向へ長い可干渉性の光ビームを照射し、両ローラ又
は両突出部の光ビームを照射した部分を含む所定領域を
撮像して、散乱による円弧状の像を含む画像を得、チェ
ーンの長手方向に平行であり、前記像と2箇所で交わる
直線と、それぞれの像との交点を特定し、特定した交点
に基づいて両ブシュ又は両突出部の中心位置を算定し、
両中心位置の間の距離を算出し、算出した両中心位置の
間の距離に基づいて部分的な伸長度を検出することを特
徴とするチェーン伸長度の検出方法。 - 【請求項3】 内リンクの円筒状のブシュに外リンクの
ピンを内嵌させて複数の内リンク及び外リンクが交互に
連結してあり、各ブシュに環状のローラがそれぞれ外嵌
してあるチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレー
トから突出させてあるチェーンを撮像して得られた画像
に基づいて、チェーンの伸長度を検出する方法におい
て、 各ローラの周面が鏡面になしてあるチェーン、又は各ピ
ンの突出部の周面が鏡面になしてあるチェーンを用い、
該チェーンに臨ませて配した直線光源から、2つのロー
ラ又は2つの突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ長
い直線光を照射し、両ローラ又は両突出部の直線光を照
射した部分を含む所定領域を撮像して、反射による円弧
状の像を含む画像を得、チェーンの長手方向に平行であ
り、前記像と2箇所で交わる直線と、それぞれの像との
交点を特定し、特定した交点に基づいて両ローラ又は両
突出部の中心位置を算定し、両中心位置の間の距離を算
出し、算出した両中心位置の間の距離に基づいて部分的
な伸長度を検出することを特徴とするチェーン伸長度の
検出方法。 - 【請求項4】 内リンクの円筒状のブシュに外リンクの
ピンを内嵌させて複数の内リンク及び外リンクが交互に
連結してあるチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プ
レートから突出させてあるチェーンを撮像して得られた
画像に基づいて、チェーンの伸長度を検出する方法にお
いて、 各ブシュの周面が鏡面になしてあるチェーン、又は各ピ
ンの突出部の周面が鏡面になしてあるチェーンを用い、
該チェーンに臨ませて配した直線光源から、2つのブシ
ュ又は2つの突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ長
い直線光を照射し、両ブシュ又は両突出部の直線光を照
射した部分を含む所定領域を撮像して、反射による円弧
状の像を含む画像を得、チェーンの長手方向に平行であ
り、前記像と2箇所で交わる直線と、それぞれの像との
交点を特定し、特定した交点に基づいて両ブシュ又は両
突出部の中心位置を算定し、両中心位置の間の距離を算
出し、算出した両中心位置の間の距離に基づいて部分的
な伸長度を検出することを特徴とするチェーン伸長度の
検出方法。 - 【請求項5】 内リンクの円筒状のブシュに外リンクの
ピンを内嵌させて複数の内リンク及び外リンクが交互に
連結してあり、各ブシュに環状のローラがそれぞれ外嵌
してあるチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレー
トから突出させてあるチェーンを撮像して得られた画像
に基づいて、チェーンの伸長度を検出する装置におい
て、 前記チェーンに臨ませて配してあり、2つのローラ又は
2つのピンの突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ長
い光ビームを照射するビーム光源と、両ローラ又は両突
出部の光ビームを照射した部分を含む所定領域を撮像し
て、散乱による円弧状の像を含む画像を形成する撮像装
置と、チェーンの長手方向に平行であり、前記像と2箇
所で交わる直線と、それぞれの像との交点を特定する手
段と、特定した交点に基づいて両ローラ又は両突出部の
中心位置を算定する手段と、両中心位置の間の距離を算
出する手段と、算出した両中心位置の間の距離に基づい
て部分的な伸長度を検出する手段とを備えることを特徴
とするチェーン伸長度の検出装置。 - 【請求項6】 内リンクの円筒状のブシュに外リンクの
ピンを内嵌させて複数の内リンク及び外リンクが交互に
連結してあるチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プ
レートから突出させてあるチェーンを撮像して得られた
画像に基づいて、チェーンの伸長度を検出する装置にお
いて、 前記チェーンに臨ませて配してあり、2つのブシュ又は
2つの突出部の周面へ、チェーンの長手方向へ長い光ビ
ームを照射するビーム光源と、両ブシュ又は両突出部の
光ビームを照射した部分を含む所定領域を撮像して、散
乱による円弧状の像を含む画像を形成する撮像装置と、
チェーンの長手方向に平行であり、前記像と2箇所で交
わる直線と、それぞれの像との交点を特定する手段と、
特定した交点に基づいて両ブシュ又は両突出部の中心位
置を算定する手段と、両中心位置の間の距離を算出する
手段と、算出した両中心位置の間の距離に基づいて部分
的な伸長度を検出する手段とを備えることを特徴とする
チェーン伸長度の検出装置。 - 【請求項7】 内リンクの円筒状のブシュに外リンクの
ピンを内嵌させて複数の内リンク及び外リンクが交互に
連結してあり、各ブシュに環状のローラがそれぞれ外嵌
してあるチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プレー
トから突出させてあるチェーンを撮像して得られた画像
に基づいて、チェーンの伸長度を検出する装置におい
て、 各ローラの周面が鏡面になしてあるチェーン、又は各ピ
ンの突出部の周面が鏡面になしてあるチェーンに臨ませ
て配してあり、2つのローラ又は2つの突出部の周面
へ、チェーンの長手方向へ長い直線光を照射する直線光
源と、両ローラ又は両突出部の直線光を照射した部分を
含む所定領域を撮像して、反射による円弧状の像を含む
画像を形成する撮像装置と、チェーンの長手方向に平行
であり、前記像と2箇所で交わる直線と、それぞれの像
との交点を特定する手段と、特定した交点に基づいて両
ローラ又は両突出部の中心位置を算定する手段と、両中
心位置の間の距離を算出する手段と、算出した両中心位
置の間の距離に基づいて部分的な伸長度を検出する手段
とを備えることを特徴とするチェーン伸長度の検出装
置。 - 【請求項8】 内リンクの円筒状のブシュに外リンクの
ピンを内嵌させて複数の内リンク及び外リンクが交互に
連結してあるチェーン、又は、更に各ピンの端部を外プ
レートから突出させてあるチェーンを撮像して得られた
画像に基づいて、チェーンの伸長度を検出する装置にお
いて、 各ブシュの周面が鏡面になしてあるチェーン、又は各ピ
ンの突出部の周面が鏡面になしてあるチェーンに臨ませ
て配してあり、2つのブシュ又は2つの突出部の周面
へ、チェーンの長手方向へ長い直線光を照射する直線光
源と、両ブシュ又は両突出部の直線光を照射した部分を
含む所定領域を撮像して、反射による円弧状の像を含む
画像を形成する撮像装置と、チェーンの長手方向に平行
であり、前記像と2箇所で交わる直線と、それぞれの像
との交点を特定する手段と、特定した交点に基づいて両
ブシュ又は両突出部の中心位置を算定する手段と、両中
心位置の間の距離を算出する手段と、算出した両中心位
置の間の距離に基づいて部分的な伸長度を検出する手段
とを備えることを特徴とするチェーン伸長度の検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14279297A JPH10332342A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | チェーン伸長度の検出方法及び検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14279297A JPH10332342A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | チェーン伸長度の検出方法及び検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10332342A true JPH10332342A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15323727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14279297A Pending JPH10332342A (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | チェーン伸長度の検出方法及び検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10332342A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003057600A1 (de) * | 2002-01-09 | 2003-07-17 | Aumund-Fördererbau Gmbh Maschinenfabrik | Laschenkette mit prüfanordnung für unzulässige kettenlängung |
WO2011065203A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 株式会社椿本チエイン | 伸張度測定装置、伸張度測定システム及びコンピュータプログラム |
JP2013010634A (ja) * | 2011-05-31 | 2013-01-17 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 電気チェーンブロック |
JP2016504643A (ja) * | 2012-10-17 | 2016-02-12 | キャタピラー インコーポレイテッドCaterpillar Incorporated | 部品のデジタル画像に基づく部品の磨耗判定方法及びシステム |
JP2017032392A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | Jfeプラントエンジ株式会社 | ロール間相対位置測定方法 |
WO2017117354A1 (en) * | 2015-12-30 | 2017-07-06 | Laitram, L.L.C. | Control system for detecting and correcting an imbalance in a conveyor system |
CN107235288A (zh) * | 2017-06-01 | 2017-10-10 | 昆山国显光电有限公司 | 一种辊式输送装置 |
US10794686B2 (en) | 2017-02-09 | 2020-10-06 | Laitram, L.L.C. | Apparatus and methods for measuring belts |
US12037201B2 (en) | 2021-12-07 | 2024-07-16 | Laitram, L.L.C. | Measuring conveyor belt stretch |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP14279297A patent/JPH10332342A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003057600A1 (de) * | 2002-01-09 | 2003-07-17 | Aumund-Fördererbau Gmbh Maschinenfabrik | Laschenkette mit prüfanordnung für unzulässige kettenlängung |
WO2011065203A1 (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 株式会社椿本チエイン | 伸張度測定装置、伸張度測定システム及びコンピュータプログラム |
JP2011117733A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-16 | Tsubakimoto Chain Co | 伸張度測定装置、伸張度測定システム及びコンピュータプログラム |
CN102713505A (zh) * | 2009-11-30 | 2012-10-03 | 株式会社椿本链条 | 伸长度测量装置、伸长度测量系统及计算机程序 |
US9014482B2 (en) | 2009-11-30 | 2015-04-21 | Tsubakimoto Chain Co. | Elongation measuring apparatus, elongation measurement system, and non-transitory medium |
JP2013010634A (ja) * | 2011-05-31 | 2013-01-17 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd | 電気チェーンブロック |
JP2016504643A (ja) * | 2012-10-17 | 2016-02-12 | キャタピラー インコーポレイテッドCaterpillar Incorporated | 部品のデジタル画像に基づく部品の磨耗判定方法及びシステム |
JP2017032392A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | Jfeプラントエンジ株式会社 | ロール間相対位置測定方法 |
WO2017117354A1 (en) * | 2015-12-30 | 2017-07-06 | Laitram, L.L.C. | Control system for detecting and correcting an imbalance in a conveyor system |
US10513397B2 (en) | 2015-12-30 | 2019-12-24 | Laitram, L.L.C. | Control system for detecting and correcting an imbalance in a conveyor system |
US10794686B2 (en) | 2017-02-09 | 2020-10-06 | Laitram, L.L.C. | Apparatus and methods for measuring belts |
CN107235288A (zh) * | 2017-06-01 | 2017-10-10 | 昆山国显光电有限公司 | 一种辊式输送装置 |
US12037201B2 (en) | 2021-12-07 | 2024-07-16 | Laitram, L.L.C. | Measuring conveyor belt stretch |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6331887B1 (en) | Outdoor range finder | |
US5214278A (en) | Apparatus for monitoring speed and lateral position of a rotating shaft having reflective surfaces | |
US4555635A (en) | Surface flaw inspection apparatus for a convex body | |
DE60119741D1 (de) | Vermessung zylindrischer objekte mit hilfe von laser-telemetrie | |
KR970705304A (ko) | 바퀴정렬용 지능감지장치(an intelligent sensor for optical wheel alignment) | |
US5953130A (en) | Machine vision methods and apparatus for machine vision illumination of an object | |
JPH10332342A (ja) | チェーン伸長度の検出方法及び検出装置 | |
US20070083577A1 (en) | System and method for detecting defects in a light-management film | |
US4381152A (en) | Dimension measuring apparatus | |
JP4327266B2 (ja) | パターン寸法評価方法及びパターン形成方法 | |
US10740890B2 (en) | Image processing apparatus, method, and storage medium | |
JPH1123243A (ja) | 表面欠陥検査装置 | |
JP2007024646A (ja) | 光学式測定装置 | |
EP4411317A1 (en) | Sheet-like material unevenness measuring device, and sheet-like material unevenness measuring method | |
JP4798819B2 (ja) | 損傷検出装置及び方法 | |
JP2006194668A (ja) | ワイヤーロープの径計測装置 | |
JP2017125805A (ja) | シートのキズ欠点検査装置 | |
JP3212023B2 (ja) | 波形付長尺フレキシブル管の寸法計測装置及び製造システム | |
JPH04371393A (ja) | フラックス入り溶接ワイヤのフラックス充填率検知方法 | |
JPS59137805A (ja) | 倣いのための光学式距離計 | |
JP2005167652A (ja) | ラインセンサカメラ用照明装置およびラインセンサカメラを用いた画像入力装置 | |
JPH0242303A (ja) | 外径測定装置 | |
KR0181993B1 (ko) | 레이저광을 이용한 물체의 외관치수측정장치 및 외관치수측정방법 | |
JPH0771959A (ja) | ロボットの位置測定システム | |
JPS60102505A (ja) | 薄板の幅測定装置 |