JPH10332227A - 受液器付き凝縮器 - Google Patents

受液器付き凝縮器

Info

Publication number
JPH10332227A
JPH10332227A JP14027897A JP14027897A JPH10332227A JP H10332227 A JPH10332227 A JP H10332227A JP 14027897 A JP14027897 A JP 14027897A JP 14027897 A JP14027897 A JP 14027897A JP H10332227 A JPH10332227 A JP H10332227A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condenser
liquid receiver
receiver
space
heat exchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14027897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Higo
裕 比護
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
Priority to JP14027897A priority Critical patent/JPH10332227A/ja
Publication of JPH10332227A publication Critical patent/JPH10332227A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/0408Multi-circuit heat exchangers, e.g. integrating different heat exchange sections in the same unit or heat exchangers for more than two fluids
    • F28D1/0426Multi-circuit heat exchangers, e.g. integrating different heat exchange sections in the same unit or heat exchangers for more than two fluids with units having particular arrangement relative to the large body of fluid, e.g. with interleaved units or with adjacent heat exchange units in common air flow or with units extending at an angle to each other or with units arranged around a central element
    • F28D1/0443Combination of units extending one beside or one above the other
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2339/00Details of evaporators; Details of condensers
    • F25B2339/04Details of condensers
    • F25B2339/044Condensers with an integrated receiver
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2339/00Details of evaporators; Details of condensers
    • F25B2339/04Details of condensers
    • F25B2339/044Condensers with an integrated receiver
    • F25B2339/0443Condensers with an integrated receiver the receiver being positioned horizontally
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D2001/0253Particular components
    • F28D2001/026Cores
    • F28D2001/028Cores with empty spaces or with additional elements integrated into the cores

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばカークーラー用受液器付き凝縮器をコ
ンパクトにして高い熱交換性能を発揮しうるものにす
る。 【解決手段】 受液器本体1のコア部のバンパー高さ領
域のチューブ3、3間に受液器配設スペース8を形成
し、このスペース8内に横置き式の受液器2を保持せし
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーエアコン用凝
縮器などとして用いられる受液器付き凝縮器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばカークーラー用凝縮器では、凝縮
器本体に受液器を保持させる形式のものが提供されてお
り、そのような形式のものとして、受液器が凝縮器本体
の周縁部に該本体から外方に突出する態様にて取り付け
られた構造のものが知られている(例えば特開平8−7
5317号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、受液器
を凝縮器本体の周縁部から外方に突出させて取り付ける
ことが、凝縮器の設置スペースや他の部材、機器のレイ
アウトとの関係で、嫌われることがあった。
【0004】また、例えば、カークーラー用の凝縮器
は、車体前部のラジエーターとラジエーターグリルとの
間の狭いスペース内に装着されて用いられるものである
ため、受液器を凝縮器本体の周縁部から外方に突出する
態様において凝縮器本体に取り付ける構造では、スペー
スの関係上、その分、凝縮器本体のコア面積を狭く設計
しなければならなくなり、凝縮器の性能を低下させてし
まうという問題も生じうる。
【0005】ところで、設置状態の凝縮器を詳しく調査
すると、必ずしも、その凝縮器のコアのすべての部分が
性能良く熱交換を行っている訳ではないことがわかる。
即ち、凝縮器の設置箇所の周辺には他の部材や機器等の
障害物が存在することがあり、この障害物の存在によ
り、凝縮器コアにおいて、その一部に熱交換が活発には
行われない領域が存在していることがある。例えば、自
動車の場合、図6に示されるように、カークーラー用凝
縮器(A)の高さ方向中央部領域には、その前方におい
てバンパー(B)が存在しており、そのため、この高さ
領域での凝縮器の熱交換性能は余り芳しいものではなか
った。
【0006】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
み、受液器を凝縮器の設置スペースや他の部材、機器の
レイアウトの関係でスペース的に有利に取り付けること
ができ、しかも、凝縮器コアに存在することがある熱交
換の不活発な領域を受液器の取付けに有効利用すること
もできてコンパクトにして高い熱交換性能を発揮しうる
ものにすることもできる受液器付き凝縮器を提供するこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、複数の熱交
換管部が間隔的に並列状態に配置され、いずれかの熱交
換管部間に受液器配設スペースが形成された凝縮器本体
が備えられ、該凝縮器本体の前記受液器配設スペース内
に受液器が配設、保持されてなることを特徴とする受液
器付き凝縮器によって解決される。
【0008】即ち、いずれかの熱交換管部間に形成され
た受液器配設スペース内に受液器が配設、保持された構
造であることにより、受液器は、凝縮器本体の周縁部か
ら外方に突出することがなく、また、凝縮器本体から前
後方向に大きく突出することもなく、凝縮器の設置スペ
ースや他の部材、機器のレイアウトの関係でスペース的
に有利に凝縮器本体に備えられる。
【0009】しかも、この凝縮器本体のコアに熱交換の
不活発な領域が存在する場合には、その領域に対応して
熱交換管部間に受液器配設スペースを形成する構成とす
ることも可能であり、その場合には、凝縮器をコンパク
トにして実質的に高い熱交換性能を発揮し得るものとな
しうる。
【0010】また、上記受液器付き凝縮器において、凝
縮器本体の各熱交換管部は左右方向に延ばされて備えら
れ、受液器配設スペースは、これを挟む熱交換管部間の
間隔距離をそれ以外の熱交換管部間の間隔距離よりも大
きくしてバンパー等の障害物の高さ位置に対応して形成
され、受液器は、横置き式受液器からなって、その長手
方向を左右方向に向けて前記受液器配設スペース内に配
設、保持されているものとすることにより、凝縮器コア
に存在する熱交換不発な領域が受液器の取付けに有効利
用されてコンパクトにして高い熱交換性能が発揮され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明をカークーラー用凝
縮器に適用した場合の実施形態について、図面に基づき
説明する。
【0012】図1及び図2に示される第1実施形態の受
液器付き凝縮器において、(1)は凝縮器本体で、いわ
ゆるマルチフロータイプと称される熱交換器からなるも
のである。(2)は受液器である。この受液器(2)
は、その長手方向を横方向に向けて設置されて用いられ
る横置き式の受液器からなる。
【0013】凝縮器本体(1)において、(3)…は熱
交換管部としての偏平チューブ、(4)…はフィン、
(5)(5)は中空ヘッダー、(6)は冷媒入口、
(7)は同出口である。そして、(8)は受液器配設ス
ペース、(9)は受液器取付け用の型材、(10)は同ク
ランプ、(11)はネジである。
【0014】上記凝縮器本体(1)において、偏平チュ
ーブ(3)…は、例えば、アルミニウム製押出型材から
なる。フィン(4)は、例えば、アルミニウムブレージ
ングシートをコルゲート状に曲成したものである。ま
た、ヘッダー(5)(5)は、例えば、アルミニウムブ
レージングシートを円筒状に曲成したヘッダーパイプの
両端部を蓋材にて封鎖したものである。そして、ヘッダ
ーパイプの周壁には、チューブ(3)…の端部を挿入嵌
合する周方向スリット状のチューブ挿入孔が、長手方向
に等間隔的に穿孔され、このチューブ挿入孔にチューブ
(3)…の端部が挿入嵌合され、炉中にて一括ろう付け
されることによって、チューブ(3)…とヘッダー
(5)とが連通状態に接合一体化されている。
【0015】受液器配設スペース(8)は、受液器
(2)のサイズ等に応じて、上記ヘッダー(5)のチュ
ーブ挿入孔のうちの幾つかについてチューブ(3)の端
部を挿入することなくあけておくことによって、チュー
ブ(3)…間の間隔距離よりも大きなスペースに形成さ
れている。この受液器配設スペース(8)は、図1に示
されるように、凝縮器本体の高さ方向の中間ないし中央
領域、即ち、本実施形態では自動車のバンパーの高さ領
域において形成されている。
【0016】そして、上記チューブ(3)…間にはフィ
ン(4)…が配置されるが、受液器配設スペース(8)
内では、図2(イ)(ロ)に示されるように、上下一対
のフィン(4)(4)が、該スペース(8)を挟む両側
のチューブ(3)(3)に対応してそれぞれ接触状態に
配置されると共に、これらフィン(4)(4)間に、横
断面コ字状の受液器取付け用の型材(9)が配置され、
該型材(9)の両側板部(9a)(9a)の外面がこれらフ
ィン(4)(4)を接触状態を支えるようになされてい
る。
【0017】該型材(9)は、所定長さのアルミニウム
製の押出型材によるもので、その中間板部(9b)の内面
には、受液器(2)の周側面を半周程度において受ける
受け部(9c)が一体押出成形されている。なお、この受
け(9c)は、図2(ハ)に示されるように、省略されて
もよい。そして、同型材(9)の中間板部(9b)の長手
方向の中間部ないし両端部には、受け部(9c)を挟む両
側において、取付け用のねじ孔があけられ、受液器
(2)をクランプ(10)を用いてネジ(11)にて型材
(9)に保持させることができるようにされている。ク
ランプ(10)は、受液器(2)の周側面を受けるU字状
の本体部(10a )と、その両先端部から外方に突出され
た平板部(10b )(10b )とを備え、該平板部(10b )
には、ねじ通孔が設けられている。
【0018】上記フィン(4)…と受液器取付け用の型
材(9)は、チューブ(3)…とヘッダー(5)との相
互仮組の際に併せてこれらに仮組され、炉中にて一括ろ
う付けされている。また、この一括ろう付けに際して、
受液器配設スペース(8)内において、チューブ(3)
が差し込まれることなくあけられたヘッダー(5)
(5)のチューブ挿入孔については、孔封鎖用の板部
(14a )を有するアルミニウム製の帯板材(14)を用
い、その封鎖用の板部(14a )にてヘッダー(5)のチ
ューブ挿入孔を封鎖するように組み付けて、上記の一括
ろう付けを行うことにより封鎖されている。
【0019】受液器(2)は、一括ろう付け後の凝縮器
本体(1)の取付け用型材(9)の受け部(9c)に、そ
の周側面を受けさせ、そして、クランプ(10)をねじ
(11)(11)にて該型材(9)に締結することにより、
その一部又は全部が凝縮器本体(1)の受液器配設スペ
ース(8)内において取り付けられる。そして、凝縮器
本体(1)の冷媒出口(7)が受液器(2)の入口ポー
トにパイプ(15)を通じて接続される。
【0020】なお、上記受液器付き凝縮器では更に、凝
縮器本体(1)の冷媒入口部(6)において、図3に示
されるようなパイプ接続構造が採用されている。即ち、
ヘッダー(5)の冷媒入口に対応する周側面には、一方
の面(17a )が該周側面の形状に対応した曲面とされ、
他方の面(17b )がシール用の平坦面とされたブロック
状のアルミニウム製ユニオン(17)が曲面部(17a )を
ヘッダー(5)の外周面に沿わせてアルゴン溶接による
点溶接(w)により仮止めされている。そして、先端部
にビーディング部(18)を有するアルミニウム製のパイ
プ(19)の同先端部が、リング状ろう材(20)を外嵌さ
せて、上記ユニオン(17)のシール用平坦面(17b )に
設けられているパイプ嵌合孔(21)に嵌合され、リング
状ろう材(20)がビーディング部(18)とシール用平坦
面(17b )との間に挟まれた状態に、クランプ(22)に
て保持されている。クランプ(22)は、L字状のアルミ
ニウム製板片によるもので、その一方の板部(23)の先
端部にはパイプ(19)の外周部に適合状態に嵌合し得る
半円弧状の切欠き(23a )が設けられ、この切欠き(23
a )がパイプ(19)の外周部にビーディング部(18)と
基端側において隣り合うように嵌合される。そして、同
板部(23)がねじ(11)にてユニオン(17)に止めら
れ、これにより、パイプ(19)とユニオン(17)とが仮
組状態に組み合わされている。更に、上記クランプ(2
2)のもう一方の板部(24)は各種取付け用のブラケッ
ト部として用いられる。上記ヘッダー(5)とユニオン
(17)、ユニオン(17)とパイプ(19)、及び、ユニオ
ン(17)とクランプ(22)とは、上記の一括ろう付けの
際に併せて一括ろう付けされることによって接合一体化
されている。
【0021】上記構成の受液器付き凝縮器では、受液器
(2)は凝縮器本体(1)のコア内にあって、凝縮器本
体(1)の周縁部から外方に突出することはなく、ま
た、凝縮器本体(1)から前後方向に大きく突出するこ
ともなく、従って、車体内の凝縮器の狭い設置スペース
や他の部材、機器のレイアウトの関係でスペース的に有
利に設置される。
【0022】しかも、凝縮器本体(1)の各チューブ
(3)…は左右方向に延ばされ、受液器配設スペース
(8)は、これを挟むチューブ(3)(3)間の間隔距
離をそれ以外のチューブ(3)…間の間隔距離よりも大
きくしてバンパーの高さ位置に対応して形成され、受液
器(2)は、横置き式受液器からなって、その長手方向
を左右方向に向けて上記受液器配設スペース(8)内に
配設、保持されているものであるから、凝縮器本体
(1)のコアにおいてバンパーの存在によって熱交換が
不発な領域を受液器(2)の取付けに有効利用しえて、
コンパクトにして高い熱交換性能を発揮することができ
る。
【0023】また、上記実施形態では、受液器配設スペ
ース(8)内での受液器(2)の保持のため、同スペー
ス(8)内に取付け用の型材(9)が凝縮器本体(1)
と一括ろう付けにより接合一体化されて備えられている
から、凝縮器本体(1)の剛性が高められ、そのコア部
の強度アップを実現し得る。また、受液器取付け用の型
材(9)は、フィン(4)(4)介してチューブ(3)
(3)と隣接されているから、フィン(4)(4)の緩
衝作用により、チューブ(3)に損傷等の不具合を及ぼ
す危険性を排除し得る。
【0024】図4に示される第2実施形態の受液器付き
凝縮器は、スペース(8)内の受液器(2)を保持させ
るのに、スペース(8)内に、短尺なピース状の一対の
コ字状型材(9)(9)が互いに所定の間隔をおいて一
括ろう付けにより備えられ、これらコ字状型材(9)
(9)の間、及び外側には帯板材(14)(14)がフィン
(4)(4)に沿うようにして一括ろう付けされてい
る。そして、受液器(2)は、その両端部にL字状ブラ
ケット(26)(26)がねじ(11)にて取り付けられると
共に、このブラケット(26)(26)が上記型材(9)
(9)に同じくねじ(11)にて取り付けられることによ
り、スペース(8)内に保持されている。受液器配設ス
ペース(8)内において、チューブ(3)が差し込まれ
ることなくあけられたヘッダー(5)(5)のチューブ
挿入孔については、端部に孔封鎖用の屈曲板部(14a )
を有するアルミニウム製の帯板材(14)を用い、その封
鎖用の板部(14a )にてヘッダー(5)のチューブ挿入
孔(5c)を封鎖するように組み付けて、一括ろう付けに
て封鎖される。帯板材(14)は、上記取付け用型材
(9)の両サイドにおいて、フィン(4)(4)を保護
するのにも寄与し得るし、凝縮器本体(1)それ自体の
剛性アップにも寄与し得るものである。
【0025】図5に示される第3実施形態の受液器付き
凝縮器は、ヘッダー(5)の冷媒出口部(7)が受液器
配設スペース(8)内に対面して設けられ、同出口部
(7)と受液器(2)とを接続するパイプ(15)がスペ
ース(8)内においてのみ延ばされた構造である。(2
7)は仕切りである。これにより、スペース(8)内に
受液器(2)を保持せしめる構造において、凝縮器本体
(1)の冷媒出口部(7)と受液器(2)との配管構成
を簡素化することができる。
【0026】以上に実施形態を示したが、本発明では各
種の変更が可能である。例えば、本発明の受液器付き凝
縮器は、カークーラー用の凝縮器に低用される場合に限
られるものではなく、ルームエアコン用凝縮器など、各
種凝縮器にも適用され得るものである。また、上記実施
形態では、凝縮器本体が、マルチフロータイプの熱交換
器からなっているが、その他、チューブを蛇行状に曲成
してコア部を構成したいわゆるサーペンタインタイプと
称される熱交換器などであってもよい。また、上記各実
施形態では、スペース(8)内において、受液器取り付
け用の型材(9)がフィン(4)(4)を介してチュー
ブ(3)と隣接されているが、フィン(4)(4)を介
さず直接にチューブ(3)と隣接されたものであっても
よい。また、スペース(8)内への受液器の取付け構造
は、上記実施形態に挙げるものの他の各種の取付け構造
が採用されてよい。また、上記第1実施形態では、ヘッ
ダー (5)のチューブ挿入孔は等間隔的に形成され、
スペース(8)内のチューブ挿入孔は帯板材(14)にて
封鎖した構造としているが、ヘッダーのチューブ挿入孔
はスペース(8)対応部分において初めから省略された
ものとなされていてもよい。また、チューブが上下方向
に延ばされて縦置き式の受液器が備えられた受液器付き
凝縮器に構成されてもよい。
【0027】
【発明の効果】上述の次第で、本発明の受液器付き凝縮
器は、複数の熱交換管部が間隔的に並列状態に配置さ
れ、いずれかの熱交換管部間に受液器配設スペースが形
成された凝縮器本体が備えられ、該凝縮器本体の前記受
液器配設スペース内に受液器が配設、保持されたもので
あるから、受液器は、凝縮器本体の周縁部から外方に突
出することがなく、また、凝縮器本体から前後方向に大
きく突出することもなく、凝縮器の設置スペースや他の
部材、機器のレイアウトの関係でスペース的に有利に凝
縮器本体に備えさせることができる。
【0028】しかも、この凝縮器本体のコアに熱交換の
不活発な領域が存在する場合には、その領域に対応して
熱交換管部間に受液器配設スペースを形成する構成とす
ることも可能であり、その場合には、凝縮器をコンパク
トにして実質的に高い熱交換性能を発揮し得るものとな
しうる。
【0029】また、上記受液器付き凝縮器において、凝
縮器本体の各熱交換管部は左右方向に延ばされて備えら
れ、受液器配設スペースは、これを挟む熱交換管部間の
間隔距離をそれ以外の熱交換管部間の間隔距離よりも大
きくしてバンパー等の障害物の高さ位置に対応して形成
され、受液器は、横置き式受液器からなって、その長手
方向を左右方向に向けて前記受液器配設スペース内に配
設、保持されているものとすることにより、凝縮器コア
に存在する熱交換不発な領域が受液器の取付けに有効利
用され、コンパクトにして高い熱交換性能を発揮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態にかかる受液器付き凝縮器を示す
もので、図(イ)は正面図、図(ロ)は平面図である。
【図2】受液器の取付け部分を拡大して示すもので、図
(イ)は正面図、図(ロ)は図(イ)のI−I線断面
図、図(ハ)は型材の変形例を示す断面図である。
【図3】凝縮器本体の冷媒入口パイプとユニオンとの接
合を示すもので、図(イ)は斜視図、図(ロ)は分離状
態にして示す斜視図である。
【図4】第2実施形態にかかる受液器付き凝縮器の受液
器の取付け部分を拡大して示すもので、図(イ)は正面
図、図(ロ)は図(イ)のII−II線断面矢視図であ
る。
【図5】第3実施形態にかかる受液器付き凝縮器の全体
正面図である。
【図6】車体内における凝縮器の設置状態を示す内部側
面図である。
【符号の説明】
1…凝縮器本体 2…受液器 3…チューブ(熱交換管部) 8…受液器配設スペース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の熱交換管部が間隔的に並列状態に
    配置され、いずれかの熱交換管部間に受液器配設スペー
    スが形成された凝縮器本体が備えられ、該凝縮器本体の
    前記受液器配設スペース内に受液器が配設、保持されて
    なることを特徴とする受液器付き凝縮器。
  2. 【請求項2】 前記凝縮器本体の各熱交換管部は左右方
    向に延ばされて備えられ、前記受液器配設スペースは、
    これを挟む熱交換管部間の間隔距離をそれ以外の熱交換
    管部間の間隔距離よりも大きくしてバンパー等の障害物
    の高さ位置に対応して形成され、前記受液器は、横置き
    式受液器からなって、その長手方向を左右方向に向けて
    前記受液器配設スペース内に配設、保持されている請求
    項1に記載の受液器付き凝縮器。
JP14027897A 1997-05-29 1997-05-29 受液器付き凝縮器 Pending JPH10332227A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14027897A JPH10332227A (ja) 1997-05-29 1997-05-29 受液器付き凝縮器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14027897A JPH10332227A (ja) 1997-05-29 1997-05-29 受液器付き凝縮器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10332227A true JPH10332227A (ja) 1998-12-15

Family

ID=15265066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14027897A Pending JPH10332227A (ja) 1997-05-29 1997-05-29 受液器付き凝縮器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10332227A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10032677A1 (de) * 2000-07-05 2002-01-24 Daimler Chrysler Ag Kondensatoranordnung einer Klimaanlage, insbesondere in einem Kraftfahrzeug
JP2002172929A (ja) * 2000-12-06 2002-06-18 Japan Climate Systems Corp 車両用凝縮器
FR2846733A1 (fr) * 2002-10-31 2004-05-07 Valeo Thermique Moteur Sa Condenseur, notamment pour un circuit de cimatisation de vehicule automobile, et circuit comprenant ce condenseur
JP2012067939A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Denso Corp 凝縮器
WO2012169504A1 (ja) * 2011-06-10 2012-12-13 カルソニックカンセイ株式会社 水冷コンデンサ
JP2021088224A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 スズキ株式会社 車両前部構造

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10032677A1 (de) * 2000-07-05 2002-01-24 Daimler Chrysler Ag Kondensatoranordnung einer Klimaanlage, insbesondere in einem Kraftfahrzeug
DE10032677C2 (de) * 2000-07-05 2002-04-25 Daimler Chrysler Ag Kondensatoranordnung einer Klimaanlage, insbesondere in einem Kraftfahrzeug
JP2002172929A (ja) * 2000-12-06 2002-06-18 Japan Climate Systems Corp 車両用凝縮器
FR2846733A1 (fr) * 2002-10-31 2004-05-07 Valeo Thermique Moteur Sa Condenseur, notamment pour un circuit de cimatisation de vehicule automobile, et circuit comprenant ce condenseur
JP2012067939A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Denso Corp 凝縮器
WO2012169504A1 (ja) * 2011-06-10 2012-12-13 カルソニックカンセイ株式会社 水冷コンデンサ
CN103596785A (zh) * 2011-06-10 2014-02-19 康奈可关精株式会社 水冷式冷凝器
CN103596785B (zh) * 2011-06-10 2015-12-23 康奈可关精株式会社 水冷式冷凝器
JP2021088224A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 スズキ株式会社 車両前部構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05332693A (ja) 熱交換器
JPH03230098A (ja) 熱交換器
JPH04169793A (ja) 熱交換器
AU661913B2 (en) Mounting bracket for a heat exchanger
JPH10332227A (ja) 受液器付き凝縮器
JP2004239592A (ja) 車両用熱交換器
JP3378049B2 (ja) 受液器付き凝縮器
JPS63169497A (ja) 熱交換器
JPH0976734A (ja) 車載用凝縮器
JP3051480B2 (ja) 金属製熱交換器
JPH0587483A (ja) アルミニウム製熱交換器
JP3203014B2 (ja) 熱交換器
JPH04366397A (ja) 熱交換器
JP2911238B2 (ja) 熱交換器における取付け用ブラケットのろう付け方法
JP2578558B2 (ja) 熱交換器
JP2551703Y2 (ja) 熱交換器
JPH073173Y2 (ja) 熱交換器
JPH06137779A (ja) 熱交換器
JPH0624700Y2 (ja) 熱交換器
JPH08219680A (ja) 熱交換器
JP2515739Y2 (ja) 熱交換器
JP3133431B2 (ja) 熱交換器
JP2989866B2 (ja) 熱交換器
JPH0722607Y2 (ja) 熱交換器
JPH0624701Y2 (ja) 熱交換器