JPH10331518A - ウエッジ検出装置およびスライドルーフへの使用方法 - Google Patents
ウエッジ検出装置およびスライドルーフへの使用方法Info
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- JPH10331518A JPH10331518A JP10098765A JP9876598A JPH10331518A JP H10331518 A JPH10331518 A JP H10331518A JP 10098765 A JP10098765 A JP 10098765A JP 9876598 A JP9876598 A JP 9876598A JP H10331518 A JPH10331518 A JP H10331518A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wedge
- sealing element
- door
- closing
- sealing
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F15/00—Power-operated mechanisms for wings
- E05F15/40—Safety devices, e.g. detection of obstructions or end positions
- E05F15/42—Detection using safety edges
- E05F15/44—Detection using safety edges responsive to changes in electrical conductivity
- E05F15/443—Detection using safety edges responsive to changes in electrical conductivity specially adapted for vehicle windows or roofs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J10/00—Sealing arrangements
- B60J10/80—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
- B60J10/82—Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors for movable panels in roofs
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME RELATING TO HINGES OR OTHER SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS AND DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION, CHECKS FOR WINGS AND WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/50—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
- E05Y2900/53—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles characterised by the type of wing
- E05Y2900/55—Windows
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は自動車のスライドルーフ等の封止要
素を装備した動力閉鎖要素におけるウエッジ検出装置お
よびその使用方法に関する。 【解決手段】 前記封止要素はスイッチ要素を被覆、保
護かつ作動する機能を備えた要素を含み、前記スイッチ
要素は前記閉鎖要素のポリウレタンフォームクラッド内
に形成され、かつ前記封止要素はそれぞれのスイッチ要
素上に適合するように配置された２つの動力伝達領域を
有する構成であることを特徴とする。
素を装備した動力閉鎖要素におけるウエッジ検出装置お
よびその使用方法に関する。 【解決手段】 前記封止要素はスイッチ要素を被覆、保
護かつ作動する機能を備えた要素を含み、前記スイッチ
要素は前記閉鎖要素のポリウレタンフォームクラッド内
に形成され、かつ前記封止要素はそれぞれのスイッチ要
素上に適合するように配置された２つの動力伝達領域を
有する構成であることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は遠隔制御の動力作動
閉鎖要素におけるウエッジ（ｗｅｄｇｉｎｇ）検出装置
に関する。この種の装置は、例えば２つの対峙した縁部
間で物体または本体の一部がウエッジを生じる場合に閉
鎖要素の駆動ユニットを停止しかつ逆転させるために使
用される。これらのウエッジ対策装置は、例えばバス、
電車またはリフトの電動窓の開閉装置、自動閉鎖ドア、
更にはスライドルーフの場合に使用される。
閉鎖要素におけるウエッジ（ｗｅｄｇｉｎｇ）検出装置
に関する。この種の装置は、例えば２つの対峙した縁部
間で物体または本体の一部がウエッジを生じる場合に閉
鎖要素の駆動ユニットを停止しかつ逆転させるために使
用される。これらのウエッジ対策装置は、例えばバス、
電車またはリフトの電動窓の開閉装置、自動閉鎖ドア、
更にはスライドルーフの場合に使用される。
【０００２】
【従来の技術】既知ウエッジ検出装置は事実上２つの異
なる方法よる作用に基礎を置く。第１のタイプのウエッ
ジ対策装置の場合、ウエッジ発生の蓋然性に関する情報
は、閉鎖要素の駆動ユニットの動作データから採られ、
選択的に閉鎖要素の位置および速度に関するデータを参
考にする。これは電気駆動の場合、例えばモータの電流
またはモータのトルクをモニタすることにより行われ、
モータの電流およびトルクは共にウエッジ発生の場合に
上昇する。更に、モータの回転数かつ／または回転速度
の評価はその位置かつ／または速度に関する情報に基づ
く障害物検出目的に適した評価を可能にする。各ケース
において送信されたパラメータの一定のスレッショルド
値を越えるまたはそれに達しない場合に、駆動ユニット
はスイッチオフされ、適宜であれば運動方向を反転す
る。これらの装置には特にガイド装置上の閉鎖要素およ
び閉鎖要素のための封止要素の摩擦損失に関する問題が
ある。これらの摩擦損失は外部温度等の外部要因、潤滑
状態または汚損の程度に大きく依存し、その結果とし
て、モニタされたパラメータに著しい変化が生じ、かつ
誤った制御がしばしば行われる。
なる方法よる作用に基礎を置く。第１のタイプのウエッ
ジ対策装置の場合、ウエッジ発生の蓋然性に関する情報
は、閉鎖要素の駆動ユニットの動作データから採られ、
選択的に閉鎖要素の位置および速度に関するデータを参
考にする。これは電気駆動の場合、例えばモータの電流
またはモータのトルクをモニタすることにより行われ、
モータの電流およびトルクは共にウエッジ発生の場合に
上昇する。更に、モータの回転数かつ／または回転速度
の評価はその位置かつ／または速度に関する情報に基づ
く障害物検出目的に適した評価を可能にする。各ケース
において送信されたパラメータの一定のスレッショルド
値を越えるまたはそれに達しない場合に、駆動ユニット
はスイッチオフされ、適宜であれば運動方向を反転す
る。これらの装置には特にガイド装置上の閉鎖要素およ
び閉鎖要素のための封止要素の摩擦損失に関する問題が
ある。これらの摩擦損失は外部温度等の外部要因、潤滑
状態または汚損の程度に大きく依存し、その結果とし
て、モニタされたパラメータに著しい変化が生じ、かつ
誤った制御がしばしば行われる。
【０００３】第２のタイプのウエッジ対策装置の場合、
圧力作動のスイッチ要素が使用され、この要素は閉鎖縁
部上に配置され、かつ圧力スイッチをオフまたは閉鎖要
素の駆動ユニットを逆転させることにより作動する。例
えば、ＬＵ−Ａ−８７９４２は薄膜タイプの圧力センサ
が閉鎖要素の閉鎖縁部へ取付けられるウエッジ対策装置
について説明している。この場合、基本的には閉鎖要素
の運動は一方向運動のみであり、好ましくは対峙閉鎖縁
部に平行に運動し、かつ直線運動である。この閉鎖要素
の運動路内に障害物がある場合、障害物と衝突すると、
薄膜タイプの圧力センサは圧力に直接反応することによ
り作動し、かつ閉鎖要素の駆動制御装置が閉鎖要素の運
動方向を反転させる。
圧力作動のスイッチ要素が使用され、この要素は閉鎖縁
部上に配置され、かつ圧力スイッチをオフまたは閉鎖要
素の駆動ユニットを逆転させることにより作動する。例
えば、ＬＵ−Ａ−８７９４２は薄膜タイプの圧力センサ
が閉鎖要素の閉鎖縁部へ取付けられるウエッジ対策装置
について説明している。この場合、基本的には閉鎖要素
の運動は一方向運動のみであり、好ましくは対峙閉鎖縁
部に平行に運動し、かつ直線運動である。この閉鎖要素
の運動路内に障害物がある場合、障害物と衝突すると、
薄膜タイプの圧力センサは圧力に直接反応することによ
り作動し、かつ閉鎖要素の駆動制御装置が閉鎖要素の運
動方向を反転させる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ウエ
ッジを検出するための複合装置を提供することにある。
この装置により閉鎖要素が閉鎖したときにスイッチ要素
への不当なサステンド負荷を解消し、ウエッジ力が直接
的かつ無減衰の状態でスイッチ要素へ伝達されるのを防
止する。本装置はスライドルーフ等のポリウレタンフォ
ームのクラッドを有しかつ封止要素を具備した閉鎖要素
上に好適に使用され、かつ水平開放位置のみならず垂直
上昇位置からの閉鎖運動においてスライドルーフ等に発
生するウエッジの典型例を信頼性をもって検出する。更
に、本発明の課題は封止プロファイルの閉鎖要素の周り
への使用を可能にし、かつそのプロファイルを切断する
ことにより断面形状を目的に合わせて変化させることに
より、その設計によって封止要素が閉鎖縁部の配置に適
合するように構成することにある。
ッジを検出するための複合装置を提供することにある。
この装置により閉鎖要素が閉鎖したときにスイッチ要素
への不当なサステンド負荷を解消し、ウエッジ力が直接
的かつ無減衰の状態でスイッチ要素へ伝達されるのを防
止する。本装置はスライドルーフ等のポリウレタンフォ
ームのクラッドを有しかつ封止要素を具備した閉鎖要素
上に好適に使用され、かつ水平開放位置のみならず垂直
上昇位置からの閉鎖運動においてスライドルーフ等に発
生するウエッジの典型例を信頼性をもって検出する。更
に、本発明の課題は封止プロファイルの閉鎖要素の周り
への使用を可能にし、かつそのプロファイルを切断する
ことにより断面形状を目的に合わせて変化させることに
より、その設計によって封止要素が閉鎖縁部の配置に適
合するように構成することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題は、動力閉鎖要
素、特に封止要素を具備しかつポリウレタンフォームク
ラッドを有する閉鎖要素に好適に使用されるウエッジ検
出装置に関し、本発明のウエッジ検出装置は実際の封止
機能とは別に、前記封止要素はスイッチ要素を被覆、保
護かつ作動する機能を備えた要素を含み、前記スイッチ
要素は前記閉鎖要素のポリウレタンフォームクラッド内
に形成され、かつ前記封止要素はそれぞれのスイッチ要
素上に適合するように配置された２つの動力伝達領域を
有する構成であることを特徴とする。
素、特に封止要素を具備しかつポリウレタンフォームク
ラッドを有する閉鎖要素に好適に使用されるウエッジ検
出装置に関し、本発明のウエッジ検出装置は実際の封止
機能とは別に、前記封止要素はスイッチ要素を被覆、保
護かつ作動する機能を備えた要素を含み、前記スイッチ
要素は前記閉鎖要素のポリウレタンフォームクラッド内
に形成され、かつ前記封止要素はそれぞれのスイッチ要
素上に適合するように配置された２つの動力伝達領域を
有する構成であることを特徴とする。
【０００６】好適形態において、前記封止要素は前記被
覆、保護かつ作動のための要素をその目的に合わせて切
断することにより前後縁部のウエッジ状態に適応させる
ことのできる構成である。好適形態において、前記封止
要素はショア硬度の異なる領域を有し、これらの領域は
閉鎖縁部を封止しかつ前記スイッチ要素を作動させる機
能的要求に適合するように配置されている。
覆、保護かつ作動のための要素をその目的に合わせて切
断することにより前後縁部のウエッジ状態に適応させる
ことのできる構成である。好適形態において、前記封止
要素はショア硬度の異なる領域を有し、これらの領域は
閉鎖縁部を封止しかつ前記スイッチ要素を作動させる機
能的要求に適合するように配置されている。
【０００７】好適形態において、前記封止要素は伸び率
が制限されかつ組立時の前記封止要素の延伸を阻止する
テンションサステイナを有する。本発明は更に前記ウエ
ッジ検出装置を自動車のスライドルーフに使用する、ウ
エッジ検出装置の用途を提供する。本発明の前記ウエッ
ジ検出装置は上昇するスライドルーフに使用できる。
が制限されかつ組立時の前記封止要素の延伸を阻止する
テンションサステイナを有する。本発明は更に前記ウエ
ッジ検出装置を自動車のスライドルーフに使用する、ウ
エッジ検出装置の用途を提供する。本発明の前記ウエッ
ジ検出装置は上昇するスライドルーフに使用できる。
【０００８】本発明の前記ウエッジ検出装置は第１スイ
ッチ要素が慴動運動時のウエッジを検出し、かつ第２ス
イッチ要素が上昇運動時のウエッジを検出するために使
用できる。
ッチ要素が慴動運動時のウエッジを検出し、かつ第２ス
イッチ要素が上昇運動時のウエッジを検出するために使
用できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に示した本発明の
好適形態を参照して本発明を更に詳細に説明する。図１
および２はポリウレタンフォームのクラッド７を有し、
かつ封止要素１４を係止できる後フック部４と共に溝６
を形成する係止領域をその周辺に有するガラスカバー８
を示す。図１において前縁部上にはスイッチ要素１０が
ポリウレタンフォームクラッドへ部分的に注入成形され
かつ封止要素１４のプロファイル（異形材）の尖端基部
領域５と正反対側に位置決めされている。図２に示され
た後縁部上には同様に封止要素または閉鎖縁部の下の傾
斜位置に更にスイッチ要素９がポリウレタンフォームク
ラッドへ注入成形されている。この場合、この配置は各
閉鎖運動、即ち、前縁部での水平運動および後縁部での
垂直運動に適合する。
好適形態を参照して本発明を更に詳細に説明する。図１
および２はポリウレタンフォームのクラッド７を有し、
かつ封止要素１４を係止できる後フック部４と共に溝６
を形成する係止領域をその周辺に有するガラスカバー８
を示す。図１において前縁部上にはスイッチ要素１０が
ポリウレタンフォームクラッドへ部分的に注入成形され
かつ封止要素１４のプロファイル（異形材）の尖端基部
領域５と正反対側に位置決めされている。図２に示され
た後縁部上には同様に封止要素または閉鎖縁部の下の傾
斜位置に更にスイッチ要素９がポリウレタンフォームク
ラッドへ注入成形されている。この場合、この配置は各
閉鎖運動、即ち、前縁部での水平運動および後縁部での
垂直運動に適合する。
【００１０】封止要素１４は３つの機能領域を構成す
る。即ち、 １．ここでは車両のルーフの縁部を構成する閉鎖縁部１
に対して、フロック加工による耐摩擦塗装等によって摩
擦を低下させる塗膜２を装備しかつ滴形縁部を具備した
スキン層１３により周辺シールを形成する中空室３。 ２．係止溝６中へ侵入しかつフック状側領域によって適
所へ係止するように形成される基部領域１６、この領域
の尖端基部領域５はスイッチ要素１０を作動させる形態
であり、かつ基部領域１６はウエッジの場合、そしてそ
の結果としての封止要素１４の変形の場合に、スイッチ
要素１０を作動するためにスイッチ要素１０へ向かう閉
鎖方向と反対方向へ係止溝６内で移動する構成である。
る。即ち、 １．ここでは車両のルーフの縁部を構成する閉鎖縁部１
に対して、フロック加工による耐摩擦塗装等によって摩
擦を低下させる塗膜２を装備しかつ滴形縁部を具備した
スキン層１３により周辺シールを形成する中空室３。 ２．係止溝６中へ侵入しかつフック状側領域によって適
所へ係止するように形成される基部領域１６、この領域
の尖端基部領域５はスイッチ要素１０を作動させる形態
であり、かつ基部領域１６はウエッジの場合、そしてそ
の結果としての封止要素１４の変形の場合に、スイッチ
要素１０を作動するためにスイッチ要素１０へ向かう閉
鎖方向と反対方向へ係止溝６内で移動する構成である。
【００１１】３．滴形縁部１７の領域で閉鎖縁部の下に
結合された作動ラグ１５を保護し、被覆し、かつ作動さ
せるための領域１１。封止要素１４は、更に、保護、被
覆および作動のための領域１１を取り除くことにより、
その変形封止要素縁部の周辺に、即ち、その前および側
領域に適合するように形成されてよい。保護、被覆およ
び作動のための領域１１はそこで実行すべき機能を何ら
有しないので除去される。この領域は図１において鎖線
により表されている。他の顕著な特徴は封止要素１４が
製造材料のショア硬度の異なることにより可撓性の異な
る２つの領域を有することである。具体的には、前記中
空室および保護、被覆ならびに作動のための領域１１が
軟質領域を構成し、かつ前記基部および係止領域が硬質
領域を構成する。
結合された作動ラグ１５を保護し、被覆し、かつ作動さ
せるための領域１１。封止要素１４は、更に、保護、被
覆および作動のための領域１１を取り除くことにより、
その変形封止要素縁部の周辺に、即ち、その前および側
領域に適合するように形成されてよい。保護、被覆およ
び作動のための領域１１はそこで実行すべき機能を何ら
有しないので除去される。この領域は図１において鎖線
により表されている。他の顕著な特徴は封止要素１４が
製造材料のショア硬度の異なることにより可撓性の異な
る２つの領域を有することである。具体的には、前記中
空室および保護、被覆ならびに作動のための領域１１が
軟質領域を構成し、かつ前記基部および係止領域が硬質
領域を構成する。
【００１２】次にウエッジ検出装置の作用について説明
する。閉鎖過程時に、図１の前縁部に沿った閉鎖縁部の
領域に障害物がある。前記中空室は変形して基部領域１
６を付勢する。基部領域１６は後フック部４の領域内の
間隙を通ってスイッチ要素１０の方向へ移動し、かつそ
の尖端基部領域５によってスイッチ要素１０を押圧す
る。その結果として発生する信号は電気的に評価され、
かつそれに応答して封止要素１４の即時停止かつ／また
は逆転の措置が採られる。
する。閉鎖過程時に、図１の前縁部に沿った閉鎖縁部の
領域に障害物がある。前記中空室は変形して基部領域１
６を付勢する。基部領域１６は後フック部４の領域内の
間隙を通ってスイッチ要素１０の方向へ移動し、かつそ
の尖端基部領域５によってスイッチ要素１０を押圧す
る。その結果として発生する信号は電気的に評価され、
かつそれに応答して封止要素１４の即時停止かつ／また
は逆転の措置が採られる。
【００１３】封止要素１４は、開放時に上昇するので図
２に示された後縁部１に沿って垂直閉鎖運動をする。こ
の閉鎖縁部の領域に障害物が存在する。ウエッジが発生
した場合、封止要素１４の垂直運動は剪断運動の原因に
なり、前記中空室が変形するのではなく、滴形縁部１７
が曲折し、かつ障害物は保護、被覆および作動のための
領域１１に当接する。この領域は可撓性材料により形成
されるので、作動ラグ１５がスイッチ要素９を付勢し作
動させる。その結果として発生する信号は電気的に評価
され、かつそれに応答して封止要素１４の即時停止およ
び／または反転が行われる。
２に示された後縁部１に沿って垂直閉鎖運動をする。こ
の閉鎖縁部の領域に障害物が存在する。ウエッジが発生
した場合、封止要素１４の垂直運動は剪断運動の原因に
なり、前記中空室が変形するのではなく、滴形縁部１７
が曲折し、かつ障害物は保護、被覆および作動のための
領域１１に当接する。この領域は可撓性材料により形成
されるので、作動ラグ１５がスイッチ要素９を付勢し作
動させる。その結果として発生する信号は電気的に評価
され、かつそれに応答して封止要素１４の即時停止およ
び／または反転が行われる。
【００１４】封止要素１４は伸び率が制限されかつ設置
時に封止要素１４の延伸を防止するテンションサステイ
ナ１８を含むのが好ましい。
時に封止要素１４の延伸を防止するテンションサステイ
ナ１８を含むのが好ましい。
【図１】上昇可能なスライドルーフの前縁部の長手断面
図を示す。
図を示す。
【図２】上昇可能なスライドルーフの後縁部の長手断面
図を示す。
図を示す。
１…閉鎖縁部 ２…摩擦低下塗膜 ３…中空室 ４…フック部 ５…尖端基部領域 ６…溝 ７…クラッド ８…ガラスカバー ９，１０…スイッチ要素 １１…保護、被覆、作動領域 １３…スキン層 １４…封止要素 １５…作動ラグ １６…基部領域 １７…滴形縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローランド ローリク ドイツ連邦共和国，デー54675 ジンスペ ルト，イム ラーデンタール １
Claims (7)
- 【請求項１】 動力閉鎖要素、特に封止要素を具備しか
つポリウレタンフォームクラッドを有する閉鎖要素に好
適に使用されるウエッジ（ｗｅｄｇｉｎｇ）検出装置で
あって、実際の封止機能とは別に、前記封止要素はスイ
ッチ要素を被覆、保護かつ作動する機能を備えた要素を
含み、前記スイッチ要素は前記閉鎖要素のポリウレタン
フォームクラッド内に形成され、かつ前記封止要素はそ
れぞれのスイッチ要素上に適合するように配置された２
つの動力伝達領域を有する構成であることを特徴とする
ウエッジ検出装置。 - 【請求項２】 前記封止要素は前記被覆、保護かつ作動
のための要素をその目的に合わせて切断することにより
前後縁部のウエッジ状態に適合させることのできる構成
である、請求項１の装置。 - 【請求項３】 前記封止要素はショア硬度の異なる領域
を有し、これらの領域は閉鎖縁部を封止しかつ前記スイ
ッチ要素を作動させる機能的要求に適合するように配置
されている、請求項１の装置。 - 【請求項４】 前記封止要素は伸び率が制限されかつ組
立時の前記封止要素の延伸を阻止するテンションサステ
イナを有する、請求項３の装置。 - 【請求項５】 請求項１の装置が自動車のスライドルー
フに使用される、ウエッジ検出装置の使用方法。 - 【請求項６】 前記スライドルーフは上昇する構成であ
る、請求項５の使用方法。 - 【請求項７】 第１スイッチ要素が慴動運動時のウエッ
ジを検出し、かつ第２スイッチ要素が上昇運動時のウエ
ッジを検出するために使用される、請求項６の使用方
法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| LU90049A LU90049B1 (de) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | Vorrichtung zur Einklemmerkennung |
| LU90049 | 1997-04-10 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10331518A true JPH10331518A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=19731675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10098765A Pending JPH10331518A (ja) | 1997-04-10 | 1998-04-10 | ウエッジ検出装置およびスライドルーフへの使用方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0870892A3 (ja) |
| JP (1) | JPH10331518A (ja) |
| LU (1) | LU90049B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016055806A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 株式会社城南製作所 | 接触センサ |
| CN111094686A (zh) * | 2017-09-19 | 2020-05-01 | 克诺尔有限公司 | 用于车辆门的防夹的装置、用于车辆的门系统和用于制造用于车辆门的防夹的装置的方法 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19913879C1 (de) * | 1999-03-26 | 2000-06-08 | Metzeler Automotive Profiles | Einklemmschutz für eine kraftbetätigte Schließeinrichtung |
| JP4448574B2 (ja) * | 1999-07-26 | 2010-04-14 | ベバスト ジャパン株式会社 | 挟み込み検知用感圧センサ装置 |
| DE10130344B4 (de) * | 2001-06-27 | 2005-04-07 | Webasto Ag | Einklemmschutzvorrichtung |
| DE102004015296B4 (de) | 2004-03-29 | 2006-11-09 | Webasto Ag | Einklemmschutz für ein öffnungsfähiges Fahrzeugdach |
| FR2881379B1 (fr) | 2005-01-28 | 2007-03-16 | Heuliez Sa | Vehicule automobile possedant un ruban sensible a la pression a proximite d'une arete de l'ouvrant |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3604298C1 (de) * | 1986-02-12 | 1987-06-19 | Schade Wilhelm Fa | Dichtungsanordnung fuer einen Hebe-Schiebedeckel o.dgl. |
| LU87942A1 (fr) | 1991-05-29 | 1992-07-07 | Interlink Electronics Europ Sa | Systeme de controle et de securite pour elements mobiles et automatiques |
| DE4308221C2 (de) * | 1993-03-15 | 1996-12-12 | Metzeler Automotive Profiles | Dichtungsanordnung für einen Deckel an einem Fahrzeugdach |
| DE4308215C1 (de) * | 1993-03-15 | 1994-03-24 | Metzeler Automotive Profiles | Starrer Deckel für ein Fahrzeugdach |
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-
1997
- 1997-04-10 LU LU90049A patent/LU90049B1/de active
-
1998
- 1998-03-26 EP EP98200947A patent/EP0870892A3/de not_active Withdrawn
- 1998-04-10 JP JP10098765A patent/JPH10331518A/ja active Pending
Cited By (3)
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| JP2016055806A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 株式会社城南製作所 | 接触センサ |
| CN111094686A (zh) * | 2017-09-19 | 2020-05-01 | 克诺尔有限公司 | 用于车辆门的防夹的装置、用于车辆的门系统和用于制造用于车辆门的防夹的装置的方法 |
| CN111094686B (zh) * | 2017-09-19 | 2022-01-25 | 克诺尔有限公司 | 用于车辆门的防夹的装置、用于车辆的门系统和用于制造用于车辆门的防夹的装置的方法 |
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