JPH1033117A - 高密度化流動性焙煎粉砕コーヒー及びその製造方法 - Google Patents

高密度化流動性焙煎粉砕コーヒー及びその製造方法

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JPH1033117A
JPH1033117A JP9106232A JP10623297A JPH1033117A JP H1033117 A JPH1033117 A JP H1033117A JP 9106232 A JP9106232 A JP 9106232A JP 10623297 A JP10623297 A JP 10623297A JP H1033117 A JPH1033117 A JP H1033117A
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coffee
roasted
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ground
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シーン・マッケイ・マーフィー
Sieling Helmut
ヘルムト・シーリング
Gerard Sigmund Wasserman
ゲラルド・シグマンド・ヴァッセルマン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メジアン体積(「X50」)粒度270〜11
00μm、嵩密度0.5〜0.7g/cc及び抽出時の
抽出分30〜41%をもつ流動性焙煎粉砕コーヒー製品
を提供する。 【解決手段】製品は270μmの最大X50粒度をもつ
粒状焙煎粉砕コーヒー粒子の凝集体の形態であり、コー
ヒーを粉砕し、粒状焙煎粉砕コーヒー粒子を相互に緊密
に結合してなる焙煎コーヒーの稠密体にコーヒーを成形
するために十分な圧力及び剪断条件下で焙煎粉砕コーヒ
ー又は丸の焙煎豆コーヒーをオリフィスに通すことによ
り製造される。その後、焙煎コーヒーの稠密体を再粉砕
し、粒状コーヒー粒子から構成される270〜1100
μmの範囲のX50粒度をもつ凝集体の形態の焙煎粉砕
コーヒー製品を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来の焙煎粉砕コ
ーヒーよりも高い密度をもつ焙煎粉砕コーヒー製品及び
該コーヒー製品の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】焙煎粉砕コーヒーは、コーヒー約85杯分
に相当する1000ccのコーヒーを収容する「1ポン
ド」サイズ缶入りで米国及び他の国で多年にわたって広
く販売されている。従来の低速焙煎法により焙煎したコ
ーヒー豆を粉砕することにより製造した焙煎粉砕コーヒ
ー1000ccは重量約16オンスである。近年では、
抽出効率を高めるために高速焙煎条件が利用されてい
る。抽出効率を増加する高速焙煎条件は、焙煎粉砕コー
ヒーの密度を低下させる付加効果もある。抽出効率が増
加すると、より低重量のコーヒー豆から同一杯数のコー
ヒーを得ることができ、製造業者と消費者のいずれも費
用を節約できると予想される。密度が低下すると、所与
の体積のコーヒーから同一又はほぼ同一杯数のコーヒー
を得ることができる。従って、消費者が抽出に使用する
コーヒーの体積は消費者が従来の低速焙煎コーヒーを入
れるのに使用していた体積とほぼ同一であるので、消費
者は新規低密度コーヒーを使用すると都合がよい。従来
の焙煎粉砕コーヒー製品の密度は多くの場合、焙煎粉砕
コーヒー1,000ccが従来の「1ポンド」コーヒー
缶に適合するように粉砕工程中にノーマライザーにより
調整される。米国で今日最も広く販売されているコーヒ
ーは高速焙煎コーヒーであり、コーヒー1,000cc
は重量13オンスに相当する。このようなコーヒーは約
0.37g/ccの嵩密度をもつ。このコーヒーは従来
の「1ポンド」(即ち1,000cc)缶入りで販売さ
れ続けており、抽出効率が高いため、約85杯分のコー
ヒーを提供し続けている。
【0003】米国で今日販売されている標準焙煎粉砕製
品は約0.37g/ccの密度をもつが、自由流動焙煎
粉砕コーヒーの嵩密度は豆の種類、焙煎条件及び粉砕等
の特徴に依存して極めて広い範囲をとり得る。一般に、
自由流動焙煎粉砕コーヒーの嵩密度は0.30〜0.5
0の範囲である。Sivetz,M.ら,Coffee
Technology,Avi Publishin
g Company,Inc.,Westport,C
onnecticut(1979)は528〜529頁
に次の嵩密度値を与えている。
【0004】粉の大きさ 密度(g/cc) 粗びき 0.30 中びき 0.37 細びき 0.38〜0.40
【0005】上述のように、焙煎粉砕コーヒーの密度を
Gump Normalizer(Modern Pr
ocessing Equipment,Inc.,C
hicago,Illinois)等の混合又は均質化
装置により増加することはごく普通に行われている。K
irkpatrickらの米国特許第4,637,93
5号は、ノーマライザーの目的が適当な容器に適合する
ようにコーヒーの密度を増加させることであると述べて
いる。Hazleの米国特許第2,118,010号
(譲受人B.F.Gump Co.)は、まず焙煎コー
ヒー豆を割って粗砕してから撹拌する装置に関する。H
azleは、システムの利点の1つが製品密度を増加
し、所与の重量のコーヒーをより小型のパッケージに包
装できることであると述べている。消費者のコーヒーの
使用量が通常よりも実質的に少量になるまで焙煎粉砕コ
ーヒーの密度を増加させると、このような製品は消費者
に受け入れられにくいことも認められている。例えばP
ultinasの米国特許第4,591,508号及び
MsSwigginらの米国特許第3,660,106
号参照。焙煎粉砕コーヒーの密度の増加に伴う別の問題
はその流動性である。例えばコーヒーを単に圧縮するだ
けでも密度は増加する。しかし、密度を実質的に増加す
るように圧縮すると、自由に流動しない製品になってし
まう。極端な場合には、Hudsonらの米国特許第
3,511,666号のように製品が固形塊になってし
まう。
【0006】数種の流動性高密度化焙煎粉砕コーヒー製
品及びその製造方法が従来報告されている。Leppl
aらの米国特許第5,227,188号は、特定粒度の
コーヒー顆粒とコーヒー非顆粒を特定比で混合した後、
混合物を慣用Gumpノーマライザーで高密度化するこ
とにより製造される流動性高密度化焙煎粉砕コーヒー製
品について記載している。製品の少なくとも40重量%
を構成する顆粒は600〜3,000μmの平均粒径を
もつ。製品の充填密度は0.41〜0.55g/ccで
あると報告されており、抽出効率は高密度化製品乾燥体
積1,000cc当たり120〜200杯であると報告
されている。
【0007】Mahlmanらの米国特許第3,80
1,716号は、焙煎コーヒー豆を選択的に1又は2段
階微粉砕法にかけ、単一粉砕工程で高品質コーヒーフラ
クションを微粉砕し、圧縮工程とそれに続く第2の細分
(例えば粉砕)工程により低品質コーヒーフラクション
を微粉砕する方法を記載している。その後、2種の微粉
砕フラクションをブレンドすると、高い抽出性と修正さ
れた香り及び/又は香味をもつ焙煎粉砕コーヒー製品が
得られる。低品質フラクションは、加圧によりコーヒー
豆を破砕することが可能な圧縮ミル又はプレスで1,5
00〜13,000psiの圧力を丸の(whole)焙煎
豆にかけた後、グラニュレーター等で温和に微粉砕する
ことにより製造され、高い抽出効率と約0.39〜0.
52の密度をもつ流動性焙煎粉砕コーヒー製品が得られ
る。製品は4〜10メッシュ米国標準篩寸法の粒度をも
つことが好ましいが、従来の焙煎粉砕コーヒーと同一寸
法(約18メッシュ)でもよい。抽出後に使用済み粒子
を分析した結果、Mahlmanの流動性焙煎粉砕製品
は典型的には900μmを越える平均粒度をもつ一般に
大きい粒度の粒子から構成されることが判明した。
【0008】数件の米国特許には、焙煎粉砕コーヒーを
加圧してコーヒーフレークにすることにより製造される
流動性フレーク状コーヒー製品が記載されている。一般
に、各フレークは1個のコーヒー粒子から構成される。
Klienらの米国特許第4,267,200号は、複
数の圧縮コーヒーフレークを相互に結合した凝集コーヒ
ーフレーク粒子を製造する方法を記載している。コーヒ
ーフレークの密度は一般に約0.50g/cc以下であ
る。米国特許第5,227,188号は、0.4g/c
cの密度をもつフレーク状コーヒーの密度を慣用Gum
pノーマライザーで20秒間に0.465g/ccまで
増加できると報告している。該特許は、フレークの密度
を4〜8分間で更に約0.6g/ccまで増加できると
も報告している。
【0009】Mahlmanの米国特許第3,762,
930号は生コーヒーの機械的加圧焙煎により製造した
焙煎粉砕製品を記載している。加圧焙煎の結果、嵩密度
は約0.005g/ccから約0.027g/ccまで
増加すると報告されている。機械的加圧焙煎製品に報告
されている最大嵩密度は0.372である。
【0010】Hudsonの米国特許第3,511,6
66号は、「ティーバッグ」によく似た多孔質容器に収
容した非流動性圧縮コーヒーウェファー又はペレットを
記載している。製品は焙煎粉砕コーヒーを8,000〜
16,000psiの圧力下で脱ガス及び圧縮すること
により製造される。出発材料の適切な粒度は約85%が
12〜30メッシュ米国標準篩寸法であり、約15%が
30メッシュ未満である。Piacentiの米国特許
第2,053,106号は、焙煎粉砕コーヒーをまず糖
溶液と配合した後、乾燥、粉砕及びタブレット形態に加
圧することにより製造されるコーヒータブレットを開示
している。
【0011】Kaperらの米国特許第4,602,5
58号は消費単位のコーヒーの製造装置に関し、この装
置では焙煎粉砕コーヒーを約15,000psiの圧力
下で加圧して圧縮体とし、このような圧力でコーヒーの
セルの約90%が破壊されると述べている。圧縮体はプ
ランジャーによりプレスから取り出すと崩壊する。
【0012】Krautの米国特許第2,931,72
7号は焙煎粉砕細粒コーヒーフラクション(即ち#24
米国標準メッシュ篩を通過)のペレット化方法を記載し
ている。その後、ペレットを焙煎粉砕コーヒーの粗粒フ
ラクション全体に分配する。こうすると、細粒をペレッ
ト形態に有効に固定し、細粒がペレット形態でなかった
場合には加圧浸出で生じる圧力低下の問題を防ぐことが
できる。Frankらの米国特許第2,931,728
号は、コーヒー抽出残渣ケーキ(又はコーヒーミール)
をペレット化する方法を記載している。その後、Kra
utの特許と同様にペレットを浸出前に焙煎粉砕コーヒ
ー全体に分配する。こうすると、そのままでは浸出する
ことがほぼ不可能なコーヒー食品を浸出させることがで
きる。
【0013】WongらのWO95/02334号は、
600μm未満の粒径をもつ微細コーヒー粒子を0.4
〜0.7g/ccの嵩密度まで圧縮することを開示して
いる。圧縮は粒子の内側のセル壁を実質的に変形せずに
実施される。得られる粒子は流動性を維持しながら当該
粒子間及び他のコーヒー粒子間でより有効に適合すると
述べられている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、従来の焙煎粉砕コーヒーよりも実質的に高い密度を
もち、原料のコーヒーに少なくとも等しい抽出効率をも
つ流動性高密度化焙煎粉砕コーヒー製品を提供すること
である。
【0015】本発明の別の目的は、少なくとも0.5g
/cc、好ましくは少なくとも0.55g/ccの嵩密
度をもつ上記高密度化コーヒー製品を提供することであ
る。
【0016】本発明の更に別の目的は、従来の焙煎粉砕
コーヒーの外観をもちながら、焙煎粉砕コーヒーの粒状
粒子の凝集体である上記製品を提供することである。
【0017】本発明の更に別の目的は、上記製品の製造
方法を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】当業者に容易に理解され
る上記及び他の目的は、メジアン体積(即ち「X5
0」)粒度(median volumetric particle size)27
0〜1100μm、密度0.5〜0.7g/cc及び抽
出時抽出分33〜41重量%をもち、270μmの最大
X50粒度をもつ粒状焙煎粉砕コーヒー粒子の凝集体の
形態である流動性焙煎粉砕コーヒー製品と、該流動性焙
煎粉砕コーヒー製品の製造方法を提供することにより本
発明によって達せられ、前記方法は少なくとも250μ
mのX50粒度をもつ焙煎粉砕コーヒーと丸の焙煎コー
ヒー豆から構成される群から選択される焙煎コーヒーを
提供する段階と、コーヒーを粉砕し、270μmの最大
X50粒度をもつ粒状焙煎粉砕コーヒー粒子を相互に緊
密に結合してなる密度約0.8〜1.1g/ccの焙煎
コーヒーの稠密体にコーヒーを成形するに十分な圧力及
び剪断条件下で前記剪断コーヒーをオリフィスに通す段
階と、焙煎コーヒーの稠密体を再粉砕し、前記粒状コー
ヒー粒子の凝集体の形態の前記焙煎粉砕コーヒー製品を
生成する段階を含む。
【0019】
【発明の実施の形態】上記特性決定に使用するメジアン
体積(即ち「X50」)粒度は、所与の試料でこの寸法
よりも小さい粒子の合計粒子体積がこの寸法よりも大き
い粒子の粒子体積に等しくなるような累積体積百分率曲
線のプロット上の点として定義される。試料中の全粒子
が同一密度をもっていたならば、正確にこの寸法の開口
をもつ篩は試料の重量の50%を通過させることがで
き、従って、重量の50%を保持することができよう。
X50値は、32寸法域で粒子の実効百分率を算定する
レーザー散乱粒度分析器により測定される。最小域は一
般に0〜18μmであり、最大域は一般に2940〜3
500μmである。この方法は、18〜2940μmの
開口をもつ32篩を使用して各篩で各篩域内の平均粒度
に重量を乗じ、試料総重量で除することにより重量平均
粒度を計算した場合に得られる結果と理論的に同一の結
果が得られる。
【0020】原料として又は比較抽出効率評価のために
使用される従来の焙煎粉砕コーヒーの粒度の測定と、ペ
レットからの焙煎粉砕物と同様の外観をもたらすために
必要な微粉砕工程後のペレット化焙煎コーヒーの粒度の
測定は、レーザー散乱粒度分析器を使用して乾燥粉末状
態で実施される。
【0021】実際のペレット凝集体又は粉砕ペレット凝
集体を構成する焙煎粉砕コーヒー粒子の粒度の測定は、
沸騰水にペレットを分散させることにより実施される。
その後、流通セルを備える同一レーザー散乱粒度分析器
により、これらの使用済み粒子のX50粒度を水分散液
中で測定する。機械的作用によって凝集体を破砕する
と、付加的な微粒子が生じ、実際よりも低い誤った粒度
になる恐れがあるので、凝集体材料にはこの方法が必要
である。また、使用済み粒子を乾燥してから乾燥状態で
粒度を測定しようとすると、使用済み粒子は相互に融合
して乾燥ケーキを形成する傾向があるので、実際よりも
高い誤った粒度になる恐れがある。
【0022】従来の粉砕焙煎コーヒーからの使用済み粒
子の粒度も、この方法で湿潤分散液として測定すること
ができる。この場合には、使用済み粒子の粒度を出発乾
燥焙煎粉砕コーヒーと直接比較すると、使用済み粒子は
約5%未満膨潤していることが分かる。
【0023】特に指定しない限り、本明細書に記載する
百分率は重量百分率であり、密度は嵩密度である。
【0024】嵩密度は、容量250mlのメスシリンダ
ーに約250mlのコーヒーを入れ、コーヒーを計量
し、Stampf Volumeter Model
JELSTAV 2003(J.Englesman
n,Ludwigshafen、ドイツ)でシリンダー
を19秒間に87回叩き、最終体積を記録することによ
り測定される。嵩密度はコーヒーのグラム値を最終体積
で除することにより計算される。
【0025】抽出効率は、所望量のコーヒーをドリップ
抽出器用フィルターペーパーに配量し、ドリップ抽出器
製造業者に推奨されているようにポット一杯を抽出し、
抽出器カラフに回収された抽出量を計量し、密度の関数
として固形分%を測定するように校正したPaarデン
シトメーター(Chempro/Paar Type4
6,Anton Paar K.G.,Graz,オー
ストリー)でサブサンプルの抽出固形分を測定すること
により決定される。
【0026】抽出効率は次式: %抽出効率=(%固形分)(抽出重量)/(初期コーヒ
ー重量) により計算される。校正は類似の抽出物の抽出固形分に
基づく。
【0027】粒度は乾燥粒度測定用Rodos乾燥粒子
フィーダーを備えるか又は水分散粒子(即ち使用済み粒
子)測定用Sucellを備えるSympatec H
elos Model No.19032レーザー粒度
分析器(SympatecGmbH,Claustha
l−Zellerfeld,ドイツ)により測定する。
乾燥粒子分析では、代表試料をRodosフィーダーに
導入するだけでよい。2回分析して精度を高める。この
装置は数千個の粒子の粒度を計算する。使用済み粒子分
析では、ペレット又は粉砕ペレット10gを沸騰水15
0mlに分散し、試料をSucell原料ホッパーに入
れる。次に分散液約10mlをセルにポンプで送り、粒
子の寸法を計算する。Helosシステムは32寸法域
の粒子の数を計数することにより総分布を計算し、メジ
アン体積粒度をX50として報告する。使用したレンズ
の焦点距離は2000mmであり、測定した最大粒子の
寸法は3500μmである。
【0028】コーヒーの焙煎色は粉砕コーヒー試料をL
ange反射色分析器(ModelNo.LK100,
Bruno Lange,Berlin,ドイツ)で測
定する。報告に使用する尺度は慣用用語で表すことがで
き、ほぼ以下の値:浅煎り15〜20、中煎り11〜1
5、深煎り8〜11、エスプレッソ5〜8として与え
る。
【0029】ペレット化される初期焙煎コーヒーはペレ
ット化前に粉砕することが好ましいが、丸の焙煎豆でも
よい。ペレット化する焙煎粉砕コーヒーは適切には25
0〜1100μm、好ましくは300〜800μm、よ
り好ましくは350〜600μmの平均粒度をもつ。
【0030】アラビア、ブラジル、ロバスタ等の全コー
ヒー種を利用できる。粉砕は市販焙煎粉砕コーヒーの製
造に使用される慣用粉砕装置等の任意の適当な方法で実
施することができる。
【0031】本発明によると、コーヒー稠密体は粉砕ロ
ールとダイ部材の間で焙煎コーヒーを粉砕すると同時に
粉砕中のコーヒーをダイ部材の複数のダイオリフィスに
通すことにより形成される。粉砕ロールはダイ部材に向
かって圧進させ、ダイ表面に対して粉砕ロールを移動さ
せるか又は粉砕ロールに対してダイ表面を移動させるか
又はその両者によりダイ部材の表面を横断させる。粉砕
ロールはホイールで自由に移動させてもよいし、駆動し
てもよい。粉砕ロールを駆動する場合には、対向する粉
砕又はフレーク化ロールの相対速度の調節と同様に、粉
砕ロールがダイ部材を横断するにつれて誘導される剪断
量を調節できるようにその回転を調節できることが好ま
しい。また、ダイ部材を粉砕ロールに対して移動させる
場合には、剪断を調節できるようにこの移動速度も調節
できることが好ましい。
【0032】ダイ部材は粉砕中のコーヒーを通過させる
複数のオリフィス又は通路をもつ。オリフィスは、粉砕
ロールが横断する表面であるダイ部材の作用表面に設け
られる。約0.75〜29mm2の横断面積をもつオリ
フィスを利用できる。オリフィスは横断面が円形ですべ
て同一寸法及び形状であることが好ましい。円形オリフ
ィスの直径は1〜6mmが好ましい。ペレットの横断面
寸法はダイオリフィスの横断面寸法とほぼ同一である。
従って、円筒形ペレットは1〜6mmの直径をもつこと
が好ましい。オリフィスがダイ部材の作用表面の10〜
50%を構成することも好ましい。オリフィスはダイ部
材を通って伸びているので、細長い通路の形態である。
オリフィス通路は入口(即ちダイ部材の作用表面)を面
取りすることが好ましいが、その長さに沿って均一の横
断面でもよく、及び/又は出口端部を面取りしてもよ
い。コーヒーがダイオリフィスを通るにつれて、周期的
に切断し、適切には長さ1.5〜3.0cmの適当な寸
法の不連続圧縮粒子又はペレットを提供することが好ま
しい。
【0033】好適装置では、ダイ部材は上向きに配置さ
れた水平環状作用表面をもつ水平に配置されたディスク
である。ダイ部材と相対移動できるように複数の粉砕ロ
ールが取り付けられており、自由にホイール移動しても
駆動してもよい各粉砕ロールは、粉砕ロールが加圧下で
下向きにダイ部材に押し付けられるにつれてダイ部材の
作用表面により規定される通路に沿って回転する。ダイ
部材は粉砕ロールを収容するチャンバーの底を構成す
る。焙煎コーヒーはチャンバーに連続的に導入され、上
述のようにチャンバーで粉砕されると共にダイオリフィ
スに通される。ダイ部材の出口(下部)側に沿ってスイ
ープするようにナイフ部材を配置し、ペレット化材料を
適当な長さに切断することが好ましい。
【0034】好適装置の1例はKahlペレットミル
(LCI Corporation,Process
Division,Charlote,North C
arolinaの市販品)であり、ペレット35トン/
時の公称定格容量までの種々のサイズのものが現在市販
されている。これらの機械は廃棄プラスチック、動物原
料、ホップ及びビートパルプ等の材料をペレット化する
ために従来使用されている。
【0035】上記型のペレットミルを図1に示す。ミル
10は、複数の粉砕ローラー13が配置された鉛直向き
の円筒形上部チャンバー12を収容するハウジング11
をもつ。粉砕ローラー13の外側表面は滑らかでもよい
が、図示するように溝をつけるほうが好ましく、溝はロ
ーラーの回転方向に対して所定の角度、好ましくは90
°の向きにするのが好ましい。チャンバー12の底は、
高密度化コーヒーペレットを形成するための個々のダイ
オリフィスを各々構成する複数の円筒形貫通孔をもつ環
状上部作用表面15をもつダイ部材14により規定され
る。ローラー13は、駆動ホイール18と連動ギア19
によりチャンバー12内でチャンバー12の鉛直円筒軸
の周囲に回転できるように配置された部材17から外側
径方向に水平に伸びる軸の周囲に回転できるようにロー
ラーベアリング16に各々配置されている。部材17は
更に、各ローラー13の底とダイ部材14の上部作用表
面の間の間隙を調節し、それによって該間隙内の焙煎コ
ーヒーにローラー13により加えられる力を調節するよ
うに、油圧システム20により鉛直位置可能に配置され
ている。ダイ部材14の下部(即ちペレット出口)表面
に隣接して回転式ナイフ21が取り付けられ、ペレット
化材料を所望の長さに切断するために前記表面をスイー
プするように配置されている。ナイフブレードの数とそ
の回転速度はペレットの長さを決定する。
【0036】使用中に、焙煎コーヒーは原料入口22に
供給される。部材17はその鉛直軸の周囲に回転し、焙
煎コーヒーを粉砕ロール13とダイ部材14の間で粉砕
する。コーヒーは粉砕されるにつれてダイ部材14のダ
イオリフィス中を圧進される。粉砕ロールは部材17の
回転によりダイ部材の上部表面15を横断し、こうして
ロールと表面15の間のニップ領域に位置する焙煎コー
ヒーを多大な粉砕圧力及び剪断にかける。ロール13を
駆動せずに自由にホイール移動させる場合には、コーヒ
ーは主にニップ領域で加圧される。他方、ローラー13
をその水平軸の周囲に駆動してもよく、回転速度及び/
又は方向は、ローラーがダイ部材表面15を横断するに
つれてローラー表面間に差速を生じ、ニップ領域内のコ
ーヒーを剪断にかけるように調節できることが好まし
く、剪断量は速度差の調節により広い範囲で可変であ
る。同様に、粉砕ロールとダイ作用表面の間の距離を調
節すると、より高い圧力及び剪断(短距離)又はより低
い圧力及び剪断(長距離)が得られる。
【0037】切断したペレットは重力により下部チャン
バー23から落下し、出口(図示せず)から排出され
る。通常は製品排出を助長するために回転部材24を配
置し、コーヒーをニップ領域に導くようにチャンバー1
2に1個以上のスクレーパ部材25を配置してもよい。
【0038】100℃を越えず、好ましくは75℃を越
えないコーヒー温度でをペレット化を実施するのが好ま
しい。ペレット化は熱を生じるが、ペレット化前に焙煎
コーヒー原料を冷却するか及び/又はペレタイザー、特
に粉砕ロール及び/又はダイ部材を冷却するか及び/又
はペレット化速度を制御することにより、過剰のコーヒ
ー温度を制御することができる。本発明の顕著な利点の
1つは、殆ど又は全く予冷せずに焙煎コーヒー豆をペレ
ット化工程に直接供給できることである。
【0039】ペレット化するコーヒーの含水率は約2〜
10重量%の範囲とするのが好ましい。
【0040】その後、ペレットを粉砕し、270〜11
00μmのX50粒度と焙煎粉砕コーヒーの一般外観を
もつ高密度化焙煎粉砕コーヒー製品を生成する。製品の
好適なX50粒度は400〜850μmである。同一方
法で再粉砕高密度化製品を抽出することにより調製した
コーヒー液は、焙煎コーヒー出発材料から調製したコー
ヒー液と比較して多少強いコーヒーの味がする。
【0041】再粉砕製品の嵩密度は少なくとも0.50
g/cc〜0/70g/cc、好ましくは0.55〜
0.70g/ccの範囲である。
【0042】抽出効率は30〜41%、好ましくは33
〜41%であり、焙煎原料と少なくとも同等であり、好
ましくは焙煎粉砕原料よりも少なくとも10%高い。焙
煎原料が丸の焙煎豆である場合には、抽出効率比較は丸
の焙煎豆を約450μmのX50粒度まで粉砕すること
により形成した焙煎粉砕コーヒーに対して行う。
【0043】再粉砕高密度化製品を抽出すると、再粉砕
高密度化製品よりも著しく小さい粒状使用済み粒子が残
る。従って、高密度化製品粒子はより小さい粒状材料の
凝集体である。高密度化凝集体粒子を構成する微粒状粒
子のX50粒度は270μm以下、好ましくは175μ
m以下、より好ましくは50〜175μmの範囲であ
る。
【0044】上述のように、再粉砕高密度化製品は従来
の焙煎粉砕コーヒーの一般外観をもつ。従って、製品は
従来の焙煎粉砕コーヒーが利用されていると同一型のコ
ーヒー製品で利用することができる。例えば、再粉砕高
密度化製品は従来の商用又は家庭用抽出装置で直接使用
することができる。製品は従来の焙煎粉砕コーヒー等の
他のコーヒー製品とブレンドできる。例えば、製品をよ
り低密度の焙煎粉砕コーヒーとブレンドしてその密度を
増加することができる。この目的で配合する高密度製品
の量は所望の密度増加に依存する。一般に、ブレンドの
重量を基にして少なくとも10重量%を使用すると、製
品密度の有意増加が達せられる。
【0045】高密度化コーヒー製品に従来の焙煎粉砕コ
ーヒー製品用添加剤を配合してもよい。例えば、適切に
はブレンドの重量を基にして10〜35重量%の量のイ
ンスタントコーヒーを加えることができる。
【0046】高密度化コーヒー製品は従来のコーヒーパ
ッケージで包装することができるが、所与のパッケージ
寸法で高密度化コーヒー製品から得られるコーヒーの重
量及び杯数は相応して従来の低密度焙煎粉砕コーヒーよ
りも増加する。
【0047】
【実施例】実施例1 :460μm焙煎粉砕コーヒー(R&G)のペ
レット化 別々に焙煎した下記3種のコーヒー豆フラクションをブ
レンドして粉砕することにより、460μmのX50粒
度をもつ高速(90秒)焙煎粉砕コーヒーを調製する。
【0048】
【表1】
【0049】混合した豆を少なくとも2時間室温で平衡
化させる。ノーマライザーアタッチメントを取り付けた
2本ロールグラインダーであるProbat Grin
der UW 2011で豆を粉砕する。使用した設定
値は前置ブレーカー1.0mm、微粉砕ロール設定値5
0とした。高密度化装置は、最低高密度化(5%未満の
増加)を与える製品処理量で0/80に設定した。
【0050】豆はHelos分析で測定した場合に46
0μmのX50粒度まで粉砕する。焙煎粉砕製品の嵩密
度は0.308g/ccである。
【0051】得られた焙煎粉砕コーヒー製品をペレット
化前に少なくとも1時間脱ガスする。焙煎粉砕ブレンド
は10.3°Langeの焙煎色、4.9%の含水率及
び36%の抽出効率をもつ。
【0052】混合物の脱ガスした460μm粒子を次に
Amandus Kahl L175 Laborat
oryペレットプレスに送る。プレスは円形ダイマトリ
ックスを備える。ダイマトリックスの周囲を100RP
Mで走行する2個のローラーを介してダイマトリックス
に焙煎粉砕原料を通す。この作業に必要な電流は6.0
アンペアであり、これに対して空の機械を運転するのに
必要な電流は3.5アンペアである。各々異なるダイオ
リフィス直径と圧縮路比で2回試験する。圧縮路比は、
ダイオリフィスの最も狭い部分の内径と最も狭い部分の
長さの比として定義される。圧縮路比が小さいとコーヒ
ーに高圧がかかり、発熱が増す傾向がある。1〜6mm
の好適円形オリフィス直径には約1:7〜1:3の圧縮
路比が好適である。
【0053】ペレットを粉砕前に少なくとも15分間静
止状態で放冷させる。次に、プレブレーカー1.3mm
及び微粉砕ブレーカー0.8mmの設定値でProba
t卓上デュアルロールミルでペレットを粉砕する。試験
1−2で得られた再粉砕物の粒度をSympatecレ
ーザー散乱分析により測定する。結果を表1Aに示す。
【0054】
【表2】
【0055】7.9オンス缶85杯分に相当する水14
60ml/コーヒー21.7gの配合レベルでMr.C
offee AccelBrewerで再粉砕コーヒー
を抽出する。結果を表1Bに示す。
【0056】
【表3】
【0057】焙煎再粉砕製品は従来の焙煎粉砕コーヒー
に典型的な平均粒度をもつが、その抽出効率は出発焙煎
粉砕コーヒーよりも実質的に増加し、その密度は2倍に
なることが認められよう。
【0058】実施例2:940μm焙煎粉砕コーヒー
(R&G)のペレット化 実施例1と同一の別々に焙煎した3種のコーヒー豆のフ
ラクションをブレンドして粉砕することにより、940
μmの平均粒度をもつ焙煎粉砕コーヒーを調製する。ブ
レンドは8.8°Langeの焙煎色、0.34の密
度、4.8%の含水率及び29%の抽出効率をもつ。焙
煎粉砕出発材料の一部を0℃まで冷却し、実施例1と同
様にペレット化した後、ペレットを温和に粉砕する。条
件と結果を表2Aに示す。
【0059】
【表4】
【0060】コーヒー液を抽出し、結果を表2Bに示
す。
【0061】
【表5】
【0062】実施例1と同様に、製品の密度は出発材料
のほぼ2倍である。抽出効率の増加は実施例1で観察さ
れたよりも実質的に大きいが、これは実施例2では出発
材料が比較的粗粒(平均粒度940μm)であり、実施
例2の粉砕ペレット化物の平均粒度は出発材料よりも多
少小さい(706μm及び800μm)ことが一因であ
る。実施例1では、出発材料の粒度は比較的微粒(46
0μm)であり、粉砕ペレット化物は大きい。
【0063】実施例3:1200μm焙煎粉砕コーヒー
(R&G)のペレット化 コロンビアコーヒー2.0kgを297℃の気温でNe
otec RFB−6焙煎器で250秒間焙煎すること
により、約1200μmのX50粒度をもつ焙煎粉砕コ
ーヒーを調製する。焙煎コーヒーは粉砕含水率値5%、
色値12°Lange、嵩密度0.314g/cc及び
抽出効率25%(又は0.39%可溶固形分)をもつ。
焙煎粉砕出発材料の一部を0℃まで冷却し、実施例1と
同様にペレット化した後、ペレットを温和に粉砕する。
条件と結果を表3Aに示す。
【0064】
【表6】
【0065】コーヒー液を抽出し、結果を表3Bに示
す。
【0066】
【表7】
【0067】実施例1と同様に、製品の密度は出発材料
の約2倍である。抽出効率の増加は実施例1で観察され
たよりも実質的に大きいが、これは実施例3では出発材
料が比較的粗粒(平均粒度1200μm)であり、実施
例3の粉砕ペレット化物の平均粒度は出発材料よりも多
少小さい(708μm)ことが一因である。実施例1で
は、出発材料の粒度は比較的微粒(460μm)で、粉
砕ペレット化物は大きい。
【0068】実施例4:丸の焙煎豆のペレット化 コロンビア豆の第1及び第2の部分(試験4−1及び4
−2)を焙煎し、各部分の試料を粉砕する。条件と結果
を表4Aに示す。
【0069】
【表8】
【0070】Kahlペレタイザーに入れてから豆を室
温に保つ(試験1では21.5℃及び試験2では30.
8℃)以外は実施例1と同様に焙煎豆の各部分の別の試
料をペレット化する。その後、ペレットを実施例1と同
様に温和に粉砕する。条件と結果を表4Bに示す。
【0071】
【表9】
【0072】コーヒー液を抽出し、いずれも実施例1と
同様に抽出効率と使用済み粉砕粒度を測定する。結果を
表4Cに示す。
【0073】
【表10】
【0074】実施例5:丸の温熱焙煎豆のペレット化 ペレタイザーに供給する豆を約67℃の高温にする以外
は、実施例3の試験2の一般手順に従う。これは、丸の
焙煎豆を焙煎器で部分的にのみ冷却し、丸の焙煎豆をす
ぐにKahlペレタイザーに送ることにより実施され
る。ダイオリフィス寸法は6mmであり、圧縮路比は
1:5である。他の条件と結果を表5Aに示す。
【0075】
【表11】
【0076】実施例6:各種コーヒー種のペレット化 表6Aに示す種類の焙煎コーヒー豆を同表に示すX50
粒度まで粉砕する。
【0077】
【表12】
【0078】次に実施例1〜5と同一の一般手順に従っ
て、焙煎粉砕コーヒーをダイ寸法2mm及び圧縮路比
1:4でペレット化し、再粉砕し、抽出する。条件と結
果を表6Bに示す。
【0079】
【表13】
【0080】実施例7:種々の含水率のコーヒーのペレ
ット化 平均粒度460μm、密度0.308g/cc及び抽出
効率36%(0.56)をもつ実施例1の焙煎粉砕ブレ
ンドコーヒーの一部を含水率10%まで給湿した後、実
施例1の手順に従ってペレット化する。実施例1の手順
に従ってペレットを再粉砕及び抽出する。結果を表7に
示す。
【0081】
【表14】
【0082】実施例8:焙煎粉砕コーヒーと再粉砕ペレ
ット化コーヒーの混合物 焙煎コロンビア豆の一部を粉砕し、平均粒度300μ
m、密度0.34g/cc、抽出効率31%をもつ焙煎
粉砕コーヒーの第1のフラクション(「A」)とする。
豆の別の部分を粉砕し、平均粒度900μm、密度0.
35g/cc、抽出効率25%をもつ焙煎粉砕コーヒー
の第2のフラクション(「B」)とする。ダイ寸法2m
m及び圧縮路比1:4.5を用いて実施例1の手順に従
って各フラクションの部分をペレット化する。ペレット
を再粉砕し、再粉砕ペレットを表8に示す非ペレット化
焙煎粉砕フラクションA及びBとブレンドする。初期焙
煎粉砕コーヒー、再粉砕ペレット及びブレンドから抽出
液を調製する。結果を表8に示す。
【0083】
【表15】
【0084】実施例9:香り分析 約450μmの平均粒度と、6.5、7.8及び9.9
°Langeで60°PVの焙煎色をもつ焙煎粉砕ロバ
スタコーヒーを実施例1、試験番号2の手順に従ってペ
レット化し、再粉砕する。結果を表9に示す。
【0085】
【表16】
【0086】水1460mlに対してコーヒー21.7
gの割合でペレット化再粉砕物をその未ペレット化焙煎
粉砕出発材料と官能比較する。専門家パネルは未ペレッ
ト化焙煎粉砕ロバスタ出発材料よりもペレット化再粉砕
試料のほうが土臭さ、汚濁臭及びかび臭さが有意に低い
と判定した。
【0087】比較例A:比較粗砕との比較 Mahlmanらの米国特許第3,801,716号に
記載の方法に従って、浅煎りの色(60フォトボルト)
の高速焙煎ブラジルコーヒーを圧縮粗砕後、Carve
r Lab Pressで11,000psiで圧縮
し、次いで米国#8メッシュ篩で手動粗砕する。
【0088】実施例1に記載の手順に従い、ダイ寸法2
mm及び圧縮路比1:4でKahlペレタイザーを用い
て同一豆の一部をペレット化する。ペレットを実施例1
と同様に再粉砕する。
【0089】焙煎粉砕圧縮粗砕物と再粉砕ペレット化物
を各々実施例1と同様に抽出分析し、消費済みコーヒー
粒子の湿潤粒度を測定する。結果を表Aに示す。
【0090】
【表17】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペレット化段階を実施するのに適した
装置の一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
10 ミル 11 ハウジング 12 上部チャンバー 13 粉砕ローラー 14 ダイ部材 15 作用表面 16 ローラーベアリング 18 駆動ホイール 20 油圧システム 21 回転式ナイフ 22 入口 23 下部チャンバー 24 回転部材 25 スクレーパ部材。
フロントページの続き (72)発明者 ゲラルド・シグマンド・ヴァッセルマン ドイツ連邦共和国デー−28203 ブレーメ ン,コントレスカルペ 15

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メジアン体積粒度270〜1100μ
    m、嵩密度0.5〜0.7g/cc及び抽出時の抽出効
    率30〜41%をもつ流動性焙煎粉砕コーヒー製品であ
    って、270μmの最大メジアン体積粒度をもつ粒状焙
    煎粉砕コーヒー粒子の凝集体の形態である前記コーヒー
    製品。
  2. 【請求項2】 400〜850μmのメジアン体積粒度
    をもつ請求項1に記載のコーヒー製品。
  3. 【請求項3】 0.55〜0.70g/ccの嵩密度を
    もつ請求項1に記載のコーヒー製品。
  4. 【請求項4】 前記粒状粒子が175μmの最大メジア
    ン体積粒度をもつ請求項1に記載のコーヒー製品。
  5. 【請求項5】 前記粒状粒子のメジアン体積粒度が50
    〜175μmである請求項1に記載のコーヒー製品。
  6. 【請求項6】 メジアン体積粒度270〜1100μ
    m、嵩密度0.5〜0.7g/cc及び抽出時の抽出効
    率30〜41%をもつ流動性焙煎粉砕コーヒー製品の製
    造方法であって、少なくとも250μmのメジアン体積
    粒度をもつ焙煎粉砕コーヒーと丸の焙煎豆から構成され
    る群から選択される焙煎コーヒーを提供する段階と、コ
    ーヒーを粉砕し、270μmの最大メジアン体積粒度を
    もつ粒状焙煎粉砕コーヒー粒子を相互に緊密に結合して
    なる焙煎コーヒーの稠密体にコーヒーを成形するに十分
    な圧力及び剪断条件下で前記焙煎コーヒーをオリフィス
    に通す段階と、焙煎コーヒーの稠密体を再粉砕し、前記
    粒状コーヒー粒子の凝集体の形態の前記焙煎粉砕コーヒ
    ー製品を生成する段階を含む前記方法。
  7. 【請求項7】 前記焙煎コーヒーが少なくとも250μ
    mのメジアン体積粒度をもつ焙煎粉砕コーヒーを含む請
    求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記焙煎コーヒーをペレットミルのオリ
    フィスに通し、焙煎コーヒーの前記稠密体がペレットの
    形態である請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ペレットが実質的に円筒形である請
    求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記円筒形ペレットが1mm〜6mm
    の直径をもつ請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記コーヒー製品が400〜850μ
    mのメジアン体積粒度をもつ請求項6に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記コーヒー製品が0.55〜0.7
    0g/ccの嵩密度をもつ請求項6に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記粒状粒子が175μmの最大メジ
    アン体積粒度をもつ請求項6に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記粒状粒子のメジアン体積粒度が5
    0〜175μmである請求項6に記載の方法。
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