JPH10331103A - レールポイント給油装置 - Google Patents

レールポイント給油装置

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JPH10331103A
JPH10331103A JP14049197A JP14049197A JPH10331103A JP H10331103 A JPH10331103 A JP H10331103A JP 14049197 A JP14049197 A JP 14049197A JP 14049197 A JP14049197 A JP 14049197A JP H10331103 A JPH10331103 A JP H10331103A
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timer
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pump
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ用の電源線の敷設作業を簡略化できる
レールポイント給油装置を提供すること。 【解決手段】 所定時刻に時刻信号を送出するスケジュ
ールタイマー41と、この時刻信号を受信して所定時間
の間給油信号を発生する給油タイマー42と、給油信号
を受信して駆動するモータ31と、このモータ31に連
動して油を排出するポンプ33と、このポンプ33に接
続される分配器8と、この分配器8に接続されレールポ
イントの床板に指向するノズル16とを有するレールポ
イント給油装置において、スケジュールタイマー41、
給油タイマー42及びモータ31にソーラー電池51及
び蓄電器53を含む電源ユニット44により電源を供給
するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両のレールポイ
ントに潤滑油を供給するためのレールポイント給油装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レールポイントは、床板上に配設された
基本レールと、トングレールと、このトングレールを移
動させるトングレール駆動装置とからなる。レールポイ
ントは、前記トングレールが前記床板上を摺動移動する
ことにより、鉄道車両の軌道を切り換えるものである。
【0003】このレールポイントにおいては、トングレ
ールが床板上を摺動する際に、円滑に摺動できるよう
に、床板上に潤滑油を塗布する作業が必要である。レー
ルポイントは、軌道を切り換える各所に設けられるか
ら、線路全線のレールポイントに作業員が潤滑油を塗布
して回るのは、手間の掛かる作業であった。
【0004】このため、実公平7-32561 号公報には、前
記床板上に自動給油できる給油装置が示されている。こ
の種のものは、所定時刻に指令信号を送出するタイマー
と、指令信号を受けて駆動し、潤滑油を送出するポンプ
と、ポンプに分配器を介して接続され、前記床板上に前
記潤滑油を供給するノズルとを有している。前記タイマ
ーはソーラー電池(太陽電池)により駆動される。前記
ポンプは、前記ソーラー電池とは異なる交流電源により
駆動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レールポイ
ントには、前記トングレール駆動装置のための交流電源
が必要であるが、このトングレール駆動装置用の交流電
源と前記ポンプ用の交流電源とを共通化すると、給油装
置の電源故障を起こした際に、トングレール駆動装置に
影響が出ないように、前記ポンプ用の交流電源としては
トングレール駆動装置用の交流電源とは異なるものを使
用することが好ましいが、その場合、係る異なる交流電
源がレールポイントの近傍にないことが多いので、ポン
プとの接続用の電源線が長くなりがちな問題がある。
【0006】更に、前記異なる交流電源まで数km程度
の距離がある場合、電源線が長くなり過ぎるので、前記
異なる交流電源との接続が不可能となる問題を有してい
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決して、ポンプ用の電源線の敷設作業を簡略化できるレ
ールポイント給油装置を提供することを目的としてい
る。そのため、請求項1のレールポイント給油装置は、
所定時刻に時刻信号を送出するスケジュールタイマー
と、この時刻信号を受信して所定時間の間給油信号を発
生する給油タイマーと、給油信号を受信して駆動するモ
ータと、このモータに連動して油を排出するポンプと、
このポンプに接続される分配器と、この分配器に接続さ
れレールポイントの床板に指向するノズルとを有するレ
ールポイント給油装置において、前記スケジュールタイ
マーと前記給油タイマー及び前記モータにソーラー電池
及び蓄電器を含む電源ユニットにより電源を供給するこ
とを特徴としている。すなわち、スケジュールタイマー
及び給油タイマーばかりでなく、前記ポンプを駆動する
ためのモータにも、前記ソーラー電池と、このソーラー
電池で発生される電力を蓄える蓄電器とにより、給電す
るようにしたものである。
【0008】請求項2のレールポイント給油装置は、所
定時刻に時刻信号を送出するスケジュールタイマーと、
この時刻信号を受信して所定時間の間給油信号を発生す
る給油タイマーと、給油信号を受信して駆動するモータ
と、このモータに連動して油を排出するポンプと、この
ポンプに接続される分配器と、この分配器に接続されレ
ールポイントの床板に指向するノズルとを有するレール
ポイント給油装置において、前記給油タイマー及び前記
モータにソーラー電池及び蓄電器を含む電源ユニットに
より電源を供給するとともに、前記スケジュールタイマ
ーを前記電源ユニットとは異なる電池に接続し、前記時
刻信号をリレーもしくは増圧回路を介して前記給油タイ
マーに接続したことを特徴とするものである。
【0009】ここでは、前記電源ユニットと他の電池
(例えば、乾電池等)とを併用し、常時作動するが、消
費電力はさほど大きくないスケジュールタイマーには前
記他の電池から給電するとともに、給油タイマー及びモ
ータは前記ソーラー電池を含む電源ユニットで駆動する
ようにしている。給油すべき時刻にスケジュールタイマ
ーにより前記時刻信号が発生されると、前記リレーもし
くは増圧回路を介して前記給油タイマーが作動され、所
定時間の間、前記電源ユニットでモータが駆動されるこ
とにより、前記床板上への給油が行われる。
【0010】請求項3のレールポイント給油装置は、所
定時刻に時刻信号を送出するスケジュールタイマーと、
この時刻信号を受信して所定時間の間給油信号を発生す
る給油タイマーと、給油信号を受信して駆動するモータ
と、このモータに連動して油を排出するポンプと、この
ポンプに接続される分配器と、この分配器に接続されレ
ールポイントの床板に指向するノズルとを有するレール
ポイント給油装置において、前記モータにソーラー電池
及び蓄電器を含む電源ユニットにより電源を供給すると
ともに、前記スケジュールタイマー及び前記給油タイマ
ーを前記電源ユニットとは異なる電池に接続し、前記給
油信号をリレーもしくは増圧回路を介して前記モータに
接続したことを特徴とするものである。ここでは、給油
すべき時刻にスケジュールタイマーから時刻信号が送信
されると、給油タイマーが作動して給油信号を発生し、
この給油信号が前記リレーまたは増圧回路を介して前記
モータに伝達され、モータが駆動されることにより、前
記床板上への給油が行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図1に鉄道車両の軌道を切り換える
ためのレールポイントを示す。前記軌道に沿って所定の
間隔で枕木1が配設され、この枕木1上には、鋼板等か
らなる矩形状の床板2が枕木1と平行に固定されてい
る。床板2上には、基本レール3が固定状態で敷設され
るとともに、これら基本レール3の内側にトングレール
4が配設されている。
【0012】各トングレール4は、枕木1と平行に配置
された転てつ棒5に連動する図示しないトングレール駆
動装置によって枕木1の長手方向と平行に移動可能とさ
れている。すなわち、トングレール4は、図2に実線で
示すように基本レール3に密着する位置と、仮想線で示
すように基本レール3から離れる位置との間で、線路の
幅方向へ移動自在である。本実施の形態のレールポイン
ト給油装置6(以下、単に給油装置6という)は、床板
2上に潤滑油を自動的に供給する装置である。
【0013】図1に示すように、給油装置6は、後に詳
述する給油ユニット7を備え、該給油ユニット7は一方
の基本レール3の外側に設置されている。給油ユニット
7には、潤滑油を2方向、つまり、一方のトングレール
4側と他方のトングレール4側とに分配して送出するた
めの親分配弁8(分配器)が内蔵されている。親分配弁
8は、潤滑油を、例えば、各々合成樹脂製チューブ等か
らなる2本の親給油管10(図3参照)に分配して送出
するが、給油ユニット7近傍では、これら2本の親給油
管10は、合成樹脂等からなる共通の蛇腹チューブ11
によって被覆されている。
【0014】一方の基本レール3(図1の上側)の外側
における枕木1の一端部近傍に一方の子分配弁12が配
置され、前記蛇腹チューブ11から一方の親給油管10
が引き出されて前記子分配弁12に接続されている。ま
た、他方の基本レール3(図1の下側)の外側の枕木1
の他端部近傍には、他方の子分配弁12(図1中B部参
照)が配置され、この子分配弁12には、前記蛇腹チュ
ーブ11内の他方の親給油管10が接続されている。
【0015】図4に前記他方の子分配弁12を拡大して
示す。親給油管10を通して送られてきた潤滑油は、子
分配弁12内の複数の分配部12aで分配され、各分配
部12aの両端に位置する複数の排出部12bから樹脂
製のチューブ等からなる複数本、例えば、9本の子給油
管13に送出される。各子給油管13は、各々1本の枕
木1上の床板2に潤滑油を供給する役割を有する。
【0016】そして、子分配弁12近傍の床板2に潤滑
油を供給する子給油管13は、子分配弁12からそのま
ま引き出されるとともに、子分配弁12から離れた位置
の床板2上に潤滑油を供給する子給油管13は、子分配
弁12の前方(図1の左方)と後方(図1の右方)とに
分けられて、各々共通の蛇腹チューブ11内を挿通さ
れ、図5に示すように、対応する床板2の近傍で蛇腹チ
ューブ11から引き出される。
【0017】蛇腹チューブ11から引き出された後、各
子給油管13は、枕木1に沿って床板2方向に延長され
る。図6に示すように、枕木1上の床板2の近傍には、
ブラケット14が釘15等の固定具で固定され、このブ
ラケット14の上端部には、支持金具14aが取り付け
られている。前記子給油管13は、支持金具14aを挿
通され、先端のノズル16(図1中C部参照)が床板2
の上方に配置されて、前記ノズル16から床板2上に潤
滑油を滴下、供給できるようになっている。なお、前記
一方の子分配弁12も、同様に潤滑油を分配し、一方の
トングレール4側の各床板2上に供給する構成である。
【0018】図7及び図8に示すように、給油ユニット
7は、上部に開閉可能な蓋体17を有する箱体18内に
各種部材を収容してなり、上記蓋体17には、該蓋体1
7の上部及び箱体18の両側部を覆うように断面略コ字
型の被覆材17aが取り付けられている。箱体18はそ
の底部の両側に固定した断面L字型の取付板20を介し
て、枕木等からなる支持部材21に取付ボルト・ナット
22により取り付けられている。箱体18の側面には、
後述する電源ユニットとの接続用のコネクタ23、電源
確認用押ボタン24、箱体18内に貯留された潤滑油の
レベルを示す油面計25、潤滑油の排出用のドレンポー
ト26等が設けられている。
【0019】図9及び図10に示すように、箱体18内
の下部には、油タンク27が設けられるとともに、箱体
18内の上部には、上端に開閉可能なキャップ28を有
する給油部29が設けられ、注入管30を介して油タン
ク27内に潤滑油が供給されるようになっている。箱体
18内の上部には、モータ31が配置され、このモータ
31の駆動力が伝達機構32を介してポンプ33に伝達
されるようになっている。
【0020】図11にも示すように、ポンプ33は、油
タンク27内に垂直方向に配置されたシリンダ34と、
油タンク27内に配置されるとともにシリンダ34の上
部に連結された外筒35と、外筒35を貫通してシリン
ダ34内に挿入されたピストンロッド36とを備えてい
る。一方、伝達機構32は、モータ31の出力軸31a
にその上部が固定された連結具32aと、この連結具3
2aの下部に挿入されたピン32bと、ピストンロッド
36の上端部に挿入されたピン32cと、ピン32b、
32cに両端部が各々回動自在に接続されたリンク部材
32dとを備え、モータ31が回転すると、リンク部材
32d等を介してピストンロッド36が上下方向に往復
移動し、これに伴って、シリンダ34内の図示しないピ
ストンが上下移動するようになっている。
【0021】シリンダ34の下端部には、吸込口34a
が設けられ、且つこの吸込口34aには、潤滑油の吸入
は許容し、吸込口34aからの潤滑油の吐出は禁止する
一方向弁(図示せず)が配置されている。前記シリンダ
34内のピストンが上動すると、油タンク27内の潤滑
油がシリンダ34内に吸入され、続いて、ピストンが下
動すると、合成樹脂製のチューブ等からなる連結管37
を介してシリンダ34内の潤滑油が送出されるようにな
っている。
【0022】連結管37は、箱体18内に配置された前
記親分配弁8に接続され、シリンダ34から連結管37
を介して送られた潤滑油は、親分配弁8で2方向に分配
された後、2本の吐出管38及び吐出部39を介して、
箱体18の外側面の2つの吐出口40(図7参照)に供
給される。これらの吐出口40には、前記2本の親給油
管10の一端が各々接続されている。図12に示すよう
に、箱体18内の上部には、スケジュールタイマー41
と給油タイマー42とが配置されている。また、箱体1
8には、手動給油用押ボタン43が設けられている。
【0023】図1に示すように、電源ユニット44は前
記給油ユニット7に隣接して設置される。図13及び図
14に示すように、電源ユニット44は、上部に開閉可
能な蓋体45を有する箱体46を備え、蓋体45には、
その上部及び箱体46の両側部を覆う断面略コ字型の被
覆材45aが取り付けられている。箱体46は、その底
部の両側に固定した2つの断面L字型の取付板47を介
して、前記支持部材21に取付ボルト・ナット22で取
り付けられている。被覆材45aの上部には、架台50
を介して、ソーラー電池パネル51(ソーラー電池)が
所定の傾斜角度で取り付けられている。
【0024】図15に示すように、箱体46内の上端部
には、チャージコントローラ52が配置されるととも
に、箱体46内の下部には、蓄電器53が収容され、ソ
ーラー電池パネル50で発生された電力は、電線54を
介してチャージコントローラ52へ、更にチャージコン
トローラ52から電線55を介して蓄電器53に送ら
れ、ここで蓄電されるようになっている。
【0025】箱体46の外側面にはコネクタ56が設け
られ、蓄電器53に蓄えられている電力は、電線57を
介してコネクタ56に供給されるようになっている。コ
ネクタ56は、電気コード58(図14参照)を介し
て、給油ユニット7のコネクタ23(図7参照)と電気
的に接続されている。なお、電源ユニット44内の結線
図を図16に示す。
【0026】図17に給油ユニット7内の電気系統の結
線図を示す。コネクタ56の端子56a、56b間に
は、前記電源ユニット44から、例えば、直流12Vの
電圧が供給される。コネクタ56にはサーキットプロテ
クタ57が接続されている。前記コネクタ56の端子5
6a、56b間には、電源確認用押ボタン24と、ラン
プ24aとが直列に接続され、電源確認用押ボタン24
を押圧し、ランプ24aが点灯すると、これにより、蓄
電器53内に充分な電力が蓄えられていて、給油ユニッ
ト7が作動可能であることが確認できるようになってい
る。なお、ランプ24aは、通常、電源確認用押ボタン
24と一体に構成できるが、ランプ24aと電源確認用
押ボタン24とを別部材としてもよい。
【0027】また、端子56a、56b間には、スケジ
ュールタイマー41が接続されるとともに、給油タイマ
ー42に連動するスイッチ42aと、前記モータ31と
が直列に接続されている。更に、コネクタ56の端子5
6aと合流部58間には、手動給油用押ボタン43に連
動するスイッチ43aと、スケジュールタイマー41に
連動するスイッチ41aとが直列に接続されるととも
に、合流部58と端子56b間には給油タイマー42が
接続されている。
【0028】また、端子56aと合流部58間には、手
動給油用押ボタン43に連動する今一つのスイッチ43
bと、スケジュールタイマー41に連動する今一つのス
イッチ41bとが直列に接続され、更に、これらと並列
に、給油タイマー42に連動する今一つのスイッチ42
bが接続されている。
【0029】スイッチ43a、43bは一方がオンの
時、他方がオフとなるように設定され、通常、手動給油
用押ボタン43が押圧されていない時、スイッチ43a
側がオンとなるようにされている。同様に、スイッチ4
1a、41bも、一方がオンの時、他方がオフとなるよ
うに設定され、通常、スケジュールタイマー41が時刻
信号を送出していない時はスイッチ41aがオフとなる
ようにされている。更に、スイッチ42a、42bは、
共に給油タイマー42が給油信号を発生している期間の
みオンとなるように設定されている。
【0030】前記構成において、スケジュールタイマー
41は電源ユニット44から供給される電力により常時
作動され、給油すべき所定の時刻になると、時刻信号を
発生する。これにより、スケジュールタイマー41に連
動するスイッチ41aは、所定の短時間のみオンとな
り、逆にスイッチ41bは所定の短時間のみオフとな
る。スイッチ41aがオンとなると、端子56aからス
イッチ43a、スイッチ41a、給油タイマー42、端
子56bの経路で電流が流れ、給油タイマー42が作動
される。
【0031】これに伴って、給油タイマー42は、所定
の給油時間をカウントしながら給油信号を発生し続け、
この間、スイッチ42a、42bはオン状態を維持され
る。スイッチ42bがオンとなれば、スイッチ41aが
オフとなった後も、スイッチ42bを介して給油タイマ
ー42に電力が供給され、給油タイマー42は、上記カ
ウントを継続することができる。
【0032】給油タイマー42が作動し、スイッチ42
aがオンとなると、モータ31が駆動され、前記油タン
ク27内の潤滑油が送出されて、前述した経路で床板2
とトングレール4との間に供給される。所定の給油時間
が経過して、給油タイマー42がカウントを終了する
と、スイッチ42a、42bがオフとなることにより、
モータ31が停止するとともに、給油タイマー42がオ
フとされる。
【0033】このように、本実施の形態では、スケジュ
ールタイマー41及び給油タイマー42に加えて、潤滑
油送出用のポンプ34のモータ31をもソーラー電池パ
ネル51及び蓄電器53から供給される電力により駆動
するようにしたので、モータ31に交流電源から給電す
る場合と異なり、電源線の敷設が容易になる。
【0034】上記スケジュールタイマー41は、例え
ば、所定時間毎、例えば、1日に1回乃至数回程度上記
時刻信号を発生して自動給油を行わせるものであっても
よく、或いは、トングレール4を移動させて軌道の切換
を行う時刻に一致させて上記時刻信号を発生させてもよ
い。また、軌道の切換を行う時刻の直前もしくは直後に
時刻信号を発生するようにしてもよい。
【0035】また、作業員が手動で給油を行う場合、前
記手動給油用押ボタン43を押圧すると、図17におい
て、スイッチ43aがオフとなるとともに、スイッチ4
3bがオンとなり、コネクタ56の端子56aからスイ
ッチ43b、スイッチ41b、給油タイマー42、端子
56bの経路で電流が流れて給油タイマー42が作動さ
れ、前記と同様にして、給油タイマー42のカウントが
行われる所定時間の間、床板2上への給油が行われる。
【0036】次に、第2の実施の形態を説明する。図1
8に示すように、この第2の実施の形態では、前記ソー
ラー電池パネル51と蓄電器53とを含む電源ユニット
44に加えて、例えば、乾電池60を使用し、高電圧を
必要とするモータ31等を電源ユニット44で駆動する
とともに、その他の素子を乾電池60で駆動するように
して、電気系統を2系統に分割したものである。
【0037】すなわち、図18中Dで示す電源ユニット
44側には、電源確認用押ボタン24、モータ31及び
給油タイマー42等を接続する一方、Eで示す乾電池6
0側には、スケジュールタイマー41を接続する。ま
た、乾電池60には、スケジュールタイマー41に連動
するスイッチ41cと、リレー61(継電器)のソレノ
イド駆動部61aとが直列に接続されるとともに、電源
ユニット44側には、第1の実施の形態のスイッチ41
a、41bに代えて、前記ソレノイド駆動部61aによ
りオン・オフの切換が行われるリレー61のスイッチ6
1b、61cが接続されている。
【0038】給油すべき所定の時刻にスケジュールタイ
マー41が時刻信号を発生すると、スイッチ41aが所
定の短時間の間、オンとなることにより、ソレノイド駆
動部61aに電流が流れ、スイッチ61bがオンとなる
とともに、スイッチ61cがオフとなる。これに伴っ
て、電源ユニット44に接続されているコネクタ56の
端子56aから、スイッチ43a、スイッチ61b、給
油タイマー42、端子56bの経路で電流が流れて、給
油タイマー42が作動されることにより、前記と同様に
所定時間の間、床板2上への給油が行われる。
【0039】この第2の実施の形態においては、電源ユ
ニット44では、主としてモータ31と給油タイマー4
2のみを駆動し、スケジュールタイマー41への給電は
行わないようにした。これにより、スケジュールタイマ
ー41は、モータ31の同じ電圧で常時作動しているも
のであるから、その消費電力は、モータ31の消費電力
よりも多くなる。しかし、スケジュールタイマー41を
他の電源により駆動させると、スケジュールタイマー4
1は、消費電力の小さいものが使用でき、スケジュール
タイマー41を駆動する電源は、この第2の実施の形態
の電源ユニット44におけるソーラー電池パネル51及
び蓄電器53より、更に電気容量の小さい乾電池60等
を使用することができる。
【0040】このように、第2の実施の形態では、乾電
池60を併用することにより、電源ユニット44の電気
容量を低減することができるので、ソーラー電池パネル
51による電源の供給を一層容易、確実に行えるように
なる。また、電源ユニット44に含まれるソーラー電池
パネル51及び蓄電器53として、前記第1の実施の形
態の1/2程度の電気容量のものを使用することができ
る。
【0041】次に、第3の実施の形態を説明する。図1
9に示すように、第3の実施の形態は前記第2の実施の
形態の変形例であって、第2の実施の形態で電源ユニッ
ト44側に接続していた給油タイマー42及びそれと直
列に接続されるスイッチ43a等を乾電池60側に接続
するようにしたものである。
【0042】すなわち、乾電池60側では、第2の実施
の形態のスイッチ61b、61cに代えて、第1の実施
の形態と同様に、スケジュールタイマー41に連動する
スイッチ41a、41bを使用し、給油タイマー42と
直列にリレー62のソレノイド駆動部62aを接続して
いる。また、電源ユニット44側では、ソレノイド駆動
部62aによってオン・オフの切換が行われるスイッチ
62bをモータ31と直列に接続している。
【0043】スケジュールタイマー41が時刻信号を発
生すると、スイッチ41aがオン、スイッチ41bがオ
フとなり、乾電池60からスイッチ43a、スイッチ4
1a、ソレノイド駆動部61a、給油タイマー42の経
路で電流が流れて、給油タイマー42が作動され、給油
タイマー42がカウントを続けている間、ソレノイド駆
動部61aが駆動される。
【0044】これにより、電源ユニット44側に接続さ
れているリレー61のスイッチ61bがオンとなり、モ
ータ31が駆動されることにより、床板2上に給油が行
われる。この第3の実施の形態でも、乾電池60を併用
することにより、電源ユニット44のソーラー電池パネ
ル51や蓄電器53の電気容量を、第1の実施の形態の
1/2程度乃至それ以下とすることができる。
【0045】なお、第2及び第3の実施の形態におい
て、乾電池60に代えて、いわゆる、ボタン電池を使用
したり、電源ユニット44と同様のソーラー電池パネル
と蓄電器を有する他の電源ユニットを使用することもで
きる。その場合も、個々の電源ユニットの電気容量を低
減することができる。また、前記第2及び第3の実施の
形態において、リレー61、62の代わりに、増圧回路
を使用するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1のレー
ルポイント給油装置は、所定時刻に時刻信号を送出する
スケジュールタイマーと、この時刻信号を受信して所定
時間の間給油信号を発生する給油タイマーと、給油信号
を受信して駆動するモータと、このモータに連動して油
を排出するポンプと、このポンプに接続される分配器
と、この分配器に接続されレールポイントの床板に指向
するノズルとを有するレールポイント給油装置におい
て、前記スケジュールタイマーと前記給油タイマー及び
前記モータにソーラー電池及び蓄電器を含む電源ユニッ
トにより電源を供給するものであるから、スケジュール
タイマー及び給油タイマーばかりでなく、前記ポンプを
駆動するためのモータにも、前記ソーラー電池を含む電
源ユニットから給電することができ、その結果、前記モ
ータを外部の交流電源と接続する必要がなくなるので、
電源線の敷設作業が省略でき、敷設のための費用を削減
できる。
【0047】請求項2のレールポイント給油装置は、所
定時刻に時刻信号を送出するスケジュールタイマーと、
この時刻信号を受信して所定時間の間給油信号を発生す
る給油タイマーと、給油信号を受信して駆動するモータ
と、このモータに連動して油を排出するポンプと、この
ポンプに接続される分配器と、この分配器に接続されレ
ールポイントの床板に指向するノズルとを有するレール
ポイント給油装置において、前記給油タイマー及び前記
モータにソーラー電池及び蓄電器を含む電源ユニットに
より電源を供給するとともに、前記スケジュールタイマ
ーを前記電源ユニットとは異なる電池に接続し、前記時
刻信号をリレーもしくは増圧回路を介して前記給油タイ
マーに接続したものであるから、スケジュールタイマ
ー、給油タイマー及びモータを全て前記電源ユニットで
駆動する場合に比べて、電源ユニットの電気容量を1/
2程度乃至それ以下とすることができる。
【0048】また、スケジュールタイマーの駆動用の電
池は、上記給油タイマー及びモータの駆動用の電源ユニ
ットと比べて、電気容量の更に小さなものを使用するこ
とが可能となる。このように、ソーラー電池を含む電源
ユニットと他の電池とを併用することにより、前記電源
ユニットとして、電気容量の小さなものを使用すること
が可能となるので、前記電源ユニットに含まれるソーラ
ー電池や蓄電器が大型化することがない。
【0049】請求項3のレールポイント給油装置は、所
定時刻に時刻信号を送出するスケジュールタイマーと、
この時刻信号を受信して所定時間の間給油信号を発生す
る給油タイマーと、給油信号を受信して駆動するモータ
と、このモータに連動して油を排出するポンプと、この
ポンプに接続される分配器と、この分配器に接続されレ
ールポイントの床板に指向するノズルとを有するレール
ポイント給油装置において、前記モータにソーラー電池
及び蓄電器を含む電源ユニットにより電源を供給すると
ともに、前記スケジュールタイマー及び前記給油タイマ
ーを前記電源ユニットとは異なる電池に接続し、前記給
油信号をリレーもしくは増圧回路を介して前記モータに
接続したものであるから、請求項2と同様に、前記電源
ユニットを構成するソーラー電池及び蓄電器は、電気容
量の小さなものを使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のレールポイント給油装置
が設けられたレールポイントを示す概略平面図。
【図2】上記レールポイントにおけるトングレールの移
動を示す概略横断面図。
【図3】潤滑油を送る親給油管を示す概略平面図。
【図4】上記潤滑油を分配する子分配弁を示す概略平面
図。
【図5】上記子分配弁から潤滑油を送給する子給油管を
示す概略平面図。
【図6】上記潤滑油をレールポイントの床板上に供給す
るノズルを示す概略斜視図。
【図7】上記レールポイント給油装置における給油ユニ
ットを示す概略正面図。
【図8】上記給油ユニットを示す概略側面図。
【図9】図7中IX−IX線に沿う概略断面図。
【図10】図8中X−X線に沿う概略断面図。
【図11】図9の要部拡大図
【図12】図8中XII−XII線に沿う概略断面図。
【図13】上記レールポイント給油装置における電源ユ
ニットを示す概略正面図。
【図14】上記電源ユニットを示す概略側面図。
【図15】図14中のXV−XV線に沿う概略断面図。
【図16】上記電源ユニットの内部の接続関係を示す結
線図。
【図17】上記給油ユニット内の電気系統の接続関係を
示す結線図。
【図18】本発明の第2の実施の形態における給油ユニ
ット内の電気系統の接続関係を示す結線図。
【図19】本発明の第3の実施の形態における給油ユニ
ット内の電気系統の接続関係を示す結線図。
【符号の説明】
8 親分配弁(分配器) 16 ノズル 31 モータ 33 ポンプ 41 スケジュールタイマー 42 給油タイマー 51 ソーラー電池パネル(ソーラー電池) 53 蓄電器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時刻に時刻信号を送出するスケジュ
    ールタイマーと、この時刻信号を受信して所定時間の間
    給油信号を発生する給油タイマーと、給油信号を受信し
    て駆動するモータと、このモータに連動して油を排出す
    るポンプと、このポンプに接続される分配器と、この分
    配器に接続されレールポイントの床板に指向するノズル
    とを有するレールポイント給油装置において、 前記スケジュールタイマー、前記給油タイマー及び前記
    モータにソーラー電池及び蓄電器を含む電源ユニットに
    より電源を供給することを特徴とするレールポイント給
    油装置。
  2. 【請求項2】 所定時刻に時刻信号を送出するスケジュ
    ールタイマーと、この時刻信号を受信して所定時間の間
    給油信号を発生する給油タイマーと、給油信号を受信し
    て駆動するモータと、このモータに連動して油を排出す
    るポンプと、このポンプに接続される分配器と、この分
    配器に接続されレールポイントの床板に指向するノズル
    とを有するレールポイント給油装置において、 前記給油タイマー及び前記モータにソーラー電池及び蓄
    電器を含む電源ユニットにより電源を供給するととも
    に、前記スケジュールタイマーを前記電源ユニットとは
    異なる電池に接続し、前記時刻信号をリレーもしくは増
    圧回路を介して前記給油タイマーに接続したことを特徴
    とするレールポイント給油装置。
  3. 【請求項3】 所定時刻に時刻信号を送出するスケジュ
    ールタイマーと、この時刻信号を受信して所定時間の間
    給油信号を発生する給油タイマーと、給油信号を受信し
    て駆動するモータと、このモータに連動して油を排出す
    るポンプと、このポンプに接続される分配器と、この分
    配器に接続されレールポイントの床板に指向するノズル
    とを有するレールポイント給油装置において、 前記モータにソーラー電池及び蓄電器を含む電源ユニッ
    トにより電源を供給するとともに、前記スケジュールタ
    イマー及び前記給油タイマーを前記電源ユニットとは異
    なる電池に接続し、前記給油信号をリレーもしくは増圧
    回路を介して前記モータに接続したことを特徴とするレ
    ールポイント給油装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110804906A (zh) * 2019-11-07 2020-02-18 中铁电气化局集团有限公司 一种提速道岔外锁闭装置锁钩自动检测注油器

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