JPH10329073A - 適合ノズルの自動判別方法及び装置 - Google Patents

適合ノズルの自動判別方法及び装置

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JPH10329073A
JPH10329073A JP9139452A JP13945297A JPH10329073A JP H10329073 A JPH10329073 A JP H10329073A JP 9139452 A JP9139452 A JP 9139452A JP 13945297 A JP13945297 A JP 13945297A JP H10329073 A JPH10329073 A JP H10329073A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品毎に吸着に適するノズルを自動的に選択し
て画面表示する方法及び装置を提供する。 【解決手段】カウンタiを初期設定してデータテーブル
の先頭のノズルi(i=1)を指定する(S20)。こ
のノズルiに弾性パッド部材が付いているか否か判別し
(S21)、ゴム付きなら定数「300」を(S2
2)、ゴム無しなら定数「55」を(S23)、レジス
タEに設定する。次に部品重量からみて吸着可能か判別
するためにノズルiの内径IDとメインフローで入力さ
れた部品の寸法データL、W及びTから算出される値と
を比較し(S24)、内径IDが小さくないなら(S2
4がY)、次に部品の吸着面の寸法とノズルiの内径I
Dとを比較し(S25)、内径IDが大きくないなら
(S25がY)、更にノズルiの外径が部品サイズ内に
収まっているか否かを判別する(S26)。そして収ま
っていれば(S26がY)、ノズルiが適合であると判
断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸着すべき電子部
品に適合するノズルを判別する適合ノズル自動判別方
法、装置及びプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、部品搭載装置により回路基板
に電子部品(以下、単に部品という)を搭載する処理に
おいては搭載すべき部品を吸着するノズルを予めユーザ
(オペレータ)が選択して、その選択した複数のノズル
を部品搭載装置のノズルホルダに保持させている。
【0003】部品搭載装置の作業ヘッドは、部品搭載プ
ログラムと、ティーチングによって予め記憶しているデ
ータとに基づいて、いま搭載すべき部品の吸着に適する
ノズルをノズルホルダから選択的に装着した後、そのノ
ズルによって部品供給装置から部品を吸着し、その部品
を下方から認識カメラによって撮像して部品の形状や吸
着姿勢を画像認識し、形状に異常があるか或は吸着位置
に基準からのずれがあるかを判断し、形状に異常があれ
ばその部品を廃棄して吸着をやり直し、位置ずれがあれ
ばその偏差を補正して、その部品を回路基板の所定の位
置に搭載する。尚、近年、上記部品の画像認識に代え
て、レーザを照射して部品の形状及び吸着姿勢を認識す
る方法も実用化されている。
【0004】ところで、一般に、回路基板に搭載される
部品には様々な種類があり、それらの種類に対応してノ
ズルの種類も多数用意されている。図6(a),(b) は、代
表的な部品の例を示す図である。同図(a),(b) は、部品
の名称、形状、及び寸法(長さL、幅W、厚さT)を図
表にして示している。同図(a) はリード(電極線)の無
いタイプの部品の例を示しており、名称欄は上から「抵
抗、セラミックコンデンサ」、「ミニモールドトランジ
スタ」、「ミニパワートランジスタ」、・・・となって
おり、形状欄にはそれらの名称の部品の代表的な形状が
図示されている。それら形状を示す図には、長さL、幅
W、及び厚さTの部位が明示されている。また、寸法欄
にはL、W、Tに対応する寸法が示されている。名称が
「抵抗、セラミックコンデンサ」となっている最上段の
部品を例として見ると、寸法欄は4行に分かれて表示さ
れ、このことから、同一名称の部品でも寸法が複数種類
あることが分かる。また、同図(b) はリード付きの部品
の例を示している。この場合は1つの形状に対して複数
種類に細分化された名称及び寸法が対応して示されてい
る。
【0005】図7(a),(b),(c) は、代表的なノズルの例
を示す図である。同図(a) は、下方にノズルのタイプが
側断面図で図示され、その上方に4列6段の枠内に、上
段から夫々異なるノズル番号、拡散板のサイズ(この場
合は同一)、ノズル先端の種別(この例ではノズル番号
と同一)、ノズルの特徴(先端に緩衝用のゴム部材が着
いているかいないかの区別、その他)、ノズルの内径、
及びノズルの外径が示されている。そして、同図(b),
(c) は、夫々他のタイプのノズルを3個づつ示してい
る。これらのノズルも夫々同図(a) のノズルと同様に複
数種類の異なるノズル番号、拡散板のサイズ、ノズル先
端の種別、ノズルの内径、及びノズルの外径を有してい
る。
【0006】図8は、上記の各種部品(部品見本)とこ
れらの吸着に適合する各種ノズル(ノズルの品番)とを
対応させて示す一覧表(適合対応表)を模式的に示す図
表である。同図の左端に上から示すB1、B2、B3、
・・・、Bnは、図6(a),(b) に示した各部品の寸法欄
「L、W、T」の各行が対応している。そして、図8の
図表の上段に左から示すP1、P2、P3、・・・、P
nは、図7(a),(b),(c) に示した各ノズルのノズル番号
の各列が対応している。これらが対応する中央の枠内に
示す「○」印は、当該ノズルが当該部品の吸着に適合し
ていることを示している。また「△」印は、吸着可能で
はあるがときにより完全を期し難いことを示し、無印は
不適合であることを示している。
【0007】ユーザ(オペレータ)は、部品搭載装置の
ノズルホルダに収納すべきノズルを選択する際、部品の
名称や品番は製作会社毎に異なるからこれら名称や品番
からでは搭載すべき部品と一覧表の部品見本とを付け合
わせることができない。したがって、先ず、搭載すべき
部品の寸法を拠り所として、図8に示す一覧表から類似
の部品見本を選定し、次に、これに対応する中央の枠内
に「○」印の有る列枠を探し出し、この列枠の上に表示
されているノズルを適合ノズルと決定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように部品の種類が極めて多い上に、付け合わせるデ
ータが、目視に良く馴染む名称や品番ではなく、長さ、
幅、厚さの寸法であるために、搭載すべき部品に対応す
る部品見本を一覧表から探し出す作業は極めて面倒な作
業である。そのうえ、細分化された枠内の「○」印を介
して適合ノズルに辿り着くまでに、誤って異なる行枠や
列枠を選択しやすく、そのまま気付かずに適合ノズルを
決定して部品搭載の準備作業が進行すると、後の作業工
程に重大な齟齬を引き起こして、全体の作業効率を著し
く低下させるという問題が発生する。
【0009】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
部品毎にその吸着に適するノズルを迅速かつ適正に選択
することができる方法及び装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1記載の発
明の適合ノズル自動判別方法は、プログラムされたコン
ピュータによって吸着すべき電子部品に適合するノズル
を判別する方法であって、ノズルの名称、外径、内径及
び弾性パッドの有無のデータを入力する手順と、該入力
されたノズルの名称、外径、内径及び弾性パッドの有無
のデータを記憶するAテーブルをメモリに作成する手順
と、電子部品の名称、長さ、幅及び厚さのデータを入力
する手順と、該入力された電子部品の長さ、幅及び厚さ
のデータに基づいて該電子部品の重量を算出する手順
と、上記Aテーブルに記憶されたノズルの内径データに
基づいて該ノズルの吸引力を算出する手順と、該算出さ
れたノズルの吸引力と上記算出された電子部品の重量と
に基づいて該部品を上記ノズルにより吸着が可能か否か
を判別する手順と、該手順の判別に基づいて上記電子部
品毎にこれを吸着するに適合するノズルを複数種類のノ
ズルの中から選択する手順とを有する。
【0011】そして、例えば請求項2記載にように、上
記Aテーブルに記憶されたノズルの外径データと上記入
力された電子部品の長さ及び幅のデータに基づいて該ノ
ズルの上記部品に対する適合性を判断する手順を更に有
する。また、例えば請求項3記載のように、上記複数種
類のノズルの中から選択したノズル名称を該ノズルが適
合するとされた上記部品の入力データに対応させて記憶
するBテーブルを作成する手順を更に有する。
【0012】次に、請求項2記載の発明の適合ノズル自
動判別装置は、ノズルの名称、外径、内径及び弾性パッ
ドの有無のデータを入力する手段と、該入力されたノズ
ルの名称、外径、内径及び弾性パッドの有無データを記
憶するAテーブルをメモリに作成するA作成手段と、電
子部品の名称、長さ、幅及び厚さのデータを入力する入
力手段と、該入力された電子部品の長さ、幅及び厚さの
データに基づいて該電子部品の重量を算出する重量算出
手段と、上記Aテーブルに記憶されたノズルの内径に基
づいて該ノズルの吸引力を算出する吸引力算出手段と、
該算出されたノズルの吸引力と上記算出された電子部品
の重量とに基づいて該部品を上記ノズルにより吸着が可
能か否かを判別する判別手段と、該判別手段による判別
に基づいて上記電子部品毎にこれを吸着するに適するノ
ズルを複数種類のノズルの中から選択する選択手段とを
備えて構成される。
【0013】そして、例えば請求項6記載のように、上
記Aテーブルに記憶されたノズルの外径データと上記入
力された電子部品の長さ及び幅のデータに基づいて該ノ
ズルの上記部品に対する適合性を判断する手段を更に備
えて構成される。また、例えば請求項7記載のように、
上記複数種類のノズルの中から選択したノズル名称を該
ノズルが適合するとされた上記部品の入力データに対応
させて記憶するBテーブルを作成するB作成手段を更に
備えて構成される。
【0014】また、上記重量算出手段は、例えば請求項
5記載のように、上記電子部品の長さ、幅及び厚さのデ
ータと予め設定されている部品の比重データとを用いて
上記電子部品の重量を算出するように構成される。
【0015】請求項3記載の発明の記録媒体は、コンピ
ュータによって吸着すべき電子部品に適合するノズルを
判別するための制御プログラムを記録した媒体であっ
て、該制御プログラムは、コンピュータにノズルの名
称、外径、内径及び弾性パッドの有無のデータを入力さ
せ、該入力されたノズルの名称、外径、内径及び弾性パ
ッドの有無のデータを記憶するAテーブルを作成させ、
電子部品の名称、長さ、幅及び厚さのデータを入力さ
せ、該入力された電子部品の長さ、幅及び厚さのデータ
に基づいて該電子部品の重量を算出させ、上記Aテーブ
ルに記憶されたノズルの内径データに基づいて該ノズル
の吸引力を算出させ、該算出されたノズルの吸引力と上
記算出された電子部品の重量とに基づいて該部品を上記
ノズルにより吸着が可能か否かを判別させ、この判別に
基づいて上記電子部品毎にこれを吸着するに適合するノ
ズルを複数種類のノズルの中から選択させる適合ノズル
自動判別プログラムを記録している。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、一実施の形態に
おける適合ノズル自動判別装置の構成を示す図であり、
同図(b) は、そのシステム構成を示すブロック図であ
る。同図(a) に示すように、適合ノズル自動判別装置1
0は、例えばパーソナルコンピュータ等からなり、その
本体11には接続ケーブルを介してディスプレイ12、
キーボード13、及びポインティングデバイス(マウ
ス)14が接続されている。また、本体11には、プロ
グラムをローディングするための、又は作成データを保
管するためのフロッピーディスク(FD)15やコンパ
クトディスク(CD)16が着脱自在に装着される。
【0017】この適合ノズル自動判別装置10のシステ
ムは、同図(b) に示すように、CPU(中央演算処理装
置)20と、このCPU20にバス21を介して接続さ
れたROM(読み出し専用メモリ)22、RAM(読み
書き自在なメモリ)23、HDD(内蔵ハードディス
ク)24、I/O制御部25等により構成される。I/
O制御部25には、上述のディスプレイ12、キーボー
ド13、マウス14、FD15、CD16等が接続され
ている。
【0018】ROM22は、この適合ノズル自動判別装
置10の制御プログラムを記憶している。CPU20
は、その制御プログラムにより上記各部の動作を制御す
る。RAM23は、キーボード13から入力されるデー
タやCPU22による演算中の中間データ等を一時的に
記憶する。
【0019】HDD24は、上記キーボード13から入
力された或は外部の記録媒体(FD15、CD16)か
ら読み込まれた各種のデータ、ファイル、テーブル等を
格納しており、CPU20の制御により、それらのデー
タ、ファイル、テーブル等をRAM23に転送する。
【0020】I/O制御部25は、CPU20の制御に
より、上記接続されている各部の入出力を制御する。デ
ィスプレイ12は、CRT表示装置(LCD表示装置等
でもよい)により構成され、入力されたデータを表示し
或はCPU20が行った演算結果を表示する。
【0021】キーボード13は、数字、文字及び各種の
指令を入力するための複数の操作キーを備えており、こ
れら操作キーのステータス信号をCPU20に出力す
る。マウス14は、二次元の移動速度信号を出力して、
ディスプレイ12に表示された画面上の任意の位置を指
定する。
【0022】FD15は上記の各種データ、ファイル、
テーブル等を記録し或はそれらのデータ、ファイル、テ
ーブル等をRAM23又はHDD24に出力する。CD
16には適合ノズル自動判別プログラムが記録されてお
り、そのプログラムを随時HDD24又はRAM23に
出力する。尚、適合ノズル自動判別プログラムはFD1
5に記録しておくようにしてもよい。
【0023】CPU20は、上記の各部を制御しなが
ら、キーボード13から入力される部品の長さ、幅及び
厚さのデータに基づいて、予め入力により記憶されてい
るノズルの外径、内径及び弾性パッドの有無のデータを
参照し、必要な演算を行って、搭載すべき部品毎に、こ
れを吸着するに適するノズルを複数種類のノズルの中か
ら選択して、この選択したノズルの名称(又は品番)を
ディスプレイ12に表示する。以下、この処理動作につ
いて説明する。
【0024】図2(a),(b) 及び図3は、上記の適合ノズ
ル自動判別装置10のCPU20によって行われる処理
のフローチャートである。また、図4(a) は、上記処理
のノズルデータ作成処理で作成されるノズルマスターテ
ーブルであり、同図(b) は、メイン処理で作成される部
品マスターテーブルである。これらは、RAM23又は
HDD24の所定の領域に作成される。
【0025】先ず、図2(a) に示す処理を説明する。こ
の処理は、適合ノズルの判別に先立って、オペレータに
よるキーボード13からの入力により予め各種ノズルの
データを作成する処理である。同図(a) において、先
ず、オペレータによりキーボード13からノズルデータ
が入力される(ステップS1)。この処理では、例えば
名称「NP2」、この名称のノズルの内径データ「0.
8」、外径データ「1.7」、及び弾性パッド部材の有
無を示すデータ「無」が入力される。
【0026】上記の弾性パッド部材は、吸着対象となる
部品が、重い、吸着面が広い、表面が平滑でない等の場
合、吸着姿勢の角度補正を行うときに作業ヘッドを回転
させると慣性によって部品にずれが発生することがあ
り、このことを防止するために摩擦係数の大きな弾性部
材でパッド状に形成してノズルの先端に配設したもので
ある。
【0027】上記に続いて、その入力された各データ
を、RAM23(又はHDD24)の所定の記憶領域に
記憶する(ステップS2)。これにより、最初では、図
4(a)に示すように、ノズルマスターテーブルの上段
に、ノズルの名称「NP2」、この内径データ「0.
8」、外径データ「1.7」、及び弾性パッド部材の有
無を示すデータ「無」が記憶される。
【0028】次に、データ入力が終了か否かを判別する
(ステップS3)。この処理は、キーボード13により
所定のキーの入力操作がなされたか否か、又はマウス1
4によりディスプレイ12の表示画面上の所定のボタン
が指定入力されたか否かを判別する処理である。
【0029】そして、まだ終了でなければ(S3が
N)、ステップS1に戻って、ステップS1〜S3を繰
り返す。これにより、図4(a) の2段目、3段目、・・
・に示すように、ノズルの名称、内径データ、外径デー
タ及び弾性パッド部材の有無のデータが順次記録(記
憶)される。
【0030】そして、やがて、データ入力が終了となっ
たときは(S3がY)、この処理を終了する。これによ
り、複数種類のノズルの外径、内径及び弾性パッドの有
無のデータがRAM23(又はHDD24)の所定の記
憶領域に在る図4(a) に示すノズルマスターテーブルに
記録される。尚、このデータの記録されたノズルマスタ
ーテーブルは、FD15に保管して、後日あらためて適
合ノズル自動判別処理を行う際に、そのFD15からR
AM23(又はHDD24)に読み込むようにしてもよ
い。
【0031】続いて、図2(b) に示す処理を説明する。
同図(b) に示すフローチャートは適合ノズル判別処理の
メインフローチャートである。同図(b) において、先
ず、オペレータによりキーボード13から部品データが
入力される(ステップS11)。この処理では、例えば
CAD等により作成される回路基板の設計図に基づいて
作成された部品表を見ながら、部品の名称、並びに長さ
(L)、幅(W)、及び厚さ(T)のデータが入力され
る。例えば名称「R1608」、この名称の部品の長さ
データ「1.6」、幅データ「0.8」、及び厚さデー
タ「0.5」が入力される。尚、ここでいう長さ
(L)、幅(W)、及び厚さ(T)は、夫々部品の搭載
姿勢におけるX軸方向(基板の搬送方向)、Y軸方向
(X軸に直角な基板の幅方向)及び高さ方向(基板に垂
直な方向)の寸法である。
【0032】上記に続いて、その入力された各データ
を、RAM23(又はHDD24)の所定の記憶領域に
記憶する(ステップS12)。これにより、最初では、
図4(b) に示すように、部品マスターテーブルの上段
に、部品の名称「R1608」、この長さデータ「1.
6」、幅データ「0.8」、及び厚さデータ「0.5」
が記憶される。
【0033】そして、詳しくは後述するノズル判断処理
を行い(ステップS13)、このノズル判断処理によっ
て得られた適合ノズルの名称を、所定の表示フォーマッ
トに基づいてディスプレイ12に表示すると共に、上記
記憶した部品マスターテーブルの所定の領域(欄)に記
憶する(ステップS14)。これにより、図4(b) に示
すように、適合ノズル欄の先頭(1番領域)に、その部
品を吸着するのに適合するノズルの品番(図の例では
「NP2」)が記憶される。
【0034】続いて、データ入力が終了か否かを判別す
る(ステップS15)。この処理も、キーボード13に
より所定のキーの入力操作がなされたか否か、又はマウ
ス14によりディスプレイ12の表示画面上の所定のボ
タンが指定入力されたか否かを判別する処理である。
【0035】そして、まだ終了でなければ(S15が
N)、ステップS11に戻って、ステップS11〜S1
5を繰り返す。これにより、部品名称とその長さ
(L)、幅(W)、及び厚さ(T)のデータが、図4
(b) に示すように、上記の部品「R1608」に続いて
「R2125」、「2.0」、「1.25」、「0.
6」、「R3216」、「3.2」、「1.6」、
「0.6」、・・・と順次記憶されていく。また、これ
に応じて、それらの部品を吸着するのに適合するノズル
が1個のみであれば、部品名称「R2125」の適合ノ
ズル欄に示すように、その1番領域に、ノズルの品版が
「NP2」の如く記憶される。また、適合ノズルが2個
あるときは、部品名称「R3216」の適合ノズル欄に
示すように、その1番及び2番領域に、2個のノズルの
品番が「NP2」及び「NP7」の如く記憶されて、図
4(b) に示すような部品マスターテーブルが作成されて
いく。
【0036】一方、上記ステップS15で、データ入力
が終了であれば(S15がY)、処理を終了する。尚、
上記の適合ノズル欄に記憶されるデータは、オペレータ
が、そのノズルを直ちに識別できる情報であれば、名称
に限ることなく例えば品番等の他の識別情報であっても
よい。
【0037】続いて、図3に示すフローチャートを用い
て、上記のステップS13のノズル判断処理について更
に説明する。尚、この処理では、CPU20内蔵のカウ
ンタi、及びレジスタEが用いられる。カウンタiは、
上述した予め行われたノズルデータの入力に基づいてR
AM23(又はHDD24)内に作成されたノズルマス
ターテーブルのノズル配列の順位(図4(b) の例では上
から1番目「R1608」、2番目「R2125」、3
番目「R3216」、・・・となっている)を示すため
のものである。レジスタEには、処理によって異なる定
数がその都度格納される。また、以下の説明では、カウ
ンタiの「i」は、カウンタiの名称を表わすと共にそ
のデータ内容を表わすものとして用いている。レジスタ
Eの場合も同様である。
【0038】図3において、先ず、ノズル配列を示すカ
ウンタiの値を「1」に初期設定する(ステップS2
0)。これにより、ノズルマスターテーブルに記憶され
ているノズル配列のi番目のノズルとして、最初に先頭
のノズルi(i=1、R1608)が指定される。続い
て、このi番目のノズルの先端に弾性パッド部材が付い
ているか否かを判別する(ステップS21)。この処理
は、記憶されているノズルマスターテーブルの「ゴム付
き有無」欄のデータを参照することによって判別され
る。
【0039】そして、弾性パッド部材が付いていれば
(S21の判断が「ゴム付き」)、この場合は、弾性パ
ッド部材付きの場合に対応する定数「300」をレジス
タEに設定した後(ステップS22)、次のステップS
24の処理に進む。また、弾性パッド部材が付いていな
いときは(S21の判断が「ゴム無し」)、この場合
は、弾性パッド部材無しの場合に対応する定数「55」
をレジスタEに設定した後(ステップS23)、上記ス
テップS24に進む。そして、ステップS24で、i番
目のノズルが、部品(図2(b) のステップS11で寸法
データを入力されている部品)を吸着できるか否かを判
別する。
【0040】ここで、部品寸法に基づいてその部品を吸
着可能なノズルを判別するための演算について説明す
る。まず、部品の最大重量とノズルの吸着口内径との関
係を求めると、ノズルが弾性パッド部材無し(以下、単
にゴム無しという)の場合、このノズルの内径をID
(mm)、水銀の比重を13.6、吸着の際の真空度を
65(cmHg)、実験によって得られる部品とノズル
間の摩擦係数を0.008とすれば、このノズルの吸着
口の面積をM(cm2 )、吸着可能な部品の最大重量を
Wmx(g)として、次の二式 M=(ID/2)2 ×π/100 Wmx(g)=M×13.6×65×0.008 が成り立つ。そして、これから近似式 Wmx(g)≒ID2 ×0.055 ・・・・・・・・・・・(1) が得られる。また、ノズルが弾性パッド部材付き(以
下、単にゴム付きという)の場合は、上記各数値の中
で、部品とノズル間の摩擦係数のみが異なる。すなわ
ち、この場合に実験によって得られる摩擦係数は0.0
47である。そして、この場合も、このノズルの吸着口
の面積をM(cm2 )、吸着可能な部品の最大重量をW
mx(g)として、次の二式 M=(ID/2)2 ×π/100 Wmx(g)=M×13.6×65×0.047 が成り立つ。そして、これから上記同様に近似式Wmx
(g)≒ID2 ×0.3 ・・・・・・・・・・・・・
(2)が得られる。一方、部品の外形寸法L、W、及び
Tが判明している場合において本例では、経験的に得ら
れる部品の比重「4」を用いて部品の重量を算出してい
る。すなわち、部品の重量をW(g)、部品の比重を
「4」、部品の外形寸法をステップS11において入力
されている寸法データの長さL、幅W、及び厚さTとし
て、次式 W(g)=L×W×T×4/1000 ・・・・・・・・・(3) によって算出する。また、吸着口の内径IDのノズルと
部品との関係では、上記意の(3)式で得られる部品の
重量W(g)が、(1)式又は(2)式で得られる最大
重量Wmx(g)に等しいか又は小さくなければならな
い。さもないと、(3)式で得られた重量の部品を、
(1)式又は(2)式で得られる内径のノズルで吸着す
ることができない。すなわち、 W(g)≦Wmx(G) ・・・・・・・・・・・・・・・・(4) でなければならない。この(4)式の関係をゴム付きノ
ズルの場合にあてはめると、(3)式及び(2)式か
ら、 (L×W×T×4)/1000≦ID2 ×0.3 すなわち、 √((L×W×T×4)/300)≦ID ・・・・・・・(5) の関係が得られる。上記の「ゴム付き」の場合に対応し
てレジスタEに設定される定数「300」は、この式に
基づいている。この定数「300」は、部品の重量が判
明しているときに、その部品を吸着可能なゴム付きノズ
ルの内径を求めるための定数である。
【0041】また、(4)式の関係をゴム無しノズルの
場合にあてはめると、この場合は(3)式及び(1)式
から、 (L×W×T×4)/1000≦ID2 ×0.055 すなわち、 √((L×W×T×4)/55)≦ID ・・・・・・・・(6) の関係が得られる。上述した「ゴム無し」の場合に対応
してレジスタEに設定される定数「55」は、この式に
基づいている。すなわち、この定数「55」は、部品の
重量が判明しているときに、その部品を吸着可能なゴム
無しノズルの内径IDを求めるための定数である。上記
(5)式及び(6)式は、レジスタEの値Eを用いて、
一般的に √((L×W×T×4)/E)≦ID ・・・・・・・・・・(7) と表わすことができる。上記のステップS24では、こ
の(7)式による判別を行っている。
【0042】そして、この判別で適合であれば(S24
がY)、更に部品の吸着面とノズルiの内径IDとの関
係から適否を判別する(ステップS25)。この処理
は、上記ステップS24の判別で適合とされるノズルi
の内径IDは部品の重量のみを判断の対象としたもので
あるため、更に、吸着面の大きさを判断の対象として、
すなわち、ノズルiの内径が部品サイズ内に収まってい
るか否かを調べて適否を判別するものである。
【0043】この処理において、本例では、部品の長さ
L又は幅Wのいずれか小さい方「min(L,W)」を
更に10%小さくしたもの「min(L,W)/1.
1」と、ノズルiの内径IDを比較して、「ID≦mi
n(L,W)/1.1」であるか否かを判別する。この
ように、ノズルiの内径IDと比較する値として部品の
長さL又は幅Wのいずれか小さい方「min(L,
W)」を更に10%小さく設定したのは、部品の長さ又
は幅のいずれか小さい方とノズルの内径が丁度同じであ
る場合には、吸着部において外からノズル内へ空気が洩
れる虞があるためであり、上記のように、ノズルiの内
径IDを部品の長さ又は幅のいずれか小さい方よりも更
に10%小さい値とすることによって、空気洩れの虞を
解消することができ、このノズルiで当該部品を確実に
吸着することができる。
【0044】上記の判別でノズルiの内径が部品サイズ
内に収まっていれば(S25がY)、続いて、更に、ノ
ズルiの外径が部品サイズ内に収まっている(部品の外
形からはみ出していない)か否かを判別する(ステップ
S26)。一般に、部品搭載作業を実行するに際して、
ノズルiで部品を吸着したとき、この部品を下から撮像
して画像認識する際、ノズルiの外径が部品の外形から
はみ出していたのでは部品を正確に画像認識することが
できない。このステップS26の処理は、画像認識が正
しく行われるようにするためのものである。尚、ゴム無
しのときはノズルの先端が透明であるため、上記ステッ
プS26の判別処理を行わなくても当面の支障はない
が、ノズルiの使用が繰り返されると、先端が汚れてき
てやはり部品の認識作業に支障をきたすようになる。し
たがって、ゴム無し、ゴム付きのいずれにしても、この
ノズルiの外径と部品サイズとの比較・判別の処理を省
略することはできない。
【0045】そして、この判別でノズルiの外径が部品
サイズ内に収まっているときは(S26がY)、このノ
ズルiは当該部品に対して適合であると判断する(ステ
ップS27)。これにより、処理終了の後、図12(b)
のステップS14において、この適合ノズルiの情報が
ディスプレイ12に表示される。
【0046】上記に続いて、カウンタiを「1」インク
リメントして、ノズル配列における次の順位のノズルを
指定して(ステップS28)、次に、その指定した順位
がノズル配列の最大順位を越えていないか否かを判別す
る(ステップS29)。そして、越えていなければ(S
29がY)、上記ステップS21〜S29を再び繰り返
す。これにより、寸法入力された部品に対して全てのノ
ズルが適合か否かを判別され、適合な複数個のノズルの
情報が順次ディスプレイ12に表示される。
【0047】上記のステップS29の判別で、カウンタ
iで指定した順位がノズル配列の最大順位を越えたとき
は(S29がN)、処理を終了する。また、ステップS
26の判別で、ノズルiの外径が部品サイズからはみ出
しているときは(S26がN)、直ちにステップS28
の処理に移行する。また、ステップS25の判別で、ノ
ズルiの内径IDが部品の或る寸法よりも大きいときは
(S25がN)、この場合も直ちにステップS28の処
理に移行する。また、ステップS24の判別で、ノズル
iの内径IDが部品寸法から演算で得られた或る値より
も小さいときも(S24がN)、直ちにステップS28
の処理に移行する。
【0048】このようにして、部品の寸法データを入力
するだけで、この部品を確実に吸着できるノズルの情報
がディスプレイ12に順次表示される。尚、上記の図3
に示す処理は、部品搭載作業を実行するに際してノズル
iで吸着した部品を下からカメラで撮像して画像認識す
る場合の前処理であるが、吸着した部品の認識には前述
したようにレーザによって認識する場合もある。この場
合はレーザを照射する向きや部品の部位がカメラによる
画像認識の場合とは異なるので、ノズルの外径が部品サ
イズよりはみ出していても支障なない。したがって、ス
テップS26の判別処理は不要である。
【0049】図5は、そのような、レーザによって部品
の認識が行われる場合のノズル判別処理の動作を示すフ
ローチャートである。同図に示すステップS30〜S3
5の処理は、図3に示したステップS20〜S25の処
理と同一である。また、図5のステップS36〜S38
の処理は、図3に示したステップS27〜S29の処理
と同一である。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、電子部品のサイズデータを入力するだけで自動的
に吸着に適合するノズルを判断して表示するので、オペ
レータが部品・ノズル対応表の部品サイズと搭載部品の
サイズとを引き比べながら適合ノズルを探し出す作業が
単に搭載部品のサイズデータを入力するだけでよくな
り、したがって、適合ノズルを決定する搭載準備作業の
能率が向上する。また、搭載部品のサイズを入力するだ
けで自動的に適合ノズルが表示画面に報知されるので、
オペレータが部品・ノズル対応表を検索する必要がな
く、したがって、手作業によって発生しがちな検索ミス
を防止して全体として作業の進行を高速化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は一実施の形態における適合ノズル自動判
別装置の構成を示す図、(b) はそのシステム構成を示す
ブロック図である。
【図2】(a) は適合ノズル自動判別処理に先立って行わ
れるノズルデータ作成処理のフローチャート、(b) は適
合ノズル自動判別処理のメインフローチャートである。
【図3】メインフローチャートのノズル判断処理の詳細
を示すフローチャートである。
【図4】(a) は前処理で作成されるノズルマスターテー
ブルを示す図、(b) はメイン処理で作成される部品マス
ターテーブルを示す図である。
【図5】レーザによって部品の認識が行われる場合のノ
ズル判別処理の動作を示すフローチャートである。
【図6】(a),(b) は代表的な部品の例を示す図である。
【図7】(a),(b),(c) は代表的なノズルの例を示す図で
ある。
【図8】各種の部品とこれらの吸着に適する各種のノズ
ルを対応させて示す一覧表を模式的に示す図表である。
【符号の説明】
10 適合ノズル自動判別装置 11 本体 12 ディスプレイ 13 キーボード 14 ポインティングデバイス(マウス) 15 フロッピーディスク(FD) 16 コンパクトディスク(CD) 20 CPU(中央演算処理装置) 21 バス 22 ROM(読み出し専用メモリ) 23 RAM(読み書き自在なメモリ) 24 HDD(内蔵ハードディスク) 25 I/O制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムされたコンピュータによって
    吸着すべき電子部品に適合するノズルを判別する方法で
    あって、 ノズルの名称、外径、内径及び弾性パッドの有無のデー
    タを入力する手順と、 該入力されたノズルの名称、外径、内径及び弾性パッド
    の有無のデータを記憶するAテーブルをメモリに作成す
    る手順と、 電子部品の名称、長さ、幅及び厚さのデータを入力する
    手順と、 該入力された電子部品の長さ、幅及び厚さのデータに基
    づいて該電子部品の重量を算出する手順と、 前記Aテーブルに記憶されたノズルの内径データに基づ
    いて該ノズルの吸引力を算出する手順と、 該算出されたノズルの吸引力と前記算出された電子部品
    の重量とに基づいて該部品を前記ノズルにより吸着が可
    能か否かを判別する手順と、 該手順の判別に基づいて前記電子部品毎にこれを吸着す
    るに適合するノズルを複数種類のノズルの中から選択す
    る手順と、 を有することを特徴とする適合ノズル自動判別方法。
  2. 【請求項2】 前記Aテーブルに記憶されたノズルの外
    径データと前記入力された電子部品の長さ及び幅のデー
    タに基づいて該ノズルの前記部品に対する適合性を判断
    する手順を更に有することを特徴とする請求項1記載の
    適合ノズル自動判別方法。
  3. 【請求項3】 前記複数種類のノズルの中から選択した
    ノズル名称を該ノズルが適合するとされた前記部品の入
    力データに対応させて記憶するBテーブルを作成する手
    順を更に有することを特徴とする請求項1又は2記載の
    適合ノズル自動判別方法。
  4. 【請求項4】 ノズルの名称、外径、内径及び弾性パッ
    ドの有無のデータを入力する手段と、 該入力されたノズルの名称、外径、内径及び弾性パッド
    の有無データを記憶するAテーブルをメモリに作成する
    A作成手段と、 電子部品の名称、長さ、幅及び厚さのデータを入力する
    入力手段と、 該入力された電子部品の長さ、幅及び厚さのデータに基
    づいて該電子部品の重量を算出する重量算出手段と、 前記Aテーブルに記憶されたノズルの内径に基づいて該
    ノズルの吸引力を算出する吸引力算出手段と、 該算出されたノズルの吸引力と前記算出された電子部品
    の重量とに基づいて該部品を前記ノズルにより吸着が可
    能か否かを判別する判別手段と、 該判別手段による判別に基づいて前記電子部品毎にこれ
    を吸着するに適するノズルを複数種類のノズルの中から
    選択する選択手段と、 を備えたことを特徴とする適合ノズル自動判別装置。
  5. 【請求項5】 前記重量算出手段は、前記電子部品の長
    さ、幅及び厚さのデータと予め設定されている部品の比
    重データとを用いて前記電子部品の重量を算出すること
    を特徴とする請求項4記載の適合ノズル自動判別装置。
  6. 【請求項6】 前記Aテーブルに記憶されたノズルの外
    径データと前記入力された電子部品の長さ及び幅のデー
    タに基づいて該ノズルの前記部品に対する適合性を判断
    する手段を更に備えたことを特徴とする請求項4又は5
    記載の適合ノズル自動判別装置。
  7. 【請求項7】 前記複数種類のノズルの中から選択した
    ノズル名称を該ノズルが適合するとされた前記部品の入
    力データに対応させて記憶するBテーブルを作成するB
    作成手段を更に備えたことを特徴とする請求項4、5又
    は6記載の適合ノズル自動判別装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータによって吸着すべき電子部
    品に適合するノズルを判別するための制御プログラムを
    記録した媒体であって、 該制御プログラムは、コンピュータにノズルの名称、外
    径、内径及び弾性パッドの有無のデータを入力させ、該
    入力されたノズルの名称、外径、内径及び弾性パッドの
    有無のデータを記憶するAテーブルを作成させ、電子部
    品の名称、長さ、幅及び厚さのデータを入力させ、該入
    力された電子部品の長さ、幅及び厚さのデータに基づい
    て該電子部品の重量を算出させ、前記Aテーブルに記憶
    されたノズルの内径データに基づいて該ノズルの吸引力
    を算出させ、該算出されたノズルの吸引力と前記算出さ
    れた電子部品の重量とに基づいて該部品を前記ノズルに
    より吸着が可能か否かを判別させ、この判別に基づいて
    前記電子部品毎にこれを吸着するに適合するノズルを複
    数種類のノズルの中から選択させることを特徴とする適
    合ノズル自動判別プログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008205318A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 吸着ノズルの照合方法
JP2009130058A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Juki Corp 部品実装方法及び装置
KR20170068735A (ko) * 2015-12-10 2017-06-20 한화테크윈 주식회사 최적 노즐 및 스피드 선정 장치
JP2018129410A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 株式会社Fuji 部品データ及び生産プログラム並びに部品実装機
WO2023058169A1 (ja) * 2021-10-06 2023-04-13 ヤマハ発動機株式会社 部品実装装置

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