JPH10327961A - 家具類揺動防止金具 - Google Patents
家具類揺動防止金具Info
- Publication number
- JPH10327961A JPH10327961A JP15927197A JP15927197A JPH10327961A JP H10327961 A JPH10327961 A JP H10327961A JP 15927197 A JP15927197 A JP 15927197A JP 15927197 A JP15927197 A JP 15927197A JP H10327961 A JPH10327961 A JP H10327961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furniture
- floor
- fixed
- fixing
- metal fittings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Landscapes
- Legs For Furniture In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】地震等の振動による冷蔵庫，テ−ブル等の大型
家具類の揺動，転倒を確実に防止し、それによる不慮の
人身事故の発生を未然に防止する。 【解決手段】床面固定板とこれに接続し且つ家具類の下
面に配設された脚部取り付け管に接続する脚部兼用接続
金具とからなる下面固定金具を介して家具類の下面を定
着する、又はこの下面固定金具と家具類の天板等の上面
に取り付け壁面に固定する上面固定金具とを用いて家具
類の上面と下面の双方を定着する。
家具類の揺動，転倒を確実に防止し、それによる不慮の
人身事故の発生を未然に防止する。 【解決手段】床面固定板とこれに接続し且つ家具類の下
面に配設された脚部取り付け管に接続する脚部兼用接続
金具とからなる下面固定金具を介して家具類の下面を定
着する、又はこの下面固定金具と家具類の天板等の上面
に取り付け壁面に固定する上面固定金具とを用いて家具
類の上面と下面の双方を定着する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具類の下面に又
は下面と上面とに取り付けて地震等により家具類が揺
動，転倒するのを確実に防止し、且つそれによる不都合
な人身事故の発生を未然に防止するために用いる家具類
揺動防止金具に関する。
は下面と上面とに取り付けて地震等により家具類が揺
動，転倒するのを確実に防止し、且つそれによる不都合
な人身事故の発生を未然に防止するために用いる家具類
揺動防止金具に関する。
【０００２】
【従来の技術】マグニチュ−ド５以上等の強い地震等に
よる振動が発生すると、大型冷蔵庫，レストランや喫茶
店や会議室のテ−ブル，ロッカ−，金庫，箪笥等の相当
に重量がある大型家具類でも揺動したり、室内の床面を
滑動したり、転倒して家具類等が破損されるのみなら
ず、周囲の人がそれに当接して負傷したり場合によって
は圧死する等の不都合な事態が発生する。従来におい
て，斯かる家具類の揺動を防止するために配慮された適
切な金具はなく、せいぜい適当な筋交いや接続棒やロ−
プ等を用いて家具類を壁面等に繋ぐことによりその防止
を図る措置が取られていたに過ぎなかった。しかしこの
場合には、壁面等に対する接続固定に完全性を期するこ
とはできずその実効性に乏しいとともに、見映えが悪く
外観体裁を著しく損ねるものであった。
よる振動が発生すると、大型冷蔵庫，レストランや喫茶
店や会議室のテ−ブル，ロッカ−，金庫，箪笥等の相当
に重量がある大型家具類でも揺動したり、室内の床面を
滑動したり、転倒して家具類等が破損されるのみなら
ず、周囲の人がそれに当接して負傷したり場合によって
は圧死する等の不都合な事態が発生する。従来におい
て，斯かる家具類の揺動を防止するために配慮された適
切な金具はなく、せいぜい適当な筋交いや接続棒やロ−
プ等を用いて家具類を壁面等に繋ぐことによりその防止
を図る措置が取られていたに過ぎなかった。しかしこの
場合には、壁面等に対する接続固定に完全性を期するこ
とはできずその実効性に乏しいとともに、見映えが悪く
外観体裁を著しく損ねるものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は斯かる実状に
鑑み充分な研究の結果なされたもので、上記従来技術の
有する諸難点を解消し、簡潔な構造で家具類の揺動や転
倒を確実に防止し、それによる不慮の人身事故の発生を
未然に防止し得るとともに、極めて見映えも良く外観体
裁が良好で使用上好適である家具類の揺動防止金具を提
供することを目的とする。
鑑み充分な研究の結果なされたもので、上記従来技術の
有する諸難点を解消し、簡潔な構造で家具類の揺動や転
倒を確実に防止し、それによる不慮の人身事故の発生を
未然に防止し得るとともに、極めて見映えも良く外観体
裁が良好で使用上好適である家具類の揺動防止金具を提
供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、先ず第１に、床面に固定する床面固定板
と，これに接続固定するとともに家具類の下面四隅に配
設された脚部取り付け金具に接続固定する脚部兼用接続
金具とからなる下面固定金具を具備し、これを介して家
具類の下面を床面に定着せしめるようになしたものであ
る。 第２に、特に冷蔵庫やロッカ−，金庫等の重量物
においては、前記の床面固定板と脚部兼用接続金具とか
らなる下面固定金具の他に、それらの家具類の天板等の
上面に取り付けて壁面に固定する上面固定金具とを具備
し、この両固定金具を介して家具類の上面と下面の双方
を定着せしめるようになしたものである。
に本発明は、先ず第１に、床面に固定する床面固定板
と，これに接続固定するとともに家具類の下面四隅に配
設された脚部取り付け金具に接続固定する脚部兼用接続
金具とからなる下面固定金具を具備し、これを介して家
具類の下面を床面に定着せしめるようになしたものであ
る。 第２に、特に冷蔵庫やロッカ−，金庫等の重量物
においては、前記の床面固定板と脚部兼用接続金具とか
らなる下面固定金具の他に、それらの家具類の天板等の
上面に取り付けて壁面に固定する上面固定金具とを具備
し、この両固定金具を介して家具類の上面と下面の双方
を定着せしめるようになしたものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】別紙図面の図１乃至図５を参照し
て、本発明の実施の形態の一例について説明する。
て、本発明の実施の形態の一例について説明する。
【０００６】図１は、本発明に係る前記の固定金具を家
具類としての冷蔵庫の下面と上面に実施した場合であ
る。 Ｋは家具類としての冷蔵庫で、その下面四隅に
は，下面固定金具Ａが、上面には，上面固定金具Ｂが取
り付け配設されており、冷蔵庫Ｋはこれらの固定金具
Ａ，Ｂを介して床面Ｌと壁面Ｈとに接続固定（定着）さ
れている。
具類としての冷蔵庫の下面と上面に実施した場合であ
る。 Ｋは家具類としての冷蔵庫で、その下面四隅に
は，下面固定金具Ａが、上面には，上面固定金具Ｂが取
り付け配設されており、冷蔵庫Ｋはこれらの固定金具
Ａ，Ｂを介して床面Ｌと壁面Ｈとに接続固定（定着）さ
れている。
【０００７】前記下面固定金具Ａは、床面Ｌにネジ止め
固定されるド−ナツ形円板状の床面固定板１と，この床
面固定板１及び冷蔵庫Ｋの下面四隅に配設された脚部取
り付け金具８とに接続固定される脚部兼用接続金具３と
からなっている。床面固定板１にはネジ挿入孔２が形成
されており、このネジ挿入孔２を介して床面固定板１は
床面Ｌにネジ止め固定される。また床面固定板１には、
ド−ナツ形円板状の内周面に、脚部兼用接続金具３の後
記一部を嵌合する雌ネジ部が形成されている。脚部兼用
接続金具３は、一側端面を閉塞した円筒形状の筒体４と
この筒体４の閉塞端面に遊嵌する接続ネジ棒５とを具備
している。 筒体４の外周面には、雄ネジ部が形成され
ており、この雄ネジ部を前記床面固定板１のド−ナツ形
円板状の内周面に形成した雌ネジ部に嵌合することによ
り、筒体４と床面固定板１とが接続固定される。 筒体
４の閉塞端面中央部に挿通孔６が形成されており、この
挿通孔６に前記接続ネジ棒５がそのストッパ−用の頭部
を筒体４の内面側にして遊嵌される。また筒体４の外面
側に突出された接続ネジ棒５の基端部外面には、接続ネ
ジ棒５の筒体４の内面側への脱落防止用ストッパ−７が
ネジ止めされる。そして，その接続ネジ棒５の先端部側
は、冷蔵庫Ｋの下面四隅に取り付け配設されているキャ
スタ−等の脚部取り付け金具８の管体内周面に刻設され
た雌ネジ部に嵌合されて接続固定される。従って，冷蔵
庫Ｋの下面の床面Ｌへの定着は、冷蔵庫Ｋの下面に配設
された脚部取り付け金具８へ接続ネジ棒５をネジ込み嵌
合して接続固定し、この接続ネジ棒５を遊嵌した筒体４
を床面Ｌにネジ止めした床面固定板１のド−ナツ形の内
周面側にネジ込み嵌合させることによって行う。円筒形
状の筒体４は、その外観形状によりキャスタ−等の代わ
りに冷蔵庫Ｋの脚部としての機能を兼用することとな
る。
固定されるド−ナツ形円板状の床面固定板１と，この床
面固定板１及び冷蔵庫Ｋの下面四隅に配設された脚部取
り付け金具８とに接続固定される脚部兼用接続金具３と
からなっている。床面固定板１にはネジ挿入孔２が形成
されており、このネジ挿入孔２を介して床面固定板１は
床面Ｌにネジ止め固定される。また床面固定板１には、
ド−ナツ形円板状の内周面に、脚部兼用接続金具３の後
記一部を嵌合する雌ネジ部が形成されている。脚部兼用
接続金具３は、一側端面を閉塞した円筒形状の筒体４と
この筒体４の閉塞端面に遊嵌する接続ネジ棒５とを具備
している。 筒体４の外周面には、雄ネジ部が形成され
ており、この雄ネジ部を前記床面固定板１のド−ナツ形
円板状の内周面に形成した雌ネジ部に嵌合することによ
り、筒体４と床面固定板１とが接続固定される。 筒体
４の閉塞端面中央部に挿通孔６が形成されており、この
挿通孔６に前記接続ネジ棒５がそのストッパ−用の頭部
を筒体４の内面側にして遊嵌される。また筒体４の外面
側に突出された接続ネジ棒５の基端部外面には、接続ネ
ジ棒５の筒体４の内面側への脱落防止用ストッパ−７が
ネジ止めされる。そして，その接続ネジ棒５の先端部側
は、冷蔵庫Ｋの下面四隅に取り付け配設されているキャ
スタ−等の脚部取り付け金具８の管体内周面に刻設され
た雌ネジ部に嵌合されて接続固定される。従って，冷蔵
庫Ｋの下面の床面Ｌへの定着は、冷蔵庫Ｋの下面に配設
された脚部取り付け金具８へ接続ネジ棒５をネジ込み嵌
合して接続固定し、この接続ネジ棒５を遊嵌した筒体４
を床面Ｌにネジ止めした床面固定板１のド−ナツ形の内
周面側にネジ込み嵌合させることによって行う。円筒形
状の筒体４は、その外観形状によりキャスタ−等の代わ
りに冷蔵庫Ｋの脚部としての機能を兼用することとな
る。
【０００８】前記上面固定金具Ｂは、平板状の板体の一
側端部を適宜長さ直角に屈曲せしめたＬ形板体形状の上
面固定板９からなるものである。この上面固定金具Ｂを
用いて冷蔵庫Ｋの上面の定着を図る場合には、上面固定
板９の平板状部を冷蔵庫Ｋの天板に接着等により固定
し、上面固定板９のＬ形状に屈曲するフランジ部を壁面
Ｈにネジ止めして行う。 実際には定着効果を確実にし
外観体裁を良好になすために、図１に示す如く、上面固
定板９のＬ形フランジ部と壁面Ｈとの間に当て板１０を
介在させてネジ止めし、その接合部外面に，一側端部が
鉤形に屈曲する飾り板１１を嵌着するようになす。
側端部を適宜長さ直角に屈曲せしめたＬ形板体形状の上
面固定板９からなるものである。この上面固定金具Ｂを
用いて冷蔵庫Ｋの上面の定着を図る場合には、上面固定
板９の平板状部を冷蔵庫Ｋの天板に接着等により固定
し、上面固定板９のＬ形状に屈曲するフランジ部を壁面
Ｈにネジ止めして行う。 実際には定着効果を確実にし
外観体裁を良好になすために、図１に示す如く、上面固
定板９のＬ形フランジ部と壁面Ｈとの間に当て板１０を
介在させてネジ止めし、その接合部外面に，一側端部が
鉤形に屈曲する飾り板１１を嵌着するようになす。
【０００９】図２の状態から脚部兼用接続金具３を床面
固定板１より取り外して冷蔵庫Ｋを都合により他の場所
に移動させた場合には、床面Ｌに残された外観体裁を良
好になすために、図３に示す要領で後処理を施す。 こ
の場合には、床面Ｌにド−ナツ形円板形状の床面固定板
１が残され、それにより床面Ｌ上に凹凸の段差ができて
外観体裁上及び使用上やや具合が悪い。 そこで図３の
如く、床面固定板１のド−ナツ形円板状の内周面に円板
状の飾り板１２をネジ込み嵌合させてその凹部を閉塞
し、床面固定板１の上面を平滑になしてその不都合を解
消する。
固定板１より取り外して冷蔵庫Ｋを都合により他の場所
に移動させた場合には、床面Ｌに残された外観体裁を良
好になすために、図３に示す要領で後処理を施す。 こ
の場合には、床面Ｌにド−ナツ形円板形状の床面固定板
１が残され、それにより床面Ｌ上に凹凸の段差ができて
外観体裁上及び使用上やや具合が悪い。 そこで図３の
如く、床面固定板１のド−ナツ形円板状の内周面に円板
状の飾り板１２をネジ込み嵌合させてその凹部を閉塞
し、床面固定板１の上面を平滑になしてその不都合を解
消する。
【００１０】図４，図５は、他の実施の形態を示すもの
で、上記の場合より小型の冷蔵庫ｋに実施する場合であ
り、揺動防止金具の寸法も小型となっている。この場合
も上記と同様に、下面固定金具ａと上面固定金具ｂを用
いて、冷蔵庫ｋの床面Ｌと壁面Ｈへの定着を図る。
で、上記の場合より小型の冷蔵庫ｋに実施する場合であ
り、揺動防止金具の寸法も小型となっている。この場合
も上記と同様に、下面固定金具ａと上面固定金具ｂを用
いて、冷蔵庫ｋの床面Ｌと壁面Ｈへの定着を図る。
【００１１】下面固定金具ａは、次に示す床面固定板２
１と脚部兼用接続金具２３とからなっている。２１はネ
ジ挿入孔２２を有する円板状の床面固定板で、前記の場
合と同様に床面Ｌにネジ止め固定される。床面固定板２
１の外周面には、後記脚部兼用接続金具２３の一部をネ
ジ込み嵌合させる雄ネジ部が形成されている。脚部兼用
接続金具２３は、一側端面を閉塞面となした円筒形状の
筒体２４と，この筒体２４の閉塞端面に遊嵌された接続
ネジ棒２５とを具備している。 筒体２４の内周面には
雌ネジ部が形成されており、これを前記床面固定板１外
周面の雄ネジ部にネジ込み嵌合させることにより、床面
固定板２１と筒体２４とが接続固定される。 筒体２４
の閉塞端面中央部に挿通孔２６が形成されており、この
挿通孔２６に前記接続ネジ棒２５がそのストッパ−用の
頭部を筒体２４の内面側にして遊嵌される。 また筒体
２４の外面側に突出された接続ネジ棒２５の基端部外面
には、接続ネジ棒２５の筒体２４の内面側への脱落防止
用ストッパ−２７がネジ止めされる。 そして，その接
続ネジ棒２５の先端部側は、冷蔵庫ｋの下面四隅に取り
付け配設されているキャスタ−等の脚部取り付け金具２
８の管体内周面に刻設された雌ネジに嵌合されて接続固
定される。従って，冷蔵庫ｋの下面の床面Ｌへの定着
は、冷蔵庫ｋの下面に配設された脚部取り付け金具２８
へ接続ネジ棒２５ネジ込み嵌合して接続固定し、この接
続ネジ棒２５を遊嵌した筒体２４を床面Ｌにネジ止めし
た床面固定板２１の外周面にネジ込み嵌合させることに
よって行う。 円筒形状の筒体２４は、その外観形状に
よりキャスタ−等の代わりに冷蔵庫ｋの脚部としての機
能も兼用する。
１と脚部兼用接続金具２３とからなっている。２１はネ
ジ挿入孔２２を有する円板状の床面固定板で、前記の場
合と同様に床面Ｌにネジ止め固定される。床面固定板２
１の外周面には、後記脚部兼用接続金具２３の一部をネ
ジ込み嵌合させる雄ネジ部が形成されている。脚部兼用
接続金具２３は、一側端面を閉塞面となした円筒形状の
筒体２４と，この筒体２４の閉塞端面に遊嵌された接続
ネジ棒２５とを具備している。 筒体２４の内周面には
雌ネジ部が形成されており、これを前記床面固定板１外
周面の雄ネジ部にネジ込み嵌合させることにより、床面
固定板２１と筒体２４とが接続固定される。 筒体２４
の閉塞端面中央部に挿通孔２６が形成されており、この
挿通孔２６に前記接続ネジ棒２５がそのストッパ−用の
頭部を筒体２４の内面側にして遊嵌される。 また筒体
２４の外面側に突出された接続ネジ棒２５の基端部外面
には、接続ネジ棒２５の筒体２４の内面側への脱落防止
用ストッパ−２７がネジ止めされる。 そして，その接
続ネジ棒２５の先端部側は、冷蔵庫ｋの下面四隅に取り
付け配設されているキャスタ−等の脚部取り付け金具２
８の管体内周面に刻設された雌ネジに嵌合されて接続固
定される。従って，冷蔵庫ｋの下面の床面Ｌへの定着
は、冷蔵庫ｋの下面に配設された脚部取り付け金具２８
へ接続ネジ棒２５ネジ込み嵌合して接続固定し、この接
続ネジ棒２５を遊嵌した筒体２４を床面Ｌにネジ止めし
た床面固定板２１の外周面にネジ込み嵌合させることに
よって行う。 円筒形状の筒体２４は、その外観形状に
よりキャスタ−等の代わりに冷蔵庫ｋの脚部としての機
能も兼用する。
【００１２】上面固定金具ｂは、図示していないが、上
記の上面固定金具Ｂと同様のＬ形屈曲フランジ部を有す
る上面固定板からなるもので、これを冷蔵庫ｋの天板に
接着等により固定し、そのフランジ部を壁面Ｈにネジ止
めすることにより冷蔵庫ｋの上面の定着を行う。 その
際，上記と同様に、当て板１０と飾り板１１に相当する
部材を用い外観体裁を良好になす。
記の上面固定金具Ｂと同様のＬ形屈曲フランジ部を有す
る上面固定板からなるもので、これを冷蔵庫ｋの天板に
接着等により固定し、そのフランジ部を壁面Ｈにネジ止
めすることにより冷蔵庫ｋの上面の定着を行う。 その
際，上記と同様に、当て板１０と飾り板１１に相当する
部材を用い外観体裁を良好になす。
【００１３】図５は、図４の状態で床面固定板２１から
脚部兼用接続金具２３を外し冷蔵庫ｋを別の場所に移動
させた場合の床面Ｌにおける外観体裁を良好になすため
の後処理措置を示すものである。 この場合には、床面
Ｌに円板状の床面固定板２１がネジ止め固定されている
ので、その外周面にリング状の飾り板３２を嵌合させ
る。飾り板３２は外周面が上部より下部に向かって外側
になだらかに傾斜しているので、これにより床面固定板
２１が床上に突出している状態が緩和され、外観体裁が
良好である。
脚部兼用接続金具２３を外し冷蔵庫ｋを別の場所に移動
させた場合の床面Ｌにおける外観体裁を良好になすため
の後処理措置を示すものである。 この場合には、床面
Ｌに円板状の床面固定板２１がネジ止め固定されている
ので、その外周面にリング状の飾り板３２を嵌合させ
る。飾り板３２は外周面が上部より下部に向かって外側
になだらかに傾斜しているので、これにより床面固定板
２１が床上に突出している状態が緩和され、外観体裁が
良好である。
【００１４】上記の実施形態においては、本発明に係る
揺動防止金具を冷蔵庫に実施する場合を示したが、これ
に限らず、テ−ブル，ロッカ−，金庫，箪笥等の家具類
に実施することができる。
揺動防止金具を冷蔵庫に実施する場合を示したが、これ
に限らず、テ−ブル，ロッカ−，金庫，箪笥等の家具類
に実施することができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は上記の構成となしたので、上述
の従来技術の有する諸難点を解消し、次の特有の効果を
奏する。即ち，冷蔵庫等の家具類は、床面に固定する床
面固定板と，これに接続固定するとともに家具類の下面
四隅に配設された脚部取り付け金具に接続固定する脚部
兼用接続金具とからなる下面固定金具により床面に定着
される、又はこの下面固定金具と家具類の上面に取り付
け壁面に固定する上面固定金具とにより床面と壁面に確
実に定着されるので、地震等の振動により家具類が揺動
したり転倒することがなく、揺動，転倒，滑動する家具
類に接触して不慮の人身事故が発生するなどということ
を未然に防止することができる。また，家具類を定着す
る下面固定金具と上面固定金具は外観形状を充分に配慮
しているので、そのまま脚部を兼用する等外観体裁を損
なうことがなく、使用上好適である。更に，家具類に配
設されているキャスタ−等の脚部取り付け金具をそのま
ま利用して家具類の定着を図ることができ、その接続・
組み立ても手軽に行うことができ、且つ全体構造が簡潔
で簡易に製造でき，コストも低廉に求め得られる。な
お，上記の実施形態で示したように、床面に固定した床
面固定板のみを残して家具類を移動させた場合に、床面
固定板に飾り板を嵌合させる又上面固定板と壁面との接
続部の外面に飾り板を嵌合させるようにすると一層外観
体裁を良好になすことができる。
の従来技術の有する諸難点を解消し、次の特有の効果を
奏する。即ち，冷蔵庫等の家具類は、床面に固定する床
面固定板と，これに接続固定するとともに家具類の下面
四隅に配設された脚部取り付け金具に接続固定する脚部
兼用接続金具とからなる下面固定金具により床面に定着
される、又はこの下面固定金具と家具類の上面に取り付
け壁面に固定する上面固定金具とにより床面と壁面に確
実に定着されるので、地震等の振動により家具類が揺動
したり転倒することがなく、揺動，転倒，滑動する家具
類に接触して不慮の人身事故が発生するなどということ
を未然に防止することができる。また，家具類を定着す
る下面固定金具と上面固定金具は外観形状を充分に配慮
しているので、そのまま脚部を兼用する等外観体裁を損
なうことがなく、使用上好適である。更に，家具類に配
設されているキャスタ−等の脚部取り付け金具をそのま
ま利用して家具類の定着を図ることができ、その接続・
組み立ても手軽に行うことができ、且つ全体構造が簡潔
で簡易に製造でき，コストも低廉に求め得られる。な
お，上記の実施形態で示したように、床面に固定した床
面固定板のみを残して家具類を移動させた場合に、床面
固定板に飾り板を嵌合させる又上面固定板と壁面との接
続部の外面に飾り板を嵌合させるようにすると一層外観
体裁を良好になすことができる。
【図１】本発明の使用方法の一例を示す正面図。
【図２】下面固定金具の構造を示す縦断面図。
【図３】家具類移動後の下面固定金具の後処理を示し、
（ａ）は平面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ断面図。
（ａ）は平面図、（ｂ）はそのＡ−Ａ断面図。
【図４】下面固定金具の他の例を示す縦断面図。
【図５】家具類移動後の下面固定金具の後処理の他の例
を示し、（ａ）は平面図、（ｂ）はそのＢ−Ｂ断面図。
を示し、（ａ）は平面図、（ｂ）はそのＢ−Ｂ断面図。
Ｋ 家具類としての大型冷蔵庫 ｋ 家具類としての小型冷蔵庫 Ａ 下面固定金具 ａ 下面固定金具 Ｂ 上面固定金具 ｂ 上面固定金具 Ｌ 床面 Ｈ 壁面 １ 床面固定板 ２ ネジ挿入孔 ３ 脚部兼用接続金具 ４ 筒体 ５ 接続ネジ棒 ６ 挿通孔 ７ ストッパ− ８ 脚部取り付け金具 ９ 上面固定板 １０ 当て板 １１ 飾り板 ２１ 床面固定板 ２２ ネジ挿入孔 ２３ 脚部兼用接続金具 ２４ 筒体 ２５ 接続ネジ棒 ２６ 挿通孔 ２７ ストッパ− ２８ 脚部取り付け金具 ３２ 飾り板
Claims (2)
- 【請求項１】床面に固定する床面固定板と，これに接続
固定するとともに家具類の下面四隅に配設された脚部取
り付け金具に接続固定する脚部兼用接続金具とからなる
下面固定金具を具備し、これを介して家具類の下面を床
面に定着せしめることを特徴とする家具類揺動防止金
具。 - 【請求項２】床面に固定する床面固定板と，これに接続
固定し且つ家具類の下面四隅に配設された脚部取り付け
金具に接続固定する脚部兼用接続金具とを有する下面固
定金具と、家具類の天板等の上面に取り付け壁面に固定
する上面固定金具とを具備してなり、これらの金具を介
して家具類の上面と下面とを定着せしめることを特徴と
する家具類揺動防止金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15927197A JPH10327961A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 家具類揺動防止金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15927197A JPH10327961A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 家具類揺動防止金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10327961A true JPH10327961A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15690138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15927197A Ceased JPH10327961A (ja) | 1997-06-03 | 1997-06-03 | 家具類揺動防止金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10327961A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004111366A1 (ja) * | 2003-06-12 | 2004-12-23 | Lintec Co., Ltd. | 筺体の転倒防止用固定具 |
| JP2007139256A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
| KR101062062B1 (ko) * | 2004-04-09 | 2011-09-02 | 엘지전자 주식회사 | 빌트인 타입 냉장고 및 그의 고정방법 |
-
1997
- 1997-06-03 JP JP15927197A patent/JPH10327961A/ja not_active Ceased
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004111366A1 (ja) * | 2003-06-12 | 2004-12-23 | Lintec Co., Ltd. | 筺体の転倒防止用固定具 |
| KR101062062B1 (ko) * | 2004-04-09 | 2011-09-02 | 엘지전자 주식회사 | 빌트인 타입 냉장고 및 그의 고정방법 |
| JP2007139256A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 冷蔵庫 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10327961A (ja) | 家具類揺動防止金具 | |
| JPH0450825Y2 (ja) | ||
| JPH041385U (ja) | ||
| JPH09108054A (ja) | 什器の横移動防止具 | |
| JPH10234502A (ja) | 什 器 | |
| JPH09154681A (ja) | 展示ケース | |
| JPH0389837U (ja) | ||
| JP3101009U (ja) | 脚固定式テーブル | |
| JPS6081393U (ja) | 家具等に装備する支持台等の取付支持装置 | |
| JPS62100049U (ja) | ||
| JPS5826573Y2 (ja) | 組立式机における袖装置 | |
| JPH0458122U (ja) | ||
| JPS59134431U (ja) | ハンガ−付き収納家具 | |
| JPH0473603U (ja) | ||
| JPS6041725U (ja) | 壁掛け式オ−ブン調理器 | |
| JPH0360542U (ja) | ||
| JPH01146691U (ja) | ||
| CN109011635A (zh) | 一种捉迷藏组合装置 | |
| JPH04133746U (ja) | 空間有効利用家具 | |
| JPH0316429U (ja) | ||
| JPH01177686U (ja) | ||
| JPS63146531U (ja) | ||
| JPS63153578U (ja) | ||
| JPH08332124A (ja) | 収納家具 | |
| JPS6297485U (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20040309 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20040727 |