JPH10327511A - 配電盤装置 - Google Patents

配電盤装置

Info

Publication number
JPH10327511A
JPH10327511A JP13382297A JP13382297A JPH10327511A JP H10327511 A JPH10327511 A JP H10327511A JP 13382297 A JP13382297 A JP 13382297A JP 13382297 A JP13382297 A JP 13382297A JP H10327511 A JPH10327511 A JP H10327511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grounding
state
clip
circuit breaker
mega
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13382297A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Ariga
覚 有賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13382297A priority Critical patent/JPH10327511A/ja
Publication of JPH10327511A publication Critical patent/JPH10327511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は信頼性の高い配電盤装置を提供する
ことを課題としている。 【解決手段】 本発明の配電盤装置は、回転操作されて
接地断路状態においては接地用板11から断路されメガ
リング状態或いは接地投入状態のいずれかにおいてのみ
接続される接地クリップ10と、接地クリップ10と同
軸に結合されて回動し接地断路状態またはメガリング状
態においては接地用補助板18から断路され接地投入状
態においてのみ接続される接地補助クリップ20と、配
電盤の前面部に取り付けられてメガリングに使用される
接地端子12とを備えたことを特徴としている。 【効果】 本発明により配電盤装置の操作安全性を向上
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータを運転する
ための配電盤装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータのメガリング(絶縁耐圧試
験)は、モータの絶縁状況を確認し、モータが使用でき
るか否かを判定する上で重要な作業である。ところが、
メガリングを実施しようとしても、モータの端子箱内の
接続部は絶縁テープやチューブで被覆されており、作業
は実質的に不可能なことが多々ある。
【0003】そこで、配電盤の送り出し回路の2次側で
測定することが考えられ、次のような方法がとられてき
た。
【0004】(1)配電盤の背面扉を開けて背面にもぐ
り込み、遮断器の背面の端子部でメガリング作業を実施
する。または、配電盤の正面扉を開け、遮断器を引き出
し、配電盤にもぐり込み、2次端子部2でメガリング作
業を実施する。
【0005】(2)1次側(電源側)を接続せず、2次
側(モータ側)のみを接続し、その端子を正面に出した
ダミーの遮断器を挿入し、メガリング作業を実施する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
(1)の方法では、配電盤の中は狭く作業性が悪いの
と、電源が生きている場合は危険であるという問題があ
る。また(2)の方式では、安全性は抜群であるが測定
の度にダミーと入れ替えなければならず作業性の点で問
題がある。
【0007】そこで、本発明はこれらを考慮し、作業性
が良く、しかも安全性の高く迅速にメガリングが可能な
配電盤装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項目1に記載した配
電盤装置は、接地装置の接地側を盤の正面まで配線し、
接地線を接地極から外す機構を備えたものであり、接地
装置のリンク機構でメガリング位置を設け、メガリング
位置では接地しないようにしたことを特徴としている。
即ち、接地装置を操作する場合には、遮断器は必ず引き
出し状態になっており、安全にメガリング作業すること
ができ、また接地線を接地極から外さないでメガリング
作業ができるという作用がある。
【0009】請求項目2に記載した配電盤装置は、遮断
器の引き出し機構と接地装置が連動したもので、遮断器
の引き出し途中にメガリング位置を備えたことを特徴と
している。それで、遮断器をメガリング位置にするだけ
でメガリング作業ができるという効果を得ることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の配電盤装置の実施の
形態を説明する。図1は遮断器5と引出し装置4の側面
図を示しており、遮断器5と引出し装置4は配電盤の主
回路ユニット5Cに挿入された状態であり、遮断器5の
主回路端子5Aは母線5Bに投入され回路的に接続され
た状態、即ち、遮断器5が接続位置7にあることを示し
ている。
【0011】また、接地操作用ハンドル9は接地断路
(解放)位置15にあり、接地クリップ10は接地用板
11から断路(解放)された状態におかれている。そし
て、遮断器5と引出し装置4が配電盤の主回路ユニット
5Cに挿入された状態において接地操作用ハンドル9を
接地断路位置15から押し下げて接地投入位置17に移
動させようとしても、接地操作用ハンドル9の押し下げ
操作によって左右に移動する操作ロッド9Aを連結する
連結装置9Bが、引出し装置4に取り付けられたスタッ
ド6に邪魔されて停止させられ、操作できないようにな
っている。
【0012】即ち、主回路が投入された状態では接地で
きないように機械的にインターロックが取られ、主回路
が引き外されている状態、遮断器が引き出し位置8にあ
る場合にのみ接地できるようにされている。
【0013】図2は配電盤の裏面図であり、接地クリッ
プ10が接地用板11から断路された状態を示してい
る。接地クリップ10はU相、V相、およびW相の3極
分だけでなく接地用補助板18に投入されて接続される
接地補助クリップ20を備えている。そして、接地用補
助板18は接地補助線19を介して接地母線13に接続
されている。
【0014】一方、接地クリップ10および接地補助ク
リップ20は接地線14を介して配電盤の正面側の近く
に設けられた接地端子12に接続されている。図3は配
電盤に取り付けられた接地端子12に接地線14が接続
されている状態を示している。
【0015】図4は接地クリップ10と接地用板11、
および接地用補助板18と接地補助クリップ20との位
置関係を示した説明図であり、三相主回路および接地回
路が共に解放状態にあることを示している。
【0016】即ち、図3は引き出し装置の背面図、図4
は引き出し装置背面の接地用板11と接地クリップ1
0、および接地用補助板18と接地補助クリップ20の
状態図であり、図1乃至図4は遮断器5が接続位置で、
接地装置が引き外された状態を示す。図3において接地
用補助板18と、接地用補助板18に接続された接地補
助線19が付加されており、接地補助線19は接地母線
13に接続されている。図1において、遮断器5に取り
付けられたスタッド6により、遮断器5が接続位置7に
ある場合は、引き出し装置の接地装置用ハンドル9を操
作できないようにしている。そして、この状態では図4
に示すように接地装置の接地クリップ10は負荷側端子
の接地用板11から外された状態にある。
【0017】更に、遮断器5が引き出し位置8にある場
合は、引き出し装置の接地装置用ハンドル9にて接地状
態にすることが可能となり、接地端子13の接地母線側
を外せばメガリングが可能となる。
【0018】以上の実施例によれば、従来の配電盤構造
を大きく変更することなく、安全にメガリングが可能と
なる。
【0019】図5は遮断器5と引き出し装置4の側面
図、図6は引き出し装置背面の接地用板11と接地クリ
ップ10、および接地用補助板18と接地補助クリップ
20との関係を示す状態図である。そして、図5と図6
は遮断器5が引き出し位置8にあり、接地装置が引き出
し装置の接地装置用ハンドル9によってメガリング可能
の状態を示している。
【0020】即ち、接地装置用ハンドル9は接地断路位
置15と接地投入位置17との中間に位置したメガリン
グ位置16に止めることによって設定が可能である。こ
の場合、図6に示すように接地クリップ10は接地用板
11に接続されるが、接地補助クリップ20は接地補助
板18には接続されてない。しかも、接地クリップ10
は接地線14でまとめて接地端子12に接続されてお
り、接地端子12にメガリング装置を接続することによ
ってメガリングが可能である。
【0021】図7は遮断器5と引き出し装置4の側面
図、図9は引き出し装置の背面図、図8は引き出し装置
背面の接地用板11と接地クリップ10、そして接地用
補助板18と接地補助クリップ20の関係を示す状態図
である。
【0022】そして、図7乃至図9は遮断器5が引き出
し位置8にあり、接地装置が接地母線13に接続された
状態を示す。図8において接地装置用ハンドル9が接地
投入位置17にある場合は、接地クリップ10は接地用
板11に接続され、同時に接地補助クリップ20も接地
補助板18に接続される。
【0023】このように遮断器5が引き出し位置にある
場合は、引き出し装置の接地装置用ハンドル9によって
接地状態またはメガリング可能状態にすることができ
る。
【0024】以上の実施例によれば、配線を外すことな
く迅速かつ安全にメガリングが可能となる。
【0025】図10は遮断器5と引き出し装置4の側面
図であり、遮断器5が接続位置7で接地装置が引き外さ
れた状態を示す。そして、遮断器5に取り付けられたス
タッド6により、図4と同様に接地クリップ10は負荷
側端子の接地用板11から外された状態にある。
【0026】図11は遮断器5と引き出し装置4の側面
図であり、遮断器5がメガリング位置21まで引き出さ
れており、接地装置がメガリング可能の状態を示す。接
地クリップ10は接地線14でまとめて接地端子12に
接続されており、メガリングが可能である。即ち、遮断
器5がメガリング位置21にある場合は、接地クリップ
10は接地用板11に接続されるが、接地補助クリップ
20は図6と同様の状態となり、接地補助板18には接
続されず、メガリングが可能である。
【0027】図12はは遮断器5と引き出し装置4の側
面図であり、図8および図9と同様に引き出し装置背面
の接地用板11と接地クリップ10、および接地用補助
板18と接地補助クリップ20は接続された状態とな
る。即ち図12は遮断器5が引き出し位置8で、接地ク
リップ10は接地用板11に接続され、接地補助クリッ
プ20も接地補助板18に接続され、接地装置が接地母
線13に接続された状態を示す。
【0028】遮断器5の引き出し量によってメガリング
位置や接地投入位置が得られる。以上の結果より実施例
によれば、遮断器の位置によって自動的にメガリング位
置になり、配線を外すことなく迅速かつ安全にメガリン
グが可能となる。
【0029】このように本発明によれば、危険かつ面倒
ではあるが必須作業であったメガリング作業が、安全か
つ容易で、迅速に作業が可能になるという効果がある。
即ち、請求項1に記載した配電盤装置によれば、接地装
置をメガリング位置にすればメガリング作業が可能とな
り、接地線を接地極から外す作業が不要になるという効
果がある。また請求項2の配電盤装置によれば、遮断器
を引き出し、メガリング位置にするだけでメガリング作
業が可能となり、接地装置を操作する作業が不要になる
という効果がある。
【0030】
【発明の効果】本発明により、配電盤装置の操作安全性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例を示す配電盤装置の
側面図である。
【図2】図1の配電盤装置の裏面図である。
【図3】図1の配電盤装置の裏面図である。
【図4】図1の配電盤装置の操作作用説明図である。
【図5】図1の配電盤装置のメガリング状態を示す側面
図である。
【図6】図5の配電盤装置の操作作用説明図である。
【図7】図1の配電盤装置の接地状態を示す側面図であ
る。
【図8】図7の配電盤装置の操作作用説明図である。
【図9】図7の配電盤装置の裏面図である。
【図10】請求項2の発明の一実施例を示す配電盤装置
の側面図である。
【図11】図10の配電盤装置のメガリング状態を示す
側面図である。
【図12】図10の配電盤装置の接地状態を示す側面図
である。
【符号の説明】
4 引出し装置 5 遮断器 5A 主回路端子 5B 母線 5C 主回路ユニット 6 スタッド 7 接続位置 8 引き出し位置 9 接地装置用ハンドル 9A 操作ロッド 9B 連結装置 10 接地クリップ 11 接地用板 16 メガリング位置 17 接地投入位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断器を接続位置または引き出し位置に
    移動させる引出し装置と、前記遮断器の主回路に設けら
    れて前記遮断器の負荷側を接地する接地用板と、前記遮
    断器の負荷側を接地断路状態、メガリング状態或いは接
    地投入状態のいずれかに位置させる接地装置用ハンドル
    と、回転操作されて前記接地断路状態においては前記接
    地用板から断路され前記メガリング状態或いは接地投入
    状態のいずれかにおいてのみ接続される接地クリップ
    と、接地補助線を介して接地母線と接続された接地用補
    助板と、前記接地クリップと同軸に結合されて回動し前
    記接地断路状態またはメガリング状態においては前記接
    地用補助板から断路され前記接地投入状態においてのみ
    接続される接地補助クリップと、配電盤の前面部に取り
    付けられてメガリングに使用される接地端子と、この接
    地端子と前記接地クリップとを接続する接地線とを備
    え、接地装置のリンク機構によってメガリング位置では
    接地しないようにしてメガリングができることを特徴と
    する配電盤装置。
  2. 【請求項2】 遮断器を接続状態、メガリング状態或い
    は引出し状態のいずれかの位置に移動させる引出し装置
    と、前記遮断器の主回路に設けられて前記遮断器の負荷
    側を接地する接地用板と、前記引出し装置の移動に伴っ
    て回転操作され前記接続状態においては前記接地用板か
    ら断路され前記メガリング状態或いは引出し状態のいず
    れかにおいてのみ接続される接地クリップと、接地補助
    線を介して接地母線と接続された接地用補助板と、前記
    接地クリップと同軸に結合されて回動し前記接続状態ま
    たはメガリング状態においては前記接地用補助板から断
    路され前記引出し状態においてのみ接続される接地補助
    クリップと、配電盤の前面部に取り付けられてメガリン
    グに使用される接地端子と、この接地端子と前記接地ク
    リップとを接続する接地線とを備え、前記引出し装置の
    リンク機構によってメガリング位置では接地しないよう
    にしてメガリングができることを特徴とする配電盤装
    置。
JP13382297A 1997-05-23 1997-05-23 配電盤装置 Pending JPH10327511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13382297A JPH10327511A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 配電盤装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13382297A JPH10327511A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 配電盤装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10327511A true JPH10327511A (ja) 1998-12-08

Family

ID=15113857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13382297A Pending JPH10327511A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 配電盤装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10327511A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103715626A (zh) * 2013-12-13 2014-04-09 常州联力自动化科技有限公司 矿用高压配电开关断路器电动推进机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103715626A (zh) * 2013-12-13 2014-04-09 常州联力自动化科技有限公司 矿用高压配电开关断路器电动推进机构
CN103715626B (zh) * 2013-12-13 2016-03-02 常州联力自动化科技有限公司 矿用高压配电开关断路器电动推进机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9576751B1 (en) Motorized vacuum isolation switch
JP5364118B2 (ja) 引出形回路遮断器及び配電盤
CN100541699C (zh) 绝缘性能试验开关和对地漏电断路器
CN105846334A (zh) 一种可抽出式小型开关柜
KR20070029301A (ko) 지상변압기용 엘보 접속재 분리장치
KR101561620B1 (ko) 전동기 제어반
CN105932586A (zh) 高压开关柜
JPH10327511A (ja) 配電盤装置
JP2004199881A (ja) 漏電遮断器
CN108490814B (zh) 一种基于倒闸原则的变电站五防校验方法
CN104466774B (zh) 具有1/2抽出式功能单元的低压开关柜
US3914659A (en) Switchgear truck-mounted polyphase potential transformer and switch apparatus
CN105762695A (zh) 用于电气开关设备的开关柜及其组装方法
JP3455074B2 (ja) 配電盤用引出形接地装置
JP4972998B2 (ja) 漏電遮断器
JP2011142746A (ja) 金属閉鎖型スイッチギヤ用試験治具
GB1287301A (en) Cubicle switchgear
JP3211568B2 (ja) 自動連結形真空遮断器と薄形キュービクル
US2412293A (en) Field switch
CN221102784U (zh) 一种新型低压开关柜抽屉结构
CN212749121U (zh) 全封闭真空开关柜绝缘检测系统及全封闭真空开关柜
CN210092603U (zh) 双层手车高压柜
JPS6013210Y2 (ja) 接地装置
JPS596705A (ja) 配電盤の制御回路
JP2009189128A (ja) 制御盤