JPH10325948A - 反射型画像表示装置 - Google Patents

反射型画像表示装置

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JPH10325948A
JPH10325948A JP9134620A JP13462097A JPH10325948A JP H10325948 A JPH10325948 A JP H10325948A JP 9134620 A JP9134620 A JP 9134620A JP 13462097 A JP13462097 A JP 13462097A JP H10325948 A JPH10325948 A JP H10325948A
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JP
Japan
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light
substrate
display device
reflection type
image display
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Application number
JP9134620A
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English (en)
Inventor
Shinichi Takigawa
信一 瀧川
Masayoshi Ozaki
正義 尾崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入射光を変調して反射させることにより画像
を表示する装置において、高光量の入射光に対しても画
素間を通過した光による誤動作のない反射型画像表示装
置を提供する。 【解決手段】 各画素を構成する電気素子が表面に形成
されている基板として、可視光に対する光吸収係数が1
cm-1以下である透明基板16を用い、電気素子が形成
されていない基板面に光吸収層18が形成されている。
これにより、反射電極10によって反射されずに反射電
極間の隙間を通過する光14は、透明基板16でほとん
ど吸収されず、また、透明基板の裏面から反射されて戻
ることもなくなるから、電気素子の誤動作の原因となる
発熱、光励起を引き起こさない。これにより、高耐光性
のある反射型画像表示装置が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各画素に光を入射
させ、その反射光の特性(透過強度、偏光状態等)を変
化させることにより、画像を表示させる反射型画像表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープやレーザディスクの
発展により、家庭で簡単に映画を見ることができるよう
になった。さらに、高画質なハイビジョン放送の本格的
運用やDVD等新メディアの出現により、従来より大型
画面(50−100型)で映像を楽しみたい要望が高ま
ってきた。その要望を満たすため、これまで、CRTを
用いたリアテレビが実現されてきたが、地磁気によるコ
ンバージェンス調整の問題により、液晶プロジェクタを
用いたリアテレビが近年急速に市場を拡大している。
【0003】一方、パーソナルコンピュータの普及に伴
い、会議中に従来のオーバーヘッドプロジェクタを用い
た表示方法とは異なる表示方法が最近増えてきている。
【0004】例えば、企業の会議室等で、パーソナルコ
ンピュータに直接プロジェクタを接続し、パーソナルコ
ンピュータの画像を直接拡大投写することにより、リア
ルタイムで画像を変化させ、会議を進行させるものであ
る。このような場合、小型軽量で調整が少ないフロント
型液晶プロジェクタが最適であり、コンピュータと接続
可能な表示モード(VGA、SVGA、XGA等)を有
する液晶プロジェクタの要望が非常に高まっている。
【0005】これらの液晶パネルにおいて、重要な性能
は「明るさ」である。これは、一般家庭や企業会議室に
おいては、ある程度の照明のもとで、この映像を見るた
めである。
【0006】液晶プロジェクタの構造の中で、明るさを
低下させる最大要因は、液晶パネル自体である。これま
で、実現されてきた液晶プロジェクタは、液晶パネルに
光を透過させ、その透過強度を変調することによって画
像を表示する、所謂、透過型液晶パネルを用いてきた。
透過型液晶パネルは、光通過部分に画素トランジスタや
配線等が配置できないため(配置すると誤動作が生じ
る)、液晶パネル1画素の面積に対して、光が透過する
部分の面積が占める割合(開口率)が約50%しかな
く、液晶パネルの全体の透過率は20%程度しか得るこ
とができなかった。とりわけ、画素数が80〜200万
画素になった場合、透過型液晶パネルの開口率が30%
程度にまで低下してしまう。
【0007】そこで従来、透過型に対して反射型の液晶
パネルにすることにより、開口率を80〜90%程度に
まで向上させ、透過率を向上させることが検討されてき
た。
【0008】従来の反射型液晶パネルの一例を、図3を
参照して説明をする。この構造は、シリコン(Si)基
板1と対向ガラス基板2と、それらに挟まれた液晶3と
からなる。p型のSi基板1内には、nウエル4が形成
され、その表面には、例えば、アルミ配線5、絶縁層
6、ポリシリコン(p−Si)ゲート電極7、p−Si
保持容量線8、ポリイミド平坦化層9および画素電極を
形成する反射電極10が形成されている。
【0009】なお、Si基板1、nウエル、絶縁層6お
よびp−Siゲート電極7とでMOS型電界効果トラン
ジスタ(MOS−FET)が形成され、nウエル、絶縁
層6およびp−Si保持容量線8とで容量素子が形成さ
れる。そして、MOS−FET、容量素子および反射電
極10により1画素が構成される。また、対向ガラス基
板2には、ITO透明電極11が形成されている。
【0010】各画素の映像信号は、アルミ配線5から各
画素に入力され、MOS−FETによって、画素信号を
表示するために必要なタイミングでスイッチングされ、
反射電極10に信号電圧が印加される。この反射電極1
0とITO透明電極11の電圧差が、液晶3に印加さ
れ、液晶3の光透過強度が変化する。
【0011】例えば、液晶3として、動的散乱モードの
ものを使用すれば、電圧を印加することにより、暗状態
から明状態に変化する。この液晶の作用により、入射光
12は透過強度変調を受け、反射光13により画像を表
示することができる。
【0012】反射型液晶パネルは、図3からわかるよう
に、反射電極10の下に、スイッチング素子としてのM
OS−FETや容量素子等の電気素子やアルミ配線5を
形成することができるので、画素を形成する反射電極1
0を拡大することができる。それゆえ、非常に画素数が
増加しても開口率は低下することなく、その値を80〜
90%程度にまで向上させることができる。
【0013】このような、反射型液晶パネルは、例え
ば、テレビジョン学会技術報告vol.19、No.6
5,P43〜48(1995)に記載されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】これまでの反射型液晶
パネルは、電気素子がSi基板1上に作られている。こ
のため、図3において、反射電極10間を通過する光1
4は、Si基板1に達してしまう。Siは、可視光に対
しては光吸収係数が100cm-1以上であるため、例え
ば、1mmの基板厚の場合には、99.9%[1−exp
(−100*0.1)より]以上の光を吸収する。この
ため、Si基板1に達した光14はその基板の領域15
で吸収され、熱を発生させたり、光励起によるキャリア
を発生させる。これらの熱やキャリアが画素を構成する
MOS−FETに拡散した場合、そのMOS−FET
は、誤動作を起こし、表示不良の原因となる。その対策
として、Si基板1に光が到達しないように、複雑な遮
光構造を取り入れてあり、許容入射光量を低くしてい
た。このため、複雑な遮光構造を導入することにより、
歩留まりの低下をまねくとともに、高光量を入射するこ
とができなかった。
【0015】本発明の反射型画像表示装置は、反射電極
間の隙間を通過する光による、発熱やキャリアの発生に
よるMOS−FETの誤動作を防ぎ、高入射光量におい
ても正常に動作する高輝度の反射型表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の反射型画像表示
装置は、画素を構成する電気素子が、可視光に対する光
吸収係数が1cm-1以下の材質を用いた透明な基板上に
形成され、その基板の電気素子が形成されていない面に
光吸収層が形成されたものである。
【0017】この発明によれば、基板に到達した光によ
る基板での発熱、光励起を防ぐことができ、高入射光量
においても正常に動作する高輝度の反射型表示装置を提
供することができる。
【0018】請求項1に記載の発明は、入射光を変調し
て反射させることにより画像を表示する手段を備えた反
射型画像表示装置において、表面上に各画素を構成する
電気素子が形成されている基板が、可視光に対する光吸
収係数が1cm-1以下である材質であり、かつ、前記基
板の前記電気素子が形成されていない面に光吸収層が形
成されているものである。これにより、厚さ1mmの基
板厚でも、入射光は10%[1−exp(−1*0.1)
より]以下しか吸収されず、基板に到達した光が、基板
中で発熱や光励起を引き起こさないため、MOS−FE
T等の電気素子に誤動作が起こらなくすることができ
る。また、電気素子が形成されていない基板面からの戻
り光を防ぐこともできる。
【0019】請求項2に記載の発明は、表面上に各画素
を構成する電気素子が形成されている基板の材料が、石
英であることにより、MOS−FET等の電気素子を高
温プロセスで形成できるため、特性の良い電気素子を形
成することができるとともに、周辺駆動回路も同一基板
に形成することができる。
【0020】請求項3に記載の発明は、表面上に各画素
を構成する電気素子が形成されている基板の材料が、無
アルカリガラスであることにより、低価格で製造するこ
とができるため大型面積の反射型画像表示装置が実現で
きる。
【0021】請求項4に記載の発明は、画像を表示させ
る手段として、画素を構成する電極間に電圧を印可させ
て前記電極間の液晶の光透過状態を変化させることによ
り、薄型の反射型画像表示装置が実現できるとともに、
電極間の隙間を通過する光は、基板に対して吸収される
ことが非常に少ない。
【0022】請求項5に記載の発明は、画像を表示させ
る手段として、画素を構成する微小鏡に静電引力を印可
させて前記微小鏡を傾けさせることにより、入射光に対
する反射光の出射方向を変化させる薄型の反射型画像表
示装置が実現できるとともに、微小鏡間の隙間を通過す
る光は、基板に対して吸収されることが非常に少ない。
【0023】請求項6に記載の発明は、光吸収層の材料
がシリコンであることにより、アモルファスシリコン、
多結晶シリコンおよび単結晶シリコン等可視光を吸収す
る種々のシリコン材を用いることができ、画素間の隙間
を通過した光が基板の裏面で反射されないため、反射光
による画素を構成する電気素子への影響がないので誤動
作をなくすことができる。
【0024】請求項7に記載の発明は、光吸収層の材料
が有機膜であることにより、直交配置偏光板等で可視光
を吸収することができ、画素間の隙間を通過した光が、
基板の裏面で反射されないため、反射光による画素を構
成する電気素子への影響がないので誤動作をなくすこと
ができる。
【0025】請求項8に記載の発明は、表面上に各画素
を構成する電気素子が形成された基板と光吸収層の間に
無反射層が設けられていることにより、前記基板と前記
光吸収層の界面での反射光をさらに無くすことができ、
反射光により電気素子が誤動作することをさらに防ぐこ
とができる。
【0026】請求項9に記載の発明は、光吸収層に太陽
電池を形成することにより、画素間の隙間を通過した光
を電気に変換し、入射された光のエネルギを有効に利用
することができるとともに、太陽電池が発生した電力を
反射型画像表示装置またはその装置を含むシステムの駆
動電力として用いることができ、消費電力を低減させる
ことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0028】(実施の形態1)第1の実施の形態を図1
を用いて説明する。
【0029】図1は、本発明の反射型画像表示装置のう
ち液晶を用いた反射型液晶パネルの例を示す。透明基板
16と対向ガラス基板2およびそれらに挟まれた液晶3
から構成される。透明基板16としては、可視光に対す
る光吸収係数が1cm-1以下である石英を用いており、
その表面には高温で形成されたp型のポリシリコン(p
−Si)17、素子間を接続するアルミ配線5、酸化シ
リコン(SiO2)で形成された絶縁層6、p−Siゲ
ート電極7、信号電荷を保持するための容量素子を形成
するp−Si保持容量線8、ポリイミド平坦化層9およ
び画素電極を形成するアルミによる反射電極10が形成
されている。
【0030】なお、p型p−Si17、絶縁層6、p−
Siゲート電極7とで薄膜トランジスタ(TFT)が形
成され、p型p−Si17と絶縁層6およびp−Si保
持容量線8とで容量素子が形成される。そしてTFTと
容量素子および反射電極10により画素が形成される。
【0031】石英は、1000°C以上の高温に耐える
ことができるので、高温で形成された移動度が高いp−
Siを形成することができ、このp−Siを用いて周辺
駆動回路(シフトレジスタ回路、サンプルホールド回
路、保護回路等)をTFTと同一基板上に形成すること
ができる。
【0032】透明基板16の裏面にはシリコンからなる
光吸収層18が形成されている。さらに、透明基板16
と光吸収層18の間には、窒化シリコン(SiN)から
なる無反射層20が設けられている。なお、透明基板1
6としての屈折率が1.46の石英と、光吸収層として
の屈折率が3.3のシリコンの界面での反射を低減させ
るためには、無反射層20として屈折率が(1.46*
3.3)0.5=2.19の材料を光波長λ/4だけの厚
さにすればよく、その屈折率を持つ材料としては、屈折
率が2.1のSiNが最適である。
【0033】また、無アルカリガラスの対向ガラス基板
2の表面には、ITO透明電極11が形成されている。
【0034】各画素の映像信号は、アルミ配線5から各
画素に入力され、TFTによって必要なタイミングでス
イッチされ、反射電極10に信号電圧が印加される。こ
の反射電極10とITO透明電極11の電圧差が液晶3
に印加され、液晶3の状態が変化する。本実施の形態で
は、液晶3として垂直配向モードを使用する。入射光は
一方向に直線偏光されている。反射電極10とITO透
明電極11で形成された対向電極の間に電圧が印加され
ていないときは、液晶分子は基板面に対して垂直に配向
したままなので、入射光12は反射電極10で反射して
偏光方向を変えることなく、反射光13として出射され
ていく。
【0035】一方、反射電極10と対向電極の間に電圧
が印加されると、液晶分子は基板垂直方向から傾き、入
射光方向に対して光学的異方性を有するようになる。こ
の異方性により、入射光12の偏光方向が変化し、反射
光13は入射光12の偏光方向と90°異なる偏光成分
を有するようになる。この偏光成分を偏光ビームスプリ
ッタ等で分離することにより画像を表示する。
【0036】ところで、石英基板は、可視光をほとんど
吸収しない(1cm膜厚の石英において、表面反射損失
を含めて波長0.4〜0.7μmの光透過率は93%よ
り、光吸収係数は0.1cm-1以下である。)ので、反
射電極10の間を通過する光14は、石英による透明基
板16に吸収されることなく光吸収層18に入射され
る。なお、入射光は紫外域と赤外域をカットする熱線カ
ットフィルタ等を用いて可視光のみにしている。
【0037】光吸収層18は厚さが300μmのシリコ
ンから形成され、95%以上の光を吸収する。この結
果、透明基板16の裏面からの反射を無くすことができ
るので、反射光による電気素子への影響がないので誤動
作をなくすことができる。
【0038】次に、TFTを形成する半導体層の材料と
して、低温で形成するアモルファスシリコン(a−S
i)または低温で形成されたp−Siを用いる場合に
は、透明基板16として光吸収係数は1cm-1以下の無
アルカリガラス(例えば、コーニング社#7059)を
用いて高耐光性の反射型液晶表示装置を実現してもよ
い。
【0039】この場合、移動度が高温で形成されたp−
Siに比べて小さいため、周辺駆動回路を同一基板に集
積できない場合もあるが、無アルカリガラスを用いてい
るため、低コストで大面積のものが実現できる。
【0040】また、光吸収層18にP/N接合を形成し
た太陽電池を形成すれば、反射電極10間を通過する光
14により発電ができ、その電力を駆動回路入力電源に
寄与させれば、システムの消費電力を低減することがで
きる。
【0041】なお、光吸収層18としてシリコンを用い
たが有機膜でもよい。この場合、直交配置偏光板を作る
ことにより可視光を吸収することができる。
【0042】(実施の形態2)第2の実施の形態を図2
を用いて説明する。
【0043】図2に、本発明の反射型画像表示装置のう
ち、微小鏡を用いた例を示す。透明基板である石英基板
21上にSRAM機能を持つ回路が形成されたp−Si
22が形成されており、その上にSRAMの保持電圧と
同じ電圧を有する電極23、アルミ面で形成された微小
鏡24および微小鏡24を支える支柱25が形成されて
いる。なお、微小鏡24は支柱25を中心にして傾斜で
きる。
【0044】p−Si22に形成された能動素子として
は、TFTを用いている。石英基板21の裏面には、a
−Siを用いた光吸収層26が形成されている。
【0045】基板が通常のSi基板の場合には、DMD
(Digital Micromirror Device)素子(例えば、Procee
ding of 1995 International Conference on Wafer Sca
le Integration,page43-51,1995参照)となるが、本発
明では石英基板を用いており、構成と作用が異なってい
る。
【0046】DMD素子同様に、SRAM回路の状態が
電極23に反映され、電極23と微小鏡24間の静電力
により、微小鏡24の傾きが変化する。この結果、微小
鏡24の傾き方により入射光27、28は、出射光2
9、30に示されるように異なる方向に出射され、スイ
ッチングすることができる。これにより、例えば、出射
光29の方向に投射レンズを設置すれば、映像を表示で
きる。このとき、微小鏡24の間を通過する光31は、
石英基板21を通過するので発熱や光励起キャリアを発
生させることがないので、SRAM回路が誤動作するこ
とがなく、微小鏡を用いた高耐光性の反射型画像表示装
置が実現できる。
【0047】
【発明の効果】本発明の反射型画像表示装置によれば、
画素となる反射電極あるいは微小鏡の間の隙間を通過す
る光による発熱、光励起を防ぐことができ、高入射光量
においても正常に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である液晶を用いた
反射型画像表示装置を示す断面図
【図2】本発明の第2の実施の形態である微小鏡を用い
た反射型画像表示装置を示す断面図
【図3】従来例による液晶を用いた反射型画像表示装置
を示す断面図
【符号の説明】
1 Si基板 2 対向ガラス基板 3 液晶 4 nウエル 5 アルミ配線 6 絶縁層 7 p−Siゲート電極 8 p−Si保持容量線 9 ポリイミド平坦化層 10 反射電極 11 ITO透明電極 12、27、28 入射光 13、29、30 反射光 14 反射電極間を通過する光 15 基板の領域 16 透明基板 17 p型p−Si 18、26 光吸収層 20 無反射層 21 石英基板 22 p−Si 23 電極 24 微小鏡 25 支柱 31 微小鏡の間を通過する光

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入射光を変調して反射させることにより画
    像を表示する手段を備えた反射型画像表示装置におい
    て、表面上に各画素を構成する電気素子が形成されてい
    る基板が、可視光に対する光吸収係数が1cm-1以下で
    ある材質であり、かつ、前記基板の前記電気素子が形成
    されていない面に光吸収層が形成されていることを特徴
    とする反射型画像表示装置。
  2. 【請求項2】表面上に各画素を構成する電気素子が形成
    されている基板の材料が、石英であることを特徴とする
    請求項1記載の反射型画像表示装置。
  3. 【請求項3】表面上に各画素を構成する電気素子が形成
    されている基板の材料が、無アルカリガラスであること
    を特徴とする請求項1記載の反射型画像表示装置。
  4. 【請求項4】画像を表示させる手段として、画素を構成
    する電極間に電圧を印加させて前記電極間の液晶の光透
    過状態を変化させることを特徴とする請求項1記載の反
    射型画像表示装置。
  5. 【請求項5】画像を表示させる手段として、画素を構成
    する微小鏡に静電引力を印加させて前記微小鏡を傾けさ
    せ、入射光に対する反射光の方向を変化させることを特
    徴とする請求項1記載の反射型画像表示装置。
  6. 【請求項6】光吸収層の材料が、シリコンであることを
    特徴とする請求項1記載の反射型画像表示装置。
  7. 【請求項7】光吸収層の材料が、有機膜であることを特
    徴とする請求項1記載の反射型画像表示装置。
  8. 【請求項8】表面上に各画素を構成する電気素子が形成
    された基板と光吸収層との間に無反射層が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の反射型画像表示装
    置。
  9. 【請求項9】光吸収層に太陽電池が形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の反射型画像表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011504600A (ja) * 2007-10-19 2011-02-10 クォルコム・メムズ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 一体型光起電力デバイスを有するディスプレイ
JP2012103733A (ja) * 2006-04-27 2012-05-31 Canon Inc 反射型液晶表示装置及び反射型液晶表示装置用の基板

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